JPH09305109A - 電子時刻表システム及びこれを格納する記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】地図上に表示された路線名や駅名に基づいて簡
単に電子時刻表データを検索して、表示する。 【解決手段】時刻表の各ページをイメージデータとして
記憶部６に格納し、駅と路線を含む地図情報を画面に表
示し、この画面から路線、乗車駅、降車駅、希望乗車時
間降車時間を指定させ、指定された情報に基づいて記憶
部に格納された時刻表データを検索し、該当ページを表
示する。これにより、利用者は視覚的に路線が選択でき
るので、使い勝手が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、列車等の交通機関
の時刻表データを電子化して、電子時刻表の検索を容易
にした電子時刻表システム、及びその電子時刻表システ
ムを格納した記憶媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より列車の時刻表は存在したが、こ
れは列車や航空旅客機等の交通機関の発車時刻や目的地
への到着時刻をまとめて、これを製本したものであり、
通常はこの時刻表を手でめくることにより希望する発車
時刻を調べていた。しかしながら、時刻表を使いなれて
いない人にとって所望の交通機関や路線を即座に見つけ
ることは極めて困難であり、製本された時刻表は使い勝
手が悪いという問題があった。そこで、このような製本
された時刻表に代って、この時刻表データを電子化し、
所望のデータを即座に画面に表示することができる、い
わゆる電子時刻表が提案されている。例えば、特開平４
−９２９６２号公報に記載されている電子時刻表がそれ
である。この電子時刻表は、出発駅と目的駅と希望出発
時刻を入力するだけで、路線の選択等、必要なデータを
表示するとともに、時刻表の改正にも容易に対応するこ
とができるようにしたものである。具体的には、出発駅
と目的駅との間の経路を探索し、探索された各経路の運
賃を計算し、この運賃により経路を限定した後、希望す
る出発時刻に基づいて各経路に関する時刻表を組み立て
る。そして、目的駅への到着時刻を計算するソフトウェ
ア及びこの計算を行うために必要なデータ、例えば全列
車の発車時刻、特急、急行等の種別、運行区間、駅間の
平均所要時間等の時刻表を組み立てるために必要な時刻
表データを記憶する記憶装置を設けることにより、出発
駅と目的駅と希望出発時刻を入力するだけで、路線名、
特急、急行等の種別、出発時刻、到着時刻、運賃を画面
に表示できるようにしている。さらに、この電子時刻表
では、データベースやパソコンと通信を行える通信手段
を設けることにより、時刻表の改正時には、この通信手
段を用いて直接データベースから時刻表データを受け取
り、記憶装置の時刻表データを書き換えることができ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子時刻表は、製本された時刻表を手めくりで調べる方法
に比較すれば検索時間も短く、かつ使い勝手も優れてい
るが、電子時刻表を組み立てて画面に表示する際に、利
用者が入力する項目（例えば、路線名や列車愛称名等）
からの検索ができず、柔軟性に欠けるという問題があ
る。また、従来の電子時刻表は、入力された出発駅と目
的駅とから、これらの駅間の複数経路の運賃を計算し、
それらの運賃の大小により経路が選択され、時刻表が組
み立てられてしまうため、例えば出発駅をＡ、目的駅を
Ｂと入力した場合に、上記従来技術に従って処理する
と、常に同一の経路が選択されることになる。しかしな
がら、旅行の計算を立てる場合には人により異なってお
り、必ずしも運賃の安価な路線あるいは目的地までの最
短の路線を選択せずに、種々観光を行いながら目的地ま
で行くことも有り得る。このような場合、地図を見なが
ら自分の路線経路を決定することができれば非常に便利
であるが、従来の技術では、このような場合に対処する
ことができないという問題があった。本発明の目的は、
これら従来の課題を解決し、地図上に表示された路線名
や駅名に基づいて容易に電子時刻表データを検索するこ
とが可能な電子時刻表システム及びこれを格納する記憶
媒体を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による電子時刻表システムでは、記憶部に
時刻表の各ページをイメージデータとして格納し、少な
くとも駅と駅を結ぶ路線を含む地図情報を画面に表示
し、表示された地図情報から路線名、乗車駅、降車駅、
希望乗車時間又は希望降車時間を指定し、さらに指定さ
れた情報に基づき記憶部に格納された時刻表データを検
索し、検索された時刻表データの該当ページを表示す
る。 また、時刻表データの検索において、記憶部に、時刻
表の各ページ毎に存在する複数の駅名と、当該ページに
おいて最も早い時刻データとこの時刻データに対応する
第１の駅名と、最も遅い時刻データとこの時刻データに
対応する第２の駅名、に関する情報を保持しておき、利
用者が指定した駅における各ページの推定掲載時刻を求
め、求めた推定掲載時刻と利用者が指定した時刻データ
とに基づき、時刻表の該当ページを検索するようにして
いる。これにより、時刻表の検索をより迅速に行うこと
ができる。

【０００５】また、特定の駅をクリックすることによ
り当該駅を通る路線を表示するとともに、地図上でその
路線を点灯させ、この中から希望する路線を指定させて
いる。このように、地図上で路線をマウス等のポインテ
ィングデバイスによりクリックして指定するので、利用
者が視覚的に路線を選択することができる、また、選択
された路線と、利用者が入力した希望乗車時間か希望降
車時間のいずれかから検索された時刻表の該当ページの
前後を参照したい場合には、簡単にページをめくる要領
で見ることができ、改めて希望乗車時間か希望降車時間
を入力して検索し直す必要がない。 また、入力された列車愛称名から当該列車の走行経路
を地図上に表示する装置を、指定手段中に備えたので、
地図上で希望する路線が探し出せない場合に極めて有効
である。 また、地図上に表示された駅、路線、飛行場、観光地
等の各ポイント別に案内情報を提供する手段を備えたの
で、利用者に対するサービスの向上を図ることができ、
利用者が地図上で希望する路線を選択する際に役に立
つ。 また、一連の処理の中で、検索結果履歴を保存する装
置を設けたので、一度検索して、表示された時刻表のペ
ージを再び開く必要が生じた場合でも、簡単に対応する
ことができる。 本発明による電子時刻表システムを格納する記憶媒体
は、時刻表の各ページをイメージデータとして記憶部に
格納し、少なくとも駅と駅を結ぶ路線を含む地図情報を
画面に表示し、表示された地図情報から路線名、乗車
駅、降車駅、希望乗車時間又は希望降車時間を指定さ
せ、さらに指定された情報に基づき上記記憶部に格納さ
れた時刻表データを検索し、検索された時刻表データの
該当ページを表示する一連の処理プログラムを格納す
る。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例を
示す電子時刻表システムの全体構成図である。図１にお
いて、１は画面に表示された地図情報から路線名、乗車
駅、降車駅、希望乗車時間、希望降車時間等を指定入力
する（直接画面をクリックまたは文字入力する）ための
マウス、キーボード等の入力制御部、２，３，４は検索
エンジン（駆動）部、５，６，７，１０は記憶部、９は
表示部、１２は印刷部、８，１１は表示と印刷の制御部
である。入力制御部１から入力されたメッセージ（入力
情報）は、経路検索エンジン部２または時刻表検索エン
ジン部３またはコンテンツ検索エンジン部４に渡され
る。これにより、駅・路線情報格納記憶部５または時刻
表ページ格納記憶部６またはコンテンツ格納記憶部７よ
り当該情報を検索し、表示制御部８を介して表示部９に
導かれる。表示部９は、地図情報における路線のブリン
ク表示や時刻表の表示および駅・路線・飛行場・観光地
等の案内情報（コンテンツ保有）を静止画、動画、３Ｄ
（立体図）、ＣＧ（コンピュータグラフィック）により
表示するもので、ＣＲＴ等により実現される。また、Ｃ
ＲＴ等に表示された情報を入力制御部１により指定する
ことにより、検索結果履歴保存記憶部１０に格納され、
さらに格納された情報は表示制御部８または印刷制御部
１１を介して表示部９または印刷部１２に導かれる。

【０００７】図７は、図１の表示部に表示される地図情
報の例を示す図である。表示部９の初期画面としては、
６０１に示すような日本地図全体が表示されている。こ
の画面６０１から、利用者の希望する地域、例えば『北
海道』の周辺をマウス等によりピックすることにより、
６０２に示すように、ピックされた部分の拡大地図およ
び路線及び駅名が表示される（なお、地図６０２では航
路のみを表示し、陸地内の路線は省略している）。この
画面６０２において、先ず路線を決定するのであるが、
路線が明確にわかっている場合であれば、地図上でその
路線をピックするか、あるいは直接入力することにより
指定すればよい。しかし、路線が明確にわからない場合
には、６０３に示すようなダイヤログボックス等に利用
者の希望する駅名を入力するか、あるいは６０４に示す
ように、地図上の駅をピックすることにより、当該駅を
通る路線名が表示される（図６０３，６０４では、札幌
をピックしたので、函館本線が表示されている）。

【０００８】なお、図６０３の場合には、駅名からの検
索（上部２つのボックスに駅名を入力すると、下部のボ
ックスに路線名が表示される）と、路線名からの検索
（上部のボックスに地区名（乗車駅と降車駅）を入力す
ると、下部のボックスにそれらの駅を通る路線名が表示
される）と、列車愛称名からの検索（上部のボックスに
列車愛称名を入力すると、下部のボックスにその列車愛
称名を持つ路線名が表示される）とが可能である。ま
た、地図６０４上に表示された駅・路線・飛行場・観光
地等のポイント別に案内情報が格納されており、それら
の中のポイントが指定されたとき、あるいは地図６０４
上でピックされたときには、ポイント別の案内情報がボ
ックス内に表示される。利用者は、その中から希望する
路線を選択することにより、選択された路線が地図６０
４上でブリンク表示される。路線が決定すると、次に乗
車駅と降車駅及び希望出発時刻等を６０５の画面より入
力する。このように、地図上で選択した路線名、時刻等
の情報に基づいて時刻表データを検索し、表示するもの
である。これを実現する方法の概略を説明する。イメー
ジデータとしての地図データに透明シートと呼ばれるも
のを上から被せ、地図上の選択すべき箇所に透明シート
の上から透明なオブジェクトを書き込み、そのオブジェ
クトのプロパティとして、その路線の掲載ページに該当
するイメージデータへのインデックス情報等をコード情
報として持たせる。該当箇所が選択されたならば、その
上に被覆されたオブジェクトにより必要なコード情報を
取得し、アクションを行う。

【０００９】図２は、本発明における時刻表データファ
イルを示す図である。（ａ）は時刻表データ（ページ）
を示しており、（ｂ）はページ管理インデックスを示し
ている。時刻表データ（イメージデータ）ファイルを検
索する場合には、ファイルはページ番号をキー値として
ページ単位で管理されており、また各ページは路線コー
ドと上下区分コード（上り列車、下り列車の区分）をキ
ー値として管理されているので、該当ページを指定する
とともに、検索キーとして路線コードと上下区分コード
を指定する。（ａ）では、時刻表のページ毎のイメージ
データおよびそのページ上の画面操作を実現するため、
貼り付けられた透明なオブジェクトボタンやシートを、
ページ番号をキー値としてページ単位に管理し、格納し
ている。図２（ａ）の左側のボックスがオブジェクトボ
タンとシートであって、これらがページ番号をキー値と
して時刻表のページ分だけ保有されている。（ｂ）で
は、当該時刻表ページの検索に必要な情報を、路線コー
ドおよび上下区分コードをキー値として、ページ番号・
駅数・開始駅時刻・終了駅時刻を保有するページ管理イ
ンデックスとして管理している。図２（ｂ）の左側に検
索キーが、右側に格納情報が、それぞれ記載されてい
る。

【００１０】図３は、図１における経路検索エンジン部
の動作フローチャートである。入力制御部１からの入力
データとしては、路線名、乗車駅、降車駅、希望乗車時
間、希望降車時間、および上り／下りの別を入力してお
く。先ず、経路検索エンジン部２は、駅・路線情報格納
記憶部５に格納されている路線名に対応する路線コード
を取得する（ステップ３０１）。次に、乗車駅、降車駅
が共に入力されているか否かを判定し（ステップ３０
２）、共に入力されている場合には、駅・路線情報格納
記憶部５にある路線別の駅の情報から上り／下りを判定
する（ステップ３０３）。一方、乗車駅または降車駅の
片方しか入力されていない場合には、ユーザが指定した
上り／下りを採用し、次に路線コード、駅コード、時
刻、上り／下りをパラメータとして時刻表検索エンジン
部３を起動する（ステップ３０４）。

【００１１】図４および図５は、図１における時刻表検
索エンジン部の動作フローチャートである。前述のよう
に、経路検索エンジン部２から時刻表検索エンジン部３
が起動される際に、パラメータとして路線コード、駅コ
ード、時刻、上り／下りが入力されている。先ず、時刻
表検索エンジン部３は、路線コードと上り／下りの情報
（例えば、京葉線のコード＋上り）より当該掲載単位の
先頭時刻表ページを求める（ステップ４０１）。次に、
指定時刻とＴ_ifの大小を比較する（ステップ４０２）。
なお、Ｔ_ifは、ｉ駅での最早推定時間であり、Ｔ_ilはｉ
駅での最遅推定時間である。指定時刻≦Ｔ_ifの場合、つ
まり指定時刻が当該路線の始発より前であると判断した
場合には、先頭ページを検索ページとする（ステップ４
０３）。一方、上記以外の場合、つまり指定時刻＞Ｔ_if
の場合には、Ｔ_if≦指定時刻≦Ｔ_ilであるか否かを判定
し（ステップ４０４）、真である場合には、現在ページ
を検索ページとする（ステップ４０５）。また、偽の場
合には、さらに指定時刻＞Ｔ_ilで、かつ最終ページであ
るかを判定し（ステップ４０６）、真の場合には、終電
以降の時刻が指定されたと判断し、最終のページを検索
ページとする（ステップ４０８）。また、偽の場合に
は、次のページに対する時刻表情報を取得する（つま
り、Ｔ_if，Ｔ_ilの更新）（ステップ４０７）。そして、
ステップ４０４の判定以降の処理を繰り返し行う。そし
て、ページ検索済みに対しては、表示制御部８及び印刷
制御部１１を起動する（ステップ４０９）。

【００１２】図８は、時刻表ページ格納記憶部に記憶さ
れる時刻表データを示す図である。時刻表ページ格納記
憶部６には、図８のように時刻表データが格納されてい
る。この記憶部６を用いて、時刻表のページ検索につい
て詳細に説明する。時刻表の各ページ毎に対応して、図
８のようにページの最上部の時刻Ｔ１と最下部右側の時
刻Ｔ２を持っている。また、駅１から駅ｎまでの平均所
要時間をｈとすると、駅ｉ（１≦ｉ≦ｎ）における各ペ
ージの推定掲載時刻は、次式により求められる。 最早推定時刻Ｔ_if＝Ｔ１＋｛（ｉ−１）／（ｎ−１）｝＊ｈ ・・・・（１） 最遅推定時刻Ｔ_il＝Ｔ２−｛（ｎ−ｉ−１）／（ｎ−１）｝＊ｈ ・・（２） これにより、ユーザが指定した駅で、かつ指定した時刻
が掲載されているページを推定することができる。

【００１３】図６は、図１におけるコンテンツ検索エン
ジン部の動作フローチャートである。入力制御部１から
コンテンツ検索エンジン部４に入力されるデータとし
て、駅名、路線名、列車愛称名のいずれかが入力されて
いる。先ず、コンテンツ検索エンジン部４は、入力デー
タである駅名、路線名、列車愛称名を、駅・路線情報格
納記憶部５を参照することにより対応するコードに変換
する（ステップ５０１）。次に、コードに対応したコン
テンツの存在の如何をコンテンツ格納記憶部７の情報に
より判定する（ステップ５０２）。存在している場合に
は、表示制御部８を起動する（ステップ５０３）。これ
により、主要駅、路線等から駅周辺の図あるいは列車構
成、観光地案内等を表示できるので、サービスの向上に
役立つ。コンテンツが存在しない場合には、何も表示せ
ずに処理を終了する。なお、本実施例においては、電子
時刻表システムについて述べてきたが、本システムを達
成するための各エンジン部及び各記憶部を、例えばＣＤ
−ＲＯＭ等の記憶媒体に格納して、コンピュータがこれ
らの情報を読み込むことにより、上述の電子時刻表シス
テムを実現することも可能である。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画面に表示された駅、路線等を含む地図から希望する路
線、乗車駅、降車駅を指定させて、指定された情報と希
望乗車時間あるいは希望降車時間のいずれかとから、時
刻表の該当するページを検索して表示することができる
ので、利用者は視覚的に路線を選択することができ、使
い勝手が向上する。さらに、指定の方法も、列車愛称名
からの指定や、駅名からの路線の指定も可能であるた
め、柔軟な検索が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す電子時刻表システムの
全体構成図である。

【図２】本発明における時刻表データファイルを示す図
である。

【図３】図１における経路検索エンジン部の動作フロー
チャートである。

【図４】図１における時刻表検索エンジン部の動作フロ
ーチャートの一部である。

【図５】同じく時刻表検索エンジン部の動作フローチャ
ートの他の一部である。

【図６】図１におけるコンテンツ検索エンジン部の動作
フローチャートである。

【図７】図１の表示部に表示される地図情報の例を示す
図である。

【図８】本発明の時刻表ページ格納記憶部に格納された
時刻表データの図である。

【符号の説明】

１…入力制御部、２…経路検索エンジン部、３…時刻表
検索エンジン部、４…コンテンツ検索エンジン部、５…
駅・路線情報格納記憶部、６…時刻表ページ格納記憶
部、７…コンテンツ格納記憶部、８…表示制御部、９…
表示部、１０…検索結果履歴保存記憶部、１１…印刷制
御部、１２…印刷部。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】時刻表の各ページをイメージデータとして
   格納する記憶手段と、 少なくとも駅と該駅を結ぶ路線とを含む地図情報を表示
   するとともに、最終的に検索された時刻表データの該当
   するページを表示する表示手段と、 該表示手段に表示された地図情報から路線名、乗車駅、
   降車駅、希望乗車時間、希望降車時間を指定させる指定
   入力手段と、 該指定入力手段で指定された情報に基づいて、上記記憶
   手段に格納された時刻表データを検索する検索手段とを
   具備したことを特徴とする電子時刻表システム。
2. 【請求項２】前記時刻表の各ページを格納する記憶手段
   は、該時刻表の各ページ毎に存在する複数の駅名と、当
   該ページにおいて最も早い時刻データと、該時刻データ
   に対応する第１の駅名と、最も遅い時刻データと、該時
   刻データに対応する第２の駅名とに関する情報を保持し
   ておき、 前記検索手段は、利用者により指定された駅における各
   ページの推定掲載時刻を求めた後、求めた推定掲載時刻
   と上記利用者により指定された時刻データとに基づい
   て、該時刻表の該当ページを検索することを特徴とする
   請求項１に記載の電子時刻表システム。
3. 【請求項３】前記指定入力手段は、表示手段に表示され
   た地図の駅をクリックさせることにより、当該駅を通過
   する路線を上記地図上でブリンク表示することを特徴と
   する請求項１に記載の電子時刻表システム。
4. 【請求項４】前記指定入力手段は、列車愛称名が入力指
   定されたときには、該列車愛称名から該列車の走行経路
   を表示手段に表示された地図上にブリンク表示すること
   を特徴とする請求項１に記載の電子時刻表システム。
5. 【請求項５】前記指定入力手段は、表示手段に表示され
   た地図上の駅・路線・飛行場・観光地等のポイントが指
   定されたならば、ポイント毎に格納された案内情報を読
   み出して、該案内情報を表示することを特徴とする請求
   項１に記載の電子時刻表システム。
6. 【請求項６】前記各手段の他に、一連の検索処理の結果
   である履歴情報を保存する記憶手段を備えたことを特徴
   とする請求項１、２または３に記載の電子時刻表システ
   ム。
7. 【請求項７】時刻表の各ページをイメージデータとして
   記憶手段に格納し、少なくとも駅と該駅を結ぶ路線とを
   含む地図情報を画面に表示し、表示された地図情報から
   路線名、乗車駅、降車駅を指定させ、指定された情報と
   希望乗車時間又は希望降車時間とにより上記記憶手段に
   格納された時刻表データを検索し、検索された上記時刻
   表データの該当するページを表示するための一連の処理
   を行うプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
   体。