JP4878693B2 - 携帯通信装置、経路案内情報配信方法及びプログラム - Google Patents

携帯通信装置、経路案内情報配信方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯通信装置、経路案内情報配信方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノート型パソコン、携帯電話機、PDA等の携帯通信装置の普及が進み、それに伴ってこれら携帯通信装置を使った各種サービスも増大の一途をたどっている。そして、携帯通信装置を使ったサービスの1つとして経路案内サービスがある。この種の経路案内サービスは、一般的にユーザが携帯通信装置を使って出発地と目的地を指定することによって、同携帯通信装置の表示画面上に出発地から目的地までの経路を表示してもらうサービスである。詳述すると、ユーザが携帯通信装置を使って経路案内センターに対して出発地と目的地を指定したデータを送信する。経路案内センターは、その指定された出発地と目的地のデータに基づいて出発地から目的地までの最適な経路を探索しその最適な経路を経路データとして携帯通信装置に配信する。携帯通信装置は、経路案内センターからの経路データを受信し該経路データに基づいて表示画面に出発地から目的地までの経路が周囲の地図と共に表示される。
【0003】
そして、このような技術として、特開平9‐115086号公報には、出発地から目的地までの間の途中区間にバスや電車等の公共交通機関を利用する場合、その公共交通機関の乗車地点と下車地点を指定することによって、出発地から乗車地点までの最適経路と下車地点から目的地までの最適経路を探索し画面に表示する経路案内が提案されている。
【0004】
しかしながら、途中区間にバスや電車等の公共交通機関を利用する場合、いちいち公共交通機関の乗車地点と下車地点を指定しなければならず、多大な時間と労力を要していた。
【0005】
そこで、特開平11−166838号公報において、目的地と出発地を指定するだけで、出発地から目的地までの経路を探索する際、その途中区間に鉄道を利用できる区間があるとき、乗車駅までの歩行経路、乗車駅から下車駅までの鉄道経路、下車駅からの歩行経路を組合わせた複合経路を探索し表示手段に表示するGPSを備えたPDAが提案されている。又、このPDAは、目的地に到着する希望到着時間を設定することができ、希望到着時間を設定することにより希望到着時間に目的地に到着することができる複合経路を探索し表示手段に表示することもできるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記PDAおいては、希望到着時間を設定できるものの、その希望する便(例えば、列車名であって、のぞみ△△号等)を考慮した経路探索を行いその経路案内情報を取得することはできなかった。従って、上記PDAおいては、はじめから設定し直さなくてはならず非常に面倒であった。
【0007】
又、一旦、探索された経路案内情報において、その経路中の鉄道経路の提供された便を変更して目的地に行きたい場合、その便変更を考慮した経路探索を行いその経路案内情報を取得することはできなかった。従って、上記PDAおいては、はじめから設定し直さなくてはならず非常に面倒であった。
【0008】
本発明の目的は、上記問題点を解決するためになされたものであって、出発地から目的地までの経路探索する際、事前に公共交通機関を利用する経路の便を指定でき、その事前に指定した便を考慮した経路を探索してその経路に関連した経路案内情報を取得することができる携帯通信装置、経路案内情報配信方法及びプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1及び請求項2に記載の発明は、目的地情報、出発地情報を入力する入力手段と、前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信手段と、前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信手段と、前記経路案内情報を表示する表示手段とを備えた携帯通信装置である。
とくに、請求項1に記載の発明は、前記入力手段は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、目的地の到着時刻情報とを入力し、前記受信手段は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記到着時刻情報に基づいて、前記経路案内センターにおいて前記予約便で間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信することを要旨とする。
とくに、請求項2に記載の発明は、前記入力手段は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、出発地の出発時刻情報とを入力し、前記受信手段は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記出発時刻情報に基づいて、前記経路案内センターにおいて前記予約便に間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信することを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の携帯通信装置において、前記受信手段は、前記経路案内センターが前記予約便で間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信することをその要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の携帯通信装置において、前記受信手段は、前記経路案内センターが前記予約便に間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信することをその要旨とする。
【0012】
請求項5及び請求項6に記載の発明は、携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信段階と、前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索段階と、その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信段階とを備えた経路案内情報配信方法である。
とくに、請求項5に記載の発明は、前記受信段階は、さらに目的地の到着時刻情報を受信する段階を備え、前記経路探索段階は、前記到着時刻情報に基づいて目的地の到着時刻に前記予約便を利用した経路で間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する段階を備え、前記送信段階は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する段階を備えたことを要旨とする。
とくに、請求項6に記載の発明は、前記受信段階は、さらに出発地の出発時刻情報を受信する段階を備え、前記経路探索段階は、前記出発時刻情報に基づいてその出発地の出発時刻にて前記予約便に間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する段階を備え、前記送信段階は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する段階を備えたことを要旨とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の経路案内情報配信方法において、前記経路探索段階は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を作成する段階を備え、前記送信段階は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を送信する段階を備えることを要旨とする。
【0014】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の経路案内情報配信方法において、前記経路探索段階は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を作成する段階を備え、前記送信段階は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を送信する段階を備えることをその要旨とする。
【0016】
請求項9及び請求項10に記載の発明は、目的地情報及び出発地情報を入力する入力機能と、前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信機能と、前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信機能と、前記経路案内情報を表示する表示機能とを携帯通信端末に実現させるプログラムである。
とくに、請求項9に記載の発明は、前記入力機能は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、目的地の到着時刻情報とを入力する機能を備え、前記受信機能は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記到着時刻情報に基づいて前記経路案内センターにおいて前記予約便で間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信する機能を備えたことを要旨とする。
とくに、請求項10に記載の発明は、前記入力機能は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、出発地の出発時刻情報とを入力する機能を備え、前記受信機能は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記出発時刻情報に基づいて前記経路案内センターにおいて前記予約便に間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信する機能を備えたことを要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載のプログラムにおいて、前記受信機能は、前記経路案内センターが前記予約便で間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信する機能を備えたことを要旨とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムにおいて、前記受信機能は、前記経路案内センターが前記予約便に間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信する機能を備えたことを要旨とする。
【0017】
請求項13及び請求項14に記載の発明は、携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信機能と、前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索機能と、その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信機能とを実現するプログラムである。
とくに、請求項13に記載の発明は、前記受信機能は、さらに目的地の到着時刻情報を受信する機能を備え、前記経路探索機能は、前記到着時刻情報に基づいて目的地の到着時刻に前記予約便を利用した経路で間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する機能を備え、前記送信機能は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する機能を備えたことを要旨とする。
とくに、請求項14に記載の発明は、前記受信機能は、さらに出発地の出発時刻情報を受信する機能を備え、前記経路探索機能は、前記出発時刻情報に基づいてその出発地の出発時刻にて前記予約便に間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する機能を備え、前記送信機能は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する機能を備えたことを要旨とする。
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載のプログラムにおいて、前記経路探索機能は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を作成する機能を備え、前記送信機能は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を送信する機能を備えることを要旨とする。
請求項16に記載の発明は、請求項14に記載のプログラムにおいて、前記経路探索機能は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を作成する機能を備え、前記送信機能は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を送信する機能を備えることを要旨とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、携帯電話機等の携帯通信装置を使った携帯ナビゲーションシステムのシステム構成図である。
【0019】
図1において、コンピュータシステムを備えた経路案内センターとしての経路案内サービス管理センター11は、ユーザが所持する携帯通信装置としての携帯電話機12との間で、携帯電話網13を介して種々のデータの授受を行う。経路案内サービス管理センター11は、ユーザが取得したい経路案内情報及びタクシー経路詳細情報等を携帯電話機12に配信する。又、携帯電話機12は、管理センター11に対してその経路案内情報等を要求するための各種情報を送信するようになっている。
【0020】
携帯電話機12は、図1に示すように入力手段を構成する各種ボタン12a及び表示手段を構成する表示部12bを備えている。携帯電話機12は、経路案内サービス管理センター11のコンテンツを閲覧することができる制御プログラムを備えている。つまり、携帯電話機12は、所望のURL(Uniform Resource Locator)を入力することで経路案内サービス管理センター11にアクセスし、コンテンツ(経路案内情報)を取得することができる。詳述すると、携帯電話機12は、管理センター11にアクセスした状態で目的地情報としての目的地と出発地情報としての出発地をボタン12aにて設定し送信することにより、管理センター11から出発地から目的地までの経路が経路案内情報として配信され、表示部12bにその内容が表示される。出発地から目的地までの経路は、歩行経路、タクシーを利用した経路(タクシー経路)及びタクシーを除くその他公共交通機関(本実施形態では鉄道)を利用した経路(鉄道経路)を組合わせた複合経路が管理センター11にて探索され、複合経路が経路案内情報として配信されるようになっている。
【0021】
又、携帯電話機12は、制御プログラムに基づいて、前記経路案内情報を取得した状態でボタン12aを操作すると、管理センター11からタクシー経路や鉄道経路の経路詳細情報が送信され、その内容が表示部12aに表示されるようになっている。
【0022】
さらに、携帯電話機12は、制御プログラムに基づいて、前記経路案内情報を取得する際、ボタン12aを操作して鉄道経路の便を指定するための予約便設定情報を入力すると、管理センター11から予約便設定情報に基づいてその指定(予約)した便を考慮した出発地から目的地までの経路に関する予約便を含む経路案内情報が送信され、その内容が表示部12aに表示されるようになっている。
【0023】
さらに、携帯電話機12は、制御プログラムに基づいて、前記経路案内情報を取得した状態でボタン12aを操作して鉄道経路であって指定された便を別の便に変更するための便変更設定情報を入力すると、管理センター11から便変更設定情報に基づいてその変更した便を考慮した出発地から目的地までの経路に関する変更便を含む経路案内情報が送信され、その内容が表示部12aに表示されるようになっている。
【0024】
図2は経路案内サービス管理センター11のシステム構成を示す図である。図2において、経路案内サービス管理センター11は、ゲートウェイサーバ21、マップサーバ22、ユーザ登録サーバ23、公共交通機関登録サーバ24、タクシー登録サーバ25及び管理サーバ26を備えている。そして、これら各サーバ21〜25は、それぞれイントラネット27を介して接続されている。
【0025】
マップサーバ22は記憶部22aを備え、その記憶部22aに地図データ(道路地図、鉄道地図、住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、住所データ、名称データ、電話番号データ等を記憶し管理している。
【0026】
ユーザ登録サーバ23は記憶部23aを備え、その記憶部23aに携帯電話機12を所有するユーザの個人情報を記憶し管理する。個人情報は、ユーザの名前データ、携帯電話番号、住所データ、年齢データ、性別データ、歩行速度データ、リクエストデータ、職業データ等から構成されている。リクエストデータは、ユーザの経路の好み、例えば「歩くよりタクシーを利用する」、「歩行経路を多くする」、「タクシーを使わない」、「特急を必ず利用する」、「鉄道はグリーン車があればグリーン車を利用する」、「いく途中に、名所、旧跡又は景勝地がある場合には、回り道であっても名所地等を通る又は停車する列車」等の内容である。このデータは、経路探索する際にユーザの好みを反映させた経路を探索する際に使用される。
【0027】
これら、個人情報は、ユーザが経路案内サービス管理センター11に対して例えばインターネット30を介して登録することによって、ユーザ登録サーバ23の記憶部23aに記憶される。
【0028】
公共交通機関登録サーバ24は記憶部24aを備え、その記憶部24aに各鉄道路線の時刻表情報を記憶し管理している。時刻表情報は、各路線名毎に、駅名情報、ダイヤグラム情報、運賃情報、運行状況情報及び乗り継ぎ情報とから構成されている。
【0029】
駅名情報は、各路線毎に存在する駅の駅名データである。
ダイヤグラム情報は、各路線毎に運行する各便、即ち、列車の名前(列車名)と、その列車における始発駅、終着駅名及び各駅の到着時刻と発車時刻からなる時刻データである。ダイヤグラム情報には、あわせて、各列車の普通、快速、特急等の種別のデータが付加されている。尚、列車名は、列車番号以外に、例えば路線がJR東海の新幹線であるならば、「のぞみ60号」、「ひかり242号」、「こだま424号」をいい、路線がJR在来線や私鉄である場合には、「特急***1号」、「スーパ***3号」等の名前である。
【0030】
運賃情報は、各路線に対して設定された運賃のデータである。
運行状況情報は、各路線において現時点で事故、災害等で不通になっている場合にその不通になっている路線名と不通区間のデータである。
【0031】
乗り継ぎ情報は、それぞれ隣接した路線で乗り継ぎが行われる駅間であって、その各駅間において徒歩で乗り継ぐのに要する時間のデータである。
タクシー登録サーバ25は記憶部25aを備え、その記憶部25aに個人タクシー及びタクシー会社(以下、タクシー会社等という)毎に登録したタクシー有無情報としてのタクシー情報を記憶し管理している。タクシー情報はタクシー会社等毎にその社名、所在地、電話番号、及び客待ちのためにタクシーを待機させている駅名及び運賃等のデータから構成されている。
【0032】
受信手段、経路探索手段、及び送信手段を構成する管理サーバ26は、ゲートウェイサーバ21、マップサーバ22、ユーザ登録サーバ23、公共交通機関登録サーバ24及びタクシー登録サーバ25を統括管理するサーバであって、ゲートウェイサーバ21、携帯電話網13を介して携帯電話機12に接続される。管理サーバ26は、ゲートウェイサーバ21、インターネット30を介して予め契約等した特定の各種情報提供サイト31のサーバ31aと接続されている。
【0033】
管理サーバ26は、記憶部26aを備え、その記憶部26aには複合経路探索プログラムが記憶されている。管理サーバ26は、この複合経路探索プログラムに従って各種演算処理動作を実行する。複合経路探索プログラムは、携帯電話機12から送信された目的地と出発地の情報に基づいて出発地から目的地までの経路(歩行経路、前記タクシー経路及び前記鉄道経路を組合わせた複合経路)を探索し、携帯電話機12の表示部12bに経路案内情報を表示させるための一連の処理動作を管理サーバ26に実行させるためのプログラムである。
【0034】
又、管理サーバ26の記憶部26aには、詳細情報抽出プログラムが記憶されている。管理サーバ26は、この詳細情報抽出プログラムに従って各種演算処理を実行する。詳細情報抽出プログラムは、前記複合経路探索プログラムで探索された鉄道経路、タクシー経路についての詳細情報を求めその内容を携帯電話機12の表示部12bに表示させるための一連のプログラムである。尚、本実施形態では、鉄道及びタクシー経路詳細情報は所要時間と料金である。
【0035】
さらに、管理サーバ26の記憶部26aには、予約便経路探索プログラムが記憶されている。予約便経路探索プログラムは、携帯電話機12から送信された目的地情報、出発地情報、及び、予約便設定情報に基づいてその予約便を考慮した出発地から目的地までの経路(歩行経路、前記タクシー経路及び前記鉄道経路を組合わせた複合経路)を探索し、携帯電話機12の表示部12bにその予約便を考慮した経路案内情報を表示させるための一連の処理動作を管理サーバ26に実行させるためのプログラムである。
【0036】
さらに、管理サーバ26の記憶部26aには、便変更経路再探索プログラムが記憶されている。便変更経路再探索プログラムは、前記経路案内情報を送信した状態で携帯電話機12から送信された便変更設定情報に基づいてそのその変更した便を考慮した出発地から目的地までの経路(歩行経路、前記タクシー経路及び前記鉄道経路を組合わせた複合経路)を再探索し、携帯電話機12の表示部12bにその変更便を考慮した経路案内情報を表示させるための一連の処理動作を管理サーバ26に実行させるためのプログラムである。
【0037】
さらに又、管理サーバ26の記憶部26aにはデータ更新プログラムが記憶されている。管理サーバ26は、このデータ更新プログラムに従って各種演算処理動作を実行する。データ更新プログラムは、前記公共交通機関登録サーバ24及びタクシー登録サーバ25が記憶管理する各情報を更新したり新規登録をするための一連の処理動作を管理サーバ26に実行させるためのプログラムである。詳述すると、管理サーバ26は、データ更新プログラムに従って定期的に又はその時々で、インターネット30を介して前記各種情報提供サイト31のサーバ31aから更新及び新規の時刻表情報及びタクシー情報を取得し、公共交通機関登録サーバ24及びタクシー登録サーバ25が記憶管理する各情報を更新したり新規登録をするための処理を行うようになっている。
【0038】
ゲートウェイサーバ21は、前記管理サーバ26が作成した各種情報を携帯電話機12又は各種情報提供サイト31のサーバ31aに配信したり、反対に携帯電話機12及び各種情報提供サイト31のサーバ31aからの情報を管理サーバ26に出力する。
【0039】
次に、携帯ナビゲーションシステムの作用を図3〜図6に従って説明する。
今、携帯電話機12が経路案内サービス管理センター11に対して経路案内情報を取得するためにアクセスすると、図3に示すように、同携帯電話機12の表示部12bに初期メニュー画面3aが表示される。初期メニュー画面3aには、「行き先を決める」及び「前回のルートを出す」の項目が表示されている。ここで、目的地までの経路を取得すべく「行き先を決める」の項目を携帯電話機12のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から管理センター11の管理サーバ26に対して目的地までの経路案内情報の取得したい旨のデータが送信される。
【0040】
管理サーバ26は、携帯電話網13及びゲートウェイサーバ21を介して経路案内情報の取得したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して行き先(目的地)を設定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて目的地住所設定画面3bが表示される。目的地住所設定画面3bには、「名称で検索」及び「電話番号で検索」の項目が表示されている。「名称で検索」の項目は目的地を名称で設定する場合に選択される項目である。「電話番号で検索」の項目は目的地を電話番号で設定する場合に選択される項目である。
【0041】
そして、目的地住所設定画面3bにおいて、「電話番号で検索」の項目を携帯電話機12のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地を電話番号で入力したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、目的地を電話番号で入力したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して電話番号を入力させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて電話番号入力画面3cが表示される。
【0042】
電話番号入力画面3cには、電話番号を入力するためのテキストボックス41が表示されている。そして、ボタン操作してテキストボックス41に目的地の電話番号を入力した後に電話番号入力画面3cに表示された項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地の電話番号のデータが送信される。
【0043】
管理サーバ26は、目的地の電話番号がマップサーバ22の記憶部22aに記憶されている電話番号データの電話番号と一致しているか照合する。そして、一致している場合には、管理サーバ26はその電話番号と同電話番号に対する名称データを抽出して同管理サーバ26の記憶部26aに記録し管理する。尚、電話番号ついて一致するものがない場合には、管理サーバ26は、行き先の名称(目的地)が特定できないとして、電話番号入力画面3cのページデータを作成し携帯電話機12に送信する。従って、ユーザは電話番号入力画面3cに従って再入力することになる。
【0044】
一方、「名称」の項目を携帯電話機12のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地を名称で入力したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、目的地を名称で入力したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して目的地の名称を入力させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて名称入力画面(図示しない)が表示される。
【0045】
名称入力画面には、名称を入力するためのテキストボックスが表示され、そのテキストボックスに目的地の名称を入力した後にボタン操作によって携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地の名称のデータが送信される。そして、管理サーバ26は、目的地の名称のデータに基づいてその目的地の名称がマップサーバ22の記憶部22aに記憶されている名称データの名称と一致しているか照合する。そして、一致している場合には、管理サーバ26はその名称とその名称に対する電話番号を同管理サーバ26の記憶部26aに記録管理する。尚、名称について一致するものがない場合には、管理サーバ26は、名称(目的地)が特定できないとして、名称入力画面のページデータを作成し携帯電話機12に送信する。従って、ユーザは名称入力画面に従って再入力することになる。
【0046】
管理サーバ26は、目的地の名称及び電話番号を記録管理すると、携帯電話機12に対して出発地の結果を表示させるためのページデータを作成し送信する。
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて目的地結果画面3dが表示される。目的地結果画面3dには、確定した目的地の名称と電話番号が表示されるとともに「現在地を決める」の項目が表示される。「現在地を決める」の項目は、現在地(出発地)から目的地までの経路の経路案内情報を取得する場合に選択される項目である。そして、「現在地を決める」の項目を携帯電話機12のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から管理センター11の管理サーバ26に対して現在地(出発地)から目的地までの経路案内情報の取得したい旨のデータが送信される。
【0047】
管理サーバ26は、現在地(出発地)から目的地までの経路案内情報の取得したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して現在地(出発地)を設定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて出発地住所設定画面3fが表示される。出発地設定画面3eには、「名称で検索」及び「電話番号で検索」の項目が表示されている。「名称で検索」の項目は出発地を名称で設定する場合に選択される項目である。「電話番号で検索」の項目は出発地を電話番号で設定する場合に選択される項目である。
【0048】
そして、「名称で検索」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地を住所で入力したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、出発地を住所で入力したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して出発地の住所を入力させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて名称入力画面3fが表示される。
【0049】
名称入力画面3fには、名称を入力するためのテキストボックス42が表示されている。そして、携帯電話機12のボタン12aを操作してテキストボックス43に出発地の名称を入力した後にボタン操作によって、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地の名称のデータが送信される。
【0050】
尚、出発地設定定画面3eにおいて、「電話番号」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地を電話番号で入力したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、出発地を電話番号で入力したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して電話番号を入力させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて図示しない電話番号入力画面が表示される。電話番号入力画面には、電話番号を入力するためのテキストボックスが表示され、そのテキストボックスに出発地の電話番号を入力した後にボタン操作すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地の電話番号のデータが送信される。
【0051】
管理サーバ26は、出発地の名称のデータに基づいてその出発地の名称がマップサーバ22の記憶部22aに記憶されている名称データの名称と一致しているか前記と同様に照合する。そして、一致している場合には、管理サーバ26はその名称を同管理サーバ26の記憶部26aに記録管理する。又、電話番号のデータの場合も同様に、管理サーバ26は、出発地の電話番号がマップサーバ22の記憶部22aに記憶されている電話番号データの電話番号と一致しているか照合する。そして、一致している場合には、管理サーバ26はその電話番号とその電話番号に対する名称を電話番号データから抽出して同管理サーバ26の記憶部26aに記録し管理する。尚、名称又は電話番号について一致するものがない場合には、管理サーバ26は、名称が特定できないとして、名称入力画面3f又は電話番号入力画面のページデータを作成し携帯電話機12に送信する。従って、ユーザは名称入力画面3f又は電話番号入力画面に従って再入力することになる。
【0052】
管理サーバ26は、出発地の名称又は電話番号を記録管理すると、携帯電話機12に対して出発地の結果を表示させるためのページデータを作成し送信する。
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて出発地結果画面3gが表示される。出発地結果画面3gには、確定した出発地の名称又は電話番号が表示されるとともに、「経路を探索する」及び「予約便を設定する」の項目が表示される。「経路を探索する」の項目は、現在地(出発地)から目的地までの経路の経路案内情報を取得する場合に選択される項目である。「予約便を設定する」の項目は、出発地から目的地までの経路において利用するタクシーを除くその他交通機関(本実施形態では鉄道経路とする)の便を指定して経路案内情報を取得する場合に選択される項目である。
【0053】
ここで、「予約便を設定する」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して予約便を指定して経路案内情報を取得したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、予約便を指定して経路案内情報を取得したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して予約便のタクシーを除くその他公共交通機関を選択させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて公共交通機関選択画面3hが表示される。公共交通機関選択画面3hには、予約便の種別を選択させるための「航空機」、「鉄道」及び「その他」の項目が表示される。「航空機」の項目は、航空機の予約便を指定する場合に選択される項目である。「鉄道」の項目は、鉄道の予約便を指定する場合に選択される項目である。「その他」の項目は、バス等の予約便を指定する場合に選択される項目である。
【0054】
ここで、「鉄道」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して鉄道の予約便を指定したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、鉄道の予約便を指定したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して鉄道事業者を選択させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて鉄道事業者設定画面3iが表示される。鉄道事業者設定画面3iには、「JR」、「私鉄」「その他」の項目が表示される。
【0055】
ここで、「JR」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対してJRの予約便を指定したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、JRの予約便を指定したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対してJRの予約便の種類を選択させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて予約便種類設定画面3jが表示される。予約便種類設定画面3jには、「新幹線」、「特急・急行」、「寝台」及び「その他」の項目が表示される。
【0056】
ここで、「新幹線」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して予約便として新幹線を指定したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、予約便として新幹線を指定したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して新幹線を特定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて出発日時入力画面3kが表示される。出発日時入力画面3kには、出発する月、日を入力するテキストボックス43a,43b、出発する時、分を入力するテキストボックス43c,43dが表示されている。
【0057】
そして、ボタン操作して各テキストボックス43a〜43dに所定の数値を入力して予約便(月日の含む)を設定した後に出発日時入力画面3kに表示された[決定]の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して予約便設定情報を構成する予約便の出発時刻のデータが送信される。
【0058】
管理サーバ26は、予約便の出発時刻のデータを入力すると、携帯電話機12に対して予約便(新幹線)の乗車駅と下車駅を特定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて乗/下車駅入力画面3lが表示される。乗/下車駅入力画面3lには、乗車駅を入力するテキストボックス44a、下車駅を入力するテキストボックス44bが表示されている。
【0059】
そして、ボタン操作して各テキストボックス44a,44bに乗車駅と下車駅入力した後に乗/下車駅入力画面3lに表示された[決定]の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して予約便設定情報を構成する予約便の乗車駅/下車駅決定のデータが送信される。
【0060】
管理サーバ26は、予約便の乗車駅/下車駅決定した旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して予約便の出発日時及び乗車・下車駅のデータに基づいてそのユーザが設定した予約便が交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶されているダイヤグラム情報中にあるかどうか照合する。管理サーバ26は、一致した予約便があると、管理サーバ26は、予約便の確認のためのページデータを作成し送信する。
【0061】
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて予約便確認画面4aが表示される。予約便確認画面4aには、新幹線の便名(列車名;のぞみ△△号)、出発月日及び発車時刻、発車駅及び下車駅の項目が表示される。
【0062】
そして、予約便確認画面4aに表示された[確認]の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して予約便の確認のデータが送信される。
【0063】
管理サーバ26は、予約便の確認のデータを受信すると、携帯電話機12に対してスケジュールを設定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいてスケジュール設定画面4bが表示される。スケジュール設定画面4bには、「今すぐ出発」、「出発時刻設定」及び「到着時刻設定」の項目が表示される。「今すぐ出発」の項目は、直ちに現在地を出発した場合の目的地までの経路の経路案内情報を取得したい場合に選択される項目である。「出発時刻」の項目は、所望の出発時刻に出発地に出発したい場合の出発地から目的地までの経路の経路案内情報を取得したい場合に選択される項目である。「到着時刻設定」の項目は、所望の到着時刻に目的地に到着したい場合の出発地から目的地までの経路の経路案内情報を取得したい場合に選択される項目である。
【0064】
ここで、「出発時刻設定」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地の出発時刻を設定したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、出発時刻を設定したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して出発時刻を設定させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて出発時刻設定画面4cが表示される。出発時刻設定画面4cには、出発する月、日を入力するテキストボックス45a,45b、出発する時、分を入力するテキストボックス45c,45dが表示されている。
【0065】
そして、ボタン操作して各テキストボックス45a〜45dに所定の数値を入力して出発時刻(月日の含む)を設定した後に出発時刻設定画面4cに表示された[決定]の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発時刻のデータが送信される。
【0066】
管理サーバ26は、予約便及び出発時刻のデータに基づいて出発地から目的地までの歩行経路、タクシー経路及び鉄道経路を組合わせた複合経路の経路探索を行う。
【0067】
まず、管理サーバ26は、マップサーバ22の記憶部22aに記憶されている地図データ(道路地図、鉄道地図、住宅地図、建物形状地図等)及び公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報を使ってユーザが設定した出発地と目的地を特定し、出発地と目的地の間において設定した予約便の鉄道路線を利用したルートの鉄道路線の公共交通機関を探す。この場合、複数の鉄道路線を乗り継いで予約便の鉄道路線を利用するルートの場合にはその利用できる鉄道路線を候補として全て上げる。
【0068】
このとき、管理サーバ26は、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した運行状況情報に基づいて、候補に上がったルートの各鉄道路線のなかに目的地に行く時点で事故、災害等で不通になっている路線があるかかどうか検索する。そして、全線が不通になっている路線がある場合にはその鉄道路線を含むルートは候補から外す。又、一部区間で不通の場合には、その不通区間を回避する経路を候補としてあげる。そして、管理サーバ26は、その求められた候補に上がったルートとそのルートの鉄道路線を記憶部26aに一旦記憶する。このとき、各ルート毎にそのルートで利用される鉄道路線が複数あってその乗り継ぎを必要とするルートの場合には、管理サーバ26は公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいてその乗り継ぎ駅もあわせて検索し記憶部26aに一旦記憶する。
【0069】
続いて、管理サーバ26は、候補として上がったルートの鉄道路線であって目的地に向かう場合の最寄りの駅(下車駅)を検索する。管理サーバ26は、最寄りの下車駅を検索するとともに、その最寄りの下車駅から目的地までの距離を算出する。そして、目的地までの距離が本実施形態では2キロメートル以上であって徒歩で30分以上かかる比較的長い距離の場合に、管理サーバ26は、タクシー登録サーバ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報に基づいて最寄りの下車駅から目的地までタクシーが利用できるかどうか検索する。そして、管理サーバ26は、利用できる場合にそのタクシー会社名、電話番号をタクシー登録サーバ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報から読み出すとともに、タクシー経路詳細情報を構成する目的地までの所要時間と料金を距離とタクシー情報の運賃データから演算する。又、管理サーバ26はタクシー会社がなく利用できない場合に、徒歩で何分かかるか演算する。同様に、管理サーバ26は、目的地までの距離が2キロメートル未満であって徒歩で30分未満と短い距離の場合に、タクシーを利用することなく徒歩での所要時間を演算する。そして、管理サーバ26は、その求めた最寄りの下車駅、タクシーの利用の有無等を記憶部26aに一旦記憶する。又、タクシーを利用する場合には、所要時間、タクシー会社名、電話番号、料金等のデータを固有情報として記憶部26aに一旦記憶する。
【0070】
尚、鉄道路線を使ったルートが複数あった場合には、管理サーバ26は、それぞれのルート毎に、最寄りの下車駅、タクシーの利用の有無を記憶部26aに記憶するとともに、タクシーを利用する場合には所要時間、タクシー会社名、電話番号、料金等のデータをタクシーの固有情報として記憶部26aに一旦記憶する。
【0071】
次に、管理サーバ26は、候補として上がった予約便を利用したルートの鉄道路線であって出発地から最寄りの駅(最寄りの乗車駅)を検索する。管理サーバ26は、最寄りの乗車駅を検索するとともに、その出発地から最寄りの乗車駅までの距離を算出する。そして、前記と同様に最寄りの乗車駅までの距離が2キロメートル以上であって徒歩で30分以上かかる比較的長い距離の場合に、管理サーバ26は、タクシー登録サーバ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報に基づいて出発地から最寄りの乗車駅までタクシーが利用できるかどうか検索する。そして、管理サーバ26は、利用できる場合に前記と同様にそのタクシー会社名、電話番号を読み出すとともに、最寄りの乗車駅地までのタクシー経路詳細情報を構成する所要時間と料金を距離と運賃データから演算する。又、管理サーバ26はタクシー会社がなく利用できない場合に、徒歩で何分かかるか演算する。同様に、管理サーバ26は、最寄りの乗車駅までの距離が2キロメートル未満であって徒歩で30分未満と短い距離の場合に、タクシーを利用することなく徒歩での所要時間を演算する。そして、管理サーバ26は、その求めた最寄りの乗車駅、タクシーの利用の有無を記憶部36aに記憶する。又、タクシーを利用する場合には、所要時間、タクシー会社名、電話番号を、料金等のデータを固有情報として記憶部26aに一旦記憶する。
【0072】
尚、鉄道路線を使ったルートが複数あった場合には、前記と同様に、管理サーバ26は、それぞれのルート毎に、最寄りの乗車駅、タクシーの利用の有無を記憶部26aに記憶するとともに、タクシーを利用する場合には所要時間、タクシー会社名、電話番号、料金等のデータを固有情報として記憶部26aに一旦記憶する。
【0073】
各ルートについて各最寄りの下車駅、各最寄りの乗車駅、タクシーの利用の有無、所要時間等が求められると、管理サーバ26は、各ルート毎に最寄りの下車駅から目的地に向かうための出発時刻を算出する。管理サーバ26は、前記目的地到着時刻から最寄りの下車駅から目的地までの所要時間を引いて、その最寄りの下車駅から目的地に出発しなければならない時間(出発時刻)を算出する。
【0074】
各ルート毎の最寄りの下車駅からの出発時刻が求められると、管理サーバ26は、各ルート毎に公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて該出発時刻に前記予約便を利用して前記下車駅出発時刻に又はそれより前に最寄りの下車駅に停車する列車と到着時刻を検索、すなわち、予約便を利用した場合に目的地に設定した到着時刻に間に合うかどうか検索する。
【0075】
管理サーバ26は、検索の結果、設定した予約便では到着時刻に間に合わない場合、携帯電話機12に対して予約便では間に合わない旨のページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて設定変更画面4dが表示される。設定変更画面4dには、予約便では間に合わないメッセージが表示されるとともに、「出発時刻の変更」、「到着時刻の変更」及び[予約便の変更]の項目が表示される。尚、出発時刻が指定されている場合は、管理サーバ26は、その出発時刻で予約便に間に合うかどうかを判断し携帯電話機12に予約便に間に合わない旨のページデータを作成し送信する。そして、携帯電話機12の表示部12bには、予約便に間に合わないメッセージが表示される。「出発時刻の変更」の項目は、先に設定した予約便に間に合うように出発時刻を変更したい場合に選択される項目である。「到着時刻の変更」の項目は、先に設定した予約便で間に合うように目的地の到着時刻を変更したい場合に選択される項目である。[予約便の変更]の項目は、先に設定した出発時刻又は到着時刻に合わせて予約便を変更したい場合に選択される項目である。
【0076】
この場合、「到着時刻の変更」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地の到着時刻を変更したい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、目的地到着時刻を変更したい旨のデータを入力すると、携帯電話機12に対して目的地到着時刻を変更させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて目的地到着時刻変更画面4eが表示される。目的地到着時刻変更画面4eには、到着する月、日を入力するテキストボックス46a,46b、到着する時、分を入力するテキストボックス46c,46dが表示されている。そして、ボタン操作して各テキストボックス46a〜46dに所定の数値を入力して目的地到着時刻(月日の含む)を設定した後に目的地到着時刻変更画面4eに表示された[決定]の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して新たな目的地到着時刻のデータが送信される。
【0077】
管理サーバ26は、新たな目的地到着時刻時刻のデータを受信し、この新たな目的地到着時刻に基づいて前記と同様に最寄りの下車駅の出発時刻を求め、前記と同様に、予約便を利用した場合に目的地に設定した到着時刻に間に合うかどうか検索する。
【0078】
検索の結果、設定した予約便では間に合う場合(前記先の予約便で間に合う場合も同様)、管理サーバ26は、その間に合う経路を予約便適合鉄道ルートとして記憶部26aに記憶する。このとき、管理サーバ26は予約便適合鉄道ルートの各列車(予約便も含む)の前記最寄りの乗車駅の発車時刻と最寄りの乗車駅から最寄りの下車駅までの所要時間をあわせて求め記憶部26aに記憶する。
【0079】
又、管理サーバ26は、複数の鉄道路線を乗り継ぐ予約便適合鉄道ルートについては、その列車(予約便も含む)が乗り継ぎ駅(乗り継ぎ乗車駅)を発車する発車時刻を求める。そして、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した乗り継ぎ情報に基づいて徒歩で乗り継ぐのに要する時間を参照してその発車時刻に間に合うように、管理サーバ26は、その乗り継ぎ乗車駅からその列車に乗車するために乗り継ぎが行われる鉄道路線の乗り継ぎ駅(乗り継ぎ下車駅)に停車する列車とその到着時刻を検索し記憶する。
【0080】
このとき、発車時刻に間に合う乗り継ぎ下車駅に停車する列車について、管理サーバ26は、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて該列車の前記最寄りの乗車駅の発車時刻、所要時間、乗り継ぎ駅間における徒歩での所要時間もあわせて求め記憶部26aに記憶する。尚、乗り継ぎが多数ある場合に、管理サーバ26は、上記処理を繰返して、乗り継ぎ乗車駅で乗車する列車、発車時刻、所要時間、及び、乗り継ぎ下車駅に下車する列車とその停車時刻、所要時間を同様に求め記憶部26aに記憶する。
【0081】
又、停車する列車(予約便も含む)が最寄りの乗車駅又は乗り継ぎ乗車駅を通過する場合は、管理サーバ26は、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて途中の駅で乗り換えることが可能と判断する。そして、可能と判断した場合には、管理サーバ26は、その列車の乗り換え駅から発車時刻を求めるとともに、その最寄りの乗車駅から乗り換え駅まで乗車する列車、最寄りの乗車駅又は乗り継ぎ駅での発車時刻、乗り換え駅での到着時刻を検索する。このとき、管理サーバ26は、各列車の各駅間の所要時間もあわせて求め記憶部26aに記憶する。
【0082】
さらに、該列車(予約便も含む)が最寄りの乗車駅(又は乗り継ぎ乗車駅)と最寄り下車駅(又は乗り継ぎ下車駅)の間の駅が始発の場合に、その列車の始発駅を乗り換え駅として登録するとともにその列車の始発駅から発車時刻をあわせて求め、その発車時刻に間に合う始発駅(乗り換え駅)に停車する列車とその到着時刻を検索する。このとき、発車時刻に間に合う始発駅(乗り換え駅)に停車する列車について、管理サーバ26は、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて該列車の前記最寄りの乗車駅の発車時刻と各列車の各駅間の所要時間もあわせて求め記憶部26aに記憶する。
【0083】
この時点で、予約便を使って目的地到着時刻に間に合う各予約便適合鉄道ルートごとの最寄り乗車駅から最寄り下車駅についての利用する鉄道路線、乗り継ぎ下車駅、乗り継ぎ乗車駅、乗り継ぎ駅、これら駅における発車時刻又は停車時刻、各駅間の所要時間が求められたことになる。
【0084】
続いて、管理サーバ26は、各予約便適合鉄道ルートごとに最寄り乗車駅から最寄り下車駅に到着するまでに利用した鉄道路線の運賃、最寄り乗車駅から最寄り下車駅に到着するまでの所要時間、最寄り乗車駅から最寄り下車駅までの便の乗換え回数を演算し記憶部26aに記憶する。
【0085】
次に、管理サーバ26は、各予約便適合鉄道ルートごとの最寄り乗車駅の発車時刻と、先に求めたタクシーの利用の有無及び所要時間に基づいて出発地から出発する出発時刻を求めて記憶部26aに一旦記憶する。つまり、各ルートごとに目的地に目標到着時刻に到着するために出発地を出発しなければならない出発時刻が求められることになる。
【0086】
続いて、管理サーバ26は、各予約便適合鉄道ルート毎にそのルートに対して出発地から最寄り乗車駅までの歩行経路又はタクシー経路と、最寄り乗車駅から目的地までの歩行経路又はタクシー経路とを組合わせた複数の複合経路を作成する。
【0087】
管理サーバ26は、作成した複数の複合経路のなかから、最も短時間で出発地から目的地に到着する複合経路、即ち、目的地到着時刻に到着するとき最も遅く出発地を出発しても間に合う複合経路を検索する。つまり、管理サーバ26は、記憶部26aに記憶したデータに基づいて各複合経路毎にその複合経路を構成するルート(鉄道経路)、歩行経路、タクシー経路の各所要時間を合計する。そして、管理サーバ26は最も所要時間の短い複合経路を最短時間複合経路として記憶部26aに記憶する。
【0088】
管理サーバ26は、記憶部26aに最短時間の複合経路を記憶する。続いて、管理サーバ26は、その最短時間複合経路のデータを参照して携帯電話機12に対して最短時間の複合経路を経路案内情報として表示させるためのページデータを作成し送信する。
【0089】
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて最短時間の複合経路の経路案内画面4fが表示される。経路案内画面4fには、「出発地(大阪城)の出発時刻」、「最寄りの乗車駅(新大阪)までのタクシー所要時間」、「最寄りの乗車駅(新大阪)から乗車する予約便の発車時刻」、「予約便名(のぞみ△△号)とその予約便の下車駅までの所要時間」、「予約便の下車駅(東京駅)の到着時刻と所要時間」、「下車駅(東京駅)から目的地(外務省)までのタクシー所要時間」、「目的地(外務省)とその到着時刻」の項目が表示される。
【0090】
従って、ユーザは、経路案内画面4fに表示された経路案内情報の内容を上から下に順に見ていくことによって、予約便を利用して最短時間で目的地に到着するにどのような交通手段を利用したらいいか即座に理解することができる。
【0091】
つまり、図7に示すフローチャートで示すように、携帯電話機12にて目的地、現在地(出発地)、予約便、出発時刻、到着時刻を決定し管理サーバ26に目的地、現在地(出発地)、予約便、出発時刻、到着時刻の情報を管理サーバ26に送信すると(ステップS11,S12)、管理サーバ26はこれら情報を受信し(ステップS21)、これら情報に基づいて現在地から予約便乗車地までの経路する(ステップS22)。次に、管理サーバ26は、出発地の出発時刻情報に基づいてその出発時刻に出発した場合に予約便に間に合う経路があるかどうかを判断する(ステップS23)。指定された出発時刻では予約便に間に合わない場合には、「予約便に間に合いません」等のメッセージを出力し、ユーザに指定した予約便に変更又は出発時刻の変更を促す(ステップ27)。
【0092】
ステップ23で、指定された出発時刻で間に合うと判断した場合には、予約便下車地から目的地までの経路が算出される(ステップ24)。
次に、管理サーバ26は、目的地の到着時刻情報に基づいてその予約便を使って到着時刻に間に合うかどうかを判断する(ステップS25)。指定した予約便では到着時刻に間に合わない場合には、「予約便では間に合いません」等のメッセージを出力し、ユーザに指定した予約便に変更又は出発時刻の変更を促す(ステップ28)。そして、管理サーバ26は、予約便を使って到着時刻に間に合う経路が求められたとき(ステップS25)、その予約便を利用した複合経路の経路案内情報を携帯電話機12の表示部12bに表示させるためのページデータを作成し送信する(ステップS26)。
【0093】
尚、管理サーバ26は、ステップS23において、指定された出発時刻では予約便は間に合わないと判断した場合や、ステップS25において予約便を利用した場合、到着予定時刻に間に合わないと判断した場合に現在指定されている出発時刻、到着時刻に基づいて予約便を利用しない経路を算出し該経路を予約便を利用しない旨のメッセージとともに表示してもよい。又、予約便に合わせた出発時刻に基づいて経路を算出し、該経路を希望した出発時刻、到着時刻と違う旨のメッセージとともに表示するようにしてもよい。
【0094】
そして、携帯電話機12は、管理サーバ26がステップS26において送信された経路案内情報等を受信すると(ステップS13)、その受信した経路案内情報等を表示部12bに表示させる(ステップS14)。
【0095】
尚、ここでは、ステップS11においては、出発時刻と到着時刻の両方を指定する場合について説明したが、どちらか一方のみ指定するようにしてもよい。この場合、出発時刻のみを指定した場合は、ステップS25は無条件でステップS26に進み、到着時刻のみを指定した場合はステップS23は無条件でステップS24に進むことになる。
【0096】
前記経路案内画面4fにおいて、「最寄りの乗車駅(新大阪)までのタクシー所要時間」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話12から管理サーバ26に対して出発地から最寄りの乗車駅までのタクシー経路の詳細情報が知りたい旨のデータが送信される。管理サーバ26は、タクシー経路の詳細情報が知りたい旨のデータを入力すると、管理サーバ26の記憶部26aに記憶した最短時間の複合経路のデータやタクシー経路についての所要時間、料金の固有情報、及び、マップサーバ22の記憶部22aに記憶した地図データを参照してタクシー経路詳細情報を作成し、携帯電話機12に対してタクシー経路詳細情報の内容を表示させるためのページデータを作成し送信する。
【0097】
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて図5に示すようにタクシー経路詳細情報画面5aが表示される。タクシー経路詳細情報画面5aには、出発地から最寄りの乗車駅までのタクシーが走行する周辺の地図とそのルートが表示される。又、タクシー経路詳細情報画面5aには、タクシーの種別(大型、中型、小型)と出発地から最寄りの乗車駅までおよその所要時間と料金が表示されている。
【0098】
従って、ユーザは、出発地から最寄りの乗車駅までどのようにタクシーがどの道を走行していくか確認できるとともに、およその所要時間と料金を事前に把握することができる。
【0099】
又、「予約便名(のぞみ△△号)とその予約便の下車駅までの所要時間」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話12から管理サーバ26に対して鉄道経路詳細情報が知りたい旨のデータが送信される。
【0100】
管理サーバ26は、新大阪ら東京駅までの鉄道経路の詳細情報が知りたい旨のデータを入力すると、管理サーバ26の記憶部26aに記憶した最短時間の複合経路のデータを参照して鉄道詳細情報を作成し、携帯電話機12に対してその鉄道経路詳細情報の内容を表示させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて図6に示すように鉄道経路詳細情報画面6aが表示される。鉄道経路詳細情報画面6aには、「路線名」、「乗車駅(新大阪)と発車時刻」、「下車駅(東京駅)と到着時刻」、「料金」の項目が表示されている。従って、ユーザは、鉄道路線における乗車駅とその発車時刻、下車駅と到着時刻が確認できるとともに、料金を事前に把握することができる。
【0101】
又、鉄道経路詳細情報画面6aには、「次の便」の項目が表示されている。「次の便」の項目は、先に設定した予約便の次の便に変更して新たな出発地から先に設定した目的地までの経路を探索する場合に選択される項目である。
【0102】
そして、「次の便」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ11に対して予約便の次の便に変更した場合の経路案内情報を取得したい旨の便変更設定情報としてのデータが送信される。管理サーバ11は、予約便の次の便の変更情報に基づく経路案内情報を取得したい旨のデータを入力すると、その次の便のデータ、先に設定した出発地、目的地及び到着時刻のデータに基づいて前記と同様に次の便を利用して目的地に先に設定した目的到着時刻に間に合う予約便適合鉄道ルートがあるか検索する。
【0103】
そして、間に合うルートがない場合には、管理サーバ26は図4に示す設定変更画面4dを携帯電話機12の表示部12bに表示させるためのページデータを作成し送信し、新たな出発時刻、到着時刻又は予約便の変更を促す。従って、ユーザは、再度、所望の操作をして新たな経路案内情報を求めるための操作を行うことになる。
【0104】
一方、目的到着時刻に間に合う確定予約便適合鉄道ルートがある場合には、管理サーバ26は、前記と同様に、その最短時間の複合経路のデータを参照して便変更詳細情報を作成し、携帯電話機12に対してその便変更詳細情報の内容を表示させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて図6に示すように便変更詳細情報画面6bが表示される。便変更詳細情報画面6bには、「路線名」、「乗車駅(新大阪)と発車時刻」、「変更した次の便の列車名(のぞみ××号)」「下車駅(東京駅)と到着時刻」、「料金」の項目が表示されている。従って、ユーザは、変更便における列車名。乗車駅、その発車時刻、下車駅、到着時刻が確認できるとともに、料金を事前に把握することができる。
【0105】
又、変更詳細画面6bには、「全体の案内を見る」の項目が表示されている。「全体の案内を見る」の項目は、次の便を利用して先に設定した目的地までの経路を探索する場合に選択される項目である。そして、「全体の案内を見る」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ11に対して次の便を利用して先に設定した目的地までの経路案内情報を取得したい旨のデータが送信される。管理サーバ11は、そのデータを入力すると、次の便を利用して先に設定した目的地までの経路案内情報の内容のページデータを作成し携帯電話機12に送信する。
【0106】
携帯電話機12の表示部12bには、受信したページデータに基づいて次の便を利用して先に設定した目的地までの複合経路の経路案内画面6cが表示される。経路案内画面6cには、次の便の「乗車駅(新大阪)と発車時刻」、「便名(のぞみ××号)とその下車駅までの所要時間」、「下車駅(東京駅)と到着時刻」、「下車駅(東京駅)から目的地(外務省)までのタクシー所要時間」、「目的地(外務省)とその到着時刻」の項目が表示される。
【0107】
従って、ユーザは、経路案内画面6cに表示された経路案内情報の内容を上から下に順に見ていくことによって、次の便を利用して先に設定した目的地に到着するにどのような交通手段を利用したらいいか即座に理解することができる。
【0108】
つまり、ユーザは何らかの原因で予約便を次の便に変更したい場合に目的地に先に設定した到着時刻に間に合うかどうか簡単な操作で即座にわかる。そして、変更した次の便に間に合う場合には、新たなその次の便を含んだ経路案内情報が取得できるため、ユーザは慌てることなく対処するこができる。
【0109】
尚、出発地の出発時刻を基準に予約便を含む目的地までの経路探索においても、前記と同様な処理が行われ、予約便に間に合わない出発時刻の場合には、前記と同様に、間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促される。同様に、次の便の変更についても、出発時刻を基準に変更した次の便に間に合うかどうかが検索され、次の便にも間に合わない出発時刻の場合には、前記と同様に、間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促される。
【0110】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態では、経路案内サービス管理センター11の管理サーバ26は予約便を考慮した歩行経路、タクシー経路、鉄道経路を組合わせて目的地に到着する経路を探索しその経路を携帯電話機12に配信し表示部12bに表示させるようにしたので、ユーザは予約便を含む鉄道経路の複合経路を取得することができる。
【0111】
しかも、目的地の到着時刻が設定されている場合、その予約便では間に合わない場合には間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促されるため、ユーザは即座に次の対処が容易になる。
【0112】
さらに、出発地の出発時刻が設定されている場合、その予約便に間に合わない場合には間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促されるため、ユーザは即座に次の対処が容易になる。
【0113】
(2)本実施形態では、先に取得した出発地から目的地の経路案内情報を取得した状態において、予約便の次の便に変更するとき、次の便の項目を選択するだけで、その新たな出発地から当初の目的地までの経路に関する新たな経路案内情報を取得することができるようにした。
【0114】
従って、ユーザは何らかの原因で予約便を次の便に変更したい場合に目的地に先に設定した到着時刻に間に合うかどうか簡単な操作で即座にわかる。しかも、変更した次の便に間に合う場合には、新たなその次の便を含んだ経路案内情報が取得できるため、ユーザは慌てることなく対処するこができる。反対に、間に合わない場合には、間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促されるため、ユーザは即座に次の対処が容易になる。
【0115】
さらに、出発地の出発時刻が設定されて場合、その次の便に間に合わない場合には間に合わない旨の表示がなされ、設定変更が促されるため、ユーザは即座に次の対処が容易になる。
【0116】
(3)本実施形態では、携帯電話機12のボタン12aを操作して目的地と出発地を入力するだけで、経路案内サービス管理センター11の管理サーバ26が各種複合経路を探索してくれるため、携帯電話機12の負荷は軽減される。しかも、経路案内サービス管理センター11が常に最新の情報を更新し最新の情報に基づいて各種複合経路を探索することから、携帯電話機12側で各種情報を更新するといった面倒な作業が無くなる。
【0117】
(4)本実施形態では、経路案内サービス管理センター11の管理サーバ26は複合経路を探索する際、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した運行状況情報を参照し、鉄道経路についてその鉄道経路が不通等で全線又は一部区間で利用できない場合にはその経路を回避する新たな複合経路を探索し、その新たな複合経路を携帯電話機12に配信し表示部12bに表示させるようにしたので、ユーザは確実に通過することができる経路を取得することができる。
【0118】
(5)本実施形態では、歩行経路が長い(本実施形態では2キロートル)と判断した時、歩行経路に替えてタクシー経路にした。従って、ユーザに対して無理のない経路を案内することができる。
【0119】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、携帯電話機12においてボタン12a操作で出発地及び新たな出発地を入力していたが、現在位置検出手段としてのGPS(Global Positioning System)が備えられた携帯電話機においては、出発地が現在位置の場合には該GPSが検出している現在地(出発地)を出発地の情報として自動的に入力してもよい。この場合、出発地を入力する操作が省略できる。
【0120】
○上記実施形態では、携帯通信装置として携帯電話機12に具体化したが、ノート型パソコン、小型携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistants)等に具体化してもよい。
【0121】
○上記実施形態において、タクシー経路詳細情報画面5aにタクシーが走行する周辺地図とそのルート、所要時間、料金をタクシー経路詳細情報として表示した。これに、管理サーバ26は、タクシー登録サーバ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報に基づいてタクシー会社名及び電話番号や、タクシー経路の走行距離を合わせてタクシー経路詳細情報として表示させるようにしてもよい。この場合、予め電話を使って予約することができる。又、反対に、周辺地図とそのルート、所要時間、料金、タクシー会社名、電話番号、走行距離のいずれか1つをタクシー経路詳細情報として表示させるように実施してもよい。
【0122】
○上記実施形態において、タクシーの料金を算出するとき、タクシー登録サーバ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報の運賃データに基づいて夜間割増料金や予約お迎え料金を合わせて算出し、これら料金を合わせてタクシー経路詳細情報画面5aに表示させるようにしてもよい。ユーザによりきめの細かい情報を提供することができる。
【0123】
○上記実施形態では、タクシーを除くその他公共交通機関として鉄道に具体化したが、バス、航空機等のその他公共交通機関も加えて実施してもよい。
○上記実施形態では、予約便を設定する際、出発時時刻、乗車駅及び下車駅を予約便設定情報として入力したが、列車名(例えば、のぞみ△△号)と乗車駅及び下車駅を予約便設定情報として実施してもよい。
【0124】
【発明の効果】
各請求項に記載した発明によれば、出発地から目的地までの経路探索する際、事前にタクシーを除くその他公共交通機関を利用する経路の便を指定でき、その事前に指定した便を考慮した経路に関連した経路案内情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯ナビゲーションシステムのシステム構成図である。
【図2】 経路案内サービス管理センターのシステム構成図である。
【図3】 出発地から目的地間での複合経路を求める手順を説明するための表示画面の系統図である。
【図4】 同じく複合経路を求める手順を説明するための表示画面の系統図である。
【図5】 同じく複合経路を求める手順を説明するための表示画面の系統図である。
【図6】 同じく複合経路を求める手順を説明するための表示画面の系統図である。
【図7】 予約便を利用した経路を取得するための携帯電話機と管理サーバとの間で行われる処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
11…経路案内センターとしての経路案内サービス管理センター、12…携帯通信装置としての携帯電話機、12a…入力手段を構成するボタン、12b…表示手段を構成する表示部、23…ユーザ登録サーバ、24…公共交通機関登録サーバ、25…タクシー登録サーバ、26…受信手段、経路探索手段及び送信手段を構成する管理サーバ、23a〜26a…記憶部。

Claims (16)

  1. 目的地情報、出発地情報を入力する入力手段と、
    前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信手段と、
    前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信手段と、
    前記経路案内情報を表示する表示手段と
    を備えた携帯通信装置において、
    前記入力手段は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、目的地の到着時刻情報とを入力し、
    前記受信手段は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記到着時刻情報に基づいて、前記経路案内センターにおいて前記予約便で間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信することを特徴とする携帯通信装置。
  2. 目的地情報、出発地情報を入力する入力手段と、
    前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信手段と、
    前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信手段と、
    前記経路案内情報を表示する表示手段と
    を備えた携帯通信装置において、
    前記入力手段は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、出発地の出発時刻情報とを入力し、
    前記受信手段は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記出発時刻情報に基づいて、前記経路案内センターにおいて前記予約便に間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信することを特徴とする携帯通信装置。
  3. 請求項1に記載の携帯通信装置において、
    前記受信手段は、前記経路案内センターが前記予約便で間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信することを特徴とする携帯通信装置。
  4. 請求項2に記載の携帯通信装置において、
    前記受信手段は、前記経路案内センターが前記予約便に間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信することを特徴とする携帯通信装置。
  5. 携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信段階と、
    前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索段階と、
    その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信段階と
    を備えた経路案内情報配信方法であって、
    前記受信段階は、さらに目的地の到着時刻情報を受信する段階を備え、
    前記経路探索段階は、前記到着時刻情報に基づいて目的地の到着時刻に前記予約便を利用した経路で間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する段階を備え、
    前記送信段階は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する段階を備えたことを特徴とする経路案内情報配信方法。
  6. 携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信段階と、
    前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索段階と、
    その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信段階と
    を備えた経路案内情報配信方法であって、
    前記受信段階は、さらに出発地の出発時刻情報を受信する段階を備え、
    前記経路探索段階は、前記出発時刻情報に基づいてその出発地の出発時刻にて前記予約便に間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する段階を備え、
    前記送信段階は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する段階を備えたことを特徴とする経路案内情報配信方法。
  7. 請求項5に記載の経路案内情報配信方法において、
    前記経路探索段階は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を作成する段階を備え、
    前記送信段階は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を送信する段階を備えることを特徴とする経路案内情報配信方法。
  8. 請求項6に記載の経路案内情報配信方法において、
    前記経路探索段階は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を作成する段階を備え、
    前記送信段階は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を送信する段階を備えることを特徴とする経路案内情報配信方法。
  9. 目的地情報及び出発地情報を入力する入力機能と、
    前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信機能と、
    前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信機能と、 前記経路案内情報を表示する表示機能と
    携帯通信端末に実現させるプログラムであって、
    前記入力機能は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、目的地の到着時刻情報とを入力する機能を備え、
    前記受信機能は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記到着時刻情報に基づいて前記経路案内センターにおいて前記予約便で間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信する機能を備えたことを特徴とする携帯通信端末のプログラム。
  10. 目的地情報及び出発地情報を入力する入力機能と、
    前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信機能と、
    前記経路案内センターから、少なくとも公共交通機関を利用した経路を含むように探索された、その出発地から目的地までの経路に関する経路案内情報を受信する受信機能と、 前記経路案内情報を表示する表示機能と
    携帯通信端末に実現させるプログラムであって、
    前記入力機能は、さらに前記公共交通機関の便を指定するための予約便設定情報と、出発地の出発時刻情報とを入力する機能を備え、
    前記受信機能は、前記予約便設定情報に基づいて前記経路案内センターにおいて探索された予約便を含む目的地までの経路及び前記出発時刻情報に基づいて前記経路案内センターにおいて前記予約便に間に合わないと判断された場合に作成された、間に合わない旨の情報を受信する機能を備えたことを特徴とする携帯通信端末のプログラム。
  11. 請求項9に記載のプラグラムにおいて、
    前記受信機能は、前記経路案内センターが前記予約便で間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信する機能を備えたことを特徴とする携帯通信端末のプログラム。
  12. 請求項10に記載のプラグラムにおいて、
    前記受信機能は、前記経路案内センターが前記予約便に間に合わないと判断したときに、前記間に合わない旨の情報とともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を、前記経路案内センターから受信する機能を備えたことを特徴とする携帯通信端末のプログラム。
  13. 携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信機能と、
    前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索機能と、
    その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信機能と
    を実現するプログラムであって、
    前記受信機能は、さらに目的地の到着時刻情報を受信する機能を備え、
    前記経路探索機能は、前記到着時刻情報に基づいて目的地の到着時刻に前記予約便を利用した経路で間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する機能を備え、
    前記送信機能は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する機能を備えたことを特徴とするプログラム。
  14. 携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報を受信する受信機能と、
    前記携帯通信装置からの目的地情報、出発地情報及び予約便設定情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、少なくとも公共交通機関を含み前記予約便を利用した目的地までの経路を探索する経路探索機能と、
    その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信する送信機能と
    を実現するプログラムであって、
    前記受信機能は、さらに出発地の出発時刻情報を受信する機能を備え、
    前記経路探索機能は、前記出発時刻情報に基づいてその出発地の出発時刻にて前記予約便に間に合うかどうかを検索し、間に合わない場合には間に合わない旨の情報を作成する機能を備え、
    前記送信機能は、前記携帯通信装置に前記間に合わない旨の情報を送信する機能を備えたことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13に記載のプログラムにおいて、
    前記経路探索機能は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を作成する機能を備え、
    前記送信機能は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記到着時刻情報の変更を促す情報を送信する機能を備えることを特徴とするプログラム
  16. 請求項14に記載のプログラムにおいて、
    前記経路探索機能は、前記間に合う経路がない場合に、間に合わない旨の情報を作成するとともに、前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を作成する機能を備え、
    前記送信機能は、前記間に合わない旨の情報とともに前記予約便設定情報の変更又は前記出発時刻情報の変更を促す情報を送信する機能を備えることを特徴とするプログラム
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