JP3870417B2 - 貨物配送追跡システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配送伝票起票から配送完了までの貨物ステータス(配送伝票情報、貨物位置情報)をシームレスに、かつリアルタイムで提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の配送追跡システムは、集配所等の通過情報を集信して追跡情報としている。通過情報は、物流拠点において入荷、出荷処理時に配送伝票のバーコード等の形式で記載される配送伝票Noを1件ずつスキャンすることによって得ている。また、物流業者は各社でシステムを構築し、それぞれ異なるポイントで通過情報を採っている。配送伝票はほぼ100%が紙類で、ICタグはごく一部の特殊な商品の配送や在庫管理にしか使用されていない。各拠点において配送伝票Noを読み取る機器には、主にパーソナルコンピュータに接続可能なレーザタイプ又はペンタイプのバーコードスキャナか、又は同様のスキャナ機能を持ったハンディターミナルが使用されている(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−259980号公報
【特許文献2】
特開2002−046816号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通過情報をもとにした追跡システムは、「現在の位置」が正確に把握できないことがある。さらに、通過情報として伝票をスキャンした後、PCや公衆回線を経由して、貨物の位置を照会可能な状態にするまでの時間が最低でも1時間、長い場合は1日以上かかっており、より「現在の位置」の把握を困難なものにしている。また、物流拠点におけるスキャン業務の負荷が大きく、場合によってはスキャン漏れや積み忘れが原因で貨物が紛失することがある。
【0005】
したがって本発明の目的は、貨物の配送追跡情報を、受付、デポ、センタ等の物流拠点を通過した通過日時情報から、GPSを利用した動的な位置情報にすることで、正確な「貨物の位置」を取得することである。
【0006】
また、GPS機能を携帯端末に内蔵または付加することで、車両を離れた際でも、正確な「貨物の位置」の把握を可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】
本発明は、貨物の配送伝票起票から配送完了までの貨物ステータスを提供する貨物配送追跡システムであって、複数の貨物の各々に添付され、前記複数の貨物の各々についてのIDを電子的に格納するICタグ(2a)と、前記複数の貨物を車両により配送する配送員により携帯され、GPSを利用した位置検出装置と、ICタグ検出装置を有し、ネットワークに接続可能な携帯端末(2c)と、前記携帯端末(2c)は、前記複数の貨物のIDを格納し、前記ネットワークに接続され、前記複数の貨物の各々についてのステータスデータを格納する配送追跡サーバ(1a)と、前記ステータスデータは、対応する貨物のIDと、ステータスと、位置を示し、前記ネットワークに接続されたWebサーバ(1b)とを具備し、前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバ(1a)の前記複数のステータスデータを参照し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記特定貨物に対応する前記ステータスデータが配送中を示すとき、前記Webサーバ(1b)による前記参照に応答して前記携帯端末(2c)に前記特定貨物の前記ステータスデータリクエストを送信し、前記携帯端末(2c)は、前記携帯端末(2c)に格納されている前記特定貨物のIDと前記位置検出装置により検出される前記位置データとを前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバ(1a)に送信し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記携帯端末(2c)から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新し、その後前記特定貨物のステータスを前記Webサーバ(1b)に通知し、前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバ(1a)から通知された前記特定貨物のステータスを出力する。
【0009】
前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバ(1a)の前記複数のステータスデータを参照し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記特定貨物に対応する前記ステータスデータが個配中を示すとき、前記Webサーバ(1b)による前記参照に応答して前記携帯端末(2c)に前記特定貨物の前記ステータスデータリクエストを送信し、前記携帯端末(2c)は、前記携帯端末(2c)に格納されている前記特定貨物のIDと前記位置検出装置により検出される前記位置データと前記ICタグ検出装置により検出されるICタグ(2a)の存在有無とを前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバ(1a)に送信し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記携帯端末(2c)から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新し、その後前記特定貨物のステータスを前記Webサーバ(1b)に通知し、前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバ(1a)から通知された前記特定貨物のステータスを出力する。
【0010】
前記携帯端末(2c)は、特定貨物の配送が完了したときに、前記特定貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバ(1a)に送信し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記携帯端末(2c)から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新する。前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバ(1a)の前記複数のステータスデータを参照し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記問合せを受けた特定貨物の前記ステータスデータが配送中または個配中以外を示すとき、前記特定貨物の前記ステータスデータを前記Webサーバ(1b)に通知し、前記Webサーバ(1b)は、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバ(1a)から通知された前記特定貨物のステータスを出力する。
【0011】
前記複数の貨物の配送依頼主は、前記複数の貨物の各々に添付される配送伝票(2a)を出力する配送伝票出力装置(2e)を具備し、前記配送伝票出力装置(2e)は、前記複数の貨物の各々についてのIDを、前記ICタグ(2a)に出力し、前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバ(1a)へ出力する。
【0012】
前記複数の貨物は、1又は複数の物流拠点を有する配送経路を通って配送され、前記物流拠点は前記複数の貨物の各々に添付されるICタグ(2a)に格納された前記複数の貨物の各々についてのIDをスキャンするスキャンゲート(2b)を具備し、前記スキャンゲート(2b)は、前記ネットワークに接続され、スキャンした前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバ(1a)へ送信し、前記配送追跡サーバ(1a)は、前記スキャンゲート(2b)から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新する
【0013】
前記複数の貨物の各々に添付されるICタグ(2a)に格納された前記複数の貨物の各々についてのIDをスキャンするスキャンゲート(2b)を具備し、前記スキャンゲート(2b)は、前記ネットワークに接続され、スキャンした前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記携帯端末(2c)へ送信し、前記携帯端末(2c)は、前記スキャンゲート(2b)から受信される前記複数の貨物のIDを格納する
【0014】
前記配送経路に前記物流拠点が複数存在する場合、前記携帯端末(2c)は、第一物流拠点において前記第一物流拠点に設置されたスキャンゲート(2b)がスキャンした前記複数の貨物のIDを受信し、第二物流拠点において、前記第二物流拠点に設置されたスキャンゲート(2b)がスキャンした前記複数の貨物のIDを受信し、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを格納し、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを出力する。
【0015】
前記携帯端末(2c)は、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを比較し、その後、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のID、又は、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDのどちらか一方を破棄する。
【0016】
前記携帯端末は、前記複数の貨物の各々に添付されるICタグに格納された前記複数の貨物の各々についてのIDをスキャンする読取装置を具備し、前記読取装置がスキャンした特定貨物のIDを出力する。
【0017】
前記携帯端末(2c)は、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを比較し、その後、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のID、又は、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを破棄する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
(実施例の構成)
図1を参照にすると、本実施例は、データセンター1に設置される配送追跡サーバ1a、Webサーバ1bと、ICタグ2a、配送伝票出力装置2e、各物流拠点で使用するスキャンゲート2b、携帯端末2c、通信装置2dで構成されている。配送業者サーバ3aは配送業者3の既存システムを表すので、ここでは言及しない。
【0020】
配送追跡サーバ1aは、データセンター1に設置されるパーソナルコンピュータ等の情報処理記憶装置である。データベース機能を備え、配送伝票出力装置2e、各拠点の通信装置2d、携帯端末2cから送られる貨物ステータスデータを格納する。また、ステータスが配送中であった場合は、携帯端末2cより貨物の位置情報を取得する機能を有する。さらに、Webサーバ1bからの配送情報照会のリクエストに対し、配送情報をレスポンスとして返す機能、配送業者サーバ3aに対し、当該業者分の配送情報を公衆回線5経由で配信する機能も有する。
【0021】
Webサーバ1bも、配送追跡サーバ1aと同様にデータセンター1に設置されるパーソナルコンピュータ等の情報処理記憶装置である。同装置は、配送情報を荷主企業/依頼主2、配送業者3、配送先10等に公開するためにインターネットに接続可能な環境に設置される。また、インターネット9からの配送情報照会要求を受け、配送追跡サーバ1aから返される貨物ステータスをWeb画面に表示する機能を有する。
【0022】
ICタグ2aは現状使用されている送り状、配送伝票に貼付される。ICタグ2aは、荷主No、伝票No、配送先情報、配送伝票番号、配送先、配送物等、伝票に印字されている貨物のIDを電子的に格納することができる記憶媒体である。配送伝票2aは、伝票出力装置2eから出力され、貨物のIDを書き込まれたICタグ2aを貼付た後、貨物に添付される。ICタグ2aは書込、読取等を、無線LAN、Bluetooth、DSRC等の無線通信から行われる機能を有する。
【0023】
スキャンゲート2bは、荷主企業/依頼主2を含む各物流拠点に設置され、ゲート構造またはそれに類する構造を有し、通過することで配送伝票に貼りつけられたICタグ2aに格納された情報をスキャンする機能を有する。また、情報の読取は複数のICタグ2aに対して同時に行う機能を有し、スキャンした貨物のIDを格納するローカルメモリを有する。
【0024】
携帯端末2cは、各配送員が携帯し、携帯する配送員の個人識別情報を登録する機能を持つ。配送伝票1aに貼付されたICタグ2a、又は配送伝票に印字されたバーコードから荷主No、配送伝票Noをスキャンする機能を有する。また、スキャンした配送伝票Noに、スキャン時刻やスキャン事由(持戻、返品等)等の情報を付加し、携帯通信網8を用いて配送追跡サーバ1aに送信する機能と、通信装置2dから出荷情報を「積込貨物のID」として格納する機能と、通信装置2cに対して、スキャンゲート2bで読み取った情報を、配送追跡サーバ1aへ送信する指示を行う機能も有する。さらに、GPSを内蔵するか又は外部デバイスとして接続し、配送追跡サーバ1aからの貨物のIDの照会リクエストに対して位置情報を送信する機能と、個配中の場合に周囲数mの範囲に対して当該貨物のICタグ2aを検出する機能を有する。
【0025】
通信装置2dは、スキャンゲート2bと同様に荷主企業/依頼主2を含む各物流拠点に設置される。この装置は、貨物がスキャンゲートを通過した際にICタグ2aから貨物のIDをスキャンし、拠点への入荷情報又は拠点からの出荷情報として、配送追跡サーバ1aに公衆回線5又は携帯通信網8を使って無線、または有線通信を使用して送信する機能を有する。また、スキャンした貨物のIDに、スキャン日時などの貨物のID以外の情報を付加し配送追跡サーバへ送信する機能を有する。さらに、同様の情報を、当該貨物を配送する配送員の携帯端末2cに、「積込貨物のID」として受信、保持する機能を有する。
【0026】
配送伝票出力装置2eは、荷主企業/依頼主2に設置され、従来の配送伝票印字機能に加え、ICタグ2aへの情報書込機能も有する。
【0027】
(実施例の動作)
次に[実施例の構成]で挙げた装置、配送追跡サーバ1a、Webサーバ1b、スキャンゲート2b、携帯端末2c、通信装置2d、配送伝票出力装置2eに対して、その動作を以下に説明する。
【0028】
図1、図2、図3、図4を参照にすると、配送伝票出力装置2eは、本実施例において最初に動作するシステムである。ステップ302では、荷主企業/依頼主、又はそれに替わる入力オペレータは、荷主No、配送先情報(住所、氏名、電話番号等)、配送物情報(配送品目等)、時間指定情報等、現状の配送伝票に入力されている情報を配送伝票出力装置2eへ貨物のIDとして入力する。また、配送を依頼する業者から、配送に使用する伝票のレイアウトに指定があればここでレイアウトの指定を行う。ステップ308では、貨物のIDの入力完了をトリガにそこで入力された情報を「配送受付情報」として、データセンター1の配送追跡サーバ1aに公衆回線を利用し送信する。
【0029】
配送追跡サーバ1a側では、受信した貨物のIDを、受付/出力された日時と共に図8の配送追跡サーバのデータベースに格納し、それぞれの伝票(貨物)のステータスを図2のステータス列に見られるように、「出荷待ち」として登録する。ステップ304、ステップ306では、貨物のIDの入力完了をトリガに伝票出力装置2eは配送伝票の印字を行い、配送伝票に貼付されたICタグ2aに対して図3のステップ302で入力された情報をICタグ2aに格納する(記憶させる)。
【0030】
スキャンゲート2bは、ステップ314、ステップ316においてゲートをほぼ同時に通過した複数の貨物に貼付されたICタグ2aに格納されている貨物のIDをスキャンし、ゲートのローカルメモリに保持する(図9)。ステップ328、ステップ330の荷降時にも同様の処理を行う。
【0031】
携帯端末2cは、ステップ320において、積込貨物のゲート通過後に、携帯端末の読取ボタンをトリガにステップ316でゲートのローカルメモリに保持された貨物のIDを格納する。そして、取り込んだ情報が伝票Noの一覧という形で携帯端末画面に表示される。ここで、配送員は積み込みを行った貨物が正しいかどうかを確認する。確認後、ステップ320ではスキャンした貨物に対する「持出配送員情報」として、配送員の携帯端末識別情報と配送員の個人識別情報を合わせて通信装置2dに送信する。
【0032】
続いて、通信装置2dは、ローカルメモリに保持されている積込貨物の貨物のIDに持ち出し配送員情報などを付加し、公衆回線5、携帯通信網8又はインターネットを使用し配送追跡サーバに送信する。配送追跡サーバ1a側では、322において送信された情報を「配送開始(出荷)情報」として日時を登録し、「出荷待ち」の貨物ステータスを「配送中」と書き換える。
【0033】
また、ステップ328においては、積込時に携帯端末に取り込んだ配送伝票Noとステップ330でゲートのローカルメモリに保持された情報とを比較し、輸送時の紛失がないことを確認することができる。確認後、通信装置2dは、ステップ322と同様に今度はスキャンしたデータを「入荷情報」として配送追跡サーバ1aに送信する。配送追跡サーバ1a側では、「配送中」の貨物ステータスを「デポ(センタ)保管中」に書き換える。
【0034】
各拠点間の配送は以上のステップ312からステップ336を繰り返し、最終的な配送先へ貨物が届けられる。ここで、最終的配送先へ届けるデポを出た際には通常「配送中」として配送追跡サーバ1aに蓄積される貨物ステータスが「個配中」となる。ステップ340、ステップ348において、携帯端末2cは配送伝票に貼付されたICタグ2aをスキャンする。そして、当該貨物の配送結果として、不在(持ち戻り)、完了等の配送状況とその事由を携帯端末に入力する。最後にステップ342、ステップ350において、ステップ340、ステップ348でスキャン、入力した内容が配送追跡サーバ1aに送信される。配送追跡サーバ1a側では、貨物ステータスを最新の「配送完了」又は「持ち戻り」に書き換える。
【0035】
各物流拠点で配送員の変更、携帯端末の交換などが発生した場合も、特別な作業を行う必要はなく、通常の積み込み作業を行うことで最新の貨物のIDや持出配送員情報が追跡サーバのデータベースに記憶される。
【0036】
図5、図6を参照にすると、Webサーバ1bは、インターネット上に公開したWebページにおいて、荷主企業/依頼主2、配送業者3、配送先10から配送情報照会のリクエストを受ける。照会キーは荷主コードや配送伝票No等で、ステップ500において、リクエスト時に入力されたキーで配送追跡サーバ1aの配送追跡データベース(図8)を検索する。配送追跡サーバ1a側は該当する貨物ステータスがステップ506に示されるように「出荷待ち」「保管中」などの、静的状態を示すステータスであったなら、データベースに格納されている該当する配送情報と貨物ステータスを更新することなくWebサーバ1bに返す(ステップ508)。
【0037】
貨物ステータスがステップ510に示されるように「配送中」(又は「個配中」)を示す貨物ステータスであれば、Webページで入力された伝票番号等から配送追跡サーバ1aは当該貨物を現在保持し当該貨物を担当している配送員が所持する端末を割り出し、ステータスリクエストを送信する(ステップ514)。リクエストを受けた携帯端末2cは、現在の位置情報を内蔵または外部デバイスであるGPSから取得し配送追跡サーバ1aに送信する(ステップ516)。
【0038】
ここで配送追跡データベースの貨物ステータスがステップ518に示されるように「個配中」であった場合、図6に見られるように携帯端末2cはまず端末の周囲数mの範囲に対して無線で当該貨物のICタグ2aが存在するかどうか検出する(ステップ520)。ICタグ2aを検出した場合は「配送中」の場合と同様に、現在の位置情報を内蔵または外部デバイスであるGPSから取得し配送追跡サーバ1aに送信し(ステップ524)、追跡サーバは現在の当該貨物ステータスと位置情報をWebサーバに返し、検出されなかった場合、携帯端末2cは「個配待機中」という貨物ステータスと現在の位置情報を内蔵または外部デバイスであるGPSから取得し配送追跡サーバ1aに送信する。配送追跡サーバ1aはデータベース内の貨物ステータスを「個配待機中」に更新し、Webサーバに返す。そして、Webサーバは検索結果を動的にHtmlに変換し、照会端末の画面に表示できる形式にする(ステップ528)。
【0039】
本発明の他の実施例としては、図1で示される構成において、携帯端末2cの代替に携帯電話を使用することが考えられる。
【0040】
この携帯電話2Cは携帯端末2cと同様にデータ通信機能を有する。また、ICタグ2a読み取り用のスキャナを接続するインターフェースを有する。携帯電話2Cは、携帯端末と比較しWeb画面を表示できる点で優れている。これにより、自らが配送した貨物の追跡情報や、引継ぎ配送時の到着予定時刻等が、データセンターのWebサーバ1bにアクセスし、参照できることになる。
【0041】
逆に、耐久性や、操作性といった部分は、配送に特化して開発された専用携帯端末の方が優れている。また、キャリアや機種によって、アプリケーションのプラットホームが異なる可能性が大きく、端末種別を統一しない場合、端末側アプリケーションの開発負荷が大きくなる可能性がある。
【0042】
以上に示したように、配送業務用に開発された携帯端末の代替に携帯電話を使うことにより、サービス面や端末費用の点で優位なシステムを構築することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば貨物の配送追跡情報が受付、デポ、センタ等の通過日時情報から、GPSにより、動的な位置情報になることである。携帯端末にGPS機能を内蔵または付加することにより、車両を離れた際にも正確な「貨物の位置」を取得することができる。
【0044】
また、出荷(持ち戻り)と入荷時に行う検品に、スキャンゲートと配送員毎に携帯する端末を用いることで、一度に複数個処理することが可能となり、業務の負荷を軽減することができる。
【0045】
また、出荷、入荷時のデータのやりとりを携帯端末と通信装置を用い、即現場でチェックすることが可能であるために、誤配送、紛失等の事故を減少させることができる。
【0046】
さらに、本発明の配送追跡システムは、上で述べた構成機器すべてが配送業者の既存のシステムと独立し、かつ単独でも動作、サービス提供できるシステムである。そのため配送業者の既存システムに改造が発生することなく、また、インターフェースをとる場合にも、本システムではすべてのデータがデータセンターの配送追跡サーバで一本化されるため、多くの開発費用や回線費用を必要としないので容易に導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配送追跡システムの入力系の構成を示す図である。
【図2】配送受付から配送完了までの業務フローと、それに対応する貨物ステータスの例を示す構成図である。
【図3】配送依頼受付から配送完了にいたる集配手順を示すフローチャートの前半部分である。
【図4】配送依頼受付から配送完了にいたる集配手順の示すフローチャートの後半部分である。
【図5】本発明に係る配送追跡システムの参照・照会系の構成を示す図である。
【図6】配送情報照会要求から照会要求を受けた貨物の情報を表示するまでの流れを示すフローチャートである。
【図7】物流拠点におけるシステム構成を示す図である。
【図8】配送追跡サーバ内データベースに記憶された貨物のIDテーブルの一例を示す図である。
【図9】各物流拠点に設置されたスキャンゲートが読み取った情報を記憶しているローカルメモリ内データテーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 データセンター
1a 配送追跡サーバ
1b Webサーバ
2a ICタグ
2b スキャンゲート
2c 携帯端末
2d 通信装置
2e 伝票出力装置
3a 配送業者サーバ
10 配送先
5 公衆回線
6 無線LAN、Bluetooth、DSRC等の無線通信
7 貨物配送車両
8 携帯通信網
9 インターネット

Claims (10)

  1. 貨物の配送伝票起票から配送完了までの貨物ステータスを提供する貨物配送追跡システムであって、
    複数の貨物の各々に添付され、前記複数の貨物の各々についてのIDを電子的に格納するICタグと、
    前記複数の貨物を車両により配送する配送員により携帯され、GPSを利用した位置検出装置と、ICタグ検出装置とを有し、ネットワークに接続可能な携帯端末と、前記携帯端末は、前記複数の貨物のIDを格納し、
    前記ネットワークに接続され、前記複数の貨物の各々についてのステータスデータを格納する配送追跡サーバと、前記ステータスデータは、対応する貨物のIDと、ステータスと、位置を示し、
    前記ネットワークに接続されたWebサーバとを具備し、
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバの前記複数のステータスデータを参照し、
    前記配送追跡サーバは、前記特定貨物に対応する前記ステータスデータが個配中を示すとき、前記Webサーバによる前記参照に応答して前記携帯端末に前記特定貨物の前記ステータスデータリクエストを送信し、
    前記携帯端末は、前記携帯端末に格納されている前記特定貨物のIDと前記位置検出装置により検出される前記位置データと前記ICタグ検出装置により検出されるICタグの存在有無とを前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバに送信し、
    前記配送追跡サーバは、前記携帯端末から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新し、その後前記特定貨物のステータスを前記Webサーバに通知し、
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバから通知された前記特定貨物のステータスを出力する
    貨物配送追跡システム。
  2. 請求項1に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバの前記複数のステータスデータを参照し、
    前記配送追跡サーバは、前記特定貨物に対応する前記ステータスデータが配送中を示すとき、前記Webサーバによる前記参照に応答して前記携帯端末に前記特定貨物の前記ステータスデータリクエストを送信し、
    前記携帯端末は、前記携帯端末に格納されている前記特定貨物のIDと前記位置検出装置により検出される前記位置データとを前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバに送信し、
    前記配送追跡サーバは、前記携帯端末から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新し、その後前記特定貨物のステータスを前記Webサーバに通知し、
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバから通知された前記特定貨物のステータスを出力する
    貨物配送追跡システム。
  3. 請求項1又は2に記載の貨物配送追跡システムにおいて
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せに応答して前記特定貨物のIDに基づいて前記配送追跡サーバの前記複数のステータスデータを参照し、
    前記配送追跡サーバは、前記問合せを受けた特定貨物の前記ステータスデータが配送中または個配中以外を示すとき、前記特定貨物の前記ステータスデータを前記Webサーバに通知し、
    前記Webサーバは、前記ネットワークを介して受信される特定貨物の問合せの応答として、前記配送追跡サーバから通知された前記特定貨物のステータスを出力する
    貨物配送追跡システム。
  4. 請求項1乃至の3いずれか1項に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記携帯端末は、特定貨物の配送が完了したときに、前記特定貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバに送信し、
    前記配送追跡サーバは、前記携帯端末から受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新する
    貨物配送追跡システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記複数の貨物の配送依頼主は、
    前記複数の貨物の各々に添付される配送伝票を出力する配送伝票出力装置を具備し、
    前記配送伝票出力装置は、前記複数の貨物の各々についてのIDを、前記複数の貨物の各々に添付されるICタグに出力し、
    前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバへ出力する
    貨物配送追跡システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の貨物配送追跡システムにおいて
    前記複数の貨物は、1又は複数の物流拠点を有する配送経路を通って配送され、
    前記物流拠点は、前記複数の貨物の各々に添付されるICタグに格納された前記複数の貨物の各々についてのIDをスキャンするスキャンゲートを具備し、
    前記スキャンゲートは、前記ネットワークに接続され、スキャンした前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記配送追跡サーバへ送信し、
    前記配送追跡サーバは、前記スキャンゲートから受信されるIDに基づいて前記複数のステータスデータを更新する
    貨物配送追跡システム。
  7. 請求項6に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記スキャンゲートは、前記ネットワークに接続され、スキャンした前記複数の貨物のIDを、前記ネットワークを介して前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末は、前記スキャンゲートから受信される前記複数の貨物のIDを格納する
    貨物配送追跡システム。
  8. 請求項6又は7に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記配送経路に前記物流拠点が複数存在する場合、
    前記携帯端末は、第一物流拠点において前記第一物流拠点に設置されたスキャンゲートがスキャンした前記複数の貨物のIDを受信し、
    第二物流拠点において、前記第二物流拠点に設置されたスキャンゲートがスキャンした前記複数の貨物のIDを受信し、
    前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを格納し、
    前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを出力する
    貨物配送追跡システム。
  9. 請求項8に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを比較し、
    前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDとに、差異が無い場合、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDに変えて、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを格納し、
    前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDと、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDとに、差異が有る場合、前記第二物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDに基づいて、前記第一物流拠点において受信した前記複数の貨物のIDを更新し、前記携帯端末に格納する
    貨物配送追跡システム。
  10. 請求項8又は9に記載の貨物配送追跡システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記複数の貨物の各々に添付されるICタグに格納された前記複数の貨物の各々についてのIDをスキャンする読取装置を具備し、前記読取装置がスキャンした特定貨物のIDに基づいて、前記スキャンゲートから受信される前記複数貨物のIDを更新する
    貨物配送追跡システム。
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