JP2002013114A - 除雪機の除雪部内面構造 - Google Patents

除雪機の除雪部内面構造

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JP2002013114A JP2000195374A JP2000195374A JP2002013114A JP 2002013114 A JP2002013114 A JP 2002013114A JP 2000195374 A JP2000195374 A JP 2000195374A JP 2000195374 A JP2000195374 A JP 2000195374A JP 2002013114 A JP2002013114 A JP 2002013114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除雪機において、ベタ雪を除雪するような場
合でも、掻き集めた雪を少ない摩擦抵抗でスムーズに吸
引して放出することができ、砂や砕石が混じった雪を除
雪しても、除雪時に雪の滑走面となる部分で金属製の本
体部材の内面側を充分に保護できるようにする。 【解決手段】 オーガ45の回転により掻き集めた雪を
ブロア40で吸引してシュート48から放出する除雪部
4が車体の前部に配設されている除雪機1において、掻
き集めた雪を吸引して放出する際に雪の滑走面となる部
分41a,41b,48の少なくとも一部で、金属製の
本体部材41a,41b,48の内面側に、摩擦抵抗の
低い樹脂部材を内面部材として取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーガの回転によ
り掻き集めた雪をブロアで吸引してシュートから放出す
る除雪部が車体の前部に配設されている除雪機に関し、
特に、そのような除雪機において掻き集めた雪を吸引し
て放出する際に雪の滑走面となる部分の除雪部内面構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動源であるエンジンを搭載した車体の
前部に除雪部を配設し、車体の下部に配設された走行装
置により車体を前進させながら、除雪部において、前方
の所定幅の範囲の雪をオーガの回転により幅方向中央に
掻き集めながら、掻き集めた雪を連続的にブロアで吸引
してシュートから放出するようにしたものは、除雪機と
して従来から一般的に使用されている。
【0003】そのような従来から知られた除雪機におい
て、オーガにより掻き集めた雪を吸引して放出するため
のブロアのケーシングやシュートは、通常、板金によっ
て製造されており、除雪時に雪の滑走面となるブロアケ
ーシングの内面やシュートの内面には、メラミン系の塗
料が焼付け塗装されている。なお、シュートについて
は、板金製以外に、全部材を樹脂製としたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の除雪機では、湿気の多いベタ雪を除雪するよう
な場合、オーガにより掻き集めた雪をブロアで吸引して
シュートから放出する際に、雪の滑走面となるブロアケ
ーシングやシュートの内面と雪との摩擦抵抗が大きいこ
とで、掻き集めた雪を遠くにまで放出することができ
ず、また、除雪負荷が大きくなり過ぎてエンジンストー
ルを起こしたり、ブロアケーシングやシュートの内面に
雪が付着してブロア内やシュート内に雪が詰まったりす
ることで、除雪不能となることがある。
【0005】また、砂や砕石が混じった雪を除雪するこ
とで、ブロアケーシングやシュートの内面側の焼付け塗
装が剥げてしまって、金属面が剥き出しとなることで錆
び易くなると共に、そのように焼付け塗装が剥げたり金
属面が錆びたりすることで、雪の滑りが一層悪くなって
更に雪が詰まり易くなるという問題も起きる。
【0006】なお、例えば、ブロアケーシングやシュー
トの本体部材それ自体を樹脂製とした場合には、板金製
のものと比べて部品コストが高くなり、各部分の内面側
が傷付いたときにはその本体部材自体を交換しなければ
ならず、シュートについては本体部材の剛性が低下する
ために雪を放出する時のシュートの状態が不安定なもの
となる。
【0007】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするものであり、具体的には、除雪機において、ベタ
雪を除雪するような場合でも、掻き集めた雪を少ない摩
擦抵抗でスムーズに吸引・放出することができ、砂や砕
石が混じった雪を除雪しても、除雪時に雪の滑走面とな
る部分で金属部材の内面側を充分に保護できるようにす
ることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、オーガの回転により掻き集めた
雪をブロアで吸引してシュートから放出する除雪部が車
体の前部に配設されている除雪機において、掻き集めた
雪を吸引して放出する際に雪の滑走面となる部分の少な
くとも一部で、金属製の本体部材の内面側に、摩擦抵抗
の低い樹脂部材を内面部材として取り付けることを特徴
とするものである。
【0009】上記のような構成によれば、ベタ雪を除雪
する場合でも、雪の滑走面となる部分が、摩擦抵抗の低
い樹脂部材により形成されていることから、掻き集めた
雪を少ない摩擦抵抗でスムーズに吸引・放出することが
でき、また、砂や砕石が混じった雪を除雪しても、内面
部材として取り付けられている樹脂部材によって、除雪
部の金属製の本体部材の内面側を充分に保護することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の除雪機の除雪部内
面構造の実施形態について図面に基づいて説明する。な
お、図1は、除雪機の全体を側面視で示し、図2は、除
雪機のオーガハウジングの奥にあるブロアを正面視で示
し、図3は、除雪機のオーガハウジング内にあるオーガ
を正面視で示し、図4は、ブロアの構造を正面視で示
し、図5(A),(B)は、ブロアケーシングの内面に
取り付けられる樹脂部材のそれぞれを示し、図6
(A),(B),(C)は、ブロアケーシングのインペ
ラケースに対する樹脂部材の取り付け状態を示し、図7
(A),(B)は、シュートに対する樹脂部材の取り付
け状態を示すものである。
【0011】除雪機1の全体について、その構造を概略
的に以下に説明すると、図1に示すように、除雪機1
は、エンジン21や燃料タンク22を備えた駆動部2
と、左右一対のクローラ走行装置30による走行部3
と、オーガ45とブロア40とシュート48による除雪
部4と、ハンドルや各種の操作レバーを備えた操作部5
とからなるもので、走行部3の上方に駆動部2を搭載し
た車体に対し、車体の前方に除雪部4が配設され、車体
の後方に操作部5が配設されている。
【0012】除雪機1の駆動部2には、エンジン21や
燃料タンク22やバッテリ(図示せず)などが設置され
ており、エンジン21から前方に水平に延出する出力軸
21aには、前後して二つのプーリ24,25が固着さ
れていて、後側のプーリ24は、走行用のミッションの
入力軸に固着されたプーリ(図示せず)とベルトを介し
て連係され、前側のプーリ25は、除雪用の駆動軸27
に固着されたプーリ26とベルトを介して連係されてい
る。
【0013】除雪機1の走行部3では、車体フレームの
前後に設けられた左右一対の駆動輪31と従動輪32の
それぞれで、駆動輪31と従動輪32とに無端状のクロ
ーラ33を巻装させたクローラ走行装置30が形成され
ており、エンジン21の下方で左右の駆動輪31の間に
は、エンジン21からの動力を変速や方向変換して駆動
輪31に伝達するためのミッション(図示せず)が配設
されていて、エンジン21の回転動力は、出力軸21a
の後側のプーリ24からミッションの入力軸に伝達され
ている。
【0014】クローラ走行装置30の後部と車体フレー
ムの間には、ロック手段を備えて伸縮可能なチルトロッ
ド35が介装されており、ロックを解除してチルトロッ
ド35を伸縮させることで、駆動輪31を中心として前
後方向で車体を上下に回動させて、除雪部4の雪面に対
する高さを調整できるようになっている。
【0015】除雪機1の除雪部4では、車体(駆動部2
と走行部3)の前側に設置されたブロア40に対して、
ブロア40の前側にオーガハウジング44が固定的に取
り付けられ、ブロア40の上側にシュート48が水平旋
回可能に取り付けられていて、ブロア40内にはインペ
ラ(回転翼)42が収納され、オーガハウジング44内
にはオーガ(螺旋状の刃)45が収納されている。
【0016】ブロア40は、ケーシング41a,41b
とインペラ42からなるもので、図2に示すように、ブ
ロアケーシングは、インペラ42を収納するインペラケ
ース41aと、インペラ42の回転によりオーガハウジ
ング44内からインペラケース41a内に吸い込んだ雪
をシュート48に向けて排出する排出ダクト41bとを
一体的に結合したものであって、ブロアケーシングの排
出ダクト41bの上端部には、シュート48の下端部が
所定の角度範囲で水平旋回可能なように連結されてい
る。
【0017】そのようなブロア40を貫通してオーガハ
ウジング44内にまで延びるように、除雪用の駆動軸2
7が前後方向に設けられており、ブロア40(インペラ
ケース41a)内では、除雪用駆動軸27の中途部にイ
ンペラ42が一体的に固定され、オーガハウジング44
内では、除雪用駆動軸27の先端部が、ウォームとウォ
ームホイールによる動力伝達部28を介して、オーガ4
5の回転軸46と連結されていて、エンジン21の回転
動力は、出力軸21aの前側のプーリ25から除雪用駆
動軸27に伝達されている。
【0018】オーガハウジング44は、略円弧状に湾曲
成形された後壁の両側が左右の側壁で囲まれ、前方が大
きく開放されるように形成されており、オーガハウジン
グ44の後壁の下端部には、オーガ45で掻き取れなか
った雪や地面に氷結した雪を掻き取るためのスクレーパ
47が取り付けられていて、このスクレーパ47は、側
面視でくの字状に折り曲げ成形されたベースプレートの
端部上に、端縁が鋸歯状に成形された3枚の板金を前後
方向に互いにずらせて組み付けることで、全体として階
段状の斜面を有する鋸歯となるように形成されている。
【0019】オーガハウジング44の内部には、図3に
示すように、車体幅方向に延びる回転軸46に固着され
たオーガ45が、車体幅方向の中央に位置するエンジン
からの動力伝達部28から見て刃形が左右対称となるよ
うに設置され、オーガ45の回転軸46は、その中央に
動力伝達部28(駆動軸27側のウォームと回転軸46
側のウォームホイール)を連結させた状態で、オーガハ
ウジング44の左右の側壁の間に回転自在に軸支されて
いる。
【0020】オーガハウジング44の後壁には、オーガ
ハウジング44の内部をブロア40の内部に連通させる
ための連通孔44aが開口されていて、この連通孔44
aの部分と重なるような状態で、図2に示すように、ブ
ロアケーシングのインペラケース41aの前側が全面的
にオーガハウジング44内に開口されている。
【0021】シュート48は、雪の放出角度を変えるた
めの2個のデフレクタ48b,48cをシュート本体4
8aの先端部に傾倒自在に取り付けたものであり、シュ
ート本体48aは、ブロアケーシングの排出ダクト41
bの上端部に対して水平旋回可能に連結されていて、シ
ュート本体48aとデフレクタ48cの各背面の間には
リターンスプリング48dが介装され、デフレクタ48
bの側部には、後で述べる操作部のデフレクタレバー5
7によって操作されるケーブル60の末端が連結されて
いる。
【0022】なお、シュート48を所定の角度範囲で水
平旋回させるためのシュート旋回機構については、図示
していないが、シュート本体48aの下部近傍に設置さ
れた電動モータを駆動源とするもので、電動モータの回
転がウオームギヤ機構により減速及び方向変換されて伝
達される小径ギヤと、シュート本体48aの下部外周に
取り付けられたリング状の大径セクタギヤとを噛合させ
ることにより、電動モータの正逆回転に応じてシュート
本体48aを所定の角度範囲で水平旋回させるものであ
る。
【0023】除雪機1の操作部5では、左右一対のハン
ドルフレーム50の上部で、左側のハンドルグリップ5
2(L)の近傍に走行クラッチレバー53が設けられ、
右側のハンドルグリップ52(R)の近傍にオーガクラ
ッチレバー54とチルトレバー55が設けられている。
また、左右のハンドルフレーム50の上部間に操作パネ
ル51が設けられており、この操作パネル51には、メ
インスイッチやシュートスイッチ(何れも図示せず)が
設置され、変速レバー56やデフレクタレバー57が設
置されていて、デフレクタレバー57の基部にはシュー
ト回動レバー58が回動可能に付設されている。
【0024】走行クラッチレバー53は、走行クラッチ
(図示せず)をON/OFFするためのもので、これを
握ることで走行クラッチをONにすると、エンジン21
の動力が駆動輪31に伝達されてクローラ走行装置30
の駆動により除雪機1の走行がなされる。また、オーガ
クラッチレバー54は、オーガクラッチ(図示せず)を
ON/OFFするためのもので、これを握ることでオー
ガクラッチをONにすると、エンジン21の動力がオー
ガ回転軸46に伝達されてオーガ45の回転駆動により
除雪作業がなされる。
【0025】チルトレバー55は、チルトロッド35の
ロック手段(図示せず)をロックおよびロック解除する
ためのもので、これを握ることでチルトロッド35のロ
ック手段をロック解除すると、チルトロッド35を伸縮
させることができて、それにより、駆動輪31を中心と
して前後方向で車体を上下に回動させて、除雪部4の雪
面に対する高さを調整することができる。
【0026】変速レバー56は、除雪機1のクローラ走
行装置30による走行の前後進の切り換えと走行速度調
整のためのもので、操作パネル51の幅方向中央に前後
方向で傾倒可能に設置されていて、これを略鉛直の中立
状態から前方へ倒すと除雪機が前進し、逆に後方へ倒す
と除雪機が後進し、その倒れ角に応じて除雪機の走行速
度が変化する。
【0027】デフレクタレバー57は、除雪作業時の雪
の放出角度を変更するためのもので、操作パネル51上
の変速レバー56の左側に前後方向で傾倒可能に設置さ
れており、デフレクタレバー57の下端はシュート48
のデフレクタ48bに連結されるケーブル60の一端と
連結されていて、デフレクタレバー57を前方へ倒す
と、ケーブル60が引かれてデフレクタ48bが前方に
傾き、図示していないリンク機構を介してデフレクタ4
8cがそれに連動することで、側方から見てシュート本
体48aと各デフレクタ48c,48bがなす円弧状の
曲がりが大きくなり、逆にデフレクタレバー57を後方
へ倒すと、ケーブル60が緩んでリターンスプリング4
8dの引張バネによる復元バネ力で、各デフレクタ48
b,48cは元の状態に戻り、これによって雪の放出角
度が変更される。
【0028】シュート回動レバー58は、除雪作業時の
雪の放出方向を変更するためのもので、側面視くの字状
に折り曲げられた丸棒状のレバーであって、デフレクタ
レバー57のノブを握った作業者の手の指が届く範囲内
で、デフレクタレバー57の基部周りに回動可能に付設
されており、常態ではバネにより前方を向いた中立位置
に保持されていて、作業者がデフレクタレバー57を握
ったままシュート回動レバー58を指で左右に回すよう
に操作するものである。
【0029】シュート回動レバー58の左右の回動操作
により、操作パネル51の内側に設置されているシュー
トスイッチ(図示せず)のスイッチレバーを左右に傾倒
させ、これによりシュート旋回機構(図示せず)の電動
モータが正逆転させることで、シュート48を所定の範
囲で左右に旋回させて雪の放出方向を変えることができ
る。なお、シュート回動レバー58から指を離すと、シ
ュート回動レバー58は中立位置に復帰し、それに連れ
てシュートスイッチレバーが中立位置に復帰して、電動
モータへの通電がOFFされる。
【0030】上記のような構成を有する除雪機1の操作
状態を以下に説明すると、先ず、操作パネル51上のメ
インスイッチ(図示せず)をONしてエンジン21を始
動させた後、走行クラッチレバー53を握って走行クラ
ッチ(図示せず)をONにすると、エンジン21の動力
が駆動輪31に伝達されてクローラ走行装置30が駆動
され、変速レバー57を前方又は後方に倒して除雪機1
を前進又は後進させることで、除雪機1を所望の作業場
所にまで移動させる。
【0031】そして、除雪機1を作業場所に移動させた
時点で、オーガクラッチレバー54を握ってオーガクラ
ッチ(図示せず)をONにすると、エンジン21の動力
がオーガ回転軸46に伝達されてオーガ45が回転駆動
されることで、除雪機1の前方の雪は、オーガ45が回
転によりオーガハウジング44内の幅方向中央に掻き集
められ、ブロア40のインペラ42の回転によりインペ
ラケース41a内に吸引され、排出ダクト41bからシ
ュート48に向けて排出されて、シュート48に案内さ
れて遠くに放出されることで所要の除雪作業がなされ
る。
【0032】なお、上記のような除雪作業に際して、デ
フレクタレバー57を握って前後に倒すことにより、ケ
ーブル60を介してデフレクタ48b,48cを傾動さ
せてシュート48からの雪の放出角度を変えることがで
き、デフレクタレバー57を握ったまま指でシュート回
動レバー58を左右に回すことにより、シュート48を
所定の角度の範囲内で左右に水平旋回させてシュート4
8からの雪の放出方向を変えることができる。
【0033】また、チルトレバー55を握ってチルトロ
ッド35のロックを解除することで、車体を駆動軸31
を中心として上下に回動させることができ、これによっ
て雪面からのオーガ45の高さ位置を変えることがで
き、オーガ45の高さを調整した後は、チルトレバー5
5から手を離すだけで、チルトロッド35はその状態で
ロックされ、車体の駆動軸31を中心とする回動もロッ
クされることで、オーガ45の雪面への切り込み深さを
調整することができる。
【0034】ところで、上記のような本実施形態の除雪
機1において、オーガ45の回転により掻き集めた雪を
吸引して排出するブロア40のケーシング(インペラケ
ース41aと排出ダクト41b)と、ブロア40から排
出された雪を案内して遠くに放出するシュート48と
は、何れも、除雪作業の際に雪の滑走面となる部分であ
って、本体部材が板金により形成されていると共に、図
4および図7に示すように、それぞれの金属製の本体部
材に対して、雪の滑走面となる内面側に、摩擦抵抗の低
い樹脂部材11,12,13が着脱可能に取り付けられ
ている。
【0035】なお、樹脂部材11,12,13の材料と
なる樹脂としては、摩擦抵抗が低く、低温でも割れ難い
性質の樹脂が使用されており、本実施形態では超高分子
量ポリエチレン樹脂を使用しているが、摩擦抵抗が低
く、低温でも割れ難い性質の樹脂であれば、特に材料は
具体的に限定されるものではない。
【0036】ブロア40は、図4に示すように、インペ
ラケース41aと排出ダクト41bを溶接等により一体
的に結合した板金製のブロアケーシングと、回転基板4
2上に3個の羽根部材42bを溶接等で一体結合した板
金製のインペラ42とからなり、ブロアケーシングで
は、インペラ42の回転軌跡に沿った円周方向の周壁を
持つインペラケース41aに対して、略垂直方向で上方
に延びる煙突状の排出ダクト41bが、インペラケース
41aの周壁の片側上部に接続されている。
【0037】なお、ブロアケーシングの排出ダクト41
bの上端部には、シュート48の下端部を水平旋回可能
に受け止めて支持するためのシュート受部41cが溶接
等により一体的に結合されている。
【0038】そのような板金製のブロアケーシング(イ
ンペラケース41aと排出ダクト41b)に対して、イ
ンペラ42の回転軌跡に沿って円周方向に延びるインペ
ラケース41aの周壁の内面側には、帯状の樹脂部材1
1が、周壁の内面に沿うように丸められた状態で着脱可
能に取り付けられていると共に、煙突状に形成された排
出ダクト41bの内面側には、筒状の樹脂部材12が着
脱可能に取り付けられている。
【0039】ブロアケーシングの排出ダクト41bにボ
ルトで着脱可能に取り付けられる筒状の樹脂部材12
は、図5(B)に示すように、その下端12aをインペ
ラケース41aの周壁の円周方向に沿った形状に傾斜さ
せたものであって、図示したような一部品でなく複数部
品で構成するようにしても良い。
【0040】ブロアケーシングのインペラケース41a
に取り付けられる帯状の樹脂部材11には、図5(A)
に示すように、その幅方向の一側の縁部に、長手方向の
全体に亘って係止用の薄肉段部11aが形成され、その
幅方向の他側の縁部に、長手方向の2箇所で係止用の薄
肉段部11bが形成され、その長手方向の一端近傍に、
2個の係止用ボルト孔11cが形成されていると共に、
帯状の樹脂部材11を長手方向で丸めてインペラケース
41a内に取り付けたときに下端となる位置に、水抜き
用の孔11dが形成されている。
【0041】そのような帯状の樹脂部材11のブロアケ
ーシング(インペラケース41a)への取り付けについ
ては、図6(A)に示すように、インペラケース42の
後壁に固定係止部材16を溶接することで固設された凹
部に対して、樹脂部材11の幅方向一側の薄肉段部11
aを差し込むことにより、樹脂部材11の幅方向一側を
インペラケース41aに固定してから、樹脂部材11の
幅方向他側の2箇所の薄肉段部11bを、2個の着脱自
在な係止部材15を介してインペラケース41aに固定
している。
【0042】着脱自在な係止部材15による樹脂部材1
1の固定構造については、図6(B)に示すように、イ
ンペラケース41aの周壁の適所に切欠孔41e,41
fを形成しておくと共に、一端側を係止鉤部15aとし
た係止部材15の他端側に対して、ボルト頭が内側に突
出しないように外向きにボルト15bを固定しておい
て、この係止部材15の係止鉤部15aをインペラケー
ス41aの一方の切欠孔41eに差し込んでから、図6
(C)に示すように、係止部材15により樹脂部材11
の薄肉段部11bを挟み込んだ状態で、係止部材15の
他端側のボルト15bを、インペラケース41aの他方
の切欠孔41fに通して、インペラケース41aの外側
からナット15cで締めつけることにより固定してい
る。
【0043】そして、更に、図4に示すように、帯状の
樹脂部材11は、インペラケース41aの周壁に沿って
丸められて固定されている状態で、インペラケース41
aの周壁の円周方向で雪の滑走面の滑走下流側の端部と
なる位置に形成されている係止用ボルト孔11cの部分
において、ボルト頭が内側に突出しないように係止用ボ
ルト孔11cから外向きにボルトを通して、このボルト
をインペラケース41aの外側からナットにより締めつ
けることで、樹脂部材11をブロアケーシング(インペ
ラケース41a)に固着している。
【0044】この係止用ボルト孔11cによる樹脂部材
11の固着位置は、インペラケース41aの周壁と排出
ダクト41bが接続する部分で、雪の滑走面が円周方向
からその接線方向に変わって略垂直方向で上方に延びる
部分、即ち、雪の滑走面がインペラ42の回転軌跡から
離れた位置である。
【0045】一方、インペラケース41aの周壁と排出
ダクト41bが接続する部分で、上記の係止用ボルト孔
11cによる樹脂部材11の固着位置(雪の滑走面が円
周方向からその接線方向に変わる位置)と対向する位置
では、インペラケース41aと排出ダクト41bの接続
部分は、インペラ42の回転方向と対抗するように鋭角
的に突出した角部となっていて、インペラ42の回転に
よりインペラケース41a内から排出ダクト41bに送
り込まれる雪の一部は、この角部に激しく衝突すること
となる。
【0046】そのため、砂や砕石が混じった雪を除雪す
ると、この角部に砂や砕石が衝突して損傷を与えること
となるため、この鋭角的に突出した角部となっている接
続部分については、その内面側を樹脂部材11や樹脂部
材12で覆うのではなく、その代わりに、樹脂部材11
や樹脂部材12よりも板厚が僅かに厚い金属板からなる
金属製の内側補強部材14を、樹脂部材11や樹脂部材
12の端部と連続するように取り付けている。
【0047】ブロア40の排出ダクト41bの上端に連
結されるシュート48では、シュート本体48aにおい
て、図7(A),(B)に示すように、横断面コ字状の
シュート本体48aの略内面に沿って、横断面コ字状の
樹脂部材13が配設されており、シュート本体48aの
両縁部に一対のホルダー部材17がネジ止めされてい
て、樹脂部材13は、その長手方向両側縁のそれぞれ
で、シュート本体48aとホルダー部材17により挟持
された状態で固定されている。
【0048】なお、シュート本体48aの上端に連結さ
れる横断面コ字状の各デフレクタ48b,48cについ
ては、何れも、その奥壁内面だけを覆うような各樹脂部
材18,19が、内側からのボルトと外側の固定ナット
によりボルト頭が内方に突出しないように固着されてい
て、雪の放出角度を変えるためにシュート本体48aに
対して各デフレクタ48b,48cを傾動させたときに
樹脂部材が干渉しないように、各デフレクタ48b,4
8cの両側壁の内面には樹脂部材を設けていない。
【0049】上記のように板金製のブロアケーシング
(インペラケース41aと排出ダクト41b)やシュー
ト48の内面側に樹脂部材11,12,13を配設した
本実施形態の除雪機1によれば、ベタ雪を除雪するよう
な場合でも、雪の滑走面となる部分が摩擦抵抗の低い樹
脂部材11,12,13であることから、掻き集めた雪
を少ない摩擦抵抗でスムーズに吸引して放出することが
できて、そのため、除雪時に雪の詰まりを起こしたりす
ることなく、雪を遠くに放出することができて、除雪性
能を向上させることができると共に、除雪時のエンジン
負荷を低減することができる。
【0050】ブロアケーシングの排出ダクト41bの近
傍でインペラケース41aの雪滑走下流側領域は、イン
ペラ42の回転時に雪による摩擦抵抗が特に高い領域で
あって、本実施形態では、この領域に摩擦抵抗の低い樹
脂部材11が設けられていることで、除雪時の摩擦抵抗
を効果的に軽減することができる。
【0051】また、ブロアケーシング41a,41bや
シュート48の内面側に樹脂部材11,12,13を配
設していることで、砂や砕石が混じった雪を除雪して
も、内面側に取り付けられている樹脂部材11,12,
13により金属製の本体部材の内面側を充分に保護する
ことができ、樹脂部材11,12,13が摩耗したり破
損したような場合には、樹脂部材11,12,13だけ
を簡単に新しいものに交換することができる。
【0052】なお、本実施形態では、樹脂部材11のイ
ンペラケース41aへの取り付けにおいて、インペラケ
ース41aの奥まった部分では、インペラケース42a
の後壁に固定係止部材16を溶接することで固設された
凹部に対して、樹脂部材11の薄肉段部11aを差し込
むだけで、樹脂部材11をインペラケース41aに固定
しているため、奥まった部分での樹脂部材11の着脱作
業を簡単に行うことができる。
【0053】また、インペラケース41aの開口部に近
い部分では、インペラケース41aの周壁の適所に切欠
孔41e,41fを形成して、係止部材15による樹脂
部材11の着脱作業を、オーガハウジング44内を通し
てインペラケース41aの内側で行うのではなく、イン
ペラケース41aの外側から行えるようにしていること
で、当該部分での係止部材15による樹脂部材11の着
脱作業がやり易いものとなっている。
【0054】さらに、本実施形態では、樹脂部材11に
薄肉段部11bを形成して、この薄肉段部11bを係止
部材15で挟み込むことにより、樹脂部材11をインペ
ラケース41aに固定しているため、インペラケース4
1a内で係止部材15を樹脂部材11よりも内方に突出
させるようなことがなく、そのため、係止部材15の突
出により雪の滑走時の摩擦抵抗が増えたり、石や砂の混
じった雪の滑走によって係止部材15が損傷したりする
ことはない。
【0055】また、ボルトとナットにより帯状の樹脂部
材11や筒状の樹脂部材12をブロアケーシング(イン
ペラケース41aや排出ダクト41b)に固着する場合
にも、ボルト頭が内方に突出しないようにブロアケーシ
ングの内側から外向きにボルトを通して、ブロアケーシ
ングの外側でナットにより締めつけていることから、ボ
ルト頭の突出により雪滑走の摩擦抵抗が増えることはな
く、ナット締めによる樹脂部材11,12の着脱作業が
やり易いものとなっている。
【0056】その上、インペラケース41aへの樹脂部
材11の固着において、そのボルトとナットによる固着
部分(係止用ボルト孔11cによる固着部分)が、イン
ペラケース41aの周壁と排出ダクト41bが接続する
部分で、雪の滑走面が円周方向からその接線方向に変わ
って略垂直方向で上方に延びる部分、即ち、雪の滑走面
がインペラ42の回転軌跡から離れた位置であることか
ら、この固着部分はインペラ42の回転時に損傷され難
いものとなっている。
【0057】以上、本発明の除雪機の除雪部内面構造の
一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施
形態に限定されるものではなく、例えば、除雪機の各部
分の構造については適宜変更可能なものであり、除雪部
の内面に対する樹脂部材の設置についても、除雪部で雪
の滑走面となる部分のどの範囲に樹脂部材を設置する
か、また、樹脂部材を金属製の本体部材に対してどのよ
うな手段により固定するか等、その具体的な構造につい
ては適宜設計変更可能なものであることは言うまでもな
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したような本発明の除雪機の除
雪部内面構造によれば、ベタ雪を除雪するような場合で
も、雪の滑走面となる部分が、摩擦抵抗の低い樹脂部材
により形成されていることから、掻き集めた雪を少ない
摩擦抵抗でスムーズに吸引して放出することができ、砂
や砕石が混じった雪を除雪しても、内面部材として取り
付けられている樹脂部材によって、除雪部の金属製の本
体部材の内面側を充分に保護することができる。また、
内面に取り付けた樹脂部材が摩耗したり破損したりして
も、金属製の本体部材をそのままにして樹脂部材だけを
簡単に新しいものに交換することができ、本体全体を樹
脂製とする場合に比べてコストも低く抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除雪部内面構造の一実施形態に係る除
雪機の全体を示す側面図。
【図2】図1に示した除雪機のオーガハウジングの奥に
あるブロアを示す正面図。
【図3】図1に示した除雪機のオーガハウジング内にあ
るオーガを示す正面図。
【図4】図1に示した除雪機のブロアの構造を示す部分
断面正面図。
【図5】図4に示したブロアのケーシング内面に取り付
けられる各樹脂部材について、(A)インペラケースの
内面に取り付けられる樹脂部材の展開平面図、および
(B)排出ダクトの内面に取り付けられる樹脂部材の正
面図。
【図6】図4に示したブロアのインペラケース内面への
樹脂部材の取付構造について、(A)樹脂部材のインペ
ラケース内面への取付状態を示す縦断面図、(B)係止
部材により樹脂部材を固定する前の状態を示す正面図、
および(C)係止部材により樹脂部材を固定した状態を
示す正面図。
【図7】図1に示した除雪機のシュート内面への樹脂部
材の取付構造について、(A)ホルダー部材により樹脂
部材を固定した状態のシュートの片側の内面を示す切欠
側面図、および(B)図AのB−Bに沿った位置でのシ
ュートの横断面図。
【符号の説明】
1 除雪機 2 駆動部 3 走行部 4 除雪部 11 (インペラケースの内面に取り付けられる)
樹脂部材 12 (排出ダクトの内面に取り付けられる)樹脂
部材 13 (シュートの内面に取り付けられる)樹脂部
材 18 (デフレクタの内面に取り付けられる)樹脂
部材 19 (デフレクタの内面に取り付けられる)樹脂
部材 40 ブロア 41a インペラケース(ブロアケーシング) 41b 排出ダクト(ブロアケーシング) 45 オーガ 48 シュート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーガの回転により掻き集めた雪をブロ
    アで吸引してシュートから放出する除雪部が車体の前部
    に配設されている除雪機において、掻き集めた雪を吸引
    して放出する際に雪の滑走面となる部分の少なくとも一
    部で、金属製の本体部材の内面側に、摩擦抵抗の低い樹
    脂部材が内面部材として取り付けられていることを特徴
    とする除雪機の除雪部内面構造。
  2. 【請求項2】 雪の滑走面が略円周方向となるインペラ
    ケースと、雪の滑走面が略垂直方向となる排出ダクトと
    からなる金属製のブロアケーシングに対して、少なくと
    も排出ダクトの近傍でインペラケースの雪滑走下流側領
    域に、摩擦抵抗の低い樹脂部材が着脱自在に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の除雪機の除
    雪部内面構造。
  3. 【請求項3】 ブロアケーシングの壁部に切欠孔を形成
    して、ブロアケーシングの内面側に樹脂部材を固定する
    ための係止部材の一部分を、該切欠孔からブロアケーシ
    ングの外側に臨ませることで、係止部材による樹脂部材
    の着脱作業をブロアケーシングの外側から行えるように
    したことを特徴とする請求項2に記載の除雪機の除雪部
    内面構造。
  4. 【請求項4】 ブロアケーシングのインペラケースの後
    壁側で、ブロアケーシングに固設された凹部に樹脂部材
    の一部を差し込むことにより、ブロアケーシングに対し
    て樹脂部材を固定させるようにしたことを特徴とする請
    求項2又は3に記載の除雪機の除雪部内面構造。
  5. 【請求項5】 ブロアケーシングのインペラケースの内
    面側に取り付けられる樹脂部材の雪滑走下流側の端部
    が、雪の滑走面がインペラケースから排出ダクトに移る
    ために円周方向から略垂直の接線方向に延びた位置で、
    固着部材によりブロアケーシングに着脱可能に固着され
    ていることを特徴とする請求項2乃至4に記載の除雪機
    の除雪部内面構造。
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