JP2005242595A - 公共交通機関情報提供システム - Google Patents

公共交通機関情報提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005242595A
JP2005242595A JP2004050528A JP2004050528A JP2005242595A JP 2005242595 A JP2005242595 A JP 2005242595A JP 2004050528 A JP2004050528 A JP 2004050528A JP 2004050528 A JP2004050528 A JP 2004050528A JP 2005242595 A JP2005242595 A JP 2005242595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
mobile
network
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004050528A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotake Toda
博健 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004050528A priority Critical patent/JP2005242595A/ja
Publication of JP2005242595A publication Critical patent/JP2005242595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】 利用者が公共交通機関の移動体に乗車中でも、目的地までの経路を確実に検索できるようにした公共交通機関情報提供システム,公共交通機関情報提供方法および公共交通機関情報提供プログラムを提供する。
【解決手段】 利用者の携帯端末110から携帯電話網にて目的地に関する検索情報を情報提供センター300で受信して、この検索情報から目的地に関する案内情報301を検索し、携帯電話網で上記携帯端末に送信する公共交通機関情報システム10であって、上記携帯端末が、乗車時に移動体に設置された無線基地局210から無線ネットワークにて移動体ID201を受信し、この移動体IDを検索情報と共に、携帯電話網にて情報提供センターに送信し、上記情報提供センターにて、移動体IDから利用者の現在位置を取得し、その現在位置から目的地までの案内情報を検索し、携帯電話網を介して利用者の携帯端末に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば鉄道,バス等の公共交通機関の利用者が公共交通機関の移動体内にて目的地までの経路,乗換え,料金,到着時刻等に関する案内情報を提供する技術に関する。
従来、乗換え経路案内サービスは、例えばパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェアや、インターネットで提供されるウェブサイトにより提供されており、出発地と目的地を指定することにより、当該出発地から目的地までの公共交通機関の経路,乗換え,料金や到着予想時刻等が利用者の端末機器の表示部に表示されるようになっている。
特にインターネットでのウェブサイトによるサービスにおいては、リアルタイムに公共交通機関の運行状況を参照することにより、より最適な経路を検索することができるようになっている。
さらに、特許文献1において、乗降案内システムが開示されている。
この乗降案内システムによれば、利用者の携帯端末から出発前に送信されてくる出発地および目的地等に基づいて、出発地における公共交通機関の列車名,乗り場,発車時刻,行き先等の乗車案内を、利用者が公共交通機関の移動体に乗り込む前に、利用者の所持する携帯端末に対して送信して、当該携帯端末の表示部に表示させ、また降車駅に近づいたとき、利用者の携帯端末に対して降車案内を送信して、その表示部に表示させ、さらに乗換えの場合には、乗換え駅が近づいたとき、利用者の携帯端末に対して乗換え案内を送信して、その表示部に乗換え駅に接近した旨と、乗換えるべき公共交通機関の列車名,乗り場,発車時刻,行き先等の乗車案内を、利用者の携帯端末の表示部に表示される。
その際、公共交通機関の各車両には、固有の識別情報を利用者の携帯端末に送信する識別データ送信装置が設けられている。これにより、利用者が公共交通機関の車両に乗車または降車したとき、当該車両の乗降に関する情報が利用者の携帯端末からセンター装置に送信され、当該利用者が乗車案内,降車案内または乗換え案内に基づいて、公共交通機関の列車等の車両に正しく乗車または降車しているかを把握することができる。したがって、利用者が公共交通機関の正しくない列車等に誤乗車した場合には、誤乗車した旨を、当該利用者の携帯端末に送信し、その表示部に表示するようになっている。
特開2002−255035号
ところで、従来の乗換え経路案内サービスは、何れも利用者が出発前の静止状態にて、例えば駅,各種施設あるいは住所等の現在地(あるいは設定した出発地)から目的地までのたとえは鉄道,バス等の公共交通機関の経路を探索するようになっている。
したがって、例えば利用者が公共交通機関の列車,バス等の車両に乗車している状態では、利用者の現在位置を設定することができず、目的地までの経路を探索することができなかった。
また、例えばGPS等の測位システムを利用すれば、利用者の現在位置を特定することは可能であるが、当該利用者がどの公共交通機関のどの運行便に乗車しているか等については特定することができない。このため、当該利用者の目的地までの経路、特に到着時刻等を正確に探索することができなかった。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、利用者が鉄道,バス等の公共交通機関の移動体に乗車中であっても、目的地までの経路を確実に検索できるようにした公共交通機関情報提供システム,公共交通機関情報提供方法および公共交通機関情報提供プログラムの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の請求項1記載の公共交通機関情報提供システムは、公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する公共交通機関情報提供システムであって、上記携帯端末が、利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して送信されてくる当該移動体固有の移動体IDを受信して、この移動体IDを上記検索情報と共に、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信すると共に、上記情報提供センターから第一のネットワークを介して送信されてくる上記案内情報を表示部に表示し、上記情報提供センターが、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信すると共に、上記案内情報を第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信する制御部と、上記通信部で受信した上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体の運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得する識別部と、上記通信部で受信した上記検索情報に基づいて、上記識別部により取得された利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として出力する検索部と、を設けた構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、利用者が、ある公共交通機関の移動体に乗車すると、当該移動体に設けられた無線基地局から第二のネットワークを介して送られてくる当該移動体固有の移動体IDを受信する。
そして、乗車後に、利用者が携帯端末で例えば目的地や希望する到着時刻,乗換え回数,料金等の目的地に関する検索情報を入力して、送信を指示する。
これにより、利用者の携帯端末は、乗車時に受信した移動体IDおよび上記検索情報を第一のネットワークを介して情報提供センターに送信する。
これを受けて、情報提供センターの制御部が、これらの移動体IDおよび上記検索情報を受信し、情報提供センターの識別部が、この移動体IDに基づいて、対応する公共交通機関の移動体の運行便情報を得て、当該利用者の現在位置を取得する。
そして、情報提供センターの検索部が、この当該利用者の現在位置そして上記検索情報に基づいて、検索情報に含まれる目的地までの経路情報を検索すると共に、経路情報に乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索して、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報とし、情報提供センターの制御部は、この案内情報を第一のネットワークを介して当該利用者の携帯端末に送信する。
これにより、利用者の携帯端末は、第一のネットワークを介して情報提供センターから送られてくる案内情報を表示部に表示する。
したがって、利用者は、携帯端末の表示部に表示された案内情報を視認することにより、目的地までの経路,乗換え駅,到着予定時刻,料金等の目的地までの案内情報を取得することができる。
請求項2記載の公共交通機関情報提供システムは、上記情報提供センターの識別部が、各公共交通機関の移動体の移動体IDと運行ダイヤにおける運行便情報が関連付けられた移動体IDデータベースを参照して、移動体IDに対応する運行便情報を検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、移動体IDデータベースを参照することによって、情報提供センターの識別部は、容易に移動体IDに対応する運行便情報を取得することができる。
請求項3記載の公共交通機関情報提供システムは、上記識別部が、各公共交通機関の運行状況がリアルタイムに登録された運行状況データベースを参照して、運行便情報を検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、運行状況データベースを参照することによって、情報提供センターの識別部は、例えば事故等による各移動体の運行便変更があったとしても、当該移動体IDに対応する正確な運行便情報を取得することができる。
請求項4記載の公共交通機関情報提供システムは、上記検索部が、各公共交通機関の運行ダイヤが登録された運行ダイヤデータベースを参照して、検索情報に基づいて運行ダイヤを検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、運行ダイヤデータベースを参照することにより、情報提供センターの検索部は、平均所要時間ではなく、実際の運行ダイヤに基づいて、到着時刻を検索することができるので、より正確な到着時刻を取得することができる。
請求項5記載の公共交通機関情報提供システムは、上記検索部が、屋内外の地図情報,歩行可能経路情報が登録された地図情報データベースを参照して、経路情報を検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、公共交通機関の例えば駅等の施設だけでなく、上記地図情報データベースを参照することにより、情報提供センターの検索部は、公共交通機関の移動体の降車駅から目的地までの歩行経路に関する地図情報を取得することができる。
請求項6記載の公共交通機関情報提供システムは、上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの歩行経路等の乗換え情報を検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、乗換え駅等の施設が複雑な構造であったとしても、利用者は、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの経路情報に基づいて、迷わずに当該乗り場まで移動することができ、迅速な乗換えが可能となる。
請求項7記載の公共交通機関情報提供システムは、上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの地図情報を検索する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、乗換え駅等の施設が複雑な構造であったとしても、利用者は、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの地図情報に基づいて、より一層迷わずに当該乗り場まで移動することができ、迅速な乗換えが可能となる。
請求項8記載の公共交通機関情報提供システムは、上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体の運行便情報に対応する移動体IDを検索して案内情報に追加する構成としてある。
請求項9記載の公共交通機関情報提供システムは、上記利用者の携帯端末が、乗換え時に、乗換えた公共交通機関の移動体に設けられた無線基地局から第二のネットワークを介して受信した乗換え後の公共交通機関の移動体の移動体IDを、既に受信している案内情報に含まれる乗換え後の移動体IDと比較して、互いに異なる場合に、その表示部に誤乗車の旨の警告を表示する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、利用者が携帯端末の表示部に表示された目的地までの案内情報に基づいて、乗換えを行なう際に、乗換えが指定された移動体とは異なる移動体に誤乗車した場合、誤乗車した移動体の移動体IDが既に受信している案内情報に含まれる移動体IDと異なるので、携帯端末の表示部に誤乗車の旨の警告が表示される。これにより、利用者は、乗換えにより新たな移動体に乗車したとき、自分の携帯端末の表示部の表示を確認することにより、誤乗車をいち早く知ることができる。
請求項10記載の公共交通機関情報提供システムは、上記利用者の携帯端末が、公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体の無線基地局から第二のネットワークを介して受信した移動体IDを、第一のネットワークを介して情報提供センターに自動的に送信し、上記情報提供センターの制御部が、これを受けて、当該利用者の携帯端末に対して無鳴動設定の制御信号を第一のネットワークを介して送信する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、利用者が携帯端末を所持して公共交通機関の移動体に乗車するとき、携帯端末が当該移動体の移動体IDを第二のネットワークを介して受信して、自動的に第一のネットワークを介して情報提供センターに送信することにより、情報提供センターから当該携帯端末に対して無鳴動設定の制御信号が送信され、当該携帯端末が無鳴動に設定される。これにより、当該携帯端末に携帯端末を所持して公共交通機関の移動体に乗車した利用者が、その携帯端末の呼出し音の鳴動によって、他の乗客に迷惑をかけることがない。
請求項11記載の公共交通機関情報提供システムは、上記情報提供センターの制御部が、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して移動体IDおよび問合せ情報を受信したとき、識別部により当該移動体IDから運行便情報を取得して、当該運行便情報に運行状況を取得して、この運行状況を第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信する構成としてある。
公共交通機関情報提供システムをこのような構成とすると、目的地までの案内情報にしたがって公共交通機関の移動体に乗車している利用者が、例えば当該移動体が遅れている場合等に、移動体IDおよび問合せ情報を第一のネットワークを介して情報提供センターに送信することにより、当該移動体の運行状況を取得することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の請求項12記載の公共交通機関情報提供方法は、公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する公共交通機関情報提供方法であって、上記携帯端末にて、利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して送信されてくる当該移動体固有の移動体IDを受信して、この移動体IDを上記検索情報と共に、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信し、上記情報提供センターにて、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信して、上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体により運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得すると共に、上記検索情報に基づいて、上記利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として、第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信し、上記利用者の携帯端末にて上記案内情報を表示部に表示する構成としてある。
本発明は、このように方法としても実現化することができる。
さらに、上記目的を達成するため、本発明の請求項 記載の公共交通機関情報提供プログラムは、公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する処理をコンピュータに実行させる公共交通機関情報提供プログラムであって、利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信されてくる当該移動体固有の移動体IDと、上記検索情報とを、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信し、上記情報提供センターにて、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信して、上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体により運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得すると共に、上記検索情報に基づいて、上記利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として、第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信して、上記利用者の携帯端末にて上記案内情報を表示部に表示させる構成としてある。
本発明は、このようにプログラムとしても実現化することができる。
このようにして、本発明による公共交通機関情報提供システム,公共交通機関情報提供方法および公共交通機関情報提供プログラムによれば、公共交通機関の移動体に乗車した後に、目的地までの案内情報を取得することができるので、急いで出かける場合であっても、また乗車前に経路を探索する時間がなかったとしても、移動体に乗車した後に、目的地までの経路情報を取得することができると共に、公共交通機関の移動体に乗車中に目的地を変更したい場合であっても、容易に目的地までの案内情報を取得することが可能である。
また、公共交通機関の移動体に乗車する前に、目的地までの案内情報を取得したい場合には、第一のネットワークを介して情報提供センターに検索情報を送信する際に、現在地の情報も付加することによって、公共交通機関の移動体に乗車しておらず、したがって当該移動体の移動体IDを受信していなくても、現在地から目的地までの案内情報を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施形態における情報提供センターの情報処理装置での処理は、プログラムに制御されたコンピュータにより実行される。記録媒体としては、例えば磁気ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものを使用することができる。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、また通信ネットワークを介してコンピュータに読み込ませてもよい。
本発明の公共交通機関情報提供システムの第一の実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態の公共交通機関情報提供システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、公共交通機関情報提供システム10は、利用者100と、公共交通機関の移動体200と、情報提供センター300と、第一のネットワークとしての携帯電話網400と、無線ネットワークとしての無線ネットワーク500と、を設けてある。
なお、図1においては、利用者100,移動体200は、一つだけ図示されているが、一つに限定されるものではない。
また、携帯電話網400は、利用者100の携帯端末110と情報提供センター300とを相互に接続するものであり、携帯電話,PHS,衛星電話等を含む無線式の一般公衆回線網あるいは専用回線網等のネットワークであってもよい。
さらに、無線ネットワーク500は、後述する移動体200固有の移動体ID201を利用者100の携帯端末110に送信するLAN等による通信ネットワークであって、無線式に限らず、例えば赤外線式等であってもよい。
利用者100は、公共交通機関を利用しようとする者であって、携帯端末110を持っている。
上記携帯端末110は、各利用者が所持しており、図2に示すように、制御部111,表示部としてのモニタ部112,入力部113,記憶部114,通信部115および無線部116を備えている。
上記制御部111,モニタ部112,入力部113,記憶部114,通信部115は、従来の携帯端末と同様の構成であって、通話,メール等の送受信を行なうと共に、入力部113の入力操作により目的地に関する検索情報120(例えば目的地,希望する到着時刻,乗換え回数,料金等)を入力して、制御部111が入力結果をモニタ部112に表示すると共に、情報提供センター300から通信部115を介して受信した案内情報301等(後述)をモニタ部112に表示するようになっている。
また、携帯端末110は、入力部113による送信指示により、通信部115から上記検索情報120を携帯電話網400を介して情報提供センター300に送信するようになっている。その際、携帯端末110が発信者番号通知を行なうことにより、情報提供センター300により一意に特定され得る。
上記無線部116は、公共交通機関の移動体200に設けられた無線基地局210からの当該移動体200固有の移動体ID201を無線ネットワーク500を介して受信するようになっている。
そして、この無線部116で受信された移動体ID201は、通信部115により検索情報120が情報提供センター300に送信される際に、この検索情報120と共に、同時に通信部115により携帯電話網400を介して情報提供センター300に送信されるようになっている。
また、上記携帯端末110は、情報提供センター300から受信した案内情報301にしたがって目的地まで移動している間に、利用者100による入力部113の入力操作によって、運行状況の問合せ指示があったとき、問合せ情報130を携帯電話網400を介して、情報提供センター300に送信するようになっている。
上記移動体200は、具体的には公共交通機関、例えば鉄道,バス等の車両であって、前もって決められた運行ダイヤに基づいて、運行されるようになっている。
そして、上記移動体200は、内部に無線基地局210を備えている。
この無線基地局210は、図3に示すように、制御部220,記憶部230および無線部240を設けてある。
上記制御部220は、記憶部230に前もって登録されている当該移動体200固有の移動体ID201を読み出して、無線部240から無線ネットワーク500を介して、当該移動体200に乗車する利用者100の携帯端末110に対して送信するようになっている。
上記情報提供センター300は、適宜の場所に設けられており、図4に示すように、制御部310と、識別部320と、検索部330と、を設けてある。
上記制御部310は、利用者100の携帯端末110から携帯電話網400を介して送られてくる移動体ID201および検索情報120を受信して、移動体ID201を識別部320に出力すると共に、検索情報120を検索部330に出力する。
さらに、上記制御部310は、識別部320による検索結果である利用者の現在位置321を検索部330に出力する。
また、上記制御部310は、後述する案内情報301を携帯電話網400を介して利用者100の携帯端末110に対して送信する。
ここで、上記制御部310は、図1および図4に示すように、移動体IDデータベース340,運行ダイヤデータベース350,運行状況データベース360,地図情報データベース370と接続されている。
上記移動体IDデータベース340は、各移動体200固有の移動体ID201と各移動体200が運行されている運行便番号等の運行便情報341とを互いに関連付けて記憶しており、上記識別部320からの検索要求により、移動体ID201に対応する運行便情報341を検索することができるようになっている。
上記運行ダイヤデータベース350は、各公共交通機関の運行ダイヤを記憶しており、上記検索部330からの検索要求に基づいて、各運行便情報に対応する当該移動体200の各駅における到着時刻,出発時刻およびホーム番号等の運行ダイヤ351を検索できるようになっている。
上記運行状況データベース360は、各公共交通機関の事故,遅延等による実際の運行状況を記憶していると共に、その内容がリアルタイムで更新されるようになっていて、上記識別部320または検索部330からの検索要求に基づいて、各運行便情報に対応する運行状況361を検索できるようになっている。
上記地図情報データベース370は、各駅周辺の屋内外の地図情報,歩行可能経路情報を記憶しており、上記検索部330からの検索要求に基づいて、乗換え駅,降車駅および目的地までの地図および歩行経路等の地図情報371を検索できるようになっている。
また、上記識別部320は、上記制御部310から送られてくる移動体ID201に基づいて、上記移動体IDデータベース340を参照して、当該移動体ID201に対応する運行便情報341を検索し、この運行便情報341に基づいて、上記運行状況データベース360を参照して、当該移動体200に対応する運行状況361を検索して、検索結果である運行便情報341および運行状況361から当該移動体200そして利用者100の現在位置321を取得する。
これにより、当該移動体200の運行便情報341に対して運行状況361を反映させることによって、実際の運行状況、すなわち移動体200そして利用者100の正確な現在位置321が取得され得るようになっている。
さらに、上記検索部330は、上記制御部310から送られてくる検索情報120に基づいて、上記運行ダイヤデータベース350および運行状況データベース360を参照して、上記識別部320で得られた利用者100の現在位置321から、検索情報120による目的地までの経路情報331を検索すると共に、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報332を検索する。その際、上記検索部330は、当該目的地まで複数の経路が存在する場合には、各経路について検索を行なう。
そして、上記検索部330は、これらの経路情報331および乗換え情報332を、案内情報301として制御部310に出力するようになっている。
ここで、上記検索部330は、経路情報331および乗換え情報332の検索の際に、地図情報データベース370を参照して、乗換え駅における次に乗車すべき公共交通機関の乗り場までの駅構内や降車駅から目的地までの降車駅付近の屋内外の地図情報371を検索して、案内情報301に追加する。
このようにして、検索部330から制御部310に案内情報301が送られると、上記制御部310は、互いに異なる経路の複数の案内情報301がある場合には、各案内情報301における目的地への到着予想時刻を計算して、最適経路の案内情報301を選択し、選択した案内情報301を携帯電話網400を介して利用者100の携帯端末110に送信するようになっている。
また、上記制御部310は、案内情報301にしたがって目的地まで移動中の利用者の携帯端末110から問合せ情報130を受信したとき、当該利用者の案内情報301に基づいて検索部330により運行状況データベース360を検索して、当該利用者の案内情報301による現在乗車中の移動体200そして乗換えるべき移動体200に関する運行状況361を検索して、検索結果である運行状況361を携帯電話網400を介して当該利用者100の携帯端末110に対して送信する。
これにより、当該利用者100の携帯端末110のモニタ部には、目的地までの移動体の運行状況361に関する表示が行なわれ、当該利用者100は、目的地までの公共交通機関に関する運行状況をリアルタイムで知ることができるようになっている。
次に、本実施形態の公共交通機関情報提供システム10の動作について、図5〜図6を参照して説明する。
公共交通機関情報提供システム10は、図5に示す目的地までの経路検索作業,図6に示す経路案内中の問合せ作業の処理の各ステップで利用される。
まず、目的地までの経路検索作業について図5を参照して説明する。
図5において、先ず利用者100が移動体200に乗車すると、符号A1で示すように、当該移動体200に設けられた無線基地局210から移動体ID201が無線ネットワーク500を介して当該利用者100の携帯端末110に送信される。
そして、利用者100が、符号A2で示すように、移動体200の車内で、携帯端末110の入力部113により検索情報120を入力して、符号A3で示すように、携帯電話網400を介してこの検索情報120を移動体ID201と共に情報提供センター300に送信する。
これを受けて、情報提供センター300の制御部310は、利用者100の携帯端末110から送られてくる移動体ID201および検索情報120を受信して、符号A4で示すように、移動体ID201を識別部320に送信する。
これにより、上記識別部320は、符号A5で示すように、移動体IDデータベース340を参照して、この移動体ID201に対応する運行便情報341を検索し、続いて符号A6で示すように、この運行便情報341に基づいて、運行状況データベース360を参照して、当該運行便情報341に対応する運行状況361を検索する。
そして、上記識別部320は、これらの運行便情報341および運行状況361に基づいて、当該移動体200そして利用者100の現在位置321を取得して、符号A7で示すように、上記制御部310に出力する。
続いて、上記制御部310は、符号A8で示すように、この現在位置321と前述した検索情報120とを、検索部330に出力する。
これを受けて、上記検索部330は、符号A9で示すように、運行ダイヤデータベース350を参照して、上記検索情報120による目的地までの経路情報331そして乗換え情報332を検索し、続いて符号A10で示すように、この経路情報331に基づいて、運行状況データベース360を参照して、当該経路情報331に対応する運行状況361を検索する。
さらに、上記検索部330は、符号A11で示すように、地図情報データベース370を参照して、上記経路情報331および乗換え情報332に対応する地図情報371、すなわち降車駅または乗換え駅における駅構内の地図情報や降車駅から目的地までの歩行経路を示す地図情報を検索する。
ここで、上記符号A9〜A11において、目的地までに公共交通機関の乗換えがある場合には、検索部330は、経路中の各公共交通機関毎に、列車名,降車駅,到着時刻,到着番線等の経路情報331を検索すると共に、乗換え駅における次に乗車すべき移動体200の列車名,発車番線,発車時刻等の乗換え情報332、そして乗換え駅構内および乗り場までの歩行経路の地図情報371を検索する。
そして、上記検索部330は、次に符号A12で示すように、これらの経路情報331,乗換え情報332および地図情報371を案内情報301として制御部310に出力する。
これにより、上記制御部310は、符号A13で示すように、検索部330から送られてくる案内情報301に基づいて、各案内情報301による到着予想時刻を計算して、最適な案内情報301を選択し、符号A14で示すように、選択した案内情報301を携帯電話網400を介して、当該利用者100の携帯端末110に対して送信する。
これを受けて、利用者100の携帯端末110は、情報提供センター300の制御部310から送られてくる案内情報301を受信して、そのモニタ部112に表示する。これにより、利用者100は、自分の携帯端末110のモニタ部112を見ることによって、目的地までの案内情報301を把握することができる。
そして、利用者100は、この案内情報301にしたがって、現在乗車している移動体200で案内情報301に示された降車駅で降車し、あるいは乗換えがある場合にはモニタ部112に示された地図情報371にしたがって次の移動体200の乗り場まで移動して、指定された移動体200に乗車し、指定された降車駅で降車した後、モニタ部112に示された地図情報371にしたがって目的地まで歩行することにより、容易に目的地に到達することができる。
以上で、目的地までの経路検索作業が完了する。
次に、経路案内中の運行状況の問合せ作業について、図6を参照して説明する。
図6において、利用者100は図5に示した経路検索作業により受信した案内情報301にしたがって、公共交通機関の移動体200に乗車しており、符号B1で示すように、携帯端末110の入力部113を操作して、問合せ情報130を移動体ID201と共に携帯電話網400を介して情報提供センター300に送信する。
これを受けて、情報提供センター300の制御部310は、利用者100の携帯端末110から送られてくる移動体ID201を受信して、符号B2で示すように、移動体ID201を識別部320に出力する。
これにより、上記識別部320は、符号B3で示すように、移動体IDデータベース340を参照して、この移動体ID201に対応する運行便情報341を検索し、続いて符号B4で示すように、この運行便情報341を制御部310に出力する。
次に、上記制御部310は、符号B5で示すように、この運行便情報341を検索部330に出力する。
これを受けて、上記検索部330は、符号B6で示すように、運行状況データベース360を参照して、当該運行便情報341に対応する運行状況361を検索し、符号B7で示すように、上記制御部310に出力する。
これにより、上記制御部310は、符号B8で示すように、この運行状況361を携帯電話網400を介して当該利用者100の携帯端末110に送信する。
これを受けて、利用者100の携帯端末110は、情報提供センター300の制御部310から送られてくる運行状況361を受信して、符号B9で示すように、そのモニタ部112に当該運行状況361を表示する。
これにより、利用者100は、自分の携帯端末110のモニタ部112を見ることによって、乗車中の移動体200の運行状況361を知ることができる。
以上で、経路案内中の運行状況の問合せ作業が完了する。
尚、利用者100は、問合せにより得た運行状況361にて、事故等による遅延や不通があった場合には、乗車中の移動体200から、再び図1に示す目的地までの経路検索作業を行なうことにより、目的地までの他の案内情報301を取得し、その案内情報301にしたがって、より早く目的地に到着することも可能である。
このようにして、本実施形態による公共交通機関情報提供システム10によれば、利用者100は、鉄道,バス等の公共交通機関の移動体200に乗車することにより、当該移動体200に設けられた無線基地局210から当該移動体200固有の移動体ID201を受信する。そして、携帯端末110から携帯電話網400を介して情報提供センター300に検索情報120が送信される際に、この移動体ID201も送信される。
これにより、情報提供センター300では、この移動体ID201に基づいて、運行便情報341,運行ダイヤ351および運行状況361を検索して、当該移動体200そして利用者100の現在位置321を把握することができる。
したがって、情報提供センター300は、この現在位置321から検索情報120に含まれる目的地までの経路情報331および乗換え情報332を検索して、案内情報301として携帯電話網400を介して当該利用者100の携帯端末110に対して送信する。
このようにして、利用者100は、移動体200に乗車した状態で、目的地までの案内情報301を取得することができる。さらに、利用者100は、移動体200に乗車した状態で、目的地を変更したり、あるいは公共交通機関の運行状況に対応して、より早く到着する経路や、事故等による不通箇所を迂回した経路等の別の案内情報301を取得することも可能である。
次に、本発明による公共交通機関情報提供システムの第二の実施形態について、説明する。
この場合、公共交通機関情報提供システム20は、図1〜図4に示した公共交通機関情報提供システム10とほぼ同様の構成であり、以下の点でのみ異なる構成になっている。
すなわち、公共交通機関情報提供システム20においては、情報提供センター300の検索部330が、検索情報120に基づいて、目的地までの経路情報331を検索し、この経路情報331に乗換えが含まれる場合に、この経路情報331に含まれる乗換え後の移動体200の移動体ID201を、移動体IDデータベース340を参照して検索し、上記案内情報301に追加するようになっている。
また、利用者100の携帯端末110は、乗換え時に、乗換えた公共交通機関の移動体200に設けられた無線基地局210から無線ネットワーク500を介して受信した乗換え後の公共交通機関の移動体の移動体ID201を、既に受信している案内情報301に含まれる乗換え後の移動体ID201と比較して、互いに異なる場合に、その表示部113に誤乗車の旨の警告を表示するようになっている。
このような構成の公共交通機関情報提供システム20によれば、目的地までの経路検索作業は、前述した公共交通機関情報提供システム10と同様に、図5に示すように行なわれる。
さらに、公共交通機関情報提供システム20における乗換え時の誤乗車警告作業について、図7を参照して説明する。
図7において、利用者100は図5に示した経路検索作業により受信した案内情報301にしたがって、乗換え時に公共交通機関の移動体200に乗車すると、符号C1で示すように、乗換え後の移動体200に設けられた無線基地局210から乗換え後の移動体ID201が無線ネットワーク500を介して当該利用者100の携帯端末110に送信される。
これにより、携帯端末110は、符号C2で示すように、受信した移動体ID201を、既に受信している案内情報301に含まれる乗換え後の移動体ID201と比較する。
そして、これらの移動体ID201が互いに同じであるときには、携帯端末110は、符号C3で示すように、そのまま案内情報301の表示を継続して行なう。
これに対して、双方の移動体ID201が互いに異なる場合には、携帯端末110は、符号C4で示すように、誤乗車と判定して、符号C5で示すように、誤乗車の旨の警告をモニタ部112に表示する。
したがって、利用者100は、乗換え後に自分の携帯端末110のモニタ部112を見ることによって、誤乗車の旨を知ることができる。
以上で、乗換え時の誤乗車の警告作業が完了する。
次に、本発明による公共交通機関情報提供システムの第三の実施形態について、説明する。
この場合、公共交通機関情報提供システム30は、図1〜図4に示した公共交通機関情報提供システム10とほぼ同様の構成であり、以下の点でのみ異なる構成になっている。
すなわち、公共交通機関情報提供システム20においては、利用者100が公共交通機関の移動体200に乗車して、当該移動体200に設けられた無線基地局210から移動体ID201を受信したとき、利用者100の携帯端末110が、この移動体ID201を自動的に携帯電話網400を介して情報提供センター300に送信するようになっている。
これに対して、情報提供センター300の制御部310は、利用者100の携帯端末110から移動体ID201を受信したとき、当該携帯端末110に対して無線電話網400を介して、無鳴動モード設定の制御信号302を送信するようになっている。
このような構成の公共交通機関情報提供システム30によれば、目的地までの経路検索作業は、前述した公共交通機関情報提供システム10と同様に、図5に示すように行なわれる。
さらに、公共交通機関情報提供システム20における移動体への乗車時の携帯端末の無鳴動設定作業について、説明する。
利用者100が公共交通機関の移動体200に乗車して、利用者100の携帯端末110が当該移動体200に設けられた無線基地局210から移動体ID201を受信すると、上記携帯端末110は、この移動体ID201を自動的に携帯電話網400を介して情報提供センター300に送信する。
これを受けて、情報提供センター300の制御部310は、利用者100の携帯端末110から移動体ID201を受信したとき、当該携帯端末110に対して無線電話網400を介して、無鳴動モード設定の制御信号302を送信する。
これにより、利用者100の携帯端末110は、情報提供センター300から送信されてくる無鳴動モード設定の制御信号302により、無鳴動モードに設定される。したがって、その後は、利用者100の携帯端末110に対して着信があったときでも、着信音が鳴動するようなことはなく、当該移動体200の他の乗客に迷惑をかけるようなことはない。
上述した実施形態においては、公共交通機関として鉄道またはバスについて説明したが、これに限らず、公共交通機関としては、航空その他の交通機関についても本発明を適用し得ることは明らかである。
本発明の公共交通機関情報提供システムの第一の実施形態の構成を示すブロック図である。 公共交通機関情報提供システムにおける利用者の携帯端末の構成を示すブロック図である。 公共交通機関情報提供システムにおける移動体の無線基地局の構成を示すブロック図である。 公共交通機関情報提供システムにおける情報提供センターの構成を示すブロック図である。 公共交通機関情報提供システムにおける目的地までの経路検索作業を示すフローチャートである。 公共交通機関情報提供システムにおける運行状況の問合せ作業を示すフローチャートである。 公共交通機関情報提供システムにおける乗換え時の誤乗車警告作業を示すフローチャートです。
符号の説明
100 利用者
110 携帯端末
111 制御部
112 モニタ部
113 入力部
114 記憶部
115 通信部
116 無線部
120 検索情報
130 問合せ情報
200 移動体
201 移動体ID
210 無線基地局
220 制御部
230 記憶部
240 無線部
300 情報提供センター
301 案内情報
302 無鳴動モード設定の制御信号
310 制御部
320 識別部
330 検索部
340 移動体IDデータベース
341 運行便情報
350 運行ダイヤデータベース
351 運行ダイヤ
360 運行状況データベース
361 運行状況
370 地図情報データベース
371 地図情報
400 携帯電話網(第一のネットワーク)
500 無線ネットワーク(第二のネットワーク)

Claims (13)

  1. 公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する公共交通機関情報提供システムであって、
    上記携帯端末が、利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して送信されてくる当該移動体固有の移動体IDを受信して、この移動体IDを上記検索情報と共に、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信すると共に、上記情報提供センターから第一のネットワークを介して送信されてくる上記案内情報を表示部に表示し、
    上記情報提供センターが、
    利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信すると共に、上記案内情報を第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信する制御部と、
    上記通信部で受信した上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体の運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得する識別部と、
    上記通信部で受信した上記検索情報に基づいて、上記識別部により取得された利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として出力する検索部と、
    を設けたことを特徴とする公共交通機関情報提供システム。
  2. 上記情報提供センターの識別部が、各公共交通機関の移動体の移動体IDと運行ダイヤにおける運行便情報が関連付けられた移動体IDデータベースを参照して、移動体IDに対応する運行便情報を検索することを特徴とする請求項1に記載の公共交通機関情報提供システム。
  3. 上記識別部が、各公共交通機関の運行状況がリアルタイムに登録された運行状況データベースを参照して、運行便情報を検索することを特徴とする請求項1または2に記載の公共交通機関情報提供システム。
  4. 上記検索部が、各公共交通機関の運行ダイヤが登録された運行ダイヤデータベースを参照して、検索情報に基づいて運行ダイヤを検索することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の公交通機関情報提供システム。
  5. 上記検索部が、屋内外の地図情報,歩行可能経路情報が登録された地図情報データベースを参照して、経路情報を検索することを特徴とする請求項4に記載の公共交通機関情報提供システム。
  6. 上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの歩行経路等の乗換え情報を検索することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の公共交通機関情報提供システム。
  7. 上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体への乗り場までの地図情報を検索することを特徴とする請求項6に記載の公共交通機関情報提供システム。
  8. 上記検索部が、経路情報に乗換えが含まれる場合に、乗換え箇所における次の公共交通機関の移動体の運行便情報に対応する移動体IDを検索して案内情報に追加することを特徴とする請求項6または7に記載の公共交通機関情報提供システム。
  9. 上記利用者の携帯端末が、乗換え時に、乗換えた公共交通機関の移動体に設けられた無線基地局から第二のネットワークを介して受信した乗換え後の公共交通機関の移動体の移動体IDを、既に受信している案内情報に含まれる乗換え後の移動体IDと比較して、互いに異なる場合に、その表示部に誤乗車の旨の警告を表示することを特徴とする請求項8に記載の公共交通機関情報提供システム。
  10. 上記利用者の携帯端末が、公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体の無線基地局から第二のネットワークを介して受信した移動体IDを、第一のネットワークを介して情報提供センターに自動的に送信し、
    上記情報提供センターの制御部が、これを受けて、当該利用者の携帯端末に対して無鳴動設定の制御信号を第一のネットワークを介して送信することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の公共交通機関情報提供システム。
  11. 上記情報提供センターの制御部が、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して移動体IDおよび問合せ情報を受信したとき、識別部により当該移動体IDから運行便情報を取得して、当該運行便情報に運行状況を取得して、この運行状況を第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信することを特徴とする請求項3〜10のいずれかに記載の公共交通機関情報提供システム。
  12. 公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する公共交通機関情報提供方法であって、
    上記携帯端末にて、利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して送信されてくる当該移動体固有の移動体IDを受信して、この移動体IDを上記検索情報と共に、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信し、
    上記情報提供センターにて、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信して、
    上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体により運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得すると共に、上記検索情報に基づいて、上記利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として、第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信し、
    上記利用者の携帯端末にて上記案内情報を表示部に表示する
    ことを特徴とする公共交通機関情報提供方法。
  13. 公共交通機関の移動体への乗車中に利用者の携帯端末から送信されてくる目的地に関する検索情報を、第一のネットワークを介して情報提供センターで受信して、この検索情報に基づいて、上記利用者の携帯端末に対して、目的地に関する案内情報を、第一のネットワークを介して送信する処理をコンピュータに実行させる公共交通機関情報提供プログラムであって、
    利用者の上記公共交通機関の移動体への乗車時に、当該移動体に設置された無線基地局から第二のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信されてくる当該移動体固有の移動体IDと、上記検索情報とを、第一のネットワークを介して上記情報提供センターに送信し、
    上記情報提供センターにて、利用者の携帯端末から第一のネットワークを介して送られてくる上記検索情報および移動体IDを受信して、
    上記移動体IDから、対応する公共交通機関の移動体により運行便情報を得て、利用者の現在位置を取得すると共に、上記検索情報に基づいて、上記利用者の現在位置から目的地までの経路情報を検索し、この経路情報に公共交通機関の乗換えが含まれる場合には、乗換え情報を検索し、
    これらの経路情報および乗換え情報を案内情報として、第一のネットワークを介して利用者の携帯端末に送信して、上記利用者の携帯端末にて上記案内情報を表示部に表示させる
    ことを特徴とする公共交通機関情報提供プログラム。
JP2004050528A 2004-02-25 2004-02-25 公共交通機関情報提供システム Pending JP2005242595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004050528A JP2005242595A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 公共交通機関情報提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004050528A JP2005242595A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 公共交通機関情報提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005242595A true JP2005242595A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35024285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004050528A Pending JP2005242595A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 公共交通機関情報提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005242595A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240325A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nec Corp 位置検出システム、位置検出方法およびプログラム
JP2013205217A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Zenrin Datacom Co Ltd 経路案内システム及び経路案内サーバ
WO2017199532A1 (ja) * 2016-05-18 2017-11-23 株式会社日立製作所 シミュレーション装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2018118691A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 日本電気株式会社 経路探索装置、経路案内装置、システム、方法およびプログラム
JP7439572B2 (ja) 2020-03-05 2024-02-28 オムロン株式会社 自走式ロボット、案内方法、および案内プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240325A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nec Corp 位置検出システム、位置検出方法およびプログラム
JP2013205217A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Zenrin Datacom Co Ltd 経路案内システム及び経路案内サーバ
WO2017199532A1 (ja) * 2016-05-18 2017-11-23 株式会社日立製作所 シミュレーション装置、方法、及びコンピュータプログラム
JPWO2017199532A1 (ja) * 2016-05-18 2019-01-17 株式会社日立製作所 シミュレーション装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2018118691A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 日本電気株式会社 経路探索装置、経路案内装置、システム、方法およびプログラム
JP7439572B2 (ja) 2020-03-05 2024-02-28 オムロン株式会社 自走式ロボット、案内方法、および案内プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150070131A1 (en) Method and apparatus for detecting boarding of a means of transport
JP2003317191A (ja) タクシー配車受付方法
JP2007072971A (ja) 待ち合わせ支援装置および待ち合わせ支援方法
JP4921846B2 (ja) 鉄道保守支援システム
WO2021129703A1 (zh) 到站提醒的方法、装置、终端及存储介质
JP3996552B2 (ja) ナビゲーションシステム
JP2006284246A (ja) タクシー経路検索システム
JP2003179542A (ja) 降車駅案内システム
KR100717843B1 (ko) 대중교통정보를 이용한 개인항법장치 및 그 방법
KR100712828B1 (ko) 위치기반서비스를 이용한 대리운전시스템 및 이의 방법
JP5121515B2 (ja) 携帯端末、案内表示システム及びプログラム
JP2005242595A (ja) 公共交通機関情報提供システム
JPH10170288A (ja) 乗車情報提供システム
JP4878693B2 (ja) 携帯通信装置、経路案内情報配信方法及びプログラム
JP2004198130A (ja) 情報提供システム及び情報提供用コンピュータのプログラム
US10024672B2 (en) Navigation communication device and method
JP4561140B2 (ja) ナビゲーションシステムおよびナビゲーション方法
JP2003090733A (ja) 経路検索サーバ、経路探索方法、経路案内端末および経路案内システム
JP7102180B2 (ja) 駅務装置、プログラム及び駅務システム
KR20100033259A (ko) 도착시간 알림 서비스를 제공하는 이동통신단말기 및 그의 동작방법
JP2009276193A (ja) ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび経路案内方法ならびに端末装置
JP3970660B2 (ja) 交通機関の発車時刻紹介システム
JP2003132480A (ja) 車両運行情報通知システム
JP2002296066A (ja) 歩行者への経路案内システム、その方法、及び携帯端末
JP2002291008A (ja) 到達通知方法、経路情報提供方法、到達通知システム、経路情報提供システム、到達通知装置、経路情報提供装置、コンピュータプログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090728