JPH07334232A - 取引媒体補充装置 - Google Patents

取引媒体補充装置

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JPH07334232A
JPH07334232A JP6152918A JP15291894A JPH07334232A JP H07334232 A JPH07334232 A JP H07334232A JP 6152918 A JP6152918 A JP 6152918A JP 15291894 A JP15291894 A JP 15291894A JP H07334232 A JPH07334232 A JP H07334232A
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JP
Japan
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transaction medium
positioning
transaction
cash
coupling
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Pending
Application number
JP6152918A
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English (en)
Inventor
Masahiro Seguchi
正宏 瀬口
Atsushi Mizoguchi
敦士 溝口
Okifumi Hinoto
興史 日戸
Riyuuichi Onomoto
竜一 小野本
Ichiro Kubo
一郎 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、現金を補充するような取引媒体補
充装置の結合動作に異常が観測されるとき、取引処理装
置および取引媒体補充装置相互の事故を防止することが
できる取引媒体補充装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、位置決め手段で被結合装置との結
合位置を検知しながら取引媒体処理部を移動手段でx,
y,z軸方向に移動させて、該取引媒体処理部を被結合
装置に結合制御する。この位置決め・結合時に傾きセン
サや異物検知手段による結合障害検知手段が障害を検知
したとき、制御手段はこの障害検知に基づいて障害を退
避する動作を実行し、位置決め手段が取引媒体処理部に
あることで、位置決め検知と取引媒体処理部の結合との
誤差を少なくして、位置決め・結合の異常を回避する。
さらに、位置決め検知手段が取引媒体処理部フリーヒン
ジの同一軸線上に一致を含めて近接して設けていること
で、位置決め検知と取引媒体処理部の結合との誤差をほ
とんどなくして、位置決め・結合の異常を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、金融機関に
おいて自動預金支払い機や自動支払い機を群管理したと
き、各機に対して現金を補充するように、各種の取引商
品(取引媒体)を取引する取引処理装置に対して補充す
る取引媒体補充装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当出願人は、例えば、自動預金支払い機
や自動支払い機等の取引処理装置を群管理するとき、こ
れらの取引処理装置に対して現金を補充・回収するよう
な取引媒体補充装置を既に開発している(特願平6−5
2471号)。
【0003】上述の取引媒体補充装置は図1に示すよう
に構成している。すなわち、前述の取引処理装置Aはそ
の複数台が整列配置して、その後部の現金収納部1…に
は、現金、すなわち、紙幣を受け渡しするための接続開
口部2を形成し、さらに、該接続開口部2の下部には該
接続開口部2を位置合せするためのガイド手段として、
上下・左右の側面がテーパ面となした凸条のガイドブロ
ック3を取付け、さらにまた、このガイドブロック3の
下部には電源を接続するためのコネクタ4を設け、さら
に、前述の接続開口部2の上部には現金(取引媒体)の
補充装置Bとの位置決めを行なうためのLEDからなる
光源5を備えている。
【0004】前述の現金の補充装置Bの台車6は1個の
前輪7と左右に配した2個の後輪8とによって自走機能
を備え、床面に敷設した誘導用テープ9をセンサ(図
外)で検知して、この誘導用テープ9の誘導により進行
が可能となる。
【0005】前述の取引処理装置Aには紙幣の補充と回
収処理を行なう現金処理部10を載置し、該現金処理部
10はそれ自体がx,y,z軸の3次元方向に移動でき
るようにした移動機構11を介して台車6に支持され
る。
【0006】前述の移動機構11の上辺部には前方(取
引処理装置A側)に延出するL字状の支持枠12の基部
を固定し、該支持枠12の先端には位置決め手段として
の位置検知用センサ13を装着し、該センサ13は取引
処理装置Aの現金収納部1に設けた光源5を検知して位
置決め制御のための検知信号を出力する。
【0007】前述の現金処理部10はその内部に、現
金、ことに紙幣を収納して、これを繰出し、あるいは取
引処理装置Aから紙幣を回収することのできるカートリ
ッジを着脱可能に収納している。
【0008】図2に示すように、前述の取引処理装置A
の現金収納部1の接続面14と接合する現金処理部10
の接続面15には、現金を繰出しおよび回収する接続開
口部16を形成し、さらに、取引処理装置A側の接続開
口部2と位置合せするためのガイド手段として、上下・
左右の側面が、前述のガイドブロック3の対応面と一致
するテーパ面としたガイド凹溝17を形成し、さらに、
上述の接続面15の4隅には該接続面15の接合状態を
検知するスイッチ片18…を配設し、さらにまた、上述
の接続面15の下部の現金処理部10の前面には前述の
取引処理装置Aのコネクタ4と接続される電源用のコネ
クタ19を取付けている。
【0009】このように構成した取引媒体補充装置Bは
現金を補充したり回収したりするときは、位置検知用セ
ンサ13で取引処理装置Aの光源5を検知して移動機構
11を駆動し、現金処理部10をx,y,z軸方向に移
動させながら、ガイドブロック3とガイド凹溝17とを
嵌合させて、取引処理装置Aと現金処理部10との接続
面14,15の接続開口部2,16とを機能として結合
する。
【0010】上述の取引媒体補充装置Bの結合動作にお
いて、台車6が走行する床面の汚れや傷みにより、所定
の位置に停止しない停止位置異常が発生した場合、ある
いは、位置検知用センサ13が強い外乱光の影響を受け
ることにより位置検知に異常が生じ、位置合せに異常が
発生した場合、さらに、接続面14,15に作業者の手
や衣服、あるいはその他の異物を挟み込んだ場合など、
様々な異常条件が想定される。
【0011】上述のような条件下で、取引媒体補充装置
Bの結合動作が継続されると、取引媒体補充装置Bが誤
った部位に接続されることにより、該装置Bまたは取引
処理装置Aの破損、または、取引媒体補充装置Bの倒
壊、挟み込んだ異物の破壊、切断、この事故に基づく取
引媒体補充装置B、取引処理装置Aの相互の破損等を招
き、事故の発生が想定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな取引媒体補充装置の結合動作に異常が観測されると
き、取引処理装置および取引媒体補充装置相互の事故を
防止することができる取引媒体補充装置の提供を目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、自走機能を備えた台車に、取引媒体を被結合
装置に補充する取引媒体処理部を、前記台車に対して
x,y,z軸の3次元方向に移動手段を介して移動可能
に搭載し、前記被結合装置と上記取引媒体処理部との結
合の位置決めを検知する位置決め手段の検知に基づい
て、相互の結合部が結合する方向に前記移動手段を制御
手段で位置決め・結合動作するように制御する取引媒体
補充装置であって、前記取引媒体処理部の位置決め・結
合動作の障害を検知する結合障害検知手段を設け、前記
制御手段に上記結合障害検知手段が障害を検知したこと
に基づいて所定の退避動作を実行する機能を付加した取
引媒体補充装置であることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記結合障害検知手
段を傾きを検知する傾きセンサで構成した取引媒体補充
装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記結合障害検知手
段を結合部の異物挟み込みを検知する異物検知手段で構
成した取引媒体補充装置であることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記結合障害検知手
段を前記位置決め手段の異常を検知する位置決め異常検
知手段で構成した取引媒体補充装置であることを特徴と
する。
【0017】この発明の請求項5記載の発明は、自走機
能を備えた台車に、取引媒体を被結合装置に補充する取
引媒体処理部を、前記台車に対してx,y,z軸の3次
元方向に移動手段を介して移動可能に搭載し、前記被結
合装置と上記取引媒体処理部との結合の位置決めを検知
する位置決め手段の検知に基づいて、相互の結合部が結
合する方向に前記移動手段を制御手段で位置決め・結合
動作するように制御する取引媒体補充装置であって、上
記位置決め手段を取引媒体処理部に設けた取引媒体補充
装置であることを特徴とする。
【0018】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成に併せて、前記取引媒体処理部
と移動手段との間に、取引媒体処理部の結合部を上下・
左右に回動可能に支持するフリーヒンジを設け、前記位
置決め手段を上記フリーヒンジの同一軸線上に一致を含
めて近接して設けた取引媒体補充装置であることを特徴
とする。
【0019】
【作用】この発明の請求項1記載の発明は、位置決め手
段で被結合装置との結合位置を検知しながら取引媒体処
理部を移動手段でx,y,z軸方向に移動させて、該取
引媒体処理部を被結合装置に結合制御する。この位置決
め・結合時に結合障害検知手段が障害を検知したとき、
制御手段はこの障害検知に基づいて障害を退避する動作
を実行する。
【0020】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の作用に併せて、傾きセンサが取引媒
体処理部、あるいは、台車の傾きを検知したとき、制御
手段はこの傾き検知に基づいて障害を退避する動作を実
行する。
【0021】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の作用に併せて、異物検知手段が異物
の挟み込みを検知したとき、制御手段はこの異物検知に
基づいて障害を退避する動作を実行する。
【0022】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の作用に併せて、位置決め異常検知手
段が位置決め手段の異常を検知したとき、制御手段はこ
の異常検知に基づいて障害を退避する動作を実行する。
【0023】この発明の請求項5記載の発明は、位置決
め手段で被結合装置との結合位置を検知しながら取引媒
体処理部を移動手段でx,y,z軸方向に移動させて、
該取引媒体処理部を被結合装置に結合制御する。この位
置決め・結合時に位置決め手段が取引媒体処理部にある
ことで、位置決め検知と取引媒体処理部の結合との誤差
を少なくして、位置決め・結合の異常を回避する。
【0024】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の作用に併せて、位置決め検知手段が
取引媒体処理部フリーヒンジの同一軸線上に一致を含め
て近接して設けていることで、位置決め検知と取引媒体
処理部の結合との誤差をほとんどなくして、位置決め・
結合の異常を回避する。
【0025】
【発明の効果】この発明の請求項1〜4記載の発明は、
取引媒体補充装置の位置決め・結合動作において、台車
が走行する床面の汚れや傷みにより、所定の位置に停止
しない停止位置異常が発生した場合、あるいは、位置検
知用手段が強い外乱光の影響を受けることにより位置検
知に異常が生じ、位置合せに異常が発生した場合、さら
に、取引媒体補充装置の接続面に作業者の手や衣服、あ
るいはその他の異物を挟み込んだ場合など、様々な異常
条件下であっても、これらの異常な条件下であること
を、傾きセンサ、異物検知手段、位置決め異常検知手段
等の結合障害検知手段が検知して、退避動作を実行する
ことで、上述の異常条件下から回避することができる。
【0026】さらに、前述のような異常条件下での結合
動作が継続されると、取引媒体補充装置が誤った部位に
接続されることに基づく取引媒体補充装置または取引処
理装置の破損、または、取引媒体補充装置の倒壊、さら
にまた、挟み込んだ異物の破壊、切断、この事故に基づ
く取引媒体補充装置の破損等を招く等の不測の事故の発
生を防止して安全性を確保することができる。
【0027】この発明の請求項5および6記載の発明
は、位置決め手段を接続面を持った取引媒体処理部に設
けること、さらに、位置決め手段を該取引媒体処理部の
フリーヒンジの軸線上に一致または近接して設けること
により、位置決め誤差が極力なくなるため、結合精度が
高められ、不測の事故発生を防止することができる。
【0028】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はこの発明の取引媒体の補充装置を示し、
この実施例では、金融機関で使用される自動預金支払い
機(ATM)や自動支払い機(CD)などの取引処理装
置20に対して、取引媒体である現金、ことに紙幣の補
充および回収を行なう現金補充装置21を示している。
図3において、上述の現金補充装置21は、自走機能を
備えた台車22に前述の取引処理装置20に紙幣の補充
・回収処理を行なう現金処理部23を載置している。
【0029】前述の取引処理装置20はその複数台が整
列配置して、その後の現金収納部24…には、現金、す
なわち、紙幣を受け渡しするための接続開口部25を形
成し、さらに、該接続開口部25の下部には該接続開口
部25を位置合せするためのガイド手段として、上下・
左右の側面がテーパ面となした凸条のガイドブロック2
6を取付け、さらにまた、このガイドブロック26の下
部には電源を接続するためのコネクタ27を設け、さら
に、前述の接続開口部25とガイドブロック26との間
位置には現金補充装置21との位置決めを行なうための
LEDからなる光源28を備えている。
【0030】前述の現金補充装置21の台車22は1個
の前輪30と左右に配した2個の後輪31とによって走
行可能に構成されると共に、後輪31が適宜のモータを
備えた駆動装置(図外)により正逆転駆動制御されるこ
とで自走し、さらに前輪30は左右に首振る操舵装置
(図外)を備えることで自走方向を制御することがで
き、床面に敷設した誘導用テープ32をセンサ(図外)
で検知して、この誘導用テープ32の誘導により進行方
向が可能となる。
【0031】上述の台車22にはバッテリ33を搭載
し、このバッテリ33を電源として台車22は駆動され
ると共に、該バッテリ33はその他の必要な搭載装置に
電源を供給する。さらに、上述の台車22にはパソコン
34を搭載しており、このパソコン34は台車22の自
動走行の制御と、現金処理部23の現金補充・回収制御
および該現金処理部23と取引処理装置20との接続部
の位置合せの制御を実行する。
【0032】上述のパソコン34はデータの入力部を備
える他に無線装置35を接続し、他の場所に配置された
指令用パソコン36の無線装置37と通信することで、
パソコン34と指令用パソコン36とはデータの送受信
が実行できるように構成している。
【0033】図4、図5にも示すように、前述の現金処
理部23はそれ自体がx,y,z軸の3次元方向に移動
できるようにした移動機構40により台車22に支持さ
れると共に、さらに移動機構40との間には、現金処理
部23の前面接続部分を上下・左右に回転させるための
フリーヒンジ41および弾性支持機構42を備えてい
る。
【0034】前述の移動機構40は現金処理部23の後
面側と、下部側とに構成し、次のように形成している。
すなわち、台車22の上面前後位置には幅方向に一対の
ガイドレール43,43を固定し、これらのガイドレー
ル43,43には相互に連結された一対のL字状の側板
44,44の下縁部に装着した摺動部材45,45を嵌
合させて、取引処理装置20に対して前後方向に摺動可
能に支持し、上述の一対のL字状側板44,44の上下
に延出した垂直辺の対向する位置には上下方向のガイド
レール46,46を取付け、このガイドレール46,4
6に台車22の幅方向に垂直面を向けた垂直板47の前
後縁部に装着した摺動部材48,48を嵌合させて、取
引処理装置20に対して上下方向に摺動可能に支持し、
さらに、上述の垂直板47の取引処理装置20側の垂直
面には取引処理装置20に対して左右横方向(台車22
に対して前後方向)にガイドレール49を形成し、この
ガイドレール49にはこの垂直板47に対設した支持ベ
ース50の摺動部材51を嵌合させて、取引処理装置2
0に対して左右の横方向に摺動可能に支持し、上述の結
果、3種のガイドレール43,46,49により支持ベ
ース50に支持される現金処理部23はx、y、z軸の
3次元方向に位置を調整移動することができる。
【0035】前述のガイドレール43に対してL字状の
側板44をy軸方向に移動させる駆動機構として、台車
22上面位置のガイドレール43,43間に、正逆転可
能なパルスモータからなる第1モータ51で正逆転駆動
制御されるネジ軸52を架設し、このネジ軸52に螺合
してネジ送りされる移動子53をL字状側板44に固定
することで、該側板44はy軸方向に移動制御される。
【0036】前述のガイトレール46に対して垂直板4
7をz軸方向に移動させる駆動機構として、一方のL字
状側板44の上端と垂直板47の下端側との間にスプリ
ング54aを張設して、該垂直板47の重量負荷を軽減
し、さらに、垂直板47の中央部の固定部材54bには
昇降用チェーン55の一端を固定し、この昇降用チェー
ン55の中間部は前述のL字状側板44,44間に架設
した杆56に受部材57で軸支したアイドルスプロケッ
ト58に係合させると共に、昇降用チェーン55の方向
を下方に変換し、さらに、この昇降用チェーン55の下
端を駆動用スプロケット59に係合させると共に、その
端部を該スプロケット59に固定し、この駆動用スプロ
ケット59はオームとオームギャからなるギャボックス
60を介して正逆転可能なパルスモータからなる第2モ
ータ61で駆動制御されるように構成し、その結果、前
述の垂直板47は上述の第2モータ61の正逆転制御に
より、ギャボックス60、駆動用スプロケット59、昇
降用チェーン55を介してz軸方向(上下方向)に移動
制御される。
【0037】前述のガイドレール49に対して支持ベー
ス50がx軸方向に移動させる駆動機構として、前述の
垂直板47の上下中間位置に、正逆転可能なパルスモー
タからなる第3モータ62で正逆転制御されるネジ軸6
3を横架し、このネジ軸63に螺合してネジ送りされる
移動子64を前述の支持ベース50に固定することで、
該支持ベース50はx軸方向に移動制御される。
【0038】前述のフリーヒンジ41はその基部を支持
ベース50に固定し、その先端は球状を形成して、前述
の現金処理部23を保持固定する保持板65に固定され
た受部材66により上下・左右の回動が可能に支持して
いる。
【0039】上述の現金処理部23を固定した保持板6
5は垂直な姿勢を弾性的に保持するために前述の弾性支
持機構42を備えている。この弾性支持機構42は、図
6にも示すように、前述の支持ベース50の反保持板6
5側(または裏面側)の上下辺部には、基端部を重合し
てピン68で枢着した4本の緩衝バー69…の遊端部を
支持ベース50の4隅に延出し、この遊端側を支持ベー
ス50に植設したボルト70…との間に介装したスプリ
ング71によってストッパ72に付勢させ、さらに上述
の緩衝バー69…の遊端部には保持板65の4隅に植設
したピン72…を当接させている。
【0040】そのため、前述の現金処理部23の保持板
65は上述の緩衝バー69のスプリング71…によって
垂直姿勢が弾性的に支持され、現金処理部23が取引処
理装置20との接続によって変位しても上述の弾性で吸
収し、常に垂直姿勢を保持している。
【0041】図4に示すように、前述の現金処理部23
は前述の保持板65の前面(取引処理装置20側)に取
付け固定されている。またその内部には前後の位置に現
金、ことに紙幣を収納して、これを繰出すことのできる
2台のカートリッジ75,75を着脱可能に収納し、そ
の上面側には該カートリッジ75,75から繰出された
現金(紙幣)を搬送する搬送ライン76を形成してい
る。
【0042】上述の搬送ライン76はベルトおよびガイ
ドローラによって形成し、該搬送ライン76の搬送上手
側にはカートリッジ75,75から繰出された紙幣の真
偽・金種を判別する鑑別部77を配設し、さらに搬送下
手側には振り分け板78および分岐搬送ライン79を配
設すると共に、分岐搬送ライン79の端末には回収箱8
0を対設し、前述の鑑別部77で不良を検知したとき
は、該鑑別不良の紙幣を振分け板78,分岐搬送ライン
79を介して回収箱80に回収する。
【0043】そして、前述の搬送ライン76の端末は前
面の接続面81に形成された接続開口部82に接続され
ている。なお、上述の接続面81は取引処理装置20の
現金収納部24の接続面83と接合する。
【0044】図7に示すように、前述の現金処理部23
の接続面81には、前述の接続開口部82を取引処理装
置20側の接続開口部25と位置合せするためのガイド
手段として、上下・左右の側面が、前述のガイドブロッ
ク26の対応面と一致するテーパ面としたガイド凹溝8
4を形成し、さらに、上述の接続面81の4隅には接続
面81の接合状態を検知するスイッチ片85…を配設
し、さらにまた、上述の接続開口部82とガイド凹溝8
4との間であって、前述のフリーヒンジ41と同一軸線
41a上には、位置決め手段としての位置検知用センサ
74を装着し、該センサ74は前述の取引処理装置20
の現金収納部24に設けた光源28を検知して位置決め
制御のための検知信号を出力する。
【0045】なお、接続面81の下部の現金処理部23
の前面には前述の取引処理装置20のコネクタ27と接
続される電源用のコネクタ86を取付けている。前述の
スイッチ片85…は、前述の現金収納部24の接続面8
3に均等に接触することで結合完了を検知するように、
内部に適宜のスイッチを備えている。
【0046】前述の位置検知用センサ74は、図8、図
9に示すように、集光レンズ95と、受光素子96とに
よって形成し、受光素子96は円を等分割した4分割素
子96a,96b,96c,96dにより構成してい
る。
【0047】このように構成される位置検知用センサ7
4は、図10に示すように、取引処理装置20側の光源
28の光を集光レンズ95が集光し、光源28と位置検
知用センサ74との位置ずれ状態により受光素子96へ
の集光位置が変化するため、上述の位置ずれ量に対応し
た信号を出力し、さらに、位置ずれ側に対応する4分割
の受光素子96a〜96dから信号の出力が得られる。
【0048】さらに図11に示すように、光源28から
位置検知用センサ74が離れているときは、受光の拡散
範囲が広いため、光源28と位置検知用センサ74とが
正対位置から大きく外れていても、光源28の位置(位
置ずれ)を検知することができ、上述の位置検知用セン
サ74が光源28に近接するにしたがって受光の拡散が
狭められることで、位置決めの精度を上げることがで
き、そのため受光の拡散範囲が大きいときは高速で現金
処理部23を現金収納部24側に近接させる粗調整がで
き、また、受光の集光の焦点が受光素子96の受光面に
一致すると、極めて近接した状態であるため、調整動作
を低速にした微調整となすことができ、そして集光の焦
点が4分割の受光素子96a〜96dの全部をONする
ことで光源28と位置検知用センサ74とが正対してお
り、現金処理部23と現金収納部24とに正対している
ことになる。
【0049】前述の図3、図4において、移動機構40
の後面部には、傾斜センサ73を装着してお、該傾斜セ
ンサ73は台車22が設定された傾き以上に傾斜したと
き傾斜検知信号を出力する。
【0050】前述の図7において、現金処理部23の接
続面81の上下には異物検知手段としての異物検知片8
7と異物検知スイッチ88を備えている。上述の異物検
知片87は接続面81の上下の2辺に平行して位置し、
それぞれ両端がピン89…により枢着され、遊端縁は内
側(接続面81側)に対しては傾倒が許容されるが、外
側には傾倒しないように適宜のストッパで位置規制し、
さらに、遊端縁内側には前述の異物検知スイッチ87が
対向している。
【0051】上述の異物検知手段は現金処理部23の接
合面81が取引処理装置20の接続面83と結合すると
き、これらの面81,83に作業者の身体の一部(手や
腕)や衣服が挟み込まれたとき、異物検知片87が傾倒
し、これで異物検知スイッチ88が動作されて、検知信
号を出力する。
【0052】なお絵、この実施例では、上述の異物検知
片87,87が接続面81の上下の2辺に配置している
が、左右の2辺にも配置して、4辺で異物挟み込みを検
知することができる。
【0053】図12は、現金補充装置20の制御系統を
示し、該装置20に搭載したパソコン34は無線装置3
5,37を介して指令用パソコン36からの補充(供
給)指令や回収指令等の指令を入力する。
【0054】CPU100は各回路装置を駆動制御し、
ROM101には各種の処理動作を実行させるためのプ
ログラムを格納し、RAM102には各種の処理動作を
実行するに必要なデータを記憶する。
【0055】自動走行装置103は台車22を走行させ
るための前輪30の操舵装置および後輪31の駆動装置
によって構成している。現金処理装置104は、現金処
理部23のカートリッジ75に収納された現金、すなわ
ち、紙幣を繰出し、これを真偽・金種判別と計数を行な
い不良な紙幣は回収処理し、真紙幣のみを放出処理す
る。また回収時には取引処理装置20からの紙幣を受入
れると共に、鑑別部77で真偽・金種判別と計数を行な
ってカートリッジ75に回収処理する。
【0056】2値化回路105は位置検知用センサ74
が検知した光源28の信号を2値化してデータを出力す
る。すなわち、取引処理装置20のそれぞれにアドレス
を設定して、号機アドレスに対応した信号をパルス変調
して発光パターンを作り、この発光パターンを光源28
は繰返し出力している。
【0057】前述の2値化回路105は位置検知用セン
サ74が検知した上述の光源28のパルス変調発光を2
値化信号に変換して出力し、この2値化信号が示す号機
アドレスによって取引処理装置20を特定することがで
きる。
【0058】位置ずれ信号処理回路106は位置検知用
センサ74の4分割受光素子96a〜96dの各出力に
基づいて光源28に対するx、y、z軸の位置ずれ量を
示す信号を出力し、さらに各スイッチ片85に設けられ
る光電センサ91…の出力に基づいて現金処理部23の
接続面81のx、y、z軸の位置ずれ量を示す信号を出
力する。
【0059】位置決め駆動部107は上述の位置ずれ信
号処理回路106が出力するx、y、z軸の位置ずれ量
に対応させてモータ51,61,62を正逆転駆動制御
することで、現金処理部23の接続開口部82の位置決
めを行なう。
【0060】結合障害検知回路92は、傾斜センサ73
および異物検知スイッチ88からの検知信号により、接
続面81,83の結合に障害を検知して、結合動作を停
止させるための信号を出力する。
【0061】電源切換え装置108は搭載のバッテリ3
3と取引処理装置20に接続されたときのコネクタ86
からの電源との2電源を切換え、また取引処理装置20
からの電源を使用するときは、バッテリ33に対し充電
処理をする。
【0062】上述のように構成した現金補充装置21の
取引処理装置20に対する結合動作を説明する。現金を
補充する時は、指令用パソコン36から現金補充装置2
1のパソコン34に補給号機とその金種の量のデータが
送信され、CPU100は送信されたデータに基づいて
自動走行装置103を駆動制御して、該当する号機の取
引処理装置20まで誘導用テープ32に沿って自走して
現金の補充を実行する各取引処理装置20の光源28は
発光パターンで発光をしており、現金補充装置21が接
近すると位置検知用センサ74が光源28の発光パター
ンを読取り、2値化回路105で2値化されることで、
CPU100は該当号機の取引処理装置20を判定する
ことができる。
【0063】次に図13のフローチャートを参照して、
取引処理装置20と現金補充装置21との位置決め処理
および結合処理を実行するCPU100の処理動作を説
明する。
【0064】すなわち、位置検知用センサ74の4分割
受光素子96a〜96dの出力状態を読込む(焦点座標
x1 入力、図3、図11参照)(ステップn1)。全て
の4分割受光素子96a〜96dがOFFである時は位
置検知用センサ74が光源28を検知していない状態で
あって、現金補充装置21が自走中であり、移動機構4
0のx、y、z軸を移動させるための位置決め駆動部1
07は停止制御される。また、位置検知用センサ74が
光源28を検知すると現金補充装置21の自走が停止さ
れ、位置決めが実行される。
【0065】位置検知用センサ74を構成する4分割受
光素子96a〜96dがx軸の位置ずれを検知すると、
その位置ずれを修正する方向に、x軸側の第3モー62
を所定量分駆動して所定距離を移動させ(ステップn
2)、移動後の焦点座標x2 を読込む(入力)(ステッ
プn3)。
【0066】次いで、制御による移動量x2 −x1 が設
定した下限量Sと上限量Lとの間(所定の範囲内)にあ
るか否かを判定する(ステップn4)。上述の判定で、
移動量x2 −x1 が所定の範囲内にないときは、位置決
め制御が異常な動作を行なっていると判断して、その処
理をNGと判定する。
【0067】しかし、前述の判定で移動量x2 −x1 が
所定の範囲内であれば、正常な位置決め制御であると判
定して、次ぎに結合動作を実行する(ステップn5)。
すなわち、現金処理部23が現金収納部24に結合する
ように、該現金処理部23をy 軸方向(図3、図11参
照)に移動させるように、位置決め駆動部107は第1
モータ51を駆動制御する。
【0068】この結合動作において、傾斜センサ73か
ら傾斜を検知した信号が出力されたか否か(ステップn
6)、また異物検知スイッチ88が異物の挟み込みを検
知したか否か(ステップn7)を判定し、これらの判定
が正常を示すとき、結合動作が正常に進行していること
を示す。
【0069】結合動作が正常であるとき、接続面81の
4個のスイッチ片85…が現金収納部24の接続面83
に接して、各ステッチ片85…の光電センサ91…から
検知信号が出力されたか否かを判定し(ステップn
8)、結合が検知されない時は、ステップn6にリター
ンして結合動作を継続する。
【0070】そして、各光電センサ91…から結合を検
知した検知信号が出力されて、これを検知すると(ステ
ップn8、YES判定)、正常に結合が終了したので、
結合動作を停止する(ステップn10)。
【0071】前述のステップn6で、傾斜センサ73が
現金補充装置21の傾斜を検知したとき、例えば、図1
4で示すように、外乱光が位置検知用センサ74に作用
し、この結果、結合ポイントが上方であると判定し、こ
の判定に基づいて現金処理部23を上方に移動させて結
合動作を実行すると、ガイドブロック26の先端がガイ
ド凹溝84とは一致せず、その下部の接続面81に当接
することになり、現金補充装置21が傾斜し、この状態
で結合を継続すれば転倒することになる。傾斜センサ7
3は上述の転倒を防止するために、現金補充装置21が
傾斜したとき、結合障害として検知する。
【0072】さらに、前述のステップn7で、異物検知
スイッチ88が異物93の挟み込みを検知したとき、例
えば、図15に示すように、現金収納部24の接続面8
3との間に、作業者の手や腕、または衣服等の異物93
が挟み込まれると、異物検知片87が可動して異物検知
スイッチ88がこれを検知し検知信号を出力する。
【0073】上述のように異物93が挟み込まれると、
紙幣の補充・回収が不可となり、また、機体も傾斜して
転倒することになるので、異物検知スイッチ88は上述
の異物93の挟み込み状態を結合障害として検知する。
【0074】前述のステップn4,n6,n7で位置決
めの異常や結合の異常が検知されると、これらはNGと
して判定して、それぞれの状態に対応したNGコードを
設定し(ステップn9)、結合動作を停止して(ステッ
プn10)障害を退避する。
【0075】なお、この実施例では障害の回避を結合動
作の停止によって行なっているが、他の方法としては、
結合動作を障害検知前まで逆行して正常であった位置ま
で復帰するようにしてもよい。
【0076】この実施例によれば、現金補充装置21の
位置決め・結合動作において、台車22が走行する床面
の汚れや傷みにより、所定の位置に停止しない停止位置
異常が発生した場合、あるいは、位置検知用センサ74
が強い外乱光の影響を受けることにより位置検知に異常
が生じ、位置合せに異常が発生した場合、さらに、現金
補充装置21の接続面81に作業者の手や衣服、あるい
はその他の異物93を挟み込んだ場合など、様々な異常
条件下であっても、これらの異常な条件下であること
を、傾斜センサ73、異物検知スイッチ88、位置検知
用センサ74等の結合障害検知手段が検知して、結合動
作を停止し、これらの障害から退避動作を実行すること
で、上述の異常条件下から回避することができる。
【0077】さらに、前述のような異常条件下での結合
動作が継続されると、現金補充装置21が誤った部位に
接続されることに基づく該現金補充装置21または取引
処理装置20の破損、または、現金補充装置21の倒
壊、さらにまた、挟み込んだ異物93の破壊、切断、こ
れらの事故に基づく現金補充装置21の破損等を招く等
の不測の事故の発生を防止して安全性を確保することが
できる。
【0078】さらに、位置検知用センサ74を接続面8
1を持った現金処理部23に設けること、さらに、位置
検知用センサ74を該現金処理部23のフリーヒンジ4
1の軸線41a上に一致または近接して設けることによ
り、位置決め誤差が極力なくなるため、結合精度が高め
られ、不測の事故発生を防止することができる。
【0079】なお、上述の実施例では、位置検知用セン
サ74とフリーヒンジ41とは同一軸線41a上に一致
させているが、相互が近接する軸線上に配置するもよ
い。
【0080】この発明の構成と上述の実施例との対応に
おいて、この発明の被結合装置は、実施例の取引処理装
置20に対応し、以下同様に、取引媒体処理部は、現金
処理部23に対応し、移動手段は、移動機構40に対応
し、位置決め手段は、位置検知用センサ74、位置ずれ
信号処理回路106、位置決め駆動部107に対応し、
制御手段は、CPU100に対応し、傾きセンサは、傾
斜センサ73に対応し、結合障害検知手段は、傾斜セン
サ73、異物検知スイッチ88、結合障害検知回路92
に対応するも、この発明は実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 先行技術の現金補充装置の斜視図。
【図2】 先行技術の現金処理部の斜視図。
【図3】 現金補充装置の斜視図。
【図4】 現金補充装置の縦断面図。
【図5】 現金補充装置の移動機構を示す背面図。
【図6】 弾性支持機構の一部を示す平面図。
【図7】 現金処理部の斜視図。
【図8】 位置検知用センサの断面図。
【図9】 4分割受光素子の正面図。
【図10】 集光レンズと4分割受光素子とによる位置
ずれ検知の説明図。
【図11】 集光レンズと4分割受光素子とによる遠近
位置検知の説明図。
【図12】 現金補充装置の制御回路ブロック図。
【図13】 結合処理動作のフローチャート。
【図14】 現金補充装置の傾斜による結合障害を示す
側面視説明図。
【図15】 現金補充装置の異物挟み込みによる結合障
害を示す平面視説明図。
【符号の説明】
20…取引処理装置 21…現金補充装置 22…台車 23…現金処理部 24…現金収納部 28…光源 40…移動機構 41…フリーヒンジ 73…傾斜センサ 74…位置検知用センサ 88…異物検知用スイッチ 92…結合障害検知回路 93…異物 100…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野本 竜一 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 久保 一郎 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走機能を備えた台車に、取引媒体を被結
    合装置に補充する取引媒体処理部を、前記台車に対して
    x,y,z軸の3次元方向に移動手段を介して移動可能
    に搭載し、前記被結合装置と上記取引媒体処理部との結
    合の位置決めを検知する位置決め手段の検知に基づい
    て、相互の結合部が結合する方向に前記移動手段を制御
    手段で位置決め・結合動作するように制御する取引媒体
    補充装置であって、前記取引媒体処理部の位置決め・結
    合動作の障害を検知する結合障害検知手段を設け、前記
    制御手段に上記結合障害検知手段が障害を検知したこと
    に基づいて所定の退避動作を実行する機能を付加した取
    引媒体補充装置。
  2. 【請求項2】前記結合障害検知手段を傾きを検知する傾
    きセンサで構成した請求項1記載の取引媒体補充装置。
  3. 【請求項3】前記結合障害検知手段を結合部の異物挟み
    込みを検知する異物検知手段で構成した請求項1記載の
    取引媒体補充装置。
  4. 【請求項4】前記結合障害検知手段を前記位置決め手段
    の異常を検知する位置決め異常検知手段で構成した請求
    項1記載の取引媒体補充装置。
  5. 【請求項5】自走機能を備えた台車に、取引媒体を被結
    合装置に補充する取引媒体処理部を、前記台車に対して
    x,y,z軸の3次元方向に移動手段を介して移動可能
    に搭載し、前記被結合装置と上記取引媒体処理部との結
    合の位置決めを検知する位置決め手段の検知に基づい
    て、相互の結合部が結合する方向に前記移動手段を制御
    手段で位置決め・結合動作するように制御する取引媒体
    補充装置であって、上記位置決め手段を取引媒体処理部
    に設けた取引媒体補充装置。
  6. 【請求項6】前記取引媒体処理部と移動手段との間に、
    取引媒体処理部の結合部を上下・左右に回動可能に支持
    するフリーヒンジを設け、前記位置決め手段を上記フリ
    ーヒンジの同一軸線上に一致を含めて近接して設けた請
    求項5記載の取引媒体補充装置。
JP6152918A 1994-06-09 1994-06-09 取引媒体補充装置 Pending JPH07334232A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006243A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 3次元位置検出センサ及び位置決め方法
JP2015211997A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 川田工業株式会社 作業システム
CN110434849A (zh) * 2018-05-03 2019-11-12 北新集团建材股份有限公司 一种机器人库位保护的方法

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