JP2002032509A - 交通機関利用者用情報表示システム - Google Patents

交通機関利用者用情報表示システム

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JP2002032509A
JP2002032509A JP2000218567A JP2000218567A JP2002032509A JP 2002032509 A JP2002032509 A JP 2002032509A JP 2000218567 A JP2000218567 A JP 2000218567A JP 2000218567 A JP2000218567 A JP 2000218567A JP 2002032509 A JP2002032509 A JP 2002032509A
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mobile terminal
boarding
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JP2000218567A
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Akihiro Shibata
明裕 柴田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交通機関の乗車場所に近づいた時点で特に指
示する必要なく、必要な情報を取得することのできる交
通機関利用者用情報表示システムを得ること。 【解決手段】 ユーザ21は移動体端末11と対応付け
て乗車する列車23の駅22と路線等を予め指定してお
く。ユーザ21の携行する移動端末11が駅22のサー
ビスエリア27Aに到達すると、基地局12Aがこれを
検知して交通機関情報データベース16から時刻表デー
タを移動体端末11に対して送出させる。撮像カメラ2
5を使用して乗車を行うホームの状態を事前に確認する
ことも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交通機関の利用者に
必要な情報を伝える交通機関利用者用情報表示システム
に係わり、特に移動端末にそのような情報を表示させる
ようにした交通機関利用者用情報表示システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】公共の交通機関を使用する際には、列車
あるいはバス等の発時刻を事前に調べておいて、これに
合わせて急いで歩いていったり、あるいは途中で時間を
潰すといったことが一般的に行われている。従来ではこ
のような発時刻を調べるために、書店で時刻表を買った
り、該当する交通機関に電話で問い合わせたり、あるい
はインターネットを検索して該当する場所の時刻表を見
つけ出してこれを利用するといったことが行われてい
た。各地の時刻表を記憶した時刻表検索ソフトウェアを
購入して、パーソナルコンピュータで該当する場所の時
刻表を呼び出すといったことも行われている。また実開
平3−9048号公報では、電子手帳をセンタ装置と接
続することで、最新の時刻情報を手帳内のICカードに
格納するようにした技術が開示されている。
【0003】ところで、たとえば駅に向かうバスが途中
で渋滞したような場合では、事前に調べた駅の発時刻が
役に立たなくなるといったことがある。このようなとき
に、混雑した車内で時刻表あるいは時刻表検索ソフトウ
ェアをインストールしたコンピュータを取り出して乗車
できる列車を調べることは不可能な場合も多く、また煩
雑である。更にこのような場合に携帯電話を使用して駅
に問い合わせを行うことは、車内の周囲に迷惑を掛ける
ことになって好ましいことではない。また、歩いている
途中で時刻表を開いてみるということは事実上不可能で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで特開平2−24
8986号公報では不揮発性メモリに外部から時刻表デ
ータを書き込んでおき、現在の時刻の直後の発時刻を他
の発時刻と区別するように表示した技術が開示されてい
る。この技術ではユーザが乗車駅と路線を指定すると、
該当する時刻表が表示されることになる。
【0005】この技術によれば、駅等に到着する時刻が
遅れても、それに対応した乗車時刻が表示される。しか
しながら、この技術では不揮発性メモリに外部から時刻
表データを予め書き込んでこれを利用するようにしてい
る。したがって、時刻表が変わってしまった場合には古
い内容が表示されることになる。また、ユーザが乗車駅
と路線を指定した段階で該当する時刻表が表示されるの
で、表示を必要とする時点で指定のためのデータを入力
する必要がある。現実には駅等に出かける直前は時間的
な余裕がなく、あわただしい場合が多い。そこで出かけ
る直前や出かけている途中で、時刻表の必要な事項を指
定するためのデータを入力するといったことは困難な場
合が多い。
【0006】そこで本発明の目的は、交通機関の乗車場
所に近づいた時点で特に指示する必要なく、必要な情報
を取得することのできる交通機関利用者用情報表示シス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)特定の移動端末と対応付けてその移動端末を
所持する者の交通機関の乗車場所を指定する乗車場所指
定手段と、(ロ)前記した特定の移動端末が乗車場所指
定手段によって指定された乗車場所の近傍の所定のエリ
アに到達したときこれを検出する移動端末位置検出手段
と、(ハ)この移動端末位置検出手段が位置を検出した
時点を起点とした乗車場所での交通機関の発時刻を少な
くとも示す時刻表データを前記した特定の移動端末に送
出する時刻表データ送出手段とを交通機関利用者用情報
表示システムに具備させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、移動端
末を所持する者の交通機関の乗車場所を乗車場所指定手
段で指定させておき移動端末が乗車場所の近傍の所定の
エリアに到達したとき移動端末位置検出手段で検出し
て、位置を検出した時点を起点とした乗車場所での交通
機関の発時刻を少なくとも示す時刻表データを特定の移
動端末に送出することにしている。したがって、交通機
関の乗車場所に近づいた時点で特に指示する必要なく、
必要な情報を取得することができる。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
交通機関利用者用情報表示システムは乗車路線および行
き先を示す交通機関指示手段を備え、交通機関の乗車場
所は駅であり、時刻表データ送出手段は交通機関指示手
段によって指示された交通機関に関する時刻表データを
送出することを特徴としている。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、交通機
関の乗車場所が駅の場合を扱っている。時刻表データ送
出手段は交通機関指示手段によって指示された電車、ケ
ーブルカー、地下鉄車両等の交通機関に関する時刻表デ
ータを送出することになる。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
交通機関利用者用情報表示システムは乗車路線および行
き先を示す交通機関指示手段を備え、交通機関の乗車場
所はバス停であり、時刻表データ送出手段は交通機関指
示手段によって指示された交通機関に関する時刻表デー
タを送出することを特徴としている。
【0012】すなわち請求項3記載の発明では、交通機
関の乗車場所がバス停の場合を扱っている。時刻表デー
タ送出手段は交通機関指示手段によって指示されたバス
に関する時刻表データを送出することになる。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項2または
請求項3記載の交通機関利用者用情報表示システムで、
交通機関指示手段は、各駅停車、急行等の交通機関の種
別を指示できることを特徴としている。
【0014】すなわち請求項4記載の発明では、交通機
関指示手段が、各駅停車、急行等の交通機関の種別を指
示できることにしている。これにより、表示される内容
が要求にあったものに限定され、小さな表示面積であっ
ても必要な情報を比較的大きな文字で表示することがで
きる。
【0015】請求項5記載の発明では、(イ)特定の移
動端末と対応付けてその移動端末を所持する者の交通機
関の乗車場所を指定する乗車場所指定手段と、(ロ)前
記した特定の移動端末が乗車場所指定手段によって指定
された乗車場所の近傍の所定のエリアに到達したときこ
れを検出する移動端末位置検出手段と、(ハ)それぞれ
の交通機関の乗車場所に配置され、その乗車場所の画像
を映し出す撮像手段と、(ニ)移動端末位置検出手段が
位置を検出した時点から乗車場所の撮像手段が出力する
乗車場所画像データを前記した特定の移動端末に送出す
る乗車場所画像データ送出手段とを交通機関利用者用情
報表示システムに具備させる。
【0016】すなわち請求項5記載の発明では、移動端
末を所持する者の交通機関の乗車場所を乗車場所指定手
段で指定させておき移動端末が乗車場所の近傍の所定の
エリアに到達したとき移動端末位置検出手段で検出し
て、位置を検出した時点を起点とした乗車場所での画像
データを特定の移動端末に送出することにしている。し
たがって、交通機関の乗車場所に近づいた時点で特に指
示する必要なく、乗車場所の画像情報を取得することが
できる。このため、ホーム等の混み具合等を確かめるこ
とができるだけでなく、初めての乗車場所であっても、
その場所を容易に見つけることができる。
【0017】請求項6記載の発明では、(イ)特定の移
動端末と対応付けてその移動端末を所持する者の交通機
関の乗車場所を指定する乗車場所指定手段と、(ロ)前
記した特定の移動端末が乗車場所指定手段によって指定
された乗車場所の近傍の所定のエリアに到達したときこ
れを検出する移動端末位置検出手段と、(ハ)それぞれ
の交通機関の乗車場所に配置され、その乗車場所の画像
を映し出す撮像手段と、(ニ)移動端末位置検出手段が
位置を検出した時点から乗車場所の撮像手段が出力する
乗車場所画像データおよび乗車場所での交通機関の発時
刻を少なくとも示す時刻表データを前記した特定の移動
端末に送出する画像・時刻表データ送出手段とを交通機
関利用者用情報表示システムに具備させる。
【0018】すなわち請求項6記載の発明では、請求項
5記載の発明に加えて、請求項1記載の発明と同様に乗
車場所での交通機関の発時刻を少なくとも示す時刻表デ
ータを前記した特定の移動端末に送出するようにした。
この結果、乗車場所画像データおよび時刻表データが画
像・時刻表データ送出手段によって特定の移動端末に送
出されることになり、ユーザは各種の情報を用いて乗車
を適切に行うことができる。
【0019】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
交通機関利用者用情報表示システムで、画像・時刻表デ
ータ送出手段は、交通機関のスケジュールに変更があっ
たときこれを反映する時刻表データ反映手段を備え各種
変更を反映させた時刻表データを送出することを特徴と
している。
【0020】すなわち請求項7記載の発明では、交通機
関のスケジュールに変更があったときこれを反映する時
刻表データ反映手段が備えられているので、各種の変更
に対して正確に対応することができる。ここでは請求項
6記載の発明について説明したが、請求項1記載の発明
についても時刻表データ反映手段が備えられていること
は有効である。
【0021】
【発明の実施の形態】
【0022】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例における交通機関
利用者用情報表示システムを示したものである。このシ
ステムは、移動端末11に基地局12から無線で通信を
行うための移動通信網13を備えている。移動通信網1
3はインターネット網14に接続されている。インター
ネット網14は、所定の接続ネットワーク15を介して
交通機関情報データベース16に接続されている。もち
ろん、インターネット網14は図示しないルータ等を介
してパーソナルコンピュータ等の情報端末17とも接続
されている。接続ネットワーク15はそれぞれの駅22
とも接続されている。
【0024】このような交通機関利用者用情報表示シス
テムで、移動端末11のユーザ21が所定の駅22から
図示していない目的地Aまで列車23に乗車する場合を
考える。この駅の近傍には基地局12Aが配置されてお
り、破線で示したサービスエリア27A内に存在する移
動端末11に対して本実施例の交通機関利用者用情報を
送出することができるようになっている。ユーザ21は
当初、この基地局12Aから離れた自宅あるいはオフィ
ス等の存在する場所のサービスエリア27Bに位置して
いるものとする。このサービスエリア27Bは基地局1
2Bが管轄している。
【0025】ユーザ21はこのサービスエリア27B内
で移動端末11から所定の設定画面を呼び出して、乗車
する駅と目的地(利用路線)を入力する。この情報は移
動通信網13からインターネット網14および接続ネッ
トワーク15を介して交通機関情報データベース16の
ユーザ登録領域に登録される。このような登録は、ユー
ザ21が自宅等の情報端末17を使用し、移動端末11
を特定して行うことも可能である。
【0026】登録の完了後、ユーザ21が駅22に向か
うと、その所持する移動端末11がサービスエリア27
A内に到達した時点で基地局12Aが交通機関利用者用
情報をこれに対して送信してくる。この交通機関利用者
用情報は、登録した駅から目的地Aに向かう列車23で
かつ現在の時刻を起点として乗車の可能性があるもので
ある。したがって、ユーザ21は列車23に乗車するま
での余裕の有無を確認することができ、時間があれば事
前に目的地Aの友人等に電話で連絡をしたり、買い物を
行うといったことも可能になる。このような交通機関利
用者用情報は、交通機関情報データベース16から最新
のものが読み出され、移動通信網13および基地局12
Aから移動端末11に送られる。したがって、事故等に
よって列車23のダイヤが乱れている場合とか、行楽シ
ーズン等で増発が行われているような場合にも、最新の
データを表示することができる。
【0027】図2は、本実施例の交通機関利用者用情報
表示システムの機能的な構成を表わしたものである。移
動端末11は駅に出発する前の時点での最寄の基地局1
2Bに対して乗車する駅と目的地(利用路線)を送信し
て、交通機関利用者用情報を取得するためのユーザ設定
31を行う。基地局12Bは、ユーザ設定情報32を移
動通信網13(図1)内のパケット通信装置33に送信
する。パケット通信装置33はパケット信号にこれを組
み込んで、接続ネットワーク15を介して交通機関情報
データベース16のユーザ登録領域にユーザ設定情報3
4を伝送する。
【0028】ところで、駅の近くの基地局12Aは移動
端末11についての位置確認データ36を送受信してい
る。そして移動端末11が図1に示したサービスエリア
27A内に入ると、時刻表データを要求する時刻表デー
タ要求信号37をパケット通信装置33に対して送出す
る。この時刻表データ要求信号37は、インターネット
網14を経由して接続ネットワーク15に送られ、ここ
から時刻表データ要求信号39として交通機関情報デー
タベース16に送出される。交通機関情報データベース
16では、この時刻表データ要求信号39の送出されて
きた時刻と、前記したユーザ設定情報34を使用して、
利用可能な列車23の時刻表を表わした時刻表データ4
1を接続ネットワーク15に返送する。接続ネットワー
ク15は、これをインターネット網14を介してパケッ
ト通信装置33に送出し、ここから時刻表データ41を
時刻表データ43として基地局12Aに送出する。基地
局12Aはこれを時刻表データ44として基地局12か
ら無線で移動端末11に送信することになる。
【0029】図3は、この交通機関利用者用情報表示シ
ステムにおけるユーザ設定の処理の流れを表わしたもの
である。ユーザは図1に示した移動端末11に電源を投
入してその図示しないディスプレイにメニュー画面を表
示させる(ステップS51)。そしてこの状態で表示さ
れた複数の項目の中から所望の1つの項目を選択する。
ユーザが交通機関利用者用情報表示システムを利用しよ
うとするときには「交通機関情報データベース」という
項目を選択する(ステップS52:Y)。これ以外の項
目を選択した場合には(ステップS52:N、ステップ
S53:Y)、その選択した作業が実行される(ステッ
プS54)。
【0030】さて、「交通機関情報データベース」とい
う項目を選択した場合には、移動端末11がインターネ
ット網14および接続ネットワーク15を介して交通機
関情報データベース16に接続される。そして、交通機
関情報データベース16のコンテンツにおけるメニュー
画面が表示される(ステップS55)。メニュー画面に
は、図示しないが「データ登録」、「削除」等の幾つか
の項目が表示されている。ユーザがこの中の「データ登
録」を選択すると(ステップS56:Y)、乗車する
駅、路線あるいは目的地等のデータを入力するフォーム
が表示される。この状態でユーザはこれらの入力を行う
(ステップS57)。入力は、1字ずつテキスト情報を
選択することで行ってもよいし、頭文字を入力して所望
の駅や路線等を選択肢の中から選択するような入力方法
であってもよい。交通機関の種別を入力するようにして
もよい。特急列車、急行列車、寝台車、展望車、各駅停
車、臨時列車、食堂車付き列車等である。
【0031】フォームに対する入力が終了したら、ユー
ザは登録ボタンを選択する(ステップS58:Y)。す
ると交通機関情報データベース16はこれをその移動端
末11と対応付けて所定の登録領域に登録する(ステッ
プS59)。次に、登録した駅に対応する基地局に対し
て移動端末11と対応付けた通知要求信号を送出する
(ステップS60)。このようにしてユーザ設定が終了
する。
【0032】ところでステップS55で表示したメニュ
ー画面では、一度登録したデータを削除する等の他の作
業も選択することができる。このような他の項目を選択
した場合には(ステップS56:N、ステップS61:
Y)、その選択された作業が実行されることになる(ス
テップS62)。
【0033】図4は、基地局側の処理の流れを表わした
ものである。ここでは基地局12の通常の処理は省略し
て説明する。基地局12は交通機関情報データベース1
6からステップS60(図3)で説明した通知要求信号
が到来するか(ステップS71)と、後に説明する登録
された移動端末11が自己のサービスエリア27に到来
したかどうか(ステップS72)の監視を行うようにな
っている。通知要求信号が到来した場合には(ステップ
S71:Y)、通知要求のされた移動端末11を図示し
ない登録領域に登録する(ステップS73)。登録が行
われた移動端末11については、自己のサービスエリア
27に到来すると(ステップS72:Y)、その時点で
基地局12は交通機関情報データベース16に対して時
刻表データを要求する信号を送出する(ステップS7
4)。
【0034】図5は、交通機関情報データベースの処理
の流れを表わしたものである。交通機関情報データベー
ス16は、各駅22あるいは図示しない鉄道会社等の交
通機関から時刻表データの変更を受け付けるようになっ
ている。この変更には事故等による時刻表の一時的な乱
れや、季節による列車23等の増発のようなものからな
る。時刻表データの変更の通知が来た場合には(ステッ
プS81:Y)、時刻表データベースの該当箇所を訂正
して内容の更新を行う(ステップS82)。
【0035】交通機関情報データベース16は、図4の
ステップS74で説明した時刻表データの要求の受信も
監視している(ステップS83)。そしてこの要求が来
た場合には(Y)、基地局12から送られてきたその要
求の対象となる移動端末11を判別して、この移動端末
について登録した内容から、該当する駅、路線等に関係
する時刻表を作成する(ステップS84)。たとえば図
1に示した移動端末11のユーザが指示駅から大宮方面
の列車23に乗車する旨を登録しており、新宿駅のサー
ビスエリアに来たとする。このとき基地局12が時刻表
を要求したとすると、交通機関情報データベース16は
データベースから新宿を通って大宮方面に行く列車23
をリストアップし、更に現在時刻よりも以前のものを削
除して時刻表を作成する。先の図3で説明したように交
通機関の種別を指定していた場合には、たとえば特急電
車に限定して時刻表を作成するようにしてもよい。交通
機関情報データベース16はこのようにして作成した時
刻表を該当する移動端末に送出する(ステップS8
5)。
【0036】該当する移動端末11は、したがって新宿
駅の周辺まできてそのサービスエリア27に入った時点
で交通機関情報データベース16から呼び出され、その
ディスプレイに新宿駅から大宮方面に行く列車23の時
刻表で、かつ現在の時刻よりも遅く出発する列車の発時
刻が所望数表示されることになる。
【0037】本発明の変形例
【0038】図6は、本発明の変形例における交通機関
利用者用情報表示システムを示したものである。図6で
先の実施例の図1と同一部分には同一の符号を付してお
り、これらの説明を適宜省略する。
【0039】この変形例の交通機関利用者用情報表示シ
ステムでは、システムを構成するそれぞれの駅22にホ
ームを映す撮像カメラ25が備えられており、乗降客2
6等が映し出されるようになっている。撮像カメラ25
から出力される乗車場所画像データは、対象となる移動
端末11がサービスエリア27Aに存在する所定期間だ
け出力されるものであり、その状態で完全な動画データ
が送出されるものであってもよいし、5秒おきに1枚等
の間欠的な画像データであってもよい。これらの乗車場
所画像データは、駅のその他のデータと共に接続ネット
ワーク15に送られる。なお、各駅22と接続ネットワ
ーク15の間は専用線で接続されていてもよいし、イン
ターネット網14等のネットワークを介して接続される
ものであってもよい。
【0040】この変形例でユーザ21は、時刻表のデー
タだけでなく移動端末11を操作して撮像カメラ25の
映像としてのホームの状態を見ることができる。これに
より、今度の電車に乗るのは時間的に困難だとか、次の
各駅停車でゆっくり行こうといったような決断をホーム
に到達する前に行うことができる。
【0041】また、撮像カメラ25がリモートコントロ
ール可能な装置であれば、他人のアクセスと競合しない
限り、移動端末11を操作して所望のアングルや拡大率
で画像を見ることができる。もちろん、撮像カメラ25
を各ホームに用意している場合には、ユーザが利用しよ
うとするホームを自動的に選択できるようにすることが
できるが、また移動端末11の操作によって各撮像カメ
ラ25を切り換えるようにすることも可能である。
【0042】図7は、この変形例における交通機関利用
者用情報表示システムの機能的な構成を表わしたもので
ある。この図7についても先の実施例の図2と同一部分
には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略
する。ホームを映す撮像カメラ25は移動端末11から
位置確認データ36が基地局12Aに送出されたことを
契機として接続ネットワーク15Aから映像要求データ
91を受け取る。そして、ホームを映す撮像カメラ25
はこの映像要求データ91が送られている期間だけ、乗
車場所画像データ92を接続ネットワーク15Aに送出
する。接続ネットワーク15Aはこの乗車場所画像デー
タ92をパケット信号としてパケット通信装置33に送
出する。パケット通信装置33はこれを乗車場所画像デ
ータ94として時刻表データ43と共に該当する基地局
12Aに送出する。基地局12Aではこれを無線の乗車
場所画像データ95として時刻表データ44と共に、あ
るいは両者を選択して移動端末11に送出することにな
る。
【0043】以上説明した実施例および変形例では、基
地局12に移動端末11を登録しておいて、該当する移
動端末11がそのサービスエリア27に到来したときに
基地局12側からこれを交通機関情報データベース16
に通知することにしたが、これ以外の手法も可能であ
る。たとえば交通機関情報データベース16がその登録
された移動端末11すべての所在を判別し、登録した駅
等の交通機関の乗車場所に対応するサービスエリアに来
たときに時刻表データを該当する移動端末11に対して
送出するようにしてもよい。
【0044】また実施例では列車の時刻表について説明
したが、バス、船、モノレール、飛行機等の他の交通機
関の時刻表についても同様に適用可能である。更に本発
明で使用される移動端末11は、携帯電話機に限るもの
ではなく、無線機能を備えた携帯型のコンピュータ等の
他の装置にも同様に適用可能である。また、移動端末位
置検出手段は、GPS(Global Positioning System:
全地球測位システム)等の他の位置検出手段を使用する
ことができることも当然である。
【0045】更に実施例および変形例では交通機関情報
データベース16を所定の接続ネットワーク15を介し
てインターネット網14に接続したが、このような交通
機関情報用のネットワークを介さずに、直接、インター
ネット網14に接続するようにすることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項4
または請求項6記載の発明によれば、移動端末が乗車場
所の近傍の所定のエリアに到達したとき移動端末位置検
出手段で検出して、位置を検出した時点を起点とした乗
車場所での交通機関の発時刻を少なくとも示す時刻表デ
ータを特定の移動端末に送出することにしたので、交通
機関の乗車場所に近づいた時点で特に指示する必要な
く、必要な情報を取得することができる。したがって、
駅等の乗車位置に近づいたこともこれによって知ること
ができる。
【0047】また請求項4記載の発明によれば、交通機
関指示手段が、各駅停車、急行等の交通機関の種別を指
示できるので、表示される内容が要求にあったものに限
定され、小さな表示面積であっても必要な情報を比較的
大きな文字で表示することができる。
【0048】更に請求項5および請求項6記載の発明に
よれば、交通機関の乗車場所に近づいた時点で特に指示
する必要なく、乗車場所の画像情報を取得することがで
きる。このため、ホームの混み具合等を確かめることが
できるだけでなく、初めての乗車場所であっても、その
場所を容易に見つけることができる。
【0049】また請求項7記載の発明によれば、交通機
関のスケジュールに変更があったときこれを反映する時
刻表データ反映手段が備えられているので、列車の遅れ
等の各種の変更に対して正確に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における交通機関利用者用情
報表示システムの概要を表わしたシステム構成図であ
る。
【図2】本実施例の交通機関利用者用情報表示システム
の機能的な構成を表わしたブロック図である。
【図3】本実施例でユーザ設定の処理の流れを表わした
流れ図である。
【図4】本実施例で基地局側の処理の流れを表わした流
れ図である。
【図5】本実施例で交通機関情報データベースの処理の
流れを表わした流れ図である。
【図6】本発明の変形例における交通機関利用者用情報
表示システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図7】変形例における交通機関利用者用情報表示シス
テムの機能的な構成を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
11 移動端末 12A、12B 基地局 13 移動通信網 14 インターネット網 15、15A 接続ネットワーク 16 交通機関情報データベース 22 駅 23 列車 25 撮像カメラ 27 サービスエリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の移動端末と対応付けてその移動端
    末を所持する者の交通機関の乗車場所を指定する乗車場
    所指定手段と、 前記特定の移動端末が乗車場所指定手段によって指定さ
    れた乗車場所の近傍の所定のエリアに到達したときこれ
    を検出する移動端末位置検出手段と、 この移動端末位置検出手段が位置を検出した時点を起点
    とした前記乗車場所での交通機関の発時刻を少なくとも
    示す時刻表データを前記特定の移動端末に送出する時刻
    表データ送出手段とを具備することを特徴とする交通機
    関利用者用情報表示システム。
  2. 【請求項2】 乗車路線および行き先を示す交通機関指
    示手段を備え、前記交通機関の乗車場所は駅であり、前
    記時刻表データ送出手段は交通機関指示手段によって指
    示された交通機関に関する時刻表データを送出すること
    を特徴とする請求項1記載の交通機関利用者用情報表示
    システム。
  3. 【請求項3】 乗車路線および行き先を示す交通機関指
    示手段を備え、前記交通機関の乗車場所はバス停であ
    り、前記時刻表データ送出手段は交通機関指示手段によ
    って指示された交通機関に関する時刻表データを送出す
    ることを特徴とする請求項1記載の交通機関利用者用情
    報表示システム。
  4. 【請求項4】 前記交通機関指示手段は、各駅停車、急
    行等の交通機関の種別を指示できることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載の交通機関利用者用情報表示
    システム。
  5. 【請求項5】 特定の移動端末と対応付けてその移動端
    末を所持する者の交通機関の乗車場所を指定する乗車場
    所指定手段と、 前記特定の移動端末が乗車場所指定手段によって指定さ
    れた乗車場所の近傍の所定のエリアに到達したときこれ
    を検出する移動端末位置検出手段と、 それぞれの交通機関の乗車場所に配置され、その乗車場
    所の画像を映し出す撮像手段と、 前記移動端末位置検出手段が位置を検出した時点から前
    記乗車場所の撮像手段が出力する乗車場所画像データを
    前記特定の移動端末に送出する乗車場所画像データ送出
    手段とを具備することを特徴とする交通機関利用者用情
    報表示システム。
  6. 【請求項6】 特定の移動端末と対応付けてその移動端
    末を所持する者の交通機関の乗車場所を指定する乗車場
    所指定手段と、 前記特定の移動端末が乗車場所指定手段によって指定さ
    れた乗車場所の近傍の所定のエリアに到達したときこれ
    を検出する移動端末位置検出手段と、 それぞれの交通機関の乗車場所に配置され、その乗車場
    所の画像を映し出す撮像手段と、 前記移動端末位置検出手段が位置を検出した時点から前
    記乗車場所の撮像手段が出力する乗車場所画像データお
    よび前記乗車場所での交通機関の発時刻を少なくとも示
    す時刻表データを前記特定の移動端末に送出する画像・
    時刻表データ送出手段とを具備することを特徴とする交
    通機関利用者用情報表示システム。
  7. 【請求項7】 前記画像・時刻表データ送出手段は、交
    通機関のスケジュールに変更があったときこれを反映す
    る時刻表データ反映手段を備え各種変更を反映させた時
    刻表データを送出することを特徴とする請求項6記載の
    交通機関利用者用情報表示システム。
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