JP2002017106A - 畦塗り機 - Google Patents

畦塗り機

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JP2002017106A
JP2002017106A JP2000204322A JP2000204322A JP2002017106A JP 2002017106 A JP2002017106 A JP 2002017106A JP 2000204322 A JP2000204322 A JP 2000204322A JP 2000204322 A JP2000204322 A JP 2000204322A JP 2002017106 A JP2002017106 A JP 2002017106A
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shaft
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薫 本多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畦塗り機全体の重量が軽く、小型のトラクタ
に最適な畦塗り機を提供する。 【解決手段】 畦塗り機1は、畦塗り用の土を耕耘して
跳ね上げるロータリー98と、このロータリー98にて耕耘
して跳ね上げた土を旧畦に塗り付けて整畦する畦塗り体
105とを備える。畦塗り機1は、中間入力軸82、ロータ
リー出力軸91および畦塗り体出力軸101の各々を回転可
能に支持した単一伝動ケース72を有する作業側フレーム
51を備える。この単一伝動ケース72は、中間入力軸82を
この中間入力軸82の軸方向を畦塗り機1の左右水平方向
に略一致させた状態に支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタにて牽引
されて畦塗り作業を行う畦塗り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の畦塗り機は、例えば、トラクタか
らの駆動力に基づいて回転することにより、畦塗り用の
土を耕耘して跳ね上げるロータリーを備えるとともに、
トラクタからの駆動力に基づいて回転することにより、
ロータリーにて耕耘されて跳ね上げられた土を旧畦に塗
り付けて整畦する畦塗り体を備えている。
【0003】このロータリーは、ロータリー用伝動ケー
スにて支持され、このロータリー用伝動ケース内の伝動
手段から駆動力を受けて所定方向に回転する。また、畦
塗り体は、畦塗り体用伝動ケースにて支持され、この畦
塗り体用伝動ケース内の伝動手段から駆動力を受けて所
定方向に回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の畦塗り機は、ロータリー用伝動ケースと、畦塗り体
用伝動ケースとが、別体の構成であるため、畦塗り機全
体の重量が重く、小型のトラクタには適さない問題を有
している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、畦塗り機全体の重量が軽く、小型のトラクタに最
適な畦塗り機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の畦塗り機
は、トラクタにて牽引されて畦塗り作業を行う畦塗り機
であって、畦塗り用の土を耕耘して跳ね上げるロータリ
ーと、このロータリーにて耕耘されて跳ね上げられた土
を旧畦に塗り付けて整畦する畦塗り体と、前記トラクタ
からの駆動力を伝達する中間入力軸を有するとともにこ
の中間入力軸と連動して前記ロータリーに駆動力を出力
するロータリー出力軸を有しかつ前記中間入力軸と連動
して前記畦塗り体に駆動力を出力する畦塗り体出力軸を
有し、前記トラクタからの駆動力を伝達する伝動手段
と、前記中間入力軸、前記ロータリー出力軸および前記
畦塗り体出力軸の各々を回転可能に支持した単一伝動ケ
ースとを備え、前記単一伝動ケースで支持された前記中
間入力軸の軸方向は、前記ロータリーおよび前記畦塗り
体を前記トラクタ側寄りの前方位置に設定できるよう
に、前後方向に対して傾斜した傾斜方向または左右方向
に略一致しているものである。
【0007】そして、この構成では、ロータリー用伝動
ケースおよび畦塗り体用伝動ケースの両方の機能を単一
伝動ケースに持たせることによって、ロータリー用伝動
ケースと畦塗り体用伝動ケースとを一体の構成としたの
で、畦塗り機全体の重量が軽く、小型のトラクタに最適
である。また、単一伝動ケースで支持した中間入力軸の
軸方向を前後方向に対して傾斜した傾斜方向または左右
方向に略一致させた構成であるため、例えば中間入力軸
の軸方向を前後方向に一致させた構成等に比べて、ロー
タリーおよび畦塗り体をトラクタ側寄りの前方位置に設
定でき、作業時および移動時のトラクタの前後バランス
が良好になる。
【0008】請求項2記載の畦塗り機は、請求項1記載
の畦塗り機において、単一伝動ケースは、中間入力軸を
この中間入力軸の先端側を一側面から突出させた状態に
支持する入力軸用支持部と、ロータリー出力軸をこのロ
ータリー出力軸の軸方向を前後方向に一致させた状態に
支持するロータリー用支持部と、畦塗り体出力軸をこの
畦塗り体出力軸の軸方向を左右水平方向に一致させた状
態に支持する畦塗り体用支持部とを有するものである。
【0009】そして、この構成では、単一伝動ケースの
入力軸用支持部で中間入力軸を適切に支持可能であり、
単一伝動ケースのロータリー用支持部でロータリー出力
軸を適切に支持可能であり、単一伝動ケースの畦塗り体
用支持部で畦塗り体出力軸を適切に支持可能である。
【0010】請求項3記載の畦塗り機は、請求項1また
は2記載の畦塗り機において、単一伝動ケースは、上下
方向の回動中心軸線を中心として回動調節可能に設けら
れ、ロータリーおよび畦塗り体は、前記単一伝動ケース
の回動調節により、トラクタの前進走行に基づいて畦塗
り作業可能な前進作業姿勢および前記トラクタの後退走
行に基づいて畦塗り作業可能な後退作業姿勢に設定され
るものである。
【0011】そして、この構成では、単一伝動ケースの
回動調節により、ロータリーおよび畦塗り体を前進作業
姿勢および後退作業姿勢に容易に設定可能である。
【0012】請求項4記載の畦塗り機は、請求項3記載
の畦塗り機において、伝動手段は、一端側が中間入力軸
に連結され他端側を中心として回動可能な動力伝達軸体
を有し、この動力伝達軸体は、一端側が前記中間入力軸
と連結された状態のまま、他端側を中心として単一伝動
ケースの回動調節に応じて回動するものである。
【0013】そして、この構成では、伝動手段の動力伝
達軸体が、中間入力軸と連結された状態のまま、単一伝
動ケースの回動調節に応じて回動するので、ロータリー
および畦塗り体の作業姿勢を設定する際に、動力伝達軸
体と中間入力軸との連結状態を一旦解除する操作を要す
る構成等に比べて、ロータリーおよび畦塗り体の作業姿
勢を容易に設定可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の畦塗り機の一実施
の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0015】図1ないし図5において、1は農作業機と
しての畦塗り機で、この畦塗り機1は、トラクタTに着
脱可能に装着され、牽引されて畦塗り作業を行うもので
ある。
【0016】この畦塗り機1は、トラクタTの後端部に
連結される略左右対称形状の固定機枠であるトラクタ側
フレーム2を備え、このトラクタ側フレーム2は、畦塗
り機1のトラクタTと対向する側である前側位置に配置
されている。
【0017】このトラクタ側フレーム2は、畦塗り機1
の後方に向って開口した外形略直方体で箱形状のベース
部3を有し、このベース部3にはトラクタ連結部である
三点連結部4がトラクタT側である前方に向って突設さ
れ、この三点連結部4にトラクタTの三点リンク機構T
1が着脱可能に連結されている。なお、三点連結部4
は、トップピン5を有するトップマスト6、ロワピン7
を有する左右一対のロワアーム8,8等にて構成されて
いる。
【0018】また、ベース部3の下部の左右方向の中央
位置には、軸受け部11にて回転可能に軸支された入力軸
12が前方に向って突設され、この入力軸12の先端側にト
ラクタTのPTO軸(図示せず)がユニバーサルジョイ
ント等を介して連結されているとともに、この入力軸12
の基端側に軸方向に伸縮自在の動力伝達軸体13の軸本体
部材13cの一端側が連結部材13aを介して連結されてい
る。なお、図5に示すように動力伝達軸体13の外周側に
は保護カバー14が取り付けられている。この保護カバー
14は、動力伝達軸体13と一体となって回転しないように
図示しないチェーンで回転規制されている。
【0019】さらに、ベース部3の上部の左右方向の中
央位置には、軸方向が上下方向に一致したアーム連結部
としての第1の支軸体15が設けられており、この第1の
支軸体15は、互いに上下に離間対向した上板部16および
中間板部17にて支持されている。なお、入力軸12と第1
の支軸体15とは互いに直交状に配置され、これらの入力
軸12および第1の支軸体15は、それぞれ、図1に示され
るように、平面からみてトラクタTの左右方向の長さの
中心を結んだ線である左右方向中心線X上に常時位置し
ている。
【0020】また、ベース部3の左右一対の側板部18,1
9のうちの一方の側板部19、すなわち、図1中、右側の
側板部19は、畦塗り機1の前後方向である幅方向の寸法
が左側の側板部18に比べて短い寸法に設定されている。
また、この右側の側板部19の内面側には、互いに上下に
離間対向した一対のピン保持体としてのピン保持板21,2
1がこの右側の側板部19の内面に沿って水平面状に固着
されている。
【0021】各ピン保持板21は、畦塗り機1の前後方向
に長手方向を有する細長矩形板形状に形成され、長手方
向の一端部が左側の側板部18より畦塗り機1の後方側の
位置に位置し、上板部16および中間板部17の後端より畦
塗り機1の後方に向って突出している。そして、各ピン
保持板21の突出した一端部には、上下に貫通したピン挿
通用孔22が形成されている。
【0022】また、畦塗り機1は、図1ないし図5に示
すように、トラクタ側フレーム2に長手方向の一端側で
ある基端側が回動可能に連結され、この一端側である基
端側の上下方向の回動中心軸線Y1(第1の支軸体15の
軸心を通る線)を中心として回動調節可能な細長形状の
第1の連結アーム体23を備えており、この第1の連結ア
ーム体23は基端側の回動中心軸線Y1を中心とした回動
により他端側である先端側が水平面に沿って往復移動す
る。なお、第1の連結アーム体23は、例えば、長手方向
の中間で折り曲げられることなく、長手方向に一直線状
に形成された四角筒状の一本のアーム形成部材24のみで
形成されている。
【0023】この第1の連結アーム体23は、長手方向の
一端側である基端側に、上下に開口した細長円筒形状の
第1の連結部25aが形成されており、この第1の連結部2
5a内に第1の支軸体15が回動可能に挿通保持されてい
る。なお、この第1の連結アーム体23の長手方向の他端
側である先端側には、第1の連結部25aと同一形状の上
下に開口した細長円筒形状の第2の連結部25bが形成さ
れている。
【0024】また、第1の連結アーム体23の長手方向の
中央部下面には、軸方向が上下方向に一致した連結軸部
26が下方に向って突出形成されており、この連結軸部26
に、第1の連結アーム体23の回動を規制してこの第1の
連結アーム体23をトラクタ側フレーム2に対して固定す
る細長板形状の第1の固定体27の長手方向の一端部が回
動可能に連結されている。この第1の固定体27は、長手
方向の一端部を中心として水平面に沿って揺動自在に配
置され、長手方向の中央部には上下面に貫通した第1孔
28が開口形成され、長手方向の他端部である自由端部に
は上下面に貫通した第2孔29が開口形成されている。
【0025】さらに、第1の連結アーム体23の長手方向
に沿った一側面(図1中、右側の側面)には、長手方向
の略中央位置に、互いに上下に離間対向した一対のピン
保持体としての一側ピン保持板部31,31が側方に向って
水平面状に突出形成されており、各一側ピン保持板部31
には上下に貫通したピン挿通用孔32が形成されている。
【0026】また、第1の連結アーム体23の長手方向に
沿った他側面(図1中、左側の側面)には、長手方向の
略中央位置より先端側寄りの位置に、互いに上下に離間
対向した一対のピン保持体としての他側ピン保持板部3
3,33が側方に向って水平面状に突出形成されており、
各他側ピン保持板部33には上下に貫通したピン挿通用孔
34が形成されている。一側ピン保持板部31と他側ピン保
持板部33とは同一形状に形成されている。なお、第1の
連結アーム体23は、図4に示されるように、トラクタ側
フレーム2側の基端から先端に向って徐々に下方に傾斜
した傾斜状に位置している。
【0027】さらに、畦塗り機1は、図1ないし図5に
示すように、第1の連結アーム体23のトラクタ側フレー
ム2とは反対側の先端側に一端側である基端側が回動可
能に連結され、この一端側である基端側の上下方向の回
動中心軸線Y2を中心として回動調節可能な細長形状の
第2の連結アーム体35を備えており、この第2の連結ア
ーム体35は基端側の回動中心軸線Y2を中心とした回動
により他端側である先端側が水平面に沿って往復移動す
る。
【0028】この第2の連結アーム体35は、例えば、長
手方向に一直線状に形成された四角筒状の一本のアーム
部材36、このアーム部材36の一端部に固定的に取り付け
られた断面コ字形状の連結部材37等にて構成されてい
る。
【0029】この連結部材37は、鉛直面に沿った取付け
板部37aで連結された互いに上下に離間対向した上板部3
7bおよび下板部37cを有し、これらの上板部37bおよび下
板部37cによって第2の支軸体38が支持され、この第2
の支軸体38の軸方向は上下方向に一致しており、この第
2の支軸体38は第1の支軸体15と平行に配置されてい
る。
【0030】そして、この第2の支軸体38は、図5に示
されるように、第1の連結アーム体23の先端側の第2の
連結部25b内に回動可能に挿通保持されており、第2の
連結アーム体35はこの第2の支軸体38の軸心を通る線、
すなわち回動中心軸線Y2を中心として第1の連結アー
ム体23に対して回動調節可能とされている。
【0031】また、アーム部材36は、長手方向の一端部
が連結部材37の取付け板部37aに固着され、長手方向の
中央近傍上面には軸方向が上下方向に一致した連結軸部
48が上方に向って突出形成されており、この連結軸部48
に、第2の連結アーム体35の回動を規制してこの第2の
連結アーム体35を第1の連結アーム体23に対して固定す
る細長板形状の第2の固定体39の長手方向の一端部が回
動可能に連結されている。この第2の固定体39は、長手
方向の一端部を中心として水平面に沿って揺動自在に配
置され、長手方向の他端部である自由端部には上下面に
貫通した挿通孔40が開口形成されている。
【0032】さらに、アーム部材36の長手方向の他端部
には、例えば上下に貫通したオフセット量調節用の複
数、例えば二つの調節用孔41,41が形成されている。二
つの調節用孔41,41は、アーム部材36の長手方向に間隔
を介して並んで配置されている。なお、第2の連結アー
ム体35は、図5に示されるように、傾斜状の第1の連結
アーム体23とは異なり、水平状に位置している。
【0033】そして、図1に示すように、第1の固定体
27の第1孔28と、トラクタ側フレーム2のピン保持板21
のピン挿通用孔22とを上下に一致させた状態で、これら
の第1孔28およびピン挿通用孔22に操作体としての第1
の操作ピン43を挿通して装着するとともに、第2の固定
体39の挿通孔40と、第1の連結アーム体23の一側ピン保
持板部31のピン挿通用孔32とを上下に一致させた状態
で、これらの挿通孔40およびピン挿通用孔32に操作体と
しての第2の操作ピン44を挿通して装着すると、第1の
連結アーム体23および第2の連結アーム体35がトラクタ
側フレーム2に対して固定され、土作業手段45がトラク
タTの前進走行に基づいて畦塗り作業可能な前進作業姿
勢に設定された状態となる。なお、この状態では、第2
の連結アーム体35の回動中心軸線Y2は、トラクタTの
左右方向中心線X上には位置せず、左右方向中心線Xか
らトラクタTの一側である右側に所定距離だけずれた位
置に位置する。また、第2の連結アーム体35は、第2の
連結アーム体35の長手方向が畦塗り機1の左右水平方向
に略一致した状態に位置する。
【0034】また、図2に示すように、図1の土作業手
段45の前進作業姿勢状態から、第1の操作ピン43のみを
一旦抜き取り、第1の連結アーム体23を回動中心軸線Y
1を中心として第2の連結アーム体35等とともに所定量
回動させ、第1の固定体27の第2孔29と、トラクタ側フ
レーム2のピン保持板21のピン挿通用孔22とを上下に一
致させた状態とし、これらの第2孔29およびピン挿通用
孔22に第1の操作ピン43を挿通して装着し直すと、第1
の連結アーム体23および第2の連結アーム体35がトラク
タ側フレーム2に対して固定され、土作業手段45がトラ
クタTの後方位置に位置する非作業姿勢に設定された状
態となる。なお、この状態では、第2の連結アーム体35
の回動中心軸線Y2は、トラクタTの左右方向中心線X
上には位置せず、左右方向中心線XからトラクタTの他
側である左側に所定距離だけずれた位置に位置する。
【0035】さらに、図3に示すように、図2の土作業
手段45の非作業姿勢状態から、今度は、第2の操作ピン
44のみを一旦抜き取り、第1の連結アーム体23を固定さ
せたまま、第2の連結アーム体35を回動中心軸線Y2を
中心として所定量回動させ、第2の固定体39の挿通孔40
と、第1の連結アーム体23の他側ピン保持板部33のピン
挿通用孔34とを上下に一致させた状態とし、これらの挿
通孔40およびピン挿通用孔34に第2の操作ピン44を挿通
して装着し直すと、第1の連結アーム体23および第2の
連結アーム体35がトラクタ側フレーム2に対して固定さ
れ、土作業手段45がトラクタTの後退走行に基づいて畦
塗り作業可能な後退作業姿勢に設定された状態となる。
【0036】なお、この状態では、第2の連結アーム体
35の回動中心軸線Y2は、トラクタTの左右方向中心線
X上には位置せず、左右方向中心線XからトラクタTの
他側である左側に所定距離だけずれた位置に位置する。
また、第2の連結アーム体35は、第2の連結アーム体35
の長手方向が畦塗り機1の左右水平方向に略一致した状
態に位置する。
【0037】また一方、畦塗り機1は、図1ないし図5
に示すように、上述のように前進作業姿勢、非作業姿勢
および後退作業姿勢に姿勢変更可能な土作業手段45を支
持した移動可能な可動機枠である作業側フレーム51を備
えている。この作業側フレーム51は、第2の連結アーム
体35の先端側に取り付けられており、第1の連結アーム
体23の回動調節および第2の連結アーム体35の回動調節
に応じて土作業手段45とともに回動調節可能とされてい
る。また、作業側フレーム51は、第2の連結アーム体35
の先端側に、土作業手段45の左右方向の位置を調節すな
わちトラクタTの左右方向中心線Xからの距離を調節で
きるように、畦塗り機1の左右方向に沿って往復直線移
動可能とされている。
【0038】この作業側フレーム51は、一端面が開口し
た四角筒形状のアーム連結部52を有し、このアーム連結
部52内に、第2の連結アーム体35のアーム部材36の先端
部がスライド自在に挿入されている。
【0039】そして、作業側フレーム51のアーム連結部
52に形成されたピン挿通用孔54と、第2の連結アーム体
35の選択された一の調節用孔41とを上下に一致させた状
態で、これらの調節用孔41およびピン挿通用孔54に操作
体としての調節ピン55を挿通して装着すると、作業側フ
レーム51が第2の連結アーム体35に対して固定され、土
作業手段45がトラクタTの大きさ、すなわち、例えば車
輪幅寸法に応じた所定の作業位置に調節された状態、す
なわち、トラクタTの左右方向中心線Xからのずれ量
(オフセット量)が所定量に調節された状態となる。
【0040】一方、アーム連結部52の上面には、調節体
取付け部材57が固着され、この調節体取付け部材57は例
えばアーム連結部52の上面から上方に向って突出した二
つの板部56,56にて形成されている。一方、アーム連結
部52の下面には、断面コ字形状の支軸体取付け部材58が
下方に向って突出した状態に固着されている。
【0041】そして、調節体取付け部材57には、細長板
形状に形成された作業深さ調節用の調節体60の長手方向
の一端部である基端部が、水平状のピン61を介して回動
可能に取り付けられている。この調節体60は、先端側が
昇降するように基端部を中心として略鉛直面に沿って揺
動自在に配置され、先端部には左右に貫通した複数、例
えば三つの調節用孔62,62,62が開口形成され、これら
の三つの調節用孔62,62,62は調節体60の長手方向に互
いに等間隔を介して並んで位置している。
【0042】また、支軸体取付け部材58は、互いに左右
に離間対向した板部58a,58b間に支軸体65が水平状に架
け渡され、この支軸体65の軸方向は水平方向に一致して
いる。この支軸体65には、前後方向に長手方向を有する
細長形状の支持アーム66の基端部が回動可能に取り付け
られている。この支持アーム66は、先端側が昇降するよ
うに基端部を中心として略鉛直面に沿って揺動自在に配
置され、先端部近傍の上面には互いに左右に離間対向し
た一対のピン保持部67,67が突出形成され、各ピン保持
部67には左右に貫通したピン挿通用孔68が開口形成され
ている。
【0043】そして、支持アーム66のピン挿通用孔68
と、調節体60の選択された一の調節用孔62とを左右に一
致させた状態で、これらの調節用孔62およびピン挿通用
孔68に操作体としての調節ピン69を挿通して装着する
と、支持アーム66がアーム連結部52に対して固定され、
土作業手段45が圃場の土の状態等に応じた所定の作業位
置に調節された状態、すなわち、所定の作業深さ位置に
調節された状態となる。
【0044】すなわち、この回動調節可能な支持アーム
66には、支持アーム66の前端部および後端近傍に配置さ
れた複数の取付け枠71を介して単一伝動ケース72が取り
付けられており、この単一伝動ケース72は、支持アーム
66によって吊下げ状態に支持され、この支持アーム66と
ともにこの支持アーム66と一体となって支軸体65を中心
として回動調節可能とされている。つまり、単一伝動ケ
ース72は、図5に示すように、支軸体65の軸心を通る線
(左右水平方向の回動中心軸線A)を中心として回動調
節可能、すなわち、前端側が昇降するように後端側を中
心としての回動中心軸線Aを中心として回動調節可能と
されている。また、単一伝動ケース72は、第1の連結ア
ーム体23の回動調節および第2の連結アーム体35の回動
調節に応じて、上下方向の回動中心軸線Y1,Y2を中心
として回動調節可能とされている。
【0045】ここで、単一伝動ケース72は、一つのユニ
ットとして形成され、土作業手段45を支持する支持フレ
ームの機能を備えたもので、図6に示すように、中空状
の入力軸用支持部74を有し、この入力軸用支持部74の一
側面側である前面側から略細長円筒形状で中空状のロー
タリー用支持部75が畦塗り機1の前方に向って突出形成
され、入力軸用支持部74の他側面側である後面側から中
空状の畦塗り体用支持部76が畦塗り機1の後方に向って
突出形成されている。
【0046】この入力軸用支持部74は、駆動軸である中
間入力軸82を複数の軸受け部材81を介して回転可能に水
平状に支持しており、この中間入力軸82の先端側は、入
力軸用支持部74の一側面である左側面に開口形成された
円形の挿通口74aを介して入力軸用支持部74外に突出し
て露出している。
【0047】この中間入力軸82の入力軸用支持部74外に
突出した先端部には、一端側を連結部材13aを介して入
力軸12に連結した動力伝達軸体13の軸本体部材13cの他
端側が連結部材13bを介して連結されている。連結部材1
3aおよび連結部材13bは、それぞれ、例えばダブル広角
のユニバーサルジョイント等であり、軸本体部材13c、
連結部材13aおよび連結部材13bにて動力伝達軸体13が構
成されている。また、図1に示されるように、中間入力
軸82の軸方向は、畦塗り機1の左右水平方向に略一致し
ており、平面からみて、入力軸12の軸方向と直交してい
る。
【0048】また、中間入力軸82の入力軸用支持部74内
に収容された基端部には、第1べベルギア83および第1
ギア84が軸方向に並んで固着されている。この中間入力
軸82の第1べベルギア83には、複数の軸受け部材85にて
回転可能に軸支された中間連絡軸86の第2べベルギア87
が噛み合わされ、この中間連絡軸86の第2ギア88にロー
タリー出力軸91の第3ギア92が噛み合わされている。な
お、第1べベルギア83、第2べベルギア87、第1ギア8
4、第2ギア88、第3ギア92および中間連絡軸86は、入
力軸用支持部74内に収容されている。
【0049】このロータリー出力軸91は、ロータリー用
支持部75によって軸方向が前後方向に一致した状態に支
持されており、このロータリー出力軸91は、入力軸用支
持部74内に設けられた一方の軸受け部材93と、ロータリ
ー用支持部75の先端に設けられた他方の軸受け部材94と
で回転可能に軸支され、基端部除く部分がロータリー用
支持部75内に収容されている。また、図4に示されるよ
うに、ロータリー出力軸91の軸方向は、畦塗り機1の前
後水平方向に一致している。
【0050】そして、ロータリー出力軸91のロータリー
用支持部75外に挿通口75aを介して突出した先端部に、
爪取付け部材95が直結固着され、この爪取付け部材95に
複数の爪96が放射状に取り付けられている。そして、こ
れらの爪96、爪取付け部材95等にて前処理体としてのロ
ータリー98が構成され、このロータリー98はロータリー
出力軸91を介して単一伝動ケース72のロータリー用支持
部75にて回転可能に支持されている。このロータリー98
は、トラクタTからの駆動力を受けて、ロータリー出力
軸91と一体となって回転し、畦塗り用の土を耕耘して跳
ね上げる。なお、ロータリー98の上方および側方には、
図1に示されるように土の飛散を防止するカバー体99が
配置されている。
【0051】一方、入力軸用支持部74にて支持された中
間入力軸82の第1ギア84には、畦塗り体出力軸101の第
4ギア102が噛み合わされている。この畦塗り体出力軸1
01は、畦塗り体用支持部76によって軸方向が左右水平方
向に一致した状態に支持されており、この畦塗り体出力
軸101は、畦塗り体用支持部76内に設けられた複数の軸
受け部材100にて回転可能に軸支されている。
【0052】また、畦塗り体出力軸101は、基端側半分
が畦塗り体用支持部76内に収容され、先端側半分が畦塗
り体用支持部76外に挿通口76aを介して突出している。
なお、畦塗り体出力軸101の軸方向とロータリー出力軸9
1の軸方向とは平面視で直交し、ロータリー出力軸91の
軸方向はトラクタTの走行方向に一致し、畦塗り体出力
軸101の軸方向はトラクタTの走行方向と交差する方向
に一致している。また、畦塗り体出力軸101の軸方向と
支軸体65の軸方向とは、平面視で一致している。なお、
図5に示されるように、単一伝動ケース72の回動中心軸
線Aは、畦塗り体出力軸101の軸心を通る線である左右
水平方向の回転中心軸線Bの近傍上方位置に位置し、こ
の畦塗り体出力軸101の回転中心軸線Bと略平行に位置
している。
【0053】そして、畦塗り体出力軸101の畦塗り体用
支持部76外に突出した先端部に、截頭円錐形状の環状部
材104を介して畦塗り体105が取り付けられている。この
畦塗り体105は、ロータリー98の後方位置に位置し、例
えば、旧畦の上面部を整畦する円筒形状の上面塗り部材
106、旧畦の傾斜状の側面部を整畦する截頭円錐形状の
側面塗り部材107等にて構成されている。この畦塗り体1
05の上方には土の飛散を防止するカバー体108が配設さ
れている。
【0054】そして、これらのロータリー98および畦塗
り体105にて構成された土作業手段45が所定の作業位置
に設定された状態で、トラクタT側からの駆動力が、入
力軸12、動力伝達軸体13等を介して、中間入力軸82に入
力されると、ロータリー出力軸91が回動駆動されるとと
もに畦塗り体出力軸101が回動駆動され、その結果、ロ
ータリー98の爪96で畦塗り用の土が耕耘されて跳ね上げ
られ、この土が畦塗り体105の上面塗り部材106にて旧畦
の上面部に塗り付けられ、側面塗り部材107にて旧畦の
側面部に塗り付けられ、新畦が形成される。畦塗り体10
5の回転速度は、トラクタTの車輪回転速度よりも速く
なるように設定されている。
【0055】また一方、畦塗り機1は、図4および図5
に示すように、作業時に、圃場の土から受ける力によっ
て土作業手段45のロータリー98および畦塗り体105の畦
からの浮き上りを阻止する浮上り阻止手段111を備えて
いる。
【0056】この浮上り阻止手段111は、支持アーム66
および単一伝動ケース72のロータリー用支持部75に取付
け部材112を介して固定的に取り付けた上下方向に長手
方向を有する細長板状の支持体113を有し、この支持体1
13の下端部に圃場の土中を走行可能な土中走行体115が
この支持体113と一体となって形成されている。
【0057】この土中走行体115は、例えば、畦塗り体1
05の側面塗り部材107を旧畦の側面部に押え付ける側面
塗り部材押付け部117と、畦塗り体105の上面塗り部材10
6を旧畦の上面部に押え付ける上面塗り部材押付け部116
とにて構成されている。
【0058】この側面塗り部材押付け部117は、例え
ば、上下方向に長手方向を有する細長板形状に形成さ
れ、図1に示すように傾斜状に配置されている。すなわ
ち、側面塗り部材押付け部117は、幅方向の一端側から
他端側に向って、すなわち、走行方向の後端側から前端
側に向って、トラクタTの左右方向中心線Xからの距離
が徐々に増大する方向に傾斜している。なお、図4に示
すように、側面塗り部材押付け部117の走行方向前端縁
部には地面を垂直状に切削する切削刃部117aが形成され
ている。
【0059】また、上面塗り部材押付け部116は、略四
角板形状に形成され、図4に示すように、側面塗り部材
押付け部117の下端部に傾斜状に固定されている。すな
わち、上面塗り部材押付け部116は、走行方向の後端側
から前端側に向って下方向に傾斜し、走行方向前端側が
先細形状に形成されている。
【0060】そして、トラクタTの走行に基づく土中走
行体115の走行時に、側面塗り部材押付け部117の走行方
向前方を向いた一側面に土圧が作用し、その結果、側面
塗り部材107が走行方向一側である右方に付勢され、側
面塗り部材107の外面側が旧畦の傾斜した側面部に比較
的強い押圧力で押え付けられる。同時に、上面塗り部材
押え部116の上面に土圧が作用し、その結果、上面塗り
部材106が下方に付勢され、上面塗り部材106の下面側が
旧畦の上面部に比較的強い押圧力で押え付けられる。こ
のため、畦塗り体105にて固く締った畦が形成される。
【0061】なお、入力軸12、動力伝達軸体13、連結部
材13a,13b、中間入力軸82、第1べベルギア83、第2べ
ベルギア87、中間連絡軸86、第2ギア88、第3ギア92、
ロータリー出力軸91、第1ギア84、第4ギア102、畦塗
り体出力軸101等にて伝動手段110が構成され、この伝動
手段110は、トラクタT側からの動力をロータリー98お
よび畦塗り体105からなる土作業手段45に伝達するもの
である。
【0062】次に、上記一実施の形態を用いて、旧畦を
補修する畦塗り作業を行う場合について説明する。
【0063】土作業である畦塗り作業を行うに当って、
作業者は、トラクタTの三点リンク機構T1を利用して
畦塗り機1を所定の高さ位置に持上げ保持し、第1の操
作ピン43および第2の操作ピン44等を適宜に操作して、
ロータリー98および畦塗り体105からなる土作業手段45
を図1の前進作業姿勢に設定する。
【0064】なお、この図1の前進作業姿勢時には、ロ
ータリー98および畦塗り体105は、畦塗り機1の片側で
ある右側に配置され、トラクタTに対して右側方に突出
しており、ロータリー98がトラクタT側に位置し、この
ロータリー98の後方に畦塗り体105が位置する。
【0065】また、トラクタTの車輪幅寸法に応じて、
調節ピン55の抜き差しにより、土作業手段45のオフセッ
ト量を調節する。すなわち、ロータリー98および畦塗り
体105を、トラクタTの一側である右側の車輪の後方位
置より所定距離だけ畦側寄りに位置させる。
【0066】さらに、圃場の土の状態に応じて、調節ピ
ン69の抜き差しにより、土作業手段45の作業深さを調節
する。すなわち、作業側フレーム51の単一伝動ケース72
を左右水平方向の回動中心軸線Aを中心として回動調節
することによって、圃場の土の状態等に応じてロータリ
ー98の作業深さを設定する。例えば、図4に示すよう
に、ロータリー98および畦塗り体105のそれぞれを同じ
高さ位置に設定したり、或いは、図示しないが、ロータ
リー98を畦塗り体105より低い位置または高い位置に設
定したりする。
【0067】こうして、ロータリー98および畦塗り体10
5を所定の前進作業姿勢に設定し、トラクタTの三点リ
ンク機構T1による持上げ保持を解除した後、トラクタ
Tの車輪を旧畦に沿わせながら、トラクタTを前進走行
方向に走行させると、このトラクタTと一体となって畦
塗り機1が圃場を走行し、土作業手段45のロータリー98
で畦塗り用の土が耕耘されて跳ね上げられ、この跳ね上
げられた土が畦塗り体105にて旧畦に塗り付けられて整
畦され、新畦が形成される。運転席の作業者は、トラク
タTの車輪を旧畦に沿わせることで、トラクタTを前進
走行方向にまっすぐに走行させることができる。
【0068】また、この畦塗り機1の走行時には、浮上
り阻止手段111の土中走行体115は、圃場の土の中を走行
し、この土中走行体115には所定方向の土圧が作用し、
その結果、畦塗り機1の重量がその分だけ増大し、畦塗
り体105の側面塗り部材107が旧畦の傾斜した側面部に比
較的強い押圧力で押え付けられ、畦塗り体105の上面塗
り部材106が旧畦の上面部に比較的強い押圧力で押え付
けられ、固く締った新畦が形成される。
【0069】そして、新畦形成が進み、トラクタTが圃
場の端部に到達した場合、運転席の作業者は、トラクタ
TのハンドルをきってトラクタTの向きを反対にする。
【0070】次いで、作業者は、トラクタTの三点リン
ク機構T1を利用して畦塗り機1を所定の高さ位置に持
上げ保持した状態で、第1の操作ピン43を一旦抜き取
り、第1の連結アーム体23を回動中心軸線Y1を中心と
して第2の連結アーム体35、作業側フレーム51等ととも
に所定量回動させ、第1の固定体27の第2孔29と、トラ
クタ側フレーム2のピン保持板21のピン挿通用孔22とを
上下に一致させた状態とし、これらの第2孔29およびピ
ン挿通用孔22に第1の操作ピン43を挿通して装着し直
す。
【0071】また、作業者は、第2の操作ピン44を一旦
抜き取り、第1の連結アーム体23を固定させたまま、第
2の連結アーム体35を回動中心軸線Y2を中心として作
業側フレーム51等とともに所定量回動させ、第2の固定
体39の挿通孔40と、第1の連結アーム体23の他側ピン保
持板部33のピン挿通用孔34とを上下に一致させた状態と
し、これらの挿通孔40およびピン挿通用孔34に第2の操
作ピン44を挿通して装着し直す。なお、伝動手段110の
動力伝達軸体13は、第1の連結アーム体23の回動調節時
および第2の連結アーム体35の回動調節時において、入
力軸12および中間入力軸82と連結させたままでよく、連
結解除する必要はない。
【0072】すると、ロータリー98および畦塗り体105
が、トラクタTの後退走行に基づいて畦塗り作業可能な
図3の後退作業姿勢に設定された状態となる。
【0073】この図3の後退作業姿勢時には、ロータリ
ー98および畦塗り体105は、畦塗り機1の片側である左
側に配置され、トラクタTに対して左側方に突出してお
り、畦塗り体105がトラクタT側に位置し、この畦塗り
体105の後方にロータリー98が位置する。なお、図3の
後退作業姿勢状態では、ロータリー98および畦塗り体10
5は、上述の図1の前進作業姿勢時に比べて、トラクタ
Tに対する突出量(トラクタTの左右中心線Xからの距
離)が大きくなるように設定されている。
【0074】そして、作業者は、トラクタTの三点リン
ク機構T1による持上げ保持を解除した後、トラクタT
の車輪と新畦との空間を維持したまま、トラクタTを後
退走行方向に走行させる。
【0075】すると、トラクタTと一体となって畦塗り
機1が圃場を走行し、土作業手段45のロータリー98で畦
塗り用の土が耕耘されて跳ね上げられ、この跳ね上げら
れた土が畦塗り体105にて旧畦に塗り付けられて整畦さ
れ、新畦が形成される。このとき、トラクタTの車輪で
新畦を潰してしまうことがなく、また、ロータリー98で
圃場面に形成された凹部に車輪が落ち込み、トラクタが
傾いてしまうことがない。
【0076】一方、作業者は、畦塗り機1の運搬時、畦
塗り機1のトラクタTへの脱着時等には、作業者は、ロ
ータリー98および畦塗り体105からなる土作業手段45を
図2の非作業姿勢に設定する。
【0077】すなわち、図2に示すように、土作業手段
45であるロータリー98および畦塗り体105を、トラクタ
Tの走行方向と交差する傾斜方向に並べた状態として、
トラクタTの後方位置に設定する。
【0078】このトラクタTの後方位置とは、例えば、
畦塗り機1を持上げ保持した状態でのトラクタTの左右
重量バランスを良好にできるように、畦塗り機1全体の
重心がトラクタTの後方で左右方向中心線X上に位置す
る位置、或いは、例えば、畦塗り機1のトラクタT側方
への出っ張りを少なくできるように、畦塗り機1の左右
方向の寸法(幅方向寸法)の中心がトラクタTの後方で
左右方向中心線X上に位置する位置である。なお、トラ
クタTの後方位置は、畦塗り機1全体の重心および畦塗
り機1の左右方向の寸法(幅方向寸法)の中心が、とも
にトラクタTの後方で左右方向中心線X上に位置する位
置であればより好ましい。
【0079】このようにして、上記一実施の形態によれ
ば、第1の連結アーム体23の回動調節および第2の連結
アーム体35の回動調節により、ロータリー98および畦塗
り体105を前進作業姿勢および後退作業姿勢に設定でき
るので、圃場全体にわたって土作業を行うことができ、
旧畦の未作業部分が生じることがなく、作業効率を向上
できる。
【0080】また、トラクタ側フレーム2に、ともに回
動調節可能な第1の連結アーム体23および第2の連結ア
ーム体35を介して作業側フレーム51を連結した構成であ
るので、ロータリー98および畦塗り体105を保持したト
ラクタ側フレーム2に直線状の一本の連結アーム体を介
して作業側フレーム51を連結した構成等に比べて、ロー
タリー98および畦塗り体105をトラクタT寄りの前方位
置に設定でき、作業時および移動時のトラクタTの前後
バランスを良好にできる。すなわち、畦塗り機1を含む
トラクタT全体の前後方向の長さを短くでき、前後の重
量バランスが良くなる。
【0081】しかも、ロータリー98および畦塗り体105
をトラクタT寄りの前方位置に設定できるため、前進作
業姿勢の作業時に生じる未作業部分を少なくできる。
【0082】さらに、トラクタ側フレーム2と作業側フ
レーム51との間を動力伝達軸体13と第1の連結アーム体
23および第2の連結アーム体35との二つの部材のみで連
結した構成であり、かつ、従来のロータリー用伝動ケー
スおよび畦塗り体用伝動ケースの両方の機能を単一伝動
ケース72に持たせた構成であるので、畦塗り機全体の重
量が軽く、小型のトラクタに最適であり、しかも、従来
の畦塗り機に比べて、部品点数が少なく、製造、メンテ
ナンスを容易にでき、きわめて安価に製造できる。
【0083】また、単一伝動ケース72にて、中間入力軸
82をこの中間入力軸82の軸方向を左右水平方向に略一致
させた状態に回転可能に支持させた構成であるので、ト
ラクタ側フレーム2に第1の連結アーム体23および第2
の連結アーム体35を介して作業側フレーム51を連結した
構成であることと相俟って、ロータリー98および畦塗り
体105をトラクタT寄りの前方位置であるトラクタTの
近傍位置に設定でき、作業中のトラクタTの前後バラン
スを確実に良好にできる。
【0084】すなわち、単一伝動ケース72の入力軸用支
持部74で支持した中間入力軸82は、軸方向を畦塗り機1
の左右水平方向に略一致させたので、中間入力軸82の軸
方向を畦塗り機1の前後方向に一致させた構成等に比べ
て、動力伝達軸体13の折れ角度を小さく維持しつつ、ロ
ータリー98および畦塗り体105をトラクタT寄りの位置
に設定できる。
【0085】また、単一伝動ケース72は、左右水平方向
の回動中心軸線Aを中心として回動調節することによっ
て、圃場の土の状態等に応じてロータリー98の作業深さ
を畦塗り体105の高さ位置を基準として容易に設定で
き、作業状況に適切に対応できる。
【0086】さらに、伝動手段110の動力伝達軸体13
は、ロータリー98および畦塗り体105の姿勢変更の際
に、両端側が連結部材13a,13bを介して入力軸12および
中間入力軸82と連結した状態のまま、第1の連結アーム
体23の回動および第2の連結アーム体35の回動すなわち
単一伝動ケース72の回動に応じて、入力軸12側の端部の
上下方向の回動中心軸線を中心として回動するととも
に、軸方向に必要量だけ適宜伸縮するので、ロータリー
98および畦塗り体105の姿勢設定時に、動力伝達軸体13
の連結状態を一旦解除する操作を要する構成等に比べ
て、ロータリー98および畦塗り体105の作業姿勢を容易
に設定できる。
【0087】また一方、小型のトラクタに適した小型の
畦塗り機1であり、畦塗り機1全体の重量も軽いが、浮
上り阻止手段111がロータリー98および畦塗り体105の浮
上りを阻止するので、ロータリー98で畦塗り用の土を適
切に耕耘して跳ね上げることができ、畦塗り体105で固
く締った畦を形成できる。
【0088】なお、上記実施の形態においては、単一伝
動ケース72は、中間入力軸82をこの中間入力軸82の軸方
向を左右水平方向に略一致させた状態に支持した構成に
ついて説明したが、ここでいう略一致には、中間入力軸
82の軸方向と畦塗り機1の左右水平方向とが完全に一致
する場合が含まれ、また、中間入力軸82の軸方向が左右
水平方向と少しずれる場合も含まれる。
【0089】さらに、図示しないが、ロータリー98およ
び畦塗り体105をトラクタT側寄りの前方位置に設定で
きるように、単一伝動ケース72の中間入力軸82の軸方向
を畦塗り機1の前後方向に対して平面視で傾斜した傾斜
方向、すなわち、前後方向に対して平面視で鋭角的な角
度(0度より大きく90度未満の所定角度、例えば略4
5度)をもって動力伝達方向下流の端部から上流の端部
に向って徐々に左右方向の中心側の入力軸12側の方向に
傾斜した傾斜方向に略一致させた構成でもよい。
【0090】また、上記いずれの実施の形態でも、単一
伝動ケース72は、この単一伝動ケース72の回動中心軸線
Aが畦塗り体出力軸101の回転中心軸線B(畦塗り体105
の回転中心軸線)の近傍上方位置にこの畦塗り体出力軸
101の回転中心軸線Bと略平行に位置するように配置し
た構成について説明したが、例えば、図示しないが、単
一伝動ケース72の回動中心軸線Aを、畦塗り体出力軸10
1の回転中心軸線Bと同じ高さに位置させ、この回転中
心軸線Bと略一致させてよい。
【0091】そして、単一伝動ケース72の回動中心軸線
Aと畦塗り体出力軸101の回転中心軸線Bとを略一致さ
せた構成とすると、畦塗り体105の高さ位置を一定に維
持しつつ、畦塗り体105の高さ位置を基準としてロータ
リー98のみの作業深さを適切に設定できる。
【0092】また、上記いずれの実施の形態でも、作業
側フレーム51は、土作業手段45の左右方向の位置を調節
できるように第2の連結アーム体35の先端側に往復移動
可能に連結した構成として説明したが、例えば、第2の
連結アーム体35の先端部を作業側フレーム51のアーム連
結部に連結固定した構成でもよい。
【0093】さらに、上記いずれの実施の形態でも、浮
上り阻止手段111は、支持体113の下端部に土中走行体11
5を一体形成した構成として説明したが、例えば、土中
を走行する土中走行体115と、地面の上を走行する支持
体113とを別体の構成としてもよく、支持体113は土中走
行体115を支持可能な部材であればよく、例えば、支持
体113は上端から下端に向って徐々に走行方向前方に傾
斜状に配置した構成には限定されず、上下方向に直線状
に配置した構成でもよく、また、土中走行体115のみを
前端側が畦側に向う方向に傾斜状とした構成、すなわ
ち、細長板状の支持体113を畦塗り機1の前後方向に沿
った鉛直面上に配置しかつ細長板状の土中走行体115を
畦塗り機1の前後方向に対して傾斜した傾斜方向に沿っ
た鉛直面上に配置し、この土中走行体115が走行方向後
端から前端に向って畦側に接近する方向に傾斜した傾斜
状に位置するようにした構成でもよい。
【0094】なお、土中走行体115は、側面塗り部材押
付け部117および上面塗り部材押付け部116の両方を有す
る構成として説明したが、例えば、側面塗り部材押付け
部117および上面塗り部材押付け部116のいずれか一方の
みを有する構成でもよい。
【0095】また、上記いずれの実施の形態でも、畦塗
り機1は、畦塗り機1の姿勢設定に際し、第1の操作ピ
ン43、第2の操作ピン44、調節ピン55,69の抜き差し
等、作業者の手作業を必要とする構成として説明した
が、例えば、流体圧シリンダ等の駆動手段およびこの駆
動手段を制御する制御手段等を利用することにより、作
業者の手作業を要しない全自動の構成とすることもでき
る。なお、第1の操作ピン43、第2の操作ピン44および
調節ピン55,69の抜き差し方式に代えて、ねじ等を用い
たねじ方式の構成とすることもできる。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロータリ
ー用伝動ケースおよび畦塗り体用伝動ケースの両方の機
能を単一伝動ケースに持たせることによって、ロータリ
ー用伝動ケースと畦塗り体用伝動ケースとを一体の構成
としたので、畦塗り機全体の重量が軽く、小型のトラク
タに最適である。また、単一伝動ケースで支持した中間
入力軸の軸方向を前後方向に対して平面視で傾斜した傾
斜方向または左右方向に略一致させた構成であるため、
例えば中間入力軸の軸方向を前後方向に一致させた構成
等に比べて、ロータリーおよび畦塗り体をトラクタ側寄
りの前方位置に設定でき、作業時および移動時のトラク
タの前後バランスを良好にできる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、単一伝動ケ
ースの入力軸用支持部で中間入力軸を適切に支持でき、
単一伝動ケースのロータリー用支持部でロータリー出力
軸を適切に支持でき、単一伝動ケースの畦塗り体用支持
部で畦塗り体出力軸を適切に支持できる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、単一伝動ケ
ースの回動調節により、ロータリーおよび畦塗り体を前
進作業姿勢および後退作業姿勢に容易に設定できる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、伝動手段の
動力伝達軸体が、中間入力軸と連結された状態のまま、
単一伝動ケースの回動調節に応じて回動するので、ロー
タリーおよび畦塗り体の作業姿勢を設定する際に、動力
伝達軸体と中間入力軸との連結状態を一旦解除する操作
を要する構成等に比べて、ロータリーおよび畦塗り体の
作業姿勢を容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の畦塗り機の一実施の形態を示す作業時
の平面図である。
【図2】同上畦塗り機の非作業時における平面図であ
る。
【図3】同上畦塗り機の後退作業時における平面図であ
る。
【図4】同上畦塗り機の側面図である。
【図5】同上畦塗り機の後面図である。
【図6】同上畦塗り機の伝動手段の断面図である。
【符号の説明】
1 畦塗り機 13 動力伝達軸体 72 単一伝動ケース 74 入力軸用支持部 75 ロータリー用支持部 76 畦塗り体用支持部 82 中間入力軸 91 ロータリー出力軸 98 ロータリー 101 畦塗り体出力軸 105 畦塗り体 110 伝動手段 T トラクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B033 AA05 AB03 AB11 AB19 AC05 BA01 BB02 CA31 DA06 EC01 ED20 2B034 AA02 BA06 BB01 BD03 DA03 DB06 DB07 DB13 DB15 DB23 DB24 2B304 KA08 LA02 LA04 LB05 LB15 MA13 MB03 MC06 PA11 PA15 RA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタにて牽引されて畦塗り作業を行
    う畦塗り機であって、 畦塗り用の土を耕耘して跳ね上げるロータリーと、 このロータリーにて耕耘されて跳ね上げられた土を旧畦
    に塗り付けて整畦する畦塗り体と、 前記トラクタからの駆動力を伝達する中間入力軸を有す
    るとともにこの中間入力軸と連動して前記ロータリーに
    駆動力を出力するロータリー出力軸を有しかつ前記中間
    入力軸と連動して前記畦塗り体に駆動力を出力する畦塗
    り体出力軸を有し、前記トラクタからの駆動力を伝達す
    る伝動手段と、 前記中間入力軸、前記ロータリー出力軸および前記畦塗
    り体出力軸の各々を回転可能に支持した単一伝動ケース
    とを備え、 前記単一伝動ケースで支持された前記中間入力軸の軸方
    向は、前記ロータリーおよび前記畦塗り体を前記トラク
    タ側寄りの前方位置に設定できるように、前後方向に対
    して傾斜した傾斜方向または左右方向に略一致している
    ことを特徴とする畦塗り機。
  2. 【請求項2】 単一伝動ケースは、 中間入力軸をこの中間入力軸の先端側を一側面から突出
    させた状態に支持する入力軸用支持部と、 ロータリー出力軸をこのロータリー出力軸の軸方向を前
    後方向に一致させた状態に支持するロータリー用支持部
    と、 畦塗り体出力軸をこの畦塗り体出力軸の軸方向を左右水
    平方向に一致させた状態に支持する畦塗り体用支持部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。
  3. 【請求項3】 単一伝動ケースは、上下方向の回動中心
    軸線を中心として回動調節可能に設けられ、 ロータリーおよび畦塗り体は、前記単一伝動ケースの回
    動調節により、トラクタの前進走行に基づいて畦塗り作
    業可能な前進作業姿勢および前記トラクタの後退走行に
    基づいて畦塗り作業可能な後退作業姿勢に設定されるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の畦塗り機。
  4. 【請求項4】 伝動手段は、一端側が中間入力軸に連結
    され他端側を中心として回動可能な動力伝達軸体を有
    し、 この動力伝達軸体は、一端側が前記中間入力軸と連結さ
    れた状態のまま、他端側を中心として単一伝動ケースの
    回動調節に応じて回動することを特徴とする請求項3記
    載の畦塗り機。
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