JP2002003434A - 2−,5−,6−,7−,8−置換オクタ−2−エン−4−オン - Google Patents

2−,5−,6−,7−,8−置換オクタ−2−エン−4−オン

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JP2002003434A
JP2002003434A JP2001131810A JP2001131810A JP2002003434A JP 2002003434 A JP2002003434 A JP 2002003434A JP 2001131810 A JP2001131810 A JP 2001131810A JP 2001131810 A JP2001131810 A JP 2001131810A JP 2002003434 A JP2002003434 A JP 2002003434A
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    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C49/20Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C49/203Unsaturated compounds containing keto groups bound to acyclic carbon atoms with only carbon-to-carbon double bonds as unsaturation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダマスコン様の香り特性を有するが、より質
が高く、拡散性及び永続性も高い香りを有する化合物及
びそれらの応用の提供。 【解決手段】2−,5−,6−,7−,8−置換オクタ
−2−エン−4−オン、およびこれらの化合物のフラグ
ランスまたは香味料としての使用、およびそれらを用い
て調製した芳香剤または香気組成物を提供する。上記化
合物は、ダマスコンと比較して、拡散性および放射力が
大きく、この化合物を配合することによって、上記特性
の優れた芳香剤または香気組成物を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2−,5−,6
−,7−,8−置換オクタ−2−エン−4−オン化合
物、およびこれらの化合物のフラグランス(fragrance
s)または香味料(flavorings)としての使用、および
それらを用いて調製したフラグランスまたは香気(arom
a)組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ダマスコン(Damascones)と呼ばれる1
−(2,2,6−トリメチルシクロヘキシル)ブタ−2
−エン−1−オンが発見されるまでは、ローズ油の調香
師による再構成は事実上不可能であった[D. Kastner著,
Parfuem. Kosmet., 1985, 66,5-16; D. Kastner著, Pa
rfuem. Kosmet., 1994, 75, 170-181]。しかしながら、
ダマスコンの発見[G.Ohloff,E.Demole著,J.Chromatog
r.1987,406,181-183]により、これに変化を行っただけ
でなく、このクラスの物質は多くの他のフローラルまた
はフルーティー調のボリューム、フレッシュ感、および
自然さえも与えた。更に、過剰量では、全く新しい流行
を創り出した[M. Gras, Perfum. Flavor., 1990, 15, 2
5-28; M. Gras, Perfum. Flavor., 1992, 17, 1-12]。
従って、同様な香り特性を有する物質を見出す試みが無
くなることが無く、それらの幾つかは実際に香料製造に
おいて定着してきている[G. Frater, J.A. Bajgrowicz,
P. Kraft, Tetrahedron, 1998, 54, 7633-7703]。しか
しながら、これらの化合物はダマスコンに構造的に極め
て類似しており、若干の例外を除き構造上その異性体で
もある。更に、日本国特許出願公開明細書JP5502
7135号には、3(4),4(5)−ジセコ(disec
o)−および2(3),4(5)−ジセコ−ダマスコン
が記載されている。香料製造の観点からは、これらの化
合物はいずれも新しいものをほとんど提供せず、すなわ
ちそれらは親化合物の周囲の香りのスペクトルをごく僅
か広げるだけであり、従ってこの香りの方向の新規な革
新的香気の基礎単位(building-blocks)に対するニーズ
を満たしていない。香料製造において定着したダマスコ
ン様の香り特性を有する既知化合物は、構造的に類似し
ておりかつ分子量が類似しているため、応用特性も非常
に類似しており、すなわち、組成物中の拡散率、永続性
(substantivity)および放射力(radiative power)が類似
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの化合物は、事
実上他の応用分野については革新的な新規香気の基礎単
位へのニーズを満たしていない。この欠陥を是正し、ダ
マスコンの香りスペクトルを新たな局面によって広げる
ことによって、調香師およびフレーバリストに新たな組
成物の可能性を開くことが、本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】意外なことには、本発明
者らは、一般式I (式中、 R1,R2=CH2,CH3,CHCH3,CH2CH3, R3=H,CH3,CH2CH3, R4,R5,R6,R7=H,CH3 であり、基R4,R5,R6,R7は総てが同時に水素とは
ならず、破線は任意の二重結合を表す)を有する分岐し
た非環状アルケノンの群が、新規な特徴的局面によりダ
マスコンの典型的な香り特性の質を高め、主としてずっ
と大きな拡散率および放射力について全く異なる応用特
性を有することを見出した。意外なことには、これらの
化合物の幾つかは、ダマスコン自身よりも香りが強いの
である。
【0005】一般式Iによれば、二重結合がR1(C−
5)、C−5(C−6)、およびR2(C−6)位に存
在する必要はない。分子中に存在する総ての二重結合
(多くて2個)の(E/Z)−異性体、および総ての可
能な立体異性体が一般式Iに包含され、式において波型
線によって示されている。
【0006】従って、本発明による化合物は、オクタ−
2−エン−4−オン骨格を特徴とする。特異な香りおよ
び/または芳香特性により、7−メチルオクタ−2−エ
ン−4−オン骨格を有する化合物が好ましく、(5Z)
−7−メチルオクタ−2,5−ジエン−4−オン骨格を
有する化合物が特に好ましい。
【0007】従って、一般式Iは、化合物1−9 を包含する。
【0008】
【発明の実施の形態】一般式Iの化合物は、ローズ様ア
コード、一般的にはフローラルブーケの組成物に特に適
している。フルーティーノートおよびムスクでアクセン
トを付けた組成物での使用についても、特に言及する。
しかしながら、その使用は、これらの調和(アコード、a
ccords)にも、特定のフラグランス、物質のクラス、ま
たは香りノートにも限定されない。良好に調和し、従っ
てリストに挙げることができる他のクラスの物質の例は
下記のとおりである。
【0009】精油およびエキス類、例えばアンブレット
・レジノイド、ベルガモット油、ゼラニウム油、グレー
プフルーツ油、マンダリン油、パチュリ油、ローズ・ア
ブソリュート、サンダルウッド油、イランイラン油、レ
モン油。
【0010】アルカン、アルケン、ハロゲン化合物類、
例えばファルネセン、酢酸α−トリクロロメチルベンジ
ル。
【0011】アルコール、エーテル、アセタール類、例
えばシトロネロール、ジヒドロミルセノール、エバノー
ル(Ebanol、登録商標)、オイゲノール、フロロール
(Florol、登録商標)、ゲラニオール、ヘリオナール
(Helional、登録商標)、シス−ヘキサ−3−エノー
ル、マヨール(Mayol、登録商標)、ネロール、2−フ
ェニルエチルアルコール、ローズオキシド、サンダロー
ル(Sandalor、登録商標)、スピラムブレン(Spirambr
en、登録商標)。
【0012】アルデヒドおよびケトン類、例えばアドキ
サール(Adoxal、登録商標)、ブールゲオナール(Bour
geonal、登録商標)、セピオネート、シクロヘキサール
(Cyclohexal、登録商標)、ダマスセノン、β−ジヒド
イオノン、フロルヒドラル(Florhydral、登録商標)、
ヘジオン(Hedion、登録商標)、ラズベリーケトン(N
−112)、ヒドロキシシトロネラール、イソEスーパ
ー(Iso E Super、登録商標)、レマロム(Lemarom、登
録商標)、リリアル(Lilial、登録商標)、メチルイオ
ノン、2−メチルウンデカナール、ミラルデン(Myrald
en、登録商標)、10−ウンデセン−1−アール、ウン
デカナール、バニリン、ベルトフィックス(Vertofix、
登録商標)。
【0013】エステル、ラクトン、ニトリル類、例えば
アリルアミルグリコレート、サリチル酸ベンジル、酢酸
シトロネリル、ギ酸シトロネリル、シクロガルバナット
(Cyclogalbanat、登録商標)、γ−デカラクトン、ガ
ルデノール(Gardenol、登録商標)、酢酸ゲラニル、酢
酸シス−ヘキサ−3−エニル、酢酸ヘキシル、酢酸リナ
リル、酢酸フェニルエチル、ペオニル(Peonil、登録商
標)、γ−ウンデカラクトン、ベルドックス(Verdox、
登録商標)。
【0014】マクロ環、多環、複素環類、例えばアムブ
ロキサン(Ambroxan、登録商標)、カシュメラン(Cash
meran、登録商標)、ガラクソリド(Galaxolid、登録商
標)、ハバノリド(Habanolid、登録商標)、チベトリ
ド(Thibetolid、登録商標)。以下に示す例により、本
発明を説明する。
【0015】
【実施例】例1 (2E,5E/Z)−5,6,7−トリメチルオクタ−
2,5−ジエン−4−オン (1) エチル(2E/Z)−2,3,4−トリメチルペンタ−
2−エノエートを、H.Vieregge, H.M. Schmidt, J. Ren
ema, H.J.T. Bos 及び J.F. Arends [Recl. Trav. Chi
m. Pays-Bas, 1966, 85(9-10), 929-951]の方法によっ
て、三フッ化ホウ素触媒によるメチルイソプロピルケト
ンの1−エトキシプロピンへの付加によって58%の収
率で調製した。1−ブロモプロパ−1−エン6.3ml
(73.9ミリモル)を脱水テトラヒドロフラン60ml
に溶解したものを、マグネシウム片1.80g(73.
9ミリモル)に不活性気体雰囲気下で熱空気ピストルを
用いて時々加熱しながら少しずつ加え、グリニャール溶
液を得た。もう一つの反応容器で、リチウムジイソプロ
ピルアミド溶液を、窒素雰囲気下−70℃にて10Mブ
チルリチウム溶液4.3ml(42.7ミリモル)をジイ
ソプロピルアミン6.1ml(42.7ミリモル)を脱水
テトラヒドロフラン22mlに溶解したものに滴加した
後、この温度で10分間撹拌することによって調製し
た。次に、室温で20分かけて、上記で調製したグリニ
ャール溶液を滴加した後、35℃で再度20分かけてエ
チル(2E/Z)−2,3,4−トリメチルペンタ−2
−エノエートを脱水テトラヒドロフラン90mlに溶解し
た溶液を加えた。混合物を35℃で2時間撹拌し、還流
下にて1時間過熱した後、これを水に注いで、生成物を
エーテルで抽出した。合わせたエーテル抽出液を水およ
び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上
で乾燥し、ロータリーエバポレーターで蒸発させた。フ
ラッシュクロマトグラフィ(ペンタン/エーテル,1
9:1,Rf=0.22)により、特有の香りを有する
無色液体として(2E,5E/Z)−5,6,7−トリ
メチルオクタ−2,5−ジエン−4−オン(1)1.8
g(25%)を得た。
【0016】香り:直線的で極めて強くかつ極めて拡散
性のフルーティー−ローズ様の香り。乾燥リンゴ、プラ
ム、レーズンおよび他のドライフルーツに類似してい
る。トップノートでは、若干ラム酒およびカラメル様。 IR(フィルム):ν=1653cm-1(νC=O、不飽
和),1620(νC=C),973(δC=C−H
oop.),1377(δCH3)。
【0017】例2 (2E,5Z)−5,6,7−トリメチルオクタ−2,
5−ジエン−4−オン(2) (2E,5E/Z)混合物1のフラッシュクロマトグラ
フィ(ペンタン/エーテル,9:1,Rf=0.53)
を用いて、均一に(2E,5Z)−配置の5,6,7−
トリメチルオクタ−2,5−ジエン−4−オン(2)の
試料を下記の嗅覚特性および分光分析データを示す極め
て強い香りを有する無色液体として単離することができ
た。
【0018】香り:化合物1に相当するが、遥かに強烈
でありかつ放射性である。閾値:0.5ng/空気1リッ
トルであり、一方(5E)−異性体は閾値は500ng/
lである。 IR(フィルム):ν=1653cm-1(νC=O,不飽
和),1620(νC=C),973(δC=C−Ho
op.),1377(δCH3)。
【0019】例3 (2E)−5,6,7−トリメチルオクタ−2−エン−
4−オン(3) エチル2,3,4−トリメチルペンタ−2−エノエート
[合成:例1参照]の二重結合異性体混合物20.0g
(117ミリモル)を酢酸エチル200mlに溶解し、活
性炭上の10%白金0.50g(0.26ミリモル,
0.2モル%)で処理し、オートクレーブ中水素圧25
バールで室温にて激しく撹拌しながら4時間水素化し
た。触媒を、反応混合物をセライト上で吸引濾過するこ
とによって濾別した。溶媒をロータリーエバポレーター
で留去した後、混合物を10cmウィドマーカラム上で減
圧蒸留し、沸点105−108℃/100ミリバールで
無色の2,3,4−トリメチル吉草酸エチル16.9g
(83%)を得た。これらの16.9g(98.1ミリ
モル)をエタノール/水(1:1)150mlに溶解し、
86%水酸化カリウム9.60g(147ミリモル)を
加えた。反応混合物を2時間還流し、冷却した後、水5
00mlで希釈し、塩酸でpH1に調整した。水相をエー
テルで3回抽出し、合わせた有機相を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、ロータリーエバポレーター上で蒸発させた。
これにより、粗製2,3,4−トリメチル吉草酸14.
3gを得て、これを脱水テトラヒドロフラン250mlに
溶解した。−10℃で、10Mブチルリチウムのヘキサ
ン溶液9.8ml(98ミリモル)を滴加した。混合物を
−10℃で40分間撹拌した後、0.8Mプロペニルリ
チウムのエーテル溶液123ml(98ミリモル)をこの
温度で徐々に滴加した。30℃で4時間撹拌した後、混
合物を−10℃に冷却し、アセトン16ml(218ミリ
モル)をこの温度で滴加した。混合物を−10℃で更に
10分間撹拌した後、飽和塩化アンモニウム溶液200
mlをこの温度で滴加した。冷却を取り除き、反応混合物
を水200mlで希釈した。水相をエーテルで3回抽出
し、合わせた有機抽出液を硫酸マグネシウム上で乾燥
し、ロータリーエバポレーター上で蒸発させた。シリカ
ゲル上でフラッシュクロマトグラフィ(ペンタン/エー
テル,19:1,Rf=0.24)により、快い香りを
有する無色液体として(2E)−5,6,7−トリメチ
ルオクタ−2−エン−4−オン6.50g(39%)を
得た。
【0020】香り:1および2より弱いが、きわめて拡
散性のフルーティー−ローズ様であり、ラズベリーおよ
びドライフルーツを思い起こさせる。 IR(フィルム):ν=1629cm-1(νC=C),1
695/1668(νC=O,不飽和),970(δC
=C−Hoop.),1378(δCH3)。
【0021】例4 (2E,5E)−5,6,7−トリメチルノナ−2,5
−ジエン−4−オン(4) 例1およびH. Vieregge, H.M. Schmidt, J. Renema, H.
J.T. Bos 及び J.F. Arends [Recl. Trav. Chim. Pays-
Bas, 1966, 85(9-10), 929-951]の一般的方法と同様に
して、3−メチルペンタン−2−オンを1−エトキシプ
ロピンに付加することによって、エチル2,3,4−ト
リメチルヘキサ−2−エノエートを46%の収率で調製
した。このエチル2,3,4−トリメチルヘキサ−2−
エノエート5.83g(31.7ミリモル)をエタノー
ル/水(1:1)100mlに溶解した後、86%強度の
水酸化カリウム2.93g(44.4ミリモル)を加え
た。混合物を3時間還流した後、86%強度の水酸化カ
リウムを更に2.93g(44.4ミリモル)を加えた
後、反応混合物を更に3時間還流した。冷却後、水30
0mlを加え、混合物を濃リン酸で酸性化した。水相をエ
ーテル400mlで抽出し、有機相を乾燥し、ロータリー
エバポレーター上で蒸発乾固した。シリカゲル上でフラ
ッシュクロマトグラフィ(ペンタン/エーテル,4:
1)の後、2,3,4−トリメチルヘキサ−2−エン酸
3.77g(76%)を単離し、これを脱水テトラヒド
ロフラン50mlにとった。−10℃で、1.6Mブチル
リチウムのテトラヒドロフラン溶液を、窒素雰囲気下に
て滴加した。混合物をこの温度で15分間撹拌した後、
プロペニルリチウムのエーテル溶液30.0ml(24.
2ミリモル)を10分間かけて滴加した。冷却を外し、
反応混合物を30℃まで加熱した。これをこの温度で1
時間撹拌した後、0℃まで冷却し、アセトン4mlを、そ
してそれに続いて飽和塩化アンモニウム溶液50mlを滴
加した。反応混合物を室温まで加熱した後、水200ml
で希釈し、生成物をエーテル400mlで3回洗浄するこ
とによって抽出した。有機抽出液を合わせて、乾燥し、
ロータリーエバポレーター上で蒸発させ、シリカゲル上
でペンタン/エーテル(49:1)4lおよびペンタン
/エーテル(19:1)2lを用いて粗生成物をフラッ
シュクロマトグラフィに付した。結果として、(2E,
5E)−5,6,7−トリメチルノナ−2,5−ジエン
−4−オン(4)0.67g(15%)を、強力な特有
の香りを有する無色液体として単離した。
【0022】香り:直線的で、極めて強烈であり、長時
間継続するフルーティー−ローズ様であり、リンゴおよ
びドライフルーツを思い起こさせる。 IR(フィルム):ν=1652cm-1(νC=O、不飽
和), 972(δC=C−H oop.),1620
(νC=C),1376(δCH3)。
【0023】例5 (2E,5E/Z)−6−エチル−5,7−ジメチルノ
ナ−2,5−ジエン−4−オン(5) 例4と同様の方法で、エトキシプロピンおよび4−メチ
ルヘキサン−3−オンから3−エチル−2,4−ジメチ
ルヘキサ−2−エン酸を調製した。3−エチル−2,4
−ジメチルヘキサ−2−エン酸0.60g(3.52ミ
リモル)を、最初に−10℃で脱水テトラヒドロフラン
10mlに加えた。この温度で、10Mブチルリチウム溶
液0.35ml(3.5ミリモル)を15分間かけて注射
器を用いて徐々に注入し、さらに45分間撹拌した後、
1Mプロペニルリチウムのエーテル溶液3.52ml
(3.52ミリモル)を加え、混合物を室温で15時間
撹拌した。これを次に再度−10℃に冷却し、反応混合
物をこの温度でアセトン0.6mlで処理し、10分間撹
拌した後、飽和塩化アンモニウム溶液7mlで処理した。
次に、反応混合物を水50mlに注いで、生成物をエーテ
ル50mlで2回抽出した。抽出液を合わせて、それぞれ
の場合に水50mlおよび飽和塩化ナトリウム溶液25ml
で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、ロータリーエバ
ポレーター上で蒸発乾固した。シリカゲル上でフラッシ
ュクロマトグラフィ(ペンタン/エーテル,98:2,
f=0.37)の後、快い香りを有する無色の(2
E,5E/Z)−6−エチル−5,7−ジメチルノナ−
2,5−ジエン−4−オン(5)200mg(29%)を
単離した。
【0024】香り:フルーティー−ローズ様で、ドライ
フルーツを思い起こさせるが、かなりのカラメルおよび
アイシング様ニュアンスを有する。 IR(フィルム):ν=1652cm-1(νC=O、不飽
和), 973(δC=C−H oop.),1623
(νC=C),1376(δCH3)。
【0025】総ての他の化合物は、これらの手順と同様
の方法で調製した。従って、これらについては、嗅覚特
性決定および分光分析データのみを示す。
【0026】例6 (2E,5E/Z)−6−エチル−5−メチルノナ−
2,5−ジエン−4−オン(6) 香り:フルーティー−ローズ様であり、ドライフルーツ
を思い起こさせ、微かにグリーン徴候を有する。 IR(フィルム):ν=1652cm-1(νC=O、不飽
和), 972(δC=C−H oop.),1376
(δCH3)。
【0027】例7 (5Z)−2,5,6,7−テトラメチルオクタ−2,
5−ジエン−4−オン(7) 香り:フルーティー−ローズ様であり、ドライフルーツ
を思い起こさせ、化合物2より弱いが、相当する(5
E)−異性体[(5E)−7]より強烈である。 IR(フィルム):ν=1612cm-1(νC=C),1
667(νC=O、不飽和),1378(δCH3)。
【0028】例8 (2E,5E)−5,6,7,7−テトラメチルオクタ
−2,5−ジエン−4−オン(8) 香り:フルーティーであり、リンゴを強く思い起こさせ
るが、ドライフルーツも強烈に思い起こさせ、幾分セロ
リおよびジャスモン様側面および鄙びた側面を有する。 IR(フィルム):ν=1653cm-1(νC=O、不飽
和), 972(δC=C−H oop.),1621
(νC=C),1377(δCH3)。
【0029】例9 (2E,5Z)−6−エチル−5,7−ジメチルオクタ
−2,5−ジエン−4−オン(9) 香り:フルーティー−ローズ様。ラズベリーおよびドラ
イフルーツを思い起こさせるが、新鮮なリンゴに似た香
りが強い相当する(5E)−異性体[(5E)−9]よ
り強烈で、拡散性でかつ鄙びている。 IR(フィルム):ν=1651cm-1(νC=O、不飽
和), 972(δC=C−H oop.),1621
(νC=C),1376(δCH3)。
【0030】例10 化合物1を含むフローラル−フルーティー−グリーン調の女性用フラグランス 番号 化合物/成分 重量部% 1. アドキサール(Adoxal) 3 2. アムブロフィックス(Ambrofix), BB中10% 15 3. 酢酸ベンジル,エクストラ 6 4. ベルガモット油 80 5. キャローン(Calone) 1951 4 6. セドリルメチルエーテル 5 7. 酢酸シトロネリル 15 8. シトロネロール、エキストラ 35 9. ジメトール(Dimetol) 2 10. DPG(ジプロピレングリコール) 94 11. エストラゴール(Estragol) 1 12. エチルリナロール 35 13. エチル−3−メチル−3−フェニルグリシデート 1 (ストロベリーアルデヒド) 14. オイゲノール、非常に純粋 3 15. フローラロゾーン(Floralozone)[3-(4−エチルフェニル)-2,2 -ジメチルプロパナール],10% DPG溶液 4 16. フロロパール(Floropal)(2,4,6−トリメチル−4−フェニル− 1,3−ジオキサン) 3 17. ガラクソリド(Galaxolide) 50 PHT (4,6,6,7,8,8−ヘキ サメチル−1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロシクロペンタ[g]ベン ゾピラン) 140 18. ガルデソール(Gardenol)(酢酸1−フェニルエチル) 30 19. ヘジオン(Hedione)(メチルジヒドロジャスモネート) 120 20. 酢酸シス−3−ヘキセニル,10% DPG溶液 17 21. サリチル酸シス−3−ヘキセニル 9 22. イソEスーパー(Iso E Super) 60 23. イソラルデイン(Isoraldein)70(メチルイオノン) 35 24. ラベンダー油,フランス 7 25. リリアル(Lilial)[2-メチル-3-(4-tert-ブチルフェニル) 90 プロパナール] 26. メロナール(Melonal)(2,6-ジメチル-5-へプテン-1-アール), 12 10% DPG溶液 27. 3−(4−メトキシフェニル)−2−メチルプロパナール 6 28. 酢酸1−フェニル−2−メチルプロパ−2−イル 9 29. サンダロール(Sandalore)[5-(2,2,3-トリメチル-3-シクロペンテン-1- イル)-3-メチルペンタン-2-オール] 15 30. タジュート油(tagette oil),エクストラ 3 31. テルピネオール 10 32. トロピオナール(Tropional)[2-メチル-3-(3,4-メチレンジオキシ 48 フェニル)プロパナール] 33. ビリジン(Viridine)(2-フェニルアセトアルデヒドジメチル 1 アセタール) 34. イランイラン油 2 35. レモン油,イタリア 30 36. 化合物1,10% DPG 50 ―――― 1000
【0031】この組成物は、ベルガモット、シトラスお
よびラベンダーノートの柑橘系のグリーントップノート
(hesperidic-green top note)、ローズ様、スズランお
よびスイカのアクセントを付けたミドルノート、および
フルーティー−ムスク様のウッディベースノートを有す
る女性用のフローラル−アクアティック香料(floral-aq
uatic perfume)を与える。
【0032】化合物1は、この創作のフルーティーな側
面のようにローズアコードと調和して組み合わされ、そ
れを強調する。更に、それは、ラベンダー様ファセット
(facets)を初期の香りに調和的に組み込む。ダマスコン
およびそれらの類似体と比較して、柑橘系の要素は遥か
に強く強調され、更に化合物1は、ダマスコンを用いた
場合よりも遥かに大きな拡散性を香気に与える。
【0033】例11 クリーム石鹸用の化合物1を含む香料組成物 番号 化合物/成分 1/1120での重量部 1. 酢酸ベンジル,エクストラ 10 2. サリチル酸ベンジル 4 3. シトロネロール,エクストラ 200 4. ジメチルスルフィド,1% クエン酸トリエチル溶液 0.1 5. エチルバニリン 0.4 6. オイゲノール,純粋 2.5 7. ゼラニオール,エクストラ 110 8. ゼラニウム,ブルボンRGV 20 9. 酢酸ゼラニル,純粋 10 10. シス−3−ヘキセノール 1 11. イリサンシーム(Irisantheme)[3-メチル-4-(2,6,6-トリメチル- 60 2−シクロヘキセン−1−イル)−3−ブテン−2−オン] 12. イソプレゴール(Isopulegol) 2 13. カミツレ油,ローマ 1 14. コアボン(Koavone) 3 15. ラウリルアルデヒド 1 16. ネロール 90 17. ノナナール 1.5 18. 2−ノニン酸メチル 0.5 19. 2−フェニルアセトアルデヒド,85%強度の2−フェニル 2 エチルアルコール溶液 20. 2−フェニル酢酸,純粋,結晶性 0.5 21. 2−フェニルエチルアルコール 420 22. フェネチルフェニルアセテート 0.5 23. 1−フェニル−2−メチル−2−プロパニルアセテート 6 24. ローズアセトール(Rosacetol)(α-トリクロロメチルベンジルアセテート ) 6 25. シナモンローズ, RHS MEF 2 26. ローズオキシド 1 27. シンナミルアルコール,合成 15 28. 化合物1,DPG中 1% 150 ―――― 1120
【0034】この組成物は、ブルガリアンローズの典型
的な香気を思い起こさせるフルーティー−ローズ様香料
油を与える。
【0035】化合物1は、この顕著にローズ調の組成物
における香気の基礎である。これは、創作物にダマスコ
ンより遥かに自然な特徴を与え、直接対比では、総合的
印象をより一層プラム、ウッドおよびワインノートの方
向にシフトさせる。更に、化合物1は、組成物に一層リ
ンゴに似たグリーンの側面を加え、従ってクリーム石鹸
のマイルドな洗い心地で、優しいという製品特徴を引き
出す。
【0036】
【発明の効果】本発明の式Iで表わされる2−,5−,
6−,7−,8−置換オクタ−2−エン−4オンは、ダ
マスコンと比較しても、高い拡散性及び永続性を有する
香りを有する。本発明により、優れたフレグランス化合
物及びそれらを用いた香料組成物が提供された。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I (式中、 R1,R2=CH2,CH3,CHCH3,CH2CH3, R3=H,CH3,CH2CH3, R4,R5,R6,R7=H,CH3 であり、基R4,R5,R6,R7は総てが同時に水素とは
    ならず、破線は任意の二重結合を表す)を有する化合物
    (総ての二重結合の(E/Z)−異性体及び総ての可能
    な立体異性体を含む)。
  2. 【請求項2】 5(6)位に(E)−配置の二重結合を
    有する請求項1に記載の一般式Iを有する化合物。
  3. 【請求項3】 R4=CH3である、請求項1に記載の一
    般式Iを有する化合物。
  4. 【請求項4】 5(6)位に(E)−配置の二重結合を
    有し、R4=CH3である、請求項1に記載の一般式Iを
    有する化合物。
  5. 【請求項5】 (2E,5Z)−5,6,7−トリメチ
    ルオクタ−2,5−ジエン−4−オン、(2E)−5、
    6、7−トリメチルオクタ−2−エン−4−オン、(2
    E,5Z)−5,6,7−トリメチルノナ−2,5−ジ
    エン−4−オン、(2E,5E/Z)−6−エチル−
    5,7−ジメチルノナ−2,5−ジエン−4−オン、
    (2E,5E/Z)−6−エチル−5−メチルノナ−
    2,5−ジエン−4−オン、(2E,5Z)−2,5,
    6,7−テトラメチルオクタ−2,5−ジエン−4−オ
    ン、(2E,5E)−5,6,7,7−テトラメチルオ
    クタ−2,5−ジエン−4−オン、(2E,5Z)−6
    −エチル−5,7−ジメチルオクタ−2,5−ジエン−
    4−オン、およびそれらの総ての二重結合異性体、およ
    び(2E,5E/Z)−5,6,7−トリメチルオクタ
    −2,5−ジエン−4−オンからなる群から選択され
    る、請求項1に記載の一般式Iを有する化合物。
  6. 【請求項6】 請求項1−5のいずれか一項に記載の少
    なくとも一種類の化合物のある含量を有する、フラグラ
    ンスまたは香気組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1−5のいずれか一項に記載の少
    なくとも一種類の化合物のフラグランスまたは香味料と
    しての使用。
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