JP2002009478A - 電磁波シールド板を備えた電子ユニット - Google Patents

電磁波シールド板を備えた電子ユニット

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JP2002009478A JP2000182620A JP2000182620A JP2002009478A JP 2002009478 A JP2002009478 A JP 2002009478A JP 2000182620 A JP2000182620 A JP 2000182620A JP 2000182620 A JP2000182620 A JP 2000182620A JP 2002009478 A JP2002009478 A JP 2002009478A
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electromagnetic wave
wave shield
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electronic circuit
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Noriyuki Kitamura
宣幸 北村
Satoshi Kikuchi
菊地  聡
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Keihin Corp
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • H05K9/0007Casings
    • H05K9/002Casings with localised screening
    • H05K9/0022Casings with localised screening of components mounted on printed circuit boards [PCB]
    • H05K9/0024Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields
    • H05K9/0026Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields integrally formed from metal sheet
    • H05K9/0028Shield cases mounted on a PCB, e.g. cans or caps or conformal shields integrally formed from metal sheet with retainers or specific soldering features

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の配線と干渉することがないと共に、電
子回路基板の実装面積を低下させることがなく、さら
に、内部空間への樹脂の充填を可能にした電磁波シール
ド板を提供し、また、電磁波シールド板が当接する電子
回路基板表面の損傷を防止し、よって、電磁波シールド
板を搭載した電子ユニットの信頼性および実装密度を向
上させる。 【解決手段】 電磁波シールド板10の側壁面下端に、
電子回路基板20のパターン24に応じて間隙部12を
形成すると共に、側壁面の上端から下端にわたって、樹
脂が流入可能な所定幅のスリット部18を形成する。さ
らに、側壁面下端の適宜位置にシールド板10を支持す
る足部14を形成する。また、電磁波シールド板10が
当接する電子回路基板表面にシルク印刷部28を形成
(印刷)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁波シールド
板を備えた電子ユニットに関し、具体的には、電子部品
を搭載した基板と、前記電子部品から送出される電磁波
をシールドするシールド板を備えた電子ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】基板に搭載されたCPUなどの電子部品
からは、ある特定の周波数の電磁波が送出されるが、周
波数によっては基板に搭載された他の電子部品に影響を
与えることがある。このため、電磁波をシールド(遮
蔽)する、金属製の電磁波シールド板が使用されてい
る。
【0003】従来の電磁波シールド板は、電磁波送出元
の電子部品の周囲、具体的には上面および側面を全て覆
っているため、基板上のパターン(配線パターン)と電
磁波シールド板の壁面下端が干渉し、パターンが損傷し
たり、強いては切断することがあった。そのため図8に
示すように、電磁波シールド板100の内方および外方
において、基板102にメッキ処理されたスルーホール
104をそれぞれ穿設し、そのスルーホール104を介
して基板102の裏面にパターン106を迂回させるこ
とより、パターンの損傷および切断を防止している。
【0004】また、耐振性や防水性が要求される環境下
で使用される場合においては、電子部品のリード部およ
び半田部を、振動による半田クラックの発生およびリー
ド部破断、ならびに水分による短絡などから保護すべ
く、基板および電子部品を樹脂により一体的にモールド
することが望ましい。しかしながら、前述したように従
来の電磁波シールド板は電磁波送出元の電子部品の周囲
を全て覆っているため、シールド板の内部空間へ樹脂が
充填されず、よって、シールド板の内部空間の残存空気
が気温、気圧の変化等により湿気を生じた場合、電子部
品のリード部を酸化させるおそれがあった。
【0005】そのため、例えば特開平9−266382
号公報に開示される技術のように、樹脂の充填が困難な
空間内において基板に貫通孔を穿設し、基板下方からそ
の貫通孔を介して前記した空間内に樹脂を充填すること
が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、パターン
の損傷および切断を防止するために基板の裏面にパター
ンを迂回させる場合、スルーホールを穿設する必要があ
ることから、電磁波シールド板内部の電子部品の搭載位
置やパターンの設計に多大な制約を受けると共に、基板
の実装面積が低下するといった問題があった。
【0007】さらに、樹脂の充填が困難な空間内に樹脂
を充填するべく、その空間内において基板に貫通孔を穿
設する場合も、同様な問題が生じた。
【0008】また、電磁波シールド板の内部空間の空気
の流動性が悪いことから、熱が籠もり易い、即ち、放熱
性が悪いといった不具合があった。
【0009】また、通常、電磁波シールド板は、挿入実
装あるいは表面実装により電子回路基板上に搭載(接
続)される。挿入実装される場合、電磁波シールド板に
設けられた足部(電子部品でいうリード部)を電子回路
基板に穿設されたスルーホールに挿入するため、位置ず
れを起こすことなく確実に搭載することができる。一方
で、電磁波シールド板と電子回路基板とが直に当接する
箇所が生じると共に、上述したように電磁波シールド板
は金属製であるため、振動などにより、電磁波シールド
板と当接する電子回路基板表面を損傷してしまうといっ
た不具合があった。
【0010】また、表面実装とする場合においては、電
子回路基板の実装密度を向上させることができると共
に、足部やスルーホールを必要とせず、より簡易な構成
で確実に搭載することができる。さらに、足部の信頼性
(強度)確保などが不要となり、電子ユニットの信頼性
を向上させることができる。
【0011】一方で、表面実装は電磁波シールド板と電
子回路基板との当接面にクリーム半田が塗布されたパッ
ドを配置し、リフローすることによって行われるが、リ
フローした際に、電磁波シールド板とパッド近くのパタ
ーンとの間に半田ブリッジが形成されるおそれがあっ
た。具体的には、電磁波シールド板とパターンとが半田
を介して電気的に接続され、短絡を起こすなどのおそれ
があった。
【0012】従ってこの発明の目的は、基板のパターン
と干渉することがなく、また、パターンの設計に制約を
与えることがないと共に、基板の実装面積を低下させる
ことがなく、さらに、内部空間の空気流動性が高く放熱
性の高い電磁波シールド板を提供し、さらには、内部空
間への樹脂の充填を可能とした電磁波シールド板を提供
し、よって、信頼性および実装密度を向上させた電磁波
シールド板を搭載した電子ユニットを提供することにあ
る。
【0013】さらに、電磁波シールド板を電子回路基板
上に挿入実装あるいは表面実装した際における電子回路
基板表面、具体的には電磁波シールド板との当接面の損
傷、あるいは電磁波シールド板とパターンとの間のにお
ける半田ブリッジの形成を防止し、よって、より信頼性
を向上させた電磁波シールド板を搭載した電子ユニット
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1項においては、電子部品と、前記電子
部品から送出される電磁波をシールドする電磁波シール
ド板を搭載した電子回路基板を備えた電子ユニットにお
いて、前記電磁波シールド板の壁面にスリット部を形成
し、前記壁面の下端に前記電子回路基板に接続する足部
を形成し、さらに、前記足部を除く部分を切り欠いて前
記電子回路基板の配線パターンを通過させる間隙部を形
成すると共に、前記足部が接続する接続部の周囲にはシ
ルク印刷を施す如く構成した。
【0015】電磁波シールド板の壁面にスリット部を形
成し、壁面の下端に電子回路基板に接続する足部を形成
し、さらに、足部を除く部分を切り欠いて前記電子回路
基板の配線パターンを通過させる間隙部を形成すると共
に、足部が接続する接続部の周囲にはシルク印刷を施す
如く構成したので、基板のパターンと干渉することがな
いと共に、基板の実装面積を低下させることがなく、さ
らに、内部空間の空気流動性が高く放熱性の高い電磁波
シールド板を提供することができ、よって、電磁波シー
ルド板を搭載した電子ユニットの信頼性および実装密度
を向上させることができる。
【0016】さらに、電磁波シールド板を電子回路基板
上に挿入実装あるいは表面実装した際における電子回路
基板表面、具体的には電磁波シールド板との当接面の損
傷、あるいは電磁波シールド板とパターンとの間におけ
る半田ブリッジの形成を防止することができる。
【0017】また、請求項2項においては、前記接続部
は、前記足部が挿入されるスルーホールである如く構成
した。
【0018】接続部は、足部が挿入されるスルーホール
である如く構成、より概略的には電磁波シールド板を電
子回路基板上に挿入実装する如く構成したので、電磁波
シールド板を電子回路基板上に位置ずれを起こすことな
く確実に搭載することができ、よって、電磁波シールド
板を搭載したユニットの信頼性をより一層向上させるこ
とができる。
【0019】また、請求項3項においては、前記接続部
は、前記足部が実装されるパッドである如く構成した。
【0020】接続部は、足部が実装されるパッドである
如く構成、より概略的には、電磁波シールド板を電子回
路基板上に表面実装する如く構成したので、電子回路基
板の実装密度を向上させることができると共に、より簡
易な構成で電磁波シールド板を電子回路基板上に確実に
搭載することができ、よって、電磁波シールド板を搭載
したユニットの信頼性をより一層向上させることができ
る。
【0021】また、請求項4項においては、前記スリッ
ト部および間隙部の少なくとも何れかが、前記電子回路
基板を樹脂により一体的にモールドする際、前記樹脂を
前記電磁波シールド板の内部に流入させるための流入口
となる如く構成した。
【0022】スリット部および/または間隙部は、電子
回路基板を樹脂により一体的にモールドする際、樹脂を
電磁波シールド板の内部にも流れ込ませるための流入口
とする如く構成したので、即ち、電磁波シールド板の内
部空間に樹脂を充填可能としたので、電子部品のリード
部の耐振性および耐酸化性を向上させることができ、よ
って電磁波シールド板を搭載したユニットの信頼性をよ
り一層向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1から図5を参照して、
本発明の一つの実施例の形態に係る電磁波シールド板を
搭載した電子ユニットを説明する。
【0024】図1は本発明の一つの実施の形態に係る電
磁波シールド板を搭載した電子ユニット、具体的には、
電子部品を搭載した基板と、電磁波シールド板を備えた
電子ユニットを示す斜視図である。図において符号10
は、電磁波シールド板(以下単に「シールド板」とい
う)を示し、金属板をプレス加工などしてなるシールド
板10は、後述する電子部品よりも一回り大きな上面視
略矩形の箱状に形成される。
【0025】ここで、図1の説明を続ける前に先ず図2
および図3を参照し、本発明の一つの実施の形態に係る
電磁波シールド板を備えた電子ユニットのうち、電磁波
シールド板について説明すると共に、電磁波シールド板
の基板への取り付けについて説明する。
【0026】図2は、本発明の一つの実施の形態に係る
電磁波シールド板を備えた電子ユニットのうち、電磁波
シールド板を示す斜視図である。
【0027】シールド板10の側壁面下端には、その一
部を後述するパターンに応じて切り欠いた間隙部12が
形成される。また、側壁面下端の適宜位置には基板(後
述)にシールド板10を支持する足部14が鉛直軸下方
に突設される。さらに、所定の足部14の下端には、基
板に穿設されたスルーホール(後述)に挿入、係合され
る凸部16が同じく鉛直軸下方に突設される。
【0028】また、シールド板10の各角部には、所定
の幅を有するスリット部18が側壁面の上端から下端に
わたって形成される。図3(a)に、シールド板10を
図2の矢印a方向からみた側面図を、また、図3(b)
に、同様に矢印b方向からみた側面図を示す。
【0029】次いで図4を参照して、基板および上記し
たシールド板10の基板上への取り付けについて説明す
る。同図に示す如く、電子回路基板(以下、単に「基
板」という)20には、CPUなどの電子部品22が搭
載される。電子部品22には、パターン(配線パター
ン)24が複数本接続され、他の電子部品(図示せず)
などに接続される。
【0030】基板20の所定位置には前記した凸部16
が挿入されるスルーホール26が穿設される。尚、スル
ーホール26の形状は凸部16と略同形状とされ、よっ
て、図示の如く凸部16をスルーホール26に挿入、係
合することにより、シールド板10が基板20に挿入実
装される。
【0031】また、スルーホール26の周囲には、足部
14の形状に応じてシルク印刷部28が形成(印刷)さ
れる。
【0032】図1の説明に戻ると、同図から理解できる
ように、足部14によりシールド板10が支持される。
また、間隙部12によりシールド板10と基板20との
間には、パターン24に応じた隙間が形成され、その隙
間をパターン24が通過することにより、パターン24
とシールド板10とが干渉することがない。このため、
パターン迂回用のスルーホールを穿設する必要がなく、
パターンの設計に制約を与えることがない。よって、実
装面積の低下を防止することができると共に、実装密度
を高くすることができる。
【0033】また、シールド板10、具体的には足部1
4と当接する基板20の表面がシルク印刷部28により
保護されているため、基板20の表面を損傷することが
ない。尚、シルク印刷部28は、シールド板10を実装
すべき位置を示すマーキングとしての役割も果たす。
【0034】さらに、スリット部18を介し、空気がシ
ールド板10の内部空間に流入すると共に、外部に流出
することから、シールド板10の内部に搭載される電子
部品22の熱が蓄積しにくい。換言すれば、放熱性を向
上させることができる。
【0035】次いで、図5を参照してシールド板10お
よび電子部品22を搭載した基板20の樹脂によるモー
ルドを説明する。
【0036】同図に示すように、シールド板10および
電子部品22(図示せず)が実装された基板20を、ケ
ース30内に収容すると共に、樹脂32を注入する。そ
の際、樹脂32は、スリット部18および間隙部12を
通りシールド板10の内部空間に流れ込む。尚、スリッ
ト部18は前述したように、シールド板側壁面の上端か
ら下端にわたり形成されているため、シールド板10の
内部空間上端まで隙間なく樹脂32が充填される。
【0037】従って、シールド板10の内部空間に搭載
された電子部品22と、基板20とを隙間なく一体的に
樹脂モールドすることができ、よって電子部品22のリ
ード部および半田部(共に図示せず)の耐振性および耐
酸化性を効果的に向上させることができる。
【0038】上記の如く、本発明の一つの実施の形態に
係る電磁波シールド板を搭載した電子ユニットにおいて
は、パターン24とシールド板10とが干渉することが
ない。また、パターンの設計に制約を与えることがな
い。よって、実装面積の低下を防止することができると
共に、実装密度を高くすることができる。
【0039】また、基板20の表面を損傷することがな
い。さらに、シールド板10を実装すべき位置がマーキ
ングされているので、実装作業が容易になる。
【0040】さらに、シールド板10の内部に搭載され
る電子部品22の熱が蓄積しにくい。換言すれば、放熱
性を向上させることができる。
【0041】さらに、樹脂モールドする際には、シール
ド板10の内部空間に搭載された電子部品22と基板2
0との間に隙間なく樹脂32を流入させることができる
ため、電子部品22と基板20とを一体的に樹脂モール
ドすることができ、よって電子部品22のリード部の耐
振性および耐酸化性を効果的に向上させることができ
る。
【0042】次いで、図6、7を参照して、本発明の第
2の実施の形態に係る電磁波シールド板を搭載した電子
ユニットについて説明する。
【0043】図6において、符号40は本発明の第2の
実施の形態に係る電磁波シールド板を示す。前述のシー
ルド板10との相違点に焦点をおいて説明すると、シー
ルド板40は、前記した凸部16を有さない。また、図
7に示すように、足部14および基板20との当接面に
は、スルーホール26を穿設する代わりに、クリーム半
田が塗布されたパッド42が配置される。
【0044】即ち、同図に示すように、足部14をパッ
ド42上に載置し、さらにリフローすることにより、シ
ールド板40が基板20上に表面実装される。これによ
り、より簡易な構成で上述した作用効果を得ることがで
きると共に、基板20の実装密度を向上させることがで
きる。また、リフローにより融解したクリーム半田(図
示せず)は、シルク印刷部28に留まり、よってシール
ド板40とパターン24との間に半田ブリッジが形成さ
れることがない。さらに、足部の信頼性(強度)確保な
どが不要となり、よって、電子ユニットの信頼性をさら
に向上させることができる。
【0045】尚、残余の構成についてはなんら前述のシ
ールド板10と差異を有さないため、同一符号を付して
説明を省略する。
【0046】このように、本発明の一つの実施の形態お
よび第2の実施の形態にあっては、電子部品22と、前
記電子部品22から送出される電磁波をシールドする電
磁波シールド板10(40)を搭載した電子回路基板2
0を備えた電子ユニットにおいて、前記電磁波シールド
板10(40)の壁面にスリット部18を形成し、前記
壁面の下端に前記電子回路基板に接続する足部14を形
成し、さらに、前記足部14を除く部分を切り欠いて前
記電子回路基板の配線パターンを通過させる間隙部12
を形成すると共に、前記足部14に接続する接続部(ス
ルーホール26、パッド42)の周囲にはシルク印刷
(シルク印刷部28)を施す如く構成した。
【0047】また、前記接続部は、前記足部14が挿入
されるスルーホール26である如く構成した。
【0048】また、前記接続部は、前記足部14が実装
されるパッド42である如く構成した。
【0049】また、前記スリット部18および間隙部1
2および少なくともいずれかが、前記電子回路基板20
を樹脂32により一体的にモールドする際、前記樹脂3
2を前記電磁波シールド板10(40)の内部に流入さ
せるための流入口となる如く構成した。
【0050】尚、本実施の形態においては、電磁波シー
ルド板10(40)の形状を略矩形としたが、これに限
られるものではなく、内部空間に搭載される電子部品の
形状に応じて様々な形状としてよい。
【0051】また、パターン24をスリット部18を通
過させることにより、シールド板10(40)の内部空
間に導入してもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1項記載の発明にあっては、基板
のパターンと干渉することがないと共に、基板の実装面
積を低下させることがなく、さらに、内部空間の空気流
動性が高く放熱性の高い電磁波シールド板を提供するこ
とができ、よって、電磁波シールド板を搭載した電子ユ
ニットの信頼性および実装密度を向上させることができ
る。
【0053】さらに、電磁波シールド板を電子回路基板
上に挿入実装あるいは表面実装した際における電子回路
基板表面、具体的には電磁波シールド板との当接面の損
傷、あるいは電磁波シールド板とパターンとの間のにお
ける半田ブリッジの形成を防止することができる。
【0054】請求項2項記載の発明にあっては、電磁波
シールド板を電子回路基板上に位置ずれを起こすことな
く確実に搭載することができ、よって、電磁波シールド
板を搭載したユニットの信頼性をより一層向上させるこ
とができる。
【0055】請求項3項記載の発明にあっては、電子回
路基板の実装密度を向上させることができると共に、よ
り簡易な構成で電磁波シールド板を電子回路基板上に確
実に搭載することができ、よって、電磁波シールド板を
搭載したユニットの信頼性をより一層向上させることが
できる。
【0056】請求項4項記載の発明にあっては、電磁波
シールド板の内部空間に樹脂を充填可能としたので、電
子部品のリード部の耐振性および耐酸化性を向上させる
ことができ、よって電磁波シールド板を搭載したユニッ
トの信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る電磁波シール
ド板を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電磁波シールド板を搭載した電子ユ
ニットのうち、電磁波シールド板を示す斜視図である。
【図3】図2に示す電磁波シールド板の側面図である。
【図4】図2に示す電磁波シールド板の基板への実装、
具体的には挿入実装を説明する説明斜視図である。
【図5】図1に示す電磁波シールド板を搭載した電子ユ
ニットの樹脂モールドを説明する説明斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る電磁波シール
ド板を搭載した電子ユニットのうち、電磁波シールド板
を示す斜視図である。
【図7】図6に示す電磁波シールド板の基板への実装、
具体的には表面実装を説明する説明斜視図である。
【図8】従来技術に係る電磁波シールド板を基板に実装
した場合における、パターンの接続を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 電磁波シールド板 12 間隙部 14 足部 16 凸部 18 スリット部 20 基板 22 電子部品 24 パターン 26 スルーホール 28 シルク印刷部 30 樹脂 40 (第2の実施例に係る)電磁波シールド板 42 パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品と、前記電子部品から送出され
    る電磁波をシールドする電磁波シールド板を搭載した電
    子回路基板を備えた電子ユニットにおいて、 前記電磁波シールド板の壁面にスリット部を形成し、前
    記壁面の下端に前記電子回路基板に接続する足部を形成
    し、さらに、前記足部を除く部分を切り欠いて前記電子
    回路基板の配線パターンを通過させる間隙部を形成する
    と共に、前記足部が接続する接続部の周囲にシルク印刷
    を施したことを特徴とする電磁波シールド板を備えた電
    子ユニット。
  2. 【請求項2】 前記接続部は、前記足部が挿入されるス
    ルーホールであることを特徴とする請求項1項記載の電
    磁波シールド板を備えた電子ユニット。
  3. 【請求項3】 前記接続部は、前記足部が実装されるパ
    ッドであることを特徴とする請求項1項記載の電磁波シ
    ールド板を備えた電子ユニット。
  4. 【請求項4】 前記スリット部および間隙部の少なくと
    もいずれかが、前記電子回路基板を樹脂により一体的に
    モールドする際、前記樹脂を前記電磁波シールド板の内
    部に流入させるための流入口となることを特徴とする請
    求項1項から3項のいずれかに記載の電磁波シールド板
    を備えた電子ユニット。
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