JP2002016044A - 真空処理装置及び方法 - Google Patents

真空処理装置及び方法

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JP2002016044A JP2000194264A JP2000194264A JP2002016044A JP 2002016044 A JP2002016044 A JP 2002016044A JP 2000194264 A JP2000194264 A JP 2000194264A JP 2000194264 A JP2000194264 A JP 2000194264A JP 2002016044 A JP2002016044 A JP 2002016044A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス流れを等方的にすることによって被処理
基板の表面処理の均一性を高めることができる真空処理
装置を提供する。 【解決手段】 真空処理装置は、真空室とこの真空室に
連接された真空排気装置と、ガス供給装置と、上記真空
室内にあって、被処理基板を載置する基板保持台などか
らなり、真空室、ガス吹き出し穴の配置、基板保持台、
自動圧力調整機構の弁体、排気口、メインの真空ポンプ
の中心軸が被処理基板の中心軸と同心上にあり、この軸
に対してこれらすべての形状が対称な状態で表面処理を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板の処理
の均一性を向上させるための真空処理装置及び方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空処理の一例としてのドライエ
ッチングでは、真空室内で、プラズマを発生させ、その
内部で生成されたイオンやラジカルを利用して被処理基
板表面を加工するものである。このような処理を行う真
空処理装置としては、真空室101と、上記真空室10
1に連接されて上記真空室101内の真空排気を行う真
空排気装置120と、上記真空室101内に被処理基板
処理用ガスをガス吹き出し部108のガス吹き出し穴か
ら供給するガス供給装置103と、上記真空室101内
に配置されかつ被処理基板104を載置する基板保持台
105とを備え、プラズマ源106に高周波電源107
Aから高周波電力が印加されるとともに、ステージ11
3に取り付けられた基板保持台105に高周波電源10
7Bから高周波電力が印加されて、真空室101内でプ
ラズマを発生させ、その内部で生成されたイオンやラジ
カルを利用して被処理基板104の表面を加工するよう
にしている。
【0003】このような装置での真空排気装置120の
レイアウトでは、図9に示すように、被処理基板104
を突き上げ機構が被処理基板104を載置する基板保持
台105の下方に配置される必要があるとともに、自動
圧力調整機構(APC)110の弁体110Aと排気口
111とメインの真空ポンプ102より構成される真空
排気装置120が基板保持台105の横に配置されてい
るため、ガス供給装置103から供給されるガスのガス
流れ109を被処理基板104に対して、等方的にする
ことができず、基板処理の均一性を著しく悪化させる原
因となっていた。
【0004】また、図9の真空処理装置において、真空
排気装置120を基板保持台105の下方に配置するこ
とにより、等方排気に近い構造になっているものでも、
図10のように被処理基板104を載置する基板保持台
105の形状が被処理基板104の中心軸に対して対称
な形状になっていなかった。
【0005】また、図10装置でも、ゲート弁タイプの
自動圧力調整機構(APC)110を使用しており、自
動圧力調整機構110の弁体110Aが水平方向に移動
して精度良く圧力を制御するには、弁体110Aの開度
を20〜50%にする必要があるため、自動圧力調整機
構110の開口部は、被処理基板104から真空ポンプ
を結ぶ軸に対して対称な形状とはなっていなかった。こ
のため、真空室101内でのガスの流れ109は等方的
にはなっておらず、被処理基板104の面内において処
理の均一性に偏りがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ドライエッチングで
は、真空室内で、プラズマを発生させ、その内部で生成
されたイオンやラジカルを利用して被処理基板表面を加
工する方法であるが、従来の方法では、真空室内での被
処理基板に対するガス流れが対称にならないために、プ
ラズマの分布にも偏りが生じる。このため、被処理基板
の面内での処理の均一性が悪くなるという問題が発生し
ている。この問題は、今後、被処理基板が大口径化ある
いは、処理パターンが微細化するにつれてますます顕著
になってくる。
【0007】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、ガス流れを等方的にすることによっ
て被処理基板の表面処理の均一性を高めることができる
真空処理装置及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0009】本発明の第1態様によれば、真空室と、上
記真空室内の自動圧力調整機構の弁体、排気口、真空ポ
ンプを備え、かつ、上記真空室に連接されて上記真空室
内の真空排気を行う真空排気装置と、上記真空室内に被
処理基板処理用ガスをガス吹き出し穴から供給するガス
供給装置と、上記真空室内に配置されかつ被処理基板を
載置する基板保持台とを備え、上記真空室、上記ガス供
給装置の上記ガス吹き出し穴の配置、上記真空排気装置
の上記自動圧力調整機構の上記弁体、上記排気口、上記
真空ポンプのそれぞれの中心軸が上記被処理基板の中心
軸と同心上にあり、この中心軸に対して、これらすべて
の形状が対称な状態で上記被処理基板の表面処理を行う
ようにしたことを特徴とする真空処理装置を提供する。
【0010】本発明の第2態様によれば、上記自動圧力
調整機構の上記弁体が上記被処理基板の上記中心軸上で
上下方向に移動することによって、上記真空室内の圧力
を調整しつつ、上記被処理基板の表面処理を行うように
した第1の態様に記載の真空処理装置を提供する。
【0011】本発明の第3態様によれば、上記自動圧力
調整機構の上記弁体の側面に、上記被処理基板の上記中
心軸に対して対称となるように切り欠きを設け、上記弁
体の上記被処理基板の上記中心軸上の上下方向の移動量
によって上記排気口の断面積を変化させて、排気量を変
えるようにした第2の態様に記載の真空処理装置を提供
する。
【0012】本発明の第4態様によれば、複数の圧力範
囲にそれぞれ対応した異なる形状の上記自動圧力調整機
構の弁体を複数用意し、使用する圧力範囲により最適な
形状の上記自動圧力調整機構の弁体を選択して使用する
ようにした第3の態様に記載の真空処理装置を提供す
る。
【0013】本発明の第5態様によれば、上記被処理基
板を載置する上記基板保持台を取り付けるステージに複
数の足を設け、それらの複数の足を上記被処理基板の上
記中心軸に対して対称に配置し、上記足を除いた断面を
どこでも同じ形状とした第2〜4のいずれかの態様に記
載の真空処理装置を提供する。
【0014】本発明の第6態様によれば、上記足には、
上記被処理基板冷却用不活性ガスの導入、被処理基板突
上げ機構、基板保持台冷却媒体の導入、高周波印加系、
静電吸着基板保持台用のDC電圧導入用の構造を備える
第5の態様に記載の真空処理装置を提供する。
【0015】本発明の第7態様によれば、モータの回転
をプーリ及びタイミングベルトを介して、同期した複数
のボールネジに伝え、これらのボールネジの先端に連結
されたプレートによって連結された複数の支柱及びそれ
に連結された上記自動圧力調整機構の上記弁体を平行移
動させつつ昇降させる第2〜6のいずれかの態様に記載
の真空処理装置を提供する。
【0016】本発明の第8態様によれば、上記自動圧力
調整機構の上記弁体を圧力コントロール時には上記モー
タと上記ボールネジによって駆動し、上記自動圧力調整
機構の上記弁体を閉じているときのみシリンダーでその
閉じ位置を保持する第7の態様に記載の真空処理装置を
提供する。
【0017】本発明の第9態様によれば、上記弁体に設
けられた上記支柱と上記ボールネジがばねによって連結
されており、上記弁体が上記真空室の下面に接触する接
触状態と接触しない非接触状態とを作り出すことができ
る第8の態様に記載の真空処理装置を提供する。
【0018】本発明の第10態様によれば、上記自動圧
力調整機構部の側面に真空室内面の対称性を保つ形状を
有し、かつ、上記自動圧力調整機構の上記弁体の取り出
し及び真空室内のメンテナンス用として機能する作業用
窓を設ける第1〜9のいずれかの態様に記載の真空処理
装置を提供する。
【0019】本発明の第11態様によれば、真空室内に
被処理基板を載置し、真空ポンプを駆動して上記真空室
内の真空排気を排気口を通して行うとともに、上記真空
室内に被処理基板処理用ガスをガス吹き出し穴から供給
し、上記真空室、上記ガス供給装置の上記ガス吹き出し
穴の配置、上記真空排気装置内の自動圧力調整機構の弁
体、上記排気口、上記真空ポンプのそれぞれの中心軸が
上記被処理基板の中心軸と同心上にあり、この中心軸に
対して、これらすべての形状が対称な状態で、上記真空
室内の上記自動圧力調整機構の上記弁体を移動させて圧
力調整を行いつつ、上記被処理基板の表面処理を行うよ
うにしたことを特徴とする真空処理方法を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図8を用いて説明する。
【0021】(第1実施形態)本発明の第1実施形態に
かかる真空処理装置及び方法は、図1に示すように、真
空室1と、上記真空室1に連接されて上記真空室1内の
真空排気を行う真空排気装置50と、上記真空室1内に
被処理基板処理用ガスをガス吹き出し部8の多数のガス
吹き出し穴から供給するガス供給装置3と、上記真空室
1内に配置されかつ被処理基板4を載置する基板保持台
5とを備えて、上記真空室1、上記ガス供給装置3の上
記ガス吹き出し穴の配置、上記真空排気装置20の自動
圧力調整機構10の弁体10a、排気口11、メインの
真空ポンプ2のそれぞれの中心軸が上記被処理基板4の
中心軸Xと同心上にあり、この中心軸Xに対してこれら
すべての形状が対称な状態で上記被処理基板4の表面処
理を行うものである。図11に示すように、ガス吹き出
し部8の多数の穴8a,…,8aの中心軸が上記被処理
基板4の中心軸Xと同心上にあり、かつ、その軸Xにつ
いて対称となっている。また、図12に示すように、自
動圧力調整機構10の弁体10aが被処理基板4の中心
軸Xと同心上にあり、かつ、その軸Xについて対称とな
っているとともに、弁体10aが開位置aと閉位置bと
の間で上下方向に移動して、圧力調整できるようにして
いる。
【0022】真空室1内には被処理基板4を載置する基
板保持台5をさらに備えるとともに、真空室1の上部に
プラズマ源6を備え、プラズマ源6に高周波電力を供給
する高周波電源7Aと、基板保持台5に高周波電力を供
給する高周波電源7Bと、自動整合機などより構成され
る高周波印加装置をさらに備えている。ここで、自動整
合機とは、真空室1内でプラズマを発生させるとき、そ
のプラズマの状態は変化するために真空室1内のインピ
ーダンスも変化するが、このような状態で効率良くプラ
ズマを発生させるために用いる機器のことである。
【0023】上記真空排気装置50は、図13にも示す
ように、真空室1に開口された排気口11に接続されか
つ真空室1に連接されたターボ分子ポンプなどのメイン
の真空ポンプ2と、真空ポンプ2に連接されたドライポ
ンプやロータリーポンプなどの補助ポンプ160と、真
空室1内の圧力を検出する真空計161となどから構成
される。
【0024】上記ガス供給装置3は、図14にも示すよ
うに、被処理基板4を処理するために必要なガスを貯蔵
しているガス容器3aと、ガス容器3aから真空室1内
に供給するガスの供給流量を制御するマスフローコント
ローラ(MFC)3bと、ガス容器3aから真空室1内
に供給するガス供給管3dの途中に設けられてマスフロ
ーコントローラ3bの制御の下にガスの流量を変化させ
るバルブ3cと、ガス供給管3dの途中に設けられたレ
ギュレータ153などより構成される。図14中、15
1はバルブ、152はフィルタである。ガス供給管3d
の先端は、真空室1内に、ガス吹き出し部8の多数の穴
として開口され、真空室1内にガスを供給することがで
きる。上記被処理基板4の材質の一例としては、シリコ
ン、ガリウム砒素、又は、ガラスなどがある。また、上
記ガスの一例としては、Cl2 Ar、CF4、CHF3
HBr、O2、又は、N2などがある。
【0025】真空室1、ガス吹き出し部8の穴の配置、
基板保持台5、自動圧力調整機構(APC)10の弁体
10a、排気口11、メインの真空ポンプ2が被処理基
板4の中心軸Xと同心上にあり、この中心軸Xに対し
て、これらすべての形状が対称になっている。
【0026】また、自動圧力調整機構10の弁体10a
が上記被処理基板4の中心軸X上の上下方向に移動する
ことによって、真空室1内の圧力を調整しつつ、被処理
基板4の表面処理を行うように構成されている。弁体1
0aが開位置aと閉位置bとの間で上記被処理基板4の
中心軸X上の上下方向に移動する量と、真空室1内の圧
力調整との関係の一例を示すグラフを図15に示す。
【0027】なお、この第1実施形態では、自動圧力調
整機構10の弁体10aが上下方向に移動する構造とし
たが、これ以外にも、例えば、円盤上に円盤の中心に対
して対称に複数の穴があいたものを2枚用意し、それら
を中心に対して互いに回転させることにより、穴の大き
さを変化させる構造、あるいは、カメラの絞りのような
構造など被処理基板4の中心軸に対して対称な形で、排
気口11の大きさが変化するものでも実現可能である。
【0028】上記第1実施形態によれば、上記真空室
1、上記ガス供給装置3の上記ガス吹き出し穴の配置、
上記真空排気装置50の自動圧力調整機構10の弁体1
0a、排気口11、メインの真空ポンプ2の各中心軸が
上記被処理基板4の中心軸Xと同心上にあり、かつ、こ
の中心軸Xに対してこれらすべての形状が対称な状態に
配置されて上記被処理基板4の表面処理を行うようにし
ている。このため、真空室1内に供給されるガスの真空
室1内でのガス流れ9を図1に示すように被処理基板4
に対して等方的にすることができ、上記被処理基板4の
表面内での表面処理の均一性を向上させることができ
る。
【0029】また、自動圧力調整機構10の弁体10a
が被処理基板4の中心軸Xを上下方向に移動することに
よって圧力を調整するとき、弁体10aが上下方向に移
動するようにしたので、被処理基板4の中心軸Xに対す
る真空室1内の構造は変化しないので、ガス流れは被処
理基板4に対して等方的にすることができる。これに対
して、弁体10aが水平方向に移動するようにすれば、
中心軸Xに対して、弁体10aの無い方向へガスが多く
流れて不均一なガス流れとなってしまう。よって、弁体
10aが被処理基板4の中心軸Xを上下方向に移動する
ことによって圧力を調整しつつ被処理基板4の表面処理
するようにしたので、表面処理に使用するために真空室
1内に供給されるガスの真空室1内でのガス流れ9を被
処理基板4に対して等方的にすることができ、処理基板
4の表面内での処理の均一性を向上させることができ
る。
【0030】(第2実施形態)本発明の第2実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0031】図2(A),(B)は、図1の第1実施形
態で用いられる自動圧力調整機構10の弁体10a,1
0bの2つの構造例を示すものである。
【0032】図2(A)において、自動圧力調整機構1
0の弁体10aは、その外側面に真空処理装置の中心軸
に対して対称となるように所定間隔おきに切り欠き12
a,…,12aを設けている。また、図2(B)の弁体
10bは、図2(A)の弁体10aと大略同様な構造を
有しているが、異なる点は、各切り欠き12bの大きさ
が切り欠き12aより小さいことである。このような切
り欠き12a又は12bは、弁体10aが上下方向に移
動することによって排気口11の断面積を変化させるこ
とができ、排気量を変化させることができるような形状
になっている。例えば、具体的には、図16及び図17
に示すように、複数の切り欠き12aを等間隔に有する
弁体10aが上下方向に移動することにより、排気口1
1の断面積を変化させることができ、排気量を変化させ
ることができる。
【0033】複数の圧力範囲にそれぞれ対応して最適な
形状を有しかつ互に異なる切り欠き12a,12bを有
する弁体10a,10bなどを複数用意し、使用する圧
力範囲に応じて最適な形状の上記自動圧力調整機構10
の弁体10a又は10bなどを選択して使用する。例え
ば、使用する圧力範囲により最適な形状の切り欠き12
a,12bを設けた自動圧力調整機構10の弁体10
a,10bを複数個用意しておき、使用圧力によって、
適宜、弁体10aを弁体10b、又は、弁体10bを弁
体10aと交換することで、真空室1内の圧力を所望の
範囲内で精度良く調整できるようにする。この際、自動
圧力調整機構10の弁体10a又は10b自体をすべて
を交換するのではなく、切り欠き12a又は12bを設
けたリング状部材172のみを、弁体本体170の下側
円柱部171に対して着脱可能に嵌合させることにより
容易に交換できるように別部品としておき、弁体本体1
70にネジ込み可能なボルト173,…,173などの
締結要素にて、異なる形状又は個数の切り欠きを有する
リング状部材172を弁体本体170の下側円柱部17
1に対して適宜付け替えができるようにしておくことも
可能である。
【0034】上記第2実施形態によれば、複数の圧力範
囲にそれぞれ対応して最適な形状を有しかつ互に異なる
切り欠き12a,12bを有する弁体10a,10bな
どを複数用意し、使用する圧力範囲に応じて最適な形状
の上記自動圧力調整機構10の弁体10a又は10bな
どを選択して使用する。このようにすれば、最適形状の
弁体10a又は10bの上下方向の移動量によって排気
口11の断面積を変化させることにより、排気量を精度
良く変えることができ、真空室1内の圧力を精度よく制
御することができる。
【0035】(第3実施形態)本発明の第3実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0036】図3は、図1の第1実施形態における真空
処理装置において、被処理基板4を載置する基板保持台
5を取り付けるステージ13の構造についての概略を示
した水平断面図である。
【0037】図3において、ステージ13には、図19
に示すように、貫通口14Aをそれぞれ有する複数の足
14,…,14を設け、それらの足14,…,14を被
処理基板4の中心軸Xに対して対称に配置し、足14,
…,14を除いた断面(斜線部13c)をどこも同じ形
状として(図20参照)、ステージ13を支える複数の
足14,…,14に、被処理基板4の冷却用不活性ガス
の導入口15、被処理基板4の突き上げ機構導入口1
6、基板保持台5の冷却媒体の導入口17、基板保持台
5への高周波印加系導入口18、静電吸着基板保持台
(ESC)用のDC電圧導入口19など被処理基板4の
基板保持台5に必要とされる構造が設けられている。上
記ステージ13を支える複数の足14,…,14の貫通
口14A,…,14Aは、それぞれステージ13の内部
と導通可能な通路13d−1,13d−2,13d−
3,13d−4に連通可能となっている。
【0038】図21に示すように、上記ステージ13を
支える複数の足14,…,14のうちの1つの足14の
貫通口14Aは、上記被処理基板4の突き上げ機構導入
口16として機能させられており、突き上げ駆動用モー
タ179に連結されたシャフト180が貫通して配置さ
れている。シャフト180は、1対のベアリング18
1,182により正逆回転自在に支持されており、シャ
フト180の内端に固定されたギヤ183を正逆回転さ
せて、ギヤ183にかみ合ったラック184を上下動さ
せるようにしている。ラック184はリニアブッシュ1
85により上下方向に直線的に移動可能なように案内さ
れており、ラック184の上端にリフタ186を介して
複数の突き上げピン187,…,187が固定されて、
突き上げピン187,…,187により被処理基板4を
上記ステージ13から上方に突き上げたり又は下降して
上記ステージ13内に収納されたりする。よって、突き
上げ駆動用モータ179の回転を、シャフト180、ギ
ヤ183、ラック184を通して、垂直方向の運動に変
え、リフター186が上下することによって、被処理基
板4を上下方向に移動させるようにしている。このよう
にして、被処理基板4を突き上げ機構は基板保持台の下
方以外に配置して、自動圧力調整機構などの配置の妨げ
とならないようにしている。
【0039】また、図22(A)に示すように、上記ス
テージ13を支える複数の足14,…,14のうちの別
の1つの足14の貫通口14Aは、被処理基板4の冷却
用不活性ガスの導入口15として機能し、導入口15に
は、冷却用不活性ガスの入口を構成する導入管15aと
出口を構成する排出管15bとが貫通させられている。
導入管15aより、上記ステージ13を介して基板保持
台5と被処理基板4との間に供給されて被処理基板4を
冷却したのち、上記基板保持台5からステージ13を介
して排出管15bから排出されることにより、被処理基
板4が冷却用不活性ガスにより冷却されるようにしてい
る。
【0040】また、図22(B)に示すように、上記ス
テージ13を支える複数の足14,…,14のうちのさ
らに別の1つの足14の貫通口14Aは、基板保持台5
の冷却媒体の導入口17として機能し、導入口17に
は、冷却媒体の入口を構成する導入管17aと出口を構
成する排出管17bとが貫通させられている。導入管1
7aより、上記ステージ13を介して基板保持台5内に
供給されて基板保持台5を冷却したのち、上記基板保持
台5からステージ13を介して排出管17bから排出さ
れることにより、基板保持台5が冷却媒体により冷却さ
れるようにしている。
【0041】また、図22(C)に示すように、上記ス
テージ13を支える複数の足14,…,14のうちのさ
らに別の1つの足14の貫通口14Aは、基板保持台5
への高周波印加系導入口18として機能し、高周波電源
7Bから正極側の配線と陰極側の配線がそれぞれ導入口
18を貫通してステージ13から基板保持台5内の電極
に接続されて、高周波電力を基板保持台5に印加可能と
している。
【0042】また、具体的には図示しないが、図22
(C)と同様に、上記ステージ13を支える複数の足1
4,…,14のうちの残りの1つの足14の貫通口14
Aは、基板保持台5である静電吸着基板保持台(ES
C)用のDC電圧導入口19として機能し、DC電圧導
入口19を介して基板保持台5に静電吸着用のDC電圧
を供給して、静電吸着により基板保持台5に被処理基板
4を保持させるようにしている。なお、静電吸着解除後
に、上記被処理基板4の突き上げることにより、上記基
板保持台5から被処理基板4を円滑に分離させるように
している。
【0043】図3では、ステージ13を支える足14,
…,14が4本の場合を示しているが、被処理基板4の
中心軸Xに対して対称に配置されておれば4本でなくて
も可能である。また、被処理基板4の冷却用不活性ガス
の導入口15、被処理基板4の突き上げ機構導入口1
6、基板保持台5の冷却媒体の導入口17、基板保持台
5への高周波印加系導入口18、静電吸着基板保持台
(ESC)用のDC電圧導入口19などの位置は、どの
ように配置されてもよいし、これらに使用されない足1
4があってもよい。
【0044】上記第3実施形態によれば、被処理基板4
を載置する基板保持台5を取り付けるステージ13に複
数の足14,…,14を設け、それらの複数の足14,
…,14を被処理基板4の中心軸Xに対して対称に配置
し、複数の足14,…,14を除いた断面をどこも同じ
形状とすることにより、処理に使用するために真空室1
内に供給されるガスの真空室1内での流れ9を被処理基
板4に対して等方的にすることができ、処理基板4の表
面内での処理の均一性を向上させることができる。
【0045】(第4実施形態)本発明の第4実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0046】図4は、図1の第1実施形態を実現する上
で、自動圧力調整機構10の弁体10aを例えば水平に
保つための自動圧力調整機構10の弁体10aの昇降機
構を示したものである。
【0047】図4において、自動圧力調整機構10の弁
体10aは、ACサーボモータなどのモータ25の回転
駆動プーリ25aの回転を、タイミングベルト40、内
面にメネジをそれぞれ有する2個のプーリ24,24、
タイミングベルト23などの伝達要素を介して、2個の
プーリ24,24のメネジにネジ込まれている2本のボ
ールネジ22,22を同期させて駆動し、2本のボール
ネジ22,22に連結された連結プレート21、弁体1
0aに設けられた2本の支柱20,20を介して上下方
向に平行移動するように駆動される機構になっている。
ここでは、伝達要素としてプーリ24,24とタイミン
グベルト23を使用しているが、歯車など他の伝達要素
でも実現可能である。また、弁体10aに設けられた支
柱20,20については、2本の例を挙げたがそれ以上
であってもよい。なお、28はベローズである。
【0048】上記第4実施形態によれば、モータ25の
回転をプーリ24,24及びタイミングベルト40,2
3を介して、同期した複数のボールネジ22,22に伝
え、ボールネジ22,22の先端に連結された連結プレ
ート21によって連結された複数の支柱20,20及び
それに連結された自動圧力調整機構10の弁体10aを
水平に保ったまま昇降させることができる。よって、自
動圧力調整機構10の弁体10aを水平に平行移動させ
るように昇降させることにより、真空室1内の圧力を精
度よく制御することができる。
【0049】(第5実施形態)本発明の第5実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0050】図5は、図1の第1実施形態を実現する上
で、真空室1内が真空状態、真空ポンプ2内が大気状態
のような逆圧状態に対応できるような構造を示すもので
ある。
【0051】図5において、自動圧力調整機構10の弁
体10aを圧力コントロール時には図4に示したような
モータ25、ボールネジ22,22などによって駆動
し、自動圧力調整機構10の弁体10aを閉じている時
のみ、一対のシリンダ26,26を駆動してそのシリン
ダロッド26a,26aで位置を保持する、言い替えれ
ば、弁体10aが真空室1の下面に接しているときの
み、一対のシリンダ26,26が下方向に引張り、位置
を保持するように構成されている。このような構成にお
いて、圧力をコントロールしている際には、シリンダ2
6,26は自由に動くような駆動用エアの回路とする。
この駆動用エアの回路は、3位置5ポートの排気(Exha
ust)センター型式のの電磁弁を用い、通常はフリーに
動くようにしている。また、シリンダ26はモータ25
に負荷がかからないようにするために、低摩擦処理をし
たものを使用するのが望ましい。また、シリンダ26の
配置は、図5に示すように自動圧力調整機構の弁体10
の中心に対して対称な位置に複数個設けるのがよい。
【0052】上記第5実施形態によれば、自動圧力調整
機構10の弁体10aを圧力コントロール時にはモータ
25とボールネジ22,22によって駆動し、自動圧力
調整機構10の弁体10aを閉じている時のみシリンダ
ー26,26で位置を保持するようにしたので、自動圧
力調整機構10の弁体10aのOリング176を十分に
つぶす事ができ、真空室1中が真空で真空ポンプ2中が
大気圧という逆圧状態にも対応できる。すなわち、真空
室1内を真空状態に保ったまま、故障した真空ポンプを
交換するとき、あるいは、メンテナンスするときに逆圧
状態となるが、そのような逆圧状態にも対応できる。上
記弁体10aのOリング176を図23及び図24に示
す。
【0053】(第6実施形態)本発明の第6実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0054】図6及び図7は、図5の第5実施形態を実
現するための例を示すものである。図6及び図7に示す
ように、自動圧力調整機構10の弁体10aに設けられ
た各支柱20と各ボールネジ22とが圧縮ばね27を介
して連結されている。すなわち、各支柱20は連結プレ
ート21の上面に一体的に固定され、各支柱20の下方
でかつ連結プレート21の下面より一対の案内ロッド4
1,41を下向きに突出させる。一対の案内ロッド4
1,41の下端には大径部41a,41aを備えて、一
対の案内ロッド41,41が貫通して一対の案内ロッド
41,41沿いに上下動する案内板42を備える。一
方、各支柱20の下方でかつ連結プレート21の下面に
は凹部21cを設け、凹部21c内に各ボールネジ22
の上端部を挿入するとともに、各ボールネジ22の上端
部近傍の案内板部20cを一対の案内ロッド41,41
が貫通して案内板部20cが一対の案内ロッド41,4
1沿いに上下動可能とする。この案内板部20cと、こ
れに対向する案内板42との間には、上記ばね27を圧
縮状態で挿入する。よって、通常は、各ばね27の付勢
力によって各支柱20と各ボールネジ22は一体となっ
て移動するが、自動圧力調整機構10の弁体10aを閉
じる際に、自動圧力調整機構10の弁体10aのOリン
グ178が図25(B)に示すように真空室1の下面に
接触していない状態から図25(A)に示すように真空
室1の下面に接触したのちは、モータ25の推力が各ば
ね27の力に勝って各ボールネジ22のみが下降する。
この際、Oリング178のつぶし代よりも大きい移動量
を確保しておく。この後、図5に示すようなシリンダ2
6,26によって自動圧力調整機構10の弁体10aの
Oリング178がつぶれるまで弁体10aを下降させる
と、モータ25に負荷をかけることなく、自動圧力調整
機構10の弁体10aを、図12の閉位置bの位置に示
すように、閉じることができる。
【0055】上記第6実施形態によれば、弁体10aに
設けられた支柱20,20とボールネジ22,22がば
ね27,27によって連結され、かつ、弁体10aが真
空室1の下面に接触する接触状態と接触しない非接触状
態を作り出すことができ、モータ25に負荷をかけず
に、シリンダ26,26でOリングをつぶすことがで
き、真空室1中が真空で真空ポンプ2中が大気圧という
逆圧状態にも対応できる。
【0056】(第7実施形態)本発明の第7実施形態に
かかる真空処理装置及び方法について説明する。
【0057】図8(A),(B)は、図1の第1実施形
態において、自動圧力調整機構10のメンテナンスを容
易にする構造を示すものである。図8において、自動圧
力調整機構10のメンテナンス窓29は、図8(B)に
示すように、半円を囲むように左右に対称に突出したよ
うな、真空室1の内面の対称性を保つ形状であるため、
ガス流れ9の等方性は実現でき、自動圧力調整機構10
の弁体10aの取り出し及び真空室1内のメンテナンス
を容易に行うことができる構造となっている。
【0058】上記第7実施形態によれば、自動圧力調整
機構10の側面に真空室1の内面の対称性を保つ形状で
あり、自動圧力調整機構10の弁体10aの取り出し及
び真空室1内のメンテナンスが容易なメンテナンス窓2
9を配設するようにしたので、真空室1内のガス流れ9
の等方性を保ちながら、自動圧力調整機構10のメンテ
ナンス性を向上させることができる。
【0059】なお、上記様々な実施形態のうちの任意の
実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有
する効果を奏するようにすることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上記真
空室、上記ガス供給装置の上記ガス吹き出し穴の配置、
上記真空排気装置の上記自動圧力調整機構の上記弁体、
上記排気口、上記真空ポンプのそれぞれの中心軸が上記
被処理基板の中心軸と同心上にあり、この中心軸に対し
て、これらすべての形状が対称な状態で上記被処理基板
の表面処理を行うようにしている。このような構成によ
れば、真空室内のガス流れが等方的になり、圧力を精度
良く制御することによって被処理基板内での処理の均一
性を高めることができるという有利な効果が得られる。
【0061】また、本発明において、自動圧力調整機構
の弁体が被処理基板の中心軸を上下方向に移動すること
によって圧力を調整し、被処理基板の表面処理するよう
にすれば、表面処理に使用するために真空室内に供給さ
れるガスの真空室内でのガス流れを被処理基板に対して
等方的にすることができ、処理基板の表面内での処理の
均一性を向上させることができる。
【0062】また、本発明において、複数の圧力範囲に
それぞれ対応して最適な形状を有しかつ互に異なる切り
欠きを有する弁体を複数用意し、使用する圧力範囲に応
じて最適な形状の上記自動圧力調整機構の弁体を選択し
て使用するようにすれば、最適形状の弁体の上下方向の
移動量によって排気口の断面積を変化させることによ
り、排気量を精度良く変えることができ、真空室内の圧
力を精度よく制御することができる。
【0063】また、本発明において、被処理基板を載置
する基板保持台を取り付けるステージに複数の足を設
け、それらの複数の足を被処理基板の中心軸に対して対
称に配置し、複数の足を除いた断面をどこも同じ形状と
すれば、処理に使用するために真空室内に供給されるガ
スの真空室内での流れを被処理基板に対して等方的にす
ることができ、処理基板の表面内での処理の均一性を向
上させることができる。
【0064】また、本発明において、モータの回転をプ
ーリなどを介して同期した複数のボールネジに伝え、ボ
ールネジに連結されたプレートによって連結された複数
の支柱及びそれに連結された自動圧力調整機構の弁体を
平行移動させつつ昇降させることができるようにすれ
ば、真空室内の圧力を精度よく制御することができる。
【0065】また、本発明において、自動圧力調整機構
の弁体を圧力コントロール時にはモータとボールネジに
よって駆動し、自動圧力調整機構の弁体を閉じている時
のみシリンダーで位置を保持するようにすれば、自動圧
力調整機構の弁体のOリングを十分につぶす事ができ、
真空室中が真空で真空ポンプ中が大気圧という逆圧状態
にも対応できる。
【0066】また、本発明において、弁体に設けられた
支柱とボールネジがばねによって連結され、かつ、弁体
が真空室の下面に接触する接触状態と接触しない非接触
状態を作り出すことができ、モータに負荷をかけずに、
シリンダでOリングをつぶすことができ、真空室中が真
空で真空ポンプ中が大気圧という逆圧状態にも対応でき
る。
【0067】また、本発明において、自動圧力調整機構
の側面に真空室の内面の対称性を保つ形状であり、自動
圧力調整機構の弁体の取り出し及び真空室内のメンテナ
ンスが容易なメンテナンス窓を配設するようにすれば、
真空室内のガス流れの等方性を保ちながら、自動圧力調
整機構のメンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる真空処理装置
の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第2実施
形態にかかる真空処理装置で用いられる自動圧力調整機
構の弁体の構造例を示す拡大斜視図である。
【図3】 本発明の第3実施形態にかかる真空処理装置
におけるステージの概略構造を示す横断面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態にかかる真空処理装置
において、自動圧力調整機構の弁体を水平に保つため昇
降機構を示す図である。
【図5】 本発明の第5実施形態にかかる真空処理装置
において、逆圧状態に対応できるような構造を示す概略
図である。
【図6】 本発明の第6実施形態にかかる真空処理装置
において、図5の形態を実現するための例を示す概略図
である。
【図7】 本発明の第6実施形態にかかる真空処理装置
において、図5の第5実施形態を実現するための例を示
す断面図である。
【図8】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第7実施
形態にかかる真空処理装置において、自動圧力調整機構
部のメンテナンスを容易にする構造を示す概略図であ
る。
【図9】 従来例1における真空処理装置の概略構成を
示す縦断面図である。
【図10】 従来例2における真空処理装置の概略構成
を示す縦断面図である。
【図11】 (A),(B)はそれぞれ上記第1実施形
態にかかる真空処理装置において、ガス吹き出し部の多
数の穴の中心軸が上記被処理基板の中心軸と同心上にあ
り、かつ、その軸について対称となっている状態を示す
断面図及び平面図である。
【図12】 (A),(B)はそれぞれ上記第1実施形
態にかかる真空処理装置において、自動圧力調整機構の
弁体が被処理基板の中心軸と同心上にあり、かつ、その
軸について対称となっている状態を示す断面図及び底面
図である。
【図13】 上記第1実施形態にかかる真空処理装置の
真空排気装置の説明図である。
【図14】 上記第1実施形態にかかる真空処理装置の
ガス供給装置の説明図である。
【図15】 上記第1実施形態にかかる真空処理装置に
おいて、弁体が上昇位置と下降位置との間で上記被処理
基板の中心軸上の上下方向に移動する量と、真空室内の
圧力調整との関係を示すグラフである。
【図16】 (A),(B)はそれぞれ上記第2実施形
態にかかる真空処理装置において弁体が上方側の位置に
位置している状態を示す断面図及び底面図である。
【図17】 (A),(B)はそれぞれ上記第2実施形
態にかかる真空処理装置において弁体が図16よりも下
方側の位置に位置している状態を示す断面図及び底面図
である。
【図18】 上記第2実施形態にかかる真空処理装置に
おいて弁体の弁体本体の下側円柱部に対して、切り欠き
を有するリング状部材着脱交換可能な状態を示す斜視図
である。
【図19】 上記第3実施形態にかかる真空処理装置の
ステージを示す斜視図である。
【図20】 上記第3実施形態にかかる真空処理装置の
ステージを示す断面図である。
【図21】 上記第3実施形態にかかる真空処理装置の
ステージを支える足の被処理基板の突き上げ機構導入口
を利用して突き上げ機構が配置されている状態を示す概
略説明図である。
【図22】 (A),(B),(C)はそれぞれ、上記
第3実施形態にかかる真空処理装置のステージを支える
足の被処理基板の冷却用不活性ガスの導入口を利用して
被処理基板の冷却用不活性ガスを導入させる機構が配置
されている状態を示す概略説明図、ステージを支える足
の基板保持台の冷却媒体の導入口を利用して基板保持台
の冷却媒体導入する機構が配置されている状態を示す概
略説明図、及び、ステージを支える足の基板保持台への
高周波印加系導入口を利用して基板保持台への高周波を
印加する機構が配置されている状態を示す概略説明図で
ある。
【図23】 上記第5実施形態にかかる真空処理装置の
Oリングを有する弁体の底面図である。
【図24】 上記第5実施形態にかかる真空処理装置の
Oリングを有する弁体の断面図である。
【図25】 (A),(B)はそれぞれ上記第6実施形
態にかかる真空処理装置の自動圧力調整機構の弁体のO
リングが真空室の下面に接触した状態の説明図及び真空
室の下面に接触していない状態の説明図である。
【符号の説明】
1…真空室、2…真空ポンプ、3…ガス供給部、3a…
ガス容器、3b…マスフローコントローラ、3c…バル
ブ、3d…ガス供給管、4…被処理基板、5…基板保持
台、6…プラズマ源、7…高周波電源、8…ガス吹き出
し部、8a…穴、9…ガス流れ、10…自動圧力調整機
構、10a,10b…弁体、11…排気口、12…自動
圧力調整機構の弁体の切り欠き、13…ステージ、13
d−1,13d−2,13d−3,13d−4…通路、
14…足、14A…貫通口、15…被処理基板冷却用ガ
ス導入口、15a…導入管、15b…排出管、16…突
き上げ機構導入口、17…基板保持台冷却水導入口、1
7a…導入管、17b…排出管、18…高周波印加系導
入口、19…ESC用DC導入口、20…支柱、20c
…案内板部、21…連結プレート、21c…凹部、22
…ボールネジ、23…タイミングベルト、24…プー
リ、25…モータ、25a…回転駆動プーリ、26…シ
リンダ、26a…シリンダロッド、27…圧縮ばね、2
8…ベローズ、29…メンテナンス窓、40…タイミン
グベルト、41…案内ロッド、41a…大径部、42…
案内板、50…真空排気装置、151…バルブ、152
…フィルタ、153…レギュレータ、170…弁体本
体、171…下側円柱部、172…リング状部材、17
3…ボルト、178…Oリング、179…突き上げ駆動
用モータ、180…シャフト、181,182…ベアリ
ング、183…ギヤ、184…ラック、185…リニア
ブッシュ、186…リフタ、187…突き上げピン、X
…中心軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 出 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA24 AA61 BC06 CA25 CA47 CA65 DA02 4K030 DA04 EA06 EA11 GA02 JA09 KA41 5F004 AA01 BA04 BA20 BB18 BB28 BC02 BC03 BC08 CA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空室と、 上記真空室内の自動圧力調整機構の弁体、排気口、真空
    ポンプを備え、かつ、上記真空室に連接されて上記真空
    室内の真空排気を行う真空排気装置と、 上記真空室内に被処理基板処理用ガスをガス吹き出し穴
    から供給するガス供給装置と、 上記真空室内に配置されかつ被処理基板を載置する基板
    保持台とを備え、 上記真空室、上記ガス供給装置の上記ガス吹き出し穴の
    配置、上記真空排気装置の上記自動圧力調整機構の上記
    弁体、上記排気口、上記真空ポンプのそれぞれの中心軸
    が上記被処理基板の中心軸と同心上にあり、この中心軸
    に対して、これらすべての形状が対称な状態で上記被処
    理基板の表面処理を行うようにしたことを特徴とする真
    空処理装置。
  2. 【請求項2】 上記自動圧力調整機構の上記弁体が上記
    被処理基板の上記中心軸上で上下方向に移動することに
    よって、上記真空室内の圧力を調整しつつ、上記被処理
    基板の表面処理を行うようにした請求項1に記載の真空
    処理装置。
  3. 【請求項3】 上記自動圧力調整機構の上記弁体の側面
    に、上記被処理基板の上記中心軸に対して対称となるよ
    うに切り欠きを設け、上記弁体の上記被処理基板の上記
    中心軸上の上下方向の移動量によって上記排気口の断面
    積を変化させて、排気量を変えるようにした請求項2に
    記載の真空処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の圧力範囲にそれぞれ対応した異な
    る形状の上記自動圧力調整機構の弁体を複数用意し、使
    用する圧力範囲により最適な形状の上記自動圧力調整機
    構の弁体を選択して使用するようにした請求項3に記載
    の真空処理装置。
  5. 【請求項5】 上記被処理基板を載置する上記基板保持
    台を取り付けるステージに複数の足を設け、それらの複
    数の足を上記被処理基板の上記中心軸に対して対称に配
    置し、上記足を除いた断面をどこでも同じ形状とした請
    求項2〜4のいずれかに記載の真空処理装置。
  6. 【請求項6】 上記足には、上記被処理基板冷却用不活
    性ガスの導入、被処理基板突上げ機構、基板保持台冷却
    媒体の導入、高周波印加系、静電吸着基板保持台用のD
    C電圧導入用の構造を備える請求項5に記載の真空処理
    装置。
  7. 【請求項7】 モータの回転をプーリ及びタイミングベ
    ルトを介して、同期した複数のボールネジに伝え、これ
    らのボールネジの先端に連結されたプレートによって連
    結された複数の支柱及びそれに連結された上記自動圧力
    調整機構の上記弁体を平行移動させつつ昇降させる請求
    項2〜6のいずれかに記載の真空処理装置。
  8. 【請求項8】 上記自動圧力調整機構の上記弁体を圧力
    コントロール時には上記モータと上記ボールネジによっ
    て駆動し、上記自動圧力調整機構の上記弁体を閉じてい
    るときのみシリンダーでその閉じ位置を保持する請求項
    7に記載の真空処理装置。
  9. 【請求項9】 上記弁体に設けられた上記支柱と上記ボ
    ールネジがばねによって連結されており、上記弁体が上
    記真空室の下面に接触する接触状態と接触しない非接触
    状態とを作り出すことができる請求項8に記載の真空処
    理装置。
  10. 【請求項10】 上記自動圧力調整機構部の側面に真空
    室内面の対称性を保つ形状を有し、かつ、上記自動圧力
    調整機構の上記弁体の取り出し及び真空室内のメンテナ
    ンス用として機能する作業用窓を設ける請求項1〜9の
    いずれかに記載の真空処理装置。
  11. 【請求項11】 真空室内に被処理基板を載置し、 真空ポンプを駆動して上記真空室内の真空排気を排気口
    を通して行うとともに、上記真空室内に被処理基板処理
    用ガスをガス吹き出し穴から供給し、 上記真空室、上記ガス供給装置の上記ガス吹き出し穴の
    配置、上記真空排気装置内の自動圧力調整機構の弁体、
    上記排気口、上記真空ポンプのそれぞれの中心軸が上記
    被処理基板の中心軸と同心上にあり、この中心軸に対し
    て、これらすべての形状が対称な状態で、上記真空室内
    の上記自動圧力調整機構の上記弁体を移動させて圧力調
    整を行いつつ、上記被処理基板の表面処理を行うように
    したことを特徴とする真空処理方法。
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