JP2002028555A - 樹脂供給装置 - Google Patents

樹脂供給装置

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JP2002028555A
JP2002028555A JP2000213053A JP2000213053A JP2002028555A JP 2002028555 A JP2002028555 A JP 2002028555A JP 2000213053 A JP2000213053 A JP 2000213053A JP 2000213053 A JP2000213053 A JP 2000213053A JP 2002028555 A JP2002028555 A JP 2002028555A
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resin
tube
supply device
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wiring board
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Jun Yamaguchi
潤 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気を混入させることなく,樹脂を円滑に供
給することができる樹脂供給装置を提供すること。 【解決手段】 プリント配線板2に樹脂3を塗布する塗
布装置5に樹脂3を供給するための樹脂供給装置1。樹
脂供給装置1は,1又は2以上の突起体111を有する
回転体112と,回転体112に対向配置した背面体1
13と,回転体112と背面体113との間に配置され
ると共に樹脂3を通すチューブ114とからなる回転弁
11を有する。回転弁11は,回転体112を回転させ
ることにより,突起体111がチューブ114を背面体
113の方向に押圧して樹脂3の流れを止める閉止状態
と,突起体111がチューブ114を押圧することなく
樹脂3を流動させる開放状態とを切替えることができる
よう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,プリント配線板等のプリント配
線板に樹脂を塗布する塗布装置に,樹脂を供給するため
の樹脂供給装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,プリント配線板2に樹脂3を塗
布する塗布装置5に樹脂3を供給するための樹脂供給装
置9には,図5,図6に示すごとく,樹脂3の供給量や
供給時期を調製するための開閉弁91が備えてある。即
ち,上記樹脂供給装置9は,図5に示すごとく,上記塗
布装置5に供給するための樹脂3を貯留する樹脂容器9
4と,該樹脂容器94と上記塗布装置5における樹脂溜
り52との間を連絡する供給パイプ93とを有する。
【0003】そして,上記樹脂容器94は,圧力タンク
95内に配置されており,該圧力タンク95は,該圧力
タンク95内に高圧空気4を供給する高圧空気供給器9
6を有している。上記開閉弁91は,上記供給パイプ9
3の先端部に配設してある。また,図6(A),(B)
に示すごとく,上記開閉弁91には回転板911が設け
てあり,該回転板911が回転軸912を中心に回転す
ることにより上記回転弁91の開閉を行なう。
【0004】樹脂容器94内の樹脂3を上記塗布装置5
に供給するに当っては,まず,上記高圧空気供給器96
から高圧空気4を上記圧力タンク95へ供給する。これ
により,樹脂3は上記開閉弁91まで供給される。そし
て,該開閉弁91を開放することにより,樹脂3を塗布
装置5の樹脂溜り52に供給する(図6(B))。ま
た,樹脂3の供給を止める場合には,上記開閉弁91を
閉止する(図6(A))。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,塗布装置5に
供給する樹脂3として粘度の高い樹脂を用いた場合等
に,上記樹脂供給装置9では,該樹脂3を円滑に供給で
きないことがある。即ち,例えば100Pa・s以上の
高粘度の樹脂3は,上記開閉弁91の内部に固着し易
く,つまりが生じたり,上記開閉弁91の開閉を阻害し
たりする。
【0006】また,これが原因となり,樹脂内に空気が
混入したりするおそれがある。これにより,空気を混入
した樹脂3が塗布装置5によりプリント配線板2に塗布
され,後工程において,或いは製品として使用中に膨れ
を生じ,絶縁不良や導通信頼性の低下の原因となる。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,空気を混入させることなく,樹脂を円滑
に供給することができる樹脂供給装置を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,プリント
配線板に樹脂を塗布する塗布装置に上記樹脂を供給する
ための樹脂供給装置であって,該樹脂供給装置は,1又
は2以上の突起体を有する回転体と,該回転体に対向配
置した背面体と,上記回転体と背面体との間に配置され
ると共に上記樹脂を通すチューブとからなる回転弁を有
し,該回転弁は,上記回転体を回転させることにより,
上記突起体が上記チューブを上記背面体の方向に押圧し
て樹脂の流れを止める閉止状態と,上記突起体が上記チ
ューブを押圧することなく樹脂を流動させる開放状態と
を切替えることができるよう構成してあることを特徴と
する樹脂供給装置にある。
【0009】本発明において最も注目すべきことは,上
記樹脂供給装置が上記回転弁を有することである。上記
チューブはゴム等の充分な柔軟性を有する材料からな
り,上記突起体の押圧によりその断面形状が変形して樹
脂の流路を塞ぎ,閉止状態を構成することができる。ま
た,上記塗布装置としては,例えばプリント配線板に層
間絶縁層形成用樹脂を塗布するためのロールコータ,プ
リント配線板のスルーホール充填用樹脂を印刷するため
の印刷機等がある。
【0010】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記樹脂供給装置によって樹脂を塗布装置に供給するに
当っては,上記回転弁を閉止状態から開放状態に切替え
る。上記閉止状態においては,上記回転弁における突起
体が上記背面体に対向する位置に配置される(図2
(A)参照)。これにより,上記背面体と上記突起体と
の間の空間は狭まり,上記チューブは上記背面体と突起
体とにより押圧される。そのため,上記チューブは,そ
の断面形状が偏平状に変形して,樹脂の流路が塞がれた
閉止状態となる。
【0011】この閉止状態から,上記回転体を回転させ
て,上記開放状態に切替える。即ち,上記回転体を回転
させることにより,上記突起体を上記背面体と対向する
位置からずれた位置に配置する(図2(B)参照)。こ
れにより,上記背面体と上記突起体との間の空間は広が
る。そのため,この空間を通る上記チューブは,上記背
面体と上記突起体とによる押圧力が開放され,チューブ
自体の復元力や供給される樹脂の力により,その断面形
状が通常の形状に戻り,樹脂の流路が開放された開放状
態となる。
【0012】本発明の樹脂供給装置における回転弁は,
上述のごとく,樹脂が流通する上記チューブの断面形状
を変形させることにより,開放状態と閉止状態とを切替
える。そのため,上記回転弁を通過する樹脂は,チュー
ブの内壁に触れるのみであり,他の各種部品や複雑な構
造物等に触れることはない。
【0013】そのため,上記樹脂は上記回転弁を円滑に
通過し,上記回転弁の中に樹脂が固着することがない。
そのため,樹脂のつまりが生じたり,回転弁の開閉が行
なえなくなったりするおそれがない。それ故,塗布装置
への樹脂供給量の過不足によるプリント配線板の塗布ム
ラが生じるおそれがない。
【0014】また,上記樹脂は上述のごとく円滑に回転
弁を通過するため,該樹脂に空気が混入するおそれがな
い。それ故,空気の混入した樹脂がプリント配線板に塗
布されて樹脂層にふくれが生じるおそれがない。上述の
効果は特に高粘度の樹脂を用いる場合に発揮され,上記
樹脂供給装置によれば,従来困難であった高粘度樹脂用
の樹脂供給を自動化することも容易となる。
【0015】以上のごとく,本発明によれば,空気を混
入させることなく,樹脂を円滑に供給することができる
樹脂供給装置を提供することができる。
【0016】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記回転弁のチューブは交換可能であることが好ましい。
これにより,樹脂が上記チューブに固着することがあっ
ても,該チューブのみを交換することにより,常に円滑
に樹脂を供給することができる。
【0017】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記回転弁の開閉は,コントローラによって自動制御され
ていることが好ましい。これにより,塗布装置への樹脂
の供給を自動的に行なうことができ,生産効率の向上を
図ることができる。
【0018】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記樹脂の粘度は,10〜100Pa・sであることが好
ましい。上記粘度が10Pa・s未満の場合には,当該
樹脂を,例えばスルーホール充填用樹脂などのプリント
配線板用の樹脂として用いることができないおそれがあ
る。一方,上記粘度が100Pa・sを超える場合に
は,樹脂を円滑に供給することができないおそれがあ
る。なお,30〜70Pa・sの範囲が,スルーホール
への充填性,塗布装置への供給性という点で最適であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる樹脂供給装置につき,図1
〜図3を用いて説明する。本例の樹脂供給装置1は,図
1に示すごとく,プリント配線板2に樹脂3を塗布する
塗布装置5に上記樹脂3を供給するための装置である。
該樹脂供給装置1は,図2(A),(B)に示すような
回転弁11を有する。即ち,該回転弁11は,4個の突
起体111を有する回転体112と,該回転体112に
対向配置した背面体113と,上記回転体112と背面
体113との間に配置されると共に上記樹脂3を通すチ
ューブ114とからなる。
【0020】該回転弁11は,上記回転体112を回転
させることにより,上記突起体111が上記チューブ1
14を上記背面体113の方向に押圧して樹脂3の流れ
を止める閉止状態(図2(A))と,上記突起体111
が上記チューブ114を押圧することなく樹脂3を流動
させる開放状態(図2(B))とを切替えることができ
る。
【0021】上記チューブ114はゴムチューブであ
り,上記突起体111の押圧によりその断面形状が変形
して樹脂3の流路を塞ぎ,閉止状態を構成することがで
きる(図2(A))。また,上記チューブ114は樹脂
パイプ13に着脱可能に取付けられており,交換可能で
ある。また,図3に示すごとく,上記塗布装置5は,プ
リント配線板2に絶縁層形成用樹脂を塗布するための縦
型ロールコータである。
【0022】上記塗布装置5は,図3に示すごとく,一
対の塗布ロール51と各塗布ロール51に設けた樹脂溜
り52とを有する。そして,プリント配線板2を上記塗
布ロール51の間に下方から上方へ通過させることによ
り,その表側面及び裏側面に樹脂3を塗付する。なお,
上記樹脂3の粘度は,10〜100Pa・sである。
【0023】上記樹脂供給装置1は,図3に示すごと
く,上記樹脂溜り52に供給するための樹脂3を貯留す
る樹脂容器14と,該樹脂容器14と上記樹脂溜り52
との間を連絡する樹脂パイプ13とを有する。そして,
上記樹脂容器14は,圧力タンク15内に配置されてお
り,該圧力タンク15は,該圧力タンク15内に高圧空
気4を供給する高圧空気供給器16を有している。
【0024】また,上記樹脂溜り52は,その中の樹脂
3の液面を検知する液面センサを有し,該液面センサの
検知信号により上記回転弁11の開閉を制御する。即
ち,上記樹脂溜り52には,樹脂3の液面の下限を検知
する下限センサ181と,上限を検知する上限センサ1
82が設けられている。そして,上記下限センサ181
が,樹脂3の液面を検知すると,その検知信号がコント
ローラ183に送られ,該コントローラ183により上
記回転弁11を開放する。
【0025】一方,上記上限センサ182が,樹脂3の
液面を検知すると,その検知信号がコントローラ183
に送られ,該コントローラ183により上記回転弁11
を閉止する。上記下限センサ181,上限センサ182
としては,光ファイバーセンサを用いた。
【0026】なお,上記樹脂パイプ13は,図3に示す
ごとく,2本に分岐しており,その1本ずつが,2本の
塗布ロール51に設けられた樹脂溜り52のそれぞれに
連結されている。また,分岐した樹脂パイプ13のそれ
ぞれが,上記回転弁11を有しており,該回転弁11
は,それぞれ上記下限センサ181,上限センサ18
2,及びコントローラ183に電気的に接続されてい
る。
【0027】上記圧力タンク15は,図3に示すごと
く,上記樹脂容器14内の樹脂3の残量を検知するため
の樹脂量検知センサ151を有している。また,上記圧
力タンク15は,該圧力タンク15内に供給する高圧空
気4を濾過するためのミストセパレータ191,マイク
ロミストセパレータ192,スーパーミストセパレータ
193,及びエアドライヤー194を有している。即
ち,上記ミストセパレータ191,マイクロミストセパ
レータ192,スーパーミストセパレータ193,及び
エアドライヤー194は,上記高圧空気供給器16と上
記圧力タンク15との間の空気配管19に設けてある。
上記樹脂量検知センサ151としては,超音波センサを
用いた。
【0028】上記塗布装置5により,プリント配線板2
に樹脂3を塗布するに当っては,上記樹脂溜り52に貯
留された樹脂3を,回転する塗布ロール51を介してプ
リント配線板2に塗布する。即ち,上記塗布ロール51
を回転させると共に,上記プリント配線板2を下方か
ら,上記2本の塗布ロール51の間に投入する(図1,
図3の矢印A)。
【0029】これにより,上記プリント配線板2が上記
塗布ロール51の間を通過する。この際,上記塗布ロー
ル51の表面に形成された微細溝(図示略)に含浸した
樹脂3が,上記プリント配線板2の表側面及び裏側面に
塗布される。
【0030】また,上記樹脂溜り52への樹脂3の供給
は以下のようにして行う。即ち,上記高圧空気供給器1
6により上記圧力タンク15内に,例えば5kg/cm
2程度の高圧空気4を供給して,上記圧力タンク15内
を加圧する。これにより,上記樹脂容器14内の樹脂3
は,上記樹脂パイプ13を通って上記回転弁11まで供
給される。そして,上記コントローラ183からの信号
に基づき,該回転弁11を開放状態(図2(B))とす
ることにより,上記樹脂3を上記樹脂溜り52に供給す
る。また,樹脂3の供給を止める場合には,上記回転弁
11を閉止状態(図2(A))とする。
【0031】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記樹脂供給装置1によって樹脂3を塗布装置5に供給す
るに当っては,上記回転弁11を閉止状態から開放状態
に切替える。上記閉止状態においては,上記回転弁11
における突起体111が上記背面体113に対向する位
置に配置される。これにより,上記背面体113と上記
突起体111との間の空間は狭まり,上記チューブ11
4は上記背面体113と突起体111とにより押圧され
る。そのため,上記チューブ114は,その断面形状が
偏平状に変形して,樹脂3の流路が塞がれた閉止状態と
なる(図2(A))。
【0032】この閉止状態から,上記回転体112を回
転させて,上記開放状態に切替える。即ち,上記回転体
112を回転させることにより,上記突起体111を上
記背面体113と対向する位置からずれた位置に配置す
る。これにより,上記背面体113と上記突起体111
との間の空間は広がる。そのため,この空間を通る上記
チューブ114は,上記背面体113と上記突起体11
1とによる押圧力が開放され,チューブ114自体の復
元力や供給される樹脂3の力により,その断面形状が通
常の形状(略円形)に戻り,樹脂3の流路が開放された
開放状態となる(図2(B))。
【0033】本例の樹脂供給装置1における回転弁11
は,上述のごとく,樹脂が流通する上記チューブの断面
形状を変形させることにより,開放状態と閉止状態とを
切替える。そのため,上記回転弁11を通過する樹脂3
は,チューブ114の内壁に触れるのみであり,他の各
種部品や複雑な構造物等に触れることはない。
【0034】そのため,上記樹脂14は上記回転弁11
を円滑に通過し,上記回転弁11の中に樹脂3が固着す
ることがない。そのため,樹脂3のつまりが生じたり,
回転弁11の開閉が行なえなくなったりするおそれがな
い。それ故,塗布装置5への樹脂供給量の過不足による
プリント配線板2の塗布ムラが生じるおそれがない。
【0035】また,上記樹脂3は上述のごとく円滑に回
転弁11を通過するため,該樹脂3に空気が混入するお
それがない。それ故,空気の混入した樹脂3がプリント
配線板2に塗布されて樹脂層にふくれが生じるおそれが
ない。
【0036】また,上記回転弁11のチューブ114は
交換可能であるため,樹脂3が上記チューブ114に固
着することがあっても,該チューブ114のみを交換す
ることにより,常に円滑に樹脂3を供給することができ
る。また,上記回転弁11の開閉は,コントローラ18
3によって自動制御されているため,塗布装置5への樹
脂3の供給を自動的に行なうことができ,生産効率の向
上を図ることができる。上述の効果は特に高粘度の樹脂
を用いる場合に発揮され,本例の樹脂供給装置1は,従
来困難であった10〜100Pa・sの粘度を有する高
粘度樹脂用の自動樹脂供給装置として容易に用いること
ができる。
【0037】以上のごとく,本例によれば,空気を混入
させることなく,層間絶縁層形成用樹脂を円滑に供給す
ることができる樹脂供給装置を提供することができる。
【0038】実施形態例2 本例は,図4に示すごとく,プリント配線板2にスルー
ホール充填用樹脂を印刷する印刷機6に,樹脂3を供給
するための樹脂供給装置1の例である。即ち,上記樹脂
供給装置1は,図4(A)に示すごとく,樹脂3が貯留
された樹脂容器14と上記印刷機6との間を連結する供
給パイプ13に,回転弁11を有する。
【0039】また,上記印刷機6は,ステージ61,マ
スク62,スキージ63,及び樹脂吐出部64とからな
る。該印刷機6によりプリント配線板2に樹脂3を印刷
する際には,まず,上記ステージ61上にプリント配線
板2を載置する。次いで,プリント配線板2の上からマ
スク62を位置合わせしつつセットする。
【0040】次いで,上記回転弁11を開放して樹脂3
を上記樹脂吐出部64に供給する。これにより,図4
(B)に示すごとく上記樹脂吐出部64に設けられた多
数の吐出孔641から,樹脂3が上記マスク62上に吐
出される。この樹脂3を上記スキージ63を用いてマス
ク62の全体に押し広げつつ,上記プリント配線板2に
印刷を施す。その他は,実施形態例1と同様である。
【0041】上記スルーホール充填用樹脂は,スルーホ
ールへの充填性とスルーホールから垂れ落ちないという
点から粘度が40〜70Pa・sと高い。かかる高粘度
の樹脂3を用いる場合にも,本例の樹脂供給装置1は,
実施形態例1と同様に円滑に樹脂3を供給することがで
きる。そのため,印刷ムラが発生して樹脂3の未充填の
スルーホールが生じたり,空気の混入した樹脂3がスル
ーホールに充填されたりするおそれがない。その他,実
施形態例1と同様の作用効果を有する。上述のごとく,
本例によれば,空気を混入させることなく,スルーホー
ル充填用樹脂を円滑に印刷機に供給することができる樹
脂供給装置を提供することができる。
【0042】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,空気を
混入させることなく,樹脂を円滑に供給することができ
る樹脂供給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,樹脂供給装置の説明
図。
【図2】実施形態例1における,回転弁の(A)閉止状
態,(B)開放状態をそれぞれ表す説明図。
【図3】実施形態例1における,樹脂供給装置と塗布装
置の説明図。
【図4】実施形態例2における,(A)樹脂供給装置の
説明図,(B)(A)のB視図。
【図5】従来例における,樹脂供給装置の説明図。
【図6】従来例における,開閉弁の(A)閉止状態,
(B)開放状態をそれぞれ表す説明図。
【符号の説明】
1...樹脂供給装置, 11...回転弁, 111...回転体, 112...突起体, 113...背面体, 114...チューブ, 13...供給パイプ, 2...プリント配線板, 3...樹脂, 5...塗布装置,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/00 B05D 7/00 H 5E314 7/24 302 7/24 302E H05K 3/28 H05K 3/28 E // B29C 31/04 B29C 31/04 Fターム(参考) 4D075 AC24 AC84 AC94 4F040 AA02 AA12 AC02 BA07 BA12 CB21 DA12 4F042 AA07 BA12 CB02 CB08 CB19 ED01 4F201 AC01 AJ05 BA06 BC02 BC12 BC19 BC20 BN40 BQ33 BQ35 BQ40 BQ57 4G068 AB13 AC20 AD40 AF01 AF20 AF31 5E314 EE01 FF01 GG24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に樹脂を塗布する塗布装
    置に上記樹脂を供給するための樹脂供給装置であって,
    該樹脂供給装置は,1又は2以上の突起体を有する回転
    体と,該回転体に対向配置した背面体と,上記回転体と
    背面体との間に配置されると共に上記樹脂を通すチュー
    ブとからなる回転弁を有し,該回転弁は,上記回転体を
    回転させることにより,上記突起体が上記チューブを上
    記背面体の方向に押圧して樹脂の流れを止める閉止状態
    と,上記突起体が上記チューブを押圧することなく樹脂
    を流動させる開放状態とを切替えることができるよう構
    成してあることを特徴とする樹脂供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記回転弁のチュー
    ブは交換可能であることを特徴とする樹脂供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記回転弁の
    開閉は,コントローラによって自動制御されていること
    を特徴とする樹脂供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記樹脂の粘度は,10〜100Pa・sであることを
    特徴とする樹脂供給装置。
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