JPH08304667A - 光導波路と光ファイバの調心方法 - Google Patents

光導波路と光ファイバの調心方法

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JPH08304667A
JPH08304667A JP13589195A JP13589195A JPH08304667A JP H08304667 A JPH08304667 A JP H08304667A JP 13589195 A JP13589195 A JP 13589195A JP 13589195 A JP13589195 A JP 13589195A JP H08304667 A JPH08304667 A JP H08304667A
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optical
optical waveguide
optical fiber
pitch
waveguide
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Application number
JP13589195A
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English (en)
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Hisaharu Yanagawa
久治 柳川
Takeo Shimizu
健男 清水
Shiro Nakamura
史朗 中村
Masayuki Minamino
正幸 南野
Akira Morinaka
彰 森中
Kazuki Kudo
一樹 工藤
Naoki Nakao
直樹 中尾
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/30Optical coupling means for use between fibre and thin-film device

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対向する光導波路と光ファイバとの組み合わ
せのうち、組み合わせごとの接続損失の合計値又は接続
損失の最大値を小さくできる光導波路と光ファイバとの
一括調心方法を提供する。 【構成】 所定のピッチ間隔で配列した光導波路13の端
面7a〜7dと、この端面7a〜7dのピッチ間隔に対
応したピッチ間隔で配列した光ファイバ4a〜4dの端
面15a〜15dとを対向させて、光導波路チップ1と光フ
ァイバブロック5を配置し、端面7a〜7dのピッチを
基準としたときの各端面15a〜15dのピッチずれ量をそ
れぞれ光導波路13の光軸Zに直交するX−Y平面のX方
向とY方向について求め、求めたX方向のピッチずれ量
の平均値とY方向のピッチずれ量の平均値が共に零とな
るように、光ファイバブロック5を光導波路チップ1に
対して相対移動させ、それにより、各光導波路13と各光
ファイバ4a〜4dとの接続損失の合計値を最小とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信や光セ
ンサシステムに用いられる光導波路と光ファイバの調心
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信や光センサシステムに用
いられる光デバイスとして、光導波路デバイスがあり、
光導波路デバイスは光の分配、スイッチング等の様々な
機能を有している。光導波路デバイスは、例えば、図6
に示すように、光導波路部品である光導波路チップ1の
両端側に、光ファイバ2を複数配列した光ファイバ配列
部品である光ファイバブロック3と、光ファイバ4を複
数配列した光ファイバブロック5とを設けて形成されて
いる。光導波路チップには、図7に示すように、方向性
結合器として機能する光導波路13等の複数の光導波路が
所定のピッチ間隔で配列されており、光導波路チップ1
の光導波路13と光ファイバブロック3,5の光ファイバ
2,4とを光接続し、例えば、光ファイバ2側を光の入
力側とし、光ファイバ2側から入力した光を導波路チッ
プ1の光導波路を介して光ファイバ4側に光を入射し、
光ファイバ4側から出力するようにしている。なお、光
導波路チップ1の光導波路としては、図7に示した光導
波路13以外にも、仕様に応じて様々なパターンの光導波
路がある。
【0003】光導波路デバイスを作製するときには、光
ファイバブロック3,5に配列した光ファイバ2,4
と、光導波路チップ1に配列した光導波路13とを調心す
る必要があり、図7には、光導波路チップ1の光導波路
13と光ファイバブロック5の光ファイバ4a〜4dの調
心装置の一例の要部構成が示されている。なお、同図に
おいて、光導波路チップ1の光導波路13と光ファイバブ
ロック3の光ファイバ2a〜2dは既に調心されてお
り、光ファイバブロック3と光導波路チップ1は接着剤
6により固定されている。
【0004】図7において、光ファイバブロック3の光
ファイバ2aには光源8aが接続されており、光源8a
から出射した光は光ファイバ2aに入射し、光ファイバ
2aから光導波路チップ1の光導波路13の一方側の端面
10aに入射し、光導波路13を通って主に他方側の端面7
aから出射されるようになっている。光ファイバブロッ
ク3の光ファイバ2dには光源8dが接続されており、
光源8dからの光は、上記と同様に、光ファイバ2dを
介して光導波路13の端面10d側から光導波路13に入射し
て主に端面7dから出射されるようになっている。
【0005】光導波路チップ1に対向して光ファイバブ
ロック5が配置されており、光ファイバブロック5の光
ファイバ4a〜4dのピッチ間隔は光導波路チップ1の
光導波路13のピッチ間隔(端面7a〜7dのピッチ間
隔)に対応するように形成されており、光導波路チップ
1の光導波路13と光ファイバブロック5の各光ファイバ
4a〜4dが対向するようになっている。光ファイバブ
ロック5は微動ステージ19に固定されており、光ファイ
バブロック5は、この微動ステージ19の働きにより光フ
ァイバブロック5の光軸(図のZ軸方向)に垂直なX方
向と、Y方向(図の紙面に対して垂直な方向)に微動で
きるように構成されている。なお、微動ステージ19は図
示されていない駆動機構により微動制御されるようにな
っている。
【0006】光ファイバブロック5の光ファイバ4a,
4dには、それぞれ、光パワーメータ9a,9dが接続
されており、光パワーメータ9a,9dは、それぞれ、
光ファイバ4a,4dに通されて光ファイバ4a,4d
の各出射端面側から出射される光強度を検出するように
なっている。
【0007】以上のように構成されている調心装置によ
り光導波路チップ1の光導波路13と光ファイバブロック
5の光ファイバ4a〜4dとを一括調心するときには、
まず、光源8a側から一定の強度の光を照射したとき
に、光ファイバ2aと光導波路チップ1の光導波路13を
介して光導波路13の端面7aから出射される光の強度を
予め測定しておき、同様に、光源8d側から入射して光
導波路13の端面7dから出射される光の強度も予め測定
しておく。
【0008】次に、光ファイバブロック5と微動ステー
ジ19を同図の矢印のように移動させて、光導波路13の端
面7a〜7dと光ファイバブロック5の光ファイバ4a
〜4dの端面15a〜15dとをそれぞれ対向させ、光導波
路13の端面7a側からの光を光ファイバ4aの端面15a
に入射し、光ファイバ4aから出射される光強度をパワ
ーメータ9aにより測定し、同様に、光導波路13の端面
7d側からの光を光ファイバ4dの端面15dに入射し、
光ファイバ4dから出射される光強度をパワーメータ9
dにより測定する。
【0009】そして、次式(1),(2)により、光導
波路13の端面7aと光ファイバ4aの端面15a間での光
の損失Laと、光導波路13の端面7dと光ファイバ4d
の端面15d間での光の損失Ldを求める。
【0010】La=Paref−Pa・・・・・(1)
【0011】Ld=Pdref−Pd・・・・・(2)
【0012】なお、Paref,Pdrefは、それぞれ、予め
測定した光導波路13の端面7a,7dから出射される光
強度、Pa,Pdは光パワーメータ9a,9dにより検
出される光ファイバ4a,4dからの出射光の強度であ
る。
【0013】そして、上記Laの値とLdの値を比較
し、Laの値とLdの値とが共にできるだけ小さくなる
ように、微動ステージ19により光導波路チップ1に対し
て光ファイバブロック5を相対微動し、調心を行ってい
た。なお、微動ステージ19を光導波路チップ1側に設け
たり、光導波路チップ1側と光ファイバブロック5側の
両方に設けることもある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、図5に示すように、光ファイバブロック5の光ファ
イバ4a〜4dの端面15a〜15dは、端面15aと端面15
dとを結んだ直線A上に配列しているとは限らず、端面
15bと端面15cが直線Aから大きくずれているようなこ
とがあり、同様に、光導波路チップ1の光導波路13の端
面7a〜7dも一直線上に配列しているとは限らないた
めに、光導波路チップ1の光導波路13と光ファイバブロ
ック5の光ファイバ4a〜4dとを調心する際に、上記
のように、光導波路13の両端側の端面7a,7dと光フ
ァイバブロックの両端側の光ファイバ4a,4dの端面
15a,15dの光の損失La,Ldとができるだけ小さく
なるように調心を行っても、光導波路13の端面7b,7
cと光ファイバブロック5の光ファイバ4b,4cの端
面15b,15cとが大きくずれてしまい、その結果、光導
波路13と光ファイバ4bとの光損失や、光導波路13と光
ファイバ4cとの光損失が非常に大きくなってしまうこ
とがあるといった問題があった。
【0015】また、上記のように、光導波路13と光ファ
イバ4b,4cとの光損失が非常に大きくなってしまう
と、結果的に、光導波路13と光ファイバ4a〜4dとの
光損失の合計が異常に大きくなってしまい、光導波路13
と光ファイバ4a〜4dとの一括調心が的確に行われな
くなることがあるといった問題があった。
【0016】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、光導波路部品に配
列した複数の光導波路と光ファイバ配列部品に配列した
複数の光ファイバとを一括して調心する際に、対向する
光導波路と光ファイバとの組み合わせごとの光損失(接
続損失)のうち、接続損失が極端に大きくなる組み合わ
せが生じたり、組み合わせごとの接続損失の合計が大き
くなりすぎたりすることのないようにして、光導波路と
光ファイバとを的確に一括調心することができる光導波
路と光ファイバの調心方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
第1の発明は、光導波路部品に所定のピッチ間隔で配列
した複数の光導波路と、光ファイバ配列部品に前記光導
波路のピッチ間隔に対応したピッチ間隔で配列した複数
の光ファイバとを対向配置し、対向する各光導波路と各
光ファイバとを一括して調心する光導波路と光ファイバ
の調心方法であって、光導波路のピッチを基準としたと
きの各光導波路に対向する各光ファイバのピッチずれ量
をそれぞれ光導波路と光ファイバの光軸に直交するX−
Y平面のX方向とY方向について求め、求めたX方向の
ピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ量の平均値
が共に零となるように光導波路部品と光ファイバ配列部
品の少なくとも一方側を相対移動することにより光導波
路部品の各光導波路と光ファイバ配列部品の各光ファイ
バの接続損失値の合計値を最小とすることを特徴として
構成されている。
【0018】また、本第2の発明は、光導波路部品に所
定のピッチ間隔で配列した複数の光導波路と、光ファイ
バ配列部品に前記光導波路のピッチ間隔に対応したピッ
チ間隔で配列した複数の光ファイバとを対向配置し、対
向する各光導波路と各光ファイバとを一括して調心する
光導波路と光ファイバの調心方法であって、光導波路部
品の接続端面に露出する各光導波路の平均傾き方向と光
ファイバ配列部品の接続端面に露出する光ファイバの平
均傾き方向とをそれぞれ直線回帰により求め、然る後に
この光導波路の平均傾き方向と光ファイバの平均傾き方
向とが一致するように光導波路部品と光ファイバ配列部
品の少なくとも一方側に相対的に回転移動し、然る後に
光導波路のピッチを基準としたときの各光導波路に対向
する各光ファイバのピッチずれ量をそれぞれ光導波路と
光ファイバの光軸に直交するX−Y平面のX方向とY方
向について求め、求めたX方向のピッチずれ量の平均値
とY方向のピッチずれ量の平均値が共に零となるように
光導波路部品と光ファイバ配列部品の少なくとも一方側
を相対移動することにより光導波路部品の各光導波路と
光ファイバ配列部品の各光ファイバの接続損失値の合計
値を最小とすることを特徴として構成されている。
【0019】さらに、本第3の発明は、光導波路部品に
所定のピッチ間隔で配列した複数の光導波路と、光ファ
イバ配列部品に前記光導波路のピッチ間隔に対応したピ
ッチ間隔で配列した複数の光ファイバとを対向配置し、
対向する各光導波路と各光ファイバとを一括して調心す
る光導波路と光ファイバの調心方法であって、光導波路
のピッチを基準としたときの各光導波路に対向する各光
ファイバのピッチずれ量をそれぞれ光導波路と光ファイ
バの光軸に直交するX−Y平面のX方向とY方向につい
て求め、求めたX方向のピッチずれ量の平均値とY方向
のピッチずれ量の平均値が共に零となるように光導波路
部品と光ファイバ配列部品とを相対的に仮調心したとき
の対向する光導波路と光ファイバとのピッチずれ量をそ
れぞれ前記X方向とY方向について求めて仮調心位置ピ
ッチずれ量とし、該仮調心位置ピッチずれ量のうちピッ
チずれ量が正の値で最大となる正の最大ピッチずれ量の
絶対値とピッチずれ量が負の値でその絶対値が最大とな
る負の最大ピッチずれ量の絶対値とが等しくなるように
光導波路部品と光ファイバ配列部品の少なくとも一方側
を相対移動することを特徴として構成されている。
【0020】
【作用】上記構成の本第1の発明においては、光導波路
のピッチを基準としたときの各光導波路に対向する光フ
ァイバのピッチずれ量がそれぞれ、光導波路と光ファイ
バの光軸に直交するX−Y平面のX方向とY方向につい
て求められ、X方向のピッチずれ量の平均値とY方向の
ピッチずれ量の平均値が共に零となるように光導波路部
品と光ファイバ配列部品の少なくとも一方側が相対移動
させられて、光導波路部品の各光導波路と光ファイバ配
列部品の各光ファイバの接続損失値の合計値が最小とな
るように光導波路と光ファイバの調心が行われる。
【0021】また、本第2の発明においては、光導波路
部品の接続端面に露出する各光導波路の平均傾き方向と
光ファイバ配列部品の接続端面に露出する光ファイバの
平均傾き方向とがそれぞれ直線回帰により求められ、然
る後にこの光導波路の平均傾き方向と光ファイバの平均
傾き方向とが一致するように光導波路部品と光ファイバ
配列部品の少なくとも一方側が相対的に回転移動させら
れた後、上記第1の発明と同様にして光導波路と光ファ
イバの調心が行われる。
【0022】さらに、本第3の発明においては、前記X
方向のピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ量の
平均値が共に零となるように光導波路部品と光ファイバ
配列部品とを相対的に仮調心移動したときの対向する光
導波路と光ファイバとのピッチずれ量がそれぞれ前記X
方向とY方向について求められ、この値が仮調心位置ピ
ッチずれ量とされ、この仮調心位置ピッチずれ量のうち
ピッチずれ量が正の値で最大となる正の最大ピッチずれ
量の絶対値と、ピッチずれ量が負の値でその絶対値が最
大となる負の最大ピッチずれ量の絶対値とが等しくなる
ように光導波路部品と光ファイバ配列部品の少なくとも
一方側が相対移動されて、光導波路と光ファイバの調心
が行われ、対向する光導波路と光ファイバとの各位置ず
れ量の絶対値が均される。その結果、この絶対値に起因
する接続損失の増大が抑制され、対向する光導波路と光
ファイバとの組み合わせのうち、接続損失が最大となる
組み合わせの接続損失が最小となるような調心が行われ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名
称部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図1には、本発明に係る光導波路と光ファイバの調心方
法により調心を行う調心装置の一例の要部構成が示され
ている。本実施例の調心装置が従来例と異なる特徴的な
ことは、光導波路チップ1と微動ステージ19と光パワー
メータ9a〜9dとをパーソナルコンピュータ18に接続
し、パーソナルコンピュータ18により微動ステージ19を
制御して光導波路13と光ファイバ4a〜4dを一括調心
するようにしたことである。なお、本実施例では、光フ
ァイバ4a〜4dのそれぞれに光パワーメータ9a〜9
dを接続し、また、光源8dを光ファイバ2dに接続す
る代わりに、光源8cを光ファイバ2cに接続してい
る。
【0024】パーソナルコンピュータ18は、図2に示す
ような調心制御部を有しており、調心制御部は、メモリ
部30、ピッチずれ量算出部31、X・Y方向移動量決定部
32、平均傾き方向算出部38、回転移動量決定部39を有し
て構成されており、X・Y方向移動量決定部32は、第1
の移動量決定部33と第2の移動量決定部34を有してい
る。
【0025】また、パーソナルコンピュータ18は、光パ
ワーメータ9a〜9dにより検出される光の強度およ
び、光ファイバブロック5を微動ステージ19の微動によ
り移動させたときの光導波路13の各端面7a〜7dと光
ファイバ端面15a〜15dの位置を、光導波路13や光ファ
イバ4a〜4dの光軸Zに垂直なX−Y平面上でのX方
向、Y方向(紙面に対して垂直な方向)について記録で
きるようになっている。
【0026】メモリ部30には、例えば、予め測定する等
して求めた、図3に示すような、光ファイバブロック5
の端面12に露出している光ファイバ4a〜4dの端面15
a〜15dの位置データ(光ファイバ4a〜4dの軸ずれ
検査データ)や、光導波路チップ1の端面11に露出して
いる光導波路13の端面7a〜7dの位置データ(光導波
路13の軸ずれ検査データ)が入力されている。
【0027】平均傾き方向算出部38は、光導波路チップ
1の接続端面11に露出する各光導波路13の端面7a〜7
dの平均傾き方向を、周知の直線回帰により求め、ま
た、同様に、直線回帰により、光ファイバブロック5の
接続端面12に露出する光ファイバ4a〜4dの端面15a
〜15dの平均傾き方向を求めるものである。具体的に
は、例えば、図3の(a)に示すように、光ファイバ4
a〜4dの端面15aから15dが光ファイバブロック5の
端面12に露出していたときに、端面15a〜15dの平均傾
き方向を図の線Aのように求め、また、同時に、この線
AのX軸に対する角度θ2 も求める。また、図3の
(b)に示すように、光導波路13の各端面7a〜7dが
光導波路チップ1の端面11に露出していたときに、端面
7a〜7dの平均傾き方向を線Bのように求め、同時
に、この線BとX軸との角度も求める。
【0028】なお、本実施例では、光導波路13は光導波
路チップ1に正確に形成されており、光導波路13の端面
7a〜7dのピッチは、X方向のピッチ間隔がそれぞれ
250μm、方向のピッチ間隔は0に正確に形成されてい
るために、平均傾き方向算出部38により求めた光導波路
13の各端面7a〜7dの平均傾き方向(線B)とX軸と
の角度が零となっているが、例えば、図3の(c)に示
すように、光導波路13の各端面の7a〜7dの位置が正
確に形成されずにばらつきがあるときには、光導波路13
の端面7a〜7dの平均傾き方向とX軸との角度は、例
えば、θ1 といった零ではない値となる。
【0029】平均傾き方向算出部38は、前記直線回帰に
より求めた光導波路13の端面7a〜7dの平均傾き方向
(線B)と光ファイバ4a〜4dの端面15a〜15dの平
均傾き方向(線A)および、線B、線AのそれぞれがX
軸となす角度の値を回転移動量決定部39に加える。
【0030】回転移動量決定部39は、平均傾き方向算出
部38により算出された各平均傾き方向の算出結果を受け
て、光導波路13の端面7a〜7dの平均傾き方向と光フ
ァイバ4a〜4dの端面15a〜15dの平均傾き方向とが
一致するように、光導波路チップ1と光ファイバブロッ
ク5の少なくとも一方側を相対的に回転移動するときの
回転移動量を決定するものである。例えば、図3の
(b)に示したように、光導波路13の端面7a〜7dの
平均傾き方向とX軸とのなす角度が零であり、図3の
(a)に示すように、各光ファイバ4a〜4dの端面15
a〜15dの平均傾き方向(線A)とX軸とのなす角度が
θ2 のときには、回転移動量決定部39は、線Aと線Bと
を一致させるために移動する光導波路チップ1と光ファ
イバブロック5との相対移動量を、θ2 −0=θ2 とし
て求め、この移動量θ2 の値を微動ステージ19とピッチ
ずれ量算出部31に加える。
【0031】また、光導波路13の端面7a〜7dの平均
傾き方向とX軸とのなす角度が零ではなく、例えば、図
3の(c)に示したようにその角度がθ1 のときには、
回転移動量決定部39は、回転移動量を、θ2 −θ1 とし
て求めて、微動ステージ19とピッチずれ量算出部31に加
える。
【0032】微動ステージ19は、回転移動量決定部39か
ら加えられる回転移動量の決定結果を受けて、回転移動
量決定部により決定した回転移動量だけ光ファイバブロ
ック5を光導波路チップ1に対して相対的に回転させる
ことになる。
【0033】ピッチずれ量算出部31は、前記メモリ部30
の軸ずれ検査データと回転移動量決定部39から加えられ
る回転移動量の値から、例えば、図4に示すように、光
ファイバブロック5を光導波路チップ1に対して相対的
に回転移動させた後に、光導波路13の端面7a〜7dと
光ファイバ4a〜4dの端面15a〜15dとの位置ずれ
を、X方向とY方向についてそれぞれ算出し、それによ
り、光導波路13の端面7a〜7dのピッチを基準とした
ときの各光導波路13に対向する各光ファイバ4a〜4d
の端面15a〜15dのピッチずれ量を前記X方向とY方向
について求めるものであり、求めたピッチずれ量をX・
Y方向移動量決定部に加える。
【0034】X・Y方向移動量決定部32には、図示され
ていない移動量選択手段が設けられており、この移動量
選択手段により、前記第1の移動量決定部33により決定
した第1の移動量の値を微動ステージ19に加えるか、あ
るいは、第2の移動量決定部34により決定した第2の移
動量の値を微動ステージ19に加えるかを選択するように
なっている。
【0035】X・Y方向移動量決定部32の第1の移動量
決定部33は、光導波路チップ1の各光導波路13と光ファ
イバブロック5の各光ファイバ4a〜4dの接続損失の
合計値を最小とするための移動量を、第1の移動量(仮
調心移動量)として求めて決定するものである。
【0036】一般に、光導波路13のピッチは正確に形成
されており、本実施例のように、光導波路チップ1に配
列した複数の光導波路13と光ファイバブロック5に配列
した複数の光ファイバ4a〜4dとを一括調心するとき
に問題となる光損失(接続損失)は、光導波路13のピッ
チを基準としたときの各光導波路13に対向する各光ファ
イバ4a〜4dの(コアの)ピッチずれ量に起因すると
考えられる。
【0037】そこで、仮に、各光導波路13のピッチは正
確に形成されており、ピッチずれは零と仮定する。ま
た、N本の光ファイバが平面に配列されている光ファイ
バブロック5のうち、任意の1本の光ファイバiの理想
点からのピッチずれ量を(Δxi ,Δyi )とすると、
光導波路13のピッチを基準としたときの光導波路13のi
番目ポートに対する光ファイバブロックのi番目の光フ
ァイバiのピッチずれ量は、(Δxi ,Δyi )として
表わすことができる。また、光ファイバブロック5の任
意のファイバの理想点からの光導波路チップ1に対する
セットずれ量を(x,y)とすると、光導波路13のi番
目ポートと光ファイバi番目の位置座標は、(Δxi
x,Δyi −y)により示される。
【0038】一般に、光導波路と光ファイバの接続にお
いて接続損失は次式(3)で近似できる。
【0039】Li=K[r2 ]・・・・・(3)
【0040】ここでrは接続するセンタの距離を示す
(Kは定数)。
【0041】なお、Kは比例係数であり、光ファイバ等
の種類や太さ、伝播する光の波長等により異なるもので
あり、例えば、1.3 μm用零分散光ファイバに波長1.3
μmの光を伝播させるときにはK≒0.15〔dB/μ
2 〕となる。
【0042】したがって、(3)式は
【0043】 Li=K・r2 =K[(Δxi −x)2 +(Δyi −y)2 ]・・・・・(4 )
【0044】となる。ここで、全ての光導波路13の接続
損失の合計値LTotal は次式(数1)で示すことができ
る。
【0045】
【数1】
【0046】ここでΣLi は(4)式で示されるΔxi
,Δyi の2次関数の和となる。このLTotal の値の
最小値、すなわち、前記接続損失LTotal を最小とする
セットずれ量(xOPT ,yOPT )を求めるには式(数
1)をx,yで偏微分し、極値となる点を求めればよ
い。したがって、
【0047】 dLTotal /dr≒[(∂/∂x)(LTotal )+(∂/∂y)(LTotal ) ]=0・・・・・(5)
【0048】の条件により、次式(6)に帰着する。
【0049】 (ΣΔxi +N・x)+(ΣΔyi +N・y)=0・・・・・(6)
【0050】ここで、Nは連続部の数、Δxi ,Δyi
は独立した定数であるから、(5)=0となるxOPT
OPT は(7),(8)式で示される。
【0051】XOPT =ΣΔxi /N・・・・・(7)
【0052】YOPT =ΣΔyi /N・・・・・(8)
【0053】ここで、式(7),(8)に注目すると、
これらの値は、それぞれ前記光導波路13のピッチを基準
としたときの各光導波路13に対向する光ファイバ4a〜
4dのX方向とY方向のピッチずれ量の平均値となって
いることが分かる。したがって、前記X方向とY方向の
ピッチずれ量の平均値が零となるようにX方向とY方向
の移動量を決定すれば本実施例における前記光導波路チ
ップ1の各光導波路13と対向する各光ファイバ4a〜4
dの接続損失の合計値を最小にするための第1の移動量
を導くことができるのである。
【0054】そこで、本実施例では、第1の移動量決定
部33は、前記ピッチずれ量算出部31により求めた前記X
方向のピッチずれ量とY方向のピッチずれ量の算出結果
を受けて、X方向のピッチずれ量の平均値とY方向のピ
ッチずれ量の平均値が共に零となるように移動するとき
の、X方向とY方向の移動量をそれぞれ求めて、第1の
移動量として決定することにしている。
【0055】X・Y方向移動量決定部32の第2の移動量
決定部34は、第1の移動量決定部33により決定した第1
の移動量だけX方向とY方向のそれぞれに光導波路チッ
プ1と光ファイバブロック5とを相対的に移動したとき
(すなわち、前記ピッチずれ量算出部31により求めたX
方向のピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ量の
平均値が共に零となるように、光導波路チップ1と光フ
ァイバブロック5とを相対的に仮調心移動したとき)
の、対向する光導波路13と光ファイバ4a〜4dとのピ
ッチずれ量をそれぞれ前記X方向とY方向について求め
て仮調心位置ピッチずれ量とし、この仮調心位置ピッチ
ずれ量のうち、ピッチずれ量が正の値で最大となる正の
最大ピッチずれ量の絶対値と、ピッチずれ量が負の値で
その絶対値が最大となる負の最大ピッチずれ量の絶対値
とが等しくなるように移動するときの移動量を求めて第
2の移動量として決定するものである。
【0056】一般に、対向する各光導波路13と各光ファ
イバ4a〜4dとの組み合わせを考えたときに、各組み
合わせのうち、その接続損失が最大となる(最悪の)組
み合わせの接続損失をできるだけ小さく設定することが
望まれていることが多い。そこで、本出願人は、上記の
ように、ピッチずれ量が正の値で最大となる正の最大ピ
ッチずれ量の絶対値とピッチずれ量が負の値でその絶対
値が最大となる負の最大ピッチずれ量の絶対値が等しく
なるようにすれば、上記最悪の組み合わせのピッチずれ
量が正の方向と負の方向の両方に均されたような状態と
なり、ピッチずれ量の絶対値に起因する接続損失を小さ
くすることを可能とすることを考え、そのための初期状
態からの移動量を第2の移動量として算出することにし
た。
【0057】以上のようにして、第1の移動量と第2の
移動量が求められ、そのいずれか一方側の値が前記移動
選択手段(図示せず)により選択されて微動ステージ19
に加えられることになる。そして、微動ステージ19はX
・Y方向移動量決定部32から加えられる第1又は第2の
移動量の値を受けて、加えられたX方向の値だけ光ファ
イバブロック5をX方向に移動し、また、加えられたY
方向の値だけ光ファイバブロック5をY方向に移動す
る。
【0058】本実施例の装置は以上のように構成されて
おり、次にこの装置を用いて光導波路チップ1の光導波
路13と光ファイバブロック5の光ファイバ4a〜4dを
一括調心する動作について具体的に説明する。例えば、
図3の(a)に示すように、光ファイバブロック5の端
面12に、各光ファイバ4a〜4dの端面15a〜15dが露
出しており、一方、図3の(b)に示すように、光導波
路チップ1の端面11に、各光導波路13の端面7a〜7d
が露出しているとする。このような端面12,11のデータ
は予め測定等により求めてメモリ部30に与えておく。
【0059】そして、平均傾き方向算出部38により、前
記端面12,11のデータに基づいて、直線回帰により、端
面12に露出する光ファイバ4a〜4d(端面15a〜15
d)の平均傾き方向と、端面11に露出する各光導波路13
(端面7a〜7d)の平均傾き方向とが、それぞれ、線
A、線Bのように求められ、また、線AがX軸となす角
度θ2 および線BがX軸となす角度(θ1 =0)が求め
られ、これらのデータが回転移動量決定部39に加えられ
る。
【0060】そうすると、回転移動量決定部39により、
前記光ファイバ4a〜4dの平均傾き方向(線A)と光
導波路13の平均傾き方向(線B)とが一致するように、
光導波路チップ1と光ファイバブロック5とを相対的に
回転移動するときの回転移動量が求められ、本実施例の
ように、光導波路13の平均傾き方向線BとX軸とのなす
角度が零のときには、前記回転移動量は、光ファイバ4
a〜4dの平均傾き方向線AとX軸とのなす角度θ2
して求められ、この値が微動ステージ19に加えられる。
【0061】そして、微動ステージ19により、前記角度
θ2 だけ、光ファイバブロック5が光導波路チップ1に
対して相対的に回転移動させられ、それにより、例え
ば、図4に示すように、前記線Aと線Bとが一致するこ
とになる。なお、前記回転移動量決定部39により決定し
た回転移動量の値はピッチずれ量算出部31にも加えられ
る。
【0062】ピッチずれ量算出部31は、回転移動量決定
部39から加えられる回転移動量に基づいて、前記メモリ
部30に与えられている光ファイバブロック5の端面12の
データを回転させたときの、回転後の各光導波路13に対
向する各光ファイバ4a〜4dのピッチずれ量の算出動
作を行う。例えば、図4に示すように、前記回転移動後
の、光導波路13の端面7aを基準としたときの各光ファ
イバ4a〜4dの端面15a〜15dのX方向のピッチ間隔
が、それぞれ、0.251 μm,502 μm,755 μmであっ
たとすると、光導波路13の端面7a〜7dのピッチが25
0 μmであることから、光導波路13のピッチを基準とし
たときの各光導波路13に対向する光ファイバ4a〜4d
のピッチずれ量(端面7a〜7dに対する端面15a〜15
dのピッチずれ量)は、順に、0μm,+1μm,+2
μm,+5μmとして求められ、これらの値がX方向の
各ピッチずれ量としてX・Y方向移動量決定部32に加え
られる。
【0063】また、Y方向の各ピッチずれ量も、ピッチ
ずれ量算出部31により、上記X方向のピッチずれ量の算
出と同様にして求められ、求めた結果が、同様にX・Y
方向移動量決定部32に加えられる。なお、説明を簡略化
するために、以下、前記回転移動後のY方向の各ピッチ
ずれ量はいずれも0μmと仮定して、本実施例の以下の
動作を説明する。
【0064】X・Y方向移動量決定部32では、まず、第
1の移動量決定部33により、前記ピッチずれ量算出部31
により求めたX方向のピッチずれ量の平均値とY方向の
ピッチずれ量の平均値とが求められ、第1の移動量とし
て決定される。具体的には、上記のように、X方向のピ
ッチずれ量が、それぞれ、0μm,+1μm,+2μ
m,+5μmのときには、X方向のピッチずれ量の平均
値XOPT は、XOPT =(0+1+2+5)/4=2μm
として求められ、Y方向のピッチずれ量の平均値YOPT
も同様にして求められ、Y方向のピッチずれ量がないと
きには、YOPT は0となる。
【0065】そして、光導波路チップ1の各光導波路13
と光ファイバブロック5の各光ファイバ4a〜4dの接
続損失の合計値が最小となるように光導波路13と光ファ
イバ4a〜4dの調心を行うときには、前記移動量選択
手段(図示せず)により、第1の移動量決定部33により
決定した第1の移動量の値が選択されて微動ステージ19
に加えられ、微動ステージ19により、前記第1の移動量
(XOPT ,YOPT )=(2μm,0)だけ、光ファイバ
ブロック5が光導波路チップ1に対して相対的に移動さ
せられる。
【0066】なお、前記式(1)の比例係数Kを波長1.
3 μm帯で標準的な値である0.15に仮定すると、対向す
る光導波路13と光ファイバ4a〜4dの各接続損失は、
初期の状態においては、順に、0dB,0.15dB,0.60
dB,3.75dBとなり、これらの接続損失の合計値は4.
50dBとなるが、第1の移動量だけ移動させた後の接続
損失は、順に、0.60dB,0.15dB,0dB,1.35dB
となり、これらの接続損失の合計値は2.10dBとなり、
接続損失の合計値は半減する。
【0067】実際に、光源8a,8cから光を入射さ
せ、光パワーメータ9a〜9dにより、対向する各光導
波路13と各光ファイバ4a〜4dとの接続損失を測定し
たところ、上記計算結果と同様の値を得ることが確認さ
れ、対向する光導波路13と光ファイバ4a〜4dの組み
合わせごとの接続損失の合計値は、従来に比べて格段に
小さくできることが確認された。
【0068】一方、各対向する光導波路13と光ファイバ
4a〜4dとの組み合わせのうち、軸ずれ量が最大とな
り、接続損失が最大となる組み合わせの接続損失ができ
るだけ小さくなるように光導波路13と光ファイバ4a〜
4dを調心するときには、前記移動量選択手段16によ
り、第2の移動量が選択され、このときには、以下のよ
うにして、第2の移動量決定部34により第2の移動量が
求められる。
【0069】まず、前記第1の移動量決定部33により決
定した第1の移動量だけ、光ファイバブロック5を光導
波路チップ1に対して相対移動させて仮調心移動したと
きの対向する光導波路13と光ファイバ4a〜4dとのピ
ッチずれ量(端面7a〜7dと端面15a〜15dとの各ピ
ッチずれ量)がそれぞれ、X方向とY方向について求め
られ、この値が仮調心位置ピッチずれ量とされる。
【0070】具体的には、前記のように、各光導波路13
に対する各光ファイバ4a〜4dのピッチずれ量(端面
7a〜7dに対する端面15a〜15dのピッチずれ量)
が、順に、0μm,+1μm,+2μm,+5μmであ
ったときに、前記第1の移動量決定部33により決定した
第1の移動量(2μm)だけ光ファイバブロック5を光
導波路チップ1に対して相対的に移動させると、移動後
のピッチずれ量は、順に、−2μm,−1μm,0μ
m,+3μmというように求められ、この値が仮調心位
置ピッチずれ量とされる。
【0071】次に、仮調心位置での対向する各光導波路
13と各光ファイバ4a〜4dとのX方向の軸ずれ量(端
面7a〜7dと端面15a〜15dとのずれ量)に注目する
と、端面7aと端面15aから順に、−2μm,−1μ
m,0μm,+3μmとなり、これらのピッチずれ量の
うち、ピッチずれ量が正の値で最大となる正の最大ピッ
チずれ量は+3μmとなり、この絶対値は3となり、一
方、前記ピッチずれ量のうち、ピッチずれ量が負の値で
最大となる負の最大ピッチずれ量は−2μmとなり、こ
の絶対値は2となることが分かる。
【0072】そこで、これらの絶対値3と2の平均を取
ると、2.5 となり、したがって、前記正の最大ピッチず
れ量の値が2.5 μmとなり、負の最大ピッチずれ量の値
が−2.5 μmとなるようにすれば、正の最大ピッチずれ
量の絶対値と負の最大ピッチずれ量の絶対値とが等しく
なることが分かり、そのためには、前記仮調心位置から
光ファイバブロック5を光導波路チップ1に対して0.5
μm相対的に移動すればよいことが分かる。したがっ
て、前記第1の移動量決定部33により求めた+2μmに
この+0.5 μmを加えれば、初期状態からの移動量が求
まり、第2の移動量決定部34は、この値(2.5 μm)を
第2の移動量として決定し、微動ステージ19に加える。
【0073】そして、微動ステージ19が、前記回転移動
後の状態から、第2の移動量決定部34により決定された
移動量だけ光ファイバブロック5を光導波路チップ1に
対して相対的に移動させる。そうすると、移動後の、各
光導波路13と各光ファイバ4a〜4dとの軸ずれ量(各
端面7a〜7dと端面15a〜15dの各ずれ量)は、端面
7aと端面15aとの組み合わせ側から順に、−2.5 μ
m, −1.5 μm, −0.5μm, +2,5 μmとなり、各接
続損失は、順に、0.94dB,0.34dB,0.04dB,0.94
となり、対向する光導波路13と光ファイバ4a〜4dと
の組み合わせごとの接続損失のうち、接続損失が最も大
きいものでも0.94dBとなり、前記仮調心位置での対向
する光導波路13と光ファイバ4a〜4dとの組み合わせ
の接続損失のうち最大となるものの接続損失が1.35dB
となるのに比べ、非常に小さくなることが分かる。
【0074】また、第2の移動量決定部34による移動後
も、実際に、光源8a,8cから光ファイバ2a,2c
に光を入射させ、各光導波路13と対向する各光ファイバ
4a〜4dの接続損失を光パワーメータ9a〜9dによ
り受光して確認したところ、上記計算結果と同様の結果
が得られ、接続損失が最大となる光導波路と光ファイバ
(端面7aと15a、端面7dと15dの各組み合わせ)の
接続損失は、前記仮調心後の接続損失が最大となる組み
合わせの光導波路と光ファイバ(端面7dと15dの接続
損失よりも小さくなり、調心前のものに比べると、対向
する光導波路13と光ファイバ4a〜4dとの組み合わせ
のうち、接続損失が最大となる組み合わせの接続損失は
極めて小さいものとなった。
【0075】なお、上記説明においては、前記回転移動
量決定部39により決定した回転移動量だけ、光ファイバ
ブロック5を光導波路チップ1に対して移動させたとき
に、光導波路13と光ファイバ4a〜4dとのY軸方向の
ずれがないものと仮定して説明したが、例えば、図4に
示すように、光導波路13の端面7a〜7dと、光導波路
13と対向する光ファイバ4a〜4dの端面15a〜15d
は、Y軸方向にもずれが生じているときには、上記X軸
方向の調心と同様に、Y軸方向についても調心が行われ
る。
【0076】本実施例によれば、上記動作により、回転
移動量決定部39により決定された回転移動量に基づい
て、光導波路チップ1の端面11に露出している光導波路
13の端面7a〜7dの平均傾き方向と光ファイバブロッ
ク5の端面12に露出している光ファイバ4a〜4dの端
面15a〜15dの平均傾き方向とが一致するような回転移
動量が決定されるために、この回転移動量に基づいて前
記端面7a〜7dの平均傾き方向と端面15a〜15dの平
均傾き方向とを一致させることにより、Y軸方向のピッ
チずれ量のばらつきを小さくすることができる。
【0077】また、本実施例によれば、上記動作の後
に、X・Y方向移動量決定部32により、光導波路チップ
1に対する光ファイバブロック5のX方向の相対移動量
とY方向の相対移動量とが決定されるが、この移動量
は、第1の移動量決定部33により決定した第1の移動量
と第2の移動量決定部34により決定した第2の移動量の
いずれか一方側が選択される。そして、この選択によ
り、第1の移動量が選択されたときには、光導波路13の
ピッチを基準としたときの各光導波路13に対向する各光
ファイバ4a〜4dのピッチずれ量のX方向とY方向の
各平均値が共に零となり、各光導波路13と各光ファイバ
4a〜4dの接続損失値の合計値が最小となるような移
動量が第1の移動量として決定され、この移動量だけ光
ファイバブロック5の光導波路チップ1に対する相対移
動が行われるために、このときには、対向する光導波路
13と光ファイバ4a〜4dの組み合わせごとの接続損失
の合計値が最小となるように的確な調心を行うことがで
きる。
【0078】また、前記X・Y方向移動量決定部32によ
り、第2の移動量が選択されたときには、前記第1の移
動量だけ光ファイバブロック5を光導波路チップ1に対
して相対的に移動させたときの光導波路13と光ファイバ
4a〜4dとのピッチずれ量が仮調心位置ピッチずれ量
とされ、この仮調心位置ピッチずれ量のうち、ピッチず
れ量が正の値で最大となる正の最大ピッチずれ量の絶対
値とピッチずれ量が負の値でその絶対値が最大となる負
の最大ピッチずれ量の絶対値とが等しくなるような移動
量が第2の移動量として決定されるために、対向する光
導波路13と光ファイバ4a〜4dとの組み合わせのう
ち、軸ずれ量の絶対値が極端に大きくなる組み合わせが
生じることはなく、したがって、軸ずれ量の絶対値に起
因する接続損失の大きさが極端に大きくなる組み合わせ
が生じることはなく、光導波路チップ1の光導波路13と
光ファイバブロック5の光ファイバ4a〜4dとの一括
調心を的確に行うことができる。
【0079】したがって、本実施例によれば、第1の移
動量決定部33により求めた第1の移動量に基づいて光フ
ァイバブロック5の移動を行ったときにも、第2の移動
量決定部34により求めた第2の移動量に基づいて光ファ
イバブロック5の移動を行ったときにも、従来のように
対向する光導波路13と光ファイバ4a〜4dとの組み合
わせごとの光損失(接続損失)のうち、接続損失が極端
に大きくなる組み合わせが生じたり、組み合わせごとの
接続損失の合計が大きくなりすぎたりすることはなく、
光導波路13と光ファイバ4a〜4dとを的確に一括調心
することができる。
【0080】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、図4に示したように、光導波路チップ1の
端面12に露出する各光導波路13の端面7a〜7dの平均
傾き方向と光ファイバブロック5の端面11に露出する光
ファイバ4a〜4dの端面15a〜15dの平均傾き方向と
をそれぞれ直線回帰により求め、この端面7a〜7dの
平均傾き方向と端面15d〜15dの平均傾き方向とが一致
するように光ファイバブロック5を光導波路チップ1に
対して相対的に回転移動したが、直線回帰により上記各
平均傾き方向を求める代わりに、例えば、光ファイバ4
a〜4dのうち、両端側の光ファイバ4a,4dの端面
15a,15dを結んだ線と光導波路13の端面7aと7dと
を結んだ線とを一致させるようにしても構わないし、こ
のような傾き方向を合わせる動作は省略することもでき
る。
【0081】さらに、上記実施例では、X・Y方向移動
量決定部32に、第1の移動量決定部33と第2の移動量決
定部34の両方を設け、移動量選択手段(図示せず)によ
り、第1の移動量決定部33で決定した第1の移動量と第
2の移動量決定部34で決定した第2の移動量のうち、い
ずれか一方側を選択し、選択した移動量だけ微動ステー
ジ19を移動させるようにしたが、第1の移動量だけ微動
ステージ19を移動させた後に、場合によって、第2の移
動量から第1の移動量を差し引いた移動量だけ微動ステ
ージ19を移動させるようにしてもよい。また、第2の移
動量決定部34は省略し、第1の移動量決定部33により決
定した第1の移動量だけ微動ステージ19を移動させるよ
うに構成することもできる。
【0082】さらに、上記実施例では、光ファイバブロ
ック5の端面12に露出している光ファイバ4a〜4dの
端面15a〜15dの位置データや光導波路チップ1の端面
11に露出している光導波路端面7a〜7dの位置データ
を予め測定する等して求め、メモリ部30に格納するよう
に構成したが、上記各端面位置データは、調心を行うご
とにその都度測定して求め、この測定データに基づいて
調心を行うようにしても構わない。
【0083】さらに、上記実施例では、光導波路13の7
aと光ファイバ4aの端面15aとのX方向の軸ずれ量が
零である例について述べたが、端面7aと端面15aとの
軸ずれが生じているときには、例えば、端面7aと15a
とを完全に調心し、この調心前と調心後とのずれ量を記
憶しておき、その後に、第1の移動量決定部33により決
定した第1の移動量から前記調心前と調心後とのずれ量
を差し引いた値(第1の移動量−端面7aと15aとの調
心前と調心後とのずれ量)だけ微動ステージ19を移動さ
せて、光ファイバブロック5を光導波路チップ1に対し
て相対的に移動するようにしてもよい。
【0084】さらに、上記実施例では、光ファイバブロ
ック5側に微動ステージ19を設け、微動ステージ19を微
動させて光ファイバブロック5を微動することにより、
光ファイバブロック5を光導波路チップ1に対して相対
移動するように構成したが、光導波路チップ1側に微動
ステージ等を設けて光導波路チップ1側を微動させて光
ファイバブロック5に対して相対移動させてもよく、光
導波路チップ1と光ファイバブロック5との両方を微動
させて相対移動するように構成しても構わない。
【0085】さらに、上記実施例では、光導波路13の出
射側の端面7a〜7dと光ファイバ4a〜4dとの調心
を行ったが、同様に、光導波路13の入射側の端面10a〜
10dと光ファイバ2a〜2dとの調心を行うようにして
もよい。
【0086】さらに、導波路チップ1に形成される光導
波路1の導波路パターンや光導波路13の数および光ファ
イバブロック3,5に配列する光ファイバ2,4の本数
等は特に限定されるものではなく、様々な導波路パター
ンの光導波路13や様々な本数の光ファイバ2,4との調
心に本発明の光導波路と光ファイバの調心方法は適用さ
れるものである。
【0087】さらに、光ファイバブロック3や光ファイ
バブロック5に配列される光ファイバ2,4はシングル
モードファイバでも多モードファイバでもどちらでもよ
く、光導波路13の単一モード導波路でも多モード導波路
でも構わない。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、本第1、第2の発明に
おいては、光導波路のピッチを基準としたときの各光導
波路に対向する各光ファイバのピッチずれ量の平均値が
X方向とY方向について共に零となるように、光導波路
部品と光ファイバ配列部品の少なくとも一方側を相対移
動することにより、光導波路部品の各光導波路と光ファ
イバ配列部品の各光ファイバの接続損失の合計値を最小
とすることが可能となり、一方、本第3の発明において
は、上記第1、第2の発明と同様に光導波路部品と光フ
ァイバ配列部品とを相対移動したときの対向する光導波
路と光ファイバとのピッチずれ量の絶対値の最大値が最
小となるように光導波路部品と光ファイバ配列部品の少
なくとも一方側を相対移動することにより、対向する光
導波路と光ファイバとの組み合わせのうち、接続損失が
最大となる組み合わせの接続損失を最小とすることが可
能となる。
【0089】したがって、本発明によれば、上記第1、
第2の発明においても、第3の発明においても、対向す
る光導波路と光ファイバとの組み合わせごとの接続損失
のうち、接続損失が極端に大きくなる組み合わせが生じ
たり、組み合わせごとの接続損失の合計が大きくなりす
ぎたりすることはなく、光導波路と光ファイバとを的確
に一括調心することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光導波路と光ファイバの調心方
法に基づいて調心を行う装置の一例を示す構成図であ
る。
【図2】上記実施例の調心制御部を示すブロック構成図
である。
【図3】光ファイバブロック5の端面12に露出している
光ファイバ4a〜4dの端面15a〜15dおよびその平均
傾き方向と、光導波路チップ1の端面11に露出している
光導波路13の端面7a〜7dおよびその平均傾き方向を
示す説明図である。
【図4】光導波路チップ1の端面11と光ファイバブロッ
ク5の端面12との重ね合わせ状態例を示す説明図であ
る。
【図5】光ファイバブロック5に配列された光ファイバ
の端面15a〜15dの配列状態例を示す説明図である。
【図6】光導波路デバイスの一例を示す説明図である。
【図7】従来の光導波路と光ファイバとの調心方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
4a〜4d 光ファイバ 5 光ファイバブロック 7a〜7d,15a〜15d 端面 13 光導波路 31 ピッチずれ量算出部 32 X・Y方向移動量決定部 33 第1の移動量決定部 34 第2の移動量決定部 38 平均傾き方向算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 史朗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 南野 正幸 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 森中 彰 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 工藤 一樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路部品に所定のピッチ間隔で配列
    した複数の光導波路と、光ファイバ配列部品に前記光導
    波路のピッチ間隔に対応したピッチ間隔で配列した複数
    の光ファイバとを対向配置し、対向する各光導波路と各
    光ファイバとを一括して調心する光導波路と光ファイバ
    の調心方法であって、光導波路のピッチを基準としたと
    きの各光導波路に対向する各光ファイバのピッチずれ量
    をそれぞれ光導波路と光ファイバの光軸に直交するX−
    Y平面のX方向とY方向について求め、求めたX方向の
    ピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ量の平均値
    が共に零となるように光導波路部品と光ファイバ配列部
    品の少なくとも一方側を相対移動することにより光導波
    路部品の各光導波路と光ファイバ配列部品の各光ファイ
    バの接続損失値の合計値を最小とすることを特徴とする
    光導波路と光ファイバとの調心方法。
  2. 【請求項2】 光導波路部品に所定のピッチ間隔で配列
    した複数の光導波路と、光ファイバ配列部品に前記光導
    波路のピッチ間隔に対応したピッチ間隔で配列した複数
    の光ファイバとを対向配置し、対向する各光導波路と各
    光ファイバとを一括して調心する光導波路と光ファイバ
    の調心方法であって、光導波路部品の接続端面に露出す
    る各光導波路の平均傾き方向と光ファイバ配列部品の接
    続端面に露出する光ファイバの平均傾き方向とをそれぞ
    れ直線回帰により求め、然る後にこの光導波路の平均傾
    き方向と光ファイバの平均傾き方向とが一致するように
    光導波路部品と光ファイバ配列部品の少なくとも一方側
    に相対的に回転移動し、然る後に光導波路のピッチを基
    準としたときの各光導波路に対向する各光ファイバのピ
    ッチずれ量をそれぞれ光導波路と光ファイバの光軸に直
    交するX−Y平面のX方向とY方向について求め、求め
    たX方向のピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ
    量の平均値が共に零となるように光導波路部品と光ファ
    イバ配列部品の少なくとも一方側を相対移動することに
    より光導波路部品の各光導波路と光ファイバ配列部品の
    各光ファイバの接続損失値の合計値を最小とすることを
    特徴とする光導波路と光ファイバとの調心方法。
  3. 【請求項3】 光導波路部品に所定のピッチ間隔で配列
    した複数の光導波路と、光ファイバ配列部品に前記光導
    波路のピッチ間隔に対応したピッチ間隔で配列した複数
    の光ファイバとを対向配置し、対向する各光導波路と各
    光ファイバとを一括して調心する光導波路と光ファイバ
    の調心方法であって、光導波路のピッチを基準としたと
    きの各光導波路に対向する各光ファイバのピッチずれ量
    をそれぞれ光導波路と光ファイバの光軸に直交するX−
    Y平面のX方向とY方向について求め、求めたX方向の
    ピッチずれ量の平均値とY方向のピッチずれ量の平均値
    が共に零となるように光導波路部品と光ファイバ配列部
    品とを相対的に仮調心したときの対向する光導波路と光
    ファイバとのピッチずれ量をそれぞれ前記X方向とY方
    向について求めて仮調心位置ピッチずれ量とし、該仮調
    心位置ピッチずれ量のうちピッチずれ量が正の値で最大
    となる正の最大ピッチずれ量の絶対値とピッチずれ量が
    負の値でその絶対値が最大となる負の最大ピッチずれ量
    の絶対値とが等しくなるように光導波路部品と光ファイ
    バ配列部品の少なくとも一方側を相対移動することを特
    徴とする光導波路と光ファイバの調心方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014145979A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Fujitsu Ltd 光コネクタの製造方法、光コネクタ製造装置、及び光コネクタ
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WO2015025629A1 (ja) * 2013-08-23 2015-02-26 株式会社フジクラ 光ファイバの調心装置、接続装置、調心方法、および接続方法

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