JP2002010106A - ノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムを記録した媒体 - Google Patents

ノイズ低減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムを記録した媒体

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JP2002010106A JP2000188128A JP2000188128A JP2002010106A JP 2002010106 A JP2002010106 A JP 2002010106A JP 2000188128 A JP2000188128 A JP 2000188128A JP 2000188128 A JP2000188128 A JP 2000188128A JP 2002010106 A JP2002010106 A JP 2002010106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号の動きと映像信号レベルに応じて残
像と輪郭ぼけを低減させつつS/N改善を図るノイズ低
減装置、ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムを
記録した媒体を提供すること。 【解決手段】 フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
と、非巡回型フィルタノイズ低減装置1003と、制御
装置1004を設け、フレーム巡回型ノイズ低減装置1
002から得られる動き検出信号と映像信号レベルによ
り制御手段1004がフレーム巡回型ノイズ低減装置1
002と非巡回型フィルタノイズ低減装置1003とを
制御して、双方の特徴を生かしてノイズ低減を行うこと
により、動きのあるところは残像がなく、静止のところ
は輪郭ぼけを低減しつつ映像信号レベルが小さい信号を
重点的にノイズ低減を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号処理装置に
おいて、映像信号のノイズを低減しS/Nを向上させる
ノイズ低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に映像信号は、フレーム周期で繰
り返される信号であり、フレーム間の自己相関性が強
い。しかし映像信号のランダムノイズは自己相関性が低
いため、映像信号をフレーム周期で演算を行って画素を
置き換えると、ノイズ低減を行うことができる。
【0003】従来、このような動作を行うノイズ低減装
置は、動き検出情報を基にして制御する手段を備えたフ
レーム巡回型ノイズ低減装置であった(特開平6−22
5178号公報)。
【0004】図11に、従来の動き検出をもとにしたフ
レーム巡回型ノイズ低減装置を示す。
【0005】図11に示すように、フレーム巡回型ノイ
ズ低減装置は、動き検出精度を向上させるための2次元
LPF(ローパスフィルタ)1102と、加算器110
3と、動き判定回路1104と、巡回・非巡回の映像信
号を求める乗算器1105、1106と、映像信号を加
算するための加算器1107と、フレームメモリ110
8とを備えている。
【0006】フレーム巡回型ノイズ低減装置では、入力
映像信号1101を2次元LPF1102によりノイズ
除去し、得られた映像信号と、フレームメモリ1108
から出力される1フレーム遅延した映像信号とが、加算
器1103に入力されて差分が生成される。
【0007】この加算器1103で算出された差分は、
動き判定回路1104に入力され、フレーム間の動き成
分か否かの判定が行われる。上記差分には、フレーム間
自己相関のないノイズ成分と、信号成分のフレーム間で
変化した差分とが含まれ、一般的に小さくなるほどノイ
ズ成分である確率が高く、大きくなるほど動き成分であ
る確率が高くなる。したがって、動き判定回路1104
では、上記差分が閾値より大きければ動き成分と判定す
るものであり、大きさの異なる閾値を複数設けて差分と
比較すれば動きの大小も判定することができる。
【0008】動き判定回路1104により、動きが大き
いと判定された場合には、動き判定回路出力の値(K:
0<K<1)を0に近づけるように小さくし、動きが小
さい場合には、1に近づけるように大きくするように制
御を行う。
【0009】この入力映像信号1101の動きを示す動
き判定回路出力1104の出力により、乗算器110
5,1106の乗算係数(1−K)、(K)を調整し、
加算器1107により両者を加算することによって、動
きがあるときには、入力映像信号1101を強くしてフ
レーム遅延した映像信号の影響を弱め、動きがないとき
には、入力映像信号1101を弱くしてフレーム遅延し
た映像信号の影響を強めて、映像信号を置き換えること
によって、残像を低減しつつ映像信号のノイズ低減を行
うことができる。
【0010】また、上記のようなフレームメモリを使用
せずに非巡回で映像信号のノイズを低減する方法とし
て、一次元のフィルタや二次元のフィルタ処理を行う方
法が知られている。一次元フィルタとしては、隣接画素
の平均を行うフィルタが知られている。また、ノイズ低
減の一方法として、一定の閾値以下の信号を零にするコ
アリングの方法が知られている。また、二次元のフィル
タとしては、水平方向と垂直方向にローパスフィルタ処
理を施す方法がある。
【0011】また、適応的に画素を選択して平均化する
ことにより、ノイズ低減を行うことができる方法(特開
平6−86104号公報)も提案されている。これは、
フィルタ中心画素とその周辺画素を取り込み、周辺画素
と中心画素の差分を計算し、その差分を中心画素と相関
があるか否かを判定する閾値と比較して、閾値よりも小
さければ相関があると判断し、相関のある周辺画素のみ
の平均を計算して中心画素と置き換えることにより、相
関の低い輪郭を平均せずに輪郭ぼけを低減しつつ、ノイ
ズ低減を行うことができるものである。
【0012】図12に、従来の非巡回で映像信号のノイ
ズを低減するノイズリダクション装置の回路構成ブロッ
ク図を示す。
【0013】図12に示すように、ノイズリダクション
装置は、画素取り込み回路1202と、差分算出回路1
203〜1206と、閾値1207と、相関判定回路1
208〜1211と、相関画素加算回路1212と、画
素数計数回路1213と、除算器1214とから構成さ
れており、入力映像信号1201を入力し、中心画素と
その周辺画素とを取り出し、平均値を算出し、中心画素
と置き換えられる出力映像信号1215を出力するもの
である。
【0014】以下に、各ブロックの動作を説明する。
【0015】入力映像信号1201は、画素取り込み回
路1202に入力され、中心画素とその周辺画素が取り
込まれ、中心画素と各周辺画素がそれぞれ差分算出回路
1203〜1206に出力される。
【0016】差分算出回路1203〜1206では、中
心画素と各周辺画素との差分が計算され、それぞれの結
果が相関判定回路1208〜1211に入力される。相
関判定回路1208〜1211では、差分算出回路12
03〜1206から入力された結果と閾値1207とを
比較して、閾値より小さい場合は相関があると判定し、
判定結果を相関画素加算回路1212に入力する。
【0017】相関画素加算回路1212では、画素取り
込み回路1202から中心画素と各周辺画素を入力し、
相関判定回路1208〜1211に判定されたそれぞれ
の結果に基づいて、中心画素と、中心画素と相関がある
周辺画素値のみを加算する。画素数計数回路1213
は、相関判定回路1208〜1211による判定結果に
基づいて中心画素と相関のある画素数を数え、中心画素
と合わせた画素数を計数する。
【0018】除算器1214では、相関画素加算回路1
212による加算結果を、画素数計数回路1213によ
り計数された中心画素と、中心画素と相関のある画素数
で除算し、相関画素の平均値を求める。この平均値が出
力映像信号1215として出力され、中心画素と置き換
えられる。
【0019】以上の動作により、相関の低い輪郭部分に
ついては、平均値を求める対象外となり、輪郭部分のぼ
けを低減することができ、ランダムノイズが重畳した相
関のある画素についてのみ平均化することができ、ノイ
ズを低減させている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフレーム巡回型ノイズ低減装置では、フレー
ム間の動きがあるときに、残像を低減するために巡回量
を小さくするので、ノイズ低減が十分でないという問題
があった。
【0021】また、非巡回型ノイズ低減装置では、画素
平均を行うフィルタ処理でノイズ低減をする場合、輪郭
ぼけが発生する。また、コアリングについては、閾値以
下の輪郭部分の信号については零に置き換わってしま
い、輪郭劣化が生じる。そして適応的に画素を選択して
平均画素に置き換える方式についても、同様に閾値以下
の輪郭部分の信号劣化が生じてしまうという問題があっ
た。
【0022】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、フレーム巡回型ノイズ低減装置と非
巡回型フィルタノイズ低減装置とを併合して、小さな映
像信号レベルの輪郭部分を劣化させずにノイズ低減を実
現するもので、フレーム間の動きがなく映像信号レベル
が小さい場合には、主にフレーム巡回型ノイズ低減装置
によりノイズ低減を行い、フレーム間の動きがある場合
には、主に非巡回型フィルタノイズ低減装置によりノイ
ズ低減を行うことによって、映像信号の動きとレベルに
応じた最適なノイズ低減装置を提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ低減装置
は、映像信号を入力しこの映像信号から取得した画像と
遅延した画像とに基づいて遅延した画像の巡回量を調整
し入力した映像信号のノイズを低減して出力する巡回型
ノイズ低減装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像
信号を入力し周辺画素を用いてフィルタ処理を行い入力
した映像信号のノイズを低減して出力する非巡回型フィ
ルタノイズ低減装置と、前記巡回型ノイズ低減装置およ
び前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御する制御
手段とを備え、前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像
と前記遅延した画像とに基づいて映像の動きを検出して
動き検出信号を出力する動き判定手段と、前記入力した
映像信号の映像信号レベルを検出して出力する映像信号
レベル検出手段と、前記動き検出信号と前記映像信号レ
ベルとに基づいて前記遅延した画像の巡回量を調整する
巡回量調整手段と、この巡回量調整手段に調整された巡
回量にしたがって前記遅延した画像を巡回させ前記入力
した映像信号のノイズを低減して出力する映像信号出力
手段とを有し、前記制御手段が、前記動き検出信号と前
記映像信号レベルとに基づいて、前記巡回型ノイズ低減
装置および前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御
することを特徴とした構成を有している。
【0024】この構成により、入力した映像信号のノイ
ズを低減して出力する巡回型ノイズ低減装置と、この巡
回型ノイズ低減装置から映像信号を入力しノイズを低減
して出力する非巡回型フィルタノイズ低減装置とを、動
き検出信号と映像信号レベルとに基づいて制御手段が制
御するので、映像の動きと映像信号レベルを考慮して動
きのあるところは残像がなく、静止のときはレベルが小
さい信号を重点的にノイズ低減することができることと
なる。
【0025】また、本発明のノイズ低減装置は、映像信
号を入力しこの映像信号から取得した画像と遅延した画
像とに基づいて遅延した画像の巡回量を調整し入力した
映像信号のノイズを低減して出力する巡回型ノイズ低減
装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力
し周辺画素を用いてフィルタ処理を行い入力した映像信
号のノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ
低減装置と、このノイズ低減前の映像信号を入力し前記
画像の輪郭補正を行い入力した映像信号のノイズを低減
して出力する輪郭補正装置と、前記非巡回型フィルタノ
イズ低減装置が出力した映像信号と前記輪郭補正装置が
出力した映像信号とから出力映像信号を生成して出力す
る映像信号出力手段と、前記巡回型ノイズ低減装置、前
記非巡回型フィルタノイズ低減装置および前記輪郭補正
装置を制御する制御手段とを備え、前記巡回型ノイズ低
減装置が、前記画像と前記遅延した画像とに基づいて映
像の動きを検出して動き検出信号を出力する動き判定手
段と、前記入力した映像信号の映像信号レベルを検出し
て出力する映像信号レベル検出手段と、前記動き検出信
号と前記映像信号レベルとに基づいて前記遅延した画像
の巡回量を調整する巡回量調整手段と、この巡回量調整
手段に調整された巡回量にしたがって前記遅延した画像
を巡回させ前記入力した映像信号のノイズを低減して出
力する映像信号出力手段とを有し、前記制御手段が、前
記動き検出信号と前記映像信号レベルとに基づいて、前
記巡回型ノイズ低減装置、前記非巡回型フィルタノイズ
低減装置および前記輪郭補正装置を制御することを特徴
とした構成を有している。
【0026】この構成により、入力した映像信号のノイ
ズを低減して出力する巡回型ノイズ低減装置と、この巡
回型ノイズ低減装置から映像信号を入力しノイズを低減
して出力する非巡回型フィルタノイズ低減装置と、画像
の輪郭補正を行う輪郭補正装置とを、動き検出信号と映
像信号レベルとに基づいて制御手段が制御するので、映
像の動きと映像信号レベルを考慮して動きのある映像の
ときは残像がなく、静止のときはレベルの低い映像信号
を重点的にノイズ低減することができ、また、映像の輪
郭を動きとレベルに応じてノイズ強調せずに先鋭化させ
ることができる。
【0027】また、本発明のノイズ低減装置は、映像信
号を入力し所定の出力信号強度を保って利得を自動的に
変える自動利得制御装置と、この自動利得制御装置から
映像信号を入力しこの映像信号から取得した画像と遅延
した画像とに基づいて遅延した画像の巡回量を調整し入
力した映像信号のノイズを低減して出力する巡回型ノイ
ズ低減装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号
を入力し周辺画素を用いてフィルタ処理を行い入力した
映像信号のノイズを低減して出力する非巡回型フィルタ
ノイズ低減装置と、前記巡回型ノイズ低減装置および前
記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御する制御手段
とを備え、前記自動利得制御装置が、入力映像信号の利
得を変更したゲイン量を出力するゲイン量出力手段を有
し、前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延
した画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信
号を出力する動き判定手段と、前記動き検出信号に基づ
いて前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手
段と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたが
って前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号
のノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有
し、前記制御手段が、前記ゲイン量と前記動き検出信号
とに基づいて、前記巡回型ノイズ低減装置および前記非
巡回型フィルタノイズ低減装置を制御することを特徴と
した構成を有している。
【0028】この構成により、自動利得制御装置により
入力した映像信号を所定の出力信号強度を保って利得を
自動的に変えて出力し、この自動利得制御装置から映像
信号を入力しノイズを低減して出力する巡回型ノイズ低
減装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入
力しノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ
低減装置とを、動き検出信号と自動利得制御装置による
ゲイン量とに基づいて制御手段が制御するので、映像の
動きとゲイン量を考慮したノイズ低減を行うことができ
ることとなる。
【0029】さらに、本発明のノイズ低減装置は、映像
信号を入力しこの映像信号から取得した画像と遅延した
画像とに基づいて遅延した画像の巡回量を調整し入力し
た映像信号のノイズを低減して出力する巡回型ノイズ低
減装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入
力し周辺画素を用いてフィルタ処理を行い入力した映像
信号のノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイ
ズ低減装置と、前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を
制御する制御手段とを備え、前記巡回型ノイズ低減装置
が、前記画像と前記遅延した画像とに基づいて映像の動
きを検出して動き検出信号を出力する動き判定手段と、
前記動き検出信号に基づいて前記遅延した画像の巡回量
を調整する巡回量調整手段と、この巡回量調整手段に調
整された巡回量にしたがって前記遅延した画像を巡回さ
せ前記入力した映像信号のノイズを低減して出力する映
像信号出力手段とを有し、前記制御手段が、前記動き検
出信号に基づいて、前記非巡回型フィルタノイズ低減装
置が行うフィルタ処理の適応範囲を制御することを特徴
とした構成を有している。
【0030】この構成により、巡回型ノイズ低減装置に
より入力した映像信号のノイズを低減して出力し、この
巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力しノイズを低
減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減装置を、映
像信号の動き検出信号によりフィルタ領域を調整して制
御手段が制御するので、映像の動きを考慮した効果的な
ノイズ低減を行うことができることとなる。
【0031】また、本発明のノイズ低減装置は、映像信
号を入力しこの映像信号から取得した画像と遅延した画
像とに基づいて遅延した画像の巡回量を調整し入力した
映像信号のノイズを低減して出力する巡回型ノイズ低減
装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力
し周辺画素を用いてフィルタ処理を行い入力した映像信
号のノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ
低減装置と、前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制
御する制御手段とを備え、前記巡回型ノイズ低減装置
が、前記画像と前記遅延した画像とに基づいて映像の動
きを検出して動き検出信号を出力する動き判定手段と、
前記動き検出信号に基づいて前記遅延した画像の巡回量
を調整する巡回量調整手段と、この巡回量調整手段に調
整された巡回量にしたがって前記遅延した画像を巡回さ
せ前記入力した映像信号のノイズを低減して出力する映
像信号出力手段とを有し、前記制御手段が、前記動き検
出信号に基づいて、前記非巡回型フィルタノイズ低減装
置が行うフィルタ処理の適応画素に重み付けを付けて処
理させることを特徴とした構成を有している。
【0032】この構成により、巡回型ノイズ低減装置に
より入力した映像信号のノイズを低減して出力し、この
巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力しノイズを低
減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減装置を、映
像信号の動き検出信号により周辺画素に付ける重み付け
を調整して制御手段が制御するので、映像の動きを考慮
した効果的なノイズ低減を行うことができることとな
る。
【0033】本発明のノイズ低減方法およびノイズ低減
プログラムを記録した媒体は、映像信号を入力する映像
信号入力ステップと、画像を保持し遅延して出力する画
像遅延ステップと、前記入力した映像信号から画像を取
得しこの画像と前記遅延された画像とに基づいて映像の
動きを検出する動き検出ステップと、前記入力した映像
信号の信号レベルを検出する信号レベル検出ステップ
と、前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて
前記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステ
ップと、前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づ
いて映像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメ
ータを決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップ
と、前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画
像の巡回量を制御し前記入力映像信号のノイズを低減し
て出力する巡回型ノイズ低減ステップと、この巡回型ノ
イズ低減ステップで出力された映像信号を、前記フィル
タ制御パラメータに基づいて周辺画素を選択して前記フ
ィルタ処理を行い、ノイズを低減して出力する非巡回型
フィルタノイズ低減ステップとを備えたことを特徴とし
ている。
【0034】これにより、動き検出と映像信号レベル検
出に基づいて、巡回量と制御パラメータを決定して、巡
回型ノイズ低減と非巡回型フィルタノイズ低減を行うの
で、映像信号の動きと映像信号レベルを考慮して、動き
のあるところは残像がなくノイズ低減を行い、静止のと
きはレベルが小さい信号を重点的にノイズ低減を行うこ
とができることとなる。
【0035】また、本発明のノイズ低減方法およびノイ
ズ低減プログラムを記録した媒体は、映像信号を入力す
る映像信号入力ステップと、画像を保持し遅延して出力
する画像遅延ステップと、前記入力した映像信号から画
像を取得しこの画像と前記遅延された画像とに基づいて
映像の動きを検出する動き検出ステップと、前記入力し
た映像信号の信号レベルを検出する信号レベル検出ステ
ップと、前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づ
いて前記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定
ステップと、前記映像の動きと前記映像信号レベルとに
基づいて映像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パ
ラメータを決定するフィルタ制御パラメータ決定ステッ
プと、前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づい
て映像信号に輪郭補正処理を行う輪郭補正パラメータを
決定する輪郭補正パラメータ決定ステップと、前記決定
された巡回量に基づいて前記遅延された画像の巡回量を
制御し前記入力映像信号のノイズを低減して出力する巡
回型ノイズ低減ステップと、この巡回型ノイズ低減ステ
ップで出力された映像信号を前記フィルタ制御パラメー
タに基づいて周辺画素を選択して前記フィルタ処理を行
いノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低
減ステップと、前記巡回型ノイズ低減ステップで出力さ
れた映像信号から前記輪郭補正パラメータに基づいて前
記輪郭補正処理を行い輪郭補正信号を生成する輪郭補正
信号生成ステップと、前記非巡回型フィルタノイズ低減
ステップで出力された映像信号と前記輪郭補正信号とを
加算する加算ステップとを備えたことを特徴としてい
る。
【0036】これにより、動き検出と映像信号レベル検
出に基づいて、巡回量と非巡回型フィルタの制御パラメ
ータと輪郭補正の制御パラメータを決定して、巡回型ノ
イズ低減と非巡回型フィルタノイズ低減と輪郭補正を行
うので、映像信号の動きと映像信号レベルを考慮して、
動きのあるところは非巡回型フィルタによってノイズ低
減を残像なく行い、静止のときはレベルが小さい信号を
巡回型フィルタにて重点的にノイズ低減を行い、かつ動
きぼけの低減とノイズ低減されても輪郭ぼけを低減する
ことができることとなる。
【0037】また、本発明のノイズ低減方法およびノイ
ズ低減プログラムを記録した媒体は、映像信号を入力す
る映像信号入力ステップと、前記入力した映像信号を所
定の出力信号強度に保つためのゲイン量を算出するゲイ
ン量算出ステップと、前記ゲイン量に基づいて前記入力
した映像信号を増幅する自動利得制御ステップと、画像
を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、前記増
幅された映像信号から画像を取得しこの画像と前記遅延
された画像とに基づいて映像の動きを検出する動き検出
ステップと、前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づい
て前記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ス
テップと、前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づいて
映像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータ
を決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップと、前
記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の巡
回量を制御し前記増幅された映像信号のノイズを低減し
て出力する巡回型ノイズ低減ステップと、この巡回型ノ
イズ低減ステップで出力された映像信号を前記フィルタ
制御パラメータに基づいて周辺画素を選択して前記フィ
ルタ処理を行いノイズを低減して出力する非巡回型フィ
ルタノイズ低減ステップとを備えたことを特徴としてい
る。
【0038】これにより、動き検出とゲイン算出に基づ
いて、巡回量と制御パラメータを決定して、巡回型ノイ
ズ低減と非巡回型フィルタノイズ低減を行うので、AG
C(自動利得制御)により低いレベルの映像信号振幅が
大きくなってS/Nが悪くなる現象を改善するために、
静止ところは巡回型ノイズ低減を主に行い、動きのとき
は非巡回型フィルタにてノイズ低減を主に行うことによ
り、AGCにより増幅された低いレベルの信号を重点的
にノイズ低減することができることとなる。
【0039】さらに、本発明のノイズ低減方法およびノ
イズ低減プログラムを記録した媒体は、映像信号を入力
する映像信号入力ステップと、画像を保持し遅延して出
力する画像遅延ステップと、前記入力した映像信号から
画像を取得しこの画像と前記遅延された画像とに基づい
て映像の動きを検出する動き検出ステップと、前記映像
の動きに基づいて前記遅延された画像の巡回量を決定す
る巡回量決定ステップと、前記映像の動きに基づいて映
像信号にフィルタ処理を行うフィルタ領域を決定するフ
ィルタ領域制御パラメータ決定ステップと、前記決定さ
れた巡回量に基づいて前記遅延された画像の巡回量を制
御し前記入力映像信号のノイズを低減して出力する巡回
型ノイズ低減ステップと、この巡回型ノイズ低減ステッ
プで出力された映像信号を前記フィルタ領域制御パラメ
ータに基づいて周辺画素を選択して前記フィルタ処理を
行いノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ
低減ステップとを備えたことを特徴としている。
【0040】これにより、動き検出に基づいて巡回量と
制御パラメータを決定して、巡回型ノイズ低減と非巡回
型フィルタノイズ低減を行うので、映像信号の動きのと
きは非巡回型フィルタ処理において相関のある画素の範
囲を拡大してフィルタ処理を行うことにより残像がない
効果のあるノイズ低減を行い、静止のときは巡回型ノイ
ズ低減を行い、この二種類のノイズ低減においてレベル
が小さい信号を重点的にノイズ低減することができるこ
ととなる。
【0041】また、本発明のノイズ低減方法およびノイ
ズ低減プログラムを記録した媒体は、映像信号を入力す
る映像信号入力ステップと、画像を保持し遅延して出力
する画像遅延ステップと、前記入力した映像信号から画
像を取得しこの画像と前記遅延された画像とに基づいて
映像の動きを検出する動き検出ステップと、前記映像の
動きに基づいて前記遅延された画像の巡回量を決定する
巡回量決定ステップと、前記映像の動きに基づいて、映
像信号にフィルタ処理を行う画素に重み付けを決定する
フィルタ重み付け制御パラメータ決定ステップと、前記
決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の巡回
量を制御し前記入力映像信号のノイズを低減して出力す
る巡回型ノイズ低減ステップと、この巡回型ノイズ低減
ステップで出力された映像信号を前記フィルタ重み付け
制御パラメータに基づいて周辺画素に重み付けをして前
記フィルタ処理を行いノイズを低減して出力する非巡回
型フィルタノイズ低減ステップとを備えたことを特徴と
している。
【0042】これにより、動き検出に基づいて巡回量と
制御パラメータを決定して、巡回型ノイズ低減と非巡回
型フィルタノイズ低減を行うので、映像信号の動きのと
きは非巡回型フィルタ処理において相関のある画素の領
域つまりフィルタ処理の重みづけの領域をフィルタ中心
画素から拡大するようにすることにより、動きのあると
ころは非巡回型フィルタにて残像がない効果のあるノイ
ズ低減を行い、静止のときは巡回型フィルタによりレベ
ルが小さい信号を効果的にノイズ低減することができる
こととなる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。 (第1の実施の形態)
【0044】本発明に係る第1の実施の形態のノイズ低
減装置の構成図を図1に示す。
【0045】図1に示すように、ノイズ低減装置は、フ
レーム巡回型ノイズ低減装置1002、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003および制御手段1004を備
え、入力映像信号1001を入力し、ノイズ低減を行
い、出力映像信号1005を出力するものである。
【0046】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、入力映像信号1001を、動き検出情報をもとにし
てノイズ低減処理を行い、出力するものである。非巡回
型フィルタノイズ低減装置1003は、フレーム巡回型
ノイズ低減装置1002と直列に接続され、フレーム巡
回型ノイズ低減装置1002から出力された信号を、適
応的に画素を選択して平均化することによりノイズ低減
を行い、出力映像信号1005として出力するものであ
る。
【0047】制御装置1004は、フレーム巡回型ノイ
ズ低減装置1002から動き検出信号と映像信号レベル
を入力し、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002およ
び非巡回型フィルタノイズ低減装置1003を制御する
ものである。なお、動き検出信号と映像信号レベルは、
従来例図11に示した乗算器1105に入力される信号
から取り出すことができる。
【0048】動き適応型のフレーム巡回型ノイズ低減装
置1002は、入力映像信号1001から映像の動きを
検出して動きが小さいときは遅延画像の巡回量を大き
く、動きが大きいときは巡回量を小さく制御し、つまり
静止に近いほどノイズ低減の効果が大きく、動きが大き
くなるにつれて残像が発生しないように制御する。ま
た、映像信号レベルが小さい場合は巡回量を大きく、映
像信号レベルが大きいときは巡回量を小さくする。以上
により、例えば巡回量が大きい順に並べると、
【0049】 静止かつレベル小>静止かつレベル大>動きかつレベル小>動きかつレベ ル大 …式(1) となり、このように制御装置1004で制御することが
できる。
【0050】また、フレーム巡回型ノイズ低減装置10
02で十分にノイズ低減できなかった映像信号に対して
は、制御装置1004により非巡回型フィルタノイズ低
減装置1003のノイズ低減の効果が大きくなるように
制御する。つまり、動画に近いほどノイズ低減の効果が
大きくなるように制御する。また、映像信号レベルが小
さい場合はノイズが目立つのでノイズ低減効果を上げる
ように制御する。以上により、例えばノイズ低減効果が
大きい順に並べると、
【0051】 動きかつレベル小>動きかつレベル大>静止かつレベル小>静止かつレベ ル大 …式(2) となり、このように制御装置1004によって制御する
ことができ、出力映像信号1005を得ることができ
る。
【0052】例えば、非巡回型フィルタがコアリングで
ある場合には、式(2)の左の項である程静止のときよ
りも閾値を大きく設定してよりノイズ低減の効果を発揮
しやすくする。また、画素を平均してノイズを低減する
場合については、平均を行う周辺画素数を多くする。特
に、従来例に示した非巡回型のノイズ低減装置において
は、nを大きくして平均化する対象の周辺画素を増や
す。
【0053】以上のように、本発明第1の実施の形態の
ノイズ低減装置は、入力映像信号1001についてノイ
ズ低減を行うフレーム巡回型ノイズ低減装置1002
と、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002から得られ
る動き検出信号と映像信号レベルが入力される制御装置
1004を設け、制御装置1004により制御される非
巡回型フィルタノイズ低減装置1003をフレーム巡回
型ノイズ低減装置1002に直列に接続しているので、
映像の動きと映像信号レベルを考慮して動きのあるとこ
ろは残像がなく、静止のときはレベルが小さい信号を重
点的にノイズ低減することができる。さらに、制御手段
1004は従来例に記載のノイズ低減装置に限らずに、
様々な非巡回型フィルタに対しても適用可能であり、効
果が得られるものである。 (第2の実施の形態)
【0054】次に、第2の実施の形態のノイズ低減装置
の構成図を図2に示す。
【0055】図2に示すように、ノイズ低減装置は、フ
レーム巡回型ノイズ低減装置1002、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003、制御手段1004、輪郭補
正装置1006および加算器1007を備え、入力映像
信号1001を入力し、ノイズ低減を行い、出力映像信
号1005を出力するものである。
【0056】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、入力映像信号1001を、動き検出情報をもとにし
てノイズ低減処理を行い、出力するものである。非巡回
型フィルタノイズ低減装置1003は、フレーム巡回型
ノイズ低減装置1002と直列に接続され、フレーム巡
回型ノイズ低減装置1002から出力された信号を、適
応的に画素を選択して平均化することによりノイズ低減
を行い、出力するものである。
【0057】制御装置1004は、フレーム巡回型ノイ
ズ低減装置1002から動き検出信号と映像信号レベル
を入力し、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002、非
巡回型フィルタノイズ低減装置1003および輪郭補正
装置1006を制御するものである。なお、動き検出信
号と映像信号レベルは、従来例図11に示した乗算器1
105に入力される信号から取り出すことができる。
【0058】輪郭補正装置1006は、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003と並列に接続され、フレーム
巡回型ノイズ低減装置1002から出力された信号に輪
郭補正処理を行って、輪郭補正信号を出力するものであ
る。加算器1007は、非巡回型フィルタノイズ低減装
置1003から出力された映像信号と、輪郭補正装置1
006から出力された輪郭補正信号とを加算し、出力映
像信号1005として出力するものである。
【0059】動き適応型のフレーム巡回型ノイズ低減装
置1002は、入力映像信号1001から映像の動きを
検出して動きが小さいときは遅延画像の巡回量を大き
く、動きが大きいときは巡回量を小さく制御し、つまり
静止に近いほどノイズ低減の効果が大きく、動きが大き
くなるにつれて残像が発生しないように制御する。ま
た、映像信号レベルが小さい場合は巡回量を大きく、映
像信号レベルが大きいときは巡回量を小さくする。以上
により、例えば巡回量が大きい順に並べると、
【0060】 静止かつレベル小>静止かつレベル大>動きかつレベル小>動きかつレベ ル大 …式(3) となり、このように制御装置1004で制御することが
できる。
【0061】また、フレーム巡回型ノイズ低減装置10
02で十分にノイズ低減できなかった映像信号に対して
は、制御装置1004により非巡回型フィルタノイズ低
減装置1003のノイズ低減の効果が大きくなるように
制御する。つまり、動画に近いほどノイズ低減の効果が
大きくなるように制御する。また、映像信号レベルが小
さい場合はノイズが目立つのでノイズ低減効果を上げる
ように制御する。以上により、例えばノイズ低減効果が
大きい順に並べると、
【0062】 動きかつレベル小>動きかつレベル大>静止かつレベル小>動きかつレベ ル大 …式(4) となり、このように制御装置1004によって制御する
ことができる。制御手段1004は、従来例に示した適
応的に画素を選択して平均化する非巡回型のノイズ低減
装置に限らずに様々な非巡回型フィルタに対しても適用
可能であり、効果が得られるものである。以上は、第1
の実施の形態と同様の制御例を示した。
【0063】輪郭補正装置1006は、制御手段100
4によって動作が制御されるものであり、非巡回型フィ
ルタノイズ低減装置1003によって出力映像信号10
05の輪郭部分が不鮮明になるのを低減するように動作
をする。
【0064】一般に動きが発生すると輪郭補正信号の振
幅が小さくなるので、動きのときには輪郭補正装置のゲ
インを上げて輪郭補正信号の振幅を大きくする。また、
映像信号レベルが小さいときのノイズは目立つので、輪
郭補正装置のゲインを下げて輪郭補正信号の振幅を小さ
くする。以上により、例えば輪郭補正信号のゲインを大
きくする順に並べると、
【0065】 動きかつレベル大>動きかつレベル小>静止かつレベル大>静止かつレベ ル小 …式(5) となるように制御手段1004が輪郭補正信号を制御し
て、動きのときの輪郭ぼけを低減しつつ、静止のときで
低いレベルの輪郭補正信号のノイズを低減することがで
き、出力映像信号1005を得ることができる。
【0066】また一般的に、静止のときの輪郭波形の勾
配は急峻であり、動きのときの映像信号の輪郭波形の勾
配はなだらかになるので、動きのときの勾配を急峻にす
ることにより、動きぼけを低減するように制御すること
もできる。勾配を急峻にする動作は、動きのみで映像信
号レベルが大きいときに行えば、輪郭ぼけが低減されて
鮮鋭化できる。勾配を急峻にする度合いの大きい順に並
べると、
【0067】 動き大かつレベル大>動き大かつレベル小>動き小かつレベル大>動き小 かつレベル小 …式(6) となり、このように制御手段1004は、輪郭補正装置
1006を制御することができる。
【0068】以上のように、本発明第2の実施の形態の
ノイズ低減装置は、入力映像信号1001についてノイ
ズ低減を行うフレーム巡回型ノイズ低減装置1002
と、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002から得られ
る動き検出信号と映像信号レベルが入力される制御手段
1004を設け、フレーム巡回型ノイズ低減装置100
2に制御手段1004により制御される非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003とを直列に接続し、また、制
御手段1004により制御される輪郭補正装置1006
を非巡回型フィルタノイズ低減装置1003と並列に接
続しているので、映像の動きと映像信号レベルを考慮し
て動きのある映像のときは残像を発生させずに、静止の
ときはレベルの低い映像信号を重点的にノイズ低減する
ことができる。また、映像の輪郭を動きとレベルに応じ
てノイズ強調せずに先鋭化させる効果もある。 (第3の実施の形態)
【0069】次に、第3の実施の形態のノイズ低減装置
の構成図を図3に示す。
【0070】図3に示すように、ノイズ低減装置は、フ
レーム巡回型ノイズ低減装置1002、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003、制御手段1004およびA
GC装置1008を備え、入力映像信号1001を入力
し、ノイズ低減を行い、出力映像信号1005を出力す
るものである。
【0071】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、AGC装置1008から映像信号を入力し、動き検
出情報をもとにしてノイズ低減処理を行い、出力するも
のである。非巡回型フィルタノイズ低減装置1003
は、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002と直列に接
続され、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002から出
力された信号を、適応的に画素を選択して平均化するこ
とによりノイズ低減を行い、出力映像信号1005とし
て出力するものである。
【0072】制御装置1004は、フレーム巡回型ノイ
ズ低減装置1002から動き検出信号を入力し、AGC
装置1008からゲイン量を入力して、フレーム巡回型
ノイズ低減装置1002および非巡回型フィルタノイズ
低減装置1003を制御するものである。なお、動き検
出信号は、従来例図11に示した乗算器1105に入力
される信号から取り出すことができる。
【0073】AGC装置1008は、フレーム巡回型ノ
イズ低減装置1002と直列に接続され、入力映像信号
1001を入力し、入力信号強度が変化しても所定の出
力信号に保てるように利得を自動的に変更し、入力映像
信号1001の暗いところを見やすくして、フレーム巡
回型ノイズ低減装置1002に出力するとともに、AG
C(自動利得制御)のゲイン量を制御手段1004に出
力するものである。
【0074】制御手段1004により動き適応型のフレ
ーム巡回型ノイズ低減装置1002を、AGC装置10
08から出力された映像信号の映像の動きを検出して、
動きが小さいときは遅延画像の巡回量が大きく、動きが
大きいときは巡回量が小さくなるように制御し、つまり
静止に近いほどノイズ低減の効果が大きく、動きが大き
くなるにつれて残像が発生しないように制御する。ま
た、AGC装置1008出力のゲイン量が小さい、つま
り入力映像信号1001が大きい場合、巡回量を小さ
く、AGC装置1008出力のゲイン量が大きい、つま
り入力映像信号1001が小さい場合、ノイズを低減す
るように巡回量を大きくする。以上により、例えば巡回
量が大きい順に並べると、
【0075】 静止かつゲイン大>静止かつゲイン小>動きかつゲイン大>動きかつゲイ ン小 …式(7) となり、このように制御手段1004でフレーム巡回型
ノイズ低減装置1002を制御することができる。
【0076】また、フレーム巡回型ノイズ低減装置10
02で十分にノイズ低減できなかった映像信号に対して
は、制御手段1004により非巡回型フィルタノイズ低
減装置1003のノイズ低減の効果が大きくなるように
制御する。つまり、動きが大きいほどノイズ低減の効果
が大きくなるように制御する。また、AGC装置100
8出力のゲイン量が大きい場合はノイズが目立つので、
ノイズ低減効果を上げるように制御する。以上により、
例えばノイズ低減効果が大きい順に並べると、
【0077】 動きかつゲイン大>動きかつゲイン小>静止かつゲイン大>静止かつゲイ ン小 …式(8) となり、このように制御手段1004によって非巡回型
フィルタノイズ低減装置1003を制御することがで
き、出力映像信号1005を得ることができる。
【0078】以上のように、本発明第3の実施の形態の
ノイズ低減装置は、入力映像信号1001について暗い
ところを見えやすくするためのAGC装置1008を設
け、AGC装置1008に直列に接続されるフレーム巡
回型ノイズ低減装置1002と、AGC装置1008か
ら得られるAGCのゲイン量とフレーム巡回型ノイズ低
減装置1002から得られる動き検出信号とにより制御
される制御手段1004を設け、制御手段1004によ
り制御される非巡回型フィルタノイズ低減装置1003
をフレーム巡回型ノイズ低減装置1002に直列に接続
しているので、映像の動きとAGCのゲイン量の両方を
用いてノイズ低減を行うことができる。さらに、制御手
段1004は、従来例に記載のノイズ低減装置に限らず
に様々な非巡回型フィルタに対しても適用可能であり、
効果が得られるものである。 (第4の実施の形態)
【0079】次に、第4の実施の形態のノイズ低減装置
の構成図を図4に示す。
【0080】図4に示すように、ノイズ低減装置は、フ
レーム巡回型ノイズ低減装置1002、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003および領域制御手段1009
を備え、入力映像信号1001を入力し、ノイズ低減を
行い、出力映像信号1005を出力するものである。
【0081】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、入力映像信号1001を、動き検出情報をもとにし
てノイズ低減処理を行い、出力するものである。非巡回
型フィルタノイズ低減装置1003は、フレーム巡回型
ノイズ低減装置1002と直列に接続され、フレーム巡
回型ノイズ低減装置1002から出力された信号を、適
応的に画素を選択して平均化することによりノイズ低減
を行い、出力するものである。
【0082】領域制御手段1009は、フレーム巡回型
ノイズ低減装置1002から出力される動き検出信号を
入力して、非巡回型フィルタノイズ低減装置1003の
動作を制御するものである。なお、動き検出信号は、従
来例図11に示した乗算器1105に入力される信号か
ら取り出すことができる。
【0083】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、入力映像信号1001の映像の動きが大きくなるに
つれて残像がでないように巡回量を小さくするので、ノ
イズ低減効果が小さくなる。そこで、入力映像信号10
01の映像の動きが大きくなるにつれ、領域制御手段1
009により、非巡回型フィルタノイズ低減装置100
3のフィルタ処理が行われる領域を広げて、中心画素を
置き換えるための演算に関わる周辺画素の数を大きくす
るように制御することにより、動きのときでも効果的な
ノイズ低減を行う。動きが小さくなり静止に近づくにつ
れ、領域制御手段1009は、非巡回のフィルタ処理が
行われる領域を狭くするように、非巡回型フィルタノイ
ズ低減装置1003を制御する。すなわち、中心画素に
対して置き換えるための演算に関わる周辺画素の数を小
さくすることにより、相関のある画素のみでノイズ低減
が行われるので、輪郭がぼけるのを抑制してノイズ低減
を行うことができ、出力映像信号1005を得ることが
できる。
【0084】例えば、周辺画素の平均値を中心画素に置
き換える場合を例にする。動きが小さい場合、演算に関
わる中心画素を取り巻く周辺画素の数N1個(画素値:
XA1、XA2、…XAN1)とし、動きが大きくなっ
たときN2個(画素値:YA1、YA2、…YAN2)
とする。動きが大きくなると、演算対象の周辺画素が中
心画素からさらに周辺に向かって広がるのでN1<N2
となる。動きの小さいときの周辺画素の平均値は、
【0085】 (XA1+XA2+…XAN1)/N1 …式(9) 動きの大きいときの平均値は、
【0086】 (YA1+YA2+…YAN2)/N2 …式(10) となり、中心画素と置き換えることができる。上記は二
段階にしたが、より細かく制御するために三段階以上に
することもできる。また、上記は一例にすぎず他の演算
方法にて中心画素を置き換えることもできる。
【0087】以上のように、本発明第4の実施の形態の
ノイズ低減装置は、入力映像信号1001についてノイ
ズ低減を行うフレーム巡回型ノイズ低減装置1002
と、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002から出力さ
れる動き検出信号によって制御される領域制御手段10
09を設け、領域制御手段1009の制御により動作す
る非巡回型フィルタノイズ低減装置1003をフレーム
巡回型ノイズ低減装置1002と直列に設けているの
で、映像信号の動き検出信号を用いてフィルタの領域を
変化させて効果のあるノイズ低減ができる。領域制御手
段1009は、従来例に記載のノイズ低減装置に限らず
に、様々な非巡回型フィルタに対しても適用可能であ
り、効果が得られるものである。 (第5の実施の形態)
【0088】次に、第5の実施の形態のノイズ低減装置
の構成図を図5に示す。
【0089】図5に示すように、ノイズ低減装置は、フ
レーム巡回型ノイズ低減装置1002、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003および距離制御手段1010
を備え、入力映像信号1001を入力し、ノイズ低減を
行い、出力映像信号1005を出力するものである。
【0090】本実施形態においては、上記実施形態にお
ける領域制御手段1009のかわりに距離制御手段10
10を設けた点が相違している。
【0091】距離制御手段1010は、非巡回型フィル
タノイズ低減装置1003を制御するものであり、中心
画素を置き換えるフィルタ演算に際し、画素に重みづけ
をして制御するものである。
【0092】フレーム巡回型ノイズ低減装置1002
は、入力映像信号1001の映像の動きが大きくなるに
つれて残像がでないように巡回量を小さくするので、ノ
イズ低減効果が小さくなる。そこで、距離制御手段10
10により、非巡回型フィルタノイズ低減装置1003
の中心画素を置き換えるフィルタ演算に関わる画素の重
みづけを中心画素からの距離に応じて変化させる。つま
り、中心画素に近い画素の重みづけを大きく、遠い画素
の重みづけを小さくする。
【0093】さらに、動きの大小によって重みづけを画
素位置によって変化させ、動きが大きくなるにつれて重
みづけが大きい画素の範囲を中心画素から周辺方向に拡
大し、重みづけが小さい画素の領域が静止のときよりも
中心画素からさらに遠くなるようにする。重みづけが大
きい画素の範囲が広がることは、中心画素と相関のある
演算対象の画素範囲が広がることになるので、動きでも
効果的なノイズ低減を行うことができる。
【0094】また、静止に近づくにつれて重みづけが大
きい画素の範囲が中心画素近辺に、重みづけが小さい画
素の範囲が動きのときよりも中心画素側に縮小するよう
にする。これにより、中心画素に近い画素から離れた画
素については相関が低いとみなし、中心画素近辺の画素
を重点的に用いてノイズ低減ができるので、静止のとき
に効果的なノイズ低減を行うことができ、出力映像信号
1005を得ることができる。
【0095】例えば、重みづけ平均値を中心画素に置き
換える場合を例にする。中心画素に近い画素の重みづけ
値をAとし、中心画素から遠い画素の重みづけ値をB
(A>B)とする。
【0096】重みづけ値Aに対応する画素は、動きが小
さい場合に中心画素を取り巻く少ない数N1個(画素
値:XA1、XA2、…XAN1)とし、動きが大きく
なったときN2個(画素値:YA1、YA2、…YAN
2)とする。
【0097】重みづけ値Bに対応する画素は、動きが小
さい場合にM1個(画素値:XB1、XB2、…XBM
1)とし、動きが大きくなったときにM2個(画素値:
YB1、YB2、…YBM2)とする。
【0098】したがって、空間的にはN1、N2個の画
素の周りにそれぞれM1、M2個の画素が割り当てら
れ、動きが大きくなると、重みづけ値Aの領域が中心画
素から周辺に向かって広がるので、N1<N2となる。
動きの小さいときの重み付け平均値は、
【0099】 {A(XA1+XA2+…XAN1)+B(XB1+XB2+…XBM1 )}/(A×N1+B×M1) …式(11) 動きの大きいときの重み付け平均値は、
【0100】 {A(YA1+YA2+…YAN2)+B(YB1+YB2+…YBM2 )}/(A×N2+B×M2) …式(12) となり、中心画素と置き換えることができる。上記は、
重みづけを二段階にしたが、より細かく重みづけをおこ
なうために、三段階以上にすることもできる。また、上
記の方法以外にも、重みづけを利用して中心画素を置き
換えることもできる。
【0101】以上のように、本発明第5の実施の形態の
ノイズ低減装置は、入力映像信号1001についてノイ
ズ低減を行うフレーム巡回型ノイズ低減装置1002
と、フレーム巡回型ノイズ低減装置1002から出力さ
れる動き検出信号によって制御される距離制御手段10
10を設け、距離制御手段1010の制御により動作す
る非巡回型フィルタノイズ低減装置1003をフレーム
巡回型ノイズ低減装置1002と直列に設けているの
で、映像信号の動き検出信号を用いて周辺画素に付ける
重み付けを調節し、効果的なノイズ低減ができる。距離
制御手段1010は、従来例に記載のノイズ低減装置に
限らずに様々な非巡回型フィルタに対しても適用可能で
あり、効果が得られるものである。 (第6の実施の形態)
【0102】次に、第6の実施の形態のノイズ低減方法
のフローチャートを図6に示す。
【0103】図6のフローチャートに示すように、本実
施形態のノイズ低減方法は、ステップ1で映像をとりこ
み(S1)、ステップ2で取り込んだ映像と1フレーム前に
取り込んだ映像との差を計算することにより動き検出を
行い(S2)、ステップ3で取り込んだ映像についてレベル
を検出する(S3)。
【0104】続いて、ステップ4でS2の動き検出結果と
S3の映像信号レベルの検出結果に基づき式(1)の制御
となるようにフレームの巡回量を決定し(S4)、ステップ
5でS2の動き検出結果とS3で検出された映像信号レベル
から非巡回型フィルタの制御パラメータを式(2)の制
御になるように決定する(S5)。
【0105】そして、ステップ6でS4で決定した巡回量
に基づいて巡回型ノイズ低減を行い(S6)、ステップ7で
S5にて決定された制御パラメータにより非巡回型フィル
タ処理でノイズ低減を行い最終出力とする(S7)。
【0106】以上のように、本発明の第6の実施の形態
のノイズ低減方法は、動き検出(S2)と映像信号レベル検
出(S3)に基づいて、巡回量と制御パラメータを決定して
(S4、S5)、巡回型ノイズ低減(S6)と非巡回型フィルタノ
イズ低減(S7)を行うので、映像信号の動きと映像信号レ
ベルを考慮して、動きのあるところは残像がなくノイズ
低減を行い、静止のときはレベルが小さい信号を重点的
にノイズ低減を行うことができる。 (第7の実施の形態)
【0107】次に、第7の実施の形態のノイズ低減方法
のフローチャートを図7に示す。
【0108】図7のフローチャートに示すように、本実
施形態のノイズ低減方法は、ステップ1で映像をとりこ
み(S1)、ステップ2で取り込んだ映像と1フレーム前に
取り込んだ映像との差を計算することにより動き検出を
行い(S2)、ステップ3で取り込んだ映像についてレベル
を検出する(S3)。
【0109】続いて、ステップ4でS2の動き検出結果と
S3の映像信号レベルの検出結果に基づき式(3)の制御
となるようにフレームの巡回量を決定し(S4)、ステップ
5でS2の動き検出結果とS3で検出された映像信号レベル
から非巡回型フィルタの制御パラメータを式(4)の制
御になるように決定する(S5)。
【0110】さらに、ステップ8でS2の動き検出結果と
S3の映像信号レベルの検出結果に基づき式(5)あるい
は式(6)の制御となるように輪郭補正のゲイン量ある
いは勾配を急峻にする制御のパラメータを決定し(S8)、
ステップ6でS4で決定した巡回量に基づいて巡回型ノイ
ズ低減を行う(S6)。
【0111】次に、ステップ9でS8で決定した制御パラ
メータに基づいて輪郭補正信号を生成し(S9)、ステップ
7でS5にて決定された制御パラメータで非巡回型フィル
タノイズ低減を行い(S7)、ステップ10でS9で得られた
輪郭補正信号とS7で得られたノイズ低減済みの信号の両
者を加算し最終出力とする(S10)。
【0112】以上のように、本発明の第7の実施の形態
のノイズ低減方法は、動き検出(S2)と映像信号レベル検
出(S3)に基づいて、巡回量と非巡回型フィルタの制御パ
ラメータと輪郭補正の制御パラメータを決定して(S4、S
5、S8)、巡回型ノイズ低減(S6)と非巡回型フィルタノイ
ズ低減(S7)と輪郭補正(S9)を行うので、映像信号の動き
と映像信号レベルを考慮して、動きのあるところは非巡
回型フィルタによってノイズ低減を残像なく行い、静止
のときはレベルが小さい信号を巡回型フィルタにて重点
的にノイズ低減を行い、かつ動きぼけの低減とノイズ低
減されても輪郭ぼけを低減することができる。 (第8の実施の形態)
【0113】次に、第8の実施の形態のノイズ低減方法
のフローチャートを図8に示す。
【0114】図8のフローチャートに示すように、本実
施形態のノイズ低減方法は、ステップ1で映像をとりこ
み(S1)、ステップ11でS1にて取り込まれた映像の暗部
が見えやすいようにAGC(自動利得制御)を行うため
のゲイン量を計算し(S11)、ステップ12でS11にて求ま
ったゲイン量に基づいてS1で取り込まれた映像信号をA
GCにて増幅し(S12)、ステップ2でS1にて取り込んだ
映像とS1にて1フレーム前に取り込んだ映像との差ある
いはS12のAGCで増幅した映像とS12にて増幅した1フ
レーム前の映像との差を計算することにより動き検出を
行う(S2)。
【0115】続いて、ステップ4でS2の動き検出結果と
S11で求めたAGCゲイン量に基づき式(7)の制御と
なるようにフレームの巡回量を決定し(S4)、ステップ5
でS2の動き検出結果とS11で計算されたAGCゲイン量
から非巡回型フィルタの制御パラメータを式(8)の制
御になるように決定する(S5)。
【0116】そして、ステップ6でS4で決定した巡回量
に基づいて巡回型ノイズ低減を行い(S6)、ステップ7で
S5にて決定された制御パラメータで非巡回型フィルタノ
イズ低減を行い最終出力とする(S7)。
【0117】以上のように、本発明の第8の実施の形態
のノイズ低減方法は、動き検出(S2)とAGCゲイン算出
(S11)に基づいて、巡回量と制御パラメータを決定して
(S4、S5)、巡回型ノイズ低減(S6)と非巡回型フィルタノ
イズ低減(S7)を行うので、AGCにより低いレベルの映
像信号振幅が大きくなってS/Nが悪くなる現象を改善
するために、静止ところは巡回型ノイズ低減を主に行
い、動きのときは非巡回型フィルタにてノイズ低減を主
に行うことにより、AGCにより増幅された低いレベル
の信号を重点的にノイズ低減することができる。 (第9の実施の形態)
【0118】次に、第9の実施の形態のノイズ低減方法
のフローチャートを図9に示す。
【0119】図9のフローチャートに示すように、本実
施形態のノイズ低減方法は、ステップ1で映像をとりこ
み(S1)、ステップ2で取り込んだ映像と1フレーム前に
取り込んだ映像との差を計算することにより動き検出を
行う(S2)。
【0120】続いて、ステップ4でS2の動き検出結果か
らフレームの巡回量を決定し(S4)、ステップ13でS2の
動き検出結果から非巡回型フィルタの領域制御パラメー
タを、動きが小さければフィルタ領域をフィルタ中心画
素周辺のみの小さな領域とし、動きが大きくなるにつれ
フィルタ領域をフィルタ中心画素のみの小さな領域から
拡大していく制御となるように決定する(S13)。
【0121】そして、ステップ6でS4で決定した巡回量
に基づいて巡回型ノイズ低減を行い(S6)、ステップ7で
S13にて決定した制御パラメータで非巡回型フィルタノ
イズ低減を行い最終出力とする(S7)。
【0122】以上のように、本発明の第9の実施の形態
のノイズ低減方法は、動き検出(S2)に基づいて巡回量と
制御パラメータを決定して(S4、S13)、巡回型ノイズ低
減(S6)と非巡回型フィルタノイズ低減(S7)を行うので、
映像信号の動きのときは非巡回型フィルタ処理において
相関のある画素の範囲を拡大してフィルタ処理を行うこ
とにより残像がない効果のあるノイズ低減を行い、静止
のときは巡回型ノイズ低減を行い、この二種類のノイズ
低減においてレベルが小さい信号を重点的にノイズ低減
することができる。 (第10の実施の形態)
【0123】次に、第10の実施の形態のノイズ低減方
法のフローチャートを図10に示す。
【0124】図10のフローチャートに示すように、本
実施形態のノイズ低減方法は、ステップ1で映像をとり
こみ(S1)、ステップ2で取り込んだ映像と1フレーム前
に取り込んだ映像との差を計算することにより動き検出
を行う(S2)。
【0125】続いて、ステップ4でS2の動き検出結果か
らフレームの巡回量を決定し(S4)、ステップ14でS2の
動き検出結果から非巡回型フィルタの重み付け制御パラ
メータを、動きが小さければフィルタの重みづけが大き
な領域をフィルタ中心画素周辺のみの小さな領域とし、
フィルタ中心画素から距離が離れるに従って重みづけが
減っていくようにし、動きが大きくなるにつれ重みづけ
が大きい領域をフィルタ中心画素のみの小さな領域から
拡大し、重みづけが小さい領域をフィルタ中心画素から
さらに遠くにする制御となるように決定する(S14)。
【0126】そして、ステップ6でS4で決定した巡回量
に基づいて巡回型ノイズ低減を行い(S6)、ステップ7で
S14にて決定した制御パラメータで非巡回型フィルタノ
イズ低減を行い最終出力とする(S7)。
【0127】以上のように、本発明の第10の実施の形
態のノイズ低減方法は、動き検出(S2)に基づいて巡回量
と制御パラメータを決定して(S4、S14)、巡回型ノイズ
低減(S6)と非巡回型フィルタノイズ低減(S7)を行うの
で、映像信号の動きのときは非巡回型フィルタ処理にお
いて相関のある画素の領域つまりフィルタ処理の重みづ
けの領域をフィルタ中心画素から拡大するようにするこ
とにより、動きのあるところは非巡回型フィルタにて残
像がない効果のあるノイズ低減を行い、静止のときは巡
回型フィルタによりレベルが小さい信号を効果的にノイ
ズ低減することができる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は入力した
映像信号のノイズを低減して出力する巡回型ノイズ低減
装置と、この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力
しノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低
減装置とを、動き検出信号と映像信号レベルとに基づい
て制御手段が制御するので、映像の動きと映像信号レベ
ルを考慮して動きのあるところは残像がなく、静止のと
きはレベルが小さい信号を重点的にノイズ低減すること
ができるというすぐれた効果を有するノイズ低減装置、
ノイズ低減方法およびノイズ低減プログラムを記録した
媒体を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノイズ低減装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】一実施例のノイズ低減装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】一実施例のノイズ低減装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】一実施例のノイズ低減装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】一実施例のノイズ低減装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】一実施例のノイズ低減方法を示すフローチャー
トである。
【図7】一実施例のノイズ低減方法を示すフローチャー
トである。
【図8】一実施例のノイズ低減方法を示すフローチャー
トである。
【図9】一実施例のノイズ低減方法を示すフローチャー
トである。
【図10】一実施例のノイズ低減方法を示すフローチャ
ートである。
【図11】従来の巡回型ノイズ低減装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図12】従来の非巡回型ノイズ低減装置の一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1001 入力映像信号 1002 フレーム巡回型ノイズ低減装置 1003 非巡回型フィルタノイズ低減装置 1004 制御手段 1005 出力映像信号 1006 輪郭補正装置 1007 加算器 1008 AGC装置 1009 領域制御手段 1010 距離制御手段 1101 入力映像信号 1102 2次元LPF(ローパスフィルタ) 1103 加算器 1104 動き判定回路 1105、1106 乗算器 1107 加算器 1108 フレームメモリ 1109 出力映像信号 1201 入力映像信号 1202 画素取り込み回路 1203、1204、1205、1206 差分算出回
路 1207 閾値 1208、1209、1210、1211 相関画素判
定回路 1212 相関画素加算回路 1213 画素数計数回路 1214 除算器 1215 出力映像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 みさ 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA66 PA79 RA01 RA12 RB01 RB03 RB06 RB07 RB08 XB03 YA01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力し、この映像信号から取
    得した画像と遅延した画像とに基づいて遅延した画像の
    巡回量を調整し、入力した映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減装置と、 この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力し、周辺
    画素を用いてフィルタ処理を行い、入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減
    装置と、 前記巡回型ノイズ低減装置および前記非巡回型フィルタ
    ノイズ低減装置を制御する制御手段とを備え、 前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延した
    画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信号を
    出力する動き判定手段と、前記入力した映像信号の映像
    信号レベルを検出して出力する映像信号レベル検出手段
    と、前記動き検出信号と前記映像信号レベルとに基づい
    て前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手段
    と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたがっ
    て前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有し、 前記制御手段が、前記動き検出信号と前記映像信号レベ
    ルとに基づいて、前記巡回型ノイズ低減装置および前記
    非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御することを特徴
    とするノイズ低減装置。
  2. 【請求項2】 映像信号を入力し、この映像信号から取
    得した画像と遅延した画像とに基づいて遅延した画像の
    巡回量を調整し、入力した映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減装置と、 この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力し、周辺
    画素を用いてフィルタ処理を行い、入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減
    装置と、 このノイズ低減前の映像信号を入力し、前記画像の輪郭
    補正を行い、入力した映像信号のノイズを低減して出力
    する輪郭補正装置と、 前記非巡回型フィルタノイズ低減装置が出力した映像信
    号と、前記輪郭補正装置が出力した映像信号とから出力
    映像信号を生成して出力する映像信号出力手段と、 前記巡回型ノイズ低減装置、前記非巡回型フィルタノイ
    ズ低減装置および前記輪郭補正装置を制御する制御手段
    とを備え、 前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延した
    画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信号を
    出力する動き判定手段と、前記入力した映像信号の映像
    信号レベルを検出して出力する映像信号レベル検出手段
    と、前記動き検出信号と前記映像信号レベルとに基づい
    て前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手段
    と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたがっ
    て前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有し、 前記制御手段が、前記動き検出信号と前記映像信号レベ
    ルとに基づいて、前記巡回型ノイズ低減装置、前記非巡
    回型フィルタノイズ低減装置および前記輪郭補正装置を
    制御することを特徴とするノイズ低減装置。
  3. 【請求項3】 映像信号を入力し、所定の出力信号強度
    を保って利得を自動的に変える自動利得制御装置と、 この自動利得制御装置から映像信号を入力し、この映像
    信号から取得した画像と遅延した画像とに基づいて遅延
    した画像の巡回量を調整し、入力した映像信号のノイズ
    を低減して出力する巡回型ノイズ低減装置と、 この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力し、周辺
    画素を用いてフィルタ処理を行い、入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減
    装置と、 前記巡回型ノイズ低減装置および前記非巡回型フィルタ
    ノイズ低減装置を制御する制御手段とを備え、 前記自動利得制御装置が、入力映像信号の利得を変更し
    たゲイン量を出力するゲイン量出力手段を有し、 前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延した
    画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信号を
    出力する動き判定手段と、前記動き検出信号に基づいて
    前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手段
    と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたがっ
    て前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有し、 前記制御手段が、前記ゲイン量と前記動き検出信号とに
    基づいて、前記巡回型ノイズ低減装置および前記非巡回
    型フィルタノイズ低減装置を制御することを特徴とする
    ノイズ低減装置。
  4. 【請求項4】 映像信号を入力し、この映像信号から取
    得した画像と遅延した画像とに基づいて遅延した画像の
    巡回量を調整し、入力した映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減装置と、 この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力し、周辺
    画素を用いてフィルタ処理を行い、入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減
    装置と、 前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御する制御手
    段とを備え、 前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延した
    画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信号を
    出力する動き判定手段と、前記動き検出信号に基づいて
    前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手段
    と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたがっ
    て前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有し、 前記制御手段が、前記動き検出信号に基づいて、前記非
    巡回型フィルタノイズ低減装置が行うフィルタ処理の適
    応範囲を制御することを特徴とするノイズ低減装置。
  5. 【請求項5】 映像信号を入力し、この映像信号から取
    得した画像と遅延した画像とに基づいて遅延した画像の
    巡回量を調整し、入力した映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減装置と、 この巡回型ノイズ低減装置から映像信号を入力し、周辺
    画素を用いてフィルタ処理を行い、入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減
    装置と、 前記非巡回型フィルタノイズ低減装置を制御する制御手
    段とを備え、 前記巡回型ノイズ低減装置が、前記画像と前記遅延した
    画像とに基づいて映像の動きを検出して動き検出信号を
    出力する動き判定手段と、前記動き検出信号に基づいて
    前記遅延した画像の巡回量を調整する巡回量調整手段
    と、この巡回量調整手段に調整された巡回量にしたがっ
    て前記遅延した画像を巡回させ前記入力した映像信号の
    ノイズを低減して出力する映像信号出力手段とを有し、 前記制御手段が、前記動き検出信号に基づいて、前記非
    巡回型フィルタノイズ低減装置が行うフィルタ処理の適
    応画素に重み付けを付けて処理させることを特徴とする
    ノイズ低減装置。
  6. 【請求項6】 映像信号を入力する映像信号入力ステッ
    プと、 画像を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、 前記入力した映像信号から画像を取得しこの画像と、前
    記遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出する
    動き検出ステップと、 前記入力した映像信号の信号レベルを検出する信号レベ
    ル検出ステップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、前
    記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステッ
    プと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを
    決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記入力映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号
    を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画素を
    選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減して出
    力する非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備えた
    ことを特徴とするノイズ低減方法。
  7. 【請求項7】 映像信号を入力する映像信号入力ステッ
    プと、 画像を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、 前記入力した映像信号から画像を取得しこの画像と、前
    記遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出する
    動き検出ステップと、 前記入力した映像信号の信号レベルを検出する信号レベ
    ル検出ステップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、前
    記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステッ
    プと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを
    決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号に輪郭補正処理を行う輪郭補正パラメータを決定
    する輪郭補正パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記入力映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号
    を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画素を
    選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減して出
    力する非巡回型フィルタノイズ低減ステップと、 前記巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号か
    ら、前記輪郭補正パラメータに基づいて前記輪郭補正処
    理を行い、輪郭補正信号を生成する輪郭補正信号生成ス
    テップと、 前記非巡回型フィルタノイズ低減ステップで出力された
    映像信号と、前記輪郭補正信号とを加算する加算ステッ
    プとを備えたことを特徴とするノイズ低減方法。
  8. 【請求項8】 映像信号を入力する映像信号入力ステッ
    プと、 前記入力した映像信号を、所定の出力信号強度に保つた
    めのゲイン量を算出するゲイン量算出ステップと、 前記ゲイン量に基づいて前記入力した映像信号を増幅す
    る自動利得制御ステップと、 画像を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、 前記増幅された映像信号から画像を取得しこの画像と、
    前記遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出す
    る動き検出ステップと、 前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づいて、前記遅延
    された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステップと、 前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づいて、映像信号
    にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを決定す
    るフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記増幅された映像信号のノイズを低
    減して出力する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号
    を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画素を
    選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減して出
    力する非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備えた
    ことを特徴とするノイズ低減方法。
  9. 【請求項9】 映像信号を入力する映像信号入力ステッ
    プと、 画像を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、 前記入力した映像信号から画像を取得しこの画像と、前
    記遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出する
    動き検出ステップと、 前記映像の動きに基づいて、前記遅延された画像の巡回
    量を決定する巡回量決定ステップと、 前記映像の動きに基づいて、映像信号にフィルタ処理を
    行うフィルタ領域を決定するフィルタ領域制御パラメー
    タ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記入力映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号
    を、前記フィルタ領域制御パラメータに基づいて周辺画
    素を選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減し
    て出力する非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備
    えたことを特徴とするノイズ低減方法。
  10. 【請求項10】 映像信号を入力する映像信号入力ステ
    ップと、 画像を保持し遅延して出力する画像遅延ステップと、 前記入力した映像信号から画像を取得しこの画像と、前
    記遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出する
    動き検出ステップと、 前記映像の動きに基づいて、前記遅延された画像の巡回
    量を決定する巡回量決定ステップと、 前記映像の動きに基づいて、映像信号にフィルタ処理を
    行う画素に重み付けを決定するフィルタ重み付け制御パ
    ラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記入力映像信号のノイズを低減して
    出力する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップで出力された映像信号
    を、前記フィルタ重み付け制御パラメータに基づいて周
    辺画素に重み付けをして前記フィルタ処理を行い、ノイ
    ズを低減して出力する非巡回型フィルタノイズ低減ステ
    ップとを備えたことを特徴とするノイズ低減方法。
  11. 【請求項11】 映像信号から画像を取得しこの画像
    と、遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出す
    る動き検出ステップと、 前記映像信号の信号レベルを検出する信号レベル検出ス
    テップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、前
    記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステッ
    プと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを
    決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記映像信号のノイズを低減する巡回
    型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画
    素を選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減す
    る非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備えたこと
    を特徴とするノイズ低減プログラムを記録した媒体。
  12. 【請求項12】 映像信号から画像を取得しこの画像
    と、遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出す
    る動き検出ステップと、 前記映像信号の信号レベルを検出する信号レベル検出ス
    テップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、前
    記遅延された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステッ
    プと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを
    決定するフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記映像の動きと前記映像信号レベルとに基づいて、映
    像信号に輪郭補正処理を行う輪郭補正パラメータを決定
    する輪郭補正パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記映像信号のノイズを低減する巡回
    型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画
    素を選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減す
    る非巡回型フィルタノイズ低減ステップと、 前記巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号から、前記輪郭補正パラメータに基づいて前記輪郭
    補正処理を行い、輪郭補正信号を生成する輪郭補正信号
    生成ステップと、 前記非巡回型フィルタノイズ低減ステップでノイズ低減
    された映像信号と、前記輪郭補正信号とを加算する加算
    ステップとを備えたことを特徴とするノイズ低減プログ
    ラムを記録した媒体。
  13. 【請求項13】 映像信号を所定の出力信号強度に保つ
    ためのゲイン量を算出するゲイン量算出ステップと、 前記ゲイン量に基づいて前記映像信号を増幅する自動利
    得制御ステップと、 前記増幅された映像信号から画像を取得しこの画像と、
    遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出する動
    き検出ステップと、 前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づいて、前記遅延
    された画像の巡回量を決定する巡回量決定ステップと、 前記ゲイン量と前記映像の動きとに基づいて、映像信号
    にフィルタ処理を行うフィルタ制御パラメータを決定す
    るフィルタ制御パラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記増幅された映像信号のノイズを低
    減する巡回型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号を、前記フィルタ制御パラメータに基づいて周辺画
    素を選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低減す
    る非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備えたこと
    を特徴とするノイズ低減プログラムを記録した媒体。
  14. 【請求項14】 映像信号から画像を取得しこの画像
    と、遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出す
    る動き検出ステップと、 前記映像の動きに基づいて、前記遅延された画像の巡回
    量を決定する巡回量決定ステップと、 前記映像の動きに基づいて、映像信号にフィルタ処理を
    行うフィルタ領域を決定するフィルタ領域制御パラメー
    タ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記映像信号のノイズを低減する巡回
    型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号を、前記フィルタ領域制御パラメータに基づいて周
    辺画素を選択して前記フィルタ処理を行い、ノイズを低
    減する非巡回型フィルタノイズ低減ステップとを備えた
    ことを特徴とするノイズ低減プログラムを記録した媒
    体。
  15. 【請求項15】 映像信号から画像を取得しこの画像
    と、遅延された画像とに基づいて、映像の動きを検出す
    る動き検出ステップと、 前記映像の動きに基づいて、前記遅延された画像の巡回
    量を決定する巡回量決定ステップと、 前記映像の動きに基づいて、映像信号にフィルタ処理を
    行う画素に重み付けを決定するフィルタ重み付け制御パ
    ラメータ決定ステップと、 前記決定された巡回量に基づいて前記遅延された画像の
    巡回量を制御し、前記映像信号のノイズを低減する巡回
    型ノイズ低減ステップと、 この巡回型ノイズ低減ステップでノイズ低減された映像
    信号を、前記フィルタ重み付け制御パラメータに基づい
    て周辺画素に重み付けをして前記フィルタ処理を行い、
    ノイズを低減する非巡回型フィルタノイズ低減ステップ
    とを備えたことを特徴とするノイズ低減プログラムを記
    録した媒体。
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