JP3740177B2 - 遊技機用カード処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技に使用可能なカードを挿入するカード挿入口と、該カード挿入口から挿入されたカードを搬送するカード搬送手段と、挿入されたカードに記録された情報を読み取るカード読取手段と、を少なくとも備えた遊技機用カード処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、遊技機で使用するパチンコ玉やメダル等の遊技価値をプリペイドカードで購入する遊技機用カード処理機を設置する遊技場が徐々に増加しつつある。しかして、このようなカード処理機で使用されるカードの価値が零となった場合には、該カードを遊技者に返却するものが一般的であった。しかしながら、価値が零となったカードが返却されても、遊技者は、そのまま放置したり、遊技場内に捨てたりするため、結局、遊技場の店員が拾い集めなければならないという不都合があった。このような不都合を解消するために、零カードをカード処理機の内部に回収するカード処理機も提案されているが、回収したカードを処理するための機構を設置する必要があるため、コストが高くなるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、零カード返却式のカード処理機も零カード回収式のカード処理機も一長一短があるものの、いずれか一方の方式しか選択できず、例えば、返却式のカード処理機から回収式のカード処理機に変更する場合、カード処理機そのものを交換しなければならず、不経済であるという問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、零カードを遊技者に返却する方式と機内に回収する方式のいずれにも使用できる遊技機用カード処理機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、遊技に使用可能なカードを挿入するカード挿入口と、該カード挿入口から挿入されたカードを搬送するカード搬送手段と、挿入されたカードに記録された情報を読み取るカード読取手段と、を少なくとも備えた遊技機用カード処理機において、該遊技機用カード処理機には、そのケース裏側に前記カード挿入口から挿入されたカードを回収するカード回収口を形成し、前記カードの残高が零となったときに当該カードを前記カード挿入口側に搬送する戻し動作と前記カード回収口側に搬送する回収動作とのいずれの動作を前記カード搬送手段により実行するかを選択する搬送モード選択手段と、前記カードの残高が零となったときに、前記搬送モード選択手段による選択に応じた動作を前記カード搬送手段に実行させる制御部と、前記カード回収口が閉塞されているか否かを検出する回収口検出手段と、を備え、前記搬送モード選択手段は、前記回収口検出手段の検出信号に基づいて、前記カード回収口が閉塞されているときには戻し動作を選択し、前記カード回収口が閉塞されていないときには回収動作を選択することを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明においては、請求項1記載の遊技機用カード処理機において、遊技者の貸与操作に応じて、遊技に供する遊技価値を貸与する制御を行う貸与制御部と、1回の貸与操作に応じて前記遊技価値の貸与のために前記カードの残高から消費される金額を設定する金額設定手段と、当該遊技機用カード処理機に接続される遊技機がパチンコ遊技機かスロットマシンかを選択する遊技機選択手段と、がさらに設けられ、前記貸与制御部は、前記貸与操作があったときに、前記遊技機選択手段で選択された遊技機がパチンコ遊技機である場合には、前記金額設定手段により設定された金額に対応する遊技価値を貸与する制御を行い、前記遊技機選択手段で選択された遊技機がスロットマシンである場合には、前記金額設定手段により設定された金額を無効として予め固定の金額に対応する遊技価値を貸与する制御を行うことを特徴とするものである。
更に、請求項3に係る発明においては、請求項1又は請求項2記載の遊技機用カード処理機において、前記カード搬送手段は、前記回収動作において前記残高が零となったカードが前記カード回収口から排出されない搬送量の搬送を行い、当該カードの次に回収動作されるカードに押されて当該カードが前記カード回収口から排出されるように構成されてなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
カード回収口が閉塞されているか否かを検出する回収口検出手段の検出信号に基づいて、カード回収口が閉塞されているときには戻し動作を選択し、カード回収口が閉塞されていないときには回収動作を選択する搬送モード選択手段を設けたので、カード回収口が閉塞されている場合には、零カードが遊技者に返却され、一方、カード回収口が閉塞されていない場合には、零カードが回収される。したがって、いずれの方式のカード処理機にも適用することができる。また、遊技機選択手段で選択された遊技機がパチンコ遊技機である場合に、金額設定手段により設定された金額に対応する遊技価値を貸与することができ、遊技機選択手段で選択された遊技機がスロットマシンである場合に、金額設定手段により設定された金額を無効として予め固定の金額に対応する遊技価値を貸与することができる。更に、内部に残存するカードの回収する場合、当該カードの次に回収動作されるカードに押されて当該カードをカード回収口から排出させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。まず、図10乃至図14を参照して実施例に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図10は、パチンコ遊技機1の正面図であり、図11は、パチンコ遊技機1の背面に設けられる機構板30の背面図であり、図12は、機構板30に設けられる景品玉払出装置36の分解斜視図であり、図13は、景品玉払出装置36の側方断面図であり、図14は、景品玉払出装置36の正面断面図である。図10において、パチンコ遊技機1は、周知のように額縁状に形成された前面枠2を有し、該前面枠2の額縁状の開口には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3の上部にガラス板を有するガラス扉枠4が、その下部に打球供給皿6を有する前面扉板5がそれぞれ開閉自在に設けられている。また、前面枠2下部の表面には、前記打球供給皿6から溢れた余剰の景品玉を貯留する余剰玉受皿15が設けられると共に、打球を発射する操作ハンドル16も設けられている。更に、前面枠2には、その上部に遊技状態が予め定めた特定遊技状態となったときに点灯又は点滅する遊技効果ランプ17が設けられると共に、その開放側側部には、図示しない施錠装置の錠の周囲を装飾する錠飾りが設けられ、その錠飾りの内部に打球の発射動作が行われてパチンコ遊技機1が稼働中であることを表示する稼働ランプ18が内蔵されている。
【0007】
上記した打球供給皿6について、さらに詳細に説明すると、打球供給皿6は、その上流側に形成される景品玉払出口7aとその下流側に形成される供給口7bとを連絡するように貯留整列路8が形成されており、その貯留整列路8の中程底面裏面に玉検出器9が設けられている。この玉検出器9は、打球供給皿6に残留する打玉を検出するものである。なお、打球供給皿6の上流側下部空間には、効果音を発生するスピーカ14が内蔵されている。
【0008】
また、打球供給皿6には、パチンコ遊技機1に隣接して設けられるカード処理機70を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作部が設けられている。操作部として貸出スイッチ10と返却スイッチ12とモード切換スイッチ13とが設けられ、また、その貸出スイッチ10と返却スイッチ12の間に度数表示LED11が設けられている。貸出スイッチ10は、カード処理機70によって遊技玉を借り受ける際に操作するものであり、返却スイッチ12は、遊技終了の際にカード処理機70のカード挿入口77に差し込まれたカードを返却するためのものである。なお、カードがカード挿入口77に差し込まれていることは、カード処理機70に設けられるカード挿入中表示ランプ76が点灯していることにより分かる。また、度数表示LED11は、カード処理機70のカード挿入口77に差し込まれたカードの残額が表示されるものであるが、後述するように種々の情報も表示されるようになっている。また、モード切換スイッチ13は、借り受けるべき遊技玉を前記貸出スイッチ10を操作して行うマニュアルモードと、打球供給皿6の打玉の残量が前記玉検出器9によって検出されなくなったときに自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかのモードに設定するものである。
【0009】
ところで、前記ガラス扉枠5の後方であって前面枠2の裏面には、遊技盤20が着脱自在に取り付けられている。この遊技盤20には、打玉を誘導する誘導レール21がほぼ円状に設けられ、この誘導レール21に囲まれる内側範囲が遊技領域22を構成し、この遊技領域22に可変表示装置23や開閉板26を有する可変入賞球装置25及び始動入賞口24等の遊技装置が配置されるものである。そして、これらの遊技装置によって特定遊技状態が発生して多量の入賞玉を獲得できる遊技を楽しむことができるものである。
【0010】
上記のように構成されるパチンコ遊技機1の側方に設けられるカード処理機70は、図10に示されるように、ケース71の前面において、カードの使用情報を店内のコンピュータに光通信で送る光通信部72と、使用可能状態であるか否かを表示する利用可表示ランプ73と、カード内に記録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数を前記度数表示LED11に表示させるための端数スイッチ74と、当該カード処理機70がいずれの側のパチンコ遊技機1に対応しているか否かを表示する連結台方向表示器75と、カードがカード処理機70内に投入中であることを表示するカード挿入中表示ランプ76と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口77と、カード処理機70の故障修理終了後に操作してリセットするためのスイッチ用キー78と、が設けられている。そして、このように構成されるカード処理機70は、独自の制御回路によって制御されるものであるが、パチンコ遊技機1側に設けられる前記スイッチ10、12、13、度数表示LED11や、後述する払出制御回路基板ボックス46内の回路基板とを接続する必要があるためパチンコ遊技機1の裏面に設けられる後述する機構板30には、インターフェース基板(図示しない)が設けられている。なお、カード処理機70をパチンコ遊技機1に内蔵しても良い。また、カード処理機70の詳細な説明は、後述する。
【0011】
次に、パチンコ遊技機1の背面に設けられる機構板30の構成について説明する。図11において、機構板30は、周知のように前記遊技盤20で発生した入賞玉を1個ずつ処理して所定数の景品玉を払い出すための各種の機構が設けられるものである。しかして、機構板30の後面上部には、景品玉を貯留する玉タンク31と該玉タンク31に貯留された景品玉を下流側に整列しながら誘導する玉整列レール32とが設けられ、その玉整列通路32の下流側にカーブ樋33及び通路体35を介して景品玉払出装置36が設けられている。なお、カーブ樋33の屈曲部には、玉抜き処理された景品玉がパチンコ遊技機1の外に排出される玉抜き通路34の上端が連通されている。また、景品玉払出装置36は、入賞玉の発生に基づいて所定個数の景品玉を払い出すと共に、前記貸出スイッチ10の操作に基づく遊技玉の払出動作をも行うものである。
【0012】
そこで、景品玉払出装置36の構成について図12乃至図14を参照して説明すると、景品玉払出装置36のケース50は、図12に示すように、左右2つに分割形成され、それぞれの分割ケース50a,50bに玉供給路52a,52bが形成されている。玉供給路52a,52bは、その内部で湾曲面53a,53bとなって後方に向かって湾曲しており、その湾曲面53a,53bの終端の下方に玉送り水平路55a,55bが形成され、さらに玉送り水平路55a,55bの終端に玉排出路54a,54bが形成されている。これらの玉供給路52a,52b、玉送り水平路55a,55b、及び玉排出路54a,54bは、分割ケース50a,50bを前後に区画する区画壁66a,66bの前方に形成されている。また、分割ケース50a,50bの前方には、玉圧緩衝部材56が挾持されるようになっている。この玉圧緩衝部材56は、前記通路体35の景品玉通路から供給される景品玉を、図14に示すように、左右側方に振り分けて玉供給路52a,52bに誘導すると共に、その下方部に発光素子57(LED)と受光素子58とが設けられている。発光素子57と受光素子58とは、所定の間隔を空けて設けられ、この間隔内に次に説明するスクリュー59の先端が挿入されるようになっている。なお、玉圧緩衝部材56は、分割ケース50a,50bを張り合せたときに、完全に内部に収納固定されるようになっている。
【0013】
また、前記玉送り水平路55a,55bの間には、ステッピングモータ60によって回転せしめられるスクリュー59が配置される。すなわち、区画壁66a,66bの後方に形成される固定溝62a,62bにステッピングモータ60を固定するモータ固定板61を嵌合固定し、ステッピングモータ60のモータ軸を区画壁66a,66bの前方に突出させて、その突出前方にスクリュー59が固定されるものである。スクリュー59の外周には、ステッピングモータ60の回転により玉送り水平路55a,55bに載置された景品玉を前方に移動せしめるような螺旋突起59aが突設されると共に、スクリュー59の先端には、前記発光素子57を被覆する凹部が形成され、その凹部に2つの切欠部63が形成されている。この切欠部63は、180度の対称位置に形成されているので、スクリュー59が一回転する間に、発光素子57からの光が切欠部63を介して2回受光素子58によって検出されるようになっている。なお、前記発光素子57、受光素子58、及びステッピングモータ60からの配線64は、まとめられてケース98の後部下方に形成された引出穴から外部に引き出されてコネクタ65に結線される。
【0014】
上記のように構成される景品玉払出装置36においては、玉供給路52a,52bから供給される景品玉が玉送り水平路55a,55bの後端部に供給された位置で停止された状態において、ステッピングモータ60が回転を開始すると、スクリュー59の螺旋突起59aにより景品玉が玉送り水平路55a,55b上を前方に向かって移動し、遂には、玉送り水平路55a,55bの終端から玉排出路54a,54bに向けて落下する。このとき、左右の玉送り水平路55aと55bからの景品玉の落下は、交互に行われるが、この交互の落下は、スクリュー59が半回転する毎に一方から1個の景品玉が落下するので、結局1個の景品玉が落下する毎に発光素子57からの光が受光素子58によって検出されることになる。このため、受光素子58によって検出された信号数が予め定めた景品玉数(1個の入賞に対応する)又は遊技玉数(1回の貸出スイッチ10の操作)に到達したときにステッピングモータ60の駆動を停止するように制御することにより、正確に入賞に対応する景品玉又は一操作に対する遊技玉を払い出すことができる。
【0015】
上記のように構成される景品玉払出装置36の下流側には、景品玉払出通路37が形成され、該景品玉払出通路37の下端に上皿連通口38が形成されている。この上皿連通口38は、パチンコ遊技機1の前面に設けられる打球供給皿6に景品玉を導くものである。また、上皿連通口38の側方には、連絡通路39が接続され、該連絡通路39の末端に余剰玉通路40が接続されている。しかして、入賞に基づく景品玉が多数払い出されて打球供給皿6が景品玉で満杯となり、遂には上皿連通口38に到達してさらに景品玉が払出続けられたときには、景品玉は連絡通路39を介して余剰玉通路40に導かれ、その後、図示しない接続樋を介して前記余剰玉受皿15に排出される。
【0016】
一方、機構板30の下部前面側には、入賞玉を一か所に集合せしめる入賞玉集合樋41が形成され、該入賞玉集合樋41の流下端に入賞玉処理装置42が設けられている。入賞玉処理装置42は、先頭の入賞玉を検出する入賞玉検出器45と、該入賞玉検出器45の上下で入賞玉を1個ずつ通過制御する玉送り部材44と、該玉送り部材44を駆動するソレノイド43とから構成され、入賞玉検出器45が入賞玉を検出すると前記景品玉払出装置36が駆動され、その景品玉払出装置36が所定数の景品玉の払出を終了すると、ソレノイド43がONされて、当該入賞玉が入賞玉検出器45を通過するように玉送り部材44が揺動し、入賞玉の通過が完了するとソレノイド43がOFFとされて、次の入賞玉を入賞玉検出器45に受け入れて、以後上記した動作を繰り返す。
【0017】
機構板30には、上記した構成以外に、機構板30の下部一側に前記入賞玉処理装置42及び景品玉払出装置36の動作を制御する景品玉払出制御基板を収納する払出制御回路基板ボックス46が取り付けられ、また、一点鎖線で示す遊技制御回路基板47が取り付けられ、更に、機構板30の上部一側にターミナル基板48が設けられる。このターミナル基板48は、外部電源供給線が接続される電源コネクタ、電源スイッチ、外部(例えば、管理コンピュータ)とパチンコ遊技機1との間の信号線を接続する玉切れ情報出力端子と発射制御信号入力端子と玉貸情報出力端子と補給情報出力端子等が設けられたプリント配線基板によって構成されるものである。
【0018】
次に、本実施例の要部を構成するカード処理機70の詳細な構造について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、カード処理機70の正面図、内部構造を示す側面図、背面図であり、図2は、カード処理機70内部に設けられるカードリードライタ100の内部構造を示す側面図であり、図3は、カード処理機70を遊技機設置島130に設置して零カードを回収する構造を説明する斜視図であり、図4は、カード処理機70の背面に零カードを回収する回収ボックス134を取り付けた状態を示す側面図である。
【0019】
図1に示すように、カード処理機70は、薄型ボックス状のケース71内に集約して設けられ、そのケース71の前面に、前記したように光通信部72、利用可表示ランプ73、端数スイッチ74、連結台方向表示器75、カード挿入中表示ランプ76、カード挿入口77、スイッチ用キー78が臨んでいる。そして、その内部構造においては、図1(B)に示すように、中央よりやや上方にカード処理機70の動作を制御する制御回路基板ボックス80が収納固定されている。制御回路基板ボックス80の内部には、後に説明する図6に示される制御部80aが形成された基板が収納されている。また、制御回路基板ボックス80には、覗き窓81が形成され、その覗き窓81から基板のヒューズ82が視認されるようになっている。また、制御回路基板ボックス80に収納される基板には、複数のディップスイッチ83とコネクタ84〜86が設けられている。ディップスイッチ83は、後に説明する図7に示すように操作することにより、各種の設定を行うことができるようになっている。また、コネクタ84には、ケース71の背面側に固定されるプリント配線中継基板88に設けられるコネクタ89と接続されるハーネス87が接続されている。プリント配線中継基板88は、上記基板とパチンコ遊技機1の前記払出制御回路基板ボックス46に収納される払出制御回路基板や、後述する電源部122との接続を中継するものであり、このため、プリント配線中継基板88には、遊技機等との接続用ハーネス90を接続するコネクタ91が設けられている。
【0020】
また、前記コネクタ85には、ケース71の前面側に固定されるプリント配線中継基板93から延びるハーネス92が接続される。このプリント配線中継基板93には、前記端数スイッチ74、連結台方向表示器75、カード挿入中表示ランプ76、及び後述するキースイッチ98が実装されている。更に、前記コネクタ86は、後述するカードリードライタ100と接続されるハーネス94が接続されている。
【0021】
上記した制御回路基板ボックス80の上方には、前記光通信部72から光信号を出力する光通信器95が固定され、その光通信器95とカードリードライタ100とが光ファイバー96によって接続されている。また、制御回路基板ボックス80の下部前方には、投受光方式のキースイッチ98が設けられるが、このキースイッチ98は、前記スイッチ用キー78を操作したときに回転リンク97a、作動リンク97b、可動リンク97c、検出片97dを介してON・OFFされるものである。しかして、このキースイッチ98は、電気的なトラブル等によって制御回路の制御に故障が生じたときに、その故障が直って再度制御回路をリセットする場合のリセット信号を導出するものである。
【0022】
ケース71のほぼ中程には、カードリードライタ100が収納固定されている。カードリードライタ100は、ケース101の内部に集約して形成されるものであり、図2に示すように、その前方に前記カード挿入口77が形成され、その背面であってカード挿入口77と対向する位置にカード回収口102が形成されている。カード回収口102は、図1(C)に示すように、ケース71の背面側まで貫通している。また、ケース101の内部には、カード搬送装置103が設けられている。このカード搬送装置103は、正逆回転可能な駆動モータ104の出力軸105に固着されるウォーム歯車106と上下方向に回転自在に軸支される駆動軸108との端部に固着されるウォームギヤ107とを噛合させ、その駆動軸108の左右側方に回転自在に軸支される従動軸111,112と駆動軸108との間に搬送ベルト113,114を掛け渡すことにより構成されている。しかして、駆動モータ104が駆動されることによりカード挿入口77から挿入されるカード120を、まず、前方の搬送ベルト113によって内部に取り込み(以下、カード取込方向の駆動を正回転といい、逆方向の駆動を逆回転という)、カード120を返却する場合には、駆動モータ104を逆回転し、カード120を回収する場合には、更に正回転する。
【0023】
また、上記した駆動軸108には、押えローラ109が固着され、該押えローラ109の対面する面には、カード120に記録された情報を読み出したり書き込んだりする読取書込部110が設けられている(図2で読取書込部110が実線で描かれているが、実際には、押えローラ109に隠れて見えない)。また、カード挿入口77とカード回収口102との間のカード120の搬送位置には、複数のフォトセンサ115a〜115gが適宜位置に設けられており、更に、カード挿入口77に近い下部には、パンチ孔装置116が設けられている。フォトセンサ115a〜115gは、駆動モータ104の駆動開始・停止及びカード120の有無を検出するものであり、また、パンチ孔装置116は、カード120にパンチ孔121を穿設するための装置である。上記した駆動モータ104、読取書込部110、フォトセンサ115a〜115g、パンチ孔装置116は、内部に設置されるプリント配線基板117に電気的に接続され、そのプリント配線基板117に設けられる光用コネクタ118及びコネクタ119を介して前記光ファイバー96及びハーネス94と接続される。
【0024】
上記のように構成されるカードリードライタ100は、カード120が挿入されたときにフォトセンサ115aでそれを検出して駆動モータ104を正回転して搬送ベルト113を駆動してカード120を内部に取り込み、カード120に記録された情報を読取書込部110で読み取る。なお、読み取り位置に来たときに駆動モータ104の駆動は、停止される。そして、遊技者が前記貸出スイッチ10を操作したことに基づいて設定された金額に対応する遊技玉が貸し出されたことを確認して消費情報をカード120から消去する。また、前記返却スイッチ12が操作されたときには、駆動モータ104を逆回転してカード120をカード挿入口77側に搬送する。一方、カード120に記録された情報が「零」となった場合において、ディップスイッチ83における設定が戻し駆動(排出駆動ともいう)に設定されている場合には、駆動モータ104を逆回転してカード120をカード挿入口77側に搬送し、その設定が回収駆動に設定されている場合には、駆動モータ104を正回転して搬送ベルト113,114によってカード120をカード回収口102側に搬送する。なお、この動作については、後に詳述するが、カードリードライタ100の構成として、後方位置にある搬送ベルト114は、あってもなくても良い。ない場合には、回収されたカードは、カード回収口102から飛び出さないが、次に回収されるカードに押されてカード回収口102から外に排出されるからである。
【0025】
図1に戻って、カード処理機70のケース71の下部には、電源部122が設けられている。この電源部122は、前記制御回路基板ボックス80内の基板等に電源を供給するものであるとともに、当該カード処理機70の固有番号を設定するIDナンバー設定部123が設けられている。また、電源部122からは電源線124及び制御回路接続用ハーネス125がケース71の下部背面に穿設された接続用開口126から外に引き出されている。なお、カード処理機70の背面には、カード処理機70をパチンコ遊技機1又は遊技機設置島130に取り付けるための取付部材127が設けられている。
【0026】
上記したカード処理機70をカードの回収機構が内設された遊技機設置島130に設置した場合には、図3に示すように、カード処理機70のカード回収口102から回収された零カード133は、カード回収搬送装置131によって島端に設けられる回収ボックス132に集められ、その回収ボックス132に集められた零カード133を遊技場の店員が一括して処理することができる。また、遊技機設置島130に上記のようなカード回収搬送装置131が設備されていない場合であっても、図4に示すように、カード処理機70の背面に零カード133を回収して収納する回収ボックス134を取り付けることにより、零カード133を回収することができる。この場合には、設備費がかからない反面、零カード133を回収する際に、個々の回収ボックス134から零カード133を抜き取らなければならず、多少面倒な作業を必要とする。
【0027】
ところで、前記制御回路基板ボックス80内に収納される制御部80aには、図6のブロック図に示すように、カードリーダライタ100、光通信部72、電源部122、利用可表示ランプ73、連結台表示器75、キースイッチ98、端数スイッチ74、カード挿入中表示ランプ76、打球供給皿6に設けられる度数表示LED11,LED内蔵の貸出スイッチ10,返却スイッチ12、及びパチンコ遊技機1(正確には、払出制御回路基板ボックス46に収納される払出制御回路基板)にそれぞれ接続されている。特に、制御部80aとパチンコ遊技機1との接続においては、接続確認信号(カード処理機70と遊技機1とが電気的に接続されていないと両方が作動しない)を相互にやり取りし、貸出し要求信号を制御部80aから遊技機1に送って景品玉払出装置36を駆動して遊技玉を払い出すようになっている他、図示しない各種の信号をやり取りしている。また、制御部80aに設けられる前記ディップスイッチ83は、図5の拡大図に示すように、本実施例において、8個のディップスイッチ群から構成されている。
【0028】
しかして、各ディップスイッチの設定機能は、図7に示すように、デイップスイッチ1〜4(以下、DSW1〜4と略称)までが前記貸出スイッチ10の1回の操作によって消費される金額を設定するものであり、DSW1が100円、DSW2が200円、DSW3が400円、DSW4が800円とされ、図示のようにDSW1,2がONでDSW3,4がOFFの場合には、100+200=300円が設定されることになる。したがって、図示の場合には、最高1500円まで設定することが可能となっている。ただし、一定額(例えば、500円又は1000円)を超える設定がなされている場合において、その超えた分については、ソフト処理的に無効としても良い。DSW5は、零カードを回収するか返却するかを選択するためのものであり、ONした場合には、カード搬送装置103を回収動作させ、OFFした場合には、戻し動作(排出動作)させるものである。DSW6は、カード処理機70が接続される遊技機がパチンコ遊技機であるのか、あるいはスロットマシンであるのかを選択するためのものであり、接続される遊技機がパチンコ遊技機1である場合には、ONとし、スロットマシンである場合には、OFFとする。この場合、スロットマシンに設定した場合、前記DSW1〜4の設定値が無効とされ、スロットマシンのメダルの貸出金額は、例えば、1000円に固定される。もちろんDSW1〜4の設定値によって貸出金額を設定しても良い。DSW7は、前記光通信部72から発する売上げパルス幅を設定するためのものであり、ONの場合には50で、OFFの場合には100が設定される。DSW8は、未使用のものである。
【0029】
上記した制御部80aによって制御される動作のうち、カードの排出・回収制御動作について図8を参照して説明すると、ステップ10においてカード挿入有か否かが判別され、挿入されていなければ、カード排出・回収サブルーチンは終了し、挿入されていれば、ステップ20でカードの残額が「0」か否かが判別される。カード残額が「0」でなければ、カード排出・回収サブルーチンは終了し、「0」であれば、ステップ30でDSW5が「ON」か否かが判別される。DSW5がONであるときには、ステップ40でカードの回収を図るべくカード搬送装置103が正回転を開始し、ステップ50でカードの回収が完了したと判別されると、ステップ80でカード搬送装置103の動作が停止される。一方、DSW5がOFFであるときには、ステップ60でカードの返却を図るべくカード搬送装置103が逆回転を開始し、ステップ70でカードの返却が完了したと判別されると、ステップ80でカード搬送装置103の動作が停止される。
【0030】
このように、本実施例においては、読取書込部110で読み取られた情報が零となったときに、カード搬送装置103が戻し動作又は回収動作のいずれか一方を実行するようにディップスイッチ83のDSW5で選択できるので、DSW5により戻し動作が選択されている場合には、零カードが遊技者に返却され、一方、DSW5により回収動作が選択されている場合には、零カードが回収される。したがって、いずれの方式のカード処理機にも適用することができる。なお、戻し動作又は回収動作の選択は、DSW5の操作ではなく、例えば、前記カード回収口102が閉塞されているか否かを検出して、その検出信号に基づいていずれかを選択するように構成しても良い。
【0031】
なお、前記制御部80aによって制御される動作のうち、度数表示LED11の表示動作が図9に示されているので、これについて簡単に説明する。図9(A)に示す度数表示LED11は、3つのセグメント表示器(ドット表示器でも良い)によって構成されている。そして、まず、図9(B)に示すように、電源投入時には、中継器設定アドレス(前記IDナンバー設定部123によって設定されたIDナンバー)が表示され、次いで前記DSW1〜4で設定した貸出金額が表示され、更に、前記DSW7で設定した売上げ幅パルスの設定値が表示される。図9(C)に示すように、カード挿入時には、挿入されたカードに記録される残高が表示される。図9(D)に示すように、貸出スイッチ10が押下操作されたときに、カード残高が点灯表示され、次いで設定値(例えば、300円)のうちの単位金額(100円)毎の減算額が点滅表示されて、最終的に貸出後のカード残高が点灯表示される。図9(E)に示すように、エラーの発生時には、カード残高とエラーの種類によって決められたエラーコードが交互に点灯表示される。図9(F)に示すように、端数スイッチ74を1回押下操作すると、表示の種類を予告するF1〜F4が順次表示されると共に各予告表示の次に種類に応じた数値が点灯表示される。具体的には、F1の次には、端数値が表示され、F2の次には、カード残高が表示され、F3の次には、挿入時のカード残高が表示され、F4の次には、貸出前のカード残高が表示される。図9(G)に示すように、端数スイッチ74を2回連続して押下操作すると、表示の種類を予告するF5〜F8が順次表示されると共に各予告表示の次に種類に応じた数値が点灯表示される。具体的には、F5の次には、エラーコードの内容が表示され、F6の次には、ID番号の設定値が表示され、F7の次には、売上げパルス幅の設定値が表示され、F8の次には、貸出金額の設定値が表示される。
【0032】
以上説明した実施例では、カード処理機70をパチンコ遊技機1に対応したものを示したが、図15に示すように、カード処理機70をスロットマシン140に対応させても良い。このスロットマシン140について簡単に説明すると、周知のように、スロットマシン140は、所定数のメダルをメダル投入口142から投入した状態で操作レバー143を操作して複数(3つ)の回転ドラム141を回転開始させ、その後、各回転ドラム141にそれぞれ対応したストップボタン144を操作することにより、回転ドラム141を停止させ、当りライン上に並んだ図柄の組合せが当り図柄の組合せであるときに、その当り価値に対応したメダルがメダル受皿145に放出されるものである。なお、図示におけるスロットマシン140には、メダル投入口142にメダルを連続投入(例えば、50枚まで)するか否かを選択するクレジット選択ボタン149と、そのクレジットを選択したときに1回の遊技で投入するメダル数を選択するBETボタン150と、遊技において大当り図柄によって生じたボーナスゲーム(短期間にメダルを多量に獲得することのできるチャンスが複数回与えられる)の回数を表示するボーナス回数表示器151と、当りによって払い出されるメダル数を表示する払出枚数表示器152と、クレジット選択時における連続投入したメダル数を表示するクレジット枚数表示器153と、クレジットを選択しないときにメダル投入口142に投入したメダル数(最高3個まで)を表示するメダル投入枚数表示器154が設けられている。
【0033】
更に、本実施例におけるスロットマシン140においては、遊技に際し、カード処理機70のカード挿入口77に挿入したカードによって遊技媒体としてのメダルを借り受けるために、前記実施例と同様な貸出スイッチ146、返却スイッチ147、及び度数表示LED148がその前面に設けられている。しかして、カードをカード処理機70に挿入した状態で、遊技者が貸出スイッチ146を操作したときには、設定された金額(例えば、1000円)に相当するメダルがメダル受皿145に自動的に払い出される。そして、カード処理機70に投入されたカードの価値が零となったときには、前記実施例と同様にディップスイッチ83のDSW5の設定によって零カードが返却されたり、回収されたりする。なお、返却スイッチ147、度数表示LED148の機能は、前記実施例と全く同じである。
【0034】
以上、実施例に係るカード処理機70の構成及び作用について説明してきたが、本実施例によれば、読取書込部110で読み取られた情報が零となったときに、カード搬送装置103が戻し動作又は回収動作のいずれか一方を実行するようにディップスイッチ83のDSW5で選択できるので、DSW5により戻し動作が選択されている場合には、零カードが遊技者に返却され、一方、DSW5により回収動作が選択されている場合には、零カードが回収される。したがって、いずれの方式のカード処理機にも適用することができる。
【0035】
なお、上記した実施例では、遊技価値としてのパチンコ玉やメダルがパチンコ遊技機又はスロットマシン等に設けられる景品玉払出装置又はメダル払出装置によって払い出されるものについて説明したが、カード処理機自体にパチンコ玉又はメダルを払い出す機能を備えさせたものでも良いし、逆にカード処理機自体がパチンコ遊技機やスロットマシンに内蔵されたものでも良い。また、カードに記録された情報を直接パチンコ玉やメダル等の遊技価値に交換するものではなく、情報を得点に変換し、その後、その得点をパチンコ玉やメダルに変換し、又は変換することなく得点をそのまま使用するものでも良い。また、カード処理機で処理するカードの種類も、全国共通のプリペイドカードだけでなく、遊技場固有のハウスカードも兼用して使用できるものであってもよい。更に、従来と同様に硬貨を投入する投入口が併用されたカード処理機であっても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、カード回収口が閉塞されているか否かを検出する回収口検出手段の検出信号に基づいて、カード回収口が閉塞されているときには戻し動作を選択し、カード回収口が閉塞されていないときには回収動作を選択する搬送モード選択手段を設けたので、カード回収口が閉塞されている場合には、零カードが遊技者に返却され、一方、カード回収口が閉塞されていない場合には、零カードが回収される。したがって、いずれの方式のカード処理機にも適用することができる。また、遊技機選択手段で選択された遊技機がパチンコ遊技機である場合に、金額設定手段により設定された金額に対応する遊技価値を貸与することができ、遊技機選択手段で選択された遊技機がスロットマシンである場合に、金額設定手段により設定された金額を無効として予め固定の金額に対応する遊技価値を貸与することができる。更に、内部に残存するカードの回収する場合、当該カードの次に回収動作されるカードに押されて当該カードをカード回収口から排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るカード処理機の正面図、内部構造を示す側面図、背面図である。
【図2】カード処理機内部に設けられるカードリードライタの内部構造を示す側面図である。
【図3】カード処理機を遊技機設置島に設置して零カードを回収する構造を説明する斜視図である。
【図4】カード処理機の背面に零カードを回収する回収ボックスを取り付けた状態を示す側面図である。
【図5】カード処理機の動作を制御する制御回路基板が収納される基板ボックスの平面図である。
【図6】カード処理機の動作を制御する制御回路のブロック図である。
【図7】各種の設定を行うディップスイッチの機能を説明する説明図である。
【図8】カード処理機のカード返却・回収動作を示すフロー図である。
【図9】度数表示LEDの表示動作を説明する説明図である。
【図10】遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図である。
【図11】パチンコ遊技機の背面に設けられる機構板の背面図である。
【図12】機構板に設けられる景品玉払出装置の分解斜視図である。
【図13】景品玉払出装置の側方断面図である。
【図14】景品玉払出装置の正面断面図である。
【図15】遊技機の一例としてのスロットマシンの正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(遊技機)
30 機構板
36 景品玉払出装置
46 払出制御回路基板ボックス
70 カード処理機
71 ケース
72 光通信部
73 利用可表示ランプ
74 端数スイッチ
75 連結台方向表示器
76 カード挿入中表示ランプ
77 カード挿入口
78 スイッチ用キー
80 制御回路基板ボックス
83 ディップスイッチ
100 カードリードライタ
101 ケース
102 カード回収口
103 カード搬送装置
104 駆動モータ
108 駆動軸
109 押えローラ
110 読取書込部
111 従動軸
112 従動軸
113 搬送ベルト
114 搬送ベルト
115a〜115g フォトセンサ
130 遊技機設置島
131 カード回収搬送装置
132 回収ボックス
133 零カード
134 回収ボックス
140 スロットマシン(遊技機)

Claims (3)

  1. 遊技に使用可能なカードを挿入するカード挿入口と、該カード挿入口から挿入されたカードを搬送するカード搬送手段と、挿入されたカードに記録された情報を読み取るカード読取手段と、を少なくとも備えた遊技機用カード処理機において、
    該遊技機用カード処理機には、そのケース裏側に前記カード挿入口から挿入されたカードを回収するカード回収口を形成し、
    前記カードの残高が零となったときに当該カードを前記カード挿入口側に搬送する戻し動作と前記カード回収口側に搬送する回収動作とのいずれの動作を前記カード搬送手段により実行するかを選択する搬送モード選択手段と、
    前記カードの残高が零となったときに、前記搬送モード選択手段による選択に応じた動作を前記カード搬送手段に実行させる制御部と、
    前記カード回収口が閉塞されているか否かを検出する回収口検出手段と、を備え、
    前記搬送モード選択手段は、前記回収口検出手段の検出信号に基づいて、前記カード回収口が閉塞されているときには戻し動作を選択し、前記カード回収口が閉塞されていないときには回収動作を選択することを特徴とする遊技機用カード処理機。
  2. 遊技者の貸与操作に応じて、遊技に供する遊技価値を貸与する制御を行う貸与制御部と、1回の貸与操作に応じて前記遊技価値の貸与のために前記カードの残高から消費される金額を設定する金額設定手段と、当該遊技機用カード処理機に接続される遊技機がパチンコ遊技機かスロットマシンかを選択する遊技機選択手段と、がさらに設けられ、
    前記貸与制御部は、前記貸与操作があったときに、前記遊技機選択手段で選択された遊技機がパチンコ遊技機である場合には、前記金額設定手段により設定された金額に対応する遊技価値を貸与する制御を行い、前記遊技機選択手段で選択された遊技機がスロットマシンである場合には、前記金額設定手段により設定された金額を無効として予め固定の金額に対応する遊技価値を貸与する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機用カード処理機。
  3. 前記カード搬送手段は、前記回収動作において前記残高が零となったカードが前記カード回収口から排出されない搬送量の搬送を行い、当該カードの次に回収動作されるカードに押されて当該カードが前記カード回収口から排出されるように構成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機用カード処理機。
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