JP2002033802A - 携帯通信端末を利用したコンテンツサービス方法 - Google Patents

携帯通信端末を利用したコンテンツサービス方法

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JP2002033802A JP2000215032A JP2000215032A JP2002033802A JP 2002033802 A JP2002033802 A JP 2002033802A JP 2000215032 A JP2000215032 A JP 2000215032A JP 2000215032 A JP2000215032 A JP 2000215032A JP 2002033802 A JP2002033802 A JP 2002033802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯通信端末において迫力・臨場感のあるコン
テンツ再生を可能とするコンテンツ配信方法を提供す
る。 【解決手段】キャリア通信網2を介してインターネット
3に接続可能な携帯通信端末1に動画などのコンテンツ
を配信するシステムにおいて、コンテンツ配信サーバ7
から、携帯通信端末1に備えられるバイブレータ部の振
動状態や携帯通信端末1のイルミネーション部の表示状
態をコンテンツの内容に応じて制御する機能を含むビュ
ワープログラムをコンテンツに添付してあるいはコンテ
ンツに先立って携帯通信端末1に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末を利
用した動画、静止画などの画像コンテンツやオーディオ
コンテンツその他のコンテンツのサービス方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動通信の分野においては、W−CDM
A(符号分割多元接続)に代表される高速・大容量の通
信方式の採用が近い将来に予定されている。このような
高速・大容量通信方式の採用に伴い、携帯通信端末(携
帯電話機)、特に現在急速に普及しつつあるインターネ
ット接続可能な端末についても、さらなる高機能化が進
み、現在の通信方式では実現困難であるアニメーショ
ン、テレビジョン画像、ディジタルカメラの撮影画像の
ような動画コンテンツ、あるいは高精細の写真や絵画の
静止画コンテンツ及び高品質の音楽などのオーディオコ
ンテンツの受信も容易に実現が可能になると予想されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯通信端末で画像コ
ンテンツやオーディオコンテンツを受信する場合に問題
となるのは、端末の表示画面が小さいこと、端末に搭載
するスピーカが小さく大音量が出せないこと等の理由か
ら、映像・音声共に迫力や臨場感に欠けるという点であ
る。さらに、携帯通信端末はパーソナルコンピュータに
比較して手軽で、利用者の数も今後ますます増大すると
予想されるが、このような特質を十分に活用したコンテ
ンツのサービス手法についての検討も、未だ不十分とい
える。
【0004】従って、本発明は高速・大容量の通信方式
に対応した携帯通信端末を有効に利用して画像や音声の
コンテンツに関するサービスを実行できるコンテンツサ
ービス方法を提供することを主たる目的とする。
【0005】本発明のより具体的な目的の一つは、携帯
通信端末において迫力・臨場感のあるコンテンツの再生
を可能とすることにある。
【0006】本発明の他の目的は、コンテンツ提供側へ
携帯通信端末からフィードバック情報を送信可能として
種々の効果的なサービスを実現することにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、携帯通信端末を
利用してコンテンツの原作となるストーリないしはコン
テンツそのものの提供を携帯通信端末のユーザに募り、
コンテストを行って有望な新人を育成できる仕組みを持
つサービスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は携帯通信端末にネットワークを介して配信
するためのコンテンツを作成する際に、携帯通信端末に
備えられるバイブレータ部の振動状態及び該携帯通信端
末に備えられるイルミネーション部の表示状態の少なく
とも一方をコンテンツの内容に応じて設定可能な編集画
面を表示し、該編集画面上での入力操作により前記振動
状態及び前記表示状態の少なくとも一方を制御する制御
情報を前記コンテンツに付加することを特徴とする。
【0009】本発明によると、携帯通信端末に配信すべ
きコンテンツの元となる複数の映像を表示する映像表示
領域と、前記映像表示領域上の映像に対応して台詞を入
力するための台詞入力領域と、前記映像表示領域上の映
像に対応してサウンドを設定するためのサウンド設定領
域と、前記映像表示領域上の映像に対応して携帯通信端
末に備えられるバイブレータ部の振動状態を制御する設
定を行うためのバイブレーション設定領域と、前記映像
表示領域上の映像に対応して携帯通信端末に備えられる
イルミネーション部の表示状態を制御する設定を行うた
めのイルミネーション設定領域とを有する編集画面を表
示するための編集ツールが提供される。
【0010】また、本発明は携帯通信端末にネットワー
クを介してコンテンツを配信する際に、携帯通信端末に
備えられるバイブレータ部の振動状態及び該携帯通信端
末のイルミネーション部の表示状態の少なくとも一方を
コンテンツの内容に応じて制御する機能を含むプログラ
ムを該コンテンツに添付してあるいは該コンテンツに先
立って携帯通信端末に配信することを特徴とする。
【0011】ここで、前記プログラムは、前記ネットワ
ークを介して前記コンテンツをダウンロードした携帯通
信端末が音声非出力状態のとき、該コンテンツに含まれ
る台詞を該携帯通信端末の表示画面上で文字表示させる
ための台詞表示機能をさらに有してもよく、また前記携
帯通信端末が音声出力状態のとき該表示領域で広告情報
を表示させるための広告表示機能をさらに有していても
よい。
【0012】また、本発明は携帯通信端末にネットワー
クを介してコンテンツを配信する際に、コンテンツ内に
該コンテンツを閲覧する予め登録された携帯通信端末の
ユーザの個人情報に応じたメッセージを挿入して、該ユ
ーザが所持する携帯通信端末に配信することを特徴とす
る。
【0013】本発明は、さらに携帯通信端末にネットワ
ークを介してコンテンツを配信する際に、コンテンツ内
に該コンテンツを閲覧する携帯通信端末のユーザに対す
る質問を挿入し、該質問に対する当該ユーザの回答を集
計して、その集計結果を以後のコンテンツの作成または
携帯通信端末への配信及びマーケティングの少なくとも
一つに利用することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明は携帯通信端末にネットワ
ークを介してコンテンツを配信する際に、携帯通信端末
でコンテンツの再生中に該携帯通信端末のユーザによる
特定の操作と該ユーザの状態の少なくとも一方に基づい
て生成される該コンテンツの各部分に対するユーザの反
応結果を該携帯通信端末から送信させて集計し、その集
計結果を以後のコンテンツの作成または携帯通信端末へ
の配信に反映させることを特徴とする。
【0015】ここで、ユーザの状態に基づいて生成され
る前記反応結果とは、具体的には該ユーザの顔画像を撮
影するカメラから得られる画像情報、前記携帯通信端末
の端末筐体を把持する該ユーザの手の圧力、温度及び湿
度の少なくとも一つの物理量を検出するセンサから出力
される該物理量の情報である。
【0016】本発明によると、携帯通信端末で広告情報
の再生中に該携帯通信端末のユーザによる特定の操作に
基づいて生成された該ユーザの嗜好情報を該携帯通信端
末からネットワークを介して送信させて前記嗜好情報を
集計し、その集計結果をマーケティングに利用するマー
ケティング方法が提供される。
【0017】本発明に係るコンテンツサービス方法は、
複数の携帯通信端末のユーザに向けて、ネットワークを
介して携帯通信端末上で閲覧に供するためのコンテンツ
の原作となるストーリの提供を募集し、応募してきたス
トーリに基づいてコンテンツを作成し、作成したコンテ
ンツを前記複数の携帯通信端末のユーザが前記ネットワ
ークを介して閲覧できるように公開してコンテストに供
し、該コンテストで上位入賞者に選ばれた携帯通信端末
のユーザに対する投資を複数の携帯通信端末のユーザに
前記ネットワークを介して促すことを特徴とする。
【0018】本発明に係る他のコンテンツサービス方法
は、複数の携帯通信端末のユーザに向けて、ネットワー
クを介して携帯通信端末上で閲覧に供するためのコンテ
ンツの提供を募集し、特定の携帯通信端末のユーザから
前記ネットワークを介して提供されてきたコンテンツを
複数の携帯通信端末のユーザが閲覧できるように公開し
てコンテストに供し、該コンテストで上位入賞者に選ば
れた携帯通信端末のユーザに対する投資を複数の携帯通
信端末のユーザに前記ネットワークを介して促すことを
特徴とする。
【0019】ここで、前記複数の携帯通信端末に対し
て、前記コンテンツを作成する際に利用可能な編集ツー
ルを該携帯通信端末からのダウンロード要求により配信
するようにしてもよい。この編集ツールは、例えばコン
テンツの元となる複数の映像を表示する映像表示領域
と、該映像表示領域上の映像に対応して台詞を入力する
ための台詞入力領域と、該映像表示領域上の映像に対応
してサウンドを設定するためのサウンド設定領域と、該
映像表示領域上の映像に対応して携帯通信端末に備えら
れるバイブレータ部の振動状態を制御する設定を行うた
めのバイブレーション設定領域と、該映像表示領域上の
映像に対応して携帯通信端末に備えられるイルミネーシ
ョン部の表示状態を制御する設定を行うためのイルミネ
ーション設定領域とを有する編集画面を表示する機能を
持つ。
【0020】本発明に係る携帯通信端末は、着信時に端
末筐体を振動させるバイブレータ部及び着信時に表示動
作を行うイルミネーション部を備えた外部からコンテン
ツをダウンロードする機能を有する携帯通信端末であっ
て、前記コンテンツと共にダウンロードされたプログラ
ムに従い、該コンテンツの内容に応じて前記バイブレー
タ部の振動状態及び前記イルミネーション部の表示状態
を制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0021】本発明に係る他の携帯通信端末は、外部か
らコンテンツをダウンロードする機能を有する携帯通信
端末であって、端末筐体を把持する手の圧力、温度及び
湿度の少なくとも一つの物理量を検出するセンサと、前
記センサによって検出された前記物理量の情報を前記ダ
ウンロード時に外部へ出力する手段とを有することを特
徴とする。
【0022】本発明に係る更に別の携帯通信端末は、着
信時に端末筐体を振動させるバイブレータ部及び着信時
に表示動作を行うイルミネーション部を備えた外部から
コンテンツをダウンロードする機能を有する携帯通信端
末であって、特定の相手からの着信時に、予めダウンロ
ードされたプログラムに従い、予めダウンロードされた
コンテンツを表示すると共に、前記バイブレータ部の振
動状態及び前記イルミネーション部の表示状態を制御す
る手段を備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 [第1の実施形態] (システム構成について)図1に、本発明の第1の実施
形態に係るシステム全体の概略構成を示す。携帯通信端
末1は、所定のキャリア通信網2を介してインターネッ
ト3に接続可能に構成されている。インターネット3に
は、本発明に関係する構成要素としてアニメ作家が所有
するパーソナルコンピュータ(以下、PC)4と、アニ
メ配信業者が管理するアニメ配信サーバ5と、主として
動画・静止画などの画像コンテンツや音楽などのオーデ
ィオコンテンツを配信するコンテンツ配信業者が管理す
るコンテンツ配信サーバ7が接続されており、さらにア
ニメ配信サーバ5にはアニメライブラリ6が接続され、
コンテンツ配信サーバ7には各種の情報サービスを行う
サービス業者が所有する情報サービスサーバ8が接続さ
れている。
【0024】なお、図1ではアニメ配信サーバ5及びア
ニメライブラリ6がコンテンツ配信サーバ7とは別に設
けられているが、コンテンツ配信サーバ7と一体に設け
られていてもよい。
【0025】(携帯通信端末1について)まず、携帯通
信端末1について説明すると、図2に外観図を示すよう
に携帯通信端末1には通常の携帯電話機と同様に、アン
テナ11、キー入力部12、カラー液晶ディスプレイの
ような表示部13、受話用スピーカ14、送話用マイク
ロフォン15、着信ランプ16、イヤホン(またはヘッ
ドフォン)17を接続するためのジャックが備えられ、
加えてディジタルカメラ18が設けられている。ディジ
タルカメラ18によって、ユーザ自身やその周辺にいる
人物の画像及び風景等を適宜撮影することができる。
【0026】さらに、本実施形態に特有の要素として、
携帯通信端末1をユーザが把持したときにユーザの手が
接する位置、例えば両側面の数カ所に、バイオセンサ1
9が設置されている。バイオセンサ19は、携帯通信端
末1を把持したユーザの手の圧力、温度、湿度(発汗状
態)等を検出するセンサである。
【0027】図3は、携帯通信端末1の内部構成を示し
ている。この携帯通信端末1の構成は、W−CDMA方
式に対応しているものとする。通常の携帯電話機として
の動作について説明すると、まず受話時にはアンテナ1
1で受信された無線周波信号がデュプレクサ20を介し
て受信部21に入力され、ここで適当なレベルまで増幅
された後、CPU30によって制御されるシンセサイザ
23からの受信用ローカル信号とミキシングされること
により、中間周波数信号に変換される。この中間周波数
信号はCDMAコーデック24に入力され、直交復調及
び逆拡散の処理を経て所定フォーマットの受話データが
生成される。この受話データは、受信された高周波信号
が音声信号の場合は音声コーデック25によって所定の
音声復号化方式に従って伸張処理され、PCM音声デー
タとなる。このPCM音声データはPCMコーデック2
6により復号されてアナログ音声信号となり、電力増幅
器27を介して受話用スピーカ14に供給され、音声と
して出力される。
【0028】一方、送話時にはユーザの発声音声が送話
用マクロフォン15を介して音声信号として入力され、
前置増幅器28で増幅された後、PCMコーデック26
により符号化され、PCM音声データとなる。このPC
M音声データは音声コーデック25により所定の音声符
号化方式に従って圧縮処理され、送話データとなる。こ
の送話データはCDMAコーデック24に入力され、P
N符号により拡散処理された後、直交変調されることに
より、直交変調信号として送信部22に入力される。直
交変調信号は送信部22によりシンセサイザ23からの
送信用ローカル信号とミキシングされて無線周波信号に
変換された後、デュプレクサ20を介してアンテナ11
に供給されることにより、電波として空間に放射され、
図1のキャリア通信網2に含まれる基地局に向けて送信
される。
【0029】CPU30は、各部の制御及び種々の演算
や映像・文字情報の処理を司る部分であり、ここにはC
DMAコーデック24、音声コーデック25及びPCM
コーデック26の他、図2に示したキー入力部12、表
示部13、カメラ18及びバイオセンサ19が接続さ
れ、さらに図2では示されていないバイブレータ部3
1、イルミネーション部32、サウンド用スピーカ部3
3、メモリ34が接続されている。また、バッテリ35
に接続された電源回路36からCPU30の制御下で各
部に電源が供給される。
【0030】バイブレータ部31は、例えば偏心モータ
を用いて携帯通信端末1の筐体を振動させる装置であ
り、本来は着信時に作動することによってユーザに着信
を機械的な振動で知らせる目的のものであるが、本実施
形態ではさらに動画コンテンツの再生時にもコンテンツ
のシーンに応じて種々の振動パターンで作動するように
CPU30によって駆動制御される。
【0031】イルミネーション部32は、図2のキー入
力部12の押釦部分の下部に設けられたキー照明ランプ
や、着信時に点灯してユーザに着信を知らせるための図
2の着信ランプ16に相当するものであるが、本実施形
態ではバイブレータ部31と同様に動画コンテンツの再
生時にはコンテンツのシーンに応じて種々の表示パター
ンで点滅表示するようにCPU30によって制御され
る。
【0032】サウンド用スピーカ33は、例えば携帯通
信端末1の裏面側に設置されたサウンダとも称されるス
ピーカであり、通常の携帯電話機では着信音やキー操作
音などの音声出力に用いられるが、本実施形態では動画
コンテンツの再生時に登場キャラクタの台詞やサウンド
(効果音)を音声出力するためにも利用される。図2の
キー入力部12に含まれるマナーボタンを押すと、サウ
ンド用スピーカ33からの音声出力は停止される。
【0033】メモリ34は、CPU30での処理過程の
データを保持する作業用メモリとして用いられると共
に、動画コンテンツの受信時にコンテンツデータやコン
テンツ再生用のプログラム(いわゆるビュワープログラ
ム)を格納するバッファとしても用いられる。このメモ
リ34は携帯通信端末1に内蔵された半導体メモリのみ
であってもよいし、半導体メモリをカード状に形成して
着脱可能とした、いわゆるメモリカードと、携帯通信端
末1に内蔵の半導体メモリの両方を含んでいてもよい。
【0034】図4は、CPU30のうちのバイブレータ
部31とイルミネーション部32の駆動及び制御を司る
部分の構成を機能的に示すブロック図である。着信表示
制御回路41では、携帯通信端末1に着信があったとき
に予め定められたパターンの着信バイブレーション制御
信号及び着信イルミネーション制御信号が生成され、こ
れらの制御信号がORゲート43,44をそれぞれ介し
てバイブレータ駆動回路45,46に入力される。
【0035】一方、シーン表示制御回路42では、動画
コンテンツの再生時にコンテンツデータに基づいて、シ
ーンに応じて例えばアニメ作家により予めプログラムさ
れたシーンバイブレーション制御信号及びイルミネーシ
ョン制御信号が生成され、これらの制御信号がORゲー
ト43,44をそれぞれ介してバイブレータ駆動回路4
5,46に入力される。
【0036】従って、バイブレータ部31及びイルミネ
ーション部32は、着信時には予め定められた一定のパ
ターンで振動したり点滅表示を行うが、動画コンテンツ
の再生時にはコンテンツのシーンに応じた種々のパター
ンで振動したり点滅表示を行う。これにより動画コンテ
ンツの再生時には、単に表示部13の画面上で映像を表
示する方法に比較して、ユーザはより迫力や臨場感のあ
るコンテンツ鑑賞を楽しむことができる。
【0037】(動画コンテンツサービスの流れについ
て)次に、図5に示すフローチャートを用いて本実施形
態における動画コンテンツサービスの処理の概略的な流
れを説明する。動画コンテンツとしてアニメを例にとる
と、まずアニメ作家はアニメ配信業者のアニメ配信サー
バ5から編集ツールをダウンロードし、これを用いてア
ニメ映像の作成及び編集を行う(ステップS1〜S
3)。ここで、編集ツールはアニメ作家がアニメを効率
よく作成して編集するためのソフトウェアであり、アニ
メライブラリ6に格納された種々のアニメ素材やアニメ
作成ツール等のライブラリも含んでいる。編集ツールと
ステップS3のアニメ編集処理については、後に詳しく
説明する。
【0038】ステップS3では、最終的にユーザに配信
すべき動画コンテンツの元となる原コンテンツが生成さ
れ、この原コンテンツはコンテンツ配信業者のコンテン
ツ配信サーバ7にインターネット3を介して(もしくは
専用線を介して)転送される(ステップS4)。コンテ
ンツ配信サーバ7では、転送されてきた原コンテンツに
対して後述するように種々の情報を付加したり挿入する
ことで編集を施し、編集後の動画コンテンツを図示しな
いメモリに登録する(ステップS5〜S6)。このよう
にして配信すべきコンテンツがコンテンツ配信サーバ7
に登録されることにより、ユーザへの動画コンテンツの
配信が可能となる。
【0039】携帯通信端末1のユーザが動画コンテンツ
のダウンロード要求を行うと、この要求はキャリア通信
網2及びインターネット3を経由してコンテンツ配信サ
ーバ7に送られ(ステップS7)、コンテンツ配信サー
バ7からインターネット3及びキャリア通信網2を経由
して、ダウンロード要求を出した携帯通信端末1にダウ
ンロードされる(ステップS8)。ダウンロード方式に
は、バッファリング方式とストリーミング方式がある
が、これらについては後述する。ダウンロードされた動
画コンテンツは、ユーザによる再生指示操作によって適
宜再生される(ステップS9)。
【0040】動画コンテンツは、例えば12コマ/秒の
アニメーションであり、短いコンテンツであれば1回で
ダウンロードが可能であるが、ここでは動画コンテンツ
は一連の複数の作品からなるいわゆるシリーズ物であ
り、作品単位で複数回(この例では2回)に分けてダウ
ンロードされる場合を仮定する。ステップS8では動画
コンテンツの1作目がダウンロードされ、ステップS9
で再生される。動画コンテンツが4コマ漫画のような場
合、作品の単位はコマ単位でもよい。また、1つの作品
が複数のチャプタからなる場合、チャプタ単位で複数回
に分けてダウンロードされるようにしてもよい。
【0041】1作目を再生して鑑賞したユーザが続きを
見たいと考えたユーザは、例えば「続きを見る」旨の操
作を行うことで、再びダウンロード要求を行う。この2
作目の動画コンテンツのダウンロード要求時には、1作
目のキャリア通信網2及びインターネット3を経由して
ダウンロード要求がコンテンツ配信サーバ7に送られる
(ステップS10)。さらに、このように携帯通信端末
1からコンテンツ配信サーバ7へ向かう上り回線が保持
された状態で、ユーザが動画コンテンツを再生する際に
特定の操作を行ったときに得られた情報や、カメラ18
およびバイオセンサ19によって得られた情報(これら
の情報を総称してフィードバック情報という)が引き続
き携帯通信端末1からアニメ配信サーバ5にキャリア通
信網2及びインターネット3を経由してフィードバック
される(ステップS11)。
【0042】携帯通信端末1から上述のフィードバック
情報がアニメ配信サーバ5及びコンテンツ配信サーバ7
にフィードバックされた後、ステップS10のダウンロ
ード要求に対して2作目の動画コンテンツがダウンロー
ドされ(ステップS12)、ユーザによる再生指示操作
によって適宜再生される(ステップS13)。この2作
目の動画コンテンツの再生が終了すると、再び上記と同
様にフィードバック情報がアニメ配信サーバ5及びコン
テンツ配信サーバ7にフィードバックされる(ステップ
S14)。こうして、この例では2作目までで動画コン
テンツの配信が終了する。
【0043】ところで、ステップS13において最後で
ある2作目の動画コンテンツを携帯通信端末1がダウン
ロードして再生を行った状態では、携帯通信端末1から
コンテンツ配信サーバ7へ向かう上り回線は設定されて
いないが、ステップS14でフィードバック情報を返す
ためには、携帯通信端末1がコンテンツ配信サーバ7に
アクセスして上り回線を設定する必要がある。携帯通信
端末1のユーザにとっては、一般的に動画コンテンツの
閲覧を終了した後に再びコンテンツ配信サーバ7に積極
的にアクセスすることに動機付けはなく、余分に通信料
金が課金されると考えるだけである。
【0044】そこで、例えば最後の動画コンテンツのダ
ウンロード時あるいはその動画コンテンツの再生時に、
コンテンツ配信サーバ7からユーザに対して何らかの特
典を与える旨のメッセージ、例えば「“3”のボタンを
押されますと、次回のコンテンツ視聴料金が30%OF
Fになります」というようなメッセージを文字または音
声として転送することにより、フィードバックを促すよ
うにする。
【0045】また、ステップS14でフィードバック情
報を返さずに、フィードバック情報となる情報を携帯通
信端末1内のメモリ34で次回のダウンロード要求が行
われるまで保持しておき、次回のダウンロード要求時に
フィードバックするようにしてもよい。
【0046】次に、アニメ配信サーバ5ではステップS
11,S14で携帯通信端末1から送られてきたフィー
ドバック情報を統計化し(ステップS15)、得られた
統計データをアニメ作家へ転送する(ステップS1
6)。アニメ作家は、この統計データを以後の編集ツー
ルに反映させる(ステップS17)。
【0047】また、コンテンツ配信サーバ7でもステッ
プS11,S14で携帯通信端末1から送られてきたフ
ィードバック情報を統計化し(ステップS18)、得ら
れた統計データを必要に応じて他のリサーチ業者、機関
等へ配信する(ステップS19)。なお、ステップS1
5,S18での統計化処理は、統計化の対象であるフィ
ードバック情報の内容が同じでかつ統計化の手法が同じ
でよい場合には、アニメ配信サーバ5及びコンテンツ配
信サーバ7のいずれか一方(例えばコンテンツ配信サー
バ7)で行ってもよい。フィードバック情報としてどの
ような情報をフィードバックし、それらを統計化してど
のように活用するかについては、後に詳しく述べる。
【0048】以下、図5の主要なステップでの処理につ
いてさらに詳しく説明する。 (アニメ編集処理について)図6は、図5のステップS
3においてアニメ作家がPC4上で作成したアニメーシ
ョンを編集するときに使用するアニメ編集画面60の例
であり、この画面はステップS1でアニメ配信サーバ5
からダウンロードした編集ツールに従って作成される。
このアニメ編集画面60では、画面の最上部の映像表示
領域61に既に作成したアニメーション映像の各コマが
時系列の順で横に並べて表示され、その下に音声による
台詞の入力領域62、文字による台詞の入力領域63、
サウンド(効果音)の入力領域64、バイブレーション
の設定領域65、イルミネーションの設定領域66及び
台詞入力用ウインドウ67が順次配置されて設定されて
いる。さらに、アニメ編集画面60の最下部にはユーザ
評価表示領域68が設定されている。
【0049】音声による台詞入力領域62では、映像表
示領域61で表示される映像に対応して台詞を流す範囲
をバーで指定し、かつ台詞をしゃべるキャラクタ(登場
人物等)を選択できる。文字による台詞入力領域63で
は、映像表示領域61で表示される映像に対応して台詞
を流す範囲をバーで指定できる。これらの台詞入力領域
62,63への台詞入力は、台詞入力用ウィンドウ67
を用いて行うことができる。
【0050】サウンド入力領域64では、映像表示領域
61で表示される映像に対応して携帯通信端末1のサウ
ンド用スピーカ部33から出力されるべきサウンド(例
えば雨の音、風の音、雷の音、波の音、吠え声、鳴き
声、自動車の走行音、航空機の飛行音、雑踏音等)を発
生させる範囲を指定し、かつサウンドのパターン(種類
等の効果音)を選択できる。
【0051】バイブレーション設定領域65では、映像
表示領域61で表示される映像に対応して携帯通信端末
1のバイブレータ部31を振動させる範囲を指定し、か
つ振動のパターン(振動周期、振動の強弱等)を選択で
きる。
【0052】同様に、イルミネーション設定領域66で
は、映像表示領域61で表示される映像に対応して携帯
通信端末1のイルミネーション部32を表示させる範囲
を指定し、かつ表示のパターン(例えばイルミネーショ
ン部32の各表示素子を表示させる順序、点滅周期、明
るさ等)を選択できる。
【0053】このようなアニメ編集画面60を用いるこ
とにより、アニメ作家はビジュアル的手法で容易に効果
的なアニメーションの編集が可能となる。このような編
集により、アニメーション映像に音声・文字による台
詞、サウンド情報、バイブレーション制御情報、イルミ
ネーション制御情報が付加されたデータが図5のステッ
プS4で原コンテンツとしてコンテンツ配信サーバ7に
転送される。
【0054】図6のアニメ編集画面60では、音声・文
字による台詞及びサウンド情報の入力や指定を容易に行
うことができることに加えて、携帯通信端末1にもとも
と着信表示や暗いところでの視認性の確保等のために備
えられているバイブレータ部31及びイルミネーション
部32といった構成要素を有効に用いて、携帯通信端末
1の筐体の機械的振動やイルミネーションの多様な変化
を伴う迫力・臨場感に優れた再生を可能とする原コンテ
ンツを作成できる。特に、バイブレータ部31及びイル
ミネーション部32を動画コンテンツの有効な再生にも
利用するという点は、映画、テレビジョン受像機及びP
C等のアニメーション再生では不可能、ないしは従来で
は行われていなかった携帯通信端末1での動画コンテン
ツ再生に特有の特徴である。
【0055】(コンテンツ編集処理について)次に、図
7を用いて図5のステップS5でのコンテンツ編集処理
について説明する。図7(a)は、図6に示したアニメ
編集画面60を用いて作成された原コンテンツであり、
複数のシーン0,1,2,…の区分けされている。シー
ン0は、例えばタイトル画面である。この原コンテンツ
に対して、図7(b)に示すように例えばシーン0とシ
ーン1の間にメッセージが挿入される。ここでいうメッ
セージとは、例えば図中に例示されているように「誕生
日おめでとう」、「気に入ったシーンで“1”のボタ
ン、面白くないシーンで“0”のボタンを押して下さ
い」といったような携帯通信端末1のユーザ向けのメッ
セージである。
【0056】これらの例のうち、前者は予めコンテンツ
配信サーバ7にユーザ登録されている携帯通信端末1の
ユーザの個人情報(住所・氏名・生年月日・電話番号・
メールアドレス等)に基づいて作成されるメッセージで
あり、ダウンロード要求を出したユーザに対応して、そ
のユーザにダウンロードすべき動画コンテンツ中に挿入
される。一方、後者はアニメ作家(ないしはアニメ配信
業者やコンテンツ配信業者)が当該動画コンテンツのシ
ーン毎に対するユーザの評価(面白いかそうでないか)
を探るためのメッセージであり、このメッセージに対す
るユーザからの評価結果を前述したフィードバック情報
としてアニメ配信業者が受け取り、これを統計化して統
計データをアニメ作家に転送することにより、以降のア
ニメーションの作成に反映させることができる。
【0057】図7(a)の原コンテンツ、図7(b)の
メッセージ挿入後のコンテンツに対して、図7(d)に
示すようにコンテンツ中の適当な箇所(例えば、あるシ
ーンが終わり、次のシーンが始まる前)にアンケートが
挿入される。アンケートは動画コンテンツの内容に関係
のある内容でも直接関係のない内容でもよく、図の例で
は例えば「和菓子とケーキのどちらが好きですか?」と
いうような、個人の嗜好を尋ねるような内容となってい
る。このようなアンケートに対するユーザの回答を前述
したフィードバック情報としてコンテンツ配信業者が受
け取って統計化(集計)し、その統計データをリサーチ
業者等に配信することにより、商品等のマーケティング
に利用することができる。
【0058】また、図7(a)の原コンテンツ、または
図7(b)のメッセージ挿入後のコンテンツ、あるいは
図7(c)のアンケート挿入後のコンテンツに対して、
図7(d)に示すようにコース選択画面が挿入される。
コース選択画面は、コンテンツが途中からコースの異な
る複数のストーリを内在したいわゆるマルチストーリ形
式の場合に、例えば図中に示されるように「ほら穴A,
Bのどちらかを選んで下さい」というように、携帯通信
端末1のユーザに対して閲覧したいコースの選択を促す
ものであり、どのコースを選んだかを前述したフィード
バック情報としてアニメ配信業者が受け取り、これを統
計化して統計データをアニメ作家に転送することによ
り、以降のアニメーションの新規作成や、既に作成され
たアニメーションの改編等に反映させることができる。
【0059】さらに、図7(e)に示すようにコンテン
ツの適宜の箇所のパケットに広告情報、例えば種々の商
品や、映画・コンサート・演劇などのイベントの案内、
TV・ラジオなどの放送局が放送を予定している番組の
予告情報、出版社が出版を予定している書籍類の予告情
報などを挿入する。携帯通信端末1のユーザは、動画コ
ンテンツの再生中に興味のある広告情報を見つけると、
その広告情報が表示された画面に再生を戻して静止さ
せ、ゆっくり見るといった行為を行うことが想定される
が、そのような携帯通信端末1の特定の操作(特殊再生
操作)を行った旨の情報を前述したフィードバック情報
としてコンテンツ配信業者が受け取って統計化し、その
統計データをリサーチ業者等に配信することにより、商
品等のマーケティングに利用することができる。
【0060】このようにコンテンツ編集処理では、原コ
ンテンツに対してメッセージ、アンケート、コース選択
画面及び広告などの付加情報を挿入する編集が行われる
ことにより、携帯通信端末1のユーザに配信すべき最終
的な動画コンテンツが生成される。
【0061】(動画コンテンツのダウンロード及び再生
について)次に、このようにして作成された動画コンテ
ンツをコンテンツサーバ5から携帯通信端末1にダウン
ロードして再生を行う方法の種々の例について、図8〜
図12を用いて説明する。上述した動画コンテンツを携
帯通信端末1においてダウンロードし、かつ再生(閲
覧)を行うためには、この動画コンテンツに対応した例
えばJava(登録商標)のような予め定められた言語
形式の閲覧用プログラム(以下、ビュワープログラムと
いう)が必要である。
【0062】図8〜図10は、このビュワープログラム
をコンテンツ配信サーバ7からダウンロードしてコンテ
ンツデータのダウンロードを行う場合の種々の例を示し
ている。図8では、携帯通信端末1からダウンロード要
求が出されると、まずビュワープログラムと共に1作目
のコンテンツデータがダウンロードされ、図3のメモリ
34に格納(バッファリング)された後、再生される
(ステップS21〜S22)。次に、携帯通信端末端末
1から再びダウンロード要求が出されると、ステップS
21でダウンロードしたビュワープログラムにより2作
目のコンテンツデータがダウンロードされ、バッファリ
ングされた後にユーザの再生指示に基づき再生され(ス
テップS23〜S24)、以後、N作目のコンテンツデ
ータまで同様にダウンロード、バッファリング及びユー
ザに再生指示に基づく再生が繰り返される(ステップS
25〜S26)。
【0063】図9では、携帯通信端末1からダウンロー
ド要求が出されると、まずビュワープログラムのみがダ
ウンロードされ(ステップS30)、引き続きこのビュ
ワープログラムによる1作目のコンテンツデータのダウ
ンロードとバッファリング及びユーザの再生指示に基づ
く再生が行われる(ステップS31〜S32)。以後、
携帯通信端末1からダウンロード要求が出される毎に、
ステップS30でダウンロードしたビュワープログラム
によるコンテンツデータのダウンロードとバッファリン
グ及びユーザの再生指示に基づく再生がN作目までのコ
ンテンツデータについて行われる(ステップS33〜S
36)。
【0064】上述した図8及び図9の例は、1回のダウ
ンロード要求に対してダウンロードを全て終了してバッ
ファリングを終えてから再生を行う、いわゆるバッファ
リング方式の場合である。これに対し、図10はコンテ
ンツデータをダウンロードしつつ再生を行うストリーミ
ング方式の例であり、携帯通信端末1からダウンロード
要求が出されると、まずビュワープログラムのみがダウ
ンロードされ(ステップS40)、引き続きこのビュワ
ープログラムにより1作目のコンテンツデータがダウン
ロードされると同時に再生される(ステップS41)。
以後、携帯通信端末1からダウンロード要求が出される
毎に、ステップS40でダウンロードしたビュワープロ
グラムによるコンテンツデータのダウンロードと再生が
同時にN作目までのコンテンツデータについて行われる
(ステップS42〜S43)。
【0065】一方、図11及び図12は、ビュワープロ
グラムが携帯通信端末1に予め組み込まれ、例えば図3
のメモリ34に格納されており、この組み込まれたビュ
ワープログラムを用いてコンテンツデータのダウンロー
ドを行う場合の例を示しており、図11はバッファリン
グ方式、図12はストリーミング方式の場合である。
【0066】すなわち、図11では携帯通信端末1から
ダウンロード要求が出されると、まずメモリ34に格納
されたビュワープログラムがCPU30により読み込ま
れ(ステップS50)、このビュワープログラムによっ
てユーザからの再生指示に基づき1作目のコンテンツデ
ータがダウンロードされ、ユーザの再生指示に基づき再
生される(ステップS51〜S52)。以下、携帯通信
端末1からダウンロード要求が出される毎に、ステップ
S50で読み込まれたビュワープログラムによるコンテ
ンツデータのダウンロードとユーザの再生指示に基づく
再生がN作目までのコンテンツデータについて行われる
(ステップS53〜S56)。
【0067】図12では、携帯通信端末1からダウンロ
ード要求が出されると、まずメモリ34に格納されたビ
ュワープログラムがCPU30により読み込まれ(ステ
ップS60)、引き続きこのビュワープログラムにより
1作目のコンテンツデータがダウンロードされると同時
に再生される(ステップS61)。以後、携帯通信端末
1からダウンロード要求が出される毎に、ステップS6
0で読み込まれたビュワープログラムによるコンテンツ
データのダウンロードと再生が同時にN作目までのコン
テンツデータについて行われる(ステップS62〜S6
3)。
【0068】また、図1のコンテンツ配信サーバ7がコ
ンテンツデータをバッファリング及びストリーミングの
両方の方式で送出可能である場合、図13に示すように
携帯通信端末1側でユーザがコンテンツデータのダウン
ロードをバッファリング方式で行うか、ストリーミング
方式にするかを選択し(ステップS70)、これに応じ
てバッファリング方式によりコンテンツデータをダウン
ロードした後に再生を行うか(ステップS71)、スト
リーミング方式によりダウンロードしつつ再生を行うか
(ステップS72)を切り替えてもよい。
【0069】さらに、動画コンテンツのダウンロード時
や再生時にビュワープログラムやコンテンツデータを一
次格納するバッファとして用いられる図3のメモリ34
は、携帯通信端末1に内蔵またはメモリカードの形式で
装着されるものであるために容量に限りがあり、大容量
のコンテンツデータをバッファリングすることは難し
い。そこで、図14に示すようにメモリ34(バッフ
ァ)の残容量を調べ(ステップS80)、残容量が閾値
を超えていればバッファリング方式で再生し(ステップ
S81)、閾値以下であればメモリ34をコンテンツデ
ータのバッファリングに使用しないか、使用してもごく
僅かしか使用しないストリーミング方式で再生する(ス
テップS82)。
【0070】このようにメモリ34のバッファ残容量に
応じてバッファリング方式とストリーミング方式を自動
的に切り替えることにより、通常は随時に再生ができ、
画像の静止や巻き戻し等が容易で使い勝手のよいバッフ
ァリング方式で再生を行い、バッファ残容量が少なくな
ったらストリーミング方式で再生することができ、柔軟
性をもって動画コンテンツ再生を行うことが可能とな
る。
【0071】(動画コンテンツの再生画面について)図
15は、動画コンテンツの再生画面を示している。図2
に示した携帯通信端末1の表示部13の表示画面50
に、動画コンテンツ再生画面として映像表示領域51と
文字表示領域52が割り当てられる。文字表示領域52
は、この例では映像表示領域51の下部に設定された帯
状の領域となっているが、その位置は映像表示領域51
の上部でもよいし、場合によっては映像表示領域51の
横でもよい。文字表示領域52(テロップ表示領域とも
いう)には、図15(a)では台詞が表示され、図15
(b)では広告が表示される。
【0072】このような文字表示領域52での表示内容
の切り替えは、図16のフローチャートに示す手順に従
って行われる。携帯通信端末1には図2に示したように
キー入力部12の一部としてマナーボタンがあり、この
マナーボタンを押していわゆるマナーモードにすると、
携帯通信端末1に着信があっても周囲への迷惑防止のた
めに図3のサウンド用スピーカ部33から着信音は発せ
ず、着信ランプ16の点滅や、図3のバイブレータ部3
1の振動、キー入力部12の下部のイルミネーション部
32の点灯などによって、ユーザに着信が知らされる。
【0073】また、このマナーモードでは当然のことな
がら、動画コンテンツ再生時の台詞も、サウンド用スピ
ーカ部33からの音声としては出力されないようにする
ことが迷惑防止の観点から望ましい。
【0074】そこで、図16(a)に示すように携帯通
信端末1がマナーモードに設定されているか否かを判断
し(ステップS91)、マナーモードのときは図15
(a)に示したように文字表示領域52で台詞を文字と
して表示する(ステップS92)。これにより、サウン
ド用スピーカ部33から台詞が音声出力されないマナー
モード時においても、台詞を文字で、つまり字幕スーパ
ーとして認識することができる。
【0075】一方、マナーモードでないときは、サウン
ド用スピーカ部33から台詞が音声として出力されるの
で、文字表示領域52で別の情報、例えば図7(e)の
ようにして動画コンテンツ中に挿入された広告の情報を
図15(b)に示したようにテロップ文字として表示す
る(ステップS93)。このようにすることにより、文
字表示領域52を常に有効に利用することができる。
【0076】図16(a)では、マナーモード時には常
に文字表示領域52で台詞が表示されるようにしたが、
マナーモード時でもイヤホン17で台詞を音声として聞
くことができる。図16(b)は、この点を考慮に入れ
た例であり、マナーモード時にはさらにイヤホン17が
使用されいてるかどうかを判断し(ステップS94)、
イヤホン17が使用されていないときは台詞を表示し
(ステップS92)、イヤホン17が使用されていると
きには広告を表示する(ステップ93)。
【0077】(フィードバック情報について)次に、前
述したフィードバック情報の詳細とその利用法について
説明する。本実施形態の場合、先に少し述べたが、携帯
通信端末1からコンテンツ配信サーバ7へ返送されるフ
ィードバック情報と、そのフィードバック情報から推測
できる事項及びこれを利用する効果は、以下の通りであ
る。
【0078】(1)ユーザが動画コンテンツを再生する
際に特殊再生操作(具体的には、静止、区間リピート、
コマ送り及び早送り(スキップ)等の操作)を行ったこ
とを示す情報。これらの特殊再生操作情報から、ユーザ
がどの動画コンテンツのどのシーンに興味を持ち、また
逆にどのシーンがつまらないと感じたかを知ることがで
きる。例えば、静止、区間リピート、コマ送り等を行っ
たシーンは、ユーザが興味を示したことが分かる。
【0079】(2)ディジタルカメラ18から得られた
ユーザの顔画像の情報。顔画像から顔の表情を分析する
ことにより、ユーザがどの動画コンテンツのどのシーン
に興味を持ったり、迫力を感じたり、驚いたりし、また
どのシーンをつまらないと感じたかを知ることができ
る。なお、顔画像の情報をそのままフィードバック情報
とすると、情報量が多くなり過ぎる可能性があるので、
二値化ないしは数階調程度の量子化を行ってからフィー
ドバックすることが望ましい。また、携帯通信端末1に
例えばMPEG−4方式等による画像圧縮機能がある場
合は、顔画像の情報を圧縮してからフィードバックする
ことも有効である。
【0080】(3)バイオセンサ19によって得られた
情報(具体的には、ユーザが携帯通信端末1を把持する
ときの圧力、温度、湿度の情報)。例えば、圧力、温
度、湿度等の値が高くなったときは、ユーザがそのシー
ンで興奮や緊迫感を覚えたことが分かる。
【0081】(4)図7(b)に示した動画コンテンツ
へのメッセージ挿入において、例2に見られるように
「気に入ったシーンで“1”のボタン、面白くないシー
ンで“0”のボタンを押して下さい」といったようなメ
ッセージを挿入した場合に、携帯通信端末1のユーザか
らフィードバックされる情報。この情報からは、ユーザ
の興味があるシーン、そうでないシーンを正確かつ直接
的に知ることができる。
【0082】従って、上述した(1)〜(4)のフィー
ドバック情報を前述のように統計化し、得られた統計デ
ータを例えば図6に示したアニメ編集画面60のユーザ
評価欄68上に表示することにより、アニメ作家がアニ
メーションの新規作成や、既に作成されたアニメーショ
ンの改編等を行う際に、その統計データを反映させるこ
とによって、より多くのユーザに楽しんで貰えるような
アニメ作品を作成し、動画コンテンツとして新たに配信
することが可能となる。
【0083】(5)図7(c)に示したような動画コン
テンツに挿入されたアンケートに対するユーザの回答操
作によって得られる情報。このような情報から飲食物に
対する各ユーザの嗜好を知ることができ、さらには商
品、映画やコンサートのジャンル、俳優・タレントなど
に対する各ユーザの好みを知ることができる。
【0084】(6)図7(c)に示したような動画コン
テンツに挿入された広告が例えば図15(b)に示した
ように文字表示領域52で再生されたり、表示画面50
全体で表示されたりした場合に得られる上記(1)〜
(3)の情報。これらの広告情報に対するユーザの反応
を示すフィードバック情報は、例えばリサーチ会社等で
種々のマーケティングやプロモートを行う際に非常に有
効である。
【0085】[第2の実施形態]図17に示すフローチ
ャートを用いて、本発明の第2の実施形態における動画
コンテンツサービスの処理の概略的な流れを説明する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成におい
て、携帯通信端末1の複数のユーザに向けて動画コンテ
ンツのストーリの提供を募集し、応募してきたストーリ
に基づいてプロのアニメ作家が作成した動画コンテンツ
を各ユーザが閲覧できるように公開することで人気コン
テストを行い、上位入賞者に選ばれたユーザに対する投
資を各ユーザに促すという一連のサービスを行う。
【0086】具体的に説明すると、まずコンテンツ配信
業者がアニメストーリのコンテストを募集する(ステッ
プS101)。この募集はコンテンツ配信業者がホーム
ページ上で行ってもよいし、携帯通信端末1の各ユーザ
に対して電子メールその他の方法で知らせる方法をとっ
てもよい。携帯通信端末1のユーザA、ユーザB、…ユ
ーザNのうち、ユーザAがコンテストに応募、つまりス
トーリの提供を行ったとする(ステップS102)。こ
の応募は、例えばユーザAがコンテンツ配信業者のホー
ムページ上にアクセスして、そこの所定の欄にストーリ
を書き込む方法でもよいし、電子メールでコンテンツ配
信業者のコンテンツ配信サーバ7に送信する方法をとっ
てもよい。
【0087】ユーザAの応募してきたストーリは、コン
テンツ配信業者からアニメ作家の所有するPC4に転送
される。アニメ作家は、このストーリを原作として、第
1の実施形態と同様にアニメ配信業者のアニメ配信サー
バ5から編集ツールをダウンロードし、アニメ映像の作
成及び編集を行う(ステップS103〜S105)。ス
テップS105では、ユーザに配信すべき動画コンテン
ツの元となる原コンテンツが生成され、この原コンテン
ツはコンテンツ配信業者のコンテンツ配信サーバ7にイ
ンターネット3を介して(もしくは専用線を介して)転
送される(ステップS106)。
【0088】コンテンツ配信サーバ7では、転送されて
きた原コンテンツに対して先と同様に編集を施し、編集
後の動画コンテンツを図示しないメモリに登録する(ス
テップS107〜S108)。このようにして配信すべ
きコンテンツがコンテンツ配信サーバ7に登録された
後、コンテンツ配信業者によって携帯通信端末1のユー
ザA、ユーザB、…ユーザNが自由に閲覧できるよう
に、例えばコンテンツ配信業者のホームページ上で公開
される(ステップS109)。
【0089】コンテンツ配信業者によって公開された動
画コンテンツに対して、携帯通信端末1のユーザ、例え
ばユーザBがダウンロード要求を行うと、この要求はキ
ャリア通信網2及びインターネット3を経由してコンテ
ンツ配信サーバ7に送られ(ステップS110)、コン
テンツ配信サーバ7からインターネット3及びキャリア
通信網2を経由して、ダウンロード要求を出したユーザ
Bの携帯通信端末1にダウンロードされる(ステップS
111)。ダウンロードの方法は、第1の実施形態と同
様でよく、バッファリング方式かストリーミング方式の
いずれかによって行われる。
【0090】ダウンロードされた動画コンテンツは、ユ
ーザBによる再生指示の操作によって適宜再生される
(ステップS112)。この再生時に、ユーザBは例え
ば、図7(b)中に示した「気に入ったシーンで“1”
のボタン、面白くないシーンで“0”のボタンを押して
下さい」といったメッセージに対応した操作を適宜行う
ことができる。図17の例では、動画コンテンツのダウ
ンロード及び再生が1回で終了しているが、第1の実施
形態と同様に複数回にわたりダウンロード及び再生を行
ってもよい。
【0091】こうして動画コンテンツの再生が終了する
と、ユーザが動画コンテンツを再生する際に特定の操作
を行ったときに得られた情報や、カメラ18およびバイ
オセンサ19によって得られた情報がユーザBの携帯通
信端末1からアニメ配信サーバ5にキャリア通信網2及
びインターネット3を経由して、この動画コンテンツの
内容に対する評価結果としてフィードバックされる(ス
テップS113)。
【0092】ステップS112において動画コンテンツ
を携帯通信端末1がダウンロードして再生を行った状態
では、ユーザBの携帯通信端末1からコンテンツ配信サ
ーバ7へ向かう上り回線は設定されていないので、ステ
ップS113でフィードバック情報を返すためには、ユ
ーザBの携帯通信端末1がコンテンツ配信サーバ7にア
クセスして上り回線を設定する必要がある。そこで、例
えばステップS101でのコンテスト募集時や、ステッ
プS109での応募作品の公開時に、コンテンツ配信サ
ーバ7からユーザに対して何らかの特典を与える旨のメ
ッセージ、例えば「投票に参加される方は、“3”のボ
タンを押して下さい。次回のコンテンツ視聴料金が30
%OFFになります」というようなメッセージを文字ま
たは音声として転送することにより、フィードバックを
促すようにする。
【0093】次に、コンテンツ配信サーバ7ではステッ
プS113でユーザAの携帯通信端末1から送られてき
たフィードバック情報である評価結果を集計し(ステッ
プS114)、例えば得点が1位、2位といった優秀作
品(ストーリ)を集計結果として発表する(ステップS
115)。この場合、入賞者の承諾が得られれば、その
入賞者の氏名や電子メールアドレスなども併せて発表す
ることもあり得る。さらに、この集計結果の発表と共
に、上位入賞者に対して投資をしませんかという旨の募
集を行う(ステップS116)。これらステップS11
5での集計結果の発表及びステップS116での投資の
募集は、例えばコンテンツ配信業者のホームページ上で
行われる。投資の募集に際しては、投資額を例えば10
00円1口としたり、投資に参加するユーザが投資額を
任意に指定できるような形式で行ってもよい。
【0094】携帯通信端末1のユーザ、例えばユーザN
がこの投資に応じる旨と投資額をコンテンツ配信業者に
電子メールやホームページ上への書き込み等によって伝
えると、その投資額は例えばユーザNがキャリア通信網
2を運営する通信業者に支払う通信料金に加算される形
で引き落とされた後、コンテンツ配信業者の口座に振り
込まれる。そして、コンテンツ配信業者は投資額から所
定の手数料を除いた金額を投資先のユーザに対して支払
う。
【0095】アニメーションの分野では、常に斬新なス
トーリが求められているが、そのようなストーリを書き
上げる作家(アニメの原作者)もアニメ作家と共に不足
気味というのが実情であり、今後の需要増大を考えると
ますますその傾向が強くなると予想される。本実施形態
によると、携帯通信端末1のユーザが外出先等において
良い思われるストーリのアイディアが浮かんだとき、手
軽に応募することができる。従って、コンテンツ配信業
者は内容の優れたストーリを比較的容易に収集し、かつ
潜在していた優秀な新人を発掘することが可能となり、
アニメーション分野の発展に寄与するところは大きい。
【0096】[第3の実施形態]次に、図18に示すフ
ローチャートを用いて、本発明の第3の実施形態におけ
る動画コンテンツサービスの処理の概略的な流れを説明
する。本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成に
おいて、携帯通信端末1の複数のユーザに向けて動画コ
ンテンツ(アニメ作品)の提供を募集し、応募してきた
動画コンテンツを各ユーザが閲覧できるように公開する
ことで人気コンテストを行い、上位入賞者に選ばれたユ
ーザに対する投資を各ユーザに促すという一連のサービ
スを行う。
【0097】まず、コンテンツ配信業者が動画コンテン
ツのコンテストを募集する(ステップS121)。この
募集はコンテンツ配信業者がホームページ上で行っても
よいし、携帯通信端末1の各ユーザに対して電子メール
その他の方法で知らせる方法をとってもよい。携帯通信
端末1のユーザA、ユーザB、…ユーザNのうち、ユー
ザAがコンテストに応募、つまり動画コンテンツの提供
を行うとする。この場合、ユーザAは最初から自分のツ
ールで動画コンテンツを作成してもよいが、本実施形態
では第1の実施形態と同様にアニメ配信業者のアニメ配
信サーバ5から編集ツールをダウンロードし、アニメー
ション映像の作成及び編集を行う(ステップS123〜
S124)。そして、完成したアニメ作品をユーザAの
携帯通信端末1からキャリア通信網2及びインターネッ
ト3を介してコンテンツ配信業者のコンテンツ配信サー
バ7に原コンテンツとして転送することで応募する(ス
テップS125)。
【0098】コンテンツ配信サーバ7では、転送されて
きた原コンテンツに対して先と同様に編集を施し、編集
後の動画コンテンツを図示しないメモリに登録する(ス
テップS126〜S127)。このようにして配信すべ
きコンテンツがコンテンツ配信サーバ7に登録された
後、コンテンツ配信業者によって携帯通信端末1のユー
ザA、ユーザB、…ユーザNが自由に閲覧できるよう
に、例えばコンテンツ配信業者のホームページ上で公開
される(ステップS128)。
【0099】コンテンツ配信業者によって公開された動
画コンテンツに対して、携帯通信端末1のユーザ、例え
ばユーザBがダウンロード要求を行うと、この要求はキ
ャリア通信網2及びインターネット3を経由してコンテ
ンツ配信サーバ7に送られ(ステップS129)、コン
テンツ配信サーバ7からインターネット3及びキャリア
通信網2を経由して、ダウンロード要求を出したユーザ
Bの携帯通信端末1にダウンロードされる(ステップS
130)。ダウンロードの方法は、第1の実施形態と同
様でよく、バッファリング方式かストリーミング方式の
いずれかによって行われる。
【0100】ダウンロードされた動画コンテンツは、ユ
ーザBによる再生指示の操作によって適宜再生される
(ステップS131)。この再生時に、ユーザBは例え
ば、図7(b)中に示した「気に入ったシーンで“1”
のボタン、面白くないシーンで“0”のボタンを押して
下さい」といったメッセージに対応した操作を適宜行う
ことができる。図18の例では、動画コンテンツのダウ
ンロード及び再生が1回で終了しているが、第1の実施
形態と同様に複数回にわたりダウンロード及び再生を行
ってもよい。
【0101】こうして動画コンテンツの再生が終了する
と、ユーザが動画コンテンツを再生する際に特定の操作
を行ったときに得られた情報や、カメラ18およびバイ
オセンサ19によって得られた情報がユーザBの携帯通
信端末1からアニメ配信サーバ5にキャリア通信網2及
びインターネット3を経由して、この動画コンテンツの
内容に対する評価結果としてフィードバックされる(ス
テップS132)。
【0102】ステップS132において動画コンテンツ
を携帯通信端末1がダウンロードして再生を行った状態
では、ユーザBの携帯通信端末1からコンテンツ配信サ
ーバ7へ向かう上り回線は設定されていないので、ステ
ップS132でフィードバック情報を返すためには、ユ
ーザBの携帯通信端末1がコンテンツ配信サーバ7にア
クセスして上り回線を設定する必要がある。そこで、例
えばステップS121でのコンテスト募集時や、ステッ
プS128での応募作品の公開時に、コンテンツ配信サ
ーバ7からユーザに対して何らかの特典を与える旨のメ
ッセージ、例えば「投票に参加される方は、“3”のボ
タンを押して下さい。次回のコンテンツ視聴料金が30
%OFFになります」というようなメッセージを文字ま
たは音声として転送することにより、フィードバックを
促すようにする。
【0103】次に、コンテンツ配信サーバ7ではステッ
プS132でユーザAの携帯通信端末1から送られてき
たフィードバック情報である評価結果を集計し(ステッ
プS133)、例えば得点が1位、2位といった優秀作
品のコンテンツ(原コンテンツ)を集計結果として発表
する(ステップS134)。この場合、入賞者の承諾が
得られれば、その入賞者の氏名や電子メールアドレスな
ども併せて発表することもあり得る。さらに、この集計
結果の発表と共に、上位入賞者に対して投資をしません
かという旨の募集を行う(ステップS135)。これら
ステップS134での集計結果の発表及びステップS1
35での投資の募集は、例えばコンテンツ配信業者のホ
ームページ上で行われる。投資の募集に際しては、投資
額を例えば1000円1口として募集したり、投資に参
加するユーザが投資額を任意に指定できるような形式で
行ってもよい。
【0104】携帯通信端末1のユーザ、例えばユーザN
がこの投資に応じる旨と投資額をコンテンツ配信業者に
電子メールやホームページ上への書き込み等によって伝
えると、その投資額は例えばユーザNがキャリア通信網
2を運営する通信業者に支払う通信料金に加算される形
で引き落とされた後、コンテンツ配信業者の口座に振り
込まれる。そして、コンテンツ配信業者は投資額から所
定の手数料を除いた金額を投資先のユーザに対して支払
う。
【0105】現在、アニメーションに限らないが、一般
的に動画や静止画などの画像コンテンツを制作する制作
者や作家の数は不足気味であり、将来的にはますます深
刻化することが予想される。本実施形態によると、この
ようなコンテンツ制作に関わる新人の発掘に大きく貢献
することができる。
【0106】また、特に本実施形態では前述した編集ツ
ールを携帯通信端末1のユーザに対しても公開し、この
ツールを自由に使用可能な環境とすることにより、コン
テンツの作成・編集に不慣れなユーザでも、この編集ツ
ールを使って容易に、かつ携帯通信端末端末1のバイブ
レーション制御及びイルミネーション制御の機能を持っ
た迫力ある再生ができるコンテンツを作成・編集するこ
とが可能となるので、ユーザの創作意欲を高揚させる効
果を期待できる。
【0107】[その他の実施形態]上記した各実施形態
では、コンテンツが主としてアニメーションの場合を例
にとって説明したが、本発明が対象とするコンテンツと
しては他に自然画像や絵画などの静止画コンテンツ(よ
り好ましくは、音楽やナレーションなどのサウンドや音
声が加わったコンテンツ)、アニメーション以外の動画
コンテンツ、音楽などのオーディオコンテンツ等が挙げ
られる。
【0108】また、上記した各実施形態ではコンテンツ
再生時にコンテンツの内容に応じてバイブレーション制
御及びイルミネーション制御を行う例について述べた
が、携帯通信端末に特定の相手からの着信(通常の通話
の着信とインターネットによる電子メールやショートメ
ールの着信も含む)時に、予めダウンロードされたプロ
グラムに従い、予めダウンロードされたコンテンツを表
示すると共に、バイブレーション制御及びイルミネーシ
ョン制御を行う機能を携帯通信端末に持たせることも有
効である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればイ
ンターネットに接続可能で、かつ高速・大容量の通信方
式に対応した携帯通信端末を有効に利用して、従来では
実現されなかった画像や音声のコンテンツに関する種々
のサービスを実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシステム全体の
概略構成を示す図
【図2】本発明で用いる携帯通信端末の一例を示す外観
【図3】本発明で用いる携帯通信端末の内部構成を示す
ブロック図
【図4】図3におけるCPUのバイブレーション制御及
びイルミネーション制御に関わる構成を機能的に示すブ
ロック図
【図5】同実施形態における動画コンテンツサービスの
処理の流れを示すフローチャート
【図6】同実施形態におけるアニメ編集画面の具体例を
示す図
【図7】同実施形態における動画コンテンツ編集処理の
具体例を示すタイムチャート
【図8】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの動
画コンテンツのダウンロード及び再生に関わる第1の手
順を示すフローチャート
【図9】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの動
画コンテンツのダウンロード及び再生に関わる第2の手
順を示すフローチャート
【図10】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの
動画コンテンツのダウンロード及び再生に関わる第3の
手順を示すフローチャート
【図11】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの
動画コンテンツのダウンロード及び再生に関わる第4の
手順を示すフローチャート
【図12】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの
動画コンテンツのダウンロード及び再生に関わる第5の
手順を示すフローチャート
【図13】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの
動画コンテンツの再生に関わる第1の方法を示すフロー
チャート
【図14】同実施形態における携帯通信端末ユーザでの
動画コンテンツの再生に関わる第2の方法を示すフロー
チャート
【図15】同実施形態における動画コンテンツ再生画面
の例を示す図
【図16】同実施形態における動画コンテンツ再生画面
の文字表示領域での表示内容の切り替えに関わる手順を
示すフローチャート
【図17】本発明の第2の実施形態における動画コンテ
ンツサービスの処理の流れを示すフローチャート
【図18】本発明の第3の実施形態における動画コンテ
ンツサービスの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…携帯通信端末 2…キャリア通信網 3…インターネット 4…アニメ作家のPC 5…アニメ配信サーバ 6…アニメライブラリ 7…コンテンツ配信サーバ 8…各種情報サービスサーバ 11…アンテナ 12…イルミネーション付きキー入力部 13…表示部 14…受話用スピーカ 15…送話用マイクロフォン 16…着信ランプ 17…イヤホン 18…ディジタルカメラ 19…バイオセンサ 30…CPU 31…バイブレータ部 32…イルミネーション部 33…サウンド用スピーカ部 34…メモリ(バッファ) 50…表示画面 51…映像表示領域 52…文字表示領域 60…アニメ編集画面 61…映像映像表示領域 62…音声による台詞入力領域 63…文字による台詞の入力領域 64…サウンド(効果音)入力領域 65…バイブレーション設定領域 66…イルミネーション設定領域 67…台詞入力用ウインドウ 68…ユーザ評価表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 11/08 5K027 3/493 H04N 7/173 620D 5K067 11/08 17/00 Z 5K101 H04N 7/173 620 G06F 9/06 610Q 17/00 H04B 7/26 109M (72)発明者 佐々木 大和 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B076 AB10 BB06 5C061 BB03 CC01 CC05 5C064 BA07 BC10 BC16 BC20 BD01 BD02 BD03 BD05 BD08 BD09 5K015 AB01 AB02 GA04 5K024 AA71 AA76 AA77 CC11 EE06 FF04 FF05 5K027 AA11 BB01 CC08 FF22 FF25 5K067 AA21 BB04 DD51 EE02 FF02 FF23 FF28 FF31 5K101 KK18 LL12 NN15 NN18 NN21

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯通信端末にネットワークを介して配信
    するためのコンテンツを作成する方法であって、 携帯通信端末に備えられるバイブレータ部の振動状態及
    び該携帯通信端末に備えられるイルミネーション部の表
    示状態の少なくとも一方をコンテンツの内容に応じて設
    定可能な編集画面を表示し、 該編集画面上での入力操作により前記振動状態及び前記
    表示状態の少なくとも一方を制御する制御情報を前記コ
    ンテンツに付加することを特徴とするコンテンツ作成方
    法。
  2. 【請求項2】携帯通信端末に配信すべきコンテンツの元
    となる複数の映像を表示する映像表示領域と、 前記映像表示領域上の映像に対応して台詞を入力するた
    めの台詞入力領域と、 前記映像表示領域上の映像に対応してサウンドを設定す
    るためのサウンド設定領域と、 前記映像表示領域上の映像に対応して携帯通信端末に備
    えられるバイブレータ部の振動状態を制御する設定を行
    うためのバイブレーション設定領域と、 前記映像表示領域上の映像に対応して携帯通信端末に備
    えられるイルミネーション部の表示状態を制御する設定
    を行うためのイルミネーション設定領域とを有する編集
    画面を表示するための編集ツール。
  3. 【請求項3】携帯通信端末にネットワークを介してコン
    テンツを配信する方法であって、 携帯通信端末に備えられるバイブレータ部の振動状態及
    び該携帯通信端末のイルミネーション部の表示状態の少
    なくとも一方をコンテンツの内容に応じて制御する機能
    を含むプログラムを該コンテンツに添付してあるいは該
    コンテンツに先立って携帯通信端末に配信することを特
    徴とする携帯通信端末へのコンテンツ配信方法。
  4. 【請求項4】前記プログラムは、前記ネットワークを介
    して前記コンテンツをダウンロードした携帯通信端末が
    音声非出力状態のとき、該コンテンツに含まれる台詞を
    該携帯通信端末の表示画面上で文字表示させるための台
    詞表示機能をさらに有することを特徴とする請求項3に
    記載のコンテンツ配信方法。
  5. 【請求項5】前記プログラムは、前記ネットワークを介
    して前記コンテンツをダウンロードした携帯通信端末が
    音声非出力状態のとき、該コンテンツに含まれる台詞を
    該携帯通信端末の表示画面上の所定の表示領域で文字表
    示させるための台詞制御機能と、前記携帯通信端末が音
    声出力状態のとき該表示領域で広告情報を表示させるた
    めの広告表示機能をさらに有することを特徴とする請求
    項3に記載のコンテンツ配信方法。
  6. 【請求項6】携帯通信端末にネットワークを介してコン
    テンツを配信する方法であって、 コンテンツ内に該コンテンツを閲覧する予め登録された
    携帯通信端末のユーザの個人情報に応じたメッセージを
    挿入して、該ユーザが所持する携帯通信端末に配信する
    ことを特徴とする携帯通信端末へのコンテンツ配信方
    法。
  7. 【請求項7】携帯通信端末にネットワークを介してコン
    テンツを配信する方法であって、 コンテンツ内に該コンテンツを閲覧する携帯通信端末の
    ユーザに対する質問を挿入し、該質問に対する当該ユー
    ザの回答を集計して、その集計結果を以後のコンテンツ
    の作成または携帯通信端末への配信及びマーケティング
    の少なくとも一つに利用することを特徴とする携帯通信
    端末へのコンテンツ配信方法。
  8. 【請求項8】携帯通信端末にネットワークを介してコン
    テンツを配信する方法であって、 携帯通信端末でコンテンツの再生中に該携帯通信端末の
    ユーザによる特定の操作と該ユーザの状態の少なくとも
    一方に基づいて生成される該コンテンツの各部分に対す
    るユーザの反応結果を該携帯通信端末から送信させて集
    計し、その集計結果を以後のコンテンツの作成または携
    帯通信端末への配信に反映させることを特徴とする携帯
    通信端末へのコンテンツ配信方法。
  9. 【請求項9】前記ユーザの状態に基づいて生成される前
    記反応結果は、該ユーザの顔画像を撮影するカメラから
    得られる画像情報であることを特徴とする請求項8記載
    のコンテンツ配信方法。
  10. 【請求項10】前記ユーザの状態に基づいて生成される
    前記反応結果は、前記携帯通信端末の端末筐体を把持す
    る該ユーザの手の圧力、温度及び湿度の少なくとも一つ
    の物理量を検出するセンサから出力される該物理量の情
    報であることを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配
    信方法。
  11. 【請求項11】携帯通信端末で広告情報の再生中に該携
    帯通信端末のユーザによる特定の操作に基づいて生成さ
    れた該ユーザの嗜好情報を該携帯通信端末からネットワ
    ークを介して送信させて前記嗜好情報を集計し、その集
    計結果をマーケティングに利用することを特徴とするマ
    ーケティング方法。
  12. 【請求項12】複数の携帯通信端末のユーザに向けて、
    ネットワークを介して携帯通信端末上で閲覧に供するた
    めのコンテンツの原作となるストーリの提供を募集し、 応募してきたストーリに基づいてコンテンツを作成し、 作成したコンテンツを前記複数の携帯通信端末のユーザ
    が前記ネットワークを介して閲覧できるように公開して
    コンテストに供し、 該コンテストで上位入賞者に選ばれた携帯通信端末のユ
    ーザに対する投資を複数の携帯通信端末のユーザに前記
    ネットワークを介して促すことを特徴とするコンテンツ
    サービス方法。
  13. 【請求項13】複数の携帯通信端末のユーザに向けて、
    ネットワークを介して携帯通信端末上で閲覧に供するた
    めのコンテンツの提供を募集し、 特定の携帯通信端末のユーザから前記ネットワークを介
    して提供されてきたコンテンツを複数の携帯通信端末の
    ユーザが閲覧できるように公開してコンテストに供し、 該コンテストで上位入賞者に選ばれた携帯通信端末のユ
    ーザに対する投資を複数の携帯通信端末のユーザに前記
    ネットワークを介して促すことを特徴とするコンテンツ
    サービス方法。
  14. 【請求項14】前記複数の携帯通信端末に対して、前記
    コンテンツを作成する際に利用可能な編集ツールを該携
    帯通信端末からのダウンロード要求により配信すること
    を特徴とする請求項13記載のコンテンツサービス方
    法。
  15. 【請求項15】前記編集ツールは、コンテンツの元とな
    る複数の映像を表示する映像表示領域と、該映像表示領
    域上の映像に対応して台詞を入力するための台詞入力領
    域と、該映像表示領域上の映像に対応してサウンドを設
    定するためのサウンド設定領域と、該映像表示領域上の
    映像に対応して携帯通信端末に備えられるバイブレータ
    部の振動状態を制御する設定を行うためのバイブレーシ
    ョン設定領域と、該映像表示領域上の映像に対応して携
    帯通信端末に備えられるイルミネーション部の表示状態
    を制御する設定を行うためのイルミネーション設定領域
    とを有する編集画面を表示する機能を持つことを特徴と
    する請求項14記載のコンテンツサービス方法。
  16. 【請求項16】着信時に端末筐体を振動させるバイブレ
    ータ部及び着信時に表示動作を行うイルミネーション部
    を備えた外部からコンテンツをダウンロードする機能を
    有する携帯通信端末であって、 前記コンテンツと共にダウンロードされたプログラムに
    従い、該コンテンツの内容に応じて前記バイブレータ部
    の振動状態及び前記イルミネーション部の表示状態を制
    御する手段を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  17. 【請求項17】外部からコンテンツをダウンロードする
    機能を有する携帯通信端末であって、 端末筐体を把持する手の圧力、温度及び湿度の少なくと
    も一つの物理量を検出するセンサと、 前記センサによって検出された前記物理量の情報を前記
    ダウンロード時に外部へ出力する手段とを有することを
    特徴とする携帯通信端末。
  18. 【請求項18】着信時に端末筐体を振動させるバイブレ
    ータ部及び着信時に表示動作を行うイルミネーション部
    を備えた外部からコンテンツをダウンロードする機能を
    有する携帯通信端末であって、 特定の相手からの着信時に、予めダウンロードされたプ
    ログラムに従い、予めダウンロードされたコンテンツを
    表示すると共に、前記バイブレータ部の振動状態及び前
    記イルミネーション部の表示状態を制御する手段を備え
    たことを特徴とする携帯通信端末。
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