JP2001520173A - 非イオン性界面活性剤とハロゲンアニオン類とを含む改善されたヨウ素抗菌溶液 - Google Patents

非イオン性界面活性剤とハロゲンアニオン類とを含む改善されたヨウ素抗菌溶液

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Abstract

(57)【要約】 安定なヨウ素系殺菌水溶液は、各々かなりの量のヨウ素、非イオン性海面活性剤(例えば、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンブロック共重合体)およびCl- 、Br- およびそれらの混合物からなる群から選定されるヨウ素溶解補助用途のハロゲン化物イオンを含んで与えられる。Cl- および/またはBr - の使用は溶液中の有効ヨウ素を維持することに関し、組成物中のヨウ化物イオンの必要性を実質的に減少させ、若しくは完全に排除する。組成物は希釈可能な濃縮液または最終的な使用形態の溶液の状態であってよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は各々かなりの量の有効ヨウ素と非イオン性活性剤とを含み、塩化物イ
オン、臭化物イオンおよびこれらの混合物からなる群から選定され、ヨウ素の溶
解を補助する作用を持つ低価格のハロゲン化物イオンをかなりの量追加した改善
されたヨウ素系の抗菌水溶液に広く関する。より具体的には、安定な水溶液を与
えつつ、ヨウ素溶解補助用途のハロゲン化物イオンである塩化物イオンおよび/
または臭化物イオンと非イオン性界面活性剤との組み合わせにより、相対的によ
り高価であるヨウ化物イオンの必要性を著しく減少させるか、または排除する水
溶液(希釈可能な濃縮液であっても、最終的な使用形態の溶液の状態であっても
よい)に関する。
【0002】 (従来技術の説明) 硬い面の殺菌または皮膚への局部塗付用に使用されるヨウ素系の抗菌組成物は
広く使用されている。前者の類の組成物は通常、金属機器の表面、例えば牛乳処
理装置の表面の殺菌に使用されている。局部塗付用の組成物は主に手術前の殺菌
製剤、ハンドクリーナのような製品や乳腺炎予防のための牛の乳首ディップに使
用される。例えば、米国特許3,728,449号明細書および5,368,8
68号明細書には洗浄剤のヨウ素生成物が示されている。
【0003】 米国特許2,931,777号明細書には非イオン性界面活性剤の使用により
、殺菌製剤中のヨウ素の溶解性が改善されることが示されている。混合物は通常
、非イオン性界面活性剤にヨウ素を加えて非水性の溶液を調製した後、これに水
を加えて目的の水溶液とする。ヨウ素は非イオン性界面活性剤に溶解しているの
で、ヨウ素の約14〜55%はヨウ化物イオンおよび/または有機結合されたヨ
ウ素に転換されている。分子状のヨウ素のみが殺菌性を有するので、当初添加し
たヨウ素のうち、ヨウ化物または有機化合物に転換された部分は殺菌効果を与え
ることなく製剤にコストを付与する。しかし、水溶液中に有効なヨウ素分子が溶
解している状態を維持するためには十分な量のヨウ化物が存在していることが必
要である。
【0004】 米国特許3,028,299号明細書は、非イオン性界面活性剤またはカチオ
ン性界面活性剤を含む溶液中のヨウ素の溶解を補助するためヨウ素1部当たり0
.25部のヨウ化物を添加する概念を開示する。ヨウ化物塩を直接非イオン性界
面活性剤に添加すると、溶液中にヨウ素分子を溶解させておくのに必要なヨウ化
物の量をわずかに減少させることができる。
【0005】 米国特許5,002,763号は、錯体のヨウ素生成物、特にポリビニルピロ
リドン(PVP)と、塩化水素およびヨウ素からなる特別に水溶性の錯体を扱っ
ている。前記明細書によると、粉末状をした水溶性の(PVP)2 HCl:I2 錯体は、始めにPVP粉末とガス状のHClから中間錯体を形成し、その後ヨウ
素を添加する2段階の予備プロセスによって得られる。
【0006】 (発明の開示) 本発明は広く各々かなりの量の通常の利用可能なヨウ素と非イオン性界面活性
剤とに、塩化物イオン、臭化物イオンおよびこれらの混合物からなる群から選定
したかなりの量のヨウ素溶解補助用途のハロゲン化物イオンを追加してなる希釈
可能な濃縮液または最終的な使用形態である水溶液の状態の改善されたヨウ素系
抗菌水溶液を与える。そのような水溶液は非常に安定で、ヨウ素を溶解させる必
要性を大幅に減少させ、または排除することが見出された。そのような効用は、
本発明の溶液が有効ヨウ素の溶解補助剤としてかなり高価なヨウ化物イオン源の
代わりに塩化ナトリウムや臭化物のような非常に安価なハロゲン化物イオン源を
用いていることにある。
【0007】 本発明の濃縮溶液は一般に、約1〜30重量%の有効ヨウ素と約1〜30重量
%の非イオン性界面活性剤とを含む。溶解補助用途のハロゲン化物イオンは通常
、約0.1〜30重量%の濃度で存在する。多くの例では、そのような濃縮溶液
は少量の緩衝剤と、緩和剤、増粘剤および湿潤剤のような他の随意の配合剤を含
む。濃縮溶液のpHは通常、−1から8までの範囲である。
【0008】 本発明においては、幅広い種類の非イオン性界面活性剤が使用可能である。一
般に、本発明に有効な非イオン性界面活性剤は以下に化学式で表される。 R(CHR’- CHR’- O)n ‐H 上式において、Rは活性水素または水酸化物を含む有機化合物の残基を、R’
は水素またはC1 〜C4 のアルキル基を、nは約3〜212の整数を表している
。最も好ましい界面活性剤はポリエトキシル化されたポリオキシプロピレンブロ
ック共重合体、C4 〜C12のアルキル基を有するアルキルフェノールエトキシレ
ート、エトキシル化された脂肪族アルコールおよび脂肪酸、およびそれらの混合
物から選定される。プルロニック類(Pluronic family)の非イ
オン性界面活性剤、特に分子量が2,000以上の界面活性剤を使用した場合に
非常に良好な結果が得られている。
【0009】 溶解性を増加させるハロゲン化物イオン源の選定は、主に費用によって決定さ
れる。通常、そのようなイオン源は塩化ナトリウム、塩化水素酸、臭化ナトリウ
ム、臭化水素酸からなる群から選定される。コストが主要な検討事項でない場合
は、他の幅広い種類のハロゲン化物イオン源が利用可能である。
【0010】 ある例では、使用する塩化物イオンおよび臭化物イオンの最適な濃度は異なっ
て良いことが確認されている。そのようにして、塩化物イオンを使用する場合、
通常約0.01〜5重量%であり、より好ましくは約0.01〜2重量%の濃度
で存在する。臭化物イオンを使用する場合、一般的な濃度範囲は約0.01〜7
重量%であり、より好ましくは0.02〜5重量%である。塩化物イオンと臭化
物イオンの混合物を使用する場合、適切な使用濃度の決定は通常の方法で行われ
る。
【0011】 皮膚用製剤が必要な場合、使用形態の製剤は通常、一つ以上の緩和剤、特にグ
リセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチレングリコー
ル、ポリエトキシル化されたラノリン、ソルビトールおよびそれらの混合物から
選定される緩和剤を含む。
【0012】 本発明のヨウ素溶液は一般に緩衝剤を含む。低分子量の脂肪酸のような緩衝液
や、リン酸のような無機酸が使用可能である。濃縮液および目的の使用時の溶液
の総合的な湿潤特性および粘度特性を改善するために湿潤剤および増粘剤を添加
してもよい。有効な湿潤剤にはスルホコハク酸ナトリウム・ジオクチルエステル
であり、増粘剤としてはキサンタンガムやアルギンが好適である。酸性殺菌剤の
調製において、0〜50重量%のリン酸または硫酸のような酸源(acid s
ource)が利用可能である。主要物質である非イオン性界面活性剤の錯化特
性を補足するため、ポリビニルピロリドンのような追加の錯化剤も使用可能であ
る。
【0013】 本発明の濃縮液の調製において、ヨウ素、非イオン性界面活性剤およびヨウ素
溶解補助用途のハロゲン化物イオンは水に添加し、実質的に均一な混合物とする
ために十分な時間混合することができる。周知の通り、これにより一部のヨウ素
分子はヨウ化物に転換し、ヨウ素の錯体化が起こる。しかし、塩化物イオンおよ
び/または臭化物イオンが存在した場合、ヨウ素の転換量は実質的に減少し、殺
菌剤として有効なヨウ素分子がより多く残ることとなる。例えば、5gのヨウ素
95gのノニルフェノールエトキシレートの組み合わせでは、ヨウ素溶解後に有
効ヨウ素としての残るヨウ素の量はわずか3.6gである。すなわち、ヨウ素の
28%がヨウ化物に転換し、および/または有機的に結合したことになる。これ
と比較すると、本発明による溶液を9gのヨウ素、15gのPluronic
P105、5gの塩化ナトリウムおよび71gの水の組み合わせで調製した場合
、ヨウ素の溶解後、8.37gの有効ヨウ素が残る。すなわち、当初のヨウ素の
うちわずか7%がヨウ化物に転換したことになる。
【0014】 塩化物イオンまたは臭化物イオンを含んだ非イオン性界面活性剤中にヨウ素を
溶解するプロセスは、開始時に少量のヨウ化物イオンを添加することにより促進
されることが確認されている。前述の実施例では、溶解補助プロセス開始時に、
ヨウ素総量の7%をヨウ化物イオンの状態で添加すると、有効ヨウ素を同じ濃度
に維持しながら、混合物の溶解速度はヨウ化物を添加しない場合の3倍に促進さ
れる。
【0015】 本発明による使用形態の溶液は、対応する濃縮液の単純な希釈により最も容易
に調製される。若しくは、使用形態の溶液は中間的に濃縮液を調製することなく
直接調製することもできる。後者の場合では、好ましいプロセスは濃縮液につい
て参照に記述したのと全く同じである。すなわち、使用形態の溶液の構成成分を
同時に混合する、好ましくは適当な量のヨウ化物イオンの存在下で混合する。
【0016】 本発明の濃縮液および使用形態の溶液は優れた安定性を呈する。特に、これら
の溶液は室温貯蔵条件下で、少なくとも約3カ月間にわたって、より好ましくは
少なくとも約1年間にわたって有効ヨウ素を許容可能な範囲に維持している。有
効ヨウ素の量を十分維持できるのは、有効ヨウ素を基準値である製造時の量の±
20%以内に維持する溶液の能力による。さらに、組成物の溶液安定性は約2〜
40℃の温度で長期間(例えば少なくとも一週間)貯蔵した後、製品を本質的に
完全な均一状態に維持している。凍結時、特に連続的な数回の凍結・解凍サイク
ルを実施した後、製品は分離した状態になる場合もあるが、単純な振とうまたは
攪拌によって容易に均一な混合状態に戻る。
【0017】 (好ましい実施形態) 本発明における好ましい方法を以下の実施例に開示する。これらの実施例は説
明のために与えるが、本発明の全体の範囲はこれらの実施例に限定されない。
【0018】 (実施例1) 15gのPluronic P105、5gの塩化ナトリウム、9gのヨウ素
および71gの脱イオン水を室温で4時間混合し、濃縮された殺菌ヨウ素生成物
を得た。この生成物の初期の有効ヨウ素濃度は8.4%であった。50℃で2週
間貯蔵した後の有効ヨウ素濃度は8.3%まで低下した。
【0019】 (実施例2) ガラス製の反応容器内で20gのPluronic P105と、5gの塩化
ナトリウムと、0.8gのヨウ化ナトリウムと、63.2gの脱イオン水とを混
合することにより濃縮された殺菌ヨウ素生成物を得た。混合物は構成成分の全て
が完全に溶解するまで混合させた。次に、11gのヨウ素を溶液に添加し、強く
混合させた。ヨウ素を完全に溶解するのに室温で約24時間を要した。最終的な
生成物中の初期の有効ヨウ素濃度は10.35重量%であった。50℃で2週間
経た後のヨウ素濃度は10.08重量%まで低下した。
【0020】 (実施例3) ガラス製の反応容器内で15gのPluronic P105、10gの臭化
ナトリウムおよび66gの脱イオン水を混合させて濃縮された殺菌ヨウ素生成物
を得た。全ての構成成分が溶解した後、9gのヨウ素を添加した。ヨウ素を溶解
させるには室温で約72時間混合することが必要であった。
【0021】 (実施例4) 本実施例では、そのまま使用可能な生成物を調製するのに実施例2の濃縮ヨウ
素生成物を使用した。初めに4gのPluronic P105を85.8gの
水に溶解した。次に0,2gのリン酸(緩衝液)を十分な量の水酸化ナトリウム
と共に混合し、pHを5.5に調整した。続いて、実施例2の殺菌ヨウ素生成物
を混合物に混合させた。
【0022】 (実施例5) 本実施例では、実施4に示したような濃縮液を予め調製する必要なしにそのま
まの状態で使用可能な殺菌ヨウ素生成物を調製した。中間の溶液を形成するため
、84.74gの水を0.06%Keltrol(増粘剤)を混合させた。この
中間溶液に3gのPluronic P105、0.25gのクエン酸および0
.5gの塩化ナトリウムを加え、pHを5.5に調整するため十分な量の水酸化
ナトリウム(50%、0.28g)を添加した。その後、1.07gのヨウ素と
0.1gのヨウ化ナトリウムを添加し、ヨウ素が溶解するまで強く混合させた。
最後に10gのグリセリン緩和剤を添加し、最終目的の使用形態の殺菌ヨウ素溶
液を得た。初期の有効ヨウ素濃度は0. 87重量%であり、50℃で2週間経た
後のヨウ素濃度は0.866重量%であった。
【0023】 (実施例6) 中間の溶液を得るのに0.1gのKeltrol(増粘剤)と96.29gの
水とを混合し、そのまま使用可能な殺菌ヨウ素溶液を得た。この中間の溶液に0
.2%塩化ナトリウム、1.0%Pluronic P105、0.05%ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム、2%グリセリン、0.1%クエン酸を加え、
混合物のpHを5.5に調整するため十分な量の水酸化ナトリウム(50%)を
添加した。次に0.11gのヨウ素と0.10%ヨウ化ナトリウムを添加し、ク
エン酸または水酸化ナトリウムを用いてpHを5.5に再度調整した。そのまま
使用可能な殺菌ヨウ素溶液の有効ヨウ素濃度は0.090重量%であり、50℃
で2週間経た後のヨウ素濃度は0.090重量%であった。
【0024】 (実施例7) 第三のそのまま使用可能な殺菌ヨウ素溶液は、初めに0.1gのKeltro
lと87.4gの水とを混合することにより調整した。次に6.0gのPlur
onic P127を加え、pHを5.5に調整するために0.5gのクエン酸
と十分な量の水酸化ナトリウム(50%)を添加した。続いて、混合物に0.4
gの塩化ナトリウムと0.60gのヨウ素を溶解させ、最後に5gのグリセリン
を添加することにより調製が完了した。
【0025】 本実施例では、含有するヨウ素の溶解度を決定するため、含有するヨウ化カリ
ウム、塩化ナトリウムおよび水の量を変えた数種類の溶液を分析した。ヨウ素の
溶解度は、過剰なヨウ素を添加し、可能な限りのヨウ素が溶解するまで混合させ
た試験水溶液の100部を取ることにより測定した。表1に試験溶液の組成と各
々の溶液に溶解するヨウ素の最大量を示す。塩化物塩のみでは試験水溶液中のヨ
ウ素の溶解度への影響はほとんどなかった。しかし、非イオン性界面活性剤の存
在下で塩化ナトリウムを添加したものでは、次の実施例で示すようなこれら組み
合わされた組成物の相乗作用により、ヨウ素の溶解度が大きく改善された。
【0026】 (表1:水溶性の塩溶液中のヨウ素の溶解度) ┌────────┬──────────────────────┐ │試験溶液の組成 │25℃の試験溶液100 部に溶解しているヨウ素の部│ ├────────┼──────────────────────┤ │ 0% KI │ 0.03 │ │ 0% NaCl│ │ │100 % 水 │ │ ├────────┼──────────────────────┤ │ 5% KI │ 3.72 │ │ 0% NaCl│ │ │95% 水 │ │ ├────────┼──────────────────────┤ │ 0% KI │ 0.048 │ │ 5% NaCl│ │ │95% 水 │ │ ├────────┼──────────────────────┤ │ 5% KI │ 3.58 │ │ 5% NaCl│ │ │90% 水 │ │ └────────┴──────────────────────┘
【0027】 (実施例9) 本実施例は、ヨウ素の溶解度に対するPluronic P105と、ポリア
ルキレンオキシドブロック共重合体と塩化ナトリウムとの組み合わせによる相乗
作用を示す。Pluronic P105、塩化ナトリウムおよび水の含有量を
変えた数種類の溶液を用いてヨウ素溶解補助能力を試験した。ヨウ素の溶解度は
非イオン性界面活性剤、塩化物塩を含む試験水溶液に、ヨウ素を0.5部または
1部ずつ増量しながら添加し、その100部を取ることにより分析する。添加し
たヨウ素が溶解した場合、再度ヨウ素を添加し、これ以上溶解しなくなるまでそ
の手順を繰り返した。表2には各々の試験溶液に溶解するヨウ素の最大量と、溶
解限界を超えたヨウ素の最小量の範囲を示している。
【0028】 表2のデータは、Pluronic P105のようなポリアルキレンオキシ
ドブロック共重合体と塩化ナトリウムとを混合することにより、ヨウ素の溶解度
が大幅に改善されることを示している。例えば、5%塩化ナトリウム水溶液のみ
では、0.048%のヨウ素しか溶解できず、塩化ナトリウムを加えていない1
5%Pluronic P105水溶液は溶液100部当たり1.5部のヨウ素
しか溶解できなかった。しかし、15%Pluronic P105と5%塩化
ナトリウムとを混合した水溶液は溶液100部当たり10〜11部のヨウ素を溶
解した。
【0029】 表2は最大量のヨウ素を溶解する塩化ナトリウムの最適濃度を確認している。
それ故、この最適濃度に対し過剰の塩化ナトリウムを添加しても、溶液のヨウ素
溶解能を必ずしも改善しない。非イオン性界面活性剤に対し過剰な量の塩化ナト
リウムを添加すると、界面活性剤の曇り点を低下させる傾向がある。そのため、
広い温度範囲で安定な溶液を得るにはヨウ素の溶解を補助する上で最小限の量の
塩を添加するのが一般によい。
【0030】 (表2:25℃のPluronic P105/塩化ナトリウム混合物中のヨウ
素の最大溶解度) ┌──────────┬──────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部当たりに溶解してい│ │ │いるヨウ素の部 │ ├──────────┼──────────────────────┤ │0% NaCl │ >2,<2.5 │ │5% Pluronic P105 │ │ │95% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │0% NaCl │ >2,<2.5 │ │10% Pluronic P105 │ │ │90% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │5% NaCl │ >5,<6 │ │10% Pluronic P105 │ │ │85% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │10% NaCl │ >7,<8 │ │10% Pluronic P105 │ │ │80% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │15% NaCl │ >4,<5 │ │10% Pluronic P105 │ │ │75% 水 │ │ └──────────┴──────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部当たりに溶解してい│ │ │いるヨウ素の部 │ ├──────────┼──────────────────────┤ │0% NaCl │ >1.0 ,<1.5 │ │15% Pluronic P105 │ │ │85% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │5% NaCl │ >10,<11 │ │15% Pluronic P105 │ │ │80% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │7.5 % NaCl │ >10,<11 │ │15% Pluronic P105 │ │ │77.5% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │10% NaCl │ >10,<11 │ │15% Pluronic P105 │ │ │75% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │15% NaCl │ >4,<5 │ │15% Pluronic P105 │ │ │70% 水 │ │ ├──────────┼──────────────────────┤ │0% NaCl │ >5(ゲル化) │ │20% Pluronic P105 │ │ │80% 水 │ │ └──────────┴──────────────────────┘ ┌──────────┬──────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部当たりに溶解してい│ │ │いるヨウ素の部 │ ├──────────┼──────────────────────┤ │5% NaCl │ >13,<14 │ │20% Pluronic P105 │(溶液は当初ゲル化するが、ヨウ素の添加後流 │ │75% 水 │ 体となる) │ ├──────────┼──────────────────────┤ │10% NaCl │ ゲル化 │ │20% Pluronic P105 │ │ │70% 水 │ │ └──────────┴──────────────────────┘
【0031】 (実施例10) 本実施例では、Igepal CO720(ノニルフェノールポリエチレンオ
キシド)の単独溶液または塩化ナトリウムとの混合溶液中におけるヨウ素の最大
溶解度を試験した。表3に示すように、塩化ナトリウムとノニルフェノールポリ
エチレンオキシド界面活性剤との混合溶液は、ノニルフェノールポリエチレンオ
キシド単独または塩化ナトリウム単独よりも、より効率的にヨウ素を溶解し、そ
れにより溶液中のヨウ素の溶解度に対する界面活性剤と塩化物塩との劇的な相乗
作用を表している。ヨウ素の溶解度は実施例9に示したのと同様の方法を用いて
、NaCl、Igepal CO720および水の含有量を変えた数種類の試験
溶液を用いて試験した。これら試験の結果を表3に示した。
【0032】 (表3:25℃のIgepal CO720/NaCl混合物中のヨウ素の溶解
度) ┌─────────┬───────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部中に溶解しているヨウ│ │ │素の部 │ ├─────────┼───────────────────────┤ │0% NaCl │ >1.5 ,<2.0 │ │10% Igepal CO720│ │ │90% 水 │ │ ├─────────┼───────────────────────┤ │1% NaCl │ >2.0 ,<2.5 │ │10% Igepal CO720│ │ │89% 水 │ │ └─────────┴───────────────────────┘
【0033】 (実施例11) 本実施例では、非イオン性界面活性剤中のヨウ素の溶解度を改善するために臭
化物イオンを用いた。ヨウ素の溶解度は実施例9に示したのと同様の方法で試験
した。表4はPluronic P105の水溶液中のヨウ素の溶解度に対する
臭化ナトリウムの影響を表している。表4に示したように、15%溶液への5%
臭化ナトリウムの添加は、溶液100部当たりのヨウ素の溶解度を1.0〜1.
5部から11〜12部へと増加させる。そのように臭化物アニオンは塩化物アニ
オンと同様に、非イオン性界面活性剤中のヨウ素の溶解度を改善する上で効果的
である。
【0034】 (表4:臭化物塩の使用により改善された溶解度) ┌───────────┬─────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部中に溶解している│ │ │ヨウ素の部 │ ├───────────┼─────────────────────┤ │0% NaBr │ 2.3 〜 2.5 │ │10% Pluronic P105 │ │ │90% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │5% NaBr │ 6〜8 │ │10% Pluronic P105 │ │ │85% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │10% NaBr │ 2〜4 │ │10% Pluronic P105 │ │ │80% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │15% NaBr │ 2〜4 │ │10% Pluronic P105 │ │ │75% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │0% NaBr │ 1.0 〜 1.5 │ │15% Pluronic P105 │ │ │85% 水 │ │ └───────────┴─────────────────────┘ ┌───────────┬─────────────────────┐ │試験溶液の組成 │w/w 基準での試験溶液100 部中に溶解している│ │ │ヨウ素の部 │ ├───────────┼─────────────────────┤ │5% NaBr │ 11〜12 │ │15% Pluronic P105 │ │ │80% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │10% NaBr │ 9〜10 │ │15% Pluronic P105 │ │ │75% 水 │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │15% NaBr │ 7〜8 │ │15% Pluronic P105 │ │ │70% 水 │ │ └───────────┴─────────────────────┘
【0035】 (実施例12) 本実施例では、塩化物アニオンまたは臭化物アニオンを含む非イオン性界面活
性剤中におけるヨウ素の溶解プロセスが少量のヨウ化物アニオンの添加によって
促進されている。5%塩化ナトリウムを添加した15%Pluronic P1
05溶液のケースでは、ヨウ素の約7%が反応してヨウ化物イオンを生じている
。そのため溶解補助プロセス開始時に、ヨウ素の総量のうちの7%をヨウ化物の
形態で添加した。15%のPlironic P105、5%塩化ナトリウムお
よび0.74gのヨウ化ナトリウムからなる溶液は、開始時にヨウ化物を含まな
い溶液に比べ3倍の速さで8.37部のヨウ素を溶解し、溶解したヨウ素の大部
分は有効ヨウ素の形態を維持していた。表5は少量のヨウ化ナトリウムの有無に
よる、ヨウ素の溶解に要する時間の差を表している。
【0036】 (表5:ヨウ素の溶解速度に対するヨウ化物塩の影響) ┌──────────────┬──────────────────┐ │試験溶液の組成 │ ヨウ素の溶解に要する時間 │ ├──────────────┼──────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 80時間 │ │5% NaCl │ │ │9% ヨウ素 │ │ │0% NaI │ │ │71% 水 │ │ ├──────────────┼──────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 24時間 │ │5% NaCl │ │ │9% ヨウ素 │ │ │0.79% NaI │ │ │70.21 % 水 │ │ └──────────────┴──────────────────┘
【0037】 (実施例13) 塩化ナトリウムの使用に加えて、効果的に溶液中の溶解を補助させるために他
の塩化物を使用した。表6は15%Pluronic P105溶液中のヨウ素
の溶解度に対する塩化カリウム、塩化リチウムおよび塩化水素酸の影響を表して
いる。
【0038】 (表6:ヨウ素の溶解度に対する異なる塩化物の影響) ┌───────────┬─────────────────────┐ │試験溶液の組成 │溶液100 部に溶解しているヨウ素の部 │ ├───────────┼─────────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 13〜14 │ │80% 水 │ │ │5% HCl │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 2〜3 │ │80% 水 │ │ │5% LiCl │ │ ├───────────┼─────────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 1〜2 │ │80% 水 │ │ │5% KCl │ │ └───────────┴─────────────────────┘
【0039】 (実施例14) 本実施例では、数種類の溶液の自由ヨウ素の濃度を決定した。表7に示したデ
ータは、塩化物またはヨウ化物の濃度の増加が、溶液中の自由ヨウ素値を下げる
効果があることを示している。この効果は塩化物またはヨウ化物が非イオン性界
面活性剤中に存在するヨウ素と錯体を形成することによる。図7に示すように、
塩化物を含む試験溶液の自由ヨウ素値は、等量のヨウ化物を含む対応する溶液の
値よりもかなり高い。高い自由ヨウ素値は通常、より効果的な殺菌剤に対応する
。自由ヨウ素濃度を最適化するには通常、殺菌効果に関し十分な濃度であるが、
腐食を生じない程度の濃度であることが望ましい。自由ヨウ素濃度はヨウ素を錯
化する塩化物または臭化物と、ヨウ化物との混合物を使用することにより最適化
することができる。
【0040】 (表7:塩化物またはヨウ化物を含む溶液に関する自由ヨウ素値) ┌───────────────┬─────────────────┐ │試験溶液の組成 │ 自由ヨウ素値 │ ├───────────────┼─────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 40ppm │ │3% NaCl │ │ │2% ヨウ素 │ │ │80% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 24ppm │ │6% NaCl │ │ │2% ヨウ素 │ │ │78.5% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 0.7ppm │ │1.5 % NaI │ │ │2% ヨウ素 │ │ │80% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │15% Pluronic P105 │ 0.06ppm │ │3% NaI │ │ │2% ヨウ素 │ │ │80% 水 │ │ └───────────────┴─────────────────┘ ┌───────────────┬─────────────────┐ │試験溶液の組成 │ 自由ヨウ素値 │ ├───────────────┼─────────────────┤ │3% Pluronic P105 │ 184ppm │ │1% NaCl │ │ │1% ヨウ素 │ │ │95% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │3% Pluronic P105 │ 92ppm │ │2% NaCl │ │ │1% ヨウ素 │ │ │94% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │3% Pluronic P105 │ 7ppm │ │0.5 % NaI │ │ │1% ヨウ素 │ │ │95.5% 水 │ │ ├───────────────┼─────────────────┤ │3% Pluronic P105 │ 4ppm │ │1% NaI │ │ │1.0 % ヨウ素 │ │ │95% 水 │ │ └───────────────┴─────────────────┘
【0041】 (実施例15) ヨウ素の長期の安定性は調製溶液にヨウ素酸塩のような酸化剤を添加すること
によって改善される。米国特許4,271,149号には、ヨウ素とヨウ化物種
を含む系に酸化剤を添加することにより改善された安定性が得られることが示さ
れている。同様の安定性はヨウ素と塩化物を含む調製溶液にヨウ素酸塩を添加す
ることで得られる。表8はヨウ素酸塩の添加の有無と生成物中のヨウ素の安定性
との関係を示している。
【0042】 (表8:塩化物およびヨウ素酸塩を含む生成物中のヨウ素) ┌──────────┬────────┬─────────────┐ │調製法 │初期の有効ヨウ素│50℃で4週間経過した後の│ │ │ │有効ヨウ素 │ ├──────────┼────────┼─────────────┤ │2% Pluronic P105 │ 0.45% │ 0.36% │ │0.5 % ヨウ素 │ │ │ │0.3 % NaCl │ │ │ │97.2% 水 │ │ │ ├──────────┼────────┼─────────────┤ │2% Pluroinc P105 │ 0.45% │ 0.42% │ │0.5 % ヨウ素 │ │ │ │0.3 % NaCl │ │ │ │0.1 % NaIO3 │ │ │ │97.1% 水 │ │ │ └──────────┴────────┴─────────────┘
【0043】 以下の表は本発明による濃縮液および使用形態の溶液の必須構成成分および随
意の構成成分のおおよその一般範囲、好ましい範囲および最も好ましい範囲を要
約している。
【0044】 ┌───────┬─────────┬───────┬───────┐ │構成要素/特性│一般範囲(重量%)│好ましい範囲 │最も好ましい │ │ │ │(重量%) │範囲(重量%)│ ├───────┴─────────┴───────┴───────┤ │ 濃縮液 │ ├───────┬─────────┬───────┬───────┤ │酸源 │ 0〜50% │ 0〜42% │ 0〜42% │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ヨウ素 │ 1〜30 │ 2〜20 │ 8〜12 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ヨウ素溶解補助│ 0.1〜30 │ 0.1〜12 │ 1.8〜3(Cl- ) │ │用途のハロゲン│ │ (Cl - ) │ 4〜7(Br -)│ │化物イオン │ │ 0.5〜25 │ │ │ │ │ (Br- ) │ │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │非イオン性界面│ 1〜30 │ 5〜25 │ 15〜20 │ │活性剤 │ │ │ │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ヨウ化物イオン│ 0.01〜20 │ 0.05〜10 │ 0.1〜5 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │緩和剤 │ 0〜20 │ 1〜10 │ 2〜8 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │緩衝剤 │ 0〜2 │ 0.1〜1 │ 0.2〜0.7 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ポリビニルピロ│ 0〜15 │ 0〜12.5 │ 0〜10 │ │リドン │ │ │ │ └───────┴─────────┴───────┴───────┘ ┌───────┬─────────┬───────┬───────┐ │構成要素/特性│一般範囲(重量%)│好ましい範囲 │最も好ましい │ │ │ │(重量%) │範囲(重量%)│ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │水 │ 十分に │ 十分に │ 十分に │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │粘度 │ 1〜5,000cps │ 1〜2,000cps│ 1〜1,000cps│ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │pH │ −1〜8 │ −1〜7 │ −1〜5 │ ├───────┴─────────┴───────┴───────┤ │ 使用形態の溶液 │ ├───────┬─────────┬───────┬───────┤ │ヨウ素 │ 0.05〜5 │ 0.05〜2 │ 0.05〜1 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ヨウ素溶解補助│ 0.01〜10 │ 0.01〜5 │0.01〜2(Cl- )│ │用途のハロゲン│ │ (Cl- ) │0.01〜5(Br- )│ │化物イオン │ │ 0.01〜7 │ │ │ │ │ (Br- ) │ │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │非イオン性界面│ 0.01〜10 │ 0.02〜7 │ 0.2〜5 │ │活性剤 │ │ │ │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ヨウ化物イオン│ 0.01〜5 │ 0.01〜3 │ 0.01〜0.5 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │緩和剤 │ 0〜15 │ 0〜10 │ 0〜10 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │ポリビニルピロ│ 0〜5 │ 0〜3.5 │ 0〜2.5 │ │リドン │ │ │ │ └───────┴─────────┴───────┴───────┘ ┌───────┬─────────┬───────┬───────┐ │構成要素/特性│一般範囲(重量%)│好ましい範囲 │最も好ましい │ │ │ │(重量%) │範囲(重量%)│ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │水 │ 十分に │ 十分に │ 十分に │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │緩衝剤 │ 0〜1 │ 0〜0.7 │ 0〜0.5 │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │粘度 │ 1〜100cps │ 1〜30cps │ 1〜20cps │ ├───────┼─────────┼───────┼───────┤ │pH │ 2〜8 │ 3〜7 │ 3〜5 │ └───────┴─────────┴───────┴───────┘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 33/18 A61K 33/18 47/32 47/32 47/34 47/34 A61P 31/02 A61P 31/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C076 AA12 BB31 CC31 DD07E DD09E DD23E EE16 EE23 FF15 FF63 GG45 GG46 4C086 AA01 AA02 HA02 HA09 HA15 HA24 MA03 MA05 MA17 NA02 NA03 ZB35 4H011 AA02 BA01 BB18 BC09 BC18 BC19 DA13 DD01 DD07 DF04 DH02

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希釈可能な濃縮された抗菌水溶液であって、 ヨウ素分子として存在するある量の有効ヨウ素と、 ある量の非イオン性界面活性剤と、 塩化物イオン、臭化物イオンおよびこれらの混合物からなる群から選ばれる有
    効量のハロゲン化物イオンを含有し、 前記有効ヨウ素、前記非イオン性界面活性剤および前記ハロゲン化物イオンが
    前記水溶液中に存在する抗菌水溶液。
  2. 【請求項2】 前記ヨウ素が約1〜30重量%の濃度で存在する請求項1の水溶液。
  3. 【請求項3】 前記濃度が約2〜20重量%である請求項2の水溶液。
  4. 【請求項4】 前記非イオン性界面活性剤が約1〜30重量%の濃度で存在する請求項1の水
    溶液。
  5. 【請求項5】 前記濃度が約5〜25重量%である請求項4の水溶液。
  6. 【請求項6】 前記ハロゲン化物イオンが約0.1〜30重量%の濃度で存在する請求項1の
    水溶液。
  7. 【請求項7】 前記ハロゲン化物イオンが塩化物イオンであって、かつその濃度が約0.1〜
    12重量%である請求項6の水溶液。
  8. 【請求項8】 前記ハロゲン化物イオンが臭化物イオンであって、かつその濃度が約0.5〜
    25重量%である請求項6の水溶液。
  9. 【請求項9】 溶液のpHが約−1〜8である請求項1の水溶液。
  10. 【請求項10】 前記pHが約−1〜7である請求項9の水溶液。
  11. 【請求項11】 緩衝剤を含む請求項1の水溶液。
  12. 【請求項12】 かなりの量の緩和剤を含む請求項1の水溶液。
  13. 【請求項13】 前記ハロゲン化物イオンが、塩化ナトリウム、塩化水素酸、臭化ナトリウムお
    よび臭化水素酸からなる群から選ばれるイオン源から得られる請求項1の水溶液
  14. 【請求項14】 ある量のヨウ化物イオンを含む請求項1の水溶液。
  15. 【請求項15】 前記ヨウ化物イオンが約0.01〜20重量%の濃度で存在する請求項1の水
    溶液。
  16. 【請求項16】 前記非イオン性界面活性剤がポリエトキシル化されたポリオキシプロピレンブ
    ロック共重合体、C4 〜C12のアルキル基を有するアルキルフェノールエトキシ
    レート、エトキシル化された脂肪族アルコールおよび脂肪酸およびこれらの混合
    物からなる群より選ばれる界面活性剤である請求項1の水溶液。
  17. 【請求項17】 酸源(acid source)を含む請求項1の水溶液。
  18. 【請求項18】 ある量のポリビニルピロリドンを含む請求項1の水溶液。
  19. 【請求項19】 使用形態の抗菌水溶液であって、 かなりの量の有効ヨウ素と、 かなりの量の非イオン性界面活性剤と、 塩化物イオン、臭化物イオンおよびこれらの混合物からなる群より選定される
    かなりの量のハロゲン化物イオンと、 水溶液中に存在する前記有効ヨウ素、前記非イオン性界面活性剤および前記ハ
    ロゲン化物イオンとを含有する。
  20. 【請求項20】 前記ヨウ素が約0.05〜5重量%の濃度で存在する請求19の水溶液。
  21. 【請求項21】 前記濃度が約0.05〜2重量%である請求項20の水溶液。
  22. 【請求項22】 前記非イオン性界面活性剤が約0.01〜10重量%の濃度で存在する請求項
    19の水溶液。
  23. 【請求項23】 前記濃度が約0.02〜7重量%である請求項22の水溶液。
  24. 【請求項24】 前記ハロゲン化物イオンが約0.01〜10重量%の濃度で存在する請求項1
    9の水溶液。
  25. 【請求項25】 前記ハロゲン化物イオンが塩化物イオンであって、かつその濃度が約0.01
    〜5重量%である請求項24の水溶液。
  26. 【請求項26】 前記ハロゲン化物イオンが臭化物イオンであって、かつその濃度が約0.01
    〜7重量%である請求項24の水溶液。
  27. 【請求項27】 緩衝剤を含む請求項19の水溶液。
  28. 【請求項28】 緩和剤を含む請求項19の水溶液。
  29. 【請求項29】 pHが約2〜8である請求項19の水溶液。
  30. 【請求項30】 前記ハロゲン化物イオンが塩化ナトリウム、塩化水素酸、臭化ナトリウムおよ
    び臭化水素酸とからなる群から選定されるイオン源から得られる請求項19の水
    溶液。
  31. 【請求項31】 ある量のヨウ化物イオンを含む請求項19の水溶液。
  32. 【請求項32】 前記ヨウ化物イオンが約0.01〜5重量%の濃度で存在する請求項31の水
    溶液。
  33. 【請求項33】 前記非イオン性界面活性剤がポリエトキシル化されたポリオキシプロピレンブ
    ロック共重合体、C4 〜C12のアルキル基を有するアルキルフェノールエトキシ
    レート、エトキシル化された脂肪族アルコールおよび脂肪酸、およびこれらの混
    合物からなる群から選定される請求項19の水溶液。
  34. 【請求項34】 酸源(acid source)を含む請求項19の水溶液。
  35. 【請求項35】 ある量のポリビニルピロリドンを含む請求項19の水溶液。
  36. 【請求項36】 殺菌溶液の調製法であって、 塩化物および臭化物からなる群からハロゲン化物イオン源を選定するステップ
    と、 ヨウ素化物イオン源を選定するステップと、 前記ハロゲン化物イオン、前記ヨウ化物イオン、前記ヨウ素および前記非イオ
    ン性界面活性剤の量を選定するステップと、 前記選定された量のハロゲン化物イオンを水と共に混合するステップとからな
    る殺菌溶液の調製法。
  37. 【請求項37】 約0.01〜20重量%の濃度のヨウ化物イオンを与える量のヨウ化物イオン
    源を添加する請求項36の調製法。
  38. 【請求項38】 前記水溶液が希釈可能な濃縮液である請求項36の調製法。
  39. 【請求項39】 前記水溶液が使用形態の希薄溶液である請求項36の調製法。
  40. 【請求項40】 前記ヨウ素が約1〜30重量%の濃度で添加される請求項36の調製法。
  41. 【請求項41】 前記濃度が約2〜20重量%である請求項36の調製法。
  42. 【請求項42】 前記非イオン性界面活性剤が約1〜30重量%の濃度で添加される請求項36
    の調製法。
  43. 【請求項43】 前記濃度が約5〜25重量%である請求項42の調製法。
  44. 【請求項44】 前記ハロゲン化物イオンが約0.1〜30重量%の濃度で添加される請求項3
    6の調製法。
  45. 【請求項45】 前記ハロゲン化物イオンが塩化物イオンであり、かつ前記塩化物イオンが約0
    .1〜12重量%の濃度で添加される請求項44の調製法。
  46. 【請求項46】 前記ハロゲン化物イオンが臭化物イオンであり、かつ前記臭化物イオンが約0
    .5〜25重量%の濃度で添加される請求項45の調製法。
  47. 【請求項47】 前記水溶液のpHが約−1〜8である請求項36の調製法。
  48. 【請求項48】 緩衝剤を添加するステップを含む請求項36の調製法。
  49. 【請求項49】 緩和剤を20重量%までの濃度で添加するステップを含む請求項36の調製法
  50. 【請求項50】 前記ハロゲン化物イオンが塩化ナトリウム、塩化水素酸、臭化ナトリウムおよ
    び臭化水素酸とからなる群から選定されるイオン源から得られる請求項36の調
    製法。
  51. 【請求項51】 前記非イオン性界面活性剤がポリエトキシル化されたポリオキシプロピレンブ
    ロック共重合体、C4 〜C12のアルキル基を有するアルキルフェノールエトキシ
    レート、エトキシル化された脂肪族アルコールおよび脂肪酸、およびこれらの混
    合物からなる群から選定される界面活性剤である請求項36の調製法。
  52. 【請求項52】 前記水溶液に酸源(acid source)を添加するステップを含む請求
    項36の調製法。
  53. 【請求項53】 前記水溶液にポリビニルピロリドンを15重量%の濃度まで添加するステップ
    を含む請求項36の調製法。
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