JP5289820B2 - インキ粘度管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷機等へインキを供給するインキの粘度を適正に調整するインキ粘度調整装置及びインキ粘度を管理する方法に関するものである。
段ボールシートの印刷にはフレキソ印刷の様に、低粘度で速乾性の水性インキを使用するものと、プリスロ印刷の様に高粘度で遅乾性のグリコール系インキを使用する方式がある。
低粘度のインキは流動させていなければ短時間で粘度が上昇し、印刷に支障を来す。
又、時間の経過に伴って、インキの水分が蒸発して粘度が上がるため、時々、インキの粘度が許容範囲か否かの判定を行い、必要に応じて薄め液を供給せねばならない。
インキの粘度判定手段は種々提案されているが、一般にザーンカップと呼ばれる粘度カップを用いる手段が、安価であり、構成も簡単である。
出願人は以前に、図6に示す如く、粘度カップ(50)を用いてインキ粘度を検出して、必要に応じて薄め液を供給する、インキ粘度調整装置(4a)を提案した。
インキ粘度調整装置(4a)は、印刷機等へインキを供給するインキ流路系F1からインキを取り出してインキ粘度を判定するインキ粘度判定器(5)と、インキの粘度判定の結果に応じてインキ流路系F1に薄め液を供給する薄め液供給流路系F2とによって構成される。
インキ粘度判定器(5)は、密閉ケース(7)内に配備されインキ流路系F1から取出し管(43)を介して取り出したインキが注がれる導電性の粘度カップ(50)と、該粘度カップ(50)内に所定量のインキが溜まったときのインキ液面高さ位置に対応して粘度カップ(50)内に配備された第1端子(51)と、粘度カップ(50)の底に設けた流出孔(50a)から流出したインキに導通する位置に設けられた第2端子(52)と、粘度カップ(50)が兼用する第3端子(53)と、第1、第2、第3端子が連繋された制御部(6)とによって構成される。
第2端子(52)は粘度カップ(50)底面の流出口(50a)の真下に粘度カップ(50)の流出口(50a)よりも広い面積の受け片(52a)を有している。
上記第1端子(51)と、第2端子(52)又は第3端子(53)とがインキを介して電気的に導通したときに検出開始信号及び粘度カップ(50)へのインキ供給の停止信号を発し、粘度カップ(50)からインキの排出が終了すると、第3端子(53)と第2端子(52)とのインキを介した電気的導通が遮断されて検出終了信号を発する。
制御部(6)では検出開始から検出終了までに要した時間からインキの粘度を判定し、判定したインキ粘度から必要に応じて、薄め液供給流路系F2から密閉ケース(7)を通過させた薄め液をインキ流路系F1のインキ容器(12)に供給する。
上記インキ粘度判定器(5)は、粘度カップ(50)にインキが供給されて、第1端子(51)に対し、第2端子(52)又は第3端子(53)の何れかがインキを介して第1端子(51)と電気的に導通状態となったときに検出開始信号及び取出し管(8)から粘度カップ(50)へのインキの供給停止信号を発するから、粘度カップ(50)へのインキの供給が不安定であっても、検出開始時の粘度カップ(50)内のインキ量を設定量に一定させることができる。
又、粘度カップ(50)の流れ落ちるインキが第2端子(52)に当たっているか否かによって、粘度カップ(50)からのインキの排出が終了したか否かを検出するため、検出精度は高い。
粘度検出開始時の粘度カップ(50)内のインキ量は設定量であることが保証され、粘度カップ(50)からのインキの排出終了、即ち、インキ排出に要する時間を正確に計測できるから、インキ粘度を正しく判定できる。
インキ粘度の判定結果から、必要に応じて、薄め液供給流路系F2からインキ流路系F1に薄め液を供給するから、インキの粘度が高くなり過ぎることを防止できる。
特開2006−205614号公報
ところが、粘度カップ(50)のインキ流出孔(50a)にインキが付着固化して、該インキ流出孔(50a)が小さくなり、早期にインキ粘度を正しく計測することができなくなる問題のあることが分かった。
本発明は、インキの粘度検出の都度、粘度カップ(50)の洗浄を行うことにより、粘度カップの孔詰まりを防止し、インキ粘度を正しく判定して、適正粘度のインキを供給できる、インキ粘度調整装置(4)及びインキ粘度管理方法を明らかにするものである。
請求項1のインキ粘度管理方法は、インキ容器(12)からインキを供給するインキ流路系F1からインキを取り出してインキ粘度を判定するインキ粘度判定器(5)と、インキの粘度判定の結果に応じてインキ流路系F1に薄め液を供給するための薄め液供給流路系F2と、インキ粘度の判定で使用したインキを前記インキ流路系F1へ戻す戻し経路F4と、インキ粘度判定器(5)を洗浄する洗浄水供給流路系F3を具えたインキ粘度調整装置(4)のインキ粘度管理方法であって、
インキ粘度判定器(5)は、密閉ケース(7)内の粘度カップ(50)に取出し管(8)を介してインキ流路系F1からインキを取り出し、該粘度カップ(50)のインキ流出孔(50a)からの自然落下によるインキ排出に要した時間からインキの粘度を判定するものであり、判定したインキ粘度が設定上限値よりも高い場合、薄め液供給流路系F2から薄め液を粘度カップ(50)に直接に注ぎ込んで該粘度カップ内を通過させ、密閉ケース(7)内で混じったインキと薄め液を密閉ケース(7)に繋がった戻し経路F4からインキ流路系F1へ戻し、インキ粘度が設定限値よりも低い場合、洗浄水供給流路系F3から密閉ケース(7)内に水を噴射して、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内の洗浄を行う。
請求項2は、請求項1のインキ粘度管理方法において、薄め液は水道蛇口(26)から導かれた水道圧力の掛かった水である。
請求項3の粘度管理方法は、請求項1又は2のインキ粘度管理方法において、設定所要時間内に粘度カップ(50)に所定量のインキが溜まらなかった場合、粘度カップ(50)を含む前記密閉ケース(7)内のインキを、前記インキ容器(12)に排出すると共に手作業でインキの粘度を調整する。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに記載のインキ粘度管理方法において、インキ粘度判定器(5)によるインキ粘度が設定値よりも低い場合、インキ容器(12)のインキの粘度を手作業によって適正粘度に調整する。
請求項1のインキ粘度管理方法は、インキ粘度が設定上限値よりも高いと判定した場合、薄め液供給流路系F2から密閉ケース(7)内の粘度カップ(50)に直接に薄め液を注ぎ込んで粘度カップ内を通過させてから、密閉ケース(7)の底側に排出し、インキと薄め液が混じった液を戻し経路F4を経てインキ流路系F1に戻す。
このため、粘度カップ(50)に注ぎ込まれた薄め液が粘度カップ(50)内を洗浄し、又、薄め液が粘度カップの流出孔(50a)から排出される際に、該孔も洗浄する。これによって、粘度カップ(50)の流出孔(50a)にインキがこびりついて孔を狭くしたり、塞いでしまうことを効果的に防止できる。
上記の様に、インキ粘度が設定上限値よりも高いと判定した場合に、インキ流路系F1に薄め液を供給する作業は、粘度カップ(50)内、及び該粘度カップの流出孔(50a)の洗浄を行う作業を同時に行うことになる。
薄め液は、粘度カップ(50)に直接に注ぎ込まれるから、粘度カップ(50)内、及び該カップの流出孔(50a)の洗浄を一層効果的に行うことができる。
粘度カップ(50)に付着していたインキは薄め液と一緒にインキ流路系F1に回収されるから、インキのロスを生じない。
インキ粘度が設定上限値より低ければ、インキ粘度判定器(5)の密閉ケース(7)内に洗浄水を噴射して、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内を洗浄するから、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内にインキが残存することを防止できる。
上記の如く、インキ粘度の判定の都度、インキ粘度が設定上限値より高くても、低くても、粘度カップ(50)の洗浄が行われるから、粘度カップ(50)内にインキが残存することを防止して、残存インキによる粘度カップ(50)の孔詰まりを確実に防止できる。
従って、インキ粘度の判定を正しく行うことが可能となり、必要に応じてインキに薄め液を供給して適正粘度にインキを管理できる。
請求項2のインキ粘度管理方法では、薄め液は水道蛇口から供給される水であるから、インキ粘度を下げるために水が粘度カップ(50)に注がれる際、水道圧の掛かった勢いの強い水で粘度カップ(50)内が洗浄され、勢いの強い水が流出孔(50a)から流出するから、該カップの孔詰まりを一層効果的に防止できる。
請求項3のインキ粘度管理方法では、所定量のインキが設定所要時間内に粘度カップ(50)に溜まらなかった場合、即ち、インキの粘度が高過ぎる等によるインキ供給不良の場合、粘度カップ(50)を含む前記密閉ケース(7)内のインキを、インキ容器(12)に戻して、手作業で薄め液を加える等により、インキ粘度を粘度測定許容範囲に調整するから、粘度の高すぎるインキを粘度計測する無駄を無くすことができる。
請求項4のインキ管理方法では、インキ粘度が設定下限値よりも低い場合、インキ容器(12)へ新鮮インキを加える等により、インキの粘度を手作業によって適正粘度に調整するから、粘度の低すぎるインキを再びインキ流路系F1へ送ることはない。
図1は、粘度の低い水性インキ、或いはグリコール系インキの中でも水性インキに近い低粘度のインキの粘度調整装置(4)を具えた段ボール印刷機(1)を示している。
印刷機(1)の概略
印刷機(1)は、3基の印刷ユニットU1、U2、U3を有している。
各ユニットの側面下部に載せ台(11)が突設され、該載せ台上に上面開口の2つのインキ容器(12)(12a)が載せられている。
各印刷ユニットU1、U2、U3は、インキ付けロール(14)と絞りロール(15)を相対的に接近離間可能に配備し、接触状態の両者の間に、底部が徐々に狭まった溝状のインキ貯留部(18)を形成している。
インキ貯留部(18)のロールに沿う長手方向の両端は、堰部材(19)によって閉塞している。
インキ付けロール(14)の下方に該ロールに接して版胴(16)が配備され、該版胴の下方に受けロール(17)が配備される。
インキ付けロール(14)と絞りロール(15)は互いにインキ貯留部(18)のインキを絞る方向に回転し、インキ付けロール(14)表面のインキが版胴(16)上の印版(図示せず)に転移し、版胴(16)と受けロール(17)との間に供給される段ボールシートSに印刷を行う。
絞りロール(15)に換えて、板状の絞り部材をインキ付けロール(14)に当てて、インキ付けロール(14)上の余分のインキを絞り取ることも勿論可能である。
上記インキ貯留部(18)とインキ容器(12)がインキ供給・回収装置(10)によって連繋され、インキ貯留部(18)へのインキの供給と、インキ貯留部(18)からのインキの回収が行われる。
インキ供給・回収装置(10)については、前記特許文献1で公知であり、本願発明とは直接に関係しないので詳細説明は省略するが、インキ供給・回収装置(10)はインキ容器(12)と前記インキ貯留部(18)を繋ぐインキ流路系F1及び該経路上に2基のポンプ(10a)(10b)を有しており、インキ貯留部(18)へのインキの供給と回収を交互に行って、インキを絶えず流動させることができる。
インキ流路系F1(図1)
実施例のインキ流路系F1のインキ容器(12)側端部は、手動又はバルブ(図示せず)の切換えによって、2つのインキ容器(12)(12a)の内、何れか一方の容器に接続できる。これによって、インキ流路系F1が繋がっているインキ容器(12)が空になれば、他方のインキ容器(12a)に切換えて、空のインキ容器(12)にインキの補充ができる。
本発明において、インキ流路系F1はインキ容器(12)も含む。
インキ流路系F1、具体的にはインキ容器(12)にインキ粘度調整装置(4)が連繋される。
インキ粘度調整装置(4)(図2)
インキ粘度調整装置(4)は、インキ流路系F1から分岐してインキを取出し後記するインキ粘度判定器(5)の粘度カップ(50)にインキを注ぐ取出し管(8)と、インキの粘度判定の結果に応じてインキ流路系F1に薄め液を供給する薄め液供給流路系F2と、インキ粘度判定器(5)を洗浄する洗浄水供給流路系F3と、粘度判定のために、インキ流路系F1から取り出したインキをインキ流路系F1に戻す戻し経路F4を有している。
取出し管(8)(図2)
取出し管(8)の基端は第1バルブ(81)を介して二股に分岐して、2つのインキ容器(12)(12a)に臨んでいる。取出し管(8)の先端は、後記するインキ粘度判定器(5)に繋がっている。
取出し管(8)は、第1バルブ(81)によって前記2つのインキ容器(12)(12a)の何れか一方のインキ容器に連通可能である。
取出し管(8)を連通させるのは、前記インキ流路系F1が繋がっている方のインキ容器ではあるのは勿論である。以下の説明上、取出し管(8)は図において、左側のインキ容器(12)に連通しているとする。
取出し管(8)は、取出し管(8)は第1バルブ(81)に接近してその下流側に第2バルブ(82)を具えている。
尚、取出し管(8)の二股基端は、フレキシブルに形成する等により、インキ容器(12)(12a)から脱出可能である。これは、インキの色替えの際に、下記の水道蛇口(26)から取出し管(8)に水を供給して、取出し管(8)を洗浄する際に、洗浄水がインキ容器(12)(12a)に排出されない様にするためである。
取出し管(8)には上記ノズル(85)側にて薄め液供給流路系F2が連繋される。具体的には、取出し管(8)に分岐管(83)を介して水道蛇口(26)が接続されるのである。
即ち、実施例では、薄め液は、水道水である。
インキ粘度判定器(5)(図2)
インキ粘度判定器(5)は、図6に示す前記特許文献1のインキ粘度判定器(5)と基本的には同様の構成である。
インキ粘度判定器(5)は、密閉ケース(7)内に配備された粘度カップ(50)と、該粘度カップ(50)内に所定量のインキが収容されたときのインキ液面高さ位置に対応して粘度カップ(50)内に侵入して配備された第1端子(51)と、粘度カップ(50)の流出口(50a)から流出したインキに触れる位置に設けられた第2端子(52)と、導電性の粘度カップ(50)が兼用する第3端子(53)と、第1、第2、第3端子が連繋された演算部(61)とによって構成される。
第2端子(52)は、粘度カップ(50)のインキ流出孔(50a)の真下位置に逆V形状の拡大部(52a)を有している。
密閉ケース(7)は、透明筒或いは内面にフッ素樹脂を塗布した金属筒(71)の上下開口端を端板(72)(73)で塞いで形成されている。
粘度カップ(50)は、密閉ケース(7)の絶縁性の上端板(72)を貫通した導電性の支え杆(54)によって支持されている。
棒状の第1、第2端子(51)(52)は上端板(72)を貫通して垂下している。第1端子(51)は下端を粘度カップ(50)に侵入させており、該下端高さは、粘度カップ(50)に所定量のインキが溜まったときのインキ液面高さに対応している。
上記密閉ケース(7)の上端板(72)を貫通して、粘度カップ(50)の流出孔(50a)の真上位置にノズル(85)が下向きに設けられ、該ノズル(85)に前記取出し管(8)の先端が接続される。 上記ノズル(85)は、薄め液供給流路系F2も連繋されたことになる。
密閉ケース(7)の上端板(72)には、1又は複数の洗浄ノズル(2)と加圧・吸引ノズル(77)が配備される。
前記した取出し管(8)に繋がったノズル(85)が、上端板(72)上の粘度カップ(50)の真上、正確には、粘度カップ(50)の流出孔(50a)の真上に位置しており、取り付けのスペースの関係上もあって、洗浄ノズル(2)と加圧・吸引ノズル(77)は、粘度カップ(50)の真上から外れた位置(粘度カップ(50)の上面開口の投影領域外)に配備される。
洗浄ノズル(2)は、粘度カップ(50)に対して斜め上方から洗浄水を噴射できる。
洗浄ノズル(2)に洗浄水供給流路系F3が連繋され、加圧・吸引ノズル(77)に加圧・吸引装置(75)が連繋される。
加圧・吸引装置(75)(図2)
加圧・吸引装置(75)は、前記特許文献1にも開示されて公知の様に、コンプレッサーとバルブ群、エゼクターを具え、コンプレッサーからの圧力空気を密閉ケース(7)内に供給して密閉ケース(7)内を加圧し、或いはバルブによりコンプレッサーの加圧空気をエゼクターを通過させることにより、真空を作り出して密閉ケース(7)を減圧させることができる。
尚、密閉ケース(7)にコンプレッサーと、該コンプレッサーとは別回路の吸引源を連繋して、密閉ケース(7)内の加圧、減圧を制御することも勿論可能である。
洗浄水供給流路系F3(図2)
洗浄水供給流路系F3は、前記薄め液供給流路系F2の水道蛇口(26)と第3バルブ(84)との間と洗浄ノズル(2)とを管路(86)で繋いで構成される。管路(86)には第4バルブ(25)が設けられる。
管路(86)には洗浄ノズル(2)と第4バルブ(25)との間に加圧エアー源(21)が管路(22)によって接続され、該管路(22)には逆止弁(24)とその下流側に第5バルブ(23)が設けられている。
逆止弁(24)は、洗浄水供給流路系F3の圧力空気の送給は許すが、洗浄水供給流路系F3から加圧エアー源(21)側への洗浄水の送給を遮断する。
戻し経路F4(図2)
前記密閉ケース(7)の下端板(73)の中央に開設した排出口(74)とインキ容器(12)(12a)との間は、戻し経路F4で連繋されている。
戻し経路F4には上流側から順に第6バルブ(91)、第7バルブ(9)、第8バルブ(92)が設けられる。
第6バルブ(91)は、戻し経路F4の開閉を行う。
第7バルブ(9)には廃液放出管(93)が接続されており、該第7バルブ(9)の動作によって密閉ケース(7)内で生じた廃液を廃液放出管(93)側へ導くことが可能である。
第8バルブ(92)は、戻し経路F4を2つのインキ容器(12)(12a)の何れか一方、ここでは左側のインキ容器(12)に連繋している。
上記した第1バルブ(81)乃至第8バルブ(92)の各バルブは、自動的に切換制御可能であり、又、一部のバルブは手動操作することも可能である。
次に図3、図4、図5のフローチャートに基づいて、本発明のインキ流路系F1のインキ粘度の管理方法について説明する。
図3のステップ(S1)で、インキ容器(12)にインキを充填する。
ステップ(S2)で手作業によって、インキ容器(12)内のインキの粘度調整を行う。
ステップ(S3)で印刷機(1)へインキ供給スイッチがONされる。インキ流路系F1によってインキ容器(12)のインキが印刷機(1)のインキ貯留部(18)に供給されると共に、加圧・吸引装置(75)が動作して、インキ粘度判定器(5)の密閉ケース(7)内を減圧する。
密閉ケース(7)内の減圧によってインキ容器(12)から取出し管(8)を経て粘度カップ(50)にインキが供給される。
ステップ(S4)で、ステップ(S3)の開始から粘度カップ(50)にインキが溜まるまでに要する時間を計測する。
粘度カップ(50)に供給されたインキは該粘度カップの流出孔(50a)から流出するが、流出量に較べて供給量が勝るから、粘度カップ(50)内のインキ液面は上昇する。インキ液面が第1端子(51)に接するまでに要する時間が、設定時間(実施例では「10秒」)内か否かを制御部(6)が判断し、設定時間内であればステップ(S5)に移り、それ以上の時間を要した場合ステップ(S14)に移る。
ステップ(S5)では、インキ粘度を計測して、ステップ(S6)に移る。
インキ粘度の計測方法につては、説明済みであるので省略する。
ステップ(S6)で密閉ケース(7)内のインキを排出して、ステップ(S7)に移る。
密閉ケース(7)内のインキ排出とは、密閉ケース(7)を大気圧に戻し(実施例では、加圧・吸引装置(75)に設けた大気連通用のバルブ(図示せず)を開く)、第6バルブ(91)を開くことによって、密閉ケース(7)内のインキをインキ容器(12)へ回収することである。
ステップ(S7)で、上記ステップ(S4)乃至(S6)をもう1度繰り返してステップ(S8)に移る。
ステップ(S8)で、2回のインキ粘度検出の平均値を算出し、平均値が設定値上限値(例えば10.6秒)よりも低い、高いを判断し、低い場合、ステップ(S9)に移る。設定値上限値より高い場合、後記する図4のBのフローチャートへ移る。
ステップ(S9)では密閉ケース(7)内の洗浄を行い、ステップ(S10)に移る。
密閉ケース(7)内の洗浄は、取出し管(8)の第2バルブ(82)を閉じ、洗浄水供給流路系F3を開き、更に加圧エアー源(21)の第5バルブ(23)を開いて、圧力空気と共に水を洗浄ノズル(2)(2)から設定時間だけ噴射して行う。粘度カップ(50)及び密閉ケース(7)内が洗浄される。
ステップ(S10)で密閉ケース(7)内の洗浄廃液を排出し、ステップ(S11)に移る。
洗浄廃液の排出は、第6バルブ(91)を開き、第7バルブ(9)を廃液放出管(93)へ切り替えることによって行う。
ステップ(S10)において、加圧・吸引装置(75)によって、密閉ケース(7)内に圧力空気を送給すれば、洗浄廃液の排出を迅速に行うことができる。
ステップ(S11)で、前記ステップ(S8)でのインキ粘度が設定下限値(例えば、9.5秒)より低い、高いを判断し、設定下限値より高い場合にステップ(S12)に移る。設定下限値より低い場合、後記する図5のCのフローチャートに移る。
ステップ(S12)で、設定時間内(この時間はサイクルタイマーと言い、分単位で設定できる。実施例では「5分」に設定)に印刷機(1)へのインキ供給スイッチがOFFとなれば、ステップ(S13)へ移って、インキ粘度管理を終了する。設定時間内に該スイッチがOFFとならない場合、ステップ(S4)に戻り、上記サイクルを繰り返す。
即ち、印刷機(1)へのインキ供給スイッチがOFFとならない限り、設定時間毎(5分毎)に、前記ステップ(S4)以下のサイクルが繰り返される。
前記ステップ(S4)で、粘度カップ(50)内のインキ液面が設定時間内に、第1端子(51)まで上昇しなかった場合、ステップ(S14)に移り、密閉ケース(7)内のインキを回収し、ステップ(S2)に戻る。
密閉ケース(7)内のインキの回収は、インキ粘度が、次のステップ(S5)でのインキ粘度計測をするまでもなく、粘度が高すぎると判断して行うもので、密閉ケース(7)を大気圧に戻して(実施例では、加圧・吸引装置(75)に設けた大気連通用のバルブ(図示せず)を開く)、密閉ケース(7)内へのインキの流入を停止し、戻し経路F4を開いて密閉ケース(7)内のインキ容器(12)へ戻す。
前記ステップ(S8)で、インキ粘度の平均が設定上限値より高いと判断した場合、図4に示すBのフローチャートのステップ(S15)に移って、粘度カップ(50)に薄め液を供給して、ステップ(S16)に移る。
粘度カップ(50)への薄め液の供給は、洗浄水供給流路系F3を閉じ、取出し管(8)の第2バルブ(82)を開いたまま、薄め液供給流路系F2を開くことにより行う。
水道蛇口(26)からの水が、粘度カップ(50)の真上位置のノズル(85)から粘度カップ(50)内に勢いよく放出される。又、取出し管(8)を通じてインキ容器(12)にも水が供給される。
水の供給時間はタイマー設定で制御しており、実施例では1秒に設定している。
尚、水の供給量は、粘度カップ(50)内の水面が第1端子(51)に達したことを検出して制御することも可能である。
所定量の水道水が粘度カップ(50)を介して密閉ケース(7)に供給されると、薄め液供給流路系F2は閉じる。
上記の如く、水は粘度カップ(50)のみならず、取出し管(8)を通じて直接にインキ容器(12)にも供給されるから、水が取出し管(8)、第2切換弁(82)、第1切換弁(81)を通過することによって、それらの洗浄も行われる。

ステップ(S16)では、密閉ケース(7)内でインキと水道水が混じった混合液を、戻し経路F4を開いてインキ容器(12)に排出し、ステップ(S17)に移る。
このとき、加圧・吸引装置(75)から圧力空気を密閉ケース(7)へ供給すると、上記混合液の排出を迅速に行うことができる。
ステップ(S17)でインキ供給信号が発せられ、ステップ(S18)に移る。
ステップ(S18)で、薄め液供給流路系F2が閉じたままた、取出し管(8)の第2バルブ(82)が開き、加圧・吸引装置(75)が密閉ケース(7)内を減圧する。
これによって、インキがノズル(85)から粘度カップ(50)に供給される。
但し、インキは、薄め液供給流路系F2に残っている水と混じった状態で粘度カップ(50)に供給される。
粘度カップ(50)の液面が第1端子(51)に接する高さになると、ステップ(S19)に移る。
ステップ(S19)では取出し管(8)の第2バルブ(82)が閉じ、密閉ケース(7)内を大気圧に戻し、戻し経路F4が開いて、インキと水道水の混合液をインキ容器(12)に排出し、ステップ(S20)へ移る。
ステップ(S20)では、上記ステップ(S17)乃至(S19)をもう1度繰り返して、ステップ(S4)に戻る。
ステップ(S20)によって、取出し管(8)の第2バルブ(82)と薄め液供給流路系F2の第3バルブ(84)との間に、水道水の残留は殆んどなくなる。
前記ステップ(S11)において、インキ粘度が設定下限値より低い場合、図5のCのフローチャートのステップ(S21)に移る。
ステップ(S21)では警報を発してステップ(S22)に移る。
ステップ(S21)でインキ容器(12)内のインキの状態を作業者が確認し、新鮮インキを加えてインキ粘度を、粘度検出を行うに足りる範囲となる程度に手作業で調整し、前記ステップ(S4)に戻る。
実施例のインキ粘度管理方法では、ステップ(S8)でインキ粘度が設定上限値よりも高いと判定した場合、ステップ(S15)(S16)の如く、密閉ケース(7)内の粘度カップ(50)に直接に水道水を注ぎ込んで粘度カップ内を通過させてから、密閉ケース(7)の底側に排出し、インキと水が混じった液を戻し経路F4を経てインキ流路系F1に戻す。
このため、粘度カップ(50)に注ぎ込まれた水道圧の掛かった勢いの強い水が粘度カップ(50)内を洗浄し、又、この水が粘度カップの流出孔(50a)から排出される際に、該孔も強力に洗浄できる。これによって、インキが粘度カップ(50)の流出孔(50a)にこびりついて孔を狭くしたり、塞いでしまうことを効果的に防止できる。
この様に、インキ粘度が設定上限値よりも高いと判定した場合に、水道水を供給する作業は、粘度カップ(50)内及び該カップの流出孔(50a)を強力に洗浄する作業を同時に行うことになる。
ステップ(S19)で説明のとおり、粘度カップ(50)に付着していたインキは水と一緒にインキ容器(12)に回収されるから、インキのロスを生じない。
ステップ(S8)でインキ粘度が設定上限値より低い場合、ステップ(S9)、(S10)の如く、インキ粘度判定器(5)の密閉ケース(7)内に水道水を噴射して、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内を強力に洗浄するから、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内にインキが残存することを防止できる。
上記の如く、インキ粘度の判定の都度、インキ粘度が設定上限値より大であっても、小であっても、粘度カップ(50)の洗浄が強力に行われるから、粘度カップ(50)内にインキが残存することを防止して、残存インキによる粘度カップ(50)の孔詰まりを確実に防止できる。
従って、インキ粘度の判定を正しく行うことが可能となり、必要に応じてインキに薄め液を供給して適正粘度にインキを管理できる。
又、インキ粘度判定器(5)は、粘度カップ(50)に共通のノノズル(85)でインキ又は水を選択的に供給できるから、上面開口面積の小さい粘度カップに対しても、前記ノズル(85)を粘度カップ(50)の真上に配備して、インキ又は水を確実に該粘度カップに注ぐことができる。
又、ノズル(85)を水が通過するとき、ノズル内面に付着しているインキを洗い流すから、ノズル内でインキが固化してノズル(85)が詰まることを防止できる。
又、上記ノズル(85)に繋がる管路は、インキ流路と水流路が共用しているから、管路内を水が流れる際に、管路内面に付着していたインキが洗い流されるから、管路内でインキが固化することを防止できる。
又、インキ粘度判定器(5)の洗浄、即ち、密閉ケース(7)内の洗浄に際して、圧力空気に載せて、強力に洗浄水を噴射できるから、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内を短時間で迅速に洗浄できる。
尚、インキ替えの際には、取出し管(8)の基端の二股分岐管をインキ容器(12)(12a)から脱出させて、取出し管(8)の第2バルブ(82)を開き、薄め液供給流路系F2を開く。水道蛇口(26)からの水が、薄め液供給流路系F2及び取出し管(8)を経て排出されるから、薄め液供給流路系F2と取出し管(8)の全長を洗浄でき、インクの残留を確実に防止できる。
上記実施例の説明は本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは該範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で、種々の変形が可能であることは勿論である。
印刷機の概略図である。 インキ粘度調整装置の説明図である。 インク粘度管理方法のメインフローチャートである。 メインフローチャートから分岐したBのフローチャーである。 メインフローチャートから分岐したCのフローチャーである。 出願人が以前提案したインキ粘度調整装置の説明図である。
符号の説明
1 印刷機
12 インキ容器
3 洗浄ノズル
4 インキ粘度調整装置
5 インキ粘度判定器
50 粘度カップ
6 制御部
7 密閉ケース
8 取出し管

Claims (4)

  1. インキ容器(12)からインキを供給するインキ流路系F1からインキを取り出してインキ粘度を判定するインキ粘度判定器(5)と、インキの粘度判定の結果に応じてインキ流路系F1に薄め液を供給するための薄め液供給流路系F2と、インキ粘度の判定で使用したインキを前記インキ流路系F1へ戻す戻し経路F4と、インキ粘度判定器(5)を洗浄する洗浄水供給流路系F3を具えたインキ粘度調整装置(4)のインキ粘度管理方法であって、
    インキ粘度判定器(5)は、密閉ケース(7)内の粘度カップ(50)に取出し管(8)を介してインキ流路系F1からインキを取り出し、該粘度カップ(50)のインキ流出孔(50a)からの自然落下によるインキ排出に要した時間からインキの粘度を判定するものであり、判定したインキ粘度が設定上限値よりも高い場合、薄め液供給流路系F2から薄め液を粘度カップ(50)に直接に注ぎ込んで該粘度カップ内を通過させ、密閉ケース(7)内で混じったインキと薄め液を密閉ケース(7)に繋がった戻し経路F4からインキ流路系F1へ戻し、インキ粘度が設定限値よりも低い場合、洗浄水供給流路系F3から密閉ケース(7)内に水を噴射して、粘度カップ(50)を含む密閉ケース(7)内の洗浄を行う、インキ粘度管理方法。
  2. 薄め液は水道蛇口(26)から導かれた水道圧力の掛かった水である、請求項1に記載のインキ粘度管理方法。
  3. 設定所要時間内に粘度カップ(50)に所定量のインキが溜まらなかった場合、粘度カップ(50)を含む前記密閉ケース(7)内のインキを、前記インキ容器(12)に排出すると共に手作業でインキの粘度を調整する、請求項1又は2に記載のインキ粘度管理方法。
  4. インキ粘度判定器(5)によるインキ粘度が設定下限値よりも低い場合、インキ容器(12)のインキの粘度を手作業によって適正粘度に調整する、請求項1乃至3の何れかに記載のインキ粘度管理方法。
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