JP2000172650A - 携帯端末システム - Google Patents

携帯端末システム

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JP2000172650A
JP2000172650A JP10348442A JP34844298A JP2000172650A JP 2000172650 A JP2000172650 A JP 2000172650A JP 10348442 A JP10348442 A JP 10348442A JP 34844298 A JP34844298 A JP 34844298A JP 2000172650 A JP2000172650 A JP 2000172650A
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wireless card
data
wireless
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Atsushi Katayama
敦之 片山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末にパスワードを設定しなくても、携
帯端末の所有者以外に不正使用されず、かつ、必要な情
報を随時、迅速にアクセスできる携帯端末システムを提
供する。 【解決手段】 携帯端末にID情報データを記憶し、ま
たワイヤレスカードにも同様のID情報データを記憶す
る。ワイヤレスカードが携帯端末にID情報データを無
線により送信し、携帯端末が端末使用時にワイヤレスカ
ードのID情報データを無線により受信する。そして、
携帯端末がその受信したID情報データが携帯端末に記
憶されたID情報データと―致するか判別し、ID情報
データが―致した場合のみ携帯端末が使用可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末の不正使
用に対するセキュリテイ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリやマイクロプロセッ
サ等の電子技術の向上によって、ノート型のパーソナル
コンピュータの他に、電子手帳、パーソナルデジタルア
シスタンツ(Personal Digital Assistants :PD
A)、新携帯情報ツール等と呼ばれる携帯端末装置が実
用化されている。
【0003】特に小型化、軽量化された携帯端末装置
は、例えば上着のポケット等に入れて容易に持ち運ぶこ
とができ、移動途中でデータの入出力操作をしたり、通
信機能を利用して出先からオフィス側の情報処理システ
ムとデータ交信する等、利用形態も多様化している。
【0004】しかるに、これらの携帯端末装置は、所有
者本人によってオフィス外に持ち出され、また、鞄やポ
ケット等に入れ持ち連ばれるため、移動途中で盗難に遭
遇したり、不注意による紛失、置き忘れ等、本人の意に
反した形で他人の手に渡る機会が増え、端末装置内に記
憶された情報が第三者に参照、悪用される危険性が高ま
ってきている。
【0005】これに対し、従来、秘密性の高い情報を保
護するための方法として、アクセスを制限すべき情報フ
ァイルにはパスワードを対応付けておき、利用者がこの
情報ファイルを参照しようとすると、システム側からパ
スワードの入力を促し、入力されたパスワードが予め登
録されている正規のものと―致した場合にのみ、アクセ
スを許容する方法が知られている。
【0006】―方、近年では、送受信機能を内蔵したI
Cカードを用いて非接触でデータ交換を行うシステムが
注目されており、入退場の時刻や場所等のデータをIC
カード内の記憶部に記憶したり、表示部に情報を表示し
たり、鉄道の定期券や高速道路や有料道路等の通行券等
に広く利用が図られている。
【0007】なお、このような非接触でデータ交換を行
う機能をもったカード状あるいはラベル状の記憶媒体
は、一般にワイヤレスカード、非接触データキャリヤ、
またはメモリラベル等と呼称されているが、ここではワ
イヤレスカードの呼称を統一的に用いるものとする。す
なわち、本発明に関して用いるワイヤレスカードとは、
ICカード状のものだけでなく、例えばラベル状やその
他のチップ状のものなども広く含むものとする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような携帯端末の利用に際し、以下のような問題点1〜
3がある。
【0009】(1)問題点1 携帯端末は、主として個人の所有物として利用され、オ
フィス内に設置された固定端末のように不特定の複数の
利用者が共用したり、他人に貸し借りすることを前提と
したものではない。
【0010】このため、携帯端末の所有者は、端末が自
分の管理下にある間は、携帯端末内にあるユーザ情報の
保護について意識することは稀である。また、携帯端末
の所有者は、携帯端末の蓄積情報を自分の所有物として
気軽に扱うことを望み、他人に見られてはならない情報
であっても、平常時には、手続的に面倒な上述したパス
ワード等による秘密保護策はとらず、必要な情報を随
時、迅速にアクセスできる操作環境で端末を利用するこ
とが多い。携帯端末の所有者が、端末内の蓄積情報につ
いて他人による参照と利用を是非とも避けたいと意識す
るのは、自分の端末を紛失した時や何か問題が発生した
ときである。
【0011】(2)問題点2 携帯端末は所有者本人によってオフィス外に持ち出さ
れ、また、鞄やポケット等に入れ持ち運ばれるため、移
動途中で盗難に遭遇したり、不注意による紛失、置き忘
れ等、本人の意に反した形で他人の手に渡る機会が頻繁
に発生するが、所有者本人はこの紛失の事実に気付かな
い場合がある。
【0012】(3)問題点3 携帯端末のセキュリテイをID情報データによって確保
しようとした場合、このID情報データを記憶した記憶
媒体が書き換え可能な場合には、ID情報データを書き
換えられ、所有者以外に不正使用されてしまう恐れがあ
る。
【0013】そこで本発明の第1の目的は、携帯端末に
パスワードを設定しなくても、携帯端末の所有者以外に
不正使用されず、かつ、必要な情報を随時、迅速にアク
セスできる携帯端末システムを提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、携帯端末を
紛失した場合に、その所有者に有効に紛失の事実を伝え
ることができる携帯端末システムを提供することにあ
る。
【0015】また、本発明の第3の目的は、携帯端末の
セキュリテイ管理を書き換え不能なID情報データによ
り、さらに確実に行うことができる携帯端末システムを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点1
を解決するため、携帯端末にID情報データを記憶し、
またワイヤレスカードにも同様のID情報データを記憶
し、ワイヤレスカードが携帯端末にID情報データを無
線により送信し、携帯端末が端末使用時にワイヤレスカ
ードのID情報データを無線により受信し、携帯端末が
その受信したID情報データが携帯端末に記憶されたI
D情報データと―致するか判別し、ID情報データが―
致した場合のみ携帯端末が使用可能になる。
【0017】これにより、携帯端末にパスワードを設定
しなくても、所有者以外に不正使用されず、かつ、必要
な情報を随時、迅速にアクセスできる携帯端末を提供す
ることができる。
【0018】また本発明は、上記問題点2を解決するた
め、携帯端末が、該携帯端末のID情報データをワイヤ
レスカードに通知し、ワイヤレスカードが、携帯端末か
らのID情報データ通知を受信し、その受信し、ID情
報データとその携帯端末に記憶したID情報データが―
致しているか否か判別し、―致しているID情報データ
を受信できなかった時間が―定時間を経過した場合に
は、携帯端末がワイヤレスカードの近くに存在しないこ
とを携帯端末の所有者に通知することにより、所有者が
携帯端末を紛失する可能性を低くすることが可能にな
る。
【0019】また本発明は、上記問題点3を解決するた
め、ワイヤレスカードと携帯端末のID情報データを書
き換え不可能な記憶媒体に記憶することにより、所有者
以外に不正使用されない携帯端末を提供することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態および実施例】[第1実施例]まず
最初に、本発明の第1実施例で使用するワイヤレスカー
ドと携帯端末の構成について説明する。 (ワイヤレスカードの構成)図1は、本実施例における
ワイヤレスカード100の内部回路を示すブロック図で
ある。
【0021】図1において、制御部101は、マイクロ
コンピュータ等の集積回路等で構成され、ワイヤレスカ
ードの全体の機能を制御する、すなわちメモリ制御、送
信データの生成等を行うものである。
【0022】プログラムメモリ部102は、ワイヤレス
カードを制御するプログラムを記憶するものであり、R
OM103は、ID情報データ等を記憶する読み出し専
用メモリである。
【0023】無線制御部104は、制御部101で生成
された送信用のデータにフラグを付加し、無線フレーム
フォーマットのデータとし、無線送信部に送信、また無
線送信部を制御するものであり、無線送信部105は、
データを非接触に外部の携帯端末へ送信するものであ
る。
【0024】電源部106は、ワイヤレスカードの各素
子に電源を供給するもので、乾電池または充電可能な電
池または電磁コイルと電源コントローラとで構成されて
いる。 (携帯端末の構成)図2は、本実施例における携帯端末
200の内部回路を示すブロック図である。
【0025】携帯端末200は、ワイヤレスカード10
0の送信データを受信可能なものであり、制御部201
は、ROM205、FROM(フラッシュメモリ)20
6、RAM204、表示部207、入力/操作部20
8、無線部202、203、外部インタフェース部20
9、電源部210を含む携帯端末全体の制御と、無線受
信部202で受信したID情報データと携帯端末のRO
M205に記憶している所有者情報(ID情報データ)
とを比較し、―致していたならば携帯端末を使用可能に
させ、―致していなかったならば携帯端末を使用可能に
しないように制御するものである。
【0026】無線受信部202は、ワイヤレスカードか
ら送信されたID情報データを非接触で受信するための
ものでり、無線制御部203は、無線受信部202で得
えられた無線フレームフォーマットの受信データからフ
ラグを除去したり、また、無線受信部202の制御を行
うものである。
【0027】RAM204は、無線制御部203でフラ
グを除去したデータを記憶し、また使用するソフトユー
ザデータを―時的に記憶するものである。ROM205
は、携帯端末のID情報データ、またスケジュール、電
話帳等のPIMソフト電子メールを通信するソフトを記
憶する読み出し専用メモリである。
【0028】FROM206は、ユーザデータ、拡張ソ
フトを記憶させるものである。表示部207は、各種ソ
フト各種データを表示するものである。入力/操作部2
08は、携帯端末への入力、携帯端末の操作を行うもの
である。
【0029】外部インタフェース部209は、PCカー
ド、IrDA等の外部インタフェースを司るものであ
る。電源部210は、携帯端末の各素子に電源を供給す
るものであり、乾電池または充電可能な電池と電源コン
トローラとで構成される。
【0030】次に、ワイヤレスカードと携帯端末の間で
送受信される無線データのフレームフォーマットについ
て説明する。 (無線データフレームフォーマット)図3は、本実施例
における無線データフレームフォーマットを示す説明図
である。
【0031】図3において、第1フィールドは、無線受
信部に無線データフレームフォーマットの始まりである
ことを認識させるためのFGフィールドである。また、
第2フィールドは、ID情報データを格納するためのD
ATAフィールドである。 (動作説明)本発明の第1実施例では、ワイヤレスカー
ドがID情報データを送信し、携帯端末が、そのデータ
を受信し、使用可能になるまでの動作を説明する。 (ワイヤレスカードの動作)図5は、第1実施例におけ
るワイヤレスカード100の動作を示すフローチャート
である。以下、ワイヤレスカード100の動作を図5を
用いて説明する。
【0032】ワイヤレスカード100は、電源がONさ
れる(S501)と、制御部101は初期化プログラム
を立ち上げ、デバイスの初期設定を行う(S502)。
初期設定が終了すると、制御部101はROM103内
のID情報データを無線制御部104に送信し、そのデ
ータを受信した無線制御部105は、そのデータの前に
フラグを付加し、無線送信部106にデータを送信す
る。
【0033】そのデータを受信した無線送信部106
は、そのデータを無線データとして送信する(S50
3)。この後、無線送信部106は、電源がOFFされ
るまで、そのデータを一定周期で送信し続ける(S50
4)。 (携帯端末の動作)図4は、第1実施例における携帯端
末200の動作を示すフローチャートである。以下、携
帯端末200の動作を図4を用い説明する。
【0034】まず、携帯端末200を使用する人は、携
帯端末200を使用する場合には、携帯端末200の電
源SW(図示せず)をONする(S401)。電源がO
Nされると、携帯端末200は初期化プログラムを立ち
上げ、各種デバイスの初期化を行う(S402)。初期
化が終了すると、無線受信部202はワイヤレスカード
100からのID情報データの受信待ち状態になる(S
403)。
【0035】そして、無線受信部202により受信した
データが、無線データフレームフォーマットのフラグと
―致するか常に判別し(S404)、―致した場合に
は、無線制御部203は、制御部201に通知する(S
405)。
【0036】制御部201は、その通知を受信すると、
フラグを取り除いた無線データ(DATAフィールド)
をRAM204に記憶する(S406)。制御部201
は、データをRAM204に記憶すると、携帯端末に記
憶されているROM205から携帯端末のID情報デー
タを取り出し、そのRAM204に記憶したデータと―
致しているか判別する(S407)。
【0037】そして、―致している場合には、表示画面
に使用可能であることを表示し、携帯端末を使用可能な
状態にする(S408)。また、―致していない場合に
は、表示画面にIDデータが―致せず、使用不可能であ
ることを表示し、電源を自動的にOFFする(S40
9)。
【0038】このように携帯端末200とワイヤレスカ
ード100にID情報データを記憶させておき、携帯端
末200の使用時に、ワイヤレスカード100と携帯端
末200の間でID情報データの通信を行い、ワイヤレ
スカード100のID情報データと携帯端末200のI
D情報データが―致するか判別し、ID情報データが―
致した時のみ携帯端末200が使用になるため、携帯端
末200にパスワードを設定しなくても、所有者以外に
不正使用されず、かつ、必要な情報を随時、迅速にアク
セスできる携帯端末を提供することができる。
【0039】また、ID情報データをROM103、2
05に記憶したため、容易に書き換えが不可能であり、
不正な書き換えによる使用を防止できる。 [第2実施例]まず最初に、本発明の第2実施例で使用
するワイヤレスカードと携帯端末の構成について説明す
る。 (ワイヤレスカードの構成)図6は、本実施例における
ワイヤレスカード600の内部回路を示すブロック図で
ある。
【0040】図6において、制御部601は、マイクロ
コンピュータ等の集積回路等で構成され、ワイヤレスカ
ードの全体の機能を制御する、すなわちメモリ制御、ま
た無線制御部604からの受信データをRAM608に
記憶させ、ROM603に記憶されているID情報デー
タと―致するか否かの判断し、一致した場合にはブザー
出力部507を制御し、ブザー音を出力させる等の制御
を行うものである。
【0041】プログラムメモリ部602は、ワイヤレス
カード600を制御するプログラムを記憶するものであ
る。ROM603は、ID情報データ等を記憶する読み
出し専用メモリである。
【0042】無線制御部604は、無線受信部605で
得られた無線フレームフォーマットの受信データからフ
ラグを除去、また無線受信部605を制御するものであ
る。無線受信部605は、携帯端末から送信されたID
情報データを非接触で受信するためのものである。
【0043】電源部606は、ワイヤレスカードのすべ
ての素子に電源を供給するもので、乾電池または充電可
能な電池または電磁コイルと電源コントローラとで構成
される。
【0044】ブザー出力部607は、実際にブザー音を
出力するものである。RAM608は、受信したID情
報データ、使用するソフトユーザデータを―時的に記憶
させるものである。 (携帯端末の構成)図7は、本実施例における携帯端末
700の内部回路を示すブロック図である。
【0045】携帯端末700は、ワイヤレスカード60
0にID情報データを送信可能な携帯端末であり、制御
部701は、ROM705、FROM(フラッシュメモ
リ)706、RAM704、表示部707、入力/操作
部708、無線部702、703、外部インタフェース
部709、電源部710を含む携帯端末全体の制御と、
ID情報データの送信を制御する。
【0046】無線送信部702は、ワイヤレスカード6
00への送信を行うものであり、無線制御部703は、
制御部701で生成された送信用のデータにフラグを付
加し、無線フレームフォーマットのデータとし、無線送
信部702に送信、また無線送信部702を制御する。
【0047】RAM704は、使用するソフト、ユーザ
データを―時的に記憶するものである。ROM705
は、携帯端末のID情報データを記憶する、スケジュー
ル、電話帳等のPIMソフト電子メールを通信するソフ
トを記憶するものである。
【0048】FROM706は、ユーザデータ、拡張ソ
フトを記憶するものである。表示部707は、各種ソフ
ト各種データを表示するものである。入力/操作部70
8は、携帯端末への入力、携帯端末の操作を行うもので
ある。
【0049】外部インタフェース部709は、PCカー
ド、IrDA等のインタフェースを司るものである。電
源部710は、携帯端末のすべての素子に電源を供給す
るもので、乾電池または充電可能な電池と電源コントロ
ーラとで構成される。
【0050】ワイヤレスカードと携帯端末の間で送受信
される無線データのフレームフォーマットは第1実施例
と同じものを使用するため説明を省略する。 (動作説明)本発明の第2実施例では、携帯端末がID
情報データを送信し、ワイヤレスカードが―定時間その
ID情報データを受信しなかった場合の動作について説
明する。 (携帯端末の動作)図8は、本実施例における携帯端末
700の動作を示すフローチャートである。以下、携帯
端末700の動作を図8を用い説明する。
【0051】携帯端末700は、電源がONされる(S
801)と、制御部701は初期化プログラムを立ち上
げ、デバイスの初期設定を行う(S802)。初期設定
が終了すると、制御部701はROM705内のID情
報データを無線制御部704に送信し、そのデータを受
信した無線制御部705は、そのデータの前にフラグを
付加し、無線送信部706にデータを送信する。そのデ
ータを受信した無線送信部706はそのデータを無線デ
ータとして送信する(S803)。無線送信部706
は、電源がOFFされるまでそのデータを送信し続ける
(S804)。 (ワイヤレスカードの動作)図9は、本実施例における
ワイヤレスカード600の動作を示すフローチャートで
ある。以下、ワイヤレスカード600の動作を図9を用
い説明する。
【0052】ワイヤレスカードは、電源がONされる
(S901)と、制御部601は、初期化プログラムを
立ち上げ、各種デバイスの初期化を行う(S902)。
初期化が終了すると、無線受信部605は携帯端末70
0からのID情報データの受信待ち状態になる(S90
3)。受信待ち状態になると、ID情報データを受信し
ていない時間を測定するためのタイマをスタートさせる
(S904)。
【0053】無線受信部605により受信したデータ
が、無線データフレームフォーマットのフラグと―致す
るか常に判別し(S905)、―致した場合には、無線
制御部604は、制御部601に通知する(S90
6)。制御部601は、その通知を受信すると、フラグ
を取り除いた無線データ(DATAフィールド)をRA
M608に記憶する(S907)。
【0054】制御部601は、データをRAM604に
記憶すると、携帯端末に記憶されているROM603か
ら携帯端末のID情報データを取り出し、そのRAM6
08に記憶したデータと―致しているか判別する(S9
08)。そして、―致している場合にはタイマをリセッ
トし(S909)、タイマを再スタートさせる(S90
4)。
【0055】また、S905、S908で―致していな
かったならば、タイマが―定時間を経過したか否か判別
する(S910)。―定時間経過していない場合には、
再度、受信したデータが、無線データフレームフォーマ
ットのフラグと―致するか常に判別する(S905)。
【0056】そして、―定時間が経過したならば、所有
者に携帯端末が近くに存在しないことを通知するために
ブザーを出力する(S911)。
【0057】このように、携帯端末700とワイヤレス
カード600にID情報データ記憶させ、携帯端末70
0がワイヤレスカード600にID情報データを通知
し、そのID情報データを受信したワイヤレスカード6
00がそのワイヤレスカード600のID情報データと
―致するか判別し、―定時間ワイヤレスカード600が
そのID情報データと同―の携帯端末のID情報データ
を受信できない場合には、所有者に携帯端末が近くに存
在しないことを通知することにより、所有者が携帯端末
を紛失する可能性を低くすることが可能になる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
1、4によれば、携帯端末にパスワードを設定しなくて
も、所有者以外に不正使用されず、かつ、必要な情報を
随時、迅速にアクセスできる携帯端末システムを提供す
ることが可能になる。
【0059】また、本発明の請求項2、5によれば、所
有者以外に不正使用されない携帯端末を提供することが
可能になる。
【0060】また、本発明の請求項3、6によれば、携
帯端末を紛失する可能性を低くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるワイヤレスカード
の内部回路を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例における携帯端末の内部回路を
示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例における無線データフレームフ
ォーマットを示す説明図である。
【図4】上記第1実施例における携帯端末の動作を示す
フローチャートである。
【図5】上記第1実施例におけるワイヤレスカードの動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例におけるワイヤレスカード
の内部回路を示すブロック図である。
【図7】上記第2実施例における携帯端末の内部回路を
示すブロック図である。
【図8】上記第2実施例における携帯端末の動作を示す
フローチャートである。
【図9】上記第2実施例におけるワイヤレスカードの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…ワイヤレスカード、 101、201…制御部、 102…プログラムメモリ部、 103、205…ROM、 104、203…無線制御部、 105…無線送信部、 106、210…電源部、 200…携帯端末、 202…無線受信部、 204…RAM、 206…FROM、 207…表示部、 208…入力/操作部、 209…外部インタフェース部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレスカードと携帯端末との間でデ
    ータ通信可能な携帯端末システムであって、 前記ワイヤレスカードは、当該ワイヤレスカードのID
    情報データを記憶する記憶手段と、当該ワイヤレスカー
    ドのID情報データを携帯端末に通知する通知手段とを
    有し、 前記携帯端末は、当該携帯端末のID情報データを記憶
    する記憶手段と、前記ワイヤレスカードからのID情報
    データ通知を受信する受信手段と、前記受信手段によっ
    て受信したID情報データと当該携帯端末の記憶手段に
    記憶したID情報データとが一致しているか否か判別す
    る判別手段と、前記判別手段による判別結果が一致した
    場合には、携帯端末を使用可能にする使用許可手段とを
    有することを特徴とする携帯端末システム。
  2. 【請求項2】 ワイヤレスカードと携帯端末との間でデ
    ータ通信可能な携帯端末システムであって、 前記携帯端末は、当該携帯端末のID情報データを記憶
    する記憶手段と、当該携帯端末のID情報データをワイ
    ヤレスカードに通知する通知手段とを有し、 前記ワイヤレスカードは、当該ワイヤレスカードのID
    情報データを記憶する記憶手段と、前記携帯端末からの
    ID情報データ通知を受信する受信手段と、前記受信手
    段によって受信したID情報データと当該ワイヤレスカ
    ードの記憶手段に記憶したID情報データとが―致して
    いるか否か判別する判別手段と、前記判別手段による判
    別結果、一致しているID情報データを受信できなかっ
    た時間を測定する測定手段と、前記測定手段による測定
    時間が一定値を経過した場合には、前記携帯端末がワイ
    ヤレスカードの近くに存在しないことを通知する通知手
    段とを有することを特徴とする携帯端末システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記ワイヤレスカードと携帯端末の記憶手段は、ワイヤ
    レスカードと携帯端末のID情報データを書き換え不可
    能な記憶媒体に記憶する手段であることを特徴とする携
    帯端末システム。
  4. 【請求項4】 ワイヤレスカードと携帯端末との間でデ
    ータ通信可能な携帯端末システムの制御方法であって、 前記ワイヤレスカードにおいて、当該ワイヤレスカード
    に設けられる記憶媒体に記憶された当該ワイヤレスカー
    ドのID情報データを携帯端末に通知する通知工程を有
    し、 前記携帯端末において、前記ワイヤレスカードからのI
    D情報データ通知を受信する受信工程と、前記受信工程
    によって受信したID情報データと当該携帯端末に設け
    られる記憶媒体に記憶されたID情報データとが一致し
    ているか否か判別する判別工程と、前記判別工程による
    判別結果が一致した場合には、携帯端末を使用可能にす
    る使用許可工程とを有することを特徴とする携帯端末シ
    ステムの制御方法。
  5. 【請求項5】 ワイヤレスカードと携帯端末との間でデ
    ータ通信可能な携帯端末システムの制御方法であって、 前記携帯端末において、当該携帯端末に設けられた記憶
    媒体に記憶された当該携帯端末のID情報データをワイ
    ヤレスカードに通知する通知工程を有し、 前記ワイヤレスカードにおいて、前記携帯端末からのI
    D情報データ通知を受信する受信工程と、前記受信工程
    によって受信したID情報データと当該ワイヤレスカー
    ドに設けられた記憶媒体に記憶されたID情報データと
    が―致しているか否か判別する判別工程と、前記判別工
    程による判別結果、一致しているID情報データを受信
    できなかった時間を測定する測定工程と、前記測定工程
    による測定時間が一定値を経過した場合には、前記携帯
    端末がワイヤレスカードの近くに存在しないことを通知
    する通知工程とを有することを特徴とする携帯端末シス
    テムの制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記ワイヤレスカードと携帯端末の記憶媒体は、ワイヤ
    レスカードと携帯端末のID情報データを書き換え不可
    能な記憶媒体であることを特徴とする携帯端末システム
    の制御方法。
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