JP2002012335A - シート搬送装置とこのシート搬送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
シート搬送装置とこのシート搬送装置を備えた画像形成装置Info
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- JP2002012335A JP2002012335A JP2000199950A JP2000199950A JP2002012335A JP 2002012335 A JP2002012335 A JP 2002012335A JP 2000199950 A JP2000199950 A JP 2000199950A JP 2000199950 A JP2000199950 A JP 2000199950A JP 2002012335 A JP2002012335 A JP 2002012335A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シートのカールを軽減、或いは除去して、記
録ヘッドに対してシートが接触しないようにする。 【解決手段】 シート搬送装置51は、シートに画像を
形成する記録ヘッドにシートを積載して搬送するシート
積載搬送手段23と、記録ヘッドのシート搬送方向の上
流側と下流側との内、少なくとも上流側に配設されてシ
ート積載搬送手段にシートを押圧してシートの浮き上が
りを防止する主浮き防止手段30と、主浮き防止手段の
シート搬送方向の下流側に配設されて記録ヘッドから離
れる方向にシートを押圧してシートの浮き上がりを防止
する下流側浮き防止手段54と、を備えている。
録ヘッドに対してシートが接触しないようにする。 【解決手段】 シート搬送装置51は、シートに画像を
形成する記録ヘッドにシートを積載して搬送するシート
積載搬送手段23と、記録ヘッドのシート搬送方向の上
流側と下流側との内、少なくとも上流側に配設されてシ
ート積載搬送手段にシートを押圧してシートの浮き上が
りを防止する主浮き防止手段30と、主浮き防止手段の
シート搬送方向の下流側に配設されて記録ヘッドから離
れる方向にシートを押圧してシートの浮き上がりを防止
する下流側浮き防止手段54と、を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを搬送する
シート搬送手段と、このシート搬送手段を本体に備えて
シート搬送手段によって搬送されてきたシートに記録ヘ
ッドで画像を形成する画像形成装置とに関する。
シート搬送手段と、このシート搬送手段を本体に備えて
シート搬送手段によって搬送されてきたシートに記録ヘ
ッドで画像を形成する画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6乃至図8に示すように、画像
形成装置の1例であるインクジェットプリンタ(以下、
単に「プリンタ」という)67は、本体68内にシート
搬送装置69を備えている。
形成装置の1例であるインクジェットプリンタ(以下、
単に「プリンタ」という)67は、本体68内にシート
搬送装置69を備えている。
【0003】シート搬送装置69は、シートSを積載し
て搬送する搬送ベルト63、拍車ユニット70、及び拍
車クリーナ64等を備えている。
て搬送する搬送ベルト63、拍車ユニット70、及び拍
車クリーナ64等を備えている。
【0004】搬送ベルト63は、シートの搬送方向に対
して交差する方向に間隔を空けて4本配列されている。
して交差する方向に間隔を空けて4本配列されている。
【0005】拍車ユニット70は、6つのインクジェッ
トヘッド(記録ヘッド)62の間と、最上流側のインク
ジェットヘッドの上流側と、最下流側のインクジェット
ヘッドの下流側とに都合7つ配設されている(図7で
は、1つ図示省略してある)。拍車ユニット70は、拍
車ばね71によってインクジェットヘッド62から離れ
る方向に付勢された拍車軸61と、この拍車軸61に回
転自在に設けられた複数の拍車60とで構成されてい
る。複数の拍車60の内、一部の拍車は、搬送ベルト6
3に押圧され、一部の拍車は搬送ベルト63の間に位置
している。これらの拍車60は、シートSをインクジェ
ットヘッド62から離れる方向に付勢し、一部分を搬送
ベルト63に押圧してシートSの浮き上がりを防止する
ようになっている。
トヘッド(記録ヘッド)62の間と、最上流側のインク
ジェットヘッドの上流側と、最下流側のインクジェット
ヘッドの下流側とに都合7つ配設されている(図7で
は、1つ図示省略してある)。拍車ユニット70は、拍
車ばね71によってインクジェットヘッド62から離れ
る方向に付勢された拍車軸61と、この拍車軸61に回
転自在に設けられた複数の拍車60とで構成されてい
る。複数の拍車60の内、一部の拍車は、搬送ベルト6
3に押圧され、一部の拍車は搬送ベルト63の間に位置
している。これらの拍車60は、シートSをインクジェ
ットヘッド62から離れる方向に付勢し、一部分を搬送
ベルト63に押圧してシートSの浮き上がりを防止する
ようになっている。
【0006】拍車クリーナ64は、拍車クリーナ軸65
に設けられて自重によって拍車60に圧接され、拍車6
0に追従回転しながら、拍車60のシート接触面60a
を清浄に保持するようになっている。このため、拍車6
0は、シートSの印字面を汚さないようになっている。
に設けられて自重によって拍車60に圧接され、拍車6
0に追従回転しながら、拍車60のシート接触面60a
を清浄に保持するようになっている。このため、拍車6
0は、シートSの印字面を汚さないようになっている。
【0007】プリンタ67にプリント開姑信号が入力さ
れると、シートフィーダ66から、シートSが1枚ずつ
プリンタ67の本体68内に搬送されると同時に搬送ベ
ルト63が始動する。拍車60と搬送ベルト63との間
に搬送されたシートSは、拍車60によって搬送ベルト
63に押さえ付けられて浮き上がりを防止され、搬送ベ
ルト63によって搬送されながら、インクジェットヘッ
ド62によって画像が形成される。最後に、シートS
は、本体68外に排出される。
れると、シートフィーダ66から、シートSが1枚ずつ
プリンタ67の本体68内に搬送されると同時に搬送ベ
ルト63が始動する。拍車60と搬送ベルト63との間
に搬送されたシートSは、拍車60によって搬送ベルト
63に押さえ付けられて浮き上がりを防止され、搬送ベ
ルト63によって搬送されながら、インクジェットヘッ
ド62によって画像が形成される。最後に、シートS
は、本体68外に排出される。
【0008】なお、シートには、画像を形成することの
できる、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄いシ
ート、厚紙、はがき、封書等がある。
できる、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄いシ
ート、厚紙、はがき、封書等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シートフィー
ダ66から搬送されてきたシートがカール(反って湾
曲)していると、そのシートがインクジェットヘッド6
2に接したり、インクジェットヘッド62にシートSの
端部が突き当たって折れ曲がったりするおそれがあっ
た。インクジェットヘッド62にシートが接すると、イ
ンクジェットヘッド62の吐出面に付着したインクがシ
ートに付着し、転写され画像の品質が低下することにな
る。
ダ66から搬送されてきたシートがカール(反って湾
曲)していると、そのシートがインクジェットヘッド6
2に接したり、インクジェットヘッド62にシートSの
端部が突き当たって折れ曲がったりするおそれがあっ
た。インクジェットヘッド62にシートが接すると、イ
ンクジェットヘッド62の吐出面に付着したインクがシ
ートに付着し、転写され画像の品質が低下することにな
る。
【0010】特に、端部がインクジェットヘッド62に
向かってカールしたシートは、上記の問題が発生しやす
かった。
向かってカールしたシートは、上記の問題が発生しやす
かった。
【0011】(目的)本発明は、シートのカールを軽
減、或いは除去して、記録ヘッドに対してシートが接触
しないようにしたシート搬送装置と、このシート搬送装
置を本体に備えた画像形成装置とを提供することを目的
としている。
減、或いは除去して、記録ヘッドに対してシートが接触
しないようにしたシート搬送装置と、このシート搬送装
置を本体に備えた画像形成装置とを提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート搬送装置は、シートに画像を形成す
る記録ヘッドに前記シートを積載して搬送するシート積
載搬送手段と、前記記録ヘッドの前記シート搬送方向の
上流側と下流側との内、少なくとも上流側に配設されて
前記シート積載搬送手段に前記シートを押圧して前記シ
ートの浮き上がりを防止する主浮き防止手段と、前記主
浮き防止手段の前記シート搬送方向の下流側に配設され
て前記記録ヘッドから離れる方向に前記シートを押圧し
て前記シートの浮き上がりを防止する下流側浮き防止手
段と、を備えている。
め、本発明のシート搬送装置は、シートに画像を形成す
る記録ヘッドに前記シートを積載して搬送するシート積
載搬送手段と、前記記録ヘッドの前記シート搬送方向の
上流側と下流側との内、少なくとも上流側に配設されて
前記シート積載搬送手段に前記シートを押圧して前記シ
ートの浮き上がりを防止する主浮き防止手段と、前記主
浮き防止手段の前記シート搬送方向の下流側に配設され
て前記記録ヘッドから離れる方向に前記シートを押圧し
て前記シートの浮き上がりを防止する下流側浮き防止手
段と、を備えている。
【0013】本発明のシート搬送装置において、前記シ
ート積載搬送手段は、前記下流側浮き防止手段を受け入
れる隙間を有して前記シート搬送方向と交差する方向に
複数配設された循環可能な無端ベルトを有している。
ート積載搬送手段は、前記下流側浮き防止手段を受け入
れる隙間を有して前記シート搬送方向と交差する方向に
複数配設された循環可能な無端ベルトを有している。
【0014】本発明のシート搬送装置は、さらに、前記
主浮き防止手段の前記シート搬送方向の上流側に配設さ
れて、前記隙間に落ち込んだ前記下流側浮き防止手段が
搬送されてくるシートによって押し上げられたとき、前
記記録ヘッドから離れる方向に当該シートを押圧して前
記シートの浮き上がりを防止する上流側浮き防止手段を
備えている。
主浮き防止手段の前記シート搬送方向の上流側に配設さ
れて、前記隙間に落ち込んだ前記下流側浮き防止手段が
搬送されてくるシートによって押し上げられたとき、前
記記録ヘッドから離れる方向に当該シートを押圧して前
記シートの浮き上がりを防止する上流側浮き防止手段を
備えている。
【0015】本発明のシート搬送装置において、前記下
流側浮き防止手段と前記上流側浮き防止手段とが同時に
前記シートを押圧する位置は、前記主浮き防止手段が前
記シートを押圧する位置より前記記録ヘッドから遠い位
置に設定されている。
流側浮き防止手段と前記上流側浮き防止手段とが同時に
前記シートを押圧する位置は、前記主浮き防止手段が前
記シートを押圧する位置より前記記録ヘッドから遠い位
置に設定されている。
【0016】本発明のシート搬送装置において、前記主
浮き防止手段と、前記下流側浮き防止手段と、前記上流
側浮き防止手段は、前記シートに接触する拍車を有し、
前記拍車の内、少なくとも1つの拍車に、前記シートに
接触する部分を清浄に保つクリーナを備えている。
浮き防止手段と、前記下流側浮き防止手段と、前記上流
側浮き防止手段は、前記シートに接触する拍車を有し、
前記拍車の内、少なくとも1つの拍車に、前記シートに
接触する部分を清浄に保つクリーナを備えている。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、シートに画像を形成する記録ヘッドと、前記
シートが前記記録ヘッドによって画像が形成されるとき
前記シートの浮きを防止する上記いずれか1つのシート
搬送装置と、を備えている。
成装置は、シートに画像を形成する記録ヘッドと、前記
シートが前記記録ヘッドによって画像が形成されるとき
前記シートの浮きを防止する上記いずれか1つのシート
搬送装置と、を備えている。
【0018】(作用)本発明のシート積載搬送手段は、
シートを積載し、記録ヘッドに対して搬送する。主浮き
防止手投は、シートをシート積載搬送手段に押圧して、
シートの浮きを防止する。下流側浮き防止手段は、主浮
き防止手段の下流側で、記録ヘッドから離れる方向にシ
ートを押圧して、シートの浮きを防止するとともに、カ
ールを矯正する。記録ヘッドの上流側と下流側とに配設
されていると、主浮き防止手段と下流側浮き防止手段
は、記録ヘッドの上流側と下流側とでシートを押さえ
る。したがって、主浮き防止手段と下流側浮き防止手段
は、シートの浮きを押さえて、シートが記録ヘッドに接
触しないようにする。
シートを積載し、記録ヘッドに対して搬送する。主浮き
防止手投は、シートをシート積載搬送手段に押圧して、
シートの浮きを防止する。下流側浮き防止手段は、主浮
き防止手段の下流側で、記録ヘッドから離れる方向にシ
ートを押圧して、シートの浮きを防止するとともに、カ
ールを矯正する。記録ヘッドの上流側と下流側とに配設
されていると、主浮き防止手段と下流側浮き防止手段
は、記録ヘッドの上流側と下流側とでシートを押さえ
る。したがって、主浮き防止手段と下流側浮き防止手段
は、シートの浮きを押さえて、シートが記録ヘッドに接
触しないようにする。
【0019】本発明のシート積載搬送手段において、下
流側浮き防止手段が、無端ベルト間に進入するようにな
っていると、その下流側浮き防止手段は、シートの一部
分を無端ベルト間に押し込み、シートにコシを付けて、
シートのカールを除去し、記録ヘッドへの接触を防止す
る。
流側浮き防止手段が、無端ベルト間に進入するようにな
っていると、その下流側浮き防止手段は、シートの一部
分を無端ベルト間に押し込み、シートにコシを付けて、
シートのカールを除去し、記録ヘッドへの接触を防止す
る。
【0020】本発明のシート積載搬送手段において、下
流側浮き防止手段が搬送されてくるシートによって押し
上げられたとき、記録ヘッドから離れる方向にそのシー
トを押圧してシートの浮き上がりを防止する上流側浮き
防止手段を備えていると、その上流側浮き防止手段は、
シートの先端が上向きにカールしていても主浮き防止手
段とシート積載搬送手段との間に案内した後、下流側浮
き防止手段とでシートを押さえる。
流側浮き防止手段が搬送されてくるシートによって押し
上げられたとき、記録ヘッドから離れる方向にそのシー
トを押圧してシートの浮き上がりを防止する上流側浮き
防止手段を備えていると、その上流側浮き防止手段は、
シートの先端が上向きにカールしていても主浮き防止手
段とシート積載搬送手段との間に案内した後、下流側浮
き防止手段とでシートを押さえる。
【0021】本発明のシート積載搬送手段において、下
流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが同時にシー
トを押圧する位置が、主浮き防止手段がシートを押圧す
る位置より記録ヘッドから遠い位置に設定されている
と、下流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段は、無端
ベルト間に進入して、シートの一部分を無端ベルト間に
押し込み、シートにコシを付けて、シートのカールを除
去し、記録ヘッドへの接触を防止する。
流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが同時にシー
トを押圧する位置が、主浮き防止手段がシートを押圧す
る位置より記録ヘッドから遠い位置に設定されている
と、下流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段は、無端
ベルト間に進入して、シートの一部分を無端ベルト間に
押し込み、シートにコシを付けて、シートのカールを除
去し、記録ヘッドへの接触を防止する。
【0022】本発明のシート積載搬送手段において、ク
リーナを備えていると、そのクリーナは、浮き防止手段
のシートに接触する部分に付着した、例えば、記録ヘッ
ドからシートに吐出されたインクを除去する。
リーナを備えていると、そのクリーナは、浮き防止手段
のシートに接触する部分に付着した、例えば、記録ヘッ
ドからシートに吐出されたインクを除去する。
【0023】
【発明の実施の形態】先ず、図1に基づいて第1実施形
態のシート搬送装置51を備えた画像形成装置の1例で
あるインクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」
という)10を説明し、次に、図1乃至図4に基づいて
第1実施形態のシート搬送装置51を説明し、最後に、
図5に基づいて第2実施形態のシート搬送装置52を説
明する。
態のシート搬送装置51を備えた画像形成装置の1例で
あるインクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」
という)10を説明し、次に、図1乃至図4に基づいて
第1実施形態のシート搬送装置51を説明し、最後に、
図5に基づいて第2実施形態のシート搬送装置52を説
明する。
【0024】なお、プリンタ10には、第1実施形態の
シート搬送装置51の代わりに第2実施形態のシート搬
送装置52を設けることができるようになっている。ま
た、第1、第2実施形態のシート搬送装置51,52
は、プリンタのみならず、複写機、ファクシミリ、及び
これらの複合機器等の画像形成装置にも設けられるよう
になっている。
シート搬送装置51の代わりに第2実施形態のシート搬
送装置52を設けることができるようになっている。ま
た、第1、第2実施形態のシート搬送装置51,52
は、プリンタのみならず、複写機、ファクシミリ、及び
これらの複合機器等の画像形成装置にも設けられるよう
になっている。
【0025】(プリンタ)プリンタ10は、本体13に
シート搬送装置51を備えている。シート搬送装置51
は、シートSを積載して搬送する搬送ベルト23と、拍
車ユニット30等を備えている。拍車ユニット30は、
6つのインクジェットヘッド(記録ヘッド)20の間
と、最上流側のインクジェットヘッドの上流側と、最下
流側のインクジェットヘッドの下流側とに都合7つ配設
されている。
シート搬送装置51を備えている。シート搬送装置51
は、シートSを積載して搬送する搬送ベルト23と、拍
車ユニット30等を備えている。拍車ユニット30は、
6つのインクジェットヘッド(記録ヘッド)20の間
と、最上流側のインクジェットヘッドの上流側と、最下
流側のインクジェットヘッドの下流側とに都合7つ配設
されている。
【0026】プリンタ10に、シート供給スタート信号
が入力されると、時計回り方向に回転するピックアップ
ローラ11が、シート供給トレイ12上に積載されてい
るシートSの内、最上位のシートから順に送り出す。ピ
ックアップローラ11によって送り出されたシートS
は、分離ガイド14とデュプロローラ15及び分離ロー
ラ16によって1枚ずつに分離されて斜送ローラ対17
に送られる。シートSは、斜送ローラ対17によって斜
行状態が矯正される。斜行状態矯正後のシートSはピン
チローラ18,19によって、搬送ベルト23上に導か
れて水平状態で下流へと搬送されて行く。この搬送過程
で、6つのインクジェットヘッド20が、上流側から順
にブラック色、シアン色、淡シアン色、マゼンダ色、淡
マゼンダ色、イエロー色のインクをシートSに噴射し
て、フルカラーの画像をシートSに形成する。最下流の
インクジェットヘッド20を通過して画像の形成を終え
たシートSは、シート排出ローラ21によって排出シー
トトレイ22上へ排出される。
が入力されると、時計回り方向に回転するピックアップ
ローラ11が、シート供給トレイ12上に積載されてい
るシートSの内、最上位のシートから順に送り出す。ピ
ックアップローラ11によって送り出されたシートS
は、分離ガイド14とデュプロローラ15及び分離ロー
ラ16によって1枚ずつに分離されて斜送ローラ対17
に送られる。シートSは、斜送ローラ対17によって斜
行状態が矯正される。斜行状態矯正後のシートSはピン
チローラ18,19によって、搬送ベルト23上に導か
れて水平状態で下流へと搬送されて行く。この搬送過程
で、6つのインクジェットヘッド20が、上流側から順
にブラック色、シアン色、淡シアン色、マゼンダ色、淡
マゼンダ色、イエロー色のインクをシートSに噴射し
て、フルカラーの画像をシートSに形成する。最下流の
インクジェットヘッド20を通過して画像の形成を終え
たシートSは、シート排出ローラ21によって排出シー
トトレイ22上へ排出される。
【0027】シートSは、搬送ベルト23で搬送されて
いる間、拍車ユニット30によってインクジェットヘッ
ド20から離れる方向に付勢され、一部分が搬送ベルト
23に押さえ付けられて浮き上がりを防止されて搬送さ
れる。
いる間、拍車ユニット30によってインクジェットヘッ
ド20から離れる方向に付勢され、一部分が搬送ベルト
23に押さえ付けられて浮き上がりを防止されて搬送さ
れる。
【0028】このため、シートSは、カールしていて
も、インクジェットヘッド20に接したり、インクジェ
ットヘッド20にシートSの端部が突き当たって折れ曲
がったりするおそれがなく、インクジェットヘッド20
の吐出面に付着したインクがシートに付着し、転写され
た画像の品質が低下させられるようなことがない。
も、インクジェットヘッド20に接したり、インクジェ
ットヘッド20にシートSの端部が突き当たって折れ曲
がったりするおそれがなく、インクジェットヘッド20
の吐出面に付着したインクがシートに付着し、転写され
た画像の品質が低下させられるようなことがない。
【0029】(第1実施形態のシート搬送装置)第1実
施形態のシート搬送装置51は、シート搬送部(シート
搬送手段)53、拍車ユニット(主浮き防止手段)3
0、下流側補助拍車ユニット(下流側浮き止手段)5
4、上流側補助拍車ユニット(上流側浮き防止手段)5
5、及び拍車クリーナユニット56等を備えている。
施形態のシート搬送装置51は、シート搬送部(シート
搬送手段)53、拍車ユニット(主浮き防止手段)3
0、下流側補助拍車ユニット(下流側浮き止手段)5
4、上流側補助拍車ユニット(上流側浮き防止手段)5
5、及び拍車クリーナユニット56等を備えている。
【0030】シート搬送部53は、シートSを積載して
搬送するようになっており、搬送ベルト23、プーリ2
4,25,28、テンションローラ26、及びモータ2
7等を有している。搬送ベルト23は、シートの搬送方
向に対して交差する方向に間隔を空けて4本配列されて
いる。各搬送ベルト23は、プーリ24,25,28に
巻き掛けられ、且つテンションローラ26によって、張
力が与えられている。プーリ28は、モータ27に設け
られている。従って、搬送ベルト23は、モータ27に
よって図1の矢印方向に循環しながらシートを積載搬送
するようになっている。
搬送するようになっており、搬送ベルト23、プーリ2
4,25,28、テンションローラ26、及びモータ2
7等を有している。搬送ベルト23は、シートの搬送方
向に対して交差する方向に間隔を空けて4本配列されて
いる。各搬送ベルト23は、プーリ24,25,28に
巻き掛けられ、且つテンションローラ26によって、張
力が与えられている。プーリ28は、モータ27に設け
られている。従って、搬送ベルト23は、モータ27に
よって図1の矢印方向に循環しながらシートを積載搬送
するようになっている。
【0031】拍車ユニット30は、6つのインクジェッ
トヘッド(記録ヘッド)20の間と、最上流側のインク
ジェットヘッドの上流側と、最下流側のインクジェット
ヘッドの下流側とに都合7つ配設されている。拍車ユニ
ット30は、シート搬送方向に対して交差する向きに配
設されて、且つ拍車ばね31によってインクジェットヘ
ッド20から離れる方向に付勢された拍車軸32と、こ
の拍車軸32に回転自在に設けられた複数の拍車33と
で構成されている。複数の拍車33の内、一部の拍車
は、搬送ベルト23の押圧され、一部の拍車は、搬送ベ
ルト23の間に位置している。これらの拍車33は、シ
ートSをインクジェットヘッド20から離れる方向に付
勢し、一部分を搬送ベルト23に押圧してシートSの浮
き上がりを防止するようになっている。
トヘッド(記録ヘッド)20の間と、最上流側のインク
ジェットヘッドの上流側と、最下流側のインクジェット
ヘッドの下流側とに都合7つ配設されている。拍車ユニ
ット30は、シート搬送方向に対して交差する向きに配
設されて、且つ拍車ばね31によってインクジェットヘ
ッド20から離れる方向に付勢された拍車軸32と、こ
の拍車軸32に回転自在に設けられた複数の拍車33と
で構成されている。複数の拍車33の内、一部の拍車
は、搬送ベルト23の押圧され、一部の拍車は、搬送ベ
ルト23の間に位置している。これらの拍車33は、シ
ートSをインクジェットヘッド20から離れる方向に付
勢し、一部分を搬送ベルト23に押圧してシートSの浮
き上がりを防止するようになっている。
【0032】下流側補助拍車ユニット54は、拍車軸3
2に回転自在に設けられた補助拍車ホルダ34と、この
補助拍車ホルダ34に軸57を介して回転自在に設けら
れた下流側補助拍車35とで構成されて、搬送ベルト2
3から外れた位置で、且つ拍車軸32に複数配列されて
いる。下流側補助拍車35は、拍車33の下流側に位置
し、自重によってインクジェットヘッド20から離れる
方向にシートSを押圧するようになっている。下流側補
助拍車35は、シートが送り込まれてきていないとき、
受け止め部材59によって受け止められている。
2に回転自在に設けられた補助拍車ホルダ34と、この
補助拍車ホルダ34に軸57を介して回転自在に設けら
れた下流側補助拍車35とで構成されて、搬送ベルト2
3から外れた位置で、且つ拍車軸32に複数配列されて
いる。下流側補助拍車35は、拍車33の下流側に位置
し、自重によってインクジェットヘッド20から離れる
方向にシートSを押圧するようになっている。下流側補
助拍車35は、シートが送り込まれてきていないとき、
受け止め部材59によって受け止められている。
【0033】上流側補助拍車ユニット55は、拍車軸3
2に回転自在に設けられた補助拍車ホルダ34と、この
補助拍車ホルダ34に軸58を介して回転自在に設けら
れた上流側補助拍車36とで構成されている。この上流
側補助拍車ユニット55は、拍車33と下流側補助拍車
ユニット54より上流側に位置し、下流側補助拍車ユニ
ット54と同様に、搬送ベルト23から外れた位置で、
且つ拍車軸32に複数配列されて、シートSをインクジ
ェットヘッド20から離れる方向に押圧するようになっ
ている。
2に回転自在に設けられた補助拍車ホルダ34と、この
補助拍車ホルダ34に軸58を介して回転自在に設けら
れた上流側補助拍車36とで構成されている。この上流
側補助拍車ユニット55は、拍車33と下流側補助拍車
ユニット54より上流側に位置し、下流側補助拍車ユニ
ット54と同様に、搬送ベルト23から外れた位置で、
且つ拍車軸32に複数配列されて、シートSをインクジ
ェットヘッド20から離れる方向に押圧するようになっ
ている。
【0034】なお、補助拍車ホルダ34は、下流側補助
拍車ユニット54と、上流側補助拍車ユニット55とに
兼用されている。
拍車ユニット54と、上流側補助拍車ユニット55とに
兼用されている。
【0035】拍車クリーナユニット56は、シート搬送
方向に対して交差する向きに配設されたクリーナ軸37
と、このクリーナ軸37に複数設けられて拍車33に常
時接触して、拍車33のシートSに接触する面であるシ
ート接触面33aを常時清浄に保つ拍車クリーナ(クリ
ーナ)38とで構成されている。
方向に対して交差する向きに配設されたクリーナ軸37
と、このクリーナ軸37に複数設けられて拍車33に常
時接触して、拍車33のシートSに接触する面であるシ
ート接触面33aを常時清浄に保つ拍車クリーナ(クリ
ーナ)38とで構成されている。
【0036】シート搬送装置51は、上記構成の他に、
下流側補助拍車35のシートSに接触する面であるシー
ト接触面35aを常時清浄に保つ下流側補助拍車クリー
ナ(クリーナ)39と、上流側補助拍車36のシートS
に接触する面であるシート接触面36aを常時清浄に保
つ上流側補助拍車クリーナ(クリーナ)40等も備えて
いる。下流側補助拍車クリーナ39と上流側補助拍車ク
リーナ40は、補助拍車ホルダ34に回転自在に設けら
れている。
下流側補助拍車35のシートSに接触する面であるシー
ト接触面35aを常時清浄に保つ下流側補助拍車クリー
ナ(クリーナ)39と、上流側補助拍車36のシートS
に接触する面であるシート接触面36aを常時清浄に保
つ上流側補助拍車クリーナ(クリーナ)40等も備えて
いる。下流側補助拍車クリーナ39と上流側補助拍車ク
リーナ40は、補助拍車ホルダ34に回転自在に設けら
れている。
【0037】各クリーナ38,39,40は、各拍車3
3,35,36のシート接触面33a,35a,36a
に付着したインクジェットヘッド20のインクを除去し
て、シートSが汚れないようにしている。
3,35,36のシート接触面33a,35a,36a
に付着したインクジェットヘッド20のインクを除去し
て、シートSが汚れないようにしている。
【0038】下流側補助拍車35と上流側補助拍車36
とは、搬送ベルト23の間に配設されて、その間に進入
することができるようになっている。下流側補助拍車3
5の直径は、上流側補助拍車36の直径より大きく設定
されている。このため、補助拍車ホルダ34は、下流側
補助拍車35の自重により、下流側補助拍車35が下が
っている。この結果、下流側補助拍車35は搬送ベルト
23の間に進入し、上流側補助拍車36は、搬送ベルト
23の間から抜け出ている。また、下流側補助拍車35
と上流側補助拍車36とが同時にシートSに接触したと
き、下流側補助拍車35と上流側補助拍車36とのシー
ト接触面35a,36aが、拍車33のシート接触面3
3aより、距離Lだけ下方に位置している。因みに、距
離Lは、約0.5mmが好ましい。
とは、搬送ベルト23の間に配設されて、その間に進入
することができるようになっている。下流側補助拍車3
5の直径は、上流側補助拍車36の直径より大きく設定
されている。このため、補助拍車ホルダ34は、下流側
補助拍車35の自重により、下流側補助拍車35が下が
っている。この結果、下流側補助拍車35は搬送ベルト
23の間に進入し、上流側補助拍車36は、搬送ベルト
23の間から抜け出ている。また、下流側補助拍車35
と上流側補助拍車36とが同時にシートSに接触したと
き、下流側補助拍車35と上流側補助拍車36とのシー
ト接触面35a,36aが、拍車33のシート接触面3
3aより、距離Lだけ下方に位置している。因みに、距
離Lは、約0.5mmが好ましい。
【0039】プリンタ10にプリント開始信号が入力さ
れると、シート供給トレイ12上に積載されたシートS
は、1枚ずつ分離されて、インクジェトプリンタ10の
本体13内へと給送される。インクジェットヘッド20
の上流側にある拍車ユニット30に搬送されたシートS
は、まず、拍車33によって搬送ベルト23に押圧さ
れ、次に下流側補助拍車35へと搬送される(図4
(a)参照)。補助拍車B35はシートSの先端が当接
すると拍車軸32を支点に上方に回動を姑め、それと同
時に上流側補助拍車36が下方へ回動しシートSに接触
する(図4(b))。このとき、下流側補助拍車35と
上流側補助拍車36とのシート接触面35a,36aの
下端が搬送ベルト23間に位置して搬送ベルト23に対
してはぼ平行になり、拍車33のシート接触面33aよ
り、距離Lだけ下方に位置する。このため、図4(a)
に示すように大きなカールをしたシートであっても、図
4(b)に示すように波状にコシSaを形成されて、シ
ートのカールが軽減されるか、或いは除去される。その
後、シートSは、シート搬送方向の下流側のプリントヘ
ッドの直下へと搬送され、そのインクジェットヘッドに
よって画像を形成される。そのインクジェットヘッドを
過ぎると、次の拍車ユニットが配されているので、同じ
ようにしてシートSには波状にコシ40が形成されて、
カールを矯正されて、次のインクジェットヘッドによっ
て画像が形成させられる。このようにして、シートは、
カールを矯正されながらインクジェットヘッドによって
画像が形成されて本体13の外部に排出される。
れると、シート供給トレイ12上に積載されたシートS
は、1枚ずつ分離されて、インクジェトプリンタ10の
本体13内へと給送される。インクジェットヘッド20
の上流側にある拍車ユニット30に搬送されたシートS
は、まず、拍車33によって搬送ベルト23に押圧さ
れ、次に下流側補助拍車35へと搬送される(図4
(a)参照)。補助拍車B35はシートSの先端が当接
すると拍車軸32を支点に上方に回動を姑め、それと同
時に上流側補助拍車36が下方へ回動しシートSに接触
する(図4(b))。このとき、下流側補助拍車35と
上流側補助拍車36とのシート接触面35a,36aの
下端が搬送ベルト23間に位置して搬送ベルト23に対
してはぼ平行になり、拍車33のシート接触面33aよ
り、距離Lだけ下方に位置する。このため、図4(a)
に示すように大きなカールをしたシートであっても、図
4(b)に示すように波状にコシSaを形成されて、シ
ートのカールが軽減されるか、或いは除去される。その
後、シートSは、シート搬送方向の下流側のプリントヘ
ッドの直下へと搬送され、そのインクジェットヘッドに
よって画像を形成される。そのインクジェットヘッドを
過ぎると、次の拍車ユニットが配されているので、同じ
ようにしてシートSには波状にコシ40が形成されて、
カールを矯正されて、次のインクジェットヘッドによっ
て画像が形成させられる。このようにして、シートは、
カールを矯正されながらインクジェットヘッドによって
画像が形成されて本体13の外部に排出される。
【0040】(第2実施形態のシート搬送装置)第2実
施形態のシート搬送装置52は、第1実施形態のシート
搬送装置51と比較して、補助拍車ホルダの構成を異に
しており、他の部分は、同一である。従って、補助拍車
ホルダの部分のみ説明して他の部分の図示及び説明は省
略する。補助拍車ホルダ81は、拍車軸32に支点を持
つのではなく、固定された不図示のフレームの支点80
に設けられている。下流側補助拍車35は下流側補助拍
車ホルダ82の下端に軸57を介して回転自在に設けら
れ、上流側補助拍車36は上流側補助拍車ホルダ83の
下端に軸58を介して回転自在に設けられている。下流
側補助拍車ホルダ82と上流側補助ホルダ83は、不図
示の案内機構によって矢印Y方向に上下動するようにな
っている。下流側補助拍車ホルダ82と上流側補助ホル
ダ83の上端は、支点80を中心に回動するリンク84
の両端に、ピン89と長孔88を介して連結されてい
る。リンク84の下流側補助拍車ホルダ82側は、下流
側補助拍車35が下方位置で待機できるようにリンクば
ね85によって付勢されている。なお、下流側補助拍車
35の自重を、上流側補助拍車36の自重よりも重くし
てある場合には、リンクばね85を必ずしも必要としな
い。この実施形態においても、下流側補助拍車35と上
流側補助拍車36とが同時にシートSに接触したとき、
下流側補助拍車35と上流側補助拍車36とのシート接
触面35a,36aは、拍車33のシート接触面33a
より、下方に位置している。
施形態のシート搬送装置52は、第1実施形態のシート
搬送装置51と比較して、補助拍車ホルダの構成を異に
しており、他の部分は、同一である。従って、補助拍車
ホルダの部分のみ説明して他の部分の図示及び説明は省
略する。補助拍車ホルダ81は、拍車軸32に支点を持
つのではなく、固定された不図示のフレームの支点80
に設けられている。下流側補助拍車35は下流側補助拍
車ホルダ82の下端に軸57を介して回転自在に設けら
れ、上流側補助拍車36は上流側補助拍車ホルダ83の
下端に軸58を介して回転自在に設けられている。下流
側補助拍車ホルダ82と上流側補助ホルダ83は、不図
示の案内機構によって矢印Y方向に上下動するようにな
っている。下流側補助拍車ホルダ82と上流側補助ホル
ダ83の上端は、支点80を中心に回動するリンク84
の両端に、ピン89と長孔88を介して連結されてい
る。リンク84の下流側補助拍車ホルダ82側は、下流
側補助拍車35が下方位置で待機できるようにリンクば
ね85によって付勢されている。なお、下流側補助拍車
35の自重を、上流側補助拍車36の自重よりも重くし
てある場合には、リンクばね85を必ずしも必要としな
い。この実施形態においても、下流側補助拍車35と上
流側補助拍車36とが同時にシートSに接触したとき、
下流側補助拍車35と上流側補助拍車36とのシート接
触面35a,36aは、拍車33のシート接触面33a
より、下方に位置している。
【0041】以上の構成において、補助拍車ホルダ81
は、下流側補助拍車ホルダ82、上流側補助ホルダ8
3、及びリンク84で構成されている。下流側補助拍車
35、下流側補助拍車ホルダ82、及びリンク84等
は、下流側補助拍車ユニット(下流側浮き防止手段)1
54を構成し、上流側補助拍車36、上流側補助拍車ホ
ルダ83、及びリンク84等は、上流側補助拍車ユニッ
ト(上流側浮き防止手段)155を構成している。
は、下流側補助拍車ホルダ82、上流側補助ホルダ8
3、及びリンク84で構成されている。下流側補助拍車
35、下流側補助拍車ホルダ82、及びリンク84等
は、下流側補助拍車ユニット(下流側浮き防止手段)1
54を構成し、上流側補助拍車36、上流側補助拍車ホ
ルダ83、及びリンク84等は、上流側補助拍車ユニッ
ト(上流側浮き防止手段)155を構成している。
【0042】なお、動作は、第1実施形態のシート搬送
装置51と同様であるので説明を省略する。
装置51と同様であるので説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】本発明のシート積載搬送手段主浮き防止
手段と下流側浮き防止手段とでシートの浮きを防止する
ようになっているので、シートのカールを矯正して、シ
ートが記録ヘッドに接触しないように防止することがで
きるため、シートを汚すことなく搬送することができ
る。
手段と下流側浮き防止手段とでシートの浮きを防止する
ようになっているので、シートのカールを矯正して、シ
ートが記録ヘッドに接触しないように防止することがで
きるため、シートを汚すことなく搬送することができ
る。
【0044】本発明のシート積載搬送手段において下流
側浮き防止手段が、無端ベルト間に進入するようになっ
ていると、シートの一部分を無端ベルト間に押し込み、
シートにコシを付けて、シートのカールを確実に除去す
ることができる。
側浮き防止手段が、無端ベルト間に進入するようになっ
ていると、シートの一部分を無端ベルト間に押し込み、
シートにコシを付けて、シートのカールを確実に除去す
ることができる。
【0045】本発明のシート積載搬送手段において上流
側浮き防止手段を備えていると、上流側浮き防止手段に
よって、シートの先端が上向きにカールしていてもシー
トに折れを生じさせることなく、主浮き防止手段とシー
ト積載搬送手段との間に案内し、シートを記録ヘッドに
接触しないようにすることができ、シートを汚すことな
く搬送することができる。
側浮き防止手段を備えていると、上流側浮き防止手段に
よって、シートの先端が上向きにカールしていてもシー
トに折れを生じさせることなく、主浮き防止手段とシー
ト積載搬送手段との間に案内し、シートを記録ヘッドに
接触しないようにすることができ、シートを汚すことな
く搬送することができる。
【0046】本発明のシート積載搬送手段において、下
流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが同時にシー
トを押圧する位置が、主浮き防止手段がシートを押圧す
る位置より記録ヘッドから遠い位置に設定されている
と、下流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが、無
端ベルト間に進入して、シートの一部分を無端ベルト間
に押し込み、シートにコシを付けて、シートのカールを
確実に除去することができる。
流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが同時にシー
トを押圧する位置が、主浮き防止手段がシートを押圧す
る位置より記録ヘッドから遠い位置に設定されている
と、下流側浮き防止手段と上流側浮き防止手段とが、無
端ベルト間に進入して、シートの一部分を無端ベルト間
に押し込み、シートにコシを付けて、シートのカールを
確実に除去することができる。
【0047】本発明のシート積載搬送手段において、ク
リーナ備えていると、浮き防止手段のシートに接触する
部分に付着した、例えば、記録ヘッドからシートに吐出
されたインクを除去し、シートを汚すことなく搬送する
ことができる。
リーナ備えていると、浮き防止手段のシートに接触する
部分に付着した、例えば、記録ヘッドからシートに吐出
されたインクを除去し、シートを汚すことなく搬送する
ことができる。
【0048】本発明の画像形成装置は、シートのカール
を軽減、若しくは除去するとともに、シートを汚すこと
なく搬送することができる上記のシート搬送装置を備え
ているので、シートに高品質の画像を形成することがで
きる。
を軽減、若しくは除去するとともに、シートを汚すこと
なく搬送することができる上記のシート搬送装置を備え
ているので、シートに高品質の画像を形成することがで
きる。
【図1】本発明の第1実施形態のシート搬送装置が本体
に装備された画像形成装置であるインクジェットプリン
タの概略正面断面図である。
に装備された画像形成装置であるインクジェットプリン
タの概略正面断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のシート搬送装置の平面
図である。
図である。
【図3】本発明の第1実施形態のシート搬送装置の各拍
車の動作説明図である。 (a) シートが送り込まれてきていないときの状態図
である。 (b) シートが送り込まれてきたときの状態図であ
る。
車の動作説明図である。 (a) シートが送り込まれてきていないときの状態図
である。 (b) シートが送り込まれてきたときの状態図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態のシート搬送装置におけ
るカールしたシートの搬送状態を説明するための図であ
り、図2を右側から見た図である。 (a) 拍車ユニットにカールシートが送り込まれてい
ないときの状態図である。 (b) 拍車ユニットにカールシートが送り込まれて、
補助拍車によってシートにコシが形成された状態の図で
ある。
るカールしたシートの搬送状態を説明するための図であ
り、図2を右側から見た図である。 (a) 拍車ユニットにカールシートが送り込まれてい
ないときの状態図である。 (b) 拍車ユニットにカールシートが送り込まれて、
補助拍車によってシートにコシが形成された状態の図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態のシート搬送装置の主要
部分の概略正面図である。
部分の概略正面図である。
【図6】従来のシート搬送装置が本体に装備された画像
形成装置であるインクジェットプリンタの概略正面断面
図である。
形成装置であるインクジェットプリンタの概略正面断面
図である。
【図7】図6の従来のシート搬送装置の部分の平面図で
ある。
ある。
【図8】図7の従来のシート搬送装置の主要部分の概略
正面図である。
正面図である。
S シート L 段差 10 インクジェットプリンタ(画像形成装置) 13 インクジェットプリンタの本体 20 インクジェットヘッド(記録ヘッド) 23 搬送ベルト 24 プーリ 25 プーリ 26 テンションローラ 27 モータ 28 モータプーリ 30 拍車ユニット(主浮き防止手段) 31 拍車ばね 32 拍車軸 33 拍車 33a シート接触面 34 補助拍車ホルダー 35 下流側補助拍車 35a シート接触面 36 上流側補助拍車 36a シート接触面 37 クリーナ軸 38 拍車クリーナ 39 下流側補助拍車クリーナ 40 上流側補助拍車クリーナ 51,52 シート搬送装置 53 シート搬送部(シート積載搬送手段) 54,154 下流側補助拍車ユニット(下流側浮
き防止手投) 55,155 上流側補助拍車ユニット(上流側浮
き防止手段) 80 支点 81 補助拍車ホルダ 82 下流側補助拍車ホルダ 83 上流側補助拍車ホルダ 84 リンク 85 リンクばね 86 軸 87 軸 88 長孔 89 長孔
き防止手投) 55,155 上流側補助拍車ユニット(上流側浮
き防止手段) 80 支点 81 補助拍車ホルダ 82 下流側補助拍車ホルダ 83 上流側補助拍車ホルダ 84 リンク 85 リンクばね 86 軸 87 軸 88 長孔 89 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 29/70 B65H 29/70 Fターム(参考) 2C059 AA22 BB07 BB10 BB12 3F049 AA03 CA02 DA04 DB02 LA07 LB03 3F053 HA07 HB01 HB09 LA07 LB03 3F101 AB01 AB07 LA07 LB01
Claims (6)
- 【請求項1】 シートに画像を形成する記録ヘッドに前
記シートを積載して搬送するシート積載搬送手段と、 前記記録ヘッドの前記シート搬送方向の上流側と下流側
との内、少なくとも上流側に配設されて前記シート積載
搬送手段に前記シートを押圧して前記シートの浮き上が
りを防止する主浮き防止手段と、 前記主浮き防止手段の前記シート搬送方向の下流側に配
設されて前記記録ヘッドから離れる方向に前記シートを
押圧して前記シートの浮き上がりを防止する下流側浮き
防止手段と、 を備えていることを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項2】 前記シート積載搬送手段が、前記下流側
浮き防止手段を受け入れる隙間を有して前記シート搬送
方向と交差する方向に複数配設された循環可能な無端ベ
ルトを有していることを特徴とする請求項1に記載のシ
ート搬送装置。 - 【請求項3】 前記主浮き防止手段の前記シート搬送方
向の上流側に配設されて、前記隙間に落ち込んだ前記下
流側浮き防止手段が搬送されてくるシートによって押し
上げられたとき、前記記録ヘッドから離れる方向に当該
シートを押圧して前記シートの浮き上がりを防止する上
流側浮き防止手段を備えていることを特徴とする請求項
2に記載のシート搬送装置。 - 【請求項4】 前記下流側浮き防止手段と前記上流側浮
き防止手段とが同時に前記シートを押圧する位置が、前
記主浮き防止手段が前記シートを押圧する位置より前記
記録ヘッドから遠い位置に設定されていることを特徴と
する請求項3に記載のシート搬送装置。 - 【請求項5】 前記主浮き防止手段と、前記下流側浮き
防止手投と、前記上流側浮き防止手段とが、前記シート
に接触する拍車を有し、前記拍車の内、少なくとも1つ
の拍車に、前記シートに接触する部分を清浄に保つクリ
ーナを備えていることを特徴とする請求項3又は4に記
載のシート搬送装置。 - 【請求項6】 シートに画像を形成する記録ヘッドと、 前記シートが前記記録ヘッドによって画像が形成される
とき前記シートの浮きを防止する請求項1乃至5の内、
いずれか1項に記載のシート搬送装置と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000199950A JP2002012335A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | シート搬送装置とこのシート搬送装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000199950A JP2002012335A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | シート搬送装置とこのシート搬送装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012335A true JP2002012335A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18697893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000199950A Pending JP2002012335A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | シート搬送装置とこのシート搬送装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002012335A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006137027A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Olympus Corp | 記録装置 |
JP2008036820A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Seiko Epson Corp | インクジェットプリンタ |
US7782373B2 (en) | 2002-11-25 | 2010-08-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for displaying pictures in a mobile terminal |
JP2011194676A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Riso Kagaku Corp | インクジェットプリンタ |
JP2013028132A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Brother Industries Ltd | 液体吐出装置 |
JP2015006750A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
JP2017178575A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | セーレン株式会社 | ベルト搬送装置及びインクジェット記録装置 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000199950A patent/JP2002012335A/ja active Pending
Cited By (7)
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JP2017178575A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | セーレン株式会社 | ベルト搬送装置及びインクジェット記録装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070611 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081107 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |