JP2002006243A - 3次元位置検出センサ及び位置決め方法 - Google Patents

3次元位置検出センサ及び位置決め方法

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JP2002006243A JP2000186508A JP2000186508A JP2002006243A JP 2002006243 A JP2002006243 A JP 2002006243A JP 2000186508 A JP2000186508 A JP 2000186508A JP 2000186508 A JP2000186508 A JP 2000186508A JP 2002006243 A JP2002006243 A JP 2002006243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、小型で経済的な自動光配線装
置を実現するため、温度変化等が生じる環境で長期間使
用した際にも常に安定した自動光配線を実現する3次元
位置検出センサ及びそれを用いた位置決め方法を提供す
ることにある。 【解決手段】本発明は、照明光源20と該照明光源20
からの出射光を平行光もしくは収れん光に変換し、該出
射光の光軸と垂直な平面上に位置する第1の対象物26
と該出射光の光軸と直交する軸に対して垂直な平面上に
位置する第2の対象物27を同時もしくは一方ずつ該出
射光により順次照明する光学系と、該出射光を用いて前
記第1、第2の対象物26,27をCCD29上に結像
させる装置を順次有し、第1、第2の対象物26,27
の撮像情報からロボットハンドと第1、第2の対象物2
6,27間の3次元の相対位置情報を算出することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信用の自動光
配線装置に用いられる3次元位置検出センサ及びそれを
用いた位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットをはじめとする高速、大
容量のマルチメディア通信の発展とともに公衆網の光化
が急ピッチで進み、中でも都市部を中心としたインテリ
ジェントビル内の光配線が本格化してきている。これま
で都市ビル内の光配線は、人手による光コネクタ接続が
一般的であった。しかし近年のビル高層化にともなう光
配線接続・管理稼働の増大、フロアの模様替えに対する
柔軟性、光配線の高信頼化といった観点から、光配線・
管理の自動化が要求されている。このような要求に応え
るため、ロボットを用いてビル内の光配線・管理の自動
化を図る自動光配線装置の開発が進められている。こう
いった装置は、主にビル内の通信インフラ設備として利
用されるため、装置の小型化に加え、LAN機器とほぼ
同等の広い温度範囲(5℃〜45℃)での動作が要求さ
れ、ロボットハンドの高精度位置決め可否が装置構成の
ポイントとなっている。以下、図7、図8を用いて、自
動光配線装置の構成、動作を説明し、次にこの装置にお
ける従来の位置検出・位置決め法について説明する。
【0003】図7は、自動光配線装置における光接続部
の拡大図を示したものであって、71は入力光ファイ
バ、72は出力光ファイバ、73はプラグ、73aはプ
ラグ73のほぼ中央部の突起部、74はジャック、74
aは光軸合せ用の割スリーブ、74bはコイルスプリン
グ、74cはフェルール、74dはストッパ、75は接
続盤、75aは接続盤の前面、76は係止片、76aは
係止片の突起部である。
【0004】自動光配線装置における光接続は、入力光
ファイバ71に取り付けられたプラグ73(雄)と出力
光ファイバ72に取り付けられたジャック74(雌)を
接続することにより実現されている。接続盤75に取り
付けられたジャック74は、光軸合せ用の割スリーブ7
4a、プラグ73とジャック74の端面間に押圧力を付
与するコイルスプリング74b、フェルール74cを有
しており、ストッパ74dにより接続盤75内にねじ締
結されている。またプラグ73とジャック74は、接続
盤75の前面75aに取り付けられた係止片76の突起
部76aとプラグ73のほぼ中央部の突起部73aによ
り、機械的に締結されている。
【0005】図8は、ロボットハンドを用いて対向する
任意の光ファイバ同士を自動的に接続、切断を行う自動
光配線装置の概念図を示したものであって、81は入力
光ファイバ群、82は出力光ファイバ群、83はプラ
グ、83aは接続対象プラグ、84はジャック、84a
は接続対象ジャック、85は接続盤、86は3次元移送
機構、86aはX軸移送機構、86bはY軸移送機構、
86cはZ軸移送機構、86a1,86b1はパルスモ
ータ、86a2,86b2はタイミングベルト、86a
3,86b3はプーリ、86a4,86b4はガイド、
87はロボットハンドである。ここで、接続とは、入出
力光ファイバ間の光接続を行うこと、切断とは入出力光
ファイバ間の光接続を切断することを指す。なお、便宜
上、対向する一方の光ファイバ群を入力光ファイバ群、
他方の光ファイバ群を出力光ファイバ群として説明す
る。
【0006】図において、自動光配線装置における入力
光ファイバ群81、出力光ファイバ群82間の光接続
は、3次元移送機構86に取り付けられたロボットハン
ド87によって接続対象プラグ83aを接続盤85内の
接続対象ジャック84aに接続することにより行われ
る。本従来例では、3次元移送機構86としてX,Y,
Zの3軸直交型移送機構を例にとり説明する。プラグ8
3挿入軸方向のX軸移送機構86a、ジャック84配列
方向のY軸移送機構86bは、それぞれパルスモータ8
6a1,86b1、タイミングベルト86a2,86b
2、プーリ86a3,86b3、ガイド86a4,86
b4から構成される。XY軸と直交するZ軸移送機構8
6cは、XY軸に比べストロークが小さいため、DCモ
ータ、ギヤ、ガイドで構成している(図示せず)。対向
する入出力光ファイバ群81,82間の接続すなわちプ
ラグ83、ジャック84間の接続は、ロボットハンド8
7で接続対象プラグ83aを把持し、接続盤85内に内
蔵された接続対象ジャック84aに接続する事により行
う。またプラグ83とジャック84の接続ペアを替える
場合は、該当する二つのプラグを接続盤85上のジャッ
クからそれぞれロボットハンド87により切断し、一方
のプラグを他方のプラグが接続されていたジャックへ、
他方のプラグをもう一方のジャックへ接続することによ
り可能である。このように自動光配線装置では、ロボッ
トハンドによりプラグを接続・切断して光の接続、切断
を行うため、接続対象プラグ83aを接続盤85上の接
続対象ジャック84aに正確に位置決める必要があっ
た。このようなロボットハンドを特定の位置へ位置決め
る従来の方法としては、機構系の精度で位置決めるのが
一般的である。
【0007】図9は、図8で示した自動光配線装置のロ
ボットハンドと接続盤を図示したものであり、従来の位
置決め例を説明する図である。90はロボットハンド、
91はプラグ、91aは接続対象プラグ、92は接続
盤、93はジャック、93aは接続対象ジャックであ
る。以下、図9を用いて機構系の精度により位置決める
手法について説明する。
【0008】従来、この種のピンを穴に挿入するいわゆ
る自動はめあい装置の位置決めでは、初期電源投入時に
移送機構の正常性確認と機械的な原点位置を検出するた
め、ロボットハンド90を3次元原点位置O(X0 、
0 、0 )へ位置決める原点出しが行われる。この原点
位置Oから接続盤92の基準位置Pまでの距離は、事前
にティーチング量α(Xoff 、off 、off )として
計測されている。一方、この基準位置Pからジャック9
3までの距離は、加工時の加工寸法β(X i 、
i 、)を実測することで一意的に決まっている。
従って、ロボットハンド90の原点出しを行えば、α、
βは既知なので、接続盤92上の目的のジャック9
3aの位置へ接続対象プラグ91aを把持したロボット
ハンド90を位置決めることが可能となる。
【0009】図10は、接続盤に基準ピンを設け、この
基準ピン位置を基準として位置決める従来例を説明する
図であって、100は接続盤、101は基準ピン、10
2はロボットハンド、103はプラグ、103aは接続
対象プラグ、104はジャック、104aは接続対象ジ
ャックである。
【0010】本例は先の従来例とほぼ同じく機構系の精
度で位置決める手法であるが、接続・切断動作を実行す
る前に基準ピン101をロボットハンド102で把持す
る点が違う。具体的な動作としては、まず原点位置Oへ
ロボットハンド102を位置決めた後、予め計測された
ティーチング量αを元に接続盤100上の基準ピン10
1を把持する。把持できない場合、ティーチング量αが
変化したこと、すなわちロボットハンド102と接続盤
100間に相対位置誤差が生じたことを検出できる。一
方、基準ピン101をロボットハンド102で把持でき
た場合は、相対位置誤差が無いもしくは許容位置誤差範
囲内であることが確認できるので、その後、接続対象プ
ラグ103aを把持し()、点Pから既知の寸法β
(X i 、)をもとに接続対象ジャック
104aへ一定量移送し位置決め()が行われる。
【0011】しかしながら、最初に述べた図9の従来例
では、ロボットハンドと接続盤間の3次元相対位置の検
出は行わず、原点出しと事前に計測しておいたティーチ
ング量による機械的な移送・位置決めであるため、構成
部品の加工精度、組立精度を高精度にする必要がある。
さらに、この種装置は空調のない部屋に設置されること
が多く、設置環境の温度変化が激しいところでは、装置
を構成する各部材の熱膨張係数の違いからロボットハン
ドと接続盤間に生じた相対位置誤差によりプラグ、ジャ
ック等の破損という致命的な障害を発生させる可能性が
ある。また連続動作に伴う摩耗や経年変化等による寸法
変化が生じ、結果として相対位置誤差が発生することも
考えられる。
【0012】このように温度変化や部品の摩耗により相
対位置誤差が生じると、先に述べた従来例の如く原点か
ら一定量を機械的に移送し位置決める手法では、プラ
グ、ジャック等光接続部品の破損を伴い、安定した光接
続が得られない。また、図10で示した従来例の場合で
は、図9に示した従来例に比べ基準ピンの把持可否確認
により、相対位置誤差の発生有無が事前に検出できるの
でプラグの破断等は事前に防ぐことはできるが、両者間
の相対位置誤差が大きい場合には、基準ピン把持時にロ
ボットハンドもしくは基準ピンを破壊するといった問題
がある。さらに基準位置から機構系の精度で位置決める
従来例1、2では、部材間に熱膨張差があった場合に基
準位置P、基準ピンからY方向に離れた端子ほど位置誤
差が積算して拡大し、Y方向の位置決め位置により位置
決め誤差が変化するという事態になる。
【0013】このように一点を基準にして位置を算出し
機械的精度で位置決める方法には限界がありこれを解決
する試みとして、接続盤上の両端のジャック脇に光セン
サを2ヶ配置し、光センサ間の距離を測定して、基準位
置からの誤差を積算させない方法も考えられている。し
かしながら、本手法においても接続盤平面内(YZ平
面)の位置誤差検出はできるが、X軸方向の位置誤差検
出ができないという欠点がある。さらに本手法では経済
化、軽量化を狙ったタイミングベルト移送機構系を採用
した場合、タイミングベルトの歯間ピッチ誤差による位
置決め誤差が生じるという欠点を克服できない。
【0014】このように、従来の機構精度に頼った位置
決め方法では、移送機構部品の製造ばらつき、周囲環境
温度変化、機構系の摩耗等により相対位置誤差が生じ、
安定した良好な光接続特性を確保することが困難であっ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の技術では、高精度な加工部品を精度良く組み立てて
装置を構成し、原点位置から機構系の精度のみで位置決
めを行っていたため、装置の重厚長大が回避できず、部
品・組立コストの低減化が困難であった。さらに、設置
環境の温度変化により生じた部材間の熱膨張係数に起因
した相対位置誤差や長期的な観点からは移送機構の摩耗
等により生じる相対位置誤差により安定した光学接続を
確保できないという欠点があった。
【0016】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、従来の課題を解決し、小型で経済的な自動光配線装
置を実現するため、温度変化等が生じる環境で長期間使
用した際にも常に安定した自動光配線を実現する上で不
可欠な3次元位置検出センサ及びそれを用いた位置決め
方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の光ファイバを有する一次側光ファイ
バ群と複数の光ファイバを有する二次側光ファイバ群間
の光接続をロボットハンドを用いて自動的に行う自動光
配線装置における3次元位置検出センサであって、照明
光源と該照明光源からの出射光を平行光もしくは収れん
光に変換し、該出射光の光軸と垂直な平面上に位置する
第1の対象物と該出射光の光軸と直交する軸に対して垂
直な平面上に位置する第2の対象物を同時もしくは一方
ずつ該出射光により順次照明する光学系と、該出射光を
用いて前記第1、第2の対象物を撮像素子上に結像させ
る手段を順次有し、第1、第2対象物の撮像情報から前
記ロボットハンドと第1、第2対象物間の3次元の相対
位置情報を算出する手段を具備したことを特徴とするも
のである。
【0018】また本発明は、複数の光ファイバを有する
一次側光ファイバ群と複数の光ファイバを有する二次側
光ファイバ群間の光接続をロボットハンドを用いて自動
的に行う自動光配線装置における位置決め方法であっ
て、前記ロボットハンドに搭載した請求項1記載の3次
元位置検出センサによりロボットハンドと第1の対象物
間との3次元相対位置誤差およびロボットハンドと第2
の対象物間との3次元相対位置誤差を検出した後、これ
ら位置誤差をゼロもしくは許容位置誤差範囲内になるよ
うに機構を制御して位置決めることを特徴とする。
【0019】従来の機構系の精度のみで位置決める位置
検出・位置決め方法とは、個別に目標物毎に位置誤差を
検出し、この位置誤差をゼロもしくは許容位置誤差範囲
内に位置決めできるので、温度変化がある設置環境下に
おいても高精度でかつ高信頼な位置検出と位置決めがで
きる点、機構系の精度が緩和でき小型・経済的な移送機
構が利用できる点が従来技術とは大きく異なる。
【0020】本発明では、ロボットハンドに結像光学系
を主体とした3次元位置検出センサを搭載し、このセン
サでロボットハンドと2つの直交平面上の位置決め目標
物であるプラグもしくはジャックの3次元相対位置をC
CD(Charge Coupled Device)
の画像信号から目標物毎に個別に検出することができ、
またこのセンサで検出した3次元の相対位置誤差信号を
元にこれら目標物とロボットハンド間の3次元相対位置
誤差をゼロもしくは許容位置決め誤差範囲内に機構を制
御することができるので、温度変化のある環境、長時間
の使用に関してもプラグ、ジャック等の光部品の破損等
のない高信頼な光接続が実現でき、また高精度な機構部
品や組立精度が要求されないので経済的な小型な装置構
成が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0022】図1は後述する実施形態例の3次元位置検
出センサを搭載した自動光配線装置を示したものであっ
て、11はプラグ、12は接続盤、13はジャック、1
4は3次元位置検出センサ、15はロボットハンド、1
6は3次元移送機構、17は入力光ファイバ群、18は
出力光ファイバ群である。
【0023】光の接続は、入力光ファイバ群17の端部
に取り付けられたプラグ11と出力光ファイバ群18の
端部に取り付けられたジャック13を接続することによ
り行われる。
【0024】図において、本実施形態例の3次元位置検
出センサ14を搭載した自動光配線装置における位置検
出・位置決めでは、まず、プラグ11を接続盤12上の
ジャック13に接続もしくは切断を行う前工程として、
ロボットハンド15をプラグ切断位置もしくはプラグ接
続位置にティーチング量を元に粗位置決めする。その
後、ロボットハンド15に搭載した3次元位置検出セン
サ14でロボットハンド15と接続盤12上のプラグ1
1もしくはジャック13間の3次元相対位置を検出し、
両者間の3次元相対位置誤差がゼロもしくは許容位置決
め誤差範囲内になるように3次元移送機構16を制御し
て高精度位置決めを行う点が従来の位置決め法と異なる
点である。
【0025】以下、本発明の実施形態例である3次元位
置検出センサについて説明する。
【0026】図2は、本発明の実施形態例を示したもの
であって、図2(a)は3次元位置検出センサの構成を
示したもの、図2(b)はX軸方向の位置検出方法を示
したものであって、20は照明光源、21は光ビーム、
21aは平行光、21bはP波、21cはS波、21
d,21eは円偏光、21fはS波、21gはP波、2
2はコリメートレンズ、23は方解石、24は偏光ビー
ムスプリッタ、25a,25bはλ/4板、26,27
は対象面、28は結像レンズ、29はCCD、29Lは
CCD左部、29RはCCD右部である。
【0027】図2(a)において、照明光源20から出
射した光ビーム21は、コリメートレンズ22を介して
平行光21aに変換される。その後、方解石23等の偏
光素子により偏光面が直交する2本の直線偏光(P波2
1b、S波21c)に変換され、偏光ビームスプリッタ
(PBS:Polarized Beam Split
ter)24をP波21bは直進し、S波21cは90
度反射して直進する。その後、両偏光ビーム21b,2
1cともPBS24端面に取り付けられたλ/4板25
a,25bを通過後、円偏光21d,21eに変換され
対象面26,27に照射される。この円偏光21d,2
1eにより照射された対象面26,27からの反射光
は、再度λ/4板25a,25bに入射し、先のPBS
24入射時の直線偏光21b,21cと90度位相の違
う直線偏光S波21f、P波21gに変換される。その
後、X軸方向の反射光である偏光S波21fはPBS2
4で90度光路を折り曲げられ、結像レンズ28を介し
てCCD29の左部29Lに結像する。同様に、Z軸方
向の対象面27からの反射光はλ/4板25bを透過
後、偏光P波21gとなりPBS24を透過し結像レン
ズ28を介してCCD29の右部29Rに結像する。C
CD29の左部29L、CCD29の右部29Rに結像
した像IL、IR間の距離dは、方解石23の長さLを
コントロールすることにより任意の距離に設定すること
ができる。
【0028】本実施形態例では、偏光ビームを用いるこ
とでX方向にある対象面26の像(YZ平面の像)と、
Z方向にある対象面27の像(XY平面の像)を偏光分
離し、2つの像を空間的に分離して結像させることがで
きるので、像間の干渉もなく良好な結像性能を得ること
ができる。
【0029】次に本実施形態例におけるYZ平面に対す
るX軸方向のフォーカス(Focus)制御法について
説明する。フォーカス制御の手法としては種々の方法が
あるが、ここでは画像のエッジ信号を用いたフォーカス
制御によるX方向の位置検出法を一例として説明する。
図2(b)において、CCD29上に結像した接続盤
(対象面26に相当)上の像ILは、3次元位置検出セ
ンサを搭載した機構部をX軸方向に走査することにより
ピンぼけ状態からジャスピン状態Fそしてピンぼけ状態
へと遷移していく。この時、CCD29上の画像ILの
ほぼ中心あたりのZ方向の走査線Kの画像エッジの微分
値に着目すれば、この微分値が最大となる点でジャズピ
ン状態Fとなるので、この微分信号を使ってX軸方向の
移送機構を制御することによりX軸方向のフォーカス制
御が可能である。図2(c)は同じくX軸方向のフォー
カス制御方法を示した他の例である。接続盤に相当する
XY対象面26に二重円のマークを設け、CCD29上
に結像させ、先の例と同じ走査線K上の二重円像Icの
輝度分布I(a.u.)をとる。同図に示すように比較
的光源の光量変化に対して強いコントラスト値C((I
p−Iv)/(Ip+Iv))をフォーカス誤差信号と
して用い、コントラスト値Cが最大になるようにX方向
の移送機構を制御する事によりX軸方向のフォーカス制
御が可能である。以上X方向の位置検出方法について説
明したが、X方向、Z方向とも光学系は同一なので、Z
方向についてもX方向と同様のフォーカス制御ができる
ことは言うまでもない。このように本光センサでは、Y
Z平面とその平面に直交するXY平面の2面に対して、
センサ間との3次元相対位置を検出することができる。
【0030】図3は本発明の他の実施形態例であって、
30は照明用光源、31は光ビーム、31aは平行光、
31bはP波、31cはS波、31d,31eは円偏光
ビーム、31fはS波、31gはP波、32はコリメー
トレンズ、33は検光子、34は偏波面回転素子、35
はPBS、35a,35bはλ/4板、36,37は対
象面、38は結像レンズ、39はCCDである。
【0031】本実施形態例は、先の実施形態例で述べた
空間的に分離した2つの像ではなく、一本のビームで時
間的に分離した2つの像を処理する実施形態例である。
照明用光源30から出射した光ビーム31は、コリメー
トレンズ32により平行光31aに変換され検光子33
を通過後、偏波面回転素子34を介してPBS35に入
射する。偏波面回転素子34としては、λ/2板等を回
転させてコントロールする方法もあるが、ここでは、回
転機構部が不要で電圧のON/OFFのみで偏波面の回
転を制御できる利点を持つTN(Twisted Ne
matic)液晶34′で説明する。また説明の都合
上、電圧印加時にTN液晶34′通過後のビームはP
波、電圧OFF時にTN液晶34′通過後のビームはS
波となるようTN液晶34′の偏波面を配置しているも
のとする。
【0032】TN液晶34′に電圧を印加すると、照明
用光源30から出射した光ビーム31は、TN液晶3
4′透過後、P波31bとなりPBS35に入射・通過
しλ/4板35aを透過して円偏光ビーム31dに変換
され対象面36を照明する。対象面36からの反射光は
λ/4板35aを透過後、S波31fに変換されPBS
35で光路を90度折り曲げられ、結像レンズ38を介
してX方向の対象面36の像XimgをCCD39に結
像させる。次にTN液晶34′の電圧をOFFにする
と、照明用光源30から出射しコリメートされた平行光
31aは、TN液晶34′透過後S波31cとなり、P
BS35に入射・反射し、λ/4板35b通過後、円偏
光ビーム31eとなりZ軸方向の対象面37を照明す
る。この対象面37からの反射光はλ/4板35bを通
過後、偏光P波31gに変換されるので、PBS35を
透過し、結像レンズ38を介してCCD39にZ軸方向
の対象物37の像Zimgを結像する。
【0033】このように、TN液晶34′の偏波面を電
圧で制御するだけで、X軸方向の対象面36の像(YZ
平面上の像)、Z軸方向の対象面37の像(XY平面上
の像)を切り替え結像させることができる。なお、本実
施形態例においても、X方向、Z方向のフォーカス制御
は、先の実施形態例の図2(b)、(c)で説明した手
法と同じであるため説明は割愛する。
【0034】図4は本発明の他の実施形態例であって、
40は照明光源、41は光ビーム、41aは平行光、4
1bは直進光ビーム、41cは90度反射した光ビー
ム、41d,41eは光ビーム、41d′,41e′は
対象面からの反射光ビーム41d,41eの残り半分の
迷光ビーム、41f,41gはハーフミラー(HM)へ
の再入射光ビーム41d,41eの半分の光ビーム、4
1h,41j,41kは光ビーム、42はコリメートレ
ンズ、43はハーフミラー(HM)、44a,44bは
ウエッジプリズム(WP)、45,45a,46は対象
面、47は結像レンズ、48はCCD、戻り光遮蔽板4
9により放射させている。
【0035】図4(a)において、照明光源40から出
射した光ビーム41はコリメートレンズ42を介して平
行光41aに変換された後、戻り光遮蔽板49を通過し
てハーフミラー(HM)43に入射し、HM43により
直進光ビーム41bとHM43で90度反射した光ビー
ム41cの2本の光ビームに分離される。その後2本の
光ビーム41b,41cは、HM43の出射端に取り付
けられたウエッジプリズム(WP)44a,44bに入
射・透過しWP44a,44bから出射する際に端面で
屈折し、それぞれの対象面45,46を照射する。対象
面45,46から反射された光ビームは、WP44a,
WP44bに再度屈折・入射し、先の入射ビーム41
b,41cと平行で向きが反対の光ビーム41d,41
eとなりHM43に至る。この時、HM43への入射ビ
ーム41d,41eの半分の光41fは光路を90度折
り曲げられ、41gはHM43を透過して結像レンズ4
7を介して、CCD48の左面、右面に個別に結像す
る。また対象面45,46からの反射光41d,41e
の残り半分の迷光ビーム41d′はHM43を透過し、
41e′はHM43で反射してそれぞれ照明光源40方
向へ戻ってくるので、これらの迷光を照明光源40に戻
らぬようにするため、戻り光遮蔽板49により放射させ
ている。CCD48上に結像する二つの像IL、IR間
の距離dは、WPの角度θをコントロールすることによ
り任意の距離に設定することができる。
【0036】本実施形態例では、先に示した2つの実施
形態例とは異なり、移送機構を用いずにX方向、Z方向
のフォーカス信号を光学系から取得可能である。以下図
4(b)を用いてX方向のフォーカス制御を例に取り説
明する。
【0037】先に述べたように、HM43、WP44a
を透過した光ビーム41hは、WPの傾斜角θに応じて
偏角して対象面45を照射し、対象面45から反射した
後、WP44aに再度入射・屈折してHM43に入射し
光ビーム41jとなる。一方、接続盤(ここでは対象面
45に相当)とロボットハンド間のX方向の距離が変化
(ΔX)して対象面45が対象面45aに移動した場
合、HM43、WP44aを透過した光ビーム41h
は、対象面45aから反射した後、WP44aに再度入
射・屈折してHM43に入射し光ビーム41kとなる。
このようにWP44aの効果により対象面45から対象
面45aへの移動(Δx)がHM43内の反射光ビーム
41jから41kへの平行シフト(ΔZ)となり、結果
としてCCD48上に結像する像I1,I2の中心間隔
εが変化する。従ってこのεを検出することにより、接
続盤(対象面45)とロボットハンド間のX方向のフォ
ーカス誤差(Δx)を検出することができ、この誤差を
ゼロもしくは許容位置誤差範囲内とするよう機構制御す
ることによりフォーカス制御が可能である。Z方向に対
しても全く同じ光学系であるため、X方向と同じ手法で
Z方向のフォーカス制御が可能である。このように本実
施形態例では、先の2つの実施形態例とは異なり、移送
機構を用いてフォーカス信号を取得する必要がなく、ε
の値から直接フォーカス誤差を検出できる点で優れてい
る。
【0038】図5は本装置における切断動作を説明する
図、図6は本装置における接続動作を説明する図であっ
て、50はロボットハンド、51は切断対象プラグ、5
2は3次元位置検出センサ、53は接続盤上に設けた基
準マーク、54はCCD、54RはCCD右面、54L
はCCD左面、55は接続盤、56は位置誤差ゼロ時の
プラグの仮想像、57は基準マークの位置誤差ゼロ時の
仮想像、58はCCD上のプラグ像、59はCCD上の
基準マーク像、60はロボットハンド、61は接続対象
プラグ、62は3次元位置検出センサ、63は基準マー
ク、64はCCD、65は接続盤、66は基準マークの
位置誤差ゼロ時の仮想像、67は基準マーク像、68は
接続対象ジャックである。
【0039】以下、図5、図6を用いて自動光配線装置
の接続動作、切断動作時の3次元相対位置誤差検出とプ
ラグ切断、接続する手順を説明する。
【0040】図5(a)において、まず原点O(X0 、
0 、0 )位置に位置決められたロボットハンド50
は、事前に計測したティーチング量を元にプラグ切断位
置Cへの粗位置決めが行われる。この位置は、切断すべ
きプラグ51がロボットハンド50の直下になる位置で
あり、この位置で先の実施形態例で示した3次元位置検
出センサ52でプラグ51のXY平面のプラグ像58、
YZ平面である接続盤55上の基準マーク像59を取得
する。位置決めの手順を図5(b)に示す3次元位置検
出センサ52のCCD54の受光面を用いて説明する。
なお、CCD54に結像した像は、CCD54の右面5
4Rと左面54Lに独立に結像する図2、図3の実施形
態例の場合で説明する。まずプラグ切断位置CでX方向
のフォーカス制御をYZ平面の基準マーク53を用いて
行う。次にZ方向のフォーカス制御をCCD54上のプ
ラグ像58のエッジの微分信号を用いて行う。なお、Z
方向の位置誤差はCCD54上の接続盤の基準マーク像
59のずれ(ΔZ)からも検出できるのでこの位置誤差
情報を用いてフォーカス制御を行ってもよい。このよう
にして、X、Z方向のフォーカス制御によりYZ平面で
ある接続盤上の基準マーク像59がCCD左側54L上
に、XY平面上のプラグ像58がCCD右側54Rにフ
ォーカス状態で撮像することができる。ロボットハンド
50の切断対象プラグ51への位置決めは、このCCD
右側54Rに撮像した切断対象プラグ51のXY平面の
プラグ像58と位置誤差ゼロ時の仮想像56との誤差
(Δx、Δy)を検出し、その後この位置誤差が0とな
るよう移送機構X,Y軸を制御することで行われる。こ
の後、ロボットハンド50で切断対象プラグ51を把持
し、接続盤55からプラグ51を切断し切断動作が終了
する。このようにロボットハンド50と接続盤55上の
切断対象プラグ51間の相対位置誤差を検出しこれらの
誤差をゼロもしくは許容位置誤差範囲内に機構を制御し
て位置決めることにより、高精度・高信頼でプラグの個
体差に依存しない切断動作が実行できる。
【0041】また、図6に示すように、接続時において
も上述の切断時とほぼ同じ動作で位置検出、位置決め接
続動作が実行される。まず、原点O(X0 、
0 、0 )位置に位置決められたロボットハンド60
は、接続対象プラグ61を把持した後、事前に計測した
値を元に決定されているジャック接続位置Jに粗位置決
めされる。次にX方向のフォーカス制御をYZ平面の基
準マーク63を用いて行った後、ロボットハンド60に
搭載した3次元位置検出センサ62により接続盤65の
基準マーク63の像67(YZ平面)と基準マーク63
の位置誤差がゼロ時の仮想像66から、YZ方向の位置
誤差(Δy、ΔZ)を検出する。その後この位置誤差が
0となるよう移送機構Y、Z軸を制御することで位置決
めが終了し、次にロボットハンド60で接続対象プラグ
61を把持し、接続盤65の接続対象ジャック68に接
続して接続動作が終了する。
【0042】なお、ここでは図2、図3で示した3次元
位置検出センサの例で説明したが、図4に示す3次元位
置検出センサにおいても同様の位置検出、位置決め、接
続・切断動作ができることは先の説明から明らかなので
説明は省略する。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2平
面の画像を一つの光学系で取得できる3次元位置検出セ
ンサを用いることによりロボットハンドと対象面間の3
次元の相対位置誤差を検出できるので、従来の機構精度
のみで位置決める例に比べ、耐環境性、経年変化に強い
高精度な位置検出と位置決めが可能になる。また接続盤
上のプラグ、もしくはジャック位置を個別検出できるの
で、基準点から目的の位置を算出する従来例とは違い誤
差が積算しないため、高精度な移送機構を用いる必要が
なく小型で経済的な装置構成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例の3次元位置検出センサを
搭載した自動光配線装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態例に係る3次元位置検出セン
サを示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施形態例に係る3次元位置検出
センサを示す説明図である。
【図4】本発明の他の異なる実施形態例に係る3次元位
置検出センサを示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態例に係る3次元位置検出セン
サを用いて切断動作を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態例に係る3次元位置検出セン
サを用いて接続動作を示す説明図である。
【図7】自動光配線装置における雄雌構成の光接続部を
示す断面図である。
【図8】自動光配線装置の概念を示す斜視図である。
【図9】従来の位置決め方法を説明する斜視図である。
【図10】従来の基準ピン位置を基準として位置決めす
る方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
11…プラグ、12…接続盤、13…ジャック、14…
3次元位置センサ、15…ロボットハンド、16…3次
元の移送機構、17…入力光ファイバ群、18…出力光
ファイバ群、20…照明光源、21…光ビーム、21a
…平行光、21b…P波、21c…S波、21d,21
e…円偏光、21g…P波、21f…S波、22…コリ
メートレンズ、23…方解石、24…偏光ビームスプリ
ッタ、25a,25b…λ/4板、26,27…対象
面、28…結像レンズ、29…CCD、29L…CCD
左部、29R…CCD右部、30…照明用光源、31…
光ビーム、31a…平行光、31b…P波、31c…S
波、31d…円偏光ビーム、31e…円偏光ビーム、3
1f…S波、31g…P波、32…コリメートレンズ、
33…検光子、34…偏波面回転素子、35…PBS、
35a,35b…λ/4板、36…X軸方向の対象面、
37…Z軸方向の対象面、38…結像レンズ、39…C
CD、40…照明光源、41…光ビーム、41a…平行
光、41b…直進光ビーム、41c…90度反射した光
ビーム、41d,41e…光ビーム、41d′,41
e′…対象面からの反射光41d,41eの残り半分の
光ビーム、41f,41g…HMへの入射ビーム41
d,41eの半分の光、41h,41j,41k…光ビ
ーム、42…コリメートレンズ、43…ハーフミラー、
44a…ウエッジプリズム(WP)、44a,44b…
WPの端面、45,45a,46…対象面、47…結像
レンズ、48…CCD、49…戻り光遮蔽板、50…ロ
ボットハンド、51…切断対象プラグ、52…3次元位
置検出センサ、53…基準マーク、54…CCD、54
R…CCD右面、54L…CCD左面、55…接続盤、
56…プラグの仮想像、57…基準マークの仮想像、5
8…CCD上のプラグ像、59…CCD上の基準マーク
像、60…ロボットハンド、61…接続対象プラグ、6
2…3次元位置検出センサ、63…基準マーク、64…
CCD、65…接続盤、66…基準マークの位置誤差ゼ
ロ時の仮想像、67…基準マークの像、68…接続対象
ジャック、71…入力光ファイバ群、72…出力光ファ
イバ群、72a…光軸合せ用の割スリーブ、73…プラ
グ、73a…プラグのほぼ中央部の突起部、74…ジャ
ック、74b…コイルスプリング、74c…フェルー
ル、74d…ストッパ、75…接続盤、76…係止片、
76a…係止片の突起部、81…入力光ファイバ、82
…出力光ファイバ、83…プラグ、83a…接続対象プ
ラグ、84…ジャック、84a…接続対象ジャック、8
5…接続盤、85a…接続盤の前面、86…3次元移送
機構、87…ロボットハンド、86a…X軸移送機構、
86b…Y軸移送機構、86a1,86b1…パルスモ
ータ、86a2,86b2…タイミングベルト、86a
3,86b3…プーリ、86a4,86b4…ガイド、
86c…Z軸移送機構、90…ロボットハンド、91…
プラグ、91a…接続対象プラグ、92…接続盤、93
…ジャック、93a…接続対象ジャック、100…接続
盤、101…基準ピン、102…ロボットハンド、10
3…接続対象プラグ、104a…接続対象ジャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/22 H04B 9/00 A 10/00 (72)発明者 田中 伸英 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 NA01 QA44 QA56 2H041 AA14 AA18 AB19 AC04 AZ01 AZ06 3F059 AA03 CA06 DA02 DA08 DB04 DB08 DB09 DC08 DD01 DD13 FA03 FB01 FB17 FC02 FC06 FC13 FC14 5F088 BA15 BB01 BB03 BB06 BB10 JA14 5K002 AA07 EA05 FA01 FA03 GA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバを有する一次側光ファ
    イバ群と複数の光ファイバを有する二次側光ファイバ群
    間の光接続をロボットハンドを用いて自動的に行う自動
    光配線装置における3次元位置検出センサであって、 照明光源と該照明光源からの出射光を平行光もしくは収
    れん光に変換し、該出射光の光軸と垂直な平面上に位置
    する第1の対象物と該出射光の光軸と直交する軸に対し
    て垂直な平面上に位置する第2の対象物を同時もしくは
    一方ずつ該出射光により順次照明する光学系と、該出射
    光を用いて前記第1、第2の対象物を撮像素子上に結像
    させる手段を順次有し、第1、第2対象物の撮像情報か
    ら前記ロボットハンドと第1、第2対象物間の3次元の
    相対位置情報を算出する手段を具備したことを特徴とす
    る3次元位置検出センサ。
  2. 【請求項2】 複数の光ファイバを有する一次側光ファ
    イバ群と複数の光ファイバを有する二次側光ファイバ群
    間の光接続をロボットハンドを用いて自動的に行う自動
    光配線装置における位置決め方法であって、 前記ロボットハンドに搭載した請求項1記載の3次元位
    置検出センサによりロボットハンドと第1の対象物間と
    の3次元相対位置誤差およびロボットハンドと第2の対
    象物間との3次元相対位置誤差を検出した後、これら位
    置誤差をゼロもしくは許容位置誤差範囲内になるように
    機構を制御して位置決めることを特徴とする位置決め方
    法。
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