JP7215023B2 - 作業端末及び作業端末の制御方法 - Google Patents

作業端末及び作業端末の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、荷物の配送作業を行う作業者が使用する作業端末に関する。
特許文献1には、荷物の運搬を行うトラック等である配送車と、配送車の管理を行う配送センターとを備える運行管理システムが開示されている。この運行管理システムでは、配送車の運転手が有する携帯端末に、運行指示を表示自在な運行管理手段が備えられている。これにより、配送センターに配置された固定端末からデータ通信によって送信される運行指示を携帯端末に表示させることができる。従って、例えば、固定端末は運行指示の変更などを任意の時点で送信して、直ちに携帯端末に表示させることができる。
特開2007-34566号公報
上記従来の運行管理システムのような、従来の配送システムでは、例えば、個々の荷物の配送先の名称及び住所等の情報を、配送作業を行う作業者の携帯端末にデータ通信で送ることができる。そのため、作業者は、トラックに対する荷物の積み込みまたは積み降ろし作業において、例えば、携帯端末に表示される情報を参照しながらこれら作業を行うことができる。しかしその一方で、携帯端末は、固定端末とは異なり、紛失または置き忘れ等が生じ得るため、例えば、第三者に携帯端末を不正に操作される可能性がある。この問題に対応するために、例えば指紋等を用いた生体認証システムを用いることで、当該運転手以外による携帯端末の操作を実質的に不可能にすることは可能である。しかしながら、この場合、当該作業者に割り当てられた配送作業を他の作業者が行う場合、煩雑な作業が必要となる。具体的には、当該配送作業を行う作業者を途中で交代する場合、交代後の作業者の携帯端末に、配送作業に用いる情報を新たにダウロードする必要があり、また、個々の荷物の配送が完了しているか否かの検証なども必要となる。
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、配送作業を行う作業者が使用する作業端末であって、効率よく配送作業を行うことができる作業端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る作業端末は、一連の作業内容を示す配送作業情報が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、前記配送作業情報に関する処理が可能な作業端末であって、第一端末または第二端末と通信することで、前記第一端末を識別する第一IDまたは、前記第二端末を識別する第二IDを含むID情報を取得する通信部と、前記通信部が取得した前記ID情報と、前記第一ID及び前記第二IDを含むログイン許可情報とに基づいて、当該作業端末へのログインの認証を行う認証部と、(a)前記通信部が、前記第一端末または前記第二端末から連続的または断続的に前記ID情報を取得することで、前記認証部により前記ログインが認証されている場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可し、(b)前記認証部により前記ログインが認証されていない場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可しない制御部と、を備える。
この構成によれば、第一端末または第二端末を携帯する作業者は、例えば作業端末を手に取った場合、作業端末と第一端末または第二端末との通信がある程度継続して行われることで、自動的に作業端末の操作が可能な状態となる。また、作業者は、例えば作業端末から離れた場合、当該通信が途絶することで、自動的に作業端末の操作が不可能な状態となり、不正な操作は防止される。従って、例えば、正規の権限を有する複数の作業者のそれぞれに第一端末等の正規のIDを有する端末装置を携帯させておけば、複数の作業者の各々は、当該作業者を識別する情報を作業端末に入力することなく、作業端末に当該作業者を特定させることができる。つまり、作業端末は、操作する作業者を認識した状態で配送作業情報に関する処理を適切に行うことができる。そのため、例えば、複数の荷物を配送するための配送作業を、正規の権限を有する複数の作業者が交代しながら、効率よく実行することができる。
このように、本態様に係る作業端末は、配送作業を行う作業者が使用する作業端末であって、効率よく配送作業を行うことができる作業端末である。
また、本発明の一態様に係る作業端末において、前記認証部は、前記通信部が前記第一端末及び前記第二端末の両方から連続的または断続的に前記ID情報を取得する場合、前記第一端末及び前記第二端末のうちの所定の条件を満たす一方のみのログインを認証する、としてもよい。
この構成によれば、例えば、作業端末の周辺に、第一端末を有する作業者及び第二端末を有する作業者の両方が存在する場合であっても、所定の条件に基づいて、第一端末及び第二端末(第一ID及び第二ID)の一方のみが認証される。そのため、例えば、作業端末の操作を行う可能性がある複数の作業者が互いの近くに存在する場合であっても、実際に操作を行う作業者は、パスワード等を入力することなく、当該作業者を自動的に作業端末に特定させることができる。
また、本発明の一態様に係る作業端末はさらに、前記配送作業情報に関する処理の内容または結果を示す処理情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記処理情報と、前記認証部によって前記ログインが認証された前記第一IDまたは前記第二IDとが紐づけられた履歴情報を記憶する履歴情報記憶部とを備える、としてもよい。
この構成によれば、作業端末は、例えば、配送作業を行っている期間における作業者の位置、または、各荷物の配送の完了時刻等を示す処理情報を、作業者を特定する第一IDまたは第二IDと紐づけて履歴情報として記憶することができる。つまり、どの作業を誰が行ったかを適切に記録することができる。
また、本発明の一態様に係る作業端末において、前記通信部はさらに、前記認証部が前記ログインを認証している場合、前記作業端末の位置を示す位置情報と、前記ログインが認証された前記第一IDまたは前記第二IDとを当該作業端末を管理する管理システムに送信し、前記認証部が前記ログインを認証していない場合、前記位置情報を前記管理システムに送信する、としてもよい。
この構成によれば、管理システムは、配送作業を行っている作業者と、作業者の位置とを認識することができるため、例えば、適切に配送作業がなされているかを把握することができる。また、管理システムが位置情報のみを受信した場合、正規の権限を有する作業者を伴わずに作業端末が放置されている、または、作業端末が移動していることを意味する。そのため、管理システムは、例えば作業端末の置き忘れまたは盗難等の発生を把握することができ、その時点の作業端末の位置も把握することができる。
また、本発明の一態様に係る作業端末の制御方法は、一連の配送作業を示す配送作業情報が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、前記配送作業情報に関する処理が可能な作業端末の制御方法であって、第一端末または第二端末と通信することで、前記第一端末を識別する第一IDまたは、前記第二端末を識別する第二IDを含むID情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記ID情報と、前記第一ID及び前記第二IDを含むログイン許可情報とに基づいて、当該作業端末へのログインの認証を行う認証ステップと、(a)前記認証ステップにおいて、前記第一端末または前記第二端末から連続的または断続的に前記ID情報を取得することで、前記ログインが認証されている場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可し、(b)前記認証ステップにおいて前記ログインが認証されていない場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可しない操作可否決定ステップと、を含む。
この制御方法によれば、上記のいずれかの態様に係る作業端末と同じく、正規の権限を有する作業者に対する、作業端末の操作可能化及び不可能化を自動的に行うことができる。従って、複数の作業者の各々は、当該作業者を識別する情報を作業端末に入力することなく、作業端末に当該作業者を特定させることができる。つまり、作業端末は、操作する作業者を認識した状態で配送作業情報に関する処理を適切に行うことができる。そのため、例えば、複数の荷物を配送するための配送作業を、正規の権限を有する複数の作業者が交代しながら、効率よく実行することができる。
なお、本発明は、上記の作業端末の制御方法に含まれる1以上のステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現すること、および、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体として実現することもできる。また、当該プログラムは、インターネット等の通信ネットワークを介して配信されてもよい。
本発明によれば、配送作業を行う作業者が使用する作業端末であって、効率よく配送作業を行うことができる作業端末を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る配送システムの構成概要を示す図である。 図2は、実施の形態に係る作業端末の機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係るログイン許可情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る配送作業情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る作業端末におけるログイン認証に関する処理の流れを示すフロー図である。 図6は、実施の形態に係るメニュー画面の一例である。 図7は、実施の形態に係る積込情報画面の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る配送先情報画面の一例を示す図である。 図9は、実施の形態に係る配送ナビ画面の一例を示す図である。 図10は、実施の形態に係る荷降情報画面の一例を示す図である。 図11は、実施の形態に係る1つの荷物の配送完了後における配送先情報画面の一例を示す図である。 図12は、実施の形態に係る履歴情報のデータ構成の一例を示す図である。 図13Aは、作業者の交代前における実施の形態に係る作業端末の状態を示す図である。 図13Bは、作業者の交代後における実施の形態に係る作業端末の状態を示す図である。 図14は、作業者の交代後における実施の形態に係る配送先情報画面の一例を示す図である。 図15は、作業者の交代後における実施の形態に係る履歴情報のデータ構成例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態における配送システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、並びに、作業または情報処理の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
[1.配送システムの構成概要]
まず、図1を用いて、本発明の実施の形態に係る配送システム10の構成概要を説明する。図1は、実施の形態に係る配送システム10の構成概要を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る配送システム10は、作業者20が使用する作業端末100と、配送作業を管理する管理システム400とを備える。
管理システム400は、配送すべき複数の荷物それぞれの収納されている位置及び配送先の住所等を示す配送作業情報が格納された記憶装置、及び、配送作業情報を読み出して処理するコンピュータ等の操作端末を有する。操作端末は作業端末100と通信することができる。これにより、管理システム400は、作業端末100との間で各種の情報をやり取りする。
管理システム400は、具体的には、例えば、倉庫管理システム(WMS:配送情報及び貨物情報などを取り扱うシステム)、運行管理システム(配送車に取り付けられた専用機器または作業端末からの位置情報を公衆回線を通じて取得し、地図情報と合わせて、位置を把握するシステム)、バース管理システム(対象となる配送センター、または、遠隔地から、インターネットを介して対象となる配送センターのバースの利用の予約、並びに、予約の変更及び取消するシステム)など、複数のシステムで構成されてもよい。
作業者20は、作業者20に紐づけられた識別情報である作業者ID(図1における「OP_ID」)を発信する発信機300を携帯している。発信機300と作業端末100とが通信することで、作業者20は、作業者IDを取得した作業端末100を操作することができる。なお、発信機300は、複数の作業者20のそれぞれが携帯しており、複数の発信機300それぞれは、ユニークな作業者IDを記憶している。つまり、作業者IDは、発信機300を識別する情報であり、発信機300を携帯する作業者を識別する情報として用いることもできる。複数の発信機300のうちの2つの発信機300は、第一端末及び第二端末の一例である。作業端末100の自動的な操作可能化及び不可能化については図5を用いて後述する。
例えば、作業者20は、作業端末100を手に取り、所定の操作を行うことで、作業端末100は、管理システム400から配送作業情報を受信して記憶する。作業者20は、作業端末100に表示された情報に従い、トラック50を用いて複数の荷物の配送を行う。また、作業端末100は、GPS(Global Positioning System)を利用して作業端末100の位置を示す位置情報を取得し、位置情報と作業者IDとを管理システム400に送信する機能を有する。作業端末100は、例えば、所定の期間ごとに位置情報と作業者IDとを管理システム400に送信する。また、作業端末100は、これら位置情報と作業者IDとを、例えば日時と紐づけて記憶する。
作業端末100が配送作業情報を受信した後に、作業者20は、作業端末100に表示される情報に従って、トラック50を用いて複数の荷物の配送を行う。例えば、作業者20は、作業端末100の表示に従って、倉庫80に向かい、倉庫80で、荷物a、b、cをトラック50に積み込む。
その後、作業者20は、作業端末100の表示に従って、配送先Aで荷物aを降ろし、配送先Bで荷物bを降ろし、配送先Cで、荷物cを降ろす。つまり、荷物a、b、cのそれぞれを、作業端末100に示される配送先に配送する。この配送順及び配送経路は、作業端末100に表示されるため、作業者20は、効率よく配送作業を進めていくことができる。また、作業者20は、配送先への荷物の配送の完了ごとに作業端末100に所定の操作を行い、作業端末100は、配送が完了したこと、及び、当該所定の操作が行われた位置を、作業者IDと紐づけて記憶する。つまり、作業端末100は、一連の作業内容(移動の軌跡も含む)を履歴情報として記憶する。作業端末100は、記憶している履歴情報を、任意のタイミングで、または、管理システム400からの要求に応じて管理システム400に送信する。つまり、管理システム400は、作業端末100に指示した配送作業の進捗状況等を把握することができる。
[1-1.作業端末の構成概要]
次に、上記の配送作業に用いられる作業端末100の構成概要について、図2~図4を用いて説明する。図2は、実施の形態に係る作業端末100の機能構成を示すブロック図である。図3は、実施の形態に係るログイン許可情報210のデータ構成の一例を示す図である。図4は、実施の形態に係る配送作業情報200のデータ構成の一例を示す図である。
作業端末100は、一連の作業内容を示す配送作業情報200が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、配送作業情報200に関する処理が可能な端末である。作業端末100は、主な構成要素として、通信部110と、認証部120と、制御部130とを備える。また、本実施の形態では、作業端末100は、各種の情報(配送作業情報200、ログイン許可情報210、及び履歴情報220など)を記憶する記憶部150を有している。記憶部150は、例えば、ハードディスクなどの磁気ディスクを用いた記憶装置、または、SSD(Solid State Drive)もしくはフラッシュメモリなどの半導体メモリを用いた記憶装置によって実現される。なお、配送作業情報200に関する処理として、積み込み完了、配送情報の確認、配送先順序の確認、配送先へのルートナビ、配送完了の入力等の各種の処理が例示される。
通信部110は、発信機300と通信することで、発信機300を識別する作業者IDを含むID情報を取得する。認証部120は、通信部110が取得したID情報と、作業者IDを含むログイン許可情報210とに基づいて、作業端末100へのログインの認証を行う。ログイン許可情報210は、図3に示すように、作業端末100へのログインの認証が許可される複数の作業者IDと、作業者IDごとの氏名及び所属先等の情報を含んでいる。なお、ログイン許可情報210は、少なくとも、作業端末100へのログインの認証が許可される1以上の作業者IDを含んでいればよい。
制御部130は、通信部110が発信機300から連続的または断続的にID情報を取得することで、認証部120によりログインが認証されている場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可する。制御部130は、認証部120によりログインが認証されていない場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可しない。例えば、発信機300から送信される“P0132”を含むID情報が所定の期間継続して通信部110が受信した場合、認証部120によって“P0132”によるログインが認証される。その結果、制御部130は、作業端末100に対する、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可する。
具体的には、作業端末100は、ユーザインタフェースとして表示部160を備えている。表示部160は、各種の情報を表示する機能と、作業者20の操作を受け付ける機能とを有するタッチパネルである。より詳細には、表示部160は、例えば液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示装置と、接触位置を検出する位置検出装置とが重ね合わされた装置である。
制御部130は、記憶部150から読み出した配送作業情報200を用いて表示部160に各種の情報を表示させる。具体的には、図4に示すように、配送作業情報200には、配送すべき複数の荷物の管理番号、及び、管理番号ごとの品名、配送先名、及び住所等の情報が含まれる。制御部130は、配送作業情報200から必要な情報を読み出して表示部160に表示させる。また、表示部160に対する操作に応じて、制御部130として機能するCPU(Central Processing Unit)によって各種の処理を実行させる。
また、作業端末100は、配送作業情報200に関する処理の内容または結果を示す処理情報を取得する取得部140を備えている。取得部140は、例えば、配送作業を行っている期間における作業者20の位置、または、各荷物の配送の完了時刻等を示す処理情報を取得する。なお、作業端末100は、例えばGPS受信機(図示せず)を有しており、GPSを構成する複数の人工衛星から電波信号を受信することで、作業端末100の現在位置を特定することができる。取得部140は、GPS受信機から、現在位置を示す位置情報を処理情報として取得する。
本実施の形態に係る作業端末100は、例えば、CPU、メモリ等の記憶装置、および情報の入出力のためのインタフェース等を備えたコンピュータによって実現される。作業端末100では、例えば、記憶部150に格納された所定のプログラムをCPUが実行することにより、上述の、認証部120、制御部130、及び取得部140による処理が実現される。また、作業端末100は、例えば携帯電話の通信に用いられる通信規格に適合した通信モジュールを通信部110として有しており、携帯電話の通信網を利用して管理システム400と通信することができる。このような作業端末100は、例えば、専用のコンピュータ機器または汎用の携帯端末(スマートフォンまたはタブレットなど)によって実現される。
[1-2.作業端末のログイン認証に関する動作]
次に、本実施の形態に係る作業端末100の動作(処理)について、図5~図15を参照しながら説明する。まず、作業端末100におけるログイン認証に関する処理について、図5を用いて説明する。図5は、実施の形態に係る作業端末100におけるログイン認証に関する処理の流れを示すフロー図である。
図5に示すように、作業端末100による処理は、ID情報を取得する取得ステップ(S10)と、ログインの認証を行う認証ステップ(S20)と、配送作業情報200に関する処理のための操作の可否を決定する操作可否決定ステップ(S30)とを含む。これらの各ステップの詳細を以下に説明する。
作業端末100において、通信部110が、発信機300と通信することで、発信機300が有する作業者ID(例えば“P0132”)を取得した場合(S10でYes)、認証部120は、その作業者IDと、ログイン許可情報210とに基づいて、作業端末100へのログインの認証を行う。具体的には、作業者ID“P0132”は、ログイン許可情報210(図3参照)に含まれているため、作業者ID“P0132”は有効であると判断する(S21でYes)。なお、通信部110が取得した作業者IDが、ログイン許可情報210に含まれない場合(S21でNo)、ログインは認証されず、制御部130によって操作不可(S32)と決定される。
次に認証部120は、作業者ID“P0132”を含む作業情報を、連続的にまたは断続的に通信部110が受信するかを確認する。例えば、通信部110が作業者ID“P0132”を含む作業情報を、1秒に1回以上かつ5秒以上継続して受信した場合(S22でYes)、作業者ID“P0132”によるログインを認証する。この場合、制御部130は、作業端末100に対する、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可する(S31)。具体的な操作例については、図6以降の図を用いて後述する。
ここで、発信機300は、例えば到達範囲が半径1m程度の電波により、作業者ID“P0132”を含む作業情報を一定間隔(例えば1秒間隔)で送信する。そのため、例えば、発信機300を携帯する作業者20が作業端末100に近づいて、作業端末100を手に持った場合、作業端末100にから1m内に入ってから5秒経過した時点で、自動的に作業者ID“P0132”による作業端末100へのログインが認証される。
また、これにより作業端末100の操作を許可され(S31)、その後、通信部110が作業者ID“P0132”を含む作業情報を受信しなくなった(受信を停止した)場合(S34でYes)、認証部120は、停止期間を計測する。認証部120は停止期間がT(例えば5秒)を超えた場合、認証部120は、作業者ID“P0132”によるログインを非認証とする。これにより、制御部130は、作業端末100に対する、配送作業情報200に関する処理のための操作を不許可とする(S32)。
例えば、作業者20が、作業端末100をトラック50内に置いて、トラック50の外で何等かの作業を行う場合、発信機300から送信されるID情報の作業端末100への定期的な到達状態が途切れる。その結果、作業者ID“P0132”は作業端末100からログアウトした状態となり、作業端末100に対する、配送作業情報200に関する処理のための操作(以下、「実体的な操作」ともいう。)は不可となる。従って、仮に、第三者が作業端末100を操作しようとした場合であっても、少なくとも、配送作業に関する操作は不可能であるため、作業端末100に記憶された各種の情報の不正な流出は防止される。
また、通信部110によるID情報の受信の停止期間がTを超えない場合、つまり、通信部110によるID情報の受信の停止から、T以内にID情報を受信した場合、そのID情報に含まれる作業者ID“P0132”によるログイン状態は維持される。そのため、作業者ID“P0132”と紐づけられた作業者20による作業端末100の操作は可能な状態に維持される。
[1-3.作業端末の表示画面例]
次に、上記のように動作する作業端末100の操作に用いられる各種の画面の例を図6~図11を用いて説明する。図6~図11のそれぞれは、実施の形態に係る作業端末100に表示される各種の画面例を示している。具体的には、図6は、実施の形態に係るメニュー画面の一例である。図7は、実施の形態に係る積込情報画面の一例を示す図である。図8は、実施の形態に係る配送先情報画面の一例を示す図である。図9は、実施の形態に係る配送ナビ画面の一例を示す図である。図10は、実施の形態に係る荷降情報画面の一例を示す図である。図11は、実施の形態に係る1つの荷物の配送完了後における配送先情報画面の一例を示す図である。なお、以下で説明する各種画面の表示及び切り替えは、制御部130が表示部160を制御することで行われる。
作業端末100において、配送作業情報200に関する処理のための操作の許可が決定された場合(図5のS31)、表示部160には、例えば図6に示すメニュー画面が表示される。メニュー画面には、ログイン中の作業者を示す作業者IDフィールド170のほか、積込情報ボタン171a、配送先情報ボタン171b、配送ナビボタン171c及び荷降情報ボタン171dが表示される。これらボタンが作業者20にタッチされた場合、メニュー画面から当該ボタンに対応する画面に移行する。
配送作業を開始する作業者20は、例えば、まず積み込み積込情報ボタン171aをタッチし、これより、表示部160には、例えば図7に示す積込情報画面が表示される。積込情報画面には、作業端末100を用いて配送すべき複数の荷物に関する情報、及び、これらの荷物を積み込む倉庫の名称等が表示される。図7に示す例では、“AA倉庫”のバース“8A”にて、荷物リスト172に示される複数の荷物を積み込むことが示されている。また、バース“8A”の使用開始時刻として9時半が予約されていることが示されている。なお、本例では、“AA倉庫”のバース“8A”の使用開始時刻が既に予約されているが、例えば、作業者20が、積込情報画面を操作することで、作業端末100が管理システム400と通信し、これにより積み込みに使用するバース及び使用開始時刻等が予約されてもよい。
荷物リスト172には、個々の荷物に付与された管理番号及び品名が表示され、さらに、個々の荷物の積み込みが完了しているか否かが示されている。
積込情報画面を見た作業者20は、トラック50にてAA倉庫に向かい、8Aのバースにて荷物リスト172に示される複数の荷物をトラック50に積み込む。また、この積み込みの際、作業端末100が備える、または、作業端末100に接続されたバーコードリーダーで、複数の荷物のそれぞれに貼付されたバーコードを読み取る。これにより、荷物リスト172において、各荷物の“積込”の欄は“未”から“済”に変更される。
その後、作業者20は、例えばメニュー画面にて配送先情報ボタン171bをタッチすることで、表示部160には、例えば図8に示す配送先情報画面が表示される。配送先情報画面には、配送順、配送先の名称及び配送状況を示す配送先リスト173が表示される。なお、例えば、配送先リスト173に示される各行をタッチすると、当該行に対応する配送先に配送すべき1以上の荷物の情報が表示されてもよい。
また、作業者は、例えばメニュー画面にて配送ナビボタン171cをタッチすることで、表示部160には、例えば図9に示す配送ナビ画面が表示される。配送ナビ画面には、記憶部150に記憶されている配送先を含む地図に配送経路を重ねた配送先マップ174、及び、配送先の名称のリストが表示される。作業者20は、配送先マップ174を参照することで、複数の、荷物の配送を行うべき配送先に、どの順で、どの経路で行くべきかを同時に認識することができる。また、配送先マップ174は、トラック50が移動することによる作業端末100の移動に伴って更新され、作業者20は、適切な経路で各配送先に向かっているかを確認することができる。なお、各配送先への到達予想時刻などの情報が、配送ナビ画面に表示されてもよく、または、音声出力されてもよい。
その後、作業者20は、例えば、配送順“1”であるAAA産業に到着した場合、配送ナビ画面において、配送先の名称のリストのAAA産業をタッチすると、表示部160には、例えば図10に示す荷降情報画面が表示される。荷降情報画面では、荷物の配送を行うべき配送先の名称、現在位置を示す位置情報、及び、荷降ろしすべき荷物を特定する情報を含む配送詳細情報175が表示される。本例では、AAA産業において、管理番号“111-222-999”の荷物を降ろすべきことが荷降情報画面に示されている。作業者20は、この表示内容に従い、管理番号“111-222-999”の荷物をトラック50から降ろしてAAA産業に引き渡す。この引き渡しの前または後に、作業者20は、バーコードリーダーにて、当該荷物に貼付されたバーコードを読み込む。このとき、例えば読み込んだバーコードが“111-222-999”であれば、荷降情報画面に実行ボタンが表示される。作業者20は、実行ボタンにタッチすることで、作業端末100において、管理番号“111-222-999”の荷物についての配送完了処理が行われる。これにより、例えば、図11に示すように、配送先情報画面において、AAA産業の“状況”フィールドが、“未配送”から“配送完了”に変更される。
なお、例えば図10に示す荷降情報画面を表示させたときに、取得部140が取得し、荷降情報画面に表示された現在位置が、AAA産業の住所から所定の距離以上離れている場合を想定する。この場合、作業端末100は、荷降情報画面に、現在位置が適正な配送先とは異なることを示す警告情報を表示してもよく、当該警告情報を音声で出力してもよい。また、荷物の配送が予定されている配送先からの指示により、その配送先の住所とは異なる場所に荷物を配送する場合もあるため、警告情報が表示または音声出力された場合であっても、上記の配送完了処理が行われてもよい。この場合であっても、配送完了処理が行われた場所を示す位置情報が、履歴情報220に記録され、かつ、管理システム400に送信されるため、この配送が適切であるか否かの判断または検証は可能である。
また、AAA産業に複数の荷物を配送すべき場合は、複数の荷物の配送が完了となるまで、荷物ごとの荷降情報画面が繰り返し表示されてもよく、1つの荷降情報画面に、複数の荷物の情報が表示されてもよい。つまり、配送完了処理は、荷物ごとに行われてもよく、配送先ごとの複数の荷物について一括して行われてもよい。
以上のような処理が、荷物の配送が完了した配送先ごとに行われることで、作業端末100を用いて行うべき配送作業、つまり、配送作業情報200に示される配送作業が完了する。
[1-4.履歴情報のデータ構成例]
作業端末100による上記の各処理及び作業端末100の移動の状況は、記憶部150に、履歴情報220として記憶される。図12は、実施の形態に係る履歴情報220のデータ構成の一例を示す図である。履歴情報220は、例えば図12に示すように、データ項目として、レコードID(R_ID)、種別、作業者ID、位置、時刻、管理番号を含む。つまり、作業端末100は、上記の積み込みの際のバーコードの読み込み等のイベントが発生した場合、当該イベント発生時にログインしている作業者ID、当該イベントに対応する作業の種別、当該イベントが発生した位置、当該イベントが発生した時刻、及び、当該イベントに対応する荷物の管理番号を紐づけて記憶する。また、作業端末100は、定期的(例えば5分ごと)に、その時点の位置を示す位置情報を、その時点でログインしている作業者ID、その時点の作業の種別、及びその時点時刻と対応付けて記憶する。また、その時点で移動中である場合は、種別が“走行”として記憶される。なお、走行、及び停止の判断の手法としては、例えば30秒間隔くらいで位置情報を作業端末100から管理システム400に通知し、前回と今回など複数回の位置情報を比べることで、走行中及び停止中を判断する手法が例示される。
このようにして記憶された履歴情報220は、例えば、定期的に作業端末100から管理システム400に送信される。なお、荷物の積み込み及び配送の完了等の重要な情報は、その作業の完了ごとに、管理システム400に送信されてもよい。また、履歴情報220は、定期的または必要に応じたタイミングで送信されることに加え、すべての配送の完了時に、自動的に管理システム400に送信されてもよい。また、管理システム400に履歴情報220を送信する場合、その時点で送信済みではない部分のみを履歴情報220から抜き出して管理システム400に送信してもよい。
なお、位置情報については、例えば、履歴情報220として記憶するタイミングで、また、所定の期間ごと等の、履歴情報220としての記憶とは非同期のタイミングで、管理システム400に送信される。このとき、ログイン中の作業者IDがあれば位置情報とともに送信し、ログイン中の作業者IDがなければ、作業者IDを伴わずに位置情報を送信する。従って、仮に、作業者20が作業端末100を置き忘れたまま移動した場合は、作業者ID“P0132”がログアウトされ、例えば、位置情報と種別“停止”とが管理システム400に送信される。また、仮に、作業者20が、発信機300を持たない第三者に盗難された場合、例えば、位置情報と種別“走行”とが管理システム400に送信される。このように、作業端末100の位置情報が作業者IDを伴わずに、管理システム400に送信されることで、管理システム400は、作業端末100の置き忘れまたは盗難等を把握することができ、かつ、作業端末100を追跡することができる。また、管理システム400側では、上記の作業端末100の置き忘れ等が把握された場合、例えば、置き忘れ等の事故または異常の発生を報知するための画面表示、音声出力、またはランプの点灯等を行うことができる。また、この場合、例えばその時点で作業端末100を所持しているべき作業者20の携帯端末、または/及び、その作業者20が属する企業等の端末装置に、事故または異常の発生を通知してもよい。また、管理システム400からの制御により、作業端末100に、事故または異常の発生を報知するための音声出力等を行わせてもよい。
このように、本実施の形態では、どの作業者20が、いつ、どこで、どのような作業をしたかを示す履歴情報が作業端末100に記憶される。そのため、例えば、正確な作業日報を管理システム400に報告することができる。また、例えば、作業端末100を携帯する作業者20が、地下またはトンネル内などの通信が途絶えやすい環境で作業した場合であっても、その作業の内容は記録されるため、良好な通信が可能な環境の下で、管理システム400に送信することができる。
[1-5.作業者の交代時の処理]
配送作業情報200に示される配送作業を実行する作業者が交代される場合、本実施の形態に係る作業端末100は、自動的に、ログインを認証する作業者20(作業者ID)を自動的に変更することができる。この作業者20の交代時の処理について、図13A~図15を用いて説明する。
図13Aは、作業者20の交代前における実施の形態に係る作業端末100の状態を示す図であり、図13Bは、作業者20の交代後における実施の形態に係る作業端末100の状態を示す図である。図14は、作業者20の交代後における実施の形態に係る配送先情報画面の一例を示す図である。図15は、作業者20の交代後における実施の形態に係る履歴情報220のデータ構成例を示す図である。
なお、図13A及び図13Bに示される第一発信機300a及び第二発信機300bの一方は第一端末の一例であり、他方は第二端末の一例である。また、第一発信機300a及び第二発信機300bは、互いに異なる作業者IDによって識別される発信機300である。具体的には、第一発信機300aは、第一作業者ID“P0132”を含むID情報を送信し、第二発信機300bは、第二作業者ID“P0245”を含むID情報を送信する。
例えば図13Aに示すように、作業者20aが第一発信機300aを携帯し、作業者20bが第二発信機300bを携帯する場合を想定する。また、作業者20aが作業端末100を使用して配送作業を行っている場合を想定する。
この場合、作業端末100は、第一作業者ID“P0132”のログインを認証した状態であり、例えば、表示部160に表示される作業者IDフィールド170(図6参照)には、“P0132”が表示される。この状態で、作業者20bが配送作業の担当を交代するために、作業者20aに近づいた場合、作業端末100が、第二発信機300bが送信するID情報を継続して受信することが考えられる。
この場合、作業端末100は、第一発信機300a及び第二発信機300bのうちの所定の条件を満たす一方のみのログインを認証する。具体的には、第一発信機300aから送信されるID情報の受信強度、及び、第二発信機300bから送信されるID情報の受信強度のうち、受信強度が大きい一方のみのログインを認証する。図13Aに示す状態では、第一発信機300aの方が、第二発信機300bよりも作業端末100に近いため、作業端末100では、第一発信機300aから送信されるID情報の受信強度の方が、第二発信機300bから送信されるID情報の受信強度よりも大きい。そのため、作業端末100は、第一発信機300aから送信されるID情報に示される第一作業者ID“P0132”によるログインを認証し、第二発信機300bから送信されるID情報に示される第二作業者ID“P0245”によるログインを認証しない。
その後、作業端末100が、作業者20aから作業者20bに渡された場合、例えば、作業端末100における、第一発信機300aから送信されるID情報の受信が、T(例えば5秒)以上途切れる(図5のS36でYes)。これにより、第一作業者ID“P0132”がログアウトし、作業端末100の実体的な操作は一旦不可となる(図5のS32)。その後、作業端末100は、第二発信機300bから送信されるID情報の受信が継続することで(図5のS22でYes)、第二作業者ID“P0245”によるログインが認証され、その結果、作業者20bは、作業端末100の実体的な操作を行うことができる。
または、作業者20aから作業者20bに渡された場合、例えば、作業端末100は、第一発信機300aが送信するID情報及び第二発信機300bが送信するID情報の両方を継続して受信する。しかし、図13Bに示す状態では、第二発信機300bの方が、第一発信機300aよりも作業端末100に近い。そのため、作業端末100は、上述のように2つのID情報の受信強度の大小関係に基づき、第二発信機300bから送信されるID情報に示される第二作業者ID“P0245”によるログインを認証し、第一発信機300aから送信されるID情報に示される第一作業者ID“P0132”によるログインを認証しない。つまり、作業端末100では、第一作業者ID“P0132”がログアウトするとともに、第二作業者ID“P0245”がログインする。その結果、作業者20bは、作業端末100の実体的な操作を行うことができる。
以上のように作業端末100が作業者20の交代処理(作業者IDの変更処理)を行うことで、作業者20bは、自身を識別する情報を作業端末100に入力するなどの作業を行うことなく、引き続き、作業端末100に示される配送作業を行うことができる。
例えば、作業者20bは、作業端末100を用いて、例えば図14に示す配送先情報画面を参照することで、“EEE自動車”への荷物の配送から開始すべきことがわかる。その後、作業者20bは、表示部160に表示される配送ナビ画面(図9参照)に示される“EEE自動車”への経路に従ってトラック50を走行させ、荷降情報画面(図10参照)に示される荷物をEEE自動車に引き渡す。
また、上記のように、作業者20の交代が行われた場合、その交代が行われた時刻及び現在位置を交代後の作業者IDと紐づけて履歴情報220に記録する。本例の場合、図14に示すように、レコードID“0062”の行に、種別“交代”及び第二作業者ID“P0245”に紐づけられて、交代が行われた(より詳細には、第二作業者ID“P0245”によるログインが認証された)時刻及び位置が記録されている。なお、作業者20の交代が行われた場合、交代後の作業者ID等の情報は、履歴情報220に記録されるとともに、例えば管理システム400に送信される。これにより、管理システム400は、作業端末100に割り当てた一連の配送作業の担当者が、作業者20aから作業者20bに交代されたことをリアルタイムに把握することができる。
また、その後、第二作業者ID“P0245”がログインしている期間における処理情報が、“P0245”と紐づけられて履歴情報220に記録される。
なお、作業端末100が、第一発信機300a及び第二発信機300bの一方のみのログインを認証する場合に用いられる所定の条件は、上述のID情報の受信強度を用いた条件に限定されない。例えば、作業端末100が、トラック50に備えられた車載発信機から送信されるトラックIDと、作業者IDを含むID情報とを同一期間に受信した場合、当該作業者IDによるログインが認証されてもよい。例えば、図13Bにおいて、第二発信機300bを携帯する作業者20bが、作業端末100を手にしただけでは、第二発信機300bのログイン、つまり、作業者ID“P0245”によるログインは認証されない。しかし、その後に、作業者20bが、トラック50に乗った場合、第二発信機300bからのID情報と、車載発信機からのトラックIDとが揃うことで、作業者ID“P0245”によるログインが認証される。その結果、作業者20bは、作業端末100の実体的な操作が可能となる。このように、複数種の信号の受信を所定の条件とすることで、作業者20の交代時におけるログイン認証に関する処理が確実化または簡易化される。
なお、2つのID情報の受信強度の大小関係によって、第一発信機300a及び第二発信機300bのうちのログインを認証する一方を決定する場合、受信強度のブレを考慮し、瞬間的な受信強度ではなく、数秒間内で安定して受信強度が大きい一方方に決定してもよい。
また、発信機300として採用する電波発信機として、例えば、電波の到達距離が、広い範囲内(例えば1m~100mの間)で調整可能な電波発信機が採用されてもよい。この場合、例えば、電波の到達距離が1m程度である微弱電波を発信するように調整することで、発信機300として用いてもよい。
[2.効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る作業端末100は、複数の発信機300のそれぞれが送信するID情報に示される作業者IDを、自動的に認識しログインさせることができる。また、作業端末100は、ID情報の受信が途切れることで、当該作業者IDを自動的にログアウトさせることができる。この処理は、上記2つの発信機300(第一発信機300a及び第二発信機300b)を用いて以下のように説明される。
本実施の形態に係る作業端末100は、一連の作業内容を示す配送作業情報200が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、配送作業情報200に関する処理が可能な作業端末100である。作業端末100は、通信部110と、認証部120と、制御部130とを備える。通信部110は、第一発信機300aまたは第二発信機300bと通信することで、第一発信機300aを識別する第一作業者IDまたは、第二発信機300bを識別する第二作業者IDを含むID情報を取得する。認証部120は、通信部110が取得したID情報と、第一作業者ID及び第二作業者IDを含むログイン許可情報210とに基づいて、作業端末100へのログインの認証を行う。制御部130は、通信部110が、第一発信機300aまたは第二発信機300bから連続的または断続的にID情報を取得することで、認証部120によりログインが認証されている場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可する。通信部110は、認証部120によりログインが認証されていない場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可しない。
この構成によれば、第一発信機300aまたは第二発信機300bを携帯する作業者20は、例えば作業端末100を手に取った場合、作業端末100と第一発信機300aまたは第二発信機300bとの通信がある程度継続して行われることで、自動的に作業端末100の操作が可能な状態となる。また、作業者20は、例えば作業端末100から離れた場合、当該通信が途絶することで、自動的に作業端末100の操作が不可能な状態となり、不正な操作は防止される。従って、例えば、正規の権限を有する複数の作業者20のそれぞれに第一発信機300a等の正規の作業者IDを有する発信機300を携帯させておけば、複数の作業者20の各々は、当該作業者20を識別する情報を作業端末100に入力することなく、作業端末100に当該作業者20を特定させることができる。つまり、作業端末100は、操作する作業者20を認識した状態で配送作業情報200に関する処理を適切に行うことができる。そのため、例えば、複数の荷物を配送するための配送作業を、正規の権限を有する複数の作業者20が交代しながら、効率よく実行することができる。具体的には、交代前の作業者20による作業端末100のログアウトのための操作、及び、交代後の作業者20による作業端末100へのログインのための操作は不要である。また、交代後の作業者20が、配送作業に用いる情報を新たにダウロードする必要はない。さらに、発信機300を持たない第三者による作業端末100の実体的な操作は不可能であるため、仮に、第三者が作業端末100を手にした場合であっても、作業端末100に記憶された情報の流出は防止される。
このように、本実施の形態に係る作業端末100は、配送作業を行う作業者が使用する作業端末であって、効率よく配送作業を行うことができる作業端末である。
また、本実施の形態に係る作業端末100において、認証部120は、通信部110が第一発信機300a及び第二発信機300bの両方から連続的または断続的にID情報を取得する場合、第一発信機300a及び第二発信機300bのうちの所定の条件を満たす一方のみのログインを認証する。
この構成によれば、例えば、作業端末100の周辺に、第一発信機300aを有する作業者20a及び第二発信機300bを有する作業者20bの両方が存在する場合であっても、所定の条件に基づいて、第一発信機300a及び第二発信機300b(第一作業者ID及び第二作業者ID)の一方のみが認証される。そのため、例えば、作業端末100の操作を行う可能性がある作業者20が複数存在する場合であっても、実際に操作を行う作業者20は、パスワード等を入力することなく、当該作業者20を自動的に作業端末100に特定させることができる。
また、本実施の形態に係る作業端末100は、配送作業情報200に関する処理の内容または結果を示す処理情報を取得する取得部140と、履歴情報220を記憶する記憶部150を備える。履歴情報220は、取得部140が取得した処理情報と、認証部120によってログインが認証された作業者ID(本実施の形態では第一作業者IDまたは第二作業者ID)とが紐づけられた情報である。
この構成によれば、作業端末100は、例えば、配送作業を行っている期間における作業者20の位置、または、各荷物の配送の完了時刻等を示す処理情報を、作業者20を特定する作業者IDと紐づけて履歴情報220として記憶することができる。つまり、どの作業を誰が行ったかを適切に記録することができる。また、履歴情報220は、記憶部150に記憶されているため、任意の時点で、作業端末100から外部に送信することができる。
また、本実施の形態に係る作業端末100において、通信部110は、認証部120がログインを認証している場合、作業端末100の位置を示す位置情報と、ログインが認証された作業者ID(本実施の形態では第一作業者IDまたは第二作業者ID)とを作業端末100を管理する管理システム400に送信する。通信部110は、認証部120がログインを認証していない場合、位置情報を管理システム400に送信する。
この構成によれば、管理システム400は、配送作業を行っている作業者20と、作業者20の位置とを認識することができるため、例えば、適切に配送作業がなされているかを把握することができる。また、管理システム400が位置情報のみを受信した場合、正規の権限を有する作業者20を伴わずに作業端末100が放置されている、または、作業端末100が移動していることを意味する。そのため、管理システム400は、例えば作業端末100の置き忘れまたは盗難等の発生を把握することができ、かつ、作業端末100を追跡することができる。
本発明の実施の形態に係る作業端末100の制御方法は、図5を用いて説明したように、取得ステップ(S10)と、認証ステップ(S20)と、操作可否決定ステップ(S30)とを含む。取得ステップ(S10)では、第一発信機300aまたは第二発信機300bと通信することで、第一発信機300aを識別する第一作業者IDまたは、第二発信機300bを識別する第二作業者IDを含むID情報を取得する。認証ステップ(S20)では、通信部110が取得したID情報と、第一作業者ID及び第二作業者IDを含むログイン許可情報210とに基づいて、作業端末100へのログインの認証を行う。操作可否決定ステップ(S30)では、通信部110が、第一発信機300aまたは第二発信機300bから連続的または断続的にID情報を取得することで、認証部120によりログインが認証されている場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可する(S31)。操作可否決定ステップ(S30)では、認証部120によりログインが認証されていない場合、配送作業情報200に関する処理のための操作を許可しない(S32)。
この制御方法によれば、上述のように、正規の権限を有する作業者20に対する、作業端末100の操作可能化及び不可能化を自動的に行うことができる。従って、複数の作業者20の各々は、当該作業者20を識別する情報を作業端末100に入力することなく、作業端末100に当該作業者20を特定させることができる。つまり、作業端末100は、操作する作業者20を認識した状態で配送作業情報200に関する処理を適切に行うことができる。そのため、例えば、複数の荷物を配送するための配送作業を、正規の権限を有する複数の作業者20が交代しながら、効率よく実行することができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の作業端末について、実施の形態に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を上記実施の形態に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、作業端末100が有する配送作業情報200、ログイン許可情報210、及び、履歴情報220のそれぞれに含まれるデータ構成及びデータ項目は、図3、図4、及び図12に示されるデータ構成及びデータ項目には限定されない。例えば、配送作業情報200において、荷物ごとではなく配送先ごとに管理番号が付されてもよく、この場合、各荷物を識別する荷物識別子が配送作業情報200に含まれてもよい。また、履歴情報220に含まれる位置情報の形式に特に限定はない。例えば、位置情報は、緯度及び経度を示す数値ではなく、緯度及び経度から求められた住所を示す文字であってもよい。
また、図1及び図6~図11を用いて説明した、作業者20による配送作業の流れは一例であり、作業端末100を用いた配送作業の流れは、上記説明された流れには限定されない。例えば、荷物のトラック50への積み込みの際に、バーコードリーダーを用いて、各荷物のバーコードを読み込むことは必須ではない。例えば、作業者20は、倉庫80で複数の荷物をトラック50に積み込む際に、作業端末100を用いて、管理システム400または倉庫80を管理するサーバ装置と通信することで、一括して、トラック50に積み込むまたは積み込んだ複数の荷物の管理番号等を取得してもよい。
また、例えば、図10に示す荷降情報画面に含まれる実行ボタンを作業者20がタッチすることで、荷降情報画面に表示される荷物についての配送完了処理がなされるとしたが、配送完了処理の手順はこれに限定されない。例えば、配送先の責任者が作業端末100に対して荷物の受領を示す操作を行うことで、当該荷物についての配送完了処理がなされてもよい。
また、配送作業に、トラック50等の自動車を用いることは必須ではない。例えば、自転車等の人力で走行する車が配送者として用いられてもよい。さらに、作業者20は、台車等を用いて、または用いずに、徒歩で配送作業を行ってもよい。この場合であっても、作業者20が作業端末100を携帯して配送作業を行うことで、例えば図6~図11に示した各種の画面を用いながら、効率よく配送作業を進めることができる。
また、作業端末100の表示部160に表示されるユーザインタフェース画面として、図6~図11に各種の画面を例示した。しかし、表示部160に表示されるユーザインタフェース画面として、他の情報を表示する、または他の情報の入力を受け付ける画面が表示されてもよい。例えば、複数の荷物それぞれのサイズ及び重量等の詳細情報を表示する画面、配送先の担当者名及び連絡先などの詳細情報を表示する画面、及び、作業者20が配送順を変更するための画面等が表示部160に表示されてもよい。
また、制御部130が許可及び不許可を決定する対象である、配送作業情報200に関する処理のための操作は、作業端末100に対する各種の操作の全てでもよく一部でもよい。例えば、作業端末100が専用のコンピュータ機器によって実現される場合、制御部130は、作業端末100の全ての操作を不可能としてもよい。また、作業端末100が汎用の携帯端末によって実現される場合、制御部130は、配送作業用のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」という。)の起動または操作を不可能にし、かつ、その他のアプリの起動及び操作を可能なままにしてもよい。これにより、例えば、作業者20が個人所有するスマートフォン等の携帯端末に、配送作業用のアプリをインストールすることで、当該携帯端末を作業端末100として使用することができる。つまり、作業者20は、発信機300を携帯して配送作業を行う期間は、自身の携帯端末を、配送作業用のアプリを実行することができる作業端末100として使用することができる。また、作業者20は、発信機300を携帯しないプライベートな期間は、その携帯端末を、配送作業用のアプリが無効化された個人用の携帯端末として使用することができる。
本発明に係る作業端末は、配送作業を行う作業者が使用する作業端末であって、効率よく配送作業を行うことができる作業端末である。そのため、本発明に係る作業端末は、複数の荷物を配送する配送システムにおいて、各作業者が携帯して使用する作業端末等として有用である。
10 配送システム
20、20a、20b 作業者
50 トラック
80 倉庫
100 作業端末
110 通信部
120 認証部
130 制御部
140 取得部
150 記憶部
160 表示部
170 作業者IDフィールド
171a 積込情報ボタン
171b 配送先情報ボタン
171c 配送ナビボタン
171d 荷降情報ボタン
172 荷物リスト
173 配送先リスト
174 配送先マップ
175 配送詳細情報
200 配送作業情報
210 ログイン許可情報
220 履歴情報
300 発信機
300a 第一発信機
300b 第二発信機
400 管理システム

Claims (4)

  1. 一連の作業内容を示す配送作業情報が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、前記配送作業情報に関する処理が可能な作業端末であって、
    第一端末または第二端末と通信することで、前記第一端末を識別する第一IDまたは、前記第二端末を識別する第二IDを含むID情報を取得する通信部と、
    前記通信部が取得した前記ID情報と、前記第一ID及び前記第二IDを含むログイン許可情報とに基づいて、当該作業端末へのログインの認証を行う認証部と、
    (a)前記通信部が、前記第一端末または前記第二端末から連続的または断続的に前記ID情報を取得することで、前記認証部により前記ログインが認証されている場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可し、(b)前記認証部により前記ログインが認証されていない場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可しない制御部と、を備え、
    前記通信部はさらに、
    前記認証部が前記ログインを認証している場合、前記作業端末の位置を示す位置情報と、前記ログインが認証された前記第一IDまたは前記第二IDとを当該作業端末を管理する管理システムに送信し、
    前記認証部が前記ログインを認証していない場合、前記位置情報を前記管理システムに送信する、
    業端末。
  2. 一連の作業内容を示す配送作業情報が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、前記配送作業情報に関する処理が可能な作業端末であって、
    第一端末または第二端末と通信することで、前記第一端末を識別する第一IDまたは、前記第二端末を識別する第二IDを含むID情報を取得する通信部と、
    前記通信部が取得した前記ID情報と、前記第一ID及び前記第二IDを含むログイン許可情報とに基づいて、当該作業端末へのログインの認証を行う認証部と、
    (a)前記通信部が、前記第一端末または前記第二端末から連続的または断続的に前記ID情報を取得することで、前記認証部により前記ログインが認証されている場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可し、(b)前記認証部により前記ログインが認証されていない場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可しない制御部と、
    前記配送作業情報に関する処理の内容または結果を示す処理情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記処理情報と、前記認証部によって前記ログインが認証された前記第一IDまたは前記第二IDとが紐づけられた履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    を備える作業端末。
  3. 前記認証部は、前記通信部が前記第一端末及び前記第二端末の両方から連続的または断続的に前記ID情報を取得する場合、前記第一端末及び前記第二端末のうちの所定の条件を満たす一方のみのログインを認証する、
    請求項1または2記載の作業端末。
  4. 一連の配送作業を示す配送作業情報が記憶されており、かつ、受け付けた操作に応じた、前記配送作業情報に関する処理が可能な作業端末の制御方法であって、
    第一端末または第二端末と通信することで、前記第一端末を識別する第一IDまたは、前記第二端末を識別する第二IDを含むID情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得された前記ID情報と、前記第一ID及び前記第二IDを含むログイン許可情報とに基づいて、当該作業端末へのログインの認証を行う認証ステップと、
    (a)前記認証ステップにおいて、前記第一端末または前記第二端末から連続的または断続的に前記ID情報を取得することで、前記ログインが認証されている場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可し、(b)前記認証ステップにおいて前記ログインが認証されていない場合、前記配送作業情報に関する処理のための操作を許可しない操作可否決定ステップと、
    前記配送作業情報に関する処理の内容または結果を示す処理情報を取得する処理情報取得ステップと、
    前記処理情報取得ステップにおいて取得された前記処理情報と、前記認証部によって前記ログインが認証された前記第一IDまたは前記第二IDとが紐づけられた履歴情報を記憶部に記憶させる履歴情報記憶ステップと、
    を含む作業端末の制御方法。
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