JP4355314B2 - 基板処理装置、及び該装置の蓋釣支装置 - Google Patents

基板処理装置、及び該装置の蓋釣支装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板処理装置、及び該装置の蓋釣支装置に関し、特に、被処理基板に所定の処理を施す処理室(プロセスチャンバ)を備える基板処理装置、及び該装置の蓋釣支装置に関する。
基板処理装置には、半導体デバイスを製造するために、被処理基板としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)に、プラズマを用いたエッチング処理などのプラズマ処理を施すプロセスチャンバを備えるプラズマ処理装置がある。プロセスチャンバは、その上部に該プロセスチャンバを密閉するためのチャンバ上蓋を有する(例えば、後述する特許文献1〜4参照)。このような基板処理装置では、チャンバ上蓋をプロセスチャンバから外して移動させることにより、チャンバ上蓋の外面やチャンバ内面のクリーニングや、プロセスチャンバの分解・改造などのメンテナンスを行うことができる。
特許文献1に記載のチャンバ上蓋は、電子ビームを利用した露光装置(EB装置)において、プロセスチャンバから鉛直方向に立設した4本のガイドポールに沿って昇降するように構成されている。
特許文献2,3に記載のチャンバ上蓋は、鉛直方向に立設した2本のガイド部材により該チャンバ上蓋の端部が昇降自在に支持されたいわゆる片持ち上下駆動方式のものであり、ヒンジ部により回転可能に枢支される。
特許文献4に記載のチャンバ上蓋としてのプレート部は、鉛直方向に立設した1本のガイド部材としての駆動軸の上部側面から水平方向に張出したアーム部によりその上面が支持されたスライド式のものであり、鉛直方向における上下動に加えて、水平方向における回転(スライド)が可能である。
特開2004−311887号公報 特開2000−058523号公報 米国特許第6719851号明細書 国際公開第00/060653号パンフレット
しかしながら、上記特許文献1〜4に記載の技術では、チャンバ上蓋を支持するための少なくとも1本のガイド部材を設ける必要があるが、このようなガイド部材は、プロセスチャンバ周囲を取り囲むための壁面を設けるためのフレームを構成する柱部材や隣接する他のプロセスチャンバに干渉する。また、特に、上記特許文献1に記載の技術では、フレームとしての4本のガイドポールがチャンバ上蓋と干渉するためにチャンバ上蓋を水平方向に移動させることができない。そのため、例えば改造時にプロセスチャンバ内部の部品を取り出す際に、例え、ガイドポールの最も高い位置にチャンバ上蓋を上昇させたとしても、部品がチャンバ上蓋やガイドポールと干渉する。
これに加えて、近年では、ウエハの大径化に伴い基板処理装置が大型化している。その結果、第1に、プロセスチャンバの周囲のスペースがさらに狭くなったため、上述したようなガイド部材を設けるスペースや、上記特許文献4に記載の技術のようにチャンバ上蓋の水平方向への回転を行うためのスペースを確保するのが困難である。第2に、基板処理装置の大型化に伴いチャンバ上蓋も大型化して重量が増大するため、上記特許文献2〜4に記載されているような本数のガイド部材やヒンジ部では、重いチャンバ上蓋をバランス良く支持することが困難である。
なお、上記プロセスチャンバ内に配置されたチャンバ内部品には、プロセスチャンバの側壁内面に沿って配置されて該内壁の代わりにデポ(堆積物:deposit)が付着する内壁保護体として機能するデポジットシールド(以下、「デポシールド」という)や、ウエハを静電気的に吸着(チャック)するESC(Electro Static Chuck)機能を有する載置台(サセプタ:susceptor)及びその関連部品から構成される載置台ユニットがある。このデポシールドは、高さ方向の寸法が大きいため、プロセスチャンバから鉛直方向に取り出そうとしてもその下部がプロセスチャンバの側壁と干渉するという問題があり、一方、載置台ユニットは、非常に重いため、改造時に取り出すのが困難であるという問題がある。
以上のことから、クリーニングや改造を含むメンテナンスの作業効率を向上させることが求められている。
本発明の目的は、メンテナンスの作業効率を向上させることができる基板処理装置、及び該装置の蓋釣支装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の基板処理装置は、被処理基板に所定の処理を施す処理室であって、当該処理室を密閉するための処理室上蓋が上部に設けられた処理室を備える基板処理装置において、前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成る、前記処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構を備え、前記水平移動規制部は、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支し、前記垂直移動規制部は、鉛直方向に伸縮自在なエアシリンダから成ることを特徴とする。
請求項2記載の基板処理装置は、請求項1記載の基板処理装置において、前記水平移動規制部は前記水平方向に延在するリニアガイドから成ることを特徴とする。
請求項3記載の基板処理装置は、被処理基板に所定の処理を施す処理室であって、当該処理室を密閉するための処理室上蓋が上部に設けられた処理室を備える基板処理装置において、前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成る、前記処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構を備え、前記水平移動規制部は前記水平方向に延在するリニアガイドから成り、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支することを特徴とする。
請求項4記載の基板処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記処理室上蓋の移動位置を制御する制御装置を備えることを特徴とする。
請求項5記載の基板処理装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記処理室上蓋には、当該処理室上蓋と前記処理室内に配置された処理室内部品とを結合する結合部材が嵌挿される少なくとも1つの孔が形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の基板処理装置は、請求項5記載の基板処理装置において、前記処理室内部品は、前記所定の処理に必要な電力を前記処理室内に向かって供給する上部電極、及び前記処理室の内面の上部を保護する内壁保護体の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
請求項7記載の基板処理装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板処理装置において、前記垂直移動規制部は、少なくとも前記処理室上蓋側の端部が、前記処理室内に設けられた前記被処理基板を載置するための載置台を含む載置台ユニットを取り出すための取出し治具と交換可能に構成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の蓋釣支装置は、被処理基板に所定の処理を施す基板処理装置の処理室を密閉するために当該処理室の上部に設けられた処理室上蓋を釣支する蓋釣支装置であって、前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成り、前記水平移動規制部は、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支し、前記垂直移動規制部は、鉛直方向に伸縮自在なエアシリンダから成ることを特徴とする。
請求項1記載の基板処理装置及び請求項8記載の蓋釣支装置によれば、処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構が、処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成るので、処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動し、さらに、所定の水平方向に移動することができ、もって、クリーニングや改造を含むメンテナンスの作業効率を向上させることができる。このとき、垂直移動規制部が鉛直方向に伸縮自在なエアシリンダから成るので、高い制御性で処理室上蓋を鉛直方向に移動させることができる。
請求項3記載の基板処理装置によれば、処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構が、処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成るので、処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動し、さらに、所定の水平方向に移動することができ、もって、クリーニングや改造を含むメンテナンスの作業効率を向上させることができる。このとき、水平移動規制部が水平方向に延在するリニアガイドから成るので、高い制御性で処理室上蓋を水平方向に移動させることができる。
請求項4記載の基板処理装置によれば、処理室上蓋の移動位置を制御する制御装置を備えるので、処理室上蓋の移動を遠隔操作することができ、メンテナンスの作業効率をより向上させることができる。
請求項5記載の基板処理装置によれば、処理室上蓋と処理室内部品とを結合する結合部材が嵌挿される少なくとも1つの孔が処理室上蓋に形成されているので、蓋釣支機構によって処理室内部品も移動させることができ、メンテナンスの作業効率を格段に向上させることができる。
請求項6記載の基板処理装置によれば、処理室内部品が上部電極及び内壁保護体の少なくとも一方を含むので、人手では移動困難な処理室内部品を移動させることができる。
請求項7記載の基板処理装置によれば、垂直移動規制部が載置台ユニットを取り出すための取出し治具と交換可能に構成されているので、上記蓋釣支機構を用いて、非常に重い載置台ユニットを取り出すことができ、メンテナンスの作業効率を格段に向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す平面図である。
図1において、基板処理装置1は、被処理体としての、例えば直径が300mmのウエハに対して枚葉毎にRIE(Reactive Ion Etching)処理やアッシング処理などのプラズマ処理を施す6つのプロセスチャンバ(P/C)100と、未処理のウエハを搬出入すると共にP/C100において処理されたウエハを搬出入する基板搬出入部600と、P/C100と基板搬出入部600との間においてウエハを搬送するトランスファチャンバ(T/C)700とを備える。各P/C100は、T/C700に連結されている。
基板搬出入部600は、ウエハの格納容器であるフープを載置可能な3つのフープ載置台610と、T/C700に連結されたロードロック室(L/L室)620a,620bと、フープ載置台610とL/L室620a,620bとの間に配置された大気搬送系のローダユニット630と、ウエハの位置決め(プリアライメント)を行うプリアライメント部(P/A)としてのとしてのオリエンタ640と、L/L室620a,620bの下方であってローダユニット630の前側側面に夫々取り付けられている2つの非製品基板用フープ(不図示)とを有する。フープ載置台610のフープは、例えば25枚のウエハを収容し、非製品基板用フープは、基板処理装置1の試運転時等に使用するダミー処理用の非製品基板(ダミーウエハ)を所定枚数収容する。
図1の基板処理装置1によれば、6つのP/C100を備えるので、ウエハの基板処理を同時に実行することができる。
図2は、図1におけるP/C100の外観を概略的に示す斜視図である。
図2に示すように、P/C100には、その上部に開口部を有するP/C筐体110と、P/C筐体110を密閉するための上蓋としてのチャンバリッド200とが設けられている。P/C筐体110には、EPP用窓111が設けられている。また、P/C100の側方には、P/C100の周囲を取り囲むための壁材及び該壁面を支持する柱部材から構成されたフレーム400が配置されており、このようなフレーム400は、P/C100の上方にも天井面を形成すべく配置されている。
チャンバリッド200の上方には、P/C100内に処理ガスを供給するためのガスボックス310、後述するDC電力を供給する直流電源49を壊さないように該直流電源49への後述するRF電力のリークをブロックすると共にDC電力を通過させるためのDCフィルタが内部に配設されたDCフィルタボックス320、P/C100内部の圧力計測を行う圧力計測器330などの部品が配置されている。ガスボックス310は、処理ガスの流路を2本の処理ガス供給管310a,310bに分岐させるためのフロースプリッタと、2本の処理ガス供給管310a,310bに供給する処理ガスの流量を制御するマスフローコントローラ(MFC)とを備える。処理ガス供給管310a,310bはそれぞれチャンバリッド200を貫通するようにP/C100内部の空間と接続される。DCフィルタボックス320はチャンバリッド200の上面に接続される。また、DCフィルタボックス320の内部には通気孔(venthole)が設けられている。
また、チャンバリッド200には、ネジ孔210aが例えば3つ形成されている。なお、形成されるネジ孔210aは2つ以上であればよい。各ネジ孔210aには、必要に応じてネジが嵌挿されて、該ネジはチャンバリッド200と後述する図3のデポシールド130とを結合するための結合部材として機能する。
図3は、図2の線III−IIIに沿う断面図であり、P/C100の内部の構成を概略的に示す。
図3において、P/C100は、内面がアルマイトコーティングされているアルミニウム製の円筒形状の側壁10と、該側壁10の内面に沿って配置された略円筒形状のデポシールド130とを備える。デポシールド130の上面には、温度調整部や流水管などの部品135が配置される。
デポシールド130によって画成された空間(以下、「反応空間」という)の下方には、ウエハが載置される略円柱状の載置台(サセプタ)11を含む載置台ユニット140が配置されており、該反応空間の上方には、後述する上部電極を含む上部電極アッセンブリ150が載置台ユニット140と対面するように配置されている。上部電極アッセンブリ150は、チャンバリッド200に対して脱着可能にチャンバリッド200の底面と当接する。また、P/C100は電気的に接地し、載置台11はP/C100の底部に配置された絶縁性部材29を介して設置される。
P/C100では、側壁10の内面と載置台ユニット140の側面とによって、載置台ユニット140上方の気体分子をP/C100の外へ排出する流路として機能する排気路12が形成される。この排気路12の途中にはプラズマの漏洩を防止する環状のバッフル板13が配置される。また、排気路12におけるバッフル板13より下流の空間(排気室(マニホールド))は、側壁10に形成された排気孔10aを介して排気ポンプ(不図示)などの排気装置20に接続される。これにより、P/C100内をほぼ真空状態になるまで減圧するなどのP/C100内の圧力制御を行うことができる。
載置台11には高周波電源32が給電棒33及び整合器(Matcher)34を介して接続されており、該高周波電源32は、比較的高い周波数、例えば、40MHzの高周波電力(RF電力)を載置台11に供給する。これにより、載置台11は下部電極として機能する。また、整合器34は、載置台11からのRF電力の反射を低減してRF電力の載置台11への供給効率を最大にする。載置台11は高周波電源32から供給された40MHzのRF電力を反応空間に印加する。このとき、反応空間には印加されたRF電力に起因する電位(ポテンシャル)が発生する。
また、載置台11には、さらに他の高周波電源37が給電棒35及び整合器36を介して接続されており、該他の高周波電源37は、比較的低い周波数、例えば、2MHzのRF電力を載置台11に供給する。整合器36は整合器34と同様の機能を有する。
載置台11、特にその表面には供給された2MHzのRF電力に起因して高周波(2MHz)の電位が発生する。また、該表面には供給された40MHzのRF電力にも起因して電位が発生する。
載置台ユニット140の上部には、導電膜を内包する円板状のESC電極板14が配置されている。ESC電極板14にはESC直流電源24が電気的に接続されている。ウエハは、ESC直流電源24からESC電極板14に印加された直流電圧により発生するクーロン力又はジョンソン・ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によってESC電極板14の上面に吸着保持される。また、載置台ユニット140の側部には、ESC電極板14の上面に吸着保持されるウエハの周りを囲うように円環状のフォーカスリング15などが配設される。このフォーカスリング15は、反応空間に露出し、該反応空間においてプラズマをウエハの表面に向けて収束し、プラズマ処理の効率を向上させる。
また、載置台11の内部には、例えば、円周方向に延在する環状の冷媒室25が設けられる。この冷媒室25には、チラーユニット(図示せず)から冷媒用配管26を介して所定温度の冷媒、例えば、冷却水やガルデン(登録商標)液が循環供給され、当該冷媒の温度によってESC電極板14の上面に吸着保持されたウエハの処理温度が制御される。
さらに、ESC電極板14(載置台ユニット140)の上面のウエハが吸着保持される部分(以下、「吸着面」という)には、複数の伝熱ガス供給孔27が開口している。これら複数の伝熱ガス供給孔27は、伝熱ガス供給部28に接続され、該伝熱ガス供給部28は伝熱ガスとしてのヘリウムガスを、伝熱ガス供給孔27を介して吸着面及びウエハの裏面の間隙に供給する。
載置台ユニット140の吸着面には、載置台ユニット140の上面から突出自在なリフトピンとしてのプッシャーピン(図示せず)が例えば3本配置されている。これらのプッシャーピンは、ウエハにプラズマ処理を施すためにウエハを吸着面に吸着保持するときには載置台ユニット140に収容され、プラズマ処理が施されたウエハをP/C100から搬出するときには載置台ユニット140の上面から突出してウエハをESC電極板14から離間させて上方へ持ち上げる。
上部電極アッセンブリ150は、多数のガス穴23を有し載置台ユニット140と対面するシャワーヘッド20と、該シャワーヘッド20を着脱可能に支持する電極支持体21と、デポシールド130との当接部に配置された環状のシールドリング151と、チャンバリッド200及び上部電極アッセンブリ150を結合する複数のネジ152とを有する。シャワーヘッド20には所定の直流電力(DC電力)を供給する直流電源49が接続されており、これにより、シャワーヘッド20は上部電極として機能する。電極支持体21は、内部に、上記処理ガス供給管310a,310bが接続して処理ガスが供給されるバッファ室22が形成されていると共に、該バッファ室22の下部を閉塞するクーリングプレート21aを有する。シャワーヘッド20は、処理ガス供給管310a,310bからバッファ室22へ供給された処理ガスをガス穴23を経由してP/C100内へ供給する。
また、P/C100の側壁10には、上記プッシャーピンによって持ち上げられたウエハの高さに対応する位置にウエハの搬出入口30が設けられ、搬出入口30には、該搬出入口30を開閉するために昇降自在に構成されたシャッタ31が取り付けられている。
このP/C100内では、上述したように、下部電極として機能する載置台ユニット140にRF電力を、且つ上部電極として機能する上部電極アッセンブリ150にDC電力を供給して、それらの間の反応空間にこれらの電力を印加することにより、該反応空間においてシャワーヘッド20から供給された処理ガスから高密度のプラズマを発生させ、該プラズマによってウエハにプラズマ処理を施す。
具体的には、ウエハにプラズマ処理を施す際、まずシャッタ31を開口し、プラズマ処理対象のウエハをP/C100内に搬入し、さらに、ESC電圧をESC電極板14に印加することにより、搬入されたウエハを載置台11の吸着面に吸着保持する。また、シャワーヘッド20より処理ガス(例えば、所定の流量比率のCF4ガス、O2ガス及びArガスから成る混合ガス)を所定の流量および流量比でP/C100内に供給すると共に、P/C100内の圧力を所定値に制御する。さらに、載置台ユニット140及び上部電極アッセンブリ150からP/C100内の反応空間にRF電力及びDC電力を印加する。これにより、シャワーヘッド20より導入された処理ガスを反応空間においてプラズマにし、該プラズマをフォーカスリング15によってウエハの表面に収束し、ウエハの表面を物理的又は化学的にエッチングする。
図4は、図3におけるデポシールド130及びシャッタ31の外観を示す斜視図である。
図4において、デポシールド130は、P/C100の側壁10の内面上部に沿う外径670mm、高さ150mmの略円筒形状をなし、側壁10の内面にデポ(堆積物)が付着するのを防止することにより側壁10を保護する内壁保護体として機能する。また、デポシールド130の下部の一部には、幅方向に関してウエハの直径よりも大きな横幅の切欠き部131が形成されており、該切欠き部131の切欠き面は、シャッタ31の上面と相補形状を有する。また、シャッタ31は、デポシールド130と同一材料で構成されている。
また、デポシールド130は、その周縁フランジ部134において、チャンバリッド200のネジ孔210aに対応するようにネジ孔210bが形成されている。これらのネジ孔210bは、デポシールド130の周縁フランジ部134を貫通しないように形成されている。なお、1つのネジ孔210bの上方には図3に示した部品135が配置されている。また、デポシールド130の周縁フランジ部134の内部には、不図示のプレート状のヒータが2段に亘って配置されている。
図5は、図2におけるDCフィルタボックス320を取り外した後にクレーンユニットが装着されたP/C100の外観を示す斜視図である。なお、図5において矢印Aの方向には、図1のT/C700が配置されており、矢印B方向には、ユーザがメンテナンスをする場合などに使用するメンテ台(図示しない)が配置されている。
図5において、クレーンユニット500は、チャンバリッド200の上方に配置されたDCフィルタボックス320を取り外した後に、チャンバリッド200と結合(装着)される。これにより、クレーンユニット500は、P/C100においてチャンバリッド200を開閉する。なお、必要に応じて、ガスボックス310なども取り外される。
クレーンユニット500は、一端510aがチャンバリッド200と結合されたエアシリンダ510と、エアシリンダ510の他端510bがレール上を摺動自在となるように係合された1本のリニアガイド520とを備える。エアシリンダ510がチャンバリッド200を保持し、リニアガイド520がエアシリンダ510を保持することにより、クレーンユニット500は、チャンバリッド200を釣支する蓋釣支機構として機能する。
リニアガイド520は、ウエハの搬送方向と平行な水平面上において図5の矢印A,B方向に延在するようにフレーム400の天井面に固定されている。なお、天井面の高さは2000mm〜2300mmの間にある。リニアガイド520のレール長は、チャンバリッド200の直径などに応じて適宜設定され、例えば、矢印A,B方向にそれぞれチャンバリッド200をその直径(780mm)に相当する長さの分だけオフセットできるように1600mmである。これにより、リニアガイド520は、矢印A,B方向に延在するレール長に応じた範囲内でチャンバリッド200を移動自在に保持する水平移動規制部として機能する。
エアシリンダ510は、鉛直方向において伸縮自在に構成されており、チャンバリッド200の上方から、即ち釣上げ方式で、天井面の高さまでの範囲でチャンバリッド200を釣支する垂直移動規制部として機能する。釣上げ方式であるため、エアシリンダ510が上方から加重を受けて噛込みを起こす懸念をなくすことができる。さらには、ウエハの直径に合わせてP/C100のサイズ、ひいてはチャンバリッド200の直径を変化させる場合であっても、釣上げ方式であるため、クレーンユニット500の構成を変化させる必要をなくすことができる。換言すれば、ウエハの直径変更やP/C100のサイズ変更の自由度を低下させることをなくすことができる。
また、エアシリンダ510としては、任意のストローク長のものを使用することができるが、チャンバリッド200がP/C100の上面に対して過度に押圧することがないようなストローク長を選択することが好ましい。
エアシリンダ510は、任意のストローク長においてその動作を中間停止できるものが好ましく、これにより、ユーザは、所望の高さでチャンバリッド200や上部電極アッセンブリ150のメンテナンスを行うことができる。また、エアシリンダ510は、チャンバリッド200を閉じる直前には低スピードで作動するように構成されており、これにより、チャンバリッド200とP/C筐体100との間のスペースを遮る配線やユーザの手などの挟み込みを防止して、基板処理装置1の安全性を向上させることができる。
エアシリンダ510の一端510aは、チャンバリッド200の上面においてその中央位置から所定量ずらした位置で所定の結合部材を介して結合される。所定量ずらすことによってチャンバリッド200を釣支した際に、該チャンバリッド200を積極的に傾ける。その結果、ガタ(backlash)を持たせて、チャンバリッド200の開閉時に発生する衝撃を緩和することができ、スムーズにチャンバリッド200の開閉を行うことができる。
また、クレーンユニット500は、エアシリンダ510の位置や動作、ひいてはチャンバリッド200の移動位置を遠隔的に制御するコントローラ530と、エアシリンダ510と連動する位置決めボックス540とを含む。位置決めボックス540には位置決めピン(不図示)が設けられており、これに対応して、リニアガイド520のレール上には、複数の、例えば一端、中央、他端の3箇所のピンホールが位置決めピンと嵌合するように形成されており、これにより、ロック機構が構成され、クレーンユニット500の不慮の作動における基板処理装置1の安全性を向上させることができる。3箇所のうち中央のピンホールに位置決めピンが嵌合することにより、エアシリンダ510の一端510aとチャンバリッド200上面とが結合可能であることを容易に検出することができる。なお、ピンホールに嵌合するものは、位置決めピンに限られることはなく、テーパシャフトなどであってもよい。
コントローラ530には、エアシリンダ510の鉛直(上下)方向における位置を制御する上ボタン531及び下ボタン532が設けられている。上下ボタン531,532は、位置決めボックス540の位置決めピンがピンホールに嵌合した場合には操作可能に、且つ位置決めピンがピンホールに嵌合していない場合には操作不可能に構成されていることが好ましく、これにより、ユーザの操作性を向上させることができる。さらには、上下ボタン531,532は、エアシリンダ510が所望の位置以外で上下移動することによる事故の発生を防止することができ、基板処理装置1の安全性を向上させることができる。なお、位置決めピンをピンホールのロックから解除するときには、図示しない所定のレバーを用いる。また、チャンバリッド200の開閉時に所定のメロディなどの音を発するように構成することにより、ユーザにチャンバリッド200が開閉時にあることを注意喚起することができると共に、クレーンユニット500の故障時のリスクを回避することができる。
なお、上記実施の形態において、チャンバリッド200を釣支する蓋釣支機構としては、エアシリンダ510及びリニアガイド520から構成されたクレーンユニット500を用いたが、チャンバリッド200を鉛直方向及び所定の水平方向に移動させることができるものであればいかなるものであってもよく、例えば、エアシリンダ510に代えてボールネジなどを使用してもよい。なお、これらは、クリーンルーム内で使用することを鑑みてパーティクルが発生しないような部材で構成されていることが好ましい。
エアシリンダ510及びリニアガイド520の組み合わせたクレーンユニット500を使用することにより、制御性が高くなり、チャンバリッド200の開閉時に発生する音量を小さくすることができると共に、チャンバリッド200を支持する支持部材の大型化を回避することができる。さらには、クレーンユニット500は、取り外して他のP/C100でも使用することができるので、コストの低減及び保管スペースの狭小化を図ることも可能である。
以下、図5のクレーンユニット500及びチャンバリッド200から構成される蓋アッセンブリのメンテナンス動作を説明する。メンテナンスとしては、クリーニングや分解・改造・修理などがある。クリーニングでは、P/C100内のチャンバ内部品の表面がユーザにより洗浄される。分解・改造・修理では、P/C100内のチャンバ内部品を取り出すことが行われる。
まず、図3のP/C100内部をクリーニングするときの手順を図6(a)〜図6(c)を用いて説明する。なお、図6(a)〜図6(c)には、P/C100を載置するためのテーブル410と、P/C100の前面に配置された、例えば高さ300mmの上記メンテ台420と、フレーム400の上面に載置された筐体450とが示されている。筐体450内部には温調器や制御ボードなどが設けられている。
図6(a)は、図5のクレーンユニット500を装着した時を示しており、図5の側断面図に該当する。
図6(b)は、クレーンユニット500によりP/C100のチャンバリッド200及び上部電極アッセンブリ150を上方へ垂直移動させた時を示している。図6(b)に示すように、上部電極アッセンブリ150、デポシールド130、及び載置台ユニット140の表面が露出するため、ユーザは前面及び両側面から効率的にクリーニングを行うことができる。
図6(c)は、チャンバリッド200及び上部電極アッセンブリ150を矢印A方向へ(奥に)水平移動させた時を示す。図6(c)の状態では、P/C100の上方におけるメンテナンススペースが大きく確保されるので、ユーザは、デポシールド130及び載置台ユニット140の表面を図6(b)の状態よりもより効率的にクリーニングすることができる。
また、図6(c)に示すように、チャンバリッド200は、T/C700の上方のデッドスペースであった場所に張り出すように配置されるので、チャンバリッド200の移動に伴うデッドスペースの増大をなくすことができる。特に、図1に示すように6つのP/C100を備えるような基板処理装置1では、T/C700の上方のデッドスペースを利用することにより、複数のP/C100のチャンバリッド200が互いに干渉することなく同時に各P/C100のメンテナンスを行うことができる。
また、図7に示すように、図6(b)に示す状態から、矢印B方向へ(手前に)チャンバリッド200及び上部電極アッセンブリ150を水平移動させた場合には、上部電極アッセンブリ150の表面をユーザにより近い位置で露出させることができる。これにより、ユーザは上部電極アッセンブリ150の分解・改造・修理・交換・検査などを容易に行うことができると共に、これらのクリーニングを効率的に行うことができる。
図6及び図7の説明では、チャンバリッド200及び上部電極アッセンブリ150の双方を移動させたが、これら双方を結合するネジ152(図3,図5)を予め取り外しておくことにより、チャンバリッド200だけを移動させてもよい。
また、図8に示すように、ネジ孔210a,210b(図3乃至図5)に所定のネジを嵌挿することによりチャンバリッド200及びデポシールド130の双方を結合することにより、これら双方と上部電極アッセンブリ150を移動させてもよい。これにより、デポシールド130を正確に鉛直方向に沿って取り出すことができる。一方、従来の技術では、デポシールドの高さ方向の寸法が大きいために、鉛直方向に沿って正確に取り出すことができず、その下部がP/C100の側壁10に干渉するという問題があったが、図8に示すような技術によれば、これを解決することができるので、メンテナンス時のユーザの作業効率を格段に向上させることができる。
なお、上記実施の形態において、載置台ユニット140が軽い場合には、チャンバリッド200と所定の結合部材を介して結合させることにより、図8のデポシールド130と同様にP/C100から取り外すことが可能である。しかしながら、載置台ユニット140は、通常、質量が100kgと非常に重いために取り出すのは困難である。
図9は、本発明の実施の形態の変形例において、P/C100内部の載置台ユニット140を上方へ垂直移動させるときの状態を模式的に示す側断面図である。
本変形例では、図5のクレーンユニット500に代えて図9に示す搬送治具900を使用することにより、非常に重い載置台ユニット140を取り出して搬送する。
搬送治具900は、クレーンユニット500のエアシリンダ510と交換されたエアシリンダ付きの取出しジグ510’を備え、クレーンユニット500のリニアガイド520をそのまま利用する。これにより、取出しジグ510’の位置決めを容易に行うことができる。なお、取出しジグ510’は、エアシリンダ510の一端510aだけを交換したものであることが好ましく、これにより、エアシリンダ510を流用することができると共に、取出しジグ510’の取り付けを容易に行うことができる。
まず、図9に示すように、チャンバリッド200、上部電極アッセンブリ150、及びデポシールド130を取り出した後に、エアシリンダ510に代えて取出しジグ510’を取り付ける。次いで、取出しジグ510’と載置台ユニット140とをワイヤなどの高い強度の部材で結合する。その後は、図6(b)と同様に、載置台ユニット140をP/C100から取出す。
本変形例の搬送治具900によれば、ジブクレーンや門型クレーンのような大型のメンテナンス治具を使うことなく、非常に重い載置台ユニット140を容易に取り出して搬送することができるので、メンテナンス時のユーザの作業効率を格段に向上させることができる。また、本変形例は、載置台ユニット140が高温状態にあるときでも有効である。
なお、上述した実施の形態では、被処理体基板が半導体ウエハであったが、例えば、LCDやFPD(Flat Panel Display)等のガラス基板であってもよい。
本発明の実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す平面図である。 図1における1つのプロセスチャンバの外観を概略的に示す斜視図である。 図2の線III−IIIに沿う断面図である。 図3におけるデポジットシールド及びシャッタの外観を示す斜視図である。 図2におけるDCフィルタボックスを取り外した後にクレーンユニットが装着されたプロセスチャンバの外観を示す斜視図である。 図3のプロセスチャンバをメンテナンスするために、図5のクレーンユニットを装着した時を示す側断面図である。 クレーンユニットによりチャンバリッド及び上部電極アッセンブリを上方へ垂直移動させた時を示す側断面図である。 チャンバリッド及び上部電極アッセンブリを矢印A方向へ(奥に)水平移動させた時を示す側断面図である。 図3のプロセスチャンバをメンテナンスするためにチャンバリッド及び上部電極アッセンブリを図6(b)に示す状態から矢印B方向へ(手前に)水平移動させた時を示す側断面図である。 図3におけるチャンバリッド、上部電極アッセンブリ、及びデポジットシールドを上方へ垂直移動させた時のプロセスチャンバの状態を模式的に示す側断面図である。 本発明の実施の形態の変形例において、プロセスチャンバ内部の載置台を含む載置台ユニットを上方へ垂直移動させるときの状態を模式的に示す側断面図である。
符号の説明
1 基板処理装置
100 プロセスチャンバ(P/C)
110 プロセスチャンバ筐体(P/C筐体)
130 デポシールド(デポジットシールド)
140 載置台ユニット
150 上部電極アッセンブリ
200 チャンバリッド
500 クレーンユニット
510 エアシリンダ
520 リニアガイド
700 トランスファチャンバ(T/C)




Claims (8)

  1. 被処理基板に所定の処理を施す処理室であって、当該処理室を密閉するための処理室上蓋が上部に設けられた処理室を備える基板処理装置において、
    前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成る、前記処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構を備え、
    前記水平移動規制部は、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支し、
    前記垂直移動規制部は、鉛直方向に伸縮自在なエアシリンダから成ることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記水平移動規制部は前記水平方向に延在するリニアガイドから成ることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 被処理基板に所定の処理を施す処理室であって、当該処理室を密閉するための処理室上蓋が上部に設けられた処理室を備える基板処理装置において、
    前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成る、前記処理室上蓋を釣支する蓋釣支機構を備え、
    前記水平移動規制部は前記水平方向に延在するリニアガイドから成り、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支することを特徴とする基板処理装置。
  4. 前記処理室上蓋の移動位置を制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  5. 前記処理室上蓋には、当該処理室上蓋と前記処理室内に配置された処理室内部品とを結合する結合部材が嵌挿される少なくとも1つの孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  6. 前記処理室内部品は、前記所定の処理に必要な電力を前記処理室内に向かって供給する上部電極、及び前記処理室の内面の上部を保護する内壁保護体の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記垂直移動規制部は、少なくとも前記処理室上蓋側の端部が、前記処理室内に設けられた前記被処理基板を載置するための載置台を含む載置台ユニットを取り出すための取出し治具と交換可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  8. 被処理基板に所定の処理を施す基板処理装置の処理室を密閉するために当該処理室の上部に設けられた処理室上蓋を釣支する蓋釣支装置であって、
    前記処理室上蓋をその上方において鉛直方向に移動自在に保持する垂直移動規制部と、前記処理室上蓋を所定の水平方向に移動自在に保持する水平移動規制部とから成り、
    前記水平移動規制部は、前記垂直移動規制部を介して前記処理室上蓋を釣支し、
    前記垂直移動規制部は、鉛直方向に伸縮自在なエアシリンダから成ることを特徴とする蓋釣支装置。
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