JP2749151B2 - 高い定量吐出精度をもつディスペンサー - Google Patents

高い定量吐出精度をもつディスペンサー

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JP2749151B2
JP2749151B2 JP1261978A JP26197889A JP2749151B2 JP 2749151 B2 JP2749151 B2 JP 2749151B2 JP 1261978 A JP1261978 A JP 1261978A JP 26197889 A JP26197889 A JP 26197889A JP 2749151 B2 JP2749151 B2 JP 2749151B2
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conduit
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和正 生島
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Musashi Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、クリームはんだ、導電ペースト、接着
剤、潤滑油(グリース)、塗料あるいは顔料など、比較
的粘性の高い液体材料を定量供給する場合に用いて好適
なディスペンサーに関し、とくに、この種の材料につい
ての自重秤量装置に組み入れた場合において、その定量
吐出の精度をより一層向上させるものとして有用なもの
である。
(従来の技術) クリームはんだのような比較的粘性の高い液体材料を
収容する容器本体と、この容器本体に繋がる噴射ノズル
を備え、該容器内の材料を、高圧ガスなどにてノズルか
ら噴出させ、予め定められた量だけ所定箇所に供給する
仕組みのディスペンサーに関しては、例えば実開昭63−
51677号公報が参照される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来既知のディスペンサーは、粘性の低い
液体材料を供給する場合には噴射ノズルにおける液体材
料の切れがよいのでとくに問題はないが、粘性の比較的
高い上記の如き液体材料を供給する場合においては、液
体材料の供給を停止したとき、該材料を噴射ノズルから
確実に切り離すことができないために、供給箇所に噴出
させた材料と噴射ノズルとが連結された状態になり、そ
の経時的な落下を持つ場合には迅速な供給ができないば
かりか、精度の高い定量吐出が困難であり、その間に存
在する材料を取り除く場合には人手による余計な作業を
必要とした。
この発明の目的は、比較的粘性の高い液体材料の定量
を、連続的もしくは間欠的に自動供給する際に生じる上
述の如き問題を解消できる新規なディスペンサーを提案
するところにある。
(課題を解決するための手段) 上掲の目的を実現する手段として本発明は、比較的粘
度の高い液体材料を収容した容器本体と、この容器本体
内の該液体材料を噴出させる噴射ノズルとを備えたディ
スペンサーにおいて、上記容器本体と噴射ノズルとを、
加圧ポートを有する管路を介して連結するとともに、上
記管路と繋がる容器本体の開口部分に逆止弁を設けたこ
とを特徴とするディスペンサーを用いる。
ここで、上記管路の加圧ポートにも逆止弁を設けるこ
とがより好ましい。
(作 用) 液体材料を収容した容器本体と液体材料を噴射させる
噴射ノズルとを加圧ポートを有する管路を介して連結し
ておくと、容器本体の液体材料は、容器本体から管路、
そして噴射ノズルを経て外部へ噴出されることになる。
ここに、従来既知のディスペンサーでは、例えば秤量器
上に設置した容器内に液体材料を供給しているような場
合に、その供給を停止すると噴射ノズルと秤量容器内の
液体材料との間が液体材料によって繋がり、とくに自動
秤量を行う際にはこれによる加重作用または軽減作用に
よって正確な秤量ができないばかりか、この間の材料を
取り除く場合には余計な作業が必要であった(第5図参
照)。
この発明におけるディスペンサーはこのような状態に
あるとき、上記加圧ポートから管路内に空気などの高圧
気体を吹き込み、容器本体の開口部分に設けた逆止弁の
作用下で、上記管路内に存在する一定量の材料と、噴射
ノズルから秤量容器内の液体材料に至るまでの間に存在
する材料とを高圧気体とともに外部へ噴出させることが
できるようにしてある。そのために、液体材料の供給面
あるいは秤量容器内における材料と噴射ノズルとの間
が、該材料によって連結されるようなことがなく、従っ
て人手による余計な手間が全く不要となる。しかも、高
圧気体とともに噴出される液体材料、すなわち、管路内
の所定部分から噴射ノズルを経て材料の供給箇所に至る
までの間に存在する液体材料を、予め設定されたトータ
ル供給量の中に含めておくことにより、その供給精度も
極めて高いものとなる。
(実施例) 第1図(a),(b)に、ディスペンサーの一の提案
例を示す。図における番号1は液体材料hを収容する容
器本体、2はこの容器本体1内の材料を噴出させる噴射
ノズル、3は容器本体とノズルとの間に一定の空間を形
成するための、加圧ポート3aを共有する管路であり、こ
の管路3は、容器本体1と噴射ノズル2を繋ぐ構造にな
っている。
なお、上記噴射ノズル2はこの例では管路3と一体も
のとして示してある。
容器本体1内に収容してある液体材料hは、該容器本
体1に供給される高圧気体などによって所定の圧力のも
とに押圧され、一旦前記管路3内の空間を通って噴射ノ
ズル2から噴射される(第1図(a)参照)。
液体材料の供給を停止したとき、該材料hの供給面あ
るいは秤量容器の液体材料hと、噴射ノズル2との間に
は前述のように液体材料が存在することになるが、材料
の供給を停止した時点で、加圧ポート3aから高圧気体を
吹き込むと、該気体は噴射ノズル2からその間に存在す
るわずかな量の材料とともに噴射ノズル2から吹き出さ
れることとなる(第1図(b)参照)。
このディスペンサーを適用して秤量容器iに液体材料
を噴出させた状況について第2図に示す。
ところで、以上のようなディスペンサーにあっては、
液体材料hの供給停止に当たって管路3内へ高圧気体を
吹き込んだ場合に、その高圧気体が、容器本体1内の液
体材料hに入り込んで、該材料hの定量吐出の妨げの一
因となる気泡を材料h内に残留させるおそれがあった
他、管路3内に存在する液体材料hのどれだけの量を容
器本体側に残留させ、どれだけの量を噴射ノズル2から
吐出させるかを量的に特定できないが故に、定量吐出精
度をそれほどには高めることができなかった。
そこで、この発明では、第3図に示すような高い定量
吐出精度をもつディスペンサーを提供する。
第3図(a),(b)は、管路3と繋がる容器本体1
の開口部分1aに逆止弁Cを設けたこの発明の実施例を示
したものであり、このような構造にしておくことによ
り、加圧ポート3aから高圧気体を吹き込むとき、液体材
料が容器本体1へ逆流するのを防止できることはもちろ
ん、高圧気体が、容器本体1内の液体材料中に入り込む
おそれを取り除くことができ、さらには、その高圧気体
の吹き込みによって、管路3内の材料hの、たとえばほ
ぼ全量を、常にかつ確実に、噴射ノズル2から吐出させ
ることで、定量吐出精度を大きく向上させることができ
る。
また第4図は、管路3の加圧ポート3a部分に他の逆止
弁C′を設けた実施例を示す。加圧ポート3a部分に逆止
弁C′を設けることによって、容器本体1内の材料を噴
射ノズル2から噴出させる過程において、加圧ポート3a
への材料の進入を防止して、定量吐出精度をより一層向
上させ得る利点がある。
(発明の効果) かくしてこの発明によれば、ディスペンサーの噴射ノ
ズルからの液体材料の切れがよくなり、噴射ノズルと供
給箇所の間に存在していた材料を取り除く余計な作業工
程をなくして工程の簡素化を図ることができるばかりで
なく、精度の高い定量吐出が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は、ディスペンサーの一の提案技術
の構成説明図、 第2図は、第1図のディスペンサーによる液体材料の供
給状況を示した図、 第3図(a)(b)〜第4図は、この発明の実施例を示
した図、 第5図は従来のディスペンサーによる液体材料の吐出要
領の説明図である。 1……容器本体、1a……開口部分 2……噴射ノズル、3……管路 3a……加圧ポート h……液体材料 C,C′……逆止弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘性の比較的高い液体材料を収容した容器
    本体と、この容器本体内の液体材料を噴出させる噴射ノ
    ズルとを備えたディスペンサーにおいて、 上記容器本体と噴射ノズルとを、加圧ポートを有する管
    路を介して連結するとともに、上記管路と繋がる容器本
    体の開口部分に逆止弁を設けたことを特徴とする、高い
    定量吐出精度をもつディスペンサー。
  2. 【請求項2】上記管路の加圧ポートに逆止弁を有する請
    求項1記載のディスペンサー。
JP1261978A 1989-10-09 1989-10-09 高い定量吐出精度をもつディスペンサー Expired - Lifetime JP2749151B2 (ja)

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