JP2002035249A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2002035249A JP2002035249A JP2000229275A JP2000229275A JP2002035249A JP 2002035249 A JP2002035249 A JP 2002035249A JP 2000229275 A JP2000229275 A JP 2000229275A JP 2000229275 A JP2000229275 A JP 2000229275A JP 2002035249 A JP2002035249 A JP 2002035249A
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- prize ball
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 球受皿が満杯状態となった場合、賞球排出装
置のみ停止し、発射装置は停止せずに発射可能として遊
技を続行させることで、遊技者にとって不利となってし
まうことを回避できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤に設けられた複数の入賞口と、遊
技盤上に遊技球を発射する発射装置と、入賞口への遊技
球の入賞に対して賞品球を球受皿に向けて払い出す賞球
排出装置と、入賞口への遊技球の入賞があった場合に、
賞球排出装置による賞品球の払出を制御する払出制御手
段と、球受皿が満杯状態となった場合に賞球排出装置の
払出動作を停止する払出動作停止手段とを備えた遊技機
において、球受皿が満杯状態となった場合に、発射装置
の動作を停止することなく継続させる。
置のみ停止し、発射装置は停止せずに発射可能として遊
技を続行させることで、遊技者にとって不利となってし
まうことを回避できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤に設けられた複数の入賞口と、遊
技盤上に遊技球を発射する発射装置と、入賞口への遊技
球の入賞に対して賞品球を球受皿に向けて払い出す賞球
排出装置と、入賞口への遊技球の入賞があった場合に、
賞球排出装置による賞品球の払出を制御する払出制御手
段と、球受皿が満杯状態となった場合に賞球排出装置の
払出動作を停止する払出動作停止手段とを備えた遊技機
において、球受皿が満杯状態となった場合に、発射装置
の動作を停止することなく継続させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に設けられ
た複数の入賞口と、遊技盤上に遊技球を発射する発射装
置と、入賞口への遊技球の入賞に対して賞品球を球受皿
に向けて払い出す賞球排出装置と、入賞口への遊技球の
入賞があった場合に、賞球排出装置による賞品球の払出
を制御する払出制御手段と、球受皿が満杯状態となった
場合に賞球排出装置の払出動作を停止する払出動作停止
手段とを備えた遊技機に関するものである。
た複数の入賞口と、遊技盤上に遊技球を発射する発射装
置と、入賞口への遊技球の入賞に対して賞品球を球受皿
に向けて払い出す賞球排出装置と、入賞口への遊技球の
入賞があった場合に、賞球排出装置による賞品球の払出
を制御する払出制御手段と、球受皿が満杯状態となった
場合に賞球排出装置の払出動作を停止する払出動作停止
手段とを備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技店に設置されているパチンコ
遊技機のほとんどの機種において、メーカを問わず、下
皿が遊技球で満杯状態となった場合、賞品球を払い出す
賞球払出装置と下皿との間で払い出した遊技球が払出通
路に詰まる等して賞球払出装置が破損することがあり、
賞球払出装置の破損を未然に防止するために、賞球払出
装置と遊技球を弾発する発射装置の停止を行っている。
この時、遊技盤面のランプや音声などにより、下皿が満
杯状態となっていることを報知しているが、これらの報
知は直感的なものではなく、ランプの点灯もしくは点滅
や音声による警告音が何を表しているか認知していない
遊技者には、非常に不親切なものとなっている。
遊技機のほとんどの機種において、メーカを問わず、下
皿が遊技球で満杯状態となった場合、賞品球を払い出す
賞球払出装置と下皿との間で払い出した遊技球が払出通
路に詰まる等して賞球払出装置が破損することがあり、
賞球払出装置の破損を未然に防止するために、賞球払出
装置と遊技球を弾発する発射装置の停止を行っている。
この時、遊技盤面のランプや音声などにより、下皿が満
杯状態となっていることを報知しているが、これらの報
知は直感的なものではなく、ランプの点灯もしくは点滅
や音声による警告音が何を表しているか認知していない
遊技者には、非常に不親切なものとなっている。
【0003】特に、初心者が起こしがちな事象として、
大当り中にラウンド経過と共に払い出された遊技球が下
皿に蓄積していき、やがて下皿が満杯状態となった場合
に、賞球払出装置と発射装置が停止し、発射が止ってし
まうことで混乱し、そのまま放置することでカウント未
達で次のラウンドへ進んだり、当該ラウンドの消化不良
で大当り動作が終了してしまい、本来得られるはずの遊
技球数よりも実際に得た獲得遊技球数が大幅に少なくな
って遊技者にとって不利となってしまうことがある。
大当り中にラウンド経過と共に払い出された遊技球が下
皿に蓄積していき、やがて下皿が満杯状態となった場合
に、賞球払出装置と発射装置が停止し、発射が止ってし
まうことで混乱し、そのまま放置することでカウント未
達で次のラウンドへ進んだり、当該ラウンドの消化不良
で大当り動作が終了してしまい、本来得られるはずの遊
技球数よりも実際に得た獲得遊技球数が大幅に少なくな
って遊技者にとって不利となってしまうことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、球受
皿が満杯状態となった場合の発射装置の停止により遊技
者が受ける損失を極力回避し得る遊技機を提供すること
にある。
皿が満杯状態となった場合の発射装置の停止により遊技
者が受ける損失を極力回避し得る遊技機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の遊技機
は、遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前記遊技盤上
に遊技球を発射する発射装置と、前記入賞口への遊技球
の入賞に対して賞品球を球受皿に向けて払い出す賞球排
出装置と、前記入賞口への遊技球の入賞があった場合
に、前記賞球排出装置による賞品球の払出を制御する払
出制御手段と、前記球受皿が満杯状態となった場合に前
記賞球排出装置の払出動作を停止する払出動作停止手段
とを備えたものであって、前記球受皿が満杯状態となっ
た場合に、前記発射装置の動作を停止することなく継続
させる発射動作継続手段を設けたことを特徴とする。
は、遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前記遊技盤上
に遊技球を発射する発射装置と、前記入賞口への遊技球
の入賞に対して賞品球を球受皿に向けて払い出す賞球排
出装置と、前記入賞口への遊技球の入賞があった場合
に、前記賞球排出装置による賞品球の払出を制御する払
出制御手段と、前記球受皿が満杯状態となった場合に前
記賞球排出装置の払出動作を停止する払出動作停止手段
とを備えたものであって、前記球受皿が満杯状態となっ
た場合に、前記発射装置の動作を停止することなく継続
させる発射動作継続手段を設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の遊技機は、請求項1に記
載のものにおいて、前記払出動作停止手段によって前記
賞球排出装置が停止している間に、前記入賞口への遊技
球の入賞があった場合に、該入賞口に対して設定されて
いる賞品球数あるいは該入賞口に対する賞品球データを
記憶する記憶手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
載のものにおいて、前記払出動作停止手段によって前記
賞球排出装置が停止している間に、前記入賞口への遊技
球の入賞があった場合に、該入賞口に対して設定されて
いる賞品球数あるいは該入賞口に対する賞品球データを
記憶する記憶手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項3に記載の遊技機は、請求項2に記
載のものにおいて、前記払出動作停止手段による前記賞
球排出装置の動作の停止を解除する払出動作停止解除手
段を備え、前記球受皿の満杯状態が解消された場合に、
前記払出動作停止解除手段により前記賞球排出装置の動
作の停止を解除すると共に、前記記憶手段の記憶に応じ
た賞品球を前記賞球排出装置により払い出させることを
特徴とするものである。
載のものにおいて、前記払出動作停止手段による前記賞
球排出装置の動作の停止を解除する払出動作停止解除手
段を備え、前記球受皿の満杯状態が解消された場合に、
前記払出動作停止解除手段により前記賞球排出装置の動
作の停止を解除すると共に、前記記憶手段の記憶に応じ
た賞品球を前記賞球排出装置により払い出させることを
特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の遊技機は、請求項1乃至
3のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、通常遊
技状態よりも遊技者に対して特別の利益を与えるように
なされた大当り遊技状態である時に、前記球受皿が満杯
状態となった場合には、前記発射装置の動作を停止する
ことなく継続させることを特徴とするものである。
3のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、通常遊
技状態よりも遊技者に対して特別の利益を与えるように
なされた大当り遊技状態である時に、前記球受皿が満杯
状態となった場合には、前記発射装置の動作を停止する
ことなく継続させることを特徴とするものである。
【0009】請求項5に記載の遊技機は、請求項4に記
載のものにおいて、前記大当り遊技状態以外の前記通常
遊技状態時に、前記球受皿が満杯状態である場合には、
前記発射装置の動作を停止することを特徴とするもので
ある。
載のものにおいて、前記大当り遊技状態以外の前記通常
遊技状態時に、前記球受皿が満杯状態である場合には、
前記発射装置の動作を停止することを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態のパチンコ遊
技機の正面図である。図1に示すように、パチンコ遊技
機の基枠1の前面には金枠2が設けられ、金枠2にはガ
ラス扉3が開閉自在に設けられ、ガラス扉3を通して視
認される遊技盤4が基枠1の上部側に装着されている。
基枠1の前面下部側には打球発射装置(後述)に供給す
る遊技球(パチンコ球)を貯留する上受皿5が設けら
れ、上受皿5の下方には該上受皿5から溢れたパチンコ
球を貯留する下受皿6が設けられ、下受皿6の右側部に
は打球発射装置の打球ハンドル7が設けられている。
を参照して説明する。図1は、本実施形態のパチンコ遊
技機の正面図である。図1に示すように、パチンコ遊技
機の基枠1の前面には金枠2が設けられ、金枠2にはガ
ラス扉3が開閉自在に設けられ、ガラス扉3を通して視
認される遊技盤4が基枠1の上部側に装着されている。
基枠1の前面下部側には打球発射装置(後述)に供給す
る遊技球(パチンコ球)を貯留する上受皿5が設けら
れ、上受皿5の下方には該上受皿5から溢れたパチンコ
球を貯留する下受皿6が設けられ、下受皿6の右側部に
は打球発射装置の打球ハンドル7が設けられている。
【0011】遊技盤面4には、略中央に図柄表示ユニッ
ト8が配備され、図柄表示ユニット8の左方と右方とに
それぞれ左右ゲート9,10が設けられ、図柄表示ユニ
ット8の下方にはチャッカにより構成された特別図柄に
関する始動入賞口11が設けられ、該始動入賞口11の
直下には普通電動役物12が設けられ、遊技盤面4の下
部には役物ユニット13が配設されている。
ト8が配備され、図柄表示ユニット8の左方と右方とに
それぞれ左右ゲート9,10が設けられ、図柄表示ユニ
ット8の下方にはチャッカにより構成された特別図柄に
関する始動入賞口11が設けられ、該始動入賞口11の
直下には普通電動役物12が設けられ、遊技盤面4の下
部には役物ユニット13が配設されている。
【0012】図柄表示ユニット8は、中央にカラー液晶
表示装置により構成された特別図柄表示装置14が組み
付けられ、図柄表示ユニット8の上部にはセグメント形
式の表示器からなる普通図柄表示装置15が配設されて
いる。なお、始動入賞口11及び普通電動役物12の入
賞口16が特別図柄表示装置14における特別図柄の図
柄変動の開始に関わる始動入賞口に設定されている。ま
た、左右ゲート9,10が普通図表示装置15における
普通図柄変動の開始に関わる始動ゲートに設定されてい
る。
表示装置により構成された特別図柄表示装置14が組み
付けられ、図柄表示ユニット8の上部にはセグメント形
式の表示器からなる普通図柄表示装置15が配設されて
いる。なお、始動入賞口11及び普通電動役物12の入
賞口16が特別図柄表示装置14における特別図柄の図
柄変動の開始に関わる始動入賞口に設定されている。ま
た、左右ゲート9,10が普通図表示装置15における
普通図柄変動の開始に関わる始動ゲートに設定されてい
る。
【0013】また、役物ユニット13の中央には、開閉
扉17により開成される大入賞口18が配備されてい
る。大入賞口18の内部の一部には、特別入賞領域であ
る特定領域(図示せず)が設けられ、該特定領域には特
定領域を開閉する特定領域扉(図示せず)が設けられて
いる。
扉17により開成される大入賞口18が配備されてい
る。大入賞口18の内部の一部には、特別入賞領域であ
る特定領域(図示せず)が設けられ、該特定領域には特
定領域を開閉する特定領域扉(図示せず)が設けられて
いる。
【0014】前記大入賞口18は、特別図柄表示装置1
4において図柄の変動停止が行われた結果が大当りとな
った場合に、特別遊技状態(大当り遊技状態)となり、
所定時間にわたって開放される。但し、大入賞口18は
開放中に所定個数(例えば、10個)の入賞があった場
合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖される。
4において図柄の変動停止が行われた結果が大当りとな
った場合に、特別遊技状態(大当り遊技状態)となり、
所定時間にわたって開放される。但し、大入賞口18は
開放中に所定個数(例えば、10個)の入賞があった場
合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖される。
【0015】また、大入賞口18の開放中に前記特定領
域を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この
回に開成されている大入賞口18が閉鎖された後、新た
に大入賞口18が開放される。特定領域を遊技球が通過
したことに基く大入賞口18の連続開放動作は、上限回
数が設けられており、例えば、最初の開放を含めて最高
15回までとなっている。また、大当り遊技状態は、大
入賞口18の開放中に特定領域への遊技球の通過がなか
った場合には、この回の大入賞口18が閉鎖した時点で
大当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口18の連
続開放動作が15回目まで続いた場合には、15回目の
大入賞口18が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了と
なる。
域を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この
回に開成されている大入賞口18が閉鎖された後、新た
に大入賞口18が開放される。特定領域を遊技球が通過
したことに基く大入賞口18の連続開放動作は、上限回
数が設けられており、例えば、最初の開放を含めて最高
15回までとなっている。また、大当り遊技状態は、大
入賞口18の開放中に特定領域への遊技球の通過がなか
った場合には、この回の大入賞口18が閉鎖した時点で
大当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口18の連
続開放動作が15回目まで続いた場合には、15回目の
大入賞口18が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了と
なる。
【0016】なお、始動入賞口11及び普通電動役物1
2の入賞口16への遊技球の入賞に対する払出し数は、
例えば、7個に設定されている。また、大入賞口18へ
の遊技球の入賞に対する払出し数は、例えば、15個に
設定されている。
2の入賞口16への遊技球の入賞に対する払出し数は、
例えば、7個に設定されている。また、大入賞口18へ
の遊技球の入賞に対する払出し数は、例えば、15個に
設定されている。
【0017】図2は、図1のパチンコ遊技機の裏面図で
ある。遊技機の基枠1の裏面上部には球タンク19が取
付けられ、該球タンク19内には賞品球あるいは貸球と
して排出するためのパチンコ球が貯留されている。球タ
ンク19の下部から基枠1の右側に向けて傾斜が掛けら
れて前後方向に4条の球誘導樋20が設けられ(図2に
おいては符号20で示す1条のみ図示)、球タンク19
内のパチンコ球が4条の球誘導樋20のそれぞれに導か
れる。
ある。遊技機の基枠1の裏面上部には球タンク19が取
付けられ、該球タンク19内には賞品球あるいは貸球と
して排出するためのパチンコ球が貯留されている。球タ
ンク19の下部から基枠1の右側に向けて傾斜が掛けら
れて前後方向に4条の球誘導樋20が設けられ(図2に
おいては符号20で示す1条のみ図示)、球タンク19
内のパチンコ球が4条の球誘導樋20のそれぞれに導か
れる。
【0018】前記の球誘導樋20は、基枠1の右側に至
って後、左側下方に向けて斜めに屈曲され、さらに基枠
1の中央部に大きく開設された開口部21の右側縁上部
に至って下方に向けて折曲され、前後に2条の球誘導樋
24と前後に2条の球誘導樋25とに分岐する。なお、
前後方向に4条の球誘導樋20内には、これらの球誘導
樋内のパチンコ球を検出する空切り防止スイッチ33
(33a〜33d)が配設されている。なお、空切り防
止スイッチ33a〜33dは、パチンコ球がない場合に
オフとなる。
って後、左側下方に向けて斜めに屈曲され、さらに基枠
1の中央部に大きく開設された開口部21の右側縁上部
に至って下方に向けて折曲され、前後に2条の球誘導樋
24と前後に2条の球誘導樋25とに分岐する。なお、
前後方向に4条の球誘導樋20内には、これらの球誘導
樋内のパチンコ球を検出する空切り防止スイッチ33
(33a〜33d)が配設されている。なお、空切り防
止スイッチ33a〜33dは、パチンコ球がない場合に
オフとなる。
【0019】また、基枠1の裏面には、前記開口部21
の右側縁中間部に隣接して賞球排出装置22が配設さ
れ、該賞球排出装置22の下方において開口部21の右
側縁下部から間隔を開けて貸球排出装置23が配設され
ている。
の右側縁中間部に隣接して賞球排出装置22が配設さ
れ、該賞球排出装置22の下方において開口部21の右
側縁下部から間隔を開けて貸球排出装置23が配設され
ている。
【0020】前後に2条の球誘導樋24は、開口部21
の右側縁上部に沿って垂下した後、賞球排出装置22の
上方において右側下方に向けて斜めに屈曲され、さらに
該賞球排出装置22の右側部の上方に至って下方に向け
て折曲され、2条の球誘導樋24の終端がそれぞれ賞球
排出装置22に連結されている。
の右側縁上部に沿って垂下した後、賞球排出装置22の
上方において右側下方に向けて斜めに屈曲され、さらに
該賞球排出装置22の右側部の上方に至って下方に向け
て折曲され、2条の球誘導樋24の終端がそれぞれ賞球
排出装置22に連結されている。
【0021】また、前後に2条の球誘導樋25は、開口
部21の右側縁上部に沿って垂下した後、球誘導樋24
よりも上方側で右側下方に向けて斜めに屈曲され、さら
に基枠1の右側寄りに至って下方に向けて折曲され、賞
球排出装置22の右側部に沿って下方に垂下した後に左
方に屈曲され、2条の球誘導樋25の終端がそれぞれ貸
球排出装置23に連結されている。
部21の右側縁上部に沿って垂下した後、球誘導樋24
よりも上方側で右側下方に向けて斜めに屈曲され、さら
に基枠1の右側寄りに至って下方に向けて折曲され、賞
球排出装置22の右側部に沿って下方に垂下した後に左
方に屈曲され、2条の球誘導樋25の終端がそれぞれ貸
球排出装置23に連結されている。
【0022】賞球排出装置22の下部には球排出樋26
が連結され、該球排出樋26は開口部21の右側縁下部
に沿って垂下し、開口部21の右側縁下端に至って開口
部21の下方に設けた排出球集合樋27に連結してい
る。また、貸球排出装置23の下部には球排出樋28が
連結され、該球排出樋28は開口部21の右側縁下端に
向けて傾斜し、その末端が排出球集合樋27に連結して
いる。
が連結され、該球排出樋26は開口部21の右側縁下部
に沿って垂下し、開口部21の右側縁下端に至って開口
部21の下方に設けた排出球集合樋27に連結してい
る。また、貸球排出装置23の下部には球排出樋28が
連結され、該球排出樋28は開口部21の右側縁下端に
向けて傾斜し、その末端が排出球集合樋27に連結して
いる。
【0023】なお、排出球集合樋27の出口に臨んで遊
技機の前面に設けられた上受皿5に通じる排出球経路
(図示せず)が設けられ、該排出球経路の入口の一側に
設けられた隔壁(図示せず)により隔てられて、下受皿
6に通じる排出球経路29が設けられている。該排出球
経路29の内部には満杯検出用レバー30が回動可能に
軸支され、満杯検出用レバー30の先端が臨む排出球経
路29の側部にはマイクロスイッチで構成されている満
杯スイッチ31が配設されている。また、基枠1の裏面
下部の左側には、打球発射装置32が配設されている。
技機の前面に設けられた上受皿5に通じる排出球経路
(図示せず)が設けられ、該排出球経路の入口の一側に
設けられた隔壁(図示せず)により隔てられて、下受皿
6に通じる排出球経路29が設けられている。該排出球
経路29の内部には満杯検出用レバー30が回動可能に
軸支され、満杯検出用レバー30の先端が臨む排出球経
路29の側部にはマイクロスイッチで構成されている満
杯スイッチ31が配設されている。また、基枠1の裏面
下部の左側には、打球発射装置32が配設されている。
【0024】なお、賞球排出装置22から払い出される
賞品球により下受皿6にパチンコ球が満杯となると、払
い出された賞品球が排出球経路29に沿って上方に順次
堆積していき、満杯検出用レバー30を押し込み、満杯
検出用レバー30の先端が満杯スイッチ31をオンする
ことにより、球受皿(上受皿5及び下受皿6)の満杯状
態が検出される。なお、下受皿6の前部に設けられた排
出レバー34をスライドさせて下受皿6からパチンコ球
を下方の搬送箱に落下させて取り除くと、排出球経路2
9の満杯状態が解消され、満杯検出用レバー30が元位
置に復帰して満杯スイッチ31がオフとなる。
賞品球により下受皿6にパチンコ球が満杯となると、払
い出された賞品球が排出球経路29に沿って上方に順次
堆積していき、満杯検出用レバー30を押し込み、満杯
検出用レバー30の先端が満杯スイッチ31をオンする
ことにより、球受皿(上受皿5及び下受皿6)の満杯状
態が検出される。なお、下受皿6の前部に設けられた排
出レバー34をスライドさせて下受皿6からパチンコ球
を下方の搬送箱に落下させて取り除くと、排出球経路2
9の満杯状態が解消され、満杯検出用レバー30が元位
置に復帰して満杯スイッチ31がオフとなる。
【0025】図3は、本実施形態のパチンコ遊技機に配
備された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御
回路35は、ワンチップマイクロコンピュータ36と、
入出力回路37及び38等により構成されている。ワン
チップマイクロコンピュータ36は、その内部にCPU
39,RAM40,ROM41を備えている。ワンチッ
プマイクロコンピュータ36は、入出力回路37を介し
て各種制御回路、各種駆動装置及び各種スイッチ等に結
ばれている。
備された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御
回路35は、ワンチップマイクロコンピュータ36と、
入出力回路37及び38等により構成されている。ワン
チップマイクロコンピュータ36は、その内部にCPU
39,RAM40,ROM41を備えている。ワンチッ
プマイクロコンピュータ36は、入出力回路37を介し
て各種制御回路、各種駆動装置及び各種スイッチ等に結
ばれている。
【0026】すなわち、入出力回路37には、満杯スイ
ッチ31、空切り防止スイッチ33a〜33d、始動入
賞口11及び普通電動役物12の入賞口16に対して設
けられた始動口センサ42、その他入賞センサ類(例え
ば、左右ゲート9,10への遊技球の通過を検出する普
通図柄始動スイッチ)が接続されている。
ッチ31、空切り防止スイッチ33a〜33d、始動入
賞口11及び普通電動役物12の入賞口16に対して設
けられた始動口センサ42、その他入賞センサ類(例え
ば、左右ゲート9,10への遊技球の通過を検出する普
通図柄始動スイッチ)が接続されている。
【0027】また、入出力回路37には中継回路43が
接続され、中継回路43には大入賞口18を開放動作す
るためのソレノイド44、大入賞口18へ入賞した遊技
球を検出するカウントセンサ45、大入賞口18内に設
けられた特定領域への遊技球の通過を検出する特定領域
センサ46が接続されている。さらに、入出力回路37
には、遊技機に配備されている各種表示ランプやLED
等を点灯制御するランプ制御回路47、スピーカ49よ
り各種の効果音を拡声させるための音声制御を行う音声
制御回路48及びその他ソレノイド類(例えば、普通電
動役物12を拡開動作させるソレノイド)が接続されて
いる。
接続され、中継回路43には大入賞口18を開放動作す
るためのソレノイド44、大入賞口18へ入賞した遊技
球を検出するカウントセンサ45、大入賞口18内に設
けられた特定領域への遊技球の通過を検出する特定領域
センサ46が接続されている。さらに、入出力回路37
には、遊技機に配備されている各種表示ランプやLED
等を点灯制御するランプ制御回路47、スピーカ49よ
り各種の効果音を拡声させるための音声制御を行う音声
制御回路48及びその他ソレノイド類(例えば、普通電
動役物12を拡開動作させるソレノイド)が接続されて
いる。
【0028】また、入出力回路38には払出制御回路5
0及び特別図柄表示装置14が接続されている。払出制
御回路50は、内部に制御用CPU(図示せず)、前記
CPUによる作業領域や各賞球コマンドに対応した賞品
球数等を保持記憶するための記憶エリアを備えたRAM
及び制御データ及び賞球払出しのための制御プログラム
等が記憶されたROMなどを備えている。払出制御回路
50は、メイン制御回路35から指令される賞球コマン
ドに従って賞球排出装置22を駆動制御し、賞品球の払
出制御を行う。払出制御回路50には、前述のメイン制
御回路35が通信接続されている他、発射制御回路51
を介して遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発するための
打球発射装置32が接続されており、打球発射装置32
の動作停止/動作停止解除を制御する。
0及び特別図柄表示装置14が接続されている。払出制
御回路50は、内部に制御用CPU(図示せず)、前記
CPUによる作業領域や各賞球コマンドに対応した賞品
球数等を保持記憶するための記憶エリアを備えたRAM
及び制御データ及び賞球払出しのための制御プログラム
等が記憶されたROMなどを備えている。払出制御回路
50は、メイン制御回路35から指令される賞球コマン
ドに従って賞球排出装置22を駆動制御し、賞品球の払
出制御を行う。払出制御回路50には、前述のメイン制
御回路35が通信接続されている他、発射制御回路51
を介して遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発するための
打球発射装置32が接続されており、打球発射装置32
の動作停止/動作停止解除を制御する。
【0029】賞球排出装置22は、例えば、賞球モータ
M1を回転駆動することにより、回転球受体(例えば、
スクリュー形式のもの)を回転し、回転球受体の球受部
に受け入れたパチンコ球を回転球受体の回転により球送
りして1球ずつ排出する公知ものである。また、賞球排
出装置22は、排出する賞球を実際に検出するために、
当該賞球排出装置22に設けられた前後2条の賞球用排
出路にそれぞれ臨ませて配置した賞球センサ52,53
(図示せず、例えば、フォトセンサにより構成)を有し
ている。該賞球センサ52,53の検出信号は、フォト
分配回路54によって2つに分配され、払出制御回路5
0及びメイン制御回路35の両方に入力される。
M1を回転駆動することにより、回転球受体(例えば、
スクリュー形式のもの)を回転し、回転球受体の球受部
に受け入れたパチンコ球を回転球受体の回転により球送
りして1球ずつ排出する公知ものである。また、賞球排
出装置22は、排出する賞球を実際に検出するために、
当該賞球排出装置22に設けられた前後2条の賞球用排
出路にそれぞれ臨ませて配置した賞球センサ52,53
(図示せず、例えば、フォトセンサにより構成)を有し
ている。該賞球センサ52,53の検出信号は、フォト
分配回路54によって2つに分配され、払出制御回路5
0及びメイン制御回路35の両方に入力される。
【0030】その他、払出制御回路50には、貸球の排
出を行う貸球排出装置23と、球貸し操作に応じて貸球
要求信号を払出制御回路50に送るカードユニットとが
接続されているが、これらの要素に関しては発明の要旨
に直接関係しないので、図3において図示を省略すると
共に、詳細な説明を省略することにする。
出を行う貸球排出装置23と、球貸し操作に応じて貸球
要求信号を払出制御回路50に送るカードユニットとが
接続されているが、これらの要素に関しては発明の要旨
に直接関係しないので、図3において図示を省略すると
共に、詳細な説明を省略することにする。
【0031】特別図柄表示装置14は、入出力回路38
を介してメイン制御回路35と接続された表示制御回路
55及び液晶表示盤56により構成されている。また、
表示制御回路55は、内部に表示制御用CPU(図示せ
ず)、画像データ及び前記CPUによる作業領域等を備
えたRAM及び各コマンドに対応した表示制御データ及
びキャラクタや図柄が記憶されたROMなどを備えてい
る。表示制御回路55はメイン制御回路35からストロ
ーブ信号が入力されると、前記CPUは前記信号により
表示制御用コマンドを認識する。前記表示制御用コマン
ドに対応するデータエリアから表示制御データ及びキャ
ラクタや図柄が前記ROMから読み出され、前記画像デ
ータを記憶するRAMに格納される。前記格納された画
像データは表示順がくるとRAMから画像データが読み
出され、液晶表示盤56に表示される。
を介してメイン制御回路35と接続された表示制御回路
55及び液晶表示盤56により構成されている。また、
表示制御回路55は、内部に表示制御用CPU(図示せ
ず)、画像データ及び前記CPUによる作業領域等を備
えたRAM及び各コマンドに対応した表示制御データ及
びキャラクタや図柄が記憶されたROMなどを備えてい
る。表示制御回路55はメイン制御回路35からストロ
ーブ信号が入力されると、前記CPUは前記信号により
表示制御用コマンドを認識する。前記表示制御用コマン
ドに対応するデータエリアから表示制御データ及びキャ
ラクタや図柄が前記ROMから読み出され、前記画像デ
ータを記憶するRAMに格納される。前記格納された画
像データは表示順がくるとRAMから画像データが読み
出され、液晶表示盤56に表示される。
【0032】以上のように構成された実施形態のパチン
コ遊技機において、球受皿が満杯状態となった場合に、
打球発射装置32の動作を停止することなく継続させる
処理について説明する。なお、実施形態では、始動入賞
口11あるいは普通電動役物12の入賞口16への遊技
球の入賞に起因して特別図柄表示装置14の図柄変動が
行われ、特別図柄表示装置14にて図柄の変動停止が行
われた結果が大当りとなった場合に大当り遊技状態とな
る。また、大当り遊技状態では、大入賞口18の連続開
放動作が行われることによって15個払出し口に設定さ
れている大入賞口18に集中的に入賞が発生し、比較的
短い時間に通常遊技状態よりも遊技者に対して特別に多
大な賞球払出しの利益を与えられる。そして、大当り遊
技状態である時に、球受皿が満杯状態となった場合に
は、打球発射装置32の動作を停止することなく継続さ
せる。大当り遊技状態以外の通常遊技状態時に、球受皿
が満杯状態である場合には、打球発射装置32の動作を
停止する。
コ遊技機において、球受皿が満杯状態となった場合に、
打球発射装置32の動作を停止することなく継続させる
処理について説明する。なお、実施形態では、始動入賞
口11あるいは普通電動役物12の入賞口16への遊技
球の入賞に起因して特別図柄表示装置14の図柄変動が
行われ、特別図柄表示装置14にて図柄の変動停止が行
われた結果が大当りとなった場合に大当り遊技状態とな
る。また、大当り遊技状態では、大入賞口18の連続開
放動作が行われることによって15個払出し口に設定さ
れている大入賞口18に集中的に入賞が発生し、比較的
短い時間に通常遊技状態よりも遊技者に対して特別に多
大な賞球払出しの利益を与えられる。そして、大当り遊
技状態である時に、球受皿が満杯状態となった場合に
は、打球発射装置32の動作を停止することなく継続さ
せる。大当り遊技状態以外の通常遊技状態時に、球受皿
が満杯状態である場合には、打球発射装置32の動作を
停止する。
【0033】図4は、メイン制御回路35のCPU39
(以下、メインCPUという)が実行するメインルーチ
ンの一部を示すフローチャートである。なお、前提条件
として、メインCPUは、所定の処理周期で図4に示す
各種スイッチの検出処理と空切り防止スイッチ処理と満
杯スイッチ処理とを行っており、図4のコマンド送信処
理は、満杯スイッチ処理の後段のステップにて実行され
るものとする。
(以下、メインCPUという)が実行するメインルーチ
ンの一部を示すフローチャートである。なお、前提条件
として、メインCPUは、所定の処理周期で図4に示す
各種スイッチの検出処理と空切り防止スイッチ処理と満
杯スイッチ処理とを行っており、図4のコマンド送信処
理は、満杯スイッチ処理の後段のステップにて実行され
るものとする。
【0034】まず、空切り防止スイッチ処理について説
明する。図5は、メインCPUが実行する空切り防止ス
イッチ処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。空切り防止スイッチ処理は、賞球排出装置22に対
して配設されている空切り防止スイッチ33a,33b
に関して、空切り防止スイッチ33a,33bのいずれ
か一方が所定時間(監視時間T1)の間、オフ状態を維
持している場合、すなわち、空切り防止スイッチ33
a,33bのアンド出力が所定時間の間オフ状態を維持
している場合、空切り防止エラーと判別して空切り防止
エラーフラグをセットする一方、空切り防止エラーの発
生後、空切り防止スイッチ33a,33bの両方が所定
時間(監視時間T2、但し、T1<T2)の間、オン状
態を維持している場合、すなわち、空切り防止スイッチ
33a,33bのアンド出力が所定時間の間オン状態を
維持している場合、空切り防止エラー解除と判別して空
切り防止エラー解除フラグをセットする処理である。
明する。図5は、メインCPUが実行する空切り防止ス
イッチ処理のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。空切り防止スイッチ処理は、賞球排出装置22に対
して配設されている空切り防止スイッチ33a,33b
に関して、空切り防止スイッチ33a,33bのいずれ
か一方が所定時間(監視時間T1)の間、オフ状態を維
持している場合、すなわち、空切り防止スイッチ33
a,33bのアンド出力が所定時間の間オフ状態を維持
している場合、空切り防止エラーと判別して空切り防止
エラーフラグをセットする一方、空切り防止エラーの発
生後、空切り防止スイッチ33a,33bの両方が所定
時間(監視時間T2、但し、T1<T2)の間、オン状
態を維持している場合、すなわち、空切り防止スイッチ
33a,33bのアンド出力が所定時間の間オン状態を
維持している場合、空切り防止エラー解除と判別して空
切り防止エラー解除フラグをセットする処理である。
【0035】メインCPUは、今回の各種スイッチ検出
処理において検出した空切り防止スイッチの検出信号が
オフであるか否かを判別する(ステップA01)。球誘
導樋20内に整列されるべき補給球がある場合には正常
であって空切り防止スイッチがオンとなる一方、整列さ
れるべき補給球が切れている場合は異常であり(空切り
防止エラー)、空切り防止スイッチがオフとなる。
処理において検出した空切り防止スイッチの検出信号が
オフであるか否かを判別する(ステップA01)。球誘
導樋20内に整列されるべき補給球がある場合には正常
であって空切り防止スイッチがオンとなる一方、整列さ
れるべき補給球が切れている場合は異常であり(空切り
防止エラー)、空切り防止スイッチがオフとなる。
【0036】メインCPUは、今回の空切り防止スイッ
チの検出信号がオフである場合は、前回の空切り防止ス
イッチの検出状態がオンであるか否かを判別する(ステ
ップA02)。すなわち、ステップA02においては、
空切り防止スイッチがオンからオフに変化したか否かを
判別する。メインCPUは、前回の空切り防止スイッチ
の検出状態がオンである場合は、監視タイマに監視時間
T1をセットし(ステップA03)、今回の空切り防止
スイッチの検出状態を前回の空切り防止スイッチの検出
状態を記憶する記憶領域にセットし(書き込み)(ステ
ップA04)、今回の空切り防止スイッチ処理を終えて
メインルーチンにリターンする。
チの検出信号がオフである場合は、前回の空切り防止ス
イッチの検出状態がオンであるか否かを判別する(ステ
ップA02)。すなわち、ステップA02においては、
空切り防止スイッチがオンからオフに変化したか否かを
判別する。メインCPUは、前回の空切り防止スイッチ
の検出状態がオンである場合は、監視タイマに監視時間
T1をセットし(ステップA03)、今回の空切り防止
スイッチの検出状態を前回の空切り防止スイッチの検出
状態を記憶する記憶領域にセットし(書き込み)(ステ
ップA04)、今回の空切り防止スイッチ処理を終えて
メインルーチンにリターンする。
【0037】空切り防止スイッチのオフ状態が監視時間
T1の間継続している場合は、今回の空切り防止スイッ
チの検出信号がオフであり、かつ前回の空切り防止スイ
ッチの検出状態もオフである。この結果、メインCPU
は、ステップA01を真、ステップA02を偽と判別
し、監視タイマのタイマ値を減算し(ステップA0
5)、監視タイマがタイムアップしたか否か(監視時間
T1が経過したか否か)を判別する(ステップA0
6)。メインCPUは、監視時間T1が経過するまでの
間は、ステップA06を偽と判別し、ステップA04に
移行して今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の
空切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセ
ットし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ
処理を終えてメインルーチンにリターンする。すなわ
ち、メインCPUは、監視時間T1が経過するまでの
間、ステップA01、ステップA02、ステップA0
5、ステップA06、ステップA04を繰り返す。
T1の間継続している場合は、今回の空切り防止スイッ
チの検出信号がオフであり、かつ前回の空切り防止スイ
ッチの検出状態もオフである。この結果、メインCPU
は、ステップA01を真、ステップA02を偽と判別
し、監視タイマのタイマ値を減算し(ステップA0
5)、監視タイマがタイムアップしたか否か(監視時間
T1が経過したか否か)を判別する(ステップA0
6)。メインCPUは、監視時間T1が経過するまでの
間は、ステップA06を偽と判別し、ステップA04に
移行して今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の
空切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセ
ットし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ
処理を終えてメインルーチンにリターンする。すなわ
ち、メインCPUは、監視時間T1が経過するまでの
間、ステップA01、ステップA02、ステップA0
5、ステップA06、ステップA04を繰り返す。
【0038】そして、空切り防止スイッチのオフ状態が
監視時間T1の間継続している場合、監視時間T1が経
過すると、メインCPUは、ステップA06を真と判別
し、空切り防止エラーフラグをセットし(ステップA0
7)、今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の空
切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセッ
トし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ処
理を終えてメインルーチンにリターンする。即ち、空切
り防止スイッチのオフ状態が監視時間T1の間継続して
いる場合、空切り防止エラーフラグがセットされる。な
お、空切り防止エラーフラグがセットされた場合、後続
のコマンド送信処理において空切り防止エラーコマンド
が払出制御回路50に送信される。
監視時間T1の間継続している場合、監視時間T1が経
過すると、メインCPUは、ステップA06を真と判別
し、空切り防止エラーフラグをセットし(ステップA0
7)、今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の空
切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセッ
トし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ処
理を終えてメインルーチンにリターンする。即ち、空切
り防止スイッチのオフ状態が監視時間T1の間継続して
いる場合、空切り防止エラーフラグがセットされる。な
お、空切り防止エラーフラグがセットされた場合、後続
のコマンド送信処理において空切り防止エラーコマンド
が払出制御回路50に送信される。
【0039】一方、球誘導樋20内に整列されるべき補
給球がある場合、即ち、空切り防止スイッチがオン状態
を維持している場合は、今回の空切り防止スイッチの検
出信号がオンであり、かつ前回の空切り防止スイッチの
検出状態もオンである。メインCPUは、ステップA0
1を偽と判別し、前回の空切り防止スイッチの検出状態
がオンであるか否かを判別する(ステップA08)。す
なわち、ステップA08においては、満杯スイッチがオ
フからオンに変化したか否かを判別する。この場合、メ
インCPUは、ステップA08を真と判別し、エラー送
信済みフラグがセットされているか否かを判別する(ス
テップA10)。
給球がある場合、即ち、空切り防止スイッチがオン状態
を維持している場合は、今回の空切り防止スイッチの検
出信号がオンであり、かつ前回の空切り防止スイッチの
検出状態もオンである。メインCPUは、ステップA0
1を偽と判別し、前回の空切り防止スイッチの検出状態
がオンであるか否かを判別する(ステップA08)。す
なわち、ステップA08においては、満杯スイッチがオ
フからオンに変化したか否かを判別する。この場合、メ
インCPUは、ステップA08を真と判別し、エラー送
信済みフラグがセットされているか否かを判別する(ス
テップA10)。
【0040】エラー送信済みフラグは、後続のコマンド
送信処理において空切り防止エラーコマンドが払出制御
回路50に送信された場合にセットされるもので、この
場合、エラー送信済みフラグがクリアされている。この
結果、メインCPUは、ステップA10を偽と判別し、
今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の空切り防
止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし
(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ処理を
終えてメインルーチンにリターンする。
送信処理において空切り防止エラーコマンドが払出制御
回路50に送信された場合にセットされるもので、この
場合、エラー送信済みフラグがクリアされている。この
結果、メインCPUは、ステップA10を偽と判別し、
今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回の空切り防
止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし
(ステップA04)、今回の空切り防止スイッチ処理を
終えてメインルーチンにリターンする。
【0041】次に、空切り防止スイッチのオフ状態が監
視時間T1の間継続したことに起因して空切り防止エラ
ーフラグがセットされた後、空切り防止スイッチがオン
状態に復帰した場合について説明する。この場合は、今
回の空切り防止スイッチの検出信号がオンとなる結果、
メインCPUは、ステップA01を偽と判別し、前回の
空切り防止スイッチの検出状態がオフである結果、ステ
ップA08を偽と判別し、監視タイマに監視時間T2を
セットし(ステップA09)、今回の空切り防止スイッ
チの検出状態を前回の空切り防止スイッチの検出状態を
記憶する記憶領域にセットし(ステップA04)、今回
の空切り防止スイッチ処理を終えてメインルーチンにリ
ターンする。
視時間T1の間継続したことに起因して空切り防止エラ
ーフラグがセットされた後、空切り防止スイッチがオン
状態に復帰した場合について説明する。この場合は、今
回の空切り防止スイッチの検出信号がオンとなる結果、
メインCPUは、ステップA01を偽と判別し、前回の
空切り防止スイッチの検出状態がオフである結果、ステ
ップA08を偽と判別し、監視タイマに監視時間T2を
セットし(ステップA09)、今回の空切り防止スイッ
チの検出状態を前回の空切り防止スイッチの検出状態を
記憶する記憶領域にセットし(ステップA04)、今回
の空切り防止スイッチ処理を終えてメインルーチンにリ
ターンする。
【0042】この時点から空切り防止スイッチがオン状
態を維持している場合は、今回の空切り防止スイッチの
検出信号がオンであり、かつ前回の空切り防止スイッチ
の検出状態もオンである。この結果、メインCPUは、
ステップA01を偽、ステップA08を真と判別する。
次いで、メインCPUは、エラー送信済みフラグがセッ
トされているか否かを判別する(ステップA10)。エ
ラー送信済みフラグは、後続のコマンド送信処理におい
て空切り防止エラーコマンドが払出制御回路50に送信
された場合にセットされるもので、この場合、エラー送
信済みフラグはセットされている。この結果、メインC
PUは、ステップA10を真と判別し、監視タイマのタ
イマ値を減算し(ステップA11)、監視タイマがタイ
ムアップしたか否か(監視時間T2が経過したか否か)
を判別する(ステップA12)。以下、メインCPU
は、監視時間T2が経過するまでの間、ステップA0
1、ステップA08、ステップA10、ステップA1
1、ステップA12、ステップA04を繰り返す。
態を維持している場合は、今回の空切り防止スイッチの
検出信号がオンであり、かつ前回の空切り防止スイッチ
の検出状態もオンである。この結果、メインCPUは、
ステップA01を偽、ステップA08を真と判別する。
次いで、メインCPUは、エラー送信済みフラグがセッ
トされているか否かを判別する(ステップA10)。エ
ラー送信済みフラグは、後続のコマンド送信処理におい
て空切り防止エラーコマンドが払出制御回路50に送信
された場合にセットされるもので、この場合、エラー送
信済みフラグはセットされている。この結果、メインC
PUは、ステップA10を真と判別し、監視タイマのタ
イマ値を減算し(ステップA11)、監視タイマがタイ
ムアップしたか否か(監視時間T2が経過したか否か)
を判別する(ステップA12)。以下、メインCPU
は、監視時間T2が経過するまでの間、ステップA0
1、ステップA08、ステップA10、ステップA1
1、ステップA12、ステップA04を繰り返す。
【0043】そして、空切り防止スイッチのオン状態が
監視時間T2の間継続している場合、監視時間T2が経
過すると、メインCPUは、ステップA12を真と判別
し、空切り防止エラー解除フラグをセットし(ステップ
A13)、今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回
の空切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域に
セットし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッ
チ処理を終えてメインルーチンにリターンする。即ち、
空切り防止エラーフラグがセットされた後に、空切り防
止スイッチのオン状態が監視時間T2の間継続している
場合、空切り防止エラー解除フラグがセットされる。な
お、空切り防止エラー解除フラグがセットされた場合、
後続のコマンド送信処理において空切り防止エラー解除
コマンドが払出制御回路50に送信される。
監視時間T2の間継続している場合、監視時間T2が経
過すると、メインCPUは、ステップA12を真と判別
し、空切り防止エラー解除フラグをセットし(ステップ
A13)、今回の空切り防止スイッチの検出状態を前回
の空切り防止スイッチの検出状態を記憶する記憶領域に
セットし(ステップA04)、今回の空切り防止スイッ
チ処理を終えてメインルーチンにリターンする。即ち、
空切り防止エラーフラグがセットされた後に、空切り防
止スイッチのオン状態が監視時間T2の間継続している
場合、空切り防止エラー解除フラグがセットされる。な
お、空切り防止エラー解除フラグがセットされた場合、
後続のコマンド送信処理において空切り防止エラー解除
コマンドが払出制御回路50に送信される。
【0044】また、空切り防止スイッチのオフ状態が監
視時間T1の間継続しなかった場合は(空切り防止スイ
ッチの状態が監視時間T1だけ経過する前にオフからオ
ンに復帰した場合であって、正常状態の場合)、今回の
空切り防止スイッチの検出信号がオンとなる結果、メイ
ンCPUは、ステップA01を偽と判別し、前回の空切
り防止スイッチの検出状態がオフである結果、ステップ
A08を偽と判別し、ステップA09にて監視タイマに
監視時間T2をセットするが、この場合には、空切り防
止エラーフラグがクリアされており、エラー送信済みフ
ラグがクリアされている結果、次回の空切り防止スイッ
チ処理では、ステップA01を偽、ステップA08を
真、ステップA10を偽と判別し、ステップA04を行
って空切り防止スイッチ処理を終えてメインルーチンに
リターンするので、監視タイマにセットされた監視時間
T2の経過時間の監視は行われない。
視時間T1の間継続しなかった場合は(空切り防止スイ
ッチの状態が監視時間T1だけ経過する前にオフからオ
ンに復帰した場合であって、正常状態の場合)、今回の
空切り防止スイッチの検出信号がオンとなる結果、メイ
ンCPUは、ステップA01を偽と判別し、前回の空切
り防止スイッチの検出状態がオフである結果、ステップ
A08を偽と判別し、ステップA09にて監視タイマに
監視時間T2をセットするが、この場合には、空切り防
止エラーフラグがクリアされており、エラー送信済みフ
ラグがクリアされている結果、次回の空切り防止スイッ
チ処理では、ステップA01を偽、ステップA08を
真、ステップA10を偽と判別し、ステップA04を行
って空切り防止スイッチ処理を終えてメインルーチンに
リターンするので、監視タイマにセットされた監視時間
T2の経過時間の監視は行われない。
【0045】次に、満杯スイッチ処理について説明す
る。満杯スイッチ処理は、満杯スイッチ31が所定時間
(監視時間T3)の間、オン状態を維持している場合、
満杯エラーと判別して満杯エラーフラグをセットする一
方、満杯スイッチ31がオフとなった場合、満杯エラー
の発生後、満杯エラー解除と判別して満杯エラー解除フ
ラグをセットする処理である。
る。満杯スイッチ処理は、満杯スイッチ31が所定時間
(監視時間T3)の間、オン状態を維持している場合、
満杯エラーと判別して満杯エラーフラグをセットする一
方、満杯スイッチ31がオフとなった場合、満杯エラー
の発生後、満杯エラー解除と判別して満杯エラー解除フ
ラグをセットする処理である。
【0046】図6は、メインCPUが実行する満杯スイ
ッチ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
メインCPUは、今回の各種スイッチ検出処理において
検出した満杯スイッチ31の検出信号がオンであるか否
かを判別する(ステップB01)。球受皿に賞球が満杯
状態となっていない場合には正常状態であって満杯スイ
ッチ31がオフである一方、球受皿に賞球が満杯状態と
なっている場合には異常状態であり(満杯エラー)満杯
スイッチ31がオンとなる。
ッチ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
メインCPUは、今回の各種スイッチ検出処理において
検出した満杯スイッチ31の検出信号がオンであるか否
かを判別する(ステップB01)。球受皿に賞球が満杯
状態となっていない場合には正常状態であって満杯スイ
ッチ31がオフである一方、球受皿に賞球が満杯状態と
なっている場合には異常状態であり(満杯エラー)満杯
スイッチ31がオンとなる。
【0047】メインCPUは、今回の満杯スイッチの検
出信号がオンである場合は、前回の満杯スイッチの検出
状態がオフであるか否かを判別する(ステップB0
2)。すなわち、ステップB02においては、満杯スイ
ッチがオフからオンに変化したか否かを判別する。メイ
ンCPUは、前回の満杯スイッチの検出状態がオフであ
る場合は、監視タイマに監視時間T3をセットし(ステ
ップB03)、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の
満杯スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし
(書き込み)(ステップB04)、今回の満杯スイッチ
処理を終えてメインルーチンにリターンする。
出信号がオンである場合は、前回の満杯スイッチの検出
状態がオフであるか否かを判別する(ステップB0
2)。すなわち、ステップB02においては、満杯スイ
ッチがオフからオンに変化したか否かを判別する。メイ
ンCPUは、前回の満杯スイッチの検出状態がオフであ
る場合は、監視タイマに監視時間T3をセットし(ステ
ップB03)、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の
満杯スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし
(書き込み)(ステップB04)、今回の満杯スイッチ
処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0048】満杯スイッチのオン状態が監視時間T3の
間継続している場合は、今回の満杯スイッチの検出信号
がオンであり、かつ前回の満杯スイッチの検出状態もオ
ンである。この結果、メインCPUは、ステップB01
を真、ステップB02を偽と判別し、監視タイマのタイ
マ値を減算し(ステップB05)、監視タイマがタイム
アップしたか否か(監視時間T3が経過したか否か)を
判別するが(ステップB06)、ステップB06を偽と
判別し、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の満杯ス
イッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし(ステ
ップB04)、今回の満杯スイッチ処理を終えてメイン
ルーチンにリターンする。。以下、メインCPUは、監
視時間T3が経過するまでの間、ステップB01、ステ
ップB02、ステップB05、ステップB06、ステッ
プB04を繰り返す。
間継続している場合は、今回の満杯スイッチの検出信号
がオンであり、かつ前回の満杯スイッチの検出状態もオ
ンである。この結果、メインCPUは、ステップB01
を真、ステップB02を偽と判別し、監視タイマのタイ
マ値を減算し(ステップB05)、監視タイマがタイム
アップしたか否か(監視時間T3が経過したか否か)を
判別するが(ステップB06)、ステップB06を偽と
判別し、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の満杯ス
イッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし(ステ
ップB04)、今回の満杯スイッチ処理を終えてメイン
ルーチンにリターンする。。以下、メインCPUは、監
視時間T3が経過するまでの間、ステップB01、ステ
ップB02、ステップB05、ステップB06、ステッ
プB04を繰り返す。
【0049】そして、監視時間T3が経過すると、メイ
ンCPUは、ステップB06を真と判別し、満杯エラー
フラグをセットし、今回の満杯スイッチの検出状態を前
回の満杯スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセッ
トし(ステップA04)、今回の満杯スイッチ処理を終
えてメインルーチンにリターンする。即ち、満杯スイッ
チのオン状態が監視時間T3の間継続している場合、満
杯エラーフラグがセットされる。なお、満杯エラーフラ
グがセットされた場合、後続のコマンド送信処理におい
て、大当り遊技状態でない場合は満杯エラーコマンド
が、大当り遊技状態である場合は大当り時満杯エラーコ
マンドが、払出制御回路50に送信される。
ンCPUは、ステップB06を真と判別し、満杯エラー
フラグをセットし、今回の満杯スイッチの検出状態を前
回の満杯スイッチの検出状態を記憶する記憶領域にセッ
トし(ステップA04)、今回の満杯スイッチ処理を終
えてメインルーチンにリターンする。即ち、満杯スイッ
チのオン状態が監視時間T3の間継続している場合、満
杯エラーフラグがセットされる。なお、満杯エラーフラ
グがセットされた場合、後続のコマンド送信処理におい
て、大当り遊技状態でない場合は満杯エラーコマンド
が、大当り遊技状態である場合は大当り時満杯エラーコ
マンドが、払出制御回路50に送信される。
【0050】一方、球受皿に賞球が満杯状態となってい
ない正常状態が維持されている場合には、満杯スイッチ
はオフ状態を維持する。この場合には、メインCPU
は、ステップB01を偽と判別し、満杯エラー送信済み
フラグがセットされているか否かを判別する(ステップ
B08)。
ない正常状態が維持されている場合には、満杯スイッチ
はオフ状態を維持する。この場合には、メインCPU
は、ステップB01を偽と判別し、満杯エラー送信済み
フラグがセットされているか否かを判別する(ステップ
B08)。
【0051】満杯エラー送信済みフラグは、後続のコマ
ンド送信処理において満杯エラーコマンド又は大当り時
満杯エラーコマンドが払出制御回路50に送信された場
合にセットされるもので、この場合、満杯エラー送信済
みフラグがクリアされている。この結果、メインCPU
は、ステップA08を偽と判別し、今回の満杯スイッチ
の検出状態を前回の満杯スイッチの検出状態を記憶する
記憶領域にセットし(ステップB04)、今回の満杯ス
イッチ処理を終えてメインルーチンにリターンする。
ンド送信処理において満杯エラーコマンド又は大当り時
満杯エラーコマンドが払出制御回路50に送信された場
合にセットされるもので、この場合、満杯エラー送信済
みフラグがクリアされている。この結果、メインCPU
は、ステップA08を偽と判別し、今回の満杯スイッチ
の検出状態を前回の満杯スイッチの検出状態を記憶する
記憶領域にセットし(ステップB04)、今回の満杯ス
イッチ処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0052】また、満杯エラーコマンド又は大当り時満
杯エラーコマンドの送信後、満杯スイッチがオフとなっ
た場合について説明すると、この場合は、今回の満杯ス
イッチの検出信号がオフであり、かつ満杯エラー送信済
みフラグがセットされている結果、メインCPUは、ス
テップB01を偽と判別し、ステップB08を真と判別
し、満杯エラー解除フラグをセットし(ステップB0
9)、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の満杯スイ
ッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし(ステッ
プB04)、今回の満杯スイッチ処理を終えてメインル
ーチンにリターンする。従って、満杯エラーコマンドの
送信後、満杯スイッチがオフとなった場合には、満杯エ
ラー解除フラグがセットされる。
杯エラーコマンドの送信後、満杯スイッチがオフとなっ
た場合について説明すると、この場合は、今回の満杯ス
イッチの検出信号がオフであり、かつ満杯エラー送信済
みフラグがセットされている結果、メインCPUは、ス
テップB01を偽と判別し、ステップB08を真と判別
し、満杯エラー解除フラグをセットし(ステップB0
9)、今回の満杯スイッチの検出状態を前回の満杯スイ
ッチの検出状態を記憶する記憶領域にセットし(ステッ
プB04)、今回の満杯スイッチ処理を終えてメインル
ーチンにリターンする。従って、満杯エラーコマンドの
送信後、満杯スイッチがオフとなった場合には、満杯エ
ラー解除フラグがセットされる。
【0053】次に、コマンド送信処理について説明す
る。図7乃至図8は、メインCPUが実行するコマンド
送信処理の一部(払出制御回路50に対して送信するコ
マンドに関する処理)を示すフローチャートである。
る。図7乃至図8は、メインCPUが実行するコマンド
送信処理の一部(払出制御回路50に対して送信するコ
マンドに関する処理)を示すフローチャートである。
【0054】メインCPUは、コマンド送信処理におい
て、7個払出し口に設定されている始動入賞口11及び
普通電動役物12の入賞口16に対して配備された始動
口センサ42の入賞があるか否かを判別し(ステップS
01)、始動口センサ42の入賞がある場合には、賞球
数7に対応する7個賞球コマンドを払出制御回路50に
対して送信し(ステップS02)、ステップS03に移
行する一方、始動口センサ42の入賞がない場合には、
直接ステップS03に移行する。
て、7個払出し口に設定されている始動入賞口11及び
普通電動役物12の入賞口16に対して配備された始動
口センサ42の入賞があるか否かを判別し(ステップS
01)、始動口センサ42の入賞がある場合には、賞球
数7に対応する7個賞球コマンドを払出制御回路50に
対して送信し(ステップS02)、ステップS03に移
行する一方、始動口センサ42の入賞がない場合には、
直接ステップS03に移行する。
【0055】次いで、メインCPUは、15個払出し口
に設定されている入賞口(例えば、大入賞口18)に対
して配備された入賞検出スイッチの入賞があるか否かを
判別し(ステップS03)、15個払出し口に設定され
ている入賞口への遊技球の入賞がある場合には、賞球数
15に対応する15個賞球コマンドを払出制御回路50
に対して送信し(ステップS04)、ステップS05に
移行する一方、15個払出し口に設定されている入賞口
への遊技球の入賞がない場合には、直接ステップS05
に移行する。
に設定されている入賞口(例えば、大入賞口18)に対
して配備された入賞検出スイッチの入賞があるか否かを
判別し(ステップS03)、15個払出し口に設定され
ている入賞口への遊技球の入賞がある場合には、賞球数
15に対応する15個賞球コマンドを払出制御回路50
に対して送信し(ステップS04)、ステップS05に
移行する一方、15個払出し口に設定されている入賞口
への遊技球の入賞がない場合には、直接ステップS05
に移行する。
【0056】次に、メインCPUは、空切り防止エラー
フラグがセットされているか否かを判別する(ステップ
S05)。メインCPUは、空切り防止エラーフラグが
セットされている場合には、空切り防止エラーコマンド
を払出制御回路50に対して送信し(ステップS0
6)、空切り防止エラーフラグをクリアし(ステップS
07)、エラー送信済みフラグをセットし(ステップS
08)、ステップS13に移行する。一方、メインCP
Uは、空切り防止エラーフラグがセットされていない場
合には、直接ステップS09に移行する。
フラグがセットされているか否かを判別する(ステップ
S05)。メインCPUは、空切り防止エラーフラグが
セットされている場合には、空切り防止エラーコマンド
を払出制御回路50に対して送信し(ステップS0
6)、空切り防止エラーフラグをクリアし(ステップS
07)、エラー送信済みフラグをセットし(ステップS
08)、ステップS13に移行する。一方、メインCP
Uは、空切り防止エラーフラグがセットされていない場
合には、直接ステップS09に移行する。
【0057】ステップS09に移行した場合、メインC
PUは、空切り防止エラー解除フラグがセットされてい
るか否かを判別する(ステップS09)。メインCPU
は、空切り防止エラー解除フラグがセットされている場
合には、空切り防止エラー解除コマンドを払出制御回路
50に対して送信し(ステップS10)、空切り防止エ
ラー解除フラグをクリアし(ステップS11)、エラー
送信済みフラグをクリアし(ステップS12)、ステッ
プS13に移行する一方、空切り防止エラー解除フラグ
がセットされていない場合には、直接ステップS13に
移行する。
PUは、空切り防止エラー解除フラグがセットされてい
るか否かを判別する(ステップS09)。メインCPU
は、空切り防止エラー解除フラグがセットされている場
合には、空切り防止エラー解除コマンドを払出制御回路
50に対して送信し(ステップS10)、空切り防止エ
ラー解除フラグをクリアし(ステップS11)、エラー
送信済みフラグをクリアし(ステップS12)、ステッ
プS13に移行する一方、空切り防止エラー解除フラグ
がセットされていない場合には、直接ステップS13に
移行する。
【0058】ステップS13に移行したメインCPU
は、満杯エラーフラグがセットされているか否かを判別
する。メインCPUは、満杯エラーフラグがセットされ
ている場合には、次に、大当り遊技状態であるか否かを
判別する(ステップS14)。尚、大当り遊技状態であ
るか否かは、大当りフラグがセットされているか否かに
より判別する。また、大当りフラグは、特別図柄表示装
置14の図柄変動に関する抽選結果が当りである場合、
大当り処理(大入賞口18の連続開放動作に関する処
理)の実行開始時にセットされ、大当り処理の終了条件
が成立した時点(大入賞口18の連続開放動作の終了
時)にクリアされる。
は、満杯エラーフラグがセットされているか否かを判別
する。メインCPUは、満杯エラーフラグがセットされ
ている場合には、次に、大当り遊技状態であるか否かを
判別する(ステップS14)。尚、大当り遊技状態であ
るか否かは、大当りフラグがセットされているか否かに
より判別する。また、大当りフラグは、特別図柄表示装
置14の図柄変動に関する抽選結果が当りである場合、
大当り処理(大入賞口18の連続開放動作に関する処
理)の実行開始時にセットされ、大当り処理の終了条件
が成立した時点(大入賞口18の連続開放動作の終了
時)にクリアされる。
【0059】メインCPUは、大当り遊技状態でない場
合(通常遊技状態である場合)、ステップS14を偽と
判別し、満杯エラーコマンドを払出制御回路50に対し
て送信し(ステップS15)、満杯エラーフラグをクリ
アし(ステップS16)、満杯エラー送信済みフラグを
セットし(ステップS17)、メインルーチンにリター
ンする。一方、メインCPUは、大当り遊技状態である
場合は、ステップS14を真と判別し、大当り時満杯エ
ラーコマンドを払出制御回路50に対して送信し(ステ
ップS22)、ステップS16に移行して満杯エラーフ
ラグをクリアし、満杯エラー送信済みフラグをセットし
(ステップS17)、メインルーチンにリターンする。
合(通常遊技状態である場合)、ステップS14を偽と
判別し、満杯エラーコマンドを払出制御回路50に対し
て送信し(ステップS15)、満杯エラーフラグをクリ
アし(ステップS16)、満杯エラー送信済みフラグを
セットし(ステップS17)、メインルーチンにリター
ンする。一方、メインCPUは、大当り遊技状態である
場合は、ステップS14を真と判別し、大当り時満杯エ
ラーコマンドを払出制御回路50に対して送信し(ステ
ップS22)、ステップS16に移行して満杯エラーフ
ラグをクリアし、満杯エラー送信済みフラグをセットし
(ステップS17)、メインルーチンにリターンする。
【0060】したがって、大当り遊技状態でない通常遊
技状態である場合には、満杯エラーフラグがセットされ
ることに応じて満杯エラーコマンドが払出制御回路50
に対して送信される。また、大当り遊技状態の場合に
は、満杯エラーフラグがセットされていることに応じて
大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50に対し
て送信される。
技状態である場合には、満杯エラーフラグがセットされ
ることに応じて満杯エラーコマンドが払出制御回路50
に対して送信される。また、大当り遊技状態の場合に
は、満杯エラーフラグがセットされていることに応じて
大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50に対し
て送信される。
【0061】また、メインCPUは、満杯エラーフラグ
がセットされていない場合には、ステップS13を偽と
判別し、ステップS18に移行する。ステップS18に
移行した場合、メインCPUは、満杯エラー解除フラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップS1
8)。メインCPUは、満杯エラー解除フラグがセット
されている場合には、満杯エラー解除コマンドを払出制
御回路50に対して送信し(ステップS19)、満杯エ
ラー解除フラグをクリアし(ステップS20)、満杯エ
ラー送信済みフラグをクリアし(ステップS21)、メ
インルーチンにリターンする一方、満杯エラー解除フラ
グがセットされていない場合には、直接メインルーチン
にリターンする。
がセットされていない場合には、ステップS13を偽と
判別し、ステップS18に移行する。ステップS18に
移行した場合、メインCPUは、満杯エラー解除フラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップS1
8)。メインCPUは、満杯エラー解除フラグがセット
されている場合には、満杯エラー解除コマンドを払出制
御回路50に対して送信し(ステップS19)、満杯エ
ラー解除フラグをクリアし(ステップS20)、満杯エ
ラー送信済みフラグをクリアし(ステップS21)、メ
インルーチンにリターンする一方、満杯エラー解除フラ
グがセットされていない場合には、直接メインルーチン
にリターンする。
【0062】以上に述べたように、空切り防止スイッチ
処理において空切り防止エラーフラグがセットされる
と、コマンド送信処理において空切り防止エラーコマン
ドが払出制御回路50に対して送信されると共に、エラ
ー送信済みフラグがセットされる。コマンド送信処理に
おいてエラー送信済みフラグがセットされると、空切り
防止スイッチ処理において、空切り防止スイッチがオン
状態に復帰時点からの時間経過が監視され、該経過時間
が監視時間に達すると空切り防止エラー解除フラグがセ
ットされる。空切り防止スイッチ処理において空切り防
止エラー解除フラグがセットされると、コマンド送信処
理において空切り防止エラー解除コマンドが払出制御回
路50に対して送信されると共に、エラー送信済みフラ
グがクリアされる。
処理において空切り防止エラーフラグがセットされる
と、コマンド送信処理において空切り防止エラーコマン
ドが払出制御回路50に対して送信されると共に、エラ
ー送信済みフラグがセットされる。コマンド送信処理に
おいてエラー送信済みフラグがセットされると、空切り
防止スイッチ処理において、空切り防止スイッチがオン
状態に復帰時点からの時間経過が監視され、該経過時間
が監視時間に達すると空切り防止エラー解除フラグがセ
ットされる。空切り防止スイッチ処理において空切り防
止エラー解除フラグがセットされると、コマンド送信処
理において空切り防止エラー解除コマンドが払出制御回
路50に対して送信されると共に、エラー送信済みフラ
グがクリアされる。
【0063】また、満杯スイッチ処理において満杯エラ
ーフラグがセットされると、コマンド送信処理において
大当り遊技状態でない場合には満杯エラーコマンドが払
出制御回路50に対して送信されると共に、満杯エラー
送信済みフラグがセットされ、大当り遊技状態である場
合には大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50
に対して送信されると共に、満杯エラー送信済みフラグ
がセットされる。
ーフラグがセットされると、コマンド送信処理において
大当り遊技状態でない場合には満杯エラーコマンドが払
出制御回路50に対して送信されると共に、満杯エラー
送信済みフラグがセットされ、大当り遊技状態である場
合には大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50
に対して送信されると共に、満杯エラー送信済みフラグ
がセットされる。
【0064】コマンド送信処理において満杯エラー送信
済みフラグがセットされると、満杯スイッチ処理におい
て、満杯スイッチがオン状態に復帰時点で満杯エラー解
除フラグがセットされる。満杯スイッチ処理において満
杯エラー解除フラグがセットされると、コマンド送信処
理において満杯エラー解除コマンドが払出制御回路50
に対して送信されると共に、満杯エラー送信済みフラグ
がクリアされる。
済みフラグがセットされると、満杯スイッチ処理におい
て、満杯スイッチがオン状態に復帰時点で満杯エラー解
除フラグがセットされる。満杯スイッチ処理において満
杯エラー解除フラグがセットされると、コマンド送信処
理において満杯エラー解除コマンドが払出制御回路50
に対して送信されると共に、満杯エラー送信済みフラグ
がクリアされる。
【0065】次に、払出制御回路50に配備されたCP
U(以下、払出CPUという)が実行する制御処理につ
いて説明する。図9は、払出制御回路50に配備された
払出CPUが実行する処理のメインルーチンを示すフロ
ーチャートであり、払出CPUは、概略として、コマン
ド受信処理、発射制御処理及び賞球払出制御処理を行
う。
U(以下、払出CPUという)が実行する制御処理につ
いて説明する。図9は、払出制御回路50に配備された
払出CPUが実行する処理のメインルーチンを示すフロ
ーチャートであり、払出CPUは、概略として、コマン
ド受信処理、発射制御処理及び賞球払出制御処理を行
う。
【0066】図10は、払出CPUが実行するコマンド
受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
払出CPUは、コマンド受信処理を開始すると、まず、
メイン制御回路35から送信されたコマンドの受信があ
るか否かを判別する(ステップC01)。メイン制御回
路35から送信されたコマンドの受信がない場合、払出
CPUはコマンド受信処理を終えてメインルーチンにリ
ターンする。メイン制御回路35から送信されたコマン
ドの受信がある場合、払出CPUはステップC02に移
行する。
受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
払出CPUは、コマンド受信処理を開始すると、まず、
メイン制御回路35から送信されたコマンドの受信があ
るか否かを判別する(ステップC01)。メイン制御回
路35から送信されたコマンドの受信がない場合、払出
CPUはコマンド受信処理を終えてメインルーチンにリ
ターンする。メイン制御回路35から送信されたコマン
ドの受信がある場合、払出CPUはステップC02に移
行する。
【0067】払出CPUは、今回受信したコマンドが空
切り防止エラーコマンドであるか否かを判別する(ステ
ップC02)。払出CPUは、空切り防止エラーコマン
ドである場合にはステップC02を真と判別し、払出動
作許可フラグをクリアし(動作禁止を設定し)(ステッ
プC03)、コマンド受信処理を終えてメインルーチン
にリターンする。また、今回受信したコマンドが空切り
防止エラーコマンドでない場合には、ステップC02を
偽と判別し、ステップC04に移行する。
切り防止エラーコマンドであるか否かを判別する(ステ
ップC02)。払出CPUは、空切り防止エラーコマン
ドである場合にはステップC02を真と判別し、払出動
作許可フラグをクリアし(動作禁止を設定し)(ステッ
プC03)、コマンド受信処理を終えてメインルーチン
にリターンする。また、今回受信したコマンドが空切り
防止エラーコマンドでない場合には、ステップC02を
偽と判別し、ステップC04に移行する。
【0068】ステップC04に移行した場合、払出CP
Uは、今回受信したコマンドが空切り防止エラー解除コ
マンドであるか否かを判別する。払出CPUは、今回受
信したコマンドが空切り防止エラー解除コマンドである
場合、ステップC04を真と判別し、払出動作許可フラ
グをセットし(動作許可を設定し)(ステップC0
5)、コマンド受信処理を終えてメインルーチンにリタ
ーンする。また、今回受信したコマンドが空切り防止エ
ラー解除コマンドでない場合には、ステップC04を偽
と判別し、ステップC06に移行する。
Uは、今回受信したコマンドが空切り防止エラー解除コ
マンドであるか否かを判別する。払出CPUは、今回受
信したコマンドが空切り防止エラー解除コマンドである
場合、ステップC04を真と判別し、払出動作許可フラ
グをセットし(動作許可を設定し)(ステップC0
5)、コマンド受信処理を終えてメインルーチンにリタ
ーンする。また、今回受信したコマンドが空切り防止エ
ラー解除コマンドでない場合には、ステップC04を偽
と判別し、ステップC06に移行する。
【0069】ステップC06に移行した場合、払出CP
Uは、今回受信したコマンドが満杯エラーコマンドであ
るか否かを判別する。払出CPUは、満杯エラーコマン
ドである場合にはステップC06を真と判別し、発射動
作許可フラグをクリアし(動作禁止を設定し)(ステッ
プC07)、次いで払出動作許可フラグをクリアし(ス
テップC03)、コマンド受信処理を終えてメインルー
チンにリターンする。また、今回受信したコマンドが満
杯エラーコマンドでない場合には、ステップC06を偽
と判別し、ステップC08に移行する。
Uは、今回受信したコマンドが満杯エラーコマンドであ
るか否かを判別する。払出CPUは、満杯エラーコマン
ドである場合にはステップC06を真と判別し、発射動
作許可フラグをクリアし(動作禁止を設定し)(ステッ
プC07)、次いで払出動作許可フラグをクリアし(ス
テップC03)、コマンド受信処理を終えてメインルー
チンにリターンする。また、今回受信したコマンドが満
杯エラーコマンドでない場合には、ステップC06を偽
と判別し、ステップC08に移行する。
【0070】ステップC08に移行した場合、払出CP
Uは、今回受信したコマンドが満杯エラー解除コマンド
であるか否かを判別する。払出CPUは、今回受信した
コマンドが満杯エラー解除コマンドである場合、ステッ
プC08を真と判別し、発射動作許可フラグをセットし
(ステップC09)、次いで、払出動作許可フラグをセ
ットし(ステップC05)、コマンド受信処理を終えて
メインルーチンにリターンする。また、今回受信したコ
マンドが満杯エラー解除コマンドでない場合には、ステ
ップC08を偽と判別し、ステップC10に移行する。
Uは、今回受信したコマンドが満杯エラー解除コマンド
であるか否かを判別する。払出CPUは、今回受信した
コマンドが満杯エラー解除コマンドである場合、ステッ
プC08を真と判別し、発射動作許可フラグをセットし
(ステップC09)、次いで、払出動作許可フラグをセ
ットし(ステップC05)、コマンド受信処理を終えて
メインルーチンにリターンする。また、今回受信したコ
マンドが満杯エラー解除コマンドでない場合には、ステ
ップC08を偽と判別し、ステップC10に移行する。
【0071】ステップC10に移行した場合、今回受信
したコマンドが大当り時満杯エラーコマンドであるか否
かを判別する。払出CPUは、大当り時満杯エラーコマ
ンドである場合にはステップC10を真と判別し、払出
動作許可フラグをクリアし(ステップC03)、コマン
ド受信処理を終えてメインルーチンにリターンする。ま
た、今回受信したコマンドが大当り時満杯エラーコマン
ドでない場合には、ステップC10を偽と判別し、ステ
ップC11に移行する。
したコマンドが大当り時満杯エラーコマンドであるか否
かを判別する。払出CPUは、大当り時満杯エラーコマ
ンドである場合にはステップC10を真と判別し、払出
動作許可フラグをクリアし(ステップC03)、コマン
ド受信処理を終えてメインルーチンにリターンする。ま
た、今回受信したコマンドが大当り時満杯エラーコマン
ドでない場合には、ステップC10を偽と判別し、ステ
ップC11に移行する。
【0072】ステップC11に移行した場合、払出CP
Uは、今回受信したコマンドが7個賞球コマンドである
か否かを判別する。払出CPUは、今回受信したコマン
ドが7個賞球コマンドである場合、ステップC11を真
と判別し、現在賞球数を7アップし(ステップC1
2)、コマンド受信処理を終えてメインルーチンにリタ
ーンする。また、今回受信したコマンドが7個賞球コマ
ンドでない場合には、この場合には受信したコマンドが
賞球コマンドであって、15個賞球コマンドであること
となり、ステップC11を偽と判別し、現在賞球数を1
5アップし(ステップC13)、コマンド受信処理を終
えてメインルーチンにリターンする。
Uは、今回受信したコマンドが7個賞球コマンドである
か否かを判別する。払出CPUは、今回受信したコマン
ドが7個賞球コマンドである場合、ステップC11を真
と判別し、現在賞球数を7アップし(ステップC1
2)、コマンド受信処理を終えてメインルーチンにリタ
ーンする。また、今回受信したコマンドが7個賞球コマ
ンドでない場合には、この場合には受信したコマンドが
賞球コマンドであって、15個賞球コマンドであること
となり、ステップC11を偽と判別し、現在賞球数を1
5アップし(ステップC13)、コマンド受信処理を終
えてメインルーチンにリターンする。
【0073】図11は、払出CPUが実行する発射制御
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。払出
CPUは、発射制御処理を開始すると、発射動作許可フ
ラグがセットされているか否か、即ち、発射動作許可が
設定されているか否かを判別する(ステップD01)。
払出CPUは、発射動作許可フラグがセットされている
場合には、発射制御回路51に対して発射可能とし(ス
テップD02)、発射制御処理を終えてメインルーチン
にリターンする。即ち、打球発射装置32が動作可能で
あって打球を遊技盤面に向けて弾発することができる。
払出CPUは、発射動作許可フラグがセットされていな
い場合には、換言すれば、発射動作許可フラグがクリア
されている場合には、発射制御回路51に対して発射停
止とし(ステップD03)、発射制御処理を終えてメイ
ンルーチンにリターンする。即ち、打球発射装置32の
動作停止であって打球を遊技盤面に向けて弾発すること
はできない。
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。払出
CPUは、発射制御処理を開始すると、発射動作許可フ
ラグがセットされているか否か、即ち、発射動作許可が
設定されているか否かを判別する(ステップD01)。
払出CPUは、発射動作許可フラグがセットされている
場合には、発射制御回路51に対して発射可能とし(ス
テップD02)、発射制御処理を終えてメインルーチン
にリターンする。即ち、打球発射装置32が動作可能で
あって打球を遊技盤面に向けて弾発することができる。
払出CPUは、発射動作許可フラグがセットされていな
い場合には、換言すれば、発射動作許可フラグがクリア
されている場合には、発射制御回路51に対して発射停
止とし(ステップD03)、発射制御処理を終えてメイ
ンルーチンにリターンする。即ち、打球発射装置32の
動作停止であって打球を遊技盤面に向けて弾発すること
はできない。
【0074】図12は、払出CPUが実行する賞球払出
制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
払出CPUは、賞球払出制御処理を開始すると、賞球数
が0であるか否かを判別し(ステップE01)、賞球数
が0である場合には賞球払出制御処理を終えてメインル
ーチンにリターンする一方、賞球数が0でない場合には
ステップE02に移行する。ステップE02に移行した
場合、払出CPUは、払出動作許可フラグがセットされ
ているか否か、即ち、払出動作許可が設定されているか
否かを判別する(ステップE02)。
制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
払出CPUは、賞球払出制御処理を開始すると、賞球数
が0であるか否かを判別し(ステップE01)、賞球数
が0である場合には賞球払出制御処理を終えてメインル
ーチンにリターンする一方、賞球数が0でない場合には
ステップE02に移行する。ステップE02に移行した
場合、払出CPUは、払出動作許可フラグがセットされ
ているか否か、即ち、払出動作許可が設定されているか
否かを判別する(ステップE02)。
【0075】払出CPUは、払出動作許可フラグがセッ
トされている場合には、賞球排出装置22を駆動して設
定されている賞球数の払出し行う(ステップE03)。
なお、賞球排出装置22から払い出される賞球は、賞球
センサ52,53により検出され、検出信号が払出制御
回路50に入力される。払出CPUは、賞球センサ5
2,53の検出信号が入力される毎に賞球数を1ずつ減
算する。払出CPUは、賞球数の払出しに関する処理を
終えると、賞球払出制御処理を終えてメインルーチンに
リターンする。また、払出CPUは、払出動作許可フラ
グがクリアされている場合には、賞球数の払出しに関す
る処理を行わず、賞球払出制御処理を終えてメインルー
チンにリターンする。
トされている場合には、賞球排出装置22を駆動して設
定されている賞球数の払出し行う(ステップE03)。
なお、賞球排出装置22から払い出される賞球は、賞球
センサ52,53により検出され、検出信号が払出制御
回路50に入力される。払出CPUは、賞球センサ5
2,53の検出信号が入力される毎に賞球数を1ずつ減
算する。払出CPUは、賞球数の払出しに関する処理を
終えると、賞球払出制御処理を終えてメインルーチンに
リターンする。また、払出CPUは、払出動作許可フラ
グがクリアされている場合には、賞球数の払出しに関す
る処理を行わず、賞球払出制御処理を終えてメインルー
チンにリターンする。
【0076】以上に述べたように、メイン制御回路35
から空切り防止エラーコマンドが払出制御回路50に対
して送信されると、払出制御回路50のコマンド受信処
理において、払出動作許可フラグがクリアされ(動作禁
止が設定され)、賞球払出制御処理において賞球の払出
動作が停止される。また、メイン制御回路35から空切
り防止エラー解除コマンドが払出制御回路50に対して
送信されると、払出制御回路50のコマンド受信処理に
おいて、払出動作許可フラグがセットされ(動作許可が
設定され)、賞球払出制御処理において賞球の払出動作
が実行される。
から空切り防止エラーコマンドが払出制御回路50に対
して送信されると、払出制御回路50のコマンド受信処
理において、払出動作許可フラグがクリアされ(動作禁
止が設定され)、賞球払出制御処理において賞球の払出
動作が停止される。また、メイン制御回路35から空切
り防止エラー解除コマンドが払出制御回路50に対して
送信されると、払出制御回路50のコマンド受信処理に
おいて、払出動作許可フラグがセットされ(動作許可が
設定され)、賞球払出制御処理において賞球の払出動作
が実行される。
【0077】メイン制御回路35から満杯エラーコマン
ドが払出制御回路50に対して送信されると、払出制御
回路50のコマンド受信処理において、発射動作許可フ
ラグがクリアされ(動作禁止が設定され)、かつ払出動
作許可フラグがクリアされ(動作禁止が設定され)、発
射制御処理において打球発射装置32の動作が停止さ
れ、賞球払出制御処理において賞球の払出動作が停止さ
れる。
ドが払出制御回路50に対して送信されると、払出制御
回路50のコマンド受信処理において、発射動作許可フ
ラグがクリアされ(動作禁止が設定され)、かつ払出動
作許可フラグがクリアされ(動作禁止が設定され)、発
射制御処理において打球発射装置32の動作が停止さ
れ、賞球払出制御処理において賞球の払出動作が停止さ
れる。
【0078】図13は、大当り遊技状態における球受皿
の満杯発生時の打球発射装置及び賞球排出装置の動作を
示すタイムチャートである。大当り遊技状態である場合
に球受皿の満杯状態が発生すると、メイン制御回路35
から大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50に
対して送信される。そして、払出制御回路50のコマン
ド受信処理において、大当り時満杯エラーコマンドが判
別される結果(ステップC08)、払出動作許可フラグ
のみがクリアされる(動作禁止が設定される)。従って
この場合、発射動作許可フラグはセット状態のままとな
る。発射制御処理においては打球発射装置32は発射可
能であり、賞球払出制御処理において賞球の払出動作の
みが停止される。
の満杯発生時の打球発射装置及び賞球排出装置の動作を
示すタイムチャートである。大当り遊技状態である場合
に球受皿の満杯状態が発生すると、メイン制御回路35
から大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回路50に
対して送信される。そして、払出制御回路50のコマン
ド受信処理において、大当り時満杯エラーコマンドが判
別される結果(ステップC08)、払出動作許可フラグ
のみがクリアされる(動作禁止が設定される)。従って
この場合、発射動作許可フラグはセット状態のままとな
る。発射制御処理においては打球発射装置32は発射可
能であり、賞球払出制御処理において賞球の払出動作の
みが停止される。
【0079】また、大当り遊技状態である場合に球受皿
の満杯状態が発生し、大当り遊技状態が終了した時に、
未だ球受皿の満杯状態が解消されていない場合には、こ
の場合、先に大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回
路50に対して送信されていることにより賞球の払出動
作のみが停止されている状態にあり、大当り遊技状態が
終了した時に、コマンド送信処理において満杯エラーコ
マンドが払出制御回路50に対して送信され、さらに打
球発射装置32の動作が停止となる。このため、遊技者
に球受皿が満杯状態であることを気付かせることができ
る。
の満杯状態が発生し、大当り遊技状態が終了した時に、
未だ球受皿の満杯状態が解消されていない場合には、こ
の場合、先に大当り時満杯エラーコマンドが払出制御回
路50に対して送信されていることにより賞球の払出動
作のみが停止されている状態にあり、大当り遊技状態が
終了した時に、コマンド送信処理において満杯エラーコ
マンドが払出制御回路50に対して送信され、さらに打
球発射装置32の動作が停止となる。このため、遊技者
に球受皿が満杯状態であることを気付かせることができ
る。
【0080】また、通常遊技状態及び大当り遊技状態の
何れの場合も、球受皿の満杯状態が解消されるとメイン
制御回路35から満杯エラー解除コマンドが払出制御回
路50に対して送信される。満杯エラー解除コマンドを
受信すると、払出制御回路50のコマンド受信処理にお
いて、発射動作許可フラグがセットされ(動作許可が設
定され)、かつ払出動作許可フラグがセットされ(動作
許可が設定され)、発射制御処理において打球発射装置
32の動作が可能となり(大当り遊技状態の場合には打
球発射装置32は発射可能であるから変化はない)、賞
球払出制御処理において賞球の払出動作が実行される。
何れの場合も、球受皿の満杯状態が解消されるとメイン
制御回路35から満杯エラー解除コマンドが払出制御回
路50に対して送信される。満杯エラー解除コマンドを
受信すると、払出制御回路50のコマンド受信処理にお
いて、発射動作許可フラグがセットされ(動作許可が設
定され)、かつ払出動作許可フラグがセットされ(動作
許可が設定され)、発射制御処理において打球発射装置
32の動作が可能となり(大当り遊技状態の場合には打
球発射装置32は発射可能であるから変化はない)、賞
球払出制御処理において賞球の払出動作が実行される。
【0081】また、賞球排出装置22の払出し動作が停
止している間に、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞が
あった場合にも、メイン制御回路35から払出制御回路
50に払出数に対応した賞球コマンドが送信され、払出
制御回路50のコマンド受信処理において賞球コマンド
に対応した賞球数(例えば、7個や15個)が現在賞球
数に加算記憶される。
止している間に、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞が
あった場合にも、メイン制御回路35から払出制御回路
50に払出数に対応した賞球コマンドが送信され、払出
制御回路50のコマンド受信処理において賞球コマンド
に対応した賞球数(例えば、7個や15個)が現在賞球
数に加算記憶される。
【0082】また、球受皿の満杯状態が解消された場合
には、メイン制御回路35から満杯エラー解除コマンド
が払出制御回路50に対して送信され、払出制御回路5
0によって賞球排出装置22の動作の停止が解除され、
加算記憶されている賞球数に対応した賞品球を賞球排出
装置22により払い出させる。
には、メイン制御回路35から満杯エラー解除コマンド
が払出制御回路50に対して送信され、払出制御回路5
0によって賞球排出装置22の動作の停止が解除され、
加算記憶されている賞球数に対応した賞品球を賞球排出
装置22により払い出させる。
【0083】以上、本発明の実施形態について説明した
が、実施形態において払出し口に設定されている払出数
を7個と15個とに設定してあるが、7個及び15個に
限定されるものではなく、1個〜X個までの範囲で1個
おきに設定されるものである。また、メイン制御回路3
5から払出制御回路50に送信する賞球コマンドも1個
〜X個までの範囲で個数に応じて設定されるものであ
る。
が、実施形態において払出し口に設定されている払出数
を7個と15個とに設定してあるが、7個及び15個に
限定されるものではなく、1個〜X個までの範囲で1個
おきに設定されるものである。また、メイン制御回路3
5から払出制御回路50に送信する賞球コマンドも1個
〜X個までの範囲で個数に応じて設定されるものであ
る。
【0084】また、実施形態においては、払出しを制御
する制御手段をメイン制御回路35とは別に設けた払出
制御回路50としてあるが、払出制御回路50を設ける
ことなく、メイン制御回路35が直接賞球排出装置22
を駆動制御する構成としてもよい。
する制御手段をメイン制御回路35とは別に設けた払出
制御回路50としてあるが、払出制御回路50を設ける
ことなく、メイン制御回路35が直接賞球排出装置22
を駆動制御する構成としてもよい。
【0085】また、実施形態においては、大当り遊技状
態である時に限って、球受皿が満杯状態となった場合
に、打球発射装置22の動作を停止することなく継続さ
せるようにしてあるが、本発明の要旨の一態様を示すも
のであり、本発明の要旨は、大当り遊技状態である時に
限られるものではなく、通常遊技状態および大当り遊技
状態の別に限らず、常時、球受皿が満杯状態となった場
合でも、打球発射装置22の動作を停止することなく継
続させるようにするものである。
態である時に限って、球受皿が満杯状態となった場合
に、打球発射装置22の動作を停止することなく継続さ
せるようにしてあるが、本発明の要旨の一態様を示すも
のであり、本発明の要旨は、大当り遊技状態である時に
限られるものではなく、通常遊技状態および大当り遊技
状態の別に限らず、常時、球受皿が満杯状態となった場
合でも、打球発射装置22の動作を停止することなく継
続させるようにするものである。
【0086】また、大当り遊技状態において、球受皿が
満杯状態となった場合、打球発射装置22の動作を停止
させることなく打球発射装置22の動作を可能としたの
で、遊技者は、打球の弾発を継続することができ、安心
して大当り遊技を継続することができ、入賞の機会を逸
脱することがない。
満杯状態となった場合、打球発射装置22の動作を停止
させることなく打球発射装置22の動作を可能としたの
で、遊技者は、打球の弾発を継続することができ、安心
して大当り遊技を継続することができ、入賞の機会を逸
脱することがない。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、球受皿
が満杯状態となった場合に、発射装置の動作を停止する
ことなく継続させるので、遊技者は安心して打球を継続
することができ、遊技による入賞の機会を逸脱すること
がない。
が満杯状態となった場合に、発射装置の動作を停止する
ことなく継続させるので、遊技者は安心して打球を継続
することができ、遊技による入賞の機会を逸脱すること
がない。
【0088】請求項2に記載の構成によれば、払出動作
停止手段によって賞球排出装置が停止している間に、入
賞口への遊技球の入賞があった場合に、入賞口に対して
設定されている賞品球数あるいは該入賞口に対する賞品
球データを記憶する記憶手段を設けたので、賞球排出装
置が停止している間の遊技による入賞に対応した賞品球
数あるいは該入賞口に対する賞品球データを保持するこ
とができる。
停止手段によって賞球排出装置が停止している間に、入
賞口への遊技球の入賞があった場合に、入賞口に対して
設定されている賞品球数あるいは該入賞口に対する賞品
球データを記憶する記憶手段を設けたので、賞球排出装
置が停止している間の遊技による入賞に対応した賞品球
数あるいは該入賞口に対する賞品球データを保持するこ
とができる。
【0089】請求項3に記載の構成によれば、球受皿の
満杯状態が解消された場合に、払出動作停止解除手段に
より賞球排出装置の動作の停止を解除すると共に、記憶
手段の記憶に応じた賞品球を賞球排出装置により払い出
させるので、賞球排出装置が停止している間の遊技によ
る入賞に対応した賞品球数を払い出すことができ、球受
皿の満杯状態の有無によらず、入賞による獲得球数を与
えることができる。
満杯状態が解消された場合に、払出動作停止解除手段に
より賞球排出装置の動作の停止を解除すると共に、記憶
手段の記憶に応じた賞品球を賞球排出装置により払い出
させるので、賞球排出装置が停止している間の遊技によ
る入賞に対応した賞品球数を払い出すことができ、球受
皿の満杯状態の有無によらず、入賞による獲得球数を与
えることができる。
【0090】請求項4に記載の構成によれば、通常遊技
状態よりも遊技者に対して特別の利益を与えるようにな
された大当り遊技状態である時に、球受皿が満杯状態と
なった場合には、発射装置の動作を停止することなく継
続させるので、遊技者は安心して打球を継続することが
でき、大当り遊技による特別の入賞の機会を逸脱するこ
とがなく、大当り中の遊技者に不利益とならない。
状態よりも遊技者に対して特別の利益を与えるようにな
された大当り遊技状態である時に、球受皿が満杯状態と
なった場合には、発射装置の動作を停止することなく継
続させるので、遊技者は安心して打球を継続することが
でき、大当り遊技による特別の入賞の機会を逸脱するこ
とがなく、大当り中の遊技者に不利益とならない。
【0091】大当り遊技状態以外の通常遊技状態時に、
球受皿が満杯状態である場合には、発射装置の動作を停
止するので、大当り遊技中に球受皿が満杯状態となった
場合、発射装置の動作が停止することなく打球が行わ
れ、大当り遊技状態が終了すると、発射装置の動作が停
止することとなり、遊技者に球受皿が満杯状態であるこ
とを気付かせることができる。
球受皿が満杯状態である場合には、発射装置の動作を停
止するので、大当り遊技中に球受皿が満杯状態となった
場合、発射装置の動作が停止することなく打球が行わ
れ、大当り遊技状態が終了すると、発射装置の動作が停
止することとなり、遊技者に球受皿が満杯状態であるこ
とを気付かせることができる。
【図1】本実施形態のパチンコ遊技機の正面図
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏面図
【図3】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御
系統の要部ブロック図
系統の要部ブロック図
【図4】メイン制御回路のメインCPUが実行するメイ
ンルーチンの一部を示すフローチャート
ンルーチンの一部を示すフローチャート
【図5】メインCPUが実行する空切り防止スイッチ処
理のサブルーチンを示すフローチャート
理のサブルーチンを示すフローチャート
【図6】メインCPUが実行する満杯スイッチ処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート
ブルーチンを示すフローチャート
【図7】メインCPUが実行するコマンド送信処理の一
部(払出制御回路50に対して送信するコマンドに関す
る処理)を示すフローチャート
部(払出制御回路50に対して送信するコマンドに関す
る処理)を示すフローチャート
【図8】図7のフローチャートつづき
【図9】払出制御回路に配備された払出CPUが実行す
る処理のメインルーチンを示すフローチャート
る処理のメインルーチンを示すフローチャート
【図10】払出CPUが実行するコマンド受信処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート
ブルーチンを示すフローチャート
【図11】払出CPUが実行する発射制御処理のサブル
ーチンを示すフローチャート
ーチンを示すフローチャート
【図12】払出CPUが実行する賞球払出制御処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート
ブルーチンを示すフローチャート
【図13】大当り遊技状態における球受皿の満杯発生時
の打球発射装置及び賞球排出装置の動作を示すタイムチ
ャート
の打球発射装置及び賞球排出装置の動作を示すタイムチ
ャート
1 基枠 2 金枠 3 ガラス扉 4 遊技盤 5 上受皿 6 下受皿 7 打球ハンドル 8 図柄表示ユニット 9 左ゲート 10 右ゲート 11 始動入賞口 12 普通電動役物 13 役物ユニット 14 特別図柄表示装置 15 普通図柄表示装置 16 入賞口 17 開閉扉 18 大入賞口 19 球タンク 20 球誘導樋 21 開口部 22 賞球排出装置 23 貸球排出装置 24 球誘導樋 25 球誘導樋 26 球排出樋 27 排出球集合樋 28 球排出樋 29 排出球経路 30 満杯検出用レバー 31 満杯スイッチ 32 打球発射装置 33 空切り防止スイッチ 34 排出レバー 35 メイン制御回路 36 ワンチップマイクロコンピュータ 37 入出力回路 38 入出力回路 39 CPU 40 RAM 41 ROM 42 始動口センサ 43 中継回路 44 ソレノイド 45 カウントセンサ 46 特定領域センサ 47 ランプ制御回路 48 音声制御回路 49 スピーカ 50 払出制御回路 51 発射制御回路 52 打球発射装置 53 賞球センサ 54 賞球センサ 55 フォト分配回路 56 表示制御回路 57 液晶表示盤 M1 賞球モータ
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技盤に設けられた複数の入賞口と、前
記遊技盤上に遊技球を発射する発射装置と、前記入賞口
への遊技球の入賞に対して賞品球を球受皿に向けて払い
出す賞球排出装置と、前記入賞口への遊技球の入賞があ
った場合に、前記賞球排出装置による賞品球の払出を制
御する払出制御手段と、前記球受皿が満杯状態となった
場合に前記賞球排出装置の払出動作を停止する払出動作
停止手段とを備えた遊技機において、前記球受皿が満杯
状態となった場合に、前記発射装置の動作を停止するこ
となく継続させることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記払出動作停止手段によって前記賞球
排出装置が停止している間に、前記入賞口への遊技球の
入賞があった場合に、該入賞口に対して設定されている
賞品球数あるいは該入賞口に対する賞品球データを記憶
する記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の遊技機。 - 【請求項3】 前記払出動作停止手段による前記賞球排
出装置の動作の停止を解除する払出動作停止解除手段を
備え、前記球受皿の満杯状態が解消された場合に、前記
払出動作停止解除手段により前記賞球排出装置の動作の
停止を解除すると共に、前記記憶手段の記憶に応じた賞
品球を前記賞球排出装置により払い出させることを特徴
とする請求項2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 通常遊技状態よりも遊技者に対して特別
の利益を与えるようになされた大当り遊技状態である時
に、前記球受皿が満杯状態となった場合には、前記発射
装置の動作を停止することなく継続させることを特徴と
する請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載の遊技
機。 - 【請求項5】 前記大当り遊技状態以外の前記通常遊技
状態時に、前記球受皿が満杯状態である場合には、前記
発射装置の動作を停止することを特徴とする請求項4に
記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000229275A JP2002035249A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000229275A JP2002035249A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002035249A true JP2002035249A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18722422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000229275A Pending JP2002035249A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002035249A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165758A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Takao Co Ltd | 遊技機 |
JP2013126569A (ja) * | 2013-02-22 | 2013-06-27 | Takao Co Ltd | 遊技機 |
JP2014100213A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000229275A patent/JP2002035249A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165758A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Takao Co Ltd | 遊技機 |
JP2014100213A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013126569A (ja) * | 2013-02-22 | 2013-06-27 | Takao Co Ltd | 遊技機 |
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