JP2002018105A - 遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装置 - Google Patents

遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装置

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JP2002018105A
JP2002018105A JP2000210465A JP2000210465A JP2002018105A JP 2002018105 A JP2002018105 A JP 2002018105A JP 2000210465 A JP2000210465 A JP 2000210465A JP 2000210465 A JP2000210465 A JP 2000210465A JP 2002018105 A JP2002018105 A JP 2002018105A
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balls
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display device
game media
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JP2000210465A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hiroshi Endo
大志 遠藤
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の一日における過去最高出玉等の経歴
的な情報を遊技客に提供することで、遊技客の興趣を向
上することのできる遊技用表示装置並びに該遊技用表示
装置を備えた遊技用装置を提供すること。 【解決手段】 遊技機2における遊技に関連する情報を
表示可能とされた遊技用表示装置6並びに該遊技用表示
装置6を備えた遊技用装置であって、遊技場にとって利
益となる利益遊技媒体数を入手する利益遊技媒体数入手
手段48と、遊技場にとって不利益となる不利益遊技媒
体数を入手する不利益遊技媒体数入手手段47a〜47
cと、予め定められた所定期間における前記不利益遊技
媒体数と利益遊技媒体数との差である差遊技媒体数を算
出する差遊技媒体数算出手段42と、算出された新たな
差遊技媒体数を既に登録されている差遊技媒体数と比較
し、新たな差遊技媒体数が登録されている差遊技媒体数
よりも遊技場にとって不利益度が大きな場合において新
たな差遊技媒体数を更新登録する差遊技媒体数登録手段
42と、前記登録されている差遊技媒体数を表示する表
示手段37と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技場等の遊技
を実施可能な適宜な場所に設置され、該遊技場内に設置
されている遊技機での遊技に関する情報を表示可能な遊
技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技場においては、遊技客に対し
て遊技機の大当り回数や始動回数並びに確率変動の発生
回数等の各情報を提供するために、これら各情報を入手
して表示する遊技用表示装置が多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、遊技機の
各情報を遊技者に提供することは、遊技者が遊技機を選
択する際の参考となるばかりか、自分が遊技している遊
技機の情報を入手でき、遊技客へのサービスや興趣を向
上できることから好ましいものの、遊技機の一日におけ
る過去最高出玉等の経歴的な情報を表示して遊技客に提
供できる遊技用表示装置或いは遊技用装置等は存在しな
かった。
【0004】よって、本発明は上記した観点に着目して
なされたもので、遊技機の一日における過去最高出玉等
の経歴的な情報を遊技客に提供することで、遊技客の興
趣を向上することのできる遊技用表示装置並びに該遊技
用表示装置を備えた遊技用装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表示装
置を備えた遊技用装置は、遊技機における遊技に関連す
る情報を表示可能とされた遊技用表示装置並びに該遊技
用表示装置を備えた遊技用装置であって、遊技場にとっ
て利益となる利益遊技媒体数を入手する利益遊技媒体数
入手手段と、遊技場にとって不利益となる不利益遊技媒
体数を入手する不利益遊技媒体数入手手段と、予め定め
られた所定期間における前記不利益遊技媒体数と利益遊
技媒体数との差である差遊技媒体数を算出する差遊技媒
体数算出手段と、算出された新たな差遊技媒体数を既に
登録されている差遊技媒体数と比較し、新たな差遊技媒
体数が登録されている差遊技媒体数よりも遊技場にとっ
て不利益度が大きな場合において新たな差遊技媒体数を
更新登録する差遊技媒体数登録手段と、前記登録されて
いる差遊技媒体数を表示する表示手段と、を具備するこ
とを特徴としている。この特徴によれば、前記差遊技媒
体数登録手段によって、少なくとも過去において遊技場
にとって最も不利益度の大きな差遊技媒体数が更新登録
されるようになり、該不利益度の最も大きな差遊技媒体
数が表示手段に表示されることで、遊技客は過去におい
て遊技場にとって最も不利益度の大きな差遊技媒体数
(遊技者にとって最も利益度の大きな差遊技媒体数)を
認識でき、結果的に遊技客の興趣を向上することができ
る。
【0006】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、遊技機における遊技に関
連して遊技者が獲得した遊技媒体を計数する遊技媒体計
数手段と、予め定められた所定期間において前記遊技媒
体数計数手段にて計数された遊技媒体数の集計値である
集計遊技媒体数を算出する集計遊技媒体数算出手段と、
算出された新たな集計遊技媒体数をすでに登録されてい
る集計遊技媒体数と比較し、新たな集計遊技媒体数が登
録されている集計遊技媒体数よりも大きな場合において
新たな集計遊技媒体数を更新登録する集計遊技媒体数登
録手段と、前記登録されている集計遊技媒体数を表示す
る表示手段と、を具備することを特徴としている。この
特徴によれば、前記集計遊技媒体数登録手段によって、
少なくとも過去において最大となる集計遊技媒体数が更
新登録されるようになり、該過去最大の集計遊技媒体数
が表示手段に表示されることで、遊技客はこれら過去最
大の集計遊技媒体数を認識でき、結果的に遊技客の興趣
を向上することができる。
【0007】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、遊技機における遊技に関
連して遊技者が獲得した遊技媒体を計数する遊技媒体計
数手段と、該遊技媒体計数手段にて計数した遊技媒体数
を獲得遊技媒体数として確定させる獲得遊技媒体数確定
手段と、確定された新たな獲得遊技媒体数を既に登録さ
れている獲得遊技媒体数と比較し、新たな獲得遊技媒体
数が登録されている獲得遊技媒体数よりも大きな場合に
おいて新たな獲得遊技媒体数を更新登録する獲得遊技媒
体数登録手段と、前記登録されている獲得遊技媒体数を
表示する表示手段と、を具備することを特徴としてい
る。この特徴によれば、前記獲得遊技媒体数登録手段に
よって、少なくとも過去において最大となる獲得遊技媒
体数が更新登録されるようになり、該過去最大の獲得遊
技媒体数が表示手段に表示されることで、遊技客はこれ
ら過去最大の獲得遊技媒体数を認識でき、結果的に遊技
客の興趣を向上することができる。
【0008】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、前記表示手段を各遊技機
毎に対応して設け、該対応する遊技機の前記更新登録さ
れている差遊技媒体数または集計遊技媒体数または獲得
遊技媒体数を前記表示手段に表示することが好ましい。
このようにすれば、遊技機における遊技場にとって最も
不利益度の大きな差遊技媒体数または過去最大の集計遊
技媒体数または過去最大の獲得遊技媒体数が、各遊技機
毎に設けた表示手段毎に表示されるようになるため、遊
技客がこれらの情報を認識しやすく、遊技客の利便性を
向上できる。
【0009】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、前記遊技媒体計数手段
と、該遊技媒体計数手段にて計数された計数済み遊技媒
体を再度遊技に使用可能とする払い戻し手段と、を各遊
技機毎に対応して設けることが好ましい。このようにす
れば、遊技客は、獲得した遊技媒体を計数機が設置され
ている場所へ搬送する必要がなく、かつ計数済みの遊技
媒体を遊技に再使用できるばかりか、前記集計遊技媒体
数や獲得遊技媒体数が各遊技機毎の前記表示手段にて表
示可能となる。
【0010】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、遊技機の特賞回数を集計
する特賞回数集計手段を具備し、前記差遊技媒体数登録
手段または集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体
数登録手段は、更新登録の際の特賞回数を前記差遊技媒
体数または集計遊技媒体数または獲得遊技媒体数ととも
に更新登録し、該特賞回数を前記表示手段に表示するこ
とが好ましい。このようにすれば、遊技客は、遊技機の
特賞回数を集計する特賞回数集計手段を具備し、前記差
遊技媒体数登録手段または集計遊技媒体数登録手段また
は獲得遊技媒体数登録手段は、更新登録の際の特賞回数
を前記差遊技媒体数または集計遊技媒体数または獲得遊
技媒体数とともに更新登録し、該特賞回数を前記表示手
段に表示するが発生した際の特賞回数をも認識できるよ
うになり、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0011】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、その時点における日付情
報を出力する日付情報出力手段を具備し、前記差遊技媒
体数登録手段または集計遊技媒体数登録手段または獲得
遊技媒体数登録手段は、更新登録の際の日付情報を前記
差遊技媒体数または集計遊技媒体数または獲得遊技媒体
数とともに更新登録し、該日付情報を前記表示手段に表
示することが好ましい。このようにすれば、遊技客は、
最も不利益度の大きな差遊技媒体数または過去最大の集
計遊技媒体数または過去最大の獲得遊技媒体数が発生し
た日時を認識できるようになり、より一層遊技客の興趣
を向上できる。
【0012】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、遊技機の機種情報を入力
する入力手段を具備し、前記差遊技媒体数登録手段また
は集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録手
段は、更新登録の際に前記入力手段より入力された機種
情報と対応付けて更新登録するとともに、該機種情報を
前記表示手段に表示することが好ましい。このようにす
れば、遊技客は、最も不利益度の大きな差遊技媒体数ま
たは過去最大の集計遊技媒体数または過去最大の獲得遊
技媒体数が発生した遊技機の機種を認識できるようにな
り、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0013】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、前記差遊技媒体数登録手
段または集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数
登録手段は、複数の差遊技媒体数または集計遊技媒体数
または獲得遊技媒体数を順位付けて登録し、該複数の差
遊技媒体数または集計遊技媒体数または獲得遊技媒体数
を対応する順位とともに前記表示手段に表示することが
好ましい。このようにすれば、遊技客は、最も不利益度
の大きな差遊技媒体数または過去最大の集計遊技媒体数
または過去最大の獲得遊技媒体数のみならず、例えば2
位や3位等の差遊技媒体数または集計遊技媒体数または
獲得遊技媒体数を認識できるようになり、より一層遊技
客の興趣を向上できる。
【0014】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、前記差遊技媒体数登録手
段または集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数
登録手段による登録情報の消去を実施可能なリセット手
段を具備することが好ましい。このようにすれば、例え
ば遊技機の入れ替え時等において、登録情報の消去を適
宜に実施できる。
【0015】本発明の遊技用表示装置並びに該遊技用表
示装置を備えた遊技用装置は、前記差遊技媒体数登録手
段または集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数
登録手段による更新登録がなされた場合に、該更新登録
がなされた旨を報知する報知手段を具備することが好ま
しい。このようにすれば、更新登録の発生を遊技客或い
は他の遊技客や遊技場係員等が認知できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。尚、以下の実施例1においては、遊
技機としてパチンコ機を用いた例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、その他の遊技機、例えば
スロットマシン等の遊技機においても適用可能である。
【0017】(実施例1)本実施例1の遊技用装置とし
ての遊技島1は、図1に示すように、その前後面(後面
は図示せず)に所定数のパチンコ機2および該パチンコ
機2の側部に1対1に設けられるカードユニット3が並
設されており、該遊技島1の内部には、前記各パチンコ
機2にパチンコ玉を供給する供給樋(図示略)や、前記
各パチンコ機2にて使用され、排出されたパチンコ玉を
集めて前記供給樋に揚送する揚送装置等(図示略)が設
けられている。
【0018】また、これらパチンコ機2及びカードユニ
ット3の上部位置を覆うランプ板4には、前記パチンコ
機2に1対1とされた呼び出しランプ5と、本発明にお
ける遊技用表示装置である表示装置6とが設けられてい
る。
【0019】本実施例1の遊技機であるパチンコ機2を
図2〜図5に基づいて説明すると、該パチンコ機2は、
図2に示すように、額縁状に形成されたガラス扉枠20
2を有し、該ガラス扉枠202の下部表面には打球供給
皿203がある。打球供給皿203の上面所定箇所に
は、操作部14が設けられているとともに、打球供給皿
203の下部には、打球供給皿203から溢れた景品玉
を貯留する余剰玉受皿204と打球を発射する打球操作
ハンドル(以下、操作ノブという)205とが設けられ
ている。
【0020】前記操作部14の上面には、図2に示すよ
うに、前記並設されるカードユニット3に設けられたカ
ード挿入口7に挿入されたプリペイドカードより読み出
された度数を表示する度数表示部17と、遊技の開始ま
たは前記打球供給皿に持玉が少なくなったか無くなった
際に押圧操作されて、前記度数表示部17に度数が存在
する場合に所定数量のパチンコ玉の貸出を実施する貸出
ボタン16と、遊技を終了する際に押圧操作されること
により、前記カードユニット3に挿入されているプリペ
イドカードの返却がなされる返却ボタン15と、が設け
られており、これら各部は操作部14内部に設けられて
いる操作基板上に実装され、前記カードユニット3の制
御を行う制御マイコン(図示略)に接続されている。
【0021】前記ガラス扉枠202の後方には、遊技盤
206が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤2
06の前面には遊技領域207が設けられている。この
遊技領域207の中央付近には、図3に示すように、
「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報可変表示す
るための可変表示部209と、「普通図柄」と呼ばれる
複数種類の識別情報が可変表示される可変表示器210
とを含む可変表示装置208が設けられている。尚、本
実施例1では、可変表示部209はLCD表示器(液晶
表示器)にて形成されていて、特別図柄を可変表示可能
とされている。具体的に、可変表示部209の表示エリ
アにおいては、横方向に並ぶ態様で3つの可変表示エリ
アを表示上形成し、それらのエリアにおいて、「左図
柄」、「中図柄」、「右図柄」の3つの特別図柄が可変
表示可能である。また、可変表示器210は、7セグメ
ントLEDよりなり、1つの図柄表示エリアがある。可
変表示部209に表示される特別図柄は、後述するよう
に打玉が始動入賞口214へ始動入賞することに基づい
て可変開始される。一方、可変表示器210に表示され
る普通図柄は、後述するように打玉が通過ゲート211
を通過することに基づいて可変開始される。
【0022】可変表示部209の下部には、始動入賞口
214に入った始動入賞玉数を記憶して表示する4個の
表示部(LED)を有する始動入賞記憶表示器218が
設けられている。この例では、4個を上限として、始動
入賞が記憶される毎に、始動入賞記憶表示器218のL
EDが1つ追加して点灯する。そして、可変表示部20
9において特別図柄の可変表示が開始される毎に、LE
Dが1つ滅灯する。
【0023】可変表示装置208の側部には、打玉を導
く通過ゲート211が設けられている。可動片215
は、ソレノイド216によって開状態とされる。通過ゲ
ート211には、通過ゲート211を通過した打玉を検
出するゲートスイッチ212がある。また、始動入賞口
214に入った始動入賞玉は、遊技盤206の背面に導
かれ、始動ロスイッチ217によって検出される。
【0024】可動片215の下方には、開閉板220が
設けられた可変入賞球装置219が取付けられている。
遊技状態が大当り状態(特定遊技状態)となれば、ソレ
ノイド221によって開閉板220が開成し、可変入賞
球装置219の大入賞口が開口する。大入賞口に進入し
た玉のうち特定入賞領域(Vポケット)に入った入賞玉
はVカウントスイッチ222で検出される。一方、大入
賞口内における特定入賞領域以外の通常入賞領域へ入賞
した入賞玉はカウントスイッチ223で検出される。
【0025】遊技盤206には、複数の入賞口224a
〜dが設けられている。遊技領域207の左右周辺に
は、遊技中に点灯表示される装飾ランプ225が設けら
れ、下部には、入賞しなかった打玉を回収するアウト口
226がある。また、図2に示すように、遊技領域20
7の外側の左右上部には、効果音を発する2つのスピー
カ227が設けられている。遊技領域207の外周に
は、遊技効果LED228aおよび遊技効果ランプ22
8b、228cが設けられている。そして、この例で
は、一方のスピーカ227の近傍に、景品玉払出時に点
灯する賞球ランプ251が設けられ、他方のスピーカ2
27の近傍に、補給玉が切れたときに点灯する玉切れラ
ンプ252が設けられている。
【0026】前記打球操作ノブ205の操作によって駆
動モータ294(図5参照)により揺動されるハンマー
によって発射された打玉は、発射玉検出スイッチ241
(図5参照)に検出された後、打球レールを通って遊技
領域207に入り、その後、遊技領域207を流下して
いく。この際、発射勢いが弱すぎて前記遊技領域207
に達しなかったパチンコ玉は、環流経路(図示略)を通
じてファール玉検出スイッチ242に検出された後、前
記余剰玉受皿204に環流されるようになっている。
【0027】また、前記遊技領域207に打ち込まれた
打玉が通過ゲート211を通ってゲートスイッチ212
で検出されると、可変表示器210に停止表示されてい
る普通図柄が可変開始する。なお、可変表示器210の
可変表示中に打玉が通過ゲート211を通過した場合に
はその通過が記憶され、可変表示器210が停止して再
度変動を開始可能な状態になってから前記通過記憶を
「1」減算して可変表示器210が可変表示制御され
る。この通過記憶の上限はたとえば「4」に定められて
おり、現時点での通過記憶数が通過記憶表示器(図示せ
ず)により表示される。
【0028】また、打玉が始動入賞口214に入り始動
口スイッチ217で検出されると、特別図柄の変動を開
始できる状態であれば、可変表示部209に表示される
特別図柄がスクロールを始める。たとえば、すでに可変
表示が開始されて特別図柄が変動中である等の理由によ
って特別図柄の変動をすぐに開始できる状態でなけれ
ば、始動入賞記憶を一つ増やす。
【0029】可変表示器210の可変表示動作後の表示
結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)と
なった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片2
15が所定時間開成して遊技客にとって有利な状態とな
る。
【0030】この始動入賞口214にパチンコ玉が入賞
して始動口スイッチ217で検出されると、特別図柄の
変動を開始できる状態であれば、可変表示装置208の
可変表示部209において全特別図柄が可変表示(変動
表示)を開始する。そして、その後、左,中,右の特別図
柄が停止し、その停止表示結果が予め定められた特定の
表示態様(たとえば777)となった場合に、特定遊技
状態(大当り状態)が発生する。このような大当り状態
が発生する特定の表示態様は、大当り図柄と呼ばれ、こ
の例では予め定め複数種類定められている。このように
大当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置219
の開閉板220が開成して遊技客にとって有利な第1の
状態となる。この第1の状態は、所定期間(たとえば3
0秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえば10
個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立すること
により終了し、その後、遊技客にとって不利な第2の状
態となる。第1の状態となっている可変入賞球装置21
9の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域(Vポケ
ット)に入賞してVカウントスイッチ222により検出
されれば、その回の第1の状態の終了を待って再度開閉
板220が開成されて第1の状態となる。この第1の状
態の繰返し継続制御は、最大15回まで実行可能であ
る。このような最大15回実行可能である第1の状態と
なっている時期は、繰返し継続制御のラウンド(回)と
呼ばれる。この例では、繰返し継続制御は、第1ラウン
ドから最大第15ラウンドまで繰返し実行可能である。
【0031】また、可変表示装置208の可変表示部2
09で可変表示された左,中,右の特別図柄が同じ図柄の
種類に一致した大当り図柄の組合せで停止表示されたと
きには前述したように大当りが発生するが、その大当り
図柄が複数種類の大当り図柄のうちの予め定められた種
類の大当り図柄(特別の表示態様の図柄)である場合に
は、通常遊技状態に比べて大当りが発生する確率が高く
変動した確率変動状態(以下、確変状態ともいう)とな
る。このような確率変動状態の発生のきっかけとなる特
別の表示態様の大当り図柄は、確変図柄とよばれる。以
下、確変図柄により発生する大当りを確変大当りとい
い、確変図柄以外の大当り図柄(非確変図柄)により発
生する大当りを非確変大当りという。
【0032】通常遊技状態中に、一旦、確変大当りが発
生すると、その確率変動状態は、たとえば、少なくとも
予め定められた確変継続回数(たとえば、1回、あるい
は2回)分の大当りが発生するまで確率変動状態に継続
制御される。また、確率変動状態中に確変大当りが発生
すれば、その確変大当り以降、改めて確変継続回数が計
数され、その後、少なくとも確変継続回数だけ大当りが
発生するまで確率変動状態が継続する。そして、確変継
続回数に達した大当りが確変図柄以外の非確変図柄によ
るものであった場合には、確率変動の生じていない通常
遊技状態に戻る。
【0033】したがって、確率変動状態の継続制御に制
限を設けない場合には、少なくとも確変継続回数に達し
た大当りが確変大当りである限り、無制限に確率変動状
態が継続する。このパチンコ機2の場合には、ある程
度、確率変動状態が継続すれば、一旦、確率変動状態へ
の継続制御を終了させるべく、確率変動状態中に確変大
当りが連続的に発生する回数について、上限回数が設定
されている。そして、この上限回数に基づいて大当りの
表示態様が非確変大当りとされた場合には、その時点で
確率変動状態の継続制御が強制的に終了する。以下、こ
のような制御を回数制限制御と呼ぶ。なお、回数制限制
御の実行により、確変図柄での大当りを禁止する制限が
行われること(これを継続規制状態という)は、通称、
(確変)リミッタの作動と呼ばれる。
【0034】このように、回数制限制御の実行により、
確変図柄での大当りが制限された場合において大当りが
発生する場合には、確変図柄以外の通常の大当り図柄
(非確変図柄)による大当りが発生する。したがって、
回数制限制御が実行されると、確変図柄での大当りが一
旦禁止される。そして、その回数制限状態は、次の大当
りが発生すると解除され、確変図柄での大当り発生の禁
止解除後は、再び、通常通りに確変図柄での大当りが許
容される。
【0035】可変表示装置208の可変表示部209に
おいては、リーチ状態が発生する場合がある。ここで、
「リーチ状態」とは、可変表示装置208の可変表示部
209が可変開始された後、表示制御が進行して表示結
果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特定
の表示態様となる表示条件から外れていない表示態様を
いう。言い換えれば、リーチとは、表示状態が変化可能
な可変表示装置を有し、該可変表示装置が時期を異なら
せて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が
予め定められた特定の表示態様の組合せとなった場合
に、遊技状態が遊技客にとって有利な特定遊技状態とな
る遊技機において、前記複数の表示結果の一部がまだ導
出表示されていない段階で、既に導出表示されている表
示結果が前記特定の表示態様の組合せとなる条件を満た
している表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リ
ーチとは、表示状態が変化可能な可変表示部を複数有す
る可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様の組合せになった場合に、遊技状態が遊技客にとっ
て有利な特定遊技状態となる遊技機において、前記可変
表示装置の表示結果がまだ導出表示されていない段階
で、前記特定の表示態様の組合せが表示されやすい可変
表示態様となったと遊技客に思わせるための表示状態を
いう。そして、たとえば、前記特定の表示態様の組合せ
が揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部によ
る可変表示を行う状態もリーチ表示状態に含まれる。さ
らにリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチ
(ノーマルリーチ)に比べて、大当りが発生しやすいも
のがある。このような特定のリーチをスーパーリーチと
いう。
【0036】また、リーチ状態とは、可変表示装置の表
示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にま
で達した時点での表示状態であって、前記表示結果が導
出表示される以前に決定されている複数の可変表示領域
の表示結果の少なくとも一部が前記特定の表示態様とな
る条件を満たしている場合の表示状態をもいう。
【0037】次に、パチンコ機2の背面の構造について
図4に基づき説明する。パチンコ機2の遊技盤206の
裏面側には、機構板236が設けられている。この機構
板236の上部には玉タンク238が設けられ、前記遊
技島1の前記供給樋より導出された供給管(図示略)よ
りパチンコ玉が玉タンク238に供給される。玉タンク
238内のパチンコ玉は、誘導樋239を通って玉払出
装置297に供給される。
【0038】機構板236には、可変表示部209の表
示制御を行う表示制御基板280等が搭載された可変表
示制御ユニット229、基板ケース232に覆われ遊技
制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基
板231、パチンコ玉の払出制御を行う払出制御用マイ
クロコンピュータ等が搭載された賞球制御基板237が
設置されている。さらに、機構板236には、駆動モー
タ294の回転力を利用して遊技球を遊技領域207に
発射する打球発射装置234と、打球発射装置の制御を
行うマイクロコンピュータ等が搭載された発射制御基板
291と、スピーカ227および遊技効果ランプ・LE
D228a,228b,228cに信号を送るためのラン
プ制御基板235と、スピーカ227から出力する音声
制御を行うマイクロコンピュータ等が搭載された音声制
御基板270と、が設けられている。
【0039】次いで本実施例1のパチンコ機2の遊技制
御基板231における回路構成の一例を図5に示す。遊
技制御基板231は、プログラムに従ってパチンコ機2
を制御する基本回路253と、発射玉検出スイッチ24
1、ファール玉検出スイッチ242、ゲートスイッチ2
12、始動口スイッチ217、Vカウントスイッチ22
2、カウントスイッチ223、入賞球検出スイッチ29
9a〜d、満タンスイッチ213(余剰玉受皿204の
満タンを検出する満タンスイッチ213)からの信号を
基本回路253に与えるスイッチ回路258と、可動片
215を開閉するソレノイド216および開閉板220
を開閉するソレノイド221を基本回路253からの指
令に従って駆動するソレノイド回路259と、始動入賞
記憶表示器218の点灯および点滅を行うとともに、可
変表示器210と装飾ランプ225とを駆動するランプ
・LED回路260とを含む。
【0040】また、遊技制御基板231は、基本回路2
53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示
す大当り信号(大当り発生毎に出力されるパルス信
号)、可変表示装置208の可変表示に利用された始動
入賞玉の個数を示す始動(スタート)信号(始動口スイ
ッチ217にてパチンコ玉の通過が検出される毎に出力
されるパルス信号)を対応する表示装置6に対して出力
する第1情報出力回路264を含む。
【0041】前記基本回路253は、ROM254、R
AM255、CPU256、I/Oポート257、およ
び、クロック発生部250を含む。ROM254は、ゲ
ーム制御用のプログラム等の各種の情報(データ)を記
憶するためのものである。RAM255は、ワークメモ
リとして使用されるためのものである。CPU256
は、ゲーム制御用のプログラム等の各種の制御用プログ
ラムに従って遊技制御動作等の制御動作を行う。I/O
ポート257は、データおよび信号等の各種情報の入出
力用に設けられた複数のポートを有する。クロック発生
部250は、基本回路253が動作する場合の基準タイ
ミングとなる動作クロックをCPU256等の基本回路
253内の各部に与えるものである。
【0042】さらに、遊技制御基板231には、電源投
入時に基本回路253をリセットするための初期リセッ
ト回路266と、電源投入後に基本回路253を定期的
にリセットするための定期リセット回路265と、基本
回路253から与えられるアドレス信号をデコードして
I/Oポート257のうちのいずれかのI/Oポートを
選択するための信号を出力するアドレスデコード回路2
67とが設けられている。
【0043】基本回路253は、電源投入時において、
初期リセット回路266により初期リセットされる。ま
た、電源投入後、基本回路253は、定期リセット回路
265により定期的(例えば、2ms毎)にリセットさ
れ、割込み処理が実行される。これにより、割込み処理
が実行される毎に、ゲーム制御用のプログラムが所定位
置から再度実行される。
【0044】打玉を発射する打球発射装置234は、発
射制御基板291上の回路によって制御される駆動モー
タ294で駆動される。そして、駆動モータ294の駆
動力は、操作ノブ205の操作量に従って調整される。
すなわち、発射制御基板291上の回路によって、操作
ノブ205の操作量に応じた速度で打球が発射されるよ
うに制御される。
【0045】また、遊技制御基板231から表示制御基
板280には、可変表示装置208の可変表示部209
の表示制御に関する指令情報として、表示制御コマンド
データと、ストローブ信号としての割込信号(以下、表
示制御信号INTともいう)とが伝送される。表示制御
基板280側では、表示制御コマンドデータCDの指令
内容にしたがって、可変表示部209の表示制御を行
う。
【0046】遊技制御基板231からランプ制御基板2
35には、ランプ制御基板235により制御が行われる
遊技効果LED228a、賞球ランプ251、玉切れラ
ンプ252、及び遊技効果ランプ228a、228bの
制御に関する指令情報としてのランプ制御信号等の情報
が伝送される。
【0047】遊技制御基板231から音声制御基板27
0には、音声制御基板270によりスピーカ227から
出力される効果音等の音声の制御に関する指令情報とし
ての音声制御用コマンドデータ等の情報が伝送される。
この音声制御用コマンドデータに応じて、音声制御基板
270内に設けられた音声制御用のマイクロコンピュー
タは、スピーカ227からの効果音の発生等の音声の制
御を行う。
【0048】また、基本回路253は、入賞球検出スイ
ッチ299a〜d検出信号と始動口スイッチ217の検
出信号、Vカウントスイッチ222の検出信号、カウン
トスイッチ223の検出信号に基づいて、所定個数の景
品玉を払出すための賞球信号を賞球制御基板237に出
力する。賞球制御基板237では、その出力されてきた
賞球信号に基づいて玉払出装置297を制御して所定個
数の景品玉(パチンコ玉)を払出すための制御を行う。
【0049】具体的には、可変入賞球装置219の大入
賞口に入賞した入賞玉については1個の入賞玉がカウン
トSWに検出されることで例えば15個の景品玉(パチ
ンコ玉)が払出され、始動入賞口214に入賞した入賞
玉については1個の入賞玉が始動口SWに検出されるこ
とでたとえば5個の景品玉が払出され、その他の入賞口
224a〜dのいずれかに入賞した入賞玉については入
賞玉1個が各入賞口に対応して設けられた入賞球検出S
W299a〜dのいずれかに検出されることでたとえば
5個の景品玉(パチンコ玉)が払出されるように制御さ
れる。
【0050】このような2種類の個数の景品玉を払出制
御するべく、遊技制御基板231は次のように制御動作
を行う。始動口スイッチ217、Vカウントスイッチ2
22またはカウントスイッチ223からの検出信号が入
力されると、その検出信号を賞球の払出個数決定の際に
用いる払出個数決定用データとして、スイッチに応じた
賞球の払出個数別に一時的に内部に記憶する。その後、
入賞球検出スイッチ299a〜dのいずれかの検出信号
が入力されれば、その入力以前に始動口スイッチ217
からの検出信号があったかどうかを払出個数決定用デー
タを参照することによって判断し、あった場合には遊技
制御基板231は賞球制御基板237に対し「5」の賞
球個数を払出指令するための賞球指令信号を出力する。
一方、入賞球検出スイッチ299a〜dのいずれかから
の検出信号があった場合において、それ以前に始動口ス
イッチ217、カウントスイッチ223からのいずれか
からも検出信号が入力されていなかった場合には、遊技
制御基板231は「5」の賞球個数の賞球指令信号を賞
球制御基板237に出力する。賞球制御基板237にお
いては、賞球指令信号に基づいて、玉払出装置297か
ら景品玉(パチンコ玉)を払出させる制御が払出制御用
マイクロコンピュータにより実行される。
【0051】また、満タンスイッチ213からの検出信
号が満タン状態を示している場合には、その状況に応じ
て、賞球禁止指令信号を賞球制御基板237へ送り、玉
払出装置297による景品玉(パチンコ玉)の払出しの
停止をさせる。
【0052】また、賞球制御基板237は、前記カード
ユニット3のカードユニット制御基板(図示略)に接続
されており、前記貸出ボタン16が入力されることでカ
ードユニット3より出力される貸出指示に基づいて、玉
払出装置297から所定数の貸出玉(パチンコ玉)を払
出させる制御が払出制御用マイクロコンピュータにより
実行される。
【0053】また、賞球制御基板237上には、第2情
報出力回路268が設けられており、これら賞球制御基
板237において制御される景品玉の払い出し数に応じ
て出力される賞球玉数信号(景品玉数分のパルス信
号)、貸出玉の払い出し数に応じて出力される貸出玉数
信号(貸出玉数分のパルス信号)、前記発射玉検出SW
241及びファール玉検出SW242からの検出信号に
基づき前記遊技制御基板231より出力される発射玉数
信号(発射玉数分のパルス信号)及びファール玉信号
(ファール玉数分のパルス信号)が表示装置6に対して
出力されるようになっている。
【0054】次いで、本実施例1の遊技用表示装置であ
る表示装置6は、図6並びに図7に示すように、前記ラ
ンプ板4の前記呼び出しランプ5側部位置に取付けられ
る表示ユニット20と、該表示ユニット20と別体とさ
れ、接続ケーブル35にて表示ユニット20と接続され
た制御基板41を内在する制御ユニット40と、から構
成されている。
【0055】このように、表示装置6を別筐体とされた
表示機能を担う表示ユニット20と、該表示ユニット2
0の制御を行う制御ユニット40とで構成することは、
前記ランプ板4の前面に露出して配置される表示ユニッ
ト20内から制御基板41を除くことで該表示ユニット
20の厚みを低減でき、これら表示ユニット20の設置
性を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではなく、これら制御基板41を表示ユニ
ット20内に設けて表示ユニット20と制御ユニット4
0とを同一の筐体内に形成するようにしても良い。
【0056】この表示ユニット20の構成は図6に示す
ようになっており、表示ユニット20は、基体21と該
基体21の上部を覆うカバー体22とから成る筐体内
に、表示基板26が収容された構成とされており、前記
カバー体22は、基体21の両側端部位置に立設された
係合爪部23が、カバー体22の側面に形成された係合
孔24と係合することにより一体化されるようになって
いて、図中の25は、前記表示基板26の四隅をねじ固
定するための柱状突起である。
【0057】前記カバー体22の前面には、前記表示基
板26上に実装されたLED表示モジュール36にて形
成される表示手段としてのドットマトリックスLEDパ
ネル(以下LEDパネル)37の全面が外部より目視可
能なように開口27が形成されており、該開口27はL
ED表示モジュール36にて発光される赤色光を優先的
に透過可能なカバー材28にて塞がれている。また、該
開口27近傍の下方位置には、遊技客が操作可能とされ
たデータボタン29並びに切替ボタン30が形成され、
前記表示基板26の上面には、前記データボタン29並
びに切替ボタン30に対応するデータスイッチ32並び
に切替スイッチ33が実装されている。
【0058】また、表示基板26の上面には、前述のよ
うに、所定数(本実施例1では縦16、横16)の独立
して点灯可能な赤色LED素子がマトリックス状に配列
された3個のLED表示モジュール36を、図6並びに
図9に示すように横一列に配列して縦16×横48ドッ
ト(画素)のLEDパネル37を形成し、該表示基板2
6の下面に実装されている表示ドライバ39が、これら
各画素の点灯制御を外部入力に基づき実施することによ
り、図9に示すように数字や文字(記号)等が表示可能
とされている。尚、本実施例1では前記LED素子を赤
色としているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これらLED素子を緑色と赤色とを発行可能なコン
ビネーションLED素子や、緑色と赤色と青色とを発行
可能なコンビネーションLED素子であって、これら緑
色と赤色と青色の発光を適宜に調節して種々の色を発光
可能とされたものであっても良い。
【0059】また、表示基板26の上面における前記デ
ータスイッチ32と切替スイッチ33との略中央位置に
は、図6に示すように、報知手段としてのスピーカ38
が実装されており、該表示基板26の裏面に実装された
D/Aコンバータ38’により変換されたアナログ信号
に基づく音声が前記スピーカ38より出力可能とされて
いる。
【0060】また、前記表示ドライバ39、D/Aコン
バータ38’、データスイッチ32並びに切替スイッチ
33は、表示基板26の下面より導出され、前記基体2
1の略中央部に形成された開口34を通じて外部に引き
出された接続ケーブル35により前記制御基板41に接
続されている。
【0061】これら表示ユニット20と制御ユニット4
0の取付け状況について図7に基づき説明すると、前記
表示ユニット20は、前記ランプ板4の呼び出しランプ
5側部位置に前記接続ケーブル35を挿通可能とされた
孔部と前記基体21の34とが連通するようにランプ板
4の表面に固設され、該ランプ板4の内面の前記孔部近
傍位置には、該孔部に挿通された接続ケーブル35を接
続可能なように、制御ユニット40がランプ板4の内面
に固設されている。
【0062】また、これら制御ユニット40からは、前
記パチンコ機2に接続され、該パチンコ機2の前記第1
情報出力回路264より大当り信号、始動(スタート)
信号が出力される各信号線と、前記第2情報出力回路2
68より賞球玉数信号、貸出玉数信号、発射玉数信号、
ファール玉数信号が出力される各信号線とからなる信号
ケーブル54が導出されている。
【0063】これら表示装置6の構成につい説明する
と、該表示装置6の制御ユニット40に収納された制御
基板41には、図8に示すように、各部の制御を行うマ
イクロプロセッシングユニット(MPU)42(差遊技
媒体数算出手段、差遊技媒体数登録手段、特賞回数集計
手段)と、該MPU42が行う制御内容が記述された制
御プログラム等が記憶される不揮発性のEEPROM4
5と、前記EEPROMから読み出されたデータ等が一
時的に記憶されるRAM44と、前記EEPROMに記
憶された出玉数情報の消去を行うリセット手段としての
リセットスイッチ46と、日付情報(D)や時刻情報を
出力する日付情報出力手段としてのリアルタイムクロッ
ク(RTC)43と、が設けられており、前記MPU4
2は、前記表示基板26上の表示ドライバ39及びD/
Aコンバータ38’、データスイッチ32、切替スイッ
チ33と前記接続ケーブル35を介して接続されてい
る。
【0064】また、前記EEPROM45には、前記制
御プログラムに加えて、対応するパチンコ機2の機種名
(P)、該パチンコ機2からの出力信号に基づき算出さ
れた本日、前日、前々日の大当り回数並びに始動回数、
前記パチンコ機2からの出力信号に基づき加算更新され
る賞球玉数(Q)、貸出玉数(R)、ファール玉数
(S)、発射玉数(T)、対応するパチンコ機2の過去
における上位(1位〜3位)出玉数情報が記憶されてい
る。尚、本実施例1の出玉数情報には出玉数(x)、日
付(d)、機種名(p)、大当り回数(f)が含まれて
おり、これら出玉数情報は、上位より所定のメモリ領域
、n、nに各々対応づけて記憶されるようにな
っている。
【0065】また、該EEPROM45のメモリ領域n
、n、nにおいて記憶されている出玉数情報は、
前記リセットボタン46の操作に基づいて消去されるよ
うになっており、例えばパチンコ機2の入れ替え時等に
おいて、登録されている出玉数情報の消去を適宜に実施
できるようになっている。
【0066】また、前記制御基板41には、本実施例1
の入力端末53と通信接続可能な入力手段としての通信
部51が設けられており、該通信部51に入力端末53
を接続することで、前記EEPROM45に記憶される
パチンコ機の機種名等の情報を、該入力端末53を用い
て更新・登録可能とされている。
【0067】また、前記制御基板41には、不利益遊技
媒体数計数手段である加算信号入力部47a〜47c
と、利益遊技媒体数計数手段である減算信号入力部48
と、大当り信号入力部49と、始動信号入力部50と、
が設けられており、本実施例1では加算信号入力部47
a、47b、47cに前記信号ケーブル54の賞球玉数
信号線、貸出玉数信号線、ファール玉数信号線が、減算
信号入力部48に発射玉数信号線がそれぞれ接続されて
いるとともに、前記大当り信号入力部49に大当り信号
線が、始動信号入力部50に始動信号線がそれぞれ接続
され、これら各信号線より入力された各信号が前記MP
U42に入力されるようになっている。
【0068】これに基づき前記MPU42は、前記加算
信号入力部47a〜47cから入力される前記賞球玉数
信号、貸出玉数信号、ファール玉数信号の各信号を1パ
ルス検出する毎に、前記EEPROM45に記憶されて
いる賞球玉数(Q)、貸出玉数(R)、ファール玉数
(S)の各々対応する加算玉数データに1を加算する処
理を実施するようになっているとともに、前記減算信号
入力部48から入力される前記発射玉数信号の各信号を
1パルス検出する毎に、前記EEPROM45に記憶さ
れている発射玉数(T)の減算玉数データに1を加算す
る処理を実施するようになっている。
【0069】また、MPU42は、前記大当り信号また
は始動信号を1パルス検出する毎に、前記EEPROM
45に記憶されている本日の大当り回数または始動回数
に1回を加算する処理を実施するようになっている。
【0070】また、本実施例1のMPU42は、表示装
置6の電源がOFF/ONされた際に、その時点でEE
PROM45に記憶されている本日の大当り回数を前日
に、前日の大当り回数を前々日に自動更新して記憶する
処理を実施するようになっている。
【0071】また、本実施例1のMPU42は、所定期
間としての1日間に1回、前記遊技島1が設置される遊
技場の営業時間の終了後における所定時刻(本実施例1
では23:30)において、前記EEPROM45に記
憶されている出玉数情報の更新登録処理プログラム(サ
ブルーチン)が実施されるようになっている。
【0072】これら出玉数情報の更新登録の処理状況を
図13のフローに基づき説明すると、まず、MPU42
は、RTC43より出力される時刻情報に基づき「2
3:30」が検出された際に、EEPROM45に記憶
されている加算玉数データである賞球玉数(Q)、貸出
玉数(R)、ファール玉数(S)と、減算玉数データで
ある発射玉数(T)を読み出し(Sa1)、該読み出し
た加算玉数データである賞球玉数(Q)と貸出玉数
(R)とファール玉数(S)とを加算し、減算玉数デー
タである発射玉数(T)を減算して、本日の出玉数
(X)を算出する(Sa2)。
【0073】次いでMPU42は、EEPROM45の
のメモリ領域に記憶された過去第1位の出玉数情報
(出玉数(x)、日付(d)、機種名(p)、大
当り回数(f))と、nのメモリ領域に記憶された
過去第2位の出玉数情報(出玉数(x)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))と、
のメモリ領域に記憶された過去第3位の出玉数情報
(出玉数(x)、日付(d )、機種名(p)、大
当り回数(f))と、を読み出し(Sa3)、前記算
出した本日の出玉数(X)と、EEPROM45より読
み出した上位の出玉数(x、x、x)とを各々比
較する(Sa4)。
【0074】該比較においてMPU42は、まず本日の
出玉数(X)と第1位の出玉数(x )とを比較し(S
a5)、本日の出玉数(X)が第1位の出玉数(x
以上である場合には、本日の日付(D)をRTC43よ
り入手するとともに、EEPROM45に記憶されてい
る機種名(P)と本日の大当り回数(F)とを読み出し
(Sa6)、これら本日の出玉数(X)、本日の日付
(D)、機種名(P)、本日の大当り回数(F)とを対
応付け、第1位の出玉数情報としてEEPROM45に
おけるnのメモリ領域に更新登録する(Sa7)とと
もに、前記読み出された第1位の出玉数情報(出玉数
(x)、日付(d)、機種名(p)、大当り回数
(f))及び第2位の出玉数情報(出玉数(x)、
日付(d)、機種名(p)、大当り回数(f))
を各々第2位及び第3位の出玉数情報として、n、n
のメモリ領域に更新登録し(Sa8)、前記読み出さ
れた第3位の出玉数情報(出玉数(x)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))を削
除する(Sa9)。
【0075】次いでMPU42は、前記EEPROM4
5に記憶されている前記賞球玉数(Q)、貸出玉数
(R)、ファール玉数(S)、発射玉数(T)をリセッ
ト(0に更新)し(Sa17)通常のルーチンに戻るよ
うになっている。
【0076】また、前記Sa5において本日の出玉数
(X)が第1位の出玉数(x)未満である場合には、
本日の出玉数(X)と第2位の出玉数(x)とを比較
し(Sa10)、本日の出玉数(X)が第2位の出玉数
(x)以上である場合には、本日の日付(D)をRT
C43より入手するとともに、EEPROM45に記憶
されている機種名(P)と本日の大当り回数(F)とを
読み出し(Sa11)、これら本日の出玉数(X)、本
日の日付(D)、機種名(P)、本日の大当り回数
(F)とを対応付け、第2位の出玉数情報としてEEP
ROM45におけるn のメモリ領域に更新登録する
(Sa12)とともに、前記読み出された第2位の出玉
数情報(出玉数(x)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))を第3位の出玉数情報
として、nのメモリ領域に更新登録し(Sa13)、
前記読み出された第3位の出玉数情報(出玉数
(x)、日付(d)、機種名(p)、大当り回数
(f))を削除し(Sa9)、前記EEPROM45
に記憶されている前記賞球玉数(Q)、貸出玉数
(R)、ファール玉数(S)、発射玉数(T)をリセッ
ト(0に更新)し(Sa17)通常のルーチンに戻るよ
うになっている。
【0077】また、前記Sa10において本日の出玉数
(X)が第2位の出玉数(x)未満である場合には、
本日の出玉数(X)と第3位の出玉数(x)とを比較
し(Sa14)、本日の出玉数(X)が第3位の出玉数
(x)以上である場合には、本日の日付(D)をRT
C43より入手するとともに、EEPROM45に記憶
されている機種名(P)と本日の大当り回数(F)とを
読み出し(Sa15)、これら本日の出玉数(X)、本
日の日付(D)、機種名(P)、本日の大当り回数
(F)とを対応付け、第3位の出玉数情報としてEEP
ROM45におけるnのメモリ領域に更新登録する
(Sa16)とともに、前記読み出された第3位の出玉
数情報(出玉数(x)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))を削除し(Sa9)、
前記EEPROM45に記憶されている前記賞球玉数
(Q)、貸出玉数(R)、ファール玉数(S)、発射玉
数(T)をリセット(0に更新)し(Sa17)通常の
ルーチンに戻るようになっている。
【0078】また、前記Sa14において本日の出玉数
(X)が第3位の出玉数(x)未満である場合には、
前記EEPROM45に記憶されている前記賞球玉数
(Q)、貸出玉数(R)、ファール玉数(S)、発射玉
数(T)をリセット(0に更新)し(Sa17)通常の
ルーチンに戻るようになっている。
【0079】このように本実施例1の表示装置6におい
ては、1日間に1回営業時間の終了後において、これら
更新登録処理プログラムが実施されることで、EEPR
OM45のn、n、nの各々のメモリ領域におけ
る第1位〜第3位までの出玉数情報が最新の情報にて更
新登録されるようになっている。
【0080】尚、本実施例1では、これら更新登録処理
プログラムが営業終了後の所定時刻にて実施されるよう
になっているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら更新処理プログラムの実施を表示装置の電源
投入時に実施するようにしても良い。
【0081】また、本実施例1の表示装置6では、更新
登録の処理において第1位〜第3位の少なくともいずれ
か1つの出玉数情報が更新された場合に、所定の報知プ
ログラムが実施され、該報知プログラムの実施に基づき
MPU42は、前記表示基板26に設けられたD/Aコ
ンバータ38’に所定の報知信号を出力し、該D/Aコ
ンバータ38’は出力された報知信号をアナログ信号に
変換し、スピーカ38より所定の報知音を出力するよう
になっており、遊技場の係員等が出玉数情報の更新を認
識できるようになっている。
【0082】以下、前記データボタン29および前記切
替ボタン30を操作した際のLEDパネル37の表示状
況について説明する。
【0083】まず、図10は、前記データボタン29を
操作した場合における表示内容の変化状況を示す図であ
る。
【0084】前記データボタン29並びに切替ボタン3
0が操作されない無操作状況(デフォルト時)において
は、EEPROM45に記憶されている本日の大当り回
数と始動回数とが表示されている。データボタン29を
遊技客が1回操作すると、前記EEPROM45に記憶
されている前日の大当り回数が所定時間(約5秒間)表
示され、該所定時間(約5秒間)内に再度データボタン
29を操作することで、前記EEPROM45に記憶さ
れている前々日の大当り回数が表示される。これら前々
日の大当り回数の表示は、再度データボタン29を操作
するか所定時間(約5秒間)の経過後において前記本日
の大当り回数並びに始動回数の表示に自動的に戻るよう
に前記MPU42により制御されている。
【0085】次いで、図11は、前記切替ボタン30を
操作した場合における表示画面の変化状況を示す図であ
る。
【0086】前記本日の大当り回数と始動回数とが表示
されている無操作状況(デフォルト時)において切替ボ
タン30が一回操作された場合には、対応するパチンコ
機2における過去第1位の出玉数が、前記EEPROM
45のnのメモリ領域より読み出されて所定時間(約
5秒間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に切替ボ
タン30を操作することで過去第2位の出玉数が、前記
EEPROM45のn のメモリ領域より読み出されて
所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒
間)内に更に切替ボタン30を操作することで過去第3
位の出玉数が、前記EEPROM45のnのメモリ領
域より読み出されて所定時間(約5秒間)表示される。
これら過去第3位の出玉数の表示は、再度データボタン
29を操作するか所定時間(約5秒間)の経過後におい
て前記本日の大当り回数並びに始動回数の表示に自動的
に戻るように前記MPU42により制御されている。
【0087】次いで、図12は、前記切替ボタン30を
操作して過去第1位の出玉数が表示されている状態にお
いてデータボタン29を操作した場合の表示画面の変化
状況を示す図である。
【0088】前記過去第1位の出玉数が表示されている
状態においてデータボタン29が一回操作された場合に
は、過去第1位の出玉数が更新された日付が、前記EE
PROM45のnのメモリ領域より読み出されて所定
時間(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒間)内
にデータボタン29を操作することで過去第1位の出玉
数が更新された際のパチンコ機の機種名が、前記n
メモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒間)表示
され、該所定時間(約5秒間)内に更にデータボタン2
9を操作することで過去第1位の出玉数が更新された際
の対応するパチンコ機における大当り回数が、前記n
のメモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒間)表
示される。該大当り回数の表示は、再度データボタン2
9を操作するか所定時間(約5秒間)の経過後において
前記過去第1位の出玉数の表示に自動的に戻るように前
記MPU42により制御されている。また、ここでは過
去第1位の出玉数に対応する情報の表示について説明し
たが、前記過去第2位、過去第3位の出玉数が表示され
ている状態においてデータボタン29が操作された場合
においては、各情報がEEPROM45のn、n
各メモリ領域から読み出され上記同様に表示されるよう
になっている。
【0089】このように本実施例1の表示装置6では、
前記MPU42が、過去第1位〜第3位の出玉数情報を
EEPROM45におけるn、n、nの各メモリ
領域に登録するようになっており、これら登録された出
玉数情報に基づく出玉数をデータボタン29並びに切替
ボタン30の操作により表示可能とされることから、遊
技客は、過去最大の出玉数のみならず、過去第2位や第
3位の出玉数を認識できるようになり、より一層遊技客
の興趣を向上できる。
【0090】また本実施例1の表示装置6では、前記過
去第1位〜第3位の出玉数に対応してこれら出玉数が更
新された日付と、その際のパチンコ機の機種名と、その
際の対応するパチンコ機における大当り回数とが、EE
PROM45におけるn、n、nの各メモリ領域
に登録されるようになっており、前記過去第1位〜第3
位の出玉数が表示されている状態において、データボタ
ン29を操作することで、表示されている第1位〜第3
位の出玉数が更新された日付、その際の機種名、その際
の大当り回数が表示可能とされていることから、遊技客
が出玉数の更新された日付や、その際のパチンコ機の機
種名や、その際の対応するパチンコ機における大当り回
数を認識できるようになり、より一層遊技客の興趣を向
上できる。
【0091】以上説明したように、本実施例1の表示装
置6においては、少なくとも過去において遊技場にとっ
て最も不利益度の大きな差遊技媒体数、すなわち過去に
おける1日間のパチンコ玉の最高出玉数が更新登録され
るようになっており、該過去における1日間のパチンコ
玉の最高出玉数が遊技客の操作によりLEDパネル37
に表示されることで、遊技客は過去における1日間のパ
チンコ玉の最高出玉数を認識でき、結果的に遊技客の興
趣を向上することができる。
【0092】尚、本実施例1ではこれら表示装置6が対
応するパチンコ機2に対して1対1に設けられており、
各パチンコ機2毎に各々の情報が表示されるようになる
ため、遊技客がこれらの情報を認識しやすく、遊技客の
利便性を向上できることから好ましいが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、少なくともパチンコ機2に
対応して設けられ、これら対応するパチンコ機2の情報
が表示可能であれば良く、例えば2台のパチンコ機2に
対して1台の表示装置6を設け、適宜表示内容を切り替
えて使用するようにしても良い。
【0093】また、本実施例1では、パチンコ機2から
出力される賞球玉数信号、貸出玉数信号、ファール玉数
信号を加算玉数データとして加算集計するとともに、発
射玉数信号を減算玉数データとして集計し、これら集計
された加算玉数データ(賞球玉数(Q)、貸出玉数
(R)、ファール玉数(S)の加算値)から減算玉数デ
ータ(発射玉数(T))を減算することで算出した玉数
を本日の出玉数としているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、図14に示すように、遊技島
1の内部上方に設けられた供給樋60からパチンコ機2
の玉タンク238にパチンコ玉を供給する支流樋61の
経路に供給玉計数器65を設けるとともに、該パチンコ
機2より排出されるパチンコ玉を一時貯留するアウト玉
タンク62から、遊技島1の内部下方に設けられた集合
樋64にパチンコ玉が排出される排出樋63の経路にア
ウト玉計数器66を設け、前記供給玉計数器65から出
力される供給玉数信号を前記加算玉数データとして集計
し、前記アウト玉計数器66から出力されるアウト玉数
信号を減算玉数データとして集計し、該集計した供給玉
数からアウト玉数を減算した玉数を算出し、該算出した
玉数を本日の出玉数として特定するようにしても良い。
【0094】(実施例2)本実施例2において用いた遊
技島は、図15に示すように、ユニット構成とされた筐
体内部にパチンコ機2を稼動させるのに必要なパチンコ
玉の揚送装置326や研磨装置341等の適宜装置が全
て収容されるとともに、その前後面(後面は図示せず)
に所定の台数(本実施例2では4台)のパチンコ機2お
よび該パチンコ機2に1対1に設けられるカードユニッ
ト303とが搭載された遊技用装置としての遊技島台3
01が複数連結されて横長状の遊技島とされている。
【0095】この遊技島台301は、遊技島台301の
下部を覆う腰板305と、該腰板305上に列設される
遊技機としてのパチンコ機2及び該パチンコ機2に1対
1とされて隣接して設けられるカードユニット303
と、遊技島台301の前記各パチンコ機2の上部を覆う
幕板306a、ランプ板306bと、該ランプ板306
bに個々のパチンコ機2に1対1とされ呼び出しボタン
317を備えた呼び出しランプ308と、から主に構成
され、該呼び出しランプ308の側部位置には本実施例
2の遊技用表示装置である表示装置6’が設けられてい
るとともに、前記パチンコ機2の下部位置には、各パチ
ンコ機2毎に遊技媒体数計数手段としての計数装置30
4が設けられている。
【0096】この計数装置304は、該計数装置304
の一部を構成する玉受皿335が、前記各パチンコ機2
の下皿204に設けられた排出口(図示せず)を下から
覆うように固設され、遊技により獲得したパチンコ玉
は、前記下皿204より玉受皿335に適宜投入され、
スライドレバー334を操作することで計数装置304
により計数された後、遊技島台301内部の下方に設け
られた回収桶部340(図16参照)にパチンコ玉が返
却されるようになっている。
【0097】また、前記カードユニット303の前面に
は、図15に示すように、カードユニット303内部に
設けられた払い出し手段である玉切り払い出しユニット
333(図17参照)により計数、排出される玉を前記
パチンコ機2の打球供給皿203に誘導する誘導ガイド
314を介して遊技客が所望するパチンコ玉の払戻しを
させるための払出ボタン313が設けられており、遊技
客は一度計数したパチンコ玉を前記払出ボタン313の
操作により再度使用することができるようになっている
とともに、所定の遊技用有価価値である度数が記録され
たプリペイドカードを挿入可能なカード挿入口310が
設けられている。尚図15中の312は、カードユニッ
ト303が動作中であることを報知する動作ランプであ
り、311はプリペイドカードの返却時に点滅点灯され
て返却を報知するためのインジケータである。
【0098】前記幕板306a、ランプ板306bは、
本実施例2においては前方に開放可能に設けられてお
り、幕板を開放することにより、図16に示すように、
該遊技島台301内の上部位置に設けられた供給樋部3
36に連結され、前記カードユニット303内の前記玉
切り払い出しユニット333に玉を供給する配送管32
8並びに各パチンコ機2に玉を供給する供給管329、
330内において発生する玉詰まりや各電設部等のメン
テナンスを外部より容易に行えるようになっている。
【0099】また、前記ランプ板306bとパチンコ機
2との間には、前記計数装置304により計数された獲
得玉数の合計が表示される7セグメンントLED表示パ
ネル338が設けられている。また、この7セグメンン
トLED表示パネル338の隣には、計数された全ての
玉を精算に供する際に操作される獲得遊技媒体数確定手
段としての全数精算ボタン319、離席(遊技中断)時
において操作される離席ボタン321から成る操作ボタ
ンが設けられている。更には、前記7セグメンントLE
D表示パネル338の他方側の並設された前記2機のパ
チンコ機2の中間位置には、精算時並びに離席(遊技中
断)時に発行される記録媒体であるリライトカードへの
情報の記録および読み出しが可能な磁気カードリーダラ
イタ339が、そのカード挿入発行口337が露出する
ように設置されており、これら各操作ボタン319、3
21と7セグメンントLED表示パネル338並びにカ
ード挿入発行口337が同一の電設パネル318に設け
られている。
【0100】また、本実施例2の遊技島台301の下部
位置には、図16に示されるように、回収樋部340に
連接されて、揚送モータ325によりパチンコ玉を揚送
樋327を通じて前記供給樋336に揚送する揚送装置
326が設けられ、この供給樋336に至る経路中に
は、パチンコ玉の研磨を行う研磨装置341が設けられ
ていて、該遊技島台301内においてパチンコ玉が循環
使用されるようになっており、前記回収樋部340の下
方空間には、図17に示すように、これら遊技島台30
1の各部に接続されて遊技島台301全体の制御を行う
コントロールユニット342が配設されている。
【0101】これら各遊技島台301毎に設けられたコ
ントロールユニット342は、遊技島台301を構成す
る各部との信号やデータのやり取りを行う入出力部や各
部の状況データ等を記憶するためのメモリや所定の制御
プログラムを実行して制御処理を行うCPU(中央演算
処理装置)等を内在しており、これら各コントロールユ
ニット342は、通信部345並びに通信ケーブルを介
して管理コンピュータ347にデータ通信可能に接続さ
れており、該管理コンピュータ347においては、各遊
技島台301毎の貯溜玉数や、各パチンコ機2毎に設け
られた補給玉計数機による各パチンコ機毎の補給玉数と
アウト玉計数機によるアウト玉数とに基づく差玉数、並
びに前記各計数装置304により計数された獲得玉数等
の各データが収集、管理されている。
【0102】また、前記パチンコ機2とカードユニット
303は、図17に示すように、インターフェイスを介
してそれぞれコントロールユニット342に接続されて
おり、前記カードユニット303からは、挿入されたプ
リペイドカードより読み出されたカード残度数データ並
びに前記払出ボタン313の入力が出力され、該カード
残度数データは前記インターフェイスを介してパチンコ
機2にも出力されて、該カード残度数がパチンコ機2の
上皿前方部に設けられている度数表示部17に表示され
るようになっている。これら度数表示部17に残度数が
存在する場合において、該度数表示部17の側部に設け
られた貸出ボタン16を操作することにより、所定度数
に対応する数のパチンコ玉がパチンコ機2より貸し出さ
れるとともに、前記度数表示部17の度数から所定度数
が減算更新表示されるようになっている。
【0103】また、該度数表示部17の他方の側部位置
に設けられた返却ボタン15が操作された場合は、その
時点における度数表示部17の残度数データが新たな残
度数データとして前記インターフェイスを介してパチン
コ機2よりカードユニット303に出力され、前記カー
ド挿入口310に連設された磁気カードリーダライタ3
44により、プリペイドカードに新たな残度数データが
記録されて返却される。
【0104】また、前記コントロールユニット342に
は、図17に示すように、前記揚送装置326や研磨装
置341が接続されて、その動作が適宜に制御されるよ
うになっているとともに、前記7セグメンントLED表
示パネル338は、その表示動作を制御する表示ドライ
バ343を介してコントロールユニット342に接続さ
れ、前記計数装置304により計数された獲得玉数が該
7セグメンントLED表示パネル338に表示されるよ
うになっている。
【0105】また、該コントロールユニット342に
は、前記カード挿入発行口337に繋がる磁気カードリ
ーダライタ339が接続され、前記全数精算ボタン31
9が操作された場合には、その時点での獲得玉数が記録
された精算カードを発行するとともに、前記離席ボタン
321が操作された場合には、離席(遊技中断)情報と
して所定の識別符号が記録された離席カードが発行さ
れ、遊技客が遊技を再開する場合には、該発行された離
席カードを前記カード挿入発行口337に挿入すること
により、該離席カードに記録されている識別符号が照合
されることで、前記払出ボタン313の操作による玉の
払戻し等が可能となって遊技客が再度遊技を実施できる
ようになっている。
【0106】また、該コントロールユニット342に
は、表示装置6’を構成する後述の制御ユニット40’
に通信ケーブル302を介して接続された通信部310
が接続されており、前記全数清算ボタン319が操作さ
れた際に、前記清算カードに記録されるその時点での獲
得玉数と同一の獲得玉数データが前記制御ユニット4
0’に対して出力されるようになっている。
【0107】次いで、本実施例2の遊技用表示装置であ
る表示装置6’について説明すると、該表示装置6’
は、呼び出しランプ308側部位置に取付けられる表示
ユニット20と、該表示ユニット20と別体とされ、接
続ケーブル35にて表示ユニット20と接続された制御
基板41’を内在する制御ユニット40’と、から構成
されている。尚、本実施例2の表示装置6’における制
御ユニット40’以外の構成は前述した実施例1の表示
装置6と同一に構成されているため、表示ユニット6と
同一の符号を用いることでここでの詳細な説明は省略す
ることとし、制御ユニット40’の構成についてのみ説
明することとする。
【0108】本実施例2の表示装置6’における制御ユ
ニット40’に収納された制御基板41’には、図18
に示すように、各部の制御を行うマイクロプロセッシン
グユニット(MPU)42’(獲得遊技媒体数登録手
段、特賞回数集計手段)と、該MPU42’が行う制御
内容が記述された制御プログラム等が記憶される不揮発
性のEEPROM45’と、前記EEPROM45’か
ら読み出されたデータ等が一時的に記憶されるRAM4
4’と、前記EEPROM45’に記憶された獲得玉数
情報の消去を行うリセット手段としてのリセットスイッ
チ46’と、日付情報(D)や時刻情報を出力する日付
情報出力手段でとしてのリアルタイムクロック(RT
C)43’と、が設けられており、前記MPU42’
は、前記表示ユニット20の表示基板26上の表示ドラ
イバ39及びD/Aコンバータ38’、データスイッチ
32、切替スイッチ33と前記接続ケーブル35を介し
て接続されている。
【0109】また、前記EEPROM45’には、前記
制御プログラムに加えて、対応するパチンコ機2の機種
名(P)、該パチンコ機2からの出力信号に基づき算出
された本日、前日、前々日の大当り回数並びに始動回
数、対応するパチンコ機2の過去における上位(1位〜
3位)獲得玉数情報が記憶されている。尚、本実施例2
の獲得玉数情報には獲得玉数(y)、日付(d)、機種
名(p)、大当り回数(f)が含まれており、これら獲
得玉数情報は、上位より所定のメモリ領域n、n
に各々対応づけて記憶されるようになっている。
【0110】また、該EEPROM45’のメモリ領域
、n、nにおいて記憶されている獲得玉数情報
は、前記リセットボタン46’の操作に基づいて消去さ
れるようになっており、例えばパチンコ機2の入れ替え
時等において、登録されている獲得玉数情報の消去を適
宜に実施できるようになっている。
【0111】また、前記制御基板41’には、本実施例
2の入力端末53と通信接続可能な入力手段としてに通
信部51’が設けられており、該通信部51’に入力端
末53を接続することで、前記EEPROM45’に記
憶されるパチンコ機の機種名等の情報を、該入力端末5
3を用いて更新・登録可能とされている。
【0112】また、前記制御基板41’には、データ入
力ポート47’と、大当り信号入力部49’と、始動信
号入力部50’と、が設けられており、本実施例2にお
いてデータ入力ポート47’は、通信ケーブル302並
びに通信部310を前記介してコントロールユニット3
42に接続され、該コントロールユニット342から前
記全数清算ボタン319が操作されることにより出力さ
れる前記獲得玉数データがMPU42’に入力されるよ
うになっているとともに、前記大当り信号入力部49’
並びに始動信号入力部50は、大当り信号線及び始動信
号線からなる信号ケーブル306(図17参照)を介し
てパチンコ機2に接続され、該パチンコ機2から出力さ
れる大当り信号並びに始動信号が前記MPU42’に入
力されるようになっている。
【0113】これに基づき前記MPU42’は、前記大
当り信号または始動信号を1パルス検出する毎に、前記
EEPROM45’に記憶されている本日の大当り回数
または始動回数に1回を加算する処理を実施するように
なっている。
【0114】また、本実施例2のMPU42’は、表示
装置6’の電源がOFF/ONされた際に、その時点で
EEPROM45’に記憶されている本日の大当り回数
を前日に、前日の大当り回数を前々日に自動更新して記
憶する処理を実施するようになっている。
【0115】また、本実施例2のMPU42’は、前記
全数清算ボタン319が操作された際にコントロールユ
ニット342から出力されるその時点での獲得玉数デー
タを検出した場合に、前記EEPROM45’に記憶さ
れている獲得玉数情報の更新登録処理プログラム(サブ
ルーチン)を実施するようになっている。
【0116】これら獲得玉数情報の更新登録の処理状況
を図22のフローに基づき説明すると、まず、MPU4
2’は、全数清算ボタン319の操作に基づいて前記コ
ントロールユニット342から出力された獲得玉数デー
タを検出した際に、該獲得玉数データに基づく獲得玉数
(Y)を特定する(Sb1)。
【0117】次いでMPU42’は、EEPROM4
5’のnのメモリ領域に記憶された過去第1位の獲得
玉数情報(獲得玉数(y)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))と、nのメモリ領域
に記憶された過去第2位の獲得玉数情報(獲得玉数(y
)、日付(d)、機種名(p)、大当り回数(f
))と、nのメモリ領域に記憶された過去第3位の
獲得玉数情報(獲得玉数(y)、日付(d)、機種
名(p)、大当り回数(f))と、を読み出し(S
b2)、前記特定した獲得玉数(Y)と、EEPROM
45’より読み出した上位の獲得玉数(y、y、y
)とを各々比較する(Sb3)。
【0118】該比較においてMPU42’は、まず獲得
玉数(Y)と第1位の獲得玉数(y )とを比較し(S
b4)、獲得玉数(Y)が第1位の獲得玉数(y)以
上である場合には、本日の日付(D)をRTC43’よ
り入手するとともに、EEPROM45’に記憶されて
いる機種名(P)とその時点における本日の大当り回数
(F)とを読み出し(Sb5)、これら獲得玉数
(Y)、本日の日付(D)、機種名(P)、その時点に
おける本日の大当り回数(F)とを対応付け、第1位の
獲得玉数情報としてEEPROM45’におけるn
メモリ領域に更新登録する(Sb6)とともに、前記読
み出された第1位の獲得玉数情報(獲得玉数(y)、
日付(d)、機種名(p)、大当り回数(f))
及び第2位の獲得玉数情報(獲得玉数(y)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))を各
々第2位及び第3位の獲得玉数情報として、n、n
のメモリ領域に更新登録し(Sb7)、前記読み出され
た第3位の獲得玉数情報(獲得玉数(y)、日付(d
)、機種名(p)、大当り回数(f))を削除し
て(Sb8)、通常ルーチンへ戻るようになっている。
【0119】また、前記Sb4において獲得玉数(Y)
が第1位の獲得玉数(y)未満である場合には、獲得
玉数(Y)と第2位の獲得玉数(y)とを比較し(S
b9)、獲得玉数(Y)が第2位の獲得玉数(y)以
上である場合には、本日の日付(D)をRTC43’よ
り入手するとともに、EEPROM45’に記憶されて
いる機種名(P)とその時点における本日の大当り回数
(F)とを読み出し(Sb10)、これら獲得玉数
(Y)、本日の日付(D)、機種名(P)、その時点に
おける本日の大当り回数(F)とを対応付け、第2位の
獲得玉数情報としてEEPROM45’におけるn
メモリ領域に更新登録する(Sb11)とともに、前記
読み出された第2位の獲得玉数情報(獲得玉数
(y)、日付(d)、機種名(p)、大当り回数
(f))を第3位の獲得玉数情報として、n のメモ
リ領域に更新登録し(Sb12)、前記読み出された第
3位の獲得玉数情報(獲得玉数(y)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))を削
除して(Sb8)、通常のルーチンに戻るようになって
いる。
【0120】また、前記Sb9において獲得玉数(Y)
が第2位の獲得玉数(y)未満である場合には、獲得
玉数(Y)と第3位の獲得玉数(y)とを比較し(S
b13)、獲得玉数(Y)が第3位の獲得玉数(y
以上である場合には、本日の日付(D)をRTC43’
より入手するとともに、EEPROM45’に記憶され
ている機種名(P)とその時点における本日の大当り回
数(F)とを読み出し(Sb14)、これら獲得玉数
(Y)、本日の日付(D)、機種名(P)、その時点に
おける本日の大当り回数(F)とを対応付け、第3位の
獲得玉数情報としてEEPROM45’におけるn
メモリ領域に更新登録する(Sb15)とともに、前記
読み出された第3位の獲得玉数情報(獲得玉数
(y)、日付(d )、機種名(p)、大当り回数
(f))を削除して(Sb8)、通常のルーチンに戻
るようになっている。
【0121】また、前記Sb13において獲得玉数
(Y)が第3位の獲得玉数(y)未満である場合に
は、EEPROM45’における獲得玉数情報の更新は
実施されずに通常のルーチンに戻るようになっている。
【0122】このように本実施例2の表示装置6’にお
いては、遊技客により全数清算ボタン319が操作さ
れ、その時点における獲得玉数の清算が実施される際
に、これら更新登録処理プログラムが実施されること
で、EEPROM45’のn、n 、nの各々のメ
モリ領域における第1位〜第3位までの獲得玉数情報が
最新の情報にて更新登録されるようになっている。
【0123】また、本実施例2の表示装置6’では、更
新登録の処理において第1位〜第3位の少なくともいず
れか1つの獲得玉数情報が更新された場合に、所定の報
知プログラムが実施され、該報知プログラムの実施に基
づきMPU42’は、前記表示基板26に設けられたD
/Aコンバータ38’に所定の報知信号を出力し、該D
/Aコンバータ38’は出力された報知信号をアナログ
信号に変換し、スピーカ38より所定の報知メッセージ
を出力するとともに、図23に示すように、更新された
獲得玉数がLEDパネル37において点滅表示されるよ
うになっており、遊技客に対して獲得玉数の更新が報知
されるようになるため、遊技客が獲得玉数情報の更新を
認識できるようになっている。
【0124】以下、前記データボタン29および前記切
替ボタン30を操作した際のLEDパネル37の表示状
況について説明する。
【0125】まず、図19は、前記データボタン29を
操作した場合における表示内容の変化状況を示す図であ
る。
【0126】前記データボタン29並びに切替ボタン3
0が操作されない無操作状況(デフォルト時)において
は、EEPROM45’に記憶されている本日の大当り
回数と始動回数とが表示されている。データボタン29
を遊技客が1回操作すると、前記EEPROM45’に
記憶されている前日の大当り回数が所定時間(約5秒
間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に再度データ
ボタン29を操作することで、前記EEPROM45’
に記憶されている前々日の大当り回数が表示される。こ
れら前々日の大当り回数の表示は、再度データボタン2
9を操作するか所定時間(約5秒間)の経過後において
前記本日の大当り回数並びに始動回数の表示に自動的に
戻るように前記MPU42’により制御されている。
【0127】次いで、図20は、前記切替ボタン30を
操作した場合における表示画面の変化状況を示す図であ
る。
【0128】前記本日の大当り回数と始動回数とが表示
されている無操作状況(デフォルト時)において切替ボ
タン30が一回操作された場合には、対応するパチンコ
機2における過去第1位の獲得玉数が、前記EEPRO
M45’のnのメモリ領域より読み出されて所定時間
(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に切
替ボタン30を操作することで過去第2位の獲得玉数
が、前記EEPROM45’のnのメモリ領域より読
み出されて所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間
(約5秒間)内に更に切替ボタン30を操作することで
過去第3位の獲得玉数が、前記EEPROM45’のn
のメモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒間)
表示される。これら過去第3位の獲得玉数の表示は、再
度データボタン29を操作するか所定時間(約5秒間)
の経過後において前記本日の大当り回数並びに始動回数
の表示に自動的に戻るように前記MPU42’により制
御されている。
【0129】次いで、図21は、前記切替ボタン30を
操作して過去第1位の獲得玉数が表示されている状態に
おいてデータボタン29を操作した場合の表示画面の変
化状況を示す図である。
【0130】前記過去第1位の獲得玉数が表示されてい
る状態においてデータボタン29が一回操作された場合
には、過去第1位の獲得玉数が更新された日付が、前記
EEPROM45’のnのメモリ領域より読み出され
て所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒
間)内にデータボタン29を操作することで過去第1位
の獲得玉数が更新された際のパチンコ機の機種名が、前
記nのメモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒
間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に更にデータ
ボタン29を操作することで過去第1位の獲得玉数が更
新された際の対応するパチンコ機における大当り回数
が、前記nのメモリ領域より読み出されて所定時間
(約5秒間)表示される。該大当り回数の表示は、再度
データボタン29を操作するか所定時間(約5秒間)の
経過後において前記過去第1位の獲得玉数の表示に自動
的に戻るように前記MPU42’により制御されてい
る。また、ここでは過去第1位の獲得玉数に対応する情
報の表示について説明したが、前記過去第2位、過去第
3位の獲得玉数が表示されている状態においてデータボ
タン29が操作された場合においては、各情報がEEP
ROM45’のn、nの各メモリ領域から読み出さ
れ上記同様に表示されるようになっている。
【0131】このように本実施例2の表示装置6’で
は、前記MPU42’が、過去第1位〜第3位の獲得玉
数情報をEEPROM45’におけるn、n、n
の各メモリ領域に登録するようになっており、これら登
録された獲得玉数情報に基づく獲得玉数をデータボタン
29並びに切替ボタン30の操作により表示可能とされ
ることから、遊技客は、過去最大の獲得玉数のみなら
ず、過去第2位や第3位の獲得玉数を認識できるように
なり、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0132】また本実施例2の表示装置6’では、前記
過去第1位〜第3位の獲得玉数に対応してこれら獲得玉
数が更新された日付と、その際のパチンコ機の機種名
と、その際の対応するパチンコ機における大当り回数と
が、EEPROM45’におけるn、n、nの各
メモリ領域に登録されるようになっており、前記過去第
1位〜第3位の獲得玉数が表示されている状態におい
て、データボタン29を操作することで、表示されてい
る第1位〜第3位の獲得玉数が更新された日付、その際
の機種名、その際の大当り回数が表示可能とされている
ことから、遊技客が獲得玉数の更新された日付や、その
際のパチンコ機の機種名や、その際の対応するパチンコ
機における大当り回数を認識できるようになり、より一
層遊技客の興趣を向上できる。
【0133】以上説明したように、本実施例2の表示装
置6’においては、少なくとも過去において遊技者が獲
得した最も多い総遊技媒体数、すなわち過去における1
人の遊技客のパチンコ玉の最高獲得玉数が更新登録され
るようになっており、該過去における1人の遊技客のパ
チンコ玉の最高獲得玉数が遊技客の操作によりLEDパ
ネル37に表示されることで、遊技客は過去における1
人の遊技客のパチンコ玉の最高獲得玉数を認識でき、結
果的に遊技客の興趣を向上することができる。
【0134】尚、本実施例2ではこれら表示装置6’が
対応するパチンコ機2に対して1対1に設けられてお
り、各パチンコ機2毎に各々の情報が表示されるように
なるため、遊技客がこれらの情報を認識しやすく、遊技
客の利便性を向上できることから好ましいが、本発明は
これに限定されるものではなく、少なくともパチンコ機
2に対応して設けられ、これら対応するパチンコ機2の
情報が表示可能であれば良く、例えば2台のパチンコ機
2に対して1台の表示装置6’を設け、適宜表示内容を
切り替えて使用するようにしても良い。
【0135】また、本実施例2では、各パチンコ機2に
対応して該パチンコ機2において各々計数装置4が設置
されており、該計数装置4において獲得したパチンコ玉
の計数を行い清算を実施できるようになっており、遊技
客は獲得したパチンコ玉を計数装置が設置されているカ
ウンター等へ搬送する必要がないばかりか、遊技客が遊
技にて最終的に獲得した獲得玉数が前記表示装置6’に
表示させることが可能となる。
【0136】(実施例3)以下、本実施例3について説
明すると、図24に示す400は本発明における遊技用
装置としての計数装置であり、該計数装置400は、例
えば前述した実施例1の遊技島1の島端に設置されてお
り、該遊技島1に設置されたパチンコ機2において獲得
したパチンコ玉の計数が実施可能とされている。
【0137】この計数装置400は、上部にパチンコ玉
投入部401が設けられた本体部417と、計数結果等
が表示されるとともに過去における上位(第1位〜第3
位)の獲得玉数が表示される表示手段としてのディスプ
レイ405と、から構成されており、図24における4
02は該計数装置400が稼働中であることを示す動作
ランプ402であり、403は前記玉投入部401に投
入され、ディスプレイ405に表示されたパチンコ玉の
計数玉数を確定する獲得遊技媒体数確定手段としての確
定ボタンであり、417は該確定ボタン403が操作さ
れた際に計数結果が記載されたレシートが排出されるレ
シート発行口である。
【0138】この本体部417の筐体内部には、図25
に示すように、前記玉投入部401に連設され、傾斜配
置される流下樋406並びに407が設けられており、
前記玉投入部401に投入されたパチンコ玉は、前記流
下樋406並びに407の上面に形成された複数のガイ
ドレール上を整列流下して、計数装置400が設置され
る設置台409の内部に設けられた回収樋410に排出
され、該回収樋410に排出されたパチンコ玉は、遊技
島(図示略)の内部に設けられた玉タンク等に回収され
るようになっている。
【0139】また、前記流下樋407には、該流下樋4
07上を流下するパチンコ玉の通過を検出する複数のセ
ンサからなる遊技媒体計数手段を構成する計数センサモ
ジュール408が設けられており、これらセンサにてパ
チンコ玉の通過が検出される毎に、後述のMPU419
に所定の計数信号が出力されるようになっている(通過
を1回検出する毎に1パルスの計数信号を出力)。
【0140】次いで、この計数装置400の構成につい
て説明すると、該計数装置400の本体部418には、
図26に示すように、前記動作ランプ402や確定ボタ
ン403や計数センサモジュール408に加えて、前記
レシート発行口417に連設され、後述のMPU419
の制御に基づき前記レシートの印字を実施するプリンタ
404と、前記計数センサモジュール408にて計数さ
れた計数玉数等が一時的に記憶されるRAM411と、
後述のMPU419が実施する制御プログラム等が記憶
されている記憶部412と、該記憶部412に記憶され
た玉数データの消去を実施するリセット手段としてのリ
セットボタン413と、ディスプレイ405に表示デー
タの出力を行う出力ポート414と、これら各部の制御
を行うとともに、前記計数センサモジュール408にて
検出されたパチンコ玉数を計数するマイクロプロセッシ
ングユニット(MPU)419(獲得遊技媒体数登録手
段、遊技媒体計数手段)と、が設けられており、これら
各部は図26に示すように接続されている。
【0141】また、前記記憶部412には、前記制御プ
ログラムに加えて、過去における第1位〜第3位の獲得
玉数が、上位より所定のメモリ領域n、n、n
各々対応づけて記憶されるようになっている。
【0142】また、該記憶部412のメモリ領域n
、nにおいて記憶されている獲得玉数は、前記リ
セットボタン413の操作に基づいて消去されるように
なっており、登録されている獲得玉数の消去を適宜に実
施できるようになっている。
【0143】また、前記ディスプレイ405は、LCD
パネル416と、前記本体部418の出力ポート414
に接続ケーブルを介して接続され、前記MPU419か
ら出力される表示データに基づくLCDパネル416の
表示制御を実施するLCDドライバ415と、が設けら
れており、該ディスプレイ405には、前記MPU41
9の制御に基づき、前記記憶部412におけるn、n
、nのメモリ領域に記憶されている過去の第1位〜
第3位の獲得玉数と、その時点における計数玉数が表示
されるようになっている。
【0144】このように構成された本実施例の計数装置
400においては、遊技客によりパチンコ玉の計数が実
施された際に、該計数された計数玉数と前記記憶部41
2におけるn、n、nのメモリ領域に記憶されて
いる過去の第1位〜第3位の獲得玉数とが比較され、該
比較に基づき前記計数玉数が上位の獲得玉数を上回る場
合においては、該計数玉数を上位の獲得玉数として更新
登録を行う更新登録処理が実施されるようになってい
る。
【0145】これら獲得玉数の更新登録の処理状況を図
28のフローに基づき説明すると、まず、MPU419
は、通常時において前記玉投入部401への投入待ちの
状態、すなわち、計数センサモジュール408からの計
数信号の入力待ちの状態である(Sc1)。
【0146】この状態で、玉投入部401にパチンコ玉
が投入され、計数センサモジュール408より出力され
る計数信号を検出すると、MPU419は、1パルスの
計数信号が検出される毎に、1を加算して計数玉数を算
出し、該算出された計数玉数をディスプレイ405に逐
次表示させて(Sc2)、確定ボタン403の入力待ち
の状態となる(Sc3)。
【0147】次いで、確定ボタン403が入力される
と、MPU419は遊技客が投入した計数玉数(Z)を
確定するとともに(Sc4)、前記記憶部412のn
のメモリ領域に記憶されている過去第1位の獲得玉数
(z)と、nのメモリ領域に記憶されている過去第
2位の獲得玉数(z)と、nのメモリ領域に記憶さ
れている過去第3位の獲得玉数(z)と、を読み出し
(Sc5)、前記確定した計数玉数(Z)と、記憶部4
12より読み出した上位の獲得玉数(z、z
)とを各々比較する(Sc6)。
【0148】該比較においてMPU419は、まず計数
玉数(Z)と第1位の獲得玉数(z )とを比較し(S
c7)、計数玉数(Z)が第1位の獲得玉数(z)以
上である場合には、計数玉数(Z)を、第1位の獲得玉
数として記憶部412におけるnのメモリ領域に更新
登録する(Sc8)とともに、前記読み出された第1位
の獲得玉数(z)及び第2位の獲得玉数(z)を各
々第2位及び第3位の獲得玉数として、n、nのメ
モリ領域に更新登録し(Sc9)、前記読み出された第
3位の獲得玉数(z)を削除して(Sc10)、再び
Sc1へ戻るようになっている。
【0149】また、前記Sc7において計数玉数(Z)
が第1位の獲得玉数(z)未満である場合には、計数
玉数(Z)と第2位の獲得玉数(z)とを比較し(S
c11)、計数玉数(Z)が第2位の獲得玉数(z
以上である場合には、計数玉数(Z)を第2位の獲得玉
数として記憶部412におけるnのメモリ領域に更新
登録する(Sc12)とともに、前記読み出された第2
位の獲得玉数(z)を第3位の獲得玉数として、n
のメモリ領域に更新登録し(Sc13)、前記読み出さ
れた第3位の獲得玉数(z)を削除して(Sc1
0)、再びSc1へ戻るようになっている。
【0150】また、前記Sc11において計数玉数
(Z)が第2位の獲得玉数(z)未満である場合に
は、計数玉数(Z)と第3位の獲得玉数(z)とを比
較し(Sc14)、計数玉数(Z)が第3位の獲得玉数
(z)以上である場合には、計数玉数(Z)を第3位
の獲得玉数として記憶部412におけるnのメモリ領
域に更新登録する(Sc15)とともに、前記読み出さ
れた第3位の獲得玉数(z)を削除して(Sc1
0)、再びSc1へ戻るようになっている。
【0151】また、前記Sc14において計数玉数
(Z)が第3位の獲得玉数(z)未満である場合に
は、記憶部412における獲得玉数の更新は実施されず
に再びSc1に戻るようになっている。
【0152】このように本実施例3の計数装置400に
おいては、遊技客により計数されたパチンコ玉の計数玉
数が確定された際に、これら更新登録処理プログラムが
実施されることで、記憶部412のn、n、n
各々のメモリ領域における第1位〜第3位までの獲得玉
数が最新の情報にて更新登録され、常にディスプレイ4
05に表示される過去における第1位〜第3位の獲得玉
数が最新の情報に更新されるようになっている。
【0153】また、本実施例3の計数装置400では、
更新登録の処理において第1位〜第3位の少なくともい
ずれか1つの獲得玉数が更新された場合に、所定の報知
プログラムが実施され、該報知プログラムの実施に基づ
きMPU419は、図23に示すように、前記ディスプ
レイ405に更新された獲得玉数と更新を知らせるメッ
セージとを表示させるようになっており、遊技客に対し
て獲得玉数の更新が報知されるようになるため、遊技客
が獲得玉数の更新を認識できるようになっている。
【0154】また本実施例3の計数装置400では、前
記MPU419が、過去第1位〜第3位の獲得玉数を記
憶部412におけるn、n、nの各メモリ領域に
登録するようになっており、これら登録された獲得玉数
情報に基づく獲得玉数がディスプレイ405に表示され
ていることから、遊技客は、過去最大の獲得玉数のみな
らず、過去第2位や第3位の獲得玉数を認識できるよう
になり、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0155】以上説明したように、本実施例3の計数装
置400においては、少なくとも過去において遊技者が
獲得した最も多い総遊技媒体数、すなわち過去における
1人の遊技客のパチンコ玉の最高獲得玉数が更新登録さ
れるようになっており、該過去における1人の遊技客の
パチンコ玉の最高獲得玉数がディスプレイ405に表示
されることで、遊技客は過去における1人の遊技客のパ
チンコ玉の最高獲得玉数を認識でき、結果的に遊技客の
興趣を向上することができる。
【0156】(実施例4)次いで、本実施例4の遊技用
表示装置である表示装置6’について説明すると、該表
示装置は、前述した実施例2の遊技島台301に設置さ
れた表示装置6’とほぼ同一の構成とされており、ここ
では、その相違点並びに処理状況についてのみ説明する
こととする。
【0157】まず、実施例2の表示装置6’との相違点
について説明すると、本実施例4の表示装置6’におけ
るMPU42’は、前記全数精算ボタン319が操作さ
れた際にコントロールユニット342から出力されるそ
の時点での獲得玉数データを検出する毎に、該検出した
獲得玉数データに基づくその日の1回目〜n回目までの
獲得玉数(m〜m)を前記EEPROM45’に記
憶するようになっている。
【0158】また、前記実施例2において前記EEPR
OM45’において記憶されている対応するパチンコ機
2の過去における上位(1位〜3位)獲得玉数情報に替
えて、本実施例4のEEPROM45’には、対応する
パチンコ機2の過去における上位(1位〜3位)の集計
玉数情報が記憶されている。尚、本実施例4の集計玉数
情報には、対応するパチンコ機2における所定期間であ
る1日間の獲得玉数の集計値である集計玉数(w)、日
付(d)、機種名(p)、大当り回数(f)が含まれて
おり、これら集計玉数情報は、上位より所定のメモリ領
域n、n、nに各々対応づけて記憶されるように
なっている。
【0159】また、該EEPROM45’のメモリ領
域、n、nにおいて記憶されている集計玉数情報
は、前記リセットボタン46’の操作に基づいて消去さ
れるようになっており、例えばパチンコ機2の入れ替え
時等において、登録されている集計玉数情報の消去を適
宜に実施できるようになっている。
【0160】また、本実施例4のMPU42’は、1日
間に1回、前記遊技島1が設置される遊技場の営業時間
の終了後における所定時刻(本実施例4では23:3
0)において、前記EEPROM45’に記憶されてい
る集計玉数情報の更新登録処理プログラム(サブルーチ
ン)が実施されるようになっている。
【0161】これら集計玉数情報の更新登録の処理状況
を図30のフローに基づき説明すると、まず、MPU4
2’は、RTC43’より出力される時刻情報に基づき
「23:30」が検出された際に、EEPROM45’
に記憶されている1回目〜n回目までの獲得玉数(m
〜m)を読み出し(Sd1)、該読み出した1回目〜
n回目までの獲得玉数(m〜m)を加算して、本日
の集計玉数(W)を算出する(Sd2)。
【0162】次いでMPU42’は、EEPROM4
5’のnのメモリ領域に記憶された過去第1位の集計
玉数情報(集計玉数(w)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))と、nのメモリ領域
に記憶された過去第2位の集計玉数情報(集計玉数(w
)、日付(d)、機種名(p)、大当り回数(f
))と、nのメモリ領域に記憶された過去第3位の
集計玉数情報(集計玉数(w)、日付(d)、機種
名(p)、大当り回数(f))と、を読み出し(S
d3)、前記算出した本日の集計玉数(W)と、EEP
ROM45’より読み出した上位の集計玉数(w、w
、w)とを各々比較する(Sd4)。
【0163】該比較においてMPU42’は、まず本日
の集計玉数(W)と第1位の集計玉数(w)とを比較
し(Sd5)、本日の集計玉数(W)が第1位の集計玉
数(w)以上である場合には、本日の日付(D)をR
TC43’より入手するとともに、EEPROM45’
に記憶されている機種名(P)と本日の大当り回数
(F)とを読み出し(Sd6)、これら本日の集計玉数
(W)、本日の日付(D)、機種名(P)、本日の大当
り回数(F)とを対応付け、第1位の集計玉数情報とし
てEEPROM45’におけるnのメモリ領域に更新
登録する(Sd7)とともに、前記読み出された第1位
の集計玉数情報(出玉数(w)、日付(d )、機種
名(p)、大当り回数(f))及び第2位の集計玉
数情報(集計玉数(w)、日付(d)、機種名(p
)、大当り回数(f))を各々第2位及び第3位の
集計玉数情報として、n、nのメモリ領域に更新登
録し(Sd8)、前記読み出された第3位の集計玉数情
報(集計玉数(w)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))を削除する(Sd
9)。
【0164】次いでMPU42’は、前記EEPROM
45’に記憶されている1回目〜n回目までの獲得玉数
(m〜m)をリセット(0に更新)し(Sd17)
通常のルーチンに戻るようになっている。
【0165】また、前記Sd5において本日の集計玉数
(W)が第1位の集計玉数(w)未満である場合に
は、本日の集計玉数(W)と第2位の集計玉数(w
とを比較し(Sd10)、本日の集計玉数(W)が第2
位の集計玉数(w)以上である場合には、本日の日付
(D)をRTC’43より入手するとともに、EEPR
OM45’に記憶されている機種名(P)と本日の大当
り回数(F)とを読み出し(Sd11)、これら本日の
集計玉数(W)、本日の日付(D)、機種名(P)、本
日の大当り回数(F)とを対応付け、第2位の集計玉数
情報としてEEPROM45’におけるnのメモリ領
域に更新登録する(Sd12)とともに、前記読み出さ
れた第2位の集計玉数情報(集計玉数(w)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))を第
3位の集計玉数情報として、nのメモリ領域に更新登
録し(Sd13)、前記読み出された第3位の集計玉数
情報(集計玉数(w)、日付(d)、機種名
(p)、大当り回数(f))を削除し(Sd9)、
前記EEPROM45’に記憶されている1回目〜n回
目までの獲得玉数(m〜m)をリセット(0に更
新)し(Sd17)通常のルーチンに戻るようになって
いる。
【0166】また、前記Sd10において本日の集計玉
数(W)が第2位の集計玉数(w)未満である場合に
は、本日の集計玉数(W)と第3位の集計玉数(w
とを比較し(Sd14)、本日の集計玉数(W)が第3
位の集計玉数(w)以上である場合には、本日の日付
(D)をRTC43’より入手するとともに、EEPR
OM45’に記憶されている機種名(P)と本日の大当
り回数(F)とを読み出し(Sd15)、これら本日の
集計玉数(W)、本日の日付(D)、機種名(P)、本
日の大当り回数(F)とを対応付け、第3位の集計玉数
情報としてEEPROM45’におけるnのメモリ領
域に更新登録する(Sd16)とともに、前記読み出さ
れた第3位の集計玉数情報(集計玉数(w)、日付
(d)、機種名(p)、大当り回数(f))を削
除し(Sd9)、前記EEPROM45’に記憶されて
いる1回目〜n回目までの獲得玉数(m〜m)をリ
セット(0に更新)し(Sd17)通常のルーチンに戻
るようになっている。
【0167】また、前記Sd14において本日の集計玉
数(W)が第3位の集計玉数(w)未満である場合に
は、前記EEPROM45’に記憶されている1回目〜
n回目までの獲得玉数(m〜m)をリセット(0に
更新)し(Sd17)通常のルーチンに戻るようになっ
ている。
【0168】このように本実施例4の表示装置6’にお
いては、1日間に1回営業時間の終了後において、これ
ら更新登録処理プログラムが実施されることで、EEP
ROM45’のn、n、nの各々のメモリ領域に
おける第1位〜第3位までの集計玉数情報が最新の情報
にて更新登録されるようになっている。
【0169】尚、本実施例4では、これら更新登録処理
プログラムが営業終了後の所定時刻にて実施されるよう
になっているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら更新処理プログラムの実施を表示装置の電源
投入時に実施するようにしても良い。
【0170】また、本実施例4の表示装置6’では、更
新登録の処理において第1位〜第3位の少なくともいず
れか1つの集計玉数情報が更新された場合に、所定の報
知プログラムが実施され、該報知プログラムの実施に基
づきMPU42’は、前記表示基板26に設けられたD
/Aコンバータ38’に所定の報知信号を出力し、該D
/Aコンバータ38’は出力された報知信号をアナログ
信号に変換し、スピーカ38より所定の報知音を出力す
るようになっており、遊技場の係員等が集計玉数情報の
更新を認識できるようになっている。
【0171】以下、前記表示装置6’を構成する表示ユ
ニット20に設けられたデータボタン29および前記切
替ボタン30を操作した際のLEDパネル37の表示状
況について説明する。尚、前記データボタン29並びに
切替ボタン30が操作されない無操作状況(デフォルト
時)における表示状況並びに、該デフォルト時において
データボタン29が操作された際の表示状況は前述の実
施例2と同一であるのでここでの説明は省略する。
【0172】まず図31は、前記切替ボタン30を操作
した場合における表示画面の変化状況を示す図である。
【0173】前記本日の大当り回数と始動回数とが表示
されている無操作状況(デフォルト時)において切替ボ
タン30が一回操作された場合には、対応するパチンコ
機2における過去第1位の集計玉数が、前記EEPRO
M45’のnのメモリ領域より読み出されて所定時間
(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に切
替ボタン30を操作することで過去第2位の集計玉数
が、前記EEPROM45’のnのメモリ領域より読
み出されて所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間
(約5秒間)内に更に切替ボタン30を操作することで
過去第3位の集計玉数が、前記EEPROM45’のn
のメモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒間)
表示される。これら過去第3位の集計玉数の表示は、再
度データボタン29を操作するか所定時間(約5秒間)
の経過後において前記本日の大当り回数並びに始動回数
の表示に自動的に戻るように前記MPU42’により制
御されている。
【0174】次いで、図32は、前記切替ボタン30を
操作して過去第1位の集計玉数が表示されている状態に
おいてデータボタン29を操作した場合の表示画面の変
化状況を示す図である。
【0175】前記過去第1位の集計玉数が表示されてい
る状態においてデータボタン29が一回操作された場合
には、過去第1位の集計玉数が更新された日付が、前記
EEPROM45’のnのメモリ領域より読み出され
て所定時間(約5秒間)表示され、該所定時間(約5秒
間)内にデータボタン29を操作することで過去第1位
の集計玉数が更新された際のパチンコ機の機種名が、前
記nのメモリ領域より読み出されて所定時間(約5秒
間)表示され、該所定時間(約5秒間)内に更にデータ
ボタン29を操作することで過去第1位の集計玉数が更
新された際の対応するパチンコ機における大当り回数
が、前記nのメモリ領域より読み出されて所定時間
(約5秒間)表示される。該大当り回数の表示は、再度
データボタン29を操作するか所定時間(約5秒間)の
経過後において前記過去第1位の集計玉数の表示に自動
的に戻るように前記MPU42’により制御されてい
る。また、ここでは過去第1位の集計玉数に対応する情
報の表示について説明したが、前記過去第2位、過去第
3位の集計玉数が表示されている状態においてデータボ
タン29が操作された場合においては、各情報がEEP
ROM45’のn、nの各メモリ領域から読み出さ
れ上記同様に表示されるようになっている。
【0176】このように本実施例4の表示装置6’で
は、前記MPU42’が、過去第1位〜第3位の集計玉
数情報をEEPROM45’におけるn、n、n
の各メモリ領域に登録するようになっており、これら登
録された集計玉数情報に基づく集計玉数をデータボタン
29並びに切替ボタン30の操作により表示可能とされ
ることから、遊技客は、過去最大の集計玉数のみなら
ず、過去第2位や第3位の集計玉数を認識できるように
なり、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0177】また本実施例4の表示装置6’では、前記
過去第1位〜第3位の集計玉数に対応してこれら集計玉
数が更新された日付と、その際のパチンコ機の機種名
と、その際の対応するパチンコ機における大当り回数と
が、EEPROM45’におけるn、n、nの各
メモリ領域に登録されるようになっており、前記過去第
1位〜第3位の集計玉数が表示されている状態におい
て、データボタン29を操作することで、表示されてい
る第1位〜第3位の集計玉数が更新された日付、その際
の機種名、その際の大当り回数が表示可能とされている
ことから、遊技客が集計玉数の更新された日付や、その
際のパチンコ機の機種名や、その際の対応するパチンコ
機における大当り回数を認識できるようになり、より一
層遊技客の興趣を向上できる。
【0178】以上説明したように、本実施例4の表示装
置6’においては、少なくとも過去において対応するパ
チンコ機2で獲得されたパチンコ玉数の1日間の集計値
である集計玉数の最高値が更新登録されるようになって
おり、該対応するパチンコ機2における過去最高の集計
玉数が遊技客の操作によりLEDパネル37に表示され
ることで、遊技客は過去における対応するパチンコ機2
の集計玉数を認識でき、結果的に遊技客の興趣を向上す
ることができる。
【0179】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
【0180】本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機
2)における遊技に関連する情報を表示可能とされた遊
技用表示装置(表示装置6)並びに該遊技用表示装置
(表示装置6)を備えた遊技用装置(遊技島1)であっ
て、遊技場にとって利益となる利益遊技媒体数(発射玉
数)を入手する利益遊技媒体数入手手段(減算信号入力
部48)と、遊技場にとって不利益となる不利益遊技媒
体数(賞球玉数、貸出玉数、ファール玉数)を入手する
不利益遊技媒体数入手手段(加算信号入力部47a〜4
7c)と、予め定められた所定期間(1日間)における
前記不利益遊技媒体数(賞球玉数、貸出玉数、ファール
玉数)と利益遊技媒体数(発射玉数)との差である差遊
技媒体数(出玉数)を算出する差遊技媒体数算出手段
(MPU42)と、算出された新たな差遊技媒体数(出
玉数)を既に登録されている差遊技媒体数(出玉数)と
比較し、新たな差遊技媒体数(出玉数)が登録されてい
る差遊技媒体数(出玉数)よりも遊技場にとって不利益
度が大きな場合において新たな差遊技媒体数(出玉数)
を更新登録する差遊技媒体数登録手段(MPU42)
と、前記登録されている差遊技媒体数(出玉数)を表示
する表示手段(LEDパネル37)と、を具備する。
【0181】本発明の請求項2は、遊技機(パチンコ機
2)における遊技に関連して遊技者が獲得した遊技媒体
(パチンコ玉)を計数する遊技媒体計数手段(計数装置
304)と、予め定められた所定期間(1日間)におい
て前記遊技媒体数計数手段(計数装置304)にて計数
された遊技媒体数の集計値である集計遊技媒体数(集計
玉数)を算出する集計遊技媒体数算出手段(MPU4
2’)と、算出された新たな集計遊技媒体数(集計玉
数)をすでに登録されている集計遊技媒体数(集計玉
数)と比較し、新たな集計遊技媒体数(集計玉数)が登
録されている集計遊技媒体数(集計玉数)よりも大きな
場合において新たな集計遊技媒体数(集計玉数)を更新
登録する集計遊技媒体数登録手段(MPU42’)と、
前記登録されている集計遊技媒体数(集計玉数)を表示
する表示手段(LEDパネル37)と、を具備する。
【0182】本発明の請求項3は、遊技機(パチンコ機
2)における遊技に関連して遊技者が獲得した遊技媒体
(パチンコ玉)を計数する遊技媒体計数手段(計数装置
304、計数センサモジュール408及びMPU41
9)と、該遊技媒体計数手段(計数装置304、計数セ
ンサモジュール408及びMPU419)にて計数した
遊技媒体数を獲得遊技媒体数(獲得玉数)として確定さ
せる獲得遊技媒体数確定手段(全数精算ボタン319、
確定ボタン403)と、確定された新たな獲得遊技媒体
数(獲得玉数)を既に登録されている獲得遊技媒体数
(獲得玉数)と比較し、新たな獲得遊技媒体数(獲得玉
数)が登録されている獲得遊技媒体数(獲得玉数)より
も大きな場合において新たな獲得遊技媒体数(獲得玉
数)を更新登録する獲得遊技媒体数登録手段(MPU4
2’、MPU419)と、前記登録されている獲得遊技
媒体数(獲得玉数)を表示する表示手段(LEDパネル
37、ディスプレイ405)と、を具備する。
【0183】本発明の請求項4は、前記表示手段(LE
Dパネル37)を各遊技機(パチンコ機2)毎に対応し
て設け、該対応する遊技機(パチンコ機2)の前記更新
登録されている差遊技媒体数(出玉数)または集計遊技
媒体数(集計玉数)または獲得遊技媒体数(獲得玉数)
を前記表示手段(LEDパネル37)に表示する。
【0184】本発明の請求項5は、前記遊技媒体計数手
段(計数装置304)と、該遊技媒体計数手段(計数装
置304)にて計数された計数済み遊技媒体(パチンコ
玉)を再度遊技に使用可能とする払い戻し手段(玉切り
払い出しユニット333)と、を各遊技機(パチンコ機
2)毎に対応して設ける。
【0185】本発明の請求項6は、遊技機(パチンコ機
2)の特賞回数(大当り回数)を集計する特賞回数集計
手段(MPU42、42’)を具備し、前記差遊技媒体
数登録手段(MPU42)または集計遊技媒体数登録手
段(MPU42’)または獲得遊技媒体数登録手段(M
PU42’)は、更新登録の際の特賞回数(大当り回
数)を前記差遊技媒体数(出玉数)または集計遊技媒体
数(集計玉数)または獲得遊技媒体数(獲得玉数)とと
もに更新登録し、該特賞回数(大当り回数)を前記表示
手段(LEDパネル37)に表示する。
【0186】本発明の請求項7は、その時点における日
付情報を出力する日付情報出力手段(RTC43、4
3’)を具備し、前記差遊技媒体数登録手段(MPU4
2)または集計遊技媒体数登録手段(MPU42’)ま
たは獲得遊技媒体数登録手段(MPU42’)は、更新
登録の際の日付情報を前記差遊技媒体数(出玉数)また
は集計遊技媒体数(集計玉数)または獲得遊技媒体数
(獲得玉数)とともに更新登録し、該日付情報を前記表
示手段(LEDパネル37)に表示する。
【0187】本発明の請求項8は、遊技機(パチンコ
機)の機種情報(機種名)を入力する入力手段(通信部
51)を具備し、前記差遊技媒体数登録手段(MPU4
2)または集計遊技媒体数登録手段(MPU42’)ま
たは獲得遊技媒体数登録手段(MPU42’)は、更新
登録の際に前記入力手段(通信部51)より入力された
機種情報(機種名)と対応付けて更新登録するととも
に、該機種情報(機種名)を前記表示手段(LEDパネ
ル37)に表示する。
【0188】本発明の請求項9は、前記差遊技媒体数登
録手段(MPU42)または集計遊技媒体数登録手段
(MPU42’)または獲得遊技媒体数登録手段(MP
U42’)は、複数の差遊技媒体数(出玉数)または集
計遊技媒体数(集計玉数)または獲得遊技媒体数(獲得
玉数)を順位付けて登録し、該複数の差遊技媒体数(出
玉数)または集計遊技媒体数(集計玉数)または獲得遊
技媒体数(獲得玉数)を対応する順位とともに前記表示
手段(LEDパネル37)に表示する。
【0189】本発明の請求項10は、前記差遊技媒体数
登録手段(MPU42)または集計遊技媒体数登録手段
(MPU42’)または獲得遊技媒体数登録手段(MP
U42’MPU419)による登録情報の消去を実施可
能なリセット手段(リセットスイッチ46、46’、4
13)を具備する。
【0190】本発明の請求項11は、前記差遊技媒体数
登録手段(MPU42)または集計遊技媒体数登録手段
(MPU42’)または獲得遊技媒体数登録手段(MP
U42’MPU419)による更新登録がなされた場合
に、該更新登録がなされた旨を報知する報知手段(スピ
ーカ38、ディスプレイ405)を具備する。
【0191】以上、本発明の実施形態を図面により前記
実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
における変更や追加があっても本発明に含まれることは
言うまでもない。
【0192】例えば、前記実施例1、実施例2、実施例
4においては、表示装置6、6’が前記パチンコ機2の
上部を被覆するランプ板4、306bに配置されている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら表
示装置6、6’の配置位置は任意に選択可能である。更
にはこれら表示装置6、6’がパチンコ機2やカードユ
ニット3と一体に構成されているものであっても良い。
【0193】また、前記実施例1、実施例2、実施例4
の表示装置6、6’においては、表示手段として表示素
子としてのLED素子を使用したLED表示モジュール
347からなるLEDパネル37が用いられており、前
記実施例3においては、LCDパネル416が用いられ
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば、これらをCRTやELディスプレイ等で構成した
ものとしても良い。
【0194】また、前記実施例1においては、出玉数の
算出が表示装置6における制御ユニット20のMPU4
0にて実施されているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら出玉数がパチンコ機2において算出
されて、該算出された出玉数が表示装置6に出力されて
表示されるようにしても良い。
【0195】また、前記実施例2、実施例4において
は、獲得玉数の集計がコントロールユニット342にお
いて実施されているが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、計数装置にて計数された玉数情報を
表示装置6’に出力し、これら玉数情報に基づき獲得玉
数の集計を表示装置6’のMPU42’が実施するよう
にしても良い。
【0196】また、前記実施例3の計数装置400にお
いては、獲得玉数の更新登録処理を本体部418のMP
U419が実施するようになっているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、計数装置400に
おいては、投入されたパチンコ玉数のみを計数し、該計
数した玉数を前記実施例1や実施例2の表示装置6、
6’等に出力し、これら表示装置において獲得玉数の更
新登録処理を実施させて更新した獲得玉数を表示させる
ようにしても良い。
【0197】また、前記実施例1においては、対応する
遊技機2の大当り回数や始動回数、過去第1位〜第3位
までの出玉数並びにこれに対応する日付や機種名、大当
り回数が表示されるようになっているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、少なくとも対応する遊技機
における過去の最高の出玉数が表示可能とされていれば
良く、その表示内容は適宜に選択可能である。
【0198】また、前記実施例2においては、対応する
遊技機2の大当り回数や始動回数、過去第1位〜第3位
までの獲得玉数並びにこれに対応する日付や機種名、大
当り回数が表示されるようになっているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、少なくとも対応する遊技
機における過去の最高の獲得玉数が表示可能とされてい
れば良く、その表示内容は適宜に選択可能である。
【0199】また、前記実施例3においては、計数装置
400にて計数された過去第1位〜第3位までの獲得玉
数が表示されるようになっているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、計数装置400にて計数された
過去の最高の獲得玉数が表示可能とされていれば良く、
その表示内容は適宜に選択可能である。
【0200】また、前記実施例4においては、対応する
遊技機2の大当り回数や始動回数、過去第1位〜第3位
までの集計玉数並びにこれに対応する日付や機種名、大
当り回数が表示されるようになっているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、少なくとも対応する遊技
機における過去の最高の集計玉数が表示可能とされてい
れば良く、その表示内容は適宜に選択可能である。
【0201】また、前記実施例1〜4の表示装置6、
6’、計数装置400おいては、リセットボタン46、
46’、413が設けられ、これらリセットボタン4
6、46’、413の操作により、EEPROM45、
45’や記憶部412に記憶された出玉数情報や獲得玉
数情報や集計玉数情報等が初期化されるようになってい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、遊技場の係員等が所持するリモコン等にて前記初期
化を実施するようにしても良いし、更には表示装置6、
6’、計数装置400を管理用端末にデータ通信可能に
接続し、これら初期化を該管理用端末にて一括して実施
するようにしても良い。
【0202】また、前記実施例1、実施例2、実施例4
の表示装置6、6’では、通信部51に入力端末53を
接続し、該入力端末53にて入力されたパチンコ機の機
種名をEEPROM45若しくはEEPROM45’に
更新・登録するようになっているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、前述のリセットボタン同様に、
遊技場の係員が所持するリモコン等にてこれらパチンコ
機の機種名を入力し、更新・登録するようにしても良い
し、各表示装置6、6’が接続された前記管理用端末に
て一括して更新・登録できるようにしても良い。
【0203】また、前記実施例1、実施例2、実施例4
におけるパチンコ機2は、該パチンコ機2に対応して設
けられるカードユニット3、303に挿入されているプ
リペイドカードに記録された情報に基づいて遊技を実施
可能としているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、貨幣を投入することにより、遊技媒体であるパチ
ンコ玉が貸し出され、遊技を実施可能なパチンコ機とし
ても良い。
【0204】また、前記実施例においては、遊技媒体と
してパチンコ玉を用いているが、これら遊技媒体をコイ
ンや点数、更には後述する画像式のパチンコ機やスロッ
トマシン等における画像にて形成されたパチンコ玉やコ
イン等としても良く、これら遊技媒体は遊技において使
用される媒体であれば、本発明の遊技媒体に含まれるも
のであり、その形態が限定されるものではない。
【0205】また、前記実施例1、実施例2、実施例4
においては、遊技媒体であるパチンコ玉が外部に払い出
される通常のパチンコ機2を用いているが、本発明はこ
れら通常のパチンコ機のみならず、コインを用いて遊技
を行うスロットマシンや、パチンコ玉やコインが外部に
排出されることなく遊技可能な封入式のパチンコ機やス
ロットマシン、さらにはこれら遊技媒体を用いずにデー
タ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤やパチンコ玉が
画像にて表示される画像式のパチンコ機や、リールが画
像にて表示される画像式のスロットマシンにも適用可能
であることはいうまでもなく、これら遊技機が限定され
るものではない。
【0206】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0207】(a)請求項1の発明によれば、前記差遊
技媒体数登録手段によって、少なくとも過去において遊
技場にとって最も不利益度の大きな差遊技媒体数が更新
登録されるようになり、該不利益度の最も大きな差遊技
媒体数が表示手段に表示されることで、遊技客は過去に
おいて遊技場にとって最も不利益度の大きな差遊技媒体
数(遊技者にとって最も利益度の大きな差遊技媒体数)
を認識でき、結果的に遊技客の興趣を向上することがで
きる。
【0208】(b)請求項2の発明によれば、前記集計
遊技媒体数登録手段によって、少なくとも過去において
最大となる集計遊技媒体数が更新登録されるようにな
り、該過去最大の集計遊技媒体数が表示手段に表示され
ることで、遊技客はこれら過去最大の集計遊技媒体数を
認識でき、結果的に遊技客の興趣を向上することができ
る。
【0209】(c)請求項3の発明によれば、前記獲得
遊技媒体数登録手段によって、少なくとも過去において
最大となる獲得遊技媒体数が更新登録されるようにな
り、該過去最大の獲得遊技媒体数が表示手段に表示され
ることで、遊技客はこれら過去最大の獲得遊技媒体数を
認識でき、結果的に遊技客の興趣を向上することができ
る。
【0210】(d)請求項4の発明によれば、遊技機に
おける遊技場にとって最も不利益度の大きな差遊技媒体
数または過去最大の集計遊技媒体数または過去最大の獲
得遊技媒体数が、各遊技機毎に設けた表示手段毎に表示
されるようになるため、遊技客がこれらの情報を認識し
やすく、遊技客の利便性を向上できる。
【0211】(e)請求項5の発明によれば、遊技客
は、獲得した遊技媒体を計数機が設置されている場所へ
搬送する必要がなく、かつ計数済みの遊技媒体を遊技に
再使用できるばかりか、前記集計遊技媒体数や獲得遊技
媒体数が各遊技機毎の前記表示手段にて表示可能とな
る。
【0212】(f)請求項6の発明によれば、遊技客
は、遊技機の特賞回数を集計する特賞回数集計手段を具
備し、前記差遊技媒体数登録手段または集計遊技媒体数
登録手段または獲得遊技媒体数登録手段は、更新登録の
際の特賞回数を前記差遊技媒体数または集計遊技媒体数
または獲得遊技媒体数とともに更新登録し、該特賞回数
を前記表示手段に表示するが発生した際の特賞回数をも
認識できるようになり、より一層遊技客の興趣を向上で
きる。
【0213】(g)請求項7の発明によれば、遊技客
は、最も不利益度の大きな差遊技媒体数または過去最大
の集計遊技媒体数または過去最大の獲得遊技媒体数が発
生した日時を認識できるようになり、より一層遊技客の
興趣を向上できる。
【0214】(h)請求項8の発明によれば、遊技客
は、最も不利益度の大きな差遊技媒体数または過去最大
の集計遊技媒体数または過去最大の獲得遊技媒体数が発
生した遊技機の機種を認識できるようになり、より一層
遊技客の興趣を向上できる。
【0215】(i)請求項9の発明によれば、遊技客
は、最も不利益度の大きな差遊技媒体数または過去最大
の集計遊技媒体数または過去最大の獲得遊技媒体数のみ
ならず、例えば2位や3位等の差遊技媒体数または集計
遊技媒体数または獲得遊技媒体数を認識できるようにな
り、より一層遊技客の興趣を向上できる。
【0216】(j)請求項10の発明によれば、例えば
遊技機の入れ替え時等において、登録情報の消去を適宜
に実施できる。
【0217】(k)請求項11の発明によれば、更新登
録の発生を遊技客或いは他の遊技客や遊技場係員等が認
知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の表示装置が設けられた遊技
島の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例1に用いたパチンコ機並びにカ
ードユニットの正面図である。
【図3】本発明の実施例1に用いたパチンコ機の遊技盤
を示す拡大図である。
【図4】本発明の実施例1にて用いたパチンコ機の背面
を示す図である。
【図5】本発明の実施例1にて用いたパチンコ機の構成
を示すブロック図である
【図6】本発明における実施例1の表示装置を構成する
表示ユニットの分解斜視図である。
【図7】本発明における実施例1の前記表示装置の取付
け状況を示す断面図である。
【図8】本発明における実施例1の前記表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】本発明における実施例1の前記表示ユニットの
表示状況を示す正面図である。
【図10】本発明の実施例1における前記表示ユニット
のデータボタン操作時の表示状況の変化を示す図であ
る。
【図11】本発明の実施例1における前記表示ユニット
の切替ボタン操作時の表示状況の変化を示す図である。
【図12】図11の過去の出玉数が表示されている状態
におけるデータボタン操作時の表示状況変化を示す図で
ある。
【図13】本発明の実施例1における表示装置の出玉数
情報の更新登録の処理状況を示すフロー図である。
【図14】本発明に実施例1の変形例にて用いた遊技島
の内部構造を示す図である。
【図15】本発明の実施例2の表示装置が設けられたユ
ニット式遊技島台の外観正面図である。
【図16】本発明の実施例2において用いたユニット式
遊技島台の内部構造を示す図である。
【図17】本発明の実施例2にて用いたユニット式遊技
島台の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明における実施例2の前記表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図19】本発明の実施例2における前記表示ユニット
のデータボタン操作時の表示状況の変化を示す図であ
る。
【図20】本発明の実施例1における前記表示ユニット
の切替ボタン操作時の表示状況の変化を示す図である。
【図21】図20の過去の獲得玉数が表示されている状
態におけるデータボタン操作時の表示状況変化を示す図
である。
【図22】本発明の実施例1における表示装置の獲得玉
数情報の更新登録の処理状況を示すフロー図である。
【図23】本発明の実施例2の表示装置における更新登
録の報知状況を示す図である。
【図24】本発明の実施例3における計数装置の外観斜
視図である。
【図25】本発明の実施例3における計数装置の内部構
造を示す断面図ある。
【図26】本発明の実施例3における計数装置の構成を
示すブロック図ある。
【図27】本発明の実施例3における計数装置に設けら
れたディスプレイの表示状況を示す図ある。
【図28】本発明の実施例3における計数装置の獲得玉
数の更新登録の処理状況を示すフロー図である。
【図29】本発明の実施例3の計数装置における更新登
録が為された際のディスプレイにおける報知状況を示す
図である。
【図30】本発明の実施例4における表示装置の集計玉
数情報の更新登録の処理状況を示すフロー図である。
【図31】本発明の実施例4における前記表示ユニット
の切替ボタン操作時の表示状況の変化を示す図である。
【図32】図31の過去の集計玉数が表示されている状
態におけるデータボタン操作時の表示状況変化を示す図
である。
【符号の説明】
1 遊技島(遊技用装置) 2 パチンコ機(遊技機) 3 カードユニット 4 ランプ板 5 呼出ランプ 6 表示装置(遊技用表示装置) 6’ 表示装置(遊技用表示装置) 7 カード挿入口 14 操作部 15 返却ボタン 16 貸出ボタン 17 度数表示部 20 表示ユニット 21 基体 22 カバー体 23 係合爪部 24 係合孔 25 柱状突起 26 表示基板 27 開口 28 カバー材 29 データボタン 30 切替ボタン 32 データスイッチ 33 切替スイッチ 34 開口 35 接続ケーブル 36 LED表示モジュール 37 LEDパネル(表示手段) 38 スピーカ(報知手段) 38’ D/Aコンバータ 39 表示ドライバ 40 制御ユニット 40’ 制御ユニット 41 制御基板 41’ 制御基板 42 マイクロプロセッシングユニット(MPU)
(差遊技媒体数算出手段、差遊技媒体数登録手段、特賞
回数集計手段) 42’ マイクロプロセッシングユニット(MPU)
(獲得遊技媒体数登録手段、集計遊技媒体数登録手段、
特賞回数集計手段) 43 リアルタイムクロック(RTC)(日付情報
出力手段) 43’ リアルタイムクロック(RTC)(日付情報
出力手段) 44 RAM 44’ RAM 45 EEPROM 45’ EEPROM 46 リセットスイッチ(リセット手段) 46’ リセットスイッチ(リセット手段) 47’ データ入力ポート 47a 加算信号入力部(不利益遊技媒体数計数手
段) 47b 加算信号入力部(不利益遊技媒体数計数手
段) 47c 加算信号入力部(不利益遊技媒体数計数手
段) 47’ データ入力ポート 48 減算信号入力部(利益遊技媒体数計数手段) 49 大当り信号入力部 49’ 大当り信号入力部 50 始動(スタート)信号入力部 50’ 始動(スタート)信号入力部 51 通信部(入力手段) 51’ 通信部(入力手段) 53 入力端末 54 信号ケーブル 60 供給樋 61 支流樋 62 アウト玉タンク 63 排出樋 64 集合樋 65 供給玉計数器 66 アウト玉計数器 202 ガラス扉枠 203 打球供給皿 204 余剰玉受皿 205 打球操作ハンドル(操作ノブ) 206 遊技盤 207 遊技領域 208 可変表示装置 209 可変表示部 210 可変表示器 211 通過ゲート 212 ゲートスイッチ 213 満タンスイッチ 214 始動入賞口 215 可動片 216 ソレノイド 217 始動ロスイッチ 218 始動入賞記憶表示器 219 可変入賞球装置 220 開閉板 221 ソレノイド 222 Vカウントスイッチ 223 カウントスイッチ 224a 入賞口 224b 入賞口 224c 入賞口 224d 入賞口 225 装飾ランプ 226 アウト口 227 スピーカ 228a 遊技効果LED 228b 遊技効果ランプ 228c 遊技効果ランプ 229 可変表示制御ユニット 231 遊技制御基板 232 基板ケース 234 打球発射装置 235 ランプ制御基板 236 機構板 237 賞球制御基板 238 玉タンク 239 誘導樋 241 発射玉検出スイッチ 242 ファール玉検出スイッチ 250 クロック発生部 251 賞球ランプ 252 玉切れランプ 253 基本回路 254 ROM(リードオンメモリー) 255 RAM(ランダムアクセスメモリー) 256 CPU(セントラルプロセッシングユニッ
ト) 257 I/Oポート 258 スイッチ回路 259 ソレノイド回路 264 第1情報出力回路 265 定期リセット回路 266 初期リセット回路 267 アドレスデコード回路 268 第2情報出力部 270 音声制御基板 280 表示制御基板 291 発射制御基板 294 駆動モータ 297 玉払出装置 299a 入賞球検出スイッチ 299b 入賞球検出スイッチ 299c 入賞球検出スイッチ 299d 入賞球検出スイッチ 301 遊技島台 302 通信ケーブル 303 カードユニット 304 計数装置(遊技媒体数計数手段) 305 腰板 306a 幕板 306b ランプ板 307 信号ケーブル 308 呼び出しランプ 310 カード挿入口 311 インジケータ 312 動作ランプ 313 払出ボタン 314 誘導ガイド 317 呼び出しボタン 318 電設パネル 319 全数精算ボタン(獲得遊技媒体数確定手段) 321 離席ボタン 325 揚送モータ 326 揚送装置 327 揚送樋 328 配送管 329 供給管 330 供給管 333 玉切り払い出しユニット(払い戻し手段) 334 スライドレバー 335 玉受皿 336 供給樋 337 カード挿入発行口 338 7セグメンントLED表示パネル 339 磁気カードリーダライタ 340 回収樋部 341 研磨装置 342 コントロールユニット 343 表示ドライバ 344 磁気カードリーダライタ 345 通信部 347 管理コンピュータ 400 計数装置(遊技用装置) 401 玉投入部 402 動作ランプ 403 確定ボタン(獲得遊技媒体数確定手段) 404 プリンタ 405 ディスプレイ(表示手段、報知手段) 406 流下樋 407 流下樋 408 計数センサモジュール(遊技媒体数計数手
段) 409 設置台 410 回収樋 411 RAM 412 記憶部 413 リセットボタン(リセット手段) 414 出力ポート 415 LCDドライバ 416 LCDパネル 417 レシート発行口 418 本体部 419 マイクロプロセッシングユニット(MPU)
(遊技媒体数計数手段、獲得遊技媒体数登録手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機における遊技に関連する情報を表
    示可能とされた遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置
    を備えた遊技用装置であって、遊技場にとって利益とな
    る利益遊技媒体数を入手する利益遊技媒体数入手手段
    と、遊技場にとって不利益となる不利益遊技媒体数を入
    手する不利益遊技媒体数入手手段と、予め定められた所
    定期間における前記不利益遊技媒体数と利益遊技媒体数
    との差である差遊技媒体数を算出する差遊技媒体数算出
    手段と、算出された新たな差遊技媒体数を既に登録され
    ている差遊技媒体数と比較し、新たな差遊技媒体数が登
    録されている差遊技媒体数よりも遊技場にとって不利益
    度が大きな場合において新たな差遊技媒体数を更新登録
    する差遊技媒体数登録手段と、前記登録されている差遊
    技媒体数を表示する表示手段と、を具備することを特徴
    とする遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備えた
    遊技用装置。
  2. 【請求項2】 遊技機における遊技に関連して遊技者が
    獲得した遊技媒体を計数する遊技媒体計数手段と、予め
    定められた所定期間において前記遊技媒体数計数手段に
    て計数された遊技媒体数の集計値である集計遊技媒体数
    を算出する集計遊技媒体数算出手段と、算出された新た
    な集計遊技媒体数をすでに登録されている集計遊技媒体
    数と比較し、新たな集計遊技媒体数が登録されている集
    計遊技媒体数よりも大きな場合において新たな集計遊技
    媒体数を更新登録する集計遊技媒体数登録手段と、前記
    登録されている集計遊技媒体数を表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする遊技用表示装置並びに該遊
    技用表示装置を備えた遊技用装置。
  3. 【請求項3】 遊技機における遊技に関連して遊技者が
    獲得した遊技媒体を計数する遊技媒体計数手段と、該遊
    技媒体計数手段にて計数した遊技媒体数を獲得遊技媒体
    数として確定させる獲得遊技媒体数確定手段と、確定さ
    れた新たな獲得遊技媒体数を既に登録されている獲得遊
    技媒体数と比較し、新たな獲得遊技媒体数が登録されて
    いる獲得遊技媒体数よりも大きな場合において新たな獲
    得遊技媒体数を更新登録する獲得遊技媒体数登録手段
    と、前記登録されている獲得遊技媒体数を表示する表示
    手段と、を具備することを特徴とする遊技用表示装置並
    びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段を各遊技機毎に対応して設
    け、該対応する遊技機の前記更新登録されている差遊技
    媒体数または集計遊技媒体数または獲得遊技媒体数を前
    記表示手段に表示する請求項1〜3のいずれかに記載の
    遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置
  5. 【請求項5】 前記遊技媒体計数手段と、該遊技媒体計
    数手段にて計数された計数済み遊技媒体を再度遊技に使
    用可能とする払い戻し手段と、を各遊技機毎に対応して
    設けた請求項2〜4のいずれかに記載の遊技用表示装置
    並びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装置。
  6. 【請求項6】 遊技機の特賞回数を集計する特賞回数集
    計手段を具備し、前記差遊技媒体数登録手段または集計
    遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録手段は、
    更新登録の際の特賞回数を前記差遊技媒体数または集計
    遊技媒体数または獲得遊技媒体数とともに更新登録し、
    該特賞回数を前記表示手段に表示する請求項1〜5のい
    ずれかに記載の遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置
    を備えた遊技用装置。
  7. 【請求項7】 その時点における日付情報を出力する日
    付情報出力手段を具備し、前記差遊技媒体数登録手段ま
    たは集計遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録
    手段は、更新登録の際の日付情報を前記差遊技媒体数ま
    たは集計遊技媒体数または獲得遊技媒体数とともに更新
    登録し、該日付情報を前記表示手段に表示する請求項1
    〜6のいずれかに記載の遊技用表示装置並びに該遊技用
    表示装置を備えた遊技用装置。
  8. 【請求項8】 遊技機の機種情報を入力する入力手段を
    具備し、前記差遊技媒体数登録手段または集計遊技媒体
    数登録手段または獲得遊技媒体数登録手段は、更新登録
    の際に前記入力手段より入力された機種情報と対応付け
    て更新登録するとともに、該機種情報を前記表示手段に
    表示する請求項1〜7のいずれかに記載の遊技用表示装
    置並びに該遊技用表示装置を備えた遊技用装置。
  9. 【請求項9】 前記差遊技媒体数登録手段または集計遊
    技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録手段は、複
    数の差遊技媒体数または集計遊技媒体数または獲得遊技
    媒体数を順位付けて登録し、該複数の差遊技媒体数また
    は集計遊技媒体数または獲得遊技媒体数を対応する順位
    とともに前記表示手段に表示する請求項1〜8のいずれ
    かに記載の遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備
    えた遊技用装置。
  10. 【請求項10】 前記差遊技媒体数登録手段または集計
    遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録手段によ
    る登録情報の消去を実施可能なリセット手段を具備する
    請求項1〜9のいずれかに記載の遊技用表示装置並びに
    該遊技用表示装置を備えた遊技用装置。
  11. 【請求項11】 前記差遊技媒体数登録手段または集計
    遊技媒体数登録手段または獲得遊技媒体数登録手段によ
    る更新登録がなされた場合に、該更新登録がなされた旨
    を報知する報知手段を具備する請求項1〜10のいずれ
    かに記載の遊技用表示装置並びに該遊技用表示装置を備
    えた遊技用装置。
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