JP2001224824A - 貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置 - Google Patents

貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置

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JP2001224824A
JP2001224824A JP2000039023A JP2000039023A JP2001224824A JP 2001224824 A JP2001224824 A JP 2001224824A JP 2000039023 A JP2000039023 A JP 2000039023A JP 2000039023 A JP2000039023 A JP 2000039023A JP 2001224824 A JP2001224824 A JP 2001224824A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回遊搬送装置の設置作業の労力や日数を大幅
に低減すること。 【解決手段】 投入された貨幣を識別可能とされ、識別
結果が正当と判断された前記投入貨幣を貨幣搬送手段1
07に排出する貨幣処理部46と、遊技用記録媒体37
の記録情報を少なくとも読み取り可能とされ、該読み取
り情報から特定される遊技用価値の大きさが無価値とな
った遊技用記録媒体37を記録媒体搬送手段107に排
出する記録媒体処理部54と、前記排出される貨幣を搬
送可能な貨幣搬送手段107と、前記遊技用記録媒体を
搬送可能な記録媒体搬送手段107と、を独立したユニ
ット構成とされた筐体3aに具備するとともに、前記各
搬送手段107が、前記ユニット構成とされた筐体3a
を連結することで連続する1本状の搬送路を形成可能と
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技に供される
貨幣や遊技用記録媒体を回収可能な貨幣および遊技用記
録媒体の回収搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技に供される貨幣や遊技用記録
媒体を回収可能な回収搬送装置としては、特公平7−6
3543号や本発明者らが先に出願している特願平11
−46123号に開示されているように、複数の遊技機
が並列設置された遊技島の内部に遊技島の長手方向に渡
って搬送路を架設し、各遊技機において遊技に供される
貨幣や遊技用記録媒体を遊技島の端部へ搬送するものが
多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の回収搬送装置は前述のように種々の遊技用装置が
設置される遊技島内部の長手方向に渡って搬送路を架設
するものであることから、これら搬送路の架設作業に非
常に大きな労力や日数を要してしまうという問題があっ
た。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、設置作業の労力や日数を大幅に低減
できる貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送
装置は、投入された硬貨または紙幣の少なくとも一方の
貨幣を識別可能とされ、識別結果が正当と判断された前
記投入貨幣を貨幣搬送手段に排出する貨幣処理部と、遊
技用記録媒体の記録情報を少なくとも読み取り可能とさ
れ、該記録情報から特定される遊技用価値の大きさが無
価値となった遊技用記録媒体を記録媒体搬送手段に排出
する記録媒体処理部と、前記排出される貨幣を搬送可能
な貨幣搬送手段と、前記排出される遊技用記録媒体を搬
送可能な記録媒体搬送手段と、を独立したユニット構成
とされた筐体に具備するとともに、前記各搬送手段は、
前記ユニット構成とされた筐体を連結することで連続す
る1本状の搬送路を形成可能とされていることを特徴と
している。この特徴によれば、回収搬送装置が独立した
ユニット構成とされた筐体とされ、該筐体を連結するこ
とで1本状の搬送路を形成可能な各搬送手段を具備する
ことで、これらユニット構成とされた筐体を連結して設
置するのみで、遊技島の長手方向に渡る搬送経路を簡便
に形成でき、これら回収搬送装置の設置作業の労力や日
数を大幅に低減できる。
【0006】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記各搬送手段の搬送方向の長さが、対応
する遊技機の幅方向長さのほぼ整数倍とされていること
が好ましい。このようにすれば、これら各搬送手段を連
結して形成される搬送路の端部が、設置される遊技機の
端部位置とほぼ同一位置とすることができ、これら端部
位置を補正するための個別の搬送手段を設けること等を
省くことができる。
【0007】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記貨幣搬送手段と記録媒体搬送手段と
が、貨幣と遊技用記録媒体とを混在搬送可能な同一の搬
送手段にて形成されていることが好ましい。このように
すれば、回収搬送装置内の搬送手段を1つとすることが
でき、回収搬送装置の機構を簡素化することができるば
かりか、これら回収搬送装置を連設する際の搬送手段の
連結箇所も1箇所で済むことから、回収搬送装置の設置
性をより向上できる。
【0008】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記搬送されてきた貨幣および遊技用記録
媒体とを分別する分別手段と、該分別された貨幣を収容
する貨幣収容部と、分別された遊技用記録媒体を収容す
る記録媒体収容部と、を具備することが好ましい。この
ようにすれば、これら分別手段を備えた回収搬送装置を
前記搬送手段における搬送方向の終端ユニットとして配
置することで、同一の搬送手段にて混在搬送されてきた
貨幣と遊技用記録媒体とがそれぞれに分別されて収容さ
れるようになる。
【0009】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記分別手段は、前記複数の異なる価値の
貨幣を分別可能とされ、該異なる価値の貨幣毎に前記貨
幣収容部に収容されることが好ましい。このようにすれ
ば、異なる額の硬貨や紙幣のみならず、異なる額の硬貨
同志や異なる額の紙幣同志をも分別して個別に収容する
ことができる。
【0010】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記搬送手段が、搬送手段の両側に位置す
る双方の貨幣処理部並びに双方の記録媒体処理部より排
出される貨幣並びに遊技用記録媒体を搬送可能とされて
いることが好ましい。このようにすれば、遊技島の両面
側に配置されたそれぞれの貨幣処理部並びに記録媒体処
理部より同一の搬送手段に貨幣や遊技用記録媒体が排出
されて搬送されるようになるため、遊技島内部に存在す
る搬送手段を1本のみとすることができる。
【0011】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記貨幣処理部は、紙幣のみを受付可能と
されていることが好ましい。このようにすれば、貨幣処
理部の構成を紙幣のみの機構とすることが可能となり、
回収搬送装置の構成を簡素化することができるため、該
回収搬送装置の製造コストを低減できるばかりか、硬貨
を用いる遊技機を必要としない遊技場の需要にも対応で
きる。
【0012】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記貨幣処理部は、硬貨のみを受付可能と
されていることが好ましい。このようにすれば、貨幣処
理部の構成を硬貨のみの機構とすることが可能となり、
回収搬送装置の構成を簡素化することができるため、該
回収搬送装置の製造コストを低減できるばかりか、紙幣
を用いる遊技機を必要としない遊技場の需要にも対応で
きる。
【0013】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記貨幣処理部は、硬貨及び紙幣の両方を
受付可能とされていることが好ましい。このようにすれ
ば、遊技者が紙幣もしくは硬貨のいずれか一方のみしか
所持していない場合にも、これら紙幣もしくは硬貨の両
方を使用できるため、遊技が中断されることがなく、前
記遊技機の稼働率を向上することができる。
【0014】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記貨幣処理部は、複数の異なる価値の硬
貨または紙幣を受付可能とされていることが好ましい。
このようにすれば、利用者は異なる価値(額)の硬貨や
異なる価値(額)の紙幣、例えば1000円紙幣に加え
て2000円紙幣等も使用できるようになる。
【0015】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記各搬送手段の搬送方向の長さが複数台
の遊技機の幅方向長さとされていることが好ましい。こ
のようにすれば、各搬送手段の搬送方向の長さが遊技機
の幅長さとほぼ等しい場合に比較して、例えば前記各搬
送手段の搬送方向の長さが遊技機の幅長さの2倍や3倍
とすることで、これら搬送手段の連結部の数を適宜に低
減でき、回収搬送装置の設置性をより一層向上できる。
【0016】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記記録媒体処理部は、前記遊技用記録媒
体の広幅面を上面とした状態にて受付可能とされている
ことが好ましい。このようにすれば、遊技用記録媒の広
幅面を上面とすることで、前記記録媒体処理部を低背化
できるようになる。
【0017】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記記録媒体処理部は、非接触状態にてデ
ータ通信を実施可能な非接触型ICカードを受付可能と
されていることが好ましい。このようにすれば、従来の
遊技用記録媒体である磁気カードに比較して、データの
読み取りや書き込みを記録媒体の移動を伴わずに実施で
きることから、記録媒体処理部の長さを低減できるばか
りか、非接触状態にてデータ通信が可能となることか
ら、ICカードや読み取りヘッドの損耗が少なく、長期
に渡ってICカードや読み取りヘッドを使用できる。
【0018】本発明の貨幣および遊技用記録媒体の回収
搬送装置は、前記回収搬送装置が対応する遊技機の上部
位置に設けられていることが好ましい。このようにすれ
ば、貨幣の投入や遊技用記録媒体の投入、取り出しを係
員等が目視にて確認し易くなり、不正等を実施し難い状
況を形成できるばかりか、回収搬送装置の設置作業を遊
技島の上部にて実施可能となり、設置の作業性が向上す
る。また、前記各搬送手段が遊技島の両面に設置された
遊技機の間に存在しないことから、この両面に設置され
た遊技機の間隔を狭くすることで遊技島の幅を小さくで
き、遊技場のスペースを有効に活用できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の説明において、遊技機の
一例として封入式パチンコ遊技機を示すが、本発明に係
る遊技機はこれら封入式パチンコ遊技機に限定されるも
のではなく、これら封入式ではない通常のパチンコ玉を
排出可能とされたパチンコ遊技機や、コイン遊技機やス
ロットマシン、更にはこれらコインを用いずに遊技を実
施可能なスロットマシン等にも適用可能である。
【0020】(実施例)図1は、本実施例において用い
た遊技島を示す外観斜視図であり、図2は、前記遊技島
に並設された本実施例の回収搬送ユニット及び遊技機で
ある封入式パチンコ機を示す正面図であり、図3は、前
記パチンコ機を示す裏面図であり、図4は、前記パチン
コ機に設けられた操作部を示す平面図であり、図5は、
前記回収搬送ユニットの構成を示すブロック図であり、
図6は、本実施例に用いたICカードの一部破断上面図
であり、図7は、前記回収搬送ユニットに用いたICカ
ードリーダライタの構成を示す断面図であり、図8は、
前記回収搬送ユニットの後方断面図であり、図9は、前
記回収搬送ユニットの破断斜視図であり、図10は前記
回収搬送ユニットの内部に設けられた搬送路の終端部を
示す斜視図であり、図11は、前記搬送路の終端部を示
す側面図であり、図12は、前記回収搬送ユニットにお
ける紙幣の回収状況を示す断面図であり、図13は、前
記遊技島の終端部の一部破断正面図であり、図14は、
前記遊技島の終端部の上方断面図であり、図15は、前
記終端ユニットに設けられるカード分別路及び硬貨分別
路の構成を示す一部破断斜視図である。
【0021】本実施例の貨幣及び遊技用記録媒体の回収
手段である回収搬送ユニット3は、図1に示すように、
遊技機である所定数のパチンコ玉が指触不可に封入され
た封入式パチンコ機2(以下パチンコ機2)が横方向に
所定台数並設された遊技島1の上部位置に、2台のパチ
ンコ機2毎に対して1台の回収搬送ユニット3が対応す
るように割り当てられて配置されており、遊技島1の所
定方向側端部には、前記回収搬送ユニット3に分別収容
部201が付設された終端ユニット200が配置されて
いる。尚、図示されていない遊技島1の他方側の側面に
も、前記と同様にパチンコ機2が設置されているととも
に、該パチンコ機2の2台毎に対応して、その上部位置
に前記回収搬送ユニット3並びに終端ユニット200と
が配置されている。
【0022】本実施例の回収搬送ユニット3は、対応す
る前記2台のパチンコ機2の横幅とほぼ同幅の長さを有
する筐体3a(図2参照)内部に、後述する投入硬貨の
識別を実施する硬貨識別ユニット46と、投入紙幣の識
別を実施する紙幣識別ユニット53と、本実施例にて遊
技用記録媒体としてしようしている非接触型のICカー
ド37を受け付け可能なICカードリーダライタ54
と、が前記2台の各パチンコ機2毎に対応するようにそ
れぞれが2台つづ設けられていて、前記ICカード37
をICカードリーダライタ54に挿入することでパチン
コ機2における遊技が可能とされているとともに、硬貨
や紙幣を投入することで、前記ICカード37に記憶さ
れている遊技用価値への追加入金が可能とされている。
【0023】また、本実施例の回収搬送ユニット3は、
前記筐体3a内部に、遊技島1の長手方向となる筐体3
aの横方向に渡り架設され、前記各識別ユニット46、
53やICカードリーダライタ54から排出される硬貨
や紙幣並びにICカード37とを所定方向に混在搬送可
能とされた搬送路107が設けられた独立したユニット
構成とされており、該回収搬送ユニット3を遊技島1の
上部位置にて横方向に連設することにより、前記各回収
搬送ユニット3の搬送路107同士が連結されて前記遊
技島1の長手方向に1本状の搬送路が形成され、各回収
搬送ユニット3にて回収された貨幣やICカード37
が、前記遊技島1の端部に設けられた前記終端ユニット
200へ搬送されるようになている。
【0024】まず、本実施例にて用いた前記封入式パチ
ンコ機2について図2および図3に基づき説明すると、
該パチンコ機2内部には、予め所定数量のパチンコ玉が
指触不能に封入されており、その前面には該パチンコ機
2に突出する態様にて操作部32が設けられている。
【0025】この操作部32の上面には、図4に示すよ
うに遊技者により前記回収搬送ユニット3に設けられた
後述するカード挿入口7に挿入された遊技用記録媒体で
あるICカード37より読み出された度数データに基づ
く度数を表示する度数表示部103と、その時点におい
て遊技者が所持する持ち点合計(合計得点)が表示され
る合計得点表示部104と、遊技の開始または前記合計
得点が「0」になった際に押圧操作されて、前記度数表
示部103に残度数が存在する場合(遊技用記録媒体で
あるICカード37に所定の度数データが存在する場
合)に所定の大きさの得点の貸出処理を行う貸出ボタン
101と、遊技を終了する際等に押圧操作されることに
より、前記回収搬送ユニット3に挿入されているICカ
ード37の精算処理が実施され、返却がなされる返却ボ
タン102とが設けられており、これら各部は操作部3
2内部に設けられている基板100上に実装されてい
る。
【0026】本実施例におけるパチンコ機2において
は、前記得合計点表示部104に得点が存在する場合
に、打球操作ハンドル15の操作が有効となり、遊技を
実施できるようになっており、このパチンコ機2の内部
に内封されたパチンコ玉は、前記打球操作ハンドル15
を操作することにより、ハンマー28により1発ずつ遊
技領域17内に打込まれる。打込まれたパチンコ玉は発
射玉検出器26により1つずつ検出され、検出のある毎
に前記合計得点表示部104の持点数が1つずつ減算更
新表示される。
【0027】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域17に
まで到達しなかつたパチンコ玉はファール玉入口27よ
り回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール玉検出
器38(図3参照)で検出される。これらファール玉が
検出されるごとに前記合計得点表示部104の持点数が
1つずつ加算更新表示される。これにより、遊技者が打
玉が遊技領域17にまで到達する機会を得ることなく減
算更新された持点を有効に再度使用することができるよ
うになっている。
【0028】これら遊技領域17内部に打ち込まれた打
玉が始動口19や通常入賞口20、あるいは可変入賞球
装置16に入賞すれば、その入賞に応じて所定数の得点
が遊技者に付与される。該遊技者に付与された得点は、
前記合計得点表示部104に加算更新表示される。ま
た、いずれの入賞口にも入賞しなかつたパチンコ玉はア
ウト口25より回収される。
【0029】前記通常入賞口20や始動口19、あるい
は可変入賞球装置16内に進入した入賞玉は、遊技盤の
裏面に導かれて入賞玉集合樋30に案内される。一方、
前記アウト口25により回収されたアウト玉は、アウト
玉誘導樋36で誘導されて前記入賞玉検出器31で検出
された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および入賞
玉は打込玉検出器33で検出された後、打込玉集合樋3
4に案内される。また、前記ファール玉入口27より回
収されたファール玉は、ファール玉検出器38で検出さ
れた後、前記打込玉集合樋34に案内される。
【0030】この打込玉集合樋34に案内されたパチン
コ玉は、その傾斜に沿って発射玉供給口39へ案内され
る。遊技者が前記打球操作ハンドル15を操作すれば打
球モータ29が駆動し、ハンマー28が間欠揺動され
る。ハンマー28の間欠揺動に伴って発射玉供給口39
に案内されたパチンコ玉が1発ずつ前記遊技領域17へ
弾発発射される。以上のようにして、パチンコ機2内に
封入されているパチンコ玉が繰返し循環して使用されて
いる。
【0031】また、遊技場の係員などが所定の玉抜きス
イッチ(図示省略)を操作すればソレノイド41が励磁
され、打込玉集合樋34の一部を形成している回動板4
0が所定角度回動し、玉抜き樋42と打込玉集合樋34
とを連通させる。これにより、打込玉検出器33で検出
された後、打込玉集合樋34を案内される封入玉は発射
玉供給口39へ誘導されることなく玉抜き樋42へ案内
され、該玉抜き樋42へ案内された封入玉はパチンコ機
2外部へ排出される。
【0032】また、図3において35は遊技用制御基板
であり各種遊技内容の制御を行なう遊技用マイクロコン
ピュータ56(図5参照)が設けられている。また、4
3は持点用制御基板であり、持点の制御を行なうための
持点制御用マイクロコンピュータ55(図5参照)が設
けられ、該持点用制御基板43はコネクタ部44を介し
て前記回収搬送ユニット3に設けられた回収搬送ユニッ
ト3制御基板(図示略)と接続されている。
【0033】なお、図2において105はアナログ表示
部であり、合計得点表示部104に表示されている持点
数(合計得点)がランプの点灯量によりアナログ表示さ
れる。また、106は透明板保持枠であり、遊技領域1
7の前面を覆う透明板を保持している。
【0034】前記遊技領域17に打込まれた打玉が始動
口19に入賞すれば、可変表示装置18で図柄の可変表
示が開始される。そして、可変表示装置18の可変表示
結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば77
7)となればいわゆる大当りが発生する。大当りが発生
すれば、ソレノイド21が励磁されて可変入賞球装置1
6に設けられた開閉板24が解放状態となり遊技者にと
って有利な第1の状態となる。この第1の状態はパチン
コ玉の可変入賞球装置16への所定個数(たとえば10
個)の入賞、あるいは所定期間(たとえば30秒間)の
経過のうち、いずれか早い方の条件が成立することによ
り終了して遊技者にとって不利な第2の状態、すなわ
ち、開閉板24が閉じた状態となる。
【0035】可変入賞球装置16が前記第1の状態とな
っている期問中に可変入賞球装置16内に進入したパチ
ンコ玉は、入賞個数検出器23あるいは特定入賞玉検出
器22により検出される。パチンコ玉が特定入賞玉検出
器22により検出されれば、その回の可変入賞球装置1
6の前記第1の状態が終了するのを待って再度可変入賞
球装置16を前記第2の状態から前記第1の状態に制御
する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御
の上限回数はたとえば16回と定められている。
【0036】次に、これら本実施例に用いた前記パチン
コ機2の構成を図5に基づいて説明すると、前記パチン
コ機2の裏面に設けられた前記遊技用制御基板35に
は、パチンコ機2各部の動作制御を実施する遊技用マイ
クロコンピュータ56が設けられており、該遊技用マイ
クロコンピュータ56は、前記持点用制御基板43に設
けられた持点制御用マイクロコンピュータ55に接続さ
れ、前記遊技用マイクロコンピュータ56より遊技にお
ける各状況、例えば大当りの発生等の各情報が出力され
るようになっている。
【0037】また、前記パチンコ機2の前面に突設され
た前記操作部32に設けられた前記各表示部および操作
ボタンは、それぞれ持点制御用マイクロコンピュータ5
5に接続され、該各操作ボタンからの信号が持点制御用
マイクロコンピュータ55に出力されるとともに、該各
表示部に表示される表示データの算出および表示更新が
該持点制御用マイクロコンピュータ55によってなされ
るようになっている。
【0038】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、前記の封入されたパチンコ玉の検出を行う各検
出器(打込玉検出器、入賞玉検出器、発射玉検出器、フ
ァール玉検出器)と接続されており、遊技において各検
出器より出力される信号に基づき、予め該持点制御用マ
イクロコンピュータ55の内部ROMに記憶されている
持点算出プログラムにより持ち点(合計得点)の入賞玉
による加算、および使用得点の減算を実施している。
【0039】また、該持点制御用マイクロコンピュータ
55は、回収搬送ユニット3及び終端ユニット200の
内部に設けられた前記回収搬送ユニット3制御基板(図
示略)上に設けられたI/Oポート58を介して後述す
るマイクロプロセッシングユニット(MPU)50に接
続されており、該MPU50から前記挿入部7aに挿入
されたICカード37より読み出される情報により特定
される度数データが出力されるようになっている。
【0040】次いで、本実施例の貨幣及び遊技用記録媒
体の回収装置である前記回収搬送ユニット3の前面に
は、図2に示すように、点灯により回収搬送ユニット3
の動作を報知する動作ランプ10と、前記2台のパチン
コ機2毎に、硬貨投入口4と、該硬貨投入口4や後述の
紙幣挿入口8から投入された貨幣の合計金額を表示する
表示部5と、遊技者により押圧操作されることで前記表
示部5に表示された合計金額の入金を実施する入金確認
ボタン14、前記硬貨投入口4および紙幣投入口8より
投入される貨幣の合計金額に基づく度数の加算処理が実
施中であることを前記遊技者に報知するための処理中ラ
ンプ12と、後述のカード挿入口7に挿入されているI
Cカード37の排出を遊技者に報知するカードインジケ
ータ9と、硬貨返却口6と、該硬貨返却口6からの硬貨
の返却の際に点滅点灯されて該硬貨の返却を遊技者に報
知する硬貨インジケータ13aと、前記ICカード37
の幅広面を上面とした状態においてICカード37を挿
入可能とされたICカード挿入口7と、紙幣が挿入およ
び返却可能とされた紙幣挿入口8と、該紙幣挿入口8か
らの紙幣の返却の際に点滅点灯されて該紙幣の返却を遊
技者に報知する紙幣インジケータ13bと、がそれぞれ
対応するパチンコ機2毎に2つづつ設けられている。
【0041】この本実施例の回収搬送ユニット3の構成
を図5に基づいて説明すると、まず、回収搬送ユニット
3には、動作ランプ10や、硬貨投入口4や、表示部5
や、入金確認ボタン14や、処理中ランプ12や、カー
ドインジケータ9や、硬貨返却口6や、硬貨インジケー
タ13aや、前記ICカード挿入口7や、紙幣挿入口8
や、紙幣インジケータ13bに加えて、前記ICカード
挿入口7に連設され、挿入されるICカード37から遊
技用価値としての度数データの読み出し並びに書き込み
を非接触状態にて行うICカードリーダライタ54と、
前記硬貨投入口4に連設され、該硬貨投入口との連通路
に硬貨の投入を検知する硬貨センサ46’を有し、投入
硬貨の検出及び硬貨の種類(500円硬貨と100円硬
貨)と真贋の識別を行う硬貨識別ユニット46と、前記
紙幣挿入口8に連設され、該紙幣挿入口8との連通路に
紙幣の挿入を検知する紙幣センサ53’を有し、投入紙
幣の検出および該紙幣の種類(1000円札と2000
円札)と真贋の識別を行う紙幣識別ユニット53と、前
記投入された貨幣の合計金額等を記憶するとともに、前
記MPU50が実行する制御内容等が記述された制御プ
ログラム等を記憶する記憶部52と、これら各部の制御
等を行うとともに前記硬貨識別ユニット46および紙幣
識別ユニット53からの出力に基づき投入された貨幣の
合計金額を算出する前記MPU50と、を具備してお
り、これら各部は図5に示すように接続されていて、前
記挿入されているICカード37に記憶された遊技用価
値である度数データを読み出して前記パチンコ機2に出
力するとともに、投入された金額に該当する度数デ−タ
をその時点の残度数に加算し、前記ICカード37に記
録することで遊技に使用可能とする追加入金処理が可能
とされている。
【0042】また、前記MPU50には、前記搬送路1
07における後述の各搬送ベルトを駆動する駆動モータ
59が接続されており、回収搬送ユニット3の起動とと
もに該駆動モータ59が付勢されて搬送路107が稼動
状態となるとともに、該MPU50は、前記搬送路10
7において搬送されているICカード37や硬貨並びに
紙幣が詰まった際に発生する駆動モータ59の過負荷状
態を検出可能とされている。
【0043】尚、本実施例では前記ICカード挿入口7
が、前述のように前記ICカード37の幅広面を上面と
した状態にて挿入できるように形成されており、このよ
うにすることは、前記ICカードリーダライタ54を低
背化できるようになることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これらICカード挿入口
7の幅広面を側面とした状態にて挿入可能としても良
い。
【0044】前記本実施例に用いた硬貨識別ユニット4
6は、金額の異なる硬貨である100円硬貨と500円
硬貨とを識別可能とされた通常の硬貨識別装置を所定の
ケース内部に内在するものとされており、その背面に
は、識別によって正当と判断された硬貨を前記搬送路1
07上に排出する排出機構であるコインシュータ135
(図8参照)を備えている。
【0045】また、前記本実施例に用いた紙幣識別ユニ
ット53は、金額の異なる紙幣である1000円札と2
000円札とを識別可能とされた通常の紙幣識別装置を
所定のケース内部に内在するものとされており、その背
面には、識別によって正当と判断された紙幣を前記搬送
路107へ進入させる進入機構である紙幣進入ガイド部
140(図8参照)を備えている。
【0046】また、本実施例に用いた前記ICカードリ
ーダライタ54の構成を図7に基づいて説明すると、該
ICカードリーダライタ54の内部には、前記ICカー
ド挿入口7からのICカード37の挿入を検知する挿入
センサ97や、前記ICカード挿入口7から延設され、
ICカード37がスライド可能とされ、後部に設けられ
た排出口に連設されたガイドレール98と、該ガイドレ
ール98を挟むように配設されて該ICカード37の移
動を、駆動モータ86、93にて駆動回転されることに
より実施する搬送ローラ87、88と、前記搬送ローラ
87、88の一方側に張架された搬送ベルト91と、か
ら成る搬送機構や、該搬送されるICカード37を所定
位置に停止させるストップピンの出没を行うソレノイド
89や、所定位置に停止されたICカード37への給電
やデータ通信を行う通信ヘッド90や、前記の各部に接
続されてその制御を実施する制御基板92が設けられて
おり、挿入されているICカード37へのデータの読み
取り及び書き込みが非接触状態にて可能とされている。
【0047】また、前記ICカード37に記録されてい
る遊技用価値である度数データが「0(無価値)」とな
り、かつ前記持点表示部104に表示された合計持点が
「0」となってから所定時間(例えば1分間)が経過し
た場合には、前記ソレノイド89によりストップピンが
上方に励磁された状態にてICカード37が搬送ベルト
91並びに搬送ローラ87、88により付勢されて後方
に向かって搬送され、これらICカード37がカード排
出口131より前記カードシュータ130を介して前記
搬送路107上へ排出されるようになっている。
【0048】このICカードリーダライタ54に挿入さ
れて使用される本実施例のICカード37の構成は、図
6に示すように所定厚みとされ、その内部が凹状とされ
た樹脂製の基体81の該凹部外周所定位置に、テ−プオ
−トボンディング(TAB)実装によりその内部にメモ
リ(図示せず)を内蔵した専用マイコン82が実装され
るとともに、該専用マイコン82から該基体81の外周
に沿うように設けられたパターンコイル83を有するフ
レキシブルプリント基板84が内挿され、該凹部全面が
トップフィルム85にて覆われた構成とされており、こ
れらICカード37は、前記ICカードリーダライタ5
4に挿入されることで、該リーダライタから出力される
電磁波が前記パターンコイル83に誘導起電力を生じさ
せて前記専用マイコン82が動作可能に付勢されるとと
もに、該パターンコイル83を介して図7に示す前記I
Cカードリーダライタ54との各種のデータ通信を電磁
波により非接触にて実施可能とされた非接触ICカード
とされている。
【0049】このように、本実施例においては、遊技用
記録媒体として非接触ICカード37を用いており、従
来の遊技用記録媒体である磁気カードに比較して、デー
タの読み取りや書き込みを記録媒体の移動を伴わずに実
施できることから、前記ICカードリーダライタ54の
長さを低減できるばかりか、非接触状態にてデータ通信
が可能となることから、ICカード37や通信ヘッド9
0の損耗が少なく、長期に渡ってICカード37や通信
ヘッド90を使用できることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0050】以下、パチンコ機2及び回収搬送ユニット
3を用いた遊技の実施要領を説明すると、まず遊技者は
遊技場の所定箇所にて購入したICカード37を、所望
のパチンコ機2に対応する前記カード挿入口7に挿入す
る。
【0051】この挿入に基づきMPU50は、対応する
処理中ランプ12を点灯し、前記ICカードリーダライ
タ54によりICカード37に記録されている度数デー
タを読み出し、対応するパチンコ機2の持点制御用マイ
クロコンピュータ55に出力するとともに、前記処理中
ランプ12を消灯する。
【0052】該出力に基づき、前記持点制御用マイクロ
コンピュータ55は、出力された度数データに基づく度
数を前記度数表示部103に表示させる。
【0053】この段階において、遊技者により前記操作
部32に設けられている貸出ボタン101が押圧操作さ
れることで、前記度数表示部103に表示されている度
数の内、所定数の度数が得点に変換されて合計得点表示
部104に加算される。
【0054】この際、前記度数表示部103に表示され
ている度数からは前記得点に変換された所定数の度数が
使用度数として前記持点制御用マイクロコンピュータ5
5により減算更新される。
【0055】前記のように貸出ボタン101が操作され
ることで、前記合計得点表示部104に得点が存在する
ことになり、前記持点制御用マイクロコンピュータ55
は、遊技の許諾信号を前記遊技用マイクロコンピュータ
56に出力し、該遊技用マイクロコンピュータ56は該
出力に基づいて前記打球操作ハンドル15の操作を有効
とする。
【0056】この状態において、遊技者は前記打球操作
ハンドル15を操作して遊技を実施し、前述のように前
記各入賞口に玉が入賞することで、前記合計得点表示部
104に所定の得点が付与、加算されていくとともに、
打ち出された玉1つ毎に1点が減算されていき、該得点
が少なくなるか若しくは無くなった場合には、前記貸出
ボタン61を再度入力操作して前述のように所定大きさ
とされた得点の貸出を受けて遊技を継続することができ
るようになっている。
【0057】また、遊技者が遊技を終了する際には、前
記操作部32の返却ボタン102を押圧操作する。これ
に基づき前記持点制御用コンピュータ55は、前記合計
得点表示部104に表示された得点を特定可能な得点デ
ータ及び前記度数表示部103の残度数を特定可能な度
数データを、精算指示とともに前記回収搬送ユニット3
のMPU50に出力し、該出力に基づきMPU50は、
前記処理中ランプ12を点灯し、かつICカードリーダ
ライタ54により、挿入されているICカード37に出
力された得点データ及び度数データを記録し、該記録の
終了とともに前記処理中ランプ12を消灯してICカー
ド37をカード挿入口7より排出してカードインジケー
タ9を点滅表示することで、ICカード37の返却が為
されるようになっている。
【0058】また、遊技中に、前記ICカード37に記
録されている残度数データが「0」となった場合におい
て、遊技者が遊技を継続したい場合には、所定時間以内
(例えば1分以内)に、更に遊技に供したい所望の金
額、例えば2000円を、前記パチンコ機2に対応する
硬貨投入口4もしくは紙幣挿入口8より投入する。
【0059】これに基づき、MPU50は投入された合
計金額を算出し、該合計金額である2000円を特定可
能なデータを記憶部52に一時記憶し、前記表示部5に
該合計金額である「2000」を表示する。該表示され
た金額が確認された後、遊技者により入金確認ボタン1
4が押圧操作されると、MPU50は、前記処理中ラン
プ12を点灯し、前記合計金額データを追加入金に供さ
れる金額2000円として特定するとともに該金額を度
数データに変換し、該度数データをその時点における残
度数(前記にては「0」)に加算し、加算された新たな
度数データをICカードリーダライタ54により、挿入
されているICカード37に記録するとともに、前記新
たな度数データをパチンコ機2の持点制御用マイクロコ
ンピュータ55に出力することで、前記度数表示部10
3に表示された度数表示が更新され、前記MPU50
は、これらの処理の終了とともに前記処理中ランプ12
を消灯する。
【0060】これにより遊技者は更に前記貸出ボタン1
01を操作して遊技を継続しても良いし、異なるパチン
コ機にて遊技を行うために遊技を終了する場合には、前
記返却ボタン102を操作して前記ICカード37を返
却させるようにしても良い。
【0061】尚、本実施例におけるICカード37の回
収条件としては、前記ICカード37に記録されている
残度数データが「0」となり、かつ前記持点表示部10
4に表示された合計持点が「0」となってから所定時間
(例えば1分間)が経過した場合において実施されるよ
うになっているが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0062】次いで、これら各回収搬送ユニット3にて
投入されたICカード37、硬貨、紙幣が遊技島1の端
部位置に設けられた終端ユニット200へと回収される
状況について以下に詳述する。
【0063】まず、本実施例の搬送路107について説
明すると、該搬送路107は、図8に示すように、前記
回収搬送ユニット3における筐体3aの左右両側部に設
けられた開口部108、108間に架設されており、こ
の搬送路107は、図8、図9に示すように、前記各開
口部108の近傍に設けられたローラ113間に張架さ
れ、紙幣の長手方向の横幅とほぼ同幅に形成された下部
搬送ベルト111と、該下部搬送ベルト111の約4分
の1の長さとされ、前記下部搬送ベルト111の両側部
位置に当接するように平行配置される4対の上部搬送ベ
ルト112とから構成されており、搬送方向に一列状配
置された隣接する上部搬送ベルト112の間には所定の
間隙が形成され、該間隙より上部搬送ベルト112と下
部搬送ベルト111との間に紙幣を進入させることがで
きるようになっている。
【0064】また、前記互いに平行して配置されて対を
成す上部搬送ベルト112の間には、前記ICカード3
7の長辺幅とほぼ同寸の幅となる空間117が形成され
ており、前記下部搬送ベルト111の上面が前記平行す
る上部搬送ベルト112間に露出するようになってい
て、搬送路107の上部より該空間117にICカード
37や硬貨を投入することで、ICカード37と硬貨と
が下部搬送ベルト111上を搬送されるとともに、前述
のように、前記上部搬送ベルト112の間隙より進入さ
れた紙幣が、下部搬送ベルト111と上部搬送ベルト1
12との間に紙幣の両端部が挟持された状態にて搬送さ
れ、これらICカード37と硬貨並びに紙幣とが同一の
搬送路上を同一方向に向けて混在して搬送されるように
なっている。
【0065】これら下部搬送ベルト111及び上部搬送
ベルト112は前記駆動モータ59により駆動されてお
り、これにより、下部搬送ベルト111及び上部搬送ベ
ルト112が所定方向に循環することで、前記下部搬送
ベルト111上の前記ICカード37及び硬貨や、前記
下部搬送ベルト111と上部搬送ベルト112との間に
両側部が挟持された紙幣が図9中矢印方向に搬送され
る。更に、前記上部搬送ベルト112の空間117に面
する側には進入防止板116が設けられており、前記下
部搬送ベルト111上を搬送されるICカード37及び
硬貨が、上部搬送ベルト112内に進入するのを防止で
きるようになっている。
【0066】また、搬送路107の搬送方向終端位置に
は、図10に示すように、前記下部搬送ベルト111と
の間に、前記ICカード37もしくは硬貨の厚み分の空
隙が形成される形状とされ、ICカード37同士や硬貨
同士並びにICカード37と硬貨との重なりを解消する
重なり防止ローラ122が設けられており、重なった状
態で搬送されているICカード37や硬貨のうち、上部
に位置するICカード37もしくは硬貨の移動が重なり
防止ローラ122により規制され、下部に位置するIC
カード37もしくは硬貨のみが搬送方向である隣接する
回収搬送ユニット3の搬送路107へ送り出されるよう
になっている。
【0067】また、回収搬送ユニット3を横方向に連結
して配置することで、各々の搬送路107が連結するよ
うになっており、前記遊技島1の長手方向に延びる1本
状の搬送路が形成され、これら回収搬送ユニット3の硬
貨識別ユニット46及び紙幣識別ユニット53並びにI
Cカードリーダライタ54より回収された硬貨及び紙幣
並びにICカード37を遊技島1の島端に設けられた前
記終端ユニット200の分別収容部201に搬送できる
ようになっている。
【0068】このように本実施例の搬送路107におい
ては、前記ICカード37や貨幣である硬貨及び紙幣を
混在搬送できるようになっており、このようにすること
は、これら回収搬送ユニット3内の搬送路を1本とする
ことができ、回収搬送ユニット3の機構を簡略化できる
ばかりか、これら回収搬送ユニット3を連設する際の搬
送路の連結箇所も一カ所で済み、設置性をより向上でき
ることから好ましいが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、これら搬送物の種類に応じて搬送路を個別に
設けるようにしても良い。
【0069】また、本実施例の搬送路107では、前記
上部搬送ベルト112を4対としているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら上部搬送ベルト1
12の長さや数等や配置間隔等は適宜に選択すれば良
い。
【0070】次に、ICカード37、硬貨、紙幣の前記
搬送路107への回収状況について説明する。まず、前
記ICカードリーダライタ54、硬貨識別ユニット4
6、紙幣識別ユニット53の後部には、前述のようにそ
れぞれカードシュータ130、コインシュータ135、
紙幣進入ガイド部140が設けられている。
【0071】まず、本実施例のカードシュータ130
は、図9に示すように、ICカードリーダライタ54の
前記カード排出口131に連設され、該カード排出口1
31より排出されるICカード37が前記空間117内
に自重により滑走して進入するような傾斜面を有する上
面視略コ字状とされたガイドとされており、前記傾斜面
の下端部が前記空間117内に位置することで、ICカ
ード37が前記上部搬送ベルト112と干渉することな
く前記下部搬送ベルト111上に落下するようになって
いる。尚、これら搬送路上へのICカード37の排出形
態はこれに限定されるものではなく、任意とされる。
【0072】次いで、本実施例のコインシュータ135
は、図9に示すように硬貨識別ユニット46の背面より
排出される100円硬貨並びに500円硬貨の双方が通
過可能な空間を有し、その開口する先端部が前記空間1
17内に位置することで、該コインシュータ135内を
流下した100円硬貨並びに500円硬貨が前記上部搬
送ベルト112と干渉することなく前記下部搬送ベルト
111上に落下するようになっている。また、該コイン
シュータ135の先端部は、搬送路107の搬送方向に
向かって湾曲するように形成されており、前記下部搬送
ベルト111上に落下する硬貨の速度が適宜に低減され
て、これら落下する硬貨による衝撃によって下部搬送ベ
ルト111上を搬送されているICカード37が損傷す
ることを防止できるようになっている。尚、これら搬送
路上への硬貨の排出形態はこれに限定されるものではな
く、任意とされる。
【0073】次いで、本実施例に用いた紙幣進入ガイド
部140は、紙幣識別ユニット53の背面に設けられた
紙幣排出口に連設され、図12(a)〜(c)に示すよ
うな断面視形状とされており、内蔵されたソレノイド1
41により励磁されることで開閉する開閉板142と、
該開閉板142が開くことで図示しない駆動モータによ
り図12(a)中矢印方向に回転する搬送ローラ143
と、を有している。この紙幣進入ガイド部140の開閉
板142は、図12(a)に示すように、通常時におい
て閉塞されており、前記紙幣排出口より、紙幣が完全に
排出された時点に、前記ソレノイド141により励磁さ
れて開放され、図12(b)に示すように前記排出され
た紙幣が下方に落下し、前記搬送ローラ143により前
記上部搬送ベルト112の上面に搬送されるようになっ
ている。該搬送された紙幣は、前記搬送路107におけ
る前記上部搬送ベルト112と前記ガイド板115に回
転自在に軸支されたフリーローラ123に挟持された状
態で、図中左側の搬送方向と反対側に一度搬送され、図
12(c)に示すように、前記上部搬送ベルト112の
終端を被覆するように設けられた巻き込みガイド145
により、上部搬送ベルト112と前記下部搬送ベルト1
11との間に送り込まれ、これら上部搬送ベルト112
と下部搬送ベルト111との間に紙幣の両端が挟持され
た状態にて、前記硬貨やICカード37が搬送される図
中右方向の搬送方向に搬送されるようになっている。
【0074】これら搬送路107上に排出された紙幣、
硬貨並びにICカード37は、前述のように隣接する回
収搬送ユニット3に順次搬送されていき、前記遊技島1
の端部位置に設けられた終端ユニット200に到達し、
個々に分別される。この本実施例に用いた終端ユニット
200は、図13に示すように、前述の回収搬送ユニッ
ト3に、紙幣、硬貨並びにICカード37を個別に分別
して収容可能とされた分別収容部201が付設されたも
のとされており、この回収搬送ユニット3と同様の機構
を有するパチンコ機2の上部位置に設けられた部分の説
明は省略する。
【0075】次いで、前記分別収容部201の構成及び
該分別収容部201における紙幣、硬貨並びにICカー
ド37の分別状況を図13〜図15に基づき説明する
と、本実施例の分別収容部201には、前述の下部搬送
ベルト111が上部搬送ベルト112と同一のものとさ
れて、平行配置された1対の搬送ベルトの間が空隙20
9とされた紙幣分別路202が、進行方向が斜め上方と
なるように前記搬送路107に延設されて設けられてお
り、その両端が挟持されて搬送されてきた紙幣のみが、
前記紙幣分別路202においてもその両端の挟持が維持
されて斜め上方へと搬送されていき、紙幣の種別を識別
してその排出進路を種別毎に変更する紙幣分別ユニット
203に到達する。
【0076】この本実施例に用いた紙幣分別ユニット2
03は、1000円紙幣並びに2000円紙幣とをその
大きさを光学的に検出することで識別し、1000円紙
幣を千円札収容部205に繋がる搬送路204へ、20
00円紙幣を2千円札収容部207に繋がる搬送路20
6へ、それぞれ排出し、各紙幣がそれぞれの収容部20
5、207に収容されるようになっており、これら各収
容部205、207に貯溜された各金額の紙幣は、遊技
島1端部の紙幣収容部扉208の施錠を解除して該扉を
開放することで取り出すことができるようになってい
る。
【0077】また、前記搬送路107の下部搬送路10
7上を搬送されてきた硬貨並びにICカード37は、前
記紙幣分別路202にさしかかる直前に設けられた重な
り防止ローラ210により硬貨とICカード37との重
なりが解かれて紙幣分別路202に供給される。該紙幣
分別路202は、前述のように硬貨並びにICカード3
7が搬送されてきた部分が空隙209とされているため
に、該空隙209より下方に落下して硬貨とICカード
37とを分別するカード分別路211に供給される。
尚、この際、硬貨またはICカード37の下部に紙幣が
存在する場合は、該紙幣が紙幣分別路202にて斜め上
方に向けて搬送されることで、該紙幣上の硬貨またはI
Cカード37が紙幣上より落下するようになっている。
これら紙幣上から落下する硬貨またはICカード37が
前記カード分別路202に確実に供給されるように、落
下した硬貨またはICカード37をカード分別路202
に誘導する下方側が狭幅となる誘導路212を前記紙幣
分別路に沿って設けている。
【0078】これら紙幣分別路202より落下した硬貨
およびICカード37が供給されるカード分別路211
は、図15に示すように、前記搬送路107の幅とほぼ
同等の幅を有し、所定の角度に傾斜配置された断面視形
状が略コ字状の傾斜路にて形成されていて、その両側部
にはテフロンシート213が貼付されたスライド部が設
けられており、落下により供給されたICカード37は
該スライド部上をスライドして該カード分別路211を
通過してICカード収容ボックス215に収容されるよ
うになっており、該ICカード収容ボックス215に収
容されたICカード37は、前記紙幣収容部扉208の
下方に設けられたカード収容部扉216を開放すること
で、該収容ボックス215ごと取り出し可能とされてい
る。
【0079】また、前記テフロンシート213が貼付さ
れた両側のスライド部間に形成された溝状の傾斜路21
7中央位置には、100円および500円の双方の硬貨
が落下可能とされた大きさの孔部214が設けられてお
り、前記搬送路107の中央位置である紙幣分別路20
2の空隙209より落下した硬貨は、該孔部214より
落下してカード分別路211下部に配置された硬貨分別
路220に供給されることで、ICカード37と硬貨と
が分別される。
【0080】この硬貨分別路220は、前記カード分別
路211の傾斜よりもやや大きな所定角度に傾斜された
板材221上に硬貨を分別孔部222に導く流下ガイド
223、224が設けられた構成とされているととも
に、前記板材221は、流下する硬貨が流下ガイド22
3に当接して流下するように流下ガイド223側に適宜
に傾斜配置されている。また、前記分別孔部222は、
大径の500円硬貨は落下せずに小径の100円硬貨の
みが落下する大きさとされており、前記孔部214より
落下して硬貨分別路220に供給された硬貨は、前記流
下ガイド223に当接しながら板材221上を流下して
前記分別孔部222に供給され、100円硬貨のみが該
分別孔部22より落下して100円硬貨回収路225を
通じて100円硬貨収容ボックス226に貯溜される一
方、大径の500円硬貨は硬貨分別路220を通過して
500円硬貨回収路227を通じて500円硬貨収容ボ
ックス228に貯溜される。これら100円並びに50
0円硬貨収容ボックス226、228は、前記カード収
容部扉216の下方に設けられた硬貨収容部扉229を
開放することで、それぞれ収容ボックス226、228
ごと取り出し可能とされている。
【0081】尚、本実施例では、前記各回収ボックス2
15、226、228に貯溜されるICカード37の枚
数や各硬貨の枚数を検出するセンサ等を設けて、貯溜枚
数や貯溜金額等を表示すること等を実施していないが、
これらの機構を終端ユニット200に設けること等は任
意とされる。
【0082】このように本実施例では、前記遊技島1の
島端に分別手段である分別収容部201を有する終端ユ
ニット200が設けられており、1本の搬送路107に
て混在搬送されてきたICカード37、硬貨、紙幣とが
それぞれに分別されて収容されるようになり、回収作業
に要する労力を低減できる。
【0083】さらに、本実施例の終端ユニット200に
おける分別収容部201は、異なる額の紙幣(1000
円札と2000円札)異なる額の硬貨(100円硬貨と
500円硬貨)を分別可能とされており、これら異なる
額の硬貨同士や異なる額の紙幣同士を分別して、個別に
収容できるようになっている。
【0084】以上説明したように、本実施例において
は、回収搬送ユニット3が独立したユニット構成とされ
た筐体3aとされ、該筐体3aを連結することで1本状
の搬送路を形成可能な各搬送路107を有しており、こ
れらユニット構成とされた筐体3aを連結して設置する
のみで、遊技島1の長手方向に渡る搬送経路を簡便に形
成でき、これら回収搬送ユニット3の設置作業の労力や
日数を大幅に低減できる。
【0085】また、本実施例では、硬貨投入口4や紙幣
挿入口8、ICカード挿入口7が設けられた回収搬送ユ
ニット3が遊技機であるパチンコ機2の上部位置に設け
られているため、硬貨や紙幣の投入やICカード37の
挿入、取り出しを係員等が目視にて確認し易くなり、不
正等を実施し難い状況を形成できるばかりか、回収搬送
ユニット3の設置作業を遊技島1の上部にて実施可能と
なり、設置の作業性が向上する。また、前記搬送路10
7が遊技島1の両面に設置されたパチンコ機の間に存在
しないことから、この両面に設置されたパチンコ機の間
隔を狭くすることで遊技島1の幅を小さくでき、遊技場
のスペースを有効に活用できるようになる。
【0086】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。
【0087】本発明の請求項1は、投入された硬貨(1
00円硬貨、500円硬貨)または紙幣(1000円
札、2000円札)の少なくとも一方の貨幣を識別可能
とされ、識別結果が正当と判断された前記投入貨幣を貨
幣搬送手段(搬送路107)に排出する貨幣処理部(硬
貨識別ユニット46、紙幣識別ユニット53)と、遊技
用記録媒体(ICカード37)の記録情報を少なくとも
読み取り可能とされ、該記録情報から特定される遊技用
価値の大きさが無価値となった遊技用記録媒体(ICカ
ード37)を記録媒体搬送手段(搬送路107)に排出
する記録媒体処理部(ICカードリーダライタ54)
と、前記排出される貨幣を搬送可能な貨幣搬送手段(搬
送路107)と、前記排出される遊技用記録媒体(IC
カード37)を搬送可能な記録媒体搬送手段(搬送路1
07)と、を独立したユニット構成とされた筐体3aに
具備するとともに、前記各搬送手段(搬送路107)
は、前記ユニット構成とされた筐体3aを連結すること
で連続する1本状の搬送路を形成可能とされている。
【0088】本発明の請求項2は、前記各搬送手段(搬
送路107)の搬送方向の長さが、対応する遊技機(パ
チンコ機2)の幅方向長さのほぼ整数倍とされている。
【0089】本発明の請求項3は、前記貨幣搬送手段と
記録媒体搬送手段とが、貨幣と遊技用記録媒体(ICカ
ード37)とを混在搬送可能な同一の搬送手段(搬送路
107)にて形成されている。
【0090】本発明の請求項4は、前記搬送されてきた
貨幣および遊技用記録媒体(ICカード37)とを分別
する分別手段(分別収容部201)と、該分別された貨
幣を収容する貨幣収容部(1000円札収容部205、
2000円札収容部207、100円硬貨収容ボックス
226、500円硬貨収容ボックス228)と、分別さ
れた遊技用記録媒体を収容する記録媒体収容部(ICカ
ード収容ボックス215)と、を具備する。
【0091】本発明の請求項5は、前記分別手段は、前
記複数の異なる価値の貨幣(100円硬貨、500円硬
貨、1000円札、2000円札)を分別可能とされ、
該異なる価値の貨幣毎に前記貨幣収容部(1000円札
収容部205、2000円札収容部207、100円硬
貨収容ボックス226、500円硬貨収容ボックス22
8)に収容される。
【0092】本発明の請求項6は、前記搬送手段(搬送
路107)が、搬送手段(搬送路107)の両側に位置
する双方の貨幣処理部(硬貨識別ユニット46、紙幣識
別ユニット53)並びに双方の記録媒体処理部(ICカ
ードリーダライタ54)より排出される貨幣並びに遊技
用記録媒体(ICカード37)を搬送可能とされてい
る。
【0093】本発明の請求項7は、前記貨幣処理部は、
紙幣のみを受付可能とされている。
【0094】本発明の請求項8は、前記貨幣処理部は、
硬貨のみを受付可能とされている。
【0095】本発明の請求項9は、前記貨幣処理部は、
硬貨及び紙幣の両方を受付可能とされている。
【0096】本発明の請求項10は、前記貨幣処理部
は、複数の異なる価値の硬貨(100円硬貨、500円
硬貨)または紙幣(1000円札、2000円札)を受
付可能とされている。
【0097】本発明の請求項11は、前記各搬送手段
(搬送路107)の搬送方向の長さが複数台の遊技機
(パチンコ機2)の幅方向長さとされている。
【0098】本発明の請求項12は、前記記録媒体処理
部(ICカードリーダライタ54)は、前記遊技用記録
媒体(ICカード37)の広幅面を上面とした状態にて
受付可能とされている。
【0099】本発明の請求項13は、前記記録媒体処理
部(ICカードリーダライタ54)は、非接触状態にて
データ通信を実施可能な非接触型ICカード37を受付
可能とされている。
【0100】本発明の請求項14は、前記回収搬送装置
が対応する遊技機(パチンコ機2)の上部位置に設けら
れている。
【0101】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0102】例えば、前記実施例の搬送識別ユニット3
においては、前記ICカードリーダライタ54や硬貨識
別ユニット46、紙幣識別ユニット53が前面側にのみ
設けられているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、図16に示すように、前面側に加えて後
面側にもこれらICカードリーダライタ54や硬貨識別
ユニット46、紙幣識別ユニット53を設けるようにし
ても良く、このようにすれば、パチンコ機2を遊技島1
の両面に設ける場合に、両面に設けられたパチンコ機2
に対応するICカードリーダライタ54や硬貨識別ユニ
ット46、紙幣識別ユニット53から回収されたICカ
ードや硬貨、紙幣を1本の搬送路107にて搬送するこ
とが可能となり、遊技島1に内在する搬送路を1本のみ
とすることができる。
【0103】また、前記実施例の回収搬送ユニット3に
は、貨幣処理部として、硬貨識別ユニット46と紙幣識
別ユニット53との両方を設けており、硬貨及び紙幣の
両方が投入可能とされており、遊技者が紙幣もしくは硬
貨のいずれか一方のみしか所持していない場合にも、こ
れら紙幣もしくは硬貨の両方を使用できるため、遊技が
中断されることがなく、前記パチンコ機2の稼働率を向
上することができることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら硬貨識別ユニット4
6もしくは紙幣識別ユニット53のうちのどちらか一方
のみを設けることで、前記回収搬送ユニット3の構成を
簡略化し、回収搬送ユニット3の製造コストを低減でき
るようにしても良い。
【0104】また、前記実施例の回収搬送ユニット3に
おいては、異なる価値の硬貨である100円硬貨、50
0円硬貨、異なる価値の紙幣である1000円札、20
00円札を投入可能としているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら本実施例における硬貨や紙
幣の価値とは異なる貨幣、例えば、5000円札や10
000円札等が投入可能とされていても良く、更には、
これら硬貨や紙幣のうち、単一の価値のみを投入できる
ようにしても良い。
【0105】また、前記実施例では、回収搬送ユニット
3における搬送路107の搬送方向の長さが、2台のパ
チンコ機2の幅方向長さ、つまり前記パチンコ機2の幅
方向長さの整数倍である2倍とされているが、本発明は
これに限定されるものではなく、少なくとも、隣り合う
搬送路と連結可能に設けられていれば良い。
【0106】また、前記実施例では、パチンコ機2台に
対して1台の回収搬送ユニット3が設けられているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、1台のパチン
コ機2に対して1台としたものや、3台のパチンコ機2
に対して1台としたものとしても良く、これら対応する
パチンコ機2の台数は適宜変更可能である。
【0107】また、前記実施例では、回収搬送ユニット
3をパチンコ機2の上部位置に配置されているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、回収搬送ユニット
3を前記パチンコ機2の下部に設けたものや、更には、
隣接する前記パチンコ機2間に前記ICカード挿入口7
や硬貨投入口4や紙幣挿入口8が前面に設けられた縦型
の処理部と、該処理部の下方後部位置に、該縦型の処理
部と交差して横方向に延びる搬送路と、を有するものを
配置し、前記搬送路を連結させて遊技島の長手方向に繋
がる搬送路が形成されるものとしても良い。
【0108】また、前記実施例では、回収搬送ユニット
3における搬送手段として、ICカード37及び硬貨並
びに紙幣を混在搬送可能な搬送路107としているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら搬送路
107の機構以外の搬送路としても良く、更には、これ
ら搬送物の種類に応じて複数の搬送路を設けたものであ
っても良い。
【0109】また、前記実施例においては、各回収搬送
ユニット3及び終端ユニット200の搬送路107を駆
動する駆動モータ59は、各ユニットのMPU50によ
り個別に制御されるようになっているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、隣接する前記各ユ
ニットのMPU50同士を通信可能に接続し、いずれか
1つのMPU50が各ユニットの駆動モータ59の制御
を集中的に実施するようにし、搬送路107上に何も搬
送されていない場合に、搬送路107の循環を停止さ
せ、消費電力の省力化を図るようにしたものや、硬貨や
紙幣、ICカード37の排出状況を監視して、該排出状
況に応じて全ての搬送路107の停止または減速制御を
実施し、これら硬貨や紙幣、ICカード37の重なりや
詰まりを防止するようにしたものとしても良い。
【0110】また、前記実施例では、前記ICカード3
7の広幅面を上面とした状態にて前記ICカード挿入口
7に挿入するようになっているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、その挿入方向は適宜変更可能であ
る。
【0111】また、前記実施例においては、遊技用記録
媒体として非接触形のICカード137を用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これらを
接触型のICカードとしたり、その他、表面に貼着され
た磁気テープにより情報が読み取り可能とされた磁気カ
ードやバーコード等の所定の情報記録シンボル等がプリ
ント可能とされた媒体等であっても良く、これら遊技用
記録媒体としては、前記遊技に使用可能な有価価値の大
きさを特定可能な情報を読み取り可能に記録できるもの
であれば特に限定されるものではない。
【0112】また、前記実施例では、遊技に使用される
遊技用価値の形態として度数を用いているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばこれら有価価値
をポイントや相当するパチンコ玉数やコイン数としても
良く、その形態は任意に選択すれば良い。
【0113】また、前記実施例においては、パチンコ玉
が指触不能に封入された封入式パチンコ機2を用いてい
るが、本発明は、これら遊技媒体が封入された封入式遊
技機のみならず、該遊技媒体が遊技機外部に排出される
通常のパチンコ機やスロットマシンや、その他これら遊
技媒体を用いずにデータ等により遊技を行う遊技装置等
にも提供可能であることはいうまでもなく、これら遊技
機が限定されるものではない。
【0114】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0115】(a)請求項1の発明によれば、回収搬送
装置が独立したユニット構成とされた筐体とされ、該筐
体を連結することで1本状の搬送路を形成可能な各搬送
手段を具備することで、これらユニット構成とされた筐
体を連結して設置するのみで、遊技島の長手方向に渡る
搬送経路を簡便に形成でき、これら回収搬送装置の設置
作業の労力や日数を大幅に低減できる。
【0116】(b)請求項2の発明によれば、これら各
搬送手段を連結して形成される搬送路の端部が、設置さ
れる遊技機の端部位置とほぼ同一位置とすることがで
き、これら端部位置を補正するための個別の搬送手段を
設けること等を省くことができる。
【0117】(c)請求項3の発明によれば、回収搬送
装置内の搬送手段を1つとすることができ、回収搬送装
置の機構を簡素化することができるばかりか、これら回
収搬送装置を連設する際の搬送手段の連結箇所も1箇所
で済むことから、回収搬送装置の設置性をより向上でき
る。
【0118】(d)請求項4の発明によれば、これら分
別手段を備えた回収搬送装置を前記搬送手段における搬
送方向の終端ユニットとして配置することで、同一の搬
送手段にて混在搬送されてきた貨幣と遊技用記録媒体と
がそれぞれに分別されて収容されるようになる。
【0119】(e)請求項5の発明によれば、異なる額
の硬貨や紙幣のみならず、異なる額の硬貨同志や異なる
額の紙幣同志をも分別して個別に収容することができ
る。
【0120】(f)請求項6の発明によれば、遊技島の
両面側に配置されたそれぞれの貨幣処理部並びに記録媒
体処理部より同一の搬送手段に貨幣や遊技用記録媒体が
排出されて搬送されるようになるため、遊技島内部に存
在する搬送手段を1本のみとすることができる。
【0121】(g)請求項7の発明によれば、貨幣処理
部の構成を紙幣のみの機構とすることが可能となり、回
収搬送装置の構成を簡素化することができるため、該回
収搬送装置の製造コストを低減できるばかりか、硬貨を
用いる遊技機を必要としない遊技場の需要にも対応でき
る。
【0122】(h)請求項8の発明によれば、貨幣処理
部の構成を硬貨のみの機構とすることが可能となり、回
収搬送装置の構成を簡素化することができるため、該回
収搬送装置の製造コストを低減できるばかりか、紙幣を
用いる遊技機を必要としない遊技場の需要にも対応でき
る。
【0123】(i)請求項9の発明によれば、遊技者が
紙幣もしくは硬貨のいずれか一方のみしか所持していな
い場合にも、これら紙幣もしくは硬貨の両方を使用でき
るため、遊技が中断されることがなく、前記遊技機の稼
働率を向上することができる。
【0124】(j)請求項10の発明によれば、利用者
は異なる価値(額)の硬貨や異なる価値(額)の紙幣、
例えば1000円紙幣に加えて2000円紙幣等も使用
できるようになる。
【0125】(k)請求項11の発明によれば、各搬送
手段の搬送方向の長さが遊技機の幅長さとほぼ等しい場
合に比較して、例えば前記各搬送手段の搬送方向の長さ
が遊技機の幅長さの2倍や3倍とすることで、これら搬
送手段の連結部の数を適宜に低減でき、回収搬送装置の
設置性をより一層向上できる。
【0126】(l)請求項12の発明によれば、遊技用
記録媒の広幅面を上面とすることで、前記記録媒体処理
部を低背化できるようになる。
【0127】(m)請求項13の発明によれば、従来の
遊技用記録媒体である磁気カードに比較して、データの
読み取りや書き込みを記録媒体の移動を伴わずに実施で
きることから、記録媒体処理部の長さを低減できるばか
りか、非接触状態にてデータ通信が可能となることか
ら、ICカードや読み取りヘッドの損耗が少なく、長期
に渡ってICカードや読み取りヘッドを使用できる。
【0128】(n)請求項14の発明によれば、貨幣の
投入や遊技用記録媒体の投入、取り出しを係員等が目視
にて確認し易くなり、不正等を実施し難い状況を形成で
きるばかりか、回収搬送装置の設置作業を遊技島の上部
にて実施可能となり、設置の作業性が向上する。また、
前記各搬送手段が遊技島の両面に設置された遊技機の間
に存在しないことから、この両面に設置された遊技機の
間隔を狭くすることで遊技島の幅を小さくでき、遊技場
のスペースを有効に活用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において用いた遊技島を示す外
観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における回収搬送ユニット及び
遊技機である封入式パチンコ機を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例におけるパチンコ機を示す裏面
図である。
【図4】本発明の実施例のパチンコ機に設けられた操作
部を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例におけるパチンコ機及び回収搬
送ユニットの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例において用いたICカードの一
部破断上面図である。
【図7】本発明の実施例における回収搬送ユニットに用
いたICカードリーダライタの構成を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の実施例における回収搬送ユニットの後
方断面図である。
【図9】本発明の実施例における回収搬送ユニットの破
断斜視図である。
【図10】本発明の実施例における回収搬送ユニットの
内部に設けられた搬送路の終端部を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施例における回収搬送ユニットの
内部に設けられた搬送路の終端部を示す側面図である。
【図12】(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例
の回収搬送ユニットにおける紙幣の回収状況を示す断面
図である。
【図13】本発明の実施例における遊技島の終端部の一
部破断正面図である。
【図14】本発明の実施例における遊技島の終端部の上
方断面図である。
【図15】本発明の実施例における終端ユニットに設け
られるカード分別路及び硬貨分別路の構成を示す一部破
断斜視図である。
【図16】本発明の実施例の変形例における遊技島の終
端部の上方断面図である。
【符号の説明】
1 遊技島 2 (封入式)パチンコ機(遊技機) 3 回収搬送ユニット(回収搬送装置) 3a 筐体 4 硬貨投入口 5 表示部 6 硬貨返却口 7 ICカード挿入口 8 紙幣挿入口 9 カードインジケータ 10 動作ランプ 12 処理中ランプ 13a 硬貨インジケータ 13b 紙幣インジケータ 14 入金確認ボタン 15 打球操作ハンドル 16 可変入賞球装置 17 遊技領域 18 可変表示装置 19 始動口 20 通常入賞口 21 ソレノイド 22 特定入賞玉検出器 23 入賞個数検出器 24 開閉板 25 アウト口 26 発射玉検出器 27 ファール玉入口 28 ハンマー 29 打球モータ 30 入賞玉集合樋 31 入賞玉検出器 32 操作部 33 打込玉検出器 34 打込玉集合樋 35 遊技用制御基板 36 アウト玉誘導樋 37 ICカード37(遊技用記録媒体) 38 ファール玉検出器 39 発射玉供給口 40 回動板 41 ソレノイド 42 玉抜き樋 43 持点用制御基板 44 コネクタ部 46 硬貨識別ユニット(貨幣処理部) 46’ 硬貨センサ 50 マイクロプロセッシングユニット(MPU) 51 表示ドライバ 52 記憶部 53 紙幣識別ユニット(貨幣処理部) 53’ 紙幣センサ 54 ICカードリーダライタ(記録媒体処理部) 55 持点制御用マイクロコンピュータ 56 遊技用マイクロコンピュータ 58 I/Oポート 59 駆動モータ 81 基体 82 専用マイコン 83 パターンコイル 84 基板 85 トップフィルム 86 駆動モータ 87 搬送ローラ 88 搬送ローラ 89 ソレノイド 90 通信ヘッド 91 搬送ベルト 92 制御基板 93 駆動モータ 97 挿入センサ 98 ガイドレール 100 基板 101 貸出ボタン 102 返却ボタン 103 度数表示部 104 合計得点表示部 105 アナログ表示部 106 透明板保持枠 107 搬送路(搬送手段) 108 開口部 111 下部搬送ベルト 112 上部搬送ベルト 115 ガイド板 116 進入防止板 122 重なり防止ローラ 123 フリーローラ 130 カードシュータ 131 カード排出口 135 コインシュータ 140 紙幣進入ガイド部 141 ソレノイド 142 開閉板 143 搬送ローラ 145 巻き込みガイド 200 終端ユニット 201 分別収容部 202 紙幣分別路 203 紙幣分別ユニット 204 搬送路 205 1000円札収容部 206 搬送路 207 2000円札収容部 208 紙幣収容部扉 209 空隙 210 重なり防止ローラ 211 カード分別路 212 誘導路 213 テフロンシート 214 孔部 215 ICカード収容ボックス 216 カード収容部扉 217 傾斜路 220 硬貨分別路 221 板材 222 分別孔部 223 流下ガイド 224 流下ガイド 225 100円硬貨回収路 226 100円硬貨収容ボックス 227 500円硬貨回収路 228 500円硬貨収容ボックス 229 硬貨収容部扉

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された硬貨または紙幣の少なくとも
    一方の貨幣を識別可能とされ、識別結果が正当と判断さ
    れた前記投入貨幣を貨幣搬送手段に排出する貨幣処理部
    と、遊技用記録媒体の記録情報を少なくとも読み取り可
    能とされ、該記録情報から特定される遊技用価値の大き
    さが無価値となった遊技用記録媒体を記録媒体搬送手段
    に排出する記録媒体処理部と、前記排出される貨幣を搬
    送可能な貨幣搬送手段と、前記排出される遊技用記録媒
    体を搬送可能な記録媒体搬送手段と、を独立したユニッ
    ト構成とされた筐体に具備するとともに、前記各搬送手
    段は、前記ユニット構成とされた筐体を連結することで
    連続する1本状の搬送路を形成可能とされていることを
    特徴とする貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記各搬送手段の搬送方向の長さが、対
    応する遊技機の幅方向長さのほぼ整数倍とされている請
    求項1に記載の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記貨幣搬送手段と記録媒体搬送手段と
    が、貨幣と遊技用記録媒体とを混在搬送可能な同一の搬
    送手段にて形成されている請求項1または2に記載の貨
    幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送されてきた貨幣および遊技用記
    録媒体とを分別する分別手段と、該分別された貨幣を収
    容する貨幣収容部と、分別された遊技用記録媒体を収容
    する記録媒体収容部と、を具備する請求項3に記載の貨
    幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記分別手段は、前記複数の異なる価値
    の貨幣を分別可能とされ、該異なる価値の貨幣毎に前記
    貨幣収容部に収容される請求項4に記載の貨幣および遊
    技用記録媒体の回収搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段が、搬送手段の両側に位置
    する双方の貨幣処理部並びに双方の記録媒体処理部より
    排出される貨幣並びに遊技用記録媒体を搬送可能とされ
    ている請求項3〜5のいずれかに記載の貨幣および遊技
    用記録媒体の回収搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記貨幣処理部は、紙幣のみを受付可能
    とされている請求項1〜6のいずれかに記載の貨幣およ
    び遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記貨幣処理部は、硬貨のみを受付可能
    とされている請求項1〜6のいずれかに記載の貨幣およ
    び遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記貨幣処理部は、硬貨及び紙幣の両方
    を受付可能とされている請求項1〜6のいずれかに記載
    の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記貨幣処理部は、複数の異なる価値
    の硬貨または紙幣を受付可能とされている請求項1〜9
    のいずれかに記載の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬
    送装置。
  11. 【請求項11】 前記各搬送手段の搬送方向の長さが複
    数台の遊技機の幅方向長さとされている請求項2〜10
    のいずれかに記載の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬
    送装置。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体処理部は、前記遊技用記
    録媒体の広幅面を上面とした状態にて受付可能とされて
    いる請求項1〜11のいずれかに記載の貨幣および遊技
    用記録媒体の回収搬送装置。
  13. 【請求項13】 前記記録媒体処理部は、非接触状態に
    てデータ通信を実施可能な非接触型ICカードを受付可
    能とされている請求項1〜12のいずれかに記載の貨幣
    および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
  14. 【請求項14】 前記回収搬送装置が対応する遊技機の
    上部位置に設けられている請求項1〜13のいずれかに
    記載の貨幣および遊技用記録媒体の回収搬送装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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