JP4184887B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーガで掻き集めた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで所定位置まで投雪する除雪機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば路面や駐車場の雪を除雪するものとしてオーガとブロアとを備えた除雪機がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平3―137311号公報(第3−4頁、第9図)
【0004】
以上の特許文献1について次図を参照の上、詳しく説明する。
図15は従来のオーガ装置を構成するブロアの正面図である。なお、符号を振り直した。
オーガ装置200によれば、駆動軸201でオーガ(図示せず)を回転するとともに、ブロア202を矢印aの如く回転させる。オーガを回転することで車幅方向中央に雪を掻き集め、オーガ装置を前進させることで、掻き集めた雪をブロアハウジング203内に導く。
【0005】
ブロアハウジング203内に導いた雪を、ブロア202の跳上げブレード204…で矢印bの如く跳ね上げる。
跳ね上げた雪をブロアハウジング203の上部に設けたシュータ205で案内して所望の位置に投雪する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、雪中には石などの異物が埋没しており、この異物206がブロア202とブロアハウジング203との間の隙間207に侵入することが考えられる。
【0007】
異物206が隙間207に侵入した場合に、ブロア202で異物206をブロアハウジング203に強く押し付けることになり、隙間207に異物206を噛み込む頻度を高めている。
隙間207に異物206を噛み込んだ場合には、噛み込んだ異物206を隙間207から取り除く必要があり作業者に負担がかかる。
【0008】
加えて、噛み込んだ異物206を隙間207から取り除く間は、オーガ装置200を停止させる必要がある。よって、オーガ装置200の休止時間が長くなり、そのことが作業性を高める妨げになっていた。
また、隙間207に異物206を噛み込んだ場合には、ブロア202やブロアハウジング203に所定値を超えた荷重がかかることになり、ブロア202やブロアハウジング203が変形する。
【0009】
そこで、本発明の目的は、ブロアとブロアハウジングとの間の隙間に異物を噛み込むことを防止できる除雪機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、オーガで雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで案内して所望位置に投雪する除雪機において、前記ブロアは、このブロアを回転する駆動軸に複数の支持部を放射状に設け、この支持部に弾性変形可能な跳上げブレードを放射状に設け、この跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形するように、前記支持部の先端部を前後の側辺の他方から一方に向けて下り勾配に形成したことを特徴とする。
0011
跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形するように構成した。
よって、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に異物が侵入して跳上げブレードに負荷がかかった場合に、跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形する。
これにより、跳上げブレードが、いわゆる捻られた状態に弾性変形して、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間を大きくすることができる。
これにより、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に侵入した異物を隙間から逃がして、隙間に異物を噛み込むことを防ぐことができる。
0012
一方、隙間から異物が逃げると、異物により跳上げブレードにかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレードは弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロアを正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
0013
請求項2は、跳上げブレードと支持部との間に、跳上げブレードが回転方向後方に弾性変形可能な空隙を形成したことを特徴とする。
0014
よって、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に異物が侵入して跳上げブレードに負荷がかかった場合に、跳上げブレードが後方の空隙に向かって弾性変形して、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間を大きくする。
加えて、弾性変形した跳上げブレードが支持部に当接した後、跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形する。
0015
このように、跳上げブレードを隙間を利用して弾性変形した後、さらに跳上げブレードのうちの前後の側辺の一方側を弾性変形させることで、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間をより一層大きく確保する。
これにより、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に侵入した異物を隙間から逃がして、隙間に異物を噛み込むことを確実に防ぐことができる。
0016
一方、隙間から異物が逃げると、異物により跳上げブレードにかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレードは弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロアを正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
0017
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。ここで、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従う。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明の参考例に係る除雪機の側面図である。
除雪機10は、機体11を伝動ケースで構成し、機体11の下部左右側に走行用の電動モータ12(左側の伝動モータのみを示す。)を取り付け、左右の電動モータ12に走行部13を連結し、機体11の上部に除雪用のエンジン14を取り付け、エンジン14で駆動させるオーガ装置30を機体11の前部に取り付け、このオーガ装置30の後部およびエンジン14をカバー15で覆い、機体11の上部から後上方へ左右の操作ハンドル16(左側の操作ハンドル16のみを示す。)を延ばし、これら左右の操作ハンドル16間に操作盤17を取り付け、作業者が左右の操作ハンドル16のグリップ18(左側のグリップ18のみを示す。)を握った状態で操作盤17の後から連れ歩く、自力走行式の歩行型作業機である。
0018
走行部13は、左側の駆動モータ12の外側に左側走行部20を備え、右側の駆動モータ(図示せず)の外側に右側走行部(図示せず)を備える。なお、右側走行部は、左側走行部と同じ構成なので、説明を省略する。
左側走行部20は、左側の伝動モータ12に連結する左側の駆動輪21を備え、この駆動輪21の後方に左側の遊動輪22を回転自在に備え、左側の駆動輪21および遊動輪22に左側のクローラベルト23を巻き掛け、駆動モータ12で駆動輪21を駆動することにより、クローラベルト23を回転させるものである。
0019
この除雪機10によれば、エンジン14でオーガ装置30を駆動させた状態で、左右の電動モータ12で走行部13の左右のクローラベルト23を回転することにより、除雪機10を走行させながら除雪作業をおこなうことができる。
以下、オーガ装置30について詳しく説明する。
0020
オーガ装置30は、機体11の前部11aにブロアハウジング31を設けるとともに、このブロアハウジン31の前部32にオーガハウジング35を設け、エンジン14から前方に駆動軸38を延ばし、この駆動軸38をブロアハウジング31を貫通させてオーガハウジング35内まで延ばし、この駆動軸38の途中にブロアハウジング31内に配置したブロア40を取り付け、駆動軸38の先端39を車幅方向中央に配置した動力伝達部材43(いわゆる、オーガミッション)に連結し、動力伝達部材43から左右方向に向けてそれぞれ左右のオーガ軸45(右側のオーガ軸は図示せず)を延ばし、左右のオーガ軸45にそれぞれ左右のオーガ(オーガ)50(右側のオーガは図示せず)を設けたものである。
0021
エンジン14で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38でブロア40を回転するとともに、動力伝達部材43を介して左右のオーガ軸45を回転し、左右のオーガ軸45でそれぞれ左右のオーガ50を回転する。
0022
この状態で、除雪機10を前進させることにより、左右のオーガ50を雪に食い込ませて雪を崩し、崩した雪を左右のオーガ50で車幅方向中央のブロアハウジング31内に掻き集める。
ブロアハウジング31内に掻き集めた雪をブロア40で跳ね上げ、この跳ね上げた雪をブロアハウジング31の上部33に設けたシュータ53で案内して所望位置に投雪する。
0023
図2は本発明の参考例係るオーガ装置を構成するブロアを示す斜視図である。
ブロア40は、駆動軸38に筒体41を嵌込させ、筒体41および駆動軸38に連結ピン42を貫通させ、筒体41から突出した連結ピン42の下端42aに、抜止め用のコッタピン(図示せず)を差し込んで駆動軸38に筒体41を連結し、この筒体41に複数(3個の)の支持部55…を120°の間隔をおいて放射状に設け、それぞれの支持部55に弾性変形可能な跳上げブレード56をボルト57,57・ナット58,58(図4も参照)で着脱自在に設け、跳上げブレード56と支持部55との間に、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形可能な空隙60を形成したものである。
このブロア40をブロアハウジング31内に配置して、ブロアハウジング31内でブロア40を回転するように構成する。
0024
支持部55は、跳上げブレード56を取り付ける受け部61と、受け部61の前後辺に備えた前後の折曲片62,63とで断面略コ字形に形成した部材である。
受け部61の基端61aを筒体41に沿わせるとともに、前後の折曲片62,63の基端62a,63aを円弧状に形成して筒体41の外周に沿わせ、後折曲片63をフランジ65に沿わせ、フランジ65と後折曲片63とをボルト66(図4参照)・ナット67で締め付ける。
0025
さらに、受け部61の基端61aを筒体41に溶接し、前後の折曲片62,63の基端62a,63aを筒体41に溶接し、後折曲片63の基端63a近傍をフランジ65に溶接することで、筒体41およびフランジ65に固定する。
フランジ65は、筒体41に固定した部材である。
0026
受け部61の先端部を、ブロア40の回転方向(矢印方向)に対して後方に傾斜させたテーパ面68とし、テーパ面68の下側近傍にボルト57,57・ナット58,58で跳上げブレード56を着脱自在に取り付ける。
受け部61の基端61a近傍には、略矩形の空孔70を備える。この空孔70は、支持部55の剛性を確保した状態で、跳上げブレード56の投雪量を損なわないように、可能な限り大きく形成したものである。
0027
跳上げブレード56は、基端71をボルト57,57・ナット58,58で支持部55のテーパ面68近傍に着脱自在に取り付け、基端71から外側にブレード本体72を放射状に延ばし、ブレード本体72の前折曲片73をブロア40の回転方向に向けて傾斜させたものである。
0028
跳上げブレード56を支持部55にボルト57,57・ナット58,58で着脱自在に取り付けたので、万が一跳上げブレード56が塑性変形したり、破損した場合に、ボルト57,57・ナット58,58を外すだけで簡単に手間をかけないで新たな跳上げブレード56と交換することができる。
0029
図3は本発明の参考例に係るオーガ装置を構成するブロアを示す正面図である。
ブロアハウジング31は、後壁36を円形に形成し、後壁36の外周に円弧状の周壁37を形成し、周壁37の左上部76に筒部77を備える。この筒部77にシュータ53(図1参照)を取り付ける。
このブロアハウジング31内にブロア40を配置することにより、ブロア40の跳上げブレード56とブロアハウジング31の内周面37aとの間に一定間隔S1の隙間78を形成する。
0030
ブロア40は、支持部55を構成する受け部61の先端部を、ブロア40の回転方向に対して後方に傾斜させたテーパ面68とする。
これにより、テーパ面68の下側近傍に跳上げブレード56をボルト57,57・ナット58,58(奥側のみ図示する)で着脱自在に取り付けた状態で、跳上げブレード56に対してテーパ面68を空隙角θ分後方に離すことができる。
0031
空隙角θは、跳上げブレード56が後方に変形してテーパ面68に当接した際に、跳上げブレード56が弾性変形の領域を超えないように設定されている。
よって、跳上げブレード56と支持部55との間に、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形可能な空隙60を形成することができる。
0032
このブロア40によれば、ブロア40が矢印方向に回転しているときに、跳上げブレード56に負荷F1が矢印の如くかかると、跳上げブレード56が後方に弾性変形してテーパ面68に当接する。
そして、跳上げブレード56から負荷F1が取り除かれると、跳上げブレード56は弾性力で正規の位置(図示の状態)に復帰する。
0033
跳上げブレード56は、弾性限度の高い部材として、例えばSK材(炭素工具鋼)や、S50C材(炭素鋼)で形成することが好ましい。
なお、跳上げブレード56の材質はSK材やS50C材に限定するものではない。
0034
図4は本発明の参考例係るオーガ装置を構成するブロアを示す断面図である。
エンジン14(図1参照)から前方に駆動軸38を延ばし、この駆動軸38をブロアハウジング31を貫通させるとともに、ブロアハウジング31の軸受79に回転自在に取り付け、この駆動軸38の途中にブロアハウジング31内に配置したブロア40を取り付ける。
よって、エンジン14(図1参照)で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38でブロア40を矢印の如く回転することができる。
0035
ブロア40の跳上げブレード56は、ブレード本体72を支持部55から突出させて前方に延ばし、延ばした前折曲片73をブロア40の回転方向に向けて傾斜させている。
ブレード本体72の幅W3を大きく確保することで、跳上げブレード56に比較的多量の雪を載せることができる。よって、跳上げブレード56でシュータ53に効率よく雪を送ることができる。
0036
次に、参考例の作用を図5〜図8に基づいて説明する。
先ず、ブロア40とブロアハウジング31の内周面37aとの間の隙間78に異物80が侵入した例を図5〜図6に基づいて説明する。
図5(a),(b)は本発明の参考例に係る作用を示す第1作用説明図である。
(a)において、エンジン14(図1参照)で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38で左右のオーガ50(図1参照)を回転するとともに、ブロア40を矢印Aの如く回転する。
0037
左右のオーガ50を回転することで車幅方向中央に雪81を掻き集め、除雪機10(図1参照)を前進させることで、掻き集めた雪81をブロアハウジング31内に導く。
ブロアハウジング31内に導いた雪81を、ブロア40の跳上げブレード56で掻き集め、掻き集めた雪81を跳上げブレード56に載せる。
その後、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方に移動する。
0038
(b)において、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方から、開口82を通過する際に、跳上げブレード56に載った雪81を遠心力で開口82に跳ね上げ、筒部77を経て矢印Bの如くシュータ53(図1参照)に導く。この雪81をシュータ53で案内して所望の位置に投雪する。
0039
ここで、雪81中には石などの異物80が埋没されており、異物80がブロア40とブロアハウジング31の内周面37aとの間の隙間78、特に開口82の周縁82a近傍の隙間78に侵入することが考えられる。
侵入した異物80がブロア40と内周面37aとの間の隙間S1より大きいと、跳上げブレード56に負荷F1が矢印の如くかかる。
0040
図6(a),(b)は参考例の作用を示す第2作用説明図である。
(a)において、跳上げブレード56が後方に弾性変形してテーパ面68に当接する。よって、ブロア40と内周面37aとの間の隙間S1(図5(b)参照)が、異物より大きな隙間S2に変化する。
0041
(b)において、ブロア40を矢印Aの如く継続させて回転することができる。よって、ブロア40と内周面37aとの間の隙間78に侵入した異物80を隙間78から逃がして、矢印Cの如く落下させる。
これにより、ブロア40と内周面37aとの間の隙間78に異物80を噛み込むことを防ぐ。
0042
一方、隙間78から異物80を逃がした後、異物80により跳上げブレード56にかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレード56は弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロア40を正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
0043
次に、ブロア40の支持部55から雪81を除去する例を図7〜図8に基づいて説明する。
図7(a),(b)は参考例の作用を示す第3作用説明図である。
(a)において、エンジン14(図1参照)で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38で左右のオーガ50(図1参照)を回転するとともに、ブロア40を矢印Aの如く回転する。
0044
左右のオーガ50を回転することで車幅方向中央に雪81を掻き集め、除雪機10(図1参照)を前進させることで、掻き集めた雪81をブロアハウジング31内に導く。
ブロアハウジング31内に導いた雪81を、ブロア40の跳上げブレード56で掻き集め、掻き集めた雪81を跳上げブレード56に載せる。
その後、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方に移動する。
0045
(b)において、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方から、開口82を通過する際に、跳上げブレード56に載った雪81を遠心力で開口82に跳ね上げ、筒部77を経て矢印Dの如くシュータ53(図1参照)に導く。この雪81をシュータ53で案内して所望の位置に投雪する。
0046
ここで、跳上げブレード56に多量の雪81が載って、その雪81が支持部55まではみ出すことが考えられる。この場合に、支持部55まではみ出した雪を、遠心力で開口82に跳ね上げることができない虞がある。
このため、支持部55に雪が残って、支持部に残った雪の重量がブロア40の重量に加えられる。雪の重量が加えられた状態でブロア40を回転させると、雪の重量増加分が馬力損失となり、ブロア40に十分な回転力を与えることが難しい。
0047
そこで、跳上げブレード56を筒体41に取り付ける支持部55に、空孔70を設け、跳上げブレード56で雪81を跳ね上げた後に、支持部55に残った雪81aを空孔70から矢印Eの如く落下させる。
なお、空孔70から落下した雪81aは、一例として筒体41に当たり、下方の跳上げブレード56の雪81まで移動する。
0048
図8(a),(b)は参考例の作用を示す第4作用説明図である。
(a)において、落下した雪81aが載った跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方まで移動する。
0049
(b)において、落下した雪81aを載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方から、開口82を通過する際に、跳上げブレード56に載った雪81や落下した雪を遠心力で開口82に跳ね上げる。
これにより、跳ね上げた雪81,81aを筒部77を経て矢印Fの如くシュータ53(図1参照)に導く。この雪81,81aをシュータ53で案内して所望の位置に投雪する。
0050
このように、支持部55に残った雪81aを空孔70から落下させて、次の跳上げブレード56で跳ね上げることで、支持部55に雪81aを残さないようにできる。
よって、支持部55に残った雪81aの重量で馬力が損失することを防いで、ブロア40を所望の回転数で回転させて、跳上げブレード56でシュータ53(図1参照)に雪81を効率よく跳ね上げることができる。
0051
また、支持部55に雪81aを残らないようにすることで、支持部55に雪81aが残った場合を考慮して、ブロア40の強度を必要以上に高める必要がない。これにより、ブロア40の軽量化を図ることができる。
0052
加えて、跳上げブレード56を支える支持部55に雪81aが残ることを考慮して、エンジン14(図1参照)の馬力を大きく設定する必要がない。
これによりエンジン14の馬力を必要以上に大きく設定する必要がなく、エンジン14の小型化が可能になり、除雪機10(図1参照)のコンパクト化や軽量化を図ることができる。
0053
次に、本発明の実施の形態を図9〜図14に基づいて説明する。なお、実施の形態の構成部材において、前記した参考例と同一部材については同一符を付して説明を省略する。
図9は本発明に係る除雪機のブロアを示す斜視図である。
ブロア90は、ブロア90を回転する駆動軸38に複数(3個)の支持部91を放射状に設け、この支持部91に弾性変形可能な跳上げブレード56を放射状に設け、支持部91に、第1実施の形態の支持部55と同様に、受け部101の先端部を、ブロア90の回転方向(矢印方向)に対して後方に傾斜させたテーパ面96とする。
これにより、跳上げブレード56とテーパ面96との間に、第1実施の形態と同様に、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形可能な空隙60を備える。
0054
さらに、このブロア90は、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形してテーパ面96に当接した際に、跳上げブレード56のうち、前側辺(前後の側辺の一方)93側の部位(前後の側辺の一方側の部位)94が回転方向に対して後方にさらに弾性変形可能に、支持部91のテーパ面(先端部)96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成したものである。
0055
跳上げブレード56のうち、前側辺93側の部位94が回転方向に対して後方にさらに弾性変形することで、跳上げブレード56は、いわゆる捻られた状態に弾性変形する。
0056
すなわち、ブロア90は、跳上げブレード56をテーパ面96まで弾性変形した後、跳上げブレード56のうち、前側辺93側の部位94が回転方向に対して後方にさらに弾性変形可能にすることを特徴としたものである。
この前側辺93側の部位94の弾性変形を可能にするために、支持部91のテーパ面(先端部)96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した。
【0057】
図10は本発明に係る実施の形態のブロアを示す断面図である。
支持部91のテーパ面(先端部)96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配、一例として湾曲状の下り勾配の傾斜辺99に形成する。
これにより、支持部91のテーパ面(先端部)96は、参考例の支持部55のテーパ面68(図2、図4参照)先端部と比較して、想像線の///で示す部位103を除去することができる。
0058
ここで、支持部91のテーパ面(先端部)96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した理由について説明する。
跳上げブレード56を構成するブレード本体72を前方に向けて延ばし、跳上げブレード56の前半分、すなわち前側辺93側の部位94を支持部91のテーパ面96から前方に張り出すことで、ブレード本体72の面積を大きくして、比較的多量の雪を跳ね上げるように形成する。
0059
このように、跳上げブレード56の前半分を支持部91のテーパ面96から前方に張り出すことで、跳上げブレード56の前側辺93側を支持部91のテーパ面96で支えることはできない。
そこで、支持部91のテーパ面96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成することで、跳上げブレード56の後側辺95側を支持部91のテーパ面96で支えることにした。
0060
ここで、跳上げブレード56の後側辺95近傍の部位95aから跳上げブレード56の前側辺93までの範囲をHとする。
ブロアハウジング31と跳上げブレード56との間の隙間78に異物80が侵入して跳上げブレード56に負荷がかかった場合、跳上げブレード56の範囲Hの部位が弾性変形して、ブロアハウジング31と跳上げブレード56との間の隙間を大きくする。
0061
この場合、跳上げブレード56の弾性変形量は、跳上げブレード56の前側辺93に近づく程大きくなる。よって、隙間78に侵入した異物80が、比較的大きい場合でも、異物80を矢印の如く弾性変形量の大きい方向に移動させて、異物80を大きく開いた隙間78から逃がす。
0062
次に、実施の形態の作用を図11〜図13に基づいて説明する。
図11(a),(b)は本発明に係る実施の形態の作用を示す第1作用説明図である。
(a)において、エンジン14(図1参照)で駆動軸38を回転することにより、駆動軸38で左右のオーガ50(図1参照)を回転するとともに、ブロア90を矢印Gの如く回転する。
0063
左右のオーガ50を回転することで車幅方向中央に雪81を掻き集め、除雪機10(図1参照)を前進させることで、掻き集めた雪81をブロアハウジング31内に導く。
ブロアハウジング31内に導いた雪81を、ブロア90の跳上げブレード56で掻き集め、掻き集めた雪81を跳上げブレード56に載せる。
その後、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方に移動する。
0064
(b)において、雪81を載せた跳上げブレード56がブロアハウジング31の開口82の下方から、開口82を通過する際に、跳上げブレード56に載った雪81を遠心力で開口82に跳ね上げ、筒部77を経て矢印Hの如くシュータ53(図1参照)に導く。この雪81をシュータ53で案内して所望の位置に投雪する。
0065
ここで、雪81中には石などの異物80が埋没されており、異物80がブロア40とブロアハウジング31の内周面37aとの間の隙間78、特に開口82の周縁82a近傍の隙間78に侵入することが考えられる。
侵入した異物80がブロア40と内周面37aとの間の隙間S1より大きいと、跳上げブレード56に負荷F1が矢印の如くかかる。
0066
図12(a),(b)は本発明に係る実施の形態の作用を示す第2作用説明図である。
(a)において、跳上げブレード56が後方に弾性変形してテーパ面96に当接する。よって、ブロア90と内周面37aとの間の隙間S1(図11(b)参照)が、異物より大きな隙間S2に変化する。
0067
(b)において、ブロア90を矢印Gの如く継続させて回転する。支持部91のテーパ面(先端部)96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した。
跳上げブレード56のうち、前側辺93側の部位94が回転方向に対して後方にさらに弾性変形可能にする。
よって、ブロア90と内周面37aとの間の隙間S2(図12(a)参照)が、異物80より大きな隙間S3に変化する。
0068
図13は本発明に係る実施の形態の作用を示す第3作用説明図である。
ブロア90を矢印Gの如く継続させて回転することができる。よって、ブロア90と内周面37aとの間の隙間78に侵入した異物80を隙間78から逃がして、矢印Iの如く落下させる。
これにより、ブロア90と内周面37aとの間の隙間78に異物80を噛み込むことを防ぐ。
0069
一方、隙間78から異物80を逃がした後、異物80により跳上げブレード56にかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレード56は弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロア90を正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
0070
図14(a)〜(d)は本発明の参考例及び実施の形態の跳上げブレードの弾性変形量について説明した図である。図14(a)〜(b)は参考例を実施例1として示し、図14(c)〜(d)は本発明の実施の形態を実施例2として示す。
0071
(a)に示すように、支持部55の受け部61の先端部を、ブロア40の回転方向(矢印方向)に対して後方に傾斜させたテーパ面68とする。
これにより、跳上げブレード56とテーパ面68との間に、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形可能な空隙60を備える。
0072
(b)において、跳上げブレード56が回転方向後方に、想像線示す位置から実線で示す位置までL1だけ弾性変形してテーパ面68に当接する。
これにより、図6(a)に示すように、ブロア40と内周面37aとの間の隙間78をS1(図5(b)参照)からS2に広げ、異物80を隙間78から逃がす。
0073
(c)に示すように、支持部91の受け部101の先端部を、ブロア90の回転方向(矢印方向)に対して後方に傾斜させたテーパ面96とする。
これにより、跳上げブレード56とテーパ面96との間に、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形可能な空隙60を備える。
加えて、支持部91のテーパ面96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した。
0074
(d)において、跳上げブレード56が回転方向後方に弾性変形してテーパ面96に当接した後、跳上げブレード56のうち、前側辺93側の部位94が回転方向に対して後方にL2だけ弾性変形する。
ここで、(b)に示すL1とL2とはL1<L2の関係が成立する。
0075
このように、跳上げブレード56のうち、前側辺93側の部位94が回転方向に対して後方にL2だけ弾性変形することで、図12(b)に示すように、ブロア90と内周面37aとの間の隙間78をS2(図12(a)参照)からS3に広げ、異物80を隙間78から逃がす。
よって、実施例2によれば、実施例1より大きな異物80を逃がすことができる。
0076
なお、前記参考例及び本発明の実施形態では、跳上げブレード56を支持部55にボルト57,57・ナット58,58で着脱自在に取り付けた例について説明したが、跳上げブレード56を支持部55に着脱自在に取り付ける締結手段はボルト57,57・ナット58,58に限らないで、その他の締結手段を使用することも可能である。
0077
また、前記参考例及び本発明の実施形態の支持部55,91や跳上げブレード56の形状は、一例であり、これに限定するものではない。
0078
さらに、前記参考例及び本発明の実施形態では、跳上げブレード56で開口82から筒部77に雪81を跳ね上げた直後に、開口82の周縁82a近傍の隙間78に異物80が侵入する例について説明したが、これに限らないで、ブロア40とブロアハウジング31の内周面37aとの間の任意の位置の隙間78に異物80が侵入した場合にも同様の効果を得ることができる。
0079
また、前記実施の形態では、支持部91にテーパ面96を備え、このテーパ面96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した例について説明したが、これに限らないで、支持部91にテーパ面96を設けずに、支持部91の後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99のみを形成することも可能である。
0080
さらに、前記実施の形態では、テーパ面96に形成した傾斜辺99を湾曲状に形成した例について説明したが、傾斜辺99の形状はこれに限るものではなく、例えば直線状の傾斜辺99とすることも可能である。
0081
また、前記実施の形態では、テーパ面96を後側辺97から前側辺98に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成した例について説明したが、これに限らないで、テーパ面96を前側辺98から後側辺97に向けて下り勾配の傾斜辺99に形成することも可能である。
0082
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形するように構成した。
よって、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に異物が侵入して跳上げブレードに負荷がかかった場合に、跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形して、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間を大きくすることができる。
これにより、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に侵入した異物を隙間から逃がして、隙間に異物を噛み込むことを防ぐことができる。
0083
一方、隙間から異物が逃げると、異物により跳上げブレードにかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレードは弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロアを正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
このように、ブロアとブロアハウジングとの間の隙間に異物を噛み込むことを防ぐことで、ブロアの変形や破損が発生することを抑えて、ブロアの耐久性を高めることができる。
0084
請求項2は、跳上げブレードと支持部との間に、跳上げブレードが回転方向後方に弾性変形可能な空隙を形成した。
よって、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に異物が侵入して跳上げブレードに負荷がかかった場合に、跳上げブレードが後方の空隙に向かって弾性変形して、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間を大きくする。
加えて、請求項1と同様に、弾性変形した跳上げブレードが支持部に当接した後、跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形する。
0085
このように、跳上げブレードを隙間を利用して弾性変形した後、さらに跳上げブレードのうちの前後の側辺の一方側を弾性変形させることで、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間をより一層大きく確保する。
これにより、ブロアハウジングと跳上げブレードとの間の隙間に侵入した異物を隙間から逃がして、隙間に異物を噛み込むことを確実に防ぐことができる。
0086
一方、隙間から異物が逃げると、異物により跳上げブレードにかかっていた負荷が取り除かれて、跳上げブレードは弾性力で正規の位置に復帰する。
これにより、ブロアを正常に回転させて、除雪作業を継続させておこなうことができる。
このように、ブロアとブロアハウジングとの間の隙間に異物を噛み込むことを確実に防ぐことで、ブロアの変形や破損が発生することを抑えて、ブロアの耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係る除雪機を示す側面図
【図2】 本発明の参考例に係るオーガ装置を構成するブロアを示す斜視図
【図3】 本発明の参考例に係るオーガ装置を構成するブロアを示す正面図
【図4】 本発明の参考例に係るオーガ装置を構成するブロアを示す断面図
【図5】 本発明の参考例に係る作用を示す第1作用説明図
【図6】 本発明の参考例に係る作用を示す第2作用説明図
【図7】 本発明の参考例に係る作用を示す第3作用説明図
【図8】 本発明の参考例に係る作用を示す第4作用説明図
【図9】 本発明に係る除雪機の実施の形態のブロアを示す斜視図
【図10】 本発明に係る実施の形態のブロアを示す断面図
【図11】 本発明に係る実施の形態の作用を示す第1作用説明図
【図12】 本発明に係る実施の形態の作用を示す第2作用説明図
【図13】 本発明に係る実施の形態の作用を示す第3作用説明図
【図14】 本発明の参考例及び実施の形態の跳上げブレードの弾性変形量について説明した図
【図15】 従来のオーガ装置を構成するブロアの正面図
【符号の説明】
10…除雪機、30…オーガ装置、31…ブロアハウジング、38…駆動軸、40,90…ブロア、50…左のオーガ(オーガ)、51…右のオーガ(オーガ)、53…シュータ、55,91…支持部、56…跳上げブレード、60…空隙、68,96…テーパ面(先端部)、93…跳上げブレードの前側辺(前後の側辺の一方)、94…前側辺側の部位(前後の側辺の一方側の部位)、99…傾斜辺。

Claims (2)

  1. オーガで雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロアで跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータで案内して所望位置に投雪する除雪機において、
    前記ブロアは、
    このブロアを回転する駆動軸に複数の支持部を放射状に設け、
    この支持部に弾性変形可能な跳上げブレードを放射状に設け、
    この跳上げブレードのうち、前後の側辺の一方側の部位が回転方向に対して後方に弾性変形するように、前記支持部の先端部を前後の側辺の他方から一方に向けて下り勾配に形成したことを特徴とする除雪機。
  2. 前記跳上げブレードと前記支持部との間に、跳上げブレードが回転方向後方に弾性変形可能な空隙を形成したことを特徴とする請求項1記載の除雪機。
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