JPH07485Y2 - 装輪式路面切削機 - Google Patents
装輪式路面切削機Info
- Publication number
- JPH07485Y2 JPH07485Y2 JP19573887U JP19573887U JPH07485Y2 JP H07485 Y2 JPH07485 Y2 JP H07485Y2 JP 19573887 U JP19573887 U JP 19573887U JP 19573887 U JP19573887 U JP 19573887U JP H07485 Y2 JPH07485 Y2 JP H07485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road surface
- traveling body
- cutter
- cutting machine
- cutting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Road Repair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は建設機械に関し、特に切削装置を装着した装輪
式路面切削機に関する。
式路面切削機に関する。
（従来の技術とその問題点） 従来の装輪式路面切削機は切削装置８′が走行体２′の
中央（第６図）、又は後車輪11の後方（第７図）に装着
されており、中央に装着されている場合は第６図に示す
ように路面14の凹凸によりカッタ10′は路面部分20だけ
しか切削できず、又後車輪11の後方に装着されている場
合は第７図に示すようにカッタ10′は路面部分22を過分
に切削し、又第８図に示すように路面部分24は全く切削
されない結果を生じ、何れの場合も路面14の凹凸に沿っ
てほぼ一定の深さに切削することは困難であり、この点
を解決するために複雑でかつ高価で特殊な機械機構及び
又は電気的制御装置を追加しなければならないという問
題点がある。
中央（第６図）、又は後車輪11の後方（第７図）に装着
されており、中央に装着されている場合は第６図に示す
ように路面14の凹凸によりカッタ10′は路面部分20だけ
しか切削できず、又後車輪11の後方に装着されている場
合は第７図に示すようにカッタ10′は路面部分22を過分
に切削し、又第８図に示すように路面部分24は全く切削
されない結果を生じ、何れの場合も路面14の凹凸に沿っ
てほぼ一定の深さに切削することは困難であり、この点
を解決するために複雑でかつ高価で特殊な機械機構及び
又は電気的制御装置を追加しなければならないという問
題点がある。
（問題点を解決するための手段） 本考案によると、切削装置を走行体の前車輪又は後車輪
の車軸線上に装着し、切削装置に回転可能に取り付けら
れたカッタの回転中心軸線と走行体の車軸線とを走行体
の進行方向に垂直な同一平面内に互に平行に設置するこ
とによって、凹凸のある路面を予め決めたほぼ一定の深
さに切削できるようにして、この問題点を解決した。
の車軸線上に装着し、切削装置に回転可能に取り付けら
れたカッタの回転中心軸線と走行体の車軸線とを走行体
の進行方向に垂直な同一平面内に互に平行に設置するこ
とによって、凹凸のある路面を予め決めたほぼ一定の深
さに切削できるようにして、この問題点を解決した。
（作用） 第５図を参照して、装輪式路面切削機に装着した切削装
置のカッタ10の回転中心軸線12と、走行体の後車輪６の
車軸線X6−X6とが互いに平行に、且つ走行体の進行方向
に垂直な平面Y6−Y6内に設けられて、後車輪６が凹凸の
ある路面14に沿って図で右方へ転動すると、カッタ10の
回転中心軸線12の移動軌跡は一転鎖線18のように路面14
と同様の凹凸になる。従ってカッタ10は凹凸のある路面
14を予め決めたほぼ一定の深さｈで一様に切削すること
ができる。
置のカッタ10の回転中心軸線12と、走行体の後車輪６の
車軸線X6−X6とが互いに平行に、且つ走行体の進行方向
に垂直な平面Y6−Y6内に設けられて、後車輪６が凹凸の
ある路面14に沿って図で右方へ転動すると、カッタ10の
回転中心軸線12の移動軌跡は一転鎖線18のように路面14
と同様の凹凸になる。従ってカッタ10は凹凸のある路面
14を予め決めたほぼ一定の深さｈで一様に切削すること
ができる。
（実施例） 本考案による装輪式路面切削機の一実施例として、切削
装置を後車輪車軸線上に装着した場合について説明す
る。
装置を後車輪車軸線上に装着した場合について説明す
る。
第１図及び第２図に示されるように、本考案による装輪
式路面切削機１は走行体２の前、後部にそれぞれ前車輪
４、後車輪６が装着され、走行体２の外側面で後車輪６
の車軸線X6−X6上に切削装置８が装着され、切削装置８
に回転可能に取り付けられたカッタ10の回転中心軸線12
と後車輪６の車軸線X6−X6とは走行体２の進行方向に対
し、同一垂直面Y6−Y6内にあり、カッタ10の外径は後車
輪６の外径よりも下方に位置して路面14の切削部16の深
さは調整可能となっている。
式路面切削機１は走行体２の前、後部にそれぞれ前車輪
４、後車輪６が装着され、走行体２の外側面で後車輪６
の車軸線X6−X6上に切削装置８が装着され、切削装置８
に回転可能に取り付けられたカッタ10の回転中心軸線12
と後車輪６の車軸線X6−X6とは走行体２の進行方向に対
し、同一垂直面Y6−Y6内にあり、カッタ10の外径は後車
輪６の外径よりも下方に位置して路面14の切削部16の深
さは調整可能となっている。
今走行体２が矢印３の方向に進むと、路面14は第１図及
び第２図に示す切削部16のように切削される。更に路面
14が第３図及び第５図に示すように凹凸がある場合は、
カッタ10の回転中心軸線12と後車輪車軸線X6−X6とは走
行体２の進行方向に対し同一垂直面Y6−Y6内にあるので
路面14の凹凸に沿って後車輪６が転動するとカッタの回
転中心軌跡18（第５図参照）は路面14と同様の凹凸にな
り、路面の切削部16はほぼ一定の深さｈで切削される。
び第２図に示す切削部16のように切削される。更に路面
14が第３図及び第５図に示すように凹凸がある場合は、
カッタ10の回転中心軸線12と後車輪車軸線X6−X6とは走
行体２の進行方向に対し同一垂直面Y6−Y6内にあるので
路面14の凹凸に沿って後車輪６が転動するとカッタの回
転中心軌跡18（第５図参照）は路面14と同様の凹凸にな
り、路面の切削部16はほぼ一定の深さｈで切削される。
以上は切削装置８を走行体の外側面で後車輪６の車軸線
X6−X6上に装着した第４図でＡの位置であるが、走行体
２の反対側Ｂ、車輪の中間部Ｃ、及び前車輪のそれぞれ
の位置Ｄ、Ｅ、Ｆの場合、又はこれらの位置の複数個を
組み合わせた場合も同様にほぼ一定の深さに切削され
る。
X6−X6上に装着した第４図でＡの位置であるが、走行体
２の反対側Ｂ、車輪の中間部Ｃ、及び前車輪のそれぞれ
の位置Ｄ、Ｅ、Ｆの場合、又はこれらの位置の複数個を
組み合わせた場合も同様にほぼ一定の深さに切削され
る。
（考案の効果） 本考案による装輪式路面切削機は上述のように切削装置
が車軸線上に装着されている構造であるので、切削装置
に取り付けてあるカッタの回転中心軸線と車軸線とが走
行体の進行方向に対し同一垂直線内にあり、凹凸のある
路面に沿って走行する車輪と同様にカッタが移動して凹
凸に沿いほぼ一定の深さで切削することができ、複雑で
かつ、高価で特殊な機械機構及び又は電気的制御装置を
設置する必要がない特徴を有する。
が車軸線上に装着されている構造であるので、切削装置
に取り付けてあるカッタの回転中心軸線と車軸線とが走
行体の進行方向に対し同一垂直線内にあり、凹凸のある
路面に沿って走行する車輪と同様にカッタが移動して凹
凸に沿いほぼ一定の深さで切削することができ、複雑で
かつ、高価で特殊な機械機構及び又は電気的制御装置を
設置する必要がない特徴を有する。
第１図は本考案による装輪式路面切削機の側面図、 第２図は第１図の平面略図、 第３図は凹凸のある路面を走行する車輪とカッタの位置
を示す説明図、 第４図は切削装置の各種装着位置を示す図、 第５図はカッタの回転中心軸線の移動軌跡を示す図、 第６図、第７図、及び第８図は従来の装輪式路面切削機
の路面切削状況を示す図である。 （符号の説明） １……装輪式路面切削機、２、２′……走行体、３……
矢印、４……前車輪、６……後車輪、８、８′……切削
装置、10、10′……カッタ、11……後車輪、12……回転
中心軸線、14……路面、16……切削部、18……回転中心
軌跡、20、22、24……路面部分、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、
Ｆ……取付位置、X4−X4……前車輪車軸線、X6−X6……
後車輪車軸線、Y6−Y6……垂直面、ｈ……深さ。
を示す説明図、 第４図は切削装置の各種装着位置を示す図、 第５図はカッタの回転中心軸線の移動軌跡を示す図、 第６図、第７図、及び第８図は従来の装輪式路面切削機
の路面切削状況を示す図である。 （符号の説明） １……装輪式路面切削機、２、２′……走行体、３……
矢印、４……前車輪、６……後車輪、８、８′……切削
装置、10、10′……カッタ、11……後車輪、12……回転
中心軸線、14……路面、16……切削部、18……回転中心
軌跡、20、22、24……路面部分、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、
Ｆ……取付位置、X4−X4……前車輪車軸線、X6−X6……
後車輪車軸線、Y6−Y6……垂直面、ｈ……深さ。
Claims (3)
- 【請求項１】前及び後の車輪を有する走行体と、カッタ
を有する切削装置とを含む装輪式路面切削機において；
前記切削装置の前記カッタの回転中心軸線と前記前車輪
及び／又は後車輪の車軸線とは互いに平行して、且つ前
記走行体の進行方向に垂直な同一平面内に設けられて、
凹凸のある路面に沿って走行体が走行するに従い、前記
カッタは路面の凹凸に従ってほぼ一定の深さで切削する
ことができることを特徴とする装輪式路面切削機。 - 【請求項２】前記切削装置は前記前車輪又は後車輪の車
軸線上で、走行体の右又は左の外側面、又は左右の前車
輪の中間、又は左右の後車輪の中間の何れかに装着され
ている実用新案登録請求の範囲第１項記載の装輪式路面
切削機。 - 【請求項３】前記切削装置は前記前車輪又は後車輪の車
軸線上で、走行体の右又は左の外側面、又は左右の前車
輪の中間、又は左右の後車輪の中間の、複数個の組み合
わせた位置に装着されている実用新案登録請求の範囲第
１項記載の装輪式路面切削機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573887U JPH07485Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 装輪式路面切削機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19573887U JPH07485Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 装輪式路面切削機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01102206U JPH01102206U (ja) | 1989-07-10 |
| JPH07485Y2 true JPH07485Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31486398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19573887U Expired - Lifetime JPH07485Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 装輪式路面切削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07485Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP19573887U patent/JPH07485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01102206U (ja) | 1989-07-10 |
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