JP4599665B2 - Icカード - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリペイドカード等に利用されるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレホンカードやパッキーカードなどのプリペイドカードには、磁気を用いてデータを記憶させる磁気カードが採用されていた。しかし、このような磁気カードは偽造が比較的容易であり、セキュリティの点で問題があった。そこで、ICカードをプリペイドカードに応用することが行われている。
【0003】
ICカードは、マイクロコンピュータを内蔵して構成されているため、使用時におけるカードリーダ/ライタのような外部装置との通信手順をより複雑に設定することができる。従って、不正使用が試みられた場合には、通信手順が定められているシーケンスより逸脱したことなどを判断することでその検出が容易となるため、セキュリティを向上させることができる。
【0004】
ところが、斯様なICカードであっても、例えば、不正使用を試みようとする者が、何らかの手段によって予め設定された暗証番号や、通信手順の特別なシーケンスを知ることができた場合には、不正使用が行われる可能性が否定できない。そこで、例えば特開平6−325223号公報には、残高が零円のプリペイドカードが更に使用されようとした場合に、ICカードの内部回路に高電圧を印加してメモリの記憶データや回路装置自体を破壊して使用不能にする技術、また、回路装置の一部を機能不全状態にして、一時的に使用不能にする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ICカードのメモリには、該ICカードが使用された場所や時刻などのデータもユーザ情報として記憶されている。従って、これらのユーザ情報を用いれば、ICカードの不正使用が行われた場所や時刻を特定することが可能となる。
【0006】
しかしながら、上記従来技術のようにメモリの記憶データを破壊してしまうと、その記憶データを利用することができなくなってしまうという問題がある。また、回路装置の一部を機能不全状態にする場合にも、通常は+4Vの電源で動作している回路部分に+12Vを印加するため、メモリのデータが正常な状態で保持されているという保証はない。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記憶部の記憶データを破壊することなく、不正使用される可能性があると判断される場合に使用不能状態にすることができるICカードを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0018】
請求項1記載のICカードによれば、記憶部の上位アドレス領域に、不正に使用されるおそれがあるユーザ情報等のデータを記憶し、制御部は、不正使用が行われていると判断すると、記憶部の上位アドレス領域に対するアクセスを不能とする。
【0019】
即ち、ユーザ情報のような高い秘匿性が要求されるデータについては記憶部の上位アドレス領域に記憶させ、それ以外の読み出されても問題がないデータについては下位アドレス領域に記憶させて、上位アドレス領域に記憶させたデータだけをアクセス不能にすれば、不正使用を防止するという目的は十分達成される。そして、その場合でも、ICカードの使用履歴のように、秘匿性が低く不正使用行為の解析等を行うために積極的に利用を図りたいデータについては、外部装置からの読み出しはそのまま可能なので、前記解析等を容易に行うことができる。
また、制御部は、スイッチいて制御部と記憶部との間における上位アドレスバスを遮断するので、上位アドレス領域に対するアクセスを容易に不能とすることができる。
【0020】
そして、請求項または記載のICカードによれば、制御部は、使用不能状態になったと判断した場合も、上位アドレス領域に対するアクセスを不能とするので、通常の使用状態においても、予め設定されているICカードの使用可能条件が満たされなくなった時点で秘匿性が高いデータへのアクセスを不能として、不正使用が試みられることを防止できる。
この場合、減算手段は、外部装置との間で行われるデータ転送に基づくICカードの使用量に応じて、使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量を減算する。そして、制御部は、使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量がゼロになると使用不能状態になったと判断する。
例えば、プリペイドカードのように使用可能度数等が設定されているものについては、ICカードの使用が進み前記度数が“0”になった時点で使用不能と判断する。従って、使用不能状態の判断を妥当に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明を携帯電話装置に用いられるICカードに適用した場合の第1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。図1は、ICカードの電気的構成を示す機能ブロック図である。ICカード1は、マイクロコンピュータなどからなる制御部2を中心として構成されている。このICカード1は、例えばSIM(Subscriber Identification Module)カードなどのように、携帯電話によって通話を行う場合にユーザが各個人毎に使用するものであり、ユーザの暗証番号などが予め記憶されている。
【0025】
制御部2には、リチウム電池などの電池3より動作用電源が供給されるようになっているが、電池3の正側端子と制御部2の電源端子Vccとの間には、常閉型のスイッチ(経路遮断手段)4が介挿されている。そして、制御部2は、スイッチ4の開閉を制御するようになっている。また、制御部2には、EEPROMなどからなるメモリ(記憶部)5が書込み及び読出し可能に接続されている。メモリ5は、図示しない回路基板に対して着脱可能となるとに構成されている。
【0026】
ICカード1は、図示しない携帯電話装置(外部装置)のカードスロットに挿入されると、端子6を介して携帯電話装置と電気的に接続され、携帯電話装置との間でデータ転送を行うようになっている。端子6aには、携帯電話装置側より動作用のクロック信号CLKが与えられ、制御部2に供給されるようになっている。また、端子6bは、携帯電話装置と制御部2との間でデータのシリアル転送を行うためのI/Oポートである。また、端子6cは、携帯電話装置側のグランド(GND)を、電池3の負側端子に接続するためのグランド端子である。
【0027】
次に、本実施例の作用について図2及び図3をも参照して説明する。図2は、制御部2の制御内容を示すフローチャートであり、ICカード1が携帯電話装置に装着され、ユーザが通話を行う場合に処理が開始される。制御部2は、ユーザが携帯電話装置側より入力する暗証番号を受信すると(ステップS1)、続いて、携帯電話装置が現在使用されている場所(例えば、最寄りの基地局に関する情報)や、時刻、その他携帯電話装置の使用に伴って発行されるパラメータを受信して、メモリ5に記憶させる(ステップS2)。
【0028】
それから、制御部2は、ステップS1で受信した暗証番号がメモリ5に予め記憶されているものに一致するか否かを照合して(ステップS3)、一致すれば(「YES」)携帯電話装置側に通話の開始許可を送信する(ステップS4)。そして、通話が終了すれば(ステップS5)処理を終了する。
【0029】
一方、ステップS3において、ステップS1で受信した暗証番号がメモリ5に予め記憶されているものに一致しない場合は(「NO」)、カウンタMの値をデクリメントし(ステップS6)、そのカウンタMの値が“0”より大であるか否かを判断する(ステップS7)。カウンタMの値が“0”より大なら(「YES」)ステップS1に戻り、再度の暗証番号の受信を待つ。
【0030】
そして、カウンタMの値が“0”になると(ステップS7,「NO」)、制御部2は、スイッチ4を開くことで電池3から自身に対する動作用電源の供給を断って(ステップS8)処理を終了する。即ち、間違った暗証番号が複数(M)回入力されるような場合は、ICカード1の不正使用が試みられている可能性が高いため、内部的に電源供給を断つことでICカード1を動作不能の状態にする。
【0031】
その後、動作不能状態のICカード1が回収された場合、その状態ではメモリ5に記憶されているデータを読み出すことはできないが、図3に示すように、メモリ5を回路基板より取り外して解析装置(メモリ・リーダなど)7に接続することによって、メモリ5に記憶されている携帯電話装置の使用場所,時刻,その他のパラメータを読みだすことによって、ICカード1が不正使用された場合の状況を解析することが可能である。
【0032】
以上のように本実施例によれば、ICカード1の制御部2は、不正使用が行われていると判断すると、スイッチ4を開いて電池3による動作用電源の供給を不能とするので、制御部2も機能を停止する。従って、携帯電話装置からメモリ5に対してアクセスすることはできなくなり、該ICカード1は使用不能となってそれ以上不正使用が試みられることは防止される。
【0033】
そして、従来とは異なり、メモリ5のデータはそのまま保持されるので、ICカード1を回収した場合にメモリ5に記憶されているデータを読み出すことができる。従って、そのデータを利用して、不正使用が行われた場所や時刻などを特定することで、不正使用行為の解析等を行うことができる。
【0034】
(第2実施例)
図4及び図5は、本発明を例えばテレホンカードのようなプリペイドカードに適用した場合を示す第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例のICカード8は、メモリ5に代えて、使用残高をカウントするためのカウンタ(記憶部,使用可能量記憶部)9を備えている。このカウンタ9はハードウエア,ソフトウエアの何れで構成しても良い。そして、図4(a)に示すように、カウンタ9の残高を示すカウント値Nは、初期値として1000円相当のカウント値が設定されているものとする。
【0035】
また、制御部2は、制御部(減算手段)10に置き換えられており、メモリ5は削除されている。この場合、ICカード8は、第1実施例と同様に携帯電話装置にセットされた状態で、テレホンカードと同様に使用されるものとする。
【0036】
図5は、制御部10の制御内容を示すフローチャートである。制御部10は、先ず、カウンタ9を参照してカウント値Nが“0”よりも大であるか否かを判断し(ステップS10)、Nが“0”よりも大であれば(「YES」)携帯電話装置側に通話を許可する(ステップS11)。そして、カウンタ9のカウント値Nより使用料金相当の値を差し引き(ステップS12)、通話が終了していなければ(ステップS13,「NO」)、ステップS10に戻る。
【0037】
以上のようにしてICカード8を使用して行き、カウンタ9のカウント値Nが“0”に等しくなると(ステップS10,「NO」)、制御部10はステップS14に移行して、ステップS8と同様にスイッチ4を開いて電池3から動作用電源の供給を遮断すると処理を終了する。
【0038】
以上のように第2実施例によれば、制御部10は、ICカード8の使用残高がなくなり使用不能の状態になると、電池3による動作用電源の供給を遮断して自身の機能を停止するので、その使用不能の状態のICカード8が不正使用に利用されることを防止できる。
【0039】
(第3実施例)
図6は、本発明の第3実施例を示すものであり、第2実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第3実施例のICカード8Aでは、電池3の正側端子は、制御部10の電源端子VCCに直結されている。おり、電池3の両端には、常開型のスイッチ(放電手段)11と放電用抵抗(放電手段)12との直列回路が接続されている。そして、制御部10は、スイッチ11の開閉を制御するようになっている。
【0040】
以上のように構成された第3実施例によれば、制御部10は、カウンタ9のカウント値Nが“0”になるとスイッチ11を閉じることで、電池3を放電用抵抗12を介して放電させて使用不能状態とする。従って、第2実施例と同様の効果が得られる。
【0041】
(第4実施例)
図7は、本発明の第4実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第4実施例のICカード13は、電池3を内蔵しておらず、電源は、端子6dを介して携帯電話装置側より供給されるように構成されている。そして、端子6dと制御部2の電源端子VCCとの間には、常閉型のスイッチ(経路遮断手段)14が介挿されており、制御部2は、スイッチ14の開閉を制御するようになっている。
【0042】
以上のように構成された第4実施例によれば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフローチャートに従って動作するが、ステップS8においては、スイッチ4に代わるスイッチ14を開くことで、携帯電話装置からの端子6dを介した動作用電源の供給を停止するようになっている。従って、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0043】
(第5実施例)
図8は、本発明の第5実施例を示すものであり、第4実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第5実施例のICカード15では、第4実施例におけるスイッチ14は削除されており、それに代えて、クロック信号供給用の端子6aと制御部2との間に常閉型のスイッチ16が介挿されている。そして、制御部2は、スイッチ16の開閉を制御するようになっている。
【0044】
以上のように構成された第5実施例によれば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフローチャートに従って動作するが、ステップS8に相当する処理でスイッ4に代わるスイッチ16を開くことで、携帯電話装置からの端子6aを介したクロック信号CLKの供給を停止するようになっている。従って、その場合、制御部2は動作不能となり、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0045】
(第6実施例)
図9は、本発明の第6実施例を示すものであり、第5実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第6実施例のICカード17は、第5実施例におけるスイッチ16は削除されており、それに代えて、I/Oポートである端子6bと制御部2との間に、常閉型のスイッチ18が介挿されている。そして、制御部2は、スイッチ18の開閉を制御するようになっている。
【0046】
以上のように構成された第5実施例によれば、制御部2は、第1実施例と同様に図2に示すフローチャートに従って動作するが、ステップS8に相当する処理でスイッ4に代わるスイッチ18を開くことで、携帯電話装置との間のデータ転送を不能とする。従って、制御部2は、携帯電話装置との間で必要な通信を行うことが出来ずに動作不能となるので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0047】
(第7実施例)
図10及び図11は、本発明の第7実施例を示すものであり、第4実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第7実施例のICカード19では、第4実施例におけるスイッチ14が削除されている。そして、図10においては、制御部2Aとメモリ5に代わるメモリ(記憶部)20との間の接続形態をより詳細に図示している。
【0048】
即ち、制御部2Aとメモリ20とは、アドレスバス21及びデータバス22とによって接続されている。そして、メモリ20には、その上位アドレス領域(1×××…)にユーザのID情報やその他個人情報など、不正使用に利用されるおそれがあり秘匿性を高める必要があるデータが記憶されている。そして、下位アドレス領域(0×××…)には、ステップS2おいて制御部2Aにより使用場所等のデータが記憶されるようになっている。
【0049】
アドレスバス21は、メモリ20の記憶容量に応じた複数のビットで構成されるが、そのアドレスバスのMSB(Most Significant Bit)には、常閉型のスイッチ(アドレスバス遮断手段)23が介挿されており、制御部2Aは、スイッチ23の開閉を制御するようになっている。また、メモリ20のMSBアドレスの入力端子は、抵抗24によってプルダウンされている。
【0050】
次に、第7実施例の作用について図11をも参照して説明する。制御部2Aは、ステップS7において「NO」と判断すると、ステップS8に代わるステップS20においてスイッチ23を開き、処理を終了する。スイッチ23が開くと、メモリ20のMSBアドレスの入力端子は、常に“0”となるため、メモリ20の上位アドレス領域の読み出しが不能となり、下位アドレス領域の読み出しだけが可能となる。
【0051】
その結果、メモリ20よりID情報等秘匿性を高める必要があるデータは読み出されなくなる一方、読み出されても不正使用に利用されることはなく、第1実施例で述べたように、ICカード1が不正使用された場合の状況を解析するために利用したい使用場所等のデータは、そのまま読み出すことが出来る。従って、セキュリティの向上を図ると同時に、データ解析を行う場合の利便性を向上させることも可能となる。
【0052】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
非接触型のICカードに適用しても良い。
第1実施例において、ステップS2を、ステップS7で「NO」と判断した場合に実行するようにして、不正使用が試みられたと判断した場合にだけ各種の情報をメモリ5に記憶させるようにしても良い。
第1実施例の構成と第2実施例の構成とを組み合わせて、不正使用が試みられたと判断される場合、または使用不能状態になったと判断される場合の何れも電源供給を断つようにしても良い。
第3実施例の構成を、第1実施例のように不正使用が試みられたと判断した場合に適用しても良い。また、第4乃至第7実施例の構成を、第2,第3実施例のように使用不能状態となった場合に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を携帯電話装置に用いられるICカードに適用した場合の第1実施例であり、ICカードの電気的構成を示す機能ブロック図
【図2】制御部の制御内容を示すフローチャート
【図3】解析装置とICカードのメモリとの接続状態を示す図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図であり、(a)は通常使用状態の場合、(b)は使用不能状態の場合を示す図
【図5】図2相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図4相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図4相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図4相当図
【図9】本発明の第6実施例を示す図4相当図
【図10】本発明の第7実施例を示す図4相当図
【図11】図2相当図
【符号の説明】
1はICカード、2,2Aは制御部、3は電池、4はスイッチ(経路遮断手段)、5はメモリ(記憶部)、8,8AはICカード、9はカウンタ(記憶部,使用可能量記憶部)、10は制御部(減算手段)、11はスイッチ(放電手段)、12は放電用抵抗(放電手段)、13はICカード、14はスイッチ(経路遮断手段)、15はICカード、19はICカード、20はメモリ(記憶部)、23はスイッチ(アドレスバス遮断手段)を示す。

Claims (2)

  1. 各種情報のデータが記憶される記憶部と、外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転送を制御する制御部とを備えてなるICカードにおいて、
    前記記憶部には、不正に使用されるおそれがあるユーザ情報等のデータが上位アドレス領域に記憶され、
    前記制御部と前記記憶部との間における上位アドレスバスを遮断するためのスイッチと、
    上位アドレスバスを前記記憶部の入力端子側でプルダウンする抵抗と
    ICカードの使用可能量が記憶される使用可能量記憶部と、
    前記外部装置との間で行われるデータ転送に基づくICカードの使用量に応じて、前記使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量を減算する減算手段とを備え、
    前記制御部は、不正使用が行われていると判断すると、前記スイッチを開いて前記上位アドレスバスを遮断することで、前記記憶部の上位アドレス領域に対するアクセスを不能とするように構成され、前記使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量がゼロになると、使用不能状態になったと判断し、使用不能状態になったと判断した場合も、前記上位アドレス領域に対するアクセスを不能とするように構成されていることを特徴とするICカード。
  2. 各種情報のデータが記憶される記憶部と、外部装置と前記記憶部との間で行われるデータの転送を制御する制御部とを備えてなるICカードにおいて、
    前記記憶部には、不正に使用されるおそれがあるユーザ情報等のデータが上位アドレス領域に記憶され、
    記制御部と前記記憶部との間における上位アドレスバスを遮断するためのスイッチと、
    前記上位アドレスバスを前記記憶部の入力端子側でプルダウンする抵抗と、
    ICカードの使用可能量が記憶される使用可能量記憶部と、
    前記外部装置との間で行われるデータ転送に基づくICカードの使用量に応じて、前記使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量を減算する減算手段とを備え、
    前記制御部は、前記使用可能量記憶部に記憶されている使用可能量がゼロになると、使用不能状態になったと判断し、使用不能状態になったと判断すると、前記スイッチを開いて前記上位アドレスバスを遮断することで、前記記憶部の上位アドレス領域に対するアクセスを不能とするように構成されていることを特徴とするICカード。
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