JP2000180197A - 現在位置表示システム、現在位置表示制御装置及び地図デ―タ送信装置 - Google Patents

現在位置表示システム、現在位置表示制御装置及び地図デ―タ送信装置

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JP2000180197A
JP2000180197A JP37591198A JP37591198A JP2000180197A JP 2000180197 A JP2000180197 A JP 2000180197A JP 37591198 A JP37591198 A JP 37591198A JP 37591198 A JP37591198 A JP 37591198A JP 2000180197 A JP2000180197 A JP 2000180197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ迅速に位置確認を行うことのできる
現在位置表示システム等を提供する。 【解決手段】 本システムは、GPS衛星1から送信さ
れるL1帯のC/Aコードを受信する腕時計3と、この
腕時計3との間でデータの送受信可能な携帯端末の電子
手帳2又は携帯電話とで構成されている。電子手帳2は
鞄3等に収容して携帯可能な大きさであり、腕時計3は
一般的な腕時計と同様の大きさ及び外部構造である。腕
時計3は、GPS衛星1からのL1帯のC/Aコードを
復調・解読して現在位置の緯度・経度を割り出すGPS
モジュールを備えている。電子手帳2等はと、地図デー
タを記憶したROMを有しており、腕時計3からの地図
データの要求に従って、現在位置に対応したこれら位置
データと地図データを腕時計3に送信する。すると、腕
時計3はこれを受信して、地図データに基づく地図と位
置データに基づく現在位置とを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在の位置データ
を取得して現在位置を表示する現在位置表示システム、
現在位置表示制御装置及び地図データ送信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、現在位置を検出してこれを表示す
る装置として、携帯型のGPS機器が知られている。こ
の携帯型のGPS機器は、GPSモジュールと地図デー
タ記憶部及び表示部とを備え、GPSモジュールにより
衛星からのGPS情報に基づき現在位置の緯度・経度デ
ータを取得する。そして、表示部に地図データに基づく
地図を表示するとともに、地図上に現在位置の緯度・経
度データに基づく現在位置を表示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GPS
機器にはGPSモジュールと地図データ記憶部及び表示
部等を設けることが不可欠であり、地図データ記憶部に
は複数枚のCDが装填される。したがって、携帯型とは
いえどもGPS機器の機器本体は大型とならざるを得
ず、携帯時には鞄等に入れて持ち運ぶこととなる。した
がって、現在位置を確認する際には、その都度鞄等から
機器本体を取り出した後、表示部に表示されている現在
位置を視認しなければならず、その操作が煩雑となって
しまうのみならず、迅速に位置確認を行うことができな
い。
【0004】本発明はかかる従来の実情に鑑みなされた
ものであり、容易かつ迅速に位置確認を行うことのでき
る現在位置表示システム、現在位置表示制御装置及び地
図データ送信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にあっては、第1の電子機器(図
1の電子手帳2)と第2の電子機器(図1の腕時計3)
とで構成され、前記第1の電子機器は、現在の位置デー
タを取得する位置データ取得手段(図3の位置データ受
信部20)と、この位置データ取得手段により取得した
現在の位置データを送信する送信手段(図3の送受信部
24)とを備え、前記第2の電子機器は、前記送信手段
により送信された現在の位置データを受信する受信手段
(図4の送受信部30)と、この受信手段により受信さ
れた現在の位置データを表示する表示手段(図4の表示
部37)とを備える。したがって、第2の電子機器側に
GPSモジュール等の位置データ取得手段を設けておか
ずとも、受信手段と表示手段とを備えておけば、表示手
段に表示される位置データにより現在位置を確認するこ
とができる。したがって、第2の電子機器の小型化が可
能となり、これにより第2の電子機器を腕等の身体に装
着することが可能となって、その結果位置確認を容易か
つ迅速に行うことが可能となる。
【0006】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記第1の電子機器は、地図データを記憶している地図デ
ータ記憶手段(図5及び図6のROM25)を更に備
え、前記送信手段は、前記位置データ取得手段により取
得された現在の位置データと、この位置データに対応す
る前記地図データとを送信し(図9のSA11)、前記
第2の電子機器の受信手段は、前記送信手段により送信
された前記位置データと前記地図データとを受信し、前
記表示手段は前記地図データに基づく地図と前記位置デ
ータに基づく現在の位置とを表示する(図10のSB
5)。したがって、第2の電子機器の表示手段には、地
図とともに現在位置が表示される。このとき、地図デー
タを記憶している地図データ記憶手段は第1の電子機器
側に設けられていることから、第2の電子機器が大型化
することはない。
【0007】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記第1の電子機器は、前記第2の電子機器が有する前記
表示手段よりも表示面積の大きい表示手段(図1の表示
部27)を備えるとともに、この表示手段に前記地図デ
ータに基づく地図と前記位置データに基づく現在の位置
とを表示させる制御手段を備える。したがって、第1の
電子機器と第2の電子機器とを携帯している状態におい
て、通常時は表示手段の表示面積が小さい第2の電子機
器により位置確認を行い、必要に応じて表示面積が大き
い第1の電子機器により位置確認を行うことにより、迅
速な位置確認を可能にしつつ、詳細に位置確認を行うこ
とが可能となる。
【0008】また、請求項4記載の発明にあっては、前
記制御手段は、要求に応じて前記地図を拡大表示させ
る。したがって、大きな表示面積を有する第1の表示手
段で地図が拡大表示されることにより、より詳細に位置
確認を行うことが可能なる。
【0009】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記第1の電子機器は、前記地図データから前記位置デー
タに対応する地域図データを抽出する抽出手段(図3の
CPU21;図9のSA7)を更に備え、前記送信手段
は前記位置データと前記抽出された地域図データとを送
信し(図3のCPU21;図9のSA11)、前記第2
の電子機器の受信手段は、前記送信手段により送信され
た前記位置データと前記地域図データとを受信し(図1
0のSB3)、前記表示手段は前記地域図データに基づ
く地域図と前記位置データに基づく現在の位置とを表示
する(図10のSB5)。したがって、第2の電子機器
の表示手段には、抽出された地域図データに基づき詳細
な地域図が現在位置とともに表示され、より明確に現在
位置を把握することが可能となる。
【0010】また、請求項6記載の発明にあっては、前
記第1の電子機器は、前記地図データから前記位置デー
タに対応する地域図データを抽出する抽出手段(図3の
CPU21;図9のSA7)を更に備え、前記送信手段
は前記位置データと前記抽出された地域図データに対応
する地図記号データとを送信し(図3のCPU21;図
9のSA11)、前記第2の電子機器の受信手段は、前
記送信手段により送信された前記位置データと前記地図
記号データとを受信し(図10のSB3)、前記表示手
段は前記位置データと前記地図記号データとを表示する
(図10のSB5)。つまり、この発明の場合、第1の
電子機器からは、画像データである地域図データそのも
のは送信することなく、地図記号データを送信すること
から、送信に要する時間の短縮が図れる。
【0011】また、請求項7記載の発明にあっては、前
記第2の電子機器は、前記第1の電子機器にデータの提
供を要求するデータ要求信号を送信する要求信号送信手
段(図4の電磁誘導コイル30a)を更に備え、前記第
1の電子機器の送信手段は、前記データ要求信号に応じ
て(図9のSA8)、前記各データ送信する。したがっ
て、第2の電子機器からデータ要求信号が送信された場
合にのみ、第1の電子機器から位置データや地図データ
が送信されることとなり、無用なデータ送信が行われる
ことがない。
【0012】また、請求項8記載の発明にあっては、前
記データ要求信号は、電磁誘導コイル(図4の電磁誘導
コイル30a)による誘導起電力(図9のSA8)であ
る。したがって、第1及び第2の電子機器が接近した場
合、換言すれば同一人のユーザが第1及び第2の電子機
器を携帯している、適正な使用状態である場合に、デー
タ送信が行われることとなり、不使用時における無用な
データ送信が防止される。
【0013】また、請求項9記載の発明にあっては、前
記第1の電子機器は携帯可能な電子機器(図1の2)で
あり、前記第2の電子機器が腕に装着するリスト機器
(図1の3)である。したがって、第1の電子機器を鞄
等に入れて携帯し、第2の電子機器を腕に装着して携帯
することにより、位置確認の都度鞄から取り出すことな
く、時間を確認すると同様の感覚で腕時計を視認する容
易な操作により、位置確認が可能となる。
【0014】また、請求項10記載の発明にあっては、
外部から取得した現在の位置データに基づき現在位置を
表示する表示部(37)を備えている現在位置表示装置
において、前記現在の位置データを外部へ送信するとと
もに、この現在の位置データに対応する地図データを要
求するためのデータ要求信号を送信する送信手段(3
0)と、この送信手段により送信されたデータ要求信号
に従って外部から送信される前記地図データを又は当該
地図データ内の一部の地域図データを受信する受信手段
(30)と、この受信手段により受信された地図データ
又は地域図データに基づく地図を現在位置とともに前記
表示部に表示させる表示制御手段(SB5)とを備え
る。したがって、地図データや地域図データが記憶され
ていなくとも、地図と現在位置とを表示部に表示させる
ことが可能となる。
【0015】また、請求項11記載の発明にあっては、
前記各手段を、腕に装着するリスト機器に設けてある。
【0016】また、請求項12記載の発明にあっては、
地図データを記憶している地図データ記憶手段(25)
と、外部から送信される現在位置データと地図データの
要求信号とを受信する受信手段(24)と、前記要求信
号に従って、前記現在位置データに対応した地図データ
又は地図データ内の一部の地域図データを前記地図デー
タ記憶手段から読み出して外部に送信する送信手段(2
4)とを備える。したがって、これらデータを受信する
相手機器において、地図データや地域図データが記憶さ
れていなくとも、地図と現在位置とを表示させることが
可能となる。
【0017】また、請求項13記載の発明にあっては、
前記各手段を、携帯可能な電子手帳に設けてある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。
【0019】[第1の実施の形態]図1、図2(A)及び
図2(B)に示すように、本実施の形態にかかるシステ
ムは、GPS衛星1から送信されるL1帯のC/Aコー
ドを受信する携帯端末としての電子手帳2と、この電子
手帳2との間でデータの送受信可能な腕時計3とで構成
されている。電子手帳2は鞄3等に収容して携帯可能な
大きさであり、腕時計3は一般的な腕時計と同様の大き
さ及び外部構造である。
【0020】図3は、電子手帳2の回路構成を示すブロ
ック図であり、電子手帳2は、位置データ受信部20を
有している。この位置データ受信部20は、GPSアン
テナ20A、及びGPSアンテナ20Aにより受信した
GPS衛星1からのL1帯のC/Aコードを復調・解読
して現在位置の緯度・経度を割り出すGPSモジュール
20Bを有しており、GPSモジュール20Bにより割
り出された緯度・経度の情報はCPU21に取り込まれ
る。CPU21は、この電子手帳2の各部を制御するも
のであって、入力部22、報知部23、送受信部24、
ROM25、RAM26、及び表示部27が接続されて
いる。
【0021】入力部22は、電源スイッチ22亜Aが設
けられている他、電子手帳2として機能するために必要
な文字入力キー22B等や、GPS装置として機能する
ために必要な地図表示、送信モードキー22C、時刻表
示モードキー22D、その他の各種操作キー22Eが設
けられている。さらに、入力部22には、表示部27に
積層されてペンP(図11参照)のタッチ位置を検出す
るタッチセンサ27Aが設けられている。報知部23
は、放音により報知を行うスピーカ23A等あるいは、
振動により報知を行うバイブレータ23B等で構成され
ている。また、送受信部24は、後述する腕時計3の送
受信部30と送受信を行うものであって、電磁誘導コイ
ル24aを具備している。ROM25には、CPU21
が各部を制御するに必要なシステムプログラムが記憶さ
れているとともに、後述する各データが記憶されている
地図データエリア25aと対応エリア25bとが設けら
れている。RAM26は、CPU21のワークエリアと
して使用されるのみならず、後述する記憶エリアが設け
られており、表示部27は、LCD及びLCD駆動回路
等で構成されている。
【0022】図4は、腕時計3の回路構成を示すブロッ
ク図であり、各部を制御するCPU31には、送受信部
30、入力部32、時計部33、報知部34、ROM3
5、RAM36及び表示部37が接続されている。送受
信部30は、前記電子手帳2の送受信部24との間でデ
ータの送受信を行うものであって、電磁誘導コイル30
aを備えている。入力部32は、腕時計3として機能す
るために必要な時刻修正キー等や、位置表示を行うため
に必要な各種の操作キーが設けられている。時計部33
は、所定周波数のクロック信号を分周して現在年月日及
び時刻を計時し、CPU31に入力するものである。報
知部34は、放音により報知を行うスピーカ34A等あ
るいは、振動により報知を行うバイブレータで構成さ
れ、ROM35には、CPU31が各部を制御するに必
要なシステムプログラムが記憶されており、RAM36
は、CPU21のワークエリアとして使用される。ま
た、表示部37は、LCD及びLCD駆動回路等で構成
されており、前記電子手帳2の表示部27よりも遥かに
小さい表示面積を有している。
【0023】前記電子手帳2のROM25に設けられて
いる地図データエリア25aには、図5に示すように、
第1ページから第nページまでの各ページ毎の地図デー
タ40が格納されている。これら地図データ40は、2
図(B)に示す紙の地図帳KTの各ページと対応してい
る。各地図データ40は、紙の地図帳KTの各ページに
伏された地図と対応しており、同地図帳KTと同様、横
軸のA〜D区分及び縦軸の1〜4区分で区画された16
個の矩形からなる地域図T1〜T16で構成されてい
る。また、各地図データ40には、各地域図T1〜T1
6の四隅の位置データ(X,Y)が緯度・経度により記
憶されている。つまり、横軸区分が“A”で縦軸区分が
“1”である地域図T1の場合、左上部の緯度経度(X
1,Y1)、左下部の緯度経度(X2,Y1)、右上部
の緯度・経度(X1,Y2)、右下部の緯度・経度(X
2,Y2)が記憶されており、他の地域図についても同
様に位置データが緯度・経度で記憶されているのであ
る。
【0024】電子手帳2のROM25に設けられている
対応エリア25bには、図6に示すように、ページエリ
ア251、記号エリア252、位置データエリア25
3、地域図NO.エリア245、及び地域名エリア25
5が設けられている。ページエリア251には、前記地
図データ40の各ページ番号が記憶されており、記号エ
リア252には、当該ページ番号の地図データに含まれ
ている地域図を特定する横軸のアルファベットと縦軸の
数値とが記憶されている。位置データエリア253に
は、当該地域図の最大緯度(つまり左上部と右上部の緯
度)と最小緯度(左下部と右下部の緯度)、及び最大経
度(つまり左上部と左下部の緯度)と最小経度(右上部
と右下部の緯度)とが記憶されている。地域図NO.エ
リア245には、当該地域図のNO.(T1、T2、・
・・)が記憶され、地域名エリア255には、当該地域
図の地域名(能登半島等)が記憶されている。
【0025】また、電子手帳2のRAM26には、図7
(A)に示すように、CPU21のワーク用である電子
手帳のRAMエリア26a、取得した現在位置データ
(緯度・経度)を格納する現在位置データエリア26
b、この現在位置データが属する地域図のデータ(N
O.T1〜Tn)を格納する地域図データエリア26
c、当該地域図が属する地図のページと、前記アルファ
ベット及び数値を格納する地域図データの記号格納エリ
ア26d、地域図の地域名を格納する地域名エリア26
e、各ページ全体の地図データ、記号、現在位置マーク
等の表示部27に供給する表示用データを格納する表示
用データエリア26fが設けられている。
【0026】他方、腕時計3のRAM36にも、図7
(B)に示すように、同様の各エリアが設けられてい
る。すなわち、CPU31のワーク用である腕時計のR
AMエリア36a、取得した現在位置データ(緯度・経
度)を格納する現在位置データエリア36b、この現在
位置データが属する地域図のデータ(NO.T1〜T
n)を格納する地域図データエリア36c、当該地域図
が属する地図のページと前記アルファベット及び数値を
格納する地域図データの記号格納エリア36d、地域図
の地域名を格納する地域名エリア36e、地域図データ
(地域図の地図データ)、記号、現在位置マーク等の表
示部27に供給する表示用データを格納する表示用デー
タエリア36fが設けられている。
【0027】図8は、電子手帳2から腕時計3にデータ
を送信する際の送信フォーマットを示すものであり、本
実施の形態において送信フォーマット(A)と(B)と
が用いられる。送信フォーマット(A)は、画像データ
Gと文字データMとで構成され、画像データGは、T1
〜Tnのいずれか一つの地域図データGAであり、文字
データMは当該地域図が属するページ、アルファベッ
ト、数値の各記号データMAと、現在位置を示す緯度・
経度の位置データMBとからなる。
【0028】送信フォーマット(B)は、文字データM
のみで構成され、この文字データMは当該地域図が属す
るページ、アルファベット、数値の各記号データMA
と、現在位置を示す緯度・経度の位置データMBとから
なる。
【0029】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、まず、電子手帳2側の処理について説明すると、こ
の電子手帳2のCPU21はROM25に格納されてい
るプログラムに基づき、図9に示すフローチャートに従
って動作する。
【0030】すなわち、地図表示・送信モードキー22
Cの操作により地図表示・送信モードが設定されるまで
待機し(ステップSA1)、地図表示・送信モードが設
定されたならば、GPS衛星1からの現在位置データを
位置データ受信部20にて受信してこれを取り込み、R
AM26の現在位置データエリア26bに格納するとと
もに、報知部23を動作させて位置データを取得したこ
とを報知する(ステップSA2)。
【0031】次に、この取得した現在位置(緯度・経
度)に属する地図データのページを、ROM25の対応
エリア25bの位置データに基づいて検索する(ステッ
プSA3)。すなわち、図6に示したように、電子手帳
2のROM25に設けられている対応エリア25bに
は、ページエリア251に前記地図データ40の各ペー
ジ番号が記憶されており、位置データエリア253に当
該地域図の最大緯度と最小緯度、及び最大経度と最小経
度とが記憶されている。よって、位置データエリア25
3を検索して、取得した現在位置の緯度・経度が、共に
最大緯度と最小緯度内であって最大経度と最小経度内で
ある行を検索した後、ページエリア251から対応する
ページ番号を読み出す(ステップSA4)。
【0032】引き続き、この検索されたページに対応す
る地図データ40をROM25の地図データエリア25
a(図5)から、その記号(アルファベット、数値)と
ともに読み出してRAM26の表示用データエリア26
fに格納する(ステップSA4)。さらに、当該ページ
の全体の地図と記号とを表示部27に表示させるととも
に、取得した現在位置に対応する位置に現在位置マーク
GMを表示する(ステップSA5)。このステップSA
5での処理により、図11に示すように、電子手帳2の
表示部27には、現在位置が属するページの地図が表示
されるとともに、現在位置に対応する位置に現在位置マ
ークGMが表示される。
【0033】次に、この表示された地図TZ上において
いずれかの地域図へのペンタッチがなかったか否かを判
別し(ステップSA6)、ペンタッチがあった場合に
は、後述するペンタッチ処理(ステップSA12)を行
う。しかし、ペンタッチがない場合には、現在位置に属
する地域図データ、それの記号(ページ、アルファベッ
ト、数値)、地域名を抽出し、RAM26の対応するエ
リア26b〜26eに格納するとともに、報知部23を
動作させて抽出を完了したことを報知する(ステップS
A7)。
【0034】引き続き、電磁誘導コイル24aの誘導起
電力(データ要求信号)が所定位置以上であるか否かを
判別する(ステップSA8)。このとき、図1に示した
ように、ユーザUが、鞄4内に携帯している電子手帳2
に、腕時計3を装着している腕を接近すると、電子手帳
2側の誘導コイル24aと腕時計3側の誘導コイル30
aとが近接し、ことれにより、両者の誘導起電力が所定
値以上となると、ステップSA8からステップSA9に
進み、送信しようとする記号が前回と同じであるか否か
を判別する(ステップSA9)。
【0035】このステップSA9での判別の結果、送信
しようとする記号が前回と同じであれば、後述するステ
ップSA11での処理により、当該記号に対応する地域
図データは送信済みである。したがって、ステップSA
9の判別がYESである場合には、地域図データは送信
する必要がないので、図8のフォーマット(B)を用い
て、現在位置データのみを送信するとともに、送信が完
了したならば報知部23を動作させてこれを報知する
(ステップSA10)。よって、この場合には画像デー
タである地域図データを送信しないので、その分送信に
要する時間の短縮を図ることができる。
【0036】しかし、ステップSA9での判別の結果、
送信しようとする記号が前回と異なった場合は、ユーザ
Uが前回とは異なる地域へ移動したこと(例えば「A−
1」から「A−2」へ)を意味するので、改めて現在位
置に属する地域図データ、それの記号等を送信する必要
がある。したがって、ステップSA9の判別がNOであ
る場合には、図8のフォーマット(A)を用いて、現在
位置に属する地域図データ、それの記号等を送信すると
ともに、送信が完了したならば報知部23を動作させて
これを報知する(ステップSA11)。
【0037】次に、腕時計3側の処理につき説明すれ
は、この腕時計3のCPU31はROM35に格納され
ているプログラムに基づき、図10に示すフローチャー
トに従って動作する。
【0038】すなわち、地域図受信・受信表示モードキ
ー32Aによる地域図受信・表示モードが設定されてい
るか否かを判別し(ステップSB1)、該モードが設定
されているならば、電磁誘導コイル30aの誘導起電力
の値が所定値以上であるか否かを判別する(ステップS
B2)。このとき、前述したようにユーザUが携帯して
いる電子手帳2に対し腕時計3を近接させると、電磁誘
導コイル30aの誘導起電力の値は所定値以上となる。
よって、腕時計3は、外部(電子手帳2)からのデー
タ、つまり現在位置に属する地域図データ、それの記
号、現在位置データ等を送受信部30にて受信して、R
AM36の対応するエリア36b〜36eに格納する
(ステップSB3)。
【0039】次に、この受信したデータ中に現在の位置
データ以外に地域図データを含むか否かを判別する(ス
テップSB4)。そして、地域図データを含む場合、つ
まり前述した図9のフローにおけるステップSA11の
処理が行われて、現在位置に属する地域図データ、それ
の記号等が送信されてきた場合には、現在位置データに
対応した現在位置マークを付けて地域図を表示するとと
もに、記号、地域名も併せて表示し、表示が完了したな
らば報知部34を動作させて表示完了を報知する(ステ
ップSB5)。したがって、このステップSB5での処
理により、図12(A)に例示するように、腕時計3の
表示部37には地域図T1が表示され、この地域図T1
の現在位置に対応する位置に現在位置マークGMが表示
されるとともに、地域名TMの「能登半島」、ページP
Gと横軸のアルファベットAFと縦軸の記号KG「1A
−1」が表示される。
【0040】しかし、ステップSB4での判別の結果、
受信したデータが現在位置データのみであった場合、つ
まり前述した図9のフローにおけるステップSA10の
処理が行われて、現在の位置データのみが送信されてき
た場合には、現在表示中の地域図中に、現在位置データ
に対応して現在位置マークGMを表示し、表示が完了し
たならば報知部34を動作させて表示完了を報知する
(ステップSB9)。したがって、ステップSB5とス
テップSB9との処理により、現在位置が表示されてい
る地域図の範囲内であれば、現在位置マークGMの位置
のみが変化し、現在位置が表示されている地域図の範囲
外となった場合には、新たな地域図が表示されて現在位
置に対応する位置に現在位置マークGMが表示されるこ
ととなる。
【0041】他方、ステップSB1での判別の結果、地
域図受信・表示モードが設定されていない場合には、時
刻表示モードキー32Bによる時刻表示モードが設定さ
れているか否かを判別し(ステップSB6)、時刻表示
モードが設定されている場合には、日付、曜日を含む現
在時刻を表示する処理実行し(ステップSB7)、これ
により、表示部37には図12(B)に示すように、現
在時刻等が表示されることとなる。また、ステップSB
6での判別の結果、時刻表示モードが設定されていない
場合には、この腕時計3が有している機能に応じたその
他の処理を実行する(ステップSB8)。
【0042】他方、前述した図9におけるステップSA
12のペンタッチ処理は、図13に示すフローチャート
に従って行われる。すなわち、ペンタッチされた地域図
に対応する記号を抽出してRAM26の所定エリアに格
納する(ステップSC1)。引き続き、抽出された記号
に対応する拡大地域図データをROM25の地図データ
エリア25aから読み出し、RAM26の表示用データ
エリア26fに格納した後(ステップSC2)、この拡
大地域図データに基づく拡大地域図を表示部27の表示
画面一杯に表示する(ステップSC3)。したがって、
図11に示すように、電子手帳2の表示部27に地域図
T1が表示されている状態で、現在位置の細分された地
域図を拡大表示するために、この地域図T1を構成して
いるマトリクス状の各ます目の「A−1」から「D−
4」のうち、「A−1」をペンPによりタッチすると、
この地域図「A−1」が、図14に示すように、最大の
表示画面の「T1−1」〜「T1−16」に拡大表示さ
れる。よって、例えば登山中の休憩時等においては、ペ
ンタッチ操作で電子手帳2の表示部27に地域図を拡大
表示させることにより、登山ルートを明瞭に確認するこ
とが可能となる。
【0043】なお、この実施の形態にいては、電子手帳
2の送受信部24に電磁誘導コイル24aを設けるよう
にしたが、位置データ受信部20に電磁誘導コイル24
aを設けて、この電磁誘導コイル24aをGPS衛星1
からのデータを受信するための受信アンテナとして兼用
させるようにしてもよい。
【0044】[第2の実施の形態]図15(A)及び
(B)は、本発明の他の実施の形態を示すものであり、
本実施の形態は基地局50と、最寄りの基地局50と交
信を行う携帯電話機51及び腕時計3で構成されてい
る。携帯電話機51は、PHS(Personal Handyhpone
System)タイプであって、周知のPHS送受信回路を
内蔵しているとともに、図3に示した電子手帳2と同様
の回路を内蔵している。また、腕時計3は図4に示した
前記実施の形態と同様の回路構成を内蔵している。
【0045】かかる実施の形態において、携帯電話機5
1は図16に示すフローチャートに従って動作し、着信
に伴って基地局50から送信元の電話番号を受信して、
RAM26の所定エリア26gに格納する(ステップS
D1)。この格納された送信元の電話番号SDは表示部
27に表示される。引き続き、報知部23を動作させて
着信を報知し、あるいは表示部27での「着信」という
文字表示により着信を報知した後(ステップSD2)、
発信元電話番号に対するグループを認識する。すなわ
ち、この携帯電話機51に設けられている電話帳メモリ
には、有線で交信を行う固定電話、PHS等のグループ
毎に電話番号リストが記憶されており、固定電話のグル
ープの場合、電話番号とともに加入者住所が記憶されて
いる。一方、電話番号は、市外局番−市内局番−加入者
番号で構成されており、市外局番及び市内局番から、送
信元の電話が固定電話であるかPHS等の移動電話であ
るかを識別することができる。よって、送信元電話番号
の局番から、それが固定電話のグループかPHSのグル
ープかを認識する。
【0046】次に、この認識した電話番号リストのグル
ープを読み込み(ステップSD4)、読み込んだ電話番
号リストと発信元電話番号との間のをマッチングを図っ
た後(ステップSD5)、位置データを読み込む(ステ
ップSD6)。すなわち、発信元電話が固定電話であれ
ば、電話番号に対応する加入者住所を位置データとして
読み込む。また、発信元電話がPHSである場合には、
着信信号に最寄り(300m以内)の基地局の位置デー
タが含まれていることから、この基地局の位置データを
読み込む。引き続き、位置データに対応する地図TZを
表示するとともに、発信元電話の現在位置マークGMを
表示し(ステップSD7)、これにより携帯電話機51
の表示部27には、送信元の電話番号SD、発信元電話
機の現在位置GMが地図TZとともに表示されることと
なる。
【0047】一方、腕時計3は、図17に示すフローチ
ャートに従って動作し、着信に伴って携帯電話機51が
発信する着信応答信号を受信するまで待機する(ステッ
プSE1)。そして、携帯電話機51への着信に伴って
着信応答信号TOを受信したならば、報知部34を動作
させて着信を報知し、あるいは表示部27での「着信」
という文字表示により着信を報知した後(ステップSE
2)、着信応答中の当該携帯電話機51の位置データを
受信して、RAM36の所定エリアに格納する(ステッ
プSE3)。すなわち、この携帯電話機51はPHSで
あることから、前述のように最寄りの基地局と交信し
て、該基地局の位置データを取得しており、よって、こ
の最寄りの基地局の位置データを当該携帯電話機51の
現在の位置データとして、RAM36の所定エリアに格
納する。
【0048】次に、この格納した位置データとGM地域
図TZの記号AF,KGを表示する(ステップSE
4)。したがって、この位置データを視認することによ
り、着信を受けたユーザは今自分がいる位置を知ること
ができるとともに、携帯電話機1の表示部で記号AF,
KGに対応する地域図部分を視認することにより、地図
上で自分がいる位置を知ることもできる。つまり、この
実施の形態によれば、送信元の電話機、ひいては電話を
かけている人物の現在位置と自己の現在位置を共に知る
ことが可能となる。
【0049】なお、この実施の形態においては、腕時計
側に位置データと地域図の記号のみを表示させるように
したが、前述した実施の形態と同様に、腕時計3側に地
域図を表示させて、該地域図上に現在位置を表示させ、
あるいは送信元を示す地域図と現在位置マークとを表示
するようにしてもよい。
【0050】[第3の実施の形態]図18〜21は、本発
明の第3の実施の形態を示すものであり、図18に示す
ように、腕時計3側に、GPS衛星1(あるいはFM多
重放送、ビーコン1B)からの信号を受信する位置デー
タ受信アンテナ20Aが設けられ、図19及び図20に
示すように、位置データ受信部20が電子手帳2側では
なく、腕時計3側に設けられている点、前述した実施の
形態とは異なっている。
【0051】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、まず、腕時計3側の処理について説明すると、この
腕時計3のCPU31はROM35に格納されているプ
ログラムに基づき、図21に示すフローチャートに従っ
て動作する。
【0052】すなわち、地域図受信・受信表示モードキ
ー32Aによる地域図受信・表示モードが設定されてい
るか否かを判別し(ステップSF1)、該モードが設定
されているならば、GPS衛星1からの現在位置データ
を位置データ受信部20にて受信してこれを取り込み、
RAM36の現在位置データエリア36bに格納すると
ともに、報知部34を動作させて位置データを取得した
ことを報知する(ステップSF2)。次に、電磁誘導コ
イル30aの誘導起電力の値が所定値以上であるか否か
を判別し(ステップSF3)、前述したようにユーザU
が携帯している電子手帳2に対し腕時計3を近接させる
と、電磁誘導コイル30aの誘導起電力の値は所定値以
上となる。よって、ステップSF3からステップSF4
に進み、前述のステップSF2で得た現在位置データに
対応する地域図データを要求する要求信号を送信する。
そして、これに応答して電子手帳2側(外部)からデー
タが送信されてくると、該データ、つまり現在位置に属
する地域図データ、それの記号、現在位置データ等を送
受信部30にて受信して、RAM36の対応するエリア
36b〜36eに格納する(ステップSF5)。しかる
後に、前述した図10のフローチャートにおけるステッ
プB4〜SB9の処理をステップSF6〜SF12で行
う。
【0053】一方、電子手帳2のCPU21はROM2
5に格納されているプログラムに基づき、図22に示す
フローチャートに従って動作する。
【0054】すなわち、地図表示・送信モードキー22
Cの操作により地図表示・送信モードが設定されるまで
待機し(ステップSG1)、地図表示・送信モードが設
定されたならば、電磁誘導コイル24aの誘導起電力
(データ要求信号)が所定位置以上であるか否かを判別
する(ステップSG2)。そして、図1に示したよう
に、ユーザUが、鞄4内に携帯している電子手帳2に、
腕時計3を装着している腕を接近すると、電子手帳2側
の誘導コイル24aと腕時計3側の誘導コイル30aと
が近接し、ことれにより、両者の誘導起電力が所定値以
上となると、ステップSG2からステップSG3に進
む。そして、ステップSG3〜SG8では、前述した図
9のステップSA2〜SA7と同様の処理を実行すると
ともに、ステップSG9〜SG11ではステップSA9
〜SA11と同様の処理を実行するのである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の電
子機器側で、現在の位置データを取得してこれを送信
し、第2の電子機器側で、この送信した現在の位置デー
タを受信してこれを表示するようにした。よって、第2
の電子機器側にGPSモジュール等を設けておかずと
も、表示される位置データにより現在位置を確認するこ
とができる。したがって、第2の電子機器の小型化が可
能となり、これにより第2の電子機器を腕等の身体に装
着することが可能となって、その結果位置確認を容易か
つ迅速に行うことが可能となる。
【0056】また、第1の電子機器には、地図データを
記憶している地図データ記憶手段を設けておくが、第2
の電子機器には、同じような地図データ記憶手段を設け
ておかず、第1の電子機器から現在の位置データとこれ
に対応する地図データとを送信し、第2の電子機器でこ
れらを受信して、この送信された地図データに基づく地
図と位置データに基づく現在の位置とを表示するように
した。よって、第2の電子機器が大型化を伴うことな
く、地図とともに現在位置を表示して明瞭な現在位置表
示を行うことができる。
【0057】また、第1の電子機器が、第2の電子機器
よりも表示面積の大きい表示手段を備えて、この表示手
段に地図データに基づく地図と位置データに基づく現在
の位置とを表示させる構成とした。よって、第1の電子
機器と第2の電子機器とを携帯することにより、通常時
は表示手段の表示面積が小さい第2の電子機器により位
置確認を行い、必要に応じて表示面積が大きい第1の電
子機器により位置確認を行うことができ、これにより迅
速な位置確認を可能にしつつ、詳細に位置確認を行うこ
とが可能となる。
【0058】また、第1の電子機器で、要求に応じて地
図を拡大表示させるようにしたことから、大きな表示面
積を有する第1の表示手段で地図が拡大表示されること
により、必要に応じてより詳細に位置確認を行うことが
可能なる。
【0059】また、第1の電子機器側で、記憶されてい
る地図データのなかから、位置データに対応する地域図
データのみを抽出して現在の位置データとともに送信
し、第2の電子機器側でこれを受信してこの受信した地
域図データに基づく地域図と前記位置データに基づく現
在の位置とを表示するようにしたことから、容易、迅速
かつより明確に現在位置を把握することが可能となる。
【0060】また、第1の電子機器側から、地域図デー
タではなく、その地図データのなかから抽出した地域図
データに対応する地図記号データと現在の位置データと
のみを送信し、第2の電子機器側でこれらを受信して表
示するようにしたことから、画像データである地域図デ
ータの送信を伴うことがなく、送信に要する時間の短縮
を図ることができ、しかも、第2の電子機器側では受信
した地図記号データと現在位置とが表示されることか
ら、地図記号データに基づき紙の地図を参照することに
より、現在位置を把握することも可能となる。
【0061】また、第2の電子機器側から地図データ、
現在の位置データ等のデータの提供を要求するデータ要
求信号を送信し、これに応じて第1の電子機器側から前
記各データ送信するようにしたことから、第2の電子機
器からデータ要求信号が送信された場合にのみ、第1の
電子機器から位置データや地図データが送信されること
となり、無用なデータ送信を回避して効率的にデータ送
信を行うことことができる。
【0062】また、データ要求信号の送信、地図データ
等の受信を第1及び第2の各電子機器に設けた電磁誘導
コイルによる電磁誘導作用にて行うようにし、第1及び
第2の電子機器と接近した場合に限り行うようにしてい
る。、換言すれば同一人のユーザが第1及び第2の電子
機器を必要なときにのみ近接させるようにしている。よ
って、不使用時における無用なデータ送信を防止するこ
とができる。
【0063】また、第1の電子機器は携帯可能な電子機
器(たとえば、携帯パソコン、携帯電話などの携帯端末
又は電子手帳)であり、前記第2の電子機器は、腕に装
着するリスト機器(たとえば、腕時計)であれば、電子
手帳を鞄等に入れて携帯し、腕時計を腕に装着して携帯
することにより、位置確認の都度電子手帳を鞄から取り
出すことなく、時間を確認すると同様の感覚で腕時計を
視認する容易な操作により、位置確認が可能となる。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるシステムの
使用例を示すイメージ図である。
【図2】(A)はシステム概要図、(B)地図帳を示す
斜視図である。
【図3】電子手帳のブロック構成図である。
【図4】腕時計のブロック構成図である。
【図5】電子手帳におけるROMの地図データエリアの
構成を示す模式図である。
【図6】電子手帳におけるROMの対応エリアの構成を
示す模式図である。
【図7】(A)は電子手帳のRAMの構成を示す模式
図、(B)は腕時計のRAMの構成を示す模式図であ
る。
【図8】電子手帳から腕時計への送信フォーマットを示
す図である。
【図9】電子手帳側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】腕時計側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】電子手帳側の表示例を示す図である。
【図12】(A)は腕時計側の地域図受信・表モードに
おける表示例、(B)は時刻表示モードにおける表示例
を示す図である。
【図13】ペンタッチ処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図14】拡大表示例を示す図である。
【図15】(A)は本発明の第2の実施の形態を示すシ
ステム構成図である。
【図16】同実施の形態における携帯電話機側の処理を
示すフローチャートである。
【図17】同実施の形態における腕時計側の処理を示す
フローチャートである。
【図18】本発明の第3の実施の形態を示すシステム概
要図である。
【図19】同実施の形態における電子手帳のブロック構
成図である。
【図20】同実施の形態における腕時計のブロック構成
図である。
【図21】腕時計側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図22】電子手帳側の処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 GPS衛星 2 電子手帳 3 腕時計 21 CPU 24 送受信部 24a 電磁誘導コイル 25 ROM 25a 地図データエリア 25b 対応エリア 27 表示部 31 CPU 30 送受信部 30a 電子誘導コイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 H 9A001 Fターム(参考) 2C032 HB21 HB22 HC01 HC11 HC27 HD03 2F029 AA07 AB07 AC02 AC14 AC18 5H180 AA21 BB01 BB04 BB05 FF05 FF22 FF25 FF27 FF33 5J062 BB05 CC07 HH04 HH05 5K067 AA34 BB04 BB36 EE02 FF03 FF23 JJ56 9A001 JJ11 JJ78

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子機器と第2の電子機器とで構
    成され、 前記第1の電子機器は、 現在の位置データを取得する位置データ取得手段と、 この位置データ取得手段により取得した現在の位置デー
    タを送信する送信手段とを備え、 前記第2の電子機器は、 前記送信手段により送信された現在の位置データを受信
    する受信手段と、 この受信手段により受信された現在の位置データを表示
    する表示手段とを備えることを特徴とする現在位置表示
    システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の電子機器は、地図データを記
    憶している地図データ記憶手段を更に備え、前記送信手
    段は、前記位置データ取得手段により取得された現在の
    位置データと、この位置データに対応する前記地図デー
    タとを送信し、 前記第2の電子機器の受信手段は、前記送信手段により
    送信された前記前記位置データと前記地図データとを受
    信し、前記表示手段は前記地図データに基づく地図と前
    記位置データに基づく現在の位置とを表示することを特
    徴とする請求項1記載の現在位置表示システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の電子機器は、前記第2の電子
    機器が有する前記表示手段よりも表示面積の大きい表示
    手段を備えるとともに、この表示手段に前記地図データ
    に基づく地図と前記位置データに基づく現在の位置とを
    表示させる制御手段を備えることを特徴とする請求項2
    記載の現在位置表示システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、要求に応じて前記地図
    を拡大表示させることを特徴とする請求項3記載の現在
    位置表示システム。
  5. 【請求項5】 前記第1の電子機器は、前記地図データ
    から前記位置データに対応する地域図データを抽出する
    抽出手段を更に備え、前記送信手段は前記位置データと
    前記抽出された地域図データとを送信し、 前記第2の電子機器の受信手段は、前記送信手段により
    送信された前記位置データと前記地域図データとを受信
    し、前記表示手段は前記地域図データに基づく地域図と
    前記位置データに基づく現在の位置とを表示することを
    特徴とする請求項2又は3記載の現在位置表示システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記第1の電子機器は、前記地図データ
    から前記位置データに対応する地域図データを抽出する
    抽出手段を更に備え、前記送信手段は前記位置データと
    前記抽出された地域図データに対応する地図記号データ
    とを送信し、 前記第2の電子機器の受信手段は、前記送信手段により
    送信された前記位置データと前記地図記号データとを受
    信し、前記表示手段は前記位置データと前記地図記号デ
    ータとを表示することを特徴とする請求項2又は3記載
    の現在位置表示システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の電子機器は、前記第1の電子
    機器にデータの提供を要求するデータ要求信号を送信す
    る要求信号送信手段を更に備え、前記第1の電子機器の
    送信手段は、前記データ要求信号に応じて、前記各デー
    タ送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の現在位置表示システム。
  8. 【請求項8】 前記データ要求信号は、電磁誘導コイル
    による誘導起電力であることを特徴とする請求項7記載
    の現在位置表示システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の電子機器は携帯可能な電子手
    帳であり、前記第2の電子機器が腕に装着するリスト機
    器であることを特徴とする請求項1から8にいずれか記
    載の現在位置表示システム。
  10. 【請求項10】 外部から取得した現在の位置データに
    基づき現在位置を表示する表示部を備えている現在位置
    表示装置において、 前記現在の位置データを外部へ送信するとともに、この
    現在の位置データに対応する地図データを要求するため
    のデータ要求信号を送信する送信手段と、 この送信手段により送信されたデータ要求信号に従って
    外部から送信される前記地図データを又は当該地図デー
    タ内の一部の地域図データを受信する受信手段と、 この受信手段により受信された地図データ又は地域図デ
    ータに基づく地図を現在位置とともに前記表示部に表示
    させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする現在
    位置表示装置。
  11. 【請求項11】 前記各手段を、腕に装着するリスト機
    器に設けたことを特徴とする請求項10記載の現在位置
    表示装置。
  12. 【請求項12】 地図データを記憶している地図データ
    記憶手段と、 外部から送信される現在位置データと地図データの要求
    信号とを受信する受信手段と、 前記要求信号に従って、前記現在位置データに対応した
    地図データ又は地図データ内の一部の地域データを前記
    地図データ記憶手段から読み出して外部に送信する送信
    手段と、を備えることを特徴とする地図データ送信装
    置。
  13. 【請求項13】 前記各手段を、携帯可能な電子手帳に
    設けたことを特徴とする請求項10記載の地図データ送
    信装置。
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