JP2015003823A - 荷物配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物ごとにRFIDタグを付して配送業務を好適に管理することができると共に、荷送人及び宅配事業者が所望する情報を提供することができる荷物配送システムを提供する。
【解決手段】一又は二以上の中継点を経由すると共に、前記中継点において配送先に向けて荷物を仕分けし配送する荷物配送システムであって、前記荷物に取り付けられる固有識別符号を有する無線タグと、前記無線タグの固有識別符号を読み取る固有識別符号読取手段と、前記固有識別符号を送信する送信手段と、前記荷物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記固有識別符号及び前記位置情報を前記荷物の配送状況に応じて記憶する管理装置とを備え、前記管理装置は要求に応じて前記荷物の配送状況情報を提供する情報提供装置を備えるよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷送人から荷物の委託を受けて荷受人まで荷物を配送する荷物配送システムに関し、より詳細には、前記荷物配送システムにおいて、各荷物ごとにRFIDタグを付して配送業務を管理する荷物配送システムに関する。
従来、物品の配送システムとしてRFIDタグを利用するものとしては、例えば、特表2007−512208号(特許文献1)記載の配送システムや、WO2010/044155号(特許文献2)記載の運搬装置が挙げられる。
前記特表2007−512208号(特許文献1)記載の配送システムは、配送物のネスティングを追跡する方法及びシステムであって、コンベアシステムの終端のような場所から、どの郵便取扱者が特定のトレイを取り上げるかを決定するために、受動型RFIDタイプあるいは自動検出タイプの通信デバイスを用いることを含むものであり、郵便取扱者がトレイをコンテナに置いたとき、他のRFIDタイプのデバイスが、郵便取扱者がトレイをどのコンテナに置いたかを検出するために使用され、前記情報は、トレイが正しいコンテナに置かれたことをリアルタイムで確認し、証明するために、情報をデータベースに保存するアプリケーションサーバへ受動的且つ/又は無線で送信されるように構成されるものである。
具体的には、配送物を保持する第1のコンテナと、前記第1のコンテナが取扱者によって移動されることを示す第1の表示に応答して、前記第1のコンテナに関する第1の識別情報を送信する第1のデバイスと、前記第1のコンテナを保持する第2のコンテナと、
前記第1のコンテナが取扱者によって前記第2のコンテナに置かれたことを示す第2の表示に応答して、前記第2のコンテナに関する第2の識別情報を送信する第2のデバイスと、前記第1及び第2のデバイスから前記第1及び第2の識別情報をそれぞれ受信する第3のデバイスであって、前記第1及び第2の識別情報と該第3のデバイスに関する第3の識別情報を送信する第3のデバイスと、前記第3のデバイスから前記第1、第2及び第3の識別情報を受信し、前記第1、第2及び第3の識別情報に応答して前記第1のコンテナを前記第2のコンテナと関連付けるコンピュータシステムと、を有する配送物のネスティングを追跡するシステムを、その骨子とするものである。
また、前記WO2010/044155号(特許文献2)記載の運搬装置は、荷物の配置を正確に管理することを目的とするものであり、配置対象の荷物のRFIDタグから配置先の集積場所を識別するための情報を取得するとともに、集積場所に最後に配置された荷物のRFIDタグからその荷物が配置された集積場所を識別するための情報を取得して、それらを突合して集積場所を確認して、その集積場所に配置されている各荷物を識別するための情報を、その場所に後から配置される荷物のRFIDタグに累積的に追記していくシステムである。
すなわち、前記特許文献2に記載のシステムは、運搬装置が荷物を管理する荷物配置管理方法であって、配置対象の荷物である第1の荷物に貼付されたタグから、該第1の荷物の配置先の集積場所を識別するための集積場所識別情報を読み取る配置対象荷物情報読取工程と、集積場所に最後に配置された荷物である第2の荷物に貼付されたタグから、該第2の荷物が配置された集積場所に配置されている各荷物を識別するための荷物識別情報を含んだ集積済荷物識別情報と、該第2の荷物が配置された集積場所を識別するための集積場所識別情報とを読み取る集積場所情報読取工程と、前記配置対象荷物情報読取工程において読み取られた集積場所識別情報と、前記集積場所情報読取工程において読み取られた集積場所識別情報を比較することにより、前記第1の荷物の配置先の集積場所と前記第2の荷物が配置された集積場所とが同一であることを確認する集積場所確認工程と、
前記集積場所確認工程において、前記第1の荷物の配置先の集積場所と前記第2の荷物が配置された集積場所とが同一であることが確認された場合に、前記第2の荷物に貼付されたタグから読み取られた集積済荷物識別情報を前記第1の荷物に貼付されたタグに追記する追記処理を実行する追記工程とを前記運搬装置が行うことを特徴とするものである。
特表2007−512208号公報 WO2010/044155号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のRFIDタグを利用した配送システムは、コンテナベースでのデータ連動により荷物追跡を行っているものであり、しかも、一定の比較的狭小なエリア内での移動に使用されるシステムであり、全国的に荷物の移動が必要とされる宅配事業には適用することができない。
また、前記特許文献2に記載の運搬装置は、RFIDタグによる自動管理を行うものであり、配送対象物自体の管理を実現し、詳細な配置情報を自動で設定するものであるが、宅配事業に求められる配送先情報のデータを連動して仕分けを行うという観点はなく、配送先に効率良く配送するという目的の宅配事業には適用することができない。
また、他方において、前記荷物を委託した荷送人は、委託後に前記荷物がどのような配送状況にあるのかを知りたい場合がある。
さらに、前記宅配事業者において、前記荷物の配送状況における各種のデータをリアルタイムで収集でき、収集した前記各種データに基づき所望の情報を経営情報として入手できる荷物配送システムであることが望ましい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、荷送人から荷物の委託を受けて荷受人まで荷物を配送する荷物配送システムにおいて、各荷物ごとにRFIDタグを付して配送業務を好適に管理することができると共に、前記荷送人及び宅配事業者が所望する所定の情報を提供することができる荷物配送システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る荷物配送システムは、一又は二以上の中継点を経由すると共に、前記中継点において配送先に向けて荷物を仕分けし配送する荷物配送システムであって、前記荷物に取り付けられる固有識別符号を有する無線タグと、前記無線タグの固有識別符号を読み取る固有識別符号読取手段と、前記固有識別符号を送信する送信手段と、前記荷物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記固有識別符号及び前記位置情報を前記荷物の配送状況に応じて記憶する管理装置とを備え、前記管理装置は要求に応じて前記荷物の配送状況情報を提供する情報提供装置を備えることを特徴とする。
請求項1に係る荷物配送システムにあっては、前記荷物に取り付けられる固有識別符号を有する無線タグと、前記無線タグの固有識別符号を読み取る固有識別符号読取手段と、前記固有識別符号を送信する送信手段と、前記荷物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記固有識別符号及び前記位置情報を前記荷物の配送状況に応じて記憶する管理装置とを備え、前記管理装置は要求に応じて前記荷物の配送状況情報を提供する情報提供装置を備えているので、前記荷物毎の固有の識別符号及び前記荷物の位置情報を配送状況毎に記憶することにより、配送の管理を好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物の正確な位置情報等の配送状況情報を提供することができる。
請求項2に係る荷物配送システムは、請求項1に記載の荷物配送システムにおいて、前記配送に使用する配送手段に取り付けられる第2固有識別符号を有する第2無線タグと、
前記第2無線タグの第2固有識別符号を読み取る第2固有識別符号読取手段と、前記第2固有識別符号を送信する第2送信手段と、をさらに備え、前記管理装置は、前記固有識別符号読取手段で読み取る固有識別符号情報を前記第2読取手段で読み取る第2固有識別符号情報と関連づけて記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る荷物配送システムにあっては、請求項1に記載の荷物配送システムに加えて、前記荷物毎に固有の識別符号を付し、前記荷物を配送する配送手段(配送トラック)にも固有の識別符号を付すると共に、前記配送手段(配送トラック)には前記荷物毎に付された識別符号を読み取る読み取り手段及び前記第2固有識別符号を送信する第2送信手段とが設けられているので、前記荷物の配送中でも、前記配送手段固有の識別符号を読み取り送信すると共に、位置情報及び時間情報を送信して、管理装置にて記憶するので、配送の管理を好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物の正確な位置情報を提供することができる。
請求項3に係る荷物配送システムは、請求項2に記載の荷物配送システムにおいて、前記第2固有識別符号読取手段は、配送者が携帯する携帯読取手段及び前記中継点に設けられた中継点読取手段であることを特徴とする。
請求項3に係る荷物配送システムにあっては、請求項2に記載の荷物配送システムに加えて、簡易な構成にて安価に前記荷物配送システムを構築することができる。
請求項4に係る荷物配送システムは、請求項1に記載の荷物配送システムにおいて、前記固有識別符号読取手段は、前記無線タグの固有識別符号情報を前記位置情報送信手段に固有識別符号を送信する近距離無線送信部を備え、前記位置情報送信手段は、前記固有識別符号読取手段から送信される固有識別符号を受信する近距離無線受信部を備え、前記位置情報送信手段は、前記固有識別符号を受信すると、前記固有識別符号と受信時の位置情報及び時間情報を前記管理装置に送信してなることを特徴とする。
請求項4に係る荷物配送システムにあっては、請求項1に記載の荷物配送システムに加えて、前記固有識別符号読取手段と前記位置情報送信手段とを例えば、BLUETOOTH(登録商標)等の近距離無線通信により交信させているので、前記位置情報送信手段をBLUETOOTH(登録商標)モジュールを搭載した高機能携帯電話等で構成することができ、簡易な構成にて安価に前記荷物配送システムを構築することができる。
請求項5に係る荷物配送システムは、請求項1又は4に記載の荷物配送システムにおいて、前記位置情報送信手段は、前記荷物の中継点情報又は/及び前記荷物の積み降ろし情報を有する配送状態を選択する配送状態選択手段を有し、前記配送状態を前記位置情報と共に送信してなることを特徴とする。
請求項5に係る荷物配送システムにあっては、配送の管理をより好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物のより正確な位置情報を提供することができる。
請求項6に係る荷物配送システムは、請求項1乃至6に何れか一に記載の荷物配送システムにおいて、前記管理装置は、前記配送状況情報に基づき所定の経営情報を提供する情報提供装置を備えることを特徴とする。
請求項6に係る荷物配送システムにあっては、請求項1乃至6に何れか一に記載の荷物配送システムに加えて、管理装置が記憶している情報に基づき、所定の経営情報を得ることができる。
請求項1に記載の荷物配送システムによれば、前記荷物に取り付けられる固有識別符号を有する無線タグと、前記無線タグの固有識別符号を読み取る固有識別符号読取手段と、前記固有識別符号を送信する送信手段と、前記荷物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記固有識別符号及び前記位置情報を前記荷物の配送状況に応じて記憶する管理装置とを備え、前記管理装置は要求に応じて前記荷物の配送状況情報を提供する情報提供装置を備えているので、前記荷物毎の固有の識別符号及び前記荷物の位置情報を配送状況毎に記憶することにより、配送の管理を好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物の正確な位置情報等の配送状況情報を提供することができる。
請求項2に記載の荷物配送システムによれば、請求項1に記載の荷物配送システムにおいて、請求項1に記載の荷物配送システムに加えて、前記荷物毎に固有の識別符号を付し、前記荷物を配送する配送手段(配送トラック)にも固有の第2固有識別符号を付すると共に、前記配送手段(配送トラック)には前記荷物毎に付された識別符号を読み取る読み取り手段及び前記第2固有識別符号を送信する第2送信手段とが設けられているので、前記荷物の配送中でも、前記配送手段固有の第2固有識別符号を読み取り送信すると共に、位置情報及び時間情報を送信して、管理装置にて記憶するので、配送の管理を好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物の正確な位置情報を提供することができる。
請求項3に記載の荷物配送システムによれば、請求項2に記載の荷物配送システムに加えて、簡易な構成にて安価に前記荷物配送システムを構築することができる。
請求項4に記載の荷物配送システムによれば、請求項1に記載の荷物配送システムに加えて、前記固有識別符号読取手段と前記位置情報送信手段とを例えば、BLUETOOTH(登録商標)等の近距離無線通信により交信させているので、前記位置情報送信手段をBLUETOOTH(登録商標)モジュールを搭載した高機能携帯電話等で構成することができ、簡易な構成にて安価に前記荷物配送システムを構築することができる。
請求項5に記載の荷物配送システムによれば、配送の管理をより好適に行うことができると共に、例えば、荷送人の要求に応じて、前記情報提供装置により、前記荷物のより正確な位置情報を提供することができる。
請求項6に記載の荷物配送システムによれば、請求項1乃至6に何れか一に記載の荷物配送システムに加えて、管理装置が記憶している情報に基づき、所定の経営情報を得ることができる。
本発明の荷物配送システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の荷物配送システムによる一般的な荷物の配送の流れを示す概念図である。 (a)は送り状発行機を示す斜視図であり、(b)は送り状を示す正面図である。 送り状発行機及びRFID発行機の電気的構成の一例を示すブロック図である。 (a)はRFID携帯発行機によるRFIDタグ発行を示す概略図であり、(b)は送り状及びRFIDタグを荷物に貼付する概念図である。 ドライバー携帯端末(及び第2実施形態のトラック端末)の電気的構成の一例を示すブロック図である。 (a)はトラックを示す一部透視概略図であり、(b)はトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。 RFID管理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 RFIDタグDBに格納されているタグファイルのフォーマット例を示す概念図である。 トラックタグDBに格納されているトラックタグファイルのフォーマット例を示す概念図である。 システム管理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 顧客DBに格納されている顧客ファイルのフォーマット例を示す概念図である。 社員/ドライバーDBに格納されているドライバーファイルのフォーマット例を示す概念図である。 集荷店を示す概略図である。 集荷店/中継店/配達店端末の電気的構成の一例を示すブロック図である。 中継店を示す概略図である。 配送店を示す概略図である。 スマートフォンによる荷物の受領確認方法を示す概略図であり、(a)は受領確認方法を示し、(b)はクレジットカードによる決済方法を示すものである。 配送ステータスを示す一覧表である。 RFIDタグが内蔵された送り状の発行処理を示すフローチャートである。 荷物の集荷処理を示すフローチャートである。 集荷店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 集荷店における荷物の積み込み及び路線配送処理を示すフローチャートである。 中継店内の荷物の処理を示すフローチャートである。 中継店における荷物の積み込みと路線配送処理を示すフローチャートである。 配達店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 配達店内における荷物の積み込み及び配送処理を示すフローチャートである。 荷物配送システムの位置情報取得処理における通信端末及び情報提供装置の動作の流れを示すフローチャートである。 荷物配送システムの経営情報取得処理におけるシステム端末及び情報提供装置の動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は第2実施形態のトラックへの積み込み状態を示す一部透視概略図であり、(b)は第2実施形態のトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。 第2実施形態の荷物の集荷処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の集荷店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の集荷店における荷物の積み込み及び路線配送処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の中継店内の荷物の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の中継店における荷物の積み込みと路線配送処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の配達店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の配達店内における荷物の積み込み及び配送処理を示すフローチャートである。 (a)は荷物のインテリジェントトラックへの積み込み状態を示す一部透視概略図であり、(b)はインテリジェントトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。 第3実施態様の荷物配送システムによる一般的な荷物の配送の流れを示す概念図である。 第3実施態様の集荷店を示す概略図である。 第3実施態様の中継店を示す概略図である。 第3実施態様の配送店を示す概略図である。 (a)は第3実施態様のトラックを示す一部透視概略図であり、(b)は第3実施態様のトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。 携帯リードライタの電気的構成の一例を示すブロック図である。 第3実施態様の荷物の集荷処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の集荷店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の集荷店における荷物の積み込み処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の中継店内の荷物の処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の中継店における荷物の積み込み処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の配達店内における荷物の処理を示すフローチャートである。 第3実施態様の配達店内における荷物の積み込み及び配送処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、同一の構成のものには同符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図27は、第1の実施の形態に係る荷物配送システムである。図1は本荷物配送システムのブロック図である。一般に、宅配業務は集荷地及び配達地が全国各地に跨っており、したがって、荷物配送システムも全国的に網目状に展開する必要がある。そのため、集荷店(中継点)から配達店(中継点)まで必要に応じて一又は二以上の中継店(中継点)を経て荷物を配送するシステムが採られる。
図1において、Aは集荷店である。前記集荷店Aは担当するエリアを複数の集荷エリアCEに区分けしており、前記各集荷エリアCEには、担当するドライバーDがそれぞれ配属される。
前記集荷店Aに配送された荷物BGは、一旦、前記集荷店Aで荷降ろしされ、配送先の配送エリアDEを担当する配送店Bに向けて仕分けされる。このとき、前記荷物BGが前記配送店に到着するまでに中継店HCの経由が必要な場合は、前記中継店HCに向けて仕分けされ、前記中継店HC行きの配送車に積み込まれて配送される。
前記荷物BGは、前記中継店HCで荷降ろしされ、再度前記配送店Bに向けて仕分けされ、前記配送店B行きの配送車に積み込まれて配送される。
そして、前記荷物BGは、前記配送店Bで荷降ろしされ、配達先に向けて仕分けされ、配送車に積み込まれ、配達ドライバーDにより配達先に配送される。
なお、前記集荷店Aは前記配達店Bでもあり、また同様に前記配達店Bは前記集荷店Aでもある。また、前記集荷店Aから前記中継店HCへの配送、前記中継店HCから前記配送店Bへの配送及び前記中継店HCから前記中継店HCへの配送は、それぞれ、出発店と到着店が定まっているので、前記各経路は定まった路線である。
前記荷物BGの配送の流れは、前記集荷店Aから前記中継店HCを経て前記配達店Bに到着するという流れが一般的であるが、前記集荷店Aから直接前記配達店Bという流れもある。また、前記集荷店Aから直接配達先に配達するという流れもある。さらに、複数の前記中継店HCを経由する場合もある。
図2は前記荷物配送システムにおける一般的な荷物の配送の流れを示す概念図である。
先ず、荷送人Xから荷物BGの配送依頼があれば、前記荷送人Xの所在地が属する集荷エリアCEを担当する前記集荷店AのドライバーDは前記荷送人Xの所在地まで立ち寄り前記荷物BGの集荷を行う。
図2中、WHは前記荷送人Xの所有する倉庫であり、PCは前記荷送人Xの所有する端末(コンピュータ)であり、GSは前記荷送人Xが構築する商品管理システムであり、HPは、前記荷送人Xの所有する携帯端末(携帯電話)であり、それぞれ、無線、有線を問わず、通信回線により接続され、さらにインターネット回線NWに接続される前記荷送人Xのシステムの構成例である。
前記構成例において、前記荷送人Xが、前記荷送人Xの所有する倉庫WHからの配送を希望する場合は、前記倉庫WHまで立ち寄り前記荷物BGの集荷を行う。
前記荷送人Xには、予め未入力の前記送り状CTを配布しており、前記荷送人Xは、前記荷物BGの集荷に先立ち、送り状発行機10により、RFID(Radio Frequency Idntification)タグTGが内蔵された送り状CTに所定事項を入力して発行しておく。前記送り状CTは、予め、固有の番号(以下「送り状番号」という)が印刷されるとともに、前記RFIDタグTGには、予め固有の識別符号(以下、「タグID」という)が付されている。前記送り状番号は、後述するシステム管理装置40において、前記荷送人Xと関連づけられて記憶されている。
図2乃至図4に示すように、前記送り状発行機10は、前記コンピュータPCと接続されている。前記コンピュータPCには予め前記送り状発行機10を駆動するためのドライバーが格納されている。
図3(a)は送り状発行機を示す斜視図であり、図3(b)は送り状を示す正面図であり、図4は送り状発行機及びRFID携帯発行機の電気的構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、前記送り状発行機10は、CPU(中央演算処理装置、以下同じ)11を有しており、前記CPU11は、RAM12、記憶部13、通信I/F14、入力部15、発行部16と接続しており、それらの制御を行う。
前記RAM12は、例えばSRAM又はDRAM等で構成され、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。前記記憶部13は、前記送り状発行機10の動作に必要な種々のコンピュータプログラム及び各種のデータを格納している。前記通信I/F14は、前記インターネット回線NWと接続するためのインタフェースである。また、前記入力部は、前記コンピュータPCの入力部と接続している。そして、前記発行部16から前記送り状CTを発行することができる。
そして、前記コンピュータPCのキーボード等の入力部から、配送先住所、配達店コード等の入力を行い、前記送り状発行機10から前記送り状CTを発行するのである。
一方、前記荷送人Xが前記RFIDタTGが内蔵された送り状CTを使用しない場合であっても、前記RFIDタグTGの発行は、前記ドライバーDが携帯するRFID携帯発行機30によっても行うことができる。
図5(a)はRFID携帯発行機によるRFIDタグ発行を示す概略図であり、(b)は送り状及びRFIDタグを荷物に貼付する概念図である。
図5(a)に示すように、前記ドライバーDは、前記荷送人Xにより記入された前記送り状CGを参照して、ドライバー携帯端末20に前記送り状番号、配達店コード等の入力を行い、前記インターネット回線NWを通じて、前記ドライバーDが携帯するRFID携帯発行機30に入力内容を送信し、前記RFID携帯発行機30から、前記RFIDタグTGを発行する。
前記RFID携帯発行機30は、図4に示すように、前記送り状発行機10と同様に構成される。
図6はドライバー携帯端末20の電気的構成の一例を示すブロック図である。前記ドライバー携帯端末20は、図6に示すように、前記CPU11を有しており、前記CPU11は、RAM12、記憶部13、通信I/F14、表示部17、GPSアンテナ及びGPSレシーバー等と接続しており、それらの制御を行う。また、ドライバー携帯端末20は、GPS通信衛星ST(図7参照)から位置情報及び時間情報を随時受信している。なお、これらの構成は、高機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)と共通しているため、前記高機能携帯電話をドライバー携帯端末20として利用しても良い。
そして、図5(b)に示すように、前記荷物BGに前記送り状CGと前記RFIDタグTGとを貼付するのである。
そして、前記送り状CT又は前記RFIDタグTGが貼付された前記荷物BGは、前記ドライバーDによって配送用のトラックTRに積み込まれる。
図7(a)は、トラックTRを示す一部透視概略図であり、(b)はトラックTRの後部扉を開けた状態を示す概略図である。
図7に示すように、前記トラックTRのフロントガラス上部にはトラックタグTTがとりつけられ、前記トラックTRの後部ドアにはドア内部及び後部ドア近傍の天井に、それぞれ、前記RFIDタグTGを読み取るためのアンテナATが取り付けられており、前記荷物BGが前記トラックTRに積み込まれると、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGからタグIDを受信する。
そして、前記アンテナATから前記トラックTRに搭載されたリーダライタR/Wに送られ、前記ドライバー携帯端末20と連携して、インターネット回線NWを介して、後述するシステム管理装置40及びRFID管理装置50と接続し、前記トラックタグTTと積載される前記荷物BGとの紐付けを行うと共に、配送中の位置情報及び時間情報を適宜送信する。
図8は、前記RFID管理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。前記RFID管理装置30は、図8に示すように、前記CPU11と、前記CPUに接続される前記RAM12、前記通信I/F14、前記入力部15、前記表示部17と記憶部130とを有し、前記記憶部130には、前記RFIDタグTGに関する情報を格納するタグデータベース(以下「DB」という)130aと、前記トラックタグTTに関する情報を格納するトラックタグDB130bとを備えている。
図9は、RFIDタグDB130aに格納されているタグファイル31のフォーマット例を示す概念図である。
前記タグファイル31には、図9に示すように、前記RFIDタグTG毎に、タグIDフィールド31a、配達店コードフィールド31b、送り状番号フィールド31c、顧客情報フィールド31d、配送ステータスフィールド31e、履歴情報フィールド31f、便種フィールド31g、個数フィールド31h、完了コードフィールド31i等を設けている。
そして、前記タグIDフィールド31aには前記RFIDタグTGに予め入力されている固有の識別記号(以下「タグID」という)を格納し、前記配達店コードフィールド31bには配達店の識別記号(以下「配達店コード」という)を格納し、送り状番号フィールド31cには前記送り状CT(CG)の固有の識別番号を格納し、顧客情報フィールド31dには顧客の住所、名称等を格納し、配送ステータスフィールド31eには配送状況に応じた状態を格納し、履歴情報フィールド31fには後述するリーダライタR/Wが前記タグIDを受信した位置情報及び時間情報を格納し、便種フィールド31gには前記荷物BGの配送種別(翌朝便、日にち指定等)に付される記号を格納し、個数フィールド31hには前記荷物が何個口かの情報を格納し、完了コードフィールド31iには受領確認情報の有無等を、それぞれ格納する。
図10は、トラックタグDB130bに格納されているトラックタグファイル32のフォーマット例を示す概念図である。
図10に示すように、前記トラックタグファイル32には、トラックタグIDフィールド32a、タグIDフィールド32b、配送ステータス/配送モードフィールド32c、履歴情報フィールド32d等を設けている。
そして、前記トラックタグIDフィールド32aには搭載されるトラックTRの情報を格納し、前記タグIDフィールド32bには前記トラックTRが積み込む前記荷物BGのタグIDを格納し、前記配送ステータス/配送モードフィールド32cには配送状態(及び必要に応じて読み取り機器(図17参照)のID)を格納し、前記履歴情報フィールド32dには積み込み又は荷降ろしされた前記荷物BGのタグIDを受信した位置情報及び時間情報をそれぞれ格納している。
図11は、前記システム管理装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。前記システム管理装置40は、図11に示すように、前記CPU11と、前記CPUに接続される前記RAM12、前記通信I/F14、前記入力部15、前記表示部17と記憶部130とを備えており、前記記憶部230には、顧客に関する情報を格納する顧客DB230aと、送り状に関する情報を格納する送り状DB230bと、請求書に関する情報を格納する請求書DB230230cと、元払いに関する情報を格納する元払DB230dと、トラックに関する情報を格納するトラックDB230eと、社員(ドライバー除く)及びドライバーに関する情報を格納する社員/ドライバーDB230fと、営業店(集荷店A及び配達店B)に関する情報を格納する営業店DB230gと、配達ルートに関する地図情報等を格納する配達ルートDB230h等を備えている。また、各種の情報を提供する情報提供装置41も備えている。
図12は、前記顧客DB230aに格納されている顧客ファイル33のフォーマット例を示す概念図である。
前記顧客ファイル33には、図12に示すように、顧客IDフィールド33a、顧客情報フィールド33b、送り状番号フィールド33c、タグIDフィールド33d、配送ステータス/配送モードフィールド33e、履歴情報フィールド33fを設けている。
前記顧客IDフィールド33aには、顧客のIDを格納し、前記顧客情報フィールド33bには、顧客の名称・住所等の情報を格納し、前記送り状番号フィールド33cには、顧客に予め配布した送り状の固有番号を格納し、前記タグIDフィールド33dには、前記送り状に内蔵される前記RFIDタグTGのIDを格納し、前記配送ステータス/配送モードフィールド33eには、配送状態(及び必要に応じて読み取り機器(図17参照)のID)を格納し、前記履歴情報フィールド33fには積み込み又は荷降ろしされた前記荷物BGのタグIDを受信した位置情報及び時間情報をそれぞれ格納している。
図13は、前記社員/ドライバーDB230fに格納されているドライバーファイル34のフォーマット例を示す概念図である。
図13に示すように、前記ドライバーファイル34には、ドライバーIDイールド34a、トラックIDフィールド34b、送り状番号フィールド34c、タグIDフィールド34d、配送ステータス/配送モードフィールド34e、履歴情報フィールド34fを設けている。
そして、前記ドライバーIDフィールド34aには、ドライバーのIDを格納し、前記トラックIDフィールド34bには、トラックのIDを格納し、前記送り状番号フィールド34cには、前記ドライバーが配送する前記荷物BGに付された送り状番号を格納し、前記タグIDフィールド34dには、前記ドライバーが配送する前記荷物BGに付された送り状番号に内蔵された前記RFIDタグTGのIDを格納し、前記配送ステータス/配送モードフィールド34eには、配送状態(及び必要に応じて読み取り機器(図17参照)のID)を格納し、前記履歴情報フィールド34fには、積み込み又は荷降ろしされた前記荷物BGのタグIDを受信した位置情報及び時間情報をそれぞれ格納している。
そして、前記ドライバーDによって前記トラックTRに積み込まれた前記荷物BGは、前記集荷店Aにて一旦荷降ろしされる。
図14は、集荷店を示す概略図である。前記集荷店Aは、図14に示すように、入口に、前記トラックタグTTを読み取るためのリーダライタ(入荷ゲートR/W)を取り付けた入荷ゲートIGAを設けており、前記トラックTRが前記入荷ゲートIGAを通過するときに、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのIDを読み取る。
前記トラックTRに積載された前記荷物BGは、所定のパース内で荷降ろしされ、中継店HCに向けて仕分けするためにマテハン(マテリアルハンドリング)機器MHAにて搬送される。なお、一般にマテハン機器とは物流業務を効率化するために用いられる作業機械を総称するが、本明細書においては、前記荷物BGを搬送する自動搬送路であって、方面別自動仕分装置及び前記荷物BGの重量及び容量を各センサを用いて自動的に計測する重量・容量測定器が付設されている機器とする。
前記マテハン機器はMHAの搬送路には、前記方面別自動仕分装置のための例えば赤外線センサを使用した通過センサPSが設けられている。また、前記搬送路の所定箇所の上部には前記荷物BGに貼付されたRFIDタグTGを読み取るアンテナATが設置され、前記アンテナATは前記搬送路横に設置するリーダライタ(以下「マテハンR/W」という)と接続されている。
前記マテハンR/Wは、前記集荷店A内に設けられるLAN(Local Area Network)を介して集荷店端末60に接続される。
図15は、前記集荷店端末60(後述する中継店端末80及び配達店端末70も同様)の電気的構成の一例を示すブロック図である。
前記集荷店端末60は、図15に示すように、前記CPU11を有しており、前記CPU11は、前記RAM12、前記記憶部13、前記通信I/F14、前記入力部15及び前記表示部17と接続し、さらに、入荷出荷ゲートR/W61、マテハンR/W62及びマテハン制御部63と接続しており、それらの制御を行う。
前記荷物BGは、前記マテハン機器MHAによって、前記中継店HCに向けて仕分けされ、前記中継店HC行き路線トラックTRに積み込まれ、前記集荷店Aを出庫する。前記トラックTRが出庫する際には、リーダライタ(出荷ゲートR/W)を取り付けた出荷ゲートOGAを通過し、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのIDを読み取り、前記集荷店端末60から前記RFID管理装置50に送信する。
図16は、前記中継店HCを示す概略図である。前記中継店HCは、図16に示すように、入口に前記トラックタグTTを読み取るためのリーダライタ(入荷ゲートR/W)を取り付けた入荷ゲートIGHを設けており、前記トラックTRが前記入荷ゲートIGHを通過するときに、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのトラックタグIDを読み取る。
前記トラックTRに積載された前記荷物BGは、所定のパース内で荷降ろしされ、配達店Bに向けて仕分けするためにマテハン(マテリアルハンドリング)機器MHHにて搬送される。
前記マテハン機器はMHHの搬送路には、前記方面別自動仕分装置のための例えば赤外線センサを使用した通過センサPSが設けられている。また、前記搬送路の所定箇所の上部には前記荷物BGに貼付されたRFIDタグTGを読み取るアンテナATが設置され、前記アンテナATは前記搬送路横に設置するリーダライタ(以下「マテハンR/W」という)と接続されている。
前記マテハン機器R/Wは、前記中継店HC内に設けられるLAN(Local Area Network)を介して中継店端末80に接続される。前記中継店端末80は、図13に示すように、前記集荷店端末60と共通する構成を備える。
前記荷物BGは、前記マテハン機器MHBによって、前記配達店Bに向けて仕分けされ、前記配達店B行き路線トラックTRに積み込まれ、前記中継店HCを出庫する。前記トラックTRが出庫する際には、リーダライタ(出荷ゲートR/W)を取り付けた出荷ゲートOGHを通過し、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのIDを読み取り、前記中継店端末80から前記RFID管理装置50に送信する。
図17は、前記配送店Bを示す概略図である。前記配達店Bは、図17に示すように、入口に前記トラックタグTTを読み取るためのリーダライタ(入荷ゲートR/W)を取り付けた入荷ゲートIGBを設けており、前記トラックTRが前記入荷ゲートIGHを通過するときに、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのトラックタグIDを読み取る。
前記トラックTRに積載された前記荷物BGは、所定のパース内で荷降ろしされ、荷受人Yに配達できるように仕分けするためにマテハン(マテリアルハンドリング)機器MHBにて搬送される。
前記マテハン機器R/Wは、前記配達店B内に設けられるLAN(Local Area Network)を介して配達店端末70に接続される。前記配達店端末70は、図13に示すように、前記集荷店端末60及び中継店端末80と共通する構成を備える。
前記マテハン機器はMHBの搬送路には、前記方面別自動仕分装置のための例えば赤外線センサを使用した通過センサPSが設けられている。また、前記搬送路の所定箇所の上部には前記荷物BGに貼付されたRFIDタグTGを読み取るアンテナATが設置され、前記アンテナATは前記搬送路横に設置するリーダライタ(以下「マテハンR/W」という)と接続されている。
前記荷物BGは、前記マテハン機器MHBによって、前記荷受人Yに向けて仕分けされ、前記トラックTRに積み込まれ、前記配達店Bを出庫する。前記トラックTRが出庫する際には、リーダライタ(出荷ゲートR/W)を取り付けた出荷ゲートOGBを通過し、前記トラックTRに取り付けられた前記トラックタグTTのIDを読み取り、前記配達店端末70から前記RFID管理装置50に送信する。
図18は、スマートフォンによる荷物の受領確認方法を示す概略図であり、(a)は受領確認方法を示し、(b)はクレジットカードによる決済方法を示すものである。
前記荷物BGが前記荷受人Yに配達をした場合には、図18(a)に示すように、前記ドライバーDが持つ前記ドライバー携帯端末20の表示部17上に指先等でサイン21をしてもらい、前記サイン21を画像情報として認識し受領の確認を行う。前記画像情報は、前記ドライバー携帯端末20から前記RFID管理装置50に送信され、配送を完了する。
また、前記荷物BGが代引き等の金銭の受取が必要な場合には、図18(b)に示すように、前記ドライバー携帯端末20に、アタッチメント式の磁気センサ22を取り付け、クレジットカードCRの磁気情報を読み取り、決済を行う。
図19は配送ステータスを示す一覧表である。本発明に係る荷物配送システムは上記構成からなるので、前記荷物BGは、図19に示すように、前記荷物BGに取り付けられるRFIDタグTGのタグID、及びこれを配送するトラックTRに取り付けられる前記トラックタグTTのトラックタグIDが、所定の場所で読み取られ、それにより、配送状況が把握でき、前記ドライバーDが携帯する前記ドライバー携帯端末20に備わるGPSレシーバー19により、前記荷物BGの、その配送状況に応じた位置情報及び時間情報が得られる。ここで、前記配送ステータスとは、前記荷物BGの配送状況におけるドライバー分担を示す概念である。また、図17に示す「タグ/トラックタグ読取時」は配送状況における作業状態を示す概念であり、後述する第3実施例において使用する配送モードと同様の概念である。
次に本発明の荷物配送システムの動作について説明する。図20はRFIDタグが内蔵された送り状の発行処理を示すフローチャートである。
図20に示すように、前記RFIDタグTGが内蔵する送り状CTを発行する場合には、先ずドライバーDが、荷送人Xの依頼により、荷送人Xの所在地(または、荷送人Xの所有する倉庫WH)に荷物BGの集荷に立ち寄る。
そして、前記荷送人Xの所在地に予め設置している送り状発行機10は、前記荷送人Xが配送先の住所、配達店コード、送り状番号等を入力されるのを待つ(ST101)。前記配達店コード及び前記送り状番号等が入力されると(ST101でYES)、前記送り状発行機10は、前記送り状番号、RFIDタグTGの識別番号(ID)、配達店コード等を、前記システム管理装置40に送信し(ST102)、前記送り状CTを発行し(ST103)、発行処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記送り状発行機10の前記送り状番号、RFIDタグTGの識別番号(ID)及び配達店コード等の送信を受けて(ST104)、顧客DBを参照し、顧客情報を前記RFID管理装置50に送信する(ST105)。
前記RFID管理装置50は、前記システム管理装置40から送信された前記荷受人Xの顧客情報を受信し(ST106)、前記顧客情報を参照し、前記荷物BGに貼付されるRFIDタグTGのタグファイルTGFを作成し(ST107)、タグDBに格納したうえで、前記システム管理装置40に、格納したタグ情報を送信する(ST108)。
前記システム管理装置40は、タグ情報を受信し(ST109)、前記タグ情報に基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST110)。
一方、前記送り状発行機10を備えていない荷受人Xが送り状Cを発行する場合には、先ず、前記ドライバーDが、予め前記荷送人Xが送り状Cに記入した事項に基づき、配達店コード、送り状番号等を前記ドライバー携帯端末20に入力する。
前記RFID携帯発行機30は、前記ドライバー携帯端末20からのRFIDタグTGの発行指示を待つ(ST121)。そして、前記配達店コード及び前記送り状番号等が入力され、RFIDタグTGの発行指示があると(ST121でYES)、前記送り状番号、RFIDタグTGの識別番号(ID)、配達店コード等を、前記システム管理装置40に送信し(ST122)、前記前記RFIDタグTGを発行し(ST123)、発行処理を終了する。
図21は荷物BGの集荷処理を示すフローチャートである。
図21に示すように、前記ドライバー携帯端末20は、先ず、前記ドライバーDが前記トラックTRに乗り込むのを待ち(ST201)、前記ドライバーDが前記トラックTRに接近すると、前記トラックタグTTからトラックタグTTの識別番号IDを受信する(ST201でYES)。そして、受信したトラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを、前記システム管理装置40に送信する(ST202)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを受信し(ST203)、それに基づき、トラックDB及びドライバーDBを更新する(ST204)。
そして、前記ドライバーDが前記荷物BGを前記トラックTRに積み込むとき、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST205でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST206)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST207)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST208)、前記システム管理装置40に送信する(ST209)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST210)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST211)。
前記ドライバー携帯端末20は、所定の時間処理を行い(ST212)、前記集荷店Aから前記荷物BGを積み込んだトラックTRの到着情報を待ち(ST213)、到着情報を受信すれば、集荷処理を終了する(ST213でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に集荷店到着情報の受信がない場合(ST213でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST206)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST207)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST208)、前記システム管理装置40に送信し(ST209)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST210)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST211)ルーティンを繰り返す。
図22は、集荷店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図22に示すように、前記集荷店端末60は、前記トラックTRの到着を待って(ST301)、すなわち、前記集荷店Aの入荷ゲートIGAに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTからトラックタグIDを受信すると(ST301でYES)、集荷店到着情報を前記ドライバー携帯端末20に送信し(ST302)、到着したトラックTRのトラックタグIDをRFID管理装置50に送信する(ST303)。
前記RFID管理装置50は、集荷店端末60からトラックタグIDを受信して(ST304)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST305)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST306)。
前記システム管理装置40は、RFID管理装置50から更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST307)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST308)。
前記集荷店端末60は、集荷店A内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST309)、受信した場合(ST309でYES)は、RFIDタグの配達店コードに基づき、マテハン機器の制御を行い、前記荷物BGの重量及び容量の計量を行い(ST310)、計量データを前記システム管理装置40に送信し(ST311)、RFIDタグの配達店コードに基づき、マテハン機器の制御を行い、前記荷物BGの方面別仕分けを行い(ST312)、集荷店内処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記計量データを受信し(ST313)、前記計量データを保持しておく。
図23は、集荷店における荷物の積み込み及び路線配送処理を示すフローチャートである。
図23に示すように、前記ドライバー携帯端末20は、前記ドライバーDが前記トラックTRに乗り込むのを待ち(ST401)、前記ドライバーDが前記トラックTRに接近すると、前記トラックタグTTからトラックタグTTの識別番号IDを受信する(ST401でYES)。そして、受信したトラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを、前記システム管理装置40に送信する(ST402)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを受信し(ST403)、それに基づき、トラックDB及びドライバーDBを更新する(ST404)。
そして、前記ドライバーDが前記荷物BGを前記トラックTRに積み込むとき、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST405でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST406)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST407)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST408)、前記システム管理装置40に送信する(ST409)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST410)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST411)、積み込み処理を終了する。
前記ドライバー携帯端末20は、集荷店出荷ゲートに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST412)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST412でYES)、トラックタグID及びRFIDタグID等をRFID管理装置50に送信する(ST413)。
RFID管理装置50は、前記ドライバー携帯端末20からトラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST414)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST415)、システム管理装置40に更新したトラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST416)。
システム管理装置40は、RFID管理装置50からトラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST417)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST418)。
そして、前記ドライバー携帯端末20は、所定の時間処理を行った後に(ST419)、中継店端末80からの到着情報を待ち(ST420)、到着情報を受信すれば、路線配送処理を終了する(ST420でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に中継店到着情報の受信がない場合(ST420でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST413)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST414)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST415)、前記システム管理装置40に送信し(ST416)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST417)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST418)ルーティンを繰り返す。
図24は、中継店内の荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図24に示すように、前記中継店端末80は、前記トラックTRの到着を待って(ST501)、すなわち、前記中継店HCの入荷ゲートIGHに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTからトラックタグIDを受信すると(ST501でYES)、中継店到着情報を前記ドライバー携帯端末20に送信し(ST502)、到着したトラックTRのトラックタグIDをRFID管理装置50に送信する(ST503)。
前記RFID管理装置50は、中継店端末80からトラックタグIDを受信して(ST504)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST505)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST506)。
前記システム管理装置40は、RFID管理装置50から更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST507)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST508)。
前記中継店端末80は、前記中継店HC内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST509)、受信した場合は、前記RFIDタグに入力された配達店コードに基づき、マテハン機器に設置された重量・容量計測機の制御を行い、マテハン機器を流れる前記荷物BGの重量・容量の計測を行い、計量データをシステム管理装置に送信する(ST511)。
前記システム管理装置40は、前記中継店端末80から前記荷物BGの計量データを受信し(ST512)、前記計量データを保持するとともに、前記計量データに基づき、請求書を作成し、他の荷物BGの動向、トラックDB及びドライバーDB等を参照し、配車シミュレーションを策定し(ST513)、配車情報を前記中継店端末80に送信する(ST514)。
前記中継店端末80は、前記システム管理装置40から配車情報を受信し(ST515)、それに基づき、配達店別に前記荷物BGの仕分けを行う(ST516)。
図25は、中継店における荷物の積み込みと路線配送処理を示すフローチャートである。
図25に示すように、前記ドライバー携帯端末20は、前記ドライバーDが前記トラックTRに乗り込むのを待ち(ST601)、前記ドライバーDが前記トラックTRに接近すると、前記トラックタグTTからトラックタグTTの識別番号IDを受信する(ST601でYES)。そして、受信したトラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを、前記システム管理装置40に送信する(ST602)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを受信し(ST603)、それに基づき、トラックDB及びドライバーDBを更新する(ST604)。
そして、前記ドライバーDが前記荷物BGを前記トラックTRに積み込むとき、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST605でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST606)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST607)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST608)、前記システム管理装置40に送信する(ST609)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST610)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST611)、積み込み処理を終了する。
前記ドライバー携帯端末20は、中継店出荷ゲートに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST612)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST612でYES)、トラックタグID及びRFIDタグID等をRFID管理装置50に送信する(ST613)。
RFID管理装置50は、前記ドライバー携帯端末20からトラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST614)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST615)、システム管理装置40に更新したトラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST616)。
システム管理装置40は、RFID管理装置50からトラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST617)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST618)。
そして、前記ドライバー携帯端末20は、所定の時間処理を行った後に(ST619)、配達店端末70からの到着情報を待ち(ST620)、到着情報を受信すれば、路線配送処理を終了する(ST620でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に配達店到着情報の受信がない場合(ST620でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST613)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST614)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST615)、前記システム管理装置40に送信し(ST616)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST617)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST618)ルーティンを繰り返す。
図26は、配達店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図26に示すように、前記配達店端末70は、前記トラックTRの到着を待って(ST701)、すなわち、前記配達店Bの入荷ゲートIGBに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTからトラックタグIDを受信すると(ST701でYES)、配達店到着情報を前記ドライバー携帯端末20に送信し(ST702)、到着したトラックTRのトラックタグIDをRFID管理装置50に送信する(ST703)。
前記RFID管理装置50は、前記配達店端末70からトラックタグIDを受信して(ST704)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST705)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST706)。
前記システム管理装置40は、RFID管理装置50から更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST707)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST708)。
前記配達店端末70は、配達店B内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST709)、受信した場合(ST709でYES)は、前記RFIDタグの配達店コードに基づき、マテハン機器に設置された重量・容量計測機の制御を行い、マテハン機器を流れる前記荷物BGの重量・容量の計測を行い、計量データをシステム管理装置に送信する(ST711)。
前記システム管理装置40は、前記配達店端末70から前記荷物BGの計量データを受信すると(ST712)、保持していた前記各計量データを比較し整合するか否かを判断する(SST713)。前記計量データが不整合の場合は(ST713でNO)、不整合情報を前記配達店端末70に送信する(ST714)。前記計量データが整合する場合は(ST713でYES)、前記計量データに基づき、請求書を作成する(ST716)。
前記配達店端末70は、前記システム管理装置40から前記計量データの不整合情報を受信すると(ST715)、不整合情報を参照しつつ、前記RFIDタグTGの配達店エリアコードに基づき、マテハン機器MHBの制御を行い、前記荷物BGの配送エリア別仕分けを行い(ST717)、前記配送エリア情報を前記システム管理装置40に送信し(ST718)、配達店内処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記配達店端末70から前記配送エリア情報を受信し(ST712)、その情報及び他のRFIDタグTG情報等を参照し、前記配送エリア内の配送ルートを策定する(ST713)。
なお、不整合情報を有する前記荷物BGは、前記配達店内において、再度重量及び容量を計測され、別途計量データを前記システム管理装置40に送信し、それに基づき、請求書が作成される(図示せず)。
図27は、配達店内における荷物の積み込み及び配達処理を示すフローチャートである。
図27に示すように、前記ドライバー携帯端末20は、前記ドライバーDが前記トラックTRに乗り込むのを待ち(ST801)、前記ドライバーDが前記トラックTRに接近すると、前記トラックタグTTからトラックタグTTの識別番号IDを受信する(ST801でYES)。そして、受信したトラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを、前記システム管理装置40に送信する(ST802)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグIDと前記ドライバー携帯端末20のIDを受信し(ST803)、配送ルート情報を前記ドライバー携帯端末20に送信し(ST804)、受信したトラックタグIDとドライバー携帯端末IDそれに基づき、トラックDB及びドライバーDBを更新する(ST805)。
前記ドライバー携帯端末20は、システム管理装置40から配送ルート情報を受信し(ST806)、前記トラックTRに前記荷物BGが積み込まれるのを待ち(ST807)、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信すると(ST807でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST808)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST809)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST810)、前記システム管理装置40に送信する(ST811)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST812)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST813)、積み込み処理を終了する。
前記ドライバー携帯端末20は、配達店出荷ゲートOGBに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST814)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST814でYES)、トラックタグID及びRFIDタグID等をRFID管理装置50に送信する(ST815)。
前記RFID管理装置50は、前記ドライバー携帯端末20からトラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST816)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST817)、システム管理装置40に更新したトラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST818)。
前記システム管理装置40は、RFID管理装置50からトラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST819)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST820)。
そして、前記ドライバー携帯端末20は、所定の時間処理を行った後に(ST821)、受領情報の確認を待ち(ST822)、受領情報を確認すれば(ST822でYES)、受領情報を前記RFID管理装置50に送信し(ST823)、配送処理を終了する。
前記RFID管理装置50は、前記ドライバー携帯端末20から受領情報を受信すると(ST824)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST825)、受領情報を前記システム管理装置40に送信し(ST826)、処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から受領情報を受信すると(ST827)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新し(ST828)、処理を終了する。
次に、前記システム管理装置40に内蔵する情報提供装置41から、荷物BGの位置情報を取得する場合の動作について説明する。
図28は、本発明に係る荷物配送システムの位置情報取得処理における通信端末及び前記情報提供装置の動作の流れを示すフローチャートである。
図15に示すように、前記情報提供装置41は、前記システム管理装置40に内蔵されており、前記通信インターフェイス14を介して前記インターネットNWに接続されている。したがって、前記荷送人Xは、前記インターネットNWを介して、前記荷送人Xの前記通信端末(パーソナルコンピュータPC、携帯電話HP等)と通信を行うことができ、前記荷送人Xは、送り出した荷物BGの位置情報を前記システム管理装置40から取得することができる。
前記荷送人Xが荷物BGの位置情報を取得するには、図28に示すように、先ず、前記通信端末PC(HP)に対して、前記情報提供装置41へアクセスするように指示する。前記通信端末PC(HP)は、前記荷送人Xから受け付けた指示にしたがい、アクセス許可の要求を示すアクセス要求情報を前記情報提供装置41へ送信する(ST901)。
前記情報提供装置41は、前記通信端末PC(HP)からアクセス要求情報を受信すると(ST902)、予め用意している入力画面情報を前記通信端末PC(HP)へ送信する(S903)。
前記通信端末PC(HP)は、前記情報提供装置41から前記入力画面情報を受信すると(ST904)、受信した前記入力画面情報に基づいて入力画面を表示画面上に表示する(ST905)。
前記入力画面は、少なくとも画面上にユーザーID及び送り状番号を入力する入力部を有しており、前記荷送人Xは、前記通信端末PC(HP)の表示画面上に表示されている前記入力画面のユーザーID入力部及び送り状番号入力部に、前記荷送人Xに予め付与されたユーザーID及び前記荷送人Xが送り出した前記荷物BGに貼付した送り状CT(CG)の送り状番号を入力する(ST906)。前記通信端末PC(HP)は、前記荷送人Xから前記ユーザーID及び送り状番号の入力を受け付けた場合(ST906でYES)、受け付けた前記ユーザーID及び送り状番号を前記情報提供装置41へ送信する(ST907)。
前記情報提供装置41は、前記通信端末PC(HP)から前記ユーザーID及び送り状番号を受信すると(ST908)、受信した前記ユーザーIDをキーとして前記顧客DBに格納されている顧客情報の検索を行うと共に送り状DBを参照して、前記ユーザーIDと前記送り状番号との照合を行う(ST909)。ここでこの検索・照合に失敗した場合(ST909でNO)、検索に失敗したことを示す検索失敗情報を前記通信端末PC(HP)へ送信する(ST910)。
前記通信端末PC(HP)は、前記情報提供装置41から検索失敗情報を受信した場合(ST911)、受信した検索失敗情報を表示画面上に表示し(ST912)、処理を終了する。
一方、ST909にて検索・照合に成功した場合(ST909でYES)、関連DBから情報を取得して(ST913)、それに基づき、地図情報を作成し(ST914)、前記地図情報を前記通信端末PC(HP)へ送信する(ST915)。
前記通信端末PC(HP)は、前記情報提供装置41から前記地図情報を受信すると(ST916)、受信した前記地図情報を表示画面上に表示して(ST917)、処理を終了する。
次に、前記システム管理装置40に内蔵する情報提供装置41から、経営情報を取得する場合の動作について説明する。
図29は、本発明に係る荷物配送システムの経営情報取得処理におけるシステム端末及び前記情報提供装置の動作の流れを示すフローチャートである。
前述のように、前記情報提供装置41は、前記システム管理装置40に内蔵されており、前記通信インターフェイス14を介して前記インターネットNWに接続されているので、事業者は、システム端末より、前記インターネットNWを介して、前記情報提供装置41と通信を行い、前記経営情報を前記システム管理装置40から取得することができる。
前記事業者が荷物配送システムの経営情報を取得するには、図29に示すように、先ず、前記システム端末(前記集荷店端末60、前記中継店端末80または前記配達店端末70等)に、前記情報提供装置41へアクセスするように指示する。前記システム端末60、80,70は、前記事業者から受け付けた指示にしたがい、アクセス許可の要求を示すアクセス要求情報を前記情報提供装置41へ送信する(ST1001)。
前記情報提供装置41は、前記システム端末60、80、70からアクセス要求情報を受信すると(ST1002)、予め用意している第1入力画面情報を前記システム端末60、80,70へ送信する(S1003)。
前記システム端末60、80,70は、前記情報提供装置41から前記第1入力画面情報を受信すると(ST1004)、受信した前記第1入力画面情報に基づいて第1入力画面を表示画面上に表示する(ST1005)。
前記第1入力画面は、少なくとも画面上に事業者に所属する社員の社員ID及びパスワードを入力する入力部を有しており、前記社員は、前記システム端末60、80,70の表示画面上に表示されている前記入力画面の社員ID入力部及びパスワード入力部に、前記社員に予め付与された社員ID及びパスワードを入力する(ST1006)。前記システム端末60、80,70は、前記社員から前記社員ID及びパスワードの入力を受け付けた場合(ST1006でYES)、受け付けた前記社員ID及びパスワードを前記情報提供装置41へ送信する(ST1007)。
前記情報提供装置41は、前記システム端末60、80、70から前記社員ID及びパスワードを受信すると(ST1008)、受信した前記社員IDをキーとして前記社員/ドライバーDBに格納されている社員情報の検索を行い、パスワードとの照合を行う(ST1009)。ここでこの検索・照合に失敗した場合(ST1009でNO)は、検索に失敗したことを示す検索失敗情報を前記システム端末60、80,70へ送信する(ST1010)。
前記システム端末60、80、70は、前記情報提供装置41から検索失敗情報を受信した場合(ST1011)、受信した検索失敗情報を表示画面上に表示し(ST1012)、処理を終了する。
一方、前記情報提供装置41は、ST1009にて検索・照合に成功した場合(ST1009でYES)は、さらに第2入力画面情報を送信する(ST1013)。
前記システム端末60、80,70は、前記情報提供装置41から前記第2入力画面情報を受信すると(ST1014)、受信した前記第2入力画面情報に基づき第2入力画面を表示画面上に表示する(ST1015)。前記入力画面は、少なくとも、前記社員が取得を要求する経営情報の種類を選択し、経営情報の種類を入力して送信する(ST1016)。
前記経営情報は、前記システム管理装置40の記憶部230及び前記RFID管理装置50の記憶部130に格納された各DBからデータを抽出し所定の演算処理により生成した経営に関する情報であり、複数の種類の情報が用意されている。これらの経営情報はその属性によりランク別に区分けされており、前記社員の職能等によるランクにより、取得できる情報の種類が限定されるように予め構成されている。
前記情報提供装置41は、ST1016で送信された経営情報の種類を受信し(ST1017)、前記情報の種類が情報を要求する社員に開示して良いかを前記社員/ドライバーDB等を参照して照合する(ST1018)。その結果、情報の開示が認められない場合は(ST1018でNO)、検索失敗情報を前記システム端末60、80、70に送信する(ST1019)。
前記システム端末60、80、70は、前記情報提供装置41から検索失敗情報を受信した場合(ST1011)、受信した検索失敗情報を表示画面上に表示し(ST1012)、処理を終了する。
一方、前記情報提供装置41がST1018にて検索・照合に成功した場合(ST1018でYES)は、関連DBから情報を取得し(ST1020)、それに基づき、経営情報を作成し(ST1021)、作成した経営情報を前記システム端末60、80、70に送信する(ST1022)。
前記システム端末60、80,70は、前記情報提供装置41から前記経営情報を受信すると(ST1023)、受信した前記経営情報を表示画面上に表示して(ST1024)、処理を終了する。
(第2の実施の形態)
図30乃至図37は第2の実施の形態に係る荷物配送システムである。
図30は(a)は第2実施形態のトラックへの積み込み状態を示す一部透視概略図であり、(b)は第2実施形態のトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。
図30中、90はトラック端末であり、第2実施形態においては、前記ドライバー携帯端末20に替えて前記トラック端末90を使用する。
図31乃至図37は、前記トラックTRにトラック端末を装備する場合の配送の流れを示すフローチャートである。なお、前記トラック端末90は、カーナビゲーションシステムにインターネットと接続可能な通信部を備えたものであっても良い。
図31乃至図37を参照して、本発明の第2実施形態に係る荷物配送システムの動作について説明する。
第2実施形態の荷物配送システムは、前記送り状CG及びRFIDタグTGの発行処理は、図20に示す第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図31は荷物BGの集荷処理を示すフローチャートである。
図31に示すように、前記ドライバー端末90は、前記荷物BGが前記トラックTRに積み込まれるのを待ち(ST1201)、前記荷物BGが積み込まれると、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST1201でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST1202)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1203)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1204)、前記システム管理装置40に送信する(ST1205)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1206)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1207)。
前記トラック端末90は、所定の時間処理を行い(ST1208)、前記集荷店Aから前記荷物BGを積み込んだトラックTRの到着情報を待ち(ST1209)、到着情報を受信すれば、集荷処理を終了する(ST1209でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に集荷店到着情報の受信がない場合(ST1209でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST1202)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1203)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1204)、前記システム管理装置40に送信し(ST1205)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1206)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1207)ルーティンを繰り返す。
図32は、集荷店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図32に示すように、前記集荷店端末60は、前記トラックTRの到着を待って(ST1301)、すなわち、前記集荷店Aの入荷ゲートIGAに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTからトラックタグIDを受信すると(ST1301でYES)、集荷店到着情報を前記トラック端末90に送信し(ST1302)、到着した前記トラックTRのトラックタグIDをRFID管理装置50に送信する(ST1303)。
前記RFID管理装置50は、前記集荷店端末60からトラックタグIDを受信して(ST1304)、トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1305)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST1306)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST1307)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1308)。
前記集荷店端末60は、集荷店A内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST1309)、受信した場合は、RFIDタグの配達店コードに基づき、マテハン機器の制御を行い、前記荷物BGの方面別仕分けを行い(ST1310)、集荷店内処理を終了する。
図33は、集荷店における荷物の積み込み及び路線配送処理を示すフローチャートである。
図33に示すように、集荷店において、前記荷物BGが前記トラックTRに積み込まれるのを待ち(ST1401)、前記荷物BGが積み込まれると、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST1401でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST1402)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1403)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1404)、前記システム管理装置40に送信する(ST1405)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1406)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST1407)、積み込み処理を終了する。
前記トラック端末90は、集荷店出荷ゲートOGAに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST1408)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST1408でYES)、前記トラックタグID及びRFIDタグID等を前記RFID管理装置50に送信する(ST1409)。
前記RFID管理装置50は、前記トラック端末90から前記トラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST1403)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1405)、前記システム管理装置40に更新した前記トラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST1405)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から前記トラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST1406)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1407)。
そして、前記トラック端末90は、所定の時間処理を行った後に(ST1415)、中継店端末80からの到着情報を待ち(ST1416)、到着情報を受信すれば、路線配送処理を終了する(ST1416でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に中継店到着情報の受信がない場合(ST1416でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST1409)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1410)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1411)、前記システム管理装置40に送信し(ST1412)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1413)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1414)ルーティンを繰り返す。
図34は、中継店内の荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図34に示すように、前記中継店端末80は、前記トラックTRの到着を待って(ST1501)、すなわち、前記中継店HCの入荷ゲートIGHに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTからトラックタグIDを受信すると(ST1501でYES)、中継店到着情報を前記トラック端末90に送信し(ST1502)、到着した前記トラックTRのトラックタグIDを前記RFID管理装置50に送信する(ST1503)。
前記RFID管理装置50は、前記中継店端末80から前記トラックタグIDを受信して(ST1504)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1505)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST1506)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から更新した前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST1507)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1508)。
前記中継店端末80は、前記中継店HC内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST1509)、受信した場合は、 前記RFIDタグに入力された配達店コードに基づき、マテハン機器に設置された重量・容量計測機の制御を行い、マテハン機器を流れる前記荷物BGの重量・容量の計測を行い、計量データを前記システム管理装置に送信する(ST1511)。
前記システム管理装置40は、前記中継店端末80から前記荷物BGの計量データを受信し(ST1512)、それに基づき、請求書を作成する(ST1513)とともに、他の荷物BGの動向、トラックDB及びドライバーDB等を参照し、配車シミュレーションを策定し(ST1514)、配車情報を前記中継店端末80に送信する(ST1515)。
前記中継店端末80は、前記システム管理装置40から配車情報を受信し(ST1516)、それに基づき、配達店別に前記荷物BGの仕分けを行う(ST1517)。
図35は、中継店における荷物の積み込みと路線配送処理を示すフローチャートである。
図35に示すように、前記トラック端末90は、前記ドライバーDが前記荷物BGを前記トラックTRに積み込むと、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信し(ST1601でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST1602)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST16003)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1604)、前記システム管理装置40に送信する(ST1605)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1606)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST1607)、積み込み処理を終了する。
前記トラック端末90は、前記中継店出荷ゲートOGHに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST1608)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST1608でYES)、前記トラックタグID及びRFIDタグID等をRFID管理装置50に送信する(ST1609)。
前記RFID管理装置50は、前記トラック端末90から前記トラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST1610)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1611)、前記システム管理装置40に更新した前記トラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST1612)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から前記トラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST1613)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1614)。
そして、前記トラック端末90は、所定の時間処理を行った後に(ST1615)、前記配達店端末70からの到着情報を待ち(ST1616)、到着情報を受信すれば、路線配送処理を終了する(ST1616でYES)。
一方、前記所定の時間処理後に配達店到着情報の受信がない場合(ST1616でNO)は、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信し(ST1609)、前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1610)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1611)、前記システム管理装置40に送信し(ST1612)、前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1613)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1614)ルーティンを繰り返す。
図36は、配達店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図36に示すように、前記配達店端末70は、前記トラックTRの到着を待って(ST1701)、すなわち、前記配達店Bの入荷ゲートIGBに設置されたリーダライタR/Wが、前記トラックTRの前記トラックタグTTから前記トラックタグIDを受信すると(ST1701でYES)、配達店到着情報を前記ドライバー携帯端末20に送信し(ST1702)、到着した前記トラックTRのトラックタグIDを前記RFID管理装置50に送信する(ST1703)。
前記RFID管理装置50は、前記配達店端末70からトラックタグIDを受信して(ST1704)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1705)、更新したトラックタグDB及びRFIDタグDBを前記システム管理装置40に送信する(ST1706)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から更新した前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを受信し(ST1707)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1708)。
前記配達店端末70は、前記配達店B内のマテハンR/WからのRFIDタグIDの受信を待ち(ST1709)、受信した場合(ST1709でYES)は、前記RFIDタグの配達店エリアコードに基づき、マテハン機器の制御を行い、前記荷物BGの配送エリア別仕分けを行い(ST1710)、前記配送エリア情報を前記システム管理装置40に送信し、配達店内処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記配達店端末70から前記配送エリア情報を受信し(ST1712)、その情報及び他のRFIDタグTG情報等を参照し、前記配送エリア内の配送ルートを策定する(ST1713)。
図37は、配達店内における荷物の積み込み及び配達処理を示すフローチャートである。
図37に示すように、前記トラック端末90は、前記システム管理装置40から配送ルート情報を受信し(ST1801でYES)、かつ、前記トラックTRに前記荷物BGが積み込まれるのを待ち(ST1802)、前記トラックTRに搭載された前記リーダライタR/Wが、前記荷物BGに貼付された前記RFIDタグTGのIDを受信すると(ST1802でYES)、前記RFID管理装置50に前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を送信する(ST1803)。
前記RFID管理装置50は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1804)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1805)、前記システム管理装置40に送信する(ST1806)。
前記システム管理装置40は、前記トラックタグID、前記RFIDタグID等を受信し(ST1807)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新し(ST1808)、積み込み処理を終了する。
前記トラック端末90は、前記配達店出荷ゲートOGBに設置したリーダライタR/WからのトラックタグIDの受信を待ち(ST1809)、前記リーダライタR/WからトラックタグIDを受信すると(ST1809でYES)、前記トラックタグID及びRFIDタグID等を前記RFID管理装置50に送信する(ST1810)。
前記RFID管理装置50は、前記トラック端末90から前記トラックタグID及びRFIDタグID等を受信すると(ST1811)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1812)、前記システム管理装置40に更新したト前記ラックタグID及びRFIDタグID等情報を送信する(ST1813)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から前記トラックタグID及びRFIDタグID等情報を受信すると(ST1814)、それに基づき、前記顧客DB及び関連するDBを更新する(ST1815)。
そして、前記トラック端末90は、所定の時間処理を行った後に(ST1816)、受領情報の確認を待ち(ST1817)、受領情報を確認すれば(ST1817でYES)、受領情報を前記RFID管理装置50に送信し(ST1818)、配送処理を終了する。
前記RFID管理装置50は、前記トラック端末90から受領情報を受信すると(ST1819)、前記トラックタグDB及びRFIDタグDBを更新し(ST1820)、受領情報を前記システム管理装置40に送信し(ST81821)、処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から受領情報を受信すると(ST1822)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新し(ST1823)、処理を終了する。
図38は他のトラックTRを示す図であり、(a)は荷物のインテリジェントトラックへの積み込み状態を示す一部透視概略図であり、図38(b)はインテリジェントトラックの後部扉を開けた状態を示す概略図である。
図38中、100は、前記荷物BGの重量を計測する重量計測部であり、110は、前記荷物BGの容量を計測するための容量計測部であり、赤外線センサ及び計測制御部等により構成される。
前記重量計測部100によって、前記荷物BGの重量を計ることができるとともに、前記重量計測部上に前記荷物BGを載置した状態で、前記荷物BGの容量が計測できるように前記赤外線センサが配置されており、前記重量計測部100の荷台に載置するだけで、前記荷物BGの重量及び容量を計測することができる。また、計測された重量データ及び容量データはいずれも前記トラックTRに搭載されるリーダライタR/Wに送信され、前記各データは内部で保持される。
なお、前記重量容量計測部100,110を搭載する前記トラックTRは、前記中継店HCでのみ重量・容量を計測する第2実施形態の荷物配送システムにおいて適用すれば好適である。
(第3の実施の形態)
図39乃至図45は、第3実施の形態に係る荷物配送システムである。
図39は第3実施態様の荷物配送システムによる一般的な荷物の配送の流れを示す概念図であり、図40は第3実施態様の集荷店を示す概略図であり、図41は第3実施態様の中継店を示す概略図であり、図42は第3実施態様の配送店を示す概略図である。なお、図中、前記第1実施形態及び第2実施形態と共通する構造には同符号を付して説明を省略する(以下、同様。)。また、後述する携帯リードライタHRWを除く機器類及び各管理装置並びに各ファイル構成例も、前記第1実施形態及び第2実施形態のものを準じて用いている。
前記第1実施形態及び第2実施形態では、配送手段である前記トラックTRに前記トラックタグTTを取り付けて前記トラックTRが配送する前記各荷物BGの移動情報を入手するように構成したが、第3実施形態においては、前記トラックタグTTを使用せずに、各ドライバーDRが夫々所持する携帯リードライタHRWとドライバー携帯端末200(図43及び図44参照)とを使用して前記各荷物BGの移動情報を入手するように構成する。
図39乃至図42において、A2は集荷店であり、HC2は中継店であり、B2は配達店である。第3実施形態においては、前記トラックタグTTを使用しないので、図39乃至図42に示すように前記集荷店A2、前記中継点HB2及び前記配達店B2には、第1実施形態の前記集荷店A(図2及び図12)、前記中継店HB(図2及び図14)及び配達店(図2及び図15)の各入出庫ゲートに設けた前記入荷出荷ゲートR/W61は設けられていない。
図43(a)は第3実施態様のトラックTRを示す一部透視概略図であり、(b)は第3実施態様のトラックTRの後部扉を開けた状態を示す概略図である。また、図44は前記携帯リードライタHRWの電気的構成の一例を示すブロック図である。
図43に示すように、第3実施態様におうては、前記ドライバーDRは、前記携帯リードライタHRW及び高機能携帯電話(ドライバー携帯端末)200を所持する。そして、第3実施態様の配送手段を構成する前記トラックTRの後扉の内部側上方には、前記携帯リードライタHRWを収納する携帯リードライタホルダRWHを設けている。
前記携帯リードライタHRWは、BLUETOOTH(登録商標)チップ(図示せず)を搭載しており、図44に示すように、同様にBLUETOOTH(登録商標)チップ201を搭載する前記高機能携帯電話200とコマンドやデータの通信を行う。また、前記RFIDタグTGとの交信は、アンテナ107を用いて定められた周波数の搬送波を使用して行う。なお、前記高機能携帯電話200にはGPSモジュール(図示せず)が搭載されている。
前記携帯リードライタHRWは、図44に示すように、発振回路101、変調回路103、送信回路104、受信回路105、復調回路10及び制御回路102を備える。
前記発振回路101は、水晶発振子等により高周波数を発振させて、分周し搬送波等と同期信号を作り、他の回路の動作タイミングを前記同期信号に同期させて行わせる。前記制御回路102は、前記高機能携帯電話200との通信制御、前記RFIDタグTGとの交信制御等の制御を行い、前記RFIDタグTGへ送信する符号化されたコマンドやメモリへ書き込むためのデータ等を必要なタイミングで前記変調回路103へ出力する。さらに、前記変調回路103から入力された前記RFIDタグTGからの返信やメモリデータ等を符号化して、前記高機能携帯電話200に通信する。前記制御回路102には制御プロラムやアプリケーション等を格納する記憶部(図示せず)も格納される。
前記変調回路103は、前記制御回路102から送信されるコマンドやデータを発振回路で生成された搬送波に重畳し変調して、前記送信回路104に送信する。前記送信回路104は、前記変調回路103から送信されたコマンドやデータを増幅しフィルタリングを行い、前記アンテナ107に送信する。前記アンテナ107を経由して入力される前記RFIDタグTGからの微弱搬送波を、前記受信回路105で受信し、増幅しフィルタリングを行う。そして、前記受信回路105から入力された前記RFIDタグTGからのコマンドやデータを、前記復調回路106で、復調し、前記制御回路に送信する。
以上のように、送信されたコマンドやデータは、前記制御回路102に搭載された前記BLUETOOTH(登録商標)チップ(図示せず)により、前記高機能携帯電話200に送信される。
前記高機能携帯電話200には、配送モード選択手段が予めインストールされており、、前記配送モード選択手段は、1「集荷モード」、2「集荷店荷降モード」、3「集荷店積込モード」、4「中継店荷降モード」、5「中継店積込モード」、6「配達店荷降モード」、7「配達店積込モード」、8「配達完了モード」、9「残荷モード」の各配送モードが選択できるように構成されている。そして、前記携帯リードライタHRWからコマンドやデータを受信すると、前記配送モード選択手段が機能し、前記各配送モードの中から選択された配送モードと前記RFIDタグTGのデータ(RFIDタグID等)が、前記高機能携帯電話200内に搭載されたGPSモジュールから入手した位置情報及び時間情報と共に、WEB等のネットワーク通信網NWを介して、RFID管理装置50やシステム管理装置40等の上位機器に送信される。
次に、図45乃至図51を参照して、本発明の第3実施形態に係る荷物配送システムの動作について説明する。
第3実施形態の荷物配送システムについても、前記送り状CG及びRFIDタグTGの発行処理は、図20に示す第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図45は荷物BGの集荷処理を示すフローチャートである。
前記携帯リードライタHRWには、予め個別の識別符号(携帯R/WID)が与えられており、電源投入後直ちに前記識別符号(携帯R/WID)が、直近の前記高機能携帯電話200に向けて送信される。
そして、図45に示すように、前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2201でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2201でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2202)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2203)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2204)。
前記ドライバーDRが、前記トラックTRに前記荷物BGを積み込む際には、前記ドライバDRは、前記トラックTRの後部上方に設けられた前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持して積み込み作業を行う。前記荷物BGが前記携帯リードライタHRWの受信範囲内に入ると、前記携帯リードライタHRWは、前記荷物BGに貼着された前記RFIDタグTGからの搬送波を受信し、前記高機能携帯電話200に向けて、前記BLUETOOTH(登録商標)を使用して送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2205でNO)、前記携帯リードライタHRWから前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2205)、前記RFIDタグTGIDと、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールをから取得した受信時の位置情報及び時間情報と、前記配送モード選択手段から選択された一の配送モード(集荷モード情報)と、を併せて前記RFID管理装置40に送信する(ST2206)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から配送モード情報(集荷モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2207)、前記配送モード情報(集荷モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2208)、前記システム管理装置40に送信する(ST2209)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(集荷モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2210)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2211)。
図46は、集荷店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
図46に示すように、前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2301でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2301でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2302)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2303)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバーDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2304)。
前記ドライバーDRが、前記集荷店内において、前記荷物BGの荷降ろしを行う場合には、前記ドライバDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れ、配送モードを集荷店荷降モードにし、前記トラックTRの後部上方に設けられた前記携帯リードライタホルダRWHに保持して荷降ろし作業を行う。前記携帯リードライタHRWは前記荷物BGの前記RFIDタグTGを読み取り、前記配送モード情報(集荷店荷降モード情報)及び前記RFIDタグTGIDを高機能携帯電話に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2305でNO)、前記携帯リードライタHRWから前記配送モード情報(集荷店荷降モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2305でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて、前記RFID管理装置40に送信する(ST2306)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記配送モード情報(集荷店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2307)、前記配送モード情報(集荷モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2308)、前記システム管理装置40に送信する(ST2309)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(集荷モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2310)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む。
前記荷物BGは、前記集荷店A2内で荷降ろしされた後、前記マテハン機器MHAにて、重量・容量を計量されたうえで、方面別に仕分けされる。
前記集荷店A2内に設置された前記集荷店端末60は、前記集荷店A2内のマテハンR/Wからの前記RFIDタグIDの受信を待ち(ST2312でNO)、受信した場合(ST2312でYES)は、前記RFIDタグTGの配達店コードに基づき、前記マテハン機器MHAの制御を行い、前記荷物BGの重量及び容量の計量を行い(ST2313)、計量データを前記システム管理装置40に送信し(ST2314)、前記RFIDタグの配達店コードに基づき、前記マテハン機器MHAの制御を行い、前記荷物BGの方面別仕分けを行い(ST2316)、集荷店内処理を終了する。
一方、前記システム管理装置40は、前記計量データを受信し(ST2315)、前記計量データを保持しておく。
図47は、前記集荷店A2における前記荷物BGの積み込み処理を示すフローチャートである。
前記集荷店A2において前記荷物BGを積み込むときは、積み込み作業を行うドライバーDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れて、前記トラックTRの前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持しておく。
前記携帯リードライタHRWは電源の入りと同時に、前記識別符号(携帯R/WID)を、前記ドライバーDRの所持する前記高機能携帯電話200に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2401でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2401でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2402)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2403)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2404)。
前記ドライバーDRが、前記荷物BGの作業を行うときには、前記携帯リードライタHRWは、前記荷物BGに貼着された前記RFIDタグTGからの搬送波を受信し、前記高機能携帯電話200に向けて、前記BLUETOOTH(登録商標)を使用してデータを送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2405でNO)、前記携帯リードライタHRWから配送モード情報(集荷店積込モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2405でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて前記RFID管理装置40に送信する(ST2406)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から配送モード情報(集荷店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2407)、前記配送モード情報(集荷店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2408)、前記システム管理装置40に送信する(ST2409)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(集荷店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2410)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2411)。
図48は、前記中継店HC2内の前記荷物BGの処理を示すフローチャートである。
前記中継店HC2において前記荷物BGを荷降ろしするときは、荷降ろし作業を行うドライバーDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れて、前記携帯リードライタHRWの配送モードを中継店荷降モードにし、前記トラックTRの前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持しておく。
前記携帯リードライタHRWは電源の入りと同時に、前記識別符号(携帯R/WID)を、前記ドライバーDRの所持する前記高機能携帯電話200に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2501でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2501でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2502)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2503)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバーDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2504)。
前記ドライバーDRの荷降ろし作業において、前記携帯リードライタHRWは前記荷物BGの前記RFIDタグTGを読み取り、前記配送モード情報(中継店荷降モード情報)及び前記RFIDタグTGIDを高機能携帯電話に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2505でNO)、前記携帯リードライタHRWから前記配送モード情報(中継店荷降モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2505でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて、前記RFID管理装置40に送信する(ST2506)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記配送モード情報(中継店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2507)、前記配送モード情報(中継店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2508)、前記システム管理装置40に送信する(ST2509)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(中継店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2510)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2511)。
そして、前記荷物BGは、前記中継店HC2内で荷降ろしされた後、前記マテハン機器MHHにて、重量・容量を計量されたうえで、方面別に仕分けされる。
前記中継店HC2内に設置された前記中継店端末80は、前記中継店HC2内のマテハンR/Wからの前記RFIDタグIDの受信を待ち(ST2512でNO)、受信した場合(ST2512でYES)は、前記RFIDタグTGの配達店コードに基づき、前記マテハン機器MHHの制御を行い、前記荷物BGの重量及び容量の計量を行い(ST2513)、計量データを前記システム管理装置40に送信する(ST2514)。
前記システム管理装置40は、前記計量データを受信し(ST2315)、前記計量データを保持する(ST2515)と共に、前記RFIDタグTGの配達店コードに基づき、前記マテハン機器MHHの制御を行い、前記荷物BGの配達店B2別仕分けを行い(ST2316)、中継店内処理を終了する。
一方、前記システム管理装置40は、前記計量データを受信し(ST2315)、前記計量データを保持するとともに、前記計量データに基づき、他の荷物BGの動向、前記トラックDB230e及び前記ドライバーDB230f等を参照し、配車シミュレーションを策定し(ST2516)、策定した配車情報を前記中継店端末80に送信する(ST2517)。
前記中継店端末80は、前記システム管理装置40から前記配車情報を受信し(ST2518)、それに基づき、配達店別に前記荷物BGの仕分けを行う(ST2519)。
図49は、中継店における荷物の積み込み処理を示すフローチャートである。
前記中継店HC2において前記荷物BGを積み込むときは、積み込み作業を行うドライバーDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れて、前記トラックTRの前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持しておく。
前記携帯リードライタHRWは電源の入りと同時に、前記識別符号(携帯R/WID)を、前記ドライバーDRの所持する前記高機能携帯電話200に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2601でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2601でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2602)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2603)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2604)。
前記ドライバーDRが、前記荷物BGの作業を行うときには、前記携帯リードライタHRWは、前記荷物BGに貼着された前記RFIDタグTGからの搬送波を受信し、前記高機能携帯電話200に向けて、前記BLUETOOTH(登録商標)を使用してデータを送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2605でNO)、前記携帯リードライタHRWから配送モード情報(中継店積込モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2605でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて前記RFID管理装置40に送信する(ST2606)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から配送モード情報(中継店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2607)、前記配送モード情報(中継店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2608)、前記システム管理装置40に送信する(ST2609)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(中継店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2610)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2611)。
図50は、配達店内における荷物BGの処理を示すフローチャートである。
前記配達店B2において前記荷物BGを荷降ろしするときは、荷降ろし作業を行うドライバーDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れて、前記携帯リードライタHRWの配送モードを中継店荷降モードにし、前記トラックTRの前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持しておく。
前記携帯リードライタHRWは電源の入りと同時に、前記識別符号(携帯R/WID)を、前記ドライバーDRの所持する前記高機能携帯電話200に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2701でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2701でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2702)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2703)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバーDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2704)。
前記ドライバーDRの荷降ろし作業において、前記携帯リードライタHRWは前記荷物BGの前記RFIDタグTGを読み取り、前記配送モード情報(配達店荷降モード情報)及び前記RFIDタグTGIDを高機能携帯電話に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2705でNO)、前記携帯リードライタHRWから前記配送モード情報(配達店荷降モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2705でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて、前記RFID管理装置40に送信する(ST2706)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記配送モード情報(配達店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2707)、前記配送モード情報(配達店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2708)、前記システム管理装置40に送信する(ST2709)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(配達店荷降モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2710)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2711)。
そして、前記荷物BGは、前記配達店B2内で荷降ろしされた後、前記マテハン機器MHBにて、重量・容量を計量されたうえで、配達エリア別に仕分けされる。
前記配達店B2内に設置された前記配達店端末70は、前記配達店B2内のマテハンR/Wからの前記RFIDタグIDの受信を待ち(ST2712でNO)、受信した場合(ST2712でYES)は、前記RFIDタグTGの配達店コードに基づき、前記マテハン機器MHBの制御を行い、前記荷物BGの重量及び容量の計量を行い(ST2713)、計量データを前記システム管理装置40に送信する(ST2714)。
前記システム管理装置40は、前記計量データを受信すると(ST2715)、保持していた前記各計量データを比較し整合するか否かを判断する(SST2716)。前記計量データが不整合の場合は(ST2716でNO)、不整合情報を前記配達店端末70に送信する(ST2717)。前記計量データが整合する場合は(ST2716でYES)、前記計量データに基づき、請求書を作成する(ST2719)。
前記配達店端末70は、前記システム管理装置40から前記計量データの不整合情報を受信すると(ST2718)、不整合情報を参照しつつ、前記RFIDタグTGの配達店エリアコードに基づき、マテハン機器MHBの制御を行い、前記荷物BGの配送エリア別仕分けを行い(ST2720)、前記配送エリア情報を前記システム管理装置40に送信し(ST2721)、配達店内処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記配達店端末70から前記配送エリア情報を受信し(ST2722)、その情報及び他のRFIDタグTG情報等を参照し、前記配送エリア内の配送ルートを策定する(ST2723)。
なお、不整合情報を有する前記荷物BGは、前記配達店内において、再度重量及び容量を計測され、別途計量データを前記システム管理装置40に送信し、それに基づき、請求書が作成される(図示せず)。
図51は、配達店B2内における荷物の積み込み及び配達処理を示すフローチャートである。
前記配達店B2において前記荷物BGを積み込むときは、積み込み作業を行うドライバーDRは、前記携帯リードライタHRWの電源を入れて、前記トラックTRの前記携帯リードライタホルダRWHに、前記携帯リードライタHRWを保持しておく。
前記携帯リードライタHRWは電源の入りと同時に、前記識別符号(携帯R/WID)を、前記ドライバーDRの所持する前記高機能携帯電話200に送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWから前記識別符号(携帯R/WID)の送信を待って(ST2801でNO)、前記識別符号(携帯R/WID)を受信すると(ST2801でYES)、受信した前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200の識別符号(携帯端末ID)と共に、前記システム管理装置40に送信する(ST2802)。
前記システム管理装置40は、前記高機能携帯電話200から前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を受信すると(ST2803)、前記識別符号(携帯端末ID)から、それを使用しているドライバーDRを特定して、前記ドライバDB230eに前記識別符号(携帯R/WID)と前記高機能携帯電話200に予め与えられた識別符号(携帯端末ID)を書き込む(ST2804)。
前記ドライバーDRが、前記荷物BGの積み込み作業を行うときには、前記携帯リードライタHRWは、前記荷物BGに貼着された前記RFIDタグTGからの搬送波を受信し、前記高機能携帯電話200に向けて、前記BLUETOOTH(登録商標)を使用してデータを送信する。
前記高機能携帯電話200は、前記携帯リードライタHRWからの送信を待って(ST2805でNO)、前記携帯リードライタHRWから配送モード情報(配達店積込モード情報)と前記RFIDタグTGIDを受信すると(ST2805でYES)、前記高機能携帯電話200内のGPSモジュールを参照して、受信時の位置情報及び時間情報を併せて前記RFID管理装置40に送信する(ST2806)。
前記RFID管理装置40は、前記高機能携帯電話200から配送モード情報(配達店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2807)、前記配送モード情報(配達店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を前記タグファイル31に書き込み(ST2808)、前記システム管理装置40に送信する(ST2809)。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置40から、前記配送モード情報(配達店積込モード情報)、前記RFIDタグTGID、位置情報及び時間情報を受信すると(ST2810)前記顧客DB230a及び関連するDB(前記ドライバDB230f等)に受信した各データを書き込む(ST2811)。
そして、前記高機能携帯電話200は、所定の時間処理を行った後に(ST2812)、受領情報の確認を待ち(ST2813)、受領情報を確認すれば(ST2813でYES)、受領情報を前記RFID管理装置50に送信し(ST2814)、配送処理を終了する。
前記RFID管理装置50は、前記高機能携帯電話200から受領情報を受信すると(ST2815)、前記タグDBを更新し(ST2816)、受領情報を前記システム管理装置40に送信し(ST2817)、処理を終了する。
前記システム管理装置40は、前記RFID管理装置50から受領情報を受信すると(ST2818)、それに基づき、顧客DB及び関連するDBを更新し(ST2819)、処理を終了する。
X 荷送人
Y 荷受人
Z 顧客
WH 倉庫
GS 商品管理装置
NW 通信回線
ST 通信衛星

DR ドライバー
TR トラック
BG 荷物
TG RFIDタグ
TT トラックタグ
CT 送り状(RFIDタグ内蔵)
CG 送り状(一般)
AT アンテナ(RFID読み取り用)
R/W リーダライタ
PS 通過センサ
CR クレジットカード

A 集荷店(中継店)
IGA 集荷店入庫ゲート
OGA 集荷店出荷ゲート
MHA 集荷店マテハン

HC 中継店(中継店)
IGH 中継店入庫ゲート
OGH 中継店出荷ゲート
MHH 中継店マテハン

B 配達店(中継店)
IGB 配達店入庫ゲート
OGB 配達店出荷ゲート
MHB 配達店マテハン

10 送り状発行機
11 CPU
12 RAM
13 記憶部
130 記憶部
230 記憶部

14 通信インターフェイス
15 入力部
16 発行部
17 表示部
18 GPSアンテナ
19 GPS受信部
20 ドライバー携帯端末
21 受領サイン
22 磁気リーダアタッチメント
30 RFID携帯発行機
31 タグファイル
32 トラックタグファイル
40 システム管理装置
50 RFID管理装置
60 集荷店端末
61 入荷出荷ゲートR/W
62 マテハンR/W
63 マテハン制御部
70 配達店端末
80 中継店端末
90 トラック端末

Claims (6)

  1. 一又は二以上の中継点を経由すると共に、前記中継点において配送先に向けて荷物を仕分けし配送する荷物配送システムであって、
    前記荷物に取り付けられる固有識別符号を有する無線タグと、
    前記無線タグの固有識別符号を読み取る固有識別符号読取手段と、
    前記固有識別符号を送信する送信手段と、
    前記荷物の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報を送信する位置情報送信手段と、
    前記固有識別符号及び前記位置情報を前記荷物の配送状況に応じて記憶する管理装置とを備え、
    前記管理装置は要求に応じて前記荷物の配送状況情報を提供する情報提供装置を備えることを特徴とする荷物配送システム。
  2. 前記配送に使用する配送手段に取り付けられる第2固有識別符号を有する第2無線タグと、
    前記第2無線タグの第2固有識別符号を読み取る第2固有識別符号読取手段と、
    前記第2固有識別符号を送信する第2送信手段と、
    をさらに備え、
    前記管理装置は、前記固有識別符号読取手段で読み取る固有識別符号情報を前記第2読取手段で読み取る第2固有識別符号情報と関連づけて記憶する記憶部とを備えることを特徴とする請求項1記載の荷物配送システム。
  3. 前記第2固有識別符号読取手段は、配送者が携帯する携帯読取手段及び前記中継点に設けられた中継点読取手段であることを特徴とする請求項2に記載の荷物配送システム。
  4. 前記固有識別符号読取手段は、前記無線タグの固有識別符号情報を前記位置情報送信手段に固有識別符号を送信する近距離無線送信部を備え、
    前記位置情報送信手段は、前記固有識別符号読取手段から送信される固有識別符号を受信する近距離無線受信部を備え、
    前記位置情報送信手段は、前記固有識別符号を受信すると、前記固有識別符号と受信時の位置情報及び時間情報を前記管理装置に送信してなることを特徴とする請求項1記載の荷物配送システム。
  5. 前記位置情報送信手段は、前記荷物の中継点情報又は/及び前記荷物の積み降ろし情報を有する配送状態を選択する配送状態選択手段を有し、前記配送状態を前記位置情報と共に送信してなることを特徴とする請求項1又は4に記載の荷物配送システム。
  6. 前記管理装置は、前記配送状況情報に基づき所定の経営情報を提供する情報提供装置を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一に記載の荷物配送システム。
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