JP2002003142A - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺清掃装置

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JP2002003142A
JP2002003142A JP2000181909A JP2000181909A JP2002003142A JP 2002003142 A JP2002003142 A JP 2002003142A JP 2000181909 A JP2000181909 A JP 2000181909A JP 2000181909 A JP2000181909 A JP 2000181909A JP 2002003142 A JP2002003142 A JP 2002003142A
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JP
Japan
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cleaning
moving handrail
main body
passenger conveyor
case
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Pending
Application number
JP2000181909A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Yoshida
博俊 吉田
Yasuhiro Sakai
康弘 酒井
Fuminori Kikuchi
文則 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その取り付けおよび清掃体の交換作業を簡単
にした乗客コンベアの移動手摺清掃装置を提供する。 【解決手段】 移動手摺5の出入口部外側の床面部19
に本体ケース8を配置し、この本体ケース8前端にイン
レット安全装置20を設け、また本体ケース8内に移動
手摺5の表面を清掃する清掃体などを組み込んだ収納ケ
ース12を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ等の
乗客コンベアに備えられた移動手摺を清掃する乗客コン
ベアの移動手摺清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗客コンベアの移動手摺清掃装置
は、本件と同一出願人に係わる特開平10−33844
9号公報等に示すように、対を成す清掃体装着軸と巻取
軸を設け、清掃体装着軸に巻回した帯状清掃体の一端部
を巻取軸に巻き取り可能に構成し、この帯状清掃体の中
間部を移動手摺の表面に押圧する押圧手段を設け、これ
ら各構成要素を収納ケース内に収納してスカートガード
内に取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアの移動手摺清掃装置は、清掃装置を構成し
た収納ケースをスカートガード内に取り付けていたた
め、いたずらされることはないが、その取り付け時およ
び帯状清掃体の交換時にもスカートガードを取り外さな
ければならず、作業に多大の時間を要していた。
【0004】本発明の目的は、その取り付けおよび清掃
体の交換作業を簡単にした乗客コンベアの移動手摺清掃
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、スカートガードの移動手摺出入口部近傍に
移動手摺による巻き込みを検出して運転を停止するイン
レット安全装置を有し、上記移動手摺の表面を清掃する
清掃体を収納ケース内に収納して構成した乗客コンベア
の移動手摺清掃装置において、上記移動手摺出入口部外
側の床面部に本体ケースを配置し、この本体ケース内に
少なくとも上記清掃体を収納した収納ケースを配置し、
上記本体ケースの前面側に上記インレット安全装置を設
けたことを特徴とする。
【0006】本発明による乗客コンベアの移動手摺清掃
装置は、収納ケースを本体ケース内に収納し、本体ケー
スの前面側にインレット安全装置を設けたため、いたず
ら等をされることなく移動手摺出入口部外部の床面部に
配置でき、しかも本体ケースの取り付けや清掃体の交換
作業がスカートガードを外すことなく行なうことができ
るようになり、その作業を簡単にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。
【0008】図2は、本発明の一実施の形態による乗客
コンベアの移動手摺清掃装置を取り付けた乗客コンベア
の側面図である。
【0009】乗客コンベア1は、下階床2と上階床3間
に配置され、図示しない公知の踏段や駆動装置等を備え
たトラス4と、無端状に連結した複数の踏段と、この踏
段と同期して移動する移動手摺5を備えた欄干6等から
構成されている。欄干6の下部折返し部における移動手
摺5の出入口部外側の床面部には移動手摺装置7が配置
されている。
【0010】図1は、この移動手摺装置7を拡大して示
す部分断面側面図である。
【0011】スカートガード9の前面側に位置する適当
な部材、例えば移動手摺5の既設インレット安全装置固
定用フランジが設けられているなら、このフランジにボ
ルト10a,10bなどによって本体ケース8を取り外
し可能に固定している。この本体ケース8には、図面の
手前側および奥側にそれぞれ側面板11が図示しないビ
スにより取り外し可能に取り付けられており、図面の手
前側を取り外して示している。本体ケース8のこの手前
側の側面板11を取り外して同部から収納ケース12を
収納し図示しないボルトによって本体ケース8に固定し
て移動手摺清掃装置7を構成している。
【0012】この移動手摺清掃装置7における本体ケー
ス8の前部にはインレット安全装置20が配置され、こ
のインレット安全装置20は、移動手摺5が矢印方向に
移動して人の手等を引き込んだとき、図示しないスイッ
チが動作して乗客コンベア1を停止するように構成され
ている。また本体ケース8と床面部19との隙間にはス
ぺーサ18が配置され、このスぺーサ18によって本体
ケース8を床面部19に安定して配置するようにしてい
る。
【0013】上述した収納ケース12内には、清掃体装
着軸13と、この清掃体装着軸13に一端側から巻回し
た帯状清掃体14と、この帯状清掃体14の他端側を巻
き取る巻取軸15と、この巻取軸15を駆動して帯状清
掃体14の他端側を巻取軸15側に巻き取るモータ16
と、清掃体装着軸13と巻取軸15間に位置する帯状清
掃体14の中間部を移動手摺5の表面に押圧する押圧手
段17とを備えている。この収納ケース12の図面にお
ける手前側および奥側にはそれぞれ側面板が図示しない
ボルトなどによって取り外し可能に設けられており、手
前側の側面板は取り外した状態で示している。
【0014】移動手摺装置7を取り付ける場合、先ず、
収納ケース12内に図2に示すように帯状清掃体14に
よって代表される構成要素の全てを組み込んだ後、この
収納ケース12を本体ケース8内に配置する。このと
き、本体ケース8の奥側の側面板11は取り付けた状態
であるが手前側の側面板を取り外しておき、本体ケース
8における手前側の側面板を取り外した部分から組み立
てた収納ケース12を挿入し、その後、図示しないボル
ト等により収納ケース12を本体ケース8に固定する。
【0015】次いで、収納ケース12を収納した本体ケ
ース8を、図2に示すようにスカートガード9の前面側
に配置し、本体ケース8の下部と床面部19間にスぺー
サ18を挿入し、スカートガード9へボルト10a,1
0bなどによって固定する。その後、取り外していた手
前側の側面板11を本体ケース8に取り付けて作業を終
了する。
【0016】このように本体ケース8を移動手摺出入口
部外側の乗降口床面部に配置し、この本体ケース8内に
収納ケース12を配置すると共に、この本体ケース8の
前側にインレット安全装置20を設けたため、収納ケー
ス12内をいたずらされることがなく外部に配置するこ
とができ、従来のようにスカートガード9内に配置した
場合に比べて取り付け作業が容易となるばかりか、メン
テナンス作業も極めて容易なものとなる。
【0017】乗客コンベアの移動手摺5を清掃する場
合、押圧手段17によって帯状清掃体14の中間部を移
動手摺5の表面に押圧しながら移動手摺5を駆動して行
なう。この清掃作業の前あるいは後に、押圧手段17を
後退させた状態でモータ16を駆動して巻取軸15を回
転すると、清掃体装着軸13側の帯状清掃体14が巻取
軸15に所定長だけ巻き取られ、帯状清掃体14の汚れ
ていない新しい部分が移動手摺5に対応する部分に位置
する。このような清掃作業を繰り返すと、清掃体装着軸
13に巻回した帯状清掃体14を使い切ることになり、
新たな帯状清掃体14を巻回した新たな清掃体装着軸1
3に交換する必要が生じる。
【0018】この交換作業は、本体ケース8の手前側に
取り付けた側面板11を再度取り外し、また収納ケース
12の手前側に設けた側面板を取り出し、新たな帯状清
掃体14を巻回した新たな清掃体装着軸13に交換す
る。その後、収納ケース12に次いで本体ケース8の順
で、取り外した側面板11を取り付けて交換作業を終了
する。
【0019】尚、上述した実施の形態では、収納ケース
12内に帯状清掃体14を押圧手段17で移動手摺5の
表面に押し付けながら清掃するように構成したものを用
いたが、移動手摺5の表面を清掃する清掃体を有するそ
の他の構成であっても同様である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置は、本体ケースを移動手摺出
入口部外側の床面部に配置し、この本体ケース内に収納
ケース12を配置すると共に、この本体ケースの前側に
インレット安全装置を設けたため、収納ケース内をいた
ずらされることがなく外部に配置することができ、従来
のようにスカートガード内に配置した場合に比べて取り
付け作業が容易となるばかりか、メンテナンス作業も極
めて容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置を示す断面側面図である。
【図2】図1に示した乗客コンベアの全体を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 乗客コンベア 5 移動手摺 6 欄干 7 移動手摺清掃装置 8 本体ケース 9 スカートガード 11 側面板 12 収納ケース 13 清掃体装着軸 14 帯状清掃体 15 巻取軸 17 押圧手段 18 スぺーサ 19 床面 20 インレット安全装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 文則 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F321 HA23 HA27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スカートガードの移動手摺出入口部近傍
    に移動手摺による巻き込みを検出して運転を停止するイ
    ンレット安全装置を有し、上記移動手摺の表面を清掃す
    る清掃体を収納ケース内に収納して構成した乗客コンベ
    アの移動手摺清掃装置において、上記移動手摺出入口部
    外側の床面部に本体ケースを配置し、この本体ケース内
    に少なくとも上記清掃体を収納した収納ケースを配置
    し、上記本体ケース前面側に上記インレット安全装置を
    設けたことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記本体
    ケースは、上記スカートガードに取り外し可能に固定し
    たことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記本体
    ケース下面と上記床面部間にスぺーサを介在したことを
    特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
JP2000181909A 2000-06-16 2000-06-16 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 Pending JP2002003142A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106315381A (zh) * 2016-11-15 2017-01-11 立达博仕电梯(苏州)有限公司 一种自动清洁扶手带的自动扶梯
JP2017065895A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社日立ビルシステム エスカレーターのハンドレール清掃装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065895A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社日立ビルシステム エスカレーターのハンドレール清掃装置
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CN106315381B (zh) * 2016-11-15 2018-06-26 立达博仕电梯(苏州)有限公司 一种自动清洁扶手带的自动扶梯

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