JP2002002359A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JP2002002359A
JP2002002359A JP2000193637A JP2000193637A JP2002002359A JP 2002002359 A JP2002002359 A JP 2002002359A JP 2000193637 A JP2000193637 A JP 2000193637A JP 2000193637 A JP2000193637 A JP 2000193637A JP 2002002359 A JP2002002359 A JP 2002002359A
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Jun Kosakabe
順 小坂部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被運搬物の後方への振り出しは正向き状で行
え、振り出し限の状態において被運搬物を逆向き状(転
倒状)にできる荷役車両を提供する。 【解決手段】 荷台7に設けた荷役手段11は、荷台側
に前後回動自在に設けたブーム12と、ブームと荷台側
との間に設けたブーム回動装置17を有する。ブームに
は、被係止部51に対して係脱自在な係止部12Aを設
け、係止部には外側で開放する係止面16を形成した。
ブームに、被運搬物50の下部に設けた被係止体52に
対して係脱自在でかつブームに対する被運搬物の相対姿
勢を変位自在な向き規制手段30を設けた。被運搬物は
後方向へ向いた状態で後方へ振り出すことができ、向き
規制手段を強制的に作動させることで、ブームに対して
被運搬物の相対姿勢を変位させて、被運搬物を下方向へ
向いた状態に十分な角度に転倒できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば製鉄所や
貨車上のスラグ鍋を持ち上げて運搬するのに使用される
荷役車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばスラグ鍋を持ち上げて運
搬する場合、図7に示される荷役車両が使用されてい
た。すなわち荷役車両1は、前部のトラックヘッド2と
後部のトレーラ5とからなり、ここでトラックヘッド2
は、車輪3や運転部4などにより構成され、またトレー
ラ5は、車輪6を有する荷台7の後部にアウトリガー8
を配設することで構成される。そしてトラックヘッド2
の後部に、縦方向軸9などを介してトレーラ5の前部が
連結されるとともに、トラックヘッド2とトレーラ5と
の間にはステアリングシリンダー装置10が設けられて
いる。
【0003】前記荷台7上に設けられる荷役手段11
は、左右方向(車幅方向)で一対のブーム12を有し、
これらブーム12は、荷台7の後端に立設された一対の
支持部材13に対して、その基端が左右方向軸14によ
り各別に連結されることで、上下方向でかつ前後方向に
回動自在に構成される。
【0004】また両ブーム12の基端から中間に亘って
の上下方向面、すなわち荷台7内に回動させたときに上
面側となりかつ荷台7に対して後方に回動させたときに
下面側となる面には、荷台7内に回動させたとき(図7
実線)に上方へ伸びる係止部12Aが一体に設けられ、
この係止部12Aには上方(外側)で開放されるC字状
の係止面16が形成されている。
【0005】前記ブーム12を回動させるためのシリン
ダー装置17が左右一対に設けられ、このシリンダー装
置17の本体18は、荷台7の前端に立設された一対の
ブラケット20にピン21を介して連結されている。ま
た後方へ伸びるピストンロッド19は、ピン22やブラ
ケット23を介してブーム12に連結されている。
【0006】前記ブーム12の中間部分には、スラグ鍋
50の保持手段55が設けられ、この保持手段55はロ
ック形式であって、ロックピン56とピン作動装置57
などにより構成される。そして、ピン作動装置57によ
りロックピン56が左右方向(車幅方向)に作動される
ことで、スラグ鍋50に形成されたロック穴に対して係
脱自在に構成されている。
【0007】このような従来構成によると、たとえばス
ラグ(鉱滓)が入れられているスラグ鍋50を持ち上げ
て運搬するとき、まず図7の仮想線イに示されるよう
に、スラグ鍋50の上部に設けられた一対の吊りピン5
1に、両ブーム12の係止面16が係合される。このと
き両ブーム12は、シリンダー装置17の伸展により左
右方向軸14の周りに後方へ回動されている。
【0008】この状態でシリンダー装置17が収縮され
ることで、上方へ回動されるブーム12を介してスラグ
鍋50が持ち上げられ、さらにブーム12が前方へ回動
されたのち下方へ回動されることで、スラグ鍋50は図
7の実線に示されるように荷台7上に位置される。
【0009】そして、目的とする場所へ運搬されたの
ち、ブーム12の部分に組み込まれた保持手段55にお
けるピン作動装置57の作動により、ロックピン56が
左右方向に作動されてロック穴に係合されることで、ス
ラグ鍋50はブーム12側に保持(ロック)される。こ
のように保持手段55によりスラグ鍋50が保持された
状態で、上述とは逆作用によってブーム12が後方へ回
動されることで、図7の仮想線ロに示されるように、ス
ラグ鍋50は上下が逆向き(転倒状)で後方へ振り出さ
れ、以てスラグ鍋50内からスラグが排出される。その
後、再び図7の実線に示される状態に戻すことで、空の
スラグ鍋50が運搬される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成にお
いては、スラグ鍋50内からスラグを落ちやすく(排出
しやすく)するために、大きい転倒角度Θが要求され
る。しかし、大きい転倒角度Θを設定すると、スラグ鍋
50が早くから傾き始めて、スラグが荷台7上に落下す
る恐れもある。
【0011】そこで本発明は、被運搬物の後方への振り
出しは正向き状で行えるとともに、振り出し限の状態に
おいて被運搬物を逆向き状(転倒状)とし得る荷役車両
を提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の荷役車両は、上部に被係止部を有する
被運搬物を持ち上げて運搬する荷役車両であって、荷台
に設けられる荷役手段は、荷台側に前後回動自在に設け
られたブームと、このブームと荷台側との間に設けられ
たブーム回動装置とを有し、前記ブームには、被係止部
に対して係脱自在な係止部が設けられるとともに、この
係止部には外側で開放される係止面が形成され、前記ブ
ームに、被運搬物の下部に設けられた被係止体に対して
係脱自在でかつブームに対する被運搬物の相対姿勢を変
位自在な被運搬物の向き規制手段が設けられていること
を特徴としたものである。
【0013】したがって本発明によると、被運搬物を持
ち上げて運搬するとき、まずブーム回動装置の作動によ
りブームを後方へ回動させて、被運搬物側の被係止部に
係止面を下方から対向させる。この状態でブーム回動装
置を逆作動させることにより、上方へ回動するブームを
介して被運搬物を持ち上げ得、さらにブームを前方へ回
動したのち下方へ回動することで、被運搬物を荷台上に
位置し得る。この前後に向き規制手段を作動させて、被
運搬物側の被係止体に係合させる。この状態で、荷役車
両の走行によって被運搬物を目的とする場所へ運搬し得
る。
【0014】そして、目的とする場所へ運搬したのち、
ブーム回動装置の作動によりブームを後方へ回動させる
ことで、被運搬物を後方へ振り出し得る。その際に、ブ
ームの回動に抗して被運搬物が、その自重によって被係
止部の回りで回動しようとし、以て被運搬物の自重(荷
重)、すなわち外力が被係止体を介して向き規制手段に
作用する。このように、被運搬物の自重で向き規制手段
側に外力が作用したとき、この向き規制手段を規制解除
方向に作用させることで被運搬物の傾きを緩み得、以て
被運搬物の後方への振り出しは上向き状として行える。
そして被運搬物は向き規制手段の調整によって、後方へ
の振り出し量に応じて少しずつ転倒し得る。
【0015】引き続いてのブーム回動装置の作動によ
り、ブームを後方へ限度状に回動させることで、被運搬
物は後方向へ向いた状態で後方へ振り出し得る。次い
で、向き規制手段を強制的に作動させることで、ブーム
に対して被運搬物の相対姿勢を変位させて、被運搬物を
下方向へ向いた状態に転倒し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
スラグ鍋の運搬用に採用した状態として図1〜図6に基
づいて説明する。なお、以下において、上述した従来構
成(図7)と同一構成物またはほぼ同一構成物は、同一
符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0017】すなわち、1は荷役車両、2はトラックヘ
ッド、3は車輪、4は運転部、5はトレーラ、6は車
輪、7は荷台、8はアウトリガー、9は縦方向軸、10
はステアリングシリンダー装置、11は荷役手段、12
はブーム、12Aは係止部、13は支持部材、14は左
右方向軸、16は係止面、17はブーム回動装置の一例
であるシリンダー装置、18は本体、19はピストンロ
ッド、20はブラケット、21,22はピン、23はブ
ラケット、50は被運搬物の一例であるスラグ鍋、51
は被係止部の一例である吊りピンをそれぞれ示してい
る。
【0018】前記両ブーム12には、スラグ鍋50の下
部に設けられた係止ピン(被係止体の一例)52に対し
て係脱自在でかつブーム12に対するスラグ鍋50の相
対姿勢を変位自在なスラグ鍋50の向き規制手段30が
設けられている。
【0019】すなわち、両ブーム12の遊端それぞれに
は、左右方向軸31が貫通されるとともに回動自在に設
けられ、これら左右方向軸31の外端に外リンク体32
の基端が連結されている。そして外リンク体32の遊端
とブーム12との間にシリンダー装置(作動装置の一
例)33が設けられている。このシリンダー装置33の
本体34は、前記ブーム12の中間位置にピン36を介
して連結され、また前方へ伸びるピストンロッド35
は、前記外リンク体32の遊端にピン37を介して連結
されている。
【0020】さらに左右方向軸31の内端に内リンク体
38の基端が連結され、その際に内リンク体38は、左
右方向軸31を中にして外リンク体32とは反対側に伸
びるように配設されている。そして内リンク体38の遊
端には、係止フック(係止体の一例)39の基端が左右
方向ピン40を介して連結されている。この係止フック
39はロッド状であって、後方へと伸びたのち、その遊
端は、上方へ湾曲しかつ前方へ向くことでフック部(係
止部の一例)39aに形成されている。このフック部3
9aが、前記係止ピン52に対して係脱自在となる。
【0021】なお、係止フック39の基端には被ストッ
パー体41が設けられ、そして内リンク体38側には、
被ストッパー体41が当接自在な外ストッパー体42
と、係止フック39の基端側が当接自在な内ストッパー
体43とが設けられている。ここで外ストッパー体42
は、内リンク体38に対する係止フック39の外側への
揺動限(開動限)を規制し、また内ストッパー体43
は、内リンク体38に対する係止フック39の内側への
揺動限(閉動限)を規制するように構成されている。
【0022】図6に示されるように、両シリンダー装置
33への収縮側配管44中と伸展側配管45中にはそれ
ぞれスロットルチェックバルブ46,47が介在され、
そしてシリンダー装置33とスロットルチェックバルブ
46,47との間において、収縮側配管44と伸展側配
管45との間には、シャトルバルブ48とシーケンスバ
ルブ49とが介在されている。これにより、シリンダー
装置33へ設定力以上の伸展外力が作用されたとき、圧
油を移動してシリンダー装置33を伸展させる油圧回路
が構成される。以上の31〜49などにより向き規制手
段30の一例が構成される。
【0023】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。たとえばスラグ(鉱滓)が入れられている
スラグ鍋50を持ち上げて運搬するとき、まず図5に示
されるように、スラグ鍋50に設けられた一対の吊りピ
ン51に係止面16が下方から対向される。このとき両
ブーム12は、シリンダー装置17の伸展により左右方
向軸14の周りに後方へ回動されている。
【0024】また向き規制手段30においてはシリンダ
ー装置33が伸展動され、外リンク体32や左右方向軸
31などを介して、内リンク体38がブーム12側へ揺
動されている。これにより、係止フック39が押し移動
され、そのフック部39aが係止ピン52に対して下方
から対向される。なお係止フック39は、外ストッパー
体42に対して被ストッパー体41が当接されるまで、
下方へ揺動されている。
【0025】この状態においてシリンダー装置17の収
縮により両ブーム12を上昇させることで、吊りピン5
1に両ブーム12の係止面16が下方から係合される。
そして、上方へ回動されるブーム12を介してスラグ鍋
50が持ち上げられ、さらにブーム12が前方へ回動さ
れたのち下方へ回動されることで、スラグ鍋50は、図
1に示されるように荷台7上に位置される。
【0026】このとき向き規制手段30におけるシリン
ダー装置33が収縮動され、外リンク体32と左右方向
軸31とを介して内リンク体38が前側へ振り出され
る。これにより、係止フック39が前側へ引き移動さ
れ、そのフック部39aが係止ピン52に係合される。
【0027】このように、係止フック39が係止ピン5
2に係合された状態で、荷役車両1の走行によってスラ
グ鍋50は目的とする場所へ運搬される。そして、目的
とする場所へ運搬されたのち、図1に示されるようにア
ウトリガー8が着地動される。この着地動は、たとえば
運転部4において赤ランプが点滅することで確認し得
る。
【0028】次いで、シリンダー装置17の伸展作動に
よりブーム12を後方へ回動させることで、図2に示さ
れるように、スラグ鍋50を後方へ振り出し得る。その
際に、ブーム12の回動に抗してスラグ鍋50が、その
自重によって吊りピン51の回りで回動しようとし、以
てスラグ鍋50の自重(荷重)が係止ピン52を介して
係止フック39に作用される。
【0029】これにより係止フック39に押し力が作用
され、この押し力は、内リンク体38、左右方向軸3
1、外リンク体32を介して、シリンダー装置33に対
して伸展方向に作用される。すなわち、シリンダー装置
33には設定力以上の伸展力が作用されることになり、
以て油圧回路により圧油を移動させてシリンダー装置3
3を伸展し得る。
【0030】このように、スラグ鍋50の自重でシリン
ダー装置33が自動的に伸展することで、係止フック3
9はダウン側に戻ってスラグ鍋50の傾きが緩み、以て
スラグ鍋50の後方への振り出しは、スラグ鍋50内か
らスラグが落ち難い上向き状として行えることになっ
て、スラグが荷台7上に落下する恐れは無くなる。そし
てスラグ鍋50は、後方への振り出し量に応じて少しず
つ転倒されることになる。
【0031】引き続いてのシリンダー装置17の伸展作
動により、ブーム12を後方へ限度状に回動させること
で、図3に示されるように、スラグ鍋50は後方向へ向
いた状態で後方へ振り出し得る。次いで、シリンダー装
置33を強制的に収縮動させて係止フック39を強制的
に上昇動させることで、図4に示されるように、吊りピ
ン51に対して係止ピン52を上方に位置させることに
なって、スラグ鍋50を下方向へ向いた状態に転倒させ
得、以てスラグ鍋50内からスラグが排出される。
【0032】上述したようにスラグ鍋50内からスラグ
が排出された後、シリンダー装置17の収縮作動により
ブーム12を再び前方へ回動させることで、空のスラグ
鍋50は、図1の実線に示されるように、荷台7側に戻
し得る。
【0033】上記した実施の形態では、被係止部や被係
止体を有する被運搬物として、吊りピン51や係止ピン
52を有するスラグ鍋50が示されているが、吊りピン
や係止ピンを有する鉄製のゴミ箱など、種々な被運搬物
を取り扱えるものである。
【0034】上記した実施の形態では、ブーム回動装置
としてシリンダー装置17が示されているが、これはボ
ールねじ形式など他の形式を採用してもよい。上記した
実施の形態では、向き規制手段30として、リンク3
2,38、係止フック39、シリンダー装置33、油圧
回路などからなる形式が示されており、これによると構
造簡単にして確実な動作を期待し得る。しかし、係止体
の一例である係止フック39はプレート状やロッド状な
ど任意に変更し得、また作動装置の一例であるシリンダ
ー装置33は、ボールねじ形式など他の形式を採用して
もよい。
【0035】
【発明の効果】上記した本発明によると、ブーム回動装
置の作動によりブームを後方へ回動させて、被運搬物側
の被係止部に係止面を下方から対向させたのち、ブーム
回動装置を逆作動させることにより、上方へ回動するブ
ームを介して被運搬物を持ち上げることができ、さらに
ブームを前方へ回動したのち下方へ回動することで、被
運搬物を荷台上に位置できる。この前後に向き規制手段
を作動させて、被運搬物側の被係止体に係合させた状態
で、荷役車両の走行によって被運搬物を目的とする場所
へ運搬でき、その際に被運搬物が被係止部の周りに大き
く揺動することを、向き規制手段により防止できる。
【0036】そして、目的とする場所へ運搬したのち、
ブーム回動装置の作動によりブームを後方へ回動させる
ことで、被運搬物を後方へ振り出すことができる。その
際に、ブームの回動に抗して被運搬物が、その自重によ
って被係止部の回りで回動しようとして、被運搬物の自
重(荷重)、すなわち外力が被係止体を介して向き規制
手段に作用したとき、この向き規制手段を規制解除方向
に作用させることで被運搬物の傾きを緩ませることがで
き、以て被運搬物の後方への振り出しは上向きの正向き
状として行うことができるとともに、被運搬物は向き規
制手段の調整によって、後方への振り出し量に応じて少
しずつ転倒できる。これにより、被運搬物内の収納物が
荷台上に落下する恐れを無くすることができる。
【0037】引き続いてのブーム回動装置の作動によ
り、ブームを後方へ限度状に回動させることで、被運搬
物は後方向へ向いた状態で後方へ振り出すことができ、
次いで、向き規制手段を強制的に作動させることで、ブ
ームに対して被運搬物の相対姿勢を変位させて、被運搬
物を下方向へ向いた状態に十分な角度に転倒でき、以て
被運搬物内から収納物を確実に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、荷役車両の
排出作業開始時における側面図である。
【図2】同荷役車両の排出作業前段中途時における側面
図である。
【図3】同荷役車両の排出作業後段中途時における側面
図である。
【図4】同荷役車両の排出作業終了時における側面図で
ある。
【図5】同荷役車両の積込み作業時における側面図であ
る。
【図6】同荷役車両の向き規制手段側の油圧回路図であ
る。
【図7】従来例を示し、荷役車両の側面図である。
【符号の説明】
1 荷役車両 2 トラックヘッド 4 運転部 5 トレーラ 7 荷台 8 アウトリガー 10 ステアリングシリンダー装置 11 荷役手段 12 ブーム 12A 係止部 16 係止面 17 シリンダー装置(ブーム回動装置) 30 向き規制手段 31 左右方向軸 32 外リンク体 33 シリンダー装置(作動装置) 38 内リンク体 39 係止フック(係止体) 39a フック部(係止部) 41 被ストッパー体 42 外ストッパー体 43 内ストッパー体 44 収縮側配管 45 伸展側配管 46 スロットルチェックバルブ 47 スロットルチェックバルブ 48 シャトルバルブ 49 シーケンスバルブ 50 スラグ鍋(被運搬物) 51 吊りピン(被係止部) 52 係止ピン(被係止体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に被係止部を有する被運搬物を持ち
    上げて運搬する荷役車両であって、荷台に設けられる荷
    役手段は、荷台側に前後回動自在に設けられたブーム
    と、このブームと荷台側との間に設けられたブーム回動
    装置とを有し、前記ブームには、被係止部に対して係脱
    自在な係止部が設けられるとともに、この係止部には外
    側で開放される係止面が形成され、前記ブームに、被運
    搬物の下部に設けられた被係止体に対して係脱自在でか
    つブームに対する被運搬物の相対姿勢を変位自在な被運
    搬物の向き規制手段が設けられていることを特徴とする
    荷役車両。
JP2000193637A 2000-06-28 2000-06-28 荷役車両 Pending JP2002002359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237519A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Unicarriers Corp スラグダンプトラックの荷役装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237519A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Unicarriers Corp スラグダンプトラックの荷役装置

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