JP2002030005A - カルボン酸アリールエステルの製造方法 - Google Patents

カルボン酸アリールエステルの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な方法により、容易かつ安価にカ
ルボン酸のアリールエステルを製造することのできる方
法を提供する。 【解決手段】 少なくとも1個の末端カルボキシル基を
有するカルボン酸と一般式(1) 【化1】 (上式中、Rはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン基ま
たはアルキル基を表し、mは2または3であり、nは
1、2または3であり、Rとしてのハロゲン基および/
またはアルキル基が複数個存在する場合にはこれらの基
はそれぞれ同一であっても相異なっていてもよい)で表
されるジ−もしくはトリ−アリールホスファイト化合物
とを反応させることを含むカルボン酸アリールエステル
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カルボン酸アリー
ルエステルの製造方法に関する。さらに詳しく述べるな
らば、本発明は、従来知られていなかった新規な反応に
よるカルボン酸アリールエステルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カルボン酸のアリールエステル化は、従
来、カルボン酸とフェノール類との脱水反応により行わ
れており、これには(1)触媒として鉱酸を用いる方法
と(2)当量またはそれ以上の脱水剤を用いる方法とが
ある。また、(3)カルボン酸のハロゲン化物とフェノ
ール類とを反応させてカルボン酸のアリールエステルを
得る方法も知られている。
【0003】(1)の方法は、アルキルアルコールによ
るアルキルエステルの製造には適用できるけれども、フ
ェノール類では反応しないか、あるいは反応しても収率
が極めて悪いという問題がある。 (2)の方法としては、「有機化合物合成法」(有機合
成化学協会編)に脱水剤としてポリリン酸を使用する例
が記載されているけれども、この場合にはポリリン酸を
大量に用いる必要があるため、コスト高となり、また廃
水処理にも問題がある。また、特開平5−84507に
は、ジシクロヘキシルカルボジイミドを脱水剤として使
用することが開示されているが、この場合には脱水剤が
高価であるため、経済的な問題がある。
【0004】(3)の方法としては、PCl3 、POC
3 、PCl5 、SOCl2 等のハロゲン化合物により
カルボン酸をハロゲン化した後、これをフェノール類と
反応させることを記載している文献が多数存在するけれ
ども、この方法は2段階反応であるため製造工程が複雑
になり、得策であるとは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来技術の問題点を解決し、極めて簡単な方法により、
容易かつ安価にカルボン酸のアリールエステルを製造す
ることのできる方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、少なくとも1個の末端カルボキシル基を有
するカルボン酸と一般式(1)
【0007】
【化2】
【0008】(上式中、Rはそれぞれ独立に水素原子、
ハロゲン基またはアルキル基を表し、mは2または3で
あり、nは1、2または3であり、Rとしてのハロゲン
基および/またはアルキル基が複数個存在する場合には
これらの基はそれぞれ同一であっても相異なっていても
よい)で表されるジ−もしくはトリ−アリールホスファ
イト化合物とを反応させることを含むカルボン酸アリー
ルエステルの製造方法を提供する。
【0009】上記したように、カルボン酸とジ−もしく
はトリ−アリールホスファイト化合物との反応によりカ
ルボン酸のアリールエステルを製造する方法は、本発明
者の知るかぎりにおいて、これまでいかなる文献にも記
載されていない新規な方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の方法においては、上記カ
ルボン酸のカルボキシル基に対して一般式(1)のジ−
もしくはトリ−アリールホスファイト化合物(ホスホン
酸ジ−もしくはトリ−アリール化合物)を当量以上の量
で用いて反応させるのがよい。反応に際しては、常識的
に、加熱や攪拌を行ったり、必要に応じて溶媒を使用す
る場合もあるが、本発明の方法は、そのような反応条件
によって何ら限定されるされるものではない。原料であ
るカルボン酸化合物の種類によってエステル化反応率は
やや異なるけれども、様々な化合物において80%以
上、多くの場合には90%以上のエステル化率が容易に
達成される。
【0011】反応の終了後、反応系から目的とするアリ
ールエステルを回収するためには、種々の一般的手法を
採用することができる。例えば、反応生成物が蒸留可能
なものであれば、そのまま蒸留を行い、生成物を回収す
る。あるいは、反応生成物が結晶化するものであれば、
そのまま結晶化させたり、または適当な溶剤に溶解さ
せ、冷却することにより結晶化させ、生成物を回収す
る。
【0012】本発明の方法においては、所望により、塩
基性化合物や少量の水を添加するのが好ましく、これに
よって反応が促進されることが見出された。このような
塩基性化合物としては、例えば、アルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩等を挙げる
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらの実施例により何らの限定もされる
ものではない。 実施例1 フェニルアセテートの製造 温度計、攪拌機および還流コンデンサーを備えた500
mLの4つ口フラスコに、トリフェニルホスファイト3
10g(1.0モル)および酢酸60g(1.0モル)
を仕込み、攪拌下に加熱し、140〜150℃で1時間
反応させた。反応液を液体クロマトグラフィーにより分
析したところ、エステル化率は93%であった。
【0014】次に、還流コンデンサーに代えて蒸留コン
デンサーを取り付け、減圧下に20mmHgで蒸留を行
い、沸点90〜93℃の留分を得た。生成物の収量は1
17gであり、収率は86%であった。ガスクロマトグ
ラフィーによる生成物の純度は95%であった。 実施例2 フェニルセバケートの製造 実施例1で用いたのと同じ構成の4つ口フラスコに、ト
リフェニルホスファイト310g(1.0モル)および
セバシン酸101g(0.5モル)を仕込み、攪拌下に
加熱し、140〜150℃で2時間反応させた。反応液
を液体クロマトグラフィーにより分析したところ、エス
テル化率は91%であった。
【0015】次に、1Lのビーカーに500mLのイソ
プロピルアルコール(IPA)を入れ、これに攪拌下に
上記反応液を流し込み、結晶を析出させた。結晶を濾別
して回収し、IPAで洗浄し、乾燥した。生成物の収量
は127g、収率は72%であり、融点は62〜64℃
であった。また、液体クロマトグラフィーによる生成物
の純度は96%であった。
【0016】実施例3 カルボキシベンゾトリアゾール
フェニルエステルの製造 実施例1で用いたのと同じ構成の4つ口フラスコに、ト
リフェニルホスファイト148.8g(0.48モ
ル)、カルボキシベンゾトリアゾール65.2g(0.
4モル)および溶媒としてフェノール163gを仕込
み、攪拌下にNaOH16.8g(0.42モル)およ
び水1.5g(0.08モル)を添加し、加熱した。1
60〜165℃で4時間反応させると未反応カルボキシ
ベンゾトリアゾールの結晶の存在が認められなくなり、
さらに同温度で1時間反応を継続させるとエステル化率
が96%となった。
【0017】反応の終了後、内温を120℃まで下げ、
還流コンデンサーに代えて蒸留コンデンサーを取り付
け、減圧下にフェノールを蒸留除去した。次いで、内温
を80℃まで下げ、再び還流コンデンサーを取り付け、
50%のIPA水溶液200gを滴下し、冷却した。析
出した粗結晶を濾別して回収し、50%のIPA水溶液
により再結晶した。生成物の収量は76.5g、収率は
80%であり、融点は172〜175℃であった。液体
ガスクロマトグラフィーによる生成物の純度は99%で
あった。
【0018】実施例4 カルボキシベンゾトリアゾール
フェニルエステルの製造 NaOHの代わりにNa2 CO3 26.5g(0.25
モル)を用いたことを除き、実施例3の操作を繰り返し
た。エステル化率は90%であり、生成物の収量は7
1.7g、収率は75%、純度は99%であった。
【0019】実施例5 p−クレジルアセテートの製造 トリフェニルホスファイトの代わりにトリスp−クレジ
ルホスファイト352g(1.0モル)を用いて、実施
例1と同様の操作を行った。ただし、ここでは、反応時
間を1.5時間とし、蒸留を10〜20mmHgで行
い、沸点85〜110℃の留分を得た。
【0020】エステル化率は95%であり、生成物の収
量は135g、収率は90%、純度は95%であった。 実施例6 安息香酸フェニルエステルの製造 温度計、攪拌機および還流コンデンサーを備えた300
mLの4つ口フラスコに、トリフェニルホスファイト4
6.5g(0.15モル)、安息香酸12.2g(0.
1モル)および溶媒としてクメン70gを仕込み、Na
OH4.2g(0.105モル)および水0.9g
(0.05モル)を添加し、攪拌下に加熱を開始した。
徐々に加熱して、1時間で20℃から150℃まで昇温
し、さらに160〜165℃まで昇温してこの温度で2
0時間反応させると未反応の安息香酸の結晶の存在が認
められなくなり、さらに同温度で1時間反応を継続させ
た。反応液の液体クロマトグラフィー分析によれば、原
料の安息香酸は無くなっており、エステル化率は80%
であった。
【0021】反応の終了後、内温を120℃まで下げ、
還流コンデンサーに代えて蒸留コンデンサーを取り付
け、減圧下にクメンおよびフェノールを蒸留除去した。
次いで、内温を80℃まで下げ、再び還流コンデンサー
を取り付け、温水100gを滴下して容器内容物を分散
させ、10℃まで冷却し、粗結晶を濾別して回収し、粗
生成物35gを得た。これにエチルアルコール15gを
添加し、30分間加熱還流後、冷却および晶析を行い、
結晶を濾別回収し、乾燥した。生成物の収量は11.4
g、収率は57.6%であり、融点は63〜67℃であ
った。液体ガスクロマトグラフィーによる生成物の純度
は98%であった。
【0022】実施例7 カルボキシベンゾトリアゾール
フェニルエステルの製造 温度計、攪拌機および還流コンデンサーを備えた300
mLの4つ口フラスコに、カルボキシベンゾトリアゾー
ルナトリウム塩18.7g(0.101モル)および溶
媒としてフェノール40gを仕込み、内温を90℃まで
上げ、ジフェニルホスファイト28.0g(0.12モ
ル)を100℃以下の温度でゆっくり添加した。攪拌下
に加熱を開始し、徐々に昇温して、150〜160℃の
温度でカルボキシベンゾトリアゾールフェニルエステル
を生成させた。6時間反応させると未反応のカルボキシ
ベンゾトリアゾールナトリウム塩の結晶の存在が認めら
れなくなり、さらに同温度で1時間反応を継続させた。
反応液の液体クロマトグラフィー分析によれば、原料の
カルボキシベンゾトリアゾールナトリウム塩は無くなっ
ており、エステル化率は90%であった。
【0023】反応の終了後、内温を120℃まで下げ、
還流コンデンサーに代えて蒸留コンデンサーを取り付
け、減圧下にフェノールを蒸留除去した。次いで、内温
を80℃まで下げ、再び還流コンデンサーを取り付け、
50%のIPA水溶液50gを滴下し、冷却した。析出
した粗結晶を濾別して回収し、50%のIPA水溶液に
より再結晶した。生成物の収量は17.8g、収率は7
5%であり、融点は172〜175℃であった。液体ガ
スクロマトグラフィーによる生成物の純度は99%であ
った。
【0024】実施例8 2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ルアセテートの製造 実施例1で用いたのと同じ構成の4つ口フラスコに、ト
リス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト
310g(0.48モル)、酢酸24g(0.4モル)
および溶剤としてキシレン50gを仕込み、攪拌下に加
熱した。140℃で溶解し、還流したが、さらに徐々に
昇温すると還流は停止した。これを、そのまま、150
〜155℃で10時間反応させた。未反応ホスファイト
からの反応率は94%であった。
【0025】次に、実施例1と同様に操作して、減圧下
に5〜3mmHgで蒸留を行い、沸点112〜122℃
の留分を得た。この生成物の収率は89%であり、ガス
クロマトグラフィーによる純度は94%であった。 実施例9 p−クロロフェニルアセテートの製造 実施例1で用いたのと同じ構成の4つ口フラスコに、ト
リス(p−クロロフェニル)ホスファイト305g
(0.735モル)および酢酸42g(0.7モル)を
仕込み、攪拌下に加熱した。140℃でわずかに還流し
たが、15〜20分で還流は停止した。これを、そのま
ま、140〜150℃で1時間反応させた。未反応ホス
ファイトからの反応率は99%であった。
【0026】次に、実施例1と同様に操作して、減圧下
に19〜9mmHgで蒸留を行い、沸点115〜100
℃の留分を得た。この生成物の収量は108g、収率は
91%であり、ガスクロマトグラフィーによる純度は9
9%であった。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
極めて簡単な方法により、容易かつ安価にカルボン酸の
アリールエステルを製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 249/18 501 C07D 249/18 501 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 谷野 智弘 埼玉県戸田市新曽1531 プラザビュースタ ー103 (72)発明者 長村 喜功 埼玉県春日部市備後東8−3−1 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC48 BA02 BA28 BA29 BA32 BJ50 4H039 CA66 CD30 CD40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個の末端カルボキシル基を
    有するカルボン酸と一般式(1) 【化1】 (上式中、Rはそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン基ま
    たはアルキル基を表し、mは2または3であり、nは
    1、2または3であり、Rとしてのハロゲン基および/
    またはアルキル基が複数個存在する場合にはこれらの基
    はそれぞれ同一であっても相異なっていてもよい)で表
    されるジ−もしくはトリ−アリールホスファイト化合物
    とを反応させることを含むカルボン酸アリールエステル
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 反応促進剤として塩基性化合物および/
    または水を用いる、請求項1記載の方法。
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