JP2002030630A - 除雪機 - Google Patents

除雪機

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JP2002030630A JP2000216311A JP2000216311A JP2002030630A JP 2002030630 A JP2002030630 A JP 2002030630A JP 2000216311 A JP2000216311 A JP 2000216311A JP 2000216311 A JP2000216311 A JP 2000216311A JP 2002030630 A JP2002030630 A JP 2002030630A
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    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/088Endless track units; Parts thereof with means to exclude or remove foreign matter, e.g. sealing means, self-cleaning track links or sprockets, deflector plates or scrapers
    • B62D55/0882Track or sprocket cleaning devices mounted on the frame
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01HSTREET CLEANING; CLEANING OF PERMANENT WAYS; CLEANING BEACHES; DISPERSING OR PREVENTING FOG IN GENERAL CLEANING STREET OR RAILWAY FURNITURE OR TUNNEL WALLS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除雪作業性を高めることができ、クローラベ
ルトの寿命を長くすることができ、加えて作業者の負担
を軽減させることができる除雪機を提供する。 【解決手段】 除雪機10は、車体フレーム11に駆動
輪20及び転輪22を取付け、駆動輪20及び転輪22
にクローラベルト25を巻き付け、クローラベルト25
を駆動輪20で駆動させて走行するもので、転輪22の
外周22aに、この外周22aに推積した雪60を除去
するためのスクレーパ45を臨ませた。 【効果】 駆動輪や転輪の外周に雪が推積することを防
ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラベルト式
除雪機に関する。
【0002】
【従来の技術】除雪作業の労力を軽減するために、車体
の前部にロータリ除雪装置や排雪板を備えた除雪機があ
る。この除雪機は、例えば特公平6−60482号公報
「除雪機の姿勢制御装置」で示されるように、車体前部
に駆動輪を備えるとともに車体後部に転輪を備え、これ
らの駆動輪及び転輪にクローラベルトを巻き付けたもの
である。この除雪機によれば、クローラベルトを駆動輪
で駆動させることによりクローラベルトで積雪上を走行
しながら、車体前部に備えたロータリ除雪装置や排雪板
で積雪を除去することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、除雪作業の際
に、クローラベルトの内周側に雪が入り込む虞れがあ
る。クロラベルトの内側に入り込んだ雪は、クローラベ
ルトとともに転輪側に移動して転輪の外周に付着して推
積することがある。この現象は、新雪の粉雪状のときに
顕著に現れる。転輪の外周に雪が推積すると、転輪の見
掛け上の外径が大きくなりクローラベルトの張力が増大
する。高い張力のままで走行するとクローラベルトの寿
命が短くなる。また、クローラベルトを正常な伸びに保
つためには、転輪の外周に推積した雪を頻繁に取り除く
必要があり、そのことが除雪作業性を高める妨げにな
る。
【0004】さらには、左右の駆動輪や転輪に付着する
雪の量に差がつくことが考えられる。例えば左の駆動輪
や転輪に大くの雪が推積すれば、除雪機は徐々に右旋回
することになる。
【0005】以上に述べた通りに、駆動輪及び/又は転
輪に雪が付着したのを放置するとクローラベルトの寿命
に悪影響を及ぼし、又駆動輪に対する雪の付着状況によ
っては直進性に悪影響が及ぶ。
【0006】従って、本発明の目的は、悪影響を招く雪
の推積を有効に防止することのできる技術を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体に駆動輪及び転輪を取付け、駆動輪
及び転輪にクローラベルトを巻き付け、クローラベルト
を駆動輪で駆動させて走行する除雪機において、前記駆
動輪及び転輪の少なくとも一方の外周に、この外周に推
積した雪を除去するためのスクレーパを臨ませたことを
特徴とする。
【0008】駆動輪及び転輪の少なくとも一方の外周に
スクレーパを臨ませた。このため、駆動輪や転輪の外周
に推積した雪をスクレーパで除去することができる。よ
って、駆動輪や転輪の外周に雪が推積することを有効に
防ぐことができるので、クローラベルトの張力が増大す
ることを防止できる。また、駆動輪や転輪の外周に推積
した雪をスクレーパで除去することで、駆動輪や転輪の
外周に推積した雪を取り除く手間を省くことができる。
さらに、左右の駆動輪や転輪に雪が推積することを防ぐ
ことで、除雪機の直進性を維持することができる。この
ように、除雪機の直進性を維持することで、作業者は操
作ハンドルの操作を楽に行うことができる。
【0009】請求項2において、前記スクレーパは、前
記外周に臨む面のうち、両端部を刃部、中央部を逃げ部
とすべく、中央部を外周から離す構造にしたことを特徴
とする。
【0010】外周に臨む面のうち中央の逃げ部を外周か
ら離す構造にした。これにより、外周に残った雪に逃げ
部が接触することを防ぐことができるので、接触による
スクレーパの破損を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、図面は符
号の向きに見るものとする。
【0012】図1は本発明に係る除雪機の側面図であ
る。排雪板付き除雪機10は、車体(車体フレーム)1
1を側面視で略逆L形に形成し、車体フレーム11の左
右側に駆動輪20,20及び転輪22,22を介して左
右のクローラベルト25,25(左側のみ示す)を備
え、駆動輪20,20を駆動する電動モータ30及び動
力伝達機構32を車体フレーム11の前部に取付け、電
動モータ30及び動力伝達機構31の後方にバッテリ3
2を備え、バッテリ32の後方に充電器34及び制御部
35を備え、車体フレーム11の前部に雪を押出す排雪
板36を備え、車体フレーム11の後方に排雪板36の
高さを調整する高さ調整機構37を備え、車体フレーム
11の後側上部から操作ハンドル38を取付け、操作ハ
ンドル38の上部に操作ボックス38aを取付け、操作
ハンドル38の後端に左右のグリップ部39a,39b
を備える。
【0013】この排雪板付き除雪機10は、車体フレー
ム11の上方にカバー18を取付けることにより、電動
モータ30、動力伝達機構31、バッテリ32、充電器
34及び制御部35を覆う。
【0014】バッテリ32は、電動モータ30に電力を
供給する電源であって、車体フレーム11の上部にバッ
テリ収納ボックス33を介して取付けたものである。充
電器34は、家庭用電源等の交流電源のコンセントにプ
ラグ(図示しない)を差込み、バッテリ32に充電する
ものであって、バッテリ収納ボックス33の後方に配置
した状態で車体フレーム11に取付けたものである。
【0015】制御部35は、前・後進切換えスイッチ、
ポテンショメータ、メインスイッチ及び最高速度設定ス
イッチ等からの信号に基づいて電動モータ30を制御す
る制御ユニットであって、充電器34の上方に配置した
状態で車体フレーム11に取付けたものである。排雪板
36は、車体フレーム11の前部に取付ブラケット36
aを取付け、取付ブラケット36aにピン36b・・・で
取付けたものである。
【0016】この除雪機10によれば、電動モータ30
を駆動することで、電動モータ30の駆動力を動力伝達
機構31を介して左右の駆動輪20に伝え、左右の駆動
輪20を回転させることでクローラベルト25を回すこ
とで自走させることができる。作業者は操作ハンドル3
8の左右のグリップ部39a,39bを握った状態で、
除雪機10の走行速度に合わせて歩きながら操作ハンド
ル38で進行方向や排雪板36の高さを操作する。
【0017】図2は本発明に係る除雪機の要部を示す側
面図であり、駆動輪20及び転輪22の内側、すなわち
車体フレーム11(図1に示す)側に略楕円形の下部カ
バー40を配置し、下部カバー40の中央に凹み部41
を成形し、凹み部41にボルト47,47でスクレーパ
45を取付けた状態を示す。なお、スクレーパ45の下
方には、ボルト28,28でクローラベルト25の浮上
がりを阻止する部材29を取付ける。
【0018】ここで、スクレーパ45を転輪22の外周
22aに臨ませた理由を説明する。図1に示す除雪機1
0で除雪作業を行う場合、除雪機10を前進させながら
排雪版36で雪を除去する。このとき、駆動輪20を駆
動することで駆動輪20の駆動ピン20a・・・でクロー
ラベルト25を駆動する。クロラベルト25の路面62
に接触している範囲Lは、矢印の方向に移動する。従
って、クロラベルト25の路面62に接触している範囲
Lの内周26側に雪が入り込むと、その雪はクローラベ
ルト25に載って転輪22側に移動して、転輪22の外
周22aに雪が推積する。
【0019】一方、除雪機10を後進させる際には、排
雪板36で雪を除去した路面上や積雪上を走行するの
で、クローラベルト25の内周側26に雪が入り込むこ
とはまれである。従って、駆動輪20の外周には雪が推
積し難い。このため、スクレーパ45を転輪22の外周
22aに臨ませて、転輪22の外周22aに雪が大きく
推積することを防ぐようにした。
【0020】図3は本発明に係る除雪機の要部を示す斜
視図である。スクレーパ45は、取付プレート部46、
スクレーパ部50及び補強部57からなる。このスクレ
ーパ45は、下部カバー40に取付ける取付プレート部
46と、転輪22の外周22aに臨むスクレーパ部50
とを直角に折り曲げて略L字形に形成し、折曲部55の
中央に補強部57の突出させた部材である。
【0021】取付プレート46は、下部カバー40の凹
み部41に取付けるためにボルト47,47を差し込む
長孔48,48を上下に備える。ボルト47,47を差
し込む孔を長孔48,48にすることで、ボルト47,
47を緩めてスクレーパ45の位置を下部カバー40の
前後方向に移動することができる。よって、スクレーパ
45を好適な位置に配置することができる。
【0022】スクレーパ部50は、転輪22の外周22
aに推積した雪を除去するために、転輪22の外周22
aに臨ませた部材である。スクレーパ部50は、一例と
して略湾曲状に形成することで、転輪22の外周22a
に臨む面51を湾曲状とし、外周に臨む面51のうち、
両端部(上下端部)を刃部52,53、中央部を逃げ部
54とすべく、中央部を外周から離す構造にした。
【0023】補強部57は、転輪22の外周22aに推
積した雪を除去する際に、スクレーパ部50が折曲部5
5から変形することを防ぐ部材である。補強部57を取
付プレート46及びスクレーパ部50と一体形成するこ
とで、部材数を少なくして組立ての容易化を図ることが
できる。
【0024】図4は図2の4部拡大図である。スクレー
パ45は、転輪22の外周22aに推積した雪を効率よ
く除去するために、上下の刃部52,53を転輪22の
外周22aに近づける必要がある。このため、上下の刃
部52,53と転輪22の外周22aとの間隔L1をで
きるだけ小さく設定することが好ましい。
【0025】一方、スクレーパ45は、転輪22の外周
22aに残った雪に逃げ部54が接触することを防ぐた
めに、逃げ部54を転輪22の外周22aから離す構造
にする必要がある。このため、逃げ部54と転輪22の
外周22aとの間隔L2を大きく設定することが好まし
い。
【0026】図5は図2の5−5線断面図であり、下部
カバー40を駆動輪20及び転輪22の内側、すなわち
車体フレーム11(図1に示す)側に配置し、下部カバ
ー40の凹み部41の内側に溶接ナット42を取付け、
溶接ナット42にボルト47をねじ込むことでスクレー
パ45を取付け、スクレーパ部50の先端50aを転輪
22の外周22aに臨ませた状態を示す。
【0027】下部カバー40は、前部40aの孔43に
駆動軸21を差し込み、ベアリング21aを介して前部
40aを駆動軸21に取付け、後部40bのブラケット
12にクロスメンバー13を取付け、転輪軸23及びク
ロスメンバー13に調整ボルト15を通し、調整ボルト
15にナット16を締め付けることで後部40bをクロ
スメンバー13に取付ける。これにより、下部カバー4
0を駆動輪20及び転輪22の内側に配置する。
【0028】以下、除雪機10の動作を説明する。図6
(a),(b)は本発明に係る除雪機の作用説明図であ
り、(a)は比較例を示し、(b)は本発明の実施の形
態を示す。(a)において、除雪機を前進させるため
に、駆動輪100を矢印の如く駆動して、クローラベ
ルト101を矢印の如く回転するとともに転輪103
を矢印の如く回転する。
【0029】クローラベルト101の内周102に雪1
05が入り込み、その雪105がクローラベルト101
に載った状態で転輪103側に移動し、移動した雪10
5が転輪103の外周103aに推積する。転輪103
の外周103aに雪105が推積すると、転輪103の
見掛け上の外径D1が大きくなりクローラベルト101
が伸ばされる。この状態で、走行するとクローラベルト
101の寿命が短くなる虞れがある。また、クローラベ
ルト101を正常な伸びに保つためには、転輪103の
外周103aに推積した雪105を頻繁に取り除く必要
があり、そのことが除雪作業性を高める妨げになる。
【0030】一方、左右の駆動輪100や転輪103
(左側のみを図示する)に付着する雪105の量に差が
つくことが考えられる。例えば左の駆動輪100や転輪
103に大くの雪105が推積すれば、除雪機は徐々に
右旋回することになる。よって、除雪機の直進性に悪影
響が及ぶ。このため、直進性の悪影響を操作ハンドルの
操作で補う必要があり、作業者の負担が増す。
【0031】(b)において、除雪機を前進させるため
に、駆動輪20を矢印の如く駆動して、クローラベル
ト25を矢印の如く回転するととも転輪22を矢印
の如く回転する。クローラベルト25の内周26に雪6
0が入り込み、その雪60がクローラベルト25に載っ
た状態で転輪22側に移動し、移動した雪60が転輪2
2の外周22aに推積する。
【0032】しかし、転輪22の外周22aにスクレー
パ45のスクレーパ部50を臨ませたので、転輪22の
外周22aに推積した雪60をスクレーパ部50の上刃
部52で除去することができる。よって、転輪22の外
周22aに雪60が推積することを防ぐことができるの
で、クローラベルト25の張力が増大することを防止す
ることができる。このため、クローラベルト25を正常
の状態で使用することができるので、クローラベルト2
5の寿命を十分に確保することができる。
【0033】また、転輪22の外周22aに推積した雪
60をスクレーパ45で除去することで、転輪22の外
周22aに推積した雪60を取り除く手間を省くことが
できる。従って、除雪作業性を高めることができる。
【0034】ところで、除雪機を後進させる場合には、
駆動輪20、クローラベルト25及び転輪22は、前進
の際の回転方向と逆方向に回転する。その場合には、ス
クレーパ45の下刃部53で転輪22の外周22aに推
積した雪60を除去することができる。
【0035】ここで、図1で説明したように、駆動輪2
0の外周には雪が推積し難いので、転輪22の外周22
aにスクレーパ45を臨ませることで、駆動輪20及び
転輪22に雪が推積することを防ぐことができる。この
ため、左右の駆動輪20,20や転輪22,22に推積
する雪60の量に差がつくことを防ぐことができ、除雪
機の直進性を維持することができる。従って、操作ハン
ドルの操作を楽に行うことができ、作業者の負担を軽減
することができる。
【0036】前記実施の形態では、スクレーパ45を転
輪22に臨ませた例について説明したが、その他に、転
輪22及び駆動輪20の両方にスクレーパ45を臨ませ
ることも可能である。さらに、スクレーパ45を駆動輪
20の外周のみに臨ませることも可能である。
【0037】また、前記実施の形態では、スクレーパ4
5のスクレーパ部50を略湾曲状に形成した例について
説明したが、その他の形状に形成してもよい。要は、刃
部52,53を転輪22の外周22aに近づけ、逃げ部
54を外周22aから離す構造にすればよい。さらに、
スクレーパ部50に上刃部52及び下刃部53を備えた
例について説明したが、上刃部52のみを備えるように
してもよい。
【0038】前記実施の形態では、除雪機10に排雪板
36を備えた例について説明たしたが、例えばロータリ
除雪装置などのその他の除雪手段を備えた除雪機に適用
しても同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、駆動輪及び転輪の少なくとも一方の
外周にスクレーパを臨ませた。このため、駆動輪や転輪
の外周に推積した雪をスクレーパで除去することができ
る。よって、駆動輪や転輪の外周に雪が推積することを
有効に防ぐことができるので、クローラベルトの張力が
増大することを防止できる。従って、クローラベルトを
正常の状態で使用することができるので、クローラベル
トの寿命を十分に確保することができる。
【0040】また、駆動輪や転輪の外周に推積した雪を
スクレーパで除去することで、駆動輪や転輪の外周に推
積した雪を取り除く手間を省くことができる。従って、
除雪作業性を高めることができる。さらに、左右の駆動
輪や転輪に雪が推積することを防ぐことで、除雪機の直
進性を維持することができる。このように、除雪機の直
進性を維持することで、操作ハンドルの操作を楽に行う
ことができ、作業者の負担を軽減することができる。
【0041】請求項2は、外周に臨む面のうち中央の逃
げ部を外周から離す構造にした。これにより、外周に残
った雪に逃げ部が接触することを防ぐことができるの
で、接触によるスクレーパの破損を防止することができ
る。スクレーパの耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪機の側面図
【図2】本発明に係る除雪機の要部を示す側面図
【図3】本発明に係る除雪機の要部を示す斜視図
【図4】図2の4部拡大図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】本発明に係る除雪機の作用説明図
【符号の説明】
10…除雪機、11…車体(車体フレーム)、20…駆
動輪、22…転輪、22a…外周、25…クローラベル
ト、45…スクレーパ、50…スクレーパ部、51…外
周に臨む面、52…上刃部、53…下刃部、54…逃げ
部、60…雪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 昌克 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 山本 隆弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2D026 CB03 CD02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に駆動輪及び転輪を取付け、駆動輪
    及び転輪にクローラベルトを巻き付け、クローラベルト
    を駆動輪で駆動させて走行する除雪機において、 前記駆動輪及び転輪の少なくとも一方の外周に、この外
    周に推積した雪を除去するためのスクレーパを臨ませた
    ことを特徴とする除雪機。
  2. 【請求項2】 前記スクレーパは、前記外周に臨む面の
    うち、両端部を刃部、中央部を逃げ部とすべく、中央部
    を外周から離す構造にしたことを特徴とする請求項1記
    載の除雪機。
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