JP4404237B2 - 除雪機のカバー取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行装置により前進させながら除雪装置で雪を掻き集めて放擲するようにした除雪機に関し、特に、そのような除雪機において車体上部でエンジンを覆っているカバー体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業者が立ってハンドルを把持した状態で、車体の下部に配設された走行装置により前進させながら、車体の前方に配設された除雪装置で雪を掻き集めて放擲するような除雪機では、除雪装置や走行装置や操作部などを除く車体の部分(エンジンや変速装置などが搭載されている部分)を略全体的にカバーで覆った所謂フルカバータイプのものが従来から知られており、そのような従来のフルカバータイプの除雪機において、車体上部でエンジンを覆うカバー体(アッパーカバー)は、エンジンを搭載しているフレーム部分に固定されているだけでなく、該フレーム部分から一体的に延びるハンドルパイプの部分にも固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のフルカバータイプの除雪機では、作業者がハンドルを把持した状態で力を加えた場合や、エンジン振動によりエンジンを搭載するフレーム部分とハンドルパイプの間に相対変位が生じた場合に、車体上部でエンジンを覆うカバー体(アッパーカバー)に許容応力以上の応力が発生して該カバー体自体が破損するような虞があるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、フルカバータイプの除雪機において、運転時に、車体上部でエンジンを覆うカバー体に許容応力以上の応力が発生して該カバー体が破損する虞がないようにすることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、車体の前後方向で略水平方向に延びる前部フレームの後端から後方斜め上方にハンドルパイプを延ばした左右一対の車体フレームに対して、前部フレームの前方に除雪装置が配設され、前部フレームの下方に走行装置が配設され、除雪装置や走行装置を駆動するためのエンジンが前部フレームに搭載されている除雪機において、前部フレームの後端からハンドルパイプを一体的に延ばすと共に、車体上部でエンジンを覆うカバー体を、左右の前部フレームに固定される基板部材と、基板部材の両側で前後方向の中間部に固定される左右の柱状部材と、基板部材の後端部に固定される後面部材と、柱状部材の上部と後面部材の上部に固定される上面部材と、基板部材と柱状部材と後面部材と上面部材の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定される左右の側面部材とを有し、且つ、前面部と上面部と左右の側面部を備えた箱状の前面カバー部材が、その左右の側面部を左右の柱状部材にそれぞれ沿うように接合させた状態で、基板部材と柱状部材の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定されたものにして、ハンドルパイプとはフリーな状態で、前部フレームに固定することを特徴とするものである。
【0006】
上記のような構成によれば、ハンドルパイプの上端に固定されたハンドルを作業者が把持した状態で力を加えたり、エンジン振動によりエンジンを搭載する前部フレームとハンドルパイプの間に相対変位が生じたりしても、車体上部でエンジンを覆うカバー体は、前部フレームに固定されているだけで、ハンドルパイプに対して常にフリーな状態であるため、該カバー体に許容応力以上の応力が発生することはなく、したがって該カバー体が破損することはない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の除雪機のカバー取付構造の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、本発明の一実施形態に係るフルカバータイプの除雪機について、図1は、側方から見た除雪機の外観を示し、図2は、除雪機のカバーで覆われた部分での各部品の配置状態を側面視で示し、図3は、除雪機のカバーで覆われた車体の内部を正面視で示し、図4は、除雪機の車体上部でエンジンを覆うカバー体を分解して側面視で示し、図5は、除雪機の車体上部でエンジンを覆うカバー体から燃料タンクとバッテリカバーとバッテリを取り外した状態を上面視で示すものである。
【0008】
除雪機1の全体について、その構造を概略的に以下に説明すると、図1と図2とで示すように、除雪機1は、駆動用の各装置が配備された車体2と、車体2を走行させるための左右一対の走行装置3と、雪を掻き集めて遠方に放擲する除雪装置4と、ハンドルや各種の操作レバーを備えた操作部5とからなるものであって、車体2の左右両側に設けられている左右一対の車体フレーム6が、略水平方向に延びる前部フレーム6aの後端から後方斜め上方にハンドルパイプ6bを一体的に延ばしたものであるのに対して、前部フレーム6aの前方に除雪装置4が配設され、前部フレーム6aの下方に走行装置3が配設され、ハンドルパイプ6bの上方に操作部5が配設されている。
【0009】
そのような除雪機1の車体2には、前部フレーム6aの上方にエンジン21,エアクリーナ22,排気マフラ(サイレンサ)23,燃料タンク24などが配設され、前部フレーム6aの下方に変速装置29が配設され、エンジン21の後方で左右のハンドルパイプ6bの間にバッテリ25が配設されていて、エンジン21から前方に水平に延出する出力軸には、前後して二つのプーリ26,27が設けられ、後側のプーリ26は、変速装置29の入力軸に固定されたプーリ28とベルトを介して連係され、動力断接用の電磁クラッチが付設された前側のプーリ27は、除雪装置4の駆動軸41に固定されたプーリ42とベルトを介して連係されている。
【0010】
車体2の下部の左右両側に配設される走行装置3は、前後方向に配置された駆動輪31と従動輪32とに無端状のクローラ33を巻装させたクローラ走行装置であって、エンジン21の回転動力は、プーリ26とベルトとプーリ28を介して、エンジン21の下方で左右の駆動輪31の間に配設された変速装置29に伝達され、変速装置29により変速され方向変換されてからクローラ走行装置3の駆動輪31に伝達される。
【0011】
なお、クローラ走行装置3の後部(左右のクローラ走行装置3を連結するクロス部材)と車体フレーム6(左右のハンドルパイプ6bを連結するクロス部材)の間には、ロック手段を備えて伸縮可能なチルトロッド34が介装されており、ロックを解除してチルトロッド34を伸縮させることで、駆動輪31を中心として前後方向で車体2を上下に回動させて、除雪装置4の雪面に対する高さを調整できるようになっている。
【0012】
車体フレーム6(前部フレーム6a)の前方に配設される除雪装置4では、車体2と一体的にブロア43が設置されており、インペラ(回転翼)44を収納するインペラケースに排出ダクトを一体的に結合したブロアケーシングには、インペラケースの前側に、前方が大きく開放されたオーガハウジング45の後壁部が固定的に取り付けられ、排出ダクトの上端部に、シュート49の下端部が所定の角度範囲で水平旋回可能なように連結されている。
【0013】
略円弧状に湾曲成形された後壁の両側が左右の側壁で囲まれて前方が大きく開放されるように形成されているオーガハウジング45には、雪を所定の幅で掻き取るためのオーガ(螺旋状の回転刃)46が収納されており、オーガハウジング45の後壁の下端部には、オーガ46で掻き取れなかった雪や地面に氷結した雪を掻き取るためのスクレーパ47が取り付けられていて、オーガハウジング45の後壁には、掻き取った雪をブロア43のインペラケース内に吸い込ませるための連通部(図示せず)が開口されている。
【0014】
ブロア43(インペラケース)内を車体前後方向に貫通している除雪用の駆動軸41は、オーガハウジング45の後壁に開口された連通部を通ってオーガハウジング45内にまで延びており、ブロア43のインペラケース内で、該駆動軸41の中途部にインペラ44が一体的に固定され、オーガハウジング45内の車体幅方向の中央部で、該駆動軸41の先端部が、ウォームとウォームホイールによる動力伝達部48を介して、車体幅方向に延びるオーガ46の回転軸46aに連結されている。
【0015】
そのように先端部にオーガ46の回転軸46aが連結され中途部にブロア43のインペラ44が固定された除雪用の駆動軸41に、エンジン21の回転動力が電磁クラッチ付きのプーリ27とベルトとプーリ42を介して伝達されることで、オーガ46が回転して雪を掻き取ると共に、オーガ46(およびスクレーパ47)により掻き取られた雪は、ブロア43のインペラ44の回転によりオーガハウジング45からブロア43のインペラケース内に吸い込まれ、ブロア43の排出ダクトからシュート49に向けて勢い良く排出される。
【0016】
シュート49は、ブロア43の排出ダクトに対して水平旋回可能に連結されており、雪の放擲方向を変えるためにシュート49を所定の角度範囲で水平旋回させるためのシュート旋回機構については、図示していないが、シュート本体49aの下部近傍に設置された電動モータを駆動源とするもので、電動モータの回転がウオームギヤ機構により減速及び方向変換されて伝達される小径ギヤと、シュート本体49aの下部外周に取り付けられたリング状の大径セクタギヤとを噛合させることにより、電動モータの正逆回転に応じてシュート本体49aを所定の角度範囲で水平旋回させるものである。
【0017】
水平旋回可能なシュート本体49aの先端部には、雪の放擲角度を変えるための2個のデフレクタ49b,49cを傾倒自在に取り付けられており、シュート本体49aとデフレクタ49cの各背面の間にはリターンスプリング49dが介装されていると共に、デフレクタ49bの側部には、リターンスプリング49dの付勢力に抗して各デフレクタ49b,49cを傾倒させるために、操作部5でのレバー操作によって引かれる操作ケーブル(図示せず)の末端が連結されている。
【0018】
除雪機1の操作部5については、左右一対のハンドルパイプ6bのそれぞれの上端部にハンドル51が一体的に連結されており、左右のハンドルパイプ6bの上部間には操作パネル52が設けられていて、図面には符号で示していないが、左右のハンドル51の何れかの近傍には、走行クラッチレバーやオーガクラッチレバーやチルトレバーが設置され、また、この操作パネル52には、メインスイッチやシュートスイッチや変速レバーやデフレクタレバーが設置されていて、デフレクタレバーの基部にはシュート回動レバーが回動可能に付設されている。
【0019】
ところで、上記のように構成されている除雪機1において、走行装置3と除雪装置4と操作部5とを除いた車体2の部分は、下部がロアカバー10で覆われると共に上部がアッパーカバー11で覆われた所謂フルカバータイプとなっており、図3に示すように、車体上部に配置されたエンジン21(及び、その付属部品であるエアクリーナ22や排気マフラ23等)はアッパーカバー11によって覆われ、車体の下部で左右の走行装置3の間に配設された変速装置29はロアカバー10によって覆われている。
【0020】
そのような除雪機1において、車体2の上部でエンジン21等を覆うアッパーカバー11は、ハンドルパイプ6bとは固定されず僅かに間隔を置いたフリーな状態で、前部フレーム6aにだけ固定されていて、本実施形態では、アッパーカバー11は、図4に示すように、左右の前部フレーム6aに固定される基板部材12と、左右一対の柱状部材13と、バッテリボックス18を一体的に付設した後面部材14と、燃料タンク24やバッテリカバー19が取り付けられる上面部材15と、左右一対の側面部材16と、前面部と上面部と左右の側面部を備えた箱状の前面カバー部材17とによって構成されている。
【0021】
そのようなアッパーカバー11では、基板部材12が左右の前部フレーム6aにそれぞれ溶接で一体的に固定され、左右の柱状部材13が基板部材12の両側で前後方向の中間部にそれぞれ固定され、後面部材14が基板部材12の後端部に固定され、上面部材15が左右の柱状部材13の上部と後面部材14の上部に固定されていると共に、左右の側面部材16は、基板部材12と柱状部材13と後面部材14と上面部材15の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定(図示したものは各部材12,13,14,15の全てにボルト締めで着脱可能に固定)されていて、前面カバー部材17は、その左右の側面部を左右の柱状部材13にそれぞれ沿うように接合させた状態で、基板部材12と柱状部材13の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定(図示したものは各部材12,13,15の全てにボルト締めで着脱可能に固定)されている。
【0022】
そのようなアッパーカバー11で覆われたエンジン21(及び、その付属部品であるエアクリーナ22や排気マフラ23等)は、図3に示すように、ゴム製の防振材60を介して前部フレーム6a(前部フレーム6aに溶接された基板部材12)に搭載されており、また、燃料タンク24は、アッパーカバー11の上面部材15に載置されて固定された状態でエンジン21の上方に配置され、バッテリ25は、アッパーカバー11の後面部材14に溶接で一体的に固定されたバッテリボックス18に収納された状態で、エンジン21の後方で左右のハンドルパイプ6bの間に配置されていて、バッテリボックス18の上端開口部は、上面部材15の切欠部に嵌め込まれて、上面部材15に対して着脱可能なバッテリカバー19で覆われている。
【0023】
なお、燃料タンク24の取り付けについては、図4に示すように、燃料タンク24が上下2つ割りに形成されて上下分割面のフランジ部24aで一体結合されたものであるのに対して、図5に示すように、アッパーカバー11の上面部材15には、燃料タンク24の下部を嵌入させるための開口部15aが開設され、この開口部15aを囲むように、一部を除く外周部に土手状のリブ70aを設けたシール部材70が載置されていて、燃料タンク24は、その下部を上面部材15の開口部15aに上方から嵌入させ、そのフランジ部24aをシール部材70を挟んで上面部材15に載置させた状態でボルトにより共締めすることで、図3に示すように、給油口をアッパーカバー11の外側に出した状態で上面部材15に固定されている。
【0024】
上記のように車体2の上部でエンジン21がアッパーカバー11により覆われている本実施形態の除雪機1によれば、車体フレーム6に対して、アッパーカバー11が、ハンドルパイプ6bとは常にフリーな状態で、前部フレーム6aにだけ固定されているため、ハンドルパイプ6bの上端に固定されたハンドル51を作業者が把持した状態で力を加えたり、エンジン振動によりエンジン21等を搭載する前部フレーム6aとハンドルパイプ6bの間に相対変位が生じたりしても、エンジン21を覆うアッパーカバー11には、許容応力以上の応力が発生することはなく、したがってアッパーカバー11が破損することはない。
【0025】
また、本実施形態では、アッパーカバー11において、基板部材12と柱状部材13と後面部材14と上面部材15により強度と剛性を備えた一種のフレーム枠が形成されることとなるため、このフレーム枠に対して側面部材16を強固に固定することができて、その分、側面部材16を低強度の材料としたり板厚を薄くして材料コストを削減することができると共に、このフレーム枠に対して側面部材16を着脱自在に固定していることから、側面部材16を取り外すことで、アッパーカバー11内にあるエンジン21の整備を側方から容易に行うことができる。
【0026】
また、本実施形態では、上記のフレーム枠に対して箱状の前面カバー部材17を着脱可能に固定していることにより、前面カバー部材17を取り外すことでエンジン21の前方周囲を広範囲に亘って開放することができて、エンジン21の前方に配備される各プーリや各ベルトや電磁クラッチなどの各部品の整備を容易に行うことができると共に、前面カバー部材17の左右の側面部を柱状部材13に沿うように接合させた状態で、基板部材12と柱状部材13の少なくとも何れか一方に前面カバー部材17を固定していることで、前面カバー部材17を強固に固定することができて、その分、前面カバー部材17を低強度の材料としたり板厚を薄くして材料コストを削減することができる。
【0027】
また、本実施形態では、上記のフレーム枠を構成する上面部材15に対して燃料タンク24を固定していることで、燃料タンク24を強固に固定することができ、特に、燃料タンク24の上下分割面であるフランジ部24aを上面部材15の開口縁部に載置して固定しているので、単純な構造により簡単で強固に燃料タンク24を支持することができると共に、燃料タンク24の給油口をアッパーカバー11(上面部材15)の上方に突出させることができて、燃料の供給を支障なく容易に行うことができる。
【0028】
しかも、一部を除く外周部に土手状のリブ70aを設けたシール部材70を介して燃料タンク24を上面部材15に載置して固定していることにより、燃料タンク24への給油中に燃料がこぼれても、こぼれた燃料を土手状のリブ70aによってシール部材70の領域から拡散させることなく一箇所(シール部材70のリブ70aを設けていない部分)に集めて排除できるため、こぼれた燃料がアッパーカバー11の内側に入り込むことはない。
【0029】
さらに、本実施形態では、後面部材14に溶接で一体的にバッテリボックス18を溶接により一体的に固定していることで、後面部材14自体の剛性・強度を向上させることができると共に、上記のフレーム枠を構成する後面部材14によりバッテリ25を支持していることで、エンジン振動を伝播させ難い状態でバッテリ25を強固に支持することができ、また、バッテリ25をエンジン21の後方で左右のハンドルパイプ6bの間に配置することで、燃料タンク24にバッテリ25を近づけてそれらの上面を略同じ高さに配置していることにより、燃料タンク24に給油する時の作業姿勢と略同じ姿勢でバッテリ25の整備を作業性良く行うことができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したような本発明の除雪機のカバー取付構造によれば、作業者がハンドルを把持した状態で力を加えたり、エンジン振動によりエンジンを搭載する前部フレームとハンドルパイプの間に相対変位が生じたりしても、車体の上部でエンジンを覆うカバー体に対して許容応力以上の応力を発生させるようなことはなく、除雪機の運転時に発生する応力でカバー体が破損されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカバー取付構造の一実施形態に係る除雪機の外観を示す側面図。
【図2】図1に示した除雪機のカバーで覆われた部分での各部品の配置状態を示す側面図説明図。
【図3】図1に示した除雪機のカバーで覆われた車体の内部を示す正面図。
【図4】図1に示した除雪機の車体上部でエンジンを覆うカバー体(アッパーカバー)を分解して示す分解側面図。
【図5】図1に示した除雪機の車体上部でエンジンを覆うカバー体(アッパーカバー)から燃料タンクとバッテリカバーとバッテリを取り外した状態を示す上面図。
【符号の説明】
1 除雪機
2 車体
3 走行装置(クローラ走行装置)
4 除雪装置
6 車体フレーム
6a 前部フレーム
6b ハンドルパイプ
11 アッパーカバー(車体上部でエンジンを覆うカバー体)
12 (アッパーカバーの)基板部材
13 (アッパーカバーの)柱状部材
14 (アッパーカバーの)後面部材
15 (アッパーカバーの)上面部材
16 (アッパーカバーの)側面部材
17 (アッパーカバーの)前面カバー部材
18 バッテリボックス(バッテリの支持部)
21 エンジン
24 燃料タンク
25 バッテリ

Claims (3)

  1. 車体の前後方向で略水平方向に延びる前部フレームの後端から後方斜め上方にハンドルパイプを延ばした左右一対の車体フレームに対して、前部フレームの前方に除雪装置が配設され、前部フレームの下方に走行装置が配設され、除雪装置や走行装置を駆動するためのエンジンが前部フレームに搭載されている除雪機において、前部フレームの後端からハンドルパイプが一体的に延ばされていると共に、車体上部でエンジンを覆うカバー体が、左右の前部フレームに固定される基板部材と、基板部材の両側で前後方向の中間部に固定される左右の柱状部材と、基板部材の後端部に固定される後面部材と、柱状部材の上部と後面部材の上部に固定される上面部材と、基板部材と柱状部材と後面部材と上面部材の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定される左右の側面部材とを有し、且つ、前面部と上面部と左右の側面部を備えた箱状の前面カバー部材を、その左右の側面部を左右の柱状部材にそれぞれ沿うように接合させた状態で、基板部材と柱状部材の少なくとも何れかに対して着脱可能に固定させたものであって、ハンドルパイプとはフリーな状態で、前部フレームに固定されていることを特徴とする除雪機のカバー取付構造。
  2. 燃料タンクが上面部材に載置されて固定されていることを特徴とする請求項に記載の除雪機のカバー取付構造。
  3. エンジンの後方で左右のハンドルパイプの間にバッテリが配置され、このバッテリの支持部が後面部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の除雪機のカバー取付構造。
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