JP2001519176A - チーズ及びビスケットを基材とする複合食品並びに製造方法 - Google Patents

チーズ及びビスケットを基材とする複合食品並びに製造方法

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JP2001519176A JP2000515448A JP2000515448A JP2001519176A JP 2001519176 A JP2001519176 A JP 2001519176A JP 2000515448 A JP2000515448 A JP 2000515448A JP 2000515448 A JP2000515448 A JP 2000515448A JP 2001519176 A JP2001519176 A JP 2001519176A
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ヴァンドルー,ヴァレリー
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フロマジェリ・ベル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、溶融したチーズから成り酪農製品を基材にした風味のある充填物及びビスケットを含んで成る複合食品に関し、その複合食品においてビスケットは50〜90%の乾物及び少なくとも0.6、好ましくは少なくとも0.8の接触前の水分活性(Aw)を有し、そしてチーズは20〜80%の乾物及び0.95を超える接触前の水分活性を有し、該複合食品は溶融したチーズをビスケット上に熱付着させることにより得られそして0.95を超える水分活性で平衡を保っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、酪農製品そして特にチーズを基材とする食品組成物に関するもので
ある。本発明は、より特定すると加工チーズ及びビスケット又はビスケット製品
を基材とする複合食品に関する。本発明は、更に該製品の製造方法に関する。
【0002】 詳細な説明において、語句“加工チーズ”又は“加工チーズスラリー”は、適
当な場合、乳化塩の存在下、チーズ又は乳のもしくはレンネット起源のカードを
熱処理することによる加工から誘導される製品を示すものである。
【0003】 乳起源の出発原料は、チーズの異なる様々のもの、例えばソフトチーズ、調理
した又は未調理の加圧チーズ、フロマージュフライス(fromage frais)、限外 濾過保持物、レンネットのような凝固剤の作用により又は酸性化剤(乳酸菌、食
物酸(dietary acid)、グルコノ−δ−ラクトン)の添加によりpHをその等電
点まで下げることによる種々の動物種の乳の凝固から由来するカードに属する製
品から選択される。
【0004】 得ることが望まれる最終製品に応じて、これらの原料に、脱脂又は非脱脂乳粉
、バター又は植物脂肪、乳清粉、タンパク質濃縮物、調味料及び加工チーズの配
合において用いられるあらゆる他の材料を添加することも可能である。好都合に
は、本発明を実施するために用いられる加工チーズは、当業者に周知の技術に係
るオーバーランを得るための原因となることができる。
【0005】 “ビスケット”又は“ビスケット製品”は、しなやかな、均質なそして弾性の
組織、50〜90%の乾物(dry extract)、少なくとも0.6の水分活性(A w)及びそれらの感覚刺激性及び組織特性を損なうことなく再度湿る能力を特徴
とする、伝統的なパン・菓子製造技術により得られる穀物粉を基材とするパン・
菓子製品を示すために用いられる。このカテゴリーに含まれる実例により、次の
ように言及できる;即ち、名称:ジェノバ(genoese)、パウンドケーキ、サボ アケーキ、ドーナッツ生地、パンケーキ生地、チーズケーキ、パン生地のもとで
既知の製品は、本発明の範囲の一部を形成する。
【0006】 食品組成物は、商業的に入手可能でありそしてそれは種々のチョコレート及び
/又は甘味製品で満たされたペーストリー又はビスケット製品から構成される。
これらの製品は、棒状物の形で普通に提供される。それらは、長い保存寿命を有
する製品としてみなされそしてそれらは菓子類及びスナックライン(lines)で コールドチェーン外で売買されている。
【0007】 ごく最近、70%を超える乾物を特徴とし、ペーストリー又はビスケット製品
並びに低温殺菌牛乳、粉乳、無水タンパク質濃縮物及び植物脂肪から成る充填物
から構成され、冷温度売場(約5℃)で売買される所謂“柔らかい(tender)”
製品が、市場に現れた。これらの製品は、約10週の保存寿命を有する。それら
は、0.70〜0.90の水分活性を特徴とする。
【0008】 製品の水分活性が、被覆しているビスケットの水分活性に近似しているその製
品が、充填物として用いらている事実は、充填物からビスケットへの水移動を制
限し、よって製品の保存及び2つの成分の全ての感覚刺激性の維持を可能にする
。更に、これらの製品中の充填物は、移動を制限する水分活性低下剤を含有する
【0009】 更に、欧州特許第687,420号は、、ビスケット及び、より特定するとヨ
ーグルトを基材とした発酵又は未発酵酪農製品から成る充填物を含んで成る複合
食品組成物を記載する。
【0010】 その文書は、ヨーグルト中に含まれている乳酸菌が、汚染するカビ又はイース
トの生育を促進することなく生きている製品をより明確に記載する。この効果に
対して、充填物(逆水中油型エマルションの形のヨーグルト)は、0.75〜0
.86の水分活性を有し、ビスケットは接触する前に0.25〜0.45の水分
活性を有し、平衡は7日後に確立し、0.75〜0.81のAwが生じる。
【0011】 その文書の筆者によれば、食品組成物は、充填物からペーストリー製品への水
の制御された移動の影響を受ける。しかしながら、充填物は、それがエマルショ
ンの生成を可能にするように多量の植物脂肪(コプラ油)及び“湿った”充填物
からペーストリー製品への水の移動を制限するために、特にもしも後者がボリボ
リと音を立てる性質を維持しなければならない場合、多量の水分活性低下剤(ソ
ルビトール)を含有する。
【0012】 中央に配置された内部のくぼみの中に、ソースタイプの前もって加工された食
品の水に富む充填物を含有するパンから成る複合製品が、フランス特許第2,7
43,698号から公知であり、内部のくぼみの壁は、このくぼみの中に留まっ
た湿った充填物を漏れ口をふさぐ(leaktight)方法で隔てることを意図された 加工チーズでコートされている。チーズは、くぼみ中で冷状態で付着しており、
そして全体を調理する操作により溶融する。
【0013】 加えて、この製品は迅速な消費に対して意図されておりそして冷温度(4〜1
2℃)で変性された雰囲気下数時間又は数日を超える期間は保存できない。
【0014】 一般に、現在まで既知の全ての製品は、糖及び一般にはAw低下剤の添加によ
りAwが減少した乳製品充填物及びビスケットの組み合わせから成る。これらの
充填物は、最もしばしば脂肪に富む。更に、現存する製品は、“サンドイッチ”
セクター(sector)に属するものを除いて、甘味製品セクターに属する。
【0015】 風味のあるセクターに属し、“スナック”の形で好都合に提供されそして少な
くとも10週間冷温度売場で保存できるチーズとビスケットの組み合わせは、知
られていない。
【0016】 本発明の目的は、風味のあるセクターに属しそして新鮮な製品のカテゴリーに
分類される、ビスケット及びチーズタイプの酪農製品から成る複合製品、即ち4
〜12℃で数週間、好ましくは少なくとも8週間保存される製品を消費者に提供
することを目的とする。
【0017】 本発明の主題は、加工チーズから成り風味を有する酪農製品を基材にした充填
物及びビスケットを含んで成る複合食品であって、その複合製品においてビスケ
ットは50〜90%の乾物及び少なくとも0.6、好ましくは少なくとも0.8
の接触前の水分活性(Aw)を有し、そしてチーズは20〜80%の乾物及び0
.95を超える接触前の水分活性を有し、該複合食品は熱状態で加工チーズをビ
スケット上に付着させることにより得られそして0.95を超える水分活性で平
衡状態である。
【0018】 ビスケットの水分活性は、一般に0.6〜0.95であり、好ましくは0.8
〜0.95であるが、しかし幾つかのビスケット配合物においては0.95を超
えることができる。
【0019】 製品の水分活性は、食品分野において周知である一般概念であり、しばしば(
Aw)の形で省略されるこの測定値は、サンプル中の水の利用可能性を評価する
。大抵の場合、この水分活性は製品の含水量に比例しない。
【0020】 例により、次のように言及される: チョコレート:約1%の水 Aw:0.50 バター:16%の水 Aw:0.99 果実を有するヨーグルト:82%の水 Aw:0.99 水中10%のグリセロール Aw:0.95 製品のAwの測定を可能にする方法は、当業者に既知である。
【0021】 全く意外にも、出願人は以下の内容を明らかにした;即ち、前記のようなそれ
らの特定の物理的特性に対して選択されたビスケット製品に対する充填物として
先に記載された特性を有する伝統的加工チーズの使用により、加工チーズの配合
において慣習的に用いられそしてこの役割を果たす原料の成分配合剤(ラクトー
ス又は慣習的な添加剤(塩))は別にして、水分活性低下剤を添加することなく
、一般に4〜12℃の温度の冷温度ラインに少なくとも8週間保存できるスナッ
クの形で消費できる新規な製品を得ることが可能となり、変性した雰囲気下でそ
れらを包装する必要は無いが、しかしこの形式の包装は製品の保存寿命を更に延
ばすために排除されない。
【0022】 従って、本発明の係る複合食品は、それが前記した特性を有するビスケット並
びに有機的な要素及び/又は調味料を含み、又はオーバーランを得る原因となる ことのできる前記のような加工チーズから本質的になることを特徴とする。
【0023】 本発明の係る“スナック”タイプの複合製品は、好都合には50〜80%の加
工チーズ及び好ましくは少なくとも0.8のAwを有する20〜50%のビスケ
ット製品から成る。
【0024】 好ましくは、ビスケット製品は、0.9を超えるAw(これは、少なくとも0
.95であってよい)を有するように選択される。
【0025】 冷温度で少なくとも8週間保存できるそのような複合製品の製造が、本発明に
従い、加工チーズと接触して不都合な改変を受けない前記のような物理的特性を
備えたビスケット製品の選択及び使用により可能となった。ビスケット製品は、
好ましくは甘味を加えていないで、しなやかな、均質なそして弾性の組織を有し
そして当業者に既知の技術に従い、次に成分:水、ベーキングフラウ(baking f
lour)、卵、塩、プロピオン酸カルシウムのような法律により認可された防腐剤
を混合しそして焼くことにより製造される。
【0026】 好都合には、ビスケット製品は、ビスケット生地の配合中に含まれるチーズ製
品を含んで成る。
【0027】 一般に、“チーズケーキ”タイプのこれらの製品は、0.90を超える水分活
性を有しそしてそれは0.95を超えることができる。
【0028】 “甘味を加えていない”ビスケット製品は、基本成分の成分である炭水化物は
別として、スクロース又は甘味剤が添加されていない製品を意味するものと理解
される。
【0029】 同様に、加工チーズは、添加されたスクロース又は糖代替品(甘味剤)を含ま
ない。
【0030】 本発明に係る複合製品は、次の方法により製造できる: 加工チーズを、当業者に周知の今日の技術に従い、好ましくは5〜75%の乾
物に対する脂肪含量を用いて製造する。
【0031】 得られたチーズスラリーは、オーバーランを得る原因となることができ及び/
又は種々の成分、調味料もしくは有機的な要素の添加により風味を添えることが
できる。
【0032】 次いで、それを好都合には70〜95℃の温度の熱状態で前記のビスケット上
に付着させる。
【0033】 二種の成分を接触させた後に、最初の2,3日中に平衡が二種の成分間で徐々
に確立され、そしてそれは製品の全保存寿命中に殆ど変化しないであろう。5〜
7日のオーダーの接触期間後に平衡に達する。平衡でのAwは、0.95を超え
る。
【0034】 例により、78%の乾物及び0.8のAwを有するビスケット並びに43%の
乾物及び0.97のAwを有する加工チーズから構成される製品は、2日後に次
の値:DE=46%及びAw=0.97に達し、そしてそれらの値は製品の保存
寿命中、安定のままである。
【0035】 好ましくは、最終製品は、ビスケットの2つの層の間の加工チーズの層から成
るであろうが、しかしあらゆる他のタイプの組み合わせは、本発明の範囲に属す
る。例により、交互に、加工チーズの少なくとも2つの層とビスケットの3つの
層から成る“ミルフィーユ”タイプの製品、加工チーズの層がビスケットの層の
上に注がれており、全体がらせんに巻かれて丸くなりビスケットと加工チーズの
交互のらせん層を形成している“ロール”タイプの製品、そして加工チーズがビ
スケット中に完全に包まれている充填製品(例えばターンオーバー)が言及され
うる。
【0036】 製品の形状及び重量は、変化することができる:好ましくは、それらは、平行
六面体、立方体、円柱、球体又はあらゆる他の適当な形の形状である。重量は、
5〜100g、好ましくは5〜50gである。
【0037】 製品は、表面装飾(点々の模様又は有機的な要素)を有することもできる。
【0038】 本発明の主題は、更に本発明に係る製品の製造方法である。その方法は、加工
チーズの付着に対する今日の技術に従い、本質的に70〜95℃の温度でビスケ
ットの上に熱加工チーズを直接付着させることを特徴とし、その製品は加工チー
ズの付着前又は付着後に所望の寸法の部分に切断されそして冷却前又は冷却後に
包装される。
【0039】 本発明の方法の第一の実施態様によれば、ビスケット部分を、得ることが望ま
まれる最終製品の形状に対して適切な大きさ及び形状を有するように切断し;ビ
スケット部分を、アルミニウムなどから好都合に製造され、加工チーズの包装に
対して伝統的に使用されている包装装置の皿のくぼみ中に置かれた柔軟なシェル
内に付着させ;加工チーズを、70〜95℃の温度の熱状態でビスケット上に注
ぎ;好ましくは第1のビスケット層の形状と同一の形状を有する第2のビスケッ
ト層を、加工チーズ層の上に付着させ次いで柔軟なシェルをカバーで閉じ、全体
は包装を形成する。
【0040】 次いで、その包装内の製品を冷却し次いで部分を、箱、包み又はあらゆる他の
包装のような適当な外側包装中に一緒に寄せ集める。部分の大きさ及び形状は、
変化することができそして重量は5〜100gである。
【0041】 本発明の第二の実施態様によれば、ビスケットを所望の最終製品の大きさに切
断し次いで大きさが切断片の形状に適合した皿の底に置く。加工チーズを70〜
95℃の温度の熱状態でこのビスケット層の上に注ぎ、次いで好ましくは最初の
ものと形状が同じである第二のビスケット層を加工チーズ層の上に付着させる。
次いで、皿を蓋の助けにより閉じる。全体を冷却し次いで所望により外側包装内
に一緒に寄せ集める。最適には、皿内の製品包装は、製品の保存寿命を改善する
ために変性雰囲気下で行われるであろう。
【0042】 皿の形状及び大きさは、変化することができそして製品の重量は、5〜100
gである。皿が製造される材料は、好ましくは型から取り出す間、好ましいレリ
ースを伴う変形しうるプラスチック材料である。
【0043】 本発明の第三の実施態様によれば、大きな寸法のビスケットシートが、出発材
料として用いられる。第1のシートを70〜95℃の温度の熱状態で加工チーズ
の層で覆い次いで第2のビスケットシートをこの層の上に付着させる。全体を冷
却し次いで所望により適当な大きさ及び形状を有する複数の一片に切断し次いで
得られた部分を硬質包装(皿など)又は軟質包装(アルミニウム箔など)内に包
装する。次いで、部分は、売買のために一緒に寄せ集めることができる(例えば
ひもの形で)。シートの寸法は、好都合には50×50cmのオーダーでありそ
してそれらは0.5cmの厚さを有する。
【0044】 有利な二者択一は、“丸い物”が得られるように、その上に充填物が付着され
たビスケットの板状物(シート)をそれらの上に丸め、次いで部分を所望の大き
さに横方法に切断し次いでそれらを包装することから成る。
【0045】 第四の実施態様によれば、所望量の熱加工チーズを、70〜95℃の温度でベ
ーキングオーブンの出口で熱ビスケット製品の第1のシートの上に注ぐ。熱ビス
ケット製品の第2のシートを、熱加工チーズの上に置きそして所望により所望の
大きさに切断した後に全体を包装する。包装された製品を販売する前に冷却する
【0046】 ビスケット層とチーズ層が繰り返されている“ミレフィーユ”タイプの製品を
製造することも可能である。
【0047】 前記の実施態様は、清潔な状態での優れた製造を可能にしそして微生物学的に
安全な製品の製造を可能にする;何故なら、熱チーズをビスケットと接触させそ
して包装を“熱状態で”行い、全体が無菌状態で行われるからである。更に、用
いられるプロセスは、プロセスを完全に自動化できるようにする加工チーズ製造
技術において、普通に用いられているプロセスである。
【0048】 好ましくは、完成品をそれらの保存寿命を延ばすために変性雰囲気下で包装す
る。
【0049】 本発明は、明らかに消費者に重要である完全な清潔の条件下で製造できる広範
囲の製品の製造を可能にする。実際、本発明は、風味のあるセクターに属しそし
てチーズの全ての栄養物摂取の利益をビスケット製品の追加の利益と組み合わせ
た棒のような、“スナック”タイプの製品を提供することを可能にする。
【0050】 本発明を次に実施例により説明する。 実施例1: 加工チーズを、伝統的な加工技術に従って製造し、そしてその加工チーズの特
性は以下の通りである: DE 48% 乾物に対する脂肪の含量 55% Aw 0.98 この製品は、以下の原料: エメンタール(Emmental) 32% チェダーチーズ 25% バター 10% 乳化塩(ナトリウムポリホスフェート) 2.5% 塩化ナトリウム 0.5% 水 適量ないし100% を用いそして2分間110℃の熱処理を用いて得られる。
【0051】 熱加工チーズは、それが、バッファータンク(buffer tank)を通過後、例えばC
orazza会社により販売されている加工包装装置の伝統的ホッパー中に移動せしめ
られるとき90℃の温度を有する。
【0052】 同時に、0.8のAw及び78%のDEを特徴とし、所望の真の製品の大きさ
、即ち3×6cmの長方形に前もって切断されたジェノバ部分を、この包装装置
に移動させる。
【0053】 二種の製品を、包装装置の皿の上に置かれたアルミニウムシェル内に連続的に
置く。最初の動きにおいて、ジェノバの一片をアルミニウムと接触して置き、8
5℃のチーズの必要用量、即ち約25gを注ぎ、次いで第1の物と同じ寸法及び
同じ形状を有するジェノバの第2のスライスを付着させ、次いでアルミニウムカ
バーを付着させそしてその部分を折り重ね次いでシェルでシールすることにより
閉じる。
【0054】 次いで得られた部分を消費者に販売するために1つの箱に5つの群に集める。
【0055】 5日後に各製品のAw値間で平衡が確立し、0.96のAwに達する。この製
品は、二種の成分の感覚刺激性を低下させることなく4〜8℃で数週間保存でき
る。 実施例2: 加工チーズを、伝統的な加工技術に従って製造し、そしてその加工チーズの特性
は以下の通りである: DE 30% F/D 25% Aw 0.98 この製品は、次の原料: エメンタール(Emmental) 25% 低脂肪の粉ミルク 12% 乳化塩 2.5% 塩化ナトリウム 0.5% 水 適量ないし100% を用いそして5秒間140℃の熱処理を用いて得られる。
【0056】 包装機械に移す前に、熱スラリーは20%のオーバーラン%を得るためにMond
omix(登録商標)オーバーラン製造装置を通過させることによりオーバーランを
得させる。
【0057】 泡状の製品は、80℃の熱状態でIllig(登録商標)タイプの包装機械のホッ パー中に運ばれる。
【0058】 同時に、以下のプロセスに従って製造したチーズケーキの前もって切断された
複数の一片を包装機械に送る: ・以下の成分(重量で)を混合する: チーズ製造からの酸カード 70% 糖 10% 小麦粉 10% 官能化乳タンパク質 10% ・180℃で30分間混合物をベーキングする。
【0059】 得られたこの製品は、0.9のAw及び70%の乾物を有する。 チーズケーキの第1の一片を、包装皿のくぼみ内に置かれた、5×5cmの寸法
を有するミニタブ(mini-tub)中に置き、オーバーランを有する加工チーズの必
要用量(20g)を、75℃の熱状態でチーズケーキのこの層の上に注ぎ、次い
でチーズケーキの第2の一片を熱チーズ上に付着させ次いで保存を改善するため
に窒素の注入後、ミニタブを蓋の助けで閉じる。
【0060】 製品間の平衡は、3日後に達成されそしてAwは0.96で確立される。得ら
れた製品は、4〜8℃で8週間保存できる。
【0061】 このプロセスの二者択一は、5層のパン生地と3層の加工チーズを交互にする
ことにより“ミルフィーユ”を製造することから成る。 実施例3: 実施例1の配合に係る熱加工チーズを、ベーキングオーブンから現れる、実施
例1の熱ビスケット製品のシートの上に注ぐ。もう1つのベーキングオーブンか
ら取り出したビスケット製品の第2のシートを、熱チーズの上に付着させる。得
られた製品を切断し次いで部分を“フローパック”タイプの包みの中に包装する

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工チーズから成り風味を有する酪農製品を基材にした充填
    物及びビスケットを含んで成る複合食品であって、ビスケットが50〜90%の
    乾物及び少なくとも0.6、好ましくは少なくとも0.8の接触前の水分活性(
    Aw)を有しそしてチーズが20〜80%の乾物及び0.95を超える接触前の
    水分活性を有し、該複合食品が熱状態で加工チーズをビスケット上に付着させる
    ことにより得られそして0.95を超える水分活性で平衡状態である、前記複合
    食品。
  2. 【請求項2】 加工チーズが、水分活性低下剤を有しないことを特徴とする
    、請求項1記載の複合食品。
  3. 【請求項3】 加工チーズスラリーが、最終製品の50〜80%を示しそし
    てビスケットが最終製品の20〜50%を示すことを特徴とする、請求項1又は
    2記載の複合食品。
  4. 【請求項4】 複合食品が、熱状態で加工チーズスラリーをビスケット上に
    注ぐことにより得られることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の複合食品。
  5. 【請求項5】 水分活性の平衡が、7日未満の接触期間後に達成されること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の複合食品。
  6. 【請求項6】 加工チーズが、乳化塩、チーズ、新鮮なカード及び所望によ
    り他の成分の存在下又は非存在下、熱処理下で加工することにより得られること
    を特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合食品。
  7. 【請求項7】 加工チーズが、オーバーランを得る原因となっていることを
    特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の複合食品。
  8. 【請求項8】 加工チーズが風味を添えられていることを特徴とする、請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の複合食品。
  9. 【請求項9】 ビスケットが、ボリボリしないビスケット又は50〜90%
    の乾物及び少なくとも0.6、好ましくは少なくとも0.8の水分活性を有しそ
    してそれらの感覚刺激性及び組織特性に不利に作用することなく再度湿る能力を
    有するしなやかな、均質なそして弾性の組織を有するパン・菓子類製品から選ば
    れることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の複合食品。
  10. 【請求項10】 ビスケットが、生地の配合中に含まれているチーズ製品を
    含むビスケットであり、ビスケットが0.90を超える水分活性を有することを
    特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複合食品。
  11. 【請求項11】 複合食品が、2つのビスケット層の間の少なくとも1つの
    加工チーズ層から構成されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項
    に記載の複合食品。
  12. 【請求項12】 複合食品の重量が、5〜100g、好ましくは5〜50g
    であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の複合食品。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12に記載の複合食品の製造方法であって、加
    工チーズを、70〜95℃の温度でビスケット上に直接注ぐことを特徴とする、
    前記複合食品の製造方法。
  14. 【請求項14】 柔軟なシェル中に第1のビスケット層を入れ、加工チーズ
    を70〜95℃の温度でビスケット層の上に注ぎ、加工チーズを第2のビスケッ
    ト層で被覆し、所望によりチーズを注ぐ工程及びもう1つのビスケット層で被覆
    する工程を繰り返し、次いで柔軟なシェルをカバーで閉じ、全体が包装を形成す
    ることから成る工程を特徴とする、請求項13記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 第1のビスケット層を皿の底に置き、加工チーズを70〜
    95℃の温度で第1のビスケット層の上に注ぎ、チーズを第2のビスケット層で
    被覆し、所望によりチーズを注ぐ工程及びもう1つのビスケット層で被覆する工
    程を繰り返し、次いで蓋の助けにより皿を閉じることから成る工程を特徴とする
    、請求項13記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 ビスケットの第1のシートを70〜95℃の温度で熱加工
    チーズの層で被覆し、このチーズ層の上にビスケットの第2のシートを付着させ
    、所望によりチーズを注ぐ工程及びもう1つのビスケット層で被覆する工程を繰
    り返し、全体を冷却し、次いで得られた製品を所望の大きさの複数の一片に切断
    することから成る工程を特徴とする、請求項13記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 70〜95℃の温度の熱ビスケットの第1のシートの上に
    、70〜95℃の温度の熱チーズの層を付着させ、熱加工チーズの層を70〜9
    5の温度で熱ビスケットの第2のシートで被覆し、所望によりチーズを注ぐ工程
    及びもう1つのビスケット層で被覆する工程を繰り返し、次いで全体を冷却しそ
    して所望により得られた製品を所望の大きさの複数の一片に切断することから成
    る工程を特徴とする、請求項12記載の製造方法。
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