JP2003268737A - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
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- JP2003268737A JP2003268737A JP2002076788A JP2002076788A JP2003268737A JP 2003268737 A JP2003268737 A JP 2003268737A JP 2002076788 A JP2002076788 A JP 2002076788A JP 2002076788 A JP2002076788 A JP 2002076788A JP 2003268737 A JP2003268737 A JP 2003268737A
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Abstract
して確実に接地面側に向けて作用させ、十分な除雪機能
が得られる除雪機を提供する。 【解決手段】 接地する走行駆動部(ホイル5)に支持
された車体2と、前記走行駆動部5より前方側の車体2
に設けた除雪用のオーガ11と、前記走行駆動部より後
方側の車体2に連結された操作用のハンドル29と、前
記車体2に搭載され、前記走行駆動部5を駆動する電動
機8と、前記電動機8の電源となるバッテリ33とを備
え、前記オーガ11は、チルト中心軸(車軸4)廻りに
揺動して接地面に対し接近離間する除雪機1において、
前記チルト中心軸4より前方に前記バッテリ33を搭載
した。
Description
そのバッテリ配置構造に関する。
動機あるいはその両方を備え、駆動電源としてバッテリ
が車体に搭載される。車体は、タイヤ又はクローラ等の
走行駆動部に支持される。車体前部に雪を掻き集めて除
雪するためのオーガが備わる。走行駆動部は接地して走
行し接地面(走行面)の雪をオーガで掻き集めこれをそ
の後方のインペラによりシュータ介して投雪する。車体
後方には操向操作等のためのハンドルが連結される。
き上げるため、及び走行面の状態や雪の深さ等に応じて
走行面に対し接近離間するように、シリンダ等のチルト
機構によりあるいは作業者がハンドルを介して上下方向
に押圧操作することによりチルト中心軸廻りに揺動す
る。
る。 (A)の除雪機は、走行駆動部としてホイル(タイヤ)
41を備え、このホイル41に車体42が支持される。
車体42の前方にオーガ43が備わり、その後部にシュ
ート44が備わる。車体42の後部にハンドル45が連
結される。車体42に不図示のエンジン及び電動機が搭
載され、さらにバッテリ(不図示)が搭載される。この
例では、ホイル41の車軸46がチルト中心軸になり、
この車軸(チルト中心軸)46廻りにオーガ43が揺動
動作して接地面(雪を含む走行面)47に対し接近離間
する(矢印Y)。なお、矢印Yの両端の一点鎖線は、チ
ルト動作したときの車体42に対する接地面47の相対
位置を示す。
ーラ48を備え、これを保持するクローラフレーム48
aに車体42が連結軸49を介して支持される。車体4
2とクローラフレーム48aとの間にチルトシリンダ5
0が介装される。この場合、連結軸49がチルト中心軸
となり、オーガ43はクローラフレーム48aに対しこ
の連結軸(チルト中心軸)49廻りに揺動動作して接地
面47に対し接近離間する。
車軸(この例では前側の車軸)51を介して車体42が
クローラフレーム48aに連結される。この場合には、
前側の車軸51がチルト中心軸となり、オーガ43はク
ローラフレーム48aに対し、この車軸(チルト中心
軸)51廻りに揺動動作して接地面47に対し接近離間
する。
除雪作業時には車体42のチルト動作によりオーガ43
を接地面47側に移動させてオーガ43により接地面4
7上の雪を掻き集めて除雪する。
に開示されている。
ーガ等の除雪機構を配置し、車体の中央部に除雪機構を
駆動するエンジンを配置し、車体の左右両側にクローラ
ベルトを配置し、車体の後部に左右のクローラベルトを
駆動する左右の電動モータを配置した自力走行形式の歩
行型除雪機である。
報記載の除雪機においては、重量の大きなバッテリが車
体後部のハンドルの間に配置されているため、車体前部
のオーガが浮き上りやすくなる。このため、特に固い雪
を除去する場合に、オーガが確実に雪に食い込まず路面
上の雪を掻き集めることができなくなって、十分な除雪
ができないおそれがある。
あって、除雪時に車体前部のオーガの浮き上りを抑制し
て確実に接地面側に向けて作用させ、十分な除雪機能が
得られる除雪機の提供を目的とする。
め、本発明では、接地する走行駆動部に支持された車体
と、前記走行駆動部より前方側の車体に設けた除雪用の
オーガと、前記走行駆動部より後方側の車体に連結され
た操作用のハンドルと、前記車体に搭載され、前記走行
駆動部を駆動する電動機と、前記電動機の電源となるバ
ッテリとを備え、前記オーガは、チルト中心軸廻りに揺
動して接地面に対し接近離間する除雪機において、前記
チルト中心軸より前方に前記バッテリが搭載されたこと
を特徴とする除雪機を提供する。
がチルト中心軸より前側の車体に搭載されるため、その
重量によりオーガに対し下向きに荷重が作用し、オーガ
が接地面上の雪に確実に食い込んで十分な除雪機能が得
られる。特に固まった雪の場合、作業者がハンドルによ
りオーガを押し下げて雪に食い込ませる負担が軽減す
る。
方向のほぼ中央部に搭載したことを特徴としている。
が車幅方向のほぼ中央部に配設されるため、バッテリ配
置がコンパクトになり、車体の左右方向の重量バランス
がよくなる。
して2個のバッテリを搭載したことを特徴としている。
ぞれ車体の左右の側面に近接するため、車体の外側から
バッテリの保守点検が容易にできる。本発明ではさら
に、接地する走行駆動部に支持された車体と、前記走行
駆動部より前方側の車体に設けた除雪用のオーガと、前
記走行駆動部より後方側の車体に連結された操作用のハ
ンドルと、前記車体に搭載され、前記走行駆動部を駆動
する電動機と、前記電動機の電源となるバッテリとを備
え、前記オーガは、チルト中心軸廻りに揺動して接地面
に対し接近離間し、前記バッテリは前記チルト中心軸よ
り後方側の車体に搭載される除雪機において、前記バッ
テリと同様前記電動機の電源となる別のバッテリを前記
チルト中心軸より前方側の車体に搭載したことを特徴と
する除雪機を提供する。この構成によれば、チルト中心
軸より後方側の車体にバッテリが搭載される除雪機にお
いて、さらに別のバッテリがチルト中心軸より前方側の
車体に搭載されるため、オーガを雪に食い込ませるため
のハンドル持ち上げ力を軽減できる。
構成を示す側面図、図2は正面から見た内部構成図、図
3は後面から見た内部構成図、図4は平面図である。こ
の実施例は、前述の図7(A)に示したホイル駆動形式
の除雪機である。
ルフレーム3を有し、車軸4を介して左右のホイル(タ
イヤ)5が装着される。車体2の上部にエンジン6が搭
載され、その上側に燃料タンク7が配設される。エンジ
ン6の下部のホイルフレーム3にモータケース8a内に
収容された電動機8が取付けられる。電動機8は、ギヤ
ケース9a内の減速ギヤ9を介してホイル5の車軸4に
連結され、ホイル5を回転駆動する(図4参照)。図3
の40はモータ制御装置である。
側にオーガ11が、それぞれインペラハウジング12及
びオーガハウジング13に覆われて配設される。オーガ
11はオーガ軸14廻りに回転する。オーガ軸14は、
ウォームギヤ15を介して、インペラ10が装着された
インペラ軸16により回転駆動される。インペラ軸16
の端部にプーリ17が装着される。プーリ17は、ベル
ト18(図2)及び電磁式のオーガクラッチ19(図1
及び図2の斜線)を介してエンジン6に連結される。図
2の38は発電機である。
ーム20及びその端部のローラ21からなるスキッド機
構22が備わる。このスキッド機構22は接地面上でオ
ーガ11を滑らかに走行させるためのものであり、オー
ガ11の不使用時にオーガ11をチルトアップして接地
面から離すと、不図示のスプリングによりアーム20が
軸20a廻りに前方に回動する。これにより、ローラ2
1がオーガ11と走行面との間に移動してオーガ11を
走行面から離間した状態に保持する。スキッド機構22
として板金を曲げ加工したソリ式のスキッドを用いても
よい。このようなスキッド機構はモータにより伸縮可能
な構造(オーガ11の下部から走行面に対し突出及び引
込み可能な構造)としてもよい。
23が備わる。シュート23は、オーガ11で掻き集め
られインペラ10で跳ね上げられた雪を放出するための
ガイドである。シュート23の上端部の放出口であるデ
フレクタ24は、ヒンジ25を中心に折れ曲って放出角
度を調整可能である。このデフレクタ24は、ハンドル
部分の操作部に連結されたシュートワイヤ32を引張る
ことにより、背面のスプリング26に抗してヒンジ25
廻りに前方に回動して折れ曲る。このシュート23は、
図4に示すように、シュート回転モータ27によりその
出力軸に形成されたギヤ28を介して回転し、デフレク
タ24の向きを変えて投雪方向を変えることができる。
る。左右のハンドル29間に操作ボックス30が備わり
各種操作レバ−等が装着される。
8のスイッチを構成する。34は走行変速レバーであ
り、電動機8を介してホイル5の回転速度を制御する。
35はシュートレバーであり、前述のデフレクタ24の
角度調整のためのシュートワイヤ32に連結され、これ
を引張ってデフレクタ24の角度を変える。なお、図4
における34Aは操作ボックス30に設けられる走行変
速レバー34の操作範囲を規制する操作溝であり、35
Aは操作ボックス30に設けられるシュートレバー35
の操作範囲を規制する操作溝である。
ート回転スイッチである。このシュート回転スイッチ3
6は、左右のハンドルグリップの一方に設けられ、他方
のハンドルグリップの同じ位置にスキッド操作スイッチ
39(図4)を設けてもよい。このスキッド操作スイッ
チ39は、スキッド機構22が電動モータにより伸縮式
の場合に必要となるスイッチであり、本実施例では省略
可能である。
ガクラッチ19をON/OFFしてオーガ11に対しエ
ンジン6の回転を接続又は切断する。
前部のオーガ11を揺動チルト動作させて走行面に対し
接近離間させることができる。この場合、揺動回転の中
心となるチルト中心軸は、ホイル5の車軸4である。
なる車軸4より前側の車体2に、バッテリケース31に
収容されたバッテリ33が搭載される。本実施例では、
2個のバッテリ33が、図4に示すように、それぞれ左
右のホイル5の前側上部に搭載される。
であるバッテリ31がチルト中心軸(車軸4)より前側
の車体2に搭載されるため、その重量によりオーガ11
に対し下向きに荷重が作用し、オーガ11が接地面上の
雪に確実に食い込んで十分な除雪機能が得られる。特に
固まった雪の場合、作業者がハンドル29によりオーガ
11を押し下げて雪に食い込ませる負担が軽減する。
31を搭載したことにより、2個のバッテリがそれぞれ
車体の左右の側面に近接するため、バッテリの保守点検
が容易にできる。
る。この実施形態は、2個のバッテリケース31内に収
容したバッテリ33を連結又は一体的に隣接させてシュ
ート23に隣接する車体中央部側に設けたものである。
この場合にも、重量物であるバッテリ33が車軸4(チ
ルト中心軸)より前側に配置されるため、その重量によ
りオーガ11に対し下向きに荷重が作用し、オーガ11
が接地面上の雪に確実に食い込んで十分な除雪機能が得
られる。特に固まった雪の場合、作業者がハンドル29
によりオーガ11を押し下げて雪に食い込ませる負担が
軽減する。また、この図5の構成によれば2個のバッテ
リをコンパクトに配設できる。
図である。この実施形態は、2個のバッテリ33のうち
1個のバッテリ33を車軸4の前側に搭載し、他の1個
のバッテリ33は車軸4の後側に搭載したものである。
この実施形態においても、1個のバッテリ33が車軸の
前側に配置されるため、その重量によりオーガ11に対
し下向きに荷重が作用し、オーガ11が接地面上の雪に
確実に食い込んで十分な除雪機能が得られる。
(A)のホイル走行形式の除雪機について説明したが、
本発明のバッテリ配置構造は、図7(B)(C)のクロ
ーラ走行形式の除雪機に対しても適用可能である。
機1としてチルト中心軸となる車軸4より後側の車体2
となるハンドル29に溶接支持されるバッテリ支持板6
0に、電動機8の電源となる1ケ又は複数のバッテリ6
1を搭載しているものにおいて、このバッテリ61とは
別に1ケ又は複数のバッテリ33をチルト中心軸より前
側の車体に搭載するようにしてもよい。これにより、チ
ルト中心軸となる車軸4より後側の車体2に電動機8の
電源となるバッテリ61を搭載した除雪機1において、
オーガ11を雪に食い込ませるためのハンドル29の必
要持ち上げ力を軽減できる。
物であるバッテリがチルト中心軸より前側の車体に搭載
されるため、その重量によりオーガに対し下向きに荷重
が作用し、オーガが接地面上の雪に確実に食い込んで十
分な除雪機能が得られる。特に固まった雪の場合、作業
者がハンドルによりオーガを押し下げて雪に食い込ませ
る負担が軽減する。
軸、5:ホイル、 6:エンジン、7:燃料タンク、8:電動機、8a:モ
ータケース、 9:減速ギヤ、9a:ギヤケース、10:インペラ、1
1:オーガ、 12:インペラハウジング、13:オーガハウジング、
14:オーガ軸、 15:ウォームギヤ、16:インペラ軸、17:プー
リ、18:ベルト、 19:オーガクラッチ、20:ローラ、20a:軸、2
1:アーム、 22:スキッド機構、23:シュート、24:デフレク
タ、25:ヒンジ、 26:スプリング、27:シュート回転モータ、28:
ギヤ、 29:ハンドル、30:操作ボックス、31:バッテリ
ケース、 32:シュートワイヤ、33:バッテリ、34:走行変
速レバー、 35:シュートレバー、36:シュート回転スイッチ、 37:オーガクラッチレバー、38:発電機、39:ス
キッド操作スイッチ、 40:モータ制御装置、41:ホイル、42:車体、4
3:オーガ、 44:シュート、45:ハンドル、46:車軸、47:
接地面、 48:クローラ、48a:クローラフレーム、49:連
結軸、 50:チルトシリンダ、51:車軸、133:走行クラ
ッチレバー。
Claims (4)
- 【請求項1】接地する走行駆動部に支持された車体と、 前記走行駆動部より前方側の車体に設けた除雪用のオー
ガと、 前記走行駆動部より後方側の車体に連結された操作用の
ハンドルと、 前記車体に搭載され、前記走行駆動部を駆動する電動機
と、 前記電動機の電源となるバッテリとを備え、 前記オーガは、チルト中心軸廻りに揺動して接地面に対
し接近離間する除雪機において、 前記チルト中心軸より前方側の車体に前記バッテリを搭
載したことを特徴とする除雪機。 - 【請求項2】前記バッテリを車幅方向のほぼ中央部に搭
載したことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。 - 【請求項3】車幅方向に離間して2個のバッテリを搭載
したことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。 - 【請求項4】接地する走行駆動部に支持された車体と、 前記走行駆動部より前方側の車体に設けた除雪用のオー
ガと、 前記走行駆動部より後方側の車体に連結された操作用の
ハンドルと、 前記車体に搭載され、前記走行駆動部を駆動する電動機
と、 前記電動機の電源となるバッテリとを備え、 前記オーガは、チルト中心軸廻りに揺動して接地面に対
し接近離間し、前記バッテリは前記チルト中心軸より後
方側の車体に搭載される除雪機において、 前記バッテリと同様前記電動機の電源となる別のバッテ
リを前記チルト中心軸より前方側の車体に搭載したこと
を特徴とする除雪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076788A JP2003268737A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076788A JP2003268737A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 除雪機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003268737A true JP2003268737A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29205436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002076788A Pending JP2003268737A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 除雪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003268737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104912020A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-09-16 | 浙江亚特电器有限公司 | 一种混合动力驱动扫雪机 |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076788A patent/JP2003268737A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104912020A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-09-16 | 浙江亚特电器有限公司 | 一种混合动力驱动扫雪机 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20070201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |