JP4523628B2 - 無線端末、並びに無線端末管理システム - Google Patents

無線端末、並びに無線端末管理システム Download PDF

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Description

本発明は、公衆無線ネットワークにて用いられる無線端末に係わり、外部からの制御により通信機能を停止する機能を有する無線端末、無線端末管理システム及び無線端末管理サーバ並びにプログラムに関する。
近年、公衆無線ネットワークにおいて、無線端末間あるいは無線端末/サーバ間によるデータの送受信が行われているが、無線端末の有効期限、例えば契約期間や使用期間が切れた場合、あるいは不正使用などにて契約を打ち切る場合、対応する無線端末が使用できない状態とする必要がある。
無線端末が使用できない状態とする方法として、この無線端末の識別番号を使用できないように、無線端末の管理を行う管理サーバにおいて設定することがある。
しかしながら、管理サーバにおいて、無線端末に対する機能停止の操作や、その識別番号の管理業務等が、管理側の負担となっている。
そのため、受信回数や時限を設定し、設定した数値を超えた時に端末の通信機能が停止するように通信回数や時間を積算する積算部、通信が可能な受信回数や時限を設定する設定部、及び積算値と設定値都を比較して通信を停止する制御部を有する無線端末が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特願平07−286698号公報
しかしながら、上記特許文献1の無線端末にあっては、無線サービスを停止するための手間を低減させることはできるが、一旦、端末への電力供給を遮断するなどして機能を停止させた端末が悪意の第3者により、再び電力供給が行われ、無線システムのランダムアクセスチャンネルが無駄に消費される。すなわち、メッセージの送信自体は行えないものの、電波を送信することは容易に実行することが可能であり、正規に使用している無線端末が使用する電波リソースを無駄に使用することとなる。
このため、妨害電波を発生することとなり、正規に使用している無線端末がアクセスチャネルを使用することができなくなり、ネットワークに支障が生じることになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、公衆無線ネットワークにおいて、使用が停止された際に電波の発信を停止させることが容易に行える無線端末、無線端末管理システム及び無線端末管理サーバ並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の無線端末は、無線を介して通信を行う無線端末であり、信号発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止させる動作停止手段とを有し、前記動作停止手段は、無線端末を駆動する電極を供給するバッテリの+端子及び接地点間に負荷と直列に介挿されたスイッチと、前記停止制御信号により前記スイッチをオン状態に不可逆的に設定する設定回路とを有することを特徴とする。
本発明の無線端末は、前記設定回路が停止制御信号が入力されると前記スイッチをオン状態に固定するラッチ回路を有し、バッテリに蓄積された電荷の放電状態を維持することを特徴とする。
本発明の無線端末は、無線を介して通信を行う無線端末であり、信号の発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止する、一定の論理出力に不可逆的に固定した停止信号を出力する動作停止手段とを有し、前記動作停止手段が、電源端子に一方の端子が接続され、前記停止制御信号によりオンオフ制御される、オフ状態にて高抵抗値を有するスイッチと、接地点と前記スイッチの他方の端子との間に介挿されたヒューズと、を有し、前記停止制御信号が入力され、スイッチをオン状態として電流を流しヒューズを溶断させ、前記他方の端子の電圧を不可逆的な論理出力として固定し、該論理出力により前記送受信手段の発信動作を停止させるものであり、前記スイッチがMOSトランジスタであり、ソース/ドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、ソース/ドレインのいずれか他方がヒューズに接続され、ゲートに前記停止制御信号が入力されることを特徴とする。
本発明の無線端末管理システムは、無線端末と、該無線端末の使用の可否を管理する管理サーバとから構成される無線端末管理システムであり、前記管理サーバが、無線端末の使用を規定する条件が、各無線端末の識別情報に対応して記憶されているデータベースと、前記無線端末から識別情報が入力されると、この識別情報を前記データベースから読み出し、該無線端末が使用を規定する条件を満たしているか否かの判定を行う判定部と、条件を満たしていない場合、前記無線端末に対し、発信動作の停止を指示する停止制御信号を発信する停止制御部とを有し、前記無線端末が、信号の発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、前記停止制御信号を入力する入力手段と、該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止させる動作停止手段とを有し、前記動作停止手段が、無線端末を駆動する電極を供給するバッテリの+端子及び接地点間に負荷と直列に介挿されたスイッチと、前記停止制御信号により前記スイッチをオン状態に不可逆的に設定する設定回路とを有することを特徴とする。
本発明の無線端末管理システムは、無線端末と、該無線端末の使用の可否を管理する管理サーバとから構成される無線端末管理システムであり、前記管理サーバが、無線端末の使用を規定する条件が、各無線端末の識別情報に対応して記憶されているデータベースと、前記無線端末から識別情報が入力されると、この識別情報を前記データベースから読み出し、該無線端末が使用を規定する条件を満たしているか否かの判定を行う判定部と、条件を満たしていない場合、前記無線端末に対し、発信動作の停止を指示する停止制御信号を発信する停止制御部とを有し、前記無線端末が、信号の発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、前記停止制御信号を入力する入力手段と、該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止する、一定の論理出力に不可逆的に固定した停止信号を前記送受信手段に出力する動作停止手段とを有し、前記動作停止手段が、電源端子に一方の端子が接続され、前記停止制御信号によりオンオフ制御される、オフ状態にて高抵抗値を有するスイッチと、接地点と前記スイッチの他方の端子との間に介挿されたヒューズと、を有し、前記停止制御信号が入力され、スイッチをオン状態として電流を流しヒューズを溶断させ、前記他方の端子の電圧を不可逆的な論理出力として固定し、該論理出力により前記送受信手段の発信動作を停止させるものであり、前記スイッチがMOSトランジスタであり、ソース/ドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、ソース/ドレインのいずれか他方がヒューズに接続され、ゲートに前記停止制御信号が入力されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、使用停止となった無線端末を不可逆的に動作不能とするため、悪意の第三者が再稼働させることを防止し、正規の無線端末の使用する電波リソースを無駄に消費することを抑制できる。
したがって、比較的長期の契約期間において、何らかのイベントを契機として、1回だけ(または、有限の少数回)の通信を行うことが可能で、利用料金は前払いで通信回数に対応した少額とするような通信サービスを実現することが出来る。
ここで、「何らかのイベント」とは、滅多に起こらないイベントであり、かつ、それが起きた時に確実に遠隔地へ通知したいニーズのあるイベント(例えば、交通事故など)である。
従来は、そのような場合、センサを備えた通信端末を監視対象物に付加し、月々の通信サービス利用料金を支払うのが通常であり高コストであった。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態による無線端末を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による無線端末の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の無線端末は内部にバッテリを有するものであり、アクティブ型の無線ICタグなどを含む。
図1において、本実施形態の無線端末50は、スイッチ51及び負荷部52からなる動作停止部60と、制御部53と、送受信部54と、バッテリ55と、アンテナ56とを有している。
送受信部54は、制御部53から入力される制御信号やデータなどをアンテナ56を介して発信し、アンテナ56を介して受信した信号(無線端末管理サーバなどから送信される停波信号を含む)を制御部53へ出力する。
制御部53は、無線端末50における各部を制御し、上記送受信部54から停波信号が入力されると制御信号スイッチ51に対し、制御信号s1及びs2を出力して動作停止部60を動作させる。
動作停止部60は、制御部53から発信停止とする制御を行う制御信号s1及びs2を入力すると、スイッチ51をオン状態とし、負荷部52(例えば、抵抗)を介してバッテリ55の+端子を接地させて、強制的に電力を消費することにより、バッテリ55に蓄積された電力を消耗(電荷を放電)させて、バッテリ55の電源電圧を無線端末50が電波を発信できない電圧未満まで低下させる。
この電池の放電処理において、上記負荷部52を介挿せずに、スイッチ51をオン状態として、バッテリ55の+端子と−端子とを短絡させて放電を行うと、放電電流によりバッテリ55の内部抵抗が発熱するため、急激に大容量の放電電流が流れないように、負荷部52を設ける必要がある。
また、上述した放電処理により、バッテリ55の電源電圧が低下した際、制御信号s1及びs2を出力する制御部53が動作しなくなった状態においても、スイッチ51をオン状態を維持する必要がある。
すなわち、ある程度バッテリ55の電源電圧が低下した時点において、スイッチ51がオフ状態となり、放電電流が流れなくなった後、バッテリ55の電源電圧がある程度回復することにより、無線端末50の各部が再動作することがあるため、バッテリ55の電源電圧を無線端末50が電波を発信できない電圧未満まで低下させる必要がある。
そのため、本実施形態においては、例えば図2に示す動作停止部60の構成を用いる。図2は本実施形態における動作停止部60の構成例を示す回路図である。
この図において、動作停止部60は、インバータIV1、IV2、IV3及びIV4、トランジスタMN1、トランジスタMP1、抵抗RLから構成されている。
ここで、トランジスタMN1はnチャネル型MOSトランジスタであり、トランジスタMP1はpチャネルMOSトランジスタである。
図1におけるスイッチ51はトランジスタMP1に対応している。また、負荷部52は抵抗RLに対応しており、大容量の放電電流が流れないように、本実施形態のように図1におけるスイッチ51に対して直列に介挿する負荷部52は、放電電流の電流値を制限するために、図2のように抵抗を用いたり、電流源を用いる必要がある。
ここで、動作停止部60において、インバータIV1、IV2、IV3及びIV4、トランジスタMN1は放電維持回路61を形成し、トランジスタMP1にてバッテリ55の電源電圧をトランジスタMP1の閾値電圧程度まで低下させている。バッテリ55は、無線端末50内の全ての部に対して駆動電力を供給している。
インバータIV3は、入力端子に制御信号s1が入力されており、出力端子が接続点p1へ接続され、入力された制御信号s1を反転して接続点p1へ出力する。
インバータIV4は、入力端子に制御信号s2が入力されており、出力端子が接続点p2へ接続され、入力された制御信号s2を反転して接続点p2へ出力する。
トランジスタMN1は、ドレインが接続点p2に接続され、ゲートが接続点p1に接続され、ソースが接続点p3に接続されている。ここで、ドレインとソースとにて定義しているが接続としてはいずれでもかまわない。
インバータIV1は、入力端子が接続点p3に接続され、出力端子が接続点c1に接続され、入力端子に入力された信号を反転して接続点c1に出力する。
インバータIV2は、入力端子が接続点c1に接続され、出力端子が接続点p3に接続され、入力端子に入力された信号を反転して接続点p3に出力する。
ここで、図2から判るように、インバータIV1及びIV2は、互いの出力端子が互いの入力端子に接続される帰還構成となりラッチ62を形成しており、接続点p3がラッチ62の入力端子となり、接続点c1が出力端子となる。入力端子に入力された論理値がラッチされ、入力された論理値の反転した値が出力端子から出力される。
抵抗RLは、一端がバッテリの+端子に接続され、他端がトランジスタMP1のソースに接続されている。
トランジスタMP1は、ゲートが接続点c1に接続され、ドレインがバッテリの−端子(接地点)に接続されている。
次に、図1,2及び図3を用いて本実施形態における無線端末50を停波状態(使用不可能な状態)とする処理を説明する。図3は、無線端末50を停波状態とする動作例を示す波形図である。
時刻t0において、制御部53は、無線端末50に電源が投入されたことを検出し、ラッチ62を初期化するため、制御信号s1を「L」レベルで、制御信号s2を「H」レベルにて出力する。
これにより、インバータIV3がトランジスタMN1のゲートに「H」レベルを出力し、インバータIV4がトランジスタMN1のドレインに「L」レベルを出力するため、このトランジスタMN1を介して、ラッチ62の入力端子に「L」レベルの信号が出力されて、このデータがラッチされ、出力端子からは「H」レベルの信号が出力される。
この結果、ラッチ62は入力端子が「L」レベルであり、出力端子が「H」レベルの状態に初期化される。
したがって、トランジスタMP1はゲートに「H」レベルの信号が入力されているため、オフ状態となり、抵抗RLに流れる電流iRL(図ではIRL)が0Aとなり放電処理を行わない状態に初期化されることとなる。
そして、時刻t1において、通常運用の状態、すなわち使用停止となっていない場合、制御部53は、制御信号s1を「L」レベルにて出力し、制御信号s2を「H」レベルにて出力している。
これにより、図2の放電維持回路61において、ラッチ62の出力は常に「H」レベルの固定され、トランジスタMP1は、接続端子c1にゲートが接続されているため、ゲートに「H」レベルが入力されてオフ状態が継続され、抵抗RLに流れる電流iRLが0Aの状態が続くこととなる。
次に、時刻t2において、送受信部54がアンテナ56を介して受信した信号を制御部53へ出力すると、制御部53は入力される信号が停波信号か否かの検出を行う。
そして、制御部53は、停波信号を受信したことを検出すると、制御信号s2を「H」レベルから「L」レベルに変化させる。
インバータIV4は、入力端子に「」レベルの信号が入力されるため、出力端子から「H」レベルの信号を出力する。
これにより、ラッチ62は、トランジスタMN1を介して入力端子に「H」レベルが入力され、出力端子から「L」レベルの信号を出力する。
このため、トランジスタMP1は、ゲートに「L」レベルが入力されオン状態となり、抵抗RLを介して、バッテリ16の+端子と−端子との間にて放電電流iRLを流す。この結果、バッテリ16からの電荷の放電が開始される。
次に、時刻t3において、制御部53は、制御信号s1を「L」レベルから「H」レベルに変化させる。
これにより、インバータIV3は、入力端子に「H」レベルが入力されるため、出力端子から「L」レベルを出力し、トランジスタMN1をオフ状態とする。
この結果、トランジスタMN1からラッチ62に対して、新たなデータが入力することが無くなるため、すなわち制御信号s2の論理値によらずに、ラッチ62に記憶された論理値の状態は不可逆的に固定されることとなり、ラッチ62は入力端子が「H」レベルであり、出力端子が「」レベルとして維持され、バッテリ16の放電状態が継続されることになる。
次に、時刻4において、バッテリ16の電源電圧が放電状態されることで徐々に低下し始める。
ここで、電源電圧が低下したとしても、インバータIV3及びインバータIV1の出力は「L」レベルの状態となっており、トランジスタMN1及びMP1の各ゲート電圧が「L」レベルの論理値に固定されることとなり、トランジスタMP1のオン状態は維持されることとなり、放電電流iRLは流れ続ける。
そして、時刻t5において、バッテリ16の電源電圧が低下し、インバータIV1が出力する「L」レベルの電圧と、トランジスタMP1のソースの電圧との差がトランジスタMP1の閾値電圧となると、トランジスタMP1はオフ状態となり、放電電流iRLは流れなくなり、放電状態が終了する。
そして、バッテリ16の電圧が上昇したとしても、実質的にトランジスタMP1のゲートには「L」レベルの信号が入力されているため、すぐに放電され、電波を発信する電圧まで上昇することは無い。
これにより、バッテリ16の電源電圧はトランジスタMP1の閾値電圧程度に低下するため、バッテリ16は電波を発信する電力を送受信部54に供給することが不可能であり、電波の発信が不可能な状態を不可逆的に固定化することができる。
また、本実施形態においては、停波信号を送受信部54を介して無線端末管理サーバ等から送信されてくるとして説明したが、無線端末50に制御端子を設けて、この制御端子から停波信号を制御部53に入力するように構成しても良い。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態による無線端末を図面を参照して説明する。図4は同実施形態による無線端末の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の無線端末は第1の実施形態と同様に内部にバッテリを有するものであり、アクティブ型の無線ICタグなどを含む。
図4の第2の実施形態にいおいて、第1の実施形態と同様な構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。以下、第2の実施形態による無線端末50が第1の実施形態と異なる構成及び動作のみを説明する。
本実施形態の無線端末50は、第1の動作停止部60に替え、動作停止部63が設けられている。この動作停止部63は、スイッチ58とヒューズ57とが直列に、バッテリ55の+端子と−端子との間に介挿されて設けられている。ここで、スイッチ58とヒューズ57との接続点をp5とする。
また、動作停止部23は、無線端末50を停波状態(使用不可能な状態)、すなわち送受信部54の動作、特に発信動作を停止させる動作停止端子に対し、常に動作を停止させる論理値、例えば「H」レベルを供給するように構成されている。
例えば、図4に示すように、使用可能状態における通常使用の場合、スイッチ58がオフ状態であり、ヒューズ57は切断されておらず、スイッチ58とヒューズ57との接続点p5から出力される制御信号a2は論理値として、バッテリ55の−端子にヒューズ57を介して接続されているため「L」レベルである。
この接続点p5は送受信部54の動作停止端子に接続されているため、この動作停止端子に「H」レベルが入力されると送受信部54は停止状態となるので、「L」レベルが入力されている際、通常動作を行う。
一方、停波信号が入力されて、無線端末50を使用不可能な状態とする際、停波処理の動作は以下のようである。制御部53は、アンテナ56及び送受信部54を介して入力された信号が停波信号か否かの検出を行う。
そして、制御部53は、停波信号が入力されたことを検出すると、制御信号a1をスイッチ58へ出力する。
これにより、スイッチ58がオン状態(低抵抗)となり、スイッチ58を介してヒューズ57にバッテリ55から電流が流れる。
そして、ヒューズ57は、流れる電流により発生する熱により溶断する。ここで、ヒューズ16の溶断する電流容量は予めバッテリ16の電圧値とスイッチ58のオン抵抗とにより設定しておく必要がある。
一旦、ヒューズ57を切断すると、スイッチ58がオフ状態において端子間が絶縁状態となるのではなく、高抵抗値であると開放された端子が、電位を有する端子と同様の電位となるため、接続点p5は「H」レベルの論理値に固定される。すなわち、動作停止端子に「H」レベルの論理値の信号が不可逆的に印加されることとなり、送受信部54は動作を停止し、発信処理を行わない停波状態となる。
上述した動作停止部63は、本実施形態においては図5に示す構成をしている。スイッチ58として、pチャネル型MOSトランジスタ(以下、p型トランジスタ)MP2を用いている。p型トランジスタMP2は、ソースがバッテリ55の+端子に接続され、ゲートに制御信号a1が入力され、ドレインがヒューズ57の一端に接続されている。ヒューズ57の他端はバッテリ55の−端子に接続されている。
したがって、使用可能な状態における通常動作の場合、制御部53は、制御信号a1を「H」レベルにて出力している。
一方、停波信号が入力されて、無線端末50を使用不可能な状態とする際、制御部53は、制御信号a1を「H」レベルから「L」レベルに変化させる。
これにより、p型トランジスタMP2がオン状態となり、低抵抗値となってヒューズ57に対し、ヒューズ57を溶断させることができる電流容量の電流を流す。
そして、ヒューズ57が溶断し、接続点p5はp型トランジスタMP2のドレインに接続されているのみである。MOSトランジスタの場合、オフ状態においても完全に絶縁状態となるわけではなく、高抵抗状態となるため、p型トランジスタMP2がオフ状態及びオン状態にかかわらず、接続点p5は「H」レベルの論理値に不可逆的に固定されることとなる。
したがって、動作停止端子に「H」レベルの論理値の信号が不可逆的に印加されることとなり、送受信部54は動作を停止し、発信処理を行わない停波状態となる。
また、本実施形態においては、停波信号を送受信部54を介して無線端末管理サーバ等から送信されてくるとして説明したが、無線端末50に制御端子を設けて、この制御端子から停波信号を制御部53に入力するように構成しても良い。
<第3の実施形態>
図6は、本発明の第3の実施形態による無線端末管理システムの一例としての端末遠隔制御システムの構成例を示す図である。
図6において、端末遠隔制御システムは、登録管理システム101と、中継ノード201、201Aとを有する端末遠隔制御装置1を主要な要素として構成される。
登録管理システム101は保守端末11と接続されており、保守端末11から登録管理システム101に対し、端末遠隔制御情報(端末301に対する遠隔制御の内容を示す遠隔制御コードを含む情報)111を予め登録するように構成されている。また、登録管理システム101は、中継ノード201と専用回線または通信ネッワークを介して接続されている。上記端末301は、端末識別情報311を記憶する記憶部を有する以外、第1及び第2の実施形態に記載した無線端末50と同様である。
中継ノード201は登録管理システム101と接続されると共に、他の中継ノード201A、およびGWノード21、22と、専用回線または通信ネッワークを介して接続されている。なお、GW(ゲートウェイ)ノード21、22は、ゲートウェイ機能を備えると共に、異なる通信網を接続する機能を備えるものである。
また、中継ノード201Aは、中継ノード201、GWノード23、24、およびインターネットGW31と専用回線または通信ネッワークを介して接続されている。インターネットGW31は、中継ノード201Aとインターネット32とを通信接続するためのゲートウェイであり、インターネット32には、PC(パーソナルコンピュータ)端末41、42が接続されている。
中継ノード201は、端末301と、GWノード21、22を介して、無線により直接通信接続することができるとともに(符号S2で示す経路)、端末301と無線により通信接続できるように構成されている(符号S1で示す経路)。そして、中継ノード201は、登録管理システム101と端末301との間の通信を中継すると共に、中継ノード201AおよびインターネットGW31を介して、端末301とPC(パーソナルコンピュータ)端末41、42との通信を中継する(符号S3で示す経路)。
中継ノード201Aは、中継ノード201と同様に、端末301と無線により直接通信接続することができると共に、GWノード23、24を介して、端末301と無線により通信接続できるように構成されている。そして、中継ノード201と同様に、登録管理システム101と端末301との間の通信を中継すると共に、端末301とPC(パーソナルコンピュータ)端末41、42との通信を中継する。
端末301は、例えば、携帯電話、送受信機能を有する携帯可能なパーソナルコンピュータまたはPDA、または、IDタグ(無線ICタグ)であり、センサやアクチュエータ等の制御機能を有する機器がTE(Terminal Equipment)として接続され、このセンサの測定した測定データ等をPC端末41あるいは42へ送信する。この端末301は、すでに述べた第1及び第2の実施形態における無線端末50と同様に停波を示す端末遠隔制御情報(停波信号)が入力されると、不可逆的に動作が停止され、停波状態に移行する機能として動作停止部60(あるいは61)を有している。
上記構成において、中継ノード201、201Aは、端末301の通信の発生を検知した場合に、当該端末301の端末識別情報(端末ID)311を基に登録管理システム101に端末遠隔制御情報111を問い合わせることで、当該端末301の遠隔制御の必要性を判定する。
中継ノード201、201Aは、端末301の遠隔制御が必要と判断した場合、端末301に対して端末の動作停止などの端末遠隔制御情報111を制御メッセージとして送信する。
このような構成により、端末301の位置が把握できない場合にも遠隔制御が可能となり、また、端末301が着信待ちをしていない場合にも遠隔制御を可能とし、さらに、端末の遠隔制御のために無線帯域を無駄に使ってしまうことを回避できる。
すなわち、従来技術の端末遠隔制御装置においては、端末を遠隔制御するために、端末の位置を常に管理し、端末の位置に該当する中継ノードを介して端末遠隔制御情報を端末に送信していた。これに対して、本発明の遠隔制御装置では、端末からの端末識別情報を受信した中継ノードを介して、端末遠隔制御情報を端末に送信すればよいため、常に、端末の位置情報を管理する必要がなくなる。
なお、図1に示す例では、中継ノードとして2つの中継ノード200、201Aのみを示しているが、実際には、より多数の中継ノードを備えている。同様に、GWノードおよびインターネットGW、PC端末についても、より多数のもので構成されている。登録管理システム101は、複数の中継ノードの中から1つの中継ノードを選択でき、また、複数のGWノードから1つのGWノードを選択することができるように構成されている。これにより、端末識別情報を受信した中継ノードを介して、当該端末に対し端末遠隔制御情報を送信する。
図7は、登録管理システム、中継ノード、および端末の構成例を示す図であり、本発明に直接関係する部分について示したものである。以下、図7を参照して、各部の構成について説明する。なお、前述したように、中継ノード201、端末301、GWノード21等は実際には複数のものである。
図7に示す登録管理システム101において、主制御部102は、CPU、RAM等を含み、登録管理システム101内の各部を統括して制御する制御部である。I/F(インタフェース)部103は、保守端末11を接続するためのインタフェースである。通信インタフェース104は、通信ネッワークまたは専用回線により、中継ノード201と通信接続するためのインタフェースである。
登録処理部105は、保守端末11から制御情報登録要求を受信し、登録対象となる端末301のID(端末識別情報)と、制御内容を示す遠隔制御コードを含む端末遠隔制御情報を端末遠隔制御情報記憶部110に記憶する処理を行う。なお、遠隔制御コードには、後述するように、端末301が動作可能状態から停波させるための動作不能状態に遷移することを指示する停波情報などがある。
認証部106は、端末301から中継ノード201を経由して受信した端末認証要求に含まれる端末識別情報(端末ID)、端末認証鍵(認証データ)を基に、当該端末301の認証を行を行い、端末認証応答を中継ノード201に送信するための処理部である。この認証部106は、端末IDに関連付けされた端末認証鍵(認証データ)121の情報が予め記憶された認証データ記憶部120を参照することにより認証を実行する。または、認証サーバ(図示せず)に問い合わせることにより認証処理を実行する。
端末遠隔制御情報送受信部107は、中継ノード201から端末識別情報を受信したことに応じて、該受信した端末識別情報に該当する端末遠隔制御情報111を端末遠隔制御情報記憶部110から読み出し、該読み出した端末遠隔制御情報111を中継ノード201に送信する処理部である。
中継ノード識別情報登録部108は、端末301から端末識別情報を受信した中継ノードを識別する中継ノード識別情報(位置情報)を中継ノード識別情報記憶部130に記憶するための処理部である。
中継ノード選択部109は、中継ノード識別情報記憶部130から読み出した中継ノード識別情報131に基づいて、複数の中継ノードの中からいずれか1つの中継ノードを選択する処理部である。この中継ノード選択部109が選択した中継ノードを介して、端末遠隔制御情報送受信部107が端末遠隔制御情報を端末301に送信する、または、端末遠隔制御情報送受信部107が停波情報を端末301に送信する、
端末遠隔制御情報記憶部110には、端末識別情報(端末ID)に関連付けて(対応して)端末遠隔制御情報111が記憶されている。なお、端末遠隔制御情報111の例については後述する。また、認証データ記憶部120には、端末識別情報(端末ID)に関連付けされた端末認証鍵(認証データ)121が記憶されている。中継ノード識別情報記憶部130は、端末301から端末識別情報を受信した中継ノードを識別するための中継ノード識別情報(位置情報)を記憶する記憶部(位置登録データベース)である。
停波情報記憶部160には、各無線端末1の端末IDに対応して、端末の使用期限及び通信可能回数のいずれか、あるいは双方が規定条件情報161として、また各無線端末1の端末IDに対応して通信回数162が記載されている。
停波処理部150は、予め設定された周期にて、内部に有する時計部の示す日時と、上記使用期限とを比較し、時計部の日時が使用期限に記載された日時を超えた場合、サービス契約が期限切れとなったとし、端末遠隔制御情報記憶部110における対応する端末遠隔制御情報111の遠隔制御コードのビット‘2’を、「完全停波」なしを示す‘1’から、「完全停波」を示す‘0’に書き換え、(遠隔制御コードの詳細については後述)るとともに、「完全停波」とした端末301の端末IDとこの端末IDに対応した端末認証鍵121を認証データ記憶部120から削除する。
また、停波処理部150は、各端末301がPC41と通信する毎に通信回数を積算し、上記通信回数162を書き換え、この通信回数162と上記通信可能回数とを比較して一致するか否かの検出を行う。
このとき、停波処理部150は、通信回数162と上記通信可能回数とが一致している場合、サービス契約が期限切れとなったとし、端末遠隔制御情報記憶部110における対応する端末遠隔制御情報111の遠隔制御コードのビット‘2’を、「完全停波」なしを示す‘1’から、「完全停波」を示す‘0’に書き換えるとともに、「完全停波」とした端末301の端末IDとこの端末IDに対応した端末認証鍵121を認証データ記憶部120から削除する。
また、中継ノード201において、主制御部202は、CPU、RAM等を含み、中継ノード201内の各部を統括して制御する制御部である。
通信インタフェース203は、通信ネッワークまたは専用回線により、登録管理システム101、GWノード21、およびインターネットGW31と通信接続するためのインタフェースである。
端末遠隔制御情報問い合わせ部204は、端末301からの端末認証要求を受信したことに応じて、該端末301の端末識別情報(端末ID)と、該端末の正当性を認証するための端末認識鍵(暗証キー)を登録管理システム101に送信する処理部である。
端末遠隔制御情報受信部205は、端末識別情報問い合わせ部204が送信した端末識別情報に応じた端末遠隔制御情報を、登録管理システム101から受信する処理部である。
端末遠隔制御情報送信部206は、端末遠隔制御情報受信部205が受信した端末遠隔制御情報を、端末301に送信する処理部である。
判定部207は、端末301から通信受付要求を受信した場合に、この端末301の端末識別情報を基に、この端末301に遠隔制御が必要かどうかを判定するための処理部である。なお、この判定を行う場合に、端末301に対する遠隔制御コード(端末遠隔制御情報に含まれる遠隔制御コード)の情報を記憶部210に記憶しておき、当該端末301に対し、前回認証時に取得した遠隔制御コード211との差分を比較して制御処理の必要性を判定する。
データ送信部208は、端末301から受信した送信データ(送信情報)を、インターネットGW31およびインターネット32を介して、PC端末41等に送信するための処理部である。
記憶部210には、端末301に送信した遠隔制御コード211、およびそれらの履歴情報が記憶される。また、中継ノード自身の位置情報212も記憶されている。
端末301は、前述したように、携帯電話、送受信機能を有する携帯可能なパーソナルコンピュータまたはPDA、または、IDタグ等である。
端末301内の主制御部302は、CPU、RAM等を含み、端末301内の各部を統括して制御する処理部である。
バッテリ50は端末301内の各部に対して駆動電力を供給するものである。動作停止部60あるいは63は、第1あるいは第2の実施形態における動作停止部60及び63と同様の構成であり、端末301の停波処理を行う。
端末送信部303は、端末認証要求を中継ノード201を介して登録管理システム101に送信するための処理部である。この端末認証要求には端末識別情報(端末ID)および端末認証鍵(認証データ)の情報が含まれる。
端末受信部304は、端末遠隔制御情報を中継ノード201から受信する処理部である。
遠隔制御部305は、端末受信部304が中継ノード201から受信した端末遠隔制御情報に基づいて端末を遠隔制御する処理部である。
ここで、遠隔制御部305は、図1及び図4における制御部53の停波信号が入力された際の処理を行う。
すなわち、端末受信部304は、アンテナを介して入力した信号を主制御部302へ送信する。
そして、主制御部302は、受信した信号が端末遠隔制御情報であることを検出すると、この端末遠隔制御情報を遠隔制御部305へ出力する。
これにより、遠隔制御部305は、入力された端末遠隔制御情報の遠隔制御コードと、記憶部310に記憶されている遠隔制御コード313とを比較し、いずれの遠隔制御を行うかを検出する。
ここで、遠隔制御部305は、入力された遠隔制御コードと遠隔制御コード313とを比較し、入力された遠隔制御コードが完全停波を示すコードであることを検出した場合、動作停止部60(63)に対して停波信号を出力する。
動作停止部60または63は、それぞれ第1及び第2の実施形態にてすでに説明した停波処理を、端末301に対して行う。
図1及び図4の送受信部54は上記端末送信部303及び端末受信部304の組合せを示している。
また、端末301の記憶部310には、端末識別情報(端末ID)311や、端末認証鍵312や、中継ノード201から受信した遠隔制御コード313等が記憶されている。
図8は、登録管理システム101内の端末遠隔制御情報記憶部110に記憶される端末遠隔制御情報111の例を示す図である。なお、端末遠隔制御情報111は、図3に示す例に限定されるものではなく、必要に応じて設定内容が変更されるものである。
図8に示す例は、端末遠隔制御情報を、端末識別情報である端末IDと、該端末の正当性を認証するための端末認証鍵(暗証キー)、遠隔制御コードとを含んでいる。
この例では、遠隔制御コードを16ビットで構成した例である。
遠隔制御コードのビット‘0’(bit0)は「利用停止」を示す情報であり、契約上の一時的な制限(支払い遅延、通信回数リミット越えなど)により、端末からの自律的なデータ送信を一時的に停止させる。なお、‘0’で利用停止なし、‘1’で利用停止ありとなる。
ビット‘1’は、「利用停止解除」を示す情報であり、利用停止状態を解除する。‘0’で利用停止解除なし、‘1’で利用停止解除ありである。
ビット‘2’は、「完全停波」を示す情報であり、サービス契約が期限切れとなった端末の機能を完全に停止する。‘0’で完全停波ありであり、‘1’で完全停波なしである。
ビット‘3’は、「間欠受信間隔変更」を示す情報であり、端末の間欠受信間隔(端末がWakeupする周期)を変更する。‘0’で、間欠受信間隔変更なしであり、‘1’で、間欠受信間隔変更ありである。
ビット‘4−7’は、システムにおいて予約されたものである。
ビット‘8−15’は、「間欠受信間隔」の変更値を示す情報であり、端末の間欠受信間隔(端末がWakeupする周期)を制御する。
上述したように、本実施形態は、端末遠隔制御システムとして説明しているが、中継ノード210を介しているものの、端末301(無線端末)と、該端末301の使用の可否を管理する登録管理システム101とから構成される無線端末管理システムであり、この登録管理システム101が、端末301の使用を規定する条件が、各端末301の端末ID(端末の識別情報)に対応して記憶されている停波情報記憶部160と、端末301から端末IDが入力されると、この端末IDの規定する条件を上記停波情報記憶部160から読み出し、該端末301が使用を規定する条件を満たしているか否かの判定を行う停波処理部150(判定部)と、この停波処理部150が条件を満たしていないことを検出した場合、対応する端末301に対し、発信動作の停止を指示する「完全停波」の遠隔制御コード(停止制御信号)を発信し、端末301が、遠隔制御コードを入力する送受信部と、該送受信部の動作を遠隔制御コードにより停止する、一定の論理出力に不可逆的に固定し、バッテリ55を放電して端末を動作不能とし、または停止信号を上記送受信部に出力する動作停止部60(63)とを有している。
図9は、保守端末11から登録管理システム101に対し、端末遠隔制御情報を事前登録する処理の流れを示すシーケンス図である。
図9を参照して、最初に、保守端末11から登録管理システム101に制御情報登録要求を送信する(ステップS101)。この制御情報登録要求には、登録対象となる端末301の端末識別情報である端末IDと、制御内容を示す遠隔制御コードが含まれる。
登録管理システム101は、保守端末11から受信した制御情報登録要求に応じて、制御情報登録応答を返信する(ステップS102)。この制御情報登録応答には、登録結果として、OK(登録可)またはNG(登録不可)の情報が含まれる。
登録管理システム101は、登録可(OK)の場合は、端末IDと遠隔制御コードを端末遠隔制御情報として端末遠隔制御情報記憶部110に記憶する(ステップS103)。
上記処理手順により、保守端末11により、端末遠隔制御情報記憶部110に、端末301に対する端末遠隔制御情報を登録することができる。
図10は、本発明による端末遠隔制御装置における第1の遠隔制御処理の流れを示すシーケンス図である。以下、図10を参照して、その処理の流れについて説明する、
端末301は、データ送信要求が発生すると(ステップS201)、中継ノード201に対して、端末認証要求が送信される(ステップS202)。この端末認証要求には、端末ID(端末識別情報)、該端末の正当性を認証するための端末認証鍵(認証データ)が含まれる。
中継ノード201は、端末301から受信した端末認証要求を登録管理システム101に送信する(ステップS203)。登録管理システム101では、中継ノード201から受信した端末認証要求に含まれる端末ID、端末認証鍵を基に、当該端末301の認証を行い、端末認証応答を中継ノード201に送信する(ステップS204)。この端末認証応答には、端末ID、認証結果(OK/NG)、および、遠隔制御コードの情報が含まれる。
そして、中継ノード201は、登録管理システム101から受信した端末認証応答を基に、端末301に対して端末認証応答を送信する(ステップS205)。端末301に送信される端末認証応答には、端末IDと、認証結果(OK/NG)の情報が含まれる。
端末301は、中継ノード201から端末認証応答を受信して認証を得た後に、通信受付要求を中継ノード201に対して送信する(ステップS206)。この通信受付要求には、端末IDの情報が含まれる。
端末301から通信受付要求を受信すると、中継ノード201は、この端末301の端末IDを基に、この端末301に遠隔制御が必要かどうかを判定する(ステップS207)。この判定において、端末301に対する遠隔制御コードを記憶している場合には、当該端末301に対し、前回認証時に取得した遠隔制御コードとの差分を比較して制御処理の必要性を判定する。
ここで、中継ノード201において、端末301の遠隔制御が必要と判定した場合は(ステップS207:YES)、端末301に対し端末制御要求を送信する(ステップS208)。この端末制御要求には、端末ID、遠隔制御コードの情報が含まれる。
上記端末制御要求を受信すると、端末301は、中継ノード201から受信した端末制御要求に含まれる遠隔制御コードを基に、制御処理を行う(ステップS209)。この制御処理において、遠隔制御部305は、前回認証時に取得した遠隔制御コードとの差分を比較して遠隔制御処理の必要性を判定し、必要と判定した場合に遠隔制御処理を行う。
端末301は、遠隔制御コードを基に制御処理を実行した後に、端末制御応答を中継ノード201に送信する(ステップS210)。この端末制御応答には、端末ID、遠隔制御結果(OK/NG)が含まれる。また、遠隔制御コードが「完全停波」を示す場合、端末301は停波処理を実行する直前に、上記端末制御応答を中継ノード201に対して送信する。
中継ノード201は、端末301から端末制御応答を受信すると、通信受付応答を端末301に送信する(ステップS211)。この通信受付応答には端末ID、通信受付結果(OK/NG)の情報が含まれる。
一方、ステップS207おける端末の遠隔制御の必要性の判定の際に、遠隔制御の必要性がないと判定された場合には(ステップS207:NO)、ステップS211に移行し、通信受付応答が端末301に送信される。
その後、端末301は中継ノード201に対し、データ送信を行う(ステップS122)。この送信データには、端末IDの情報、および通信するデータ(センサ、アクチュエータ等の制御情報)が含まれる。
中継ノード201は、端末301から受信した送信データを、インターネットGW31及び登録管理システム101へ送信する(ステップS213)。インターネットGW31は、中継ノード201から受信した送信データを、PC41に送信する(ステップS214)。
また、登録管理システム101において、停波処理部150は、上記送信データが入力されると、この送信データに含まれる端末IDに対応した通信回数を停波情報記憶部160から読み出し、この通信回数162をインクリメント(‘1’を加算)して、停波情報記憶部160に上書きして通信回数の書き換えを行う。
上述した処理において、端末301からGWノード21を介して中継ノードに対し、端末IDやデータ等の情報を送信する際、GWノード21は端末301からの無線通信を正常に受信した際、端末301に対してAck(ACKnowledgement)信号を発信する。
また、端末301は、送信した情報を送信した際に、一定期間内にAck信号が入力されない場合、再度、同一の情報を中継ノードに対して送信する。すなわち、端末301は、情報を送信した際、Ack信号が返送されるまで、同一の情報を送信し続けることとなる。
そして、停波処理部150は、停波情報記憶部160から規定条件情報161を読み出し、この通信可能回数と、上記通信回数162とを比較して一致するか否かの検出を行う。
このとき、停波処理部150は、通信回数162と上記通信可能回数とが一致している場合、サービス契約が期限切れとなったとし、端末遠隔制御情報記憶部110における対応する端末遠隔制御情報111の遠隔制御コードのビット‘2’を、「完全停波」なしを示す‘1’から、「完全停波」を示す‘0’に書き換えるとともに、「完全停波」とした端末301の端末IDとこの端末IDに対応した端末認証鍵121を認証データ記憶部120から削除する。
以上説明した遠隔制御シーケンスにより、端末301は常に着信待ち受けが可能である必要がなく、遠隔制御処理は、端末301がデータ送信の必要な際に起動し、中継ノード201との通信が可能な状態において遠隔制御が行えることとなるため、規定された遠隔制御コードに対応した端末301に対する遠隔制御が確実に行え、すなわち、サービス契約が期限切れとなった端末301に対する停波処理が確実に行える。
また、登録管理システム101側では、常に端末301の位置を管理していなくても遠隔制御ができるようになる。このため、遠隔制御に伴う無線帯域の節約が可能となり、帯域が狭小(数万台の端末でシェア)な無線システムに有効である。
また、上述した構成に加えて、以下に示すように、登録管理システム101が以下に示すヘルスチェック動作を行うようにしても良い。
このヘルスチェック動作において、登録管理システム101は、予め設定された周期、例えば一ヶ月毎に、各端末301に端末識別情報311を返信させるヘルスチェック制御信号を送信する。
そして、端末301は、このヘルスチェック制御信号を受信すると、自身の端末識別情報311を含むヘルスチェック応答信号を、登録管理システム101に対して送信する。
登録管理システム101は、端末301からヘルスチェック応答信号から端末識別情報311を抽出し、この端末識別情報311に対応する端末301が正常に動作していることを確認する。
一方、登録管理システム101は、予め設定した期間内に端末301からヘルスチェック応答信号が返信されない場合、再度その端末301に対してヘルスチェック制御信号を送信する。
そして、登録管理システム101は、何度か上述した処理を行い、ヘルスチェック動作を予め設定した回数行った後、端末301からヘルスチェック応答信号が返信されない場合、その端末の使用者の端末に対して、端末301が異常状態にあることを示す通知を行う。
このとき、登録管理システム101における停波処理部150は、端末301からヘルスチェック制御信号を通信回数として積算しない。
なお、図1における無線端末50,中継ノード,登録管理システム各々の機能を実現するためのそれぞれの動作を記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の第1の実施形態における無線端末の構成例を示すブロック図である。 図1における動作停止部60の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における無先端末の停波処理の動作例を示す波形図である。 本発明の第2の実施形態における無線端末の構成例を示すブロック図である。 図4における動作停止部63の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係わる無線端末管理システムの構成例を示すブロック図である。 図6における登録管理システム、中継ノード、および端末(無線端末)の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による無線端末管理システムにて用いる端末遠隔制御情報の例を示す図である。 登録管理システムに端末遠隔制御情報を事前登録する処理の流れを示すシーケンス図である。 本発明による端末遠隔制御装置における遠隔制御処理の一例の流れを示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・端末遠隔制御装置、11・・・保守端末、21、22、23、24・・・GWノード、31・・・インターネットGW、32・・・インターネット、41、42・・・PC端末、50・・・無線端末、51、52・・・負荷部、53・・・制御部、54・・・送受信部、55・・・バッテリ、56・・・アンテナ、57・・・ヒューズ、58・・・スイッチ、60・・・動作停止部、61・・・放電維持回路、101・・・登録管理システム、102・・・主制御部、103・・・I/F部、104・・・通信インタフェース、105・・・登録処理部、106・・・認証部、107・・・端末遠隔制御情報送受信部、108・・・中継ノード識別情報登録部、109・・・中継ノード選択部、110・・・端末遠隔制御情報記憶部、111・・・端末遠隔制御情報、120・・・認証データ記憶部、121・・・端末認証鍵、130・・・中継ノード識別情報記憶部、131・・・中継ノード識別情報、150・・・停波処理部、160・・・停波情報記憶部、161・・・規定条件情報、162・・・通信回数、201、201A・・・中継ノード、202・・・主制御部、203・・・通信インタフェース、204・・・端末遠隔制御情報問い合わせ部、205・・・端末遠隔制御情報受信部、206・・・端末遠隔制御情報送信部、207・・・判定部、208・・・データ送信部、210・・・記憶部、211・・・遠隔制御コード、301・・・端末、302・・・主制御部、303・・・端末送信部、304・・・端末受信部、305・・・遠隔制御部、310・・・記憶部、311・・・端末識別情報(端末ID)、312・・・遠隔制御コード、IV1,IV2、IV3、INV4・・・インバータ、MN1・・・n型トランジスタ(nチャネル型トランジスタ)、MP1、MP2・・・p型トランジスタ(pチャネル型トランジスタ)

Claims (5)

  1. 無線を介して通信を行う無線端末であり、
    信号発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、
    該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止させる動作停止手段と
    を有し、
    前記動作停止手段は、
    無線端末を駆動する電極を供給するバッテリの+端子及び接地点間に負荷と直列に介挿されたスイッチと、
    前記停止制御信号により前記スイッチをオン状態に不可逆的に設定する設定回路と
    を有することを特徴とする無線端末。
  2. 前記設定回路が停止制御信号が入力されると前記スイッチをオン状態に固定するラッチ回路を有し、バッテリに蓄積された電荷の放電状態を維持することを特徴とする請求項記載の無線端末。
  3. 無線を介して通信を行う無線端末であり、
    信号発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、
    該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止する、一定の論理出力に不可逆的に固定した停止信号を出力する動作停止手段と
    を有し、
    前記動作停止手段が、
    電源端子に一方の端子が接続され、前記停止制御信号によりオンオフ制御される、オフ状態にて高抵抗値を有するスイッチと、
    接地点と前記スイッチの他方の端子との間に介挿されたヒューズと、
    を有し、
    前記停止制御信号が入力され、スイッチをオン状態として電流を流しヒューズを溶断させ、前記他方の端子の電圧を不可逆的な論理出力として固定し、該論理出力により前記送受信手段の発信動作を停止させるものであり、
    前記スイッチがMOSトランジスタであり、
    ソース/ドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、ソース/ドレインのいずれか他方がヒューズに接続され、ゲートに前記停止制御信号が入力される
    ことを特徴とする無線端末。
  4. 無線端末と、該無線端末の使用の可否を管理する管理サーバとから構成される無線端末管理システムであり、
    前記管理サーバが、
    無線端末の使用を規定する条件が、各無線端末の識別情報に対応して記憶されているデータベースと、
    前記無線端末から識別情報が入力されると、この識別情報を前記データベースから読み出し、該無線端末が使用を規定する条件を満たしているか否かの判定を行う判定部と、
    条件を満たしていない場合、前記無線端末に対し、発信動作の停止を指示する停止制御信号を発信する停止制御部と
    を有し、
    前記無線端末が、
    信号の発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、
    前記停止制御信号を入力する入力手段と、
    該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止させる動作停止手段と
    を有し、
    前記動作停止手段が、
    無線端末を駆動する電極を供給するバッテリの+端子及び接地点間に負荷と直列に介挿されたスイッチと、
    前記停止制御信号により前記スイッチをオン状態に不可逆的に設定する設定回路と
    を有することを特徴とする無線端末管理システム。
  5. 無線端末と、該無線端末の使用の可否を管理する管理サーバとから構成される無線端末管理システムであり、
    前記管理サーバが、
    無線端末の使用を規定する条件が、各無線端末の識別情報に対応して記憶されているデータベースと、
    前記無線端末から識別情報が入力されると、この識別情報を前記データベースから読み出し、該無線端末が使用を規定する条件を満たしているか否かの判定を行う判定部と、
    条件を満たしていない場合、前記無線端末に対し、発信動作の停止を指示する停止制御信号を発信する停止制御部と
    を有し、
    前記無線端末が、
    信号の発信及び停止制御信号を含む信号を受信する送受信手段と、
    前記停止制御信号を入力する入力手段と、
    該送受信手段の動作を前記停止制御信号により停止する、一定の論理出力に不可逆的に固定した停止信号を前記送受信手段に出力する動作停止手段と
    を有し、
    前記動作停止手段が、
    電源端子に一方の端子が接続され、前記停止制御信号によりオンオフ制御される、オフ状態にて高抵抗値を有するスイッチと、
    接地点と前記スイッチの他方の端子との間に介挿されたヒューズと、
    を有し、
    前記停止制御信号が入力され、スイッチをオン状態として電流を流しヒューズを溶断させ、前記他方の端子の電圧を不可逆的な論理出力として固定し、該論理出力により前記送受信手段の発信動作を停止させるものであり、
    前記スイッチがMOSトランジスタであり、
    ソース/ドレインのいずれか一方が電源端子に接続され、ソース/ドレインのいずれか他方がヒューズに接続され、ゲートに前記停止制御信号が入力される
    ことを特徴とする無線端末管理システム。
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