JP2002018362A - 宛先情報表示体 - Google Patents

宛先情報表示体

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JP2002018362A
JP2002018362A JP2000210813A JP2000210813A JP2002018362A JP 2002018362 A JP2002018362 A JP 2002018362A JP 2000210813 A JP2000210813 A JP 2000210813A JP 2000210813 A JP2000210813 A JP 2000210813A JP 2002018362 A JP2002018362 A JP 2002018362A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に物を配送する形態において利便性の高
い配送システム等を実現する宛先情報表示体を提供す
る。 【解決手段】 宛先情報表示体11は、情報を電子的に
表示して当該表示内容が保持可能であるとともに当該表
示内容が電子的に書き換え可能である表示手段12を備
え、表示手段により表示される宛先情報により指定され
る宛先へ配達され得る。また、宛先情報表示体11は、
例えば、情報を表示手段12により表示可能に保持する
メモリを備え、内容の情報をメモリにより表示可能に保
持することや、複数の情報をメモリにより保持してこれ
ら複数の情報を切り替えて表示手段12により表示させ
ること等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宛先を表示して当
該宛先へ配達される宛先情報表示体に関し、例えば、宛
先を表示した電子ペーパー(宛先情報表示体)を郵送や
宅配により当該宛先へ配送(発送や配達)することによ
り当該電子ペーパーに保持された情報を当該宛先へ送り
届けるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子配信を除くと、従来に既に存
在している文書の伝達手段としては、ハガキや封書によ
る紙を媒体として郵送等で配送する方法か、或いは、電
子データを格納したフロッピー(登録商標)ディスクや
CD−R(レコーダブルCD)を梱包して郵送等で配送
する方法が取られていた。
【0003】しかしながら、これらの方法では、次のよ
うな問題点があった。 (1)配送先の宛名は紙に記述されたものであり、返信
する場合や複数の人に順番に回覧する場合には、再度、
別の紙に宛名を書き直す手間がかかる。 (2)転送する場合には、課金は転送者にかかってしま
うため、例えばもともとの情報発信者に対して課金をす
るような配送回覧システムが成立しづらい。 (3)宛名用紙の再利用ができない。 (4)宛名を書く紙に住所以上の多くの付加情報を表示
するにはスペース上困難である。 (5)受取時のセキュリティが低い。 (6)宛先のプライバシーが守れない。
【0004】また、特に、ハガキや封書を用いた方法で
は、更に次のような問題点があった。 (7)紙面の枚数以上の情報を載せることが出来ない。 (8)書かれている内容が誰でも閲覧でき、プライバシ
ーが守れない。 (9)印字情報を簡単に書き直したり、修正することが
困難である。 (10)媒体(紙)の再利用は出来ない。
【0005】また、特に、フロッピーディスクやCD−
Rを用いた方法では、更に次のような問題点があった。 (11)閲覧時に専用の表示装置が別に必要となる。 (12)再送付時には再梱包が必要となる。
【0006】なお、電子的な手段を用いて郵便業務の効
率化を図った従来技術の例を紹介しておく。一例とし
て、特開平11−341200号公報には、用紙に記入
されている郵便情報を送信側の装置により読み取って、
当該郵便情報を伝送路を介して受信側へ送信し、受信側
で当該郵便情報を受信して出力すること等を行う電子郵
便システムが記載されている。また、他の例として、特
開平9−173989号公報には、郵便書簡上に記され
ている郵便番号等を認識してそれに対応する郵便バーコ
ードを検索するとともに、当該郵便書簡上から適当な表
示場所を決定し、その表示場所に当該郵便バーコードを
表示すること等を行う郵便バーコードの自動表示装置が
記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来に
おいてハガキやフロッピーディスク等を郵送等で配送す
ることにより情報を配送する方法に関しては、種々な問
題点があった。なお、電子メールのような電子配信を利
用すると解消され得る問題点もあるが、このような電子
配信では実際の物(ハガキ等)のやり取りがないために
味気無さを感じるユーザも多く、実際に物を配送する形
態において利便性の高い配送システム等を実現すること
が望まれている。
【0008】本発明は、このような従来の事情に鑑みな
されたもので、実際に物を配送する形態において利便性
の高い配送システム等を実現することができる宛先情報
表示体や、このような宛先情報表示体を用いた回覧シス
テムやアンケートシステムを提供することを目的とす
る。そして、本発明では、従来においてハガキやフロッ
ピーディスク等を配送する方法に関して存在した上述し
たような問題点を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る宛先情報表示体は、情報を電子的に表
示して当該表示内容が保持可能であるとともに当該表示
内容が電子的に書き換え可能である表示手段を備え、表
示手段により表示される宛先情報により指定される宛先
へ配達され得る。従って、このような宛先情報表示体で
は、例えば配送中には表示した宛先情報を保持すること
ができる一方、配達後には表示される宛先情報を書き換
えることができるため、利便性が高く、使い回し(再利
用)も可能である。
【0010】ここで、本発明に係る宛先情報表示体は、
例えば配送物に付される宛先(宛名)シートや荷札等の
ようなものとして用いることができ、また、後述するよ
うに宛先情報と共に内容の情報をも表示可能な構成で
は、例えば(電子媒体)郵便ハガキやダイレクトメール
等のようなものとして用いることもできる。
【0011】また、表示内容が保持可能である表示手段
としては、例えば後述する電子ペーパーで用いられてい
るようなメモリ性を有する表示素子を用いて構成するこ
とができる。なお、表示手段による表示内容の保持は、
無電力で行われる構成が用いられるのが好ましいが、例
えば電池やバッテリ等の電力を用いて行われる構成が用
いられてもよい。
【0012】また、宛先情報としては、例えば宛先が特
定されるようなものであれば、どのような情報が用いら
れてもよく、具体例としては、郵便番号の情報や、住所
の情報や、氏名の情報等が用いられる。また、このよう
な宛先情報により指定される宛先へ宛先情報表示体が配
達される態様としては、特に限定はなく、具体例として
は、郵送により配達される態様や、宅配により配達され
る態様を用いることができる。
【0013】また、本発明に係る宛先情報表示体は、情
報を表示手段により表示可能に保持するメモリを備え
た。従って、例えば多量な情報をメモリにより保持し
て、必要に応じてその一部の情報を表示することができ
るため、宛先情報表示体により保持される情報量の向上
等を図ることができる。
【0014】ここで、メモリにより保持する情報として
は、種々なものであってもよく、具体例としては、上記
した宛先情報や、後述する内容の情報や、また、宛先
(配送先)の詳細情報や、(例えば宛先情報表示体が配
送物に付される場合には)配送物の詳細情報等が用いら
れる。
【0015】なお、本発明に係る宛先情報表示体は、そ
れ自体が配達されることを考慮すると、例えば小型で薄
型で携帯型であるのが好ましく、後述するように、メモ
リの記憶容量と比べて小さい表示容量を有した程度の大
きさの(つまり、見易さ等が担保される程度で比較的小
型の)画面を備えて、メモリに保持される複数の情報を
切り替えて画面に表示させる構成とするのも好ましい。
【0016】また、例えばメモリに保持される宛先情報
を必要な時に(例えばボタンが押された時等に)表示手
段により表示させるようにした場合には、必ずしも表示
手段の表示内容が保持可能なものでなくとも、宛先を示
すという目的は達成される。すなわち、本発明に係る宛
先情報表示体は、他の構成として、情報を電子的に表示
して当該表示内容が電子的に書き換え可能である表示手
段と、情報を表示手段により表示可能に保持するメモリ
とを備え、表示手段により表示される宛先情報により指
定される宛先へ配達され得る。
【0017】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
更に、内容の情報が保持されて表示手段により表示され
る。従って、宛先情報ばかりでなく、内容情報を表示す
ることもできるため、宛先情報表示体自体を郵便ハガキ
等のような配送物として利用することができる。
【0018】ここで、内容の情報としては、種々な情報
であってもよく、具体例としては、宛先人に対するメッ
セージ(手紙等の内容)の情報や、広告の情報や、金融
機関等の利用明細書の情報や、アンケートに関する情報
等が用いられる。また、内容情報を保持する態様として
は、特に限定はなく、具体例としては、表示手段により
表示保持する態様や、メモリにより表示可能に保持する
態様や、また、例えばメモリにより(表示以外の手段で
外部に出力可能に)保持する態様が用いられる。
【0019】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
複数の情報をメモリにより保持し、これら複数の情報を
切り替えて表示手段により表示させる表示切替手段を備
えた。従って、例えば必要に応じて表示される情報を切
り替えることができ、利便性を高めることができる。こ
こで、表示切替手段としては、種々なものであってもよ
く、例えばユーザにより操作されるボタン等から構成す
ることができる。
【0020】また、メモリにより保持する情報として
は、上述のように種々な情報であってもよい。また、複
数の情報としては、例えば「複数の宛先情報」や「複数
の内容情報」といったように同一種類の複数の情報であ
ってもよく、例えば「宛先情報と内容情報と詳細情報」
といったように異なる種類の複数の情報であってもよ
く、また、例えば「3つの宛先情報と1つの内容情報」
といったようにこれら両方に該当する複数の情報であっ
てもよい。
【0021】なお、表示切替の具体例としては、複数の
宛先情報を順次切り替えて返信や転送に役立てる態様
や、転送元の情報や転送先の情報を順次切り替えて回覧
に役立てる態様や、複数の内容情報を切り替えて種々な
内容を提供する態様や、宛先情報から内容情報へ切り替
えて宛先人に対して当該内容情報を提示する態様や、宛
先情報から当該宛先(配達場所)の地図等の詳細情報へ
切り替えて宛先の把握に役立てる態様や、(例えば宛先
情報表示体が配送物に付される場合には)宛先情報から
配送物の詳細情報へ切り替えて当該配送物(内容物)に
関する情報を提供する態様等を実施することができる。
【0022】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
表示対象となる情報の全部又は一部が(例えば人により
把握され得る文字や図形等の態様を用いずに)バーコー
ドで表示される。従って、他人が表示画面を見た場合で
あってもその表示内容(バーコードが示す情報)が把握
されないため、セキュリティやプライバシーを保証する
ことができる。なお、バーコードの情報は、例えば専用
のバーコード読取装置により読み取られてそれに対応す
る(例えば人により把握される文字等の)情報へ変換さ
れる。
【0023】ここで、バーコードで表示させる情報とし
ては、種々なものであってもよく、例えば宛先情報をバ
ーコード(のみ)で表示させると、他人によって宛先が
知られることなくセキュリティを確保することができ、
例えば内容情報をバーコード(のみ)で表示させると、
他人によってメッセージ等の内容が知られることなくプ
ライバシーを確保することができ、また、(例えば宛先
情報表示体が配送物に付される場合には)配送物の情報
をバーコード(のみ)で表示させると、他人によって当
該配送物(内容物)が知られることなくプライバシーを
確保することができる。
【0024】また、上記のように、表示対象となる情報
の全部をバーコードで表示してもよく、或いは、当該情
報の一部をバーコードで表示してもよく、いずれの情報
をバーコードで表示して、いずれの情報を通常の(つま
り、バーコードを用いない態様の)文字や図形等で表示
するかについては、装置の使用状況等に応じて、任意に
設定されてもよい。
【0025】なお、所定の情報をバーコードで表示する
仕方としては、例えば当該情報をバーコード情報として
宛先情報表示体に保持させる仕方や、例えば宛先情報表
示体に通常の(つまり、バーコードを用いない態様の)
情報とバーコード情報とを変換する機能を備えて、当該
宛先情報表示体が所定の(通常の)情報をバーコード情
報へ変換して表示する仕方を用いることができる。ま
た、例えば宛先情報表示体が、ユーザから入力される指
示に応じて、所定の情報を通常の情報として表示する処
理とバーコード情報として表示する処理とを切り替える
ような態様を用いることもできる。
【0026】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
外部(つまり、ユーザや、外部の装置等)から情報を受
け付ける情報受付手段と、受け付けた情報を保持する情
報保持手段とを備えた。従って、例えば宛先人(ユー
ザ)から返信内容の情報やアンケートの回答情報等を受
け付けて保持することや、例えば回覧の途中で追記的な
内容の情報を受け付けて保持すること等ができ、利便性
を高めることができる。
【0027】ここで、情報受付手段としては、種々なも
のであってもよく、例えばユーザにより操作されるキー
ボタン等や、例えば外部の装置や外部の記憶媒体から情
報を受け付けるインタフェース等から構成することがで
きる。また、受け付けた情報を保持する態様としては、
メモリにより保持する態様ばかりでなく、例えば表示手
段により表示保持することも可能である。
【0028】なお、上記のようにして宛先情報表示体に
より保持された返信内容等の情報は、例えば当該情報を
入力したユーザによって(例えば郵送であれば、当該宛
先情報表示体が再投函されて)次の宛先人(が存する場
所)へ当該宛先情報表示体と共に送り届けられる。
【0029】また、他の構成として、例えば宛先情報表
示体に(有線や無線による)通信機能を備えて、当該宛
先情報表示体がユーザ等から受け付けた情報を次の宛先
(例えば返信であれば、元の情報の発信者や、指定され
たアドレスを有するコンピュータ端末装置等)へ送信す
る構成とすることも可能である。
【0030】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
ユーザから認証に関する情報を受け付ける認証情報受付
手段と、受け付けた認証情報に基づいてユーザを認証す
る認証手段とを備えた。従って、例えば宛先情報表示体
が配達された先の者が宛先人本人であるか否か等を認証
により確認することができ、セキュリティを高めること
ができる。
【0031】ここで、認証に用いる情報(認証情報)と
しては、種々なものであってもよく、具体例として、ユ
ーザの指紋の情報や、ユーザの手書きサインの情報や、
暗証番号の情報等を用いることができる。また、認証情
報受付手段としても、種々なものであってもよく、例え
ば上記した種々な認証情報に対応して、指紋を読み取る
指紋センサや、手書きサインを受け付けるペンタッチ装
置や、暗証番号の入力を受け付ける数字キー等を用いる
ことができる。
【0032】また、ユーザの認証結果は様々な態様で利
用することができ、具体例として、宛先情報表示体の配
達時に受取人が本人であるか否かを確認するために利用
することや、宛先情報表示体に保持された(例えば特定
の)情報を閲覧しようとする者が設定された本人である
ことが確認された場合にのみ当該情報を画面に表示する
ために利用すること等ができる。
【0033】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
Webサイトの接続先情報(例えばURL(Uniform Re
source Locator)等の情報)をメモリに保持する接続先
情報保持手段と、当該接続先情報により指定されるWe
bサイトへアクセスして当該Webサイトの情報を取得
するアクセス手段とを備えた。従って、このように外部
と情報を(有線や無線により)送受信する機能を備え
て、Webサイトの情報を取得する構成としたため、例
えば宛先情報表示体の発送人が当該宛先情報表示体に接
続先情報を保持させておくだけで、当該接続先情報によ
り指定されるWebサイトの(大量の)情報を宛先人等
の閲覧者に提供することができる。
【0034】ここで、上記したアクセス手段は、例えば
それ自体が回線を介してWebサイトへアクセスして当
該Webサイトの情報を受信する通信機能から構成され
てもよく、或いは、例えば外部の通信機器(コンピュー
タや携帯電話端末等)との間でアクセス要求等の情報を
送受信して、当該通信機器の通信機能を利用してWeb
サイトへアクセスして当該Webサイトの情報を受信す
るような構成であってもよい。
【0035】また、上記と同様に例えば宛先情報表示体
に通信機能を備えた構成や、例えば宛先情報表示体に外
部の通信機器との接続端子及び当該通信機器との情報送
受信機能を備えた構成では、宛先情報表示体が外部の装
置から送信される情報を受信して表示内容を当該情報に
更新することや、宛先情報表示体が外部の装置との間で
通信される情報を利用して上記した認証処理を実行する
こと等が可能である。
【0036】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
ユーザにより情報を書き込むことが可能な透明シートを
備えた。なお、ユーザは例えばペンにより透明シートに
文字等を書き込むことや、例えばプリンタにより透明シ
ートに文字等を印刷して書き込むことが可能である。従
って、宛先人等(ユーザ)により種々な情報を書き込ん
でメモすることができるため利便性が高く、また、例え
ばペンタッチによりユーザからの手書き文字を受け付け
る表示画面上に透明シートを位置させた構成では、同一
の手書き文字を表示画面を介して宛先情報表示体に入力
するとともに透明シートに書き込むこと等ができる。
【0037】また、本発明に係る宛先情報表示体では、
設定された者に対する課金の情報を管理する課金管理手
段を備えた。従って、例えば予め設定された条件に従っ
て、所定の者(例えば一人であってもよく、複数人であ
ってもよく、また、例えば条件によって異なる人であっ
てもよい)に対する課金情報が管理されるため、様々な
態様で課金を行うことができ、現実の配送サービスにお
いて大きな効果を発揮することができる。
【0038】ここで、課金の対象となる者としては、装
置の使用状況等に応じて種々な者が設定されてもよく、
例えば宛先情報表示体の発送者や、例えば宛先情報表示
体の受取人や、例えば(複数の宛先人に転送される場合
には)宛先情報表示体の最初の発送人(広告主など)等
に課金することが可能である。
【0039】また、課金情報の管理の仕方としては、例
えば課金対象となる者の情報及びこの者に対する課金の
金額の情報をメモリに記憶して管理する仕方を用いるこ
とができ、また、例えば1回の配送に係る料金が固定額
であるような場合には、課金対象となる者の情報及びこ
の者に対する課金の回数の情報をメモリに記憶して管理
するような仕方を用いることもできる。
【0040】また、例えば宛先情報表示体の発送者に課
金する場合には、当該発送者(のみ)に関する履歴情報
をメモリに記憶して管理する仕方を用いることもでき、
同様に、例えば宛先情報表示体の受取人に課金する場合
には、当該受取人(のみ)に関する履歴情報をメモリに
記憶して管理する仕方を用いることもでき、また、例え
ば状況に応じて課金対象となる者が変化するような場合
には、発送人と受取人との両方の履歴情報をメモリに記
憶して管理する仕方を用いることもできる。
【0041】また、本発明に係る宛先情報表示体は、好
ましい態様として、電子ペーパーを用いて構成される。
なお、電子ペーパーの詳細については、後述する。
【0042】また、本発明では、以上に示したような宛
先情報表示体の好ましい利用態様として、以上に示した
ような宛先情報表示体を用いた回覧システムを提供す
る。ここで、この回覧システムにおける宛先情報表示体
は、例えば、情報を電子的に表示して当該表示内容が電
子的に書き換え可能である表示手段や、回覧の順序の情
報を保持するとともに複数の宛先の情報を表示手段によ
り表示可能に保持するメモリや、これら複数の宛先情報
を回覧の順序に従って切り替えて表示手段により表示さ
せる宛先表示切替手段を備えている。
【0043】そして、本発明に係る回覧システムでは、
例えば郵送や宅配により宛先情報表示体が回覧の順序に
従って複数の宛先人により回覧されるに際して、宛先情
報表示体により表示される宛先情報により指定される宛
先へ当該宛先情報表示体が配達された場合に、当該宛先
情報表示体により表示させる宛先情報が(例えば当該宛
先情報表示体の受取人により)次の回覧順序に係る宛先
情報に切り替えられ、これにより、当該宛先情報表示体
が次の宛先(転送先)へ送り届けられる。
【0044】ここで、宛先表示切替手段としては、種々
なものであってもよく、例えばユーザにより操作される
ボタン等から構成することができる。また、回覧の順序
の情報としては、例えば回覧の順序が特定されるもので
あればどのようなものであってもよく、具体例として、
複数の宛先に関する回覧の順序を数字(回覧順序を示す
番号)情報により記憶することができ、また、各宛先情
報を格納するメモリのアドレス位置と当該各宛先の回覧
順序とを対応させることで回覧の順序を記憶することも
できる。
【0045】また、本発明では、以上に示したような宛
先情報表示体の好ましい利用態様として、以上に示した
ような宛先情報表示体を用いたアンケートシステムを提
供する。ここで、このアンケートシステムにおける宛先
情報表示体は、例えば、情報を電子的に表示して当該表
示内容が電子的に書き換え可能である表示手段や、ユー
ザからアンケートに関する回答情報を受け付けるアンケ
ート回答情報受付手段や、受け付けた回答情報をメモリ
に保持するアンケート回答情報保持手段を備えている。
【0046】そして、本発明に係るアンケートシステム
では、宛先情報表示体により表示される宛先情報により
指定される宛先へ当該宛先情報表示体が配達された場合
に、当該宛先情報表示体により表示されるアンケート情
報に関する回答情報をユーザ(例えば当該宛先情報表示
体の受取人)から当該宛先情報表示体(のアンケート回
答情報受付手段)により受け付け、受け付けた回答情報
を当該宛先情報表示体(のアンケート回答情報保持手
段)により保持し、これにより、保持された回答情報を
アンケートの集計者により集計することができる。ここ
で、アンケート回答情報受付手段としては、種々なもの
であってもよく、例えばユーザにより操作されるキーボ
タン等から構成することができる。
【0047】また、本発明に係るアンケート情報収集シ
ステムでは、宛先情報表示体を用いることにより、例え
ば上記のようにして宛先情報表示体により保持される情
報(例えばアンケートに関する回答情報等)をインター
ネットを介して情報収集者へ送信する。すなわち、例え
ば宛先情報表示体が宛先へ配達された場合に、宛先情報
表示体ではユーザ(例えば当該宛先情報表示体の受取
人)により追記等されて受け付けた情報を保持し、当該
宛先情報表示体はサービス業者等により回収される。そ
して、宛先情報表示体に保持された情報はサービス業者
等の端末に読み込まれた後に、当該端末からインターネ
ットを介して指定された情報収集者の端末へ送信され
る。このようにして、情報収集者は、例えば宛先情報表
示体を用いてユーザに対して行ったアンケートに関する
回答情報等を収集することができる。
【0048】ここで、上記のように、本発明に係る宛先
情報表示体としては、例えば紙のような画面に情報を電
子的に表示出力する電子ペーパーが用いられるのが好ま
しく、このような電子ペーパーとしては、例えば特願平
10−324155号公報(以下で、文献1と言う)に
記載された表示装置のようなものや、例えば特願平11
−125158号公報(以下で、文献2と言う)に記載
されたドキュメントビューワ装置のようなものを用いて
構成することが可能である。
【0049】上記文献1に記載された表示装置では、例
えばモノクロ2階調の強誘電性液晶から構成されて電気
的に書き換え可能な表示手段を備えて、当該表示手段に
表示出力させる情報を必要な時に書き換える一方、書き
換えが終了した後には電源供給を停止させて表示手段上
の情報をそのまま表示出力させておくことが可能であ
り、低消費電力化等の効果を実現することができる。
【0050】なお、強誘電性液晶はメモリ性を有してお
り、電力の供給を受けなくても表示内容を保持すること
ができる一方、表示内容を電気的に書き換えることも可
能な性質を有している。また、このようなメモリ性を有
する表示手段としては、例えばカラー強誘電性液晶や例
えば特開平2−254420号公報に記載されたコレス
テリック液晶等の液晶から構成することもでき、また、
液晶でなくとも、例えば電気泳動や磁気誘導等のメモリ
性を利用して構成することも可能である。
【0051】また、上記文献2に記載されたドキュメン
トビューワ装置では、例えば複数画面分の表示情報を記
憶することが可能な記憶手段やメモリ性を有する表示装
置を備えて、記憶手段に記憶されている表示情報を各画
面毎に切り替えて表示装置に表示出力させることがで
き、そして、このような表示画面の変更時には電力供給
を行って当該変更を実行する一方、表示画面の変更が終
了した後には電源供給を停止させることにより、低消費
電力化等の効果を実現することができる。
【0052】なお、電子ペーパーとしては、例えば情報
を表示用データの形で格納するVRAM(Video Random
Access Memory)等を用いてOS(Operating System)
を介在しないで情報を画面に表示出力する機能を有した
ものを用いるのも好ましい。また、上述のように、表示
内容を保持する媒体としては、例えば無電源で表示内容
を保持するものが用いられるのが好ましいが、例えば太
陽電池等の電源を備えて当該電源の電力により表示内容
を保持するものが用いられてもよい。
【0053】以上に示したような電子ペーパーでは、例
えば電子の速報性という特徴と、紙ドキュメントのどこ
でもいつでも即座に見れて且つ使い易いという特徴との
両方の効果を発揮することができて好ましい。
【0054】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係る宛先情報表示
体のハードウエア構成の一例を示してあり、同図を用い
て、本例の宛先情報表示体により行われるデータ処理の
概要を説明する。なお、本例の宛先情報表示体は、好ま
しい態様として、電子ペーパーを用いて構成されてい
る。
【0055】同図に示されるように、本例の宛先情報表
示体には、外部との間で信号(情報)を送受信するデー
タ転送ポート1や、情報を記憶して保持する内部メモリ
2や、電子的に表示した表示内容を保持することが可能
であるとともに表示内容が電子的に書き換え可能な表示
デバイス3や、例えば予め設定された制御プログラムに
従って各種の処理を実行するCPU(Central Processi
ng Unit)4が備えられている。
【0056】このような構成から成る本例の宛先情報表
示体では、例えば宛名や発信者の情報を含む宛先情報や
内部文書等の内容情報のデータが有線(有線通信による
信号)や無線(無線通信による信号)により外部からデ
ータ転送ポート1を介して入力され、入力される情報が
CPU4を経由して内部メモリ2に書き込まれる。な
お、上記図1に点線で示したように、例えばデータ転送
ポート1から入力される情報が直接的に内部メモリ2に
書き込まれる構成とすることもできる。
【0057】また、内部メモリ2に書き込まれた情報
は、必要に応じて例えばユーザからの指示に従って、表
示デバイス3の画面に表示出力される。具体例として、
宛先情報表示体が配送される際には、宛名等の宛先の情
報を表示デバイス3により表示させ、これにより、当該
宛先情報により指定される宛先へ当該宛先情報表示体を
配達することができる。なお、宛先情報表示体が配送物
に付されるような場合には、当該配送物も宛先情報によ
り指定される宛先へ配達される。
【0058】また、具体例として、内部メモリ2に書き
込まれた内容情報についても、例えばユーザからの要求
に従って、表示デバイス3の画面に表示出力される。ま
た、例えばユーザからの要求に従って、新たな情報を有
線や無線の通信手段により入手して内部メモリ2に記憶
することもでき、このようにして記憶された情報につい
ても表示デバイス3により表示出力させることができ
る。
【0059】また、例えば表示部上でボタンやペンタッ
チ等を用いてユーザにより追記される情報(追記信号)
をデータ転送ポート1を介して内部メモリ2に記憶する
こともでき、このようにして記憶された情報についても
表示デバイス3により表示出力させることができる。
【0060】以上のように、本例の宛先情報表示体で
は、メモリ性を有して電子的に書き換え可能な表示媒体
を用いて宛先表示や文書表示を行う表示部(画面)が構
成されており、必要に応じて表示部上に表示される宛先
等の表示内容を変更することができる。なお、表示内容
の変更の仕方としては、例えば内部メモリ2により保持
される複数の情報の中から表示させる情報を切り替える
仕方や、或いは、例えば外部から(内部メモリ2を介さ
ずに)表示内容を書き換える仕方を用いることができ
る。
【0061】次に、本例の宛先情報表示体の具体的な実
施態様の例を示す。図2(a)には、例えば郵便や宅配
の配送物に付される宛先シート等として利用可能な宛先
情報表示体11の外観の一例を示してある。同図(a)
に示されるように、この宛先情報表示体11には、宛先
等の情報を表示出力する表示部(画面)12や、外部と
の間で宛先等の情報を送受信するデータ転送ポート13
や、画面の表示内容を切り替える画面切り替えスイッチ
14や、表示モードを切り替えるモード切り替えスイッ
チ15が備えられている。
【0062】上述のように、例えばデータ転送ポート1
3を介して宛先情報表示体11に入力される宛先や送信
者(当該宛先情報表示体11の発送者)の情報は、内部
のメモリ内に記憶されるとともに、表示部12に表示さ
れる。ここで、この例では、ユーザがモード切り替えス
イッチ15(或いは、画面切り替えスイッチ14)を押
すことにより、宛先情報を表示する宛先表示モードと送
信者情報を表示する送信者確認表示モードとを切り替え
ることが可能である。
【0063】なお、上記図2(a)には、宛先表示モー
ドにおいて表示部12により表示される宛先情報の一例
として、宛先となる郵便番号や住所や氏名の情報を示し
てあり、同図(b)には、送信者確認表示モードにおい
て表示部12により表示される送信者情報の一例とし
て、送信者の郵便番号や住所や氏名の情報を示してあ
る。
【0064】また、図3(a)〜図3(d)には、上記
図2に示したような宛先情報表示体11を複数の宛先に
順次配送(転送)する場合の例を示してあり、このよう
な利用態様を用いて回覧やアンケートを行うことができ
る。具体的には、図3(a)には、宛先表示モードにお
いて表示部12により表示される宛先情報の一例とし
て、宛先となる郵便番号や住所や氏名の情報及び送信者
の氏名(名称)の情報を示してある。そして、この状態
から、例えばユーザによりモード切り替えスイッチ15
が押されることで、転送先表示モードに切り替えられ
る。
【0065】同図(b)には、転送先表示モードにおい
て表示部12により表示される転送先情報(宛先情報表
示体11を転送する宛先の情報)の一例として、転送先
となる郵便番号や住所や氏名の情報及び(もともとの)
送信者の氏名(名称)の情報を示してある。
【0066】ここで、この例では、複数の転送先の情報
がその転送順序の情報と共に宛先情報表示体11のメモ
リに格納されており、同図(b)に示した状態から、例
えばユーザにより画面切り替えスイッチ14が押される
と、表示部12により表示される転送先の情報が転送順
序に従って切り替えられる。同図(c)には、このよう
な画面表示の切り替えが行われた場合において表示部1
2により表示される転送先情報の一例として、同図
(b)で示したのとは異なる転送先の郵便番号や住所等
の情報を示してある。
【0067】また、転送先表示モードの状態から、例え
ばユーザによりモード切り替えスイッチ15が押される
ことで、返信先表示モードに切り替えられる。なお、本
例では、転送先表示モードにおいて、転送順序が最後と
なる転送先情報が表示されている状態で画面切り替えス
イッチ14が押された場合にも、返信先表示モードに切
り替えられる。
【0068】同図(d)には、返信先表示モードにおい
て表示部12により表示される返信先情報(宛先情報表
示体11を返信する宛先の情報)の一例として、返信先
となる郵便番号や住所や氏名(名称)の情報を示してあ
る。なお、この例では、宛先情報表示体11の(もとも
との)送信者が返信先の者となっており、当該返信先の
情報は宛先情報表示体11のメモリに格納されている。
【0069】また、図4(a)及び同図(b)には、上
記図2や上記図3に示したような宛先情報表示体11の
メモリに配送物(荷物)の詳細な内容を示す情報(荷内
容情報)が格納されて、当該荷内容情報が表示される場
合の例を示してある。具体的には、図4(a)には、宛
先表示モードにおいて表示部12により表示される宛先
情報の一例として、宛先となる郵便番号や住所や氏名の
情報を示してある。そして、この状態から、例えばユー
ザによりモード切り替えスイッチ15が押されること
で、荷内容表示モード(荷物詳細表示モード)に切り替
えられる。
【0070】同図(b)には、荷内容表示モードにおい
て表示部12により表示される荷内容情報の一例とし
て、宛先情報表示体11が付されて配送される荷物であ
る「メンタイコ」に関する詳細な情報を示してある。な
お、ここでは、荷内容情報を表示するモードへ切り替え
た場合を示したが、他の例として、(宛先情報表示体1
1のメモリに格納された)配達場所の地図の情報を表示
するモードへの切り替えを行う構成や、(宛先情報表示
体11のメモリに格納された)各種の文書の情報を表示
するモードへの切り替えを行う構成とすることもでき
る。
【0071】次に、図5(a)には、例えば電子媒体を
用いた郵便ハガキやダイレクトメールとして利用可能な
宛先情報表示体21の外観の一例を示してある。同図
(a)に示されるように、この宛先情報表示体21に
は、宛先等の情報を表示出力する表示部(画面)22
や、外部との間で宛先等の情報を送受信するデータ転送
ポート23や、画面の表示内容を切り替える画面切り替
えスイッチ24や、表示モードを切り替えるモード切り
替えスイッチ25が備えられている。
【0072】具体的には、図5(a)には、宛先表示モ
ードにおいて表示部22により表示される宛先情報の一
例として、宛先となる郵便番号や住所や氏名の情報及び
送信者の氏名(名称)の情報を示してある。そして、こ
の状態から、例えばユーザによりモード切り替えスイッ
チ25が押されることで、内容表示モードに切り替えら
れる。
【0073】同図(b)には、内容表示モードにおいて
表示部12により表示される内容情報の一例として、
(1ページ目の)「お買い得情報」を示してある。ここ
で、この例では、「お買い得情報」は複数ページ分の情
報から構成されており、これら複数ページ分の情報が宛
先情報表示体21のメモリに格納されている。そして、
同図(b)に示した状態から、例えばユーザにより画面
切り替えスイッチ24が押されると、表示部22により
表示される(或るページの)「お買い得情報」が次のペ
ージの「お買い得情報」に切り替えられる。
【0074】同図(c)には、このような画面表示の切
り替えが行われた場合において表示部22により表示さ
れる情報の一例として、次ページの(2ページ目の)
「お買い得情報」を示してある。同様に、同図(d)に
は、このような画面表示の切り替えが更に行われた場合
において表示部22により表示される情報の一例とし
て、更に次ページの(3ページ目の)「お買い得情報」
を示してある。
【0075】この例のように、本例の宛先情報表示体で
は、そのメモリに複数ページ分の情報や複数種類の情報
を保持させて当該宛先情報表示体を宛先へ配送すること
が可能であるため、例えば従来の紙によるハガキ等で送
付するにはかさばってしまうような大量の情報を一度に
送ることも可能となって便利である。
【0076】次に、図6(a)には、例えば電子媒体を
用いた郵便ハガキやダイレクトメールとして利用可能で
あって、外部との通信機能を有した宛先情報表示体31
の外観の一例を示してある。同図(a)に示されるよう
に、この宛先情報表示体31には、宛先等の情報を表示
出力する表示部(画面)32や、(この例では、外部の
通信機器を用いて)外部との間で情報を通信する機能を
有した通信モジュール33や、外部の通信機器と当該宛
先情報表示体31とを接続する外部接続端子34や、画
面の表示内容を切り替える画面切り替えスイッチ35
や、表示モードを切り替えるモード切り替えスイッチ3
6が備えられている。また、この例では、宛先情報表示
体31の外部接続端子34に通信機器(例えば携帯電話
端末)37が接続されている。
【0077】具体的には、図6(a)には、宛先表示モ
ードにおいて表示部32により表示される宛先情報の一
例として、宛先となる郵便番号や住所や氏名の情報及び
送信者の氏名(名称)の情報を示してある。そして、こ
の状態から、例えばユーザによりモード切り替えスイッ
チ36が押されることで、外部との通信を利用した内容
表示モードに切り替えられる。
【0078】同図(b)には、内容表示モードに切り替
えた時に表示部32により表示される内容情報の一例と
して、「お買い得情報」を示してあり、また、この画面
表示では、画面切り替えスイッチ35により最新情報を
閲覧することができる旨(「最新情報はこちら」)が表
示されている。
【0079】ここで、例えばユーザにより画面切り替え
スイッチ35が押されると、宛先情報表示体31では、
通信モジュール33が外部の通信機器37を用いて、予
め「お買い得情報」中に登録されているアドレス(UR
L)に対応したWebサイトへアクセスして、当該We
bサイトの最初のページの情報(ホームページの情報)
を取得し、同図(c)に示されるように、取得した情報
を表示部32により表示する。
【0080】また、同図(c)に示した画面表示では、
画面切り替えスイッチ35により「最新のお買い得情
報」を更新して閲覧することができる旨(「こちらを押
して下さい」)が表示されている。そして、この状態
で、例えばユーザにより画面切り替えスイッチ35が押
されると、宛先情報表示体31では、通信モジュール3
3が外部の通信機器37を用いて、前記アクセスしたW
ebサイトから「最新のお買い得情報」を取得し、同図
(d)に示されるように、取得した情報を表示部32に
より表示する。なお、同図(d)に示した画面表示で
は、画面切り替えスイッチ35により「注文」を行う画
面表示へ移行させることができる旨(「注文はこち
ら」)が表示されている。
【0081】以上のように、この例では、宛先情報表示
体31に外部の通信機器を用いた外部との通信機能を備
えることで、外部へ情報を送信することや外部から情報
を受信することができ、具体例として、ユーザから受け
付けた追加的な情報や注文発注に係る情報を外部へ送信
することや、アンケートを出した発信者(の装置)との
間で情報をやり取りして当該アンケートに関する回答情
報を送信すること等ができる。また、例えば宛先情報表
示体自体に通信機器37と同様な通信機能を備えた構成
とすれば、宛先情報表示体と外部の携帯電話端末やパー
ソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等と
を接続しなくとも、上記と同様な各種の通信処理を実行
することが可能となる。
【0082】次に、図7には、本発明に係る宛先情報表
示体の他の構成例として、多機能モデルを採用した場合
におけるハードウエア構成の一例を示してある。同図に
示されるように、この場合の宛先情報表示体には、電子
的に表示した表示内容を保持することが可能であるとと
もに表示内容が電子的に書き換え可能な表示デバイス4
1や、表示デバイス41による表示処理を制御する表示
制御部42や、ユーザの指紋を読み取る指紋センサから
成る指紋センサ43や、ユーザによる手書き入力を受け
付けるデジタイザから成る手書き入力部44や、ユーザ
から指示等を受け付けるボタンから成るボタン部45
や、ユーザから情報等を受け付ける仮想キーボードから
成る仮想キーボード部46や、所定の制御プログラム等
を記憶したROM(Read Only Memory)47や、各種の
情報を記憶するRAM(Random Access Memory)48
や、制御プログラムに従って各種の処理を実行するCP
U49が備えられている。
【0083】ここで、指紋センサ部43では指紋センサ
によりユーザの指紋を読み取り、例えば読み取られた指
紋の情報とRAM48等に記憶されている所定の指紋情
報とが一致するか否かをCPU49が判断することによ
り、指紋を用いたユーザの認証を行うことができる。
【0084】また、手書き入力部44ではデジタイザに
より例えばユーザの手書きサインを読み取り、例えば読
み取られた手書きサインの情報とRAM48等に記憶さ
れている所定の手書きサイン情報とが一致するか否かを
CPU49が判断することにより、手書きサインを用い
たユーザの認証を行うことができる。なお、手書き入力
部44では、例えばユーザの手書き文字を読み取って、
追記的な宛先情報や内容情報等を受け付けることもでき
る。
【0085】また、ボタン部45では各種のボタンが押
されることによりユーザから各種の指示を受け付けるこ
とができる。また、仮想キーボード部46では仮想キー
ボードにより例えば暗証番号の情報をユーザから受け付
け、例えば受け付けた暗証番号の情報とRAM48等に
記憶されている所定の暗証番号情報とが一致するか否か
をCPU49が判断することにより、暗証番号を用いた
ユーザの認証を行うことができる。なお、仮想キーボー
ド部46では、例えば仮想キーボードにより他の情報を
受け付けることもできる。
【0086】なお、この例では、指紋や手書きサインや
暗証番号を用いた認証によりセキュリティを確保するこ
とが可能な構成としたが、例えばこれら3つの認証機能
の1つ或いは2つのみが宛先情報表示体に備えられたよ
うな構成とすることも可能である。また、他の認証機能
が宛先情報表示体に備えられてもよい。
【0087】図8には、上記図7に示したような構成か
ら成る宛先情報表示体の外観の一例を示してある。図8
に示されるように、同図に示した宛先情報表示体には、
画面の左側に指紋センサ51が備えられているとともに
各種のボタン53〜59が備えられており、また、画面
上に手書き文字入力部52や仮想キーボード60が表示
される構成となっている。また、同図に示した宛先情報
表示体には、追記用の透明シート64が備えられてい
る。
【0088】ここで、指紋センサ51では、その上に載
せられたユーザの指の指紋を読み取る。また、画面上に
表示される手書き文字入力部52では、その上にタッチ
ペン65で文字等が書かれることにより当該文字等を読
み取る。
【0089】また、宛先ボタン53が押されると表示制
御部42では画面上に郵便番号や住所や氏名等の宛先の
情報を表示させ、次宛先ボタン54が押されると表示制
御部42では次の宛先に係る宛先情報を画面上に表示さ
せる。また、閲覧ボタン55が押されると表示制御部4
2では画面上に文書等の内容の情報を表示させる。
【0090】また、前ボタン56が押されると表示制御
部42では前回の表示内容(前の画面の表示内容)を画
面に表示させ、次ボタン57が押されると表示制御部4
2では次回の表示内容(次の画面の表示内容)を画面に
表示させる。また、地図ボタン58が押されると表示制
御部42では例えば宛先(配達場所)付近の地図の情報
を画面上の地図表示部63に表示させる。また、アンケ
ートボタン59が押されると表示制御部42では例えば
アンケートに関する質問事項の情報を提示するための表
示内容やそれに対する回答の情報を受け付けるための表
示内容を画面に表示させる。
【0091】また、画面上に表示される仮想キーボード
60は、例えば“0”〜“9”の数字キー等から構成さ
れており、各キーが押されることによって、押されたキ
ーに対応する数字情報等を受け付け、これにより、暗証
番号等の情報を受け付ける。また、画面上にはその上部
に、バーコードを表示するバーコード部61が設けられ
ている。そして、例えば宛先(配達場所)の経度や緯度
の情報やアンケートに対する回答の情報等をバーコード
で表示して、これらの情報がバーコード読取装置により
読み取られることで他の装置へ出力する構成となってい
る。
【0092】また、画面上には、文書等の内容の情報を
表示する内容表示部62が設けられる。そして、この例
では、セキュリティやプライバシーを確保するために、
例えばユーザが暗証番号(指紋や手書き文字でもよい)
により本人であることが認証された場合にのみ、文書等
の内容の情報が画面上に表示される構成となっている。
なお、このような内容情報は、例えば仮想キーボード6
0(や手書き文字入力部52)が表示される画面と同一
の画面上に表示されてもよく、或いは、異なる画面上
(次ページの画面上)に表示されてもよい。
【0093】また、追記用の透明シート64は、例えば
宛先情報表示体本体の表面上に複数枚が重ねられて被せ
られており、ユーザは各透明シート上にペン等により文
字等を記載することができる。また、複数枚の透明シー
ト64は、ユーザにより適宜はがされて用いられる。一
例として、透明シート64の上から手書きサインを書き
込むと、当該手書きサインを当該透明シート64により
保持することができるとともに、同一の手書きサインを
手書き文字入力部52を介して宛先情報表示体のメモリ
により保持することができる。
【0094】次に、図9(a)を参照して、従来のハガ
キや封書を用いた配送システム(例えば紙媒体を用いた
郵便システム)において行われる処理の手順例を示すと
ともに、同図(b)を参照して、本例の宛先情報表示体
を用いた配送システム(例えば電子ペーパーを用いた郵
便(宅配)システムであって、本例では、主にダイレク
トメールに関するもの)において行われる処理の手順例
を示し、これにより、本例において得られる効果を従来
例の場合と比較して示す。
【0095】まず、図9(a)を参照して、従来例に係
る処理の手順例を示す。すなわち、従来のハガキや封書
を用いたやり取りでは、まず、発送人が、ハガキや封書
を購入し(ステップS21)、当該ハガキ等に宛名と内
容を記述或いは印刷し(ステップS22)、その後、当
該ハガキ等を投函する(ステップS23)。すると、投
函されたハガキ等は配送されることで(ステップS2
4)、宛先へ配達され(ステップS25)、当該宛先の
受取人が、受け取ったハガキ等を必要に応じて開封して
(ステップS26)、その記述内容を閲覧する(ステッ
プS27)。
【0096】一方、前記受取人が前記発送人に対してハ
ガキ等を返送する場合には、上記と同様に、まず、当該
受取人が、ハガキ等を購入し(ステップS28)、当該
ハガキ等に宛名と内容を記述等し(ステップS29)、
その後、当該ハガキ等を投函する(ステップS30)。
すると、上記と同様に、投函されたハガキ等の配送(ス
テップS31)及び配達(ステップS32)が行われ、
受取人となる前記発送人が開封(ステップS33)や閲
覧(ステップS34)を行う。
【0097】次に、図9(b)を参照して、本例に係る
処理の手順例を示す。すなわち、例えば電子ペーパーか
ら成る本例の宛先情報表示体を用いたやり取りでは、ま
ず、発送人は、例えば返信されてきた宛先情報表示体を
有していない場合にのみ、新規に宛先情報表示体を購入
すればよい(ステップS1)。次に、発送人は、宛先情
報表示体に宛名(宛先)と内容の情報を書き込んで(ス
テップS2)、その後、当該宛先情報表示体を投函する
(ステップS3)。なお、本例では、2サイクル目以降
のやり取りについては、宛先情報の入力を省略すること
もできる。
【0098】次いで、投函された宛先情報表示体は配送
されることで(ステップS4)、宛先へ配達され(ステ
ップS5)、当該宛先の受取人が、受け取った宛先情報
表示体のスイッチを操作すること等により、当該宛先情
報表示体により保持された内容の情報等を閲覧する(ス
テップS6)。
【0099】一方、前記受取人は、例えば宛先情報表示
体のスイッチを操作すること等により、例えば予め当該
宛先情報表示体により保持されている返信先や転送先と
なる宛先の情報を選択して、選択した宛先情報を当該宛
先情報表示体の画面に表示させることができ、また、例
えば内容の情報等を当該宛先情報表示体に書き込むこと
や、既に書き込まれている情報の変更等を行う(ステッ
プS7)。
【0100】なお、受取人が宛先情報表示体のスイッチ
を操作して内容情報を閲覧するに際して、例えば暗証番
号等のセキュリティコードの入力を受取人から宛先情報
表示体により受け付けることや(ステップS13)、例
えば宛先情報表示体により保持されている情報を受取人
が電子データとして外部に取り出して加工することや
(ステップS14)、例えばIT(Information Techno
logy)弱者用に追記用透明シートを組合せて利用可能に
することもできる(ステップS15)。
【0101】次いで、前記受取人が宛先情報表示体を投
函すると(ステップS8)、当該宛先情報表示体が配送
(ステップS9)及び配達(ステップS10)され、そ
の宛先に係る新たな受取人が当該宛先情報表示体により
保持された情報を閲覧する(ステップS11)。なお、
宛先情報表示体の返信を受けた者は、例えば当該返信内
容の情報を当該宛先情報表示体から電子データとして読
み出して収集することができる(ステップS12)。
【0102】ここで、上記図9(b)に示したような本
例のシステムでは、例えば同図(a)に示したような従
来のシステムと比べて、次のような効果を得ることがで
きる。 (1)電子ペーパー等から成る宛先情報表示体を媒体と
してやり取りするため、媒体のリサイクル性を向上させ
ることができ、紙の消費を抑制することができる(環境
によい)。 (2)宛先情報表示体に備えられるメモリにより記述情
報量を増大させることができる。また、記述内容の変更
や修正や加工が容易であり、アンケート等に関するデー
タ処理や印刷の高速化を図ることも可能である。
【0103】(3)配送業者により、宛先情報表示体の
発送人や受取人に関する顧客管理データを収集して活用
することができ、これにより、集金プロセスや課金プロ
セスや配送プロセスを簡略化することができる。 (4)封書の様な物理的破損を伴わないで、文書等の内
容を閲覧することができるため、紙の消費を抑制するこ
とができる(環境によい)。
【0104】(5)宛先情報表示体に認証機能を備える
ことにより、プライバシーやセキュリティを向上させる
ことができる。 (6)宛先情報表示体に予め転送先や返信先の情報を書
き込んでおくことにより、転送時や返信時に宛先情報の
書き換えが不要となり、また、既に書き込まれている情
報の書き換えも容易であるため、転送作業や返信作業を
簡略化することができる。
【0105】次に、図10(a)を参照して、従来の紙
媒体による回覧板を用いた回覧システムにおいて行われ
る処理の手順例を示すとともに、同図(b)を参照し
て、本例の宛先情報表示体を用いた回覧システムにおい
て行われる処理の手順例を示し、これにより、本例にお
いて得られる効果を従来例の場合と比較して示す。な
お、同図(a)及び同図(b)では、フローチャートの
右側の方に手回しによる回覧の流れを示し、左側の方に
郵送による回覧(例えば社内回覧も含む)の流れを示し
てある。
【0106】まず、図10(a)を参照して、従来例に
係る処理の手順例を示す。すなわち、従来の回覧板を用
いた場合では、まず、発送人が、回覧ベースを購入し
(ステップS71)、回覧用紙に宛名と内容を記述或い
は印刷し(ステップS72)、その後、回覧板を1番目
の回覧者へ手回しで配達する(ステップS73)。な
お、郵送が用いられる場合には、回覧板が投函されて
(ステップS81)、配送されることにより(ステップ
S82)、配達される(ステップS73)。
【0107】すると、回覧板を受け取った受取人は、当
該回覧板の内容を閲覧して(ステップS74)、確認欄
をチェックする(ステップS75)。なお、郵送が用い
られる場合には、受取人により必要に応じて開封作業が
行われる(ステップS83)。次に、受取人は、回覧板
を次の(2番目の)回覧者へ手回しで配達する(ステッ
プS76)。なお、郵送が用いられる場合には、受取人
が次の転送先となる宛名と必要に応じて追記的な内容を
記述等した後に(ステップS84)、回覧板が投函され
て(ステップS85)、配送されることにより(ステッ
プS86)、配達される(ステップS76)。
【0108】すると、上記と同様に、回覧板を受け取っ
た2番目の受取人は、当該回覧板の内容を閲覧して(ス
テップS77)、上記と同様な回覧作業を行う。なお、
郵送が用いられる場合には、上記と同様に、2番目の受
取人により必要に応じて開封作業が行われる(ステップ
S87)。そして、以上に示したのと同様な回覧作業が
以降の回覧者により繰り返して行われ(ステップS7
8)、最終的に回覧板の返信を受けた者は当該回覧板の
用紙に書き込まれた返信データを目視で収集する(ステ
ップS79)。
【0109】次に、図10(b)を参照して、本例に係
る処理の手順例を示す。すなわち、例えば電子ペーパー
から成る本例の宛先情報表示体を回覧板として用いた場
合では、まず、発送人は、例えば返信されてきた宛先情
報表示体を有していない場合にのみ、新規に宛先情報表
示体を購入すればよい(ステップS41)。次に、発送
人は、宛先情報表示体に回覧に係る複数の宛名(宛先)
と内容の情報を書き込んで(ステップS42)、その
後、宛先情報表示体を1番目の回覧者へ手回しで配達す
る(ステップS43)。なお、郵送が用いられる場合に
は、宛先情報表示体が投函されて(ステップS61)、
配送されることにより(ステップS62)、配達される
(ステップS43)。
【0110】すると、宛先情報表示体を受け取った受取
人は、当該宛先情報表示体のスイッチを操作すること等
により、当該宛先情報表示体により保持された内容の情
報等を閲覧する(ステップS44)。次に、受取人は、
例えば宛先情報表示体のスイッチを操作すること等によ
り、予め当該宛先情報表示体により保持されている転送
先となる宛先の情報を選択して、選択した宛先情報を当
該宛先情報表示体の画面に表示させることができ、ま
た、例えば内容の情報等を当該宛先情報表示体に書き込
むことや、返信用の宛先情報を当該宛先情報表示体に書
き込むことも可能である(ステップS45)。
【0111】なお、受取人が宛先情報表示体のスイッチ
を操作して内容情報を閲覧するに際して、例えば暗証番
号等のセキュリティコードの入力を受取人から宛先情報
表示体により受け付けることや(ステップS50)、例
えば宛先情報表示体により保持されている情報を受取人
が電子データとして外部に取り出して加工することや
(ステップS51)、例えばIT弱者用に追記用透明シ
ートを組合せて利用可能にすることもできる(ステップ
S52)。
【0112】次いで、受取人は、宛先情報表示体を次の
(2番目の)回覧者へ手回しで配達する(ステップS4
6)。なお、郵送が用いられる場合には、宛先情報表示
体が投函されて(ステップS63)、配送されることに
より(ステップS64)、配達される(ステップS4
6)。
【0113】すると、上記と同様に、宛先情報表示体を
受け取った2番目の受取人は、当該宛先情報表示体によ
り保持された内容を閲覧して(ステップS47)、上記
と同様な回覧作業を行う。そして、以上に示したのと同
様な回覧作業が以降の回覧者により繰り返して行われ
(ステップS48)、最終的に宛先情報表示体の返信を
受けた者は当該宛先情報表示体により保持された情報を
電子データとして収集することができる(ステップS4
9)。
【0114】ここで、上記図10(b)に示したような
本例のシステムでは、例えば同図(a)に示したような
従来のシステムと比べて、次のような効果を得ることが
できる。 (1)電子ペーパー等から成る宛先情報表示体を媒体と
してやり取りするため、媒体のリサイクル性を向上させ
ることができ、紙の消費を抑制することができる(環境
によい)。 (2)宛先情報表示体に備えられるメモリにより記述情
報量を増大させることができる。また、記述内容の変更
や修正や加工が容易であり、アンケート等に関するデー
タ処理や印刷の高速化を図ることも可能である。
【0115】(3)配送業者により、宛先情報表示体の
発送人や受取人に関する顧客管理データを収集して活用
することができ、これにより、集金プロセスや課金プロ
セスや配送プロセスを簡略化することができる。一例と
して、従来の紙による郵便では困難であったものとし
て、本例では、複数の回覧先へ連続的に宛先情報表示体
(回覧板)を郵送することを、課金対象者を特定した状
態で行うことができる。そして、例えば宛先情報表示体
の最初の発信者に対して回覧に係る全ての配送料金を課
金するような新たなサービスを実現することもできる。 (4)封書の様な物理的破損を伴わないで、文書等の内
容を閲覧することができるため、紙の消費を抑制するこ
とができる(環境によい)。
【0116】(5)宛先情報表示体に認証機能を備える
ことにより、プライバシーやセキュリティを向上させる
ことができる。一例として、回覧の途中で回覧者によっ
て追加的に書き込まれたような情報を特定の者以外には
見せないようにすることができ、このような情報に関す
るプライバシーやセキュリティを保護することができ
る。 (6)宛先情報表示体に予め転送先や返信先の情報を書
き込んでおくことにより、転送時や返信時に宛先情報の
書き換えが不要となり、また、既に書き込まれている情
報の書き換えも容易であるため、転送作業や返信作業を
簡略化することができる。
【0117】次に、図11(a)を参照して、従来の紙
の媒体を用いてアンケート等に関する回覧及びその回答
の回収及び課金を行うシステムにおいて為されていた課
金の仕方を示すとともに、同図(b)を参照して、本例
の宛先情報表示体を用いてこのようなシステムを構成し
た場合に可能な(新たな)課金の仕方の一例を示す。
【0118】まず、図11(a)を参照して、従来例に
係る課金の仕方を説明する。すなわち、従来では、最初
の情報発信者が回覧板を1番目の回覧者(情報受け取り
者A)へ郵送する場合には当該情報発信者或いは当該回
覧者Aに対して課金が為され(ステップS101)、1
番目の回覧者(情報受け取り者A)がアンケートに対す
る回答情報等を付加して回覧板を2番目の回覧者(情報
受け取り者B)へ郵送する場合には前記1番目の回覧者
Aに対して課金が為される(ステップS102)。
【0119】また、2番目の回覧者(情報受け取り者
B)がアンケートに対する回答情報等を付加して回覧板
を3番目の回覧者(情報受け取り者C)へ郵送する場合
には前記2番目の回覧者Bに対して課金が為され(ステ
ップS103)、3番目の回覧者(情報受け取り者C)
がアンケートに対する回答情報等を付加して回覧板を元
の情報発信者へ郵送する場合には当該3番目の回覧者C
に対して課金が為される(ステップS104)。
【0120】このように、従来の郵送システム(宅配シ
ステムも含む)の課金方法では、紙媒体の発信者か或い
は受信者にしか課金をすることができないのが通常であ
ったため、不便な場合も多かった。
【0121】次に、図11(b)を参照して、本例で可
能な課金の仕方の一例を説明する。すなわち、本例で
は、最初の情報発信者が宛先情報表示体(回覧板)を1
番目の回覧者(情報受け取り者A)へ郵送する場合や
(ステップS91)、1番目の回覧者(情報受け取り者
A)がアンケートに対する回答情報等を付加して宛先情
報表示体を2番目の回覧者(情報受け取り者B)へ郵送
する場合や(ステップS92)、同様に、2番目の回覧
者(情報受け取り者B)が宛先情報表示体を3番目の回
覧者(情報受け取り者C)へ郵送する場合や(ステップ
S93)、3番目の回覧者(情報受け取り者C)が宛先
情報表示体を元の情報発信者へ郵送する場合(ステップ
S94)の全てに関して、各転送が行われる毎に、例え
ばもともとの情報発信者に対して課金をすることや、或
いは、例えば所定の第三者(例えば情報の発信を依頼し
た者)に対して課金をすることができる(ステップS9
5)。
【0122】なお、このような課金情報は例えば宛先情
報表示体のメモリにより管理することができ、この場
合、宛先情報表示体には、例えば課金対象者となるもの
者を特定する情報等が設定されて管理される。このよう
に、本例では、例えば情報元の発信者やそれ以外の第三
者に対して課金をすることが可能な課金システムを実現
することができ、これにより、例えば情報の受取人が複
数人に跨った場合においても、情報発信者やその他の第
三者に対してまとめて課金をすることが可能となる。
【0123】次に、電子ペーパー等から成る宛先情報表
示体を用いた配送サービスの一実施態様例として、イン
ターネットを介して情報の配送依頼を受け、当該依頼に
係る情報を宛先情報表示体により配送するサービスを示
す。図12には、このような配送サービスを実現する配
送サービスシステムの一例を示してあり、このシステム
には、依頼者の端末装置(例えばコンピュータ等)71
や、サービス業者の端末装置(例えばコンピュータ等)
72や、宛先情報表示体73が備えられている。
【0124】まず、情報配送の依頼者は例えば自己の端
末装置71を操作して、当該端末装置71とサービス業
者の端末装置72とをインターネットを介して接続し、
これにより、配送して欲しい宛先の情報や配送して欲し
い内容の情報等をインターネットを介して自己の端末装
置71からサービス業者の端末装置72へ送信する。
【0125】一方、サービス業者はその端末装置72に
より依頼者からの依頼を受けたことに応じて、当該端末
装置72により受信した宛先情報や内容情報を出力して
宛先情報表示体73に書き込み、その後、当該宛先情報
表示体73を依頼者により指定された宛先74へ配送す
る。そして、例えば上記した情報配送の依頼者に対して
課金をする。本例の宛先情報表示体を用いると、このよ
うな配信サービスを実現することが可能である。
【0126】更に、宛先情報表示体73は回収され(郵
便投稿若しくは回収サービス)、追記された情報はサー
ビス業者の端末装置72及びインターネットを介して情
報発信依頼者の端末装置71へ返信される。
【0127】以上のように、本例の宛先情報表示体を用
いると、種々な効果を得ることができ、以下に具体的な
効果の例を示す。 (1)配送物の宛名シートやハガキとして宛先情報表示
体(電子ペーパー等)を使用することにより、表示内容
を必要な時に当該宛先情報表示体に記録された宛先に瞬
時に切り替えることで、転送や返信の為の宛先の書き換
えを容易にすることができる。 (2)メモリを利用することより、従来のハガキ等の紙
媒体の様に紙の枚数に制約されることをなくすことがで
き、複数枚の情報を宛先情報表示体により送付すること
が可能となる。
【0128】(3)画面に表示される電子情報が書き換
え容易であるため、媒体(宛先情報表示体)の再利用が
可能となる。 (4)最初の発送者や受信者に関する電子情報を記録す
ることにより、配送の課金対象となる者を任意に変更す
ることが可能となるとともに、指紋認識やサイン認識や
暗証番号等による照会機能を付加することにより、紙媒
体では出来なかったセキュリティ性の向上やプライバシ
ー性の向上を図ることが可能となる。
【0129】(5)従来のフロッピーディスクやCD−
Rを用いた場合と比べると、例えば内容情報の閲覧用に
表示装置を別に必要とせずに、宛先情報表示体を受け取
ったその場で内容情報を閲覧することを可能な構成とす
ることもでき、発送時における梱包の必要をなくすこと
も可能である。 (6)宛先情報表示体と外部の通信手段とを接続するこ
とにより、宛先情報表示体のメモリに記録されているデ
ータ以外に、発信者や受信者の希望する情報を外部から
取得して画面に表示させることができる。 (7)例えばITリテラシーの低い層に対しても、PC
環境に近い情報伝達を提供することが可能となる。
【0130】ここで、本発明に係る宛先情報表示体の構
成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種
々な構成が用いられてもよい。一例として、本実施形態
では、表示画面を一方の面に備えた電子ペーパーを用い
て宛先情報表示体を構成したが、表示画面を両面に備え
た電子ペーパーを用いて宛先情報表示体を構成すること
も可能である。また、本発明の適用分野としては、必ず
しも以上に示したものに限られず、本発明は種々なもの
に適用することが可能である。
【0131】また、本実施形態では、本発明に係る宛先
情報表示体により行われる種々な処理が、例えばプロセ
ッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロ
セッサがROMに格納された制御プログラムを実行する
ことにより制御される構成としたが、例えば当該処理を
実行するための各機能手段を独立したハードウエア回路
として構成することもできる。また、本発明は上記の制
御プログラムを格納したフロッピーディスクやCD−R
OM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体と
して把握することもでき、当該制御プログラムを記録媒
体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させる
ことにより、本発明に係る処理を遂行させることができ
る。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る宛先
情報表示体や、当該宛先情報表示体を用いた回覧システ
ムやアンケートシステムによると、例えば郵便(宅配も
含む)媒体若しくはその宛名(宛先)書きシートとして
電気的に書き換え可能な表示デバイスを備えた電子ペー
パー等を用いることにより、転送や返信の為の宛名の書
き換えを容易にすることができる。また、例えば紙の枚
数に制約されることなく、複数枚の情報を送付すること
もでき、また、配送の課金対象者を任意に変更すること
も可能となるとともに、セキュリティ性を向上させるこ
とも可能となる。
【0133】更に、例えば従来の電子記録メディアの様
に閲覧用に表示装置を別に必要とはせずに宛先情報表示
体を受け取ったその場で内容情報を閲覧することが可能
な構成とすることもでき、また、メモリに記録されてい
るデータ以外に発信者や受信者の希望する情報を外部か
ら取得して画面に表示させることもできる。そして、こ
のような効用により、例えばPC等の装置に依存せずに
電子情報のやり取りを可能とすることができ、ITリテ
ラシーの低い層に対しても、PC環境に近い情報伝達や
利便性を提供することが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る宛先情報表示体のハードウエア
構成の一例を示す図である。
【図2】 宛先情報表示体の利用態様の一例を示す図で
ある。
【図3】 宛先情報表示体の利用態様の一例を示す図で
ある。
【図4】 宛先情報表示体の利用態様の一例を示す図で
ある。
【図5】 宛先情報表示体の利用態様の一例を示す図で
ある。
【図6】 宛先情報表示体の利用態様の一例を示す図で
ある。
【図7】 多機能モデルを採用した宛先情報表示体のハ
ードウエア構成の一例を示す図である。
【図8】 多機能モデルを採用した宛先情報表示体の外
観の一例を示す図である。
【図9】 配送システムにおいて行われる処理の手順例
を示すフローチャート図である。
【図10】 回覧システムにおいて行われる処理の手順
例を示すフローチャート図である。
【図11】 本発明において実施可能な課金方法の一例
を説明するための図である。
【図12】 配送サービスシステムの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】 1、13、23・・データ転送ポート、 2・・内部メ
モリ、3、41・・表示デバイス、 4、49・・CP
U、11、21、31、73・・宛先情報表示体、 1
2、22、32・・表示部、14、24、35・・画面
切り替えスイッチ、15、25、36・・モード切り替
えスイッチ、 33・・通信モジュール、34・・外部
接続端子、 37・・通信機器、 42・・表示制御
部、43・・指紋センサ部、 44・・手書き入力部、
45・・ボタン部、46・・仮想キーボード部、 4
7・・ROM、 48・・RAM、51・・指紋セン
サ、 52・・手書き文字入力部、 53・・宛先ボタ
ン、54・・次宛先ボタン、 55・・閲覧ボタン、
56・・前ボタン、57・・次ボタン、 58・・地図
ボタン、 59・・アンケートボタン、60・・仮想キ
ーボード、 61・・バーコード部、 62・・内容表
示部、63・・地図表示部、 64・・追記用透明シー
ト、 65・・タッチペン、71・・依頼者の端末装
置、 72・・サービス業者の端末装置、74・・宛
先、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F079 AA01 CA02 CA03 CA06 EA19 5B049 BB33 BB49 CC21 CC36 DD01 DD02 EE02 FF04 FF07 GG04 GG06 GG09 5B072 BB00 CC24 5G435 AA00 BB00 CC01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を電子的に表示して当該表示内容が
    保持可能であるとともに当該表示内容が電子的に書き換
    え可能である表示手段を備え、表示手段により表示され
    る宛先情報により指定される宛先へ配達され得ることを
    特徴とする宛先情報表示体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の宛先情報表示体におい
    て、 情報を表示手段により表示可能に保持するメモリを備え
    たことを特徴とする宛先情報表示体。
  3. 【請求項3】 情報を電子的に表示して当該表示内容が
    電子的に書き換え可能である表示手段と、情報を表示手
    段により表示可能に保持するメモリとを備え、表示手段
    により表示される宛先情報により指定される宛先へ配達
    され得ることを特徴とする宛先情報表示体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の宛先情報表示体において、 更に、内容の情報が保持されて表示手段により表示され
    ることを特徴とする宛先情報表示体。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載の宛先情報
    表示体において、 複数の情報をメモリにより保持し、 これら複数の情報を切り替えて表示手段により表示させ
    る表示切替手段を備えたことを特徴とする宛先情報表示
    体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の宛先情報表示体において、 表示対象となる情報の全部又は一部がバーコードで表示
    されることを特徴とする宛先情報表示体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載の宛先情報表示体において、 外部から情報を受け付ける情報受付手段と、 受け付けた情報を保持する情報保持手段と、 を備えたことを特徴とする宛先情報表示体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    記載の宛先情報表示体において、 ユーザから認証に関する情報を受け付ける認証情報受付
    手段と、 受け付けた認証情報に基づいてユーザを認証する認証手
    段と、 を備えたことを特徴とする宛先情報表示体。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    記載の宛先情報表示体において、 Webサイトの接続先情報をメモリに保持する接続先情
    報保持手段と、 当該接続先情報により指定されるWebサイトへアクセ
    スして当該Webサイトの情報を取得するアクセス手段
    と、 を備えたことを特徴とする宛先情報表示体。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれか1項
    に記載の宛先情報表示体において、 ユーザにより情報を書き込むことが可能な透明シートを
    備えたことを特徴とする宛先情報表示体。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の宛先情報表示体において、 設定された者に対する課金の情報を管理する課金管理手
    段を備えたことを特徴とする宛先情報表示体。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれか1
    項に記載の宛先情報表示体において、 電子ペーパーを用いて構成されたことを特徴とする宛先
    情報表示体。
  13. 【請求項13】 情報を電子的に表示して当該表示内容
    が電子的に書き換え可能である表示手段と回覧の順序の
    情報を保持するとともに複数の宛先の情報を表示手段に
    より表示可能に保持するメモリとこれら複数の宛先情報
    を回覧の順序に従って切り替えて表示手段により表示さ
    せる宛先表示切替手段とを備えた宛先情報表示体を用い
    た回覧システムであって、 宛先情報表示体により表示される宛先情報により指定さ
    れる宛先へ当該宛先情報表示体が配達された場合に、当
    該宛先情報表示体により表示させる宛先情報が次の回覧
    順序に係る宛先情報に切り替えられることを特徴とする
    回覧システム。
  14. 【請求項14】 情報を電子的に表示して当該表示内容
    が電子的に書き換え可能である表示手段とユーザからア
    ンケートに関する回答情報を受け付けるアンケート回答
    情報受付手段と受け付けた回答情報をメモリに保持する
    アンケート回答情報保持手段とを備えた宛先情報表示体
    を用いたアンケートシステムであって、 宛先情報表示体により表示される宛先情報により指定さ
    れる宛先へ当該宛先情報表示体が配達された場合に、当
    該宛先情報表示体により表示されるアンケート情報に関
    する回答情報をユーザから当該宛先情報表示体により受
    け付け、受け付けた回答情報を当該宛先情報表示体によ
    り保持することを特徴とするアンケートシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項12のいずれか1
    項に記載の宛先情報表示体を用いたアンケート情報収集
    システムであって、 ユーザにより宛先情報表示体に追記された情報を、当該
    追記情報を読み込む端末とインターネットを介して指定
    の情報収集者の端末へ送信することを特徴とするアンケ
    ート情報収集システム。
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