JP2002015239A - 注文配達支援システム - Google Patents

注文配達支援システム

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JP2002015239A
JP2002015239A JP2000194523A JP2000194523A JP2002015239A JP 2002015239 A JP2002015239 A JP 2002015239A JP 2000194523 A JP2000194523 A JP 2000194523A JP 2000194523 A JP2000194523 A JP 2000194523A JP 2002015239 A JP2002015239 A JP 2002015239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注文者が任意の位置から商品を注文すること
が可能で、注文後に自由に移動しても、注文者の位置が
自動検出され、配達者によって商品が正確に配達される
ことを可能とする注文配達支援システムを提供する。 【解決手段】 注文者は、注文用携帯端末1から注文を
送信する。中央コンピュータ3は第一基地局5から第N
基地局6を介して、注文を受信する。中央コンピュータ
3は、注文を受信する際に電波の強さなどから注文用携
帯端末1の位置を検出し、検出した注文用携帯端末1の
位置情報を配達用携帯端末2に送信する。配達用携帯端
末2は注文用携帯端末1の位置情報を受信し、配達者
は、出力された位置情報を参照して注文者に商品を配達
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注文者から商品の
注文を受けとり、配達者が商品を注文者まで配達する注
文配達サービスを支援する注文配達支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、注文者が商品を注
文する場合、食堂等の屋内の決まった場所であれば、注
文者は自分の位置を調べて相手に伝える必要はなく、店
の人は注文者が着席しているテーブルの位置を確認して
管理するだけで、注文者の位置を特定し商品を運ぶこと
ができる。また、店の人は、注文時に注文者の顔も直接
確認できているので、注文者が必ずその店の中にいるの
であれば、たとえテーブルや顔を忘れて注文者を間違っ
ても、その場で何とか解決できるので、大きな問題には
ならない。
【0003】また、一般的な社会において商品を注文す
る場合は、店以外の位置として家から注文することが多
い。注文者の位置が家の場合には、家の住所、氏名およ
び電話番号等によって、家のほぼ正確な位置を連絡でき
るので、配達の際に大きな問題にはならない。
【0004】特開平9−69129号公報記載のショッ
ピングシステムは、買い物客が買い物情報端末を携帯
し、通信手段を介して商品に関する情報を取得したり、
支払方法および商品の持ち帰り方法の指示などを入力す
る。買い物客は、商品を商品受け渡し所で受け取って持
ち帰るか、自宅に配送してもらうことができるシステム
である。注文者は、商品が存在する場所にいる買物客で
あるので、注文者の位置は、店の中であり、特定できて
いる。注文者が、自分が注文した注文物を受取る位置に
ついては、その商品が存在する場所もしくは自宅であ
り、受取る位置も特定できている。配達者は、商品を注
文者に渡す人ということで、注文者の位置が特定できて
いるので、配達者は経路案内等がなくても配達すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように注文者の
位置が店舗内のように限定されている場合および配達先
が自宅など明確な場合は、注文者が確実に商品を受け取
ることができるが、商品を注文した注文者の位置が限定
されず時間とともにその位置が変化する場合は、配達者
に対して注文者が自らの位置を知らせなければならな
い。注文者の位置が注文者にとって初めて訪れた位置で
あれば、今の自分の位置を相手に正確に連絡しないとい
けないが、その連絡をすることが大変である。近くにそ
の位置を特定できる表示等があれば、正確な位置が連絡
できるが、そういう表示がなければ、その位置から見え
る物を連絡して伝えることしかできず、何をポイントに
連絡してよいか判断できないし、正確に相手に伝わって
いるかどうかも判断できない。
【0006】商品を注文したとしても、その位置におい
て注文した物を受取るまでは不安であるし、何らかの理
由により受取れない場合もある。また、注文したからと
いって、すぐに注文した位置に注文した商品を配達して
もらえることは不可能であるから、その注文した商品の
材料を準備する時間やその商品を生産する時間や配達す
る時間は必要であるので、注文した位置を移動する必要
が生じても、移動することを我慢して、配達されるまで
注文した位置にいる必要があるという問題がある。
【0007】たとえば、公園に居て、子供のおやつのた
めに、ジュースが飲みたくなったり、ピザが食べたくな
ったりした場合には、その公園の位置および名前を確認
して正確に伝える必要がある。また子供が公園で遊んで
いて、急に子供が勝手に別の公園に移動した場合には、
その移動先の公園の位置や名前を再確認して正確に伝え
る必要がある。この変更を連絡する行為は、注文者にと
っては苦痛であり、子供を見ていないといけないので、
連絡することは困難である。しかし連絡しないと、配達
者は注文者の現在の位置が判らないので、配達者は商品
を配達できないし、注文者は商品を受取れないという問
題がある。
【0008】また、注文者がテーマパークの入場者であ
る場合、入場者の行動というのは、テーマパーク内で主
催者から提供されている各イベント会場を見るために、
そのイベント会場まで行き、そこで待って、中に入って
見学をして外に出て、また次のイベント会場に行くとい
う行為を繰り返すことになるが、その途中において入場
者は、飲み物を飲みたいとか食べ物を食べたいという欲
求がいつ発生するかは判らない。たとえば、会場に入る
ために列に並んでいて、ジュースが飲みたいという欲求
が発生した場合において、従来であれば、ジュースを売
っている店に行くか、自動販売機のある位置に行って購
入するしかない。もし、そのとき1人であれば、その並
んでいる列を離れて購入しに行くしかなく、行くことも
苦痛な行動であるが、離れて戻って来たときにいくら他
人に頼んでいても、本当にその位置が確保されているか
は不安であるし、戻れたとしてもその戻った瞬間の他人
の目というものは気になるものである。
【0009】たとえば、その場で注文できたとしても、
会場に入るために列に並んでいる場合には、自分の意志
でその位置に留まっているわけにはいかない。注文した
時点では外で待っているが、商品が運ばれてくるときに
は、イベント会場の中に入っているかもしれないし、そ
のイベントを見終わってイベント会場外の別の位置にい
るかもしれない。
【0010】特開平9−69129号公報記載のショッ
ピングシステムの問題点として、注文者は、商品情報対
象物が存在する位置にいる買物客であるということで、
注文者の位置は特定できているが、屋内および屋外に関
係なく商品情報対象物が存在しない位置で注文したい場
合には注文者の位置を特定できない。注文した商品を受
取る位置については、その商品情報対象物が存在する場
所の中か、自宅であり、受取る位置が特定できている
が、注文者はその特定の位置ではなく、屋内および屋外
に関係無く任意の位置にて受け取りたい場合には注文者
の位置を特定できない。配達者は、注文者の位置が特定
できているので、案内等がなくても配達できそうだが、
案内があった方がより確実に渡せるし、任意の位置であ
れば、配達者は注文者の位置が判らないので案内を受け
る必要がある。
【0011】以上のように、商品を注文した注文者の位
置が時間とともに変化するような場合には、商品が配達
される時点での注文者の位置を予測することができない
ので商品を配達することができないという問題がある。
【0012】本発明の目的は、注文者が任意の位置から
商品を注文することが可能で、注文後に自由に移動して
も、注文者の位置が自動検出され、配達者によって商品
が正確に配達されることを可能とする注文配達支援シス
テムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、注文者が携帯
し、商品の注文を送信する注文用携帯端末と、配達者が
携帯する配達用携帯端末と、前記注文を受信する注文受
信手段、注文用携帯端末の位置を検出する携帯端末位置
検出手段および検出した注文用携帯端末の位置情報を配
達用携帯端末に送信する送信手段を備える受付装置とか
ら構成され、前記配達用携帯端末は、受付装置からの位
置情報を受信し、出力することを特徴とする注文配達支
援システムである。
【0014】本発明に従えば、携帯端末位置検出手段に
よって、注文用携帯端末の位置を検出すると、受付装置
は、検出した注文用携帯端末の位置情報を送信する。配
達用携帯端末は注文用携帯端末の位置情報を受信し、そ
の位置を出力するので配達者は、出力結果を参照して注
文者に商品を配達することができる。
【0015】また本発明は、前記配達用携帯端末は、前
記注文用携帯端末位置情報に基づく地図画像に、前記注
文用携帯端末の位置への誘導経路を重ねて表示すること
を特徴とする。
【0016】本発明に従えば、配達用携帯端末は、前記
注文用携帯端末位置情報に応じた地図画像と、前記注文
用携帯端末の位置への誘導経路とを重ねて表示するの
で、配達者は注文者の位置まで最適な経路を経て注文者
に商品を配達することができる。
【0017】また本発明は、前記携帯端末位置検出手段
は、配達用携帯端末の位置も検出し、前記送信手段は、
検出した配達用携帯端末位置情報を送信し、前記配達用
携帯端末は、受信した注文用携帯端末位置情報および配
達用携帯端末位置情報に基づき、配達者から注文者への
誘導経路を地図画像に重ねて表示することを特徴とす
る。
【0018】本発明に従えば、受付装置は、配達用携帯
端末の位置も検出し、前記配達用携帯端末は、配達用携
帯端末位置情報に応じた地図画像と、注文用携帯端末位
置情報および配達用携帯端末位置情報に基づき、配達者
から注文者への誘導経路とを重ねて表示するので、配達
者は注文者の位置まで最適な経路を経て注文者に商品を
配達することができるまた本発明は、前記配達用携帯端
末は、商品配達を完了したことを入力する配達完了情報
入力手段と、配達完了情報が入力されたとき、配達完了
情報を送信する配達完了情報送信手段とを有し、前記受
付装置は、前記配達完了情報を受信するまでの間、注文
用携帯端末の位置を検出し、前記配達用携帯端末に位置
情報を送信することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、配達用携帯端末は、配達
完了情報が入力されたときに配達完了情報送信手段によ
って配達完了情報を送信する。前記受付装置は、前記配
達完了情報を受信するまでの間、注文用携帯端末の位置
を検出し、前記配達用携帯端末に位置情報を送信するの
で、注文者の位置が変化しても配達が完了するまで注文
者の位置を確認することができる。
【0020】また本発明は、前記受付装置は、前記注文
用携帯端末と前記配達用携帯端末とが近接したことを検
出して近接検出情報を送信し、前記注文用携帯端末装置
は、受信した近接検出情報に基づいて、前記注文用携帯
端末と前記配達用携帯端末とが近接したことを出力する
ことを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、前記受付装置は、前記注
文用携帯端末と前記配達用携帯端末とが近接したことを
検出して近接検出情報を送信する。前記注文用携帯端末
装置は、近接検出情報を受信して、近接したことを出力
するので注文者は、配達者が近づいたことを予め知るこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の注文配達支援システム
は、例えばテーマパーク会場内の注文配達サービスを支
援するために用いられる。
【0023】主催者は、入場者に対して、テーマパーク
会場への入場時に、携帯端末を貸出し、テーマパーク会
場からの退場時に、その携帯端末を回収することとす
る。この携帯端末は、会場案内および電子マネーなど色
々なサービスに利用することが可能であるが、そのサー
ビスの1つとして、このテーマパーク会場内の任意の位
置から商品を注文して、その任意の位置に商品が正確に
配達されるという注文配達サービスを実現するために、
注文配達支援システムが用いられる。
【0024】なお、本発明のシステムは、テーマパーク
会場には限定せず、テーマパーク会場以外の一般社会で
の任意の位置で使用することも可能である。注文者およ
び配達者は携帯端末を所持し、その通信手段として携帯
電話等の通信装置に接続することで、システムを管理す
る中央のコンピュータに接続することができる。また、
中央コンピュータと店のコンピュータとを接続すること
により、注文データおよび配達指示などの送受信が可能
である。したがって、テーマパーク会場以外でも同様な
システムは実現できる。
【0025】また、車での配達を考慮するなら、GPS
(Global Positioning System)を用いたカーナビゲー
ションシステムおよび自動車電話等の通信手段を利用す
ることにより、自分の位置を確認することができるの
で、相手の位置を通信手段にて入手できれば、自分の位
置と相手の位置とそれに対応する地図等により、同様な
システムは実現できる。
【0026】また、本発明のシステムに使用される携帯
端末は貸出には限定せず、会場内で販売している携帯端
末でもいいし、入場者が個人で以前から所有している携
帯端末でもよい。たとえば、個人で所有している携帯端
末については、テーマパーク会場への入場時に、必要な
アプリケーションソフトをインストールすることも可能
である。よって、注文者が携帯端末を取得する方法は、
貸出以外でも同様なシステムは実現できる。
【0027】また、本発明のシステムを構成するのは、
携帯端末に限定せず、ハンディ端末でもいいし、携帯電
話でもいいし、表示部、入力部および通信部などの機能
がある一般的な情報機器でも可能である。よって、携帯
端末以外でも同様なシステムは実現できる。
【0028】本発明の実施形態としてテーマパーク会場
内での飲食物配達サービスに対する注文配達支援システ
ムについて以下に説明する。
【0029】図1は、本発明の実施の一形態である注文
配達支援システム(以下単に「システム」とも言う)1
0の構成を示すブロック図である。
【0030】システム10は、注文用携帯端末1、配達
用携帯端末2、中央コンピュータ3、店のコンピュータ
4、第一基地局5から第N基地局6および会場電子案内
板7を含んで構成される。注文用携帯端末1は、入場者
が注文するときに携帯し、希望する商品の注文内容の入
力、送信および各案内の受信などを行う。配達用携帯端
末2は、配達者が配達するときに携帯し、注文者の位置
情報の受信および注文者までの経路の表示などを行う。
【0031】第一基地局5から第N基地局6は、中央コ
ンピュータ3と注文用携帯端末1および配達用携帯端末
2とを無線で接続し、データの送受信を行う注文受信手
段かつ送信手段である。中央コンピュータ3は、各入場
者から入力された注文内容の確認、各種データの管理、
各携帯端末の位置検出および注文者までの配達経路の演
算などを行う。店のコンピュータ4は、注文を受ける店
の人が注文内容データに関する業務指示の確認、生産シ
ステムの管理などを行う。電子掲示板7は、入場者に一
般的な案内を連絡する。
【0032】前記第一基地局5から第N基地局6および
中央コンピュータ3は、各基地局と各携帯端末との通信
状況に基づいて中央コンピュータ3が各携帯端末の位置
を算出する携帯端末位置検出手段であり、前記受付装置
を構成する。
【0033】このシステム全体の流れについては、入場
者(注文者)が注文用携帯端末1に入力した注文内容が
注文受信手段である基地局に無線通信され、基地局経由
にて、主催者の中央コンピュータ3に送られる。主催者
の中央コンピュータ3は、その注文内容を確認してそれ
に関する業務指示を行う。中央コンピュータ3からの生
産依頼は有線の通信手段を経由して店のコンピュータ4
に送られる。店のコンピュータ4は、生産依頼を確認し
て、まず中央コンピュータ3に生産依頼の回答を返して
から、生産指示を行い、生産指示に対する回答が帰って
くるので確認する。生産現場は、生産指示を確認し、ま
ず生産指示の回答を店のコンピュータ4に返してから、
生産を開始して、生産を終了したら、店のコンピュータ
4に生産終了を知らせる。店のコンピュータ4は、生産
終了を確認して、有線の通信手段装置を経由して中央コ
ンピュータ3に生産終了を知らせる。中央コンピュータ
3は、生産終了を確認して、配達者を手配依頼して、確
保確認した後に、経路案内等のサービスを、通信手段装
置である基地局に送り、基地局経由にて、無線通信され
て、注文用携帯端末1と配達用携帯端末2とに送られ
る。注文者と配達者は携帯端末にて、経路案内等のサー
ビスを確認しながら、現在の位置や状況を知り、配達者
は注文者に注文物を配達する。
【0034】図2は注文用携帯端末1の構成を示すブロ
ック図である。注文用携帯端末1は、中央処理部1a、
主記憶部1b、補助記憶部1c、表示記憶部1d、表示
部1e、入力部1f、画像入力部1g、音声出力部1
h、無線通信部1iおよびバッテリ電源部1jを含んで
構成される。
【0035】中央処理部1aは、注文用携帯端末1の各
部の動作を制御する。主記憶部1bは、中央処理部1a
が各部を制御するためのプログラムおよびデータを保持
する。補助記憶部1cは、商品データおよび注文者の個
人データなどその他必要な管理データが常に保持されて
いる。表示記憶部1dは、表示部1eに表示される表示
データが保持されている。表示部1eは、注文者が注文
する際に操作する操作画面、テーマパークに関する情報
および待ち時間、経路、距離などの配達状況を表示す
る。入力部1fは、注文者が注文内容および個人データ
などを入力する時に使用する。画像入力部1gは注文者
の顔等の画像を入力する。音声出力部1hは、注文者に
案内内容を知らせるときおよび配達者と注文者が近接し
たことを知らせるときのアラーム等で使用する。無線通
信部1iは、無線I/F(インターフェース)を含み、
基地局を介して中央コンピュータ3とデータを送受信す
るときに使用する。バッテリ電源部1jは、携帯端末を
駆動させるための電源を供給する。
【0036】図3は配達用携帯端末2の構成を示すブロ
ック図である。配達用携帯端末2は、中央処理部2a、
主記憶部2b、補助記憶部2c、表示記憶部2d、表示
部2e、入力部2f、画像入力部2g、音声出力部2
h、無線通信部2i、バッテリ電源部2j、用紙セット
部2kおよび印字部2lを含んで構成される。
【0037】中央処理部2aは、配達用携帯端末2の各
部の動作を制御する。主記憶部2bは、中央処理部2a
が各部を制御するためのプログラムおよびデータを保持
する。補助記憶部2cは、商品データおよび業務データ
などその他必要な管理データが常に保持されている。表
示記憶部2dは、表示部2eに表示される表示データが
保持されている。表示部2eは、待ち時間、経路、距離
などの配達状況を表示する。基地局を介して中央コンピ
ュータから送信された注文者および配達者の位置情報に
基づいて、周辺の地図画像と配達者から注文者までの誘
導経路が表示される。配達者は、表示部2eに表示され
た経路に従って商品を注文者に配達する。入力部2f
は、配達者が配達完了情報を中央コンピュータ3に送信
するために入力する配達完了情報入力手段である。画像
入力部2gは配達者の顔等の画像を入力する。音声出力
部2hは、配達者に配達業務の指示を知らせるときおよ
び配達者と注文者が近接したことを知らせるときのアラ
ーム等で使用する。無線通信部2iは、無線I/F(イ
ンターフェース)を含み、基地局を介して中央コンピュ
ータ3とデータを送受信するときに使用し、入力部2f
から入力された配達完了情報を送信する配達完了情報送
信手段である。バッテリ電源部2jは、携帯端末を駆動
させるための電源を供給する。費用処理時にレシートが
必要な場合は、用紙セット部2kにセットされた用紙に
印字部2lによって印字する。
【0038】図4は中央コンピュータ3の構成を示すブ
ロック図である。中央コンピュータ3は、中央処理部3
a、主記憶部3b、補助記憶部3c、表示記憶部3d、
表示部3e、入力部3f、画像入力部3g、電源部3
m、有線通信部3n、基地局I/F部3oおよび第一基
地局から第N基地局3pを含んで構成される。
【0039】中央処理部3aは、中央コンピュータ3の
各部の動作を制御する。主記憶部3bは、中央処理部3
aが各部を制御するためのプログラムおよびデータを保
持する。補助記憶部3cは、会場情報、携帯端末位置情
報、注文用携帯端末1から基地局を介して受信した注文
内容の情報および配達経路情報などその他必要な管理デ
ータが常に保持されている。表示記憶部3dは、表示部
3eに表示される表示データが保持されている。表示部
3eは、中央コンピュータ3が管理する各種データの内
容を表示する。入力部3fは、配達者に対して配達指示
などを入力する。画像入力部3gは会場の施設等の画像
を入力する。電源部3mは、中央コンピュータ3を駆動
させるための電源を供給する。有線通信部3nは有線I
/Fを含み、店のコンピュータと注文および生産に関す
るデータを送受信するときに使用する。基地局I/F部
3oは、第一基地局から第N基地局3pと接続するため
に使用する。第一基地局から第N基地局3pの無線通信
部は注文用携帯端末1および配達用携帯端末2と通信を
行い、その際に得られた各携帯端末から送信される電波
の強さおよびノイズの大きさなどの通信状態に関するデ
ータを中央コンピュータ3が演算処理することで各携帯
端末の位置を検出する。
【0040】図5は店のコンピュータ4の構成を示すブ
ロック図である。店のコンピュータ4は、中央処理部4
a、主記憶部4b、補助記憶部4c、表示記憶部4d、
表示部4e、入力部4f、電源部4mおよび有線通信部
4nを含んで構成される。
【0041】中央処理部4aは、店のコンピュータ4の
各部の動作を制御する。主記憶部4bは、中央処理部4
aが各部を制御するためのプログラムおよびデータを保
持する。補助記憶部4cは、生産現場情報、材料情報お
よび中央コンピュータ3から受信した注文内容の情報な
どその他必要な管理データが常に保持されている。表示
記憶部4dは、表示部4eに表示される表示データが保
持されている。表示部4eは、店のコンピュータ4が管
理する各種データの内容を表示する。入力部4fは、生
産に関する業務指示などを入力する。電源部4mは、店
のコンピュータ4を駆動させるための電源を供給する。
有線通信部4nは有線I/Fを含み、中央コンピュータ
3と注文および生産に関するデータを送受信するときに
使用する。
【0042】中央コンピュータ3では、テーマパーク内
の全ての情報や、注文配達支援システムを運用するのに
必要な情報が、管理され、保存されている。
【0043】図6は、中央コンピュータ3の管理情報の
内容を示す図である。中央コンピュータが管理している
管理情報8の内容は、会場情報8a(会場地図、各施設
の位置、本日のイベント内容、開場時間、閉場時間、入
場者数、入場者の経路、混雑状況、待ち時間、列の長
さ)、各施設の情報8b(位置、許容入場者、施設の画
像)、その日の情報8c(月、日、曜日、時間、天気、
温度)、入場者の携帯端末の情報8d(位置、ID、個
人データ)、配達者の携帯端末の情報8e(位置、業務
内容)、経路案内情報8f(注文者用、配達者用、注文
待ち時間)および注文内容の情報8g(注文者、注文
名、注文数)などの情報を管理している。
【0044】テーマパークの入場者は注文用携帯端末1
を用いて上記の管理情報を受信し、注文配達サービス以
外に会場地図案内およびイベント会場待ち時間案内など
のサービスを受けることも可能である。
【0045】また、店のコンピュータ4では、注文物の
生産に関する情報が管理、保存されている。
【0046】図7は店のコンピュータ4の管理情報の内
容を示す図である。店のコンピュータが管理している管
理情報9の内容については、注文内容の情報9a(注文
名の情報、注文数の情報、注文名の費用の情報)、構成
材料の情報9b(注文名の材料の情報、材料の量の情
報、材料の在庫の情報、材料の費用の情報)、生産現場
の情報9c(生産機械の情報、生産人員の情報)および
生産状況の情報9d(予定どおり、予定より早い、予定
より遅い)などの情報を管理している。
【0047】店のコンピュータ4は中央コンピュータ3
から注文を受信すると、商品の代金および生産に必要な
時間を構成材料の情報9bおよび生産現場の情報9cか
ら演算し、中央コンピュータ3に送信する。
【0048】図8は、注文配達支援システムのフローを
示す図である。注文者が注文する要求が発生したときか
ら、携帯している注文用携帯端末1によって、注文配達
案内を利用して商品を選択して注文し、配達者が配達用
携帯端末2を用いて注文者に商品を配達し終えるまでの
流れを簡単に示す。まず、下記にその流れの各項目を記
載し、その後にその各項目についての詳細な説明を加え
る。
【0049】注文配達支援システムは、 11 注文業務の開始、 12 注文者の入力(入力画面項目)、 13 注文者の注文データの送信、 14 中央コンピュータ処理1(注文内容の確認と注文
者の位置の確認と携帯端末のID確認と店に生産依頼と
依頼回答確認)、 15 注文者の注文後の携帯端末での確認、 16 店のコンピュータ処理(生産依頼確認と依頼回
答、生産現場に生産指示と指示回答確認、生産終了確
認)、 17 中央コンピュータ処理2(注文終了確認、配達者
の手配依頼、配達者の手配依頼確認)、 18 配達者が配達を開始するとき、 19 配達者が注文者に近づいているとき、 20 お互いが自分の目で確認できる距離にいて相手を
確認するとき、 21 お互いが会ったとき(配達者が注文者に注文物を
引渡しと費用処理)、 22 注文業務の終了という流れで処理される。
【0050】また、図9から図13は注文配達支援シス
テムの連携フローを示す図である。前記ステップ11
(注文業務の開始)からステップ22(注文業務の終
了)までの処理において、注文用携帯端末1、配達用携
帯端末2、中央コンピュータ3および店のコンピュータ
4それぞれのフローとその連携について図8とともに説
明する。
【0051】図8のステップ11(注文業務の開始)に
おいて、注文者は、注文する要求が発生したときに、携
帯している注文用携帯端末1によって、下記内容の注文
配達案内を利用して商品を選択して注文する。
【0052】図8のステップ12(注文者の入力)にお
いて、注文者の携帯する注文用携帯端末1が注文配達サ
ービスの提供を受けていないときは、各サービスを選択
する画面か、別の各サービスを受けているか、何か別の
用途に使用しているかである。
【0053】各サービスを選択する画面(「TOP画
面」と呼ぶ)であれば、その画面において注文配達案内
のサービスを選択して、注文配達案内サービスの提供を
受けて注文を開始する。また、別のサービスを受けてい
る場合であれば、そのサービスを止めて、TOP画面に
戻り、その画面において注文配達案内のサービスを選択
して、注文配達案内サービスの提供を受けて注文を開始
する。また、何か別の用途に使用している場合であれ
ば、その用途を止めて、TOP画面に戻り、その画面に
おいて注文配達案内のサービスを選択して、注文配達案
内サービスの提供を受けて注文を開始する。
【0054】TOP画面で選択可能な項目は、サービス
画面項目、注文選択項目、注文内容の確認と費用の確認
項目、待ち時間の確認と位置の確認項目、正式注文項目
の5つの項目で構成されている。
【0055】・サービス画面項目(TOP画面) まず各サービスを選択する画面において、会場地図案
内、イベント会場待ち時間案内、注文配達案内等の表示
がされており、今から注文配達案内サービスを受けるた
めに、「注文配達案内」を選択する。
【0056】「注文配達案内」を選択すると注文する内
容を選択する画面となる。(1番目の画面) この画面で選択可能な項目は、飲み物、食べ物、1画面
前に戻る、TOP画面に戻る等である。
【0057】「飲み物」を選択すると飲み物の種類を選
択する画面になる。(2番目の画面) この画面で選択可能な項目は、オレンジジュース、コー
ヒー、紅茶、1画面前に戻る、TOP画面に戻る等であ
る。
【0058】「オレンジジュース」を選択するとオレン
ジジュースの大きさを選択する画面になる。(3番目の
画面) この画面で選択可能な項目は、大(350ml)200
円、小(150ml)100円、1画面前に戻る、TO
P画面に戻る等である。
【0059】「大」を選択すると大の注文数を選択する
画面になる。(4番目の画面) この画面で選択可能な項目は、1,2,3,…,9,
0,1桁消す、仮注文数確定、1画面前に戻る、TOP
画面に戻る等である。
【0060】「1」、「0」、「仮注文数確定」と選択
して、仮注文数10を選択して、終了する。
【0061】次に仮注文した注文物の内容と費用と自分
の位置と待ち時間等を確認できる表示になる。ここで
「仮注文数確定」を選択すると、その注文内容は、中央
コンピュータ3に送信され、中央コンピュータ3より注
文内容、費用、待ち時間および位置などの情報を受信
し、注文用携帯端末1の表示部1eに表示される。
【0062】注文者は、その内容を確認することによっ
て正式注文を行う。 ・注文内容の確認と費用の確認項目 注文内容の確認画面で自分が今までに選択した内容を表
示して確認することができる。
【0063】表示される例としては、飲み物、コーラ、
小(150ml)100円、3個で300円(仮注文し
ていたとする) 飲み物、オレンジジュース、大(350ml)200
円、10個で2000円
【0064】費用の確認画面で自分が今までに選択した
費用の合計を表示して確認することができる。
【0065】表示される例としては、 合計2300円 ・待ち時間の確認と位置の確認項目 待ち時間の確認画面で各注文内容毎のできるまでの時間
の表示と現在位置までの配達時間を表示することができ
る。
【0066】自分の位置の確認画面で自分の位置が正確
に認識できているか、地図上の表示位置で確認すること
ができる。
【0067】位置が正確であれば、動作は不要で、間違
っていれば、地図等を別に選択して、地図上にて自分の
位置を選択して訂正することも可能である。
【0068】店の位置の確認画面で店の位置を地図上の
位置表示で確認することができる。店が移動式の場合に
は、特に確認する必要がある。
【0069】・正式注文項目 この画面での選択項目としては、正式注文する、仮注文
をキャンセルする等である。
【0070】上記正式注文項目画面にて、正式に注文す
る場合は、「正式注文する」を選択し、仮注文をキャン
セルする場合は、「仮注文をキャンセル」を選択する。
図8のステップ11およびステップ12の動作を図9お
よび図10の連携フローを用いて説明する。
【0071】注文者は、注文用携帯端末1の画面より、
注文配達案内を選択する。注文配達案内選択50aを中
央コンピュータ3に送信する。
【0072】中央コンピュータ3は、注文配達案内のサ
ービスが選択されたことを、選択確認60aすることに
より、注文選択項目のメニュー送信60bを行う。
【0073】注文用携帯端末1は、注文配達案内のサー
ビスを受けることが可能になり、中央コンピュータ3よ
り送信されてくるメニューを受信して表示する。メニュ
ー受信・表示50bされることにより、注文物の選択を
することができる。そして、1品目の選択が終了する
と、中央コンピュータ3に対し、仮注文送信50cを行
う。
【0074】中央コンピュータ3は、注文者が注文物を
選択して、仮注文が選択されたことを仮注文受信60c
にて確認することにより、注文者位置検出60dを行
う。この注文者の位置検出については、後に記載のステ
ップ14(中央コンピュータ処理1)において説明す
る。注文者位置検出60dを行った後、店のコンピュー
タ4に対して仮注文送信60eを行う。
【0075】店のコンピュータ4は、中央コンピュータ
3からの仮注文受信70aを確認することにより、注文
にかかる費用および材料等の生産現場の情報等を考慮し
て、費用・待ち時間演算70bを行い、中央コンピュー
タ3に演算内容を回答送信70cする。
【0076】中央コンピュータ3は、店のコンピュータ
4から費用・待ち時間の情報を回答受信60fすること
により、注文者の携帯端末に、費用や待ち時間等の回答
送信60gを行う。
【0077】注文用携帯端末1は、注文内容の仮注文送
信に対する、回答を回答受信して表示する。回答受信・
表示50dが行われることにより、注文内容の確認と費
用の確認、待ち時間の確認と位置の確認等を行った後、
仮注文を正式注文する場合には、注文者が「正式注文す
る」を選択して正式注文50eして、注文内容を正式に
中央コンピュータに正式注文送信50fする。また、仮
注文をキャンセルする場合には、注文者が「仮注文をキ
ャンセルする」を選択して、サービス場面項目に戻り、
注文配達案内のサービスは終了する。
【0078】注文者が同時に複数品名の商品を注文する
場面には、1つの商品を仮注文した時点で、待ち時間等
の情報は最新情報に更新することとする。注文者が自分
の位置や店の位置を確認および訂正する場合には、あく
までも携帯端末位置検出手段の精度が低いときに精度を
アップさせるためであり、携帯端末位置検出手段の精度
が高ければ、位置の確認および訂正は必要がない。
【0079】注文者が注文を行う場合に、もし注文用携
帯端末1に備付けのカメラがあれば、正式注文時と同時
に、注文者の顔を画像に取り、注文内容に追加して送信
することにより、配達者が注文者に配達するときに、配
達者は前もって注文者の顔を知ることができるので、正
確に注文者を探し出すことができる。この注文者の顔の
画像については、携帯端末に入っている個人データの1
つとして、たとえばテーマパーク会場への入場時に入力
してあってもよい。図8のステップ13(注文者の注文
データの送信)において、注文用携帯端末1から入力さ
れた注文内容は、テーマパーク会場内に設置されている
基地局のうち、その携帯端末に一番近い基地局に無線に
て送信されて、基地局経由にて中央コンピュータ2に注
文内容が送信される。図10の連携フローにおいて、中
央コンピュータ3は、送信されてきた注文内容を正式注
文受信60hする。
【0080】また、店のコンピュータへの生産依頼を送
付する必要があるので、生産依頼送信60i、その生産
依頼に対する回答の確認を行う必要がある。
【0081】図8のステップ14(中央コンピュータ処
理1(注文内容の確認と注文者の位置の確認と携帯端末
のID確認と店に生産依頼と依頼回答確認))におい
て、注文用携帯端末1から送信されてきた注文内容は、
中央コンピュータ3にて受信される。そして、内容が確
認されて処理され、その注文内容に関する必要な情報、
たとえばこの中央コンピュータ3が有する補助記憶部3
eに記憶されている管理情報から会場の地図情報、現在
の注文者の位置情報および配達者の位置情報などの必要
な情報を引出したり、中央コンピュータ3に接続されて
いる店のコンピュータ4からその注文内容に関する必要
な生産現場の情報を引出したりすることで注文内容に対
する対応処理を行い、その内容管理を行う。
【0082】前記対応処理については、注文者の識別が
必要であり、注文内容が送信されてくる際に注文者の名
前および携帯端末を個別に識別できるIDなども付加さ
れて送信されるので注文者を識別することができる。ま
た、注文者に対しては、注文内容、費用、待ち時間およ
び位置等の内容連絡を行う。待ち時間については、その
注文された商品の生産時間と配達時間とを計算して推定
し、配達の待ち時間として連絡する。位置については、
注文者からの注文内容が注文用携帯端末1から中央コン
ピュータ2に送信されるとき、基地局を経由して送信さ
れていることにより、注文を受信した基地局がどこの位
置にあるかによって、注文用携帯端末1がある位置のエ
リアが確認できる。
【0083】中央コンピュータ3は、その携帯端末のデ
ータがどの基地局を経由して送受信されているかは常に
確認することができる。通信時には、電波の強さ、ノイ
ズの大きさおよびデータの転送スピード等の無線通信に
おける技術要因が考慮されて、注文用携帯端末1に一番
近い基地局を経由して正確に通信されるのである。同様
に、2番目、3番目の携帯端末に近い基地局の位置も中
央コンピュータ2は確認できることにより、注文者のい
るエリアが狭く限定され、注文した注文者の位置が限定
できるのである。
【0084】また、特開平10−304433号公報に
記載の技術等を用いても、中央コンピュータ2は、注文
者の位置を確認することができるし、注文者が持ってい
る携帯端末にDGPS(Differential Glo bal Positio
ning System)装置を設けていれば、検出した位置情報
を注文内容に追加して送信することにより、位置を確認
することもできる。
【0085】ステップ15(注文者の注文後の携帯端末
での確認)において、注文者は注文用携帯端末1にて、
正式注文した後も、注文内容等について、常に最新情報
を確認することができる。
【0086】ステップ16(店のコンピュータ処理(生
産依頼確認と依頼回答、生産現場に生産指示と指示回答
確認、生産終了確認))において、中央コンピュータ3
から送信されてきた生産依頼は、店のコンピュータ4に
て受信され、内容確認された後処理され、その生産依頼
に関する必要な情報、たとえば店のコンピュータ4に接
続されている補助記憶部4cに記憶されている管理情報
から材料の情報や生産現場の情報を引出したりして、生
産依頼に対する対応処理を行い、その内容管理を行う。
【0087】対応処理については、店に対する生産指示
や生産現場への生産指示が必要であり、その生産指示を
行うことにより生産が開始される。生産現場において商
品が生産される。
【0088】ここまでの動作を図10および図11の連
携フローで説明する。店のコンピュータ4は、中央コン
ピュータ3から生産依頼受信70dし、生産現場に対し
て生産指示を出して生産開始70eする。また、生産現
場に生産指示を行った後は、生産現場からの生産終了7
0fの確認を行う必要があり、生産現場から生産終了連
絡が送信されてくると、店のコンピュータ4にて内容確
認されて処理され、確認できた場合には、中央コンピュ
ータ3に同じく生産終了連絡送信70gを行う。
【0089】図8のステップ17(中央コンピュータ処
理2(注文終了確認、配達者の手配依頼、配達者の手配
依頼確認))ならびに図11および図12の連携フロー
について説明する。
【0090】中央コンピュータ3は、店のコンピュータ
4から送信されてきた生産終了連絡を生産終了連絡受信
60jし、内容確認した後処理する。確認できた場合に
は、配達用携帯端末2に対して配達者手配依頼60kを
送信する。
【0091】配達用携帯端末2は、手配依頼確認80a
すると、中央コンピュータ3に対し、確認送信80bを
行う。
【0092】中央コンピュータ3は、配達用携帯端末2
から配達者手配依頼に対する依頼受信60lを確認した
後に、配達者に配達者業務指示60mを行う。
【0093】配達用携帯端末2は、中央コンピュータ3
より配達者の業務指示が送られてくるのを待っていて、
業務指示確認80cを行う。中央コンピュータ3は、そ
の後、現在の注文者と配達者の位置を検出60nして、
経路案内に必要な方向、経路、距離および時間等の経路
演算60oを行うことにより、その演算終了後に、注文
用携帯端末1および配達用携帯端末2に対して経路送信
60pを行う。これにより、配達用携帯端末1および注
文用携帯端末2には、携帯端末の位置に応じた地図画像
と配達者から注文者への誘導経路とが重ねて表示され
る。各携帯端末の位置情報は、通信手段装置である基地
局に送られて、基地局経由にて無線通信されて、注文用
携帯端末1および配達用携帯端末2に送信される。
【0094】なお、配達用携帯端末2の位置について
は、ステップ14(中央コンピュータ処理1)において
記載した注文用携帯端末1位置と同様な方法にて、現在
の位置が中央コンピュータ3によって検出されることに
より表示できる。
【0095】その後の、注文者と配達者の位置について
は、移動することが考えられるので、その移動位置の検
出については、中央コンピュータ3が常に移動した位置
を自動検出し、移動後の位置を経路案内に反映してリア
ルタイムに送信60sしているので、注文者も配達者も
最新の正確な経路案内を各携帯端末にて確認することが
できる。
【0096】図8のステップ18(配達者が配達を開始
するとき)において、注文用携帯端末1および配達用携
帯端末2は、それぞれ中央コンピュータ3から送信され
てくる経路送信を経路受信(50g,80d)する。各
携帯端末の画面には注文配達支援である配達案内画面が
表示されるので、配達者も注文者もその画面にて、経路
案内確認(50h,80e)することにより、お互いの
位置を確認することができ、配達者はその誘導経路を参
考にして、商品を注文者に配達する。
【0097】ここで本発明の特徴である配達案内画面に
ついて詳細に説明する。テーマパーク会場の地図を参考
にして、その必要部分の地図を利用することにより、注
文者の位置と配達者の位置とが確認できる範囲を表示し
て、注文者の位置と配達者の位置とを表示する。
【0098】なお、注文時点では、商品の位置は、店の
位置と同じであるが、配達が開始されると、商品の位置
は、配達者の位置と同じになる。
【0099】配達案内画面には、会場の地図に現在の注
文者の位置と現在の配達者の位置が表示されていて、現
在の配達者の位置から注文者の位置へ行くために必要な
便利な情報が表示されている。方向、経路、経路の距
離、配達者が注文者にたどり着くまでの時間および経路
の状況等が必要である。
【0100】また、注文者の外見等での特徴も事前に判
っていれば、より早く配達することができるので、注文
者が注文したときの注文データに追加されている注文者
の顔等の個人情報も表示する。
【0101】配達案内画面は、注文用携帯端末1および
配達用携帯端末2の画面に表示されるが、二つの画面に
異なる点がある。
【0102】画面を見る人を考慮して、見ている人の位
置を画面の下側にしてもよい。注文用携帯端末1の配達
案内画面では注文者が下側に表示され、配達者が上側に
表示されて、配達者が注文者に向かって来る感じにす
る。また、配達用携帯端末2の配達案内画面では、配達
者が下側に表示され、注文者が上側に表示されて、配達
者が注文者に向かって行く感じにする。
【0103】なお、注文用携帯端末1での配達案内画面
および配達用携帯端末2の配達案内画面については、中
央コンピュータ3から全く同じ内容の画面を同時に送付
してもよい。
【0104】配達の待ち時間の確認については、注文者
にとって、いつ配達されるかが一番気になる内容であ
り、一度連絡を受けた待ち時間も、注文した時点での待
ち時間であって、注文者が移動したり、生産において何
か問題が発生したり、晴れていたのに急に雨が降ってき
たりとか、待ち時間に影響する要因が発生したときに
は、配達案内画面を最新の状況に更新することができ
る。
【0105】実際に注文者や配達者の携帯端末に表示さ
れる経路案内画面について説明する。
【0106】配達者が、商品を配達するにあたり、配達
するのに必要となる情報については、配達用携帯端末2
の1画面に全て表示していることとする。しかも文字で
も表示するが、できるだけ視覚的に訴えられて、一目で
その内容が理解できるような表示とする。方向について
は、Aイベント会場の方向とか、B公園の方向とか、大
きく目安になる目標物を画像または文字として表示す
る。経路については、地図上に線を記載して、配達者か
ら注文者の位置に対して、経路に合った矢印にて表示す
る。
【0107】この表示によって、経路とおりに行けば、
正確に最短の時間にて配達することができる。
【0108】経路表示については、下記のように経路の
合計距離に応じて表示を変更する。配達開始時は、経路
の概要ルートを正確に把握する必要があるので、経路表
示の線も矢印も太く表示する。たとえば10mmの太さ
とする。その後、店を出たところで表示内容が更新さ
れ、最初の曲がり角までの線および矢印の表示は、その
ままの太さ10mmで表示し、その最初の曲がり角から
注文者までの線および矢印の表示については、その距離
に応じた太さにする。たとえば、残り距離が500m以
上なら1mm、400mから500mで2mm、300
mから400mで3mm、200mから300mで4m
m、100mから200mで5mm、50mから100
mで6mm、10mから50mで7mm、5mから10
mで8mm、5m以内で10mmというように、徐々に
太さを変えた線および矢印で表示することにより、配達
者が注文者に近づいていることを確認できる。
【0109】最初の曲がり角に来た時点で、次の曲がり
角までの線および矢印の表示については、10mmと
し、その後の注文者までの経路表示の太さは、前記の内
容に従う。
【0110】また、太さを変えるのではなく、色を変え
るなどによって、残りの距離を一目で確認できるように
してもよい。
【0111】経路の距離については、地図上に文字を表
示して、配達者から注文者の位置に対して、その距離に
合った大きさにて表示する。
【0112】この距離の表示についても、たとえば経路
距離の長さが短くなることにより、徐々に大きく表示す
る等の工夫をする。
【0113】配達開始時は経路の概要距離を正確に把握
する必要があるので、距離表示の数値の大きさも大きく
表示する。たとえば20mmの太さとする。その後、そ
の距離に応じた太さにする。たとえば、残り距離が50
0m以上なら11mm、400mから500mで12m
m、300mから400mで13mm、200mから3
00mで14mm、100mから200mで15mm、
50mから100mで16mm、10mから50mで1
7mm、5mから10mで18mm、5m以内で19m
mというように、徐々に大きさを変えた数字を表示する
ことにより、配達者が注文者に近づいていることを確認
することができる。
【0114】また、次の曲がり角までの距離を追加表示
してもよい。配達時間については、地図上に文字を表示
して、配達者から注文者の位置に対して、その時間に合
った大きさで表示する。
【0115】配達時間については、配達者の歩行時間と
歩行距離より歩行者の速度が計算できるので、残り距離
に対する残り時間(待ち時間)の計算ができる。
【0116】時間表示についても、たとえば、残り時間
が短くなることにより、徐々に大きく表示するなどの工
夫をする。
【0117】配達開始時は経路の概要時間を正確に把握
する必要があるので、時間表示の数値の大きさも大きく
表示する。たとえば20mmの太さとする。その後、そ
の距離に応じた太さにする。たとえば、残り距離が10
分以上なら11mm、8分から10分で12mm、6分
から8分で13mm、4分から6分で14mm、2分か
ら4分で15mm、1分から2分で16mm、30秒か
ら1分で17mm、10秒から30秒で18mm、10
秒以内で19mmというように、徐々に大きさを変えた
数字を表示することにより、配達者が注文者に近づいて
いることを確認することができる。
【0118】また、次の曲がり角までの時間を追加表示
してもよい。会場状況については、歩いて行く場合はよ
いが、もし自転車等で配達する場合には、直線距離では
近道であってもイベント会場に入る人の列が途中にあれ
ば、その列を横切ることは避けるべきである。
【0119】したがって、会場内の待っている人の列の
内容や工事中などによる通行止め等の内容も考慮した最
適で正確な経路案内を表示する。
【0120】経路案内を確認しながら配達をしているの
で、経路を間違える機会は少ないはずであるが、常に案
内画面を見ているわけでもないので、思い込みにて行動
すると経路を間違う場合もある。また、注文者が急に移
動することにより、経路案内が自動的に変更され、現在
の位置がが急に経路に合っていない位置になることもあ
る。そういう場合には、たとえば、配達者の携帯端末の
画面をフラッシュさせたり、音声出力によるメロディに
て知らせたりして、経路が間違っていることを、いち早
く配達者に知らせる必要がある。
【0121】緊急連絡の方法については、急に注文をキ
ャンセルするとか、追加するとか、それ以外でも何かを
伝えたいときに緊急連絡を選択して連絡する。
【0122】また、注文者が携帯端末を紛失したときな
どの予備的装置として会場電子案内板7が設置されてい
る。この案内板に、入場者の名前、IDおよびパスワー
ド等を入力することにより、入場者個人の注文用携帯端
末1の画面と同じ内容の表示がされることとする。これ
は、注文した後、その携帯端末を置き忘れたときなどの
緊急のときに、その緊急の内容を知らせる場合および注
文配達情報の内容確認のために必要となる。
【0123】図8のステップ19(配達者が注文者に近
づいているとき)において、配達者が、注文者に配達を
しようとして注文者に近づこうとしているときは、当然
配達者の位置は常に移動しており、また注文者も止まっ
ておらず、位置が移動しているかもしれない。お互いの
位置およびその位置関係については、配達者および注文
者が持っている各携帯端末の位置を検出することによっ
て、中央コンピュータ3は確認することができるが、注
文者の携帯端末の画面も配達者の携帯端末の画面も、で
きるだけリアルタイムに更新され、正確な位置を表示す
る。
【0124】また、表示方法はできるだけ大きな画面に
表示してあり、画面いっぱいに注文者と配達者の位置を
表示して、お互いの距離が近づくにつれて、経路案内図
の縮尺を画面の表示サイズに合わせて大きくしていき、
常に必要としている情報が大きく表示され、配達者や注
文者に見やすい状態にする。
【0125】当然、注文者と配達者との位置以外の情報
である経路距離や経路時間についてもリアルタイムに更
新される。
【0126】図8のステップ20(お互いが自分の目で
確認できる距離にいて相手を確認するとき)において、
注文者と配達者とがお互いに確認できる距離のときは、
配達者が、注文者に配達しようとして注文者に近づいて
いる。お互いが自分の目で相手を確認できる距離に近づ
いたとき、注文者は、携帯端末を見ていない等により、
注文者は配達者が近接している状況を認識できていない
ことが多いので、配達者が確認できる位置50iに来て
いることを知らせる必要があり、配達者にも確認の意味
も含めて知らせることとする。
【0127】よって、自動的に配達者が注文者に近づい
ていることを、それぞれの携帯端末から知らせる。
【0128】たとえば、中央コンピュータ3の位置検出
手段によって、配達者が注文者に対して5m以内に近づ
いたことが検出されたときに中央コンピュータ3から近
接検出情報を送信し、自動的にそれぞれの画面をフラッ
シュさせるとか、音声によるメロディを鳴らすとかして
知らせる。また注文者の画面には、「手を上げる等の目
印にて知らせて下さい」というメッセージを表示するこ
とにより、たとえば注文者が手を上げれば、その合図に
て配達者は注文者を早く探せることになる。
【0129】お互いを確認できたときは、配達者が注文
者を確認できたか80z判断し、配達者が注文者確認8
0fでき、注文者も配達者確認50jできた場合には、
配達者が携帯端末の画面にて「注文者を確認した」とい
う項目を選択して、中央コンピュータ3に知らせること
により、たとえば、次の仕事の予定を計画できる。
【0130】注文者の確認からこの配達業務が終了する
までの時間の予想は、注文物を引き渡し80g、費用処
理80hするだけであるので、費やす時間は正確に計算
できるので、配達者の配達業務の終了時間は見当が付
く。
【0131】注文者が確認できれば問題ないが、確認で
きない場合には、携帯端末の画面にて「注文者を確認出
来ません」という項目を選択することにより、今までの
経路案内より、より詳しい経路案内等を配達用携帯端末
2に送るとか、注文者の携帯端末に「注文者を確認出来
ません」という案内を送るとか、会場の電子案内板にて
「配達者が現在配達していて、Aの位置にいます。注文
者の方Bは何処にいますか」等のメッセージを表示する
とか、会場全体に音声にて「配達者が現在配達してい
て、Aの位置にいます。注文者の方Bは何処にいます
か」等のメッセージを連絡ことにより、注文者を探すこ
ととする。
【0132】図8のステップ21(お互いが会ったとき
(配達者が注文者に注文物を引渡しと費用処理))およ
び図13の連携フローついて説明する。
【0133】お互いが会ったときに、配達者が注文者に
近づいて、注文物を引渡して、費用処理を行う。
【0134】注文物の引渡しについては、配達者は注文
者に注文内容を確認してもらい、注文物引渡80gを行
い、注文者は注文物受取50kを行う。費用処理80h
については、携帯端末や中央コンピュータ内での電子マ
ネー処理であれば、この場にてお金のやり取りは発生し
ないが、この場にて現金で費用処理するのであれば、配
達用携帯端末2の印字部2lからレシートを印字して注
文者に渡し、注文物の代金を受取る。
【0135】代金の支払いにおいて、お釣りが必要な場
合もあるが、注文時の注文内容にその旨の項目情報を追
加しておけば、余分なお金を持ち歩く必要もなく、適切
なお釣りが事前に準備できるので、お釣りを用意するた
めに、もう一度店に戻って再び来るような二度手間には
ならないようにできる。
【0136】図8のステップ22(注文業務の終了)お
よび図13の連携フローについて説明する。
【0137】費用処理等により、配達者が商品を注文者
に渡すと、1つの注文配達業務が終了したことになり、
中央コンピュータ3は、配達終了確認60qを行う。携
帯端末での費用処理にて自動認識できるので、配達者が
現在の位置から店の位置に戻るまでの時間を考慮した上
で、中央コンピュータ3は、配達者の業務予定更新60
rを行い、次の業務の計画が具体的に可能になる。
【0138】ここで配達者が複数の注文者に同時に配達
する場合について説明する。配達者が複数の注文者に同
時に注文物を配達する場合には、(仮に2人とすると)
配達者と注文者2人の携帯端末の画面には、配達者と2
人の注文者の位置を同時に表示し、配達者から2人の注
文者への経路案内も、それぞれ同じ画面上に表示する。
配達者は、配達時に2人の位置確認を行うが、2人の注
文者への距離の近い方を自動認識して片方の経路案内の
み表示したり、2人の注文者が注文したときから現在ま
での待ち時間の短い方を自動認識して片方の経路案内の
み表示したりする。この表示方法についても、近い方/
遠い方、待ち時間の短い方/長い方が一目で区別できる
ように、大きさを変えたり、色を変えたりした方法で行
う。
【0139】また、どちらか片方の注文者に一方的に近
づいているときや、片方の距離が短くなり、片方の距離
が大きくなることで、2人の注文者への距離差が大きく
なってしまう。片方に配達しようとしているときには、
その行動を自動認識することにより、配達順序が逆にな
っていないかを確認し、なっていれば、後に注文した人
に、先に配達する場合には、先に注文した人への配達が
さらに遅くなるので、後に注文した人の費用処理が終わ
った時点は自動認識することにより、先に注文した人に
対し、「少し遅くなります」等のメッセージの送信を行
う。
【0140】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、注文者の
現在の位置が自動で正確に判り、注文者は現在の位置を
確認して注文する手間がなくなることにより、安心して
注文できる。また、配達者も注文者の位置が正確に確認
できるので、正確に注文した物が配達できる。たとえ、
注文者が現在の位置を移動した場合でも、その移動を連
絡する必要もなく、配達者はその位置を確認できる。
【0141】また、配達者が今自分のいる配達者の位置
から注文者のいる位置までの誘導経路が携帯端末に表示
されるので、それに従って進むことにより正確に注文者
に配達できる。
【0142】以上のように、本発明の実施形態である注
文配達支援システムは、サービス性向上の1つであり次
のような効果がある。
【0143】注文者にとっては、 ・今の位置から動かなくてもよい ・店にてまた並ぶ必要がない ・注文物を運ぶ必要がない ・今の状態を継続できる。(列に並んでいる、休憩がで
きる) ・元の状態に戻れるか心配しなくてよい(列の順番があ
るか、休憩位置があるか) ・注文位置を確認しなくてもよい ・注文位置を連絡しなくてもよい ・自由に位置を移動してもよい ・自分のペースでゆっくり正確に注文できる ・受取れるまでの待ち時間を確認して注文できる ・注文物の状況が判る ・配達者の状況が判る ・現在の待ち時間も判る ・いつでも経路案内を確認できる
【0144】配達者にとっては、 ・正確に注文を確認できる ・注文者の状況が判る ・いつでも経路案内を確認できる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である注文配達支援シス
テム10の構成を示すブロック図である。
【図2】注文用携帯端末1の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】配達用携帯端末2の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】中央コンピュータ3の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】店のコンピュータ4の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】中央コンピュータ3の管理情報の内容を示す図
である。
【図7】店のコンピュータ4の管理情報の内容を示す図
である。
【図8】注文配達支援システムのフローを示す図であ
る。
【図9】注文配達システムの連携フロー(1)を示す図
である。
【図10】注文配達システムの連携フロー(2)を示す
図である。
【図11】注文配達システムの連携フロー(3)を示す
図である。
【図12】注文配達システムの連携フロー(4)を示す
図である。
【図13】注文配達システムの連携フロー(5)を示す
図である。
【符号の説明】
1 注文用携帯端末 1a 中央処理部 1b 主記憶部 1c 補助記憶部 1d 表示記憶部 1e 表示部 1f 入力部(キーボード、指、ペン) 1g 画像入力部 1h 音声出力部 1i 無線通信部 1j バッテリ電源部 2 配達用携帯端末 2a 中央処理部 2b 主記憶部 2c 補助記憶部 2d 表示記憶部 2e 表示部 2f 入力部(キーボード、指、ペン) 2g 画像入力部 2h 音声出力部 2i 無線通信部 2j バッテリ電源部 2k 用紙セット部 2l 印字部 3 中央コンピュータ 3a 中央処理部 3b 主記憶部 3c 補助記憶部 3d 表示記憶部 3e 表示部 3f 入力部(キーボード) 3g 画像入力部 3m 電源部 3n 有線通信部 3p 第一基地局から第N基地局と無線通信部 4 店のコンピュータ 4a 中央処理部 4b 主記憶部 4c 補助記憶部 4d 表示記憶部 4e 表示部 4f 入力部(キーボード) 4g 画像入力部 4h 音声出力部 4m 電源部 4n 有線通信部 5 第一基地局 6 第N基地局 7 会場電子案内板 8 中央コンピュータの管理情報 8a 会場情報 8b 各施設の情報 8c その日の情報 8d 入場者の携帯端末の情報 8e 配達者の携帯端末の情報 8f 経路案内情報 8g 注文内容の情報 9 店のコンピュータの管理情報 9a 注文内容の情報 9b 構成材料の情報 9c 生産現場の情報 9d 生産状況の情報 10 注文配達支援システム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注文者が携帯し、商品の注文を送信する
    注文用携帯端末と、 配達者が携帯する配達用携帯端末と、 前記注文を受信する注文受信手段、注文用携帯端末の位
    置を検出する携帯端末位置検出手段および検出した注文
    用携帯端末の位置情報を配達用携帯端末に送信する送信
    手段を備える受付装置とから構成され、 前記配達用携帯端末は、受付装置からの位置情報を受信
    し、出力することを特徴とする注文配達支援システム。
  2. 【請求項2】 前記配達用携帯端末は、前記注文用携帯
    端末位置情報に基づく地図画像に、前記注文用携帯端末
    の位置への誘導経路を重ねて表示することを特徴とする
    請求項1記載の注文配達支援システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末位置検出手段は、配達用携
    帯端末の位置も検出し、 前記送信手段は、検出した配達用携帯端末位置情報を送
    信し、 前記配達用携帯端末は、受信した注文用携帯端末位置情
    報および配達用携帯端末位置情報に基づき、配達者から
    注文者への誘導経路を地図画像に重ねて表示することを
    特徴とする請求項1または2記載の注文配達支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記配達用携帯端末は、商品配達を完了
    したことを入力する配達完了情報入力手段と、 配達完了情報が入力されたとき、配達完了情報を送信す
    る配達完了情報送信手段とを有し、 前記受付装置は、前記配達完了情報を受信するまでの
    間、注文用携帯端末の位置を検出し、前記配達用携帯端
    末に位置情報を送信することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一つに記載の注文配達支援システム。
  5. 【請求項5】 前記受付装置は、前記注文用携帯端末と
    前記配達用携帯端末とが近接したことを検出して近接検
    出情報を送信し、 前記注文用携帯端末装置は、受信した近接検出情報に基
    づいて、前記注文用携帯端末と前記配達用携帯端末とが
    近接したことを出力することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか一つに記載の注文配達支援システム。
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