JP2002015299A - Icカード - Google Patents
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Abstract
正使用される可能性があると判断される場合に使用不能
状態にすることができるICカードを提供する。 【解決手段】 ICカード1の制御部2は、不正使用が
行われていると判断すると、スイッチ4を開いて電池3
による動作用電源の供給を不能とするので、制御部2も
機能を停止する。従って、携帯電話装置からメモリ5に
対してアクセスすることはできなくなり、該ICカード
1は使用不能となってそれ以上不正使用が試みられるこ
とは防止される。
Description
カード等に利用されるICカードに関する。
などのプリペイドカードには、磁気を用いてデータを記
憶させる磁気カードが採用されていた。しかし、このよ
うな磁気カードは偽造が比較的容易であり、セキュリテ
ィの点で問題があった。そこで、ICカードをプリペイ
ドカードに応用することが行われている。
蔵して構成されているため、使用時におけるカードリー
ダ/ライタのような外部装置との通信手順をより複雑に
設定することができる。従って、不正使用が試みられた
場合には、通信手順が定められているシーケンスより逸
脱したことなどを判断することでその検出が容易となる
ため、セキュリティを向上させることができる。
例えば、不正使用を試みようとする者が、何らかの手段
によって予め設定された暗証番号や、通信手順の特別な
シーケンスを知ることができた場合には、不正使用が行
われる可能性が否定できない。そこで、例えば特開平6
−325223号公報には、残高が零円のプリペイドカ
ードが更に使用されようとした場合に、ICカードの内
部回路に高電圧を印加してメモリの記憶データや回路装
置自体を破壊して使用不能にする技術、また、回路装置
の一部を機能不全状態にして、一時的に使用不能にする
技術が開示されている。
のメモリには、該ICカードが使用された場所や時刻な
どのデータもユーザ情報として記憶されている。従っ
て、これらのユーザ情報を用いれば、ICカードの不正
使用が行われた場所や時刻を特定することが可能とな
る。
リの記憶データを破壊してしまうと、その記憶データを
利用することができなくなってしまうという問題があ
る。また、回路装置の一部を機能不全状態にする場合に
も、通常は+4Vの電源で動作している回路部分に+1
2Vを印加するため、メモリのデータが正常な状態で保
持されているという保証はない。
あり、その目的は、記憶部の記憶データを破壊すること
なく、不正使用される可能性があると判断される場合に
使用不能状態にすることができるICカードを提供する
ことにある。
ドによれば、制御部は、不正使用が行われていると判断
すると、電池による動作用電源の供給を不能とするの
で、制御部も機能を停止する。従って、外部装置から記
憶部に対してアクセスすることはできなくなり、該IC
カードは使用不能となってそれ以上不正使用が試みられ
ることは防止される。
はそのまま保持されるので、ICカードを回収した場合
に例えば本体を分解するなどして動作用電源を再度供給
すれば、記憶部に記憶されているデータを読み出すこと
は可能である。従って、そのデータを利用して、不正使
用が行われた場所や時刻などを特定し、不正使用行為の
解析等を行うことができる。
ば、制御部は、使用不能状態になったと判断した場合
も、電池による動作用電源の供給を不能とする。即ち、
通常の使用状態においても、予め設定されているICカ
ードの使用可能条件が満たされなくなった時点でICカ
ードを使用不能とするので、請求項1と同様に、不正使
用が試みられることを防止できる。
ば、制御部は、経路遮断手段を用いて電池と制御部との
間における動作用電源の供給経路を遮断して(請求項
4)、または、放電手段を用いて電池を放電させること
で(請求項5)、容易に動作用電源の供給を不能とする
ことができる。
部は、不正使用が行われていると判断すると、経路遮断
手段を用いて外部装置から制御部に対する動作用電源の
供給を遮断するので、制御部は動作不能となり、外部装
置から記憶部に対してアクセスすることができなくな
る。従って、該ICカードは使用不能となってそれ以上
不正使用が試みられることは防止される。
部は、使用不能状態になったと判断した場合も動作用電
源の供給を遮断するので、請求項2と同様に、通常の使
用状態におけるICカードの使用可能条件が満たされな
くなった時点でICカードを使用不能として、不正使用
が試みられることを防止できる。
部は、不正使用が行われていると判断すると、外部装置
から制御部に対するクロック信号の供給を遮断するの
で、制御部は動作不能となり、外部装置から記憶部に対
してアクセスすることができなくなる。従って、該IC
カードは使用不能となってそれ以上不正使用が試みられ
ることは防止される。
れば、制御部は、使用不能状態になったと判断した場合
もクロック信号の供給を遮断するので、請求項2と同様
に、通常の使用状態におけるICカードの使用可能条件
が満たされなくなった時点でICカードを使用不能とし
て、不正使用が試みられることを防止できる。
御部は、不正使用が行われていると判断するとI/Oポ
ートを遮断するので、I/Oポートを介したデータの転
送が不能となり、不正使用を防止することができる。
よれば、制御部は、使用不能状態になったと判断した場
合もI/Oポートを遮断するので、請求項2等と同様
に、ICカードの使用可能条件が満たされなくなった時
点でICカードを使用不能として、不正使用が試みられ
ることを防止できる。
憶部の上位アドレス領域に、不正に使用されるおそれが
あるユーザ情報等のデータを記憶し、制御部は、不正使
用が行われていると判断すると、記憶部の上位アドレス
領域に対するアクセスを不能とする。
求されるデータについては記憶部の上位アドレス領域に
記憶させ、それ以外の読み出されても問題がないデータ
については下位アドレス領域に記憶させて、上位アドレ
ス領域に記憶させたデータだけをアクセス不能にすれ
ば、不正使用を防止するという目的は十分達成される。
そして、その場合でも、ICカードの使用履歴のよう
に、秘匿性が低く不正使用行為の解析等を行うために積
極的に利用を図りたいデータについては、外部装置から
の読み出しはそのまま可能なので、前記解析等を容易に
行うことができる。
よれば、制御部は、使用不能状態になったと判断した場
合も、上位アドレス領域に対するアクセスを不能とする
ので、請求項2等と同様に、ICカードの使用可能条件
が満たされなくなった時点で秘匿性が高いデータへのア
クセスを不能として、不正使用が試みられることを防止
できる。
御部は、アドレスバス遮断手段を用いて制御部と記憶部
との間における上位アドレスバスを遮断するので、上位
アドレス領域に対するアクセスを容易に不能とすること
ができる。
算手段は、外部装置との間で行われるデータ転送に基づ
くICカードの使用量に応じて、使用可能量記憶部に記
憶されている使用可能量を減算する。そして、制御部
は、使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量がゼ
ロになると使用不能状態になったと判断する。
能度数等が設定されているものについては、ICカード
の使用が進み前記度数が“0”になった時点で使用不能
と判断する。従って、使用不能状態の判断を妥当に行う
ことができる。
帯電話装置に用いられるICカードに適用した場合の第
1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。図
1は、ICカードの電気的構成を示す機能ブロック図で
ある。ICカード1は、マイクロコンピュータなどから
なる制御部2を中心として構成されている。このICカ
ード1は、例えばSIM(Subscriber Identification M
odule)カードなどのように、携帯電話によって通話を行
う場合にユーザが各個人毎に使用するものであり、ユー
ザの暗証番号などが予め記憶されている。
より動作用電源が供給されるようになっているが、電池
3の正側端子と制御部2の電源端子Vccとの間には、
常閉型のスイッチ(経路遮断手段)4が介挿されてい
る。そして、制御部2は、スイッチ4の開閉を制御する
ようになっている。また、制御部2には、EEPROM
などからなるメモリ(記憶部)5が書込み及び読出し可
能に接続されている。メモリ5は、図示しない回路基板
に対して着脱可能となるとに構成されている。
(外部装置)のカードスロットに挿入されると、端子6
を介して携帯電話装置と電気的に接続され、携帯電話装
置との間でデータ転送を行うようになっている。端子6
aには、携帯電話装置側より動作用のクロック信号CL
Kが与えられ、制御部2に供給されるようになってい
る。また、端子6bは、携帯電話装置と制御部2との間
でデータのシリアル転送を行うためのI/Oポートであ
る。また、端子6cは、携帯電話装置側のグランド(G
ND)を、電池3の負側端子に接続するためのグランド
端子である。
3をも参照して説明する。図2は、制御部2の制御内容
を示すフローチャートであり、ICカード1が携帯電話
装置に装着され、ユーザが通話を行う場合に処理が開始
される。制御部2は、ユーザが携帯電話装置側より入力
する暗証番号を受信すると(ステップS1)、続いて、
携帯電話装置が現在使用されている場所(例えば、最寄
りの基地局に関する情報)や、時刻、その他携帯電話装
置の使用に伴って発行されるパラメータを受信して、メ
モリ5に記憶させる(ステップS2)。
信した暗証番号がメモリ5に予め記憶されているものに
一致するか否かを照合して(ステップS3)、一致すれ
ば(「YES」)携帯電話装置側に通話の開始許可を送
信する(ステップS4)。そして、通話が終了すれば
(ステップS5)処理を終了する。
1で受信した暗証番号がメモリ5に予め記憶されている
ものに一致しない場合は(「NO」)、カウンタMの値
をデクリメントし(ステップS6)、そのカウンタMの
値が“0”より大であるか否かを判断する(ステップS
7)。カウンタMの値が“0”より大なら(「YE
S」)ステップS1に戻り、再度の暗証番号の受信を待
つ。
(ステップS7,「NO」)、制御部2は、スイッチ4
を開くことで電池3から自身に対する動作用電源の供給
を断って(ステップS8)処理を終了する。即ち、間違
った暗証番号が複数(M)回入力されるような場合は、
ICカード1の不正使用が試みられている可能性が高い
ため、内部的に電源供給を断つことでICカード1を動
作不能の状態にする。
収された場合、その状態ではメモリ5に記憶されている
データを読み出すことはできないが、図3に示すよう
に、メモリ5を回路基板より取り外して解析装置(メモ
リ・リーダなど)7に接続することによって、メモリ5
に記憶されている携帯電話装置の使用場所,時刻,その
他のパラメータを読みだすことによって、ICカード1
が不正使用された場合の状況を解析することが可能であ
る。
ド1の制御部2は、不正使用が行われていると判断する
と、スイッチ4を開いて電池3による動作用電源の供給
を不能とするので、制御部2も機能を停止する。従っ
て、携帯電話装置からメモリ5に対してアクセスするこ
とはできなくなり、該ICカード1は使用不能となって
それ以上不正使用が試みられることは防止される。
タはそのまま保持されるので、ICカード1を回収した
場合にメモリ5に記憶されているデータを読み出すこと
ができる。従って、そのデータを利用して、不正使用が
行われた場所や時刻などを特定することで、不正使用行
為の解析等を行うことができる。
例えばテレホンカードのようなプリペイドカードに適用
した場合を示す第2実施例であり、第1実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分
についてのみ説明する。第2実施例のICカード8は、
メモリ5に代えて、使用残高をカウントするためのカウ
ンタ(記憶部,使用可能量記憶部)9を備えている。こ
のカウンタ9はハードウエア,ソフトウエアの何れで構
成しても良い。そして、図4(a)に示すように、カウ
ンタ9の残高を示すカウント値Nは、初期値として10
00円相当のカウント値が設定されているものとする。
0に置き換えられており、メモリ5は削除されている。
この場合、ICカード8は、第1実施例と同様に携帯電
話装置にセットされた状態で、テレホンカードと同様に
使用されるものとする。
ーチャートである。制御部10は、先ず、カウンタ9を
参照してカウント値Nが“0”よりも大であるか否かを
判断し(ステップS10)、Nが“0”よりも大であれ
ば(「YES」)携帯電話装置側に通話を許可する(ス
テップS11)。そして、カウンタ9のカウント値Nよ
り使用料金相当の値を差し引き(ステップS12)、通
話が終了していなければ(ステップS13,「N
O」)、ステップS10に戻る。
行き、カウンタ9のカウント値Nが“0”に等しくなる
と(ステップS10,「NO」)、制御部10はステッ
プS14に移行して、ステップS8と同様にスイッチ4
を開いて電池3から動作用電源の供給を遮断すると処理
を終了する。
10は、ICカード8の使用残高がなくなり使用不能の
状態になると、電池3による動作用電源の供給を遮断し
て自身の機能を停止するので、その使用不能の状態のI
Cカード8が不正使用に利用されることを防止できる。
例を示すものであり、第2実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第3実施例のICカード8Aでは、電池3の
正側端子は、制御部10の電源端子VCCに直結されて
いる。おり、電池3の両端には、常開型のスイッチ(放
電手段)11と放電用抵抗(放電手段)12との直列回
路が接続されている。そして、制御部10は、スイッチ
11の開閉を制御するようになっている。
ば、制御部10は、カウンタ9のカウント値Nが“0”
になるとスイッチ11を閉じることで、電池3を放電用
抵抗12を介して放電させて使用不能状態とする。従っ
て、第2実施例と同様の効果が得られる。
例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第4実施例のICカード13は、電池3を内
蔵しておらず、電源は、端子6dを介して携帯電話装置
側より供給されるように構成されている。そして、端子
6dと制御部2の電源端子VCCとの間には、常閉型の
スイッチ(経路遮断手段)14が介挿されており、制御
部2は、スイッチ14の開閉を制御するようになってい
る。
ば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフロー
チャートに従って動作するが、ステップS8において
は、スイッチ4に代わるスイッチ14を開くことで、携
帯電話装置からの端子6dを介した動作用電源の供給を
停止するようになっている。従って、第1実施例と同様
の効果が得られる。
例を示すものであり、第4実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第5実施例のICカード15では、第4実施
例におけるスイッチ14は削除されており、それに代え
て、クロック信号供給用の端子6aと制御部2との間に
常閉型のスイッチ16が介挿されている。そして、制御
部2は、スイッチ16の開閉を制御するようになってい
る。
ば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフロー
チャートに従って動作するが、ステップS8に相当する
処理でスイッ4に代わるスイッチ16を開くことで、携
帯電話装置からの端子6aを介したクロック信号CLK
の供給を停止するようになっている。従って、その場
合、制御部2は動作不能となり、第1実施例と同様の効
果が得られる。
例を示すものであり、第5実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ
説明する。第6実施例のICカード17は、第5実施例
におけるスイッチ16は削除されており、それに代え
て、I/Oポートである端子6bと制御部2との間に、
常閉型のスイッチ18が介挿されている。そして、制御
部2は、スイッチ18の開閉を制御するようになってい
る。
ば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフロー
チャートに従って動作するが、ステップS8に相当する
処理でスイッ4に代わるスイッチ18を開くことで、携
帯電話装置との間のデータ転送を不能とする。従って、
制御部2は、携帯電話装置との間で必要な通信を行うこ
とが出来ずに動作不能となるので、第1実施例と同様の
効果が得られる。
明の第7実施例を示すものであり、第4実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分
についてのみ説明する。第7実施例のICカード19で
は、第4実施例におけるスイッチ14が削除されてい
る。そして、図10においては、制御部2Aとメモリ5
に代わるメモリ(記憶部)20との間の接続形態をより
詳細に図示している。
レスバス21及びデータバス22とによって接続されて
いる。そして、メモリ20には、その上位アドレス領域
(1×××…)にユーザのID情報やその他個人情報な
ど、不正使用に利用されるおそれがあり秘匿性を高める
必要があるデータが記憶されている。そして、下位アド
レス領域(0×××…)には、ステップS2おいて制御
部2Aにより使用場所等のデータが記憶されるようにな
っている。
量に応じた複数のビットで構成されるが、そのアドレス
バスのMSB(Most Significant Bit)には、常閉型のス
イッチ(アドレスバス遮断手段)23が介挿されてお
り、制御部2Aは、スイッチ23の開閉を制御するよう
になっている。また、メモリ20のMSBアドレスの入
力端子は、抵抗24によってプルダウンされている。
も参照して説明する。制御部2Aは、ステップS7にお
いて「NO」と判断すると、ステップS8に代わるステ
ップS20においてスイッチ23を開き、処理を終了す
る。スイッチ23が開くと、メモリ20のMSBアドレ
スの入力端子は、常に“0”となるため、メモリ20の
上位アドレス領域の読み出しが不能となり、下位アドレ
ス領域の読み出しだけが可能となる。
性を高める必要があるデータは読み出されなくなる一
方、読み出されても不正使用に利用されることはなく、
第1実施例で述べたように、ICカード1が不正使用さ
れた場合の状況を解析するために利用したい使用場所等
のデータは、そのまま読み出すことが出来る。従って、
セキュリティの向上を図ると同時に、データ解析を行う
場合の利便性を向上させることも可能となる。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。非接触型のICカードに適用しても
良い。第1実施例において、ステップS2を、ステップ
S7で「NO」と判断した場合に実行するようにして、
不正使用が試みられたと判断した場合にだけ各種の情報
をメモリ5に記憶させるようにしても良い。第1実施例
の構成と第2実施例の構成とを組み合わせて、不正使用
が試みられたと判断される場合、または使用不能状態に
なったと判断される場合の何れも電源供給を断つように
しても良い。第3実施例の構成を、第1実施例のように
不正使用が試みられたと判断した場合に適用しても良
い。また、第4乃至第7実施例の構成を、第2,第3実
施例のように使用不能状態となった場合に適用しても良
い。
に適用した場合の第1実施例であり、ICカードの電気
的構成を示す機能ブロック図
示す図
(a)は通常使用状態の場合、(b)は使用不能状態の
場合を示す図
イッチ(経路遮断手段)、5はメモリ(記憶部)、8,
8AはICカード、9はカウンタ(記憶部,使用可能量
記憶部)、10は制御部(減算手段)、11はスイッチ
(放電手段)、12は放電用抵抗(放電手段)、13は
ICカード、14はスイッチ(経路遮断手段)、15は
ICカード、19はICカード、20はメモリ(記憶
部)、23はスイッチ(アドレスバス遮断手段)を示
す。
Claims (18)
- 【請求項1】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転
送を制御する制御部と、この制御部に動作用電源を供給
するための電池とを備えてなるICカードにおいて、 前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、
前記電池による動作用電源の供給を不能とするように構
成されていることを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 前記制御部は、使用不能状態になったと
判断した場合も、前記電池による動作用電源の供給を不
能とするように構成されていることを特徴とする請求項
1記載のICカード。 - 【請求項3】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転
送を制御する制御部と、この制御部に動作用電源を供給
するための電池とを備えてなるICカードにおいて、 前記制御部は、使用不能状態になったと判断すると、前
記電池による動作用電源の供給を不能とするように構成
されていることを特徴とするICカード。 - 【請求項4】 前記電池と前記制御部との間における動
作用電源の供給経路を遮断するための経路遮断手段を備
え、 前記制御部は、前記経路遮断手段を用いて前記供給経路
を遮断して動作用電源の供給を不能とするように構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
載のICカード。 - 【請求項5】 前記電池を放電させるための放電手段を
備え、 前記制御部は、前記放電手段を用いて前記電池を放電さ
せることで動作用電源の供給を不能とするように構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
載のICカード。 - 【請求項6】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、外部装置より動作用電源が供給されると共に、前記
外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転送を
制御する制御部とを備えてなるICカードにおいて、 前記外部装置と前記制御部との間における動作用電源の
供給経路を遮断するための経路遮断手段を備え、 前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、
前記経路遮断手段を用いて前記供給経路を遮断して動作
用電源の供給を不能とするように構成されていることを
特徴とするICカード。 - 【請求項7】 前記制御部は、使用不能状態になったと
判断した場合も、前記動作用電源の供給を不能とするよ
うに構成されていることを特徴とする請求項6記載のI
Cカード。 - 【請求項8】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、外部装置よりクロック信号が供給されると共に、前
記外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転送
を制御する制御部とを備えてなるICカードにおいて、 前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、
前記外部装置から前記制御部に対するクロック信号の供
給を遮断するように構成されていることを特徴とするI
Cカード。 - 【請求項9】 前記制御部は、使用不能状態になったと
判断した場合も、前記クロック信号の供給を遮断するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項8記載のI
Cカード。 - 【請求項10】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、外部装置よりクロック信号が供給されると共に、前
記外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転送
を制御する制御部とを備えてなるICカードにおいて、 前記制御部は、使用不能状態になったと判断すると、前
記外部装置から前記制御部に対するクロック信号の供給
を遮断するように構成されていることを特徴とするIC
カード。 - 【請求項11】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、I/Oポートを介して前記外部装置と前記記憶部と
の間で行われるデータの転送を制御する制御部とを備え
てなるICカードにおいて、 前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、
前記I/Oポートを遮断するように構成されていること
を特徴とするICカード。 - 【請求項12】 前記制御部は、使用不能状態になった
と判断した場合も、前記I/Oポートを遮断するように
構成されていることを特徴とする請求項11記載のIC
カード。 - 【請求項13】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、I/Oポートを介して前記外部装置と前記記憶部と
の間で行われるデータの転送を制御する制御部とを備え
てなるICカードにおいて、 前記制御部は、使用不能状態になったと判断すると、前
記I/Oポートを遮断するように構成されていることを
特徴とするICカード。 - 【請求項14】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、前記外部装置と前記記憶部との間で行われるデータ
の転送を制御する制御部とを備えてなるICカードにお
いて、 前記記憶部には、不正に使用されるおそれがあるユーザ
情報等のデータが上位アドレス領域に記憶され、 前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、
前記記憶部の上位アドレス領域に対するアクセスを不能
とするように構成されていることを特徴とするICカー
ド。 - 【請求項15】 前記制御部は、使用不能状態になった
と判断した場合も、前記上位アドレス領域に対するアク
セスを不能とするように構成されていることを特徴とす
る請求項14記載のICカード。 - 【請求項16】 各種情報のデータが記憶される記憶部
と、前記外部装置と前記記憶部との間で行われるデータ
の転送を制御する制御部とを備えてなるICカードにお
いて、 前記記憶部には、不正に使用されるおそれがあるユーザ
情報等のデータが上位アドレス領域に記憶され、 前記制御部は、使用不能状態になったと判断すると、前
記記憶部の上位アドレス領域に対するアクセスを不能と
するように構成されていることを特徴とするICカー
ド。 - 【請求項17】 前記制御部と前記記憶部との間におけ
る上位アドレスバスを遮断するためのアドレスバス遮断
手段を備え、 前記制御部は、前記アドレスバス遮断手段を用いて前記
上位アドレスバスを遮断することで、上位アドレス領域
に対するアクセスを不能とするように構成されているこ
とを特徴とする請求項14乃至16の何れかに記載のI
Cカード。 - 【請求項18】 ICカードの使用可能量が記憶される
使用可能量記憶部と、 前記外部装置との間で行われるデータ転送に基づくIC
カードの使用量に応じて、前記使用可能量記憶部に記憶
されている使用可能量を減算する減算手段とを備え、 前記制御部は、前記使用可能量記憶部に記憶されている
使用可能量がゼロになると、使用不能状態になったと判
断するように構成されていることを特徴とする請求項
2,3,6,9,10,12,13,15または16の
何れかに記載のICカード。
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JP2000194581A JP4599665B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | Icカード |
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JP2000194581A JP4599665B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | Icカード |
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JP2002015299A true JP2002015299A (ja) | 2002-01-18 |
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JP2000194581A Expired - Fee Related JP4599665B2 (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | Icカード |
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