JP2000020890A - サービス統合車両、利用者側装置、車両側装置、管理システム、およびサービス統合車両システム - Google Patents

サービス統合車両、利用者側装置、車両側装置、管理システム、およびサービス統合車両システム

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JP2000020890A
JP2000020890A JP18084798A JP18084798A JP2000020890A JP 2000020890 A JP2000020890 A JP 2000020890A JP 18084798 A JP18084798 A JP 18084798A JP 18084798 A JP18084798 A JP 18084798A JP 2000020890 A JP2000020890 A JP 2000020890A
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Keisuke Kimura
圭介 木村
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NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 統合的なサービスを提供することで利用者の
満足感および自由度を向上させる。 【解決手段】 利用者は、PDA10を操作してサービ
ス統合車両の手配に関する情報と購入しようとする商品
に関する情報とを入力し、移動機20を経由で送信す
る。これらの情報は移動通信網30を介して位置サービ
スセンタ40により受信され、配車センタ50および商
品管理センタ60へ送信される。配車センタ50はサー
ビス統合車両の配車処理を行うとともに、当該サービス
統合車両に対して商品の受け取りを指示し、商品管理セ
ンタ60は当該サービス統合車両に応じた店舗において
商品の準備を指示する。店舗から商品を受け取ったサー
ビス統合車両は合流地点で利用者を乗車させて商品を引
き渡すとともに、利用者を目的地点まで送り届ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信網を用い
て各種サービスを提供するサービス統合車両、サービス
統合車両を利用するための利用者側装置、サービス統合
車両に搭載される車両側装置、サービス統合車両を管理
する管理システム、およびこれらを統合して構成される
サービス統合車両システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自家用車を使用できない状況下で任意の
目的地点に迅速に移動する一般的な手段としてタクシー
が利用されている。タクシーを利用するための主な方法
としては、道路沿いで空車のタクシーを見つけて呼び寄
せる方法と、タクシー乗り場でタクシーの到着を待つ方
法と、タクシーの配車センタに電話して配車を依頼する
方法とがあり、利用者は状況に応じていずれかの方法を
採用することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した3つ
の方法は、それぞれ長所および短所を有しており、いず
れの方法も、手間をかけず迅速かつ確実にタクシーに乗
車したいという利用者の潜在的な要望を十分に満たすも
のではなかった。
【0004】例えば、道路沿いで空車のタクシーを見つ
けて呼び寄せる方法では、利用者が多数の車両が走行し
ている道路上から空車のタクシーを見つけ出し、迅速に
乗車の意志表示をする必要がある。また、タクシー運転
者にとっても、駐車車両の陰や、暗がり等の視認し難い
場所に存在する利用者を見つけ出すことは容易ではな
い。すなわち、利用者およびタクシー運転者の双方に多
大な負担がかかってしまう。また、タクシー乗り場でタ
クシーの到着を待つ方法では、最終列車が到着した直後
の駅のタクシー乗り場を思い浮かべれば分かるように、
利用者の待ち時間が極めて長くなることがある。さら
に、タクシーの配車センタに電話して配車を依頼する方
法では、まず、利用者がタクシーの配車センタの電話番
号を知っている必要がある。利用者の地元であっても出
先において上記電話番号を知っている人は少数と推定さ
れ、出張先の上記電話番号を事前に調べておく人は希で
あるものと考えられる。もちろん、公衆電話および電話
帳等を用いて上記電話番号を調べることは可能である
が、利用者に負担がかかることは否めない。また、配車
センタに電話がつながった場合には、利用者は、自身の
氏名、現在地点、目的地点等を配車センタのオペレータ
に告げる必要があり、正確な住所や主要目標物を見つけ
難い出張先では、説明に苦労することが予想される。ま
た、説明が間違っていたり配車センタのオペレータが勘
違いしたりして、タクシー運転者に利用者の現在地点が
正しく伝わらないと、タクシー運転者が利用者を見つけ
られないという問題が発生する。また、タクシー運転者
に利用者の目的地点が正しく伝わらない場合には、タク
シー運転者と利用者との間で争いが起こる可能性もあ
る。
【0005】また、観光旅行のように、予め決まった一
定時間だけタクシーを貸し切りとする場合はともかく、
通常のタクシーの利用形態は、出発地点から目的地点ま
での利用となる。すなわち、途中で一旦下車して運転者
の目の届かない場所に立ち寄る場合、常識的には、身分
証明書を提示する等して運転者の了解を得ない限り、そ
の地点までの料金を一旦精算することになる。途中下車
により一旦精算する場合には、利用者が所用を終えて再
び同一のタクシーに乗り込むと、新たに課金が開始さ
れ、目的地点まで僅かな距離しか残っていなくても規定
の初乗り料金がかかることになる。しかも料金を支払う
回数が2回となることから、煩わしさが倍増してしま
う。また、運転者の了解の有無に関わらず、時間待ち料
金が発生してしまうし、タクシーの数が不足している時
間帯では、運転者に待って貰えないことすら考えられ
る。
【0006】こうしたことから利用者は出発地点から目
的地点まで、途中下車しないようにしている。したがっ
て、タクシーの配車を依頼して初めて、日常生活に必要
不可欠な食料品やトイレットペーパーなどの日用品の不
足を思い出しても、その購入のために出発地点を離れた
り、一旦下車したりすることを諦めざるを得ないケース
があった。また、深夜、駅のタクシー待ちの行列に並ん
でいる間に、食料品や日用品の不足を思い出したとして
も、行列の最後尾に繰り下げられてしまうのを嫌って、
駅近くのコンビニエンスストアなどに立ち寄ることを諦
めるケースもあった。
【0007】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、通常のタクシー以上の統合的なサービスを提供す
ることで利用者の満足感および自由度を向上させること
ができるサービス統合車両、サービス統合車両を利用す
るための利用者側装置、サービス統合車両に搭載される
車両側装置、サービス統合車両を管理する管理システ
ム、およびこれらを統合して構成されるサービス統合車
両システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による利用者側装置は、利用者を任意の
地点に送り届けるとともに利用者に指定された商品を車
内にて引き渡すサービス統合車両を手配するために利用
者に携帯される利用者側装置であって、前記サービス統
合車両の手配内容と購入しようとする商品を指定するた
めの商品指定情報とを入力するための利用者側入力手段
と、前記手配内容および前記商品指定情報を前記サービ
ス統合車両を管理する管理システムへ送信する利用者側
無線送信手段とを具備することを特徴としている。さら
に、自装置の位置を特定するための情報である位置特定
情報を取得する利用者側位置特定情報取得手段を具備
し、前記利用者側無線送信手段は、さらに、前記位置特
定情報を前記管理システムへ送信するようにしてもよ
い。あるいは、前記利用者側無線送信手段は、さらに、
利用者を識別するための利用者識別情報を前記管理シス
テムへ送信するようにしてもよい。あるいは、前記管理
システムからの情報を受信する利用者側無線受信手段を
具備するようにしてもよい。
【0009】また、上述した課題を解決するために、本
発明による車両側装置は、利用者を任意の地点に送り届
けるとともに利用者に指定された商品を車内にて引き渡
すサービス統合車両に搭載される車両側装置であって、
前記利用者の乗車地点および商品指定情報を、前記サー
ビス統合車両を管理する管理システムから受信する車両
側無線受信手段と、前記商品指定情報に応じた商品の引
き渡しが完了したことを示す引き渡し完了情報と利用者
の乗車料金を示す乗車料金情報とを前記管理システムへ
送信する車両側無線送信手段とを具備することを特徴と
している。さらに、自装置の位置を特定するための情報
である位置特定情報を取得する車両側位置特定情報取得
手段を具備し、前記車両側無線送信手段は、さらに、前
記位置特定情報を前記管理システムへ送信するようにし
てもよい。
【0010】さらに、上述した課題を解決するために、
本発明によるサービス統合車両は、上記車両側装置を搭
載したことを特徴としている。
【0011】また、上述した課題を解決するために、本
発明による管理システムは、利用者を任意の地点に送り
届けるとともに利用者に指定された商品を車内にて引き
渡すサービス統合車両を管理する管理システムであっ
て、利用者側から送信された情報を受信する管理側利用
者受信手段と、前記管理側利用者受信手段により受信し
た情報から前記サービス統合車両への乗車地点と商品を
指定するための商品指定情報とを抽出する利用者側抽出
手段と、前記乗車地点に基づいて複数の前記サービス統
合車両から1台の前記サービス統合車両を特定する車両
特定手段と、前記乗車地点および前記商品指定情報を前
記車両特定手段により特定された前記サービス統合車両
へ送信する管理側車両送信手段とを具備することを特徴
としている。さらに、前記利用者側抽出手段は、さら
に、前記管理側利用者受信手段により受信した情報から
利用者を識別するための利用者識別情報を抽出し、前記
管理側車両送信手段は、さらに、前記利用者識別情報を
前記車両特定手段により特定された前記サービス統合車
両へ送信するようにしてもよい。あるいは、前記利用者
側抽出手段は、さらに、前記管理側利用者受信手段によ
り受信した情報から利用者の位置を特定するための利用
者側位置特定情報を抽出し、前記管理側車両送信手段
は、さらに、前記利用者側位置特定情報を前記車両特定
手段により特定された前記サービス統合車両へ送信する
ようにしてもよい。あるいは、前記抽出手段により抽出
された前記サービス統合車両を識別するための車両側識
別情報を利用者側へ送信する管理側利用者送信手段を具
備するようにしてもよい。あるいは、車両側から送信さ
れた情報を受信する管理側車両受信手段と、前記管理側
車両受信手段により受信した情報から前記サービス統合
車両の位置を特定するための車両側位置特定情報を抽出
する抽出手段と、前記車両側位置特定情報を利用者側へ
送信する管理側利用者送信手段とを具備するようにして
もよい。
【0012】また、上述した課題を解決するために、本
発明によるサービス統合車両システムは、上記利用者側
装置と、上記サービス統合車両と、上記管理システムと
を有することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。 A:実施形態の構成 なお、ここでは、説明の繁雑化を避けるために1人の利
用者と1台のサービス統合車両に着目して説明するが、
実際には、利用者側装置、車両側装置、および各センタ
からなる管理システムは、複数の利用者および複数のサ
ービス統合車両に対してサービスを提供できるように構
成されている。
【0014】A−1:全体構成 図1は本発明の一実施形態によるサービス統合車両シス
テムの全体構成を示す図であり、この図において、10
はPDA(携帯情報端末)、20はPDA10に接続さ
れる移動機であり、両者は各利用者に携帯される利用者
側装置を構成している。30は移動機20により無線接
続可能な移動通信網、40は移動通信網30に接続され
た位置サービスセンタであり、利用者側装置および後述
する車両側装置の正確な位置を求めて各装置自身および
各種サービス機関に提供するとともに、移動通信網30
を含む各種サービス機関において発生した請求を一括処
理する。
【0015】50は位置サービスセンタ40に接続され
た配車センタであり、位置サービスセンタ40から供給
される情報に基づいてサービス統合車両の配車を行い、
利用者への請求を位置サービスセンタ40に対して行
う。60は位置サービスセンタ40および配車センタ5
0に接続された商品管理センタであり、管理下の店舗に
おける取り扱い可能商品および価格などを把握してい
る。商品管理センタ60は位置サービスセンタ40およ
び配車センタ50から供給される情報に基づいた処理を
行い、利用者への請求を位置サービスセンタ40に対し
て行う。
【0016】70は本システムの利用者が行われた商行
為に関する決済処理を行う決済センタであり、位置サー
ビスセンタ40が一括した請求に対応した入金処理を行
うとともに、これらの請求に基づいた請求処理を利用者
に対して行う。なお、本実施形態では、決済センタ70
から利用者への請求は、予め登録された利用者の銀行口
座からの自動引き落としにより実現されている。また、
80は移動機20と同一機能の移動機、90は移動機8
0に接続されるPDAであり、両者は各サービス統合車
両に搭載される車両側装置を構成している。
【0017】ここで、PDA10の構成を図2に示す。
この図に示すように、PDA10は衛星からの信号を受
信するGPS(Global Positioning System)受信機1
1、液晶パネル等の表示パネル12、タッチパネル等の
指示入力器13、およびCPU(中央処理装置),不揮
発性メモリ,各種I/Oインタフェース等を備えた制御
部14から構成されている。制御部14は、不揮発性メ
モリに格納されたプログラムをCPUがイベントに応じ
て実行することでPDA10内部のGPS受信機11お
よび表示パネル12、外部の移動機20を制御して、後
述の配車手配処理を行う。また、制御部14は時計機能
を備えており、表示パネル12に現在時刻を表示する。
上述した構成は、図3のPDA90においても共通して
おり、両者が異なる部分は制御部のみであることから、
図3において、制御部94を除いた各部には図2と同一
の符号を付した。
【0018】再び図1において、位置サービスセンタ4
0はGPS受信機11と同一構成のGPS受信機41を
備え、移動通信網30からの着信要求に応答し、移動通
信網3経由で供給されるPDA10側からの情報を適合
する配車センタへ送信するとともに、PDA10側から
の情報とGPS受信機41の出力情報とに基づいてPD
A10の位置を特定し、当該位置を表す位置情報を当該
配車センタへ供給する。また、位置サービスセンタ40
は、配車センタ50からの情報をPDA10側へ送信す
る。
【0019】A−2:制御部14が行う処理 ここで、PDA10の制御部14が行う処理について、
図4および図5を参照して説明する。なお、図4および
図5はで接続され、1つのフローチャートを構成して
いる。指示入力器13により所定の指示が入力される
と、PDA10の制御部14は表示パネル12にタクシ
ーの配車を手配する旨を表示するとともに、目的地点お
よび合流地点の入力を促す(ステップSA1)。なお、
合流地点とは、利用者がサービス統合車両に乗り込む地
点であり、現在地点と同一の場合にはその入力を省略す
ることができる。各地点の入力方法は任意であるが、こ
こでは、利用者が表示パネル12上に表示された地図中
の目的地点に触れることで目的地点の緯度および経度を
入力するようにしている。なお、表示パネル12上に表
示された地図は指示入力器13を操作することにより拡
大・縮小・スクロール可能である。
【0020】目的地点および合流地点が入力されると、
制御部14は、GPS受信機11から出力される情報
(以後、位置特定情報)を受信し(ステップSA2)、
当該位置特定情報と、目的地点および合流地点の緯度お
よび経度(以後、目的地点情報、合流地点情報)と、位
置サービスへの加入時に与えられた位置サービスセンタ
40の電話番号(以後、接続先電話番号)と、利用者固
有の識別情報とを移動機20へ供給する(ステップSA
3)。これにより、移動機20は上記接続先電話番号宛
に発呼し、回線確立後に上述の位置特定情報、目的地点
情報、合流地点情報および識別情報を含んだサービス要
求を送信する。
【0021】次に、制御部14は、移動機2経由でサー
ビス統合車両が合流地点に達するまでに要する時間(以
後、到着予定時間)、現在時刻、および商品テーブルを
受信するまで待機し、これらの情報を受信すると(ステ
ップSA4)、受信した情報がキャンセル情報であるか
否かを判定し(ステップSA5)、キャンセル情報でな
ければ到着予定時間および許容待機時間を表示して合流
時刻の入力を促し(ステップSA6)、キャンセル情報
であれば外部からキャンセルされた旨を表示パネル12
に表示させて処理を終了する(ステップSA7)。
【0022】なお、商品テーブルはサービス統合車両が
販売可能な商品の名称と単価とを対応付けた情報であ
る。また、許容待機時間とは、合流地点に到達したサー
ビス統合車両が当該合流地点で利用者を待っていられる
時間であり、ここでは予め定められているものとする。
もちろん、許容待機時間を配車センタ側からPDA10
側へ通知するようにし、混み具合や合流地点に応じて変
更する態様も実現可能である。なお、受信した情報がキ
ャンセル情報でない場合、制御部14は、また、移動機
20経由で受け取った現在時刻を自PDA10の現在時
刻として設定するとともに、格納している商品テーブル
を更新する(ステップSA6)。
【0023】合流時刻は、表示パネル12に表示された
現在時刻、到着予定時間および許容待機時間を参照しな
がら利用者が指示入力器13を操作することで入力され
る。もちろん、表示された到着予定時間および許容待機
時間が利用者の希望に合わなければ、利用者は所定の操
作を行うことにより、配車の手配をキャンセルすること
ができる(ステップSA8,SA9)。なお、ステップ
SA9のキャンセル処理では、キャンセルの旨を表すキ
ャンセル情報が位置サービスセンタ40へ送信され、そ
の後、回線の切断処理が行われる(ステップSA1
6)。また、購入商品があれば、利用者は所定の操作を
行うことにより、更新された商品テーブルに基づいた一
覧表を階層的に表示し、この一覧表の中から所望の商品
を選択することで商品選択情報を入力することができ
る。なお、制御部14は選択した商品を購入するために
必要な金額(購入金額)を計算し、表示パネル12に表
示させる。
【0024】次に、制御部14は、利用者の入力内容に
基づいて配車手配の「続行」/「キャンセル」を判定し
(ステップSA8)、「続行」であれば合流時刻および
商品選択情報を含む発注指令を位置サービスセンタ40
へ送信する(ステップSA10)。そして、制御部14
は、移動通信網30を介して送信されてくる手配番号お
よび手配内容を受信し(ステップSA11)、受信した
情報がキャンセル情報か否かを判定し(ステップSA1
2)、キャンセル情報の場合には外部からキャンセルさ
れた旨を表示パネル12に表示させて処理を終了する
(ステップSA7)。
【0025】逆に受信した情報がキャンセル情報でなけ
れば、当該情報(手配番号および手配内容)を表示パネ
ル12に表示し、「決定」/「キャンセル」の入力を促
す(ステップSA13)。なお、手配番号としては絶対
に重複しないことが保証されたユニークな番号系列が用
いられる。また、手配内容には、合流地点、目的地点、
合流時刻、車両番号、購入商品の名称および数量、購入
請求金額が含まれている。車両番号とは配車されたサー
ビス統合車両のナンバー、購入請求金額とは選択して購
入した商品に対する請求金額であり、商品管理センタ6
0において算出される。
【0026】そして、利用者の入力内容が「決定」を選
択するものであれば、制御部14は、手配を完了する旨
の情報(以後、手配完了指令)を位置サービスセンタ4
0へ送信し(ステップSA14,SA15)、回線を切
断する(ステップSA16)。
【0027】A−3:位置サービスセンタ40が行う処
理 位置サービスセンタ40は、移動通信網30からの着信
時には、図6および図7に示す流れの処理を行う。な
お、図6および図7は,で接続されて1つのフロー
チャートを構成している。着信時において、位置サービ
スセンタ40は、移動通信網30からの着信要求が正当
な利用者からの着信要求か否かを判定し(ステップSB
1)、この判定結果が「NO」の場合にはキャンセル処
理が行われ(ステップSB2)、移動機20側へキャン
セル情報を送信した後に回線を切断して処理を終了す
る。正当な利用者からの着信要求か否かの判断は、発番
号が登録済みであるか否か、利用者の識別情報が登録済
みであるか否か、発番号と利用者の識別情報とが適切に
対応しているか否かを調べることにより行われる。
【0028】逆にステップSB1の判定結果が「YE
S」の場合には、移動機20との間で回線が正常に確立
する(ステップSB3)。次に、上記回線経由で移動機
20側からサービス要求が送信されてくると、これを受
信し(ステップSB4)、当該サービス要求に含まれる
位置特定情報とGPS受信機41の出力情報とに基づい
てPDA10の現在地点情報を得る(ステップSB
5)。すなわち、本実施形態では、位置特定の精度を高
めるために、2つのGPS受信機を用いたディファレン
シャル方式により現在地点を特定している。もちろん、
PDA10側のGPS受信機11のみで十分な精度が得
られる場合には、位置サービスセンタ40側のGPS受
信機41を省略してもよい。なお、PDA10側におい
て位置を求めずに、位置サービスセンタ40において現
在地点情報を求めるようにしているのは、PDA10に
かかる負担を軽減するためであるが、PDA10に十分
な演算処理能力がある場合には、PDA10において現
在地点情報を求め、これを位置サービスセンタ40へ送
信するようにしてもよい。
【0029】次に、位置サービスセンタ40は、ステッ
プSB5で特定した現在地点情報と、目的地点情報、合
流地点情報および利用者の識別情報とを含む配車要求を
配車センタ50へ送信する(ステップSB6)。そし
て、これに応じて配車センタ50および商品管理センタ
60から当該利用者の識別情報に対応付けて供給される
情報を移動機20側へ転送する(ステップSB7)。
【0030】次に、位置サービスセンタ40は、移動機
20側からの発注指令を待つ(ステップSB8)。ここ
で受信した情報がキャンセル情報の場合には、位置サー
ビスセンタ40はキャンセル処理を行い(ステップSB
9,SB10)、各センタに対して手配がキャンセルさ
れたことを通知して処理を終了する。逆に、受信した情
報が発注指令の場合には、位置サービスセンタ40は、
発注指令中の合流時刻および商品選択情報を利用者の識
別情報に対応付けて配車センタ50へ、商品選択情報を
利用者の識別情報に対応付けて商品管理センタ60へ送
信する(ステップSB11)。そして、配車センタ50
および商品管理センタ60からの確認情報を待ち(ステ
ップSB12)、受信した各情報の少なくとも一方がキ
ャンセル情報か否かを判定する(ステップSB13)。
この判定結果が「YES」の場合には、位置サービスセ
ンタ40は、移動機20側とセンタ50,60のうちキ
ャンセル情報を出力していないセンタ側とへキャンセル
情報を送信し(ステップSB10)、処理を終了する。
また、ステップSB13での判定結果が「NO」の場合
には、確認情報を移動機20側へ送信する(ステップS
B14)。
【0031】そして、位置サービスセンタ40は移動機
20側からの手配完了指令を待ち(ステップSB1
5)、受信した情報がキャンセル情報か否かを判定し
(ステップSB16)、キャンセル情報の場合にはキャ
ンセル処理(ステップSB10)を行って処理を終了す
る。逆に受信した情報が手配完了指令の場合には、各セ
ンタ50,60へ当該指令を転送する(ステップSB1
7)。そして、配車センタ50から供給される電話番号
で発呼してサービス統合車両中の移動機80との間で回
線を確立し、配車センタ50からの各種情報を移動機8
0側へ送信する(ステップSB18)。そして、移動機
80側から順次送信されてくる当該利用者に対する商品
受け渡し完了通知、乗車料金情報を受信し(ステップS
B19)、商品受け渡し完了通知を商品管理センタ60
へ、乗車料金情報を配車センタ50へ送信する(ステッ
プSB20)。そして、各センタ50,60から利用者
の識別情報に対応付けて送信されてくる請求情報を日時
に対応付けて利用者毎に格納して一連の処理を終了する
(ステップSB21)。
【0032】なお、位置サービスセンタ40は移動通信
網30および位置サービスセンタ40の使用料金を月次
請求する機能を有しており、毎月、各センタ50,60
において発生した請求と、通常の請求とを一括し、利用
者の識別情報および決済情報に対応付けて決済センタ7
0へ送信する。これにより、決済センタ70において各
事業者からの請求が処理される。なお、決済情報とは利
用者の決済処理を行うための情報であり、例えばクレジ
ットカードの番号を意味する。
【0033】A−4:配車センタ50が行う処理 配車センタ50は、位置サービスセンタ40から配車要
求を受信すると、図8に示す処理を行う。すなわち、ま
ず、サービス統合車両の管理データベースから合流地点
に最も近くに位置している空車のサービス統合車両を特
定する(ステップSC1)。サービス統合車両の管理デ
ータベースには、各サービス統合車両の車両番号に対応
付けて、現在位置、電話番号、空車/迎車/満車の別が
格納されており、配車センタ50は、この管理データベ
ースを検索することで、合流地点に最も近い空車のサー
ビス統合車両を特定することができる。また、配車セン
タ50は、営業エリア内で2点間の最短経路および所要
時間を求めることができるナビゲーションシステムを備
えており、当該サービス統合車両の現在位置から合流地
点までの最短経路および所要時間と、合流地点から目的
地点までの最短経路とを求め、これらの情報を利用者の
識別情報に対応付けて位置サービスセンタ40へ供給す
るとともに、当該サービス統合車両の現在位置を商品管
理センタ60へ送信する(ステップSC2)。
【0034】そして、位置サービスセンタ40から利用
者の識別情報に対応付けて合流時刻および商品選択情報
が送信されてくると、配車センタ50はこれを受信し
(ステップSC3)、現在時刻、到着予定時間および許
容待機時間に基づいて合流時刻の適切性を判定し(ステ
ップSC4)、適切であれば、合流地点、目的地点、合
流時刻および車両番号を含む確認情報を、利用者の識別
情報に対応付けて位置サービスセンタ40へ送信する
(ステップSC5)。
【0035】次に、位置サービスセンタ40から利用者
の識別情報に対応付けて手配完了指令が送信されてくる
と、配車センタ50はこれを受信し(ステップSC
6)、上記サービス統合車両の電話番号に対応付けて、
利用者の識別情報、合流地点、目的地点、合流時刻、商
品選択情報を位置サービスセンタ40へ送信するととも
に、車両番号を利用者の識別情報に対応付けて商品管理
センタ60へ送信する(ステップSC7)。
【0036】次に、位置サービスセンタ40から利用者
の識別情報に対応付けて乗車料金情報が送信されてくる
と、配車センタ50はこれを受信し(ステップSC
8)、乗車料金情報に基づいて請求情報を生成し、利用
者の識別情報に対応付けて位置サービスセンタ40へ送
信する(ステップSC9)。なお、ステップSC4にお
いて不適切と判断した場合には、配車センタ50は、キ
ャンセル情報を位置サービスセンタ40へ送信し(ステ
ップSC10)、処理を終了する。また、外部からキャ
ンセル情報を受信した場合には、配車センタ50は、即
座に処理を終了する。
【0037】A−5:商品管理センタ60が行う処理 商品管理センタ60は、配車センタ50から利用者の識
別情報と当該利用者に配車されるサービス統合車両の現
在位置とを受信すると、図9に示す処理を行う。すなわ
ち、まず、店舗の管理データベースから当該現在位置に
隣接する店舗を特定する(ステップSD1)。店舗の管
理データベースには、各店舗の識別情報に対応付けて、
位置、取り扱い可能商品テーブルが格納されており、商
品管理センタ60は、この管理データベースを検索する
ことで、配車されたサービス統合車両に最も近い店舗を
特定し、その取り扱い可能商品テーブルを取得すること
ができる。なお、取り扱い可能商品とは、サービス統合
車両を用いた販売が可能な商品である。
【0038】商品管理センタ60は、特定された店舗に
対応付けられた取り扱い可能商品テーブルを利用者の識
別情報に対応付けて位置サービスセンタ40へ供給する
(ステップSD2)。そして、位置サービスセンタ40
から利用者の識別情報に対応付けて商品選択情報が送信
されてくると、商品管理センタ60はこれを受信し(ス
テップSD3)、商品選択情報が特定した店舗における
取り扱い可能商品であるか否かを判定し(ステップSD
4)、この判定結果が「YES」の場合には、商品選択
情報で表される全商品の購入時に請求する金額である購
入請求金額を算出し(ステップSD5)、購入請求金
額、商品の名称および数量を含む確認情報を利用者の識
別情報に対応付けて位置サービスセンタ40へ送信する
(ステップSD6)。
【0039】次に、利用者の識別情報に対応付けて、位
置サービスセンタ40から手配完了指令が、配車センタ
50から車両番号が送信されてくると、商品管理センタ
60はこれを受信し(ステップSD7)、上記店舗に対
して利用者の識別情報、商品選択情報、車両番号を送信
する(ステップSD8)。なお、図示を略すが、商品管
理センタ60と各店舗とは専用線あるいは公衆網経由で
接続されている。
【0040】次に、位置サービスセンタ40から、利用
者の識別情報に対応付けて商品受け渡し完了通知が送信
されてくると、商品管理センタ60はこれを受信し(ス
テップSD9)、購入請求金額に基づいて請求情報を生
成し、利用者の識別情報に対応付けて位置サービスセン
タ40へ送信するとともに、上記店舗に対して受け渡し
に成功した旨を通知する(ステップSD10)。なお、
ステップSD4の判定結果が「NO」の場合には、商品
管理センタ60は、キャンセル情報を位置サービスセン
タ40へ送信し(ステップSD11)、処理を終了す
る。また、外部からキャンセル情報を受信した場合に
は、商品管理センタ60は、即座に処理を終了する。
【0041】A−6:PDA90の制御部94が行う処
理 PDA90の制御部94は、位置サービスセンタ40か
ら供給された利用者の識別情報、合流地点、目的地点、
合流時刻、商品選択情報を格納するとともに表示パネル
12に表示させる。この際、合流地点、目的地点の表示
は地図上にプロットする形式で表される。また、制御部
94は、移動機80を用いて位置サービスセンタ40と
の間で回線を確立し、外部の料金メータから供給される
乗車料金情報を利用者の識別情報に対応付けて送信す
る。
【0042】さらに、制御部14および制御部94は、
使用者による指示入力器13の操作に基づいて、位置サ
ービスセンタ40との間で回線を確立し、位置サービス
センタ40から現在位置を受信し、表示パネル12上に
表示する機能を備えている。なお、PDA90が現在位
置を取得する際には、位置サービスセンタ40から配車
センタ50へPDA90の現在位置および車両番号が送
信され、配車センタ50において、サービス統合車両の
管理データベースが更新される。
【0043】B:使用例 次に、上述した構成のサービス統合車両システムの使用
例について図10を参照して説明する。ここでは、列車
に乗車中の利用者が、1つのトイレットペーパーを購入
し、降車駅からサービス統合車両に乗車して帰宅する例
を挙げる。利用者は、まず、走行中の列車内にて、PD
A10を操作し、合流地点(降車駅)および目的地点
(自宅)を入力し、位置サービスセンタ40へ送信す
る。これにより、PDA10の表示パネル12には、位
置サービスセンタ40から供給された到着予定時間(例
えば5分)および許容待機時間(例えば20分)が表示
される。これを視認した利用者は、降車駅までの所要時
間(例えば10分)を考慮した時刻(例えば23時45
分)を入力するとともに、表示パネル12に購入可能な
商品の一覧を階層的に表示させ、所望の商品を選択す
る。
【0044】これらの入力が適切ならば、次に、表示パ
ネル12には今までの手配内容が表示される。この手配
内容は配車センタ50および商品管理センタ60により
認識された内容であり、車両番号が含まれている。利用
者は手配内容を確認し、問題が無ければ手配を決定す
る。これにより、位置サービスセンタ40から当該車両
番号のサービス統合車両のPDA90へ、合流地点、目
的地点、商品選択情報、利用者の識別情報等が送信され
る。当該サービス統合車両の運転者はPDA90の表示
パネル12の表示を参照し、隣接する店舗(B店)から
1つのトイレットペーパーを受け取る。この際、この店
舗には、商品管理センタ60から利用者の識別情報、サ
ービス統合車両のナンバー、商品選択情報が送信されて
きており、店員はこの情報を確認して1つのトイレット
ペーパーを運転者へ渡すようになっている。
【0045】利用者が23時45分に降車駅に到着する
と、そこには、1つのトイレットペーパーを積んだサー
ビス統合車両が待機している。利用者はナンバーを確認
して当該サービス統合車両に乗車し、運転者からトイレ
ットペーパーを受け取る。この際、運転者はPDA90
を操作し、商品受け渡し完了通知を位置サービスセンタ
40経由で商品管理センタ60へ送信する。これによ
り、購入代金の請求が商品管理センタ60から位置サー
ビスセンタ40へ送られる。なお、サービス統合車両の
運転者も利用者の識別情報に基づいて利用者を判別する
ことができる。
【0046】そして、利用者は自宅までサービス統合車
両に乗車する。運転者は利用者の自宅に到着した時に料
金メータを止め、料金を利用者に提示する。この際、P
DA90は料金メータから供給された請求料金情報を位
置サービスセンタ40経由で配車センタ50へ送信す
る。これにより、乗車料金の請求が配車センタ50から
位置サービスセンタ40へ送られる。そして、決済セン
タ70により、毎月、利用者に対して、通信料金、購入
請求金額、乗車料金が請求される。
【0047】C:補足 このように、利用者は時間を有効に活用することができ
る。しかも、決済情報については位置サービスセンタ4
0から決済センタ70へ送信されるだけであり、セキュ
リティにも優れている。なお、決済情報や利用者の識別
情報の送信時には暗号化を施してセキュリティが向上す
るようにしてもよい。また、手配完了後に、利用者の現
在位置を所定時間間隔で求めるようにし、これをサービ
ス統合車両側で把握できるようにしてもよい。もちろ
ん、逆に、手配完了後に、サービス統合車両の現在位置
を利用者側で把握できるようにしてもよい。
【0048】また、上述した実施形態では、説明の複雑
化を避けるために、配車センタ、商品管理センタおよび
決済センタをそれぞれ1つとしたが、それぞれが複数で
あってもよい。その際、利用者が利用するセンタを指定
できるようにしてもよい。また、配車センタ50と商品
管理センタ60とを直接接続するようにしたが、必ず位
置サービスセンタ40を介して間接的に通信するように
してもよい。このように構成することにより、任意の配
車センタと任意の商品管理センタとを組み合わせ易くな
る。
【0049】また、商品テーブルについては移動通信網
30の共通制御チャネルを利用して最新のものに更新す
るようにし、手配時に商品テーブルを更新しなくても済
むようにしてもよい。ただし、この場合には各店舗で販
売可能な商品が一致している必要がある。さらに、移動
通信網30においてパケット通信が可能であれば、全て
の通信をパケット通信にて実現し、回線の確立/切断に
かかる時間を削減するようにしてもよい。
【0050】なお、サービス統合車両に商品の在庫を持
たせ、サービス統合車両に乗車してから商品を購入でき
るようにしてもよい。すなわち、配車要求時点では配車
のみを要求し、サービス統合車両に乗車してから商品の
購入を要求するようにしてもよい。この際、サービス統
合車両に自動販売機を搭載して販売を行うようにしても
よい。
【0051】また、既存の在庫管理システム(例えばP
OSシステム)と連携し、より緻密な商品選択を可能と
したシステムとしてもよい。さらに、サービス統合車両
自体を店舗とみなし、無線回線経由で物流管理システム
の管理下におくようにすれば、より多彩なサービスを提
供することができる。
【0052】なお、移動通信網30をCDMA方式の移
動通信網とすれば、移動通信網30において移動機2
0,80の位置を十分に高い精度で特定することができ
る。したがって、この場合には、GPS受信機を使用し
なくてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者は目的地点へ移動手段(サービス統合車両)の手
配と買い物とを並行して行うことができる。したがっ
て、利用者の満足感および自由度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるサービス統合車両
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同システム中のPDA10の構成を示す図で
ある。
【図3】 同システム中のPDA90の構成を示す図で
ある。
【図4】 同PDA10中の制御部14による処理の流
れを示すフローチャートである。
【図5】 同PDA10中の制御部14による処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】 同システム中の位置サービスセンタ40によ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 同システム中の位置サービスセンタ40によ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 同システム中の配車センタ50による処理の
流れを示すフローチャートである。
【図9】 同システム中の商品管理センタ60による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 同システムの使用例を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10,90…PDA、20…移動機、30…移動通信
網、40…位置サービスセンタ、50…配車センタ、6
0…商品管理センタ、70…決済センタ、80…移動機

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者を任意の地点に送り届けるととも
    に利用者に指定された商品を車内にて引き渡すサービス
    統合車両を手配するために利用者に携帯される利用者側
    装置であって、 前記サービス統合車両の手配内容と購入しようとする商
    品を指定するための商品指定情報とを入力するための利
    用者側入力手段と、 前記手配内容および前記商品指定情報を前記サービス統
    合車両を管理する管理システムへ送信する利用者側無線
    送信手段とを具備することを特徴とする利用者側装置。
  2. 【請求項2】 自装置の位置を特定するための情報であ
    る位置特定情報を取得する利用者側位置特定情報取得手
    段を具備し、 前記利用者側無線送信手段は、さらに、前記位置特定情
    報を前記管理システムへ送信することを特徴とする請求
    項1に記載の利用者側装置。
  3. 【請求項3】 前記利用者側無線送信手段は、さらに、
    利用者を識別するための利用者識別情報を前記管理シス
    テムへ送信することを特徴とする請求項1に記載の利用
    者側装置。
  4. 【請求項4】 前記管理システムからの情報を受信する
    利用者側無線受信手段を具備することを特徴とする請求
    項1に記載の利用者側装置。
  5. 【請求項5】 利用者を任意の地点に送り届けるととも
    に利用者に指定された商品を車内にて引き渡すサービス
    統合車両に搭載される車両側装置であって、 前記利用者の乗車地点および商品指定情報を、前記サー
    ビス統合車両を管理する管理システムから受信する車両
    側無線受信手段と、 前記商品指定情報に応じた商品の引き渡しが完了したこ
    とを示す引き渡し完了情報と利用者の乗車料金を示す乗
    車料金情報とを前記管理システムへ送信する車両側無線
    送信手段とを具備することを特徴とする車両側装置。
  6. 【請求項6】 自装置の位置を特定するための情報であ
    る位置特定情報を取得する車両側位置特定情報取得手段
    を具備し、 前記車両側無線送信手段は、さらに、前記位置特定情報
    を前記管理システムへ送信することを特徴とする請求項
    5に記載の車両側装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の車両側装置を搭載した
    ことを特徴とするサービス統合車両。
  8. 【請求項8】 利用者を任意の地点に送り届けるととも
    に利用者に指定された商品を車内にて引き渡すサービス
    統合車両を管理する管理システムであって、 利用者側から送信された情報を受信する管理側利用者受
    信手段と、 前記管理側利用者受信手段により受信した情報から前記
    サービス統合車両への乗車地点と商品を指定するための
    商品指定情報とを抽出する利用者側抽出手段と、 前記乗車地点に基づいて複数の前記サービス統合車両か
    ら1台の前記サービス統合車両を特定する車両特定手段
    と、 前記乗車地点および前記商品指定情報を前記車両特定手
    段により特定された前記サービス統合車両へ送信する管
    理側車両送信手段とを具備することを特徴とする管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記利用者側抽出手段は、さらに、前記
    管理側利用者受信手段により受信した情報から利用者を
    識別するための利用者識別情報を抽出し、 前記管理側車両送信手段は、さらに、前記利用者識別情
    報を前記車両特定手段により特定された前記サービス統
    合車両へ送信することを特徴とする請求項8に記載の管
    理システム。
  10. 【請求項10】 前記利用者側抽出手段は、さらに、前
    記管理側利用者受信手段により受信した情報から利用者
    の位置を特定するための利用者側位置特定情報を抽出
    し、 前記管理側車両送信手段は、さらに、前記利用者側位置
    特定情報を前記車両特定手段により特定された前記サー
    ビス統合車両へ送信することを特徴とする請求項8に記
    載の管理システム。
  11. 【請求項11】 前記抽出手段により抽出された前記サ
    ービス統合車両を識別するための車両側識別情報を利用
    者側へ送信する管理側利用者送信手段を具備することを
    特徴とする請求項8に記載の管理システム。
  12. 【請求項12】 車両側から送信された情報を受信する
    管理側車両受信手段と、 前記管理側車両受信手段により受信した情報から前記サ
    ービス統合車両の位置を特定するための車両側位置特定
    情報を抽出する抽出手段と、 前記車両側位置特定情報を利用者側へ送信する管理側利
    用者送信手段とを具備したことを特徴とする請求項8に
    記載の管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の利用者側装置と、請
    求項7に記載のサービス統合車両と、請求項8に記載の
    管理システムとを有することを特徴とするサービス統合
    車両システム。
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