JPH07125751A - 梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒 - Google Patents

梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒

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JPH07125751A
JPH07125751A JP5284159A JP28415993A JPH07125751A JP H07125751 A JPH07125751 A JP H07125751A JP 5284159 A JP5284159 A JP 5284159A JP 28415993 A JP28415993 A JP 28415993A JP H07125751 A JPH07125751 A JP H07125751A
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JP
Japan
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envelope
adhesive
cardboard box
warranty
separating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5284159A
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English (en)
Inventor
Yuri Oki
由利 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 保証書を収蔵した封筒を、その商品の梱包用
ダンボール箱から剥ぎ取る際に紙剥けなどが発生する問
題の解決を目的とする。 【構成】 商品を梱包したダンボール箱の適所に貼着し
且つその商品の保証書を収納する封筒であって、その一
面に、不完全な熱圧着または溶着などの適宜手段で形成
した易剥離性の積層フイルムを接着剤を介して貼着した
ものである。そして、上記積層フイルムの他方に塗布し
た接着剤を介して上記封筒を梱包用ダンボール箱の適所
に貼着する構成のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用電気製品等の梱
包に供するダンボール箱などに貼着する商品の保証書な
どを収蔵する封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用電気製品などの販売に際し
その購入者に渡す保証書は、メーカーが、その商品の製
造番号など管理記号を記入して紙封筒や透明プラスチッ
クフイルム製の袋に収納し、商品の梱包の際、商品に添
えてダンボール箱や紙箱に収納している。しかし、その
ダンボール箱や紙箱の開封の際や、さらにはそれらから
商品を取り出す際の不用意な扱いのために保証書を紛失
するなどの事故が発生している。そこで、その対策とし
て、メーカーは商品の出荷時に保証書を収蔵した紙封筒
或いはビニル袋を梱包用ダンボール箱や紙箱の蓋部の内
側などに接着剤、セロハンテープ、ガムテープなどで貼
着けて紛失などの事故発生を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の保証書を収
蔵した封筒を梱包用ダンボール箱の蓋部の内側などに貼
着したものは、その商品の販売時に販売者が販売店名、
購入年月日などを記入、捺印した保証書を購入者に手渡
す必要から、保証書を収蔵してある封筒を梱包用ダンボ
ール箱から剥ぎとっている。しかし、通常は封筒の貼着
が強いため、封筒を剥ぎとる際に、ダンボール箱の接着
表面が紙剥けして包装箱としての体裁を損ない、或いは
保証書を収納してある封筒を破いたり、さらには保証書
そのものを損傷するなどの問題があった。
【0004】さらに、保証書を収納した紙封筒或いはビ
ニル袋を損傷せずに剥がし得たとしても、もともと接着
剤等で貼着してあったから、その紙封筒或いはビニル袋
は、その表面に接着剤等が付着していて保証書を長期保
管する収蔵袋には到底不向きなものであった。また、保
証書を収納した紙封筒或いはビニル袋をセロハンテー
プ、ガムテープなどで梱包用ダンボール箱や紙箱の蓋の
裏面に貼着する作業は煩瑣であり、人手を要し作業効率
が悪いという欠点があった。そこで、これらの問題を払
拭する有効な対策の出現が待ち望まれていた。本発明
は、上記問題点に対し適切且つ有効な解決手段を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決すべく開発されたものであって、不完全な熱圧着や
溶着などの適宜手段で形成した易剥離性の積層フイルム
の両面にそれぞれ接着剤層(粘着剤層を含む)を形成
し、その一方の接着面を保証書などを収蔵した封筒の裏
面側に貼着し、他方の接着面を家庭用電気製品などを収
納した梱包用ダンボール箱の蓋の裏面に接着させること
によって、その封筒を梱包用包装部材の適所に貼着する
ものである。
【0006】また、上記易剥離性の積層フイルムの両面
に接着剤層(粘着剤層)を形成し、その上にそれぞれ剥
離紙を積層して一旦タックラベルを構成した後、そのタ
ックラベルの一方の剥離紙を剥がして保証書などを収蔵
した封筒の裏面側に貼着し、次いで他方の剥離紙を剥が
して家庭用電気製品などを収納した梱包用ダンボール箱
の蓋の裏面に接着することにより、その封筒を貼着して
もよい。
【0007】上記易剥離性の積層フイルムとしては、ポ
リエステルフイルムとポリエチレンフイルムとを重ね、
比較的低い温度で両者を圧着するか、またはその間に溶
融ポリエチレンを流し込み両フイルムを融着して積層フ
イルムを形成すると、ポリエステル層とポリエチレン層
との結合力は弱いから、両フイルム層を引き剥がすよう
に引っ張れば、その層間から容易に分離できる。
【0008】そして、この易剥離性積層フイルムの両面
に接着剤もしくは感圧性粘着剤などを塗布して接着剤層
(粘着剤層)を形成し、その一方を保証書などを収蔵し
た封筒の裏面側に貼着し、他方を梱包用ダンボール箱の
蓋の裏面に接着すると、上記封筒は箱の蓋の裏面に取り
付けられる。そこで必要に応じ、上記封筒を上に軽く引
っ張って、上向きの剥ぎ取り力を加えると、上記易剥離
性積層フイルムのポリエステル層とポリエチレン層との
間の結合力は接着剤層の接着力よりも弱いからポリエス
テル層とポリエチレン層との間で層間剥離を生じ、上記
封筒をダンボール箱から容易に分離できる。
【0009】
【作用】上述のとおりであるから、本発明の封筒は、そ
れを貼着してある梱包用ダンボール箱からきわめて容易
に剥がすことができ、しかも、その剥離面は、いずれも
フイルム層の面であるから平滑であり、従来のガムテー
プや接着剤(粘着剤)を用いて貼着したもののように、
封筒面に接着剤などが残存して付着していたり、さらに
はダンボール箱の紙剥けした紙片が付着しているという
ようなことは生じない。そして、ダンボール箱の接着面
も平滑なフイルムが付着しているだけであり、従来のよ
うに紙剥けが生じて体裁を損なわないという卓越した作
用を奏するものである。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は、従来の封筒の扱い方を説明するも
ので、保証書などを収蔵した封筒を梱包用ダンボール箱
の蓋の裏面にガムテープで取り付けた状態を示してい
る。販売業者は、この封筒を剥がして取り出した保証書
に販売年月日や販売店名などを記入し捺印した後、保証
書をその封筒内に戻すかまたは別途用意した封筒に収納
して商品と共に購入者に届ける。商品は通常その梱包用
ダンボール箱に収蔵したまま仮に再封して購入者に配送
している。
【0011】図2は、本発明において用いる易剥離性の
積層フイルムをタックラベル形式にしたものの断面図で
あって、ポリエステルフイルム3とポリエチレンフイル
ム4とを重ね、その間に溶融ポリエチレン5(250〜
300℃)を流し込んで両フイルムを融着して積層フイ
ルムを形成する。そして、その積層フイルムの両面に接
着剤6,6を塗布しさらにその上に剥離紙7を重ねてタ
ックラベル形式にしてあるが、剥離紙は接着剤の汚れ防
止と不用意な扱いによる他物への貼着を防止するもので
あって、必ずしも用いる必要はなく、またタックラベル
形式に限られるものではない。
【0012】保証書を収蔵する封筒は例えば図3に示す
ようなものであり、同図には窓あき封筒が示されてい
る。その封筒1の裏面は例えば図4に示すようなもので
あって返し蓋と本体上部との間を紐で封止する止め具8
を備えている。そして、適所に易剥離性積層フイルムの
タックラベル9が貼着してある。その剥離紙を除去して
接着剤層を露出させ、商品を収蔵する梱包ダンボール箱
の所定位置に貼着する。図5は、その状態を断面図で示
している。
【0013】ダンボール箱に貼着した上記封筒を剥がす
には、封筒の端部を単に持ち上げるだけで、図6に示す
ようにポリエステルフイルム3とポリエチレンフイルム
5との間で層間剥離を生じ、保証書入り封筒1を分離で
きる。そして、その分離面は紙剥けがなくポリエステル
フイルム3で覆われいて平滑であり、また、接着剤や紙
剥けの紙片が付着することもない。一方、ダンボール箱
における分離面も封筒と同様に紙剥けがなくポリエチレ
ンフイルム5で覆われいて平滑であり、そして接着剤や
紙剥けの紙片が付着することはなく体裁を損なわない。
【0014】
【発明の効果】上述したように、本発明の封筒を梱包用
ダンボール箱から剥がした際の剥離面は、いずれもフイ
ルム層の面であるから平滑であり、従来のガムテープや
接着剤(粘着剤)を用いて貼着したもののように、封筒
面に接着剤などが残存して付着していたり、さらにはダ
ンボール箱の紙剥けした紙片が付着しているというよう
なことは生じない。従って、販売業者は販売の際、梱包
用ダンボール箱から剥ぎ取った封筒から保証書を取り出
して購入年月日や販売店名を記入・捺印した後、保証書
をその封筒内に戻して購入者に渡せばよく、別途、封筒
を用意する手間は不要であり、購入者も保証書をその封
筒に収納したまま保管袋としても体裁上の問題はないも
のである。また、ダンボール箱の接着面も平滑なフイル
ムが付着しているだけであって、従来のように紙剥けが
生じて体裁を損なうというようなことはないので、販売
業者が封筒を取り出した後、商品を収蔵したダンボール
箱を再封止して購入者に届けるにも梱包箱としての体裁
を損なわないという卓越した作用効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】保証書入り封筒を商品梱包ケースに貼着する従
来の方法を示す斜視図である。
【図2】本発明に係わるタックラベルの層構成を示す断
面図である。
【図3】保証書を収蔵する封筒の一例を示す平面図であ
る。
【図4】保証書を収蔵する封筒の一例の裏面図である。
【図5】本発明の使用状態を示す断面図である。
【図6】本発明の使用状態、特に封筒の剥離を説明する
断面図である。
【符号の説明】
1 保証書入り封筒 2 梱包用ダンボール箱 3 ポリエステル層 4 ポリエチレン層 5 ポリエチレン層 6 接着剤層 7 剥離紙 8 止め具 9 タックラベル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を梱包した包装部材の適所に貼着し
    且つその商品の保証書を収蔵する封筒であって、不完全
    な熱圧着または溶着などの適宜手段で形成した易剥離性
    積層フイルムの両面に形成した接着剤層の一方が上記封
    筒に貼着していることを特徴とする梱包部材から容易に
    且つ平滑に剥離しうる封筒。
JP5284159A 1993-10-20 1993-10-20 梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒 Pending JPH07125751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5284159A JPH07125751A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒

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JP5284159A JPH07125751A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒

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JPH07125751A true JPH07125751A (ja) 1995-05-16

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ID=17674950

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JP5284159A Pending JPH07125751A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 梱包部材から容易に且つ平滑に剥離しうる封筒

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Cited By (3)

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