JPH1078981A - 運行案内装置及び命令記憶媒体 - Google Patents
運行案内装置及び命令記憶媒体Info
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Abstract
運行関連情報を迅速且つ的確に処理することができ、操
作性にも優れた運行案内装置を提供する。 【解決手段】 列車,電車,バス,航空機などの複数種
の交通機関が混在する区域における最適運行経路を決定
するための情報を蓄積した運行案内DBMS(データベ
ース管理部)2と、主制御部1とを備えて運行案内装置
を構成する。主制御部1は、探索対象区域の路線図を表
示装置3に表示するとともに当該路線図上で操作者が指
定した駅の文字を識別して駅間の運行に関する情報を取
得し、取得情報に基づいて複数の運行経路候補を決定す
るとともに、表示装置3に表示されている路線図のうち
運行経路候補に該当する部分の表示形態を運行方向に沿
ってリレー点滅変化させるように機能構成する。
Description
及びその表示装置を用いて列車、電車、バス、航空機等
による最適な運行経路を視覚的に案内する運行案内装置
に関する。
機関の提供各社が発行している運行時刻表等を電子化し
て情報検索の自動化を図る運行案内装置を構築すること
が試みられている。このような運行情報案内システム
は、普及性を考慮して簡易型の汎用コンピュータ装置を
用いて構築されるのが通常であり、一般的には、検索条
件を入力する入力手段と、検索対象となる時刻表情報を
格納した記憶手段と、記憶手段に格納された時刻表情報
を検索する検索エンジンと、検索結果を画面表示する表
示手段とから構成される。また、装置構成、特に検索エ
ンジンの構築手法は様々であり、コンピュータ装置の起
動後に直接プログラムによって組み上げられる場合もあ
り、コンピュータ装置が実行可能な命令群を記録した媒
体を通じて該コンピュータ装置上に実現される場合もあ
る。
者が、まず駅や列車名、あるいは設定路線名(東海道新
幹線、山手線、営団線、都営線等)を検索キーとして入
力手段より入力する。検索エンジンは、この検索キーを
認識するとともに、認識した検索キーに関連する時刻表
情報を記憶手段より索出し、これをディスプレイ等の表
示手段に表示する。これにより、操作者は、所望の時刻
表情報を取得することができる。
は、コンピュータ装置を用いて自動化することで所望の
情報が迅速に取得できる点で便利である。しかし、運行
案内をより充実し、実用性を高めようとすると、記憶手
段に予め蓄積しておく情報もいきおい多種多様で大量と
なる。また、大都市のように交通網が発達している地域
では、交通機関の乗り換えが頻繁に生じ、しかも乗り換
えに要する時間も交通機関によってまちまちである。こ
のような曖昧性の要素が多い区域において最適な運行経
路等を構築しようとすると、そのための情報処理時間が
無視し得ないほど長くなる。特に、全国規模の交通網を
網羅する場合は、交通機関も列車、電車、バス、航空機
というのように複数種類であり、その組合せも複雑にな
る。そのため、蓄積すべき情報量の増大化と、情報処理
時間の長期化が深刻となり、汎用のコンピュータ装置で
は実用性に耐えないほどのストレスが生じる。
発地点と目的地点との地理を熟知しているか、あるいは
予め出発地点と目的地点の名称が明確でないと利用する
ことができない。さらに、各地点についての知識があっ
て地点間の時刻表情報が取得できても、それが設定路線
全体のどのような位置付けかが判らない場合が殆どであ
る。つまり、従来の運行案内装置では、その利用場面が
限定されており、情報蓄積の労力の過大さに比較してそ
の利用率が低いという問題があり、この種の技術の普及
を妨げる要因となっていた。
在する区域における運行経路の割り出しを迅速且つ的確
に処理することができ、しかもその利用形態をこの種の
情報の現実的な利用形態に近づけて操作性と実用性を高
めることができる、改良された運行案内装置を提供する
ことにある。
明の運行案内装置は、複数種の交通機関の設定路線及び
各設定路線上の交通機関の滞留拠点の分布画像を含む路
線図を探索対象区域毎に蓄積した路線図データベース、
個々の交通機関について規定された運行予定時間帯や運
行予定間隔を含む運行情報を設定路線毎に蓄積した運行
情報データベース、隣設滞留拠点間または滞留拠点と最
近設定路線との間の連関情報及び運行所要時間を滞留拠
点毎に蓄積した運行関連情報データベース、滞留拠点間
の運賃情報を所定の運賃算定基準情報毎に蓄積した運賃
データベースを少なくとも含み、前記各データベースの
それぞれの蓄積情報を共通情報により連結させるデータ
ベース管理部と、操作者との間の情報の入出力を画像表
示により支援する表示装置と、前記データベース管理部
及び表示装置の動作制御を行う主制御部とを備える。こ
の主制御部は、前記データベース管理部を通じて取得し
た少なくとも一つの探索対象区域の路線図を前記表示装
置に表示するとともに当該路線図上で操作者が指定した
各滞留拠点の表示画像をそれぞれ前記表示装置上の相対
座標として認識する位置認識手段と、この位置認識手段
が認識した相対座標と前記データベース管理部が認識す
る滞留拠点の識別情報とを対応付ける手段と、少なくと
も二つの滞留拠点の識別情報によって特定される滞留拠
点間の該当運行情報,該当運行関連情報,及び該当運賃
情報を前記データベース管理部を通じて取得し、取得し
た該当運行情報及び該当運行関連情報から当該滞留拠点
間を結ぶ複数の運行経路候補を決定するとともに、決定
した各運行経路候補を所要時間順、距離順、または所要
運賃順に出力する運行経路順決定手段と、前記表示装置
に表示されている路線図のうち前記運行経路順決定手段
より出力された各運行経路候補に該当する部分の表示形
態を当該交通機関の運行方向に沿って変化させる表示制
御手段と、を有するものである。
ース管理部に、各路線図に表示される個々の滞留拠点の
読み表記及び当該滞留拠点固有の案内情報を蓄積した交
通拠点データベースをさらに設け、前記主制御部に、各
滞留拠点の識別情報が認識されたときに当該滞留拠点に
ついての読み表記及び案内情報を前記データベース管理
部より取得して前記表示装置の所定位置に補助表示させ
る手段を設ける。
記交通機関の運行日,運行方向,個々の滞留拠点におけ
る交通機関の発着時刻を含む時刻表情報を蓄積した時刻
表データベースをさらに設け、前記主制御部に、各滞留
拠点の識別情報と運行日が認識されたときに当該滞留拠
点に関わる時刻表情報を前記データベース管理部より取
得して前記表示装置の所定位置に補助表示する手段を設
ける。
の滞留拠点の出発時刻または他方の滞留拠点の到着時刻
を基準としてこれらの滞留拠点間を結ぶ運行経路候補上
に存する各滞留拠点の発着時刻を算出し、算出した各発
着時刻を当該運行経路候補の該当箇所に付記表示する手
段を設ける。
前記運行関連情報データベースに蓄積される各運行所要
時間を、例えば運行に要する予定時間と乗り換え時間を
含む非運行時間との合算平均値とする。また、前記運行
経路順決定手段を、個々の滞留拠点から派生する前記連
関情報が複数存在するときは前記合算平均値の大小に応
じて選択された特定の連関情報に基づいて前記運行経路
候補を決定するように構成する。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の運行案内
装置を汎用コンピュータ装置上で実現する場合の構成例
を示す図であり、本発明の実施に必要な部分の機能ブロ
ックとその接続関係を示すものである。
案内に必要な各種情報を蓄積するとともに蓄積情報の検
索や入出力制御を行うデータベース管理部(運行案内D
BMS)2と、操作者との間の情報の入出力を画像表示
により支援する表示装置3と、キーボードやポインティ
ングデバイス等から成る入力装置4とを接続して構成さ
れる。
ータベース(以下、DB)21〜26が備えられ、各々
共通情報によって連結されるようになっている。路線図
DB21は、複数の交通機関の設定路線及び各設定路線
上の交通機関の滞留拠点(例えば駅、空港、バス停、電
車停車地、特定の滞留拠点からの徒歩区間や他の交通手
段が規定されている場合は名所等の地点を含む)の分布
画像を含む路線図を探索対象区域毎(例えば、全国、北
海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、東
京近郊、名古屋近郊、大阪近郊、地下鉄(各都市毎)、
路面電車(各都市毎))に蓄積したものである。各路線
図は、それぞれ市販の時刻表の索引地図に類する線図、
記号及び文字の組合せから成り、記号や文字表記部分に
ついては、表示装置3に表示されたときに表示画面に対
する相対座標によって特定できるようになっている。
航空機等の個々の交通機関について規定された運行予定
時間帯や運行予定間隔を含む運行情報を設定路線毎に蓄
積したものである。
または滞留拠点と最近設定路線との間の連関情報及び運
行所要時間を滞留拠点毎に蓄積したものである。ここに
連関情報とは、例えば滞留拠点が列車の駅である場合、
次の駅に該当する駅数はどの位あるか、次の駅は急行停
車駅/各駅停車駅/他の路線への乗り換え(この明細書
では乗り継ぎを含む意味で使用している)が可能な駅/
路線終点駅のいずれなのか、乗り換え可能であればどの
路線か、乗り換えの利便性はどの程度か等、次の駅に関
するインデックス情報を数値によって定量化したもので
ある。空港やバス停等の場合も同様である。また、運行
所要時間は、例えば次の駅までの運行に要する予定時間
と乗り換え時間を含む非運行時間との合算平均値であ
る。
報を、距離、時期(年末年始/夏期繁忙期等)などの運
賃算定基準情報毎に蓄積したものであり、通常は、運行
経路候補が決定されたときに読み出されて運賃計算の基
礎とされる。
る個々の滞留拠点の識別情報(漢字情報/ローマ字情報
/カタカナ情報)をその正しい読み表記(ひらがな表
記)及び当該滞留拠点固有の案内情報と対応付けて蓄積
したものである。案内情報は当該拠点の特色やその付近
の名所案内等である。時刻表情報DB26は交通機関の
運行日,運行方向(上り/下り),個々の滞留拠点にお
ける交通機関の発着時刻を含む時刻表情報を蓄積したも
のである。なお、この例では、運行案内に必要な情報を
上記データベースの形態で示しているが、これは便宜上
であって、上述の情報が情報処理の際に準備できる形態
であれば他の形態で格納しておいてもよい。
出部12、領域解析部13、運行経路順決定部14、運
行経路画像生成部15、時刻表情報編集部16、拠点情
報編集部17、付記情報編集部18、及び表示制御部1
9を含んで構成される。
S2、表示装置3、及び入力装置4との間の情報の入出
力制御を行うものであり、領域検出部12は、操作者が
表示装置3の表示画面上で指定した位置ないし領域を当
該表示画像に対する相対座標情報として認識するもので
ある。領域解析部13は、認識された相対座標情報がど
のような情報に対応するものかを運行案内DBMS2の
蓄積情報(例えば路線図上の駅名等)を参照して解析
し、解析結果に応じて所要の処理、例えば運行案内DB
MSへの情報検索依頼や検索結果の振り分け等を行う。
及び運行案内DBMS2を通じて取得した情報を解析し
て交通機関の滞留拠点間を結ぶ複数の運行経路候補を決
定し、各運行経路候補に関する情報を所要時間順、距離
順、または所要運賃順に後段処理に出力するものであ
る。運行経路候補の決定に際しては、前述の運行関連情
報、特に隣設滞留拠点間や滞留拠点と隣設設定路線との
間の連関情報及び運行所要時間を、図示しないRAM内
の作業メモリ上に展開して運行経路を仮想的に構築する
ことが、処理の高速化を図る上で好適となる。つまり、
各隣り合う滞留拠点に関する情報が全て数値によって定
量化されており、しかもそれが作業メモリ上に展開した
時点で既に判明しているので、運行経路の構築処理が迅
速に行われる。運行経路順決定部14は、また、上記手
法によって運行経路候補を決定したときに路線図上の該
当領域の座標を特定するとともに、出発時刻や到達時刻
が探索条件として入力されている場合には、各時刻を基
準として運行経路候補上に存する各駅での発着時刻を算
出し、この算出した発着時刻の付記箇所との対応情報も
併せて出力するように構成される。なお、滞留拠点から
の徒歩区間やタクシー利用区間等を設定してある場合
は、これらの情報をも加味して運行経路候補を決定す
る。
運行経路候補の情報を可視化するための画像情報を生成
して表示制御部19に送出するものであり、時刻表情報
編集部16は、例えば路線図や運行経路候補の表示画像
上である滞留拠点が特定されたときに、その滞留拠点が
含まれている時刻表情報を時刻表情報DB26より取得
して表示装置3に補助表示させるために編集し、編集結
果を表示制御部19に送出するものである。補助表示の
態様は任意であるが、運行経路候補の画像や路線図とは
別窓の補助画面に表示させるようにすると便利である。
拠点情報編集部17は、例えば路線図上の漢字表記の滞
留拠点が指定されたときに、その滞留拠点のひらがな表
記や案内情報を交通拠点DBより取得し、これらを表示
装置3に補助表示させるために編集し、編集結果を表示
制御部19に送出するものである。これにより、難しい
漢字により表記される滞留拠点であってもその正しい読
み方を表示させることができ、操作性の向上に寄与する
ことができる。付記情報編集部18は、例えば運行経路
候補の画像を表示装置3に表示する際に付記される個々
の滞留拠点の発着時刻その他の情報を編集し、編集結果
を表示制御部19に送出するものである。
を直接的に制御するものであり、例えば前述の領域解析
部13の指示に基づく路線図の切り換えや運行経路画像
生成部で生成された画像情報、時刻表情報編集部16,
拠点情報編集部17,付記情報編集部18からの各編集
結果に基づく情報表示、運行経路順決定部14からの座
標情報に基づく部分的な表示形態の変更等を行う。
び運行案内DBMS2は、通常、命令記憶手段に記憶さ
れた命令群(プログラムと必要なデータ)に従って、コ
ンピュータ装置のマイクロプロセッサユニットが所要の
処理を実行することによって構築されるが、上述の命令
群は、必ずしもコンピュータ装置と一体不可分である必
要はなく、該コンピュータ装置から分離した存在であっ
ても良い。但し、この場合は、コンピュータ装置により
読み取られ、且つ実行可能な形態で、フレキシブルディ
スクやCD−ROM(コンパクトディスク型ROM)上
に実体化させる必要がある。なお、始点と終点とが明確
な態様で把握できる場合は、上記命令群を通信媒体上で
実体化させたものであっても良い。
2〜図4を参照して具体的に説明する。ここでは、便宜
上、探索条件の入力や変更をポインティングデバイスの
操作のみによって行い、横浜地下鉄路線の運行経路(候
補)を探索する場合の例を示す。
主制御部1の処理手順概要図である。図2を参照する
と、主制御部1は、まず任意の路線図を路線図DB21
より取得して表示装置3に表示させる。表示された路線
図が所望のものでない場合、操作者は、表示画面の路線
図切換ボタン(図3左下参照)を指定(クリック)して
路線図リストを表示させ、該当するものを選択する(S
101)。この操作によって主制御部1が表示装置3に
表示させる路線図の例を図3に示す。図3には「東急田
園都市線」の部分拡大路線図が示されている。
浜」の領域、「関内」の領域、及び「戸塚」の領域が順
次指定されたことを検知すると(S102)、主制御部
1は、それらが駅の情報であることを認識するととも
に、該当する駅名を交通拠点DB25より取得してそれ
ぞれ出発地の入力領域及び目的地の入力領域(図3左上
参照)に格納する。この例のように目的地が複数指定さ
れた場合は、二番目の駅である「関内」が途中通過ない
し途中下車駅であることを示している。これにより探索
条件の一つである出発地と目的地とが特定される(S1
03)。
を検知した場合(S104:Yes)、主制御部1は、運
行情報DB22,運行関連情報DB23からの該当情報
の探索を開始するとともに(S105)、索出した該当
情報に基づいて複数の運行経路を図示しない作業メモリ
上に仮想的に構築する(S106)。具体的には、出発
地の「新横浜」の運行関連情報から隣りの駅、隣りの駅
の運行関連情報からさらにその隣りの駅、というよう
に、複数の駅の連関を模索して複数の運行経路候補を作
業メモリ上に仮構築する。そして、所要時間や距離が実
用レベルに収まるものが複数存在する場合は、所要時間
の短い順、距離の短い順に運行経路候補を決定するとと
もに(S107)、表示されている路線図における運行
経路(表示は一つなので候補の表現を避ける)を座標情
報群の形で特定する(S108)。
標情報群に基づいて表示装置3を制御し、路線図中の運
行経路の表示形態を例えば運行方向にリレー点滅するよ
うに変化させる(S109)。このように表示形態が変
化している様子を示したのが図4である。なお、図4の
ような運行経路は、途中通過駅として「関内」が指定さ
れているために決定されたものであり、途中通過駅がし
ない場合は、「東海道本線」と「横須賀線」の各設定路
線の組合せから成る運行経路が決定され、同様にその運
行経路の表示形態が変化する。図4に示す状態が探索終
了指定が主制御部1によって検知されるまで継続され、
探索終了が指定された場合はこの条件に基づく探索処理
を終える(S110:Yes)。なお、上記一連の処理
は、他の探索対象区域についても同様となる。また、地
下鉄のみならず、他の種類の交通機関の路線を併用する
場合も同様となる。
関連情報を活用して滞留拠点間の連関を素早く把握でき
るようにしたので、交通網が複雑多岐な区域における探
索や全国レベルでの探索であって、最適な運行経路候補
をストレスを生じない時間で決定することができる。ま
た、線図等から構成される路線図上の滞留拠点の領域が
そのまま情報入力の指定領域として使用することができ
るので、地理や目的地の駅等が判らない場合であっても
探索条件を入力できて便利であり、しかも運行経路候補
が決定されたときは、該当する部分だけ運行方向にその
表示形態が変化するので、設定路線における位置付けを
的確に把握することができ、使用感にも優れたものとな
る。
によれば、汎用のコンピュータ装置で処理する場合であ
ってもストレスを生じることなく多種多様の交通機関の
運行に関する情報が迅速且つ的確に処理されるという特
有の効果を奏する。また、本発明の運行案内装置の利用
形態をこの種の情報の現実的な利用形態に近づけること
ができるので、その操作性と実用性を高めることもでき
る。
図。
示す説明図。
線図の例を示す説明図。
場合にその表示形態が変化する様子を示した説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 列車,電車,バス,航空機などの複数種
の交通機関の設定路線及び各設定路線上の交通機関の滞
留拠点の分布画像を含む路線図を探索対象区域毎に蓄積
した路線図データベース、個々の交通機関について規定
された運行予定時間帯や運行予定間隔を含む運行情報を
設定路線毎に蓄積した運行情報データベース、隣設滞留
拠点間または滞留拠点と最近設定路線との間の連関情報
及び運行所要時間を滞留拠点毎に蓄積した運行関連情報
データベース、滞留拠点間の運賃情報を所定の運賃算定
基準情報毎に蓄積した運賃データベースを少なくとも含
み、前記各データベースのそれぞれの蓄積情報を共通情
報により連結させるデータベース管理部と、 操作者との間の情報の入出力を画像表示により支援する
表示装置と、 前記データベース管理部及び表示装置の動作制御を行う
主制御部とを備え、 前記主制御部は、 前記データベース管理部を通じて取得した少なくとも一
つの探索対象区域の路線図を前記表示装置に表示すると
ともに当該路線図上で操作者が指定した各滞留拠点の表
示画像をそれぞれ前記表示装置上の相対座標として認識
する位置認識手段と、 この位置認識手段が認識した相対座標と前記データベー
ス管理部が認識する滞留拠点の識別情報とを対応付ける
手段と、 少なくとも二つの滞留拠点の識別情報によって特定され
る滞留拠点間の該当運行情報,該当運行関連情報,及び
該当運賃情報を前記データベース管理部を通じて取得
し、取得した該当運行情報及び該当運行関連情報から当
該滞留拠点間を結ぶ複数の運行経路候補を決定するとと
もに、決定した各運行経路候補を所要時間順、距離順、
または所要運賃順に出力する運行経路順決定手段と、 前記表示装置に表示されている路線図のうち前記運行経
路順決定手段より出力された各運行経路候補に該当する
部分の表示形態を当該交通機関の運行方向に沿って変化
させる表示制御手段と、 を有することを特徴とする運行案内装置。 - 【請求項2】 前記データベース管理部は、各路線図に
表示される個々の滞留拠点の読み表記及び当該滞留拠点
固有の案内情報を蓄積した交通拠点データベースをさら
に含み、 前記主制御部は、各滞留拠点の識別情報が認識されたと
きに当該滞留拠点についての読み表記及び案内情報を前
記データベース管理部より取得して前記表示装置の所定
位置に補助表示させる手段を有することを特徴とする請
求項1記載の運行案内装置。 - 【請求項3】 前記データベース管理部は、前記交通機
関の運行日,運行方向,個々の滞留拠点における交通機
関の発着時刻を含む時刻表情報を蓄積した時刻表データ
ベースをさらに含み、 前記主制御部は、各滞留拠点の識別情報と運行日が認識
されたときに当該滞留拠点に関わる時刻表情報を前記デ
ータベース管理部より取得して前記表示装置の所定位置
に補助表示する手段を有することを特徴とする請求項1
記載の運行案内装置。 - 【請求項4】 前記主制御部は、入力された一方の滞留
拠点の出発時刻または他方の滞留拠点の到着時刻を基準
としてこれらの滞留拠点間を結ぶ運行経路候補上に存す
る各滞留拠点の発着時刻を算出し、算出した発着時刻を
当該運行経路候補の該当箇所に付記表示する手段を有す
ることを特徴とする請求項1記載の運行案内装置。 - 【請求項5】 前記運行関連情報データベースに蓄積さ
れる各運行所要時間は、運行に要する予定時間と乗り換
え時間を含む非運行時間との合算平均値であり、前記運
行経路順決定手段は、個々の滞留拠点から派生する前記
連関情報が複数存在するときは前記合算平均値の大小に
応じて選択された特定の連関情報に基づいて前記運行経
路候補を決定するように構成されていることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかの項記載の運行案内装
置。 - 【請求項6】 コンピュータ装置によって読み取られ、
該コンピュータ装置によって実行される命令群を実体化
して成る命令記憶媒体であって、 前記命令群が実行されたときに、前記コンピュータ装置
に、 列車,電車,バス,航空機などの複数の交通機関の設定
路線及び各設定路線上の交通機関の滞留拠点の分布画像
を含む路線図を探索対象区域毎に蓄積した路線図データ
ベース、個々の交通機関について規定された運行予定時
間帯や運行予定間隔を含む運行情報を設定路線毎に蓄積
した運行情報データベース、隣設滞留拠点間または滞留
拠点と最近設定路線との間の連関情報及び運行所要時間
を滞留拠点毎に蓄積した運行関連情報データベース、滞
留拠点間の運賃情報を所定の運賃算定基準情報毎に蓄積
した運賃データベース、各路線図に表示される個々の滞
留拠点の読み表記及び当該滞留拠点固有の案内情報を蓄
積した交通拠点データベース、前記交通機関の運行日,
運行方向,個々の滞留拠点における交通機関の発着時刻
を含む時刻表情報を蓄積した時刻表データベースを含
み、各データベースのそれぞれの蓄積情報を共通情報に
より連結させるデータベース管理部と、 前記データベース管理部、及び操作者との間の情報の入
出力を画像表示により支援する前記コンピュータ装置の
表示装置の動作制御を行う主制御部とを構築し、 前記主制御部が、 前記データベース管理部を通じて取得した少なくとも一
つの探索対象区域の路線図を前記表示装置に表示すると
ともに当該路線図上で操作者が指定した各滞留拠点の表
示画像をそれぞれ前記表示装置上の相対座標として認識
する位置認識手段と、この位置認識手段が認識した相対
座標と前記データベース管理部が認識する滞留拠点の識
別情報とを対応付ける手段と、少なくとも二つの滞留拠
点の識別情報によって特定される滞留拠点間の該当運行
情報,該当運行関連情報,及び該当運賃情報を前記デー
タベース管理部を通じて取得し、取得した該当運行情報
及び該当運行関連情報から当該滞留拠点間を結ぶ複数の
運行経路候補を決定するとともに、決定した各運行経路
候補を所要時間順、距離順、または所要運賃順に出力す
る運行経路順決定手段と、 前記表示装置に表示されている路線図のうち前記運行経
路順決定手段より出力された各運行経路候補に該当する
部分の表示形態を当該交通機関の運行方向に沿って変化
させる表示制御手段と、 各滞留拠点の識別情報が認識されたときに当該滞留拠点
についての読み表記及び案内情報を前記データベース管
理部より取得して前記表示装置の所定位置に補助表示さ
せる手段と、 各滞留拠点の識別情報と運行日が認識されたときに当該
滞留拠点に関わる時刻表情報を前記データベース管理部
より取得して前記表示装置の所定位置に補助表示する手
段と、 入力された一方の滞留拠点の出発時刻または他方の滞留
拠点の到着時刻を基準としてこれらの滞留拠点間を結ぶ
運行経路候補上に存する各滞留拠点の発着時刻をそれぞ
れ演算し、各演算結果を当該運行経路候補の該当箇所に
付記表示する手段と、 を有していることを特徴とする命令記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23374096A JPH1078981A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 運行案内装置及び命令記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23374096A JPH1078981A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 運行案内装置及び命令記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078981A true JPH1078981A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16959841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23374096A Pending JPH1078981A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 運行案内装置及び命令記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078981A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100330116B1 (ko) * | 2000-03-02 | 2002-03-25 | 윤필상 | 대중교통 종합안내 지식베이스 및 지식베이스 생성방법 |
US6421606B1 (en) | 1999-08-17 | 2002-07-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Route guiding apparatus and medium |
JP2003170830A (ja) * | 2001-12-07 | 2003-06-17 | Nec Soft Ltd | 経路探索システム |
JP2004103006A (ja) * | 2002-08-21 | 2004-04-02 | Toshiba Corp | 交通情報検索システム、交通情報検索方法及び交通情報検索プログラム |
JP2012242997A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Hitachi Ltd | 乗換時間計算システム及び乗換時間計算方法 |
JP2013060039A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Hitachi Systems Ltd | 経路探索システム、経路探索方法および経路探索プログラム |
JP2013205373A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Navitime Japan Co Ltd | 情報処理システム、サーバ、端末装置、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23374096A patent/JPH1078981A/ja active Pending
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