実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1〜5を含む。情報処理装置2は例えば、店舗、ショッピングモール、レストランまたはホテル等の施設に備えられるPOS端末、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォンまたはデジタルサイネージ等である。以下では情報処理装置2を端末装置2と読み替えて説明し、また端末装置2は店舗に設置されているものとする。
情報処理装置1は、複数の店舗に設けられた端末装置2と情報の送受信を行うサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。実施形態では情報処理装置1をサーバコンピュータ1と読み替えて説明する。情報処理装置3はユーザが店舗にて購入する商品の在庫を管理するサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータである。以下では、情報処理装置3を管理コンピュータ3と読み替えて説明する。
配車管理システムに含まれる情報処理装置4は、ユーザ及び当該ユーザが購入した商品をピックアップするタクシー、バス、ハイヤー等の移動体の配車管理を行うサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータである。以下では、情報処理装置4を、配車コンピュータ4と読み替えて説明し、また移動体はタクシーであるものとして説明する。配車コンピュータ4と共に配車管理システムに含まれる情報処理装置5は、タクシーの運転手が使用するノート型パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン、ウェアラブル端末、または車載コンピュータである。以下では情報処置装置5をドライバー端末5と読み替えて説明する。サーバコンピュータ1、端末装置2、管理コンピュータ3、配車コンピュータ4及びドライバー端末5はインターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線網等の通信網Nを介して相互に接続されている。
ユーザは店舗にて商品を購入し、当該購入した商品を出国前にピックアップし、さらにユーザ自身をピックアップするタクシーの配車を依頼する場合、フライトに関する情報を店舗にて提示する。店舗の端末装置2は購入商品、乗車地及び降車地の指定を受け付ける。端末装置2は、サーバコンピュータ1へ購入商品、乗車地及び降車地を送信する。サーバコンピュータ1は管理コンピュータ3の購入商品の管理情報を参照し、購入商品のピックアップ地を特定する。サーバコンピュータ1は、配車コンピュータ4へ、特定したピックアップ地及び乗車地を経て、最終的に降車地へ向かうドライブ指示を配車コンピュータ4またはドライバー端末5へ送信する。
出国時にタクシードライバーは購入商品をピックアップ地にてピックアップし、次いで乗車地にてユーザをピックアップする。なお、本実施形態では先に購入商品をピックアップし、その後乗車地にてユーザをピックアップする巡回例を示すがこれに限るものではない。先に乗車地にてユーザをピックアップし、その後ピックアップ地にて購入商品をピックアップするようにしてもよい。その後、ユーザは購入商品が積み込まれたタクシーにて空港に向かうこととなる。なお、本実施形態では飛行機にて外国へ帰国するユーザを例に挙げて説明するが、国内を旅行するユーザを対象にしてもよく、また降車地は空港ではなく駅またはバス停等であってもよい。以下詳細を説明する。
図2は端末装置2のハードウェア群を示す説明図である。端末装置2は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、入力部23、表示部24、記憶部25、時計部28、及び、リーダ29、通信部26等を含む。CPU21は、バス27を介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は記憶部25に記憶された制御プログラム25Pに従いハードウェア各部を制御する。なお、CPU21は複数のプロセッサコアを搭載したマルチコアプロセッサであっても良い。RAM22は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM22は、記憶部としても機能し、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部23はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU21へ出力する。表示部24は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU21の指示に従い各種情報を表示する。通信部26は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等との間で情報の送受信を行う。時計部28は日時情報をCPU21へ出力する。記憶部25は大容量メモリまたはハードディスクであり、制御プログラム25P、ユーザデータベース(以下、DBという)251、商品DB252、及び配車DB253等を記憶している。なお、説明を容易にするために、端末装置2の記憶部25に各種DBを記憶する例を示すが、サーバコンピュータ1または図示しないDBサーバにこれらを記憶するようにしてもよい。
リーダ29は例えば2次元バーコードリーダであり、フライトチケットに印刷された2次元バーコードを読み取る。リーダ29は読み取ったフライトチケット情報である2次元バーコードの情報をCPU21へ出力する。なお、フライトチケットには2次元バーコードが印刷されている例を示すがこれに限るものではない。印刷された1次元のバーコードの他、ユーザのスマートフォンの画面に表示された2次元バーコード等であってもよい。なお、実施形態ではリーダ29を端末装置2に接続される2次元バーコードリーダであるものとして説明するが、端末装置2が有するCCD(Charge Coupled Device)カメラにより2次元バーコードを読み取っても良い。
図3はフライトチケットのイメージを示す説明図である。フライトチケットには予約番号、CA、DL等のエアラインコード、フライトナンバー、出国日時(フライト日時)及び氏名等が記載されている。フライトチケット上には、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時及び氏名を特定することが可能な2次元バーコードが印刷されている。リーダ29は、2次元バーコードを読み取りCPU21へ出力する。CPU21は、2次元バーコードに基づき、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時及び氏名等の情報を取得する。
CPU21は、取得したエアラインコード、フライトナンバー及び出国日時に基づき、出国時の空港及びターミナルをサーバコンピュータ1または図示しない他のコンピュータを通じて検索し、取得する。なお、エアラインコード、フライトナンバー、降車地である空港、氏名及び出国日時はユーザから聞き出し、入力部23を通じて手入力するようにしてもよい。
図4はユーザDB251のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザDB251はユーザIDフィールド、氏名フィールド、予約番号フィールド、エアラインコードフィールド、フライトナンバーフィールド、出国日時フィールド及び空港・ターミナルフィールド等を含む。ユーザIDフィールドには、ユーザを特定するための固有の識別情報(以下、ユーザIDという)が記憶されている。図4の例では説明を容易にするために、ユーザIDは001、002としているが、予約番号、エアラインコード及びフライトナンバーによりユーザIDを生成するようにしてもよい。
氏名フィールドには、ユーザIDに対応付けて本サービスを受けるユーザの氏名が記憶されている。予約番号フィールドには、ユーザIDに対応付けて当該ユーザが搭乗する飛行機の予約番号が記憶されている。エアラインコードフィールドには、飛行機会社を特定するためのエアラインコードがユーザIDに対応付けて記憶されている。フライトナンバーフィールドには、152、153等、ユーザIDに対応付けて飛行機会社内でのフライトを特定するフライトナンバーが記憶されている。出国日時フィールドには当該ユーザが搭乗する飛行機の出発日時が記憶されている。空港・ターミナルフィールドにはユーザIDに対応付けてユーザが搭乗する飛行機が出発する空港及びターミナルの情報が記憶されている。
CPU21は、リーダ29を通じて取得した氏名、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー及び出国日時をユーザDB251に記憶する。CPU21は、飛行機会社のWebサイト等を通じて、出国日時、エアラインコード、及びフライトナンバーに基づき、対応する空港・ターミナルの情報を取得する。CPU21は、取得した空港及びターミナルの情報をユーザDB251に記憶する。なお、実施形態で述べる各DBのレコードレイアウト、項目、及びデータは一例でありこれに限るものではない。各レコード間の関係さえ維持されていれば、他の形態によりデータを記憶するようにしても良い。
図5は商品DB252のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB252は、購入IDフィールド、ユーザIDフィールド、商品IDフィールド、個数フィールド、出国日時フィールド、空港・ターミナルフィールド及びピックアップ地フィールド等を含む。購入IDフィールドには、ユーザが購入履歴を特定するための識別情報(以下、購入IDという)が記憶されている。CPU21は、ユーザが商品を購入する際に、新たな購入IDを生成し、商品DB252に記憶する。
ユーザIDフィールドには購入IDに対応付けてユーザIDが記憶されている。CPU21は、ユーザによる商品購入時に、フライトチケットを通じて取得したユーザIDを購入IDに対応付けて、商品DB252に記憶している。商品IDフィールドには、商品を特定するための固有の識別情報(以下、商品IDという)が購入IDに対応付けて記憶されている。個数フィールドには、購入IDに対応付けて商品の購入個数が記憶されている。図5の例では、商品ID「I001」の商品が2個、商品ID「I002」の商品が1個購入されたことを示している。ピックアップ地フィールドには、商品をピックアップする場所が、購入ID及び商品IDに対応付けて記憶されている。図5の例では商品ID「I001」及び「I002」は「XX物流センター」にてピックアップされる。
CPU21は、商品タグに付されたバーコードをリーダ29で読み取ることにより、商品IDを取得し、商品DB252に記憶する。またCPU21は、入力部23またはリーダ29を通じて商品の個数を取得し、商品DB252に記憶する。さらにCPU21は、購入ID及びユーザIDに対応付けて取得済みの出国日時及び空港・ターミナルの情報を商品DB252に記憶する。なお、配車DB253の詳細については後述する。またピックアップ地は店舗とは異なる遠隔地である例を示すがこれに限るものではない。ピックアップ地は購入地の店舗であってもよい。
図6はサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1は制御部としてのCPU11、RAM12、入力部13、表示部14、記憶部15、時計部18、及び、通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。なお、CPU11は複数のプロセッサコアを搭載したマルチコアプロセッサであっても良い。また実施形態では、サーバコンピュータ1は単体のものとして説明するがこれに限るものではない。例えば物理的に複数のサーバコンピュータにより構成されていてもよく、また複数の仮想マシンにより構成されていてもよい。RAM12は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、端末装置2等との間で情報の送受信を行う。時計部18は日時情報をCPU11へ出力する。記憶部15は大容量メモリまたはハードディスクであり、制御プログラム15P、ユーザDB151、商品DB152及び配車DB153等を記憶している。なお、実施形態では各DBが記憶部15に記憶されている例を示すが、RAM12に記憶する他、図示しないDBサーバコンピュータに記憶するようにしても良い。
図7はユーザDB151のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザDB151は、ユーザIDフィールド、氏名フィールド、予約番号フィールド、エアラインコードフィールド、フライトナンバーフィールド、出国日時フィールド及び空港・ターミナルフィールド等を含む。各フィールドの内容については図4にて説明したとおりであるため詳細な説明は省略する。端末装置2のCPU21は、ユーザDB251にユーザID、氏名及び予約番号等のフライトに関する情報(フライトチケット情報)を記憶した場合、サーバコンピュータ1へ当該フライトに関する情報を送信する。
サーバコンピュータ1は通信部16を介してフライトに関する情報を受信する。CPU11は、ユーザDB151にフライトに関する情報を記憶する。なお、実施形態では端末装置2及びサーバコンピュータ1の双方にユーザDB251及びユーザDB151を設ける例を示すが、これに限るものではない。サーバコンピュータ1側だけにユーザDB151を設ける構成であってもよい。
図8は商品DB152のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB152は、店舗IDごとに、購入IDフィールド、ユーザIDフィールド、商品IDフィールド、個数フィールド、出国日時フィールド、空港・ターミナルフィールド及びピックアップ地フィールド等を有している。店舗IDは、端末装置2を有している店舗を特定するための固有の識別情報(以下、店舗IDという)である。購入ID及びユーザID等についてはすでに図5において説明したとおりであるため詳細な説明を省略する。
端末装置2のCPU21は、ユーザによる商品購入後、商品DB252に記憶した購入ID、ユーザID、商品ID及び個数等を含む購入商品情報と、店舗IDとをサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、購入商品情報と店舗IDとを通信部16を介して受信する。CPU11は、受信した購入商品情報を、店舗IDに関連付けて商品DB152に記憶する。なお、配車DB153については後述する。
図9は管理コンピュータ3のハードウェア群を示すブロック図である。管理コンピュータ3は制御部としてのCPU31、RAM32、入力部33、表示部34、記憶部35、時計部38、及び、通信部36等を含む。CPU31は、バス37を介してハードウェア各部と接続されている。CPU31は記憶部35に記憶された制御プログラム35Pに従いハードウェア各部を制御する。なお、CPU31は複数のプロセッサコアを搭載したマルチコアプロセッサであっても良い。また実施形態では、管理コンピュータ3は単体のものとして説明するがこれに限るものではない。例えば物理的に複数のサーバコンピュータにより構成されていてもよく、また複数の仮想マシンにより構成されていてもよい。RAM32は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM32は、記憶部としても機能し、CPU31による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部33はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU31へ出力する。表示部34は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU31の指示に従い各種情報を表示する。通信部36は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等との間で情報の送受信を行う。時計部38は日時情報をCPU31へ出力する。記憶部35は大容量メモリまたはハードディスクであり、制御プログラム35P、在庫DB351(管理情報)及び商品DB352等を記憶している。なお、実施形態では各DBが記憶部35に記憶されている例を示すが、RAM32に記憶する他、図示しないDBサーバコンピュータに記憶するようにしても良い。
図10は在庫DB351のレコードレイアウトを示す説明図である。在庫DB351は、商品IDフィールド、在庫数フィールド及びピックアップ地フィールド等を含む。在庫数フィールドには、商品IDに対応付けてユーザに販売することが可能な商品の在庫数が記憶されている。ピックアップ地フィールドには、商品IDに対応付けて商品をピックアップすることが可能なピックアップ地が記憶されている。
図10の例では、商品ID「I001」の商品については在庫数が100存在し、当該商品はXX物流センターでピックアップ可能であることが理解できる。なお、図10の例では、ピックアップ地が、端末装置2が設置された店舗とは別の拠点であるXX物流センターを例に挙げたがこれに限るものではない。端末装置2を有する店舗内に在庫が存在するのであれば、ピックアップ地として店舗名を記憶しておき、タクシーが当該店舗にて商品をピックアップするようにしてもよい。なお、商品DB352については後述する。
図11は配車コンピュータ4のハードウェア群を示すブロック図である。配車コンピュータ4は制御部としてのCPU41、RAM42、入力部43、表示部44、記憶部45、時計部48、及び、通信部46等を含む。CPU41は、バス47を介してハードウェア各部と接続されている。CPU41は記憶部45に記憶された制御プログラム45Pに従いハードウェア各部を制御する。なお、CPU41は複数のプロセッサコアを搭載したマルチコアプロセッサであっても良い。また実施形態では、配車コンピュータ4は単体のものとして説明するがこれに限るものではない。例えば物理的に複数のサーバコンピュータにより構成されていてもよく、また複数の仮想マシンにより構成されていてもよい。RAM42は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM42は、記憶部としても機能し、CPU41による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部43はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU41へ出力する。表示部44は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU41の指示に従い各種情報を表示する。通信部46は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等との間で情報の送受信を行う。時計部48は日時情報をCPU41へ出力する。記憶部45は大容量メモリまたはハードディスクであり、制御プログラム45P、商品DB451及び配車DB452等を記憶している。なお、商品DB451及び配車DB452については後述する。
図12はドライバー端末5のハードウェア群を示すブロック図である。ドライバー端末5は制御部としてのCPU51、RAM52、入力部53、表示部54、記憶部55、時計部58、及び、リーダ59、通信部56等を含む。CPU51は、バス57を介してハードウェア各部と接続されている。CPU51は記憶部55に記憶された制御プログラム55Pに従いハードウェア各部を制御する。なお、CPU51は複数のプロセッサコアを搭載したマルチコアプロセッサであっても良い。RAM52は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM52は、記憶部としても機能し、CPU51による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部53はマウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU51へ出力する。表示部54は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU51の指示に従い各種情報を表示する。通信部56は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等との間で情報の送受信を行う。時計部58は日時情報をCPU51へ出力する。
記憶部55は大容量メモリであり、制御プログラム55P等を記憶している。リーダ29は2次元バーコードを読み取るCCDカメラまたはUSB(Universal Serial Bus)ポート等を通じて接続されるバーコードリーダである。リーダ59は読み取った2次元バーコードに係るデータをCPU11へ出力する。
続いて、商品の在庫確認及び配車処理について説明する。図13は在庫確認画面のイメージを示す説明図である。CPU21は、ユーザDB251を参照し、表示部24にフライトに関する情報を表示する。図13の例では、ユーザID、予約番号、氏名及びエアラインコード等が表示されている。さらに、CPU21は、商品DB252を参照し、購入商品に関する情報を表示部24に表示する。図13の例では、商品ID、個数、配送の要否、在庫の有無及びピックアップ地等が表示されている。
店舗では、ユーザが配送を希望するか、持ち帰りを希望するかの配送の要否を聞き出す。店舗スタッフまたはユーザは入力部23を通じて配送の要否を入力する。CPU21は、入力部23を通じて配送の要否の情報を受け付け、配送の要否を表示部24に表示する。図13の例では、商品ID「I001」及び「I002」の2つが、配送が必要である旨表示されている。一方、商品ID「I003」は、配送が不要であり、持ち帰りと表示されている。CPU21は、配送が必要とされている商品については商品DB252に、商品ID及び個数等の購入商品に関する情報を記憶する。
CPU21は、商品のバーコードを、リーダ29を通じてスキャンした場合、在庫の有無を確認する。具体的には、CPU21は、商品IDを管理コンピュータ3へ送信する。管理コンピュータ3のCPU31は、商品ID及び個数を、通信部36を介して受信する。CPU31は、在庫DB351を参照し、商品IDに対応する在庫数及びピックアップ地を読み出す。CPU31は、在庫数が個数以上である場合、在庫ありの情報及びピックアップ地を端末装置2へ送信する。CPU31は、在庫数が個数より少ない場合、在庫なしの情報を端末装置2へ送信する。なお、実施形態では端末装置2と管理コンピュータ3とが直接在庫確認処理を行う例を示したが、これに限るものではない。サーバコンピュータ1が端末装置2と管理コンピュータ3との間の処理を仲介する形態であってもよい。
端末装置2のCPU21は、在庫の有無及びピックアップ地を、通信部26を介して受信する。CPU21は、表示部24に商品IDに対応付けて在庫の有無を表示する。図13の例では全ての商品について在庫が存在している。なお、在庫が存在しない場合の処理については他の実施形態にて説明する。
CPU21は、さらに受信したピックアップ地を表示部24に表示する。図13の例ではピックアップ地としてXX物流センターが表示されている。CPU21は、購入ID、商品IDに対応付けて購入商品のピックアップ地を、商品DB252に記憶する。続いて配車処理を行う場合、店舗スタッフまたはユーザは、表示部24に表示された配車手配ボタン131をクリックする。
図14は配車処理の画面イメージを示す説明図である。CPU21は、表示部24に出国日時及び空港・ターミナル等のフライトに関する情報を表示する。さらに、CPU21は、依頼のあった配車を特定するための固有の識別情報(以下、配車IDという)を生成し、表示部24に表示する。またCPU21は、表示部24に、乗車場所の入力を受け付ける画面を表示する。図14の例では、プルダウンボックスにより、候補となるホテル名、店舗名、駅名等が選択することができるように表示されている。また、MAPも併せて表示されている。CPU21は、入力部23を通じて乗車場所を受け付ける。ユーザは乗車場所を入力し終えたのち、決定ボタン141を操作する。なお、MAPについてはGoogle MapのAPI(Application Programming Interface)等を利用すればよい。そのほか、複数人で乗車する場合、入力部23を通じて乗車人数を入力する。
CPU21は、決定ボタン141の入力を受け付けた場合、端末IDに加えて配車ID、ユーザID、乗車場所、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、乗車人数、ピックアップ地及び氏名等をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、端末ID、配車ID、ユーザID、乗車場所、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、乗車人数、ピックアップ地及び氏名等を受信する。CPU11は、受信した配車ID、ユーザID、乗車場所、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、乗車人数、ピックアップ地及び氏名等を配車コンピュータ4へ送信する。
配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID、ユーザID、乗車場所、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、乗車人数、ピックアップ地及び氏名等を、通信部46を介して受信する。CPU41は、受信した乗車場所、出国日時、空港・ターミナル及びピックアップ地に基づき、送迎日時を決定する。送迎日時は例えば、カーナビゲーションソフトウェアを利用することにより決定すればよい。CPU41は、出国日時の2時間前の到着時刻を求める。CPU41は、出発地を集合場所、目的地を空港、そして到着時刻を入力することにより、送迎日時を求める。なお、ユーザの乗車後に購入商品をピックアップする場合、CPU41は、出発地を集合場所、経由地をピックアップ地、目的地を空港、そして到着時刻を入力することにより、送迎日時を求める。
さらに、CPU41は、出発地をタクシーの待機場所、経由地をピックアップ地、目的地を集合場所とし、そして送迎日時を到着すべき時間としてこれらの値をカーナビゲーションソフトウェアに入力する。CPU41は、出力された時間をタクシーの出発時間とする。なお、CPU41は、乗車人数及び商品の個数に応じて車種、台数を決定すればよい。なお、送迎日時の算出はサーバコンピュータ1のCPU11が実行してもよい。また、送迎日時の算出手順は一例でありこれに限るものではない。CPU41は、配車ID及び決定した送迎日時をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1は、受信した配車ID及び送迎日時を端末装置2へ送信する。
図15は配車処理画面のイメージを示す説明図である。CPU21は、表示部24に受信した送迎日時の他、ユーザID、配車ID、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、乗車場所及び乗車人数を表示する。ユーザは送迎日時を、入力部23を通じて変更することができる。本実施形態では、最初に決定された送迎日時よりも早い時間に設定を変更することが可能である。ユーザは配車内容を確定する場合、配車手配するボタン150を操作する。なお、実施形態では最初に決定された送迎日時より時間を遅らせることはできないものとして説明するが、これに限るものではない。
図16は配車DB253のレコードレイアウトを示す説明図である。配車DB253は、配車IDフィールド、ユーザIDフィールド、乗車場所フィールド、送迎日時フィールド、出国日時フィールド、空港・ターミナルフィールド、購入IDフィールド、ピックアップ地フィールド及び氏名フィールド等を含む。CPU21は、配車手配するボタン150の入力を受け付けた場合、配車DB253に配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時等の情報を、配車DB253に記憶する。CPU21は、サーバコンピュータ1へ配車DB253に記憶したレコード内容を送信する。
図17は配車DB153のレコードレイアウトを示す説明図である。配車DB153の記憶内容は、端末装置2の配車DB253と実質的に同一であるため詳細な説明は省略する。サーバコンピュータ1のCPU11は、端末装置2から送信された配車DB253に記憶された内容を、配車DB153に記憶する。
図18は商品DB352のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB352は、店舗ID毎に、購入IDフィールド、ユーザIDフィールド、商品IDフィールド、個数フィールド、出国日時フィールド、空港・ターミナルフィールド、配車IDフィールド及びピックアップ地フィールド等を含む。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品DB152を参照し、配車時に、店舗ID、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、及びピックアップ地を読み出し、これらの情報を管理コンピュータ3へ送信する。
管理コンピュータ3のCPU31は、サーバコンピュータ1から送信された店舗ID、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、及びピックアップ地を受信する。CPU31は、店舗IDに対応付けて、受信した店舗ID、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、及びピックアップ地を商品DB352に記憶する。またサーバコンピュータ1のCPU11は、配車時に、配車DB153を参照し、購入IDに対応する配車IDを読み出す。
CPU11は、読み出した購入ID及び配車IDを管理コンピュータ3へ送信する。管理コンピュータ3のCPU31は、購入ID及び配車IDを受信する。CPU31は、受信した配車IDを、購入IDに対応付けて商品DB352に記憶する。ピックアップ地のスタッフは、出国日時の数時間前(例えば6時間前)に購入商品をタクシーのドライバーに手渡すことができるよう、用意しておく。
図19は商品DB451のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB451は、店舗ID毎に、購入IDフィールド、ユーザIDフィールド、商品IDフィールド、個数フィールド、出国日時フィールド及び空港・ターミナルフィールド等を含む。サーバコンピュータ1のCPU11は、店舗IDと共に、配車時に商品DB152に記憶した購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル等の情報を配車コンピュータ4へ送信する。
配車コンピュータ4のCPU41は、店舗ID、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル等の情報を受信する。CPU41は、店舗IDに対応付けて、受信した購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル等の情報を商品DB451に記憶する。
図20は配車DB452のレコードレイアウトを示す説明図である。配車DB452は、配車IDフィールド、ユーザIDフィールド、乗車場所フィールド、送迎日時フィールド、出国日時フィールド、空港・ターミナルフィールド、購入IDフィールド、ピックアップ地フィールド、氏名フィールド及び受領フラグフィールド等を含む。サーバコンピュータ1のCPU11は、配車DB153を参照し、配車時に配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID及びピックアップ地の情報を配車コンピュータ4へ送信する。
配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID及びピックアップ地を受信する。CPU41は、受信した配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID及びピックアップ地を配車DB452に記憶する。受領フラグフィールドには、ユーザが購入商品を受領したことを示す受領フラグが記憶されている。図20の例では、受領フラグに白丸印が記憶されており、ユーザID001のユーザから、購入商品を受領したサインを取得していることを示している。
図21は配車完了画面を示す説明図である。端末装置2のCPU21は、表示部24に配車が完了したことを示す情報(以下、配車完了情報という)を表示する。配車完了情報には、フライトに関する情報の他、送迎日時、乗車人数及び購入商品に関する情報が含まれる。CPU21は、配車完了情報の内容を特定する2次元バーコードを生成し、表示部24に表示する。店舗スタッフは、配車完了情報をプリンタにより印刷し、紙媒体としてユーザに手渡す。もしくはユーザは自身のスマートフォンのカメラ等により2次元バーコードをスキャンし、配車完了情報を取得するようにしても良い。
出国当日は、配車コンピュータ4のCPU41は、配車DB452を参照し、送迎日時の数時間前に、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID及びピックアップ地をドライバー端末5へ送信する。またCPU41は、商品DB451を参照し、購入IDに対応する商品ID及び個数を読み出し、ドライバー端末5へ送信する。
ドライバー端末5のCPU51は、受信した配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID及びピックアップ地を表示部54に表示する。また、CPU51は、受信した商品ID及び個数を表示部54に表示する。ドライバーは送迎日時にピックアップ地を経て乗車場所に到着するよう出発する。ドライバーはピックアップ地にて商品をピックアップし、商品ID及び個数が一致するか否かを確認する。なお、ドライバー端末5のリーダ59により、商品IDを確認するようにしてもよい。また端末装置2は図21に示されたドライブ指示を配車コンピュータ4またはドライバー端末5へ直接送信するようにしてもよい。この場合、端末装置2のCPU21は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、ピックアップ地、乗車場所、送迎日時及び乗車人数を配車コンピュータ4またはドライバー端末5へ送信する。さらに端末装置2のCPU21は、購入ID、商品ID及び個数を配車コンピュータ4またはドライバー端末5へ送信するようにしてもよい。
図22は受領確認画面のイメージを示す説明図である。続いてドライバーは乗車場所にてユーザをピックアップする。乗車時または降車時にドライバーは購入商品の受領確認を行う。ドライバー端末5のCPU51は、受領確認画面を表示部54に表示する。CPU51は、配車コンピュータ4から送信されたユーザID、氏名、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、ピックアップ地、乗車場所、送迎日時及び乗車人数を表示部54に表示する。
またCPU51は、配車コンピュータ4から送信された購入ID、商品ID及び個数を表示部54に表示する。タッチパネルである表示部54及び入力部53には、受領サイン枠が表示されており、デジタルペン等でユーザは受領サイン枠に受領サインを記入する。
CPU51は、受領サインを受け付けた場合、配車ID及び受領確認済みを示す情報を配車コンピュータ4へ送信する。配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID及び受領確認済みを示す情報を受信する。図20に示すように、配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID及び受領確認済みを示す情報を受信した場合、配車IDに対応付けて受領フラグを配車DB452に設定する。なお、実施形態ではドライバー端末5を通じて受領サインを取得する例を示したがこれに限るものではない。控え書類にボールペン等の筆記具によりサインを取得してもよい。その他、ユーザが持参した控え書類に印刷された2次元バーコードの読み取りを条件に受領確認済み情報を、送信するようにしても良い。以上のハードウェア群において各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。
図23から図25は購入処理の手順を示すフローチャートである。端末装置2のCPU21は、リーダ29を通じて商品IDを受け付け、入力部23を通じて個数を受け付ける(ステップS231)。CPU21は、商品ID毎に、入力部23を通じて配送の要否、すなわち、購入商品のピックアップを希望するか否かの情報を受け付ける(ステップS232)。CPU21は、配送要の商品IDが存在するか否かを判断する(ステップS233)。
CPU21は、配送要の商品IDが存在しないと判断した場合(ステップS233でNO)、処理を終了する。CPU21は、配送要の商品IDが存在すると判断した場合(ステップS233でYES)、処理をステップS234へ移行させる。CPU21は、購入IDを新たに生成する(ステップS234)。CPU21は、配送要の商品ID及び個数をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS235)。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品ID及び個数を受信する(ステップS236)。
CPU11は、受信した商品ID及び個数を管理コンピュータ3へ送信する(ステップS237)。CPU31は、商品ID及び個数を受信する(ステップS238)。CPU31は、在庫DB351を参照し、商品ID及び個数に基づき、在庫の有無の情報及びピックアップ地を読み出し、読み出した在庫の有無の情報及びピックアップ地をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS239)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、在庫の有無の情報及びピックアップ地を受信する(ステップS241)。CPU11は、受信した在庫の有無の情報及びピックアップ地を、端末装置2へ送信する(ステップS242)。端末装置2のCPU21は、在庫の有無の情報及びピックアップ地を受信する(ステップS243)。CPU21は、在庫が有りか否かを判断する(ステップS244)。CPU21は、商品IDに対応する商品の在庫が存在しない場合(ステップS244でNO)、処理を終了する。
CPU21は、在庫が有ると判断した場合(ステップS244でYES)、処理をステップS245へ移行させる。CPU21は、購入IDに対応付けて商品ID、個数及びピックアップ地を商品DB252に記憶する(ステップS245)。CPU21は、リーダ29を通じてフライトチケットを読み取る(ステップS246)。CPU21は、フライトチケットの読み取りにより、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時及び氏名を取得する(ステップS247)。なお、フライトに関する情報は2次元バーコードではなく、文字認識により取得してもよい。
CPU21は、ユーザIDを生成する(ステップS248)。CPU21は、ユーザIDに対応付けて、氏名、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時、空港・ターミナルをユーザDB251に記憶する(ステップS249)。CPU21は、ユーザDB251の記憶内容を店舗IDと共にサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS251)。サーバコンピュータ1のCPU11は、ユーザDB251の記憶内容を店舗IDに対応付けてユーザDB151に記憶する(ステップS252)。
端末装置2のCPU21は、購入IDに対応付けてユーザID、出国日時、空港・ターミナルを商品DB252に記憶する(ステップS253)。CPU21は、商品DB152の記憶内容を店舗IDと共に、サーバコンピュータ1へ送信する(ステップS254)。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品DB252の記憶内容を店舗IDに対応付けて商品DB152に記憶する(ステップS255)。
図26から図31は配車処理の手順を示すフローチャートである。端末装置2のCPU21は、図13に示すように表示部24にフライトに関する情報、購入商品に関する情報及びピックアップ地等を表示する(ステップS261)。具体的には、CPU21は、ユーザDB251を参照し、リーダ29を通じて取得した予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時、氏名等を表示部24に表示する。その他、ユーザID及び空港・ターミナルの情報をも表示部24に表示する。またCPU21は、商品DB252を参照し、リーダ29及び入力部23を通じて取得した商品ID、個数、配送の要否及びピックアップ地等を表示する。さらに、CPU21は、上述した在庫確認処理の結果及び配車手配ボタン131を表示部24に表示する。
CPU21は、入力部23から、配車手配ボタン131の入力を受け付ける(ステップS262)。CPU21は、配車IDを生成する(ステップS263)。CPU21は、図14に示すように、乗車人数欄、乗車場所入力欄及びMAPを表示部24に表示する。CPU21は、入力部23を通じて、乗車人数及び乗車場所を受け付ける(ステップS264)。CPU21は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、乗車人数及び乗車場所をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS265)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、乗車人数及び乗車場所を受信する(ステップS266)。CPU11は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、乗車人数及び乗車場所を管理コンピュータ3へ送信する(ステップS267)。配車コンピュータ4のCPU41は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、乗車人数及び乗車場所を受信する(ステップS268)。
CPU41は、出国日時、ピックアップ地及び乗車場所に基づき送迎日時を決定する(ステップS269)。なお、CPU41は、上述したように送迎日時に加えてタクシーの出発時間をも算出する。配車コンピュータ4のCPU41は、決定した送迎日時をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS271)。サーバコンピュータ1のCPU11は、送迎日時を受信する(ステップS272)。CPU11は、送迎日時を端末装置2へ送信する(ステップS273)。端末装置2のCPU21は、送迎日時を受信する(ステップS274)。
CPU21は、図15に示した如く、送迎日時を表示部24に表示する(ステップS275)。CPU21は、入力部23を通じて送迎日時の変更を受け付ける(ステップS276)。CPU21は、入力部23を通じて配車手配するボタン150の入力を受け付ける(ステップS277)。CPU21は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、氏名を配車DB253に記憶する(ステップS278)。
CPU21は、配車ID及び送迎日時をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS279)。サーバコンピュータ1のCPU11は、配車ID及び送迎日時を受信する(ステップS281)。CPU11は、ステップ266で受信しRAM22に記憶した配車IDに対応するユーザID、乗車場所、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、及び氏名を読み出す(ステップS282)。CPU11は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、及び氏名を配車DB153に記憶する(ステップS283)。CPU11は、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、配車ID、及びピックアップ地を管理コンピュータ3へ送信する(ステップS284)。
管理コンピュータ3のCPU31は、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、配車ID、及びピックアップ地を受信する(ステップS285)。CPU31は、受信した購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナル、配車ID、ピックアップ地を商品DB352に記憶する(ステップS286)。またサーバコンピュータ1のCPU11は、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時及び空港・ターミナルを配車コンピュータ4へ送信する(ステップS287)。
配車コンピュータ4のCPU41は、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、及び空港・ターミナルを受信する(ステップS288)。CPU41は、購入ID、ユーザID、商品ID、個数、出国日時、空港・ターミナルを商品DB451に記憶する(ステップS289)。サーバコンピュータ1のCPU11は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、及び氏名を配車コンピュータ4へ送信する(ステップS291)。
配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、及び氏名を受信する(ステップS292)。CPU41は、受信した配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、空港・ターミナル、購入ID、ピックアップ地、及び氏名を配車DB253に記憶する(ステップS293)。
CPU41は、配車完了通知をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS294)。サーバコンピュータ1のCPU11は、配車完了通知を受信する(ステップS295)。CPU11は、端末装置2へ配車完了通知を送信する(ステップS296)。端末装置2のCPU21は、配車完了通知を受信する(ステップS297)。CPU21は、ユーザID、配車ID、出国日時、空港・ターミナル、ピックアップ地、乗車場所、送迎日時、乗車人数、購入ID、商品ID及び個数を特定することが可能な2次元バーコードを生成する(ステップS298)。
CPU21は、図21に示したように、出国日時、送迎日時、商品ID及び2次元バーコード等が示された配車完了画面を表示部24に表示する(ステップS299)。CPU21は、入力部23から印刷命令を受け付けた場合、プリンタに印刷指示を出力する(ステップS301)。これにより、配車が完了する。
図32及び図33はピックアップ処理の手順を示すフローチャートである。配車コンピュータ4のCPU41は、配車DB452を参照し、送迎日時の1日前となったか否かを判断する(ステップS321)。CPU41は、1日前でないと判断した場合(ステップS321でNO)、1日前となるまで待機する。CPU41は、送迎日時の1日前と判断した場合(ステップS321でYES)、処理をステップS322へ移行させる。なお、実施形態では送迎日時の所定時間前として、1日前とする例を挙げたが一例でありこれに限るものではない。またタクシーの出発日時または出国日時の所定時間前に処理を開始するようにしてもよい。
CPU41は、配車DB452から、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、ピックアップ地、及び氏名を読み出す(ステップS322)。CPU41は、読み出した配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、ピックアップ地、及び氏名をドライバー端末5へ送信する(ステップS323)。ドライバー端末5のCPU51は、配車ID、ユーザID、乗車場所、送迎日時、出国日時、ピックアップ地、及び氏名を受信する(ステップS324)。CPU41は、商品DB451を参照し、対応する購入ID,商品ID及び個数を送信する(ステップS325)。
CPU51は、購入ID、商品ID及び個数を受信する(ステップS326)。CPU51は、ピックアップ地、送迎日時、乗車場所及び空港・ターミナルを表示部54に表示する(ステップS327)。またCPU51は、ピックアップすべき商品の商品ID及び個数を表示部54に表示する(ステップS328)。ドライバーはピックアップ地にてピックアップ作業を行う。
CPU51は、入力部53を通じて購入商品のピックアップの完了を示す情報を受け付けたか否かを判断する(ステップS329)。CPU51は、当該情報を受け付けていない場合(ステップS329でNO)、受け付けるまで待機する。CPU51は、当該情報を受け付けた場合(ステップS329でYES)、処理をステップS331へ移行させる。その後、ドライバーはユーザが待つ乗車場所へ向かう。CPU51は、入力部53を通じて受領入力指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS331)。CPU51は、受領入力指示を受け付けていないと判断した場合(ステップS331でNO)、受領入力指示を受け付けるまで待機する。
CPU51は、受領入力指示を、入力部53を通じて受け付けた場合(ステップS331でYES)、処理をステップS332へ移行させる。CPU51は、表示部54に図22のように受領確認画面を表示する(ステップS332)。CPU51は、入力部53を通じて受領サイン枠にユーザの受領サインを受け付ける(ステップS333)。CPU51は、配車ID及び受領完了通知を配車コンピュータ4へ送信する(ステップS334)。
配車コンピュータ4のCPU41は、配車ID及び受領確認画面を受信する(ステップS335)。CPU41は、配車IDに対応付けて、受領フラグを配車DB452に記憶する(ステップS336)。これにより、多くの商品を購入したユーザが効率よく移動することが可能となる。またピックアップ地及び乗車場所を経由することでユーザと商品との双方を効率よくピックアップすることが可能となる。またフライトチケットから情報を入力することで、効率よくユーザのフライトに関する情報を取得することが可能となる。
また商品購入に際して必要となる配送と帰国時の配車予約をまとめて行うことが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は代替品を提示する形態に関する。図34は管理コンピュータ3のハードウェア群を示すブロック図である。管理コンピュータ3の記憶部35には、代替DB353が設けられている。図35は代替DB353のレコードレイアウトを示す説明図である。代替DB353は商品IDフィールド及び代替商品IDフィールド等を含む。代替商品IDフィールドには、商品IDに対応付けて、商品IDで特定される商品と代替が可能な代替商品を特定するための識別情報(以下、代替商品IDという)が記憶されている。図35の例では、商品ID「I002」の商品は商品ID「I018」の商品で代替することが可能である。なお、実施形態では説明を容易にするために代替品は一つである例を示すが、複数であってもよい。
図36は在庫確認画面のイメージを示す説明図である。CPU21は、在庫が存在しないと判断した場合、在庫に対し「なし」を表示部24に表示する。図36の例では商品ID「I002」の商品が在庫なしと表示されている。また、CPU21は、サーバコンピュータ1及び管理コンピュータ3の代替DB353を通じて取得した代替商品IDが記載された代替選択ボタン361及びキャンセルボタン362を、表示部24に表示する。図36の例では商品ID「I002」に代わる代替品(商品ID「I018」)で代替することを希望する場合、ユーザは代替選択ボタン361を操作する。代替品を不要と考えるユーザは入力部23を通じてキャンセルボタン362を操作する。CPU21は、キャンセルボタン362の操作入力を受け付けた場合、在庫のない商品IDに関する表示を、表示部42から消去する。
図37は在庫確認画面のイメージを示す説明図である。図37は、図36において代替選択ボタン361が操作された場合に、表示部24に表示される画面例を示している。図37の例では商品ID「I018」の商品が在庫ありと表示されている。
図38から図41は商品の購入手順を示すフローチャートである。端末装置2のCPU21は、リーダ29を通じて商品IDを受け付け、入力部23を通じて個数を受け付ける(ステップS381)。CPU21は、商品ID毎に、入力部23を通じて配送の要否、すなわち、購入商品のピックアップを希望するか否かの情報を受け付ける(ステップS382)。CPU21は、配送要の商品IDが存在するか否かを判断する(ステップS383)。
CPU21は、配送要の商品IDが存在しないと判断した場合(ステップS383でNO)、処理を終了する。CPU21は、配送要の商品IDが存在すると判断した場合(ステップS383でYES)、処理をステップS384へ移行させる。CPU21は、購入IDを新たに生成する(ステップS384)。CPU21は、配送要の商品ID及び個数をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS385)。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品ID及び個数を受信する(ステップS386)。
CPU11は、受信した商品ID及び個数を管理コンピュータ3へ送信する(ステップS387)。CPU31は、商品ID及び個数を受信する(ステップS388)。CPU31は、在庫DB351を参照し、商品ID及び個数分の在庫が存在するか否かを判断する(ステップS389)。CPU31は、在庫が有ると判断した場合(ステップS389でYES)、処理をステップS391へ移行させる。CPU31は、在庫DB351を参照し、ピックアップ地を読み出し、在庫の有の情報及び読み出したピックアップ地をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS391)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、在庫の有の情報及びピックアップ地を受信する(ステップS392)。CPU11は、受信した在庫の有の情報及びピックアップ地を、端末装置2へ送信する(ステップS393)。端末装置2のCPU21は、在庫の有の情報及びピックアップ地を受信する(ステップS394)。CPU21は、購入IDに対応付けて商品ID、個数及びピックアップ地を商品DB252に記憶する(ステップS395)。ステップS395以降の処理はステップS246と同様であるので詳細な説明を省略する。
CPU31は、在庫がないと判断した場合(ステップS389でNO)、処理をステップS396へ移行させる。CPU31は、代替DB353を参照し、商品IDに対応する代替商品IDを読み出す(ステップS396)。CPU31は、在庫DB351を参照し、個数分の代替商品IDに対応する商品が存在するか否かを判断する(ステップS397)。CPU31は、代替商品IDの在庫が存在すると判断した場合(ステップS397でYES)、処理をステップS398へ移行させる。CPU31は、在庫DB351を参照し、代替商品IDのピックアップ地を読み出す。CPU31は、在庫なしの情報、代替商品ID及びピックアップ地をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS398)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、在庫なしの情報、代替商品ID及びピックアップ地を受信する(ステップS399)。CPU11は、在庫なしの情報、代替商品ID及びピックアップ地を端末装置2へ送信する(ステップS401)。端末装置2のCPU21は、在庫なしの情報、代替商品ID及びピックアップ地を受信する(ステップS402)。CPU21は、在庫のない商品IDに対応させて、代替商品ID、代替選択ボタン361及びキャンセルボタン362を表示部24に表示する(ステップS403)。
CPU21は、代替選択ボタン361の入力を、入力部23を通じて受け付けたか否かを判断する(ステップS404)。CPU21は、代替選択ボタン361の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS404でYES)、処理をステップS406へ移行させる。CPU21は、在庫のない商品の商品IDを削除し、代替商品IDに変更して、表示部24に表示する(ステップS406)。CPU21は、購入IDに対応付けて商品ID、個数及びピックアップ地を商品DB252に記憶する(ステップS407)。ステップS407以降の処理はステップS246と同様であるので詳細な説明を省略する。
CPU21は、代替選択ボタン361の入力がないと判断した場合(ステップS404でNO)、処理をステップS405へ移行させる。CPU21は、在庫のない商品の商品IDを削除する(ステップS405)。管理コンピュータ3のCPU31は、代替商品IDの在庫も存在しないと判断した場合(ステップS397でNO)、処理をステップS408へ移行させる。CPU31は、在庫なしの情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS408)。CPU11は、在庫なしの情報を受信する(ステップS409)。CPU11は、在庫なしの情報を端末装置2へ送信する(ステップS410)。
端末装置2のCPU21は、在庫なしの情報を受信する(ステップS411)。CPU21は、在庫なしの情報を表示し、その後在庫のない商品IDを表示部24から削除する(ステップS412)。これにより商品の在庫がない場合でも代替品を提供することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は商品を小分けにする形態に関する。図42は在庫確認画面のイメージを示す説明図である。端末装置2のCPU21は、個数が複数の場合、小分けボタン421を商品IDに対応させて表示する。例えば、ユーザがまとめ買いによる割引適用受けるべく、大量購入する場合、当該ユーザの家族、友人間で小分けする場合がある。実施形態では商品の購入時に予め小分けの指定を行っておく。CPU21は、入力部23を通じて小分けボタン421の入力を受け付ける。
図43は小分け処理の画面イメージを示す説明図である。CPU21は、リーダ29を通じて小分けを行う追加のユーザを特定する。CPU21は、リーダ29を通じてフライトチケットを読み取る。図43の例では最初に読み取ったユーザID001のフライトに関する情報に加えて、ユーザID002のフライトに関する情報が表示されている。なお、読み取ったフライトに関する情報はユーザDB251、ユーザDB151等に記憶される。また実施形態では説明を容易にするために、小分けするユーザは同一のフライトにて帰国する例を挙げて説明する。
ユーザは商品の合計数を参照し、自身が持ち帰る商品の個数を、入力部23を通じて入力する。図43の例ではユーザID001のユーザが50個中30個、ユーザID002のユーザが50個中20個持ち帰ることとなっている。CPU21は、入力部23を通じて入力された個数を、ユーザIDに対応付けて受け付ける。なお実施形態では二人で小分けする例を示すが三人以上であってもよい。
図42においてはさらに商品ID毎に免税または非免税の種別が表示されている。上述した管理コンピュータ3の在庫DB351には商品IDに対応付けて免税または非免税のいずれかが記憶されている。端末装置2は管理コンピュータ3から商品IDに対応付けて免税または非免税の情報を受信し、表示部24に免税または非免税の情報を表示している。
図44は商品DB252のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB252はさらに免税フィールド及び小分けフィールドが設けられている。免税フィールドには、商品IDに対応付けて免税または非免税のいずれかの情報が記憶されている。CPU21は、管理コンピュータ3から商品IDに対応する商品が免税または非免税かの情報を受信した場合、商品IDに対応付けて商品DB252に、免税または非免税の情報を記憶する。小分けフィールドには、購入ID及び商品IDに対応付けて、小分けするユーザのユーザIDと、各ユーザIDに対応する個数が記憶されている。CPU21は、入力部23から小分けする商品IDに対応付けてユーザID及び小分けする個数を受け付けた場合、商品DB152に、ユーザ毎に、ユーザID及び個数を記憶する。
図45は商品DB152のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB152は、新たに免税フィールド及び小分けフィールドが設けられている。なお、データの内容については商品DB252と同様であるので詳細な説明を省略する。サーバコンピュータ1のCPU11は、免税か非免税かの情報と、ユーザID及び小分けする個数の情報を、端末装置2から受信した場合、これらの情報を商品DB152に記憶する。
図46は商品DB352のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB352は、新たに免税フィールド及び小分けフィールドが設けられている。なお、データの内容については商品DB252と同様であるので詳細な説明を省略する。管理コンピュータ3のCPU31は、免税か非免税かの情報と、ユーザID及び小分けする個数の情報を、サーバコンピュータ1から受信した場合、これらの情報を商品DB352に記憶する。
図47は商品DB451のレコードレイアウトを示す説明図である。商品DB451は、新たに免税フィールド及び小分けフィールドが設けられている。なお、データの内容については商品DB252と同様であるので詳細な説明を省略する。配車コンピュータ4のCPU41は、免税か非免税かの情報と、ユーザID及び小分けする個数の情報を、サーバコンピュータ1から受信した場合、これらの情報を商品DB451に記憶する。
図48は配車DB452のレコードレイアウトを示す説明図である。小分けした場合には、氏名またはユーザID毎に受領フラグが設定されている。CPU41は、ドライバー端末5から小分けした各ユーザの受領完了通知を受信した場合、氏名に対応付けてそれぞれの受領フラグをセットする。
図49は受領確認画面のイメージを示す説明図である。図49の例では、ユーザID001、002の2ユーザがサインを入力するボックスが表示部24に表示されている。ユーザID001のユーザは受領サイン1のボックスにサインを入力する。またユーザID002のユーザは受領サイン2のボックスにサインを入力する。ドライバー端末5のCPU51は、ユーザIDに対応付けて受領完了通知をサーバコンピュータ1へ送信する。
図50及び図51は小分け処理の手順を示すフローチャートである。端末装置2のCPU21は、商品ID及び個数を受け付ける(ステップS501)。CPU51は、商品IDをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS502)。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品IDを受信する(ステップS503)。CPU11は、管理コンピュータ3へ商品IDを送信する(ステップS504)。管理コンピュータ3のCPU31は、商品IDを受信する(ステップS505)。
CPU31は、在庫DB351を参照し、商品IDの商品が免税か、非免税かの情報を読み出す(ステップS506)。CPU31は、免税か非免税かの情報をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS507)。サーバコンピュータ1のCPU11は、免税か非免税かの情報を受信する(ステップS508)。CPU11は、免税か非免税かの情報を端末装置2へ送信する(ステップS509)。CPU11は、ステップS503で受信した商品IDに対応付けて当該商品が免税か非免税かの情報を、商品DB152に記憶する(ステップS511)。
端末装置2のCPU21は、免税か非免税かの情報を受信する(ステップS512)。CPU21は、表示部24に商品IDに対応付けて免税か非免税かの情報を表示し、また商品IDに対応付けて免税か非免税かの情報を、商品DB252に記憶する(ステップS513)。CPU21は、配送対象の商品の個数が複数の商品に小分けボタン421を表示する(ステップS514)。CPU21は、入力部23を通じて小分けボタン421の入力を受け付けたか否か判断する(ステップS515)。
CPU21は、小分けボタン421の入力を受け付けていないと判断した場合(ステップS515でNO)、処理を終了する。CPU21は、小分けボタン421の入力を受け付けたと判断した場合(ステップS515でYES)、処理をステップS516へ移行させる。CPU21は、リーダ29を通じてフライトチケットを読み取る(ステップS516)。CPU21は、ユーザIDを生成する(ステップS517)。CPU21は、入力部23を通じて、小分けの個数をユーザ毎に受け付ける(ステップS518)。
ユーザIDに対応付けて、商品DB252に入力された小分けの個数を記憶する(ステップS519)。CPU21は、ユーザIDに対応付けて、小分けの個数をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS521)。サーバコンピュータ1のCPU11は、ユーザID及び小分けの個数を受信する(ステップS522)。CPU11は、ユーザID及び小分けの個数を管理コンピュータ3へ送信する(ステップS523)。
管理コンピュータ3のCPU31は、ユーザID及び小分けの個数を受信する(ステップS524)。CPU31は、ユーザID及び小分けの個数を商品DB352に記憶する(ステップS525)。
図53及び図54は受領確認処理の手順を示すフローチャートである。サーバコンピュータ1のCPU11は、商品DB152から購入ID、商品ID及び小分けの情報を読み出す(ステップS531)。なお、小分けの情報は小分けするユーザの氏名またはユーザIDと各ユーザの小分けする個数とを含む。CPU11は、読み出した購入ID、商品ID及び小分けの情報を配車コンピュータ4へ送信する(ステップS532)。配車コンピュータ4のCPU41は、購入ID、商品ID、及び小分けの情報を受信する(ステップS533)。
CPU41は、商品DB451に受信した小分けの情報を購入ID及び商品IDに対応付けて記憶する(ステップS534)。CPU41は、購入ID、商品ID及び小分けの情報をドライバー端末5へ送信する(ステップS535)。ドライバー端末5のCPU51は、購入ID、商品ID及び小分けの情報を受信する(ステップS536)。CPU51は、ユーザをピックアップする際、または空港にて、図49に示す受領確認画面に小分けの情報を表示部24に表示する(ステップS537)。
CPU51は、小分けするユーザ毎の受領サイン枠を表示する(ステップS538)。CPU51は、各ユーザのサインが入力部53を通じて入力されたか否かを判断する(ステップS539)。CPU51は、入力されていないと判断した場合(ステップS539でNO)、入力されるまで待機する。CPU51は、入力されたと判断した場合(ステップS539でYES)、処理をステップS541へ移行させる。
CPU51は、全ユーザの受領完了通知を配車コンピュータ4へ送信する(ステップS541)。配車コンピュータ4のCPU41は、全ユーザの受領完了通知を受信する(ステップS542)。CPU41は、小分けするユーザのユーザIDまたは氏名に対応付けて受領フラグを設定する(ステップS543)。これにより小分けした商品についても適切に受け取りを行うことが可能となる。またユーザ毎に受領の確認を求めることとしたので、小分けした複数のユーザに適切に商品を手渡すことが可能となる。免税または非免税かの情報を予め把握しておくことで、商品を免税と非免税とに分けることができ、手続きの迅速化を図ることが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は後日追加購入する形態に関する。端末装置2のCPU21は、リーダ29からフライトチケットを読み取る。CPU21は、ユーザDB251を参照し、ユーザを特定する識別情報としての予約番号、エアラインコード、及びフライトナンバーの組み合わせに一致する予約番号、エアラインコード、及びフライトナンバーの組み合わせが存在するか否かを判断する。なお、CPU21は、ユーザの氏名またはユーザIDにより既に登録済みのユーザであるか否かを判断してもよい。また端末装置2のユーザDB251ではなく、サーバコンピュータ1のユーザDB151により判断するようにしてもよい。
CPU21は、同一の組み合わせが存在すると判断した場合、同一滞在時の再購入であると判断し、以下の処理を行う。図55は在庫確認画面のイメージを示す説明図である。CPU21は、リーダ29により読み取った商品ID、入力部23により入力された各商品の個数等を表示する。また商品DB252を参照し、滞在中にすでに購入した商品の情報を表示部24に表示する。図55の例では6月19日にすでに商品IDI001、I002及びI003の購入及び配車が完了している。その上で、後日または同日の後の時間帯に商品IDI005が追加購入されている。またCPU21は、ユーザDB251を参照し、ユーザを特定する識別情報としてユーザIDまたは氏名等を表示部24に表示する。ユーザは入力部23を通じて追加購入ボタン551を操作する。
図56は商品DB252のレコードレイアウトを示す説明図である。CPU21は、追加購入ボタン551の入力をトリガに、新たに追加購入された商品ID及び個数を購入ID及びユーザIDに対応付けて商品DB252に記憶する。図56の例では、追加購入された商品IDI005、個数2が新たに記憶されている。なお、異なる購入IDを付与し、ユーザIDに対応付けて新たな商品ID及び個数を記憶するようにしてもよい。端末装置2の商品DB252の更新により、購入ID、商品ID及び個数が、サーバコンピュータ1へ送信される。そしてサーバコンピュータ1の商品DB152、管理コンピュータ3の商品DB352及び配車コンピュータ4の商品DB451も同様に、送信された購入ID、商品ID及び個数に基づき、記憶内容が更新される。なお、すでに配車処理は完了しているため、ユーザは再度配車処理を行う必要はないが、乗車時間または乗車場所の変更を受け付けるようにしても良い。なお、在庫の確認処理等の説明は上述したとおりであるので省略する。
図57は追加購入処理の手順を示すフローチャートである。端末装置2のCPU21は、リーダ29または入力部23を通じて商品ID及び個数を受け付ける(ステップS571)。CPU21は、フライトチケットを、リーダ29を通じて読み取る(ステップS572)。CPU21は、予約番号、エアラインコード及びフライトナンバーの組み合わせが一致するレコードが存在するか否かユーザDB251を参照して判断する(ステップS573)。CPU21は、一致するレコードが存在しないと判断した場合(ステップS573でNO)、処理を終了する。この場合、新規の購入処理であるため、実施の形態1で述べたステップS232以降の処理を行う。
CPU21は、レコードが存在すると判断した場合(ステップS573でYES)、処理をステップS574へ移行させる。CPU21は、ユーザDB251及び商品DB252を参照し、レコードが一致した予約番号、エアラインコード、フライトナンバーに対応する、ユーザID、出国日時、氏名、空港・ターミナル、ピックアップ地を読み出す。CPU21は、読み出したユーザID、予約番号、エアラインコード、フライトナンバー、出国日時、氏名、空港・ターミナル、及びピックアップ地を、表示部24に表示する(ステップS574)。
CPU21は、購入予定の商品ID、個数を表示部24に表示する(ステップS575)。CPU21は、商品DB252を参照し、ユーザIDに対応する購入済みの商品ID及び個数を表示する(ステップS576)。CPU21は、追加購入ボタン551を表示部24に表示する。CPU21は、入力部23を通じて追加購入ボタン551の入力を受け付ける(ステップS577)。
CPU21は、購入予定の商品ID及び個数を、購入IDに対応付けて商品DB252に記憶する(ステップS578)。CPU21は、商品DB252の更新内容をサーバコンピュータ1、管理コンピュータ3または配車コンピュータ4へ送信する(ステップS579)。これにより、後に同一店舗または他店舗にて同一ユーザが追加購入した場合でも、再び配車手配を行うことなく、商品のピップアップ及び送迎サービスを受けることが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5はWebサイトまたはスマートフォンのアプリケーションで配車手配を行う形態に関する。図58は配車手配のイメージを示す説明図である。ユーザは店舗に赴くことなく自身の図示しないコンピュータまたはスマートフォンのブラウザ、または、スマートフォンのアプリケーションを通じて配車処理を行って良い。以下では端末装置2がユーザのスマートフォンであるものとして説明する。
商品購入後、端末装置2の表示部24には、購入商品の一覧が表示される。ここで、ユーザが購入商品のピックアップ及び帰国時の送迎を依頼する場合、配車手配ボタン131をタップする。その後、端末装置2を通じてフライトに関する情報の入力及び配車手配を行う。
図59及び図60は配車手配の処理手順を示すフローチャートである。以下では、端末装置2のブラウザを用いてサーバコンピュータ1との間で行われる処理内容について説明する。なお、サーバコンピュータ1に代えて配車コンピュータ4との間で処理を行ってもよい。CPU21は、商品購入処理後、配車手配ボタン131の入力を、入力部23を通じて受け付ける(ステップS591)。CPU21は、配車要求をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS592)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、フライトに関する情報の入力画面を端末装置2へ送信する(ステップS593)。端末装置2のCPU21は、フライトに関する情報の入力画面を受信する。CPU21は、受信したフライトに関する情報の入力画面を表示部24に表示する(ステップS594)。なお、エクスペディア(登録商標)等の旅行手配に関するアプリケーションにより既にフライトに関する情報が存在する場合、当該アプリケーションで取得済みの情報をサーバコンピュータ1へ送信するようにしてもよい。
CPU21は、入力部23を通じて、出国日時、空港・ターミナルの入力を受け付ける(ステップS595)。CPU21は、出国日時及び空港・ターミナルをサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS596)。サーバコンピュータ1のCPU11は、出国日時及び空港・ターミナルを受信する(ステップS597)。CPU11は、乗車場所及び人数の入力画面を端末装置2へ送信する(ステップS598)。端末装置2のCPU21は、乗車場所及び人数の入力画面を受信する(ステップS599)。
CPU21は、乗車場所及び人数の入力を受け付ける(ステップS601)。なお、乗車場所は端末装置2の図示しないGPSから取得した位置情報、または、旅行手配に関するアプリケーションですでに決定された滞在先のホテルの位置情報に基づき入力するようにしてもよい。CPU21は、入力された乗車場所及び人数をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS602)。サーバコンピュータ1のCPU11は、乗車場所及び人数を受信する(ステップS603)。CPU11は、配車IDを生成する(ステップS604)。CPU11は、ピックアップ地、出国日時及び乗車場所に基づき、上述した処理により送迎日時を決定する(ステップS605)。
CPU11は、配車ID及び送迎日時を端末装置2へ送信する(ステップS606)。端末装置2のCPU21は、配車ID及び送迎日時を受信する(ステップS607)。CPU21は、入力部23を通じて配車確定に係る操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS608)。なお、上述した通り送迎日時を、入力部23を通じて適宜変更することが可能である。CPU21は、配車確定に係る操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS608でNO)、受け付けるまで待機する。
CPU21は、配車確定に係る操作を受け付けたと判断した場合(ステップS608でYES)、処理をステップS609へ移行させる。CPU21は、配車完了通知をサーバコンピュータ1へ送信する(ステップS609)。
サーバコンピュータ1のCPU11は、配車完了通知を受信する(ステップS6010)。CPU11は、購入商品に関する情報、フライトに関する情報及び配車に関する情報を特定することが可能な2次元バーコードを生成する(ステップS6011)。CPU11は、生成した2次元バーコード及び配車完了画面を、端末装置2宛へ送信する(ステップS6012)。この場合、端末装置2のブラウザへ送信する他、予め取得したユーザの電子メールアドレス宛にHTML(HyperText Markup Language)形式の電子メールを送信するようにしてもよい。
端末装置2のCPU21は、2次元バーコード及び配車完了画面を受信する(ステップS6013)。CPU21は、表示部24に図21で示した配車完了画面をブラウザ、アプリケーションまたは電子メールを介して表示する。これによりユーザは滞在先の任意の位置で商品の購入、購入商品のピックアップ依頼及び配車依頼を行うことが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1から4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
図61は上述した形態のサーバコンピュータ1または端末装置2の機能ブロック図である。CPU11またはCPU21が制御プログラム15Pまたは制御プログラム25Pを実行することにより、サーバコンピュータ1または端末装置2は以下のように動作する。受付部611は、購入商品の指定と、乗車地と降車地の指定を受け付ける。特定部612は、商品の在庫の管理情報を参照して、指定された前記購入商品のピックアップ地を特定する。送信部613は、特定した前記ピックアップ地、指定された前記乗車地とを経由して、指定された前記降車地に向かうドライブ指示を配車管理システム又はドライバー端末5に送信する。
図62は実施の形態6に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ、メモリーカードスロット等の読み取り部10AにCD−ROM、DVDディスク、メモリーカード、またはUSBメモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図62に示すコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したサーバコンピュータ1として機能する。
図63は実施の形態6に係る端末装置2のハードウェア群を示すブロック図である。端末装置2を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ、メモリーカードスロット等の読み取り部20AにCD−ROM、DVDディスク、メモリーカード、またはUSBメモリ等の可搬型記録媒体2Aを読み取らせて記憶部25に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ2Bを端末装置2内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図63に示す端末装置2は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体2Aまたは半導体メモリ2Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム25Pとしてインストールされ、RAM22にロードして実行される。これにより、上述した端末装置2として機能する。
図64は実施の形態6に係るドライバー端末5のハードウェア群を示すブロック図である。ドライバー端末5を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ、メモリーカードスロット等の読み取り部50AにCD−ROM、DVDディスク、メモリーカード、またはUSBメモリ等の可搬型記録媒体2Aを読み取らせて記憶部55に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ5Bをドライバー端末5内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図64に示すドライバー端末5は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体5Aまたは半導体メモリ5Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム55Pとしてインストールされ、RAM52にロードして実行される。これにより、上述したドライバー端末5として機能する。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1から5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。なお、以上述べた各実施形態は適宜組み合わせることが可能である。
以上の実施の形態1から6を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
購入商品の指定と、乗車地と降車地の指定を受け付け、
商品の在庫の管理情報を参照して、指定された前記購入商品のピックアップ地を特定し、
特定した前記ピックアップ地、指定された前記乗車地とを経由して、指定された前記降車地に向かうドライブ指示を配車管理システム又はドライバー端末に送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記2)
前記ドライブ指示は、前記ピックアップ地、前記乗車地、前記降車地の順の巡回、又は、前記乗車地、前記ピックアップ地、前記降車地の順の巡回である、
ことを特徴とする付記1に記載のプログラム。
(付記3)
前記コンピュータはPOS端末である、
ことを特徴とする付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
前記降車地の指定は、フライトチケット情報の入力によりなされ、前記降車地は、該フライトチケット情報に対応する空港である、
ことを特徴とする付記1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
購入商品に対して、ピックアップを依頼するか、または、持ち帰るかの選択を購入商品毎に受け付け、
ピックアップが選択された購入商品の情報を出力する
付記1から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
商品の在庫が存在しない場合に、代替品の選択を受け付け、
受け付けた代替品に係る購入商品の情報を出力する
付記1から5のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記7)
出発日時を取得し、
取得した前記出発日時、乗車地および降車地に応じて、前記購入商品および該購入商品を購入したユーザをピックアップするタクシーの配車を受け付ける
付記1から6のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)
複数の購入商品に対して、ユーザ毎に小分けする個数を取得し、
ユーザ毎に小分けした個数の情報を出力する
付記1から7のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記9)
前記購入商品、前記乗車地および前記降車地の指定を受け付けたユーザを特定する識別情報を記憶し、
前記ユーザから、後に新たな購入商品の指定を受け付けた場合、前記識別情報に関連付けて新たな購入商品の情報を出力する
付記1から8のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記10)
フライトに関する情報および購入商品の情報を取得し、
前記フライトに関する情報に応じて、前記購入商品および該購入商品を購入したユーザをピックアップする自動車の配車を受け付ける
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記11)
乗車地を受け付け、
前記フライトに関する情報に基づく出発日時、空港および前記乗車地に応じて、前記購入商品を第1場所でピックアップし、前記乗車地で前記ユーザをピックアップするタクシーの送迎日時を出力する
付記10に記載のプログラム。
(付記12)
複数の購入商品に対して、ユーザ毎に小分けする個数を取得し、
ユーザ毎に小分けした個数の情報を出力する
付記10または付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記ユーザを特定する識別情報に基づき、前記ユーザから、後に新たな購入商品の指定を受け付けたと判断した場合、前記識別情報に関連付けて新たな購入商品の情報を出力する
付記10から付記12のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記14)
購入商品のピックアップ先を出力し、
前記購入商品を購入したユーザの乗車地および降車地を出力し、
前記乗車地にて乗車するユーザから、前記購入商品の受領に関する情報を取得する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記15)
前記購入商品をピックアップしたことを示す確認情報を受け付け、
受け付けた前記確認情報を出力する
付記14に記載のプログラム。
(付記16)
前記購入商品がユーザ毎に小分けされている場合に、ユーザ毎に前記購入商品の受領に関する情報を取得する
付記14または15に記載のプログラム。
(付記17)
購入商品の指定と、乗車地と降車地の指定を受け付ける受付部と、
商品の在庫の管理情報を参照して、指定された前記購入商品のピックアップ地を特定する特定部と、
特定した前記ピックアップ地、指定された前記乗車地とを経由して、指定された前記降車地に向かうドライブ指示を配車管理システム又はドライバー端末に送信する送信部と、
を備える情報処理装置。
(付記18)
購入商品の指定と、乗車地と降車地の指定を受け付け、
商品の在庫の管理情報を参照して、指定された前記購入商品のピックアップ地を特定し、
特定した前記ピックアップ地、指定された前記乗車地とを経由して、指定された前記降車地に向かうドライブ指示を配車管理システム又はドライバー端末に送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする配車制御方法。
(付記19)
フライトに関する情報および購入商品の情報を取得し、
前記フライトに関する情報に応じて、前記購入商品および該購入商品を購入したユーザをピックアップする自動車の配車を受け付ける
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
(付記20)
購入商品のピックアップ先を出力し、
前記購入商品を購入したユーザの乗車地および降車地を出力し、
前記乗車地にて乗車するユーザから、前記購入商品の受領に関する情報を取得する
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。