JP2002131566A - 光導波路間隔変換部を有する光部品、光回路及び光回路製造方法 - Google Patents

光導波路間隔変換部を有する光部品、光回路及び光回路製造方法

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JP2002131566A
JP2002131566A JP2000322139A JP2000322139A JP2002131566A JP 2002131566 A JP2002131566 A JP 2002131566A JP 2000322139 A JP2000322139 A JP 2000322139A JP 2000322139 A JP2000322139 A JP 2000322139A JP 2002131566 A JP2002131566 A JP 2002131566A
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Motochika Ishii
元速 石井
Arata Kamei
新 亀井
Akihiro Takagi
章宏 高木
Yasuhiro Hida
安弘 肥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路の本数が多い場合でも、接続損失を
増加させることなく光部品を作製することを可能とする
光部品の構造を提供する点にある。 【解決手段】 基板上に形成され、少なくとも2本以上
の光導波路113を含む入力導波路群111又は出力導
波路群の少なくとも一方を有する光部品において、入力
導波路群111及び出力導波路群の中の隣り合う光導波
路113は、入力端又は出力端の近傍で平行ではないあ
る角度をなし、光導波路113同士の間隔は入力端又は
出力端に近づくにつれて広く又は狭く形成されている光
導波路間隔変換部116を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路間隔変換
部を有する光部品、光回路及び光回路製造方法に関す
る。例えば、光通信などの分野に適用される光部品に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】基板上に作製された光導波路から成る光
回路は、その光学特性を測定、あるいはその光回路を実
用化する場合に、信号のインターフェースとして入出力
部に光ファイバを接続する。この際、接続部での損失を
抑えるため、光導波路と光ファイバの光軸は高精度に合
致させて接続することが必要となる。
【0003】例えば、1.3μm零分散シングルモード
ファイバと光導波路を接続する場合、0.1dB以下の
接続損失を得るためには、ファイバと光導波路のモード
フィールドが一致しているときでさえ、両者の光軸ズレ
が1μm以下になるように接続する必要がある。複数本
の光導波路と光ファイバを接続する場合、隣接する光導
波路の間隔及び整列されている光ファイバの間隔も、高
精度に制御され、両者が一致するように作製する必要が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接続する光導
波路・光ファイバの本数が多くなると、角度や間隔のズ
レが累積するため、作製精度が無視できなくなってく
る。図4は従来の技術を説明するために概略図である。
入力導波路群411のなかの光導波路413はフォトリ
ソグラフィ技術を用いて作製することによって、光導波
路間隔dを設計通りの値に作製することが可能である。
しかし、ファイバ部品を接続する光導波路の入力端は切
断・研磨され、この際にわずかな角度ずれθが生じる。
この角度ずれによって生じる間隔ずれδwは次式で与え
られる。
【0005】
【数1】
【0006】一方、入力ファイバ部品421の光ファイ
バ423の間隔は、光ファイバ423の整列精度及び端
面を切断・研磨する際の角度ずれによって、導波路間隔
dから僅かなずれが生じる。ここで、i番目の間隔ずれ
をδfiとする。通常、間隔ずれδw、δfiは0.1μm
以下であり、接続損失に与える影響は十分小さい。
【0007】しかし、光導波路の本数nが増えるに連れ
て、δw、δfiのずれが累積してくるため、接続損失に
与える影響を無視できなくなるという問題がある。角度
ずれθに着目してみると、例えば光導波路間隔を250
μmで、角度ずれθが0.6度であった場合、光導波路
の本数nが16のとき、接続損失は、0.01dB以下
と十分小さいのに対して、光導波路の本数nが128の
とき、接続損失は0.1dB以上となり、無視できなく
なる。
【0008】また、ファイバ部品の間隔ずれδfiに着目
してみると、例えばが間隔ずれδfiが0.01μmであ
った場合、nが100芯を越えると累積ピッチずれΣδ
fiは1μmを越えてるため、その接続損失が無視できな
くなる。従って、多芯の光導波路と光ファイバを接続す
る場合には、僅かな作製誤差であっても大きな接続損失
につながるため、従来の技術では対応できないという問
題があった。本発明の目的は、上述した従来の問題点を
解決し、光導波路の本数が多い場合でも、接続損失を増
加させることなく光部品を作製することを可能とする光
部品の構造を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の請求項1に係る光部品は、基板上に形成され、少
なくとも2本以上の光導波路を含む入力導波路群又は出
力導波路群の少なくとも一方を有する光部品において、
入力導波路群及び出力導波路群の中の隣り合う光導波路
は、入力端又は出力端の近傍で平行ではないある角度を
なし、光導波路同士の間隔は入力端又は出力端に近づく
につれて広く又は狭く形成されている光導波路間隔変換
部を有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成する本発明の請求項2に係
る光部品は、基板上に形成され、少なくとも2本以上の
光導波路を含む入力導波路群又は出力導波路群の少なく
とも一方を有する光部品において、入力導波路群及び出
力導波路群を構成する光導波路は、入力端又は出力端の
近傍で階段構造を有し、各階段の前後で隣り合う導波路
は平行であり、階段と階段の間の平行な部分における光
導波路同士の間隔は、入力端又は出力端に近づくにつれ
て広く又は狭く形成されている光導波路間隔変換部を有
することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成する本発明の請求項3に係
る光部品は、請求項1又は2に記載の光部品であって、
前記光導波路間隔変換部の形状が線対称であることを特
徴とする。
【0012】上記目的を達成する本発明の請求項4に係
る光部品は、請求項1又は2に記載の光部品であって、
前記導波路群の一番外側に当たる2つの光導波路の一つ
を第1の光導波路とし、もう一つを第2の光導波路とし
たとき、前記光導波路間隔変換部を入力端又は出力端に
平行な任意の直線で切ったとき、隣り合う光導波路の間
隔が前記第1の光導波路から前記第2の導波路に向かっ
て増大することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成する本発明の請求項5に係
る光回路は、請求項1,2,3又は4に記載の光部品
と、前記光部品とは異なる基板に光ファイバを整列して
なる光ファイバ部品が前記入力群又は前記出力導波路群
と前記光ファイバの光路が一致するように接続固定され
たことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成する本発明の請求項6に係
る光回路製造方法は、請求項1,2,3又は4に記載の
前記光部品に、導波路群を挟む少なくとも1対のマーカ
を、その位置がマーカ間を結ぶように引いた線分上で測
った導波路の間隔を示すように配置する工程と、前記マ
ーカに基づいて入力用導波路又は出力用導波路を切断又
は研磨する工程と、前記入力導波路群又は前記出力導波
路群と光ファイバ部品の光路が一致するように接続固定
する工程からなることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成する本発明の請求項7に係
る光回路製造方法は、請求項2に記載の前記光部品に、
導波路群を挟む少なくとも1対のマーカを、その位置が
マーカ間を結ぶように引いた線分上で測った導波路の間
隔を示し、かつマーカ間を結ぶように引いた線分と導波
路の交点と階段との位置関係を示すように配置する工程
と、前記マーカに基づいて入力用導波路又は出力用導波
路を切断又は研磨する工程と、前記入力導波路群又は前
記出力導波路群と光ファイバ部品の光路が一致するよう
に接続固定する工程からなることを特徴とする。
【0016】〔作用〕本発明によれば、光導波路の入力
導波路群又は出力導波路群の光導波路間隔が光導波路の
入力端又は出力端へ近づくにつれて所望の角度で広く又
は狭くなるように作製されているため、作製された光フ
ァイバの間隔に合う位置で光導波路の端面を切り出すこ
とによって、入出力導波路群の導波路間隔と光ファイバ
部品の光ファイバ間隔を一致させることが可能である。
また、光導波路間隔の変化が階段状に変化することによ
って、光導波路の端面で切り出す位置が設定しやすくな
る。
【0017】また、光導波路間隔に対応した切断用マー
カを具備し、切断用マーカを基準として、入力導波路又
は出力導波路を切断、又は研磨して光導波路を形成する
ことによって、切断位置の設定、及び端面の角度制御が
容易となり、加工精度が向上する。入・出力導波路群の
入・出力端での角度は接続損失と導波路サイズを考慮し
て、できるだけ浅く、かつ効率的に設計される必要があ
る。
【0018】図1は、この問題を解決する本発明に係る
請求項3の作用を説明するための概略的な構成図であ
る。入力導波路群111が中心線114を軸として線対
称となるように入力端に向かって広がっている。このと
き最も外側の光導波路113の広がり角度φとし、各導
波路113の端面における間隔は等しくなるようにする
と、端面での導波路の累積間隔Dは、次式で表される。
【0019】
【数2】
【0020】ここで、nは導波路の本数、awは導波路
を傾ける前の導波路間隔(図1においてdwは、所望の
導波路間隔dより狭い場合を図示している。)、δw
端面での各導波路間隔のズレi(awとの差)、Lは光
導波路間隔変換部116(傾いた導波路の端面まで)の
距離である。数2からLを適切に選ぶことによって任意
の間隔ずれを設定可能であることがわかる。従って、接
続する入力光ファイバ部品121の累積ピッチずれに対
応する距離Lに端面を形成することによって、接続損失
を抑制することが可能となる。距離Lは次式から求ま
る。
【0021】
【数3】
【0022】実際、距離Lの位置に端面を形成する場
合、入力側切断マーカ131を基準として切断・研磨す
ることによって、容易に端面位置115(距離L及び端
面角度)を設定可能となる。入力側切断マーカ131は
刻み幅x1、x2、…の間隔で形成されている。導波路間
隔d近傍で刻み幅を細かくすることによって端面の位置
精度は向上する。以上より、請求項3の発明によって光
導波路の本数が多い場合でも、接続損失を増大させるこ
となく光部品を作製可能であることが明かである。
【0023】また、光導波路との間隔ずれが光ファイバ
部品の接続端面での角度ずれに起因する場合は、光導波
路の入・出力導波路群の傾きによって、光ファイバ部品
との接続角度が増大し、接続損失が大きくならないよう
に接続する必要がある。図2は、この問題を解決する本
発明に係る請求項4の作用を説明するための概略的な構
成図である。入力導波路群211が端の導波路から反対
の端の導波路に向かって広がり角を大きくするように形
成されている。このとき最も外側の導波路の広がり角度
φとし、各導波路間隔は等しくなるようにすると、端面
での導波路の累積間隔Dは、次式で表される。
【0024】
【数4】
【0025】ここで、nは導波路の本数、dwは導波路
を傾ける前の導波路間隔(図2においてdwは、所望の
導波路間隔dより狭い場合を図示している。)、δw
端面での各導波路間隔のズレ量(dwとの差)、Lは光
導波路間隔変換部216(傾いた導波路の端面まで)の
距離である。数4からLを適切に選ぶことによって任意
の間隔ずれを設定可能であることがわかる。また、接続
する入力光ファイバ部品221の端面ずれをψとし、見
通しを良くするために光ファイバ223の整列ずれは無
いと仮定した場合、間隔ずれδfは、次式で表される。
【0026】
【数5】
【0027】更に、距離Lは次式から求まる。
【0028】
【数6】
【0029】実際、距離Lの位置に端面を形成する場
合、入力側切断マーカ231を基準として切断・研磨す
ることによって、容易に端面位置215(距離L及び端
面角度)を設定可能となる。入力側切断マーカ231は
刻み幅x1、x2、…の間隔で形成されている。導波路間
隔d近傍で刻み幅を細かくすることによって端面の位置
精度は向上する。
【0030】また、光導波路の傾斜角度φがファイバ部
品の角度ずれψの差を小さくする方向に傾けておくこと
によって、接続角度ずれ(φ−ψ)を小さくすることが
可能である。以上より、請求項4の発明によってファイ
バ部品の角度ずれがあり、かつ光導波路の本数が多い場
合でも、接続損失を増大させることなく光部品を作製可
能であることが明かである。以上の作用により、本発明
の目的である、導波路の本数が多い場合でも、接続損失
を増加させることなく光部品を作製することが可能とな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。 〔実施例1〕本実施例は、128chアレイ導波路格子
に128芯ファイバ部品を接続して作製した光部品に関
するものである。図3(a)は、本発明に係る光部品の
実施形態を概略的に示す構成図であり、図3(b)は入
力導波路群311の拡大図である。アレイ導波路格子3
41はシリコン基板上にプレーナ光波回路作製技術を用
いて作製した。
【0032】アレイ導波路格子341の入力導波路群3
11及び出力導波路群312の導波路間隔は入・出力端
に向かって各導波路群の中心を軸として線対称となるよ
うな角度で広げている。その光導波路間隔変換部の角度
は両端の光導波路でθ=tan-1(1/1000)とし
た。入力導波路群311は、図3(b)に示すように光
導波路間隔変換部316の角度が階段状に変化するよう
に形成した。また、アレイ導波路格子341には1mm
ごとに入力側切断用マーカ331と出力側切断マーカ3
32を形成した。
【0033】入力ファイバ部品321、及び出力ファイ
バ部品322はV溝基板上に128本の光ファイバ32
3を整列して作製した。光ファイバの間隔は250μm
とした。作製した入力ファイバ部品321、及び出力フ
ァイバ部品322の累積ピッチずれはそれぞれ+2μ
m、+3μmであった。従って、アレイ導波路格子34
1の入出力端は、入力側切断用マーカ331、出力側切
断用マーカ332でそれぞれのピッチずれに対応する位
置で切断し、研磨した。最後にアレイ導波路格子341
と入力ファイバ部品321、及び出力ファイバ部品32
2は、高精度に光軸を調心した後、接着剤で固定するこ
とによって光部品を作製した。
【0034】作製した光部品の接続過剰損失は0.1d
B以下であり、高精度な接続が実現されてことを確認し
た。本実施例は、光導波路が入力導波路群、及び出力導
波路群の中心を軸として線対称に広がっている構造であ
ったが、入力ファイバ部品、あるいは出力ファイバ部品
の端面に角度ずれがある場合にはその角度ずれの方向に
対応するように入力導波路群、あるいは出力導波路群の
広がりを形成した光導波路を本実施例と同様の手順で接
続することによって、低損失な光部品を実現することが
可能である。
【0035】このように説明したように本発明は、光導
波路部品の入出力端部において、光導波路間隔が端部に
向かって徐々に広がるように構成した点に特徴があり、
従って、本発明によれば、光ファイバ部品の導波路間隔
と精密な位置合わせが可能となる。また、本発明は、前
記光導波路部品の端部を適当な位置で切断することによ
って、所望の端部導波路間隔を得ることが特徴であり、
同様に、光ファイバ部品の導波路間隔と精密な位置合わ
せが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、導波路の本数が多い場合でも、接続損失を増加させ
ることなく光部品を作製することが可能となるという利
点がある。作製された光部品は、多波長の波長合分波
器、あるいは多チャンネルの光スイッチ回路を実現でき
ることから、多チャンネル波長合分波(Wave-length Di
vision Multiplexing:WDM)システムにおいて応用さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る請求項3を示す概略図である。
【図2】本発明に係る請求項4を示す概略図である。
【図3】本発明に係る光部品の実施例を示す概略図であ
る。
【図4】本発明に係る従来技術を示す概略図である。
【符号の説明】
111,211,311,411 入力導波路群 312 出力導波路群 113,213 光導波路 114 中心線 115,215 端面位置 116,216,316 光導波路間隔変換部 121,221,321,421 入力ファイバ部品 322 出力ファイバ部品 123,223,323,423 光ファイバ 131,231,331 入力側切断用マーカ 332 出力側切断用マーカ 341 アレイ導波路格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 章宏 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 肥田 安弘 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA24 CA34 DA04 DA06 2H047 KA03 KA11 KA15 KB09 MA05 TA32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成され、少なくとも2本以上
    の光導波路を含む入力導波路群又は出力導波路群の少な
    くとも一方を有する光部品において、入力導波路群及び
    出力導波路群の中の隣り合う光導波路は、入力端又は出
    力端の近傍で平行ではないある角度をなし、光導波路同
    士の間隔は入力端又は出力端に近づくにつれて広く又は
    狭く形成されている光導波路間隔変換部を有することを
    特徴とする光部品。
  2. 【請求項2】 基板上に形成され、少なくとも2本以上
    の光導波路を含む入力導波路群又は出力導波路群の少な
    くとも一方を有する光部品において、入力導波路群及び
    出力導波路群を構成する光導波路は、入力端又は出力端
    の近傍で階段構造を有し、各階段の前後で隣り合う導波
    路は平行であり、階段と階段の間の平行な部分における
    光導波路同士の間隔は、入力端又は出力端に近づくにつ
    れて広く又は狭く形成されている光導波路間隔変換部を
    有することを特徴とする光部品。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光部品であっ
    て、前記光導波路間隔変換部の形状が線対称であること
    を特徴とする光部品。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の光部品であっ
    て、前記導波路群の一番外側に当たる2つの光導波路の
    一つを第1の光導波路とし、もう一つを第2の光導波路
    としたとき、前記光導波路間隔変換部を入力端又は出力
    端に平行な任意の直線で切ったとき、隣り合う光導波路
    の間隔が前記第1の光導波路から前記第2の導波路に向
    かって増大することを特徴とする光部品。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4に記載の光部品
    と、前記光部品とは異なる基板に光ファイバを整列して
    なる光ファイバ部品が前記入力群又は前記出力導波路群
    と前記光ファイバの光路が一致するように接続固定され
    たことを特徴とする光回路。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4に記載の前記光
    部品に、導波路群を挟む少なくとも1対のマーカを、そ
    の位置がマーカ間を結ぶように引いた線分上で測った導
    波路の間隔を示すように配置する工程と、前記マーカに
    基づいて入力用導波路又は出力用導波路を切断又は研磨
    する工程と、前記入力導波路群又は前記出力導波路群と
    光ファイバ部品の光路が一致するように接続固定する工
    程からなることを特徴とする光回路製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の前記光部品に、導波路
    群を挟む少なくとも1対のマーカを、その位置がマーカ
    間を結ぶように引いた線分上で測った導波路の間隔を示
    し、かつマーカ間を結ぶように引いた線分と導波路の交
    点と階段との位置関係を示すように配置する工程と、前
    記マーカに基づいて入力用導波路又は出力用導波路を切
    断又は研磨する工程と、前記入力導波路群又は前記出力
    導波路群と光ファイバ部品の光路が一致するように接続
    固定する工程からなることを特徴とする光回路製造方
    法。
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