JP4201492B2 - 荷役車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば製鉄所や貨車上のスラグ鍋を持ち上げて運搬するのに使用される荷役車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえばスラグ鍋を持ち上げて運搬する荷役車両としては、荷台に設けられる荷役手段が、荷台側に前後回動自在に設けられたブームと、このブームと荷台側との間に設けられたブーム回動装置とにより構成され、そしてブームに、スラグ鍋の被係止部に対して係脱自在な係止部が設けられ、さらに荷台側に、荷台の上方に位置されたスラグ鍋の上面開放部を開閉自在な蓋装置が設けられた構成が提供されている。
【0003】
この蓋装置としては、図3に示される構成のものが使用されていた。すなわち、スラグ鍋79の上面開放部79aを開閉自在な蓋装置70は、荷台78側から立設された左右一対の縦杆71と、両縦杆71間に設けられた複数の横杆72と、両縦杆71の上端にそれぞれ横方向軸73を介して回動自在に設けられたアーム体74と、このアーム体74を回動させるために縦杆71との間に設けられたシリンダー装置75と、両アーム体74の遊端間に相対揺動自在に設けられた蓋体76などにより構成されている。
【0004】
このような従来構成によると、シリンダー装置75の伸縮動によってアーム体74を回動させることで、蓋体76を、図3の実線に示されるスラグ鍋79の上面開放部79aを閉鎖する位置と、図3の仮想線に示される上面開放部79aを開放する位置との間で移動し得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来構成においては、蓋体76が、縦杆71の上端に設けられた横方向軸73を介して回動されることで、すなわち、スラグ鍋79の上面79bよりも上方に位置される横方向軸心73Aの回りに回動されることで、その開放姿勢(回動姿勢)での傾斜角度θ1は大きくなる。これにより、蓋体76の遊端側の端部は高い位置となって、開放時には全高が高くなり、以て開放する場所の制限を受けることになる。
【0006】
そこで本発明は、蓋体の開放時には全高を低く押さえ得る荷役車両を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の荷役車両は、上面開放の被運搬物を持ち上げて運搬する荷役車両であって、荷台に設けられる荷役手段は、荷台側に前後回動自在に設けられたブームと、このブームと荷台側との間に設けられたブーム回動装置とを有し、前記ブームには、被運搬物に対して係脱自在な係止装置と、被運搬物の保持手段とが設けられ、前記係止装置は、ブームの上端に設けられた左右方向の保持軸と、この保持軸に揺動自在に設けられた係止部とからなり、この係止部は、被運搬物の側面部分で上面開放部の近くに設けられた被係止部に対して係脱自在に構成され、前記保持手段は、作動装置により左右方向に作動される保持部が、被運搬物に形成された被保持部に対して係脱自在に構成され、前記荷台側には、荷台の上方に位置された被運搬物の上面開放部を開閉自在な蓋装置が設けられ、この蓋装置は、被運搬物の上面よりも下方の横軸心を中心として回動される蓋体によって上面開放部を開閉するように構成されていることを特徴としたものである。
【0008】
したがって本発明によると、被運搬物を持ち上げて運搬するとき、まず被運搬物に設けた被係止部に係止装置の係止部を下方から対向させる。このときブームは、ブーム回動装置により後方へ回動させている。また蓋装置の蓋体を、横軸心の回りに前方かつ上方へ回動させて開放姿勢にしている。この状態で、ブーム回動装置の逆作動によりブームを上方へ回動させることにより、被運搬物に対してブームの係止装置を係合させる。次いで、上方へ回動するブームを介して被運搬物を持ち上げ得、さらにブームを前方へ回動したのち下方へ回動することで、被運搬物を荷台上に位置し得る。その際に被運搬物は、開放姿勢の蓋体に接触、衝突などすることなく移動し得る。
【0009】
そして蓋装置の蓋体を、横軸心の回りに後方かつ下方へ回動させることにより、蓋体によって被運搬物の上面開放部を閉塞し得る。この状態で荷役車両を走行させることで、被運搬物を目的とする場所へ運搬し得る。その際に、被運搬物から収納物がこぼれるのを蓋体によって防止し得る。そして、目的とする場所へ運搬したのち、ブームの部分に組み込まれた保持手段における作動装置の作動により、保持部を左右方向に作動して被保持部に係合させることで、被運搬物をブーム側で保持(ロック)し得る。このようにして保持手段により被運搬物を保持する前後に、蓋装置においては、上述したようにして、蓋体を横軸心の回りに前方かつ上方へ回動させ、以て被運搬物の上面開放部を開放させる。
前述したように保持手段により被運搬物を保持した状態で、ブーム回動装置によってブームを後方へ回動させることで、被運搬物を上下が逆向きで後方へ振り出すことになり、以て被運搬物から収納物を排出し得る。その際に、保持手段により保持された状態であることから、逆向きの振り出しは、係止部から被係止部が外れる恐れもなく、また被運搬物が被係止部の周りで不測に回動することもなく、常に安定した姿勢で円滑かつ確実に行える。このように被運搬物内から収納物を排出した後、ブーム回動装置によりブームを再び前方へ回動させることで、空の被運搬物を荷台側に戻し得、そして蓋装置を閉塞動させて、再び空の被運搬物を運搬し得る。これにより、被運搬物から収納物を出したり、被運搬物を降ろしたりし得る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、スラグ鍋の運搬用に採用した状態として図1、図2に基づいて説明する。
【0011】
ここで、上面開放の被運搬物の一例であるスラグ鍋60の左右側面部分には、それぞれ、上面開放部60aの近くで前後方向の中央部分に上部吊りピン(被係止部の一例)61が設けられ、そして下部分で前後方向の中央部分にはロック穴(被保持部の一例)62が設けられている。
【0012】
荷役車両1は、前部のトラックヘッド2と後部のトレーラ5とからなり、ここでトラックヘッド2は、車輪3や運転部4などにより構成され、またトレーラ5は、車輪6を有する荷台7の後部にアウトリガー8を配設することなどで構成される。そしてトラックヘッド2の後部に、縦方向軸9などを介してトレーラ5の前部が連結されるとともに、トラックヘッド2とトレーラ5との間にはステアリングシリンダー装置10が設けられている。
【0013】
前記荷台7上に設けられる荷役手段11は、左右方向(車幅方向)で一対のブーム12を有し、これらブーム12は、荷台7の後端に立設された一対の支持部材13に対して、その基端が左右方向軸14により各別に連結されることで、上下方向でかつ前後方向に回動自在に構成される。そして両ブーム12の遊端間は、左右方向の連結部材15により一体化されている。
【0014】
前記ブーム12を回動させるためのシリンダー装置(ブーム回動装置の一例)17が左右一対に設けられ、このシリンダー装置17の本体18は、荷台7の前端に立設された一対のブラケット20にピン21を介して連結されている。また後方へ伸びるピストンロッド19は、ピン22やブラケット23を介してブーム12に連結されている。
【0015】
前記ブーム12の上端部分には、スラグ鍋60に対して係脱自在な係止装置25が設けられている。すなわち、ブーム12の上端には左右方向の保持軸26が設けられている。この保持軸26の内側突出部分にはフック体(係止部の一例)27が揺動自在に設けられ、このフック体27は前記上部吊りピン61に対して係脱自在に構成されている。以上の26、27などにより係止装置25の一例が構成される。
【0016】
前記ブーム12の中間部分には、スラグ鍋60の保持手段30が設けられ、この保持手段30はロック形式であって、ロックピン(保持部の一例)31とピン作動装置32などにより構成される。そして、ピン作動装置32によりロックピン31が左右方向に作動されることで、スラグ鍋60に形成されたロック穴62に対して係脱自在に構成されている。なお荷台7には、スラグ鍋60を支持自在な支持台35が設けられている。
【0017】
前記荷台7側には、荷台7の上方に位置されたスラグ鍋60の上面開放部60aを開閉自在な蓋装置40が設けられている。すなわち、荷台7上でかつスラグ鍋60の収納位置の前方には下部材41が設けられ、この下部材41の上面から立設されたブラケット42に、左右方向の横軸43を介して揺動体44が設けられている。
【0018】
ここで揺動体44は、その下端が横軸43に連結される左右一対の縦杆部44aと、両縦杆部44aの上端からそれぞれ直角状で後方へ伸びる前後杆部44bと、両縦杆部44a間や両前後杆部44b間に設けられた複数の横杆部44cや、縦杆部44aと前後杆部44bとの間に設けられた斜杆部44dなどにより、側面視において逆L字状に形成されている。
【0019】
そして、揺動体44を揺動させるためのシリンダー装置(揺動装置の一例)45が設けられている。このシリンダー装置45の本体46は、下部材41から前方へ連設されたブラケット48に横ピン49を介して連結され、また上方へ伸びるピストンロッド47は、横ピン50やブラケット51を介して縦杆部44aの前面に連結されている。
【0020】
前記揺動体44の前後杆部44bに蓋体52が設けられている。すなわち、蓋体52の中間部からはブラケット53が上方へと連設され、このブラケット53に形成された上下方向の長孔54に、前後杆部44bの遊端に設けられた左右方向ピン55が係合されている。そして、蓋体51の前部と前後杆部44bの中間部とが、相対接近を許す吊り具(ボルト・ナットなど)56を介して連結されている。
【0021】
上記構成により、シリンダー装置45を伸縮動させることで揺動体44を揺動させ得、そして揺動体44に設けられた蓋体52を、横軸43を中心として回動し得る。その際に横軸43は、スラグ鍋60の上面60bよりも下方、たとえばスラグ鍋60の上下方向の中央部分よりも下方に位置されており、以て蓋装置40の蓋体52は、スラグ鍋60の上面60bよりも下方の横軸心43Aを中心とした回動軌跡57上で回動されるように構成されている。
【0022】
なお、下部材41と縦杆部44aとの間には、蓋体52が上方へ回動(開放動)されたことを検出する検出装置58が設けられている。以上の41〜58などにより、蓋装置40の一例が構成される。
【0023】
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
たとえば、スラグ(鉱滓)が入れられているスラグ鍋60を持ち上げて運搬するとき、まず図1の仮想線イに示されるように、スラグ鍋60に設けた上部吊りピン61に係止装置25のフック体27を下方から対向させる。このとき両ブーム12は、シリンダー装置17の伸展により左右方向軸14の周りに後方へ回動させている。
【0024】
また蓋装置40においては、シリンダー装置45の収縮動によって揺動体44を横軸心43Aの回りに揺動させることで、図1の仮想線や図2の仮想線に示されるように、蓋体52を前方かつ上方へ回動させている。その際に蓋体52は、スラグ鍋60の上面60bよりもかなり下方の横軸心43Aを中心とした回動軌跡57上において、前方かつ上方へ回動させることで、その開放姿勢(回動姿勢)での傾斜角度θは小さくなり、以て蓋体52の遊端側の端部は低い位置となって、開放時の全高を低く押え得る。
【0025】
この状態で、シリンダー装置17を収縮動させてブーム12を上方へ回動させることで、まず上部吊りピン61にフック体27を下方から係合させ、そしてブーム12を介してスラグ鍋60を持ち上げ得る。さらにブーム12が前方へ回動したのち下方へ回動することで、スラグ鍋60を、図1の実線や図2の実線に示されるように、荷台7に設けた支持台35上に載置し得る。その際にスラグ鍋60は、蓋体52などに接触、衝突などすることなく移動し得る。
【0026】
前述したようにスラグ鍋60を支持台35上に載置させたのち、蓋装置40におけるシリンダー装置45の伸展動によって揺動体44を横軸心43Aの回りに揺動させることで、蓋体52を、横軸心43Aを中心とした回動軌跡57上において後方かつ下方へ回動させる。これにより、図1の実線や図2の実線に示されるように、蓋体52によってスラグ鍋60の上面開放部60aを閉塞し得る。その際に、スラグ鍋60の製作誤差などによって上面60bのレベルが多少変化していたとしても、長孔54や吊り具56による上下許容構造により誤差を吸収し得、以て蓋体52による上面開放部60aの閉塞は常に好適に行える。
【0027】
このように蓋体52による上面開放部60aの閉塞を行ったのち、荷役車両1を走行させることで、スラグ鍋60を目的とする場所へ運搬し得る。その際に、スラグ鍋60からスラグがこぼれるのを蓋体52によって防止し得る。そして、目的とする場所へ運搬したのち、ブーム12の部分に組み込まれた保持手段30におけるピン作動装置32の作動により、ロックピン31を左右方向に作動してロック穴62に係合させることで、スラグ鍋60をブーム12側で保持(ロック)し得る。
【0028】
このようにして保持手段30によりスラグ鍋60を保持する前後に、蓋装置40においては、上述したようにして、蓋体52を前方かつ上方へ回動させ、スラグ鍋60の上面開放部60aを開放させている。さらに、この前後にアウトリガー8を着地動させている。
【0029】
前述したように保持手段30によりスラグ鍋60を保持した状態で、上述とは逆作用、すなわち、シリンダー装置17の伸展作動によってブーム12を後方へ回動させることで、図1の仮想線ロに示されるように、スラグ鍋60を上下が逆向きで後方へ振り出すことになり、以てスラグ鍋60内からスラグを排出し得る。
【0030】
その際に、保持手段30により保持された状態であることから、逆向きの振り出しは、フック体27から上部吊りピン61が外れる恐れもなく、またスラグ鍋60が上部吊りピン61の周りで不測に回動することもなく、常に安定した姿勢で円滑かつ確実に行える。したがって、スラグ鍋60の逆向きでの後方への振り出し操作は、容易に迅速に行える。
【0031】
上述したようにスラグ鍋60内からスラグを排出した後、シリンダー装置17の収縮作動によりブーム12を再び前方へ回動させることで、空のスラグ鍋60を荷台7側に戻し得る。そして蓋装置40を閉塞動させて、再び図1の実線に示される状態に戻すことで、空のスラグ鍋60を運搬し得る。
【0032】
上記した実施の形態では、上面開放の被運搬物としてスラグ鍋60が示されているが、これは鉄製のゴミ箱など、種々な被運搬物を取り扱えるものである。
上記した実施の形態では、ブーム回動装置としてシリンダー装置17が示されているが、これはボールねじ形式など他の形式を採用してもよい。
【0034】
【発明の効果】
上記した本発明によると、被運搬物を持ち上げて運搬するとき、まず被運搬物に設けた被係止部に係止装置の係止部を下方から対向させる。このときブームは、ブーム回動装置により後方へ回動させている。また蓋体を、横軸心の回りに前方かつ上方へ回動させて開放姿勢にしている。この状態で、ブーム回動装置の逆作動によりブームを上方へ回動させることにより、被運搬物に対してブームの係止装置を係合できる。次いで、上方へ回動するブームを介して被運搬物を持ち上げることができ、さらにブームを前方へ回動したのち下方へ回動することで、被運搬物を荷台上に位置できる。その際に被運搬物は、開放姿勢の蓋体に接触、衝突などすることなく移動できる。
そして蓋体を、横軸心の回りに後方かつ下方へ回動させることにより、蓋体によって被運搬物の上面開放部を閉塞できる。この状態で荷役車両を走行させ、被運搬物を目的とする場所へ運搬するときに、被運搬物から収納物がこぼれるのを蓋体によって防止できる。そして、目的とする場所へ運搬したのち、ブームの部分に組み込まれた保持手段における作動装置の作動により、保持部を左右方向に作動して被保持部に係合させることで、被運搬物をブーム側で保持(ロック)できる。このようにして保持手段により被運搬物を保持する前後に、蓋装置においては、蓋体を横軸心の回りに前方かつ上方へ回動させ、以て被運搬物の上面開放部を開放できる。その際に蓋体を、被運搬物の上面よりも下方の横軸心を中心とした回動軌跡上において回動させることで、その開放姿勢(回動姿勢)での傾斜角度を小さくでき、以て蓋体の遊端側の端部を低い位置にできて、開放時の全高を低く押さえることができ、開放する場所は制限を受けることがなくなる。
前述したように保持手段により被運搬物を保持した状態で、ブーム回動装置によってブームを後方へ回動させることで、被運搬物を上下が逆向きで後方へ振り出すことができ、以て被運搬物から収納物を排出できる。その際に、保持手段により保持された状態であることから、逆向きの振り出しは、係止部から被係止部が外れる恐れもなく、また被運搬物が被係止部の周りで不測に回動することもなく、常に安定した姿勢で円滑かつ確実に行うことができる。したがって、被運搬物の逆向きでの後方への振り出し操作は、容易に迅速に行うことができる。このように被運搬物内から収納物を排出した後、ブーム回動装置によりブームを再び前方へ回動させることで、空の被運搬物を荷台側に戻すことができ、そして蓋装置を閉塞動させて、再び空の被運搬物を運搬できる。これにより、被運搬物から収納物を出したり、被運搬物を降ろしたりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、荷役車両の側面図である。
【図2】同荷役車両における蓋装置部分の側面図である。
【図3】従来例を示し、荷役車両における蓋装置部分の側面図である。
【符号の説明】
1 荷役車両
2 トラックヘッド
4 運転部
5 トレーラ
7 荷台
10 ステアリングシリンダー装置
11 荷役手段
12 ブーム
14 左右方向軸
17 シリンダー装置(ブーム回動装置)
25 係止装置
27 フック体(係止部)
30 保持手段
31 ロックピン(保持部)
35 支持台
40 蓋装置
41 下部材
43 横軸
43A 横軸心
44 揺動体
44a 縦杆部
44b 前後杆部
45 シリンダー装置(揺動装置)
52 蓋体
54 長孔
55 左右方向ピン
56 吊り具
57 回動軌跡
60 スラグ鍋(被運搬物)
60a 上面開放部
60b 上面
61 上部吊りピン(被係止部)
62 ロック穴(被保持部)
θ 回動時傾斜角度
Claims (1)
- 上面開放の被運搬物を持ち上げて運搬する荷役車両であって、荷台に設けられる荷役手段は、荷台側に前後回動自在に設けられたブームと、このブームと荷台側との間に設けられたブーム回動装置とを有し、前記ブームには、被運搬物に対して係脱自在な係止装置と、被運搬物の保持手段とが設けられ、前記係止装置は、ブームの上端に設けられた左右方向の保持軸と、この保持軸に揺動自在に設けられた係止部とからなり、この係止部は、被運搬物の側面部分で上面開放部の近くに設けられた被係止部に対して係脱自在に構成され、前記保持手段は、作動装置により左右方向に作動される保持部が、被運搬物に形成された被保持部に対して係脱自在に構成され、前記荷台側には、荷台の上方に位置された被運搬物の上面開放部を開閉自在な蓋装置が設けられ、この蓋装置は、被運搬物の上面よりも下方の横軸心を中心として回動される蓋体によって上面開放部を開閉するように構成されていることを特徴とする荷役車両。
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