JP2001526155A - データ担体保持用ケース - Google Patents

データ担体保持用ケース

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JP2001526155A
JP2001526155A JP2000524793A JP2000524793A JP2001526155A JP 2001526155 A JP2001526155 A JP 2001526155A JP 2000524793 A JP2000524793 A JP 2000524793A JP 2000524793 A JP2000524793 A JP 2000524793A JP 2001526155 A JP2001526155 A JP 2001526155A
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アンソニー・ヘンリー・ジョセフ・フレイザー
ステファン・アレキサンダー・ピジャノウスキー
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    • G11B33/0411Single disc boxes
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    • G11B33/0427Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】 本発明が提供するケースは、ベース部3と、ベース部3に設けられケース内に収容されたCDのようなデータ担体を取外し可能に保持する保持手段2,2A,4と、例えばプラスチックシートからなりベース部3に取付けられてケースからCDが脱落するのを防止する閉鎖部材6とを備えている。閉鎖部材6とベース部3との間には、例えば加熱溶着部のような不可逆的に分断可能な接合部が設けられ、この接合部が分断されると閉鎖部材6を開口させてCDをケースから取外すことができる。閉鎖部材6は、完全に取外し可能としてもよいし、あるいはベース部3にヒンジ結合し蓋として保持されるように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(CD)またはデジタル・バーサタイル・ディ
スク(DVD)といったデータ担体を保持するためのケースに関するものである
【0002】
【従来の技術,及び発明が解決しようとする課題】
CD及び他の形態のデータ担体を収容するために用いられるケースとしては種
々のものがあるが、中でもよく知られているのは、「ジュウェル・ボックス」と
して知られている透明なポリスチレンからなるヒンジ式ケースである。
【0003】 本発明は、公知のデータ担体用ケースでは得られない特徴と利点とを有するデ
ータ担体用ケースを提供するものである。
【0004】 ここで言う「データ担体」とは、機械的に、またはコンピュータによって読取
り可能なデータを保持することができる物であり、コンパクトディスク(直径15
cmまたはその他のサイズ)、デジタルビデオディスク(直径15cmまたはその他の
サイズ)、フロッピーディスク、カセットテープ(例えばオーディオテープまた
はビデオテープ)、スマートカード、データカートリッジ、コンピュータ用読取
り専用メモリーチップ(ROM)、コンピュータ用ランダムアクセスメモリーチ
ップ(RAM)などが含まれるが、これらに限定されるわけではないことに留意
されたい。
【0005】 「データ」という用語もまた、機械的に、またはコンピュータにより読取り可
能であるようにフォーマットされたあらゆる形態の情報またはプログラムを含む
広い意味で使用している。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明が提供するデータ担体保持用ケースの第1の特徴は、ベース部と、該ベ
ース部に設けられデータ担体をケース内に着脱可能状態で保持する保持手段と、
前記データ担体が該ケースから外れることを防止するために所定部分が前記ベー
ス部に取付けられた閉鎖手段と、前記閉鎖手段の少なくとも一部と前記ベース部
との間に設けられ不可逆的に分断可能な接合部とを備え、前記接合部が分断され
た際に前記閉鎖手段が開口して前記データ担体を該ケースから取外すことを可能
にすることである。
【0007】 本発明が提供するデータ担体保持用ケースの他の特徴は、ベース部と、該ベー
ス部に設けられデータ担体をケース内に着脱可能状態で保持する保持手段と、閉
鎖位置と前記データ担体を該ケースから取外すことのできる開口位置との間で可
動であるように前記ベース部に接合された閉鎖手段とを備え、前記閉鎖手段は、
プラスチックフィルムまたはプラスチックシートを有して構成されていることで
ある。
【0008】 本発明のさらなる特徴は、本発明によるケースまたは容器を、データ担体の外
表面を覆うカバーを持たない状態でデータ担体の保持用に使用することである。
【0009】 本発明に係るその他の特徴は、本明細書における以下の説明及び従属請求項か
ら明らかになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
【0011】 図1は、例えばCDのようなディスクを収容するためのケースを示している。
ディスク1(図2参照)は、着脱可能な状態で、ディスクの中央開口部に係合す
るディスク保持手段によって保持される。ディスク保持手段としては、本出願人
による国際特許出願WO 96/14636及び同WO 97/41563の明細書に記載のものを含め
て多くの種類が知られている。本明細書は、上記明細書の記載内容を含むものと
する。
【0012】 図1に示すディスク保持手段は、ベース部3に弾性的に片持ち支持された3つ
のアーム部2を備えている。各アーム部2の内側端部にはセグメント形状部2A
が設けられており、セグメント形状部2Aは三角形状部4の一辺にヒンジ結合さ
れている。三角形状部4は、こうして3つのアーム部2の内側端部を結合してい
る。部分2A及び部分4によって実質的に円形のボタン状部分が形成されている
。このボタン状部分は、ディスクの中央開口部を貫通してフィットするように形
成されている。各セグメント形状部分2Aの曲線側には突起部またはリップ部2
B(図2参照)が形成されている。リップ部2Bは、ディスク1がケースに装着
された際に、ディスク上の外方を向いた面、つまり図2に示す状態ではディスク
1の上面と係合し、ディスクをケースにしっかり保持する。ディスクを取外すに
は、ボタン状部分を押し、アーム部2をベース部3に対して変位させ、こうして
リップ部2Bがディスクとの係合から解放されるまでボタン状部分の直径を縮小
させる。
【0013】 ディスク保持手段からのディスクの取外しは、ベース部3に設けられた支持手
段5によって補助される。すなわち、ディスクの周囲は支持手段5によって支持
されているので、ボタン状部分が押されると、ボタン状部分の作用によってディ
スクの中央部が下方に向けて変位し、リップ部2Bの係合が解除される。次いで
、ディスクは変位前の状態に復帰することができ、ディスクの中央部が上方に移
動するので、ボタン状部分が元の状態に戻った際に再びディスクと係合すること
が阻止される。ここで言う変位とは微小なものであり、ディスク中央部の周辺部
に対する変位は、わずか1mm、場合によっては0.5mmあるいはそれ以下であること
に留意されたい。また、ディスクがダイアフラムの形態で変位する場合、この変
位はディスク全体にわたって均等に分散され、線上に集中することがない点にも
留意されたい。
【0014】 この種のディスク保持手段の作用、及び他のディスク保持手段の作用について
は、国際特許出願WO 96/14636公開公報及び同WO 97/41563公開公報に詳細が記載
されている。
【0015】 図1に示すように、本発明によるケースはまた、剥離閉鎖手段6(図には部分
的に剥離させた状態を示している)を備えている。この剥離閉鎖手段6は、一般
的にはプラスチックフィルムから形成されるが、さらに1枚または複数枚のプラ
スチックフィルム、金属、紙などを有する層構造としてもよい。剥離閉鎖手段は
、ベース部3の周囲に設けられた凸条7の上部に分離可能に、例えば接着剤また
は溶着方式で取付けられている。溶着方式とは、閉鎖手段とベース部3との間の
ヒートシールであってもよい。ケース内に保持されたディスク及びディスク保持
手段に触れるためにユーザは、フィルム6を把持して凸条7から引き剥がす必要
があるが、そのためにフィルム6にはタブ6Aが設けられている。タブ6Aは(
図1に示すように)閉鎖手段6の一辺上に設けてもよいが、閉鎖手段6の角部を
剥離可能に形成してもよい。
【0016】 プラスチックフィルムは、例えば、厚さが約100ミクロンで、凸条7に加熱溶 着されるポリエチレン層及び必要強度、剛性、印刷性を与える他の層を有する層
構造であってもよい。
【0017】 剥離閉鎖手段6は、例えばケース内に収容されているディスクの内容を記載及
び/または広告する情報を含んでいてもよく、さらには、剥離閉鎖手段6を剥離
することはユーザが特定の購入条件を承諾したこと、例えばライセンス規約に同
意したことを意味する、ということをユーザに知らせる目的で使用してもよい。
従来のディスクケースでは、接着ラベル形態のシールを破ること、または包装を
剥がすことがライセンス規約への同意を意味していたが、この剥離閉鎖手段6は
、さらに別の形態を提供することになる。従って、ベース部3に取付けられた剥
離閉鎖手段6は、ユーザへの情報提供機能と閉鎖手段としての役割とを備えたラ
ベルとみなすことができる。
【0018】 必要に応じて、剥離閉鎖手段の全体または一部を透明にし、ディスク1が見え
るようにしてもよい。
【0019】 図2は、図1に示すものと類似しているがディスク保持手段の形状が異なるケ
ースの断面図である。このディスク保持手段は、例えば、国際特許出願WO 97/41
563公開公報における図8,図9に示されるものであり、ベース部3に弾性的に 片持ち支持された2つのアーム部2を備え、アーム部2の内側端部はS字状ギャ
ップを有するボタン状部分を形成している。このディスク保持手段の作用は、図
1のものと同様であるが、詳細は国際特許出願WO 97/41563公開公報に記載され ている。
【0020】 図2は、ケース内に保持されたディスク1及び閉鎖状態にある剥離閉鎖手段6
を示している。ディスク1は、データ書込み面がベース部3に面して保護された
状態で保持されている。
【0021】 剥離閉鎖手段6を後方に向かって剥がすことによって閉鎖手段6と凸条7との
間の接合が破壊され、その結果、閉鎖手段6と凸条7との間の接合部、及び/ま
たは閉鎖手段6に、例えば伸び、しわ、裂け目といった不可逆的損傷が与えられ
るので、一度ケースを開けた場合、同じ剥離閉鎖手段6によってケースを再度シ
ールすることは不可能である。
【0022】 内部に収容されているディスクに触れようとすると、上記に述べたように、閉
鎖手段6への視認可能な損傷及び/または閉鎖手段6と凸条7との間の接合部へ
の視認可能な損傷といった不可逆的損傷を与えるので、ケース自体が痕跡を残す
特性を有していることになる。
【0023】 剥離閉鎖手段6を凸条7に固定するために接着剤を用いると、一旦接合部を破
壊した場合に再シールが困難であるという好ましい特性が得られる。使用される
接着剤としては、例えば、熱硬化性接着剤、あるいは紫外線照射または赤外線照
射によって硬化する接着剤を挙げることができる。
【0024】 剥離閉鎖手段6が剥がされても、ディスクの下面(データ書込み面)はベース
部3に面し、ディスク周囲に隣接して凸条8が設けられているので、ディスクの
下面は保護される。凸条8については種々の形態が可能であり、国際特許出願WO
96/14636公開公報及び同WO 97/41563公開公報に詳細説明されている例を参照さ
れたい。図2に示すように、支持部5が凸条8の内側に段差を有するように構成
してもよい。
【0025】 変更形態(図示せず)として、剥離閉鎖手段6を、凸条7の代わりに(または
凸条7に加えて)凸条8に固定してもよい。
【0026】 凸条7及び/または凸条8は、剥離閉鎖手段6が凸条8の固定された際に剥離
閉鎖手段6がディスク1に接触しないような高さにまでベース部3から突出して
いることが好ましいが、剥離閉鎖手段6がその閉鎖状態にある際にディスク1と
係合するように構成する場合もある。
【0027】 ディスク1の上かつ剥離閉鎖手段6の下に配置されるリーフレットまたは小冊
子を収容する空間が形成されるようにケースを構成してもよい。
【0028】 剥離閉鎖手段6は、他の用途に用いられている公知の剥離閉鎖手段と類似のも
のであってもよく、例えば、食品業界で食品容器をシールするために使用された
り、医療分野で殺菌容器をシールするために使用されたりするような、薄いプラ
スチックフィルムまたは箔状の閉鎖手段であってもよい。閉鎖手段はまた、比較
的剛性があって通常平坦な形状である、例えば、厚紙、またはプラスチックシー
トの形態であってもよい。
【0029】 しかし、通常廃棄される従来形態のケースと異なり、本発明によるケースは、
閉鎖手段6が剥がされて捨てられた後も保管使用できるように構成されている。
剥離閉鎖手段6は、ディスクが製造されてから末端ユーザに販売されるまでの間
のディスク保護手段として用いられ、さらには上記したように、販売用情報表示
及び/またはライセンス規約への同意を示す手段として用いられる。ケースが末
端ユーザによって一旦開けられても閉鎖手段以外の部分がディスク保護の役割を
果たす。このことは、ディスク保持手段の機能が剥離閉鎖手段6の存在と無関係
であるという事実、及び上記のようにディスクがディスク保持手段によって積極
的にケースに保持されボタン状部分を押すことによってのみ取外すことができる
という事実から想起される。
【0030】 特に、上記に引用した国際特許出願WO 96/14636公開公報及び同WO 97/41563公
開公報に詳細説明されているように、ディスク保持手段及び/または凸条8は、
ディスクの周縁部を持ち上げることによって無理にディスクを取外すことができ
ないように構成されている。
【0031】 さらに、末端ユーザは、収集したディスクを箱またはラック内に保管する傾向
にある。箱またはラックはさらなる保護手段となるので、各ディスクがそれぞれ
のケースに収容されている必要はない。このことは、この分野の常識に反するが
、保護を必要とするのはディスクの片面のみ、すなわちデータ書込み面のみであ
るから、ディスクホルダーは片面のみに必要であり、つまりディスクの片面のみ
保護できればよく、梱包形態である必要はない。
【0032】 上記に説明したように、ここに記載するケースはディスクにおける傷に弱い面
を、ベース部3、ディスクの周縁部に近い凸条8、及びディスク自体の反対面に
よって包囲している。ディスクの反対面は、ディスクの記録面をディスク反対面
側に存在する損傷原因から保護する。さらに、ここに記載のケースは、剛性のあ
る支持を提供するものであり、この支持によってディスク損傷の主要原因である
変形、曲げ、歪みからディスクが保護される。
【0033】 上記に加えて、凸条7(または凸条8)の高さは、好ましくは、ベース部3の
底面を上に向けてケースが平面上に置かれた際に、少なくともディスク1が、好
ましくはディスク保持手段も含めて、平面に接触しないように設定される。この
際、ケースは、ディスク1が平面から例えば0.3mm、好ましくは1mmまたはそれ以
上離れるように構成される。ディスク保持手段のボタン状部分は、凸条7(また
は凸条8)と同じ高さにして平面に丁度接触する(しかし押されることはない)
ように構成してもよいし、あるいは平面から例えば0.7mmかそれ以上離間するよ うに構成してもよい。以上述べたように、凸条7は、ケースが凸条7を実質的平
面に向けて置かれた際に、ディスク1及び好ましくはディスク保持手段が前記平
面から離間するように構成される。
【0034】 本発明によるケースは、剥離閉鎖手段6が剥がされた後にディスクを保持する
手段を提供し、ここで、ディスクの外面を覆うさらなるカバー、蓋、容器は不要
である。ベース部3の底面にはラベル9を設けてもよく、これは、ケースの他側
にディスクを保持した製品の前面として使用することができる。上記のように、
このケースは、テーブル、机といった平面上に、ディスクを下方に、ラベル9を
上方に配置した状態で置いてもよく、その場合ディスクは凸条7(または凸条8
)によって保護され、テーブルなどと接触することはない。
【0035】 ベース部3の底面にも、該ベース部の周縁に沿って、例えば高さ1mm、好まし くは0.5mmかそれ以下の低い凸条7A(図2参照)を設けてもよく、こうして、 ケースがその底面を下にして平面上に置かれた場合にラベル9に傷がついたり摩
耗が生じたりすることを防止できる。
【0036】 ベース部3はまた、透明または半透明の材料から形成してもよく、その場合、
ラベル9の両面に印刷を施してもよい。なぜなら、ベース部3の底面に取付けら
れるラベル9の面も、ベース部3を通して見えるからである。
【0037】 さらなる実施形態(図示せず)として、ディスク保持手段をベース部3の両面
に設け、ディスクが両面に保持できるようにしてもよい。その形成方法としては
、2つのケースを背面合わせ状態で接合してもよいし、1枚のベース部の両面に
形成可能な別形態のディスク保持手段を使用してもよい。
【0038】 凸条7(または凸条8)は、平面上に置かれた際にケースを支持する機能を有
すると共に、ケース周縁部のフレームとしても機能するので、相当の剛性を有し
堅固であることが好ましい。
【0039】 ベース部3、ディスク保持手段、及び凸条7,8は、単一射出成形法等により
形成可能なプラスチックの一体成形品とすることが望ましい。
【0040】 上記に記したように、ベース部3の反対面は、ケースに保持されたディスクの
内容に関連した情報及び/または広告を表示するために使用してもよい。このよ
うな表示は、印刷シート9(図2参照)をスリーブ(図示せず)内に保持するか
、または、好ましくは、印刷シートまたはラベルをベース部3の反対面に接着す
ることによって構成することができる。後者の場合、シート9は、アーム部2及
びボタン状部分を形成する際に生じたベース部3における開口部を封鎖する機能
をも有する。
【0041】 ベース部3の反対面は、図2に示すように、大きな平面を有していることが好
ましい。先に記したように、ケースがシートまたはラベル9を下方に向けて置か
れた際にシートまたはラベル9が傷付くのを防止するために、ベース部3の反対
面には周縁部に沿って低い凸条を設けることが好ましい。
【0042】 剥離閉鎖手段6が取付けられる凸条7または8が連続的に形成され、剥離閉鎖
手段が正規の状態にあれば、ディスクはシールされたケース内に保持されること
になり、使用前の輸送保管時、及び店頭での陳列時に、ダストや湿気の侵入が防
止される。末端ユーザによってケースが一旦開けられると、同レベルの保護は通
常必要とされない。なぜなら、末端ユーザは、ディスクに気を遣い、目的に合っ
たラックにディスクを収納することが多いからである。ディスクが使用される家
庭またはオフィスの環境では、ディスクが末端ユーザに到達するまでに経験する
ような過酷な状態には置かれないのが普通である。
【0043】 本発明に係るさらなる実施形態では、ケースを開ける際に閉鎖手段を後方に向
けて剥がすが完全に分離することはないように閉鎖手段を構成し、ケースにとっ
て再使用可能な閉鎖手段としてもよい。上記のように、ベース部3は単独でもデ
ィスクを保護することができるが、用途によってはケースに蓋を設けることが望
ましい場合もある。
【0044】 このような構成は、簡単な形態(図示せず)としては、閉鎖手段6の一辺、例
えばタブ6Aの反対側の一辺をベース部3に、強力な接着剤、加熱溶着、または
その他の恒久的固定方法によって接合して実現することができる。こうして、閉
鎖部材が図1に示す状態で開けられた際に、ベース部3への接合が維持される。
加えて、再付着可能な形態の接着剤(またはその他の形態の保持手段)を閉鎖手
段の例えばタブ6Aに付与することによって、閉鎖手段が再度閉じられた際に、
閉鎖手段は再付着可能手段によって閉鎖位置に保持される。
【0045】 図3及び図4は、閉鎖手段がケースに残り、ケースの蓋として保持可能である
実施形態を示している。図3及び図4に示すケースは、ベース部3と、凸条7,
8と、図1,図2に示すものと同様のディスク保持手段とを備えている。ベース
部3は、側面3Aに延長部10を有している。閉鎖手段はシート11を備えてい
る。シート11は、ベース部の下面に接着され、ベース部の縁部3B、及びベー
ス部の上面を経由してベース部の反対側の側面3Aにまで延在し、かつベース部
3の延長部10に接続するための接続部分11Aを有している。シート11は、
初期状態では、ベース部の側面3A及び側面3C,3D(これらは側面3Aと3
Bの間に延在する)に沿う凸条7部分に溶着方式または接着剤によって接合され
ている。この接着剤は、接合が一旦分断されると容易には再付着しないものであ
り、図1,図2の実施形態に関連して説明したように、例えば、熱硬化性接着剤
、紫外線照射または赤外線照射によって硬化する接着剤である。
【0046】 シート11は、ベース部の下面に接着すると共に、必要であれば、ベース部の
縁部3Bまたはベース部の上面の縁部3B付近に接着してもよい。
【0047】 閉鎖手段の接続部分11Aは、繰り返し分離・再付着可能な3M製Post-it( 登録商標)片またはその他の再使用可能な接着片によってベース部の延長部10
に接続されている。
【0048】 ケースを開ける場合には、まず、接続部分11Aを延長部10から剥がし、次
いでシート11を引き剥がすと、ベース部3の側面3A,3B,3C,3Dに沿
った凸条7との間に存在する不可逆的に分断可能な接合部が分断される。シート
11は、ベース部3の縁部3Bに沿って(またはその付近で)ベース部3に付着
し続け、それらの間の接合部は、ベース部3と凸条7から既に剥がされたシート
の部分11Bとをヒンジ回動させるヒンジ部として機能する。部分11Bは、そ
の後はケースを再度閉じる際の蓋として使用可能である。その場合、部分11B
はベース部3の上面を覆い、接続部11Aが再度延長部10に付着される。
【0049】 さらなる構成(図示せず)として、閉鎖手段とベース部との間の不可逆的に分
断可能な接合部は、閉鎖手段の縁部付近に設けた弱化部であってもよい。弱化部
は、閉鎖手段の縁部に沿った部分深さのカット部、破線状カット部、または剥離
断片によって構成することができる。
【0050】 ベース部3は、その下面上に、側面3A,3C,3Dに沿い図2における7A
と同様の低い凸条を有していることが望ましい。この凸条は、ケースが机または
テーブルといった平面上に置かれた際に、ベース部の下面に接着されたシートの
部分11Cが摩耗したり、傷付いたりすることを防止する。縁部3B付近まで延
在するシート面を保護するために、この凸条を縁部3B付近まで延在させてもよ
い。
【0051】 延長部10は、接続部分11Aを付着させる上面部と、ベース部3と連続的に
形成されシートの部分11Cを付着させることのできる下面部とを有しているこ
とが好ましい。
【0052】 図3,図4に示す実施形態に使用されているシート11には、ベース部への接
着前に単一の平坦シートとして印刷を施してもよい。従って、シート11は、ベ
ース部の下面において情報表示するもの、ベース部の縁部3Bに沿って情報表示
するもの(通常のCDジャケットと同様)、ベース部の上面において情報表示す
るものとして使用可能である。シート11においてベース部3の上面の上に配置
される部分11Bは、ケースに収容されたディスクがそこを通して見えるように
少なくとも部分的に透明であることが好ましい。
【0053】 ベース部と、ベース部の一側面から他の側面へと延在するシートとを有する図
3,図4に示すケースは、特にシートが薄い箔状シートまたは薄いプラスチック
あるいはプラスチック積層シートであれば、極めて薄く形成することができる。
シートの厚さは、通常、150〜200ミクロン、例えば約170ミクロンである。
【0054】 図5,図6はケースのさらなる実施形態を示している。この実施形態では、初
期において閉鎖手段はベース部に付着され、ディスクを取外すために閉鎖手段を
開口させる際に接合部の少なくとも一部は分断可能とされているが、閉鎖手段の
一部はベース部に付着した状態で残り、こうして閉鎖手段が再付着可能な蓋とし
て使用可能とされている。
【0055】 この実施形態では、ベース部の側面3A,3C,3Dに沿う閉鎖手段の輪郭部
11Dはベース部3と一体に形成され、分断部12によって互いに接続されてい
る。分断部12は、閉鎖手段の縁部付近に設けられたプラスチック材の薄肉部ま
たは弱化部である。閉鎖手段の残りの部分は、上記に記載のものと同様のシート
11を備えている。しかし、この場合シート11は、ベース部3の凸条に接着さ
れているのではなく、閉鎖手段の輪郭部11Dに恒久的に接着または付着されて
いる。
【0056】 分断部12は、閉鎖手段の縁部に沿って延在し隣接部よりも肉厚が薄いプラス
チック材狭窄部を有していてもよい。閉鎖手段とベース部とは、この狭窄部(す
なわちプラスチック弱化部)に沿って伸展する亀裂によって分断可能である。分
断部12はベース部の鉛直縁部3Aと輪郭部11Dの水平部分との間に設けられ
ることが望ましい(図6に示す)。このようにすると、型による成形段階での形
成が容易である。
【0057】 分断部はまた、閉鎖手段の縁部に沿った断続線または切込み部によって構成し
てもよく、こうして閉鎖手段とベース部とを分断可能とする弱化部が形成される
【0058】 図5は、このような実施形態を、閉鎖手段の輪郭部11Dとベース部の側面3
A,3C,3Dとの間の接合部が分断され、閉鎖手段を開けることが可能となっ
た開口状態で示している。上記に説明したように本実施形態では、閉鎖手段がベ
ース部の縁部3Bに沿ってベース部に接続されたままになっており、この接続部
が閉鎖手段のヒンジ部となっている。
【0059】 図6は、図5に示すケースをB−B線で切断して示す断面図であるが、閉鎖手
段は閉鎖位置で示している。図示のように、閉鎖手段の輪郭部11Dは初期にお
いてはベース部の縁部3Aに分断部12によって接続されている(図6には示し
ていないが縁部3C,3Dも接合されている)。輪郭部11Dの縁部3Aに接合
された部分がベース部3から、例えば輪郭部11Dの縁部3A付近に位置する部
分に設けられたタブによって持ち上げられると、輪郭部と縁部との間の接合部が
分断され、さらに閉鎖手段をベース部3から持ち上げ続けると、接合部の分断が
、ベース部の側面3A,3C,3Dに沿って亀裂の形態で伸展する。こうして閉
鎖手段が開口されると、ケース内に保持されていたディスクを取外すことができ
る。
【0060】 次いで閉鎖手段を再び閉鎖位置に戻すことができる。互いにオーバーラップす
るベース部3の側面と輪郭部11Dの側面(図6参照)とによる干渉係合によっ
て、閉鎖手段を閉鎖位置に保持することもできる。必要であれば、ベース部3の
縁部と輪郭部11Dの側面との間に、接続部材、クリップ、またはその他の再付
着可能な手段を設け、輪郭部すなわち閉鎖手段が着脱可能な状態で閉鎖位置に保
持されるようにしてもよい。
【0061】 図5,図6に示すケースの変更形態として、輪郭部11Dとベース部の縁部3
A,3C,3Dとを一体に形成し、薬品容器または食品容器で用いられている開
封済み表示のような破断部によって分離するように構成してもよい。
【0062】 さらに別の形態として、破断部を別体に形成して閉鎖手段とベース部とに、不
可逆的に分断可能な接合部によって接合してもよい。さらには、破断部をベース
部の一縁部、例えば縁部3Aに沿って設け、狭窄弱化部(上記に説明)を縁部3
C,3Dに沿って設けてもよい。
【0063】 図5,図6に示す実施形態においては、ベース部3とディスク係合手段と閉鎖
手段の輪郭部11Dとは初期には一体成形され、ディスクは輪郭部11Dの側面
間の開口部を通して挿入され、次いでシート11が輪郭部11Dとベース部3と
に接着されるということを理解されたい。この場合、シート11は輪郭部11D
とベース部3とに恒久的に接着されるものであり、再度剥がされるように構成さ
れてはいない。
【0064】 さらなる実施形態(図示せず)では、閉鎖手段の輪郭部11Dを、ベース部3
に設ける分離部材として構成し、ベース部に、例えば一方向のスナップオン方式
(薬品容器または食品容器の蓋に一体成形される破断部と同様)で不可逆的に装
着してもよい。この場合、分断可能な接合部または破断部は、輪郭部11の開口
可能部分とベース部に不可逆的に装着された部分との間に設けられる。
【0065】 不可逆的に分断可能とされた接合部によって接合されたベース部3の部分と閉
鎖手段とは、ディスクの脱落を防止できるように構成されるべきである。この接
合部は、ディスクの輪郭部、またはケースの輪郭部にまで延在していると好まし
い。
【0066】 好ましい構成によれば、ベース部3と閉鎖手段との間の接合部はケースが最初
に開けられる前には、ケース内にダスト及び/または湿気が侵入するのを防止す
るシールとして機能する。すなわち、ケースが最初に開けられるまで、ディスク
はシールされた空間に保持されることになる。従って、閉鎖手段とベース部との
間の不可逆的に分断可能とされた接合部、及び場合によってはそれらの間に設け
られた恒久的な接続部は、ディスク及び/またはケースの全輪郭にわたって延在
していることが望ましい。
【0067】 本発明の他の利点は、比較的簡単に、かつ安価に製造可能であるケースを提供
できることである。上述のように、ここに図示したケースは単一射出成形工程に
よって製造可能であるように構成されている。他の形態(図示せず)を、例えば
負圧成形のような迅速で安価でかつ剥離閉鎖手段との共存が可能な他の製造法に
よって製造可能であることもまた理解されたい。剥離閉鎖手段の製造コストは、
例えば厚紙を折って形成されたカバーの製造コストよりも安価である。
【0068】 本発明はまた、ケースの厚さを極めて薄くすることを可能にする。その厚さは
、例えば5mm以下であり、好ましくは3mmという薄さを実現できる。
【0069】 既に述べたように、ディスクは末端ユーザによってラックに収納されることが
多い。このような収納を想定して、ベース部3は従来のラックに適合するように
構成し、及び/または適切な係合手段(図示せず)を設けてラック内への収納が
容易になるように構成することが望ましい。必要であれば、ベース部3がカード
式インデックスの形態でラックに収納された際の識別を目的として、ベース部3
に、従来形態の取外し可能なタグ、またはタグを取付ける部分を設けてもよい。
【0070】 本発明によるケースは、必ずしも正方形または長方形である必要はなく、ディ
スク(または他の形態のデータ担体)を収容でき、かつ取外し可能に保持できる
のであれば他のいかなる形状であってもよい。ケースの形状がどうであれ、初期
にディスクの脱落を防止するために不可逆的に分断可能な接合部は必要であり、
それは、分断された際に、ディスクを取外すことが可能である程度に閉鎖手段を
開口させるように構成される。
【0071】 ここに記載したケースは、ディスクを保持・保護するのに十分であるが、これ
はまた、例えば、従来のジュウェル・ボックスまたは厚紙を折って形成されたカ
バーのような他の収納箱内への収納に適した挿入箱または整理箱としても使用す
ることができる。
【0072】 以上、本発明について、CDのようなディスクを保持する特定の収容ケースを
例として挙げて説明してきたが、他の形態のデータ担体を取外し可能に保持する
ように適合化されたケースに、同様の目的で剥離閉鎖手段を用いることができる
ことを理解されたい。
【0073】 本発明のさらなる特徴によれば、上記に記載したケースと類似しているが不可
逆的に分断可能な接合部を有さないもの、または該接合部が再シール可能な接合
部によって置き換えられたものを構成することもできる。このようなケースは、
例えばCD−Rのような未使用の記録可能データ担体を保持するのに適しており
、また、既にユーザが所有しているデータ担体を収容する空のケースとして適し
ている。このような場合、ライセンス規約の承諾を示す目的で、またはデータ担
体のさらなる保護目的で設けられる不可逆的に分断可能な接合部は不要である。
しかしながら、未使用のデータ担体を図1〜図6に示したようなケースに収容し
てもよいし、また、このようなケースをデータ担体なしに供給し、ケースを一旦
開けた後にユーザが、所有しているデータ担体を挿入するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスクを収容するために構成された本発明の第1実施形態によ
るケースの斜視図である(ディスクは図示せず)。
【図2】 コンパクトディスクを収容するために構成された本発明の第2実
施形態によるケースの断面図である(保持されたディスクも示す)。
【図3】 本発明の第3実施形態を示す概略平面図である。
【図4】 第3実施形態に関し、図3におけるA−A線で断面をとった概略
断面図である。
【図5】 本発明の第4実施形態を開放状態で示す概略斜視図である。
【図6】 第4実施形態に関し、図5におけるB−B線で断面をとった概略
断面図である。
【符号の説明】
2 アーム部 2A セグメント形状部(ボタン状部分) 2B リップ部 3 ベース部 3A,3B,3C,3D 縁部 4 三角形状部(ボタン状部分) 5 支持部 6 閉鎖手段 6A タブ 7,8 凸条 9,11 シート 11D 輪郭部 12 分断部(弱化部)
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年2月1日(2000.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項14】 前記保持手段は、前記ベース部に弾性的に片持ち支持され
た複数のアーム部を備え、該複数のアーム部の内側端部は、協働して、前記デー タ担体 の中央開口部に係合するボタン状部分を形成していることを特徴とする請
求項1から13のいずれか1項に記載のケース。
【請求項15】 前記保持手段は、等角度に配置されかつ前記ベース部に弾
性的に片持ち支持された3つのアーム部を備えていることを特徴とする請求項 に記載のケース。
【請求項16】 前記ボタン状部分は、前記ディスクを前記保持手段に確実
に保持するために前記ディスクの外面に係合する突起部またはリップ部を有して
いることを特徴とする請求項14または15に記載のケース。
【請求項17】 前記閉鎖手段が除去されたことを特徴とする請求項13か
16のいずれか1項に記載のケース。
【請求項18】 前記閉鎖手段の所定部分は前記データ担体を取外すために
前記ベース部から分離可能とされている一方で、前記閉鎖手段の他の部分は前記
ベース部に残り、従って前記閉鎖手段は該ケースを閉鎖するために実質的に再使
用可能とされていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の
ケース。
【請求項19】 前記閉鎖手段の前記他の部分は、恒久的に前記ベース部に
保持されることを特徴とする請求項18に記載のケース。
【請求項20】 前記閉鎖手段は、不可逆的に分断可能な前記接合部が分断
された後に前記閉鎖手段を着脱可能状態で閉鎖位置に固定するための固定手段を
備えていることを特徴とする請求項18または19に記載のケース。
【請求項21】 前記閉鎖手段は、前記ベース部の一縁部において恒久的に
固定されたシートを備え、該シートは、不可逆的に分断可能な前記接合部によっ
て前記ベース部の1つまたは複数の他の縁部に固定され、該シートはさらに、恒
久的にベース部に固定された前記縁部の反対側縁部に前記固定手段を有している
ことを特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載のケース。
【請求項22】 前記閉鎖手段の一部分は前記ベース部の一部分と一体に形
成され、不可逆的に分断可能な前記接合部はそれらの間に設けられていることを
特徴とする請求項18から20のいずれか1項に記載のケース。
【請求項23】 不可逆的に分断可能な前記接合部は、前記閉鎖手段の一部
分と前記ベース部の一部分との間に延在する弱化部を有していることを特徴とす
る請求項22に記載のケース。
【請求項24】 前記二部分は、プラスチック材を用いて一体形成され、前
記弱化部は前記二部分間に配置されたプラスチック材の薄肉領域であることを特
徴とする請求項23に記載のケース。
【請求項25】 前記ベース部の前記部分と一体に形成された前記閉鎖手段
の前記部分は、前記閉鎖手段の輪郭部を構成していることを特徴とする請求項 に記載のケース。
【請求項26中央開口部を有するディスク形状のデータ担体を保持する ためのケースであって、該ケースは、 ベース部と、 該ベース部に設けられ着脱可能状態で前記中央開口部に係合することによって 前記 データ担体をケース内に保持する保持手段と、 プラスチックフィルムまたはプラスチックシートを有して構成された閉鎖手段 と、を備え、 該閉鎖手段は、前記データ担体または該ケースの実質的輪郭部付近において前 記ベース部に直接接合され、が雄閉鎖手段を閉鎖位置から前記接合の少なくとも 一部が分断された開口位置へと移動させることによって前記データ担体を該ケー スから取外すことが可能とされている ことを特徴とするデータ担体保持用ケース
【請求項27】 前記プラスチックフィルムまたはプラスチックシートは、
前記ベース部の縁部に沿って、または縁部近傍に、ヒンジ回動可能な状態で取付
けられていることを特徴とする請求項26に記載のケース。
【請求項28】 前記閉鎖手段は、該閉鎖手段を着脱可能状態で閉鎖位置に
固定する固定手段を備えていることを特徴とする請求項27に記載のケース。
【請求項29】 前記プラスチックフィルムまたはプラスチックシートは、
前記ベース部の縁部を経由して前記ベース部の反対面にまで延在していることを
特徴とする請求項26から28のいずれか1項に記載のケース。
【請求項30】 添付図面を参照しながら詳細説明に記載されたデータ担体
保持用ケース。
【請求項31】 保持するデータ担体を有していない請求項1から30のい
ずれか1項に記載のケース。
【請求項32】 請求項1から17のいずれか1項に記載のケースを、前記
データ担体の外表面を覆うカバーを持たない状態で前記データ担体の保持用に使
用すること。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明が提供するのは中央開口部を有するディスク形状のデータ担体を保持す るためのケースであって、その 第1の特徴は、ベース部と、該ベース部に設けら
着脱可能状態で前記中央開口部に係合することによって前記データ担体を
ース内に保持する保持手段と、前記データ担体が該ケースから外れることを防止
するために設けられた閉鎖手段と、を備え、該閉鎖手段の少なくとも一部は、前 記データ担体または該ケースの実質的輪郭部付近において前記ベース部と一体に 形成されるか、前記ベース部に直接接合されるか、または恒久的に取付けられた 部材を介して前記ベース部に接合され、こうして該閉鎖手段と前記ベース部との 間には不可逆的に分断可能な接合部が形成され、該 接合部が分断された際に前記
閉鎖手段が開口して前記データ担体を該ケースから取外すことが可能になること
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明が提供するのは中央開口部を有するディスク形状のデータ担体を保持す るためのケースであって、該ケースが有する他の特徴は、 ベース部と、該ベース
部に設けられ着脱可能状態で前記中央開口部に係合することによって前記データ
担体をケース内に保持する保持手段と、プラスチックフィルムまたはプラスチ ックシートを有して構成された閉鎖手段と、を備え、該閉鎖手段は、前記データ 担体または該ケースの実質的輪郭部付近において前記ベース部に直接接合され、 が雄閉鎖手段を閉鎖位置から前記接合の少なくとも一部が分断された開口位置へ と移動させることによって前記データ担体を該ケースから取外すことが可能とさ れている ことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ステファン・アレキサンダー・ピジャノウ スキー イギリス・ノーサンプトンシア・PE8・ 4EP・アウンドル・クリフトン・ドライ ブ・24 Fターム(参考) 3E036 AA08 CA01 FA05 FB10

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、 該ベース部に設けられデータ担体をケース内に着脱可能状態で保持する保持手
    段と、 前記データ担体が該ケースから外れることを防止するために所定部分が前記ベ
    ース部に取付けられた閉鎖手段と、 前記閉鎖手段の少なくとも一部と前記ベース部との間に設けられ不可逆的に分
    断可能な接合部と、を備え、 前記接合部が分断された際に前記閉鎖手段が前記ベース部から持ち上がるかヒ
    ンジ回動して前記データ担体を該ケースから取外すことが可能になることを特徴
    とするデータ担体保持用ケース。
  2. 【請求項2】 前記データ担体を全体的にまたは部分的に取り囲む凸条を有
    し、前記接合部は、前記凸条の少なくとも一部と前記閉鎖部材との間に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のケース。
  3. 【請求項3】 前記閉鎖手段は、前記ベース部から引き剥がすことが可能と
    されていることを特徴とする請求項1または2に記載のケース。
  4. 【請求項4】 前記閉鎖手段を除去することが、購入の特定条件、例えばラ
    イセンス規約をユーザが承諾したことを意味するということをユーザに知らせる
    情報が表示されていることを特徴とする請求項1または2または3に記載のケー
    ス。
  5. 【請求項5】 前記情報が前記閉鎖手段に表示されていることを特徴とする
    請求項4に記載のケース。
  6. 【請求項6】 前記閉鎖手段は、ユーザが該閉鎖手段を把持して引き剥がす
    際に使用されるタブを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項に記載のケース。
  7. 【請求項7】 前記閉鎖手段は、プラスチックフィルムを有して構成されて
    いることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のケース。
  8. 【請求項8】 前記プラスチックフィルムは、1枚または複数枚のプラスチ
    ックフィルム及び/または金属フィルム及び/または紙を積層して形成されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載のケース。
  9. 【請求項9】 該ケースの内部は、不可逆的に分断可能な前記接合部が分断
    されるまでの間、ダストの侵入を阻止するようにシールされていることを特徴と
    する請求項1から8のいずれか1項に記載のケース。
  10. 【請求項10】 前記保持手段は前記ベース部の主面に設けられ、前記閉鎖
    手段は、前記主面から前記ベース部の縁部を経由して前記ベース部の他側の主面
    にまで延在していることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のケ
    ース。
  11. 【請求項11】 前記保持手段は、前記閉鎖手段の存在とは無関係に前記デ
    ータ担体を着脱可能に保持するように構成されていることを特徴とする請求項1
    から10のいずれか1項に記載のケース。
  12. 【請求項12】 前記データ担体の片面のみにデータが書込まれ、かつ前記
    保持手段は、前記データ担体のデータ書込み面が前記ベース部によって保護され
    るように前記データ担体を保持することを特徴とする請求項11に記載のケース
  13. 【請求項13】 前記凸条は、該ケースが前記凸条を実質的平面に対面させ
    て置かれた際に前記保持手段と前記データ担体とが前記平面から浮いて支持され
    るように形成されていることを特徴とする請求項2から12のいずれか1項に記
    載のケース。
  14. 【請求項14】 前記データ担体はディスクであることを特徴とする請求項
    1から13のいずれか1項に記載のケース。
  15. 【請求項15】 前記ディスクは中央開口部を有するCDであることを特徴
    とする請求項14に記載のケース。
  16. 【請求項16】 前記保持手段は、前記ベース部に弾性的に片持ち支持され
    た複数のアーム部を備え、該複数のアーム部の内側端部は、協働して、前記CD
    の中央開口部に係合するボタン状部分を形成していることを特徴とする請求項1
    2または15に記載のケース。
  17. 【請求項17】 前記保持手段は、等角度に配置されかつ前記ベース部に弾
    性的に片持ち支持された3つのアーム部を備えていることを特徴とする請求項1
    6に記載のケース。
  18. 【請求項18】 前記ボタン状部分は、前記ディスクを前記保持手段に確実
    に保持するために前記ディスクの外面に係合する突起部またはリップ部を有して
    いることを特徴とする請求項16または17に記載のケース。
  19. 【請求項19】 前記閉鎖手段が除去されたことを特徴とする請求項13か
    ら18のいずれか1項に記載のケース。
  20. 【請求項20】 前記閉鎖手段の所定部分は前記データ担体を取外すために
    前記ベース部から分離可能とされている一方で、前記閉鎖手段の他の部分は前記
    ベース部に残り、従って前記閉鎖手段は該ケースを閉鎖するために実質的に再使
    用可能とされていることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の
    ケース。
  21. 【請求項21】 前記閉鎖手段の前記他の部分は、恒久的に前記ベース部に
    保持されることを特徴とする請求項20に記載のケース。
  22. 【請求項22】 前記閉鎖手段は、不可逆的に分断可能な前記接合部が分断
    された後に前記閉鎖手段を着脱可能状態で閉鎖位置に固定するための固定手段を
    備えていることを特徴とする請求項20または21に記載のケース。
  23. 【請求項23】 前記閉鎖手段は、前記ベース部の第1縁部またはその近傍
    において恒久的に固定されたシートを備え、該シートは、不可逆的に分断可能な
    前記接合部によって前記ベース部の1つまたは複数の他の縁部に固定され、該シ
    ートはさらに、恒久的にベース部に固定された前記縁部の反対側縁部に前記固定
    手段を有していることを特徴とする請求項22に記載のケース。
  24. 【請求項24】 前記閉鎖手段の一部分は前記ベース部の一部分と一体に形
    成され、不可逆的に分断可能な前記接合部はそれらの間に設けられていることを
    特徴とする請求項20から22のいずれか1項に記載のケース。
  25. 【請求項25】 不可逆的に分断可能な前記接合部は、前記閉鎖手段の一部
    分と前記ベース部の一部分との間に延在する弱化部を有していることを特徴とす
    る請求項24に記載のケース。
  26. 【請求項26】 前記二部分は、プラスチック材を用いて一体形成され、前
    記弱化部は前記二部分間に配置されたプラスチック材の薄肉領域であることを特
    徴とする請求項25に記載のケース。
  27. 【請求項27】 前記ベース部の前記部分と一体に形成された前記閉鎖手段
    の前記部分は、前記閉鎖手段の輪郭部を構成していることを特徴とする請求項2
    6に記載のケース。
  28. 【請求項28】 ベース部と、 該ベース部に設けられデータ担体をケース内に着脱可能状態で保持する保持手
    段と、 閉鎖位置と前記データ担体を該ケースから取外すことのできる開口位置との間
    で可動であるように前記ベース部に接合された閉鎖手段と、を備え、 前記閉鎖手段は、プラスチックフィルムまたはプラスチックシートを有して構
    成されていることを特徴とするデータ担体保持用ケース。
  29. 【請求項29】 前記プラスチックフィルムまたはプラスチックシートは、
    前記ベース部の縁部に沿って、または縁部近傍に、ヒンジ回動可能な状態で取付
    けられていることを特徴とする請求項28に記載のケース。
  30. 【請求項30】 前記閉鎖手段は、該閉鎖手段を着脱可能状態で閉鎖位置に
    固定する固定手段を備えていることを特徴とする請求項29に記載のケース。
  31. 【請求項31】 前記プラスチックフィルムまたはプラスチックシートは、
    前記ベース部の縁部を経由して前記ベース部の反対面にまで延在していることを
    特徴とする請求項28から30のいずれか1項に記載のケース。
  32. 【請求項32】 添付図面を参照しながら詳細説明に記載されたデータ担体
    保持用ケース。
  33. 【請求項33】 保持するデータ担体を有していない請求項1から32のい
    ずれか1項に記載のケース。
  34. 【請求項34】 請求項1から19のいずれか1項に記載のケースを、前記
    データ担体の外表面を覆うカバーを持たない状態で前記データ担体の保持用に使
    用すること。
JP2000524793A 1997-12-05 1998-12-07 データ担体保持用ケース Withdrawn JP2001526155A (ja)

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